JPH09124180A - 二層ゴムローラ及びその製造方法 - Google Patents

二層ゴムローラ及びその製造方法

Info

Publication number
JPH09124180A
JPH09124180A JP28415195A JP28415195A JPH09124180A JP H09124180 A JPH09124180 A JP H09124180A JP 28415195 A JP28415195 A JP 28415195A JP 28415195 A JP28415195 A JP 28415195A JP H09124180 A JPH09124180 A JP H09124180A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
elastic body
rubber
rubber roller
layer
manufacturing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP28415195A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuru Hasegawa
長谷川  満
Atsushi Ota
温 太田
Yutaka Narita
豊 成田
Takayuki Yoshii
孝之 吉井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP28415195A priority Critical patent/JPH09124180A/ja
Publication of JPH09124180A publication Critical patent/JPH09124180A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Dry Development In Electrophotography (AREA)
  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
  • Rolls And Other Rotary Bodies (AREA)
  • Heating, Cooling, Or Curing Plastics Or The Like In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 耐久性に優れた二層ゴムローラ及びその製造
方法を提供することを目的とし、また、ムーニー粘度や
スウエルが大きく異なるゴム材料であっても容易に形成
できる二層ゴムローラ及びその製造方法を提供すること
を目的とする。 【解決手段】 金属軸芯12の同心円状に弾性体13を
有し、その周囲に弾性体14を形成し、弾性体13と弾
性体13とが加硫接着されている二層ゴムローラであ
り、弾性体13を加硫して形成した後に、外径寸法を整
え、未加硫の弾性体14を加硫することによって、弾性
体13,14とを加硫接着する製造方法であり、弾性体
13と弾性体14を形成するゴム材料のムーニー粘度や
スウエルが大きく異なるゴム材料であっても容易に形成
できる製造方法であり、且つ、耐久性が向上した二層ゴ
ムローラである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明に属する技術分野】本発明は、複写機やファクシ
ミリ等のOA機器に使用される帯電、転写、現像、レジ
スト及び排紙ローラ等に用いられる二層ゴムローラ及び
その製造方法に関し、詳しくは、鉄等で作られた金属軸
芯の周囲に硬度の異なる二層のゴム層を形成した二層ゴ
ムローラ及びその製造方法に係るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、複写機等に使用されるゴムロー
ラ、例えば、現像ローラが図4に示されている。図4
(a)はその斜視図であり、同図(b)はX−Y線に沿
った断面図である。同図に於いて、シャフト1に金属軸
芯2が設けられ、その外周に弾性体3が設けられ、更
に、弾性体3の周囲に硬度の異なる弾性からなる磁性層
4が同心円状に配設されている。
【0003】ゴムローラの用途、例えば、帯電、転写、
現像、レジスト及び排紙ローラ等の用途に応じて、その
