JPH09128761A - 光学式記録情報再生装置におけるミラー回路 - Google Patents
光学式記録情報再生装置におけるミラー回路Info
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- JPH09128761A JPH09128761A JP28358495A JP28358495A JPH09128761A JP H09128761 A JPH09128761 A JP H09128761A JP 28358495 A JP28358495 A JP 28358495A JP 28358495 A JP28358495 A JP 28358495A JP H09128761 A JPH09128761 A JP H09128761A
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- Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)
- Optical Recording Or Reproduction (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 読取信号のレベルやクロストークが変動して
も適正なミラー信号を発生することのできるミラー回路
を提供する。 【解決手段】 本ミラー回路は、読取信号の各極大値を
含む上側エンベロープと読取信号の各極小値を含む下側
エンベロープとの差に応じたレベルを有するエンベロー
プ差信号を生成するエンベロープ検出系11,12,1
3と、比較基準信号とエンベロープ差信号とをレベル比
較しその比較結果に応じたレベルを有するミラー信号を
生成する比較回路16とを有する。エンベロープ差信号
のピーク値とボトム値との中間値に応じたレベル信号を
比較基準信号とする。
も適正なミラー信号を発生することのできるミラー回路
を提供する。 【解決手段】 本ミラー回路は、読取信号の各極大値を
含む上側エンベロープと読取信号の各極小値を含む下側
エンベロープとの差に応じたレベルを有するエンベロー
プ差信号を生成するエンベロープ検出系11,12,1
3と、比較基準信号とエンベロープ差信号とをレベル比
較しその比較結果に応じたレベルを有するミラー信号を
生成する比較回路16とを有する。エンベロープ差信号
のピーク値とボトム値との中間値に応じたレベル信号を
比較基準信号とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、記録情報再生装
置におけるミラー回路に関する。本発明はまた、光学式
ディスクや光磁気ディスク等の記録媒体に対する読取点
が記録トラック上にあるか否かを検出する機能を含むミ
ラー回路に関する。
置におけるミラー回路に関する。本発明はまた、光学式
ディスクや光磁気ディスク等の記録媒体に対する読取点
が記録トラック上にあるか否かを検出する機能を含むミ
ラー回路に関する。
【0002】
【従来の技術】コンパクト・ディスク(CD)と称され
るディジタルオーディオディスクや、音声信号とともに
画像信号が記録されたビデオディスク、及びいわゆるC
D−ROM等の光学式情報記録ディスク(以下、これら
を総称して光ディスクと呼ぶ)の記録情報につき読取及
び再生を行うシステムには、一般に、設定された数のト
ラック分だけ情報読取点が一度に飛び越すトラックジャ
ンプ機能が備わる。このトラックジャンプ動作は、サー
チモード、スキャン再生モード等において実行され、情
報読取点を形成するピックアップにおいて行なわれる比
較的微小幅のトラックジャンプや、ピックアップ全体を
ディスク半径方向に移動するスライダにおいて行われる
比較的大幅なトラックジャンプとを含む。
るディジタルオーディオディスクや、音声信号とともに
画像信号が記録されたビデオディスク、及びいわゆるC
D−ROM等の光学式情報記録ディスク(以下、これら
を総称して光ディスクと呼ぶ)の記録情報につき読取及
び再生を行うシステムには、一般に、設定された数のト
ラック分だけ情報読取点が一度に飛び越すトラックジャ
ンプ機能が備わる。このトラックジャンプ動作は、サー
チモード、スキャン再生モード等において実行され、情
報読取点を形成するピックアップにおいて行なわれる比
較的微小幅のトラックジャンプや、ピックアップ全体を
ディスク半径方向に移動するスライダにおいて行われる
比較的大幅なトラックジャンプとを含む。
【0003】かかるトラックジャンプ動作終了後におい
ては、トラッキングサーボ回路が線形な制御範囲を越え
ているためにトラッキングアクチュエータの整定(すな
わちトラッキングサーボの引き込み)に工夫が要る。例
えば当該ジャンプ動作中の適当なタイミングでトラッキ
ングサーボループのループスイッチをオンオフ制御する
ことにより、トラッキングアクチュエータにブレーキを
付与する構成の半波ブレーキ回路が用いられる。このブ
レーキ回路におけるトラッキングサーボのオンオフ制御
タイミングを得るためには、情報読取点がディスクのト
ラック上に位置している状態(以下、オントラック状態
と称する)か、もしくは情報読取点がトラックから外れ
ている状態(以下、オフトラック状態と称する)かを示
すオン/オフトラック検出信号(以下、ミラー信号と称
する)が必要である。すなわち、当該制御タイミングに
おけるミラー信号の状態によって、情報読取点が移動す
る方向が内周から外周へ向かう方向なのか外周から内周
へ向かう方向なのかを検知し、これにより検知した移動
方向に対応した波形(例えばトラッキングエラー信号の
正側半波及び負側半波のどちらか一方)の信号をトラッ
キングアクチュエータの駆動信号として供給する。
ては、トラッキングサーボ回路が線形な制御範囲を越え
ているためにトラッキングアクチュエータの整定(すな
わちトラッキングサーボの引き込み)に工夫が要る。例
えば当該ジャンプ動作中の適当なタイミングでトラッキ
ングサーボループのループスイッチをオンオフ制御する
ことにより、トラッキングアクチュエータにブレーキを
付与する構成の半波ブレーキ回路が用いられる。このブ
レーキ回路におけるトラッキングサーボのオンオフ制御
タイミングを得るためには、情報読取点がディスクのト
ラック上に位置している状態(以下、オントラック状態
と称する)か、もしくは情報読取点がトラックから外れ
ている状態(以下、オフトラック状態と称する)かを示
すオン/オフトラック検出信号(以下、ミラー信号と称
する)が必要である。すなわち、当該制御タイミングに
おけるミラー信号の状態によって、情報読取点が移動す
る方向が内周から外周へ向かう方向なのか外周から内周
へ向かう方向なのかを検知し、これにより検知した移動
方向に対応した波形(例えばトラッキングエラー信号の
正側半波及び負側半波のどちらか一方)の信号をトラッ
キングアクチュエータの駆動信号として供給する。
【0004】また、トラックジャンプ動作中において、
情報読取点が実際にトラックをいくつ飛び越えたかを認
識するために、ミラー信号が示すオントラック状態また
はオフトラック状態の数を数えるようにしている。この
ようなミラー回路(鏡面検出回路とも呼ばれている)と
しては、図1のようなものがある。
情報読取点が実際にトラックをいくつ飛び越えたかを認
識するために、ミラー信号が示すオントラック状態また
はオフトラック状態の数を数えるようにしている。この
ようなミラー回路(鏡面検出回路とも呼ばれている)と
しては、図1のようなものがある。
【0005】図1において、ピックアップ系及びその出
力増幅系(共に図示せず)により、高速サーチなどの比
較的移動速度が速いトラックジャンプ動作において情報
読取点がトラックを横断しつつ得られるディスクの読取
信号(図2(a)参照,RF(高周波)信号とも呼ばれ
る)は、ピークホールド回路11に供給され、その極大
値すなわちピーク値が順次保持され、上側エンベロープ
信号(図2(b)参照)が生成される。読取信号はま
た、ボトムホールド回路12に供給され、その極小値す
なわちボトム値が順次保持され、下側エンベロープ信号
(図2(c)参照)が生成される。これらエンベロープ
信号はそれぞれ減算器13に供給され、上側エンベロー
プ信号のレベルから下側エンベロープ信号のレベルが減
ぜられ、この減算結果に応じたレベルのエンベロープ差
信号(図2(d)実線参照)が生成される。エンベロー
プ差信号は、ピークホールド回路14に供給され、比較
的大きな時定数でピークホールドされる。ピークホール
ド回路14の保持出力は、係数乗算器15に供給され、
当該保持出力レベルの2/3のレベルの信号に変換され
または分割され、その分割信号が比較基準信号(図2
(d)破線参照)として比較回路16の一方の入力端子
に供給される。減算器13の出力エンベロープ差信号は
また、比較基準信号と比較すべき信号として比較回路1
6の他方の入力端子にも供給される。比較回路16は、
供給された比較基準信号とエンベロープ差信号とのレベ
ル比較を行い、エンベロープ差信号が比較基準信号より
も低い場合にのみ高レベルとなるミラー信号(図2
(e)参照)を生成する。
力増幅系(共に図示せず)により、高速サーチなどの比
較的移動速度が速いトラックジャンプ動作において情報
読取点がトラックを横断しつつ得られるディスクの読取
信号(図2(a)参照,RF(高周波)信号とも呼ばれ
る)は、ピークホールド回路11に供給され、その極大
値すなわちピーク値が順次保持され、上側エンベロープ
信号(図2(b)参照)が生成される。読取信号はま
た、ボトムホールド回路12に供給され、その極小値す
なわちボトム値が順次保持され、下側エンベロープ信号
(図2(c)参照)が生成される。これらエンベロープ
信号はそれぞれ減算器13に供給され、上側エンベロー
プ信号のレベルから下側エンベロープ信号のレベルが減
ぜられ、この減算結果に応じたレベルのエンベロープ差
信号(図2(d)実線参照)が生成される。エンベロー
プ差信号は、ピークホールド回路14に供給され、比較
的大きな時定数でピークホールドされる。ピークホール
ド回路14の保持出力は、係数乗算器15に供給され、
当該保持出力レベルの2/3のレベルの信号に変換され
または分割され、その分割信号が比較基準信号(図2
(d)破線参照)として比較回路16の一方の入力端子
に供給される。減算器13の出力エンベロープ差信号は
また、比較基準信号と比較すべき信号として比較回路1
6の他方の入力端子にも供給される。比較回路16は、
供給された比較基準信号とエンベロープ差信号とのレベ
ル比較を行い、エンベロープ差信号が比較基準信号より
も低い場合にのみ高レベルとなるミラー信号(図2
(e)参照)を生成する。
【0006】図3は読取信号のクロストークが33%で
ある場合の、図4は50%である場合の、それぞれ上記
ミラー回路におけるミラー信号e、エンベロープ差信号
d1、比較基準信号d2 及びトラッキングエラー信号
f,f´の波形図である。なお、クロストークは、読取
信号の最大振幅に対するオントラック状態とオフトラッ
ク状態とにおける読取信号レベルの差の割合を指してい
る。
ある場合の、図4は50%である場合の、それぞれ上記
ミラー回路におけるミラー信号e、エンベロープ差信号
d1、比較基準信号d2 及びトラッキングエラー信号
f,f´の波形図である。なお、クロストークは、読取
信号の最大振幅に対するオントラック状態とオフトラッ
ク状態とにおける読取信号レベルの差の割合を指してい
る。
【0007】先ず図3によれば、エンベロープ差信号d
1 のピークレベルとボトムレベルとのバランスが比較的
に良く、該ピークレベルの約2/3のレベルを有する比
較基準信号d2 のレベルは、エンベロープ差信号d1 の
波形の概ね変曲点すなわちピーク値とボトム値の略平均
値(中央値)となる。従ってこれら信号d1 及びd2に
基づいて得られるミラー信号eは、デューティ比がほぼ
1:1となるような波形を描くことが分かる。
1 のピークレベルとボトムレベルとのバランスが比較的
に良く、該ピークレベルの約2/3のレベルを有する比
較基準信号d2 のレベルは、エンベロープ差信号d1 の
波形の概ね変曲点すなわちピーク値とボトム値の略平均
値(中央値)となる。従ってこれら信号d1 及びd2に
基づいて得られるミラー信号eは、デューティ比がほぼ
1:1となるような波形を描くことが分かる。
【0008】一方、図4によれば、エンベロープ差信号
d1 のピークレベルにボトムレベルが近づき、該ピーク
レベルの約2/3のレベルを有する比較基準信号d2 の
レベルは、エンベロープ差信号d1 の波形におけるボト
ム寄りの値となる。従ってこれら信号d1 及びd2 に基
づいて得られるミラー信号eは、高レベル期間が低レベ
ル期間よりも相当短い波形を描くことが分かる。
d1 のピークレベルにボトムレベルが近づき、該ピーク
