JPH0913059A - 乳化重質油燃料 - Google Patents
乳化重質油燃料Info
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- JPH0913059A JPH0913059A JP16181295A JP16181295A JPH0913059A JP H0913059 A JPH0913059 A JP H0913059A JP 16181295 A JP16181295 A JP 16181295A JP 16181295 A JP16181295 A JP 16181295A JP H0913059 A JPH0913059 A JP H0913059A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 天然アスファルト等の重質油から、取扱性が
良好で、燃焼性も改善された安定な乳化重質油燃料を提
供する。 【構成】 アミン系界面活性剤によって、常温で固体状
または半溶融状の重質油および水を油中水滴状に乳濁さ
せて成る乳化重質油燃料。
良好で、燃焼性も改善された安定な乳化重質油燃料を提
供する。 【構成】 アミン系界面活性剤によって、常温で固体状
または半溶融状の重質油および水を油中水滴状に乳濁さ
せて成る乳化重質油燃料。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、火力発電用燃料等とし
て利用可能な油中水滴型乳化重質油燃料に関する。
て利用可能な油中水滴型乳化重質油燃料に関する。
【0002】
【従来の技術】C重油までの常温で流動性を有する燃料
に関しては、排ガス中のNOxやばいじん量低減のため
に、界面活性剤と少量の水を添加して撹拌し油中水滴型
エマルジョンとすることで燃料を改質し、燃焼の際に霧
化した後に沸騰微粒化を起こさせることで燃焼性を改善
する方法は公知である(例えば、特開昭48−1364
1号公報参照)。しかしながら、アスファルトやオイル
サンドなどの重質油に関して、油中水滴型エマルジョン
の製造技術は知られておらず、このような改善方法は行
われていなかった。最近、燃料の多様化に伴って天然ア
スファルトや石油系アスファルトなどの重質油が発電用
燃料として多用されるようになってきている。これらの
重質油は粘稠であり、また、残留炭素分も多いため、燃
焼性、例えば、ばいじん量あるいは灰中の未燃分の増加
という課題がある。この課題を克服するため、従来、燃
料添加剤の使用や、燃焼時の燃料濃度を高くして霧化性
を高めることが考えられてきたが、いずれもコストある
いはハンドリング性の面で未だ十分とはいえなかった。
に関しては、排ガス中のNOxやばいじん量低減のため
に、界面活性剤と少量の水を添加して撹拌し油中水滴型
エマルジョンとすることで燃料を改質し、燃焼の際に霧
化した後に沸騰微粒化を起こさせることで燃焼性を改善
する方法は公知である(例えば、特開昭48−1364
1号公報参照)。しかしながら、アスファルトやオイル
サンドなどの重質油に関して、油中水滴型エマルジョン
の製造技術は知られておらず、このような改善方法は行
われていなかった。最近、燃料の多様化に伴って天然ア
スファルトや石油系アスファルトなどの重質油が発電用
燃料として多用されるようになってきている。これらの
重質油は粘稠であり、また、残留炭素分も多いため、燃
焼性、例えば、ばいじん量あるいは灰中の未燃分の増加
という課題がある。この課題を克服するため、従来、燃
料添加剤の使用や、燃焼時の燃料濃度を高くして霧化性
を高めることが考えられてきたが、いずれもコストある
いはハンドリング性の面で未だ十分とはいえなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記技術水準
に鑑みてなされたものであって、天然アスファルトなど
の重質油から、取扱性が良好で、燃焼性も改善された安
定な乳化重質油燃料を提供することを目的とする。
に鑑みてなされたものであって、天然アスファルトなど
の重質油から、取扱性が良好で、燃焼性も改善された安