ローラの表層には、トナーの剥離性を向上したり、耐磨
耗性を向上したり、或いは、図4に示すように磁性層4
が形成されている。このようにゴムローラの表層には弾
性体3と弾力性が異なるとともに、上記の用途に応じた
特性を有する第2の弾性体が形成された二層構造、所
謂、二層ゴムローラが使用されている。又、用途によっ
てシャフト1及び金属軸芯2の構造も異なる。
【0004】通常、このような二層ゴムローラの製造方
法としては、以下のようなものがある。その製造方法
の一つとしては、金属軸芯2の周囲に形成されたゴムか
らなる弾性体を加硫した後に、研削などによって外径を
仕上げる。その後に、加硫した弾性体の表面に、ゴム材
料をスプレーガン等によって吹き付けて塗布して弾性を
有する表層を形成する方法がある。
【0005】又、他の製造方法としては、金属軸芯2
の周囲のゴム材料による弾性体3と表層のゴム材料から
なる弾性体4とを2軸押出し機によって、同時に押し出
し形成して二層構造のゴムチューブを作製し、これを加
硫した後に金属軸芯2に挿入し、その後、金属軸芯2に
挿入されたゴムチューブを研削などによって外径を所定
寸法に仕上げて、図4に示すような二層ゴムローラを製
造する方法である。
【0006】更に、他の製造方法としては、図5
(a),(b)に示すように、金属軸芯2に弾性体3を
形成して、更に、表層の弾性体4となるゴムチューブを
作製して、このゴムチューブを金属軸芯周囲に形成され
た弾性体3を被覆するように挿入して二層ゴムローラを
製造する方法である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記各
製造方法には、以下のように欠点がある。現像ローラで
は、表層の弾性体4に耐磨耗性や磁力を形成するために
多量の補強剤やフィラー、例えば、カーボンや磁性材料
(Fe,Ni,Co,Mn等)をゴム材料中に分散させ
ている。これらの補強剤やフィラーを混入させたゴム材
料を溶剤等で混合してスプレーガン等でよって塗布する
製造方法では、塗料タンク内で補強剤やフィラーが沈
降するおそれがある。更に、スプレーガンの詰まりが生
じ易い欠点を有し、安定した品質を維持することや均一
な膜厚を得ることが容易でない欠点がある。
【0008】又、2軸押出し機等によってゴムチューブ
等を押し出し形成して金属軸芯2に挿入して二層ゴムロ
ーラを形成する製造方法では、表層の弾性体4には多
量の補強剤やフィラーがゴム材料中に分散されており、
表層の弾性体4のゴム材料は金属軸芯2の同心円状に設
けられた弾性体3のゴム材料のムーニー粘度(ムーニー
粘度計による粘度)が大きくなる。従って、図6に示す
ように、矢印5に示すようなスウエル応力の緩和が働い
て、表層の弾性体4と金属軸芯のゴム材料(弾性体3)
とのスウエル応力の差によってゴムの収縮が発生して、
ゴムチューブの厚みが極端に薄く、或いは厚くなってゴ
ムチューブが波打つために、平滑な二層ゴムチューブを
得ることができない欠点がある。
【0009】このようなゴムチューブを金属軸芯2に挿
入した後に、図7に示すように、プレス加硫を行ったと
すると、例えば、プレス加硫した時に金型6の上金型6
aと下金型6bとの合わせ目6cからゴムが流れ出てバ
リが発生するおそれがある。又、表層の弾性体4のゴム
の厚みがバラツキ、極端な場合には表層のゴム材料が部
分的に存在しないゴムローラになるおそれがある。更
に、このような表層の厚みにバラツキがある2層ゴムロ
ーラを現像ローラとして使用すると、画像に濃度ムラ等
が発生して好ましくない。
【0010】このような問題点を改善するために、パイ
プ金型内で加硫する方法がある。しかし、波打ったゴム
チューブであるために、パイプ金型の内径がゴムローラ
の外形寸法と略等しい内径を有したとしても、パイプ金
型内にゴムローラを挿入して加硫すると、波打ったゴム
ローラに空気が入り込み、結果的にゴムの仕込み量が少
なくなり、正常なローラを作製することができない欠点
がある。更に、これを改善する製造方法として、金属軸
芯にゴムチューブを挿入した後に、ゴムローラ表面に、
例えば、綿テープ等を巻き、釜加硫する方法がある。し
かし、この製造方法では、過酸化物加硫を行った場合に
は重合反応が不十分となり、ゴムが形成されずに、加硫
