JPH09125286A - 塗装方法 - Google Patents

塗装方法

Info

Publication number
JPH09125286A
JPH09125286A JP28553695A JP28553695A JPH09125286A JP H09125286 A JPH09125286 A JP H09125286A JP 28553695 A JP28553695 A JP 28553695A JP 28553695 A JP28553695 A JP 28553695A JP H09125286 A JPH09125286 A JP H09125286A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coating film
powder
coated
powder coating
coating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP28553695A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Ogoshi
利雄 大越
Shinichi Ueda
伸一 上田
Yoshiaki Kato
善紀 加藤
Toshio Ogasawara
利男 小笠原
Torimoto Kawamoto
酉元 川本
Takahisa Kasukawa
高久 粕川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kansai Paint Co Ltd
Original Assignee
Kansai Paint Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kansai Paint Co Ltd filed Critical Kansai Paint Co Ltd
Priority to JP28553695A priority Critical patent/JPH09125286A/ja
Publication of JPH09125286A publication Critical patent/JPH09125286A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
  • Paints Or Removers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】粉体及び電着塗膜界面の平滑性、防食性、耐候
性等の性能が優れる。 【解決手段】被塗物に熱硬化性エポキシポリエステル樹
脂粉体塗料を塗装し、次いで粉体塗膜を第1段焼付けを
おこなって未硬化塗膜を形成した後、粉体未塗着塗装部
分に熱硬化性ポリエステル変性エポキシ樹脂カチオン電
着塗料を塗装して塗膜を形成させ、続いて第2段焼付け
をおこなって粉体塗膜及び電着塗膜とを同時に硬化させ
ることを特徴とする塗装方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は新規な塗装方法に係
わる。
【0002】
【従来の技術及びその課題】従来、粉体塗装は有機溶剤
等の揮発成分をほとんど含まないことから公害防止、地
球環境の保護の点に優れた塗料として注目されている。
しかしながら、該塗装方法は、被塗物の裏面、コ−ナ−
部あるいはスリット部分への塗装が困難であり、複雑な
形状の被塗物を被覆することは難しいといった欠点があ
る。
【0003】このような欠点を防止する方法として、被
塗物に粉体塗装した後、未塗着部分を電着する下塗り塗
装方法が特開昭51−2746号公報に提案されてい
る。しかしながら、該方法で使用される電着塗料はアニ
オン系電着塗料であるため防食性が劣るといった欠点が
ある。
【0004】近年、電着塗料としてアミン付加エポキシ
樹脂のカチオン系電着塗料が防食性に優れることからア
ニオン系電着塗料に置換わって広く使用されている。
【0005】上記公報において、電着塗料としてアニオ
ン系電着塗料に換えてカチオン系電着塗料を使用した方
法では、例えば、粉体塗料としてエポキシ系粉体塗料を
使用したものでは耐候性が悪いため上塗りとの付着性が
劣るといった欠点があり、また、粉体塗料としてポリエ
