JPH09129729A - 接続孔の形成方法 - Google Patents

接続孔の形成方法

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JPH09129729A
JPH09129729A JP7285697A JP28569795A JPH09129729A JP H09129729 A JPH09129729 A JP H09129729A JP 7285697 A JP7285697 A JP 7285697A JP 28569795 A JP28569795 A JP 28569795A JP H09129729 A JPH09129729 A JP H09129729A
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JP
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film
insulating film
etching
interlayer insulating
connection hole
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JP7285697A
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Tetsuji Nagayama
哲治 長山
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Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 SiOx膜/n+ 型ポリシリコン膜/SiO
x膜の積層膜にコンタクト・ホール(CH)を開口する
自己整合コンタクト・プロセスにおいて、n+ 型ポリシ
リコン膜とCHに埋め込まれるプラグとの間の絶縁耐圧
を向上させる。 【解決手段】 C26 /O2 /S2 Cl2 混合ガスの
プラズマ中に生成するイオウ系堆積物を側壁保護膜8と
して利用しながら第2層間絶縁膜4の異方性ドライエッ
チングを行った後、ウェハ加熱により側壁保護膜8を除
去し、レジスト・パターン5の初期の開口寸法を回復さ
せる。続いて、n+ 型ポリシリコン膜3と第1層間絶縁
膜2を順次ドライエッチングすると、平坦な側壁面を有
するCH7が得られる。このCH7の側壁面に絶縁性の
サイドウォール9SWを形成すると、n+ 型ポリシリコ
ン膜3の加工断面を十分に被覆し、絶縁することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体デバイス製造
等の微細加工分野に適用される接続孔の形成方法に関
し、特に絶縁膜/導電膜/絶縁膜の積層構造を持つ多層
膜を貫通して接続孔を形成する自己整合コンタクト・プ
ロセスにおいて、接続孔の側壁面に露出する導電膜と、
該接続孔に埋め込まれるメタル・プラグとの間の絶縁耐
圧を確保する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】0.3μm以降のデザイン・ルールが適
用される微細な半導体デバイスの製造プロセスでは、接
続孔の設計余裕を下層配線との位置合わせのバラつきを
考慮して決定すると、接続孔の設計寸法(=ホール径+
設計余裕)が大きくなり過ぎる問題が生じている。この
位置合わせのバラつきは、フォトリソグラフィで用いら
れる縮小投影露光装置のアライメント性能の不足に起因
するものである。しかし、このバラつきは、半導体プロ
セスに含まれる様々なスケーリング・ファクターの中で
も特にスケール・ダウンが困難な項目であり、解像度以
上に露光技術の限界を決定する要因であるとすら言われ
ている。接続孔の設計寸法が大きくなると、下層配線の
線幅を縮小することができず、半導体デバイスの微細化
や高密度化の大きな障害となる。一方、設計寸法の増大
をホール径の縮小で抑えようとすると、現状の露光装置
では焦点深度が不足し、レジスト膜にホール・パターン
を形成することができない問題が起こる。
【0003】かかる背景から、位置合わせのための設計
余裕をフォトマスク上で不要にできる自己整合コンタク
ト・プロセスが関心を集めている。このプロセスには色
々な種類があるが、露光工程が増えないことから最もよ
く検討されているのは、窒化膜(SiN)をエッチング
停止層として用いるプロセスである。これは、2本の配
線パターンの間に接続孔を開口しようとする場合に、該
配線パターンとその両側のサイドウォールをまとめてコ
ンフォーマルなSiN膜で被覆し、この上に積層された
SiOx層間絶縁膜を上記配線間スペースよりも広い範
囲でエッチングするものである。SiN膜がその下の配
線パターンやサイドウォールをエッチングから保護する
ため、配線間スペースが両側のサイドウォールでさらに
狭められた微小な領域を底面とする接続孔が自己整合的
に形成される。このようなプロセスは、当然ながらチッ
プやメモリセルの占有面積の縮小にも貢献する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、自己整合コ
ンタクト・プロセスは、デザイン・ルール増大の抑制や
露光工程のコスト低減等を目的として、上記以外の他の
構造部にも積極的に採用されようとしている。この例の
ひとつとして、ASIC用DRAMのプレート電極の間
でビット線を基板にコンタクトさせるプロセスを、図9
ないし図14を参照しながら説明する。
【0005】図9は、予め下層配線としての不純物拡散
領域(図示せず。)が形成されたシリコン基板(Si)
21の上に、酸化シリコンよりなる第1層間絶縁膜(S
iOx)22,n+ 型ポリシリコン膜(polySi)
23,酸化シリコンよりなる第2層間絶縁膜(SiO
x)24がこの順に積層された多層膜が形成され、さら
にこの多層膜上でレジスト・パターン(PR)25が形
成された、エッチング前のウェハの状態を示している。
上記n+ 型ポリシリコン膜23は、DRAMのプレート
電極を構成するものである。また、上記レジスト・パタ
ーン25には、ホール・パターンにならった開口26が
形成されている。
【0006】次に、図10に示されるように、通常のフ
ルオロカーボン系ガスを用いて上記第1層間絶縁膜22
をドライエッチングする。このときのエッチングは、形
成されゆく第1開口27の側壁面にカーボン系ポリマー
を主体とする側壁保護膜28が堆積しながら進行するた
め、第1開口27は異方性形状を有するものとなる。こ
のカーボン系ポリマーは、フルオロカーボン系ガスの
他、レジスト・パターンのスパッタ生成物にも由来して
いる。
【0007】続いて、エッチング・ガスをハロゲン系ガ
スに切り替えてn+ 型ポリシリコン膜23をドライエッ
チングし、さらにフルオロカーボン系ガスに戻して第1
層間絶縁膜22をドライエッチングする。このときのエ
ッチングも異方的に進行するが、先の第2層間絶縁膜2
4のエッチング時に堆積した側壁保護膜28の厚み分だ
けレジスト・パターン25の開口26が狭まる。このた
め、図11に示されるように、このエッチングにより形
成される第2開口29は第1開口27よりも開口径が狭
くなる。この結果、レジスト・パターン25と側壁保護
膜28をアッシングおよびRCA洗浄により除去した後
に得られるコンタクト・ホールCHは、第1層間絶縁膜
24とn+ 型ポリシリコン膜23との間に段差を生じた
ものとなる。
【0008】上記コンタクト・ホールCHの側壁面には
+ 型ポリシリコン膜23の加工断面が露出しているの
で、該コンタクト・ホールを上層配線膜のプラグで埋め
込む際には、予めこの加工断面を絶縁膜で被覆しておか
なければならない。そこで、図12に示されるように、
基体の全面に絶縁膜30としてSiOx膜を成膜し、続
いてこの絶縁膜30を異方的にエッチバックすることに
より、図13に示されるように、コンタクト・ホールC
Hの側壁面にサイドウォール30SWを形成する。しか
し、コンタクト・ホールCHの側壁面に段差が存在して
いるために、この段差の肩の部分は十分な厚さのサイド
ウォール30で被覆されることがなく、オーバーエッチ
ングの量によっては露出することもある。
【0009】このような状態で、図14に示されるよう
なアルミニウム系多層膜からなる上層配線膜(Al)3
1を用いてコンタクト・ホールCHを埋め込んだとして
も、プラグ部分とn+ 型ポリシリコン膜23との間の絶
縁耐圧を十分高く確保することができず、最悪の場合は
両者が短絡してしまう。
【0010】上述の問題は、そもそも積層膜のドライエ
ッチング中にカーボン系ポリマーが発生し、これが堆積
して側壁保護膜28を形成することに端を発している
が、現状の絶縁膜加工ではこのような堆積物の発生を完
全に抑えることは困難である。また、カーボン系ポリマ
ーの発生にはレジスト・パターン25も一部寄与してい
るが、同一マスクを介したエッチングが要求される上述
のようなケースでは、途中でレジスト・パターン25を
アッシングすることもできない。
【0011】そこで本発明は、この問題を解決し、絶縁
膜/導電膜/絶縁膜の積層構造を持つ多層膜を貫通して
接続孔を形成する自己整合コンタクト・プロセスにおい
て、接続孔の側壁面に露出する導電膜と、該接続孔に埋
め込まれるプラグとの間の絶縁耐圧を確保することが可
能な接続孔の形成方法を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、第2層間絶縁
膜のドライエッチングの段階で発生する側壁保護膜をエ
ッチング終了時に一旦除去し、引き続き導電膜と第1層
間絶縁膜のドライエッチングを行うことで、上述の目的
を達成しようとするものである。このために、第2層間
絶縁膜のエッチングでは、放電解離条件下でプラズマ中
に遊離のイオウを発生できるエッチング・ガスを使用
し、イオウ系堆積物からなる側壁保護膜を生成させる。
イオウ系堆積物は昇華性もしくは熱分解性を有するた
め、たとえエッチング・マスクとしてレジスト・マスク
を使用した場合であっても、その耐熱温度を超えない温
度範囲で基板を加熱することにより容易に除去すること
ができる。しかも、基板上に何らパーティクル汚染を残
す虞れがない。
【0013】このように側壁保護膜が接続孔の形成途中
で除去されることで、その後の導電膜と第1層間絶縁膜
のエッチングがエッチング・マスクの初期の開口寸法に
したがって行われることになるため、本発明では接続孔
の途中に階段状の段差が発生しない。したがって、接続
孔の側壁面、特に導電膜の加工断面を絶縁膜からなるサ
イドウォールで十分に被覆することが可能となり、該導
電膜と後工程でこの接続孔に埋め込まれるプラグとの間
の絶縁耐圧を確保することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明で第2層間絶縁膜のエッチ
ングに用いるエッチング・ガスは、具体的にはS2
2 ,SF2 ,SF4 ,S210,S3 Cl2 ,S2 Cl
2 ,SCl2 ,S3 Br2 ,S2 Br2 ,SBr2 ,H
2 Sから選ばれる少なくとも1種類のイオウ系化合物を
含むものである。
【0015】これらのイオウ系化合物のうち、最後のH
2 S(硫化水素)以外はハロゲン化イオウと総称される
ものであり、第2層間絶縁膜の典型的な構成材料である
SiOx膜やSiN膜のエッチャントであるハロゲン・
ラジカル(F* ,Cl* ,Br* )や、ラジカル反応を
アシストするイオン(SFx+ ,SClx+ ,SBrx
+ ,Sx+ ,Clx+ ,Brx+ 等)を発生させる。ま
た、これらと共に遊離のイオウ(S)を発生させる。な
お、ハロゲン化イオウとしては従来よりSF6(六フッ
化イオウ)が良く知られ、ドライエッチングにも多用さ
れているが、この化合物は放電解離条件下における遊離
のイオウの放出効率に劣ることを本願出願人が以前に確
認しており、本発明では使用しない。また、上記ハロゲ
ン化イオウの中で常温で液体の化合物については、バブ
リングや超音波噴霧等の方法でエッチング・チャンバ内
へ導入することができる。上に列挙したイオウ系化合物
は、絶縁膜のエッチングに通常用いられるフルオロカー
ボン系ガスと併用しても良い。特に、イオウ系化合物が
2 Sである場合には、これ自身がエッチャントの供給
源ではないため、フルオロカーボン系化合物との併用が
必要である。
【0016】ここで、昇華性物質であるイオウは、真空
度等のドライエッチング条件にもよるが、基板温度がお
およそ90℃未満の領域に維持されていればその表面に
堆積し、それ以上の温度域で昇華することを、以前に本
願出願人が実験的に確認している。ただし、このイオウ
を効率良く堆積させて側壁保護に利用し、かつプロセス
の低温化による異方性の向上を図る観点からは、基板の
温度を室温以下に制御しながらエッチングを行うことが
特に好適である。
【0017】上記イオウは、エッチング終了後に基板を
おおよそ90℃以上に加熱すれば昇華してしまうので、
基板上に何らパーティクル汚染を残す虞れがない。この
ときの加熱温度は、90℃を大幅に上回る必要はない。
通常のプロセス、特にエッチング・マスクとして有機材
料(レジスト材料)膜のパターンを用いるプロセスで
は、このパターンの耐熱性で加熱温度の上限が自ずと決
まる。
【0018】この他、ガス系に通常加えられる添加ガス
についても、その使用は任意である。たとえば、希釈効
果、スパッタリング効果、冷却効果を得るためにHe,
Ar等の希ガスを添加することができる。また、N2 ,
2 O等の窒素系ガスを添加した場合には、窒素(N)
とイオウとの反応により生成する窒化イオウ系化合物を
側壁保護膜の構成成分として利用することができる。ポ
リチアジル(SN)xは、かかる窒化イオウ系化合物の
代表例であり、やはり基板を加熱するだけで容易に分解
除去することができる。
【0019】なお、本発明では、導電膜と第1層間絶縁
膜のドライエッチングに用いるガス系については特に限
定しない。すなわち、導電膜が不純物含有ポリシリコン
膜であればCl2 /O2 混合ガス、第1層間絶縁膜がS
iOx膜であればCHF3 /CH22 混合ガスといっ
た様に、従来公知のガス系を使用することができる。し
かし、これら導電膜と第1層間絶縁膜のドライエッチン
グに上述のイオウ系化合物を含むエッチング・ガスを用
いても、もちろん構わない。
【0020】
【実施例】以下、本発明の具体的な実施例について説明
する。
【0021】実施例1 ここでは、本発明の具体的な実施例として、ASIC用
DRAMのプレート電極の間でビット線を基板にコンタ
クトクさせるプロセスを、図1ないし図8を参照しなが
ら説明する。
【0022】図1は、予め下層配線としての不純物拡散
領域(図示せず。)が形成されたシリコン基板(Si)
1の上に酸化シリコンよりなる第1層間絶縁膜(SiO
x)2,n+ 型ポリシリコン膜(polySi)3,酸
化シリコンよりなる第2層間絶縁膜(SiOx)4がこ
の順に積層された多層膜が形成され、さらにこの多層膜
上でレジスト・パターン(PR)5が形成された、エッ
チング前のウェハの状態を示している。
【0023】ここで、上記第1層間絶縁膜2は、たとえ
ばSiH4 /N2 O混合ガスを用いたLPCVD法によ
り、約100nmの膜厚に形成した。上記n+ 型ポリシ
リコン膜3は、DRAMのプレート電極を構成する膜で
あり、たとえばSiH4 /PH3 混合ガスを用いたLP
CVD法により約100nmの厚さに形成した。さらに
上記第2層間絶縁膜4は、TEOS(テトラエトキシシ
ラン)/O3 混合ガスを用いた常圧CVD法により、約
500nmの膜厚に形成した。さらに、上記レジスト・
パターン5は化学増幅系レジスト材料を用い、KrFエ
キシマ・レーザ・リソグラフィおよび現像処理を経て形
成しており、ホール・パターンにならって直径約0.3
μmの開口6を有する。
【0024】次に、上記開口6の内部に表出する第2層
間絶縁膜4をドライエッチングした。このときのドライ
エッチング条件は、たとえば、 エッチング装置 有磁場マイクロ波プラズマ・エッチング装置 (SiOxエッチング用) CHF3 流量 45 SCCM O2 流量 5 SCCM S22 流量 5 SCCM 圧力 0.27 Pa マイクロ波パワー 1200 W(2.45 GHz) RFバイアス・パワー 250 W(800 kHz) ウェハ温度 20 ℃ オーバエッチング 30 % である。
【0025】このエッチングでは、第2層間絶縁膜4の
加工断面が側壁保護膜8で保護されながらエッチングが
進行するため、図2に示されるように、異方性形状を有
するコンタクト・ホール7が途中まで形成された。上記
のエッチング条件は、ガス系のC/F比(炭素原子数と
フッ素原子数の比)を制御してフルオロカーボン系ポリ
マーの堆積を抑制しているため、上記側壁保護膜8はほ
ぼイオウを主体として構成されており、その最終的な厚
さは約30nmであった。
【0026】この後、ウェハを100℃で3分間加熱す
ることにより、図3に示されるように側壁保護膜8を除
去した。本実施例ではこの加熱を、上記のエッチングを
行ったチャンバにインライン式に接続されているアッシ
ング・チャンバのウェハ・ステージ上で行った。この加
熱条件は、レジスト・パターン5の耐熱性にとって許容
範囲内である。また、側壁保護膜8が除去された時点
で、レジスト・パターン5は初期の開口寸法を維持して
いることになる。
【0027】次に、n+ 型ポリシリコン膜3のドライエ
ッチングを行った。このときのエッチング条件は、たと
えば、 エッチング装置 有磁場マイクロ波プラズマ・エッチング装置 (ポリシリコン・エッチング用) Cl2 流量 75 SCCM O2 流量 5 SCCM 圧力 1.0 Pa マイクロ波パワー 1200 W(2.45 GHz) RFバイアス・パワー 50 W(2 MHz) ウェハ温度 20 ℃ オーバエッチング 50 % とした。このエッチングでは、SiOx系の側壁保護膜
の寄与で異方性加工が行われるが、被エッチング物が薄
く、側壁保護膜もごく少量であるため、図示は省略し
た。この段階では、従来プロセスと異なり、コンタクト
・ホール7の側壁面に階段状の段差は発生していない。
【0028】次に、ウェハをSiOxエッチング用の有
磁場マイクロ波プラズマ・エッチング装置に戻し、第1
層間絶縁膜2をドライエッチングした。このときのエッ
チング条件は、たとえば エッチング装置 有磁場マイクロ波プラズマ・エッチング装置 (SiOxエッチング用) CHF3 流量 45 SCCM CH22 流量 5 SCCM 圧力 0.27 Pa マイクロ波パワー 1200 W(2.45 GHz) RFバイアス・パワー 250 W(800 kHz) ウェハ温度 20 ℃ オーバエッチング 20 % とした。このエッチングでは、フルオロカーボン系ポリ
マーからなる側壁保護膜の寄与で異方性加工が行われる
が、被エッチング物が薄く、側壁保護膜もごく少量であ
るため、図示は省略した。
【0029】上述のドライエッチング終了後、レジスト
・パターン5を通常のO2 プラズマ・アッシングにより
除去し、図5に示されるように段差の無い、異方性形状
を有するコンタクト・ホール7を完成させた。
【0030】次に、図6に示されるように、上記コンタ
クト・ホール7を被覆するごとく絶縁膜9を堆積させ
た。ここでは、TEOS(テトラエトキシシラン)を原
料ガスとするLPCVDによりSiOx膜を堆積させ
た。その堆積条件は、たとえば TEOS流量 100 SCCM 圧力 70 Pa ウェハ温度 720 ℃ 堆積時間 3 分 とした。このLPCVDにより、絶縁膜9は約 ? n
mの厚さに形成された。次に、図7に示されるように、
上記の絶縁膜9をエッチバックしてサイドウォール9S
Wを形成した。このときのエッチバック条件はたとえ
ば、 エッチング装置 有磁場マイクロ波プラズマ・エッチング装置 (SiOxエッチング用) CHF3 流量 50 SCCM 圧力 0.27 Pa マイクロ波パワー 1200 W(2.45 GHz) RFバイアス・パワー 200 W(800 kHz) ウェハ温度 20 ℃ オーバエッチング 20 % とした。本発明では、コンタクト・ホール7の側壁面が
平らであるため、サイドウォール9SWがホール底まで
到達しており、n+ 型ポリシリコン膜3の加工断面が絶
縁膜で完全に被覆された状態となった。
【0031】この後、コンタクト・ホール7を上層配線
膜10で埋め込んだ。この上層配線膜10は、パターニ
ングされてビット線取出し電極となる膜であり、その具
体的な構成はたとえばTi(厚さ約30nm)/TiN
(厚さ約70nm)積層系からなる厚さ約100nmの
バリヤメタル,厚さ約300nmのAl−1%Si膜,
厚さ約30nmのTiON反射防止膜を順次積層したA
l系多層膜である。このようにして作製されたDRAM
セルの降伏電圧は約50Vであり、コンタクト・ホール
に段差が残る従来のDRAMセルに比べて約2倍に改善
されていた。
【0032】実施例2 本実施例では、第1層間絶縁膜4のドライエッチングが
終了した後の側壁保護膜8の除去を、実施例1のような
基板加熱ではなく、O2 プラズマ処理で行った。このO
2 プラズマ処理は、たとえば エッチング装置 有磁場マイクロ波プラズマ・エッチング装置 (SiOxエッチング用) O2 流量 50 SCCM 圧力 1.0 Pa マイクロ波パワー 1200 W(2.45 GHz) RFバイアス・パワー 0 W ウェハ温度 20 ℃ プラズマ処理時間 10 秒 の条件で行った。このプラズマ処理は短時間で行われる
ため、レジスト・パターン5に悪影響が及ぶことはな
い。
【0033】実施例3 本実施例では、第2層間絶縁膜4と第1層間絶縁膜2の
ドライエッチング、側壁保護膜8の除去、および絶縁膜
9のエッチバックにいずれも誘導結合プラズマ・エッチ
ング装置を用いた。サンプル・ウェハの構成やプロセス
の流れは、ほぼ実施例1で上述した通りなので、ここで
は主として実施例1と異なる部分について述べる。
【0034】第2層間絶縁膜4のドライエッチング条件
は、たとえば エッチング装置 誘導結合プラズマ・エッチング装置 C26 流量 30 SCCM O2 流量 5 SCCM S2 Cl2 流量 10 SCCM 圧力 0.2 Pa ソース・パワー 2000 W(2 MHz) RFバイアス・パワー 1200 W(1.8 MHz) ウェハ温度 30 ℃ 上部電極温度 200 ℃ オーバーエッチング 50 % とした。
【0035】また、上記第2層間絶縁膜のドライエッチ
ング中に形成された側壁保護膜8は、たとえば エッチング装置 誘導結合プラズマ・エッチング装置 O2 流量 20 SCCM 圧力 1.0 Pa ソース・パワー 2000 W(2 MHz) RFバイアス・パワー 0 W ウェハ温度 30 ℃ 上部電極温度 200 ℃ プラズマ処理時間 5 秒 の条件で除去した。
【0036】この後、有磁場マイクロ波プラズマ・エッ
チング装置を用いて実施例1と同じ条件でn+ 型ポリシ
リコン膜3をドライエッチングした後、第1層間絶縁膜
2のドライエッチングをたとえば エッチング装置 誘導結合プラズマ・エッチング装置 C26 流量 20 SCCM 圧力 0.2 Pa ソース・パワー 2000 W(2 MHz) RFバイアス・パワー 1000 W(1.8 MHz) ウェハ温度 30 ℃ 上部電極温度 200 ℃ オーバーエッチング 30 % の条件で行った。
【0037】さらに、実施例1と同じ条件で絶縁膜9を
成膜した後、これをサイドウォール9SWに加工するた
めのエッチバックを、たとえば エッチング装置 誘導結合プラズマ・エッチング装置 C26 流量 20 SCCM 圧力 1.0 Pa ソース・パワー 2000 W(2 MHz) RFバイアス・パワー 1000 W(1.8 MHz) ウェハ温度 20 ℃ 上部電極温度 200 ℃ オーバーエッチング 20 % の条件で行った。さらに、実施例1と同様に、コンタク
ト・ホール7を上層配線膜10で埋め込んだ。
【0038】本実施例においても、サイドウォール9S
Wがn+ 型ポリシリコン膜3の加工断面を完全に被覆し
ているために、プレート電極(n+ 型ポリシリコン膜
3)とビット線取出し電極(上層配線膜10)との間の
絶縁耐圧が、従来よりも改善された。
【0039】実施例4 本実施例では、第2層間絶縁膜4と第1層間絶縁膜2の
ドライエッチング、側壁保護膜8の除去、および絶縁膜
9のエッチバックにいずれもヘリコン波プラズマ・エッ
チング装置を用いた。サンプル・ウェハの構成やプロセ
スの流れは、ほぼ実施例1で上述した通りなので、ここ
では主として実施例1と異なる部分について述べる。
【0040】第2層間絶縁膜4のドライエッチング条件
は、たとえば エッチング装置 ヘリコン波プラズマ・エッチング装置 c−C48 流量 30 SCCM O2 流量 5 SCCM S2 Br2 流量 10 SCCM 圧力 0.2 Pa ソース・パワー 1500 W(13.56 MHz) RFバイアス・パワー 200 W(400 kHz) ウェハ温度 30 ℃ オーバーエッチング 30 % とした。
【0041】また側壁保護膜8は、たとえば エッチング装置 ヘリコン波プラズマ・エッチング装置 O2 流量 20 SCCM He流量 80 SCCM 圧力 1.0 Pa ソース・パワー 1500 W(13.56 MHz) RFバイアス・パワー 0 W ウェハ温度 30 ℃ プラズマ処理時間 5 秒 の条件で除去した。このときのプラズマ放電は、ウェハ
を静電気力によりウェハ・ステージに吸着させている単
極式静電チャックの動作を解除して、該ステージの残留
電荷を除去するための放電を兼ねている。
【0042】この後、有磁場マイクロ波プラズマ・エッ
チング装置を用いて実施例1と同じ条件でn+ 型ポリシ
リコン膜3をドライエッチングした後、第1層間絶縁膜
2のドライエッチングをたとえば エッチング装置 ヘリコン波プラズマ・エッチング装置 c−C48 流量 40 SCCM O2 流量 10 SCCM 圧力 0.2 Pa ソース・パワー 1500 W(13.56 MHz) RFバイアス・パワー 180 W(400 kHz) ウェハ温度 30 ℃ オーバーエッチング 30 % の条件で行った。
【0043】さらに、実施例1と同じ条件で絶縁膜9を
成膜した後、これをサイドウォール9SWに加工するた
めのエッチバックを、たとえば エッチング装置 ヘリコン波プラズマ・エッチング装置 c−C48 流量 40 SCCM O2 流量 10 SCCM 圧力 0.2 Pa ソース・パワー 1500 W(13.56 MHz) RFバイアス・パワー 180 W(400 kHz) ウェハ温度 20 ℃ オーバーエッチング 20 % の条件で行った。さらに、実施例1と同様に、コンタク
ト・ホール7を上層配線膜10で埋め込んだ。
【0044】本実施例においても、サイドウォール9S
Wがn+ 型ポリシリコン膜3の加工断面を完全に被覆し
ているために、プレート電極(n+ 型ポリシリコン膜
3)とビット線取出し電極(上層配線膜10)との間の
絶縁耐圧が、従来よりも改善された。
【0045】以上、具体的な実施例を4例挙げたが、本
発明はこれらの実施例に何ら限定されるものではなく、
プラズマ源、サンプル・ウェハの構成、堆積条件、ドラ
イエッチング条件、加熱条件、プラズマ処理条件の細部
は、適宜変更および選択が可能である。
【0046】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明によれば、絶縁膜/導電膜/絶縁膜の積層構造を持つ
多層膜を貫通して接続孔を形成する自己整合コンタクト
・プロセスにおいて、接続孔の側壁面に露出する導電膜
と、該接続孔に埋め込まれるプラグとの間の絶縁耐圧を
確保することが可能となる。したがって本発明は、接続
孔形成の信頼性の向上を通じて、半導体デバイスの高集
積化,微細化,高性能化に大きく貢献するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明をDRAMの自己整合的なビット線コン
タクト形成に適用したプロセス例において、第1層間絶
縁膜/n+ 型ポリシリコン膜/第2層間絶縁膜の積層系
である多層膜上でレジスト・パターニングを行った状態
を示す模式的断面図である。
【図2】図1の第2層間絶縁膜をドライエッチングして
コンタクト・ホールを途中まで形成した状態を示す模式
的断面図である。
【図3】図2の側壁保護膜を除去した状態を示す模式的
断面図である。
【図4】図3のn+ 型ポリシリコン膜をドライエッチン
グした状態を示す模式的断面図である。
【図5】図4の第1層間絶縁膜をドライエッチングして
コンタクト・ホールを完成させた状態を示す模式的断面
図である。
【図6】図5のコンタクト・ホールを被覆して絶縁膜を
堆積させた状態を示す模式的断面図である。
【図7】図6の絶縁膜をエッチバックしてコンタクト・
ホールの側壁面にサイドウォールを形成した状態を示す
模式的断面図である。
【図8】図7のコンタクト・ホールに上層配線膜を埋め
込んだ状態を示す模式的断面図である。
【図9】従来のDRAMの自己整合的なビット線コンタ
クト形成プロセスにおいて、第1層間絶縁膜/n+ 型ポ
リシリコン膜/第2層間絶縁膜の積層系である多層膜上
でレジスト・パターニングを行った状態を示す模式的断
面図である。
【図10】図9の第2層間絶縁膜をドライエッチングし
て第1開口を形成した状態を示す模式的断面図である。
【図11】図10のn+ 型ポリシリコン膜と第1層間絶
縁膜をドライエッチングして第2開口を形成し、段差付
きのコンタクト・ホールを完成させた状態を示す模式的
断面図である。
【図12】図11のコンタクト・ホールを被覆して絶縁
膜を堆積させた状態を示す模式的断面図である。
【図13】図12の絶縁膜をエッチバックして、コンタ
クト・ホールの段差上にサイドウォールを形成した状態
を示す模式的断面図である。
【図14】図13のコンタクト・ホールに上層配線膜を
埋め込んだ状態を示す模式的断面図である。
【符号の説明】
1 シリコン基板 2 第1層間絶縁膜 3 n+ 型ポリシリコン膜 4 第2層間絶縁膜 5 レジスト・パターン 7 コンタクト・ホール 8 側壁保護膜 9 絶縁膜 9SW サイドウォール 10 上層配線膜

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上において、第1層間絶縁膜,導電
    膜,第2層間絶縁膜がこの順に積層された多層膜を下層
    配線を被覆するごとく成膜する工程と、 前記多層膜上にエッチング・マスクを形成する工程と、 放電解離条件下でプラズマ中に遊離のイオウを発生し得
    るエッチング・ガスを用い、前記エッチング・マスクを
    介して上記第2層間絶縁膜をエッチングする工程と、 前記第2層間絶縁膜の加工断面に付着したイオウ系堆積
    物からなる側壁保護膜を除去する工程と、 前記導電膜および前記第1層間絶縁膜を順次ドライエッ
    チングして前記下層配線に臨む接続孔を開口する工程
    と、 前記エッチング・マスクを除去する工程と、 前記接続孔の側壁面に絶縁膜からなるサイドウォールを
    形成する工程とを有する接続孔の形成方法。
  2. 【請求項2】 前記エッチング・ガスは、S22 ,S
    2 ,SF4 ,S210,S3 Cl2 ,S2 Cl2 ,S
    Cl2 ,S3 Br2 ,S2 Br2 ,SBr2 ,H2 Sか
    ら選ばれる少なくとも1種類のイオウ系化合物を含む請
    求項1記載の接続孔の形成方法。
  3. 【請求項3】 前記エッチング・マスクを有機材料膜を
    用いて構成する請求項1記載の接続孔の形成方法。
  4. 【請求項4】 前記第2層間絶縁膜のドライエッチング
    を、前記基板の温度を室温以下に制御しながら行う請求
    項1記載の接続孔の形成方法。
  5. 【請求項5】 前記側壁保護膜の除去は、前記基板の温
    度を90℃以上に加熱することにより行う請求項1記載
    の接続孔の形成方法。
  6. 【請求項6】 前記接続孔を半導体メモリ素子のビット
    線コンタクト用に形成する請求項1記載の接続孔の形成
    方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6184584B1 (en) 1998-04-16 2001-02-06 Nec Corporation Miniaturized contact in semiconductor substrate and method for forming the same
JP5268112B2 (ja) * 2007-04-11 2013-08-21 株式会社アルバック ドライエッチング方法
WO2022230414A1 (ja) * 2021-04-28 2022-11-03 ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社 半導体装置及びエッチング方法

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