阻害、即ち、ゴムが形成されない状態を生じて正常なロ
ーラを作製することがない欠点がある。更には、綿テー
プの巻きピッチに対応した画像不良が発生するおそれも
ある。
【0011】更に、図5に示した表層のゴムチューブを
形成してこれを挿入するローラの製造方法では、弾性
体とチューブが未接着であるので、使用中にチューブが
捻じれて、現像ローラでは満足な画像が得られないこと
がある。現像ローラ以外の用途に使用される場合にも種
々の問題が発生して好ましいものではない。
【0012】本発明は、上述のような問題点に鑑みなさ
れたものであり、耐久性に優れた二層ゴムローラ及びそ
の製造方法を提供すること目的とする。又、本発明は、
ムーニー粘度やスウエルが大きく異なるゴム材料、又は
過酸化物加硫を用いた場合でも加硫が十分に行われ、表
層の厚みが安定した品質を維持し得る二層ゴムローラ及
びその製造方法を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述のような
課題を達成するためになされたものであり、請求項1に
記載の発明は、金属軸芯の同心円状に第1の弾性体を有
し、その周囲に第2の弾性体を形成した二層ゴムローラ
に於いて、前記第1の弾性体を被覆する前記第2の弾性
層が前記第1の弾性体に加硫接着していることを特徴と
する二層ゴムローラであり、第1の弾性体と第2の弾性
体とが加硫接着されることによって、使用時に捻じれの
発生を解消することができるので耐久性を高めることが
できる。
【0014】又、前記請求項2に記載の二層ゴムローラ
に於いて、前記第2の弾性体に磁性体粉を含有し、前記
第2の弾性体の表面に離型層を有することを特徴とする
二層ゴムローラであり、第1の弾性体と硬度の異なる弾
性体であっても第1と第2の弾性体が加硫接着されるこ
とにより、第2の弾性体に磁性体粉等を混入させるたと
しても二層ゴムローラの耐久性を高めることができる。
【0015】又、請求項3に記載の発明は、金属軸芯の
同心円状に第1の弾性体を有し、その周囲に第2の弾性
体を形成した二層ゴムローラの製造方法に於いて、ゴム
を加硫することによって前記第1の弾性体を形成した
後、前記第1の弾性体に未加硫のゴムを被覆して、前記
第1の弾性体の熱膨張によって前記未加硫のゴムを前記
第1の弾性体に加硫接着することを特徴とする二層ゴム
ローラの製造方法であり、第1の弾性体に未加硫のゴム
を被覆して加硫することにより第1の弾性体が熱膨張す
ることによって第1の弾性体と第2の弾性体とが加硫接
着されるようにしたものであり、パイプ金型に規制され
て第1の弾性体の熱膨張を利用して第2の弾性体に加硫
接着されるので、耐久性が向上する。
【0016】又、請求項4に記載の発明は、請求項3に
記載の二層ゴムローラの製造方法に於いて、前記加硫接
着する工程が前記第1の弾性体に前記未加硫のゴムを設
けた後に、パイプ金型で外形を規制して電気加熱炉内で
加硫することを特徴とする二層ゴムローラの製造方法で
あり、第1の弾性体に未加硫のゴムを被覆して、パイプ
金型で外形を規制して加熱炉内で加硫することによっ
て、第1の弾性体の熱膨張によって第1と第2の弾性体
とが加硫接着されることよって第1と第2の弾性体との
接着強度を高めることができる二層ゴムローラの製造方
法であり、耐久性の向上させることができる。又、加熱
炉として電気炉を用いることによって過酸化物加硫剤を
用いたとしても蒸気による加硫阻害が解消される。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1は、本発明に係る2層
ゴムローラの実施例を示す斜視図であり、一実施形態と
して現像ローラとして使用された場合について説明す
る。同図に於いて、シャフト11に同心円状に金属軸芯
12が形成され、更に、金属軸芯12に接着剤によって
同心円状に加硫されたゴム材料からなる第1の弾性体1
3が固着されている。更に、弾性体13を被覆するよう
にゴム材料からなる弾性体14が形成されている。
【0018】弾性体13は合成ゴム、例えば、ブタジェ
ンゴムを主成分とし、加硫助剤と加硫促進剤が加えら
れ、更に、導電材料として、導電性カーボン等が混入さ
れて加硫されたものである。弾性体14は合成ゴム、例
えば、耐候性、耐熱性に優れたエチレンプロピレンゴム
を主成分とし、弾性体14が金属軸芯12に同心円状に