ステル系粉体塗料を使用したものでは粉体塗膜と電着塗
膜界面における両塗膜の流動性が悪いために境界部にお
ける塗膜外観が劣り、また、粉体塗膜と電着塗膜との付
着性が劣るといった欠点がある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、上記した
問題点を解決するために鋭意研究を重ねた結果、従来の
方法において特定の粉体塗料及び電着塗料を組合せるこ
とにより、境界部分の平滑性、防食性、付着性、耐候性
等の性能が改良できる方法であることを見出だし、本発
明を完成するに至った。
【0007】即ち、本発明は、被塗物に熱硬化性エポキ
シポリエステル樹脂粉体塗料を塗装し、次いで粉体塗膜
を第1段焼付けをおこなって未硬化塗膜を形成した後、
粉体未塗着塗装部分に熱硬化性ポリエステル変性エポキ
シ樹脂カチオン電着塗料を塗装して塗膜を形成させ、続
いて第2段焼付けをおこなって粉体塗膜及び電着塗膜と
を同時に硬化させることを特徴とする塗装方法に係わ
る。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明において使用される被塗物
は、粉体塗装及び電着塗装ができる導電性被塗物が使用
される。該被塗物としては、従来からこれらの塗装に使
用される被塗物が特に制限なしに使用でき、具体的に
は、アルミニウム、アルマイト、鉄鋼、鉄鋼表面に亜
鉛、スズ、クロム、アルミニウム等をメッキした鋼板あ
るいはこれらの表面をクロム酸、燐酸等で化成処理した
もの等の広範囲な金属類が挙げられる。
【0009】本発明において使用される熱硬化性粉体塗
料としては、ポリエステルポリカルボン酸樹脂を基体樹
脂としこのものに架橋剤としてエポキシ樹脂を配合した
混合樹脂を硬化性ベ−ス樹脂とするものが特に好まし
い。
【0010】ポリエステルポリカルボン酸樹脂として
は、酸価(KOHのmg/樹脂1g)が約10〜10
0、好ましくは約20〜80、平均分子量約500〜5
0000、軟化温度約60〜150℃の粉体樹脂が使用
できる。酸価が約10未満になると硬化性が低下し防食
性、耐候性等の性能が悪くなり、一方、約100を上回
ると塗膜の耐水性、耐候性等が低下するので好ましくな
い。平均分子量が約500を下回ると塗膜の耐水性、加
工性等が低下し、一方、約50000を上回ると塗膜の
平滑性等が低下するため好ましくない。軟化点が約60
℃を下回ると塗料の耐ブロッキング性が低下し、一方、
約150℃を上回ると塗膜の平滑性等が低下するので好
ましくない。
【0011】該ポリエステルポリカルボン酸樹脂は主に
多塩基酸(又はメチルエステル)と多価アルコ−ルとの
エステル化物であって、例えば、フタル酸、イソフタル
酸、テレフタル酸、テトラヒドロ(無水)フタル酸、ヘ
キサヒドロ(無水)フタル酸、イソフタル酸ジメチル、
テレフタル酸ジメチル等の芳香族又は脂環族ジカルボン
酸化合物及び必要に応じてアジピン酸、セバシン酸、
(無水)マレイン酸、(無水)トリメリット酸等のその
他のポリカルボン酸化合物等の多塩基酸にエチレングリ
コ−ル、プロピレングリコ−ル、ネッペンチルグリコ−
ル、ブタンジオ−ル、1,6−ヘキサンジオ−ル等のポ
リオ−ル化合物をカルボキシル基を有するようにエステ
ル化反応させたものが使用できる。
【0012】エポキシ樹脂としては、1分子中に平均約
2個以上、好ましくは平均約2〜500個のエポキシ基
を有する液状もしくは固体状のものが使用できる。具体
的には、商品名として、例えば、エピコ−ト812、同
左815、同左828、同左820、同左834、同左
1001、同左1002、同左1004、同左1007
(以上、油化シェルエポキシ(株)社製)、アラルダイ
ト502、同左6005、同左GY−6084、同左6
097、同左GT7004(チバ・ガイギ−社製)、D
ER−662、同左664、同左667(ダウ・ケミカ
ル社製)等のビスフェノ−ル〜エピクロルヒドリン型エ
ポキシ樹脂、EPPN−201、同左202、EOCN
−1020、同左102S(以上、日本化薬(株)社
製)等のノボラック型エポキシ樹脂、ビニル系重合体
(例えば、グリシジル(メタ)アクリレ−ト、3,4−
エポキシシクロヘキシルメチル(メタ)アクリレ−ト等
のエポキシ基含有不飽和モノマ−のラジカル同重合体、
及び必要に応じて、例えば、メチル(メタ)アクリレ−