定な乳化重質油燃料を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】即ち本発明は、アミン系
界面活性剤によって、常温で固体状または半溶融状の重
質油および水を油中水滴状に乳濁させて成る乳化重質油
燃料に関する。
界面活性剤によって、常温で固体状または半溶融状の重
質油および水を油中水滴状に乳濁させて成る乳化重質油
燃料に関する。
【0005】本発明の適用対象となる重質油は、沸点4
20〜450℃以上の成分を60%以上含有する常温で
固体状または半溶融状の重質油、例えば、アスファル
ト、熱処理アスファルト(アスファルトの加熱分解残渣)
およびビチューメン(オリノコタールやアサバスカビチ
ューメン等を含む)等である。
20〜450℃以上の成分を60%以上含有する常温で
固体状または半溶融状の重質油、例えば、アスファル
ト、熱処理アスファルト(アスファルトの加熱分解残渣)
およびビチューメン(オリノコタールやアサバスカビチ
ューメン等を含む)等である。
【0006】アミン系界面活性剤としては、界面活性剤
の分野で自体公知のもの、例えば、下記のアミン類と酸
類から調製されるアミン系界面活性剤等を適宜使用すれ
ばよいが、好ましくは、高級アミン塩型または第4級ア
ンモニウム塩型のものである。
の分野で自体公知のもの、例えば、下記のアミン類と酸
類から調製されるアミン系界面活性剤等を適宜使用すれ
ばよいが、好ましくは、高級アミン塩型または第4級ア
ンモニウム塩型のものである。
【0007】アミン類としては、第1級アミン、第2級
アミン、第3級アミンいずれであってもよく、アルキル
アミン、脂環式アミン、アリールアミン、アラルキルア
ミン、ヒドロキシルアミン、アミドアミン、ポリアミ
ン、異項環式アミンなどがある。アルキルアミンのアル
キル基は側鎖を有することもある炭素数1〜28の飽和
または不飽和のアルキル基、例えばメチル、エチル、ラ
ウリル、ステアリル、オレイル、リノレイル、エルシ
ル、2−エチルヘキシルなどであって、置換基、例えば
水酸基やハロゲンを有していてもよい。アミノ基は末端
炭素の他2級炭素と結合したものであってもよい。この
ようなアルキルアミンの具体例としては、エチルアミ
ン、ジエチルアミン、トリエチルアミン、2−エチルヘ
キシルアミン、オレイルアミン、ステアリルアミン、メ
チルステアリルアミン、ジエチルオレイルアミンなどが
例示される。好ましい炭素数は4〜22、より好ましく
は6〜18である。脂環式アミンとしては、シクロヘキ
シルアミン、シクロベンジルアミン、メチルシクロヘキ
シルアミン、テルペンアミンなどが、また、アリールア
ミンとしては、置換基を有していてもよい芳香族基を有
するアミンであって、置換基としてはアルキル基、ハロ
ゲン、水酸基、ニトロ基などが例示される。具体的には
アニリン、トルイジン、キシリジン、ナフチルアミン、
N−モノメチルアニリン、ジエチルアニリン、N,N−
エチルナフチルアミン、ジフェニルアミン、N−メチル
ジフェニルアミン、フェニレンジアミン、フェニルヒド
ロキシルアミンなどが例示される。アラルキルアミンと
しては、ベンジルアミン、N−メチルベンジルアミンな
どが例示される。ヒドロキシルアミンとしては、モノエ
タノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノール
アミン、モノプロパノールアミン、ジプロパノールアミ
ン、トリプロパノールアミンのごときアルカノールアミ
ンの他、モノメチルモノエタノールアミン、ジメチルエ
タノールアミン、モノブチルモノプロパノールアミン、
モノメチルジプロパノールアミンなどのアルキルアルカ
ノールアミンなどが例示される。アルカノール基は、炭
素数1〜4のアルカノールアミン、スチレンオキシドな
どから誘導される芳香族アルカノールアミン、アニリン
などの芳香族アミンから誘導されるアルカノールアミン
などであってもよい。アミドアミンは、カルボン酸と
(アルキル)ポリアミンとの部分縮合物であって、カルボ
ン酸は、脂肪族、芳香族、異項環カルボン酸などであっ
て多価カルボン酸や縮合カルボン酸であってもよい。ポ
リアミンとしては、エチレンジアミン、ジエチレントリ
アミン、トリエチレンテトラミン、ペンタエチレンヘキ
サミン、ヘキサメチレンジアミン、エチレンイミン縮合
物、グアニジンなどの脂肪族ポリアミン、異項環ポリア
ミン、メラミンなどの芳香族アミンなどが例示される。
好ましくは炭素数2〜10、より好ましくは2〜6のア
ルキレンジアミンまたはトリアミンである。アミドが脂
肪族アミドの場合の脂肪族基としては側鎖を有すること
もある炭素数1〜28、好ましくは炭素数2〜22、よ
り好ましくは4〜18の飽和または不飽和の炭化水素基
である。芳香族アミドとしては置換基、例えば、ハロゲ
ン、アルキル基、水酸基、カルボキシル基、ニトロ基な
どを有する安息香酸とポリアミンとの部分アミド化物で
あってもよい。ポリアミンとポリカルボン酸の部分縮合
物であってもよい。ポリアミンとしては、前述のごとき
脂肪族ポリアミン、例えば、エチレンジアミン、ジエチ
レントリアミン、トリエチレンテトラミン、ペンタエチ
レンヘキサミンなどのポリアミン、アルキル基(側鎖や
不飽和結合を有していてもよい)を有するポリアミン(例
えば、アルキルアミンにエチレンイミンを反応させて得
られる)、芳香族ポリアミン(トルイジンなど)などの
他、水酸基を有する脂肪族または芳香族基にエチレンイ
ミンなどのアルキレンイミンを反応させて得られるポリ
アミン類であってもよく、あるいはポリアルキレングリ
コール類または活性水素を有する脂肪族、または芳香族
基を有する化合物の酸化アルキレン付加物にアルキレン
イミンを反応させて得られる化合物であってもよい。含
窒素異項環式化合物としては、モルホリン、ピリジン、
ピロリジン、インドール、スカトール、カルバゾール、
イミダゾール、オキサゾール、チアゾール、トリアジ
ン、ピラゾール、ピペリジン、ピペラジン、ピリミジ
ン、ピラジン、プリンなど種々のものが例示される。こ
れらは置換基を有していてもよい。
アミン、第3級アミンいずれであってもよく、アルキル
アミン、脂環式アミン、アリールアミン、アラルキルア
ミン、ヒドロキシルアミン、アミドアミン、ポリアミ
ン、異項環式アミンなどがある。アルキルアミンのアル
キル基は側鎖を有することもある炭素数1〜28の飽和
または不飽和のアルキル基、例えばメチル、エチル、ラ
ウリル、ステアリル、オレイル、リノレイル、エルシ
ル、2−エチルヘキシルなどであって、置換基、例えば
水酸基やハロゲンを有していてもよい。アミノ基は末端
炭素の他2級炭素と結合したものであってもよい。この
ようなアルキルアミンの具体例としては、エチルアミ
ン、ジエチルアミン、トリエチルアミン、2−エチルヘ
キシルアミン、オレイルアミン、ステアリルアミン、メ
チルステアリルアミン、ジエチルオレイルアミンなどが
例示される。好ましい炭素数は4〜22、より好ましく
は6〜18である。脂環式アミンとしては、シクロヘキ
シルアミン、シクロベンジルアミン、メチルシクロヘキ
シルアミン、テルペンアミンなどが、また、アリールア
ミンとしては、置換基を有していてもよい芳香族基を有
するアミンであって、置換基としてはアルキル基、ハロ
ゲン、水酸基、ニトロ基などが例示される。具体的には
アニリン、トルイジン、キシリジン、ナフチルアミン、
N−モノメチルアニリン、ジエチルアニリン、N,N−
エチルナフチルアミン、ジフェニルアミン、N−メチル
ジフェニルアミン、フェニレンジアミン、フェニルヒド
ロキシルアミンなどが例示される。アラルキルアミンと
しては、ベンジルアミン、N−メチルベンジルアミンな
どが例示される。ヒドロキシルアミンとしては、モノエ
タノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノール
アミン、モノプロパノールアミン、ジプロパノールアミ
ン、トリプロパノールアミンのごときアルカノールアミ
ンの他、モノメチルモノエタノールアミン、ジメチルエ
タノールアミン、モノブチルモノプロパノールアミン、
モノメチルジプロパノールアミンなどのアルキルアルカ
ノールアミンなどが例示される。アルカノール基は、炭
素数1〜4のアルカノールアミン、スチレンオキシドな
どから誘導される芳香族アルカノールアミン、アニリン
などの芳香族アミンから誘導されるアルカノールアミン
などであってもよい。アミドアミンは、カルボン酸と
(アルキル)ポリアミンとの部分縮合物であって、カルボ
ン酸は、脂肪族、芳香族、異項環カルボン酸などであっ
て多価カルボン酸や縮合カルボン酸であってもよい。ポ
リアミンとしては、エチレンジアミン、ジエチレントリ
アミン、トリエチレンテトラミン、ペンタエチレンヘキ
サミン、ヘキサメチレンジアミン、エチレンイミン縮合
物、グアニジンなどの脂肪族ポリアミン、異項環ポリア
ミン、メラミンなどの芳香族アミンなどが例示される。
好ましくは炭素数2〜10、より好ましくは2〜6のア
ルキレンジアミンまたはトリアミンである。アミドが脂
肪族アミドの場合の脂肪族基としては側鎖を有すること
もある炭素数1〜28、好ましくは炭素数2〜22、よ
り好ましくは4〜18の飽和または不飽和の炭化水素基
である。芳香族アミドとしては置換基、例えば、ハロゲ
ン、アルキル基、水酸基、カルボキシル基、ニトロ基な
どを有する安息香酸とポリアミンとの部分アミド化物で
あってもよい。ポリアミンとポリカルボン酸の部分縮合
物であってもよい。ポリアミンとしては、前述のごとき
脂肪族ポリアミン、例えば、エチレンジアミン、ジエチ
レントリアミン、トリエチレンテトラミン、ペンタエチ
レンヘキサミンなどのポリアミン、アルキル基(側鎖や
不飽和結合を有していてもよい)を有するポリアミン(例
えば、アルキルアミンにエチレンイミンを反応させて得
られる)、芳香族ポリアミン(トルイジンなど)などの
他、水酸基を有する脂肪族または芳香族基にエチレンイ
ミンなどのアルキレンイミンを反応させて得られるポリ
アミン類であってもよく、あるいはポリアルキレングリ
コール類または活性水素を有する脂肪族、または芳香族
基を有する化合物の酸化アルキレン付加物にアルキレン
イミンを反応させて得られる化合物であってもよい。含
窒素異項環式化合物としては、モルホリン、ピリジン、
ピロリジン、インドール、スカトール、カルバゾール、
イミダゾール、オキサゾール、チアゾール、トリアジ
ン、ピラゾール、ピペリジン、ピペラジン、ピリミジ
ン、ピラジン、プリンなど種々のものが例示される。こ
れらは置換基を有していてもよい。
【0008】これらアミン類を塩とするのに用いる酸と
しては、各種の無機、有機の酸を使うことができる。無
機酸としては、例えば、塩酸、硫酸、リン酸などが例示
される。有機酸としては、例えば、カルボン酸が挙げら
れる。カルボン酸としては、脂肪族カルボン酸、芳香族
カルボン酸、脂環式カルボン酸、アラルキルカルボン酸
など種々のカルボン酸が例示される。好ましくは、炭素
数が8より少ない低級カルボン酸がよい。その他の有機
酸としては、スルホン酸、スルフィン酸などが例示され
る。スルホン酸としては、石油スルホン酸、ナフタレン
スルホン酸、アルキルナフタレンスルホン酸、トルエン
スルホン酸、ドデシルベンゼンスルホン酸などが例示さ
れる。スルフィン酸としては、脂肪族スルフィン酸、芳
香族スルフィン酸いずれでもよい。安定性や燃焼装置の
腐食や大気汚染などの点でカルボン酸が好ましい。
しては、各種の無機、有機の酸を使うことができる。無
機酸としては、例えば、塩酸、硫酸、リン酸などが例示
される。有機酸としては、例えば、カルボン酸が挙げら
れる。カルボン酸としては、脂肪族カルボン酸、芳香族
カルボン酸、脂環式カルボン酸、アラルキルカルボン酸
など種々のカルボン酸が例示される。好ましくは、炭素
数が8より少ない低級カルボン酸がよい。その他の有機
酸としては、スルホン酸、スルフィン酸などが例示され
る。スルホン酸としては、石油スルホン酸、ナフタレン
スルホン酸、アルキルナフタレンスルホン酸、トルエン
スルホン酸、ドデシルベンゼンスルホン酸などが例示さ
れる。スルフィン酸としては、脂肪族スルフィン酸、芳
香族スルフィン酸いずれでもよい。安定性や燃焼装置の
腐食や大気汚染などの点でカルボン酸が好ましい。
【0009】第4級アンモニウム塩としては、次式で表
されるものが例示される:
されるものが例示される:
【化1】 (式中、R1、R2、R3は、炭素数1〜18のアルキルま
たはアルケニル基、R4は、炭素数1〜3のアルキル基
またはベンジル基、Xは、アニオン性対イオンであ
る。) Xのアニオン性イオンとしては、例えば、Cl-、Dr-、
I-などのハロゲンイオンや、CH3OSO3 -、C2H5O
SO3 -、HSO4 -などが挙げられるが、好ましくは、ハ
ロゲンイオンである。この種の第4級アンモニウム塩と
しては、例えば、ドデシルトリメチルアンモニウムクロ
ライド、テトラデシルトリメチルアンモニウムブロマイ
ド、オクタデシルトリメチルアンモニウムクロライド、
ジドデシルジメチルアンモニウムクロライド、ドデシル
オクタデシルアンモニウムアイオダイド、ドデシルジメ
チルベンジルアンモニウムクロライド、オクタデシルジ
メチルベンジルアンモニウムエトサルフェート、テトラ
デシルオクタデシルメチルベンジルアンモニウムアイオ
ダイドなどが挙げられる。
たはアルケニル基、R4は、炭素数1〜3のアルキル基
またはベンジル基、Xは、アニオン性対イオンであ
る。) Xのアニオン性イオンとしては、例えば、Cl-、Dr-、
I-などのハロゲンイオンや、CH3OSO3 -、C2H5O
SO3 -、HSO4 -などが挙げられるが、好ましくは、ハ
ロゲンイオンである。この種の第4級アンモニウム塩と
しては、例えば、ドデシルトリメチルアンモニウムクロ
ライド、テトラデシルトリメチルアンモニウムブロマイ
ド、オクタデシルトリメチルアンモニウムクロライド、
ジドデシルジメチルアンモニウムクロライド、ドデシル
オクタデシルアンモニウムアイオダイド、ドデシルジメ
チルベンジルアンモニウムクロライド、オクタデシルジ
メチルベンジルアンモニウムエトサルフェート、テトラ
デシルオクタデシルメチルベンジルアンモニウムアイオ
ダイドなどが挙げられる。
【0010】他のアミン系界面活性剤としては、カルボ
ン酸塩型、硫酸エステル塩型、スルホン酸塩型、リン酸
エステル塩型の両性界面活性剤が挙げられる。この中で
特に、カルボン酸塩型が好ましい。この例としては、ラ
ウリルアミノプロピオン酸メチルのようなアミノ酸型
や、ステアリルジメチルベタインのようなベタイン型の
ものが挙げられる。
ン酸塩型、硫酸エステル塩型、スルホン酸塩型、リン酸
エステル塩型の両性界面活性剤が挙げられる。この中で
特に、カルボン酸塩型が好ましい。この例としては、ラ
ウリルアミノプロピオン酸メチルのようなアミノ酸型
や、ステアリルジメチルベタインのようなベタイン型の
ものが挙げられる。
【0011】上記界面活性剤の使用量は重質油の性状や
水の使用量等に応じて適宜選定すればよく、特に限定的
ではないが、通常は0.01〜5重量%、好ましくは
0.1〜2重量%である。
水の使用量等に応じて適宜選定すればよく、特に限定的
ではないが、通常は0.01〜5重量%、好ましくは
0.1〜2重量%である。
【0012】水の添加量は重質油の性状や最終的な油中
水滴型乳化重質油燃料の所望の性状等に応じて適宜選定
すればよいが、通常は0.5〜30重量%、好ましくは
0.5〜20重量%である。含水量が比較的多い場合に
は、常温で液状の燃料、例えば重油を適宜配合すること
によって、乳化重質油燃料の燃焼効率を高めてもよい。
水滴型乳化重質油燃料の所望の性状等に応じて適宜選定
すればよいが、通常は0.5〜30重量%、好ましくは
0.5〜20重量%である。含水量が比較的多い場合に
は、常温で液状の燃料、例えば重油を適宜配合すること
によって、乳化重質油燃料の燃焼効率を高めてもよい。
【0013】本発明による油中水滴型乳化重質油燃料の
調製法としては、(1)界面活性剤添加水と重質油を剪断
撹拌下で混合する方法、(2)界面活性剤添加重質油と水
を剪断撹拌下で混合する方法、および(3)界面活性剤、
水および重質油を剪断撹拌下で同時に混合する方法が挙
げられる。剪断速度は500sec-1以上にするのが好ま
しく、また、上記剪断撹拌は加熱(80〜200℃)加圧
下(1〜20atm)でおこなうのが効率的である。なお、
このような剪断撹拌操作は、高剪断型のタービンミキサ
ー、ホモジナイザーまたはコロイドミル等を用いておこ
なうのが好ましい。
調製法としては、(1)界面活性剤添加水と重質油を剪断
撹拌下で混合する方法、(2)界面活性剤添加重質油と水
を剪断撹拌下で混合する方法、および(3)界面活性剤、
水および重質油を剪断撹拌下で同時に混合する方法が挙
げられる。剪断速度は500sec-1以上にするのが好ま
しく、また、上記剪断撹拌は加熱(80〜200℃)加圧
下(1〜20atm)でおこなうのが効率的である。なお、
このような剪断撹拌操作は、高剪断型のタービンミキサ
ー、ホモジナイザーまたはコロイドミル等を用いておこ
なうのが好ましい。
【0014】本発明による油中水滴型乳化重質油燃料
は、転相によって調製してもよい。例えば、上記の配合
処方において、水の量を20〜40重量%程度にして水
中油滴型乳化重質油を調製し、これをオリフィスやバル
ブ等によりインラインで剪断を加えることによって油滴
を破壊して油中水滴型乳化重質油を得てもよい。
は、転相によって調製してもよい。例えば、上記の配合
処方において、水の量を20〜40重量%程度にして水
中油滴型乳化重質油を調製し、これをオリフィスやバル
ブ等によりインラインで剪断を加えることによって油滴
を破壊して油中水滴型乳化重質油を得てもよい。
【0015】
【実施例】以下、本発明を実施例によって説明する。実施例1 アスファルト、水10重量%および表1に示す界面活性
剤を用いて油中水滴型の乳化重質油燃料1〜12を調製
した。表中の調製法〜は次の通りである: 界面活性剤添加水とアスファルトを剪断撹拌下で混合
する。 界面活性剤添加アスファルトと水を剪断撹拌下で混合
する。 アスファルト、水および界面活性剤を剪断撹拌下で同
時に混合する。 得られた油中水滴型の乳化重質油燃料を耐圧容器のシリ
ンダー(高さ18cm、直径6cm)に入れ、上部の1/10
の部分内の水分量を15日間静置後に測定し、調製直後
の水分量を1.00とする相対値として表1に示す。
剤を用いて油中水滴型の乳化重質油燃料1〜12を調製
した。表中の調製法〜は次の通りである: 界面活性剤添加水とアスファルトを剪断撹拌下で混合
する。 界面活性剤添加アスファルトと水を剪断撹拌下で混合
する。 アスファルト、水および界面活性剤を剪断撹拌下で同
時に混合する。 得られた油中水滴型の乳化重質油燃料を耐圧容器のシリ
ンダー(高さ18cm、直径6cm)に入れ、上部の1/10
の部分内の水分量を15日間静置後に測定し、調製直後
の水分量を1.00とする相対値として表1に示す。
【0016】
【表1】
【0017】実施例2 実施例1の記載の製法に準拠して表2に示す配合処方に
より調製したエマルジョンAに、常温で液体のA重油ま
たはC重油を混合することによって乳化重質油燃料13
〜25を調製した。得られた乳化重質油燃料の安定性
を、エマルジョン中の水滴の調製直後と10日間静置後
の大きさを顕微鏡を用いて観察することによって評価し
た。結果を表2に示す。表中の「○」は水滴の粒径が10
μm以下であったことを示す。
より調製したエマルジョンAに、常温で液体のA重油ま
たはC重油を混合することによって乳化重質油燃料13
〜25を調製した。得られた乳化重質油燃料の安定性
を、エマルジョン中の水滴の調製直後と10日間静置後
の大きさを顕微鏡を用いて観察することによって評価し
た。結果を表2に示す。表中の「○」は水滴の粒径が10
μm以下であったことを示す。
【0018】
【表2】
【0019】実施例3 表3に示す配合処方によって調製したエマルジョンBと
重質油を、150℃で10atmの条件下、表3に示す割
合で混合することにより乳化重質油燃料26〜37を調
製した。こらの乳化重質油燃料の安定性を実施例2の場
合と同様の方法で評価し、結果を表3に示す。
重質油を、150℃で10atmの条件下、表3に示す割
合で混合することにより乳化重質油燃料26〜37を調
製した。こらの乳化重質油燃料の安定性を実施例2の場
合と同様の方法で評価し、結果を表3に示す。
【0020】
【表3】
【0021】実施例4 表4に示す配合処方によって調製した水中油滴型エマル
ジョンCを次の転相方法またはにより油中水滴型エ
マルジョンに転相させた: 160℃で10atmの条件下、12000sec-1の剪断
