JPH09129265A - 有機電解液二次電池 - Google Patents
有機電解液二次電池Info
- Publication number
- JPH09129265A JPH09129265A JP7282760A JP28276095A JPH09129265A JP H09129265 A JPH09129265 A JP H09129265A JP 7282760 A JP7282760 A JP 7282760A JP 28276095 A JP28276095 A JP 28276095A JP H09129265 A JPH09129265 A JP H09129265A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- aluminum
- sealing plate
- negative electrode
- secondary battery
- organic electrolyte
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
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- Sealing Battery Cases Or Jackets (AREA)
- Cell Electrode Carriers And Collectors (AREA)
- Secondary Cells (AREA)
- Battery Electrode And Active Subsutance (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、小形電子機器用の直流電源やメモ
リーバックアップ用電源などに用いる有機電解液二次電
池の負極構成に関するものであり、安定した特性を発揮
させることを目的とする。 【解決手段】 封口板2の内面に予めアルミクラッドに
よりアルミ層を形成した後、アルミ合金5と封口板内面
を超音波接合により接合した構成。
リーバックアップ用電源などに用いる有機電解液二次電
池の負極構成に関するものであり、安定した特性を発揮
させることを目的とする。 【解決手段】 封口板2の内面に予めアルミクラッドに
よりアルミ層を形成した後、アルミ合金5と封口板内面
を超音波接合により接合した構成。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、小形電子機器用の
直流電源やメモリーバックアップ用電源などに用いる有
機電解液二次電池の負極構成に関するものである。
直流電源やメモリーバックアップ用電源などに用いる有
機電解液二次電池の負極構成に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に有機電解液電池は、エネルギー密
度が高く、保存性、耐漏液性などの信頼性に優れ、ま
た、小形化、軽量化が可能なことから、各種電子機器の
主電源やバックアップ用電源として、その需要は年々増
加している。これまで、この種の電池は充電ができない
一次電池が主流であったが、最近、充電可能な電池が開
発され、需要が伸びている。
度が高く、保存性、耐漏液性などの信頼性に優れ、ま
た、小形化、軽量化が可能なことから、各種電子機器の
主電源やバックアップ用電源として、その需要は年々増
加している。これまで、この種の電池は充電ができない
一次電池が主流であったが、最近、充電可能な電池が開
発され、需要が伸びている。
【0003】充電可能な有機電解液二次電池として、負
極にリチウムとリチウムを吸蔵、放出が可能な金属との
合金(リチウム合金)を用い、電解液に有機電解液を用
い、それに種々の正極を組み合わせた電池が知られてい
る。負極にリチウム合金を用いるのは以下の理由によ
る。
極にリチウムとリチウムを吸蔵、放出が可能な金属との
合金(リチウム合金)を用い、電解液に有機電解液を用
い、それに種々の正極を組み合わせた電池が知られてい
る。負極にリチウム合金を用いるのは以下の理由によ
る。
【0004】負極に、リチウム一次電池と同様にリチウ
ム金属のみを用いた場合、充電時には、電解液中のリチ
ウムイオンが、負極リチウム表面上に不均一に析出し、
デンドライトを形成する。その結果、このデンドライト
がセパレータを貫通して内部ショートが発生したり、ま
た、充電後の放電反応が不均一となり、その際、リチウ
ムの脱落してしまうことによりサイクル寿命が劣化す
る。
ム金属のみを用いた場合、充電時には、電解液中のリチ
ウムイオンが、負極リチウム表面上に不均一に析出し、
デンドライトを形成する。その結果、このデンドライト
がセパレータを貫通して内部ショートが発生したり、ま
た、充電後の放電反応が不均一となり、その際、リチウ
ムの脱落してしまうことによりサイクル寿命が劣化す
る。
【0005】一方、負極にリチウム合金を用いることに
より、充電の際、リチウムイオンは負極合金中に電気化
学的に吸蔵されるため、負極表面にリチウムが析出する
のを防ぐことができる。リチウムと合金を形成する金属
としてはアルミニウム、鉛、ビスマス、インジウム、錫
などがある。
より、充電の際、リチウムイオンは負極合金中に電気化
学的に吸蔵されるため、負極表面にリチウムが析出する
のを防ぐことができる。リチウムと合金を形成する金属
としてはアルミニウム、鉛、ビスマス、インジウム、錫
などがある。
【0006】正極には種々の物質が検討されているが、
一般に、リチウムイオンと層間化合物を形成する材料、
例えば五酸化バナジウム、五酸化ニオブ、二酸化マンガ
ン、などの金属酸化物や、リチウムと金属酸化物の複合
酸化物、また二硫化チタン、二硫化モリブデン、などの
硫化物が用いられる。また、ポリアニリン、ポリアセン
などの導電性高分子などを使用したものもある。
一般に、リチウムイオンと層間化合物を形成する材料、
例えば五酸化バナジウム、五酸化ニオブ、二酸化マンガ
ン、などの金属酸化物や、リチウムと金属酸化物の複合
酸化物、また二硫化チタン、二硫化モリブデン、などの
硫化物が用いられる。また、ポリアニリン、ポリアセン
などの導電性高分子などを使用したものもある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】コイン形のリチウム二
次電池の構成において、正極とケース、負極と封口板は
それぞれ良好な電子電導で接触させる必要がある。まず
正極とケースについては、正極は通常ペレット状の成型
体であり、導電材としてカーボンを含有している。その
ためケースの内面に導電性のカーボン被膜からなる集電
体などを形成することにより、電池を組み立てる際のか
しめ封口の加圧で充分な電気的接触が得られる。次に負
極のアルミ合金と封口板の接触であるが、アルミは表面
に強固な酸化被膜が不均一に存在することから、加圧な
どによる接触では充分な電気接触は得られない。そこ
で、抵抗溶接などによる溶接が必要となるが、アルミと
ステンレスは融点が大きく異なり、またアルミ表面の酸
化被膜などが要因となり抵抗溶接は不向きである。ま
た、抵抗溶接でアルミニウムを溶接できたとしても、溶
接部(ナゲット)のアルミ合金はリチウムとの合金化に
より脆くなり、充放電などの使用中にはずれ、封口板と
の電気接触が不充分となり、充放電サイクル寿命が大き
く劣化する場合がある。この解決策として、アルミ合金
とステンレス製の封口板の内面を超音波接合にて接合す
る方法が採られている。この際、アルミ合金と封口板内
面を加圧密着させながら、その圧接面を超音波発振器に
よりこすり合わせ、その結果、両者の金属面を極限まで
接近させ原子間結合により接合する。
次電池の構成において、正極とケース、負極と封口板は
それぞれ良好な電子電導で接触させる必要がある。まず
正極とケースについては、正極は通常ペレット状の成型
体であり、導電材としてカーボンを含有している。その
ためケースの内面に導電性のカーボン被膜からなる集電
体などを形成することにより、電池を組み立てる際のか
しめ封口の加圧で充分な電気的接触が得られる。次に負
極のアルミ合金と封口板の接触であるが、アルミは表面
に強固な酸化被膜が不均一に存在することから、加圧な
どによる接触では充分な電気接触は得られない。そこ
で、抵抗溶接などによる溶接が必要となるが、アルミと
ステンレスは融点が大きく異なり、またアルミ表面の酸
化被膜などが要因となり抵抗溶接は不向きである。ま
た、抵抗溶接でアルミニウムを溶接できたとしても、溶
接部(ナゲット)のアルミ合金はリチウムとの合金化に
より脆くなり、充放電などの使用中にはずれ、封口板と
の電気接触が不充分となり、充放電サイクル寿命が大き
く劣化する場合がある。この解決策として、アルミ合金
とステンレス製の封口板の内面を超音波接合にて接合す
る方法が採られている。この際、アルミ合金と封口板内
面を加圧密着させながら、その圧接面を超音波発振器に