被覆されて加硫助剤と加硫促進剤が加えられて加硫され
て形成されており、弾性体14は弾性体13に加硫接着
され、強固に固着されている。尚、弾性体13,14の
配合の詳細は、以下の表1〜表3に示した。弾性体13
の配合が表1に示され、弾性層14の配合が表2又は表
3に示されている。
【0019】又、弾性体14には、表2又は表3に示し
たように、バリウムフェライト等の磁性体粉末が分散さ
れている。更に、弾性体14の表層には、トナーの離型
性を改善するために、例えば、ポリアミド樹脂粉末等が
混入される場合がある。
【0020】又、二層ゴムローラの表層の弾性層には、
その二層ゴムローラが使用される用途、帯電、転写、レ
ジスト及び排紙ローラ等に応じて、そのローラの表層に
は、種々公知の物質が混入されている。
【0021】次に、本発明に係る二層ゴムローラの製造
方法の実施例について、図2,図3を参照して説明す
る。先ず、鉄等の金属軸芯12の表面に接着剤が塗布さ
れた後に、表1の配合No1によるゴム材料をオープン
ローラによってゴム練りを行って押出し機に投入され、
ダイからゴムチューブが押し出され、このゴムチューブ
によって金属軸芯12が被覆されている。
【0022】弾性体13のゴム材料は、加硫促進剤や補
強助剤を表1に示す重量部に基づいて配合され、練られ
たものである。金属軸芯11の外形寸法は、例えば、1
0mmである。この金属軸芯11にゴムチューブが被覆
された後に、熱プレス機による加硫工程に進む。熱プレ
ス機は、割型の金型であり、この割型の金型に、金属軸
芯11に設けられた未加硫のゴムチューブが装填され
て、プレス加硫されている。この加硫条件は加硫温度が
150℃であり、加熱時間は20分間行われた。続い
て、ゴムを加硫した後に、円筒研削盤によって弾性体1
3の外径寸法を19mmに仕上げた。弾性体13の厚み
は4.5mmである。図2(a)に示すように、金属軸
芯12に第1の弾性層13が形成される。
【0023】
【表1】
【0024】但し、BR01:ブタジエンゴム,BP1
000:液状ブタジエンゴム,TT:テトラメチルチウ
ラムジスルフィド,CZ:N−シクロヘキシル−2−ベ
イゾチアジールスルフェンアミド、又、ダイスウエルは
押し出し形成されるチューブの直径を基準とし、以下の
表2,3についても同様である。
【0025】弾性体13の製造に続いて、弾性体14の
製造工程に進む。弾性体14のゴム材料は、表2に示し
た配合No2による材料によってゴム練りを行って、押
出し機に投入して、ダイを介して内径が18.5mm、
肉厚が0.8mmのゴムチューブが押し出し形成され
る。
【0026】
【表2】
【0027】但し、EP21:エチレンプロピレンゴ
ム,DM:ジベンゾチアジルジスルフィド,R:4.4 ′
-Dithio-bis-dimorpholine、
【0028】続いて、先の製造工程による金属軸芯に弾
性体13が設けられたゴムローラに、配合No2による
ゴムチューブを圧入した。圧入には圧縮エアーを用いて
行った。続いて、図3(b)に示すパイプ金型を用い
て、未加硫のゴムチューブが被覆されたゴムローラをパ
イプ金型内に装填して電気炉内で加硫を行った。パイプ
金型の内径寸法が21mmのパイプ金型が用いられ、こ
の加硫条件は加熱温度が150℃であり、加熱時間は4
0分である。
【0029】この加硫工程の結果、弾性体13と弾性体
14は加硫接着された。加熱後、室温で約1時間冷却す
ることによって、内部のゴムが収縮してパイプ金型15
からゴムローラを容易に取り出すことができる。
【0030】尚、図3(b)はパイプ金型の概略図であ
る。同図に示すように、パイプ金型15は中空円柱(以
下、パイプ)15aと、その両端の開口部を塞ぐ円板状
蓋体16a,16bとからなり、円板状蓋体16a,1
6bにはシャフト11が貫通する貫通孔が設けられてい
る。パイプ金型15内に、金属軸芯11に設けられた弾
性体13にゴムチューブが被覆されたゴムローラがパイ
プ15a内に挿入されて、パイプ15aの両端は円板状
蓋体16a,16bが設けられて治具等により固定され
る。その時のゴムローラとゴムチューブの圧入代は、0
〜1mmであり、パイプ15aの内壁面と弾性体14と
なるゴムチューブとのギャップは、0.1〜0.3mm
にするのが好ましい。