速度での撹拌。 160℃で10atmの条件下、インラインオリフィス
による油滴破壊(ブレーキング)方法。得られたエマルジ
ョンの一部のものにはさらに重質油または重油を表4示
す割合で混合した。 以上の調製法によって得られた乳化重質油燃料の安定性
を実施例2の場合と同様の方法で評価し、結果を表4に
示す。
ジョンCを次の転相方法またはにより油中水滴型エ
マルジョンに転相させた: 160℃で10atmの条件下、12000sec-1の剪断
速度での撹拌。 160℃で10atmの条件下、インラインオリフィス
による油滴破壊(ブレーキング)方法。得られたエマルジ
ョンの一部のものにはさらに重質油または重油を表4示
す割合で混合した。 以上の調製法によって得られた乳化重質油燃料の安定性
を実施例2の場合と同様の方法で評価し、結果を表4に
示す。
【0022】
【表4】
【0023】
【発明の効果】本発明によればアスファルト、熱処理ア
スファルト、ビチューメンなどの重質油から、安定な油
中水滴型乳化重質油燃料が提供される。重質油を油中水
滴型エマルジョンとすることにより、取扱性が良好とな
り、さらに燃焼の際、ボイラ内で霧化した後に炉内温度
で沸騰微粒化が起こるため燃焼が促進され、燃焼しにく
い重質油の燃焼性が改善される。
スファルト、ビチューメンなどの重質油から、安定な油
中水滴型乳化重質油燃料が提供される。重質油を油中水
滴型エマルジョンとすることにより、取扱性が良好とな
り、さらに燃焼の際、ボイラ内で霧化した後に炉内温度
で沸騰微粒化が起こるため燃焼が促進され、燃焼しにく
い重質油の燃焼性が改善される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小倉 義和 滋賀県甲賀郡甲西町大池町1番1 株式会 社ネオス内
Claims (5)
- 【請求項1】 アミン系界面活性剤によって、常温で固
体状または半溶融状の重質油および水を油中水滴状に乳
濁させて成る乳化重質油燃料。 - 【請求項2】 界面活性剤が高級アミン塩型または第4
級アンモニウム塩型のアミン系界面活性剤である請求項
1記載の乳化重質油燃料。 - 【請求項3】 重質油がアスファルト、熱処理アスファ
ルトまたはビチューメンである請求項1または2記載の
乳化重質油燃料。 - 【請求項4】 水を0.5〜30重量%含有する請求項
1から3いずれかに記載の乳化重質油燃料。 - 【請求項5】 常温で液状の燃料をさらに含有する請求
項1から4いずれかに記載の乳化重質油燃料。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16181295A JPH0913059A (ja) | 1995-06-28 | 1995-06-28 | 乳化重質油燃料 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16181295A JPH0913059A (ja) | 1995-06-28 | 1995-06-28 | 乳化重質油燃料 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0913059A true JPH0913059A (ja) | 1997-01-14 |
Family
ID=15742388
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16181295A Pending JPH0913059A (ja) | 1995-06-28 | 1995-06-28 | 乳化重質油燃料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0913059A (ja) |
-
1995
- 1995-06-28 JP JP16181295A patent/JPH0913059A/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20040330 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |