JPH09131173A - マイクロマニピュレータ - Google Patents
マイクロマニピュレータInfo
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- JPH09131173A JPH09131173A JP29150395A JP29150395A JPH09131173A JP H09131173 A JPH09131173 A JP H09131173A JP 29150395 A JP29150395 A JP 29150395A JP 29150395 A JP29150395 A JP 29150395A JP H09131173 A JPH09131173 A JP H09131173A
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- strain gauge
- finger member
- manipulator
- force
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- Apparatus Associated With Microorganisms And Enzymes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】力の検出感度を良くするとともに、そのばらつ
きを抑えることが可能なマイクロマニピュレータを提供
する。 【解決手段】マニピュレータ11を構成する支持部材1
2,13の先端に、拡散歪みゲージ17及び薄肉部16
を形成した単結晶シリコンよりなる指部材15を取着し
た。マニピュレータ11によって対象物Wを挟んだ時
に、指部材15は、薄肉部16の部分で撓み、その撓み
による応力としてのマニピュレータ11の力を拡散歪み
ゲージ17が検知して撓みに応じた電気信号を検出信号
として出力する。
きを抑えることが可能なマイクロマニピュレータを提供
する。 【解決手段】マニピュレータ11を構成する支持部材1
2,13の先端に、拡散歪みゲージ17及び薄肉部16
を形成した単結晶シリコンよりなる指部材15を取着し
た。マニピュレータ11によって対象物Wを挟んだ時
に、指部材15は、薄肉部16の部分で撓み、その撓み
による応力としてのマニピュレータ11の力を拡散歪み
ゲージ17が検知して撓みに応じた電気信号を検出信号
として出力する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は微小な対象物のハン
ドリングが可能なマイクロマニピュレータに関するもの
である。
ドリングが可能なマイクロマニピュレータに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、図8に示すように、マイクロマシ
ンの組み立て等に使用されるマイクロマニピュレータ5
1には、その力を検知するためにバルクの歪みゲージ5
2が取着されている。歪みゲージ52は、マイクロマニ
ピュレータ51の一方(又は両方)に固着され、そのマ
ニピュレータ51の撓みに応じた電気信号を検出信号と
して出力する。この歪みゲージから出力される検出信号
に基づいて、マニピュレータ51の力を検知することが
できるようになっている。
ンの組み立て等に使用されるマイクロマニピュレータ5
1には、その力を検知するためにバルクの歪みゲージ5
2が取着されている。歪みゲージ52は、マイクロマニ
ピュレータ51の一方(又は両方)に固着され、そのマ
ニピュレータ51の撓みに応じた電気信号を検出信号と
して出力する。この歪みゲージから出力される検出信号
に基づいて、マニピュレータ51の力を検知することが
できるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、バルクの歪
みゲージ52は、固着する位置によっては検出感度が異
なる(検出信号の電圧が異なる)ので、先端から固着す
る場所までの位置精度が必要となる。しかしながら、歪
みゲージ52を精度良く固着することは難しく、マニピ
ュレータ51毎に検出感度のばらつきが生じるので、マ
ニピュレータ51毎に検出感度を補正する必要があり面
倒である。
みゲージ52は、固着する位置によっては検出感度が異
なる(検出信号の電圧が異なる)ので、先端から固着す
る場所までの位置精度が必要となる。しかしながら、歪
みゲージ52を精度良く固着することは難しく、マニピ
ュレータ51毎に検出感度のばらつきが生じるので、マ
ニピュレータ51毎に検出感度を補正する必要があり面
倒である。