ト、エチル(メタ)アクリレ−ト、シクロヘキシル(メ
タ)アクリレ−ト等の(メタ)アクリル酸のアルキル又
はシクロアルキルエステル類、ヒドロキシエチル(メ
タ)アクリレ−ト等の水酸基含有不飽和モノマ−類、ス
チレン等の芳香族化合物類、(メタ)アクリロニトリル
等のニトリル化合物類等のその他の不飽和モノマ−との
ラジカル共重合体等)等が挙げられる。これらの中で
も、ビスフェノ−ル(A、F、B)〜エピクロルヒドリ
ン型エポキシ樹脂、ノボラック型エポキシ樹脂が防食性
等が優れることからこのものを使用することが好まし
い。
【0013】上記ポリエステルポリカルボン酸樹脂とエ
ポキシ樹脂との配合比率は、通常、約95/5〜50/
50重量比、好ましくは約90/10〜60/40重量
比の範囲が好適である。
【0014】該粉体塗料には、上記した成分以外に、例
えば、着色顔料、充填剤、流動性調整剤、ブロッキング
防止剤、紫外線吸収剤、紫外線安定剤、表面調整剤、ワ
キ防止剤、酸化防止剤、帯電制御剤、硬化促進剤、その
他樹脂等のその他の配合物を必要に応じて配合できる。
該粉体塗料は約100メッシュを透過したものが好適に
使用できる。
【0015】粉体塗装は、それ自体公知の静電粉体塗装
方法、例えば、コロナ帯電式、摩擦帯電式等によって行
うことができる。粉体塗装膜厚は境界部以外の部分(連
続塗膜)では、通常、約20〜100ミクロン、好まし
くは約30〜60ミクロンの範囲が好適である。
【0016】粉体塗料の第1段焼付けは塗着粉体が融着
流動して塗膜を形成するとともに第2段焼付けで再流動
するような条件(未硬化もしくは完全硬化しない程度)
で焼付けがおこなわれる。該第1段焼付けの条件は第1
段焼付けをおこなった粉体塗膜を200ミクロン以下に
粉砕した粉末0.8gを平均直径13mm、高さ4mm
の円筒状になるように30Kg/mm2 加圧成型したも
のを第2段焼付けで加熱フロ−させたときの広がり長さ
がもとの平均直径よりも10%以上、好ましくは20%
〜170%大きくなるような条件で焼付けることができ
る。該焼付け条件は粉体塗料の種類によって異なるが、
例えば、約100〜140℃では約1〜10分間程度、
約150〜170℃では約30秒〜5分間程度と考えら
れる。第1段焼付けが上記の条件で広がり長さが10%
未満の場合には粉体塗膜の2次的流動が不十分なため境
界部における防食性、平滑性等が劣るといった欠点があ
る。 本発明において使用される熱硬化性電着塗料とし
ては、ポリエステル変性エポキシ樹脂をベ−ス樹脂とし
て含有する塗料であれば従来から公知の塗料が使用でき
る。該電着塗料としては、特開平2−91169号公報
に記載のものが好適に使用できる。エポキシ当量が20
0〜400の水酸基含有エポキシ樹脂と環状エステル化
合物(ポリエステル)との付加反応生成物に、更にポリ
フェノ−ル化合物及びアミノ基含有化合物を付加させて
得られるアミノ基含有ポリエステル変性エポキシ樹脂誘
導体を主成分とする被覆用樹脂組成物にブロックポリイ
ソシアネ−ト架橋剤を配合もしくは付加させたものに中
和剤(酸)でプロトン化し水に溶解または分散したもの
が使用できる。
【0017】該エポキシ樹脂としては、1分子当たり平
均少なくとも約0.5個好ましくは約0.8個以上2未
満の水酸基及びエポキシ当量約200〜400、好まし
くは約230〜350、分子量約400〜1000、好
ましくは約450〜700の範囲のものが好ましい。特
に有用なエポキシ樹脂としては、ビスフェノ−ル(A、
F、B)のようなポリフェノ−ルのポリグリシジルエ−
テルなどが包含される。該エポキシ樹脂の具体例として
は、例えば、ビス(4−ヒドロキシフェニル)−2,2
−プロパン、ビス(4−ヒドロキシフェニル)−1,1
エタン、ビス(4−ヒドロキシフェニル)−メタン、
4,4´−ジヒドロキシジフェニルスルフォン;フェノ
−ルノボラックやクレゾ−ルノボラック等のポリフェノ
−ルグリシジルエ−テル及びその重合物が挙げれる。
【0018】上記環状エステル化合物としては、例え
ば、δ−バレロラクトン、ε−カプロラクトン、ζ−エ
ナラクトン、η−カプリロラクトン、γ−バレロラクト
ン、ε−エナラクトン、ζ−カプリロラクトン等が挙げ
れる。
【0019】ポリフェノ−ル化合物としては、例えば、
ビス(4−ヒドロキシフェニル)−2,2−プロパン、
ビス(4−ヒドロキシフェニル)−1,1−エタン、ビ
ス(4−ヒドロキシフェニル)−1,1−イソブタン、
4,4´−ジヒドロキシベンゾフェノン、ビス(4−ヒ
ドロキシ−3−t−ブチルフェニル)−2,2−プロパ
ン、ビス(ヒドロキシナフチル)メタン、1,5−ジヒ
ドロキシナフタレン等が挙げられる。
【0020】アミノ基含有化合物としては、脂肪族、脂
環族もしくは芳香−脂肪族系の第1級もしくは第2級
(エポキシ基と反応してアミノ基を形成する)及び第3
級アミノアルコ−ルとジイソシアネ−トとの反応によっ
て得られる第3級アミノモノイソシアネ−ト(エポキシ
樹脂の水酸基と反応してエポキシ樹脂にアミノ基を導入
しうる)等が挙げられる。
【0021】アミノ基含有ポリエステル変性エポキシ樹
脂誘導体の平均分子量は、約1000〜7000の範囲
が好適である。
【0022】アミノ基含有ポリエステル変性エポキシ樹
脂誘導体には、1分子中に架橋性基を2個以上含有する
化合物、例えば、ブロックポリイソシアネ−ト、ポリア
ミンのβ−ヒドロキシカルバミン酸エステル、マロン酸
エステル誘導体、メチロ−ル化メラミン、メチロ−ル化
尿素、ポリエポキシ化合物、α,β−不飽和二重結合化
合物等の架橋剤を配合したものが使用される。該架橋剤
の架橋性基の一部がアミノ基含有ポリエステル変性エポ
キシ樹脂誘導体に結合していても構わない。アミノ基含
有ポリエステル変性エポキシ樹脂誘導体と架橋剤との配
合割合は約90/10〜60/40重量比の範囲が好適
である。
【0023】該アミノ基含有ポリエステル変性エポキシ
樹脂誘導体はギ酸、酢酸、乳酸等の水溶性有機酸でアミ
ノ基をプロトン化して水溶性化した樹脂成分を電着塗料
として使用する。電着塗料には、必要に応じて顔料、有
機溶剤、硬化触媒、界面活性剤等を配合することができ
る。
【0024】電着塗装方法としては、従来から公知の方
法で行うことができる。例えば、上記電着塗料を電着浴
とし、被塗物を陰極とし金属溶出のない素材(炭素板
等)を陽極として通電することにより行うことができ
る。通電条件は電着塗装膜厚が約10〜40ミクロン、
好ましくは約15〜30ミクロンの範囲で行うことが望
ましい。また、電着塗装後、ウルトラフィルトレ−シヨ
ン濾過液、限外濾過液などにより水洗することが好まし
い。
【0025】電着塗膜の焼付けは電着塗膜及び粉体塗膜
が硬化できる焼付け条件で行なわれる。該焼付けは電着
塗膜及び粉体塗膜の種類によって異なるが、通常、約1
40〜180℃の範囲では約20〜40分間の範囲で行
うことができる。
【0026】本発明によって形成された塗膜表面には必
要に応じて中塗り塗料、上塗り塗料等の塗料を塗装する
ことができる。
【0027】
【実施例】以下、実施例を掲げて本発明を詳細に説明す
る。
【0028】実施例1 燐酸亜鉛化成処理を施した厚さ0.8×縦300×横1
00(mm)のダル鋼板の半分に下記エポキシポリエス
テル樹脂系熱硬化型粉体塗料を静電粉体塗装機(ゲマ社
製)で0〜100ミクロンになるように傾斜(中央付近
が0ミクロン)塗りした。次いで90℃で15分間で第
1段焼付けを行い粉体未硬化塗膜を形成した。次ぎに粉
体塗装板を下記カチオン電着塗料を乾燥塗膜約20ミク
ロンとなるように電着塗装し、ウルトラフィルトレ−シ
ョン濾過液で水洗した後、170℃で30分間で第2段
焼付けをおこなって粉体塗膜及び電着塗膜を形成した。
【0029】粉体塗料:ファインデックM8860(大
日本インキ株式会社製、商品名、酸価35、粉末)70
0g、エピコ−ト1002(油化シェルエポキシ株式会
社製、商品名、エポキシ当量550〜700、平均約2
個エポキシ基)300g、チタン白400gをヘンシェ
ルミキサ−でドライブレンドをおこない、次いでブスコ
ニ−ダ−混練機で溶融混合分散し、冷却、粗粉砕、微粉
砕をおこなった後、150メッシュで濾過して製造し
た。
【0030】カチオン電着塗料:フラスコにビスフェノ
−ルAとエピクロルヒドリンとの反応によって得られた
数平均分子量370、エポキシ当量185のエポキシ樹
脂518gを仕込み、ビスフェノ−ルA57g及びジメ
チルベンジルアミン0.2gを加え、120℃でエポキ
シ当量が250となるまで反応させた、次いでε−カプ
ロラクトン213g及びテトラブトキシチタン0.03
gを加え170℃に昇温しこの温度を保持しながらε−
カプロラクトンの赤外吸収スペクトル分析で吸収がなく
なるまで反応をおこなった後、ビスフェノ−ルA148
gとジメチルベンジルアミン0.4Gを更に加え130
℃でエポキシ当量が936になるまで反応させた。次い
で、メチルイソブチルケトン257.4g、ジメチルア
ミン25.5g、ジエタノ−ルアミン68.3gを加え
80℃で2時間反応後、エチレングリコ−ルモノメチル
エ−テル143.4gで希釈し樹脂固形分72重量%、
アミン価54.5のアミノ基含有ポリエステル変性エポ
キシ樹脂誘導体溶液を製造した。次いで、該樹脂誘導体
溶液にメチルエチルケトオキシムプロックイソホロンジ
イソシアネ−トをブロックイソシアネ−ト基が該樹脂の
1級水酸基及び第1級アミノ基の合計量と当量になるよ
うに配合した。次ぎに、上記で得られたものの固形分1
00gに対しポリプロピレングリコ−ル1g、酢酸0.
96g及び酢酸鉛1gを加え、60℃に加温しながら脱
イオン水を徐々に加え水分散をおこなってエマルション
を得た。次いで、該エマルションの樹脂固形分100g
に対して塩基性珪酸鉛3g、チタン白13g、クレ−3
g、ジブチル錫オキサイド2g及びノイゲン142B
(第一工業製薬株、商品名、ノニオン界面活性剤)1部
をボ−ルミルで10ミクロンになるように分散をおこな
った顔料ペ−ストを配合した後、樹脂固形分が15重量
%になるように希釈して製造した。
【0031】第1段焼付けにおける粉体塗膜の広がり平
均直径伸び率:第1段焼付けをおこなった粉体塗膜を2
00ミクロン以下に粉砕し、その粉末0.8gを平均直
径13mm、高さ4mmの円筒状になるように30Kg
/mm2 加圧成型したものをアルミニウム板に乗せ第2
段焼付け(170℃で30分間)加熱フロ−させたとき
の広がり長さを測定した。次ぎに式[{(焼付け後の成
型物の平均直径mm−焼付け前の初期粉体塗料の加圧成
型物の平均直径13mm)/該初期粉体塗料の加圧成型
物の平均直径13mm}×100](以下、同様の意味
を表す)によって粉体塗膜の広がり平均直径伸び率を計
算した。その結果100%(平均直径26mm)であり
良好であった。
【0032】塗膜平滑性:塗膜平滑性の平滑感を肉眼で
評価した(以下、同様の意味を表す)。粉体塗装部、電
着塗装部及びその界面のいずれにおいても良好であっ
た。
【0033】粉体塗膜及び電着塗膜との層間付着性:カ
ッタ−で2mmマスのゴバン目を50個作りその表面に
セロファンテ−プを密着させて、強く引き離した際のマ
ス目の剥離程度を評価した(以下、同様の意味を表
す)。その結果剥離が全くなく良好であった。
【0034】耐塩水噴霧性:JIS K−5400塩水
噴霧試験500時間後の平面部における錆発生を目視で
評価した(以下、同様の意味を表す)。粉体塗装部、電
着塗装部及びその界面のいずれにおいても錆発生がなく
良好であった。
【0035】促進耐候性:サンシャインウエザオメ−タ
−で400時間試験をおこなった後、の塗膜評価をおこ
なった(以下、同様の意味を表す)。その結果、変色、
ツヤビケ等の欠陥がなく良好であった。
【0036】実施例2 実施例1において粉体塗料の焼付け温度を110℃とし
た以外は実施例1と同様にして試験した。
【0037】第1段焼付けにおける粉体塗膜の広がり平
均直径伸び率:92%(平均直径25mm)で良好であ
った。
【0038】塗膜平滑性:粉体塗装部、電着塗装部及び
その界面のいずれにおいても良好であった。
【0039】粉体塗膜及び電着塗膜との層間付着性:剥
離が全くなく良好であった。
【0040】耐塩水噴霧性:粉体塗装部、電着塗装部及
びその界面のいずれにおいても錆発生がなく良好であっ
た。
【0041】促進耐候性:変色、ツヤビケ等の欠陥がな
く良好であった。
【0042】比較例1 実施例1において粉体塗料の焼付け温度を170℃とし
た以外は実施例1と同様にして試験した。その結果、第
1段焼付けにおける粉体塗膜の広がり平均直径伸び率2
%(平均直径13.3mm)で悪かった。塗膜平滑性に
ついて粉体塗装部、電着塗装部の平滑性はそれぞれ良好
であったがその界面は凸凹で劣っていた。耐塩水噴霧性
について粉体塗装部、電着塗装部は良好であったがその
界面は錆が発生して著しく悪かった。粉体塗膜及び電着
塗膜との層間付着性は剥離がなく良好であった。促進耐
候性は変色、ツヤビケ等の欠陥がなく良好であった。
【0043】比較例2 実施例1において、粉体塗料としてエポキシ樹脂系熱硬
化型粉体塗料(関西ペイント株式会社製、エバクラッド
No3250グレ−、ビスフェノ−ル型エポキシ樹脂/
アジピン酸ジヒドラジッド硬化系)を使用した以外は実
施例1と同様にして塗膜を形成した。その結果、第1段
焼付けにおける粉体塗膜の広がり平均直径伸び率100
%(平均直径26mm)で良かった。粉体塗装部、電着
塗装部の平滑性はそれぞれ良好であったがその界面は劣
っていた。粉体塗装部、電着塗装部の耐塩水噴霧性は良
好であったがその界面は錆が発生して著しく悪かった。
粉体塗膜及び電着塗膜との層間付着性はゴバン目の半分
以上が剥離して悪かった。促進耐候性は粉体塗膜部で変
色及びツヤビケがあり悪かった。
【0044】
【発明の効果】本発明塗装方法は粉体塗料及び電着塗料
の構成成分としてポリエステルを使用していることから
形成される塗膜の層間付着性及び濡れ性が向上し、しか
も電着塗膜を焼付ける際に粉体塗膜と電着塗膜とが同時
にフロ−するので平滑性、防食性及び耐候性等が優れる
といった顕著な効果を発揮するものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小笠原 利男 神奈川県平塚市東八幡4丁目17番1号関西 ペイント株式会社内 (72)発明者 川本 酉元 神奈川県平塚市東八幡4丁目17番1号関西 ペイント株式会社内 (72)発明者 粕川 高久 神奈川県平塚市東八幡4丁目17番1号関西 ペイント株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被塗物に熱硬化性エポキシポリエステル樹
    脂粉体塗料を塗装し、次いで粉体塗膜を第1段焼付けを
    おこなって未硬化塗膜を形成した後、粉体未塗着塗装部
    分に熱硬化性ポリエステル変性エポキシ樹脂カチオン電
    着塗料を塗装して塗膜を形成させ、続いて第2段焼付け
    をおこなって粉体塗膜及び電着塗膜とを同時に硬化させ
    ることを特徴とする塗装方法。
  2. 【請求項2】上記粉体塗料が、ポリエステルポリカルボ
    ン酸樹脂を基体樹脂とし、エポキシ樹脂を架橋剤として
    含有することを特徴とする塗装方法。
  3. 【請求項3】上記電着塗料が、カプロラクトン変性エポ
    キシ樹脂をベ−ス樹脂として含有することを特徴とする
    塗装方法。
  4. 【請求項4】上記第1段焼付けが、第1段焼付けをおこ
    なった粉体塗膜を200ミクロン以下に粉砕した粉末
    0.8gを平均直径13mm、高さ4mmの円筒状にな
    るように30Kg/mm2 加圧成型し、このものを第2
    段焼付けで加熱フロ−させたときの広がり長さがもとの
    平均直径よりも10%以上大きくなるような条件で焼付
    けることを特徴とする塗装方法。
JP28553695A 1995-11-02 1995-11-02 塗装方法 Pending JPH09125286A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28553695A JPH09125286A (ja) 1995-11-02 1995-11-02 塗装方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28553695A JPH09125286A (ja) 1995-11-02 1995-11-02 塗装方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09125286A true JPH09125286A (ja) 1997-05-13

Family

ID=17692813

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28553695A Pending JPH09125286A (ja) 1995-11-02 1995-11-02 塗装方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09125286A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000290584A (ja) * 1999-02-05 2000-10-17 Kansai Paint Co Ltd 被覆用樹脂組成物
JP2001129924A (ja) * 1999-11-09 2001-05-15 Kansai Paint Co Ltd プラスチック被覆金属板
JP2005171297A (ja) * 2003-12-09 2005-06-30 Chuo Spring Co Ltd 高耐久性ばねおよびその塗装方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000290584A (ja) * 1999-02-05 2000-10-17 Kansai Paint Co Ltd 被覆用樹脂組成物
JP2001129924A (ja) * 1999-11-09 2001-05-15 Kansai Paint Co Ltd プラスチック被覆金属板
JP2005171297A (ja) * 2003-12-09 2005-06-30 Chuo Spring Co Ltd 高耐久性ばねおよびその塗装方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5756221A (en) Coating method
EP0292771B1 (en) Chip resistant coatings
US12546024B2 (en) Method of improving the corrosion resistance of a metal substrate
US4916019A (en) Cationic electrodeposition coating composition for multilayer film formation
US5824424A (en) Cationic electrodepositable coating composition and coating method using the same
JPS6261675A (ja) 複合塗膜形成法
JP2015098595A (ja) 水性ベース塗料組成物及びそれを用いた複層塗膜形成方法
US20080085965A1 (en) Thermosetting Powder Coating Composition
EP2547709A1 (de) Verfahren zur beschichtung eines metall- oder kunststoffsubstrats, daraus erhältliche beschichtung und beschichtetes substrat
WO2004104066A1 (en) Particulate coating having improved chip resistance, uv durability, and color stability
EP1316593B1 (en) Dual-system coating powder composition
JP3529418B2 (ja) 架橋した微小粒子を含んでなる電着塗装組成物
US6491973B1 (en) Powder coating composition, process for the production and use thereof
JP3253764B2 (ja) 再生ラジカルスカベンジャーを含むエレクトロコートプライマー層
JP2001294804A (ja) 粉体塗料組成物
JP2660014B2 (ja) 被覆用樹脂組成物
US20120004373A1 (en) Powder coating compositions cross-linked with non cyanurate polyepoxides
JP3615580B2 (ja) 塗装方法
JPH09125287A (ja) 塗装方法
JP2000281943A (ja) 高耐候性電着塗料組成物及び塗装方法
JPH09206663A (ja) 塗装方法
JP2001276722A (ja) 塗膜形成方法
EP2630178B1 (en) Low-bake powder coating composition
JP4162769B2 (ja) 塗膜形成方法及び塗膜
JP2975078B2 (ja) 塗膜形成法