JPH09131332A - 磁気共鳴イメージング装置用rfコイル - Google Patents
磁気共鳴イメージング装置用rfコイルInfo
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Abstract
られようにセッティングする際の煩雑さを低減する。 【解決手段】コイル41を分割して交換可能な複数の導
体41a〜41d、51a及び51bで構成し、接続さ
れた導体の組合せによって、異なるコイルを構成し、所
望の画像を得るためにいずれかのコイルを使用する。例
えば導体41a〜41dで表面コイルを構成して、この
表面コイルにより被検体の表面近傍を高感度で撮像す
る。次いで、コイルの接続部42及びクロス部43を取
外して導体51a及び51bを導体41b及び41cに
接続し、ソレノイドコイルを構成し、このソレノイドに
よって囲まれる断面を高感度で撮像する。これにより被
検体のセッティングを変えることなく、受信コイルの感
度分布を変えることができる。また予め異なるコイルを
一体的に構成しておいて、いずれかのコイルが機能する
ようにスイッチにより切り替えても良い。
Description
ング装置(以下、MRI装置という)用のRFコイルに
関する。
に高周波を照射して磁気共鳴を起こさせ、それによって
発生する磁気共鳴信号(以下、NMR信号という)を受
信コイルで受信し、受信されたNMR信号にフーリエ変
換等の演算を行なって画像に再構成するもので、被検体
の任意箇所における断層像やスペクトロスコピーを得る
ために広く利用されている。
発生するNMR信号を感度よく受信するためには、受信
コイルを被検体の任意の撮影部位に密着する必要があ
る。このため様々な形状(受信方式)、大きさの受信コ
イルが使用されている。例えば、全身用或いは頭部用等
としてソレノイドコイルや鞍型コイル、局所用としてサ
ーフェスコイル(表面コイル)やフェイズドアレイコイ
ル等がある。また本発明者は、乳房のような特定の部位
を撮影するための専用のコイルを提案している(特開平
02−302246号)。
特有の感度分布を有し、例えばサーフェスコイルは体表
近傍の限定された部位を高感度で撮影するのに適してい
る。しかし、感度を有する領域が一定の部位近傍に限定
されるため、関心領域が感度中心からずれた場合には、
被検体のセッティングをやり直さなければならない。ま
た体表近傍の撮影に次いで更に深部まで撮影しようとす
る場合には、深部まで撮影できるソレノイド型コイルに
替えなければならず、この場合にも被検体のセッティン
グをやり直さなければならない。
コイルをセッティングすると、そのコイルの感度分布の
領域を撮影することになり、関心領域に合せてコイル感
度分布を変えることは不可能であった。
やり直すことなく受信コイルの感度分布を変え、所望の
画像を容易に得ることが可能なMRI装置用のコイルを
提供することを目的とする。
め、本発明では、MRI装置用RFコイルを2以上の異
なるコイルを構成する導体で構成し、導体の一部を他の
一部に対し着脱可能にするか或いは2以上の異なるコイ
ルのいずれかを切り替えて装置と接続するようにしたも
のである。即ち、本発明のMRI装置用RFコイルの第
1の態様は、コイル部と、コイル部を磁気共鳴イメージ
ング装置のチューニング回路に接続する接続部とを備え
たRFコイルであって、着脱可能な2以上の導体から成
り、これら2以上の導体の装着時及び脱着時各々におい
て異なる導体の組合せがチューニング回路に接続するよ
うにしたものである。また本発明のMRI装置用RFコ
イルの第2の態様は、コイル部として少なくとも2種の
異なるコイルを備え、接続部はそれぞれのコイルを切り
替えて前記チューニング回路に接続する手段を備えたも
のである。
セッティングし、1のコイルで撮影した後、このコイル
に別のコイルを構成する導体を取付け、MRI装置と接
続することにより、感度分布の異なる別のコイルで続け
て撮影することができる。またコイル部が2種以上の異
なる方式のコイルを備える場合には、被検体をセッティ
ングした後、接続部においてコイルを切り替えて所望の
コイルで撮影することにより、例えば被検体の体表近傍
を撮影した後、続けて断面についての画像をも同時に撮
影することができ、実質的にコイルの感度分布を変えて
撮影することができる。尚、本発明のRFコイルは、受
信コイルのみならず被検体の高周波磁場を印加するため
の照射コイルとしても適用することができる。
施例を説明する。
実施例を示すブロック図である。このMRI装置は、静
磁場発生磁気回路2と、傾斜磁場発生系3と、送信系4
と、受信系5と、信号処理系6と、シーケンサ7と、中
央処理装置(CPU)8とを備えている。
に任意の方向に均一な静磁場を発生させるためのもので
ある。この静磁場発生磁気回路2の内部には、傾斜磁場
を発生させる傾斜磁場コイル9と受信系5のRFコイル
(以下、受信コイルという)15、送信系4のRFコイ
ル(以下、照射コイルという)14が設定されている。
ト座標軸方向、すなわちX軸方向、Y軸方向及びZ軸方
向にそれぞれ独立に傾斜磁場を印加できる構成を有する
傾斜磁場コイル9と、傾斜磁場コイル9に電流を供給す
る傾斜磁場電源10と、傾斜磁場電源10を制御するシ
ーケンサ7とから構成される。
12と、高周波増幅器13と、照射コイル14とから成
り、シーケンサ7の指令により高周波発生器11からの
高周波パルスを高周波増幅器13を介して増幅して照射
コイル14に供給することにより、所定のパルス状の電
磁波を被検体1に照射している。
プ16と、直交位相検波器17と、A/D変換器18と
から構成される。被検体1からのNMR信号を受信コイ
ル15が検出すると、その信号をオペアンプ16と直交
位相検波器17とを介してA/D変換器18でデジタル
量に変換するとともに、シーケンサ7の指令のタイミン
グで直交位相検波器17によってサンプリングされた2
系列の種々データに変換してCPU8に送っている。
尚、受信コイル15は、図中には被検体から離れた位置
に記載されているが、実際には被検体の近傍に配置され
ている。
気テープ20b等の外部記憶装置20と、CRT等から
なるディスプレイ21、キーボード22とを有してい
る。
基づいて動作し、被検体1の断層像のデータ収集に必要
な種々の命令を送信系4、静磁場発生磁気回路2の傾斜
磁場発生系3、受信系5に送っている。
ラムに従いシーケンサ7、送信系4、受信系5、信号処
理系6の各々を制御するものである。
れると、このCPU8が信号処理、画像再構成処理など
を実行し、その結果の被検体1の所望の断面像をディス
プレイ21に表示するとともに、外部記憶装置20の例
えば磁気ディスク20aに記憶する。
RI装置に用いられる受信コイル14の具体的構成例を
図1を参照して説明する。図1に示す受信コイルは、平
面コイル及びソレノイドコイルのいずれかとして機能す
るコイルで、同図(a)は表面コイル41を構成する状
態を示すもので、表面コイル41を構成する導体41
a、41b、41c、41dとから成り、導体41aと
41bとで1のループを構成し、導体41cと41dと
で1のループとは巻線方向が反対のループを構成する。
これら導体41a〜41dは、適応される部位に合せた
形状の絶縁部材、例えばFRPの表面に固定されてい
る。2組の導体が構成する2つのループが交差するクロ
ス部42及び受信コイルを図示しないチューニング回路
に接続するための接続部43は、例えばFRPのような
絶縁基板上に導体パターンを形成したものから成り、そ
れぞれ導体41a〜41dが固定された絶縁部材から切
り離すことができるように構成されている。そしてこれ
らクロス部42及び接続部43が導体41a〜41dに
接続された同図(a)の状態で、表面コイルを構成し、
表面コイルの近傍にある被検体部位からのNMR信号
(表面コイルとほぼ平行な方向の高周波磁場パルス)を
受信し、チューニング回路を介してMRI装置のオペア
ンプ16、直交位相検波器17に送出する。尚、チュー
ニング回路は、受信コイルの共振周波数をNMR周波数
と同調させるための回路である。
成した状態を示すもので、同図(a)におけるクロス部
42及び接続部43を取外して、その部分に導体51
a、51bを取付けたものである。導体51a、51b
も導体41a〜41dと同様にFRP等の絶縁部材に固
定されており、このような略コの字状の絶縁部材の両端
の形状はクロス部42及び接続部43と同様の形状で、
クロス部42及び接続部43を取外した部分に嵌着する
ことができる。そして嵌着された(b)の状態では導体
41b、41cに対し、それぞれ導体51a、51bが
接続され、導体41bと51a及び導体41cと51b
がそれぞれ同方向のループを構成しており、導体51a
及び51bのそれぞれ一方の端部がチューニグ回路への
接続部となっている。このソレノイドコイルでも表面コ
イルと同様の方向の高周波磁場パルスであるNMR信号
を受信し、チューニング回路を介してMRI装置に送出
する。表面コイルの状態でコイルの一部であった導体4
1a及び41dは、いずれの導体とも電気的非接続状態
となっているので、ソレノイドコイルと干渉することは
ない。
体51a、51bは、表面コイルを構成する導体41a
〜41dのうち、内側にある導体41b及び41cと接
続する例を説明したが、撮像しようとする関心領域に応
じて外側の導体41a及び41dと、或いは任意の2本
の導体と接続するようにしてもよい。またソレノイドコ
イルは2つのループで構成する例を説明したが、接続す
る導体と接続部分を変更することによって単一のループ
で構成しても、また3以上のループで構成してもよい。
示したが、導体の形状は適用する部位の形状に合せて任
意に変更が可能である。例えば図2(a)及び(b)
は、図1と同様の受信コイルの変形例を示すもので、乳
房用の表面コイルと、体躯用のソレノイドコイルとを組
合せたものである。乳房用の表面コイルは、中央の2本
の導体41'b、41'cが乳房の形状に合せた凹凸形状
を有し、それぞれ外側の導体41a、41dと巻線方向
の異なるループを構成している。この実施例では2つの
ループがクロスするクロス部44は、チューニング回路
との接続部となっており、この接続部44と、導体4
1'b、41'cの接続部44側と反対の端部45とが、
着脱可能に構成されている。そしてこれら接続部44及
び反対側端部45を切り離して、この部分にソレノイド
コイルを構成する導体51a、51bが接続可能に構成
されている。これにより図2(b)に示すような体躯用
のソレノイドコイルが構成される。図2に示すコイルで
も、導体のFRP等への固定や、接続部等の構成は図1
のコイルと同様である。
まず図1(a)又は図2(a)に示すような表面コイル
の状態で、被検体の関心領域が表面コイルの近傍となる
ようにセッティングを行い、撮影を行う。例えば、図2
(a)に示す乳房用受信コイルであれば、受信コイルの
凹部に被検体の乳房が収るようにうつ伏せに寝かせて、
寝台をMRI装置の静磁場発生磁気回路2内の測定空間
に移動させる。次いで図2のシーケンサ7により所定の
パルスシーケンスで傾斜磁場発生系3及び送信系4を駆
動して、被検体の組織を構成する原子核スピンを励起
し、組織から発生する位置情報の付与されたNMR信号
を受信コイル14で受信する。信号処理系6は受信され
たNMR信号を用いてフーリエ変換等の演算を行い、被
検体断面像を再構成する。この断面像は、受信コイル1
4である表面コイルの感度分布を反映した画像であり、
この画像を基に更に感度分布の異なる画像を得る必要が
ある場合には、寝台を測定空間から外側に移動させた
後、図2(a)の表面コイルの接続部44及び端部45
を取外し、被検体を覆うように他の導体51a、51b
を接続する。これにより体躯用のソレノイドコイルが設
定されるが、この際被検体を動かす必要はない。次いで
表面コイルに撮像の場合と同様に、MRI装置による撮
像を行い、異なる感度のソレノイドコイルによる断層像
を得る。このように被検体のセッティングをし直すこと
なく、異なる感度分布のコイルによる撮像を一度に行う
ことができる。また本実施例の受信コイルではコイル導
体が分割されているので、被検体への装着が極めて容易
である。
を交換することによって2つの異なる方式のコイル、即
ち表面コイルとソレノイドコイルとを構成する場合につ
いて説明したが、例えば、図1(a)の表面コイルにお
ける外側の導体41a及び41dと内側の導体41b及
び41cとの接続を切り離して、外側の導体41a及び
41dとは大きさ、形状等の異なる別の導体を内側の導
体41b及び41cに接続するなど、方式は同じで異な
る感度分布を有するコイルを構成するように導体を交換
することも可能である。
なるコイルを一体的に備え、これらをスイッチ(チュー
ニング回路に接続する手段)により切り替え可能にした
受信コイルの具体的構成例を図4を参照して説明する。
す4本の導体61a〜61dと、この平面に対し垂直な
導体71a、71bとから成る。この受信コイルは、等
価回路を同図(b)に示すように導体61bの一端に
は、この受信コイルの等価回路を図4(b)に示す。導
体61bの一端には、導体61bを導体61a及び導体
71aの一端のいずれか一方に接続するためのスイッチ
Sw1、Sw2が設けられており、導体61bの他端に
はチューニング回路との接続部の一方に接続され、導体
61a及び導体71bの他端にはいずれか一方をチュー
ニング回路との接続部の他方に接続するためのスイッチ
Sw3、Sw4が設けられている。スイッチSw1がO
Nのときは、Sw3がONで、Sw2、Sw4はOFF
となり、Sw2がONのときは、Sw4がONで、Sw
1、Sw3がOFFとなる。
を導体61d及び導体71bの一端のいずれか一方に接
続するためのスイッチSw5、Sw6が設けられてお
り、導体61cの他端にはチューニング回路との接続部
の一方に接続され、導体61d及び導体71bの他端に
はいずれか一方をチューニング回路との接続部の他方に
接続するためのスイッチSw7、Sw8が設けられてい
る。Sw5がONのときは、Sw7がONで、Sw6、
Sw8がOFFとなり、Sw6がONのときは、Sw8
がONで、Sw5、Sw7がOFFとなる。スイッチと
しては機械的なスイッチでも、ダイオードのようなスイ
ッチング素子でもよく、これらは手動で或いはキーボー
ド22からの指令により自動的に切り替えることが可能
である。また導体及びスイッチは、FRP等の絶縁部材
上に一体的に形成することができる。
検体の関心領域が受信コイルの近傍となるようにセッテ
ィングした後、MRIによる撮像を行う。この際、スイ
ッチSw1、Sw3、Sw5、Sw7をオンにすること
により導体61a→61b→61c→61dの順で接続
された表面コイルが形成され、この表面コイルによりコ
イル表面近傍に高い感度を有する画像を得ることができ
る。またスイッチSw2、Sw4、Sw6、Sw8をオ
ンにすることにより、導体61bと71aとから成るソ
レノイドコイル及び導体61cと71bとから成るソレ
ノイドコイルが形成され、受信コイルのセッティングを
改めて行うことなく、これらソレノイドコイルに囲まれ
た断面に高い感度を有する画像を得ることができる。こ
のように本実施例の受信コイルでは、寝台を移動したり
被検体を動かすことなく単にスイッチを切り替るだけ
で、容易に2つの異なる方式のコイルによる画像を得る
ことができる。
形状は、円形や凹凸を有する形状等適宜変更することが
可能であり、またソレノイドコイルを構成する導体の数
も2本に限定されるものではない。更に異なるコイルの
組合せも、表面コイルとソレノイドに限らず、形状の異
なる2つの表面コイルなど同種の方式のコイルの組合せ
であってもよい。
ルを受信コイルに適用した場合について説明したが、本
発明は照射コイルであっても適用可能である。
RI用コイルの導体の一部を交換可能とすることによ
り、或いは一体化されている異なるコイルをスイッチに
より切り替えることにより、被検体のセッティングをや
り直すことなく、感度分布の異なるコイルでの撮像を可
能にすることができる。特にコイルの導体を分割した場
合には、被検体への装着の容易性を高めることができ
る。一方、2以上の方式のコイルが一体化されている場
合には、スイッチの切り替えだけで異なる方式のコイル
による撮像が可能となり、操作性がよい。
例を示す図で、(a)は表面コイルでの使用状態を、
(b)はソレノイドコイルでの使用状態を示す図。
施例を示す図で、(a)は表面コイルでの使用状態を、
(b)はソレノイドコイルでの使用状態を示す図。
1実施例を示す概略構成図。
例を示す図で、(a)は全体構成図、(b)は等価回路
を示す図。
Claims (2)
- 【請求項1】コイル部と、前記コイル部を磁気共鳴イメ
ージング装置のチューニング回路に接続する接続部とを
備えたRFコイルであって、着脱可能な2以上の導体か
ら成り、これら2以上の導体の装着時及び脱着時各々に
おいて異なる導体の組合せが前記チューニング回路に接
続することを特徴とする磁気共鳴イメージング装置用R
Fコイル。 - 【請求項2】コイル部と、前記コイル部を磁気共鳴イメ
ージング装置のチューニング回路に接続する接続部とを
備えたRFコイルであって、前記コイル部として少なく
とも2種の異なるコイルを備え、前記接続部はそれぞれ
のコイルを切り替えて前記チューニング回路に接続する
手段を備えたことを特徴とする磁気共鳴イメージング装
置用RFコイル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31490395A JP3591946B2 (ja) | 1995-11-09 | 1995-11-09 | 磁気共鳴イメージング装置用rfコイル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31490395A JP3591946B2 (ja) | 1995-11-09 | 1995-11-09 | 磁気共鳴イメージング装置用rfコイル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09131332A true JPH09131332A (ja) | 1997-05-20 |
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Family
ID=18059033
Family Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP31490395A Expired - Fee Related JP3591946B2 (ja) | 1995-11-09 | 1995-11-09 | 磁気共鳴イメージング装置用rfコイル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3591946B2 (ja) |
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