【0004】また、微小な対象物Wを挟持しようとする
場合等においては、マニピュレータ51の先端部分にお
ける撓みを検出する必要がある。しかしながら、歪みゲ
ージ52を小型化するには限界があるので、先端部に固
着することができないという問題があった。
場合等においては、マニピュレータ51の先端部分にお
ける撓みを検出する必要がある。しかしながら、歪みゲ
ージ52を小型化するには限界があるので、先端部に固
着することができないという問題があった。
【0005】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであって、その目的は、力の検出感度を良くす
るとともに、そのばらつきを抑えることができるマイク
ロマニピュレータを提供することにある。
れたものであって、その目的は、力の検出感度を良くす
るとともに、そのばらつきを抑えることができるマイク
ロマニピュレータを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め、請求項1に記載の発明は、微小な対象物をハンドリ
ングするためのマイクロマニピュレータであって、前記
対象物をハンドリングする一対のアームと、前記一対の
アームのうち少なくとも一方の先端に、前記対象物を把
持し、その力を検知する力センサを備えたことを要旨と
する。
め、請求項1に記載の発明は、微小な対象物をハンドリ
ングするためのマイクロマニピュレータであって、前記
対象物をハンドリングする一対のアームと、前記一対の
アームのうち少なくとも一方の先端に、前記対象物を把
持し、その力を検知する力センサを備えたことを要旨と
する。
【0007】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
のマイクロマニピュレータにおいて、前記力センサは、
対象物を把持する薄板状の指部材と、その指部材の一方
の側面から凹設されて形成された薄肉部と、他方の側面
の前記薄肉部に対応する位置に形成された拡散歪みゲー
ジとから構成されたことを要旨とする。
のマイクロマニピュレータにおいて、前記力センサは、
対象物を把持する薄板状の指部材と、その指部材の一方
の側面から凹設されて形成された薄肉部と、他方の側面
の前記薄肉部に対応する位置に形成された拡散歪みゲー
ジとから構成されたことを要旨とする。
【0008】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
のマイクロマニピュレータにおいて、前記指部材は、そ
の先端が斜めに成形されてハンドリング部が形成された
ことを要旨とする。
のマイクロマニピュレータにおいて、前記指部材は、そ
の先端が斜めに成形されてハンドリング部が形成された
ことを要旨とする。
【0009】請求項4に記載の発明は、請求項3に記載
のマイクロマニピュレータにおいて、前記ハンドリング
部は、シリコンウェハを機械的加工により側面に対して
直角を成すように形成されたことを要旨とする。
のマイクロマニピュレータにおいて、前記ハンドリング
部は、シリコンウェハを機械的加工により側面に対して
直角を成すように形成されたことを要旨とする。
【0010】従って、請求項1に記載の発明によれば、
対象物をハンドリングする一対のアームと、一対のアー
ムのうち少なくとも一方の先端に、対象物を把持し、そ
の力を検知する力センサが備えられる。
対象物をハンドリングする一対のアームと、一対のアー
ムのうち少なくとも一方の先端に、対象物を把持し、そ
の力を検知する力センサが備えられる。
【0011】請求項2に記載の発明によれば、力センサ
は、対象物を把持する薄板状の指部材と、その指部材の
一方の側面から凹設されて形成された薄肉部と、他方の
側面の薄肉部に対応する位置に形成された拡散歪みゲー
ジとから構成される。
は、対象物を把持する薄板状の指部材と、その指部材の
一方の側面から凹設されて形成された薄肉部と、他方の
側面の薄肉部に対応する位置に形成された拡散歪みゲー
ジとから構成される。
【0012】請求項3に記載の発明によれば、指部材の
先端には、斜めに成形されてハンドリング部が形成され
る。請求項4に記載の発明によれば、ハンドリング部
は、シリコンウェハを機械的加工により側面に対して直
角を成すように形成される。
先端には、斜めに成形されてハンドリング部が形成され
る。請求項4に記載の発明によれば、ハンドリング部
は、シリコンウェハを機械的加工により側面に対して直
角を成すように形成される。
【0013】
(第1の実施の形態)以下、本発明を具体化した第1の
実施の形態を図1及び図2に従って説明する。
