JPH0912422A - 歯科模型用石膏組成物 - Google Patents
歯科模型用石膏組成物Info
- Publication number
- JPH0912422A JPH0912422A JP8126495A JP12649596A JPH0912422A JP H0912422 A JPH0912422 A JP H0912422A JP 8126495 A JP8126495 A JP 8126495A JP 12649596 A JP12649596 A JP 12649596A JP H0912422 A JPH0912422 A JP H0912422A
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- Japan
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- gypsum
- plaster
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- dental model
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 歯科医または歯科技工士の石膏歯形加工時に
おける細菌感染の危険性が防止でき、保存安定性に優れ
た歯科模型用石膏組成物を提供する。 【解決手段】 塩素化イソシアヌル酸及びその塩、並び
にハロゲン化ジメチルヒダントインよりなる群から選ば
れた少なくとも一種の活性ハロゲンを発生する化合物を
0.02〜3重量%の範囲として石膏に配合した歯科模
型用石膏組成物。
おける細菌感染の危険性が防止でき、保存安定性に優れ
た歯科模型用石膏組成物を提供する。 【解決手段】 塩素化イソシアヌル酸及びその塩、並び
にハロゲン化ジメチルヒダントインよりなる群から選ば
れた少なくとも一種の活性ハロゲンを発生する化合物を
0.02〜3重量%の範囲として石膏に配合した歯科模
型用石膏組成物。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、殺菌消毒性能を
有する歯科模型用の石膏組成物に関するものである。
有する歯科模型用の石膏組成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】歯科医療においては、患者の口腔内で柔
軟なシリコンラバーのプラスチック材料等を用いて雌形
の歯型を造り、次いでこの雌形の歯型に水練りした石膏
を流し込み、硬化した石膏を雌形の歯型から取り出して
歯形模型が造られている。
軟なシリコンラバーのプラスチック材料等を用いて雌形
の歯型を造り、次いでこの雌形の歯型に水練りした石膏
を流し込み、硬化した石膏を雌形の歯型から取り出して
歯形模型が造られている。
【0003】このような歯型の製作過程においては、感
染性細菌等の保菌者の血液、体液等に含まれる細菌等が
雌形の歯型から石膏の歯形模型に移行するため、これら
を取り扱う歯科医、歯科技工士にとっては細菌感染の惧
れがあり、作業者の安全衛生管理に問題があった。
染性細菌等の保菌者の血液、体液等に含まれる細菌等が
雌形の歯型から石膏の歯形模型に移行するため、これら
を取り扱う歯科医、歯科技工士にとっては細菌感染の惧
れがあり、作業者の安全衛生管理に問題があった。
【0004】このような課題を解決する手段として、特
開平2−17110号公報には、歯科模型用石膏に塩化
ベンゼトニウム、塩化ベンザルコニウム、次亜塩素酸ナ
トリウム、次亜塩素酸カルシウム等の抗菌作用を有する
化合物を配合することが提案されている。また、特開平
2−223505号公報には抗菌性、抗真菌、抗ウイル
ス等の抗微生物作用を有する薬剤を配合した歯科用石膏
組成物が開示されており、薬剤として次亜塩素酸ナトリ
ウム、次亜塩素酸カルシウム、ナトリウム−pトルエン
スルホンクロルアミド、抗菌性ゼオライト等が用いられ
ている。
開平2−17110号公報には、歯科模型用石膏に塩化
ベンゼトニウム、塩化ベンザルコニウム、次亜塩素酸ナ
トリウム、次亜塩素酸カルシウム等の抗菌作用を有する
化合物を配合することが提案されている。また、特開平
2−223505号公報には抗菌性、抗真菌、抗ウイル
ス等の抗微生物作用を有する薬剤を配合した歯科用石膏
組成物が開示されており、薬剤として次亜塩素酸ナトリ
ウム、次亜塩素酸カルシウム、ナトリウム−pトルエン
スルホンクロルアミド、抗菌性ゼオライト等が用いられ
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来知られているこの
種の薬剤のうち、有機系の化合物は殺菌消毒作用が比較
的緩慢であるため、充分な殺菌消毒効果を発揮し難いも
のであった。また、次亜塩素酸ナトリウム、次亜塩素酸
カルシウム等の活性塩素を発生する無機系の化合物は、
石膏に配合した状態における活性塩素の消失が顕著であ
るため、使用に先立って石膏と薬剤を配合することを余
儀なくされ、その取扱いが甚だ煩雑なものであった。こ
の発明は、石膏に薬剤を配合した状態において長時間安
定に保存することができ、且つ使用に際しては所望の殺
菌消毒効果を発揮して、歯科技工における細菌等による
感染の危険性を回避しうる歯科模型用石膏組成物を提供
するものである。
種の薬剤のうち、有機系の化合物は殺菌消毒作用が比較
的緩慢であるため、充分な殺菌消毒効果を発揮し難いも
のであった。また、次亜塩素酸ナトリウム、次亜塩素酸
カルシウム等の活性塩素を発生する無機系の化合物は、
石膏に配合した状態における活性塩素の消失が顕著であ
るため、使用に先立って石膏と薬剤を配合することを余
儀なくされ、その取扱いが甚だ煩雑なものであった。こ
の発明は、石膏に薬剤を配合した状態において長時間安
定に保存することができ、且つ使用に際しては所望の殺
菌消毒効果を発揮して、歯科技工における細菌等による
感染の危険性を回避しうる歯科模型用石膏組成物を提供
するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、このよう
な事情に鑑み鋭意試験研究を重ねた結果、塩素化イソシ
アヌル酸及びその塩、並びにハロゲン化ジメチルヒダン
トインよりなる群から選ばれた少なくとも一種の活性ハ
ロゲンを発生する化合物を0.02〜3重量%の範囲と
して石膏に配合することによって、所期の目的を達成で
きることを見い出し本発明を完遂するに至った。
な事情に鑑み鋭意試験研究を重ねた結果、塩素化イソシ
アヌル酸及びその塩、並びにハロゲン化ジメチルヒダン
トインよりなる群から選ばれた少なくとも一種の活性ハ
ロゲンを発生する化合物を0.02〜3重量%の範囲と
して石膏に配合することによって、所期の目的を達成で
きることを見い出し本発明を完遂するに至った。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の実施において使用する塩
素化イソシアヌル酸及びその塩の代表的なものとして
は、トリクロロイソシアヌル酸、ジクロロイソシアヌル
酸、ジクロロイソシアヌル酸ナトリウム及びその水和
物、ジクロロイソシアヌル酸カリウム、ジクロロイソシ
アヌル酸カルシウム、ジクロロイソシアヌル酸マグネシ
ウム等であり、ハロゲン化ジメチルヒダントインの代表
的なものとしては、1,3−ジブロモ−5,5−ジメチ
ルヒダントイン、1,3−ジクロロ−5,5−ジメチル
ヒダントイン、1−ブロモ−3−クロロ−5,5−ジメ
チルヒダントインが挙げられる。
素化イソシアヌル酸及びその塩の代表的なものとして
は、トリクロロイソシアヌル酸、ジクロロイソシアヌル
酸、ジクロロイソシアヌル酸ナトリウム及びその水和
物、ジクロロイソシアヌル酸カリウム、ジクロロイソシ
アヌル酸カルシウム、ジクロロイソシアヌル酸マグネシ
ウム等であり、ハロゲン化ジメチルヒダントインの代表
的なものとしては、1,3−ジブロモ−5,5−ジメチ
ルヒダントイン、1,3−ジクロロ−5,5−ジメチル
ヒダントイン、1−ブロモ−3−クロロ−5,5−ジメ
チルヒダントインが挙げられる。
【0008】石膏に添加する活性ハロゲンを発生する化
合物の配合量は、殺菌消毒作用に必要な最低量と、石膏
が硬化するまでに消耗する量の合計で決定すべきであ
り、通常、石膏に対して活性ハロゲンを発生する化合物
を0.02〜3重量%、好ましくは0.1〜0.5%重
量%の割合で加えるべきである。石膏に対して添加する
活性ハロゲンを発生する化合物の配合量が0.02%未
満では充分な殺菌消毒効果が得られず、その安全性を確
保し難いものであり、また石膏に対する活性ハロゲンを
発生する化合物の添加量が3重量%を超えると、硬化し
た石膏の強度が低下するので好ましくない。
合物の配合量は、殺菌消毒作用に必要な最低量と、石膏
が硬化するまでに消耗する量の合計で決定すべきであ
り、通常、石膏に対して活性ハロゲンを発生する化合物
を0.02〜3重量%、好ましくは0.1〜0.5%重
量%の割合で加えるべきである。石膏に対して添加する
活性ハロゲンを発生する化合物の配合量が0.02%未
満では充分な殺菌消毒効果が得られず、その安全性を確
保し難いものであり、また石膏に対する活性ハロゲンを
発生する化合物の添加量が3重量%を超えると、硬化し
た石膏の強度が低下するので好ましくない。
【0009】石膏に配合する活性ハロゲンを発生する化
合物の粒子径は、その95%以上が0.15mmないし
0.60mmの範囲にある顆粒状のものが望ましい。活
性ハロゲンを発生する化合物の粒子径が0.15mmよ
り小さい場合、石膏に配合した際に顕著な活性ハロゲン
濃度の低下が起こり、また粒子径が0.60mmを超え
る場合、石膏に配合したこれらの化合物が水と混練した
際に、完全に溶解せず石膏模型の強度が低下する。
合物の粒子径は、その95%以上が0.15mmないし
0.60mmの範囲にある顆粒状のものが望ましい。活
性ハロゲンを発生する化合物の粒子径が0.15mmよ
り小さい場合、石膏に配合した際に顕著な活性ハロゲン
濃度の低下が起こり、また粒子径が0.60mmを超え
る場合、石膏に配合したこれらの化合物が水と混練した
際に、完全に溶解せず石膏模型の強度が低下する。
【0010】
【実施例】以下、本発明を実施例及び比較例により、具
体的に説明する。 〔実施例1〕市販の模型用石膏99.5重量部と有効塩
素含有量63.5%、その95%が粒子径0.3〜0.
4mmの範囲にある顆粒状ジクロロイソシアヌル酸ナト
リウム0.5重量部を均一に混合して、アルミ箔をラミ
ネートしたポリエチ袋に密封保存した。前記石膏組成物
に水20重量%を加えて混練し、水練り状態における活
性塩素濃度の経時変化をヨードメトリー分析法によって
測定したところ、表1に示したとおりであった。また、
ポリエチ袋に密封した状態の石膏組成物の貯蔵安定性を
評価するため、温度40℃、相対湿度85%の恒温恒湿
槽に保存して、その活性塩素濃度の経時変化を測定した
ところ、表2に示したとおりであった。
体的に説明する。 〔実施例1〕市販の模型用石膏99.5重量部と有効塩
素含有量63.5%、その95%が粒子径0.3〜0.
4mmの範囲にある顆粒状ジクロロイソシアヌル酸ナト
リウム0.5重量部を均一に混合して、アルミ箔をラミ
ネートしたポリエチ袋に密封保存した。前記石膏組成物
に水20重量%を加えて混練し、水練り状態における活
性塩素濃度の経時変化をヨードメトリー分析法によって
測定したところ、表1に示したとおりであった。また、
ポリエチ袋に密封した状態の石膏組成物の貯蔵安定性を
評価するため、温度40℃、相対湿度85%の恒温恒湿
槽に保存して、その活性塩素濃度の経時変化を測定した
ところ、表2に示したとおりであった。
【0011】〔実施例2〕実施例1において、ジクロロ
イソシアヌル酸ナトリウムの代わりに有効塩素含有量9
0.4%、その95%が粒子径0.2〜0.3mmの範
囲にあるトリクロロイソシアヌル酸を用いた以外は、実
施例1と全く同様の条件で石膏組成物を調製し、その評
価試験を行ったところ、水練り状態の活性塩素濃度の経
時変化は、表1に示したとおりであり、ポリエチ袋に密
封した組成物を温度40℃、相対湿度85%で保存した
場合の活性塩素濃度の経時変化は表2に示したとおりで
あった。
イソシアヌル酸ナトリウムの代わりに有効塩素含有量9
0.4%、その95%が粒子径0.2〜0.3mmの範
囲にあるトリクロロイソシアヌル酸を用いた以外は、実
施例1と全く同様の条件で石膏組成物を調製し、その評
価試験を行ったところ、水練り状態の活性塩素濃度の経
時変化は、表1に示したとおりであり、ポリエチ袋に密
封した組成物を温度40℃、相対湿度85%で保存した
場合の活性塩素濃度の経時変化は表2に示したとおりで
あった。
【0012】〔実施例3〕実施例1において、ジクロロ
イソシアヌル酸ナトリウムの代わりに有効ハロゲン含有
量(有効塩素含有量として換算)54.3%、その95
%が粒子径0.45〜0.55mmの範囲にある1−ブ
ロモ−3−クロロ−5,5−ジメチルヒダントインを用
いた以外は、実施例1と全く同様の条件で石膏組成物を
調製し、その評価試験を行ったところ、水練り状態の活
性ハロゲン濃度の経時変化は、表1に示したとおりであ
り、ポリエチ袋に密封した組成物を温度40℃、相対湿
度85%で保存した場合の活性ハロゲン濃度の経時変化
は、表2に示したとおりであった。
イソシアヌル酸ナトリウムの代わりに有効ハロゲン含有
量(有効塩素含有量として換算)54.3%、その95
%が粒子径0.45〜0.55mmの範囲にある1−ブ
ロモ−3−クロロ−5,5−ジメチルヒダントインを用
いた以外は、実施例1と全く同様の条件で石膏組成物を
調製し、その評価試験を行ったところ、水練り状態の活
性ハロゲン濃度の経時変化は、表1に示したとおりであ
り、ポリエチ袋に密封した組成物を温度40℃、相対湿
度85%で保存した場合の活性ハロゲン濃度の経時変化
は、表2に示したとおりであった。
【0013】
【表1】
【0014】
【表2】
【0015】〔実施例4〕実施例1ないし3において調
製した石膏組成物を、夫々前記と同様にして水練りし、
2日間経過した硬化物を用いて厚さ2mm、一辺30m
mの正方形状のテストピースを作製し、直径5mmの鋼
製円柱を押し当ててテストピースが破壊した時点の負荷
荷重を測定したところ、その結果は表3に示したとおり
であった。
製した石膏組成物を、夫々前記と同様にして水練りし、
2日間経過した硬化物を用いて厚さ2mm、一辺30m
mの正方形状のテストピースを作製し、直径5mmの鋼
製円柱を押し当ててテストピースが破壊した時点の負荷
荷重を測定したところ、その結果は表3に示したとおり
であった。
【0016】
【表3】
【0017】〔比較例1〕実施例1において使用した石
膏96.0重量部と有効塩素含有量63.5%、その9
0%が粒子径0.3〜0.4mmの範囲にある顆粒状ジ
クロロイソシアヌル酸ナトリウム4重量部を均一に混合
し、アルミ箔をラミネートしたポリエチ袋に密封保存し
た。この石膏組成物に水20重量%を加えて混練し、2
日間放置したのちこの硬化物を厚さ2mm、一辺30m
mの正方形状のテストピースを作製し、実施例4と同様
にしてその破壊強度を測定したところ、試験結果は表4
に示したとおりであった。
膏96.0重量部と有効塩素含有量63.5%、その9
0%が粒子径0.3〜0.4mmの範囲にある顆粒状ジ
クロロイソシアヌル酸ナトリウム4重量部を均一に混合
し、アルミ箔をラミネートしたポリエチ袋に密封保存し
た。この石膏組成物に水20重量%を加えて混練し、2
日間放置したのちこの硬化物を厚さ2mm、一辺30m
mの正方形状のテストピースを作製し、実施例4と同様
にしてその破壊強度を測定したところ、試験結果は表4
に示したとおりであった。
【0018】〔比較例2〕比較例1において、ジクロロ
イソシアヌル酸ナトリウムの代わりに、有効塩素含有量
90.4%、その90%が粒子径0.2〜0.3mmの
範囲にあるトリクロロイソシアヌル酸を用いた以外は、
比較例1と全く同様の条件で処理を行い、その破壊強度
を測定したところ、結果は表4に示したとおりであっ
た。
イソシアヌル酸ナトリウムの代わりに、有効塩素含有量
90.4%、その90%が粒子径0.2〜0.3mmの
範囲にあるトリクロロイソシアヌル酸を用いた以外は、
比較例1と全く同様の条件で処理を行い、その破壊強度
を測定したところ、結果は表4に示したとおりであっ
た。
【0019】〔比較例3〕比較例1において、ジクロロ
イソシアヌル酸ナトリウムの代わりに有効ハロゲン含有
量(有効塩素含有量として換算)54.3%、その90
%が粒子径0.45〜0.55mmの範囲にある1−ブ
ロモ−3−クロロ−5,5−ジメチルヒダントインを用
いた以外は、比較例1と全く同様の処理を行って破壊強
度を測定したところ、結果は表4に示したとおりであっ
た。
イソシアヌル酸ナトリウムの代わりに有効ハロゲン含有
量(有効塩素含有量として換算)54.3%、その90
%が粒子径0.45〜0.55mmの範囲にある1−ブ
ロモ−3−クロロ−5,5−ジメチルヒダントインを用
いた以外は、比較例1と全く同様の処理を行って破壊強
度を測定したところ、結果は表4に示したとおりであっ
た。
【0020】〔比較例4〕実施例1において使用した石
膏に水20重量%を加えて混練し、これを2日間放置さ
せた硬化物を用いて厚さ2mm、一辺30mmの正方形
状のテストピースを作製し、比較例1と同様にして破壊
強度を測定したところ、結果は表4に示したとおりであ
った。
膏に水20重量%を加えて混練し、これを2日間放置さ
せた硬化物を用いて厚さ2mm、一辺30mmの正方形
状のテストピースを作製し、比較例1と同様にして破壊
強度を測定したところ、結果は表4に示したとおりであ
った。
【0021】
【表4】
【0022】〔比較例5〕市販の模型用石膏99.5重
量部と有効塩素含有量63.5%、その75%が粒子径
0.15mmより小さいジクロロイソシアヌル酸ナトリ
ウム0.5重量部を均一に混合し、アルミ箔をラミネー
トしたポリエチ袋に密封保存した。この石膏組成物に水
を20重量%を加えて混練し、水練り状態の活性塩素濃
度の経時変化をヨードメトリー分析法によって測定した
ところ、表5に示したとおりであった。また、ポリエチ
袋に密封した石膏組成物の貯蔵安定性を評価するため、
温度40℃、相対湿度85%の恒温恒湿槽に保存して、
その活性塩素濃度の経時変化を測定したところ、表6に
示したとおりであった。
量部と有効塩素含有量63.5%、その75%が粒子径
0.15mmより小さいジクロロイソシアヌル酸ナトリ
ウム0.5重量部を均一に混合し、アルミ箔をラミネー
トしたポリエチ袋に密封保存した。この石膏組成物に水
を20重量%を加えて混練し、水練り状態の活性塩素濃
度の経時変化をヨードメトリー分析法によって測定した
ところ、表5に示したとおりであった。また、ポリエチ
袋に密封した石膏組成物の貯蔵安定性を評価するため、
温度40℃、相対湿度85%の恒温恒湿槽に保存して、
その活性塩素濃度の経時変化を測定したところ、表6に
示したとおりであった。
【0023】〔比較例6〕比較例5において、ジクロロ
イソシアヌル酸ナトリウムの代わりに有効塩素含有量9
0.4%、その90.0%が粒子径0.15mmより小
さいトリクロロイソシアヌル酸を用いた以外は、比較例
5と同様にして石膏組成物を調製し、その評価試験を行
ったところ、水練り状態の活性塩素濃度の経時変化は、
表5に示したとおりであり、ポリエチ袋に密封した組成
物を温度40℃、相対湿度85%で保存した場合の活性
塩素濃度の経時変化は表6に示したとおりであった。
イソシアヌル酸ナトリウムの代わりに有効塩素含有量9
0.4%、その90.0%が粒子径0.15mmより小
さいトリクロロイソシアヌル酸を用いた以外は、比較例
5と同様にして石膏組成物を調製し、その評価試験を行
ったところ、水練り状態の活性塩素濃度の経時変化は、
表5に示したとおりであり、ポリエチ袋に密封した組成
物を温度40℃、相対湿度85%で保存した場合の活性
塩素濃度の経時変化は表6に示したとおりであった。
【0024】
【表5】
【0025】
【表6】
【0026】〔比較例7〕市販の模型用石膏99.5重
量部に有効塩素含有量67.3%、その90%が粒子径
0.4〜0.5mmの範囲にある顆粒状次亜塩素酸カル
シウム0.5重量部を均一に混合し、アルミ箔をラミネ
ートしたポリエチ袋に密封保存した。前記石膏組成物に
水20重量%を加えて混練し、水練り状態の活性塩素濃
度の経時変化をヨードメトリー分析法によって測定した
ところ、表7に示したとおりであった。また、ポリエチ
袋に密封した石膏組成物の貯蔵安定性を評価するため、
温度40℃、相対湿度85%の恒温恒湿槽に保存して、
その活性塩素濃度の経時変化を測定したところ表8に示
したとおりであり、この石膏組成物は貯蔵中に著しく活
性塩素が消失するものであった。
量部に有効塩素含有量67.3%、その90%が粒子径
0.4〜0.5mmの範囲にある顆粒状次亜塩素酸カル
シウム0.5重量部を均一に混合し、アルミ箔をラミネ
ートしたポリエチ袋に密封保存した。前記石膏組成物に
水20重量%を加えて混練し、水練り状態の活性塩素濃
度の経時変化をヨードメトリー分析法によって測定した
ところ、表7に示したとおりであった。また、ポリエチ
袋に密封した石膏組成物の貯蔵安定性を評価するため、
温度40℃、相対湿度85%の恒温恒湿槽に保存して、
その活性塩素濃度の経時変化を測定したところ表8に示
したとおりであり、この石膏組成物は貯蔵中に著しく活
性塩素が消失するものであった。
【0027】
【表7】
【0028】
【表8】
【0029】
【発明の効果】本発明によって得られた歯科模型用石膏
組成物は、活性ハロゲンの発生によって優れた殺菌消毒
作用が発現され、石膏歯型の製作時における細菌汚染を
阻止して、作業者の安全性が確保される。また本発明の
石膏組成物は、石膏と活性ハロゲンを発生する化合物の
配合安定性が良好であるため長期にわたって保存するこ
とができ、甚だ簡便に取り扱うことができる。
組成物は、活性ハロゲンの発生によって優れた殺菌消毒
作用が発現され、石膏歯型の製作時における細菌汚染を
阻止して、作業者の安全性が確保される。また本発明の
石膏組成物は、石膏と活性ハロゲンを発生する化合物の
配合安定性が良好であるため長期にわたって保存するこ
とができ、甚だ簡便に取り扱うことができる。
Claims (1)
- 【請求項1】 塩素化イソシアヌル酸及びその塩、並び
にハロゲン化ジメチルヒダントインよりなる群から選ば
れた少なくとも一種の活性ハロゲンを発生する化合物を
0.02〜3重量%の範囲として石膏に配合したことを
特徴とする歯科模型用石膏組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8126495A JPH0912422A (ja) | 1995-04-28 | 1996-04-22 | 歯科模型用石膏組成物 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12946695 | 1995-04-28 | ||
| JP7-129466 | 1995-04-28 | ||
| JP8126495A JPH0912422A (ja) | 1995-04-28 | 1996-04-22 | 歯科模型用石膏組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0912422A true JPH0912422A (ja) | 1997-01-14 |
Family
ID=26462674
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8126495A Pending JPH0912422A (ja) | 1995-04-28 | 1996-04-22 | 歯科模型用石膏組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0912422A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH1033567A (ja) * | 1996-07-23 | 1998-02-10 | Mitsubishi Chem Corp | 歯科用石膏組成物 |
| KR100785232B1 (ko) * | 2006-06-15 | 2007-12-11 | 남두석 | 치과용 항균 석고 조성물 및 그 제조방법 |
| WO2015045994A1 (ja) | 2013-09-30 | 2015-04-02 | 吉野石膏株式会社 | 着色剤組成物及びその製造方法 |
-
1996
- 1996-04-22 JP JP8126495A patent/JPH0912422A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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