JPH09125639A - 屋根作業者用防護装置 - Google Patents
屋根作業者用防護装置Info
- Publication number
- JPH09125639A JPH09125639A JP28515295A JP28515295A JPH09125639A JP H09125639 A JPH09125639 A JP H09125639A JP 28515295 A JP28515295 A JP 28515295A JP 28515295 A JP28515295 A JP 28515295A JP H09125639 A JPH09125639 A JP H09125639A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- protective frame
- rope
- rail member
- eaves
- rail
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000001681 protective effect Effects 0.000 title claims abstract description 58
- 230000001174 ascending effect Effects 0.000 abstract 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 10
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 5
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 3
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Emergency Lowering Means (AREA)
- Movable Scaffolding (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 屋根作業者を防護するための防護枠を、軒上
の所定位置に簡単かつ安全に設置できる屋根作業者用防
護装置を提供する。 【解決手段】 所定間隔をおいて立設され、上部が建造
物5の軒先6上に配置される一対のレール部材10と、
レール部材10の上端に設けられた滑車20と、両端が
一対のレール部材10にスライド自在に取り付けられ
て、上下に昇降自在な防護枠30と、一端が防護枠30
に固定され、滑車20を経由して、他端が前記レール1
0の下部周辺に導かれた昇降操作用ロープ40と、レー
ル部材10の下部に設けられ、ロープ40の他端側を止
着するためのロープ止着用フック50と、を備える屋根
作業者用防護装置。
の所定位置に簡単かつ安全に設置できる屋根作業者用防
護装置を提供する。 【解決手段】 所定間隔をおいて立設され、上部が建造
物5の軒先6上に配置される一対のレール部材10と、
レール部材10の上端に設けられた滑車20と、両端が
一対のレール部材10にスライド自在に取り付けられ
て、上下に昇降自在な防護枠30と、一端が防護枠30
に固定され、滑車20を経由して、他端が前記レール1
0の下部周辺に導かれた昇降操作用ロープ40と、レー
ル部材10の下部に設けられ、ロープ40の他端側を止
着するためのロープ止着用フック50と、を備える屋根
作業者用防護装置。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、建造物の屋根作
業者に対する安全性を十分に確保するために開発された
屋根作業者用防護装置に関する。
業者に対する安全性を十分に確保するために開発された
屋根作業者用防護装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、切妻造りや寄せむね造りの建造物
等において、屋根作業者の転落を防止するための特別な
手段は存在せず、現場状況に応じて、適宜、防護枠等の
防護部材を設置するようにしていた。例えば、軒上近く
まで足場を組み立てて、足場支柱の軒上部分に防護枠を
取り付けたり、あるいは建造物の軒先に防護枠を直接取
り付けるようにしていた。
等において、屋根作業者の転落を防止するための特別な
手段は存在せず、現場状況に応じて、適宜、防護枠等の
防護部材を設置するようにしていた。例えば、軒上近く
まで足場を組み立てて、足場支柱の軒上部分に防護枠を
取り付けたり、あるいは建造物の軒先に防護枠を直接取
り付けるようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、足場に
防護枠を取り付ける方式では、防護枠を設置するため
に、足場板等の作業台を支柱上端付近の高い位置まで組
み立てていく必要があり、その足場組立作業が非常に面