よりこすり合わせ、その結果、両者の金属面を極限まで
接近させ原子間結合により接合する。
【0008】しかし、封口板は通常、耐食性の高いステ
ンレス鋼が使用されており、クロムやモリブデンなどを
多く含有するため非常に硬度の高い材料である。そのた
め、接合する際に、アルミ合金層に比べてステンレス表
面の凹凸部分が平滑になりにくいことから、接合強度に
バラツキが生じ、その結果、安定したサイクル寿命が得
られないという問題がある。
ンレス鋼が使用されており、クロムやモリブデンなどを
多く含有するため非常に硬度の高い材料である。そのた
め、接合する際に、アルミ合金層に比べてステンレス表
面の凹凸部分が平滑になりにくいことから、接合強度に
バラツキが生じ、その結果、安定したサイクル寿命が得
られないという問題がある。
【0009】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、負極の構成が、封口板の内面に予めアルミ
クラッドによりアルミ層を形成した後、アルミ合金と封
口板内面を超音波接合により接合した構成としたもので
ある。
に本発明は、負極の構成が、封口板の内面に予めアルミ
クラッドによりアルミ層を形成した後、アルミ合金と封
口板内面を超音波接合により接合した構成としたもので
ある。
【0010】
【発明の実施の形態】超音波接合は単純に機械的な接合
や、両金属を溶融により溶接する方法とは異なり、両金
属原子の相互引力により結合させる方式である。通常、
2枚の金属板を加圧などにより接触させると、金属板の
表面は厳密には平滑ではなく凹凸が存在しており、面の
一部分でのみ接触している。さらに表面には酸化被膜な
どが存在するため、この状態では前記の両金属原子間の
相互引力により結合させることは不可能である。両金属
を加圧しながら接触面を接触面に対して平行に超音波振
動を加えることにより、凸部や表面に存在する酸化膜な
どを除去して平滑にし、両金属の距離を極めて接近さ
せ、両金属の原子間結合を作りだすことができる。ま
た、振動による摩擦熱などの効果によりさらに接合強度
を強めることができる。従って、金属の溶融などによる
溶接とは異なることから、異種金属同士の接合が比較的
容易に行うことができる。しかし、安定かつ強度の優れ
た接合を得るためには、接合する2枚の金属は同種の金
属または同様の機械的性質を持ったものが好ましく、さ
らには硬度の低いもの同士が好ましい。特に硬度が異な
るもの同士を接合する場合、接触面に超音波振動を加え
た場合、硬度の低い金属面は摩擦により突起部や酸化被
膜が除去され平滑で清浄な面を容易に作りだせるが、一
方の硬度の高い金属の表面は充分な平滑で清浄な面が得
られず、その結果充分な接合強度が得られない場合があ
る。超音波振動を加える時間を長くすれば接合強度は向
上するが、その場合、接合する両金属の温度上昇が大き
くなり、両金属の接合と同時に、両金属を加圧かつ超音
波振動を伝達するチップやアンビルに金属が付着してし
まう場合があり、製造工程上の問題が発生する。
や、両金属を溶融により溶接する方法とは異なり、両金
属原子の相互引力により結合させる方式である。通常、
2枚の金属板を加圧などにより接触させると、金属板の
表面は厳密には平滑ではなく凹凸が存在しており、面の
一部分でのみ接触している。さらに表面には酸化被膜な
どが存在するため、この状態では前記の両金属原子間の
相互引力により結合させることは不可能である。両金属
を加圧しながら接触面を接触面に対して平行に超音波振
動を加えることにより、凸部や表面に存在する酸化膜な
どを除去して平滑にし、両金属の距離を極めて接近さ
せ、両金属の原子間結合を作りだすことができる。ま
た、振動による摩擦熱などの効果によりさらに接合強度
を強めることができる。従って、金属の溶融などによる
溶接とは異なることから、異種金属同士の接合が比較的
容易に行うことができる。しかし、安定かつ強度の優れ
た接合を得るためには、接合する2枚の金属は同種の金
属または同様の機械的性質を持ったものが好ましく、さ
らには硬度の低いもの同士が好ましい。特に硬度が異な
るもの同士を接合する場合、接触面に超音波振動を加え
た場合、硬度の低い金属面は摩擦により突起部や酸化被
膜が除去され平滑で清浄な面を容易に作りだせるが、一
方の硬度の高い金属の表面は充分な平滑で清浄な面が得
られず、その結果充分な接合強度が得られない場合があ
る。超音波振動を加える時間を長くすれば接合強度は向
上するが、その場合、接合する両金属の温度上昇が大き
くなり、両金属の接合と同時に、両金属を加圧かつ超音
波振動を伝達するチップやアンビルに金属が付着してし
まう場合があり、製造工程上の問題が発生する。
【0011】本発明は、耐食性の優れたステンレスから
なる封口板の内面に予めアルミクラッドによりアルミ層
を形成した後、アルミ合金と封口板内面を超音波接合に
より接合するものであり、この構成であれば接合面は同
金属であり、また、硬度も低い金属同士のため超音波振
動により両面に平滑な清浄面が形成され、両金属の原子
間結合がより強固なものとなり、接合強度が向上する。
また、その結果、充放電サイクル寿命を安定化できる。
さらにアルミはステンレスなどに比べ硬度も低いことか
ら超音波振動を加える時間も短時間でよく、製造工程上
有利となる。尚、アルミクラッドにより形成するアルミ
層はこれまでの説明から明らかなように軟質のものが好
ましく、JIS記載のO材などが適している。
なる封口板の内面に予めアルミクラッドによりアルミ層
を形成した後、アルミ合金と封口板内面を超音波接合に
より接合するものであり、この構成であれば接合面は同
金属であり、また、硬度も低い金属同士のため超音波振
動により両面に平滑な清浄面が形成され、両金属の原子
間結合がより強固なものとなり、接合強度が向上する。
また、その結果、充放電サイクル寿命を安定化できる。
さらにアルミはステンレスなどに比べ硬度も低いことか
ら超音波振動を加える時間も短時間でよく、製造工程上
有利となる。尚、アルミクラッドにより形成するアルミ
層はこれまでの説明から明らかなように軟質のものが好
ましく、JIS記載のO材などが適している。
【0012】
【実施例】以下、本発明を図及び表を参照して説明す
る。
る。
【0013】図1は本発明の一実施例による有機電解液
二次電池の断面図である。図1において1は正極端子を
兼ねるケースで耐食性に優れたステンレス鋼からなって
いる。2は負極端子を兼ねる封口板で、ケース1と同じ
材質のステンレスの内面にアルミ箔を冷間圧延にてクラ
ッドしている。ステンレス及びアルミ箔の厚みはそれぞ
れ0.2mm,0.05mmである。また硬度はそれぞ
れビッカース硬度でそれぞれ150,40である。3は
ケースと封口板を絶縁するポリプロピレン製ガスケッ
ト、4は正極で、五酸化バナジウムと導電材であるカー
ボンブラック及び結着材であるフッ素樹脂の粉末を混合
し、直径15mm、厚み1mmのペレット状に成型した
後、200℃中で12時間乾燥した。5は負極で、ま
ず、厚み0.2mmのアルミ合金シートから直径15m
mの円盤状に打ち抜いた後、超音波接合にて2の封口板
の内面に接合する。その際の接合エネルギーは60ジュ
ールである。次にアルミ合金の表面にリチウム箔を圧着
し、電池組み立て後電解液の存在下で合金化させ、リチ
ウムアルミ合金を形成した。尚、アルミ合金シートの硬
度はビッカーズ硬度で60である。6はポリプロピレン
製不織布からなるセパレータ、7は正極集電体で、導電
性カーボン塗料からなる被膜である。また、電解液はプ
ロピレンカーボネートと1,2−ジメトキシエタンとの
等容積混合溶媒に、過塩素酸リチウムを1モル/1の割
合で溶解したものを用いた。この電池をAとした。ま
た、比較として、2の封口板が本実施例と同材質のステ
ンレスのみからなり、厚みは0.25mmである以外
は、本実施例と全く同じ構成及び製造法の従来方式の電
池を作成し、電池Bとした。
二次電池の断面図である。図1において1は正極端子を
兼ねるケースで耐食性に優れたステンレス鋼からなって
いる。2は負極端子を兼ねる封口板で、ケース1と同じ
材質のステンレスの内面にアルミ箔を冷間圧延にてクラ
ッドしている。ステンレス及びアルミ箔の厚みはそれぞ
れ0.2mm,0.05mmである。また硬度はそれぞ
れビッカース硬度でそれぞれ150,40である。3は
ケースと封口板を絶縁するポリプロピレン製ガスケッ
ト、4は正極で、五酸化バナジウムと導電材であるカー
ボンブラック及び結着材であるフッ素樹脂の粉末を混合
し、直径15mm、厚み1mmのペレット状に成型した
後、200℃中で12時間乾燥した。5は負極で、ま
ず、厚み0.2mmのアルミ合金シートから直径15m
mの円盤状に打ち抜いた後、超音波接合にて2の封口板
の内面に接合する。その際の接合エネルギーは60ジュ
ールである。次にアルミ合金の表面にリチウム箔を圧着
し、電池組み立て後電解液の存在下で合金化させ、リチ
ウムアルミ合金を形成した。尚、アルミ合金シートの硬
度はビッカーズ硬度で60である。6はポリプロピレン
製不織布からなるセパレータ、7は正極集電体で、導電
性カーボン塗料からなる被膜である。また、電解液はプ
ロピレンカーボネートと1,2−ジメトキシエタンとの
等容積混合溶媒に、過塩素酸リチウムを1モル/1の割
合で溶解したものを用いた。この電池をAとした。ま
た、比較として、2の封口板が本実施例と同材質のステ
ンレスのみからなり、厚みは0.25mmである以外
は、本実施例と全く同じ構成及び製造法の従来方式の電
池を作成し、電池Bとした。
【0014】なお、いずれの電池も設計上、直径20m
m、厚さ2mmで容量は3Vから2.5Vまでで20m
Ahである。これら電池を各100個ずつ組み立て、常
温で1週間保存した後、電池の開回路電圧と内部抵抗
(1kHz,交流法)を測定した。その平均値と標準偏
差を(表1)に示す。
m、厚さ2mmで容量は3Vから2.5Vまでで20m
Ahである。これら電池を各100個ずつ組み立て、常
温で1週間保存した後、電池の開回路電圧と内部抵抗
(1kHz,交流法)を測定した。その平均値と標準偏
差を(表1)に示す。
【0015】次に、これらの電池を1mAの定電流に
て、2.5V〜3.5Vの間で充放電サイクルを繰り返
した。そして、放電容量が初期(1サイクルめ)の容量
の50%に劣化するまでの回数を測定し、同様に(表
1)に示した。
て、2.5V〜3.5Vの間で充放電サイクルを繰り返
した。そして、放電容量が初期(1サイクルめ)の容量
の50%に劣化するまでの回数を測定し、同様に(表
1)に示した。
【0016】
【表1】
【0017】電池Bは本実施例の電池Aに比べて充放電
回数が低下するものがあり、バラツキが大きい。電池B
において充放電回数が低下した電池の各サイクルにおけ
る充放電カーブをみると、寿命末期に放電カーブが乱
れ、同時に内部抵抗が上昇するものがあった。これにつ
いて、サイクル寿命の低下した電池を分解調査した結
果、充放電の繰り返しと共に負極のリチウムアルミ合金
層が膨張することにより、封口板からはずれ、これによ
り、電池内部における電気的接触が不充分となり、充放
電サイクル寿命が劣化したと考えられる。これに対し、
本実施例ではこのような現象は見られずバラツキの少な
い安定した充放電サイクル寿命が得られた。これは、ア
ルミ合金と封口板の接合強度の向上によるものと考えら
れる。
回数が低下するものがあり、バラツキが大きい。電池B
において充放電回数が低下した電池の各サイクルにおけ
る充放電カーブをみると、寿命末期に放電カーブが乱
れ、同時に内部抵抗が上昇するものがあった。これにつ
いて、サイクル寿命の低下した電池を分解調査した結
果、充放電の繰り返しと共に負極のリチウムアルミ合金
層が膨張することにより、封口板からはずれ、これによ
り、電池内部における電気的接触が不充分となり、充放
電サイクル寿命が劣化したと考えられる。これに対し、
本実施例ではこのような現象は見られずバラツキの少な
い安定した充放電サイクル寿命が得られた。これは、ア
ルミ合金と封口板の接合強度の向上によるものと考えら
れる。
【0018】なお、上記の実施例では正極材料として五
酸化バナジウムを用いたが、これ以外に二硫化チタン、
二硫化モリブデン、三酸化モリブデン、二酸化マンガ
ン、リチウム複合酸化物、ポリアニリン、ポリアセチレ
ン、ポリアセン等、二次電池の正極材料となりうる材料
であれば同様に適用できる。
酸化バナジウムを用いたが、これ以外に二硫化チタン、
二硫化モリブデン、三酸化モリブデン、二酸化マンガ
ン、リチウム複合酸化物、ポリアニリン、ポリアセチレ
ン、ポリアセン等、二次電池の正極材料となりうる材料
であれば同様に適用できる。
【0019】また、クラッド材のアルミとしては、通常
のJISに記載のものはステンレスなどに比べて充分に
硬度が低いため、どの材料を用いても充分に効果が期待
できるが、特に軟質のものがその効果が優れている。
のJISに記載のものはステンレスなどに比べて充分に
硬度が低いため、どの材料を用いても充分に効果が期待
できるが、特に軟質のものがその効果が優れている。
【0020】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、負極の
構成を、封口板の内面に予めアルミクラッドによりアル
ミ層を形成した後、アルミ合金と封口板内面を超音波接
合により接合した構成とすることにより、従来に比べ接
合強度をさらに改善でき、充放電サイクル特性において
安定な有機電解液二次電池を得ることができる。
構成を、封口板の内面に予めアルミクラッドによりアル
ミ層を形成した後、アルミ合金と封口板内面を超音波接
合により接合した構成とすることにより、従来に比べ接
合強度をさらに改善でき、充放電サイクル特性において
安定な有機電解液二次電池を得ることができる。
【図1】本発明の一実施例における電池の断面図
1 ケース 2 封口板 3 ガスケット 4 正極 5 負極 6 セパレータ 7 正極集電体
Claims (2)
- 【請求項1】 正極と、リチウムの吸蔵、放出が可能な
アルミ合金からなる負極と、有機電解液とからなる有機
電解液二次電池であって、負極の構成が、負極端子を兼
ねる封口板の内面に予めアルミクラッドによりアルミ層
を形成した後、前記アルミ合金と封口板内面を超音波接
合により接合した構成であることを特徴とする有機電解
液二次電池。 - 【請求項2】 前記のアルミクラッドにより形成したア
ルミ層が軟質アルミであることを特徴とする請求項1記
載の有機電解液二次電池。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7282760A JPH09129265A (ja) | 1995-10-31 | 1995-10-31 | 有機電解液二次電池 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7282760A JPH09129265A (ja) | 1995-10-31 | 1995-10-31 | 有機電解液二次電池 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09129265A true JPH09129265A (ja) | 1997-05-16 |
Family
ID=17656717
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7282760A Pending JPH09129265A (ja) | 1995-10-31 | 1995-10-31 | 有機電解液二次電池 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09129265A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6127064A (en) * | 1997-08-29 | 2000-10-03 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Jar can for secondary battery |
| JP2001068089A (ja) * | 1999-08-27 | 2001-03-16 | Japan Storage Battery Co Ltd | 電 池 |
| JP2002260670A (ja) * | 2001-03-02 | 2002-09-13 | Toyota Motor Corp | 電池およびその製造方法 |
| EP2768042A1 (en) * | 2013-02-18 | 2014-08-20 | Seiko Instruments Inc. | Electrochemical cell |
| WO2022210443A1 (ja) * | 2021-03-31 | 2022-10-06 | 住友化学株式会社 | リチウム二次電池 |
-
1995
- 1995-10-31 JP JP7282760A patent/JPH09129265A/ja active Pending
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| JP2001068089A (ja) * | 1999-08-27 | 2001-03-16 | Japan Storage Battery Co Ltd | 電 池 |
| JP2002260670A (ja) * | 2001-03-02 | 2002-09-13 | Toyota Motor Corp | 電池およびその製造方法 |
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