実施の形態を図1及び図2に従って説明する。
【0014】図2に示すように、マイクロマニピュレー
タ(以下、単にマニピュレータという)11には、一対
のアームA1,A2が設けられている。アームA1,A
2にはそれぞれ支持部材12,13が設けられている。
支持部材12,13は、図示しないアクチュエータによ
って微小な対象物Wを挟む方向(図2の矢印方向)に駆
動操作されるようになっている。支持部材12,13の
先端には、対象物Wを把持する指部材14,15がそれ
ぞれ取着されている。指部材14,15は、面方位(1
00)の単結晶シリコンよりなり、それぞれ同一の薄板
状に形成されている。指部材14は支持部材12を構成
する部材12a,12b間に挟み込まれて取着固定さ
れ、指部材15は支持部材13を構成する部材13a,
13b間に挟み込まれて取着固定されている。
タ(以下、単にマニピュレータという)11には、一対
のアームA1,A2が設けられている。アームA1,A
2にはそれぞれ支持部材12,13が設けられている。
支持部材12,13は、図示しないアクチュエータによ
って微小な対象物Wを挟む方向(図2の矢印方向)に駆
動操作されるようになっている。支持部材12,13の
先端には、対象物Wを把持する指部材14,15がそれ
ぞれ取着されている。指部材14,15は、面方位(1
00)の単結晶シリコンよりなり、それぞれ同一の薄板
状に形成されている。指部材14は支持部材12を構成
する部材12a,12b間に挟み込まれて取着固定さ
れ、指部材15は支持部材13を構成する部材13a,
13b間に挟み込まれて取着固定されている。
【0015】図1(a)に示すように、一方の指部材1
5には、側面15a側から異方性エッチング等の方法に
よって、面方位(100)に対応する角度で凹設(エッ
チング)されて薄肉部16が形成されている。薄肉部1
6は、マニピュレータ11を駆動操作して対象物Wを挟
んだ場合に指部材15が薄肉部16から撓んで、マニピ
ュレータ11の力を検知し易くするために形成されてい
る。
5には、側面15a側から異方性エッチング等の方法に
よって、面方位(100)に対応する角度で凹設(エッ
チング)されて薄肉部16が形成されている。薄肉部1
6は、マニピュレータ11を駆動操作して対象物Wを挟
んだ場合に指部材15が薄肉部16から撓んで、マニピ
ュレータ11の力を検知し易くするために形成されてい
る。
【0016】また、図1(b)に示すように、指部材1
5の側面15bには、その先端から所定位置に拡散歪み
ゲージ17が形成されている。拡散歪みゲージ17は、
マニピュレータ11の力によって指部材15と共に撓
み、その撓みの応力に応じた電気信号を検出信号として
出力する。
5の側面15bには、その先端から所定位置に拡散歪み
ゲージ17が形成されている。拡散歪みゲージ17は、
マニピュレータ11の力によって指部材15と共に撓
み、その撓みの応力に応じた電気信号を検出信号として
出力する。
【0017】そして、指部材15、薄肉部16、及び、
拡散歪みゲージ17によって、マニピュレータ11の力
を検知する力センサが構成されている。即ち、指部材1
4,15は、対象物Wを把持するとともに、その力を検
知するようになっている。
拡散歪みゲージ17によって、マニピュレータ11の力
を検知する力センサが構成されている。即ち、指部材1
4,15は、対象物Wを把持するとともに、その力を検
知するようになっている。
【0018】拡散歪みゲージ17は、指部材15がマニ
ピュレータ11の操作によって撓む場合に、その撓みの
最も大きい位置、即ち薄肉部16と他の部分との境界部
分に形成されている。従って、拡散歪みゲージ17は、
マニピュレータ11の力を最も良く検出し、その力に応
じた電気信号を検出信号として出力する。また、拡散歪
みゲージ17は方位<110>に形成されている。この
方位<110>に形成された拡散歪みゲージ17は、出
力する電気信号がの電圧が最も大きくなる。従って、拡
散歪みゲージ17は、指部材15の撓みの応力、即ち、
マニピュレータ11の力の検出感度が最も大きくなる。
ピュレータ11の操作によって撓む場合に、その撓みの
最も大きい位置、即ち薄肉部16と他の部分との境界部
分に形成されている。従って、拡散歪みゲージ17は、
マニピュレータ11の力を最も良く検出し、その力に応
じた電気信号を検出信号として出力する。また、拡散歪
みゲージ17は方位<110>に形成されている。この
方位<110>に形成された拡散歪みゲージ17は、出
力する電気信号がの電圧が最も大きくなる。従って、拡
散歪みゲージ17は、指部材15の撓みの応力、即ち、
マニピュレータ11の力の検出感度が最も大きくなる。
【0019】指部材15を製造する場合、先ず、面方位
(100)のシリコンウェハ(図示せず)を用意する。
そのシリコンウェハの表面側には拡散歪みゲージ17を
形成し、裏面側からエッチングによって薄肉部16を形
成する。次に、拡散歪みゲージ17及び薄肉部16を形
成したシリコンウェハを短冊状に機械的加工(ダイシン
グ)して指部材15が形成される。
(100)のシリコンウェハ(図示せず)を用意する。
そのシリコンウェハの表面側には拡散歪みゲージ17を
形成し、裏面側からエッチングによって薄肉部16を形
成する。次に、拡散歪みゲージ17及び薄肉部16を形
成したシリコンウェハを短冊状に機械的加工(ダイシン
グ)して指部材15が形成される。
【0020】従って、拡散歪みゲージ17は、従来のバ
ルクの歪みゲージ52のように指部材15に取着する必
要がない。また、拡散歪みゲージ17の位置は、指部材
15の先端から一定の位置となり、精度良く形成するこ
とができる。従って、拡散歪みゲージ17から出力され
る検出信号は、各指部材15毎のばらつきがなくなる。
ルクの歪みゲージ52のように指部材15に取着する必
要がない。また、拡散歪みゲージ17の位置は、指部材
15の先端から一定の位置となり、精度良く形成するこ
とができる。従って、拡散歪みゲージ17から出力され
る検出信号は、各指部材15毎のばらつきがなくなる。
【0021】また、拡散歪みゲージ17は、従来のバル
クの歪みゲージ52に比べて小さく形成することができ
るので、指部材15の先端付近に形成することができ
る。また、指部材15には、薄肉部16を形成し、その
指部材15の撓みによって拡散歪みゲージ17が撓むよ
うにした。その結果、従来のバルクの歪みゲージ52を
用いたマニピュレータ51に比べて、その力の検出感度
を高めることができる。
クの歪みゲージ52に比べて小さく形成することができ
るので、指部材15の先端付近に形成することができ
る。また、指部材15には、薄肉部16を形成し、その
指部材15の撓みによって拡散歪みゲージ17が撓むよ
うにした。その結果、従来のバルクの歪みゲージ52を
用いたマニピュレータ51に比べて、その力の検出感度
を高めることができる。
【0022】上記したように、本実施の形態によれば、
以下の効果を奏する。 (1)マニピュレータ11を構成する支持部材12,1
3の先端に、拡散歪みゲージ17及び薄肉部16を形成
した単結晶シリコンよりなる指部材15を取着した。マ
ニピュレータ11によって対象物Wを挟んだ時に、指部
材15は、薄肉部16の部分で撓み、その撓みによる応
力を拡散歪みゲージ17が検知して撓みに応じた電気信
号を検出信号として出力するようにした。
以下の効果を奏する。 (1)マニピュレータ11を構成する支持部材12,1
3の先端に、拡散歪みゲージ17及び薄肉部16を形成
した単結晶シリコンよりなる指部材15を取着した。マ
ニピュレータ11によって対象物Wを挟んだ時に、指部
材15は、薄肉部16の部分で撓み、その撓みによる応
力を拡散歪みゲージ17が検知して撓みに応じた電気信
号を検出信号として出力するようにした。
【0023】その結果、拡散歪みゲージ17は、従来の
バルクの歪みゲージ52のように指部材15に取着する
必要がない。また、拡散歪みゲージ17の位置は、指部
材15の先端から一定の位置となり、精度良く形成する
ことができ、各指部材15毎の検出信号のばらつきを防
ぐことができる。
バルクの歪みゲージ52のように指部材15に取着する
必要がない。また、拡散歪みゲージ17の位置は、指部
材15の先端から一定の位置となり、精度良く形成する
ことができ、各指部材15毎の検出信号のばらつきを防
ぐことができる。
【0024】(2)拡散歪みゲージ17は、従来のバル
クの歪みゲージ52に比べて小さく形成することができ
るので、指部材15の先端付近に形成することができ
る。また、指部材15には、薄肉部16を形成し、その
指部材15の撓みによって拡散歪みゲージ17が撓むよ
うにした。その結果、従来のバルクの歪みゲージ52を
用いたマニピュレータ51に比べて、その力の検出感度
を高めることができる。
クの歪みゲージ52に比べて小さく形成することができ
るので、指部材15の先端付近に形成することができ
る。また、指部材15には、薄肉部16を形成し、その
指部材15の撓みによって拡散歪みゲージ17が撓むよ
うにした。その結果、従来のバルクの歪みゲージ52を
用いたマニピュレータ51に比べて、その力の検出感度
を高めることができる。
【0025】(第2の実施の形態)以下、本発明を具体
化した第2の実施の形態を図3〜図5に従って説明す
る。尚、本実施の形態において、第一の実施の形態と同
様の部材については同一の符号を付してその説明を省略
する。
化した第2の実施の形態を図3〜図5に従って説明す
る。尚、本実施の形態において、第一の実施の形態と同
様の部材については同一の符号を付してその説明を省略
する。
【0026】図4に示すように、マニピュレータ21を
構成する一対の支持部材12,13の先端には、指部材
22,23がそれぞれ取着されている。指部材22,2
3は、その先端が斜めに形成されてハンドリング部2
4,25がそれぞれ形成されている。尚、指部材22,
23の材質は、第1の実施の形態と同じである。
構成する一対の支持部材12,13の先端には、指部材
22,23がそれぞれ取着されている。指部材22,2
3は、その先端が斜めに形成されてハンドリング部2
4,25がそれぞれ形成されている。尚、指部材22,
23の材質は、第1の実施の形態と同じである。
【0027】図3(a)に示すように、一方の指部材2
3には、側面23a側からエッチングによって薄肉部1
6が形成されている。図3(b)に示すように、指部材
23の側面23bには拡散歪みゲージ17が形成されて
いる。そして、指部材23、薄肉部16、及び、拡散歪
みゲージ17によって、マニピュレータ21の力を検知
する力センサが構成されている。
3には、側面23a側からエッチングによって薄肉部1
6が形成されている。図3(b)に示すように、指部材
23の側面23bには拡散歪みゲージ17が形成されて
いる。そして、指部材23、薄肉部16、及び、拡散歪
みゲージ17によって、マニピュレータ21の力を検知
する力センサが構成されている。
【0028】また、図3(b)に示すように、指部材2
3は、第1の実施の形態と同様に、機械的加工(ダイシ
ング)によって、その先端が斜めの短冊状に形成されて
いる。そのため、図3(a)に示すように、ハンドリン
グ部25は、側面23a,23bに対して直角を成して
形成されている。尚、指部材22は、指部材23と同一
形状に形成され、ハンドリング部24は、指部材22の
側面に対して直角を成して形成されている。
3は、第1の実施の形態と同様に、機械的加工(ダイシ
ング)によって、その先端が斜めの短冊状に形成されて
いる。そのため、図3(a)に示すように、ハンドリン
グ部25は、側面23a,23bに対して直角を成して
形成されている。尚、指部材22は、指部材23と同一
形状に形成され、ハンドリング部24は、指部材22の
側面に対して直角を成して形成されている。
【0029】図5に示すように、指部材23を製造する
場合、面方位(100)のシリコンウェハ31を用意す
る。そのシリコンウェハ31の表面側には拡散歪みゲー
ジ17を形成し、裏面側からエッチングによって薄肉部
16を形成する。次に、拡散歪みゲージ17及び薄肉部
16を形成したシリコンウェハ31を短冊状に機械的加
工(ダイシング)する。即ち、縦方向のダイシングライ
ン32に沿ってダイシングするとともに、横方向のダイ
シングライン33にそってダイシングする。更に、シリ
コンウェハ31を斜めのダイシングライン34に沿って
ダイシングすることによって、その先端が斜めのハンド
リング部25を有する指部材23が形成される。尚、指
部材22は、拡散歪みゲージ17及び薄肉部16を形成
する以外は、指部材23と同じ工程で形成される。ま
た、図5においては、ダイシングライン32〜35を判
り易くするために、一部を拡大して示している。
場合、面方位(100)のシリコンウェハ31を用意す
る。そのシリコンウェハ31の表面側には拡散歪みゲー
ジ17を形成し、裏面側からエッチングによって薄肉部
16を形成する。次に、拡散歪みゲージ17及び薄肉部
16を形成したシリコンウェハ31を短冊状に機械的加
工(ダイシング)する。即ち、縦方向のダイシングライ
ン32に沿ってダイシングするとともに、横方向のダイ
シングライン33にそってダイシングする。更に、シリ
コンウェハ31を斜めのダイシングライン34に沿って
ダイシングすることによって、その先端が斜めのハンド
リング部25を有する指部材23が形成される。尚、指
部材22は、拡散歪みゲージ17及び薄肉部16を形成
する以外は、指部材23と同じ工程で形成される。ま
た、図5においては、ダイシングライン32〜35を判
り易くするために、一部を拡大して示している。
【0030】平面上に置かれた対象物Wをハンドリング
する場合、ハンドリング部24,25を平面と略平行と
なるようにマニピュレータ21を斜めに支持することに
よって、ハンドリング部24,25のどの部分でも対象
物Wをハンドリングすることができる。一方、第1の実
施の形態のマニピュレータ11では、その先端が直角で
あるので、上方又は側方からは対象物Wを挟みやすく、
斜めからは頂点でしか対象物Wを挟むことができない。
従って、本実施の形態のマニピュレータ21では、第1
の実施の形態のマニピュレータ11に比べて対象物Wを
ハンドリングする領域、所謂ハンドリング面積を大きく
することができる。
する場合、ハンドリング部24,25を平面と略平行と
なるようにマニピュレータ21を斜めに支持することに
よって、ハンドリング部24,25のどの部分でも対象
物Wをハンドリングすることができる。一方、第1の実
施の形態のマニピュレータ11では、その先端が直角で
あるので、上方又は側方からは対象物Wを挟みやすく、
斜めからは頂点でしか対象物Wを挟むことができない。
従って、本実施の形態のマニピュレータ21では、第1
の実施の形態のマニピュレータ11に比べて対象物Wを
ハンドリングする領域、所謂ハンドリング面積を大きく
することができる。
【0031】ところで、指部材22,23はその厚さが
数百ミクロン程度であり、対象物Wは指部材22,23
の厚さに比べて小さく、数ミクロンから数十ミクロン程
度である。そのため、ハンドリング部24,25に突起
等があると、対象物Wを挟むことができない場合があ
る。しかし、ハンドリング部24,25は機械的加工に
よって形成されているので、それぞれ側面に対して垂直
になり、突起等は形成されない。そのため、マニピュレ
ータ21は、指部材22,23によって平面上に置かれ
た対象物Wを確実に挟み込むことができる。
数百ミクロン程度であり、対象物Wは指部材22,23
の厚さに比べて小さく、数ミクロンから数十ミクロン程
度である。そのため、ハンドリング部24,25に突起
等があると、対象物Wを挟むことができない場合があ
る。しかし、ハンドリング部24,25は機械的加工に
よって形成されているので、それぞれ側面に対して垂直
になり、突起等は形成されない。そのため、マニピュレ
ータ21は、指部材22,23によって平面上に置かれ
た対象物Wを確実に挟み込むことができる。
【0032】上記したように、本実施の形態によれば、
以下の効果を奏する。 (1)第1の実施の形態の(1)及び(2)と同じ効果
を奏する。 (2)指部材22,23の先端を斜めに成形してハンド
リング部24,25を形成した。その結果、平面上に置
かれた対象物Wをハンドリング部24,25のどの場所
でも挟み込むことができるので、マニピュレータ21の
ハンドリング面積を大きくすることができる。
以下の効果を奏する。 (1)第1の実施の形態の(1)及び(2)と同じ効果
を奏する。 (2)指部材22,23の先端を斜めに成形してハンド
リング部24,25を形成した。その結果、平面上に置
かれた対象物Wをハンドリング部24,25のどの場所
でも挟み込むことができるので、マニピュレータ21の
ハンドリング面積を大きくすることができる。
【0033】(3)ハンドリング部24,25は、機械
的加工によって指部材22,23の側面に対して直角に
形成され、突起等は形成されない。そのため、指部材2
2,23の厚さに比べて小さな対象物Wと挟む場合に、
突起等によって阻害されることなく、確実に挟み込むこ
とができる。
的加工によって指部材22,23の側面に対して直角に
形成され、突起等は形成されない。そのため、指部材2
2,23の厚さに比べて小さな対象物Wと挟む場合に、
突起等によって阻害されることなく、確実に挟み込むこ
とができる。
【0034】尚、本発明は以下のように変更してもよ
く、その場合にも同様の作用及び効果が得られる。 (1)上記各実施の形態では、ダイシングにより指部材
14,15,22,23を外形形状を成形したが、異方
性エッチング又は等方性エッチングにより外形形状を成
形するようにしてもよい。その際、異方性エッチングに
より外形形状を成形した場合、図6(a)に示すよう
に、先端部が斜めになる。また、等方性エッチングによ
り外形形状を成形した場合、図6(b)に示すように、
中央部分が突出してしまう。これらの先端形状は、微小
な対象物Wを挟み込み難くなり、ハンドリング等に支障
が生じる。そのため、機械的研磨によって、指部材1
4,15,22,23の先端部を、図6(a),(b)
に点線で示す部分まで研磨して仕上げる工程を必要とす
る。
く、その場合にも同様の作用及び効果が得られる。 (1)上記各実施の形態では、ダイシングにより指部材
14,15,22,23を外形形状を成形したが、異方
性エッチング又は等方性エッチングにより外形形状を成
形するようにしてもよい。その際、異方性エッチングに
より外形形状を成形した場合、図6(a)に示すよう
に、先端部が斜めになる。また、等方性エッチングによ
り外形形状を成形した場合、図6(b)に示すように、
中央部分が突出してしまう。これらの先端形状は、微小
な対象物Wを挟み込み難くなり、ハンドリング等に支障
が生じる。そのため、機械的研磨によって、指部材1
4,15,22,23の先端部を、図6(a),(b)
に点線で示す部分まで研磨して仕上げる工程を必要とす
る。
【0035】(2)上記各実施の形態において、面方位
(100)のシリコン基板を用いて指部材15,23を
形成したが、面方位(110)のシリコン基板を用いる
ことにより、薄肉部16を形成する際に、側面から垂直
にエッチングすることができる。尚、面方位(110)
のシリコン基板を用いた場合、歪みゲージ17を方位<
111>に沿って形成した場合に、同じ歪み量に対する
出力電圧が最も大きくなる。
(100)のシリコン基板を用いて指部材15,23を
形成したが、面方位(110)のシリコン基板を用いる
ことにより、薄肉部16を形成する際に、側面から垂直
にエッチングすることができる。尚、面方位(110)
のシリコン基板を用いた場合、歪みゲージ17を方位<
111>に沿って形成した場合に、同じ歪み量に対する
出力電圧が最も大きくなる。
【0036】(3)上記各実施の形態では、指部材1
4,15,22,23を単結晶シリコンにより形成し、
一方の指部材15,23に薄肉部16及び拡散歪みゲー
ジ17を形成してマニピュレータ11,21の力を検知
するようにしたが、他方の指部材14,22を同様に形
成し、一対の指部材14,15(22,23)の双方で
マニピュレータ11(22)の力を検知するようにして
もよい。
4,15,22,23を単結晶シリコンにより形成し、
一方の指部材15,23に薄肉部16及び拡散歪みゲー
ジ17を形成してマニピュレータ11,21の力を検知
するようにしたが、他方の指部材14,22を同様に形
成し、一対の指部材14,15(22,23)の双方で
マニピュレータ11(22)の力を検知するようにして
もよい。
【0037】(4)上記各実施の形態では、一対の指部
材14,15(22,23)の双方を単結晶シリコンに
より形成したが、薄肉部16及び拡散歪みゲージ17を
形成しない側の指部材14,22をステンレス等の金属
により形成してもよい。
材14,15(22,23)の双方を単結晶シリコンに
より形成したが、薄肉部16及び拡散歪みゲージ17を
形成しない側の指部材14,22をステンレス等の金属
により形成してもよい。
【0038】以上、この発明の各実施の形態について説
明したが、各実施の形態から把握できる請求項以外の技
術思想について、以下にそれらの効果とともに記載す
る。 (イ)前記力センサは、面方位(100)のシリコンウ
ェハを用いて形成され、前記拡散歪みゲージは方位<1
10>に沿って形成された請求項2〜4に記載のマイク
ロマニピュレータ。この構成によれば、拡散歪みゲージ
の出力を高めて、検出感度を高めることができる。
明したが、各実施の形態から把握できる請求項以外の技
術思想について、以下にそれらの効果とともに記載す
る。 (イ)前記力センサは、面方位(100)のシリコンウ
ェハを用いて形成され、前記拡散歪みゲージは方位<1
10>に沿って形成された請求項2〜4に記載のマイク
ロマニピュレータ。この構成によれば、拡散歪みゲージ
の出力を高めて、検出感度を高めることができる。
【0039】(ロ)前記力センサは、面方位(110)
のシリコンウェハを用いて形成され、前記拡散歪みゲー
ジは方位<111>に沿って形成された請求項2〜4に
記載のマイクロマニピュレータ。この構成によれば、拡
散歪みゲージの出力を高めて、検出感度を高めることが
できる。
のシリコンウェハを用いて形成され、前記拡散歪みゲー
ジは方位<111>に沿って形成された請求項2〜4に
記載のマイクロマニピュレータ。この構成によれば、拡
散歪みゲージの出力を高めて、検出感度を高めることが
できる。
【0040】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、力
の検出感度を良くするとともに、そのばらつきを抑える
ことができるマイクロマニピュレータを提供することが
できる。
の検出感度を良くするとともに、そのばらつきを抑える
ことができるマイクロマニピュレータを提供することが
できる。
【図1】(a) は第一の実施の形態のマニピュレータの平
面図、(b) は側面図。
面図、(b) は側面図。
【図2】第一の実施の形態のマニピュレータを示す斜視
図。
図。
【図3】(a) は第二の実施の形態のマニピュレータの平
面図、(b) は側面図。
面図、(b) は側面図。
【図4】第二の実施の形態のマニピュレータを示す斜視
図。
図。
【図5】製造工程を説明するためのシリコンウェハの平
面図。
面図。
【図6】(a),(b) は別の製造工程を説明するためのマニ
ピュレータの一部拡大図。
ピュレータの一部拡大図。
【図7】(a) は図3の別のマニピュレータを示す平面
図、(b) は側面図。
図、(b) は側面図。
【図8】従来のマイクロマニピュレータを示す斜視図。
12,13…支持部材、14,15,22,23…指部
材、16…薄肉部、17…拡散歪みゲージ、24,25
…ハンドリング部、31…シリコンウェハ、W…対象
物。
材、16…薄肉部、17…拡散歪みゲージ、24,25
…ハンドリング部、31…シリコンウェハ、W…対象
物。
Claims (4)
- 【請求項1】 微小な対象物(W)をハンドリングする
ためのマイクロマニピュレータであって、 前記対象物(W)をハンドリングする一対のアーム(A
1,A2)と、 前記一対のアーム(A1,A2)のうち少なくとも一方
の先端に、前記対象物を把持し、その力を検知する力セ
ンサを備えたマイクロマニピュレータ。 - 【請求項2】 前記力センサは、対象物を把持する薄板
状の指部材(15,23)と、 その指部材(15,23)の一方の側面から凹設されて
形成された薄肉部(16)と、 他方の側面の前記薄肉部(16)に対応する位置に形成
された拡散歪みゲージ(17)とから構成された請求項
1に記載のマイクロマニピュレータ。 - 【請求項3】 前記指部材(15,23)は、その先端
が斜めに成形されてハンドリング部(25)が形成され
た請求項2に記載のマイクロマニピュレータ。 - 【請求項4】 前記ハンドリング部(25)は、シリコ
ンウェハを機械的加工により側面に対して直角を成すよ
うに形成された請求項3に記載のマイクロマニピュレー
タ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29150395A JPH09131173A (ja) | 1995-11-09 | 1995-11-09 | マイクロマニピュレータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29150395A JPH09131173A (ja) | 1995-11-09 | 1995-11-09 | マイクロマニピュレータ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09131173A true JPH09131173A (ja) | 1997-05-20 |
Family
ID=17769734
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29150395A Pending JPH09131173A (ja) | 1995-11-09 | 1995-11-09 | マイクロマニピュレータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09131173A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2009057217A1 (ja) * | 2007-11-01 | 2009-05-07 | Shikoku Research Institute Incorporated | シンブルチューブの挿脱装置 |
| JP2023163990A (ja) * | 2022-04-28 | 2023-11-10 | 新東工業株式会社 | ロボットハンド |
-
1995
- 1995-11-09 JP JP29150395A patent/JPH09131173A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2009057217A1 (ja) * | 2007-11-01 | 2009-05-07 | Shikoku Research Institute Incorporated | シンブルチューブの挿脱装置 |
| JP2023163990A (ja) * | 2022-04-28 | 2023-11-10 | 新東工業株式会社 | ロボットハンド |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040406 |