倒であるという問題があった。更に防護枠の組付作業
は、当然のことながら、軒上周辺の高所で行うことにな
り、作業者に対する安全性を十分に確保できないという
問題もあった。
防護枠を取り付ける方式では、防護枠を設置するため
に、足場板等の作業台を支柱上端付近の高い位置まで組
み立てていく必要があり、その足場組立作業が非常に面
倒であるという問題があった。更に防護枠の組付作業
は、当然のことながら、軒上周辺の高所で行うことにな
り、作業者に対する安全性を十分に確保できないという
問題もあった。
【0004】一方、後者の方式、すなわち軒先に防護枠
を直接取り付ける場合、作業者は、屋根上等の不自由な
高い位置で、防護枠の設置作業を行う必要があり、作業
性が悪く、防護枠の設置が非常に困難であるという問題
があった。しかも防護枠の設置作業は、上記と同様に、
軒上の高所で行うことになり、作業者に対する安全性を
十分に確保できないという問題があった。
を直接取り付ける場合、作業者は、屋根上等の不自由な
高い位置で、防護枠の設置作業を行う必要があり、作業
性が悪く、防護枠の設置が非常に困難であるという問題
があった。しかも防護枠の設置作業は、上記と同様に、
軒上の高所で行うことになり、作業者に対する安全性を
十分に確保できないという問題があった。
【0005】この発明は、上記従来技術の問題を解消
し、屋根作業者を防護するための防護枠を、所定の位置
に簡単かつ安全に設置できる屋根作業者用防護装置を提
供することを目的とする。
し、屋根作業者を防護するための防護枠を、所定の位置
に簡単かつ安全に設置できる屋根作業者用防護装置を提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明の屋根作業者用防護装置は、所定間隔をお
いて立設され、上部が建造物の軒上に配置される一対の
レール部材と、前記レール部材の上端位置に設けられた
滑車と、両端が前記一対のレール部材にスライド自在に
取り付けられて、レール部材に沿って上下に昇降自在な
防護枠と、一端が前記防護枠に固定され、前記滑車を経
由して、他端が前記レール部材の下部周辺に導かれた昇
降操作用索条と、前記レール部材の下部位置に設けら
れ、前記索条の他端側を固定するための索条固定手段
と、を備えるものを要旨とする。
め、この発明の屋根作業者用防護装置は、所定間隔をお
いて立設され、上部が建造物の軒上に配置される一対の
レール部材と、前記レール部材の上端位置に設けられた
滑車と、両端が前記一対のレール部材にスライド自在に
取り付けられて、レール部材に沿って上下に昇降自在な
防護枠と、一端が前記防護枠に固定され、前記滑車を経
由して、他端が前記レール部材の下部周辺に導かれた昇
降操作用索条と、前記レール部材の下部位置に設けら
れ、前記索条の他端側を固定するための索条固定手段
と、を備えるものを要旨とする。
【0007】この発明の防護装置は、建造物に沿って立
設したレール部材に防護枠をスライド自在に取り付け、
その防護枠をロープ等の索条により引っ張り上げて固定
するだけで、防護枠の設置が完了する。このため、例え
ば軒上まで足場を組み立てるような面倒な作業を必要と
せず、レール部材の下部周辺における低い位置での作業
で簡単に防護枠を所定の高さ位置に設置できる。しかも
この設置作業は、低所作業であるから、軒上等の不自由
な高所位置での作業と異なり、良好な作業性を得ること
ができるとともに、高所作業とは違って、作業者に対す
る安全性を十分に確保することができる。
設したレール部材に防護枠をスライド自在に取り付け、
その防護枠をロープ等の索条により引っ張り上げて固定
するだけで、防護枠の設置が完了する。このため、例え
ば軒上まで足場を組み立てるような面倒な作業を必要と
せず、レール部材の下部周辺における低い位置での作業
で簡単に防護枠を所定の高さ位置に設置できる。しかも
この設置作業は、低所作業であるから、軒上等の不自由
な高所位置での作業と異なり、良好な作業性を得ること
ができるとともに、高所作業とは違って、作業者に対す
る安全性を十分に確保することができる。
【0008】本発明においては、前記防護枠の下部位置
に、建造物の軒下に向けて突出するように軒下係止部材
が取り付けられてなる構成を採用するのが良い。
に、建造物の軒下に向けて突出するように軒下係止部材
が取り付けられてなる構成を採用するのが良い。
【0009】すなわちその構成を採用した場合には、軒
下係止部材が建造物の軒先下面に係止することによって
防護装置の外側への転倒を防止することができる。
下係止部材が建造物の軒先下面に係止することによって
防護装置の外側への転倒を防止することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】図1はこの発明の実施形態である
屋根作業者用防護装置を示す図である。同図に示すよう
に、本実施形態においては、この防護装置が仮設足場
(1)に組み付けられており、その仮設足場(1)は、
建造物(5)の軒先(6)よりも上部まで組み立てられ
た外支柱(2)と、軒下の所定高さまで組み立てられた
内支柱(3)と、支柱(2)(3)の1層目に取り付け
られた足場板(4)等を具備している。
屋根作業者用防護装置を示す図である。同図に示すよう
に、本実施形態においては、この防護装置が仮設足場
(1)に組み付けられており、その仮設足場(1)は、
建造物(5)の軒先(6)よりも上部まで組み立てられ
た外支柱(2)と、軒下の所定高さまで組み立てられた
内支柱(3)と、支柱(2)(3)の1層目に取り付け
られた足場板(4)等を具備している。
【0011】一方、本実施形態の防護装置は、図1及び
図2に示すように、隣合う2本の外支柱(2)に、相対
向して配置される一対の金属製レール部材(10)を、
複数組備えている。
図2に示すように、隣合う2本の外支柱(2)に、相対
向して配置される一対の金属製レール部材(10)を、
複数組備えている。
【0012】レール部材(10)は、図2ないし図4に
示すように、リップ溝型形状のものであって、溝開放方
向に対し反対側の外面における上端に、レール部材(1
0)を外支柱(2)に固定するための連結部材(11)
が取り付けられるとともに、下部に受金具(12)が取
り付けられている。
示すように、リップ溝型形状のものであって、溝開放方
向に対し反対側の外面における上端に、レール部材(1
0)を外支柱(2)に固定するための連結部材(11)
が取り付けられるとともに、下部に受金具(12)が取
り付けられている。
【0013】このレール部材(10)の連結金具(1
1)が、図2等に示すように、対応する外支柱(2)の
受金具(2a)に嵌入固定されるとともに、レール部材
(10)の受金具(12)とそれに対応する外支柱
(2)の受金具(2a)が連結金具(13)により連結
され、レール部材(10)が外支柱(2)にそれぞれ固
定されている。
1)が、図2等に示すように、対応する外支柱(2)の
受金具(2a)に嵌入固定されるとともに、レール部材
(10)の受金具(12)とそれに対応する外支柱
(2)の受金具(2a)が連結金具(13)により連結
され、レール部材(10)が外支柱(2)にそれぞれ固
定されている。
【0014】レール部材(10)の上端には、ブラケッ
ト(21)を介して滑車(20)が回転自在に取り付け
られている。
ト(21)を介して滑車(20)が回転自在に取り付け
られている。
【0015】一方、レール部材(10)に取り付けられ
る防護枠(30)は、それぞれ金属製の丸パイプ部材か
らなる2本の水平材(31)と、4本の垂直材(32)
と、4本の斜材(33)とを有している。
る防護枠(30)は、それぞれ金属製の丸パイプ部材か
らなる2本の水平材(31)と、4本の垂直材(32)
と、4本の斜材(33)とを有している。
【0016】図5に示すように、水平材(31)は、そ
の周壁外面に、4本のグラビティロックピン(31a)
が長さ方向に並んで設けられるとともに、両端近傍にロ
ープ固定用のリング状部材(31b)が固定されてい
る。
の周壁外面に、4本のグラビティロックピン(31a)
が長さ方向に並んで設けられるとともに、両端近傍にロ
ープ固定用のリング状部材(31b)が固定されてい
る。
【0017】水平材(31)の両端に固定されるスライ
ダー(34)は、図6(a)に示すように、長さ(L)
がレール部材(10)のリップ間寸法よりも長くて溝幅
よりも小さく、かつ幅(W)がリップ間寸法よりも短い
変形長方形状のものにより構成されている。
ダー(34)は、図6(a)に示すように、長さ(L)
がレール部材(10)のリップ間寸法よりも長くて溝幅
よりも小さく、かつ幅(W)がリップ間寸法よりも短い
変形長方形状のものにより構成されている。
【0018】そして、図4想像線及び図6(b)に示す
ように水平材両端のスライダー(34)がレール部材
(10)の溝内にスライド自在に収容されることによ
り、水平材(31)が、向かい合う一対のレール部材
(10)間にそれぞれ2本ずつレール長手方向に沿って
スライド昇降自在に取り付けられている。この取付状態
では、スライダー(34)は、長さ方向の両端部(34
a)がレール部材(10)のリップ裏面に係合すること
により、レール溝からの抜止が図られている。
ように水平材両端のスライダー(34)がレール部材
(10)の溝内にスライド自在に収容されることによ
り、水平材(31)が、向かい合う一対のレール部材
(10)間にそれぞれ2本ずつレール長手方向に沿って
スライド昇降自在に取り付けられている。この取付状態
では、スライダー(34)は、長さ方向の両端部(34
a)がレール部材(10)のリップ裏面に係合すること
により、レール溝からの抜止が図られている。
【0019】なお水平材(31)のレール部材(10)
への取付は、図6(a)に示すように、スライダー(3
4)をその長さ方向をレール部材(10)の溝方向に揃
えた状態でレール溝内に挿入して、図6(b)に示すよ
うに水平材(31)を回転させてスライダー(34)を
90°回転させることにより行う。
への取付は、図6(a)に示すように、スライダー(3
4)をその長さ方向をレール部材(10)の溝方向に揃
えた状態でレール溝内に挿入して、図6(b)に示すよ
うに水平材(31)を回転させてスライダー(34)を
90°回転させることにより行う。
【0020】図7に示すように垂直材(32)及び斜材
(33)は、それらの両端部にロックピン挿入孔(32
a)(33a)が形成されている。
(33)は、それらの両端部にロックピン挿入孔(32
a)(33a)が形成されている。
【0021】そして図1及び図2等に示すように、垂直
材(32)のロックピン挿入孔(32a)内に、水平材
(31)のグラビディロックピン(31a)が挿入され
ることにより、4本の垂直材(32)が上下2本の水平
材(31)間に架け渡されるように取り付けられる。同
様に、斜材(33)のロックピン挿入孔(33a)内
に、水平材(31)のロックピン(31a)が挿入され
ることにより、4本の斜材(33)が、垂直材(32)
及び水平材(31)により構成される矩形枠の対角線上
に沿って取り付けられる。
材(32)のロックピン挿入孔(32a)内に、水平材
(31)のグラビディロックピン(31a)が挿入され
ることにより、4本の垂直材(32)が上下2本の水平
材(31)間に架け渡されるように取り付けられる。同
様に、斜材(33)のロックピン挿入孔(33a)内
に、水平材(31)のロックピン(31a)が挿入され
ることにより、4本の斜材(33)が、垂直材(32)
及び水平材(31)により構成される矩形枠の対角線上
に沿って取り付けられる。
【0022】図1ないし図3に示すように、レール部材
(10)の下端には、ブラケット(51)を介してロー
プ止着用フック(50)が固定されている。また防護枠
(30)における上側の水平材(31)のリング状部材
(31b)には、ロープ(40)の一端に設けられたフ
ック(41)が掛止されるとともに、そのロープ(4
0)がレール部材(10)上端の滑車(20)を経由し
て、他端がロープ止着用フック(50)の近傍に導かれ
ている。そしてこのロープ(40)の他端を下方へ引っ
張ることにより、防護枠(30)がレール部材(10)
に沿って軒上まで上昇するよう構成されており、更にロ
ープ(40)の他端をフック(50)に止着することに
より、防護枠(30)の自重によるスライド落下が防止
されて、防護枠(30)の位置固定が図られるよう構成
されている。
(10)の下端には、ブラケット(51)を介してロー
プ止着用フック(50)が固定されている。また防護枠
(30)における上側の水平材(31)のリング状部材
(31b)には、ロープ(40)の一端に設けられたフ
ック(41)が掛止されるとともに、そのロープ(4
0)がレール部材(10)上端の滑車(20)を経由し
て、他端がロープ止着用フック(50)の近傍に導かれ
ている。そしてこのロープ(40)の他端を下方へ引っ
張ることにより、防護枠(30)がレール部材(10)
に沿って軒上まで上昇するよう構成されており、更にロ
ープ(40)の他端をフック(50)に止着することに
より、防護枠(30)の自重によるスライド落下が防止
されて、防護枠(30)の位置固定が図られるよう構成
されている。
【0023】図3に示すように、レール部材(10)下
端のブラケット(51)におけるロープ止着用フック
(50)の上方位置には、ロープ固定機構(60)が設
けられている。この機構(60)には一対のカム(6
1)が設けられている。各カム(61)は、図8及び図
9に示すように、ブラケット(51)に揺動自在にかつ
互いに接離自在に取り付けられており、更に一対のカム
(61)は互いに接触する方向に付勢されている。
端のブラケット(51)におけるロープ止着用フック
(50)の上方位置には、ロープ固定機構(60)が設
けられている。この機構(60)には一対のカム(6
1)が設けられている。各カム(61)は、図8及び図
9に示すように、ブラケット(51)に揺動自在にかつ
互いに接離自在に取り付けられており、更に一対のカム
(61)は互いに接触する方向に付勢されている。
【0024】この一対のカム(61)間にロープ(4
0)の他端側が挿通配置されている。そして、図8に示
すように防護枠(30)が上昇している状態において、
不本意にも、ロープ(40)の他端が開放された場合、
一対のカム(61)はロープ(40)に追従するように
して閉じてロープ(40)を挟み込み、ロープ(40)
の移動、すなわち防護枠(30)の不本意な落下を防止
できるよう構成されている。なお図9に示すように、ロ
ープ(40)を一対のカム(61)間に配置した状態
で、ロープ(40)を下方に引っ張り操作する場合に
は、一対のカム(61)がロープ(40)の周面に押さ
れて開き、ロープ(40)の引っ張り操作が許容される
ので、その操作が妨げられることはない。
0)の他端側が挿通配置されている。そして、図8に示
すように防護枠(30)が上昇している状態において、
不本意にも、ロープ(40)の他端が開放された場合、
一対のカム(61)はロープ(40)に追従するように
して閉じてロープ(40)を挟み込み、ロープ(40)
の移動、すなわち防護枠(30)の不本意な落下を防止
できるよう構成されている。なお図9に示すように、ロ
ープ(40)を一対のカム(61)間に配置した状態
で、ロープ(40)を下方に引っ張り操作する場合に
は、一対のカム(61)がロープ(40)の周面に押さ
れて開き、ロープ(40)の引っ張り操作が許容される
ので、その操作が妨げられることはない。
【0025】一方、図1に示すように、防護枠(30)
の下部両側には、防護枠上昇状態において建造物(5)
の軒下に向けて突出するように、パイプ状の軒下係止部
材(70)が取り付けられている。そしてこの軒下係止
部材(70)が、軒先(6)の下面に係止することによ
り、足場(1)が外側に転倒するのを防止できるよう構
成されている。
の下部両側には、防護枠上昇状態において建造物(5)
の軒下に向けて突出するように、パイプ状の軒下係止部
材(70)が取り付けられている。そしてこの軒下係止
部材(70)が、軒先(6)の下面に係止することによ
り、足場(1)が外側に転倒するのを防止できるよう構
成されている。
【0026】次に、以上のように構成された屋根作業者
用防護装置の組付手順について説明する。なお組付前に
おいて、防護枠(30)は、水平材(31)、垂直材
(32)及び斜材(33)にそれぞれ分解されているも
のとする。
用防護装置の組付手順について説明する。なお組付前に
おいて、防護枠(30)は、水平材(31)、垂直材
(32)及び斜材(33)にそれぞれ分解されているも
のとする。
【0027】まず始めに1層目まで足場(1)を組み立
てる。このとき、所定の外支柱(2)の上部が建造物
(5)の軒上に配置されるように組み立てる。
てる。このとき、所定の外支柱(2)の上部が建造物
(5)の軒上に配置されるように組み立てる。
【0028】次に所定の外支柱(2)上端の受金具(2
a)に、レール部材(10)上端の連結金具(11)を
嵌入固定するとともに、外支柱(2)下端の受金具(2
a)とレール部材(10)下端の受金具(12)とを連
結金具(13)により連結して、レール部材(10)を
取り付ける。なおこのレール部材(10)の取付は、ロ
ープ(40)を滑車(20)に掛け渡した状態で行う。
a)に、レール部材(10)上端の連結金具(11)を
嵌入固定するとともに、外支柱(2)下端の受金具(2
a)とレール部材(10)下端の受金具(12)とを連
結金具(13)により連結して、レール部材(10)を
取り付ける。なおこのレール部材(10)の取付は、ロ
ープ(40)を滑車(20)に掛け渡した状態で行う。
【0029】続いて、向かい合う一対のレール部材(1
0)のレール溝内に、水平材(31)両端のスライダー
(34)を、上記したように図6(a)に示す状態で挿
入して、図6(b)に示すように回転させることによ
り、水平材(31)を一対のレール部材(10)間に掛
け渡すように取り付ける。
0)のレール溝内に、水平材(31)両端のスライダー
(34)を、上記したように図6(a)に示す状態で挿
入して、図6(b)に示すように回転させることによ
り、水平材(31)を一対のレール部材(10)間に掛
け渡すように取り付ける。
【0030】こうして一対のレール部材(10)に対
し、上下に2本の水平材(31)を取り付ける。
し、上下に2本の水平材(31)を取り付ける。
【0031】次に上下2本の水平材(31)間に、垂直
材(32)及び斜材(33)を架け渡すように取り付け
る。なお水平材(31)間に垂直材(32)及び斜材
(33)を取り付けることにより、水平材(31)の軸
回りの回転が防止され、スライダー(34)が図6
(b)に示す状態を保持し、スライダー(34)がレー
ル溝から抜け出すのが防止されることになる。
材(32)及び斜材(33)を架け渡すように取り付け
る。なお水平材(31)間に垂直材(32)及び斜材
(33)を取り付けることにより、水平材(31)の軸
回りの回転が防止され、スライダー(34)が図6
(b)に示す状態を保持し、スライダー(34)がレー
ル溝から抜け出すのが防止されることになる。
【0032】続いてロープ(40)一端のフック(4
1)を、防護枠(30)のリング状部材(31b)に掛
止する。
1)を、防護枠(30)のリング状部材(31b)に掛
止する。
【0033】次にロープ(40)の他端側を手で持っ
て、ロープ(40)を下方へ引っ張り、防護枠(30)
をレール部材(10)に沿って上昇させる。
て、ロープ(40)を下方へ引っ張り、防護枠(30)
をレール部材(10)に沿って上昇させる。
【0034】そして防護枠(30)を所定高さ(軒上)
まで引っ張り上げたところで、ロープ(40)の他端側
を、ロープ固定機構(60)の一対のカム(61)間に
挿入して、ロープ(40)、すなわち防護枠(30)を
固定する。更にロープ(40)の他端を、ロープ止着用
フック(50)に結んで止着する。
まで引っ張り上げたところで、ロープ(40)の他端側
を、ロープ固定機構(60)の一対のカム(61)間に
挿入して、ロープ(40)、すなわち防護枠(30)を
固定する。更にロープ(40)の他端を、ロープ止着用
フック(50)に結んで止着する。
【0035】こうして本実施形態の防護装置の組付が完
了する。
了する。
【0036】以上のように、この防護装置によれば、防
護枠(30)をレール部材(10)に沿ってロープ(4
0)により引っ張り上げて固定するという簡単な作業
で、防護枠(30)を軒上の所定位置に設置することが
できる。しかもこの設置作業は、低所(1層目の足場板
上)で行えるので、従来のように屋根上等の不自由な高
所位置での作業と異なり、良好な作業性を得ることがで
きるとともに、高所作業とは違って、作業者に対する安
全性を十分に確保することができる。
護枠(30)をレール部材(10)に沿ってロープ(4
0)により引っ張り上げて固定するという簡単な作業
で、防護枠(30)を軒上の所定位置に設置することが
できる。しかもこの設置作業は、低所(1層目の足場板
上)で行えるので、従来のように屋根上等の不自由な高
所位置での作業と異なり、良好な作業性を得ることがで
きるとともに、高所作業とは違って、作業者に対する安
全性を十分に確保することができる。
【0037】なお言うまでもなく、軒先(6)に立設さ
れる防護枠(30)により、屋根作業者の転落も確実に
防止でき、屋根作業者に対する安全性も十分に確保する
ことができる。
れる防護枠(30)により、屋根作業者の転落も確実に
防止でき、屋根作業者に対する安全性も十分に確保する
ことができる。
【0038】またロープ(40)を、フック(50)
と、ロープ固定機構(60)との2か所で固定するよう
にしているため、たとえ一方の固定部によるロープ(4
0)の固定が解除されたとしても、他方の固定部により
ロープ(40)の固定が維持される。このようにロープ
(40)を2重にロックすることにより、防護枠(3
0)の不本意な落下等を確実に防止でき、より一層安全
性を高めることができる。
と、ロープ固定機構(60)との2か所で固定するよう
にしているため、たとえ一方の固定部によるロープ(4
0)の固定が解除されたとしても、他方の固定部により
ロープ(40)の固定が維持される。このようにロープ
(40)を2重にロックすることにより、防護枠(3
0)の不本意な落下等を確実に防止でき、より一層安全
性を高めることができる。
【0039】また本実施形態では、防護枠(30)の下
部両側に、軒下に向けて突出するように軒下係止部材
(70)を取り付けているため、足場(1)にそれを外
側に転倒させるような大きな力が働いたとしても、軒下
係止部材(70)が、軒先(6)の下面に係止すること
により、足場(1)の転倒が防止される。
部両側に、軒下に向けて突出するように軒下係止部材
(70)を取り付けているため、足場(1)にそれを外
側に転倒させるような大きな力が働いたとしても、軒下
係止部材(70)が、軒先(6)の下面に係止すること
により、足場(1)の転倒が防止される。
【0040】なお上記実施形態においては、1層目の足
場上で、防護装置を組み付けるように構成しているが、
本発明においては、地上で、あるいは2層目以上の足場
で、防護装置を組み付けるように構成しても良い。
場上で、防護装置を組み付けるように構成しているが、
本発明においては、地上で、あるいは2層目以上の足場
で、防護装置を組み付けるように構成しても良い。
【0041】更に本実施形態では、防護装置を足場
(1)に組み付けるように構成しているが、本発明の防
護装置は、単独で使用できるよう構成しても良い。
(1)に組み付けるように構成しているが、本発明の防
護装置は、単独で使用できるよう構成しても良い。
【0042】また、上記実施形態では、レール部材を支
柱に取り付けるように構成しているが、本発明において
は、レール部材と支柱とを兼用するように構成しても良
く、レール部材を単独で立設するように構成しても良
い。
柱に取り付けるように構成しているが、本発明において
は、レール部材と支柱とを兼用するように構成しても良
く、レール部材を単独で立設するように構成しても良
い。
【0043】更に本発明において、ロープ止着用フック
等の索条固定手段は、レール部材の下部位置に設けられ
ていれば良く、レール部材に設けられていても、足場に
設けられていても良い。更に滑車及び軒下係止部材も、
支柱等の足場に設けられていても良い。
等の索条固定手段は、レール部材の下部位置に設けられ
ていれば良く、レール部材に設けられていても、足場に
設けられていても良い。更に滑車及び軒下係止部材も、
支柱等の足場に設けられていても良い。
【0044】
【発明の効果】以上のように、この発明の屋根作業者用
防護装置によれば、建造物に沿って立設したレール部材
に防護枠をスライド自在に取り付け、その防護枠をロー
プ等の索条により引っ張り上げて固定するという簡単な
作業で、防護枠を軒上の所定位置に設置することができ
る。しかもこの設置作業は、レール部材の下部周辺にお
ける低所で行えるので、例えば軒上等の不自由な高所位
置での作業と異なり、良好な作業性を得ることができる
とともに、高所作業とは違って、作業者に対する安全性
を十分に確保できるという効果が得られる。
防護装置によれば、建造物に沿って立設したレール部材
に防護枠をスライド自在に取り付け、その防護枠をロー
プ等の索条により引っ張り上げて固定するという簡単な
作業で、防護枠を軒上の所定位置に設置することができ
る。しかもこの設置作業は、レール部材の下部周辺にお
ける低所で行えるので、例えば軒上等の不自由な高所位
置での作業と異なり、良好な作業性を得ることができる
とともに、高所作業とは違って、作業者に対する安全性
を十分に確保できるという効果が得られる。
【0045】本発明において、防護枠の下部位置に、軒
下に向けて突出するように軒下係止部材を取り付ける場
合には、その軒下係止部材の先端が建造物の軒先下面に
係止することにより、防護装置が外側に転倒するのを確
実に防止できるという利点がある。
下に向けて突出するように軒下係止部材を取り付ける場
合には、その軒下係止部材の先端が建造物の軒先下面に
係止することにより、防護装置が外側に転倒するのを確
実に防止できるという利点がある。
【図1】この発明の実施形態である屋根作業者用防護装
置が適用された仮設足場を示す図であって、同図(a)
は側面図、同図(b)は正面図である。
置が適用された仮設足場を示す図であって、同図(a)
は側面図、同図(b)は正面図である。
【図2】実施形態の防護装置を示す左半部正面図であ
る。
る。
【図3】実施形態の防護装置におけるレール部材を示す
図であって、同図(a)は正面図、同図(b)は側面図
である。
図であって、同図(a)は正面図、同図(b)は側面図
である。
【図4】実施形態のレール部材を示す断面図である。
【図5】実施形態の防護装置における防護枠の水平材を
示す図であって、同図(a)は正面図、同図(b)は側
面図である。
示す図であって、同図(a)は正面図、同図(b)は側
面図である。
【図6】図6(a)は実施形態における水平材のスライ
ダーをレール部材に挿入した直後の状態を示す断面図、
同図(b)は水平材のスライダーをレール部材に挿入し
て回転させた状態を示す図である。
ダーをレール部材に挿入した直後の状態を示す断面図、
同図(b)は水平材のスライダーをレール部材に挿入し
て回転させた状態を示す図である。
【図7】図7(a)は実施形態における防護枠の垂直材
を示す正面図、同図(b)は斜材を示す正面図である。
を示す正面図、同図(b)は斜材を示す正面図である。
【図8】実施形態のロープ固定機構をロープ固定状態で
示す正面図である。
示す正面図である。
【図9】実施形態における防護装置のロープ固定機構を
ロープ開放状態で示す正面図である。
ロープ開放状態で示す正面図である。
5…建造物 6…軒先 10…レール部材 20…滑車 30…防護枠 40…ロープ(昇降操作用索条) 50…ロープ止着用フック(索条固定手段) 70…軒下係止部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉丸 勝善 大阪市中央区北久宝寺町3丁目6番1号 株式会社ダイサン内
Claims (2)
- 【請求項1】 所定間隔をおいて立設され、上部が建造
物の軒上に配置される一対のレール部材と、 前記レール部材の上端位置に設けられた滑車と、 両端が前記一対のレール部材にスライド自在に取り付け
られて、レール部材に沿って上下に昇降自在な防護枠
と、 一端が前記防護枠に固定され、前記滑車を経由して、他
端が前記レール部材の下部周辺に導かれた昇降操作用索
条と、 前記レール部材の下部位置に設けられ、前記索条の他端
側を固定するための索条固定手段と、を備える屋根作業
者用防護装置。 - 【請求項2】 前記防護枠の下部位置に、建造物の軒下
に向けて突出するように軒下係止部材が取り付けられ
て、その軒下係止部材が建造物の軒先下面に係止するこ
とにより外側への装置転倒が防止されるよう構成されて
なる請求項1記載の屋根作業者用防護装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28515295A JPH09125639A (ja) | 1995-11-01 | 1995-11-01 | 屋根作業者用防護装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28515295A JPH09125639A (ja) | 1995-11-01 | 1995-11-01 | 屋根作業者用防護装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09125639A true JPH09125639A (ja) | 1997-05-13 |
Family
ID=17687769
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28515295A Pending JPH09125639A (ja) | 1995-11-01 | 1995-11-01 | 屋根作業者用防護装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09125639A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2010009272A3 (en) * | 2008-07-15 | 2010-04-01 | Convenient Safety Systems, Inc. | Sloped roof safety system |
| JP2011099234A (ja) * | 2009-11-05 | 2011-05-19 | Daisan:Kk | 軒上工法 |
-
1995
- 1995-11-01 JP JP28515295A patent/JPH09125639A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2010009272A3 (en) * | 2008-07-15 | 2010-04-01 | Convenient Safety Systems, Inc. | Sloped roof safety system |
| JP2011099234A (ja) * | 2009-11-05 | 2011-05-19 | Daisan:Kk | 軒上工法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CA2739414C (en) | Telescopic safety post | |
| US8245816B2 (en) | Integral safety system which can be used for construction | |
| US2854291A (en) | Scaffold apparatus | |
| KR100483898B1 (ko) | 건축장의 레일난간(비계) 협지(狹支) 장치 | |
| JP2005061106A (ja) | 屋根上作業方法および屋根上作業方法に用いる安全帯取付具 | |
| US6006862A (en) | Temporary guard rail assembly for scaffolding | |
| JPH09125639A (ja) | 屋根作業者用防護装置 | |
| JP3950800B2 (ja) | つり足場 | |
| KR102655505B1 (ko) | 확장가변형 곤돌라 | |
| JP2847368B2 (ja) | 階段室等の開口部における墜転落防止用仮設手摺 | |
| JPS58748Y2 (ja) | 枠組足場開閉手摺 | |
| JP3523140B2 (ja) | 屋根上安全装置 | |
| JP2007138416A (ja) | 外部養生ユニットのクライミング工法 | |
| KR102938036B1 (ko) | 건축용 안전 발판 | |
| JPS623477Y2 (ja) | ||
| JPS6019863A (ja) | 簡易足場 | |
| JP7514574B1 (ja) | 作業用ゴンドラ装置およびゴンドラ仮固定装置 | |
| JP2582842Y2 (ja) | 建築工事用養生ネット | |
| JP2002242423A (ja) | 吊足場 | |
| JPS6328245Y2 (ja) | ||
| JP3101955U (ja) | 高所作業車バケット用テント装置 | |
| JP2602190Y2 (ja) | 簡易足場屋根 | |
| JP2551725B2 (ja) | 防護フェンス | |
| JP2004209026A (ja) | 建築用突張り支柱 | |
| JPH0115794Y2 (ja) |