レベルの約2/3のレベルを有する比較基準信号d2 の
レベルは、エンベロープ差信号d1 の波形におけるボト
ム寄りの値となる。従ってこれら信号d1 及びd2 に基
づいて得られるミラー信号eは、高レベル期間が低レベ
ル期間よりも相当短い波形を描くことが分かる。
【0009】図3及び図4において、トラッキングエラ
ー信号fは、理論上、その波形の立ち上がり及び立ち下
がり変曲点すなわち該エラー信号のエラーレベルがゼロ
となるタイミング(いわゆるゼロクロスタイミング)が
ミラー信号eの高レベル期間及び低レベル期間の丁度中
央にある。既述したブレーキ回路においては、このタイ
ミングにおいてミラー信号が高レベルであるか否かによ
って情報読取点の移動方向を判定しており、トラッキン
グエラー信号fのように当該タイミングがミラー信号の
高低レベル期間の中央に対応する場合は、かかる判定を
正確に行うことができる。そしてこれに基づいて得られ
るトラッキングアクチュエータへのブレーキ用駆動信号
gが図3に示される。
ー信号fは、理論上、その波形の立ち上がり及び立ち下
がり変曲点すなわち該エラー信号のエラーレベルがゼロ
となるタイミング(いわゆるゼロクロスタイミング)が
ミラー信号eの高レベル期間及び低レベル期間の丁度中
央にある。既述したブレーキ回路においては、このタイ
ミングにおいてミラー信号が高レベルであるか否かによ
って情報読取点の移動方向を判定しており、トラッキン
グエラー信号fのように当該タイミングがミラー信号の
高低レベル期間の中央に対応する場合は、かかる判定を
正確に行うことができる。そしてこれに基づいて得られ
るトラッキングアクチュエータへのブレーキ用駆動信号
gが図3に示される。
【0010】しかしながら、トラッキングエラー信号f
´のようにゼロクロスタイミングがずれた場合、いわゆ
る位相遅れが起きた場合は、図4の如くクロストークレ
ベルが大きくなるとミラー信号波形の高レベル期間が短
くなり、かかる高レベルを検出すべきトラッキングエラ
ー信号のゼロクロスタイミングが低レベル期間に外れる
ので、情報読取点の移動方向の判定に誤りが生じてしま
うこととなる。
´のようにゼロクロスタイミングがずれた場合、いわゆ
る位相遅れが起きた場合は、図4の如くクロストークレ
ベルが大きくなるとミラー信号波形の高レベル期間が短
くなり、かかる高レベルを検出すべきトラッキングエラ
ー信号のゼロクロスタイミングが低レベル期間に外れる
ので、情報読取点の移動方向の判定に誤りが生じてしま
うこととなる。
【0011】また図4では、比較基準信号d2 のレベル
もエンベロープ差信号d1 のボトムレベルに近づいてい
ることにより、エンベロープ差信号d1 にノイズが乗っ
ているとクロストークが50%程度であってもミラー信
号に高レベルが現れなくなることがある。従ってこの場
合にも情報読取点の移動方向の判定に誤りが生じるとと
もに、ミラー信号にパルスが発生しないのでトラックジ
ャンプ動作中における情報読取点の移動トラック数のカ
ウントができなくなる。しかも、かかる情報読取点の移
動方向の判定ができないことによりトラッキングアクチ
ュエータへの適正なブレーキ用半波駆動信号を生成する
ことができず、情報読取点のいわゆるトラック滑りが多
発することとなる。
もエンベロープ差信号d1 のボトムレベルに近づいてい
ることにより、エンベロープ差信号d1 にノイズが乗っ
ているとクロストークが50%程度であってもミラー信
号に高レベルが現れなくなることがある。従ってこの場
合にも情報読取点の移動方向の判定に誤りが生じるとと
もに、ミラー信号にパルスが発生しないのでトラックジ
ャンプ動作中における情報読取点の移動トラック数のカ
ウントができなくなる。しかも、かかる情報読取点の移
動方向の判定ができないことによりトラッキングアクチ
ュエータへの適正なブレーキ用半波駆動信号を生成する
ことができず、情報読取点のいわゆるトラック滑りが多
発することとなる。
【0012】他方、ボトムホールド回路12の具体的構
成は図5に示される。図5において、読取信号は、ダイ
オード31のカソードに供給される。ダイオード31の
アノードは抵抗値R1 を有する抵抗器32の一端に接続
され、抵抗器32の他端は、ボトムホールド回路12の
出力端に導かれる。さらに抵抗器32の他端は、定電圧
源により電圧VCCが抵抗値R2 を有する抵抗器33を介
して供給され、キャパシタンスCを有するコンデンサ3
4を介して接地される。
成は図5に示される。図5において、読取信号は、ダイ
オード31のカソードに供給される。ダイオード31の
アノードは抵抗値R1 を有する抵抗器32の一端に接続
され、抵抗器32の他端は、ボトムホールド回路12の
出力端に導かれる。さらに抵抗器32の他端は、定電圧
源により電圧VCCが抵抗値R2 を有する抵抗器33を介
して供給され、キャパシタンスCを有するコンデンサ3
4を介して接地される。
【0013】このボトムホールド回路12を含むミラー
回路の詳しい動作を説明するために、図6を用いる。デ
ィスクには、例えばRLL(Run Length Limited)符号
変換された信号に対応するピット等のマークが記録され
る。このRLL符号変換前の原ディジタル信号のビット
周期(単位周期もしくは基本周期)をTとしたとき、マ
ーク列が3Tから11Tの間隔で情報反転するように、
つまりマーク列の最小反転間隔が3Tで最大反転間隔が
11TとなるようにRLL符号変換が行われ、このよう
な符号変換に基づいてマーク列が記録されたディスクか
らは、3Tから11Tの間隔でレベル変化ないしは波形
反転する読取信号が得られる。
回路の詳しい動作を説明するために、図6を用いる。デ
ィスクには、例えばRLL(Run Length Limited)符号
変換された信号に対応するピット等のマークが記録され
る。このRLL符号変換前の原ディジタル信号のビット
周期(単位周期もしくは基本周期)をTとしたとき、マ
ーク列が3Tから11Tの間隔で情報反転するように、
つまりマーク列の最小反転間隔が3Tで最大反転間隔が
11TとなるようにRLL符号変換が行われ、このよう
な符号変換に基づいてマーク列が記録されたディスクか
らは、3Tから11Tの間隔でレベル変化ないしは波形
反転する読取信号が得られる。
【0014】図6においては、説明の簡略化のために、
読取信号(a)が11Tの等間隔で波形反転する方形波
として描かれている。従って読取信号(a)は、22T
周期の一種の高周波キャリア信号成分を有しかつ当該キ
ャリア信号の低レベルが低周波エンベロープ成分を有す
るとみなされる。詳述しないピークホールド回路11
は、読取信号(a)が高レベル(上側ピークレベル)を
示すときそのレベルを保持し、これ以外の低レベルを示
す間は所定の時定数で当該保持レベルから徐々に低下す
る出力信号(b)を生成する。出力信号(b)は、時定
数によるレベル低下の漏れを有するものの、読取信号の
上側ピークレベルに追従するレベルを有するので、読取
信号の上側エンベロープ信号となる。
読取信号(a)が11Tの等間隔で波形反転する方形波
として描かれている。従って読取信号(a)は、22T
周期の一種の高周波キャリア信号成分を有しかつ当該キ
ャリア信号の低レベルが低周波エンベロープ成分を有す
るとみなされる。詳述しないピークホールド回路11
は、読取信号(a)が高レベル(上側ピークレベル)を
示すときそのレベルを保持し、これ以外の低レベルを示
す間は所定の時定数で当該保持レベルから徐々に低下す
る出力信号(b)を生成する。出力信号(b)は、時定
数によるレベル低下の漏れを有するものの、読取信号の
上側ピークレベルに追従するレベルを有するので、読取
信号の上側エンベロープ信号となる。
【0015】ボトムホールド回路12は、読取信号
(a)が低レベル(下側ピークレベル)を示すときその
レベルを保持し、それ以外の高レベルを示す間は所定の
時定数で当該保持レベルから徐々に上昇する出力信号
(c)を生成する。より詳しくは、読取信号(a)が低
レベルとなると抵抗器32及びダイオード31を通じて
電流が入力側に流れるので、コンデンサ34が放電し、
ボトムホールド回路12の出力端の電位は、C・R1 の
時定数で低下していき入力の読取信号が示す低レベルに
達する。このC・R1 の時定数は、十分小さく設定され
ており、当該出力端電位は巨視的には直ちに読取信号の
低レベルに追従する。また、読取信号(a)が高レベル
となるとコンデンサ34に抵抗器33を通じた電流が流
れ、コンデンサ34が充電し、ボトムホールド回路12
の出力端の電位は、C・R2 の時定数で上昇する。この
C・R2 の時定数は、比較的大きく設定されており、当
該出力端電位は緩やかに上昇する。従って読取信号が高
レベルとなってもボトムホールド回路12は、保持した
読取信号の低レベルとあまり変わらない出力信号レベル
とすることができ、これにより読取信号の低レベル(下
側ピークレベル)に追従するボトムホールドすなわち読
取信号の下側エンベロープ検出が達成するのである。
(a)が低レベル(下側ピークレベル)を示すときその
レベルを保持し、それ以外の高レベルを示す間は所定の
時定数で当該保持レベルから徐々に上昇する出力信号
(c)を生成する。より詳しくは、読取信号(a)が低
レベルとなると抵抗器32及びダイオード31を通じて
電流が入力側に流れるので、コンデンサ34が放電し、
ボトムホールド回路12の出力端の電位は、C・R1 の
時定数で低下していき入力の読取信号が示す低レベルに
達する。このC・R1 の時定数は、十分小さく設定され
ており、当該出力端電位は巨視的には直ちに読取信号の
低レベルに追従する。また、読取信号(a)が高レベル
となるとコンデンサ34に抵抗器33を通じた電流が流
れ、コンデンサ34が充電し、ボトムホールド回路12
の出力端の電位は、C・R2 の時定数で上昇する。この
C・R2 の時定数は、比較的大きく設定されており、当
該出力端電位は緩やかに上昇する。従って読取信号が高
レベルとなってもボトムホールド回路12は、保持した
読取信号の低レベルとあまり変わらない出力信号レベル
とすることができ、これにより読取信号の低レベル(下
側ピークレベル)に追従するボトムホールドすなわち読
取信号の下側エンベロープ検出が達成するのである。
【0016】減算器13は、上側エンベロープ信号
(b)と下側エンベロープ信号(c)との差をとり、図
6の(d)に示されるエンベロープ差信号d1 を生成す
る。エンベロープ差信号d1 は、既述の如くピークホー
ルド回路14及び係数乗算器15を経てそのピークレベ
ルの2/3のレベルの信号d2 に変換される。そして比
較回路16において両信号のレベル比較が行われ、エン
ベロープ差信号d1 が比較基準信号d2 を上回ったとき
に高レベルを、下回ったときに低レベルを有するミラー
信号(e)が得られる。
(b)と下側エンベロープ信号(c)との差をとり、図
6の(d)に示されるエンベロープ差信号d1 を生成す
る。エンベロープ差信号d1 は、既述の如くピークホー
ルド回路14及び係数乗算器15を経てそのピークレベ
ルの2/3のレベルの信号d2 に変換される。そして比
較回路16において両信号のレベル比較が行われ、エン
ベロープ差信号d1 が比較基準信号d2 を上回ったとき
に高レベルを、下回ったときに低レベルを有するミラー
信号(e)が得られる。
【0017】かかる図6の例においては、ミラー信号
(e)の高レベル期間と低レベル期間とがほぼ等しい長
さであり、しかも両期間は比較的安定しており、好まし
い。このようなミラー信号が得られる理由は、ボトムホ
ールド回路12の時定数CR2が読取信号に対し適正に
設定されているからである。例えば図7に示されるよう
に、読取信号の振幅変化が小さくクロストークが大きい
場合、得られるミラー信号(e)は、安定な高レベル期
間を形成しない。本来高レベルが継続するところで瞬時
的に低レベルとなってしまう現象が頻繁に起こる。これ
は、読取信号の下側エンベロープの振幅変化に対して時
定数CR2 が小さ過ぎるからである。この場合にもしも
時定数CR2 が十分大きく設定されていればこのような
不安定なミラー信号とはならない筈である。
(e)の高レベル期間と低レベル期間とがほぼ等しい長
さであり、しかも両期間は比較的安定しており、好まし
い。このようなミラー信号が得られる理由は、ボトムホ
ールド回路12の時定数CR2が読取信号に対し適正に
設定されているからである。例えば図7に示されるよう
に、読取信号の振幅変化が小さくクロストークが大きい
場合、得られるミラー信号(e)は、安定な高レベル期
間を形成しない。本来高レベルが継続するところで瞬時
的に低レベルとなってしまう現象が頻繁に起こる。これ
は、読取信号の下側エンベロープの振幅変化に対して時
定数CR2 が小さ過ぎるからである。この場合にもしも
時定数CR2 が十分大きく設定されていればこのような
不安定なミラー信号とはならない筈である。
【0018】しかし時定数CR2 を大きく設定した場合
にも難点がある。それは、図8に示されるように、読取
信号の振幅変化が大きくクロストークが小さい場合、得
られるミラー信号(e)の安定な低レベル期間が短くな
ってしまうことである。より詳しくは、読取信号の下側
エンベロープが上昇傾向にあるとき、読取信号が高レベ
ルとなっても大きな時定数CR2 によりボトムホールド
回路12のコンデンサ34の充電速度が小さいので下側
エンベロープ信号レベルが僅かしか上昇しない。故に次
に読取信号が低レベルに切り替わった時点で、コンデン
サ34の充電電圧が読取信号の低レベルよりも依然低い
状態を保ち、抵抗器32及びダイオード31を通じて電
流が入力側に流れないので、コンデンサ34は放電する
ことができず、もって下側エンベロープ信号が読取信号
の低レベルに追従しないのである。コンデンサ34は、
その充電電圧が読取信号レベルよりも大きい場合にのみ
放電しかつその読取信号レベルに対応する充電電圧へと
低下収束するのであるから、コンデンサ34の充電電圧
が読取信号レベルよりも高くなるまで、電圧VCCによる
抵抗器33を介した充電を継続することとなる。これに
伴い、エンベロープ差信号も図8の(d)の如く比較基
準信号d2 よりも大なる部分が多くなり、ミラー信号
(e)の低レベル期間が短くなってしまうのである。
にも難点がある。それは、図8に示されるように、読取
信号の振幅変化が大きくクロストークが小さい場合、得
られるミラー信号(e)の安定な低レベル期間が短くな
ってしまうことである。より詳しくは、読取信号の下側
エンベロープが上昇傾向にあるとき、読取信号が高レベ
ルとなっても大きな時定数CR2 によりボトムホールド
回路12のコンデンサ34の充電速度が小さいので下側
エンベロープ信号レベルが僅かしか上昇しない。故に次
に読取信号が低レベルに切り替わった時点で、コンデン
サ34の充電電圧が読取信号の低レベルよりも依然低い
状態を保ち、抵抗器32及びダイオード31を通じて電
流が入力側に流れないので、コンデンサ34は放電する
ことができず、もって下側エンベロープ信号が読取信号
の低レベルに追従しないのである。コンデンサ34は、
その充電電圧が読取信号レベルよりも大きい場合にのみ
放電しかつその読取信号レベルに対応する充電電圧へと
低下収束するのであるから、コンデンサ34の充電電圧
が読取信号レベルよりも高くなるまで、電圧VCCによる
抵抗器33を介した充電を継続することとなる。これに
伴い、エンベロープ差信号も図8の(d)の如く比較基
準信号d2 よりも大なる部分が多くなり、ミラー信号
(e)の低レベル期間が短くなってしまうのである。
【0019】このように読取信号に対し時定数CR2 が
大き過ぎると、ミラー信号のデューティが崩れるだけで
なく、読取信号の下側エンベロープの周波数があまりに
高い場合は、ボトムホールド回路12が読取信号に全く
追従できなくなってしまう。
大き過ぎると、ミラー信号のデューティが崩れるだけで
なく、読取信号の下側エンベロープの周波数があまりに
高い場合は、ボトムホールド回路12が読取信号に全く
追従できなくなってしまう。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】かくして本発明は、上
述した各問題点に鑑みてなされたものであり、その目的
とするところは、読取信号のレベルやクロストークが変
動しても適正なミラー信号を発生することのできるミラ
ー回路を提供することにある。
述した各問題点に鑑みてなされたものであり、その目的
とするところは、読取信号のレベルやクロストークが変
動しても適正なミラー信号を発生することのできるミラ
ー回路を提供することにある。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明による第1のミラ
ー回路は、読取信号の各極大値を含む上側エンベロープ
と前記読取信号の各極小値を含む下側エンベロープとの
差に応じたレベルを有するエンベロープ差信号を生成す
るエンベロープ検出手段と、比較基準信号と前記エンベ
ロープ差信号とをレベル比較しその比較結果に応じたレ
ベルを有するミラー信号を生成する比較手段とを有する
ミラー回路であって、前記エンベロープ差信号のピーク
値とボトム値との中間値に応じたレベル信号を前記比較
基準信号とする基準信号生成手段を有することを特徴と
している。
ー回路は、読取信号の各極大値を含む上側エンベロープ
と前記読取信号の各極小値を含む下側エンベロープとの
差に応じたレベルを有するエンベロープ差信号を生成す
るエンベロープ検出手段と、比較基準信号と前記エンベ
ロープ差信号とをレベル比較しその比較結果に応じたレ
ベルを有するミラー信号を生成する比較手段とを有する
ミラー回路であって、前記エンベロープ差信号のピーク
値とボトム値との中間値に応じたレベル信号を前記比較
基準信号とする基準信号生成手段を有することを特徴と
している。
【0022】すなわち、この第1のミラー回路によれ
ば、読取点がオントラック状態にあるかオフトラック状
態にあるかを判別するためのエンベロープ差信号に対す
る比較基準レベルがエンベロープ差信号のピーク値及び
ボトム値の中間値に設定される。本発明による第2のミ
ラー回路は、読取信号が極小値を示すときはその極小値
に対応するレベルを保持しそれ以外のときは保持された
レベルから時定数を持って徐々にレベルが上昇する下側
エンベロープ信号を生成するボトムホールド手段と、読
取信号の上側エンベロープ信号を生成する手段と、前記
下側エンベロープ信号と前記上側エンベロープ信号との
差に応じたレベルを有するエンベロープ差信号を生成す
るエンベロープ検出手段と、比較基準信号と前記エンベ
ロープ差信号とをレベル比較しその比較結果に応じたレ
ベルを有するミラー信号を生成する比較手段とを有する
ミラー回路であって、前記時定数を調整する時定数調整
手段を有することを特徴としている。
ば、読取点がオントラック状態にあるかオフトラック状
態にあるかを判別するためのエンベロープ差信号に対す
る比較基準レベルがエンベロープ差信号のピーク値及び
ボトム値の中間値に設定される。本発明による第2のミ
ラー回路は、読取信号が極小値を示すときはその極小値
に対応するレベルを保持しそれ以外のときは保持された
レベルから時定数を持って徐々にレベルが上昇する下側
エンベロープ信号を生成するボトムホールド手段と、読
取信号の上側エンベロープ信号を生成する手段と、前記
下側エンベロープ信号と前記上側エンベロープ信号との
差に応じたレベルを有するエンベロープ差信号を生成す
るエンベロープ検出手段と、比較基準信号と前記エンベ
ロープ差信号とをレベル比較しその比較結果に応じたレ
ベルを有するミラー信号を生成する比較手段とを有する
ミラー回路であって、前記時定数を調整する時定数調整
手段を有することを特徴としている。
【0023】すなわち、この第2のミラー回路によれ
ば、読取信号が極小値を示すときはその極小値に対応す
るレベルを保持し、それ以外のときは、調整された時定
数を持って保持されたレベルから徐々にレベルが上昇す
る下側エンベロープ信号が生成される。本発明による第
3のミラー回路は、読取信号が極大値を示すときはその
極大値に対応するレベルを保持しそれ以外のときは保持
されたレベルから時定数を持って徐々にレベルが下降す
る上側エンベロープ信号を生成するピークホールド手段
と、読取信号の下側エンベロープ信号を生成する手段
と、前記上側エンベロープ信号と前記下側エンベロープ
信号との差に応じたレベルを有するエンベロープ差信号
を生成するエンベロープ検出手段と、比較基準信号と前
記エンベロープ差信号とをレベル比較しその比較結果に
応じたレベルを有するミラー信号を生成する比較手段と
を有するミラー回路であって、前記時定数を調整する時
定数調整手段を有することを特徴としている。
ば、読取信号が極小値を示すときはその極小値に対応す
るレベルを保持し、それ以外のときは、調整された時定
数を持って保持されたレベルから徐々にレベルが上昇す
る下側エンベロープ信号が生成される。本発明による第
3のミラー回路は、読取信号が極大値を示すときはその
極大値に対応するレベルを保持しそれ以外のときは保持
されたレベルから時定数を持って徐々にレベルが下降す
る上側エンベロープ信号を生成するピークホールド手段
と、読取信号の下側エンベロープ信号を生成する手段
と、前記上側エンベロープ信号と前記下側エンベロープ
信号との差に応じたレベルを有するエンベロープ差信号
を生成するエンベロープ検出手段と、比較基準信号と前
記エンベロープ差信号とをレベル比較しその比較結果に
応じたレベルを有するミラー信号を生成する比較手段と
を有するミラー回路であって、前記時定数を調整する時
定数調整手段を有することを特徴としている。
【0024】すなわち、この第3のミラー回路によれ
ば、読取信号が極大値を示すときはその極大値に対応す
るレベルを保持し、それ以外のときは、調整された時定
数を持って保持されたレベルから徐々にレベルが下降す
る上側エンベロープ信号が生成される。
ば、読取信号が極大値を示すときはその極大値に対応す
るレベルを保持し、それ以外のときは、調整された時定
数を持って保持されたレベルから徐々にレベルが下降す
る上側エンベロープ信号が生成される。
【0025】
【発明の実施の形態】上記第1のミラー回路における基
準信号生成手段は、前記エンベロープ差信号のピーク値
とボトム値との和の値に所定係数を乗じて得られる値を
示すレベル信号を前記比較基準信号とする態様を採るこ
とができる。より詳しくは、前記エンベロープ差信号を
ピークホールドするピークホールド回路と、前記エンベ
ロープ差信号をボトムホールドするボトムホールド回路
と、前記ピークホールド回路の出力と前記ボトムホール
ド回路の出力とを加算する加算回路と、前記加算回路の
出力に所定係数を乗ずる乗算器とによって基準信号生成
手段を構成することができる。前記所定係数としては、
1/2であることが好ましいが、他の値を採用しても良
い。
準信号生成手段は、前記エンベロープ差信号のピーク値
とボトム値との和の値に所定係数を乗じて得られる値を
示すレベル信号を前記比較基準信号とする態様を採るこ
とができる。より詳しくは、前記エンベロープ差信号を
ピークホールドするピークホールド回路と、前記エンベ
ロープ差信号をボトムホールドするボトムホールド回路
と、前記ピークホールド回路の出力と前記ボトムホール
ド回路の出力とを加算する加算回路と、前記加算回路の
出力に所定係数を乗ずる乗算器とによって基準信号生成
手段を構成することができる。前記所定係数としては、
1/2であることが好ましいが、他の値を採用しても良
い。
【0026】読取信号の下側エンベロープに読取点のオ
ン/オフトラック状態に応じた成分を有する場合は、上
記第2のミラー回路が適用される。この第2のミラー回
路における時定数調整手段は、読取信号の下側エンベロ
ープの最大変化速度に応じて前記時定数を調整し、その
一態様として前記下側エンベロープ信号の振幅レベルに
応じて前記時定数を変化させれば良い。
ン/オフトラック状態に応じた成分を有する場合は、上
記第2のミラー回路が適用される。この第2のミラー回
路における時定数調整手段は、読取信号の下側エンベロ
ープの最大変化速度に応じて前記時定数を調整し、その
一態様として前記下側エンベロープ信号の振幅レベルに
応じて前記時定数を変化させれば良い。
【0027】読取信号の上側エンベロープに読取点のオ
ン/オフトラック状態に応じた成分を有する場合は、上
記第3のミラー回路が適用される。この第3のミラー回
路における時定数調整手段は、読取信号の上側エンベロ
ープの最大変化速度に応じて前記時定数を調整し、その
一態様として前記上側エンベロープ信号の振幅レベルに
応じて前記時定数を変化させれば良い。
ン/オフトラック状態に応じた成分を有する場合は、上
記第3のミラー回路が適用される。この第3のミラー回
路における時定数調整手段は、読取信号の上側エンベロ
ープの最大変化速度に応じて前記時定数を調整し、その
一態様として前記上側エンベロープ信号の振幅レベルに
応じて前記時定数を変化させれば良い。
【0028】第2及び第3のミラー回路は共に、時定数
調整手段として、前記エンベロープ差信号の振幅レベル
に応じて前記時定数を変化させる態様を採ることができ
る。さらにこの時定数調整回路は、前記読取信号の振幅
レベルに応じて前記時定数を変化させるようにしても良
い。また、第2及び第3のミラー回路において、前記エ
ンベロープ差信号のピーク値とボトム値との中間値に応
じたレベル信号を前記比較基準信号とする基準信号生成
手段を設けることが好ましい。さらに時定数調整手段の
態様としては、指令信号に応答して前記時定数として所
定値を設定する初期化行程と、前記初期化行程の後に前
記読取信号の振幅レベルに応じた値を前記時定数として
設定する第1調整行程と、前記第1調整行程の後に前記
エンベロープ差信号の振幅レベルに応じた値を前記時定
数として設定する第2調整行程とを実行することが挙げ
られる。
調整手段として、前記エンベロープ差信号の振幅レベル
に応じて前記時定数を変化させる態様を採ることができ
る。さらにこの時定数調整回路は、前記読取信号の振幅
レベルに応じて前記時定数を変化させるようにしても良
い。また、第2及び第3のミラー回路において、前記エ
ンベロープ差信号のピーク値とボトム値との中間値に応
じたレベル信号を前記比較基準信号とする基準信号生成
手段を設けることが好ましい。さらに時定数調整手段の
態様としては、指令信号に応答して前記時定数として所
定値を設定する初期化行程と、前記初期化行程の後に前
記読取信号の振幅レベルに応じた値を前記時定数として
設定する第1調整行程と、前記第1調整行程の後に前記
エンベロープ差信号の振幅レベルに応じた値を前記時定
数として設定する第2調整行程とを実行することが挙げ
られる。
【0029】
【実施例】以下、本発明を図面を用いて詳細に説明す
る。図9は、本発明による一実施例のミラー回路が適用
されるディスク記録情報再生装置の構成を示している。
図9において、情報記録ディスクであるビデオディスク
やCD,CD−ROM,及び近時実用化が進められてい
るDVD(ディジタルビデオディスク,SD(Super De
nsity )ディスクとも呼ばれている)などのディスク5
1は、スピンドルモータ52により回転駆動されるとと
もに、その記録情報信号は光学式ピックアップ53から
の読取ビームによって読み取られる。読み取られた情報
信号は、プリアンプ段54において波形整形及び増幅さ
れ読取信号としてディジタルシグナルプロセッサ(DS
P)55に供給される。DSP55は、供給された読取
信号を復号し情報信号として出力する。
る。図9は、本発明による一実施例のミラー回路が適用
されるディスク記録情報再生装置の構成を示している。
図9において、情報記録ディスクであるビデオディスク
やCD,CD−ROM,及び近時実用化が進められてい
るDVD(ディジタルビデオディスク,SD(Super De
nsity )ディスクとも呼ばれている)などのディスク5
1は、スピンドルモータ52により回転駆動されるとと
もに、その記録情報信号は光学式ピックアップ53から
の読取ビームによって読み取られる。読み取られた情報
信号は、プリアンプ段54において波形整形及び増幅さ
れ読取信号としてディジタルシグナルプロセッサ(DS
P)55に供給される。DSP55は、供給された読取
信号を復号し情報信号として出力する。
【0030】プリアンプ段54からのフォーカスエラー
信号は、フォーカスイコライザ及び制御回路56に供給
され、トラッキングエラー信号はトラッキングイコライ
ザ回路57に供給される。フォーカスイコライザ及び制
御回路56は、フォーカスエラー信号のイコライジング
を行うとともに、ミラー及び欠陥信号生成回路58から
の欠陥信号及びイコライジングしたフォーカスエラー信
号に基づいて、ピックアップ53における読取ビームの
ディスク51の記録面に対する焦点制御を行うべく、フ
ォーカスアクチュエータを含む駆動系に対し、読取ビー
ムが記録面に収束するようなレベルの駆動信号を発生す
る。トラッキングイコライザ回路57は、トラッキング
エラー信号のイコライジングを行い、このイコライジン
グしたトラッキングエラー信号のうち高域周波数成分を
トラッキング制御回路59に供給し、低域周波数成分を
スライダイコライザ及び制御回路60に供給する。トラ
ッキング制御回路59は、高域トラッキングエラー成分
と、ミラー及び欠陥信号生成回路58からの欠陥信号及
びミラー信号とに基づいて、ピックアップ53における
読取ビームのディスク51の記録トラックに対するディ
スク半径方向における位置制御を行うべく、トラッキン
グアクチュエータを含む駆動系に対し、読取ビームが最
適なディスク半径位置となるようなレベルの駆動信号を
発生する。スライダイコライザ及び制御回路60は、ピ
ックアップ全体のディスク51の半径方向における位置
決めをなすスライダモータを制御するものであり、低域
トラッキングエラー成分をイコライジングし、これに基
づくスライダ制御を行うべくスライダモータを含む駆動
系に対し駆動信号を発生する。
信号は、フォーカスイコライザ及び制御回路56に供給
され、トラッキングエラー信号はトラッキングイコライ
ザ回路57に供給される。フォーカスイコライザ及び制
御回路56は、フォーカスエラー信号のイコライジング
を行うとともに、ミラー及び欠陥信号生成回路58から
の欠陥信号及びイコライジングしたフォーカスエラー信
号に基づいて、ピックアップ53における読取ビームの
ディスク51の記録面に対する焦点制御を行うべく、フ
ォーカスアクチュエータを含む駆動系に対し、読取ビー
ムが記録面に収束するようなレベルの駆動信号を発生す
る。トラッキングイコライザ回路57は、トラッキング
エラー信号のイコライジングを行い、このイコライジン
グしたトラッキングエラー信号のうち高域周波数成分を
トラッキング制御回路59に供給し、低域周波数成分を
スライダイコライザ及び制御回路60に供給する。トラ
ッキング制御回路59は、高域トラッキングエラー成分
と、ミラー及び欠陥信号生成回路58からの欠陥信号及
びミラー信号とに基づいて、ピックアップ53における
読取ビームのディスク51の記録トラックに対するディ
スク半径方向における位置制御を行うべく、トラッキン
グアクチュエータを含む駆動系に対し、読取ビームが最
適なディスク半径位置となるようなレベルの駆動信号を
発生する。スライダイコライザ及び制御回路60は、ピ
ックアップ全体のディスク51の半径方向における位置
決めをなすスライダモータを制御するものであり、低域
トラッキングエラー成分をイコライジングし、これに基
づくスライダ制御を行うべくスライダモータを含む駆動
系に対し駆動信号を発生する。
【0031】ミラー及び欠陥信号生成回路58は、本実
施例の特徴である後述のミラー回路を含み、プリアンプ
段54からの読取信号に基づき、読取信号にディスク5
1における傷やしみ、汚れなどによるいわゆるドロップ
アウトなどの外乱成分があった場合にこれを検出して欠
陥信号を出力したり、サーチやスキャン再生モードなど
のトラックジャンプ動作における情報読取点のオントラ
ック状態及びオフトラック状態を示すミラー信号を出力
する。DSP55はまた、読取RF信号中の同期信号を
検出し、図示せぬ基準信号発生回路からの基準同期信号
と検出して得られた再生同期信号とに基づいてスピンド
ルエラー信号を生成し、スピンドルイコライザ及び制御
回路61に供給する。スピンドルイコライザ及び制御回
路61は、供給されたスピンドルエラー信号のイコライ
ジングを行い、イコライジングしたスピンドルエラー信
号に基づいて、スピンドルモータ52のディスクに対す
る回転制御を行うべく、スピンドルモータを含む駆動系
に対し、読取信号が基準同期信号に同期するようなレベ
ルの駆動信号を発生する。
施例の特徴である後述のミラー回路を含み、プリアンプ
段54からの読取信号に基づき、読取信号にディスク5
1における傷やしみ、汚れなどによるいわゆるドロップ
アウトなどの外乱成分があった場合にこれを検出して欠
陥信号を出力したり、サーチやスキャン再生モードなど
のトラックジャンプ動作における情報読取点のオントラ
ック状態及びオフトラック状態を示すミラー信号を出力
する。DSP55はまた、読取RF信号中の同期信号を
検出し、図示せぬ基準信号発生回路からの基準同期信号
と検出して得られた再生同期信号とに基づいてスピンド
ルエラー信号を生成し、スピンドルイコライザ及び制御
回路61に供給する。スピンドルイコライザ及び制御回
路61は、供給されたスピンドルエラー信号のイコライ
ジングを行い、イコライジングしたスピンドルエラー信
号に基づいて、スピンドルモータ52のディスクに対す
る回転制御を行うべく、スピンドルモータを含む駆動系
に対し、読取信号が基準同期信号に同期するようなレベ
ルの駆動信号を発生する。
【0032】ミラー及び欠陥信号生成回路58に含まれ
るミラー回路の構成が図10に示される。図10におい
て図1と同等部分には同一の符号が付されており、これ
らについての詳細は省略する。このミラー回路の特徴
は、次の如くである。読取信号のエンベロープ差信号す
なわち減算器13の出力信号は、ピークホールド回路1
4及び比較回路16に供給される他に、ボトムホールド
回路21にも供給される。ボトムホールド回路21は、
エンベロープ差信号の極小値すなわちボトムレベルを比
較的大きな時定数でホールドする。ボトムホールド回路
21の保持出力は加算器22に供給され、ピークホール
ド回路14からのエンベロープ差信号のピーク保持出力
と足し合わされる。加算器22の加算出力は、係数乗算
器23に供給され、当該加算出力レベルの1/2のレベ
ルの信号に変換されまたは分割され、その分割信号が比
較基準信号として比較回路16の一方の入力端子に供給
される。
るミラー回路の構成が図10に示される。図10におい
て図1と同等部分には同一の符号が付されており、これ
らについての詳細は省略する。このミラー回路の特徴
は、次の如くである。読取信号のエンベロープ差信号す
なわち減算器13の出力信号は、ピークホールド回路1
4及び比較回路16に供給される他に、ボトムホールド
回路21にも供給される。ボトムホールド回路21は、
エンベロープ差信号の極小値すなわちボトムレベルを比
較的大きな時定数でホールドする。ボトムホールド回路
21の保持出力は加算器22に供給され、ピークホール
ド回路14からのエンベロープ差信号のピーク保持出力
と足し合わされる。加算器22の加算出力は、係数乗算
器23に供給され、当該加算出力レベルの1/2のレベ
ルの信号に変換されまたは分割され、その分割信号が比
較基準信号として比較回路16の一方の入力端子に供給
される。
【0033】この構成によれば、エンベロープ差信号の
ピークホールドレベルとボトムホールドレベルの平均レ
ベルが乗算器23より得られ、この平均レベルが比較回
路16の比較基準信号に設定される。すなわち、図1に
示されるミラー回路における比較基準信号レベルがエン
ベロープ差信号のピークホールドレベルによってのみ設
定されるのに対し、本ミラー回路における比較基準信号
レベルはエンベロープ差信号のピークホールドレベルの
みならずボトムホールドレベルによっても設定される。
ピークホールドレベルとボトムホールドレベルの平均レ
ベルが乗算器23より得られ、この平均レベルが比較回
路16の比較基準信号に設定される。すなわち、図1に
示されるミラー回路における比較基準信号レベルがエン
ベロープ差信号のピークホールドレベルによってのみ設
定されるのに対し、本ミラー回路における比較基準信号
レベルはエンベロープ差信号のピークホールドレベルの
みならずボトムホールドレベルによっても設定される。
【0034】本実施例ミラー回路のメリットを述べるた
めに、図11の波形図を用いる。図11は、図4の場合
と同じ読取RF信号のクロストークが50%である場合
の本実施例ミラー回路におけるミラー信号e´、エンベ
ロープ差信号d1 、比較基準信号d2 ´及びトラッキン
グエラー信号f,f´の波形図である。図11によれ
ば、クロストークの悪化によりエンベロープ差信号d1
のピークレベルVP にボトムレベルVB がかなり接近し
ているものの、該ピークレベルとボトムレベルの平均レ
ベル(VP +VB )/2を有する比較基準信号d2 ´の
レベルは、エンベロープ差信号d1 の波形の変曲点の値
にほぼ等しい。従ってこれら信号d1 及びd2 ´に基づ
いて得られるミラー信号e´は、デューティ比がほぼ
1:1となるような波形を描くことが分かる。
めに、図11の波形図を用いる。図11は、図4の場合
と同じ読取RF信号のクロストークが50%である場合
の本実施例ミラー回路におけるミラー信号e´、エンベ
ロープ差信号d1 、比較基準信号d2 ´及びトラッキン
グエラー信号f,f´の波形図である。図11によれ
ば、クロストークの悪化によりエンベロープ差信号d1
のピークレベルVP にボトムレベルVB がかなり接近し
ているものの、該ピークレベルとボトムレベルの平均レ
ベル(VP +VB )/2を有する比較基準信号d2 ´の
レベルは、エンベロープ差信号d1 の波形の変曲点の値
にほぼ等しい。従ってこれら信号d1 及びd2 ´に基づ
いて得られるミラー信号e´は、デューティ比がほぼ
1:1となるような波形を描くことが分かる。
【0035】一方、先の図3と同じ場合を本実施例ミラ
ー回路に当てはめて考えても、比較基準信号レベルはエ
ンベロープ差信号のピーク値とボトム値との中央を指す
ので、デューティ比1:1のエラー信号が得られる。ま
た他の値のクロストークの場合でも同様にデューティ比
1:1のエラー信号が得られ、もって本実施例ミラー回
路は、クロストークが変化しても常にデューティ比1:
1のエラー信号が維持されることとなる。
ー回路に当てはめて考えても、比較基準信号レベルはエ
ンベロープ差信号のピーク値とボトム値との中央を指す
ので、デューティ比1:1のエラー信号が得られる。ま
た他の値のクロストークの場合でも同様にデューティ比
1:1のエラー信号が得られ、もって本実施例ミラー回
路は、クロストークが変化しても常にデューティ比1:
1のエラー信号が維持されることとなる。
【0036】かくして、時間的ずれを有しない理想のト
ラッキングエラー信号fが発生した場合は、その波形の
立ち上がり及び立ち下がり変曲点すなわち該エラー信号
のエラーレベルがゼロとなるタイミング(いわゆるゼロ
クロスタイミング)がミラー信号の高レベル期間及び低
レベル期間の丁度中央に位置づけされるので、既述ブレ
ーキ回路において情報読取点の移動方向を正確に判定す
ることができるし、トラッキングエラー信号f´のよう
にゼロクロスタイミングがずれ位相遅れが起きた場合に
も、デューティ比1:1を維持したことにより、ミラー
信号の高レベルを検出すべきトラッキングエラー信号の
ゼロクロスタイミングがミラー信号の低レベル期間に外
れなくなり、情報読取点の移動方向の正確な判定が可能
となる。
ラッキングエラー信号fが発生した場合は、その波形の
立ち上がり及び立ち下がり変曲点すなわち該エラー信号
のエラーレベルがゼロとなるタイミング(いわゆるゼロ
クロスタイミング)がミラー信号の高レベル期間及び低
レベル期間の丁度中央に位置づけされるので、既述ブレ
ーキ回路において情報読取点の移動方向を正確に判定す
ることができるし、トラッキングエラー信号f´のよう
にゼロクロスタイミングがずれ位相遅れが起きた場合に
も、デューティ比1:1を維持したことにより、ミラー
信号の高レベルを検出すべきトラッキングエラー信号の
ゼロクロスタイミングがミラー信号の低レベル期間に外
れなくなり、情報読取点の移動方向の正確な判定が可能
となる。
【0037】また、比較基準信号d2 ´のレベルがエン
ベロープ差信号d1 のボトムレベルに接近し、エンベロ
ープ差信号d1 にノイズが乗っていても、余程極端なク
ロストークの悪化がない限りミラー信号に高レベルが現
れなくなることはない。従ってこの場合でも情報読取点
の移動方向の判定を正確にかつ安定して遂行することが
できるとともに、ミラー信号に確実にパルスが発生する
のでトラックジャンプ動作中における情報読取点の移動
トラック数のカウントができなくなることもない。かく
して、かかる情報読取点の移動方向の正確かつ安定な判
定によりトラッキングアクチュエータへの適正なブレー
キ用半波駆動信号を生成することができ、情報読取点の
いわゆるトラック滑りが解消されることとなる。
ベロープ差信号d1 のボトムレベルに接近し、エンベロ
ープ差信号d1 にノイズが乗っていても、余程極端なク
ロストークの悪化がない限りミラー信号に高レベルが現
れなくなることはない。従ってこの場合でも情報読取点
の移動方向の判定を正確にかつ安定して遂行することが
できるとともに、ミラー信号に確実にパルスが発生する
のでトラックジャンプ動作中における情報読取点の移動
トラック数のカウントができなくなることもない。かく
して、かかる情報読取点の移動方向の正確かつ安定な判
定によりトラッキングアクチュエータへの適正なブレー
キ用半波駆動信号を生成することができ、情報読取点の
いわゆるトラック滑りが解消されることとなる。
【0038】なお、上記実施例においては、比較基準信
号レベルをエンベロープ差信号のピークレベルとボトム
レベルの平均値としたが、これに限らず、読取信号波形
の性質に応じて両レベルの間の他の値としても良い。但
し、比較基準信号レベルはエンベロープ差信号のピーク
レベルのみならずボトムレベルにも依存するように生成
されなければならない。すなわち本発明による比較基準
信号は、エンベロープ差信号のピーク値とボトム値の和
に応じたもしくは比例したレベルであることを本質に持
ち、図1の如き従来のミラー回路と構成が大きく異なる
のは、このエンベロープ差信号のボトム値も比較基準信
号レベルの決定を担った点であると言える。
号レベルをエンベロープ差信号のピークレベルとボトム
レベルの平均値としたが、これに限らず、読取信号波形
の性質に応じて両レベルの間の他の値としても良い。但
し、比較基準信号レベルはエンベロープ差信号のピーク
レベルのみならずボトムレベルにも依存するように生成
されなければならない。すなわち本発明による比較基準
信号は、エンベロープ差信号のピーク値とボトム値の和
に応じたもしくは比例したレベルであることを本質に持
ち、図1の如き従来のミラー回路と構成が大きく異なる
のは、このエンベロープ差信号のボトム値も比較基準信
号レベルの決定を担った点であると言える。
【0039】また、上記実施例においてはエンベロープ
差信号のピークレベルとボトムレベルの平均値を得るの
に2つのホールド回路と加算器及び乗算器にて構成した
が、これに限定されることはなく、かかる平均値を求め
る方法は、当業者が容易に想到し得る範囲において種々
考えられることは勿論である。次に、本発明による他の
実施例のミラー回路について説明する。
差信号のピークレベルとボトムレベルの平均値を得るの
に2つのホールド回路と加算器及び乗算器にて構成した
が、これに限定されることはなく、かかる平均値を求め
る方法は、当業者が容易に想到し得る範囲において種々
考えられることは勿論である。次に、本発明による他の
実施例のミラー回路について説明する。
【0040】図12は、かかるミラー回路の構成を示し
ており、図10と同等の部分には同一の符号が付されて
いる。図12におけるミラー回路は読取信号をディジタ
ル処理する。そのためにプリアンプ段54からの読取信
号は、A/D変換器70によってディジタル化され、ブ
ロック11,12,13,14,16,21,22,2
3の各回路はディジタル回路構成が適用される。さらに
ボトムホールド回路12は、時定数調整回路71からの
制御信号によって既述のCR2 に対応する時定数が制御
される。時定数調整回路71は、調整指令信号に応答
し、ピークホールド回路14及びボトムホールド回路2
1の出力信号に基づいた読取信号に最適な時定数となる
ようボトムホールド回路12に制御信号を発生する。
ており、図10と同等の部分には同一の符号が付されて
いる。図12におけるミラー回路は読取信号をディジタ
ル処理する。そのためにプリアンプ段54からの読取信
号は、A/D変換器70によってディジタル化され、ブ
ロック11,12,13,14,16,21,22,2
3の各回路はディジタル回路構成が適用される。さらに
ボトムホールド回路12は、時定数調整回路71からの
制御信号によって既述のCR2 に対応する時定数が制御
される。時定数調整回路71は、調整指令信号に応答
し、ピークホールド回路14及びボトムホールド回路2
1の出力信号に基づいた読取信号に最適な時定数となる
ようボトムホールド回路12に制御信号を発生する。
【0041】ボトムホールド回路21の具体的処理は、
図13に示されるような手順で行われる。図13におい
て、ボトムホールド処理は、図示せぬメインルーチンに
おいて所定サンプリング周期毎にサブルーチンとして呼
び出され、実行される。このサブルーチンが呼び出され
ると、先ずボトムホールド回路12の入力信号(読取信
号)レベルVinと出力信号レベルVout との比較が行わ
れる(ステップS01)。この比較によって入力信号レ
ベルVinが出力信号レベルVout よりも小さいことが判
別されると、出力信号レベルVout を入力信号レベルV
inに一致させ(ステップS02)、このルーチンを終了
する。
図13に示されるような手順で行われる。図13におい
て、ボトムホールド処理は、図示せぬメインルーチンに
おいて所定サンプリング周期毎にサブルーチンとして呼
び出され、実行される。このサブルーチンが呼び出され
ると、先ずボトムホールド回路12の入力信号(読取信
号)レベルVinと出力信号レベルVout との比較が行わ
れる(ステップS01)。この比較によって入力信号レ
ベルVinが出力信号レベルVout よりも小さいことが判
別されると、出力信号レベルVout を入力信号レベルV
inに一致させ(ステップS02)、このルーチンを終了
する。
【0042】このように入力信号レベルVinをそのまま
出力信号レベルVout とする様子が、図14に示され
る。すなわち、ステップS01において入力信号のサン
プル点p1 と出力信号のサンプル点q1 とがレベル比較
されると、Vin<Vout であるから、ボトムホールド回
路12は、出力信号レベルVout の値を、それまでのサ
ンプル点q1 の値からサンプル点p1 の入力信号レベル
Vinの値に替える。次に再び図13のサブルーチンが呼
び出されると、ステップS01において入力信号のサン
プル点p2 と出力信号のサンプル点q2 とがレベル比較
される。このときサンプル点q2 の値はサンプル点p1
の値であり、一方サンプル点p2 の値は前のサンプル点
p1 の値よりも小さくVin<Vout であるから、ボトム
ホールド回路12は、出力信号レベルVout の値を、そ
れまでのサンプル点q2 の値からサンプル点p2 の入力
信号レベルVinの値に替える。このような動作を繰り返
すことにより、出力信号が入力信号のボトムレベルに追
従していくのである。
出力信号レベルVout とする様子が、図14に示され
る。すなわち、ステップS01において入力信号のサン
プル点p1 と出力信号のサンプル点q1 とがレベル比較
されると、Vin<Vout であるから、ボトムホールド回
路12は、出力信号レベルVout の値を、それまでのサ
ンプル点q1 の値からサンプル点p1 の入力信号レベル
Vinの値に替える。次に再び図13のサブルーチンが呼
び出されると、ステップS01において入力信号のサン
プル点p2 と出力信号のサンプル点q2 とがレベル比較
される。このときサンプル点q2 の値はサンプル点p1
の値であり、一方サンプル点p2 の値は前のサンプル点
p1 の値よりも小さくVin<Vout であるから、ボトム
ホールド回路12は、出力信号レベルVout の値を、そ
れまでのサンプル点q2 の値からサンプル点p2 の入力
信号レベルVinの値に替える。このような動作を繰り返
すことにより、出力信号が入力信号のボトムレベルに追
従していくのである。
【0043】再び図13に戻り、ステップS01におい
て入力信号レベルVinが出力信号レベルVout と等しい
かまたはそれよりも大きいことが判別されると、入力信
号レベルVinが出力信号レベルVout よりV0 だけ大き
いか否かが判別される(ステップS03)。V0 は、入
力信号がピークに遷移したかどうかを判定するための1
サンプリング周期当たりの所定値である。ステップS0
3において、入力信号レベルVinが出力信号レベルVou
t よりV0 だけ大きくないと判別されると、ステップS
02に移行する。すなわち、VinはVout 以上である
が、Vout +V0以下である場合は、上記同様、出力信
号レベルVout を入力信号レベルVinに一致させ、この
ルーチンを終了する。
て入力信号レベルVinが出力信号レベルVout と等しい
かまたはそれよりも大きいことが判別されると、入力信
号レベルVinが出力信号レベルVout よりV0 だけ大き
いか否かが判別される(ステップS03)。V0 は、入
力信号がピークに遷移したかどうかを判定するための1
サンプリング周期当たりの所定値である。ステップS0
3において、入力信号レベルVinが出力信号レベルVou
t よりV0 だけ大きくないと判別されると、ステップS
02に移行する。すなわち、VinはVout 以上である
が、Vout +V0以下である場合は、上記同様、出力信
号レベルVout を入力信号レベルVinに一致させ、この
ルーチンを終了する。
【0044】この様子は、図15に示される。すなわ
ち、ステップS01において入力信号のサンプル点p1
と出力信号のサンプル点q1 とがレベル比較されると、
Vin<Vout であるから、ボトムホールド回路12は、
出力信号レベルVout の値を、それまでのサンプル点q
1 の値からサンプル点p1 の入力信号レベルVinの値に
替える。次に再び図13のサブルーチンが呼び出される
と、ステップS01において入力信号のサンプル点p2
と出力信号のサンプル点q2 とがレベル比較される。こ
のときサンプル点q2 の値はサンプル点p1 の値であ
り、一方サンプル点p2 の値は前のサンプル点p1 の値
よりも大きくVin>Vout であるから、ステップS03
に移行する。しかしサンプル点p2 の値はp1 (q2 )
の値に比しV0 だけ大きくはない。故にステップS03
からステップS02に移行してボトムホールド回路12
は、出力信号レベルVout の値を、それまでのサンプル
点q2の値からサンプル点p2 の入力信号レベルVinの
値に替える。このように、ステップS01,S03,S
02を順次繰り返すことにより、入力信号のボトムが徐
々に増加する場合であっても、出力信号が入力信号のボ
トムレベルに追従していくのである。
ち、ステップS01において入力信号のサンプル点p1
と出力信号のサンプル点q1 とがレベル比較されると、
Vin<Vout であるから、ボトムホールド回路12は、
出力信号レベルVout の値を、それまでのサンプル点q
1 の値からサンプル点p1 の入力信号レベルVinの値に
替える。次に再び図13のサブルーチンが呼び出される
と、ステップS01において入力信号のサンプル点p2
と出力信号のサンプル点q2 とがレベル比較される。こ
のときサンプル点q2 の値はサンプル点p1 の値であ
り、一方サンプル点p2 の値は前のサンプル点p1 の値
よりも大きくVin>Vout であるから、ステップS03
に移行する。しかしサンプル点p2 の値はp1 (q2 )
の値に比しV0 だけ大きくはない。故にステップS03
からステップS02に移行してボトムホールド回路12
は、出力信号レベルVout の値を、それまでのサンプル
点q2の値からサンプル点p2 の入力信号レベルVinの
値に替える。このように、ステップS01,S03,S
02を順次繰り返すことにより、入力信号のボトムが徐
々に増加する場合であっても、出力信号が入力信号のボ
トムレベルに追従していくのである。
【0045】再び図13に戻り、ステップS03におい
て、入力信号レベルVinが出力信号レベルVout よりV
0 だけ大きいと判別されると、前回値のVout に所定値
Xを足し、新しいVout の値とし(ステップS04)、
このルーチンを終了する。ここでXは、既述の如きCR
2 の時定数に対応し、入力信号がピークに達している間
このXによって決まる傾きで出力信号レベルが増加する
のである。この様子は、図14及び図15の双方に示さ
れる。すなわち、ステップS03において入力信号のサ
ンプル点pn と出力信号のサンプル点qn とがレベル比
較されると、Vin>Vout +V0 であるから、ボトムホ
ールド回路12は、出力信号レベルVout の値を、それ
までのサンプル点qn の値より所定値Xだけ大きい値と
する。次に再び図13のサブルーチンが呼び出される
と、ステップS03において入力信号のサンプル点pn+
1 と出力信号のサンプル点qn+1 とがレベル比較され
る。ここでもVin>Vout +V0 であるから、ボトムホ
ールド回路12は、出力信号レベルVout の値を、サン
プル点qn+1 の値より所定値Xだけ大きい値とする。こ
のような動作を繰り返すことにより、入力信号がピーク
に達している間、これに追従することなく、サンプリン
グ周期毎に所定値Xだけ増加する出力信号を得ることが
できるのである。
て、入力信号レベルVinが出力信号レベルVout よりV
0 だけ大きいと判別されると、前回値のVout に所定値
Xを足し、新しいVout の値とし(ステップS04)、
このルーチンを終了する。ここでXは、既述の如きCR
2 の時定数に対応し、入力信号がピークに達している間
このXによって決まる傾きで出力信号レベルが増加する
のである。この様子は、図14及び図15の双方に示さ
れる。すなわち、ステップS03において入力信号のサ
ンプル点pn と出力信号のサンプル点qn とがレベル比
較されると、Vin>Vout +V0 であるから、ボトムホ
ールド回路12は、出力信号レベルVout の値を、それ
までのサンプル点qn の値より所定値Xだけ大きい値と
する。次に再び図13のサブルーチンが呼び出される
と、ステップS03において入力信号のサンプル点pn+
1 と出力信号のサンプル点qn+1 とがレベル比較され
る。ここでもVin>Vout +V0 であるから、ボトムホ
ールド回路12は、出力信号レベルVout の値を、サン
プル点qn+1 の値より所定値Xだけ大きい値とする。こ
のような動作を繰り返すことにより、入力信号がピーク
に達している間、これに追従することなく、サンプリン
グ周期毎に所定値Xだけ増加する出力信号を得ることが
できるのである。
【0046】時定数に対応する所定値Xは、ボトムホー
ルド回路12において例えば所定の複数ビットのレジス
タに設定されるものとすれば、このレジスタの内容を書
き換えることで、簡単にその値を可変たらしめることが
できる。このことは、ボトムホールド回路12をディジ
タル回路で構成したことによる利点の1つである。例え
ばボトムホールド回路12をアナログ回路で構成する
と、基本的にその回路部品は固定であるので、きめ細か
い時定数の変化を達成するためにはボトムホールド回路
に持たせるべき数の時定数をつくるための回路を設けな
ければならず、回路規模が大きくなり、回路スペース及
び製造コストの面で不利となる。他方これら回路スペー
スや製造コストに制約を受けない場合は、この限りでは
ない。
ルド回路12において例えば所定の複数ビットのレジス
タに設定されるものとすれば、このレジスタの内容を書
き換えることで、簡単にその値を可変たらしめることが
できる。このことは、ボトムホールド回路12をディジ
タル回路で構成したことによる利点の1つである。例え
ばボトムホールド回路12をアナログ回路で構成する
と、基本的にその回路部品は固定であるので、きめ細か
い時定数の変化を達成するためにはボトムホールド回路
に持たせるべき数の時定数をつくるための回路を設けな
ければならず、回路規模が大きくなり、回路スペース及
び製造コストの面で不利となる。他方これら回路スペー
スや製造コストに制約を受けない場合は、この限りでは
ない。
【0047】次に、時定数調整回路71の動作を説明す
る。図16は、時定数調整回路71が主体となって実行
する処理の手順を示している。時定数調整回路71は、
図示せぬ制御回路からの調整指令信号に応答して図16
の処理を実行する。調整指令信号は、サンプルホールド
回路12の時定数を最適化させるタイミング信号であ
り、このタイミングは、次のような条件成立時が適当で
ある。
る。図16は、時定数調整回路71が主体となって実行
する処理の手順を示している。時定数調整回路71は、
図示せぬ制御回路からの調整指令信号に応答して図16
の処理を実行する。調整指令信号は、サンプルホールド
回路12の時定数を最適化させるタイミング信号であ
り、このタイミングは、次のような条件成立時が適当で
ある。
【0048】1) 読取光のディスク51の記録面に対
するフォーカスサーボがオン状態である時 2) 読取光のディスク51の記録トラックに対するト
ラッキングサーボがオフ状態である時 これら1),2)の条件が成立すれば、図2及び図6〜
図8の(a)のような波形の読取信号(トラック横断信
号)を得ることが可能となる。
するフォーカスサーボがオン状態である時 2) 読取光のディスク51の記録トラックに対するト
ラッキングサーボがオフ状態である時 これら1),2)の条件が成立すれば、図2及び図6〜
図8の(a)のような波形の読取信号(トラック横断信
号)を得ることが可能となる。
【0049】より具体的には、図9に示されるようなデ
ィスクプレーヤの、いわゆるセットアップ時や、ピック
アップ53の高速移送時、情報読取点のシングルまたは
マルチトラックジャンプ時等に上記条件が成立する。セ
ットアップは読取対象のディスクが変わる度に行われ
る。通常、セットアップ時においては、ピックアップ5
3がホームポジションを担う1または複数の所定箇所で
ディスク51の記録面に対し読取光のフォーカシングを
行い、フォーカシング動作が終了した後はディスク51
の記録トラックに対し読取光のトラッキングサーボが起
動される。従って、フォーカシングが終了した後に、調
整指令信号を発生し図16の処理を実行し、これが終了
したらトラッキングサーボを起動するようにすれば、上
記の条件が満たされるのである。また、ピックアップ5
3の高速移送は、いわゆるロングサーチモード等に適用
され、フォーカスサーボをオン状態としたままトラッキ
ングサーボをオフとするので、上記の条件が満たされ
る。さらにトラックジャンプはいわゆるスキャン再生モ
ードや倍速再生モード等に適用され、トラックジャンプ
中はフォーカスサーボがオン状態でトラッキングサーボ
がオフ状態となるのでやはり上記条件を満たす。
ィスクプレーヤの、いわゆるセットアップ時や、ピック
アップ53の高速移送時、情報読取点のシングルまたは
マルチトラックジャンプ時等に上記条件が成立する。セ
ットアップは読取対象のディスクが変わる度に行われ
る。通常、セットアップ時においては、ピックアップ5
3がホームポジションを担う1または複数の所定箇所で
ディスク51の記録面に対し読取光のフォーカシングを
行い、フォーカシング動作が終了した後はディスク51
の記録トラックに対し読取光のトラッキングサーボが起
動される。従って、フォーカシングが終了した後に、調
整指令信号を発生し図16の処理を実行し、これが終了
したらトラッキングサーボを起動するようにすれば、上
記の条件が満たされるのである。また、ピックアップ5
3の高速移送は、いわゆるロングサーチモード等に適用
され、フォーカスサーボをオン状態としたままトラッキ
ングサーボをオフとするので、上記の条件が満たされ
る。さらにトラックジャンプはいわゆるスキャン再生モ
ードや倍速再生モード等に適用され、トラックジャンプ
中はフォーカスサーボがオン状態でトラッキングサーボ
がオフ状態となるのでやはり上記条件を満たす。
【0050】かくして上記のような条件成立時に調整指
令信号が発生すると、時定数調整回路71は、これを受
けて先ず時定数の初期化を行う(ステップS1)。かか
る初期化は、後述する第1及び第2調整の前準備に当た
り、前回この図16の時定数調整処理を行って最終的に
得た時定数をそのまま再度使用するかまたは、デフォル
ト値として設定された時定数を使用するようボトムホー
ルド回路12に制御信号を発生する。既述の如きディジ
タル回路構成のボトムホールド回路には、所定値Xを定
めるための制御信号が供給される。
令信号が発生すると、時定数調整回路71は、これを受
けて先ず時定数の初期化を行う(ステップS1)。かか
る初期化は、後述する第1及び第2調整の前準備に当た
り、前回この図16の時定数調整処理を行って最終的に
得た時定数をそのまま再度使用するかまたは、デフォル
ト値として設定された時定数を使用するようボトムホー
ルド回路12に制御信号を発生する。既述の如きディジ
タル回路構成のボトムホールド回路には、所定値Xを定
めるための制御信号が供給される。
【0051】デフォルトの時定数の一例につき説明す
る。簡単に説明するために、標準的な読取信号のレベル
が1ボルト(図2(a)参照)であるとし、クロストー
クが20%(レッドブック規格は50%以下)であると
する。これらの値からトラッングサーボオフで読取点が
トラックを横断したときの読取信号の下側エンベロープ
の振幅は、0.8ボルトであることが想定される(図2
(c)参照)。下側エンベロープが周波数fであれば、
ω=2πfであって、下側エンベロープは、
る。簡単に説明するために、標準的な読取信号のレベル
が1ボルト(図2(a)参照)であるとし、クロストー
クが20%(レッドブック規格は50%以下)であると
する。これらの値からトラッングサーボオフで読取点が
トラックを横断したときの読取信号の下側エンベロープ
の振幅は、0.8ボルトであることが想定される(図2
(c)参照)。下側エンベロープが周波数fであれば、
ω=2πfであって、下側エンベロープは、
【0052】
【数1】 0.8sinωt …(1) で変化することとなる。この場合下側エンベロープの最
大の変化速度は
大の変化速度は
【0053】
【数2】 0.8ω=1.6πf[V/sec] …(2) である。下側エンベロープの最大周波数をfmax とする
と、ボトムホールド回路12が追従すべき下側エンベロ
ープの最大変化速度は、
と、ボトムホールド回路12が追従すべき下側エンベロ
ープの最大変化速度は、
【0054】
【数3】 1.6πfmax …(3) となる。従って、標準の値としてfmax を決めておけ
ば、最大変化速度が求められる。fmax =10[KH
z]と仮定すると、最大変化速度としておよそ50[K
V/sec]が導かれる。ステップS1では、ボトムホ
ールド回路12に設定する時定数τとしてこの値を採用
し、これに対応するX[V/1sample]の値を示す制御
信号を発生する。ボトムホールド回路12は、この制御
信号に応じてXを保持するためのレジスタの内容を書き
換える。これにより、標準的なディスクが読取対象とさ
れかつ標準的な動作にて当該ディスクを読み取る場合
に、およそ正しいミラー信号が得られると想定される時
定数がボトムホールド回路12に設定されることとな
る。なお付言すれば、下側エンベロープの最大変化速度
に時定数τを設定する理由は、図7に示したように下側
エンベロープの振幅変化に対し時定数が小さすぎないよ
うにしかも図8に示したように下側エンベロープの振幅
変化に対し時定数が大きすぎないようにするためであ
る。換言すれば、図7にのみ鑑みれば時定数は大きい程
良いが、あまり大き過ぎると図8のようなことが起きて
しまうので、図8のようなことが起きない程度に大きな
値として、下側エンベロープの最大変化速度に対応する
値が時定数に設定されるのである。一般的には、時定数
τは、当該最大変化速度と等しいかもしくはそれより若
干小さい値が採用される。
ば、最大変化速度が求められる。fmax =10[KH
z]と仮定すると、最大変化速度としておよそ50[K
V/sec]が導かれる。ステップS1では、ボトムホ
ールド回路12に設定する時定数τとしてこの値を採用
し、これに対応するX[V/1sample]の値を示す制御
信号を発生する。ボトムホールド回路12は、この制御
信号に応じてXを保持するためのレジスタの内容を書き
換える。これにより、標準的なディスクが読取対象とさ
れかつ標準的な動作にて当該ディスクを読み取る場合
に、およそ正しいミラー信号が得られると想定される時
定数がボトムホールド回路12に設定されることとな
る。なお付言すれば、下側エンベロープの最大変化速度
に時定数τを設定する理由は、図7に示したように下側
エンベロープの振幅変化に対し時定数が小さすぎないよ
うにしかも図8に示したように下側エンベロープの振幅
変化に対し時定数が大きすぎないようにするためであ
る。換言すれば、図7にのみ鑑みれば時定数は大きい程
良いが、あまり大き過ぎると図8のようなことが起きて
しまうので、図8のようなことが起きない程度に大きな
値として、下側エンベロープの最大変化速度に対応する
値が時定数に設定されるのである。一般的には、時定数
τは、当該最大変化速度と等しいかもしくはそれより若
干小さい値が採用される。
【0055】ステップS1の後は、所定時間だけ待機状
態とされ(ステップS2)、その待機時間が過ぎた後は
第1調整ルーチンに移行する(ステップS3)。これま
での説明では図16の処理の実行前に読取光のフォーカ
スサーボをオンとしているが、ステップS1では当該フ
ォーカスサーボに無関係に時定数を設定することができ
るので、ステップS2の間で、読取光のフォーカスサー
ボをオンとするようにしても良い。また、ステップS2
の待機時間は、ボトムホールド回路12が安定動作する
よう作られたもので、ボトムホールド回路12が安定動
作に時間を要することなく、しかもステップS2におい
てフォーカスサーボをオンとする必要がなければ、ステ
ップS1から直ちにステップS3に移行するようにして
も良い。
態とされ(ステップS2)、その待機時間が過ぎた後は
第1調整ルーチンに移行する(ステップS3)。これま
での説明では図16の処理の実行前に読取光のフォーカ
スサーボをオンとしているが、ステップS1では当該フ
ォーカスサーボに無関係に時定数を設定することができ
るので、ステップS2の間で、読取光のフォーカスサー
ボをオンとするようにしても良い。また、ステップS2
の待機時間は、ボトムホールド回路12が安定動作する
よう作られたもので、ボトムホールド回路12が安定動
作に時間を要することなく、しかもステップS2におい
てフォーカスサーボをオンとする必要がなければ、ステ
ップS1から直ちにステップS3に移行するようにして
も良い。
【0056】ステップS3の第1調整処理では、フォー
カスサーボが稼動されたことに伴い既に図2の(a)の
ような波形の読取信号が得られており、2段目ピークホ
ールド回路14からはエンベロープ差信号のピークレベ
ルすなわち読取信号のオントラック時の振幅レベル(図
2の(a)及び(d),VP 参照)が時定数調整回路7
1に供給されている。時定数調整回路71は、このVP
に基づき、最大変化速度を
カスサーボが稼動されたことに伴い既に図2の(a)の
ような波形の読取信号が得られており、2段目ピークホ
ールド回路14からはエンベロープ差信号のピークレベ
ルすなわち読取信号のオントラック時の振幅レベル(図
2の(a)及び(d),VP 参照)が時定数調整回路7
1に供給されている。時定数調整回路71は、このVP
に基づき、最大変化速度を
【0057】
【数4】 1.6VP πfmax …(4) として把握し直し、この値に応じた時定数τ及び所定値
Xが設定されるようボトムホールド回路12に制御信号
を発生する。このようにして第1調整が行われ終了する
と、再び所定時間だけ待機状態とされ(ステップS
4)、その待機時間が過ぎた後は第2調整ルーチンに移
行する(ステップS5)。ステップS4の待機時間も、
ボトムホールド回路12が安定動作するよう作られたも
ので、ボトムホールド回路12が安定動作に時間を要す
ることがなければ、ステップS3から直ちにステップS
4に移行するようにしても良い。
Xが設定されるようボトムホールド回路12に制御信号
を発生する。このようにして第1調整が行われ終了する
と、再び所定時間だけ待機状態とされ(ステップS
4)、その待機時間が過ぎた後は第2調整ルーチンに移
行する(ステップS5)。ステップS4の待機時間も、
ボトムホールド回路12が安定動作するよう作られたも
ので、ボトムホールド回路12が安定動作に時間を要す
ることがなければ、ステップS3から直ちにステップS
4に移行するようにしても良い。
【0058】ステップS3の第1調整処理では、2段目
ピークホールド回路14からの読取信号の振幅レベル
と、2段目ボトムホールド回路15からのエンベロープ
差信号のボトムレベルすなわち読取信号のオフトラック
時の振幅レベル(図2の(a)及び(d),VB 参照)
とが時定数調整回路71に供給されている。時定数調整
回路71は、これらVP ,VB に基づき、最大変化速度
を
ピークホールド回路14からの読取信号の振幅レベル
と、2段目ボトムホールド回路15からのエンベロープ
差信号のボトムレベルすなわち読取信号のオフトラック
時の振幅レベル(図2の(a)及び(d),VB 参照)
とが時定数調整回路71に供給されている。時定数調整
回路71は、これらVP ,VB に基づき、最大変化速度
を
【0059】
【数5】 2(VP −VB )πfmax …(5) として把握し直し、この値に応じた時定数τ及び所定値
Xが設定されるようボトムホールド回路12に制御信号
を発生する。このようにして第2調整が行われた後は、
第2調整処理が本時定数調整ルーチンにおいてN回行わ
れたか否かが判別される(ステップS6)。まだN回行
われていない場合はステップS4に移行し、N回行われ
た場合は本時定数調整ルーチンを終了する。本時定数調
整ルーチンが終了した後は、例えばトラッキングサーボ
をオンとして再生モードに移行する。
Xが設定されるようボトムホールド回路12に制御信号
を発生する。このようにして第2調整が行われた後は、
第2調整処理が本時定数調整ルーチンにおいてN回行わ
れたか否かが判別される(ステップS6)。まだN回行
われていない場合はステップS4に移行し、N回行われ
た場合は本時定数調整ルーチンを終了する。本時定数調
整ルーチンが終了した後は、例えばトラッキングサーボ
をオンとして再生モードに移行する。
【0060】このように第2調整処理を複数回実行する
理由は、第2調整処理を多く行うほど読取信号に適した
時定数が求められるからである。つまり、上式は、ピー
クホールド回路14及びボトムホールド回路15からの
VP ,VB に基づいており、この式からは原理的にこの
VP ,VB が真に正しいものでない限り真に最適な時定
数は得られない。真に正しいVP ,VB は、ボトムホー
ルド回路12に真に最適な時定数が設定されたときにの
み得られるので、このようにするためには、第2調整処
理を何回か行って真に最適な時定数に収束させる必要が
ある。従って、時定数調整ルーチンに用いられるNは、
大きい程良いことになるが、調整時間があまり長いと他
のプレーヤ動作に支障を来すことになり、また調整時間
は短いほど良いとされるのが普通である。これらの点に
鑑み、Nには読取信号に十分適した時定数が得られる程
度の数が採用されるのである。
理由は、第2調整処理を多く行うほど読取信号に適した
時定数が求められるからである。つまり、上式は、ピー
クホールド回路14及びボトムホールド回路15からの
VP ,VB に基づいており、この式からは原理的にこの
VP ,VB が真に正しいものでない限り真に最適な時定
数は得られない。真に正しいVP ,VB は、ボトムホー
ルド回路12に真に最適な時定数が設定されたときにの
み得られるので、このようにするためには、第2調整処
理を何回か行って真に最適な時定数に収束させる必要が
ある。従って、時定数調整ルーチンに用いられるNは、
大きい程良いことになるが、調整時間があまり長いと他
のプレーヤ動作に支障を来すことになり、また調整時間
は短いほど良いとされるのが普通である。これらの点に
鑑み、Nには読取信号に十分適した時定数が得られる程
度の数が採用されるのである。
【0061】かくして、これまでの説明から分かるよう
に、比較基準信号が読取信号のエンベロープ差信号のピ
ーク値とボトム値との中間値に応じたレベルを有する構
成、及び読取信号が極小値を示すときはその極小値に対
応するレベルを保持し、それ以外のときは、調整された
時定数を持って保持されたレベルから徐々にレベルが上
昇する下側エンベロープ信号が生成される構成とするこ
とにより、高速サーチなどの比較的移動速度が速いトラ
ックジャンプ動作において情報読取点が横切るトラック
を正確に数えることが可能なこと(オントラックとオフ
トラックの各状態を識別することのできるミラー信号が
得られること)はもとより、読取信号のレベルの変動が
あっても適正なミラー信号が発生でき、また読取信号の
クロストークが変動してもミラー信号のデューティ比を
適正な値に一定に保つことができる。特に高記録密度化
及び高速アクセス化の進むCD−ROMディスク,DV
D等に対して高速サーチなどを行う情報再生装置に好適
である。
に、比較基準信号が読取信号のエンベロープ差信号のピ
ーク値とボトム値との中間値に応じたレベルを有する構
成、及び読取信号が極小値を示すときはその極小値に対
応するレベルを保持し、それ以外のときは、調整された
時定数を持って保持されたレベルから徐々にレベルが上
昇する下側エンベロープ信号が生成される構成とするこ
とにより、高速サーチなどの比較的移動速度が速いトラ
ックジャンプ動作において情報読取点が横切るトラック
を正確に数えることが可能なこと(オントラックとオフ
トラックの各状態を識別することのできるミラー信号が
得られること)はもとより、読取信号のレベルの変動が
あっても適正なミラー信号が発生でき、また読取信号の
クロストークが変動してもミラー信号のデューティ比を
適正な値に一定に保つことができる。特に高記録密度化
及び高速アクセス化の進むCD−ROMディスク,DV
D等に対して高速サーチなどを行う情報再生装置に好適
である。
【0062】なお上述においては、読取信号の下側エン
ベロープに読取点のオン/オフトラック状態に応じた成
分を有する場合の実施例を説明したが、逆に読取信号の
上側エンベロープに読取点のオン/オフトラック状態に
応じた成分を有する場合であっても上記実施例と同様の
趣旨にて、ミラー回路(上記第3のミラー回路)を構成
することができる。また、図12の実施例ではミラー回
路をディジタル回路で構成することを説明したが、原理
的にはアナログ回路で構成しても特有の効果を奏するこ
とができる。
ベロープに読取点のオン/オフトラック状態に応じた成
分を有する場合の実施例を説明したが、逆に読取信号の
上側エンベロープに読取点のオン/オフトラック状態に
応じた成分を有する場合であっても上記実施例と同様の
趣旨にて、ミラー回路(上記第3のミラー回路)を構成
することができる。また、図12の実施例ではミラー回
路をディジタル回路で構成することを説明したが、原理
的にはアナログ回路で構成しても特有の効果を奏するこ
とができる。
【0063】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明のミラー回
路によれば、読取信号のレベルやクロストークが変動し
ても適正なミラー信号を発生することができる。
路によれば、読取信号のレベルやクロストークが変動し
ても適正なミラー信号を発生することができる。
【図1】従来のミラー回路の構成を示すブロック図。
【図2】図1のミラー回路の各部出力信号波形図。
【図3】図1のミラー回路において読取信号のクロスト
ークが33%である場合のエンベロープ差信号、比較基
準信号、ミラー信号、トラッキングエラー信号及びブレ
ーキ用トラッキングアクチュエータ駆動信号の波形図。
ークが33%である場合のエンベロープ差信号、比較基
準信号、ミラー信号、トラッキングエラー信号及びブレ
ーキ用トラッキングアクチュエータ駆動信号の波形図。
【図4】図1のミラー回路において読取信号のクロスト
ークが50%である場合のエンベロープ差信号、比較基
準信号、ミラー信号、トラッキングエラー信号及びブレ
ーキ用トラッキングアクチュエータ駆動信号の波形図。
ークが50%である場合のエンベロープ差信号、比較基
準信号、ミラー信号、トラッキングエラー信号及びブレ
ーキ用トラッキングアクチュエータ駆動信号の波形図。
【図5】図1のミラー回路におけるボトムホールド回路
の具体的構成を示す回路図。
の具体的構成を示す回路図。
【図6】図5のボトムホールド回路が適用された場合の
ミラー回路の標準的各部動作波形図。
ミラー回路の標準的各部動作波形図。
【図7】図5のボトムホールド回路が適用された場合の
ミラー回路の大きなクロストークにおける各部動作波形
図。
ミラー回路の大きなクロストークにおける各部動作波形
図。
【図8】図5のボトムホールド回路が適用された場合の
ミラー回路の大きなボトムホールド時定数における各部
動作波形図。
ミラー回路の大きなボトムホールド時定数における各部
動作波形図。
【図9】本発明によるミラー回路が適用されるディスク
記録情報再生装置の構成を示す図。
記録情報再生装置の構成を示す図。
【図10】本発明による一実施例のミラー回路の構成を
示すブロック図。
示すブロック図。
【図11】図10のミラー回路において読取信号のクロ
ストークが50%である場合のエンベロープ差信号、比
較基準信号、ミラー信号、トラッキングエラー信号及び
ブレーキ用トラッキングアクチュエータ駆動信号の波形
図。
ストークが50%である場合のエンベロープ差信号、比
較基準信号、ミラー信号、トラッキングエラー信号及び
ブレーキ用トラッキングアクチュエータ駆動信号の波形
図。
【図12】本発明による他の実施例のミラー回路の構成
を示すブロック図。
を示すブロック図。
【図13】図12のミラー回路におけるボトムホールド
回路の信号処理手順を示すフローチャート。
回路の信号処理手順を示すフローチャート。
【図14】読取信号のボトムレベルが下降傾向にある場
合の図11のミラー回路におけるボトムホールド回路の
信号処理の様子を示す波形図。
合の図11のミラー回路におけるボトムホールド回路の
信号処理の様子を示す波形図。
【図15】読取信号のボトムレベルが上昇傾向にある場
合の図11のミラー回路におけるボトムホールド回路の
信号処理の様子を示す波形図。
合の図11のミラー回路におけるボトムホールド回路の
信号処理の様子を示す波形図。
【図16】図12のミラー回路の時定数調整の処理手順
を示すフローチャート。
を示すフローチャート。
11 ピークホールド回路 12 ボトムホールド回路 13 減算器 14 ピークホールド回路 16 比較回路 21 ボトムホールド回路 22 加算器 23 係数乗算器 31 ダイオード 32,33 電気抵抗器 34 コンデンサ 51 情報記録ディスク 52 スピンドルモータ 53 ピックアップ 54 プリアンプ段 55 ディジタルシグナルプロセッサ 56 フォーカスイコライザ及び制御回路 57 トラッキングイコライザ回路 58 ミラー及び欠陥信号生成回路 59 トラッキング制御回路 60 スライダイコライザ及び制御回路 61 スピンドルイコライザ及び制御回路 70 A/D変換器 71 時定数調整回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 原口 孝一郎 埼玉県川越市大字山田字西町25番地1パイ オニア株式会社川越工場内 (72)発明者 川名 和茂 埼玉県川越市大字山田字西町25番地1パイ オニア株式会社川越工場内 (72)発明者 高田 武弘 埼玉県川越市大字山田字西町25番地1パイ オニア株式会社川越工場内
Claims (12)
- 【請求項1】 読取信号の各極大値を含む上側エンベロ
ープと前記読取信号の各極小値を含む下側エンベロープ
との差に応じたレベルを有するエンベロープ差信号を生
成するエンベロープ検出手段と、比較基準信号と前記エ
ンベロープ差信号とをレベル比較しその比較結果に応じ
たレベルを有するミラー信号を生成する比較手段とを有
するミラー回路であって、 前記エンベロープ差信号のピーク値とボトム値との中間
値に応じたレベル信号を前記比較基準信号とする基準信
号生成手段を有することを特徴とするミラー回路。 - 【請求項2】 前記基準信号生成手段は、前記エンベロ
ープ差信号のピーク値とボトム値との和の値に所定係数
を乗じて得られる値を示すレベル信号を前記比較基準信
号とすることを特徴とする請求項1記載のミラー回路。 - 【請求項3】 前記基準信号生成手段は、前記エンベロ
ープ差信号をピークホールドするピークホールド回路
と、前記エンベロープ差信号をボトムホールドするボト
ムホールド回路と、前記ピークホールド回路の出力と前
記ボトムホールド回路の出力とを加算する加算回路と、
前記加算回路の出力に所定係数を乗ずる乗算器とを有す
ることを特徴とする請求項2記載のミラー回路。 - 【請求項4】 前記所定係数は、1/2であることを特
徴とする請求項2または3記載のミラー回路。 - 【請求項5】 読取信号が極小値を示すときはその極小
値に対応するレベルを保持しそれ以外のときは保持され
たレベルから時定数を持って徐々にレベルが上昇する下
側エンベロープ信号を生成するボトムホールド手段と、
読取信号の上側エンベロープ信号を生成する手段と、前
記下側エンベロープ信号と前記上側エンベロープ信号と
の差に応じたレベルを有するエンベロープ差信号を生成
するエンベロープ検出手段と、比較基準信号と前記エン
ベロープ差信号とをレベル比較しその比較結果に応じた
レベルを有するミラー信号を生成する比較手段とを有す
るミラー回路であって、 前記時定数を調整する時定数調整手段を有することを特
徴とするミラー回路。 - 【請求項6】 前記時定数調整手段は、前記下側エンベ
ロープ信号の振幅レベルに応じて前記時定数を変化させ
ることを特徴とする請求項5記載のミラー回路。 - 【請求項7】 読取信号が極大値を示すときはその極大
値に対応するレベルを保持しそれ以外のときは保持され
たレベルから時定数を持って徐々にレベルが下降する上
側エンベロープ信号を生成するピークホールド手段と、
読取信号の下側エンベロープ信号を生成する手段と、前
記上側エンベロープ信号と前記下側エンベロープ信号と
の差に応じたレベルを有するエンベロープ差信号を生成
するエンベロープ検出手段と、比較基準信号と前記エン
ベロープ差信号とをレベル比較しその比較結果に応じた
レベルを有するミラー信号を生成する比較手段とを有す
るミラー回路であって、 前記時定数を調整する時定数調整手段を有することを特
徴とするミラー回路。 - 【請求項8】 前記時定数調整手段は、前記上側エンベ
ロープ信号の振幅レベルに応じて前記時定数を変化させ
ることを特徴とする請求項6記載のミラー回路。 - 【請求項9】 前記時定数調整手段は、前記エンベロー
プ差信号の振幅レベルに応じて前記時定数を変化させる
ことを特徴とする請求項5または7記載のミラー回路。 - 【請求項10】 前記時定数調整手段は、前記読取信号
の振幅レベルに応じて前記時定数を変化させることを特
徴とする請求項5または7記載のミラー回路。 - 【請求項11】 前記エンベロープ差信号のピーク値と
ボトム値との中間値に応じたレベル信号を前記比較基準
信号とする基準信号生成手段を有することを特徴とする
請求項5または7記載のミラー回路。 - 【請求項12】 前記時定数調整手段は、指令信号に応
答して前記時定数として所定値を設定する初期化行程
と、前記初期化行程の後に前記読取信号の振幅レベルに
応じた値を前記時定数として設定する第1調整行程と、
前記第1調整行程の後に前記エンベロープ差信号の振幅
レベルに応じた値を前記時定数として設定する第2調整
行程とを実行することを特徴とする請求項5または7記
載のミラー回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28358495A JP3473802B2 (ja) | 1995-10-31 | 1995-10-31 | 光学式記録情報再生装置におけるミラー回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28358495A JP3473802B2 (ja) | 1995-10-31 | 1995-10-31 | 光学式記録情報再生装置におけるミラー回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09128761A true JPH09128761A (ja) | 1997-05-16 |
| JP3473802B2 JP3473802B2 (ja) | 2003-12-08 |
Family
ID=17667409
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28358495A Expired - Fee Related JP3473802B2 (ja) | 1995-10-31 | 1995-10-31 | 光学式記録情報再生装置におけるミラー回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3473802B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100421003B1 (ko) * | 2001-03-27 | 2004-03-03 | 삼성전자주식회사 | 미러 신호 조정 장치 |
| KR100492999B1 (ko) * | 1998-04-10 | 2005-09-02 | 삼성전자주식회사 | 광학계 서보 시스템의 미러신호 발생 장치 |
| US6967906B2 (en) | 2002-07-05 | 2005-11-22 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Circuit and method for detecting mirror signal for optical disc apparatus |
| US8203918B2 (en) | 2005-05-17 | 2012-06-19 | Rohm Co., Ltd. | Mirror signal generation circuit |
-
1995
- 1995-10-31 JP JP28358495A patent/JP3473802B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100492999B1 (ko) * | 1998-04-10 | 2005-09-02 | 삼성전자주식회사 | 광학계 서보 시스템의 미러신호 발생 장치 |
| KR100421003B1 (ko) * | 2001-03-27 | 2004-03-03 | 삼성전자주식회사 | 미러 신호 조정 장치 |
| US6967906B2 (en) | 2002-07-05 | 2005-11-22 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Circuit and method for detecting mirror signal for optical disc apparatus |
| US8203918B2 (en) | 2005-05-17 | 2012-06-19 | Rohm Co., Ltd. | Mirror signal generation circuit |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3473802B2 (ja) | 2003-12-08 |
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|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |