JPH0913269A - 抗菌性繊維の製造方法 - Google Patents
抗菌性繊維の製造方法Info
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- JPH0913269A JPH0913269A JP7183251A JP18325195A JPH0913269A JP H0913269 A JPH0913269 A JP H0913269A JP 7183251 A JP7183251 A JP 7183251A JP 18325195 A JP18325195 A JP 18325195A JP H0913269 A JPH0913269 A JP H0913269A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 耐久性に優れ、良好な抗菌性を有する抗菌性
繊維を得る。 【構成】 繊維に、酸化チタンを含む複合無機酸化物コ
ロイド粒子であって、該複合酸化物コロイド粒子には
銀、銅、亜鉛、錫、アルミニウム及び鉄の群から選ばれ
る少なくとも一つの抗菌性金属成分が担持され、かつ粒
径が500nm以下である複合無機酸化物コロイド粒子
の分散液を含浸させ、60℃以上の温度で加熱処理す
る。
繊維を得る。 【構成】 繊維に、酸化チタンを含む複合無機酸化物コ
ロイド粒子であって、該複合酸化物コロイド粒子には
銀、銅、亜鉛、錫、アルミニウム及び鉄の群から選ばれ
る少なくとも一つの抗菌性金属成分が担持され、かつ粒
径が500nm以下である複合無機酸化物コロイド粒子
の分散液を含浸させ、60℃以上の温度で加熱処理す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、衣料、インテリア、資
材等に好適な抗菌性繊維の製造方法に関する。
材等に好適な抗菌性繊維の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】アクリル繊維、ポリエステル繊維等の合
成繊維及びアセテート繊維等の半合成繊維は、衣料、イ
ンテリア、資材等の用途を中心に広く用いられている
が、これらの繊維に対し本来有する機能のほかに更なる
機能付加が求められ、抗菌・防臭機能もその一つとなっ
ている。
成繊維及びアセテート繊維等の半合成繊維は、衣料、イ
ンテリア、資材等の用途を中心に広く用いられている
が、これらの繊維に対し本来有する機能のほかに更なる
機能付加が求められ、抗菌・防臭機能もその一つとなっ
ている。
【0003】従来より、病院その他サニタリー分野での
病原菌の感染防止を目的としたシーツ、毛布、布団、カ
ーペット、マット、カーテン、エアフィルター等への抗
菌性付与、或いは靴下、タイツ、ブラウス、スポーツ衣
料等への防臭を目的とした抗菌性付与の検討がなされ、
抗菌剤を紡糸原液或いは紡糸浴に添加し繊維内に分散さ
せる練り込み方式や、後加工により抗菌剤を繊維に付着
させる後加工方式等多くの方法が提案され、また、実用
化もされている。抗菌剤としても、例えば、銀、銅、亜
鉛、錫、アルミニウム、鉄等の抗菌性金属を担持させた
ゼオライト等の無機系抗菌剤を、紡糸段階で練り込んだ
り、製品の仕上げ段階でバインダーを併用し繊維に付着
させる方法が知られている。
病原菌の感染防止を目的としたシーツ、毛布、布団、カ
ーペット、マット、カーテン、エアフィルター等への抗
菌性付与、或いは靴下、タイツ、ブラウス、スポーツ衣
料等への防臭を目的とした抗菌性付与の検討がなされ、
抗菌剤を紡糸原液或いは紡糸浴に添加し繊維内に分散さ
せる練り込み方式や、後加工により抗菌剤を繊維に付着
させる後加工方式等多くの方法が提案され、また、実用
化もされている。抗菌剤としても、例えば、銀、銅、亜
鉛、錫、アルミニウム、鉄等の抗菌性金属を担持させた
ゼオライト等の無機系抗菌剤を、紡糸段階で練り込んだ
り、製品の仕上げ段階でバインダーを併用し繊維に付着
させる方法が知られている。
【0004】しかしながら、練り込み方式の場合、無機
系抗菌剤では、紡糸に際しての濾過でフィルターが目詰
まりしたり、紡糸中の糸切れを起こしたりする。また、
後加工方式の場合、無機系抗菌剤では、繊維表面への固
定が難しく、繰り返し洗濯等により抗菌性能が低下し耐
久性に欠けるものが多く、またバインダーを多量に用い
ると抗菌性能の発現が不十分となったり、風合いを悪化
させたりする。
系抗菌剤では、紡糸に際しての濾過でフィルターが目詰
まりしたり、紡糸中の糸切れを起こしたりする。また、
後加工方式の場合、無機系抗菌剤では、繊維表面への固
定が難しく、繰り返し洗濯等により抗菌性能が低下し耐
久性に欠けるものが多く、またバインダーを多量に用い
ると抗菌性能の発現が不十分となったり、風合いを悪化
させたりする。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、後加
工方式により、バインダーなしに、耐久性に優れ、良好
な抗菌性を有する抗菌性繊維を得ることにある。
工方式により、バインダーなしに、耐久性に優れ、良好
な抗菌性を有する抗菌性繊維を得ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、繊維に、酸化
チタンを含む複合無機酸化物コロイド粒子であって、該
複合酸化物コロイド粒子には銀、銅、亜鉛、錫、アルミ
ニウム及び鉄の群から選ばれる少なくとも一つの抗菌性
金属成分が担持され、かつ粒径が500nm以下である
複合無機酸化物コロイド粒子の分散液を含浸させ、60
℃以上の温度で加熱処理することを特徴とする抗菌性繊
維の製造方法にある。
チタンを含む複合無機酸化物コロイド粒子であって、該
複合酸化物コロイド粒子には銀、銅、亜鉛、錫、アルミ
ニウム及び鉄の群から選ばれる少なくとも一つの抗菌性
金属成分が担持され、かつ粒径が500nm以下である
複合無機酸化物コロイド粒子の分散液を含浸させ、60
℃以上の温度で加熱処理することを特徴とする抗菌性繊
維の製造方法にある。
【0007】本発明で用いる抗菌性金属成分が担持され
た複合無機酸化物コロイド粒子は、酸化チタンを含み他
の無機酸化物との複合酸化物コロイド粒子に銀、銅、亜
鉛、錫、アルミニウム及び鉄の群から選ばれる少なくと
も一つの抗菌性金属成分を担持含有させたものである。
酸化チタンと複合される他の無機酸化物としては、Si
O2、Al2O3、SnO2、CeO2、B2O3、P2O5、
Sb2O5、Fe2O3、ZrO2、WO3、CaO及びMg
O等が挙げられる。
た複合無機酸化物コロイド粒子は、酸化チタンを含み他
の無機酸化物との複合酸化物コロイド粒子に銀、銅、亜
鉛、錫、アルミニウム及び鉄の群から選ばれる少なくと
も一つの抗菌性金属成分を担持含有させたものである。
酸化チタンと複合される他の無機酸化物としては、Si
O2、Al2O3、SnO2、CeO2、B2O3、P2O5、
Sb2O5、Fe2O3、ZrO2、WO3、CaO及びMg
O等が挙げられる。
【0008】また、複合無機酸化物コロイド粒子は、粒
径が500nm以下であることが必要である。例えば、
アクリル繊維の場合、粒径が100nm以下、より好ま
しくは50nm以下であり、またポリエステル繊維の場
合、好ましくは粒径が100nm以下であり、粒径が5
00nmを超えると、繊維基質内に吸尽させることが困
難となる。
径が500nm以下であることが必要である。例えば、
アクリル繊維の場合、粒径が100nm以下、より好ま
しくは50nm以下であり、またポリエステル繊維の場
合、好ましくは粒径が100nm以下であり、粒径が5
00nmを超えると、繊維基質内に吸尽させることが困
難となる。
【0009】本発明で用いる複合無機酸化物コロイド粒
子は、水分散液中で複合無機酸化物コロイド粒子が負の
電荷を有することから、抗菌性金属成分の担持は、例え
ば、複合無機酸化物コロイド粒子が分散した水分散液
に、抗菌性金属成分のアンミン錯塩を添加することによ
り調製される。分散液における複合無機酸化物コロイド
粒子の濃度は、0.001〜1重量%、好ましくは0.
005〜0.1重量%であり、濃度が0.001重量%
未満では、抗菌性能付与が不十分となり、1重量%を超
えると、濃度増加に伴う顕著な抗菌性能の向上が認めら
れない。分散液の分散媒としては、複合無機酸化物コロ
イド粒子を沈澱或いは凝集させないものであればよく、
好ましくは水が用いられる。
子は、水分散液中で複合無機酸化物コロイド粒子が負の
電荷を有することから、抗菌性金属成分の担持は、例え
ば、複合無機酸化物コロイド粒子が分散した水分散液
に、抗菌性金属成分のアンミン錯塩を添加することによ
り調製される。分散液における複合無機酸化物コロイド
粒子の濃度は、0.001〜1重量%、好ましくは0.
005〜0.1重量%であり、濃度が0.001重量%
未満では、抗菌性能付与が不十分となり、1重量%を超
えると、濃度増加に伴う顕著な抗菌性能の向上が認めら
れない。分散液の分散媒としては、複合無機酸化物コロ
イド粒子を沈澱或いは凝集させないものであればよく、
好ましくは水が用いられる。
【0010】本発明において適用される繊維は、アクリ
ル繊維、ポリエステル繊維等の合成繊維及びアセテート
繊維等の半合成繊維であり、好ましくは、アクリロニト
リル50重量%以上のアクリル繊維、エチレンテレフタ
レート主体のポリエステル繊維、ジアセテート繊維及び
トリアセテート繊維である。また、繊維の形態も綿、
糸、織物、編物、不織布等のいずれであってもよい。
ル繊維、ポリエステル繊維等の合成繊維及びアセテート
繊維等の半合成繊維であり、好ましくは、アクリロニト
リル50重量%以上のアクリル繊維、エチレンテレフタ
レート主体のポリエステル繊維、ジアセテート繊維及び
トリアセテート繊維である。また、繊維の形態も綿、
糸、織物、編物、不織布等のいずれであってもよい。
【0011】本発明においては、かかる繊維に、複合無
機酸化物コロイド粒子の分散液を含浸させ60℃以上の
温度で加熱処理する。この含浸・加熱処理は、繊維を複
合無機酸化物コロイド粒子分散液中で浸漬下に加熱して
もよいし、また複合無機酸化物コロイド粒子分散液を浸
漬等により含浸後、乾燥機、ヒートセッター等で加熱処
理してもよい。
機酸化物コロイド粒子の分散液を含浸させ60℃以上の
温度で加熱処理する。この含浸・加熱処理は、繊維を複
合無機酸化物コロイド粒子分散液中で浸漬下に加熱して
もよいし、また複合無機酸化物コロイド粒子分散液を浸
漬等により含浸後、乾燥機、ヒートセッター等で加熱処
理してもよい。
【0012】加熱温度は、繊維により異なるが、アクリ
ル繊維の場合、70〜110℃、ポリエステル繊維の場
合、80〜135℃であることが好ましい。含浸・加熱
処理は、浴比1:5〜1:5、加熱処理時間5〜90分
で行うことが好ましい。また、含浸・加熱処理時に、複
合無機酸化物コロイド粒子分散液に染料を添加し、染色
を同時に行ってもよい。
ル繊維の場合、70〜110℃、ポリエステル繊維の場
合、80〜135℃であることが好ましい。含浸・加熱
処理は、浴比1:5〜1:5、加熱処理時間5〜90分
で行うことが好ましい。また、含浸・加熱処理時に、複
合無機酸化物コロイド粒子分散液に染料を添加し、染色
を同時に行ってもよい。
【0013】
【実施例】以下、本発明を実施例により具体的に説明す
る。なお、実施例中、抗菌性能の評価及び繊維中の銀含
有量の測定は、次の方法に拠った。
る。なお、実施例中、抗菌性能の評価及び繊維中の銀含
有量の測定は、次の方法に拠った。
【0014】抗菌性能(1):アクリル繊維について
は、抗菌防臭加工製品の加工効果評価試験方法(繊維製
品衛生加工協議会)の次の菌数測定法に準拠した。試料
片0.2g上に試験菌の懸濁液を0.2ml接種(菌数
約105個)する。37℃で18時間培養した後、培養
前後の生菌数を測定する。同時に未加工試料片について
も試験を行い、下記の計算式により菌数の増減比、増減
値及び菌数増減値差を算出する。評価基準は、菌数増減
値差が1.6以上である。
は、抗菌防臭加工製品の加工効果評価試験方法(繊維製
品衛生加工協議会)の次の菌数測定法に準拠した。試料
片0.2g上に試験菌の懸濁液を0.2ml接種(菌数
約105個)する。37℃で18時間培養した後、培養
前後の生菌数を測定する。同時に未加工試料片について
も試験を行い、下記の計算式により菌数の増減比、増減
値及び菌数増減値差を算出する。評価基準は、菌数増減
値差が1.6以上である。
【0015】試験菌:黄色ブドウ状球菌(Staphy
lococcus aureusIFO 12732) 菌数増減比=(18時間培養後の試料片上の生菌数)/
(培養前の生菌数(約105個)) 菌数増減値=log10(菌数増減比) 菌数増減値差=未加工試料片菌数増減値−加工試料片菌
数増減値
lococcus aureusIFO 12732) 菌数増減比=(18時間培養後の試料片上の生菌数)/
(培養前の生菌数(約105個)) 菌数増減値=log10(菌数増減比) 菌数増減値差=未加工試料片菌数増減値−加工試料片菌
数増減値
【0016】抗菌性能(2):ポリエステル繊維につい
ては、抗菌防臭加工製品の加工効果評価試験方法(繊維
製品衛生加工協議会)の次のシェークフラスコ法に準拠
した。普通のブイヨン培地に、黄色ブドウ状球菌を1白
金耳移植し、35℃で6時間、恒温振とう水槽を用い、
振とう回数70rpmで振とうし、菌数が1.5〜3.
0×108個/mlとなるよう菌懸濁液を調製する。こ
の菌懸濁液をリン酸緩衝液で1000倍に希釈し試験菌
液とする。
ては、抗菌防臭加工製品の加工効果評価試験方法(繊維
製品衛生加工協議会)の次のシェークフラスコ法に準拠
した。普通のブイヨン培地に、黄色ブドウ状球菌を1白
金耳移植し、35℃で6時間、恒温振とう水槽を用い、
振とう回数70rpmで振とうし、菌数が1.5〜3.
0×108個/mlとなるよう菌懸濁液を調製する。こ
の菌懸濁液をリン酸緩衝液で1000倍に希釈し試験菌
液とする。
【0017】200mlのネジ口キャップ付き三角フラ
スコにリン酸緩衝液70mlを加え、キャップをした
後、オートクレーブで121℃で15分間湿熱滅菌を行
い、後常温に冷却した。次にピペットで試験菌液5ml
を加え、攪拌後、三角フラスコの任意の3本から1ml
ずつ菌液を取り出し、リン酸緩衝液で10倍ずつ順次希
釈し、10倍希釈系列を作り、生菌数を測定する。この
生菌数を(A)とする。振とう試験は、試料0.75±
0.05gを秤量し、これを1検体とし、同一試料につ
き未加工試料3検体、加工試料3検体を準備し、三角フ
ラスコに試料を加え、6検体を同時に振とう機で1時間
振とうする。またブランク試験として試料を加えない三
角フラスコを3本用意し、同時に試験を行う。振とう機
は、リストアクション振とう機とし、振とう試験は、回
転数300rpm、温度25±5℃で行う。振とう試験
後、振とう液をリン酸緩衝液で10倍ずつ順次希釈し、
10倍希釈系列を作り、生菌数を測定する。この生菌数
を(B)とする。ブランク試験後生菌数を(X)とす
る。
スコにリン酸緩衝液70mlを加え、キャップをした
後、オートクレーブで121℃で15分間湿熱滅菌を行
い、後常温に冷却した。次にピペットで試験菌液5ml
を加え、攪拌後、三角フラスコの任意の3本から1ml
ずつ菌液を取り出し、リン酸緩衝液で10倍ずつ順次希
釈し、10倍希釈系列を作り、生菌数を測定する。この
生菌数を(A)とする。振とう試験は、試料0.75±
0.05gを秤量し、これを1検体とし、同一試料につ
き未加工試料3検体、加工試料3検体を準備し、三角フ
ラスコに試料を加え、6検体を同時に振とう機で1時間
振とうする。またブランク試験として試料を加えない三
角フラスコを3本用意し、同時に試験を行う。振とう機
は、リストアクション振とう機とし、振とう試験は、回
転数300rpm、温度25±5℃で行う。振とう試験
後、振とう液をリン酸緩衝液で10倍ずつ順次希釈し、
10倍希釈系列を作り、生菌数を測定する。この生菌数
を(B)とする。ブランク試験後生菌数を(X)とす
る。
【0018】生菌数の測定は、各希釈系列の希釈液1m
lをシャーレにいれ、滅菌した寒天培地約15mlを混
釈し、平板を作成する。同一希釈液につき平板2枚を作
成する。これを37℃で48時間培養し、生育したコロ
ニー数を計測して、その希釈倍率と乗じて菌液中の生菌
数を算出する。試験菌の滅菌率を次式により求める。
lをシャーレにいれ、滅菌した寒天培地約15mlを混
釈し、平板を作成する。同一希釈液につき平板2枚を作
成する。これを37℃で48時間培養し、生育したコロ
ニー数を計測して、その希釈倍率と乗じて菌液中の生菌
数を算出する。試験菌の滅菌率を次式により求める。
【0019】ブランク試験滅菌率=〔([A]−
[X])/[A]〕×100 滅菌率=〔([B]−[X])/[B]〕×100 但し、[A]は(A)の生菌数の平均、[B]は(B)
の生菌数の平均、[X]は(X)の生菌数の平均。
[X])/[A]〕×100 滅菌率=〔([B]−[X])/[B]〕×100 但し、[A]は(A)の生菌数の平均、[B]は(B)
の生菌数の平均、[X]は(X)の生菌数の平均。
【0020】繊維中の銀含有量:繊維を湿式分解法で溶
液化し、ICP発光分光分析法により定量した。
液化し、ICP発光分光分析法により定量した。
【0021】(実施例1)アクリル繊維(2デニール×
51mm長)からなる紡績糸1/52メートル番手のス
ムース編地を、銀及び亜鉛を担持させた酸化チタン含有
複合無機酸化物コロイド粒子(触媒化成工業(株)製ア
トミーボール、平均粒径10nm)の0.2重量%水分
散液の浴比1:20の浴中で100℃で30分処理し
た。得られた編地の抗菌性能と銀含有量及びJIS L
0271法(洗い方番号103)に準拠した10回及び
30回洗濯後の抗菌性能と銀含有量をそれぞれ測定し、
その結果を表1に示した。
51mm長)からなる紡績糸1/52メートル番手のス
ムース編地を、銀及び亜鉛を担持させた酸化チタン含有
複合無機酸化物コロイド粒子(触媒化成工業(株)製ア
トミーボール、平均粒径10nm)の0.2重量%水分
散液の浴比1:20の浴中で100℃で30分処理し
た。得られた編地の抗菌性能と銀含有量及びJIS L
0271法(洗い方番号103)に準拠した10回及び
30回洗濯後の抗菌性能と銀含有量をそれぞれ測定し、
その結果を表1に示した。
【0022】(実施例2)実施例1において、複合無機
酸化物コロイド粒子の0.2重量%水分散液を0.1重
量%水分散液に代えた以外は、実施例1と同様にして編
地を処理した。得られた編地について、実施例1と同様
に抗菌性能と銀含有量を測定した結果を表1に示した。
酸化物コロイド粒子の0.2重量%水分散液を0.1重
量%水分散液に代えた以外は、実施例1と同様にして編
地を処理した。得られた編地について、実施例1と同様
に抗菌性能と銀含有量を測定した結果を表1に示した。
【0023】(実施例3)実施例1において、複合無機
酸化物コロイド粒子の0.2重量%水分散液を0.01
重量%水分散液に代えた以外は、実施例1と同様にして
編地を処理した。得られた編地について、実施例1と同
様に抗菌性能と銀含有量を測定した結果を表1に示し
た。
酸化物コロイド粒子の0.2重量%水分散液を0.01
重量%水分散液に代えた以外は、実施例1と同様にして
編地を処理した。得られた編地について、実施例1と同
様に抗菌性能と銀含有量を測定した結果を表1に示し
た。
【0024】(実施例4)実施例1において、複合無機
酸化物コロイド粒子の0.2重量%水分散液を0.00
5重量%水分散液に代え、また処理時間を60分に代え
た以外は、実施例1と同様にして編地を処理した。得ら
れた編地について、実施例1と同様に抗菌性能と銀含有
量を測定した結果を表1に示した。
酸化物コロイド粒子の0.2重量%水分散液を0.00
5重量%水分散液に代え、また処理時間を60分に代え
た以外は、実施例1と同様にして編地を処理した。得ら
れた編地について、実施例1と同様に抗菌性能と銀含有
量を測定した結果を表1に示した。
【0025】(比較例1)実施例1において、浴中処理
温度を40℃に代えた以外は、実施例1と同様にして編
地を処理した。得られた編地について、実施例1と同様
に抗菌性能と銀含有量を測定した結果を表1に示した。
得られた編地について、実施例1と同様に抗菌性能と銀
含有量を測定した結果を表1に示した。
温度を40℃に代えた以外は、実施例1と同様にして編
地を処理した。得られた編地について、実施例1と同様
に抗菌性能と銀含有量を測定した結果を表1に示した。
得られた編地について、実施例1と同様に抗菌性能と銀
含有量を測定した結果を表1に示した。
【0026】(比較例2)実施例1において用いたと同
じ編地を、市販銀ゼオライト粉末(平均粒径5nm)の
1重量%水分散液の浴比1:20の浴中で100℃で3
0分処理した。得られた編地について、実施例1と同様
に抗菌性能と銀含有量を測定した結果を表1に示した。
じ編地を、市販銀ゼオライト粉末(平均粒径5nm)の
1重量%水分散液の浴比1:20の浴中で100℃で3
0分処理した。得られた編地について、実施例1と同様
に抗菌性能と銀含有量を測定した結果を表1に示した。
【0027】
【表1】
【0028】(実施例5)ポリエチレンテレフタレート
繊維(50デニール/24フィラメント)からなる経1
05本/吋、緯110本/吋の平織り織物を、銀及び亜
鉛を担持させた複合無機酸化物コロイド粒子(触媒化成
工業(株)製アトミーボール、平均粒径10nm)の
0.2重量%水分散液の浴比1:20の浴中で130℃
で30分処理した。得られた織物の抗菌性能と銀含有量
及びJIS L0271法(洗い方番号103)に準拠
した10回及び30回洗濯後の抗菌性能と銀含有量をそ
れぞれ測定し、その結果を表2に示した。
繊維(50デニール/24フィラメント)からなる経1
05本/吋、緯110本/吋の平織り織物を、銀及び亜
鉛を担持させた複合無機酸化物コロイド粒子(触媒化成
工業(株)製アトミーボール、平均粒径10nm)の
0.2重量%水分散液の浴比1:20の浴中で130℃
で30分処理した。得られた織物の抗菌性能と銀含有量
及びJIS L0271法(洗い方番号103)に準拠
した10回及び30回洗濯後の抗菌性能と銀含有量をそ
れぞれ測定し、その結果を表2に示した。
【0029】(実施例6)実施例5において用いたと同
じ織物を、実施例5において用いたと同じ銀及び亜鉛を
担持させた複合無機酸化物コロイド粒子の0.2重量%
水分散液の浴中に浸漬し、直ちに引き上げ、水分散液の
付着率60%にマングルで絞り、130℃で30分加熱
処理した。得られた織物について、実施例5と同様に抗
菌性能と銀含有量を測定した結果を表2に示した。
じ織物を、実施例5において用いたと同じ銀及び亜鉛を
担持させた複合無機酸化物コロイド粒子の0.2重量%
水分散液の浴中に浸漬し、直ちに引き上げ、水分散液の
付着率60%にマングルで絞り、130℃で30分加熱
処理した。得られた織物について、実施例5と同様に抗
菌性能と銀含有量を測定した結果を表2に示した。
【0030】(実施例7)実施例6において、織物を、
銀及び亜鉛を担持させた複合無機酸化物コロイド粒子の
0.2重量%水分散液の浴比1:20の浴中に80℃で
15分浸漬した後、引き上げ、水分散液の付着率60%
にマングルで絞り、130℃で30分加熱処理した。得
られた織物について、実施例5と同様に抗菌性能と銀含
有量を測定した結果を表2に示した。
銀及び亜鉛を担持させた複合無機酸化物コロイド粒子の
0.2重量%水分散液の浴比1:20の浴中に80℃で
15分浸漬した後、引き上げ、水分散液の付着率60%
にマングルで絞り、130℃で30分加熱処理した。得
られた織物について、実施例5と同様に抗菌性能と銀含
有量を測定した結果を表2に示した。
【0031】(比較例3)実施例5において、浴中処理
温度を50℃に代えた以外は、実施例5と同様にして織
物を処理した。得られた織物について、実施例5と同様
に抗菌性能と銀含有量を測定した結果を表2に示した。
温度を50℃に代えた以外は、実施例5と同様にして織
物を処理した。得られた織物について、実施例5と同様
に抗菌性能と銀含有量を測定した結果を表2に示した。
【0032】(比較例4)実施例5において、浴中処理
温度を55℃に代えた以外は、実施例5と同様にして織
物を処理した。得られた織物について、実施例5と同様
に抗菌性能と銀含有量を測定した結果を表2に示した。
温度を55℃に代えた以外は、実施例5と同様にして織
物を処理した。得られた織物について、実施例5と同様
に抗菌性能と銀含有量を測定した結果を表2に示した。
【0033】(比較例5)実施例7において、浸漬温度
を50℃、加熱温度を55℃にそれぞれ代えた以外は、
実施例7と同様にして織物を処理した。得られた織物に
ついて、実施例5と同様に抗菌性能と銀含有量を測定し
た結果を表2に示した。
を50℃、加熱温度を55℃にそれぞれ代えた以外は、
実施例7と同様にして織物を処理した。得られた織物に
ついて、実施例5と同様に抗菌性能と銀含有量を測定し
た結果を表2に示した。
【0034】
【表2】
【0035】
【発明の効果】本発明によれば、良好な抗菌性を有し、
繰り返しの洗濯によっても抗菌性能の低下のない優れた
耐久性を有する抗菌性繊維を得ることができる。
繰り返しの洗濯によっても抗菌性能の低下のない優れた
耐久性を有する抗菌性繊維を得ることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 D01F 1/10 D01F 1/10 6/18 6/18 Z 6/62 302 6/62 302 (72)発明者 山崎 睦生 愛知県名古屋市東区砂田橋四丁目1番60号 三菱レイヨン株式会社商品開発研究所内 (72)発明者 竹内 悟 愛知県名古屋市東区砂田橋四丁目1番60号 三菱レイヨン株式会社商品開発研究所内 (72)発明者 網谷 みち代 愛知県名古屋市東区砂田橋四丁目1番60号 三菱レイヨン株式会社商品開発研究所内
Claims (3)
- 【請求項1】 繊維に、酸化チタンを含む複合無機酸化
物コロイド粒子であって、該複合酸化物コロイド粒子に
は銀、銅、亜鉛、錫、アルミニウム及び鉄の群から選ば
れる少なくとも一つの抗菌性金属成分が担持され、かつ
粒径が500nm以下である複合無機酸化物コロイド粒
子の分散液を含浸させ、60℃以上の温度で加熱処理す
ることを特徴とする抗菌性繊維の製造方法。 - 【請求項2】 アクリル繊維に、粒径が100nm以下
である複合無機酸化物コロイド粒子の水分散液を含浸さ
せ70〜110℃の温度で加熱処理する請求項1記載の
抗菌性繊維の製造方法。 - 【請求項3】 ポリエステル繊維に、粒径が500nm
以下である複合無機酸化物コロイド粒子の水分散液を含
浸させ80〜135℃の温度で加熱処理する請求項1記
載の抗菌性繊維の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7183251A JPH0913269A (ja) | 1995-06-28 | 1995-06-28 | 抗菌性繊維の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7183251A JPH0913269A (ja) | 1995-06-28 | 1995-06-28 | 抗菌性繊維の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0913269A true JPH0913269A (ja) | 1997-01-14 |
Family
ID=16132415
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7183251A Pending JPH0913269A (ja) | 1995-06-28 | 1995-06-28 | 抗菌性繊維の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0913269A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH1017406A (ja) * | 1996-07-05 | 1998-01-20 | Catalysts & Chem Ind Co Ltd | 抗菌剤 |
| JP2000178870A (ja) * | 1998-12-18 | 2000-06-27 | Catalysts & Chem Ind Co Ltd | 繊維製品の抗菌加工方法 |
| KR100573029B1 (ko) * | 2002-05-28 | 2006-04-24 | 주식회사 삼흥 | 은섬유 및 그의 제조방법 |
| JP2007313141A (ja) * | 2006-05-29 | 2007-12-06 | Hitachi Appliances Inc | 臭気成分分解フィルタ,洗濯乾燥機,真空掃除機,空調機及び冷蔵庫 |
| KR100857662B1 (ko) * | 2006-11-16 | 2008-09-08 | 현대자동차주식회사 | 은 나노 입자 함유 항균직물의 제조방법 |
| JP2010275678A (ja) * | 2009-05-30 | 2010-12-09 | Fumio Shibata | 抗菌性と吸水性を有する極細繊維及び極細繊維布帛 |
| WO2024195550A1 (ja) * | 2023-03-17 | 2024-09-26 | 大阪化成株式会社 | 抗菌性繊維構造物およびその製法 |
| WO2025243881A1 (ja) * | 2024-05-21 | 2025-11-27 | 大阪化成株式会社 | 抗菌・抗カビ繊維構造物の製造方法、抗菌・抗カビ繊維構造物 |
-
1995
- 1995-06-28 JP JP7183251A patent/JPH0913269A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH1017406A (ja) * | 1996-07-05 | 1998-01-20 | Catalysts & Chem Ind Co Ltd | 抗菌剤 |
| JP2000178870A (ja) * | 1998-12-18 | 2000-06-27 | Catalysts & Chem Ind Co Ltd | 繊維製品の抗菌加工方法 |
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| JP2010275678A (ja) * | 2009-05-30 | 2010-12-09 | Fumio Shibata | 抗菌性と吸水性を有する極細繊維及び極細繊維布帛 |
| WO2024195550A1 (ja) * | 2023-03-17 | 2024-09-26 | 大阪化成株式会社 | 抗菌性繊維構造物およびその製法 |
| WO2025243881A1 (ja) * | 2024-05-21 | 2025-11-27 | 大阪化成株式会社 | 抗菌・抗カビ繊維構造物の製造方法、抗菌・抗カビ繊維構造物 |
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