【0031】この製造工程では、図3(a)に示すよう
に、パイプ金型15内に金属軸芯12の周囲に設けられ
た弾性体13と未加硫ゴムチューブ(弾性体14)との
熱膨張Aによって、パイプ15aの内部圧力が増大し
て、パイプ15a内面に存在する空気等がパイプ15a
外へと排出される。そのために、加硫されたローラに
は、例えば、スウエル応力の差によるチューブの波打ち
に起因する空気等の混入による凹凸は解消された。
【0032】又、金属軸芯12の弾性体13を予め加
硫、研削して外径を均一に仕上げ、パイプ金型で外径を
規制しているために、表層の弾性体14の厚みも均一に
なった。更に、従来のように、金型の合わせ目に発生す
るパーティングラインもなくなり、円周方向に対して均
一な特性を有する二層ゴムローラが形成される。
【0033】次に、弾性層14の形成する他の製造方法
について説明する。この製造方法は、エチレンプロピレ
ンゴムに過酸化物加硫剤等を混入させてゴム練りしたゴ
ム材料によって、弾性体14を形成したものである。こ
のゴム材料は表3に示した配合No3によるものであ
る。このゴムチューブの製造方法は、弾性体14の形成
に際し、表3から明らかなように、過酸化物加硫剤を用
いており、配合2と同様にゴム練りを行った後に、押出
し機からダイを介してゴムチューブが弾性体13を被覆
するように形成された後、上記パイプ金型を用い、電気
炉内で加硫を行っている。従って、釜加硫で起こる蒸気
に起因する加硫阻害は発生しなかった。
【0034】
【表3】
【0035】但し、パーヘキサ25B/40:25-Di-methyl-
2.5-di hexane,タイク:トリアリル・イソシアヌレー
ト、
【0036】上記のように、本発明では、金属軸芯の周
囲に二層の弾性体を形成した二層ゴムローラであり、こ
れらのゴムを形成するゴム材料のムーニー粘度やスウエ
ルが大きく異なるゴム材料であっても、二層ゴムローラ
を製造するに当たり、金属軸芯に第1の弾性体をゴム材
料を加硫して形成した後に、研削して所定の外径寸法を
整え、その後に、第1の弾性体を被覆するゴム材料で被
覆して、パイプ金型内に装着して加硫して第2の弾性体
を形成した。金属軸芯周囲に二層構造のゴムによる弾性
体が形成され、第2の弾性体の加硫工程で、第1の弾性
体と第2の弾性体が加硫接着されるので、耐久性に富む
二層ゴムローラが提供できる。
【0037】尚、上記実施例では、第1の弾性体にはブ
タジエンゴム、第2弾性体にはエチレンプロピレンゴム
がそれぞれ用いられているが、この合成ゴムに限定する
ことなく、用途に応じて異なったゴム材料が用いられ得
る。例えば、第1の弾性体としてはジエン系ゴム、第2
の弾性体としてはオレフィン系ゴムの何れかのゴム材料
が用いられ得る。
【0038】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の二層ゴムロ
ーラ及びその製造方法によれば、ムーニー粘度やスウエ
ルが大きく異なるゴム材料であっても、金属軸芯の周囲
に第1と第2の弾性体からなる二層構造のゴムローラを
容易に形成することができる製造方法であり、表層の第
2の弾性体にその用途に応じて、例えば、第2の弾性体
に磁性粉を混入した二層ゴムローラを形成することがで
きる。、しかも、耐久性が高い二層ゴムローラを提供す
ることができる利点がある。
【0039】又、表層の弾性体となる未加硫ゴムチュー
ブに、予め金属軸芯の周囲にゴムを加硫、研削して外径
を均一に仕上げたゴムローラを挿入して、これをパイプ
金型で外径を規制して加硫することで、表層(ゴムチュ
ーブ)厚みが均一となる利点があり、割型金型によるプ
レス加硫によって発生するパーティングラインもなくな
り、ゴムローラの円周方向に対して均一な形状及び特性
を有する二層ゴムローラを得ることができる利点があ
り、現像ローラとして用いれば、画像品質を向上させる
ことができる利点がある。
【0040】又、本発明の二層ゴムローラは、金属軸芯
の周囲に設けられた第1の弾性体とその周囲の第2の弾
性体が加硫接着されており、使用時に表層の第2の弾性
体に捻じれが発生することがない耐久性のよい二層ゴム
ローラ及びその製造方法を提供できる利点があり、複写
機等の現像ローラとして用いたとしても、耐久性が増す
とともに、第2の弾性体(表層)に捻じれが発生するこ
とがないので、画像品質を維持できる利点がある
【0041】又、本発明の製造方法では、金属軸芯のゴ
ムの熱膨張及び未加硫ゴムチューブの熱膨張によって、
パイプ金型内部の圧力が大きくなり、パイプ内面に存在
する空気や反応ガス等がパイプ外へと排出され、空気や
反応ガス等に起因する凹凸が発生しない二層ゴムローラ
の製造方法を提供することができる。
【0042】又、本発明の製造方法では、二層ゴムロー
ラの第1と第2の弾性体を加硫接着に当たって、過酸化
物加硫剤を用いたとしても、パイプ金型を用いて、電気
炉内で加硫することにより、加硫時に発生する蒸気がパ
イプ金型の側方から外部に抜けるので、釜加硫で起こる
得る蒸気による加硫阻害が解消される利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る二層ゴムローラの一実施例を示す
斜視図である。
【図2】(a),(b)は、本発明に係る二層ゴムロー
ラの製造工程を示す断面図である。
【図3】(a)は、本発明に係る二層ゴムローラの製造
工程を示す断面図、(b)はパイプ金型の分解斜視図で
ある。
【図4】(a)は、従来の二層ゴムローラの一例を示す
斜視図、(b)はその断面図である。
【図5】従来の二層ゴムローラの製造方法を示す断面図
である。
【図6】従来の二層ゴムローラの製造方法を示す断面図
である。
【図7】従来の二層ゴムローラの製造方法を示す断面図
である。
【図8】従来の二層ゴムローラを示す斜視図である。
【符号の説明】
11 シャフト 12 金属軸芯 13 第1の弾性体 14 第2の弾性体 15 パイプ金型 15a パイプ(中空円柱) 16a,16b 円筒状蓋体
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03G 15/16 103 G03G 15/16 103 B29K 21:00 B29L 31:32 (72)発明者 吉井 孝之 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属軸芯の同心円状に第1の弾性体を有
    し、その周囲に第2の弾性体を形成した二層ゴムローラ
    に於いて、 前記第1の弾性体を被覆する前記第2の弾性層が前記第
    1の弾性体に加硫接着していることを特徴とする二層ゴ
    ムローラ。
  2. 【請求項2】 前記請求項1に記載の二層ゴムローラに
    於いて、 前記第2の弾性体に磁性体粉を含有し、前記第2の弾性
    体の表面に離型層を有することを特徴とする二層ゴムロ
    ーラ。
  3. 【請求項3】 金属軸芯の同心円状に第1の弾性体を有
    し、その周囲に第2の弾性体を形成した二層ゴムローラ
    の製造方法に於いて、 ゴムを加硫して前記第1の弾性体を形成した後、前記第
    1の弾性体に未加硫のゴムを被覆して、前記第1の弾性
    体の熱膨張によって前記未加硫のゴムを前記第1の弾性
    体に加硫接着することを特徴とする二層ゴムローラの製
    造方法。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の二層ゴムローラの製造
    方法に於いて、 前記第1と第2の弾性体を加硫接着する工程が前記第1
    の弾性体に前記未加硫のゴムを被覆した後に、パイプ金
    型で外形を規制して電気加熱炉内で加硫して前記第2の
    弾性体を形成することを特徴とする二層ゴムローラの製
    造方法。
JP28415195A 1995-10-31 1995-10-31 二層ゴムローラ及びその製造方法 Withdrawn JPH09124180A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28415195A JPH09124180A (ja) 1995-10-31 1995-10-31 二層ゴムローラ及びその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28415195A JPH09124180A (ja) 1995-10-31 1995-10-31 二層ゴムローラ及びその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09124180A true JPH09124180A (ja) 1997-05-13

Family

ID=17674845

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28415195A Withdrawn JPH09124180A (ja) 1995-10-31 1995-10-31 二層ゴムローラ及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09124180A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002362773A (ja) * 2001-06-01 2002-12-18 Hokushin Ind Inc 2層ゴムロール
KR100485704B1 (ko) * 2003-01-13 2005-04-28 삼성전자주식회사 전자사진방식 화상형성장치의 대전롤러 및 그 제조방법
CN104843512A (zh) * 2014-02-17 2015-08-19 新智德株式会社 给纸输送分离用滚筒及其制造方法
CN116118246A (zh) * 2022-12-26 2023-05-16 无锡市兰翔胶业有限公司 一种无膜胶圈的加工方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002362773A (ja) * 2001-06-01 2002-12-18 Hokushin Ind Inc 2層ゴムロール
KR100485704B1 (ko) * 2003-01-13 2005-04-28 삼성전자주식회사 전자사진방식 화상형성장치의 대전롤러 및 그 제조방법
CN104843512A (zh) * 2014-02-17 2015-08-19 新智德株式会社 给纸输送分离用滚筒及其制造方法
CN116118246A (zh) * 2022-12-26 2023-05-16 无锡市兰翔胶业有限公司 一种无膜胶圈的加工方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100739695B1 (ko) 튜브형 롤러, 그 제조방법, 및 이를 포함하는 전자사진 화상형성장치
US5257967A (en) Inking rollers
JPH09124180A (ja) 二層ゴムローラ及びその製造方法
JP3362551B2 (ja) 帯電ロールの製造方法
JP3763917B2 (ja) 低硬度ゴムロールおよびその製造方法
JPH08334995A (ja) 半導電性ロール及びその製造方法
CN100483265C (zh) 一种套管式充电辊的制备方法
JP3998344B2 (ja) 半導電性ゴムベルトの製造方法
US20050150584A1 (en) Belt with rubber and seamless substrate layers
JPH08339119A (ja) 二層ゴムローラおよびその製造方法
JP3950591B2 (ja) ゴムローラおよびその製造方法
JP2740998B2 (ja) 帯電ロールの製造方法
JP3899726B2 (ja) 電子写真装置用非発泡性弾性体ロールおよびその製法
JP4157994B2 (ja) 事務機器用ローラの製造方法
JP2003149948A (ja) 半導電性シームレスゴムベルト及び転写ドラム並びにその製造方法
JP3178787B2 (ja) 導電性ベルトの製造方法
JP2001209236A (ja) 帯電部材
JP4454870B2 (ja) 導電性ゴムローラの製造方法
JP4829608B2 (ja) 半導電性シームレスベルトの製造方法
JP3664768B2 (ja) ゴムロールの製造方法
JP2004341303A (ja) 導電性ローラー及びその製造方法
JP2005008323A (ja) 導電性ベルトおよびその製造方法
JPH0852745A (ja) ゴム成形品の製造方法
JPH08110701A (ja) 現像ローラの製造方法
JPH10156917A (ja) ゴムロール、その製造方法および帯電部材

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20030107