JPH09132978A - 鎖付保安錠の室外乖離方法 - Google Patents
鎖付保安錠の室外乖離方法Info
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- JPH09132978A JPH09132978A JP32498395A JP32498395A JPH09132978A JP H09132978 A JPH09132978 A JP H09132978A JP 32498395 A JP32498395 A JP 32498395A JP 32498395 A JP32498395 A JP 32498395A JP H09132978 A JPH09132978 A JP H09132978A
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Abstract
(57)【要約】
【目 的】鍵付保安錠が掛止時、室内にパニックが発生
して掛止解放ができないとき、室外からキー(鍵)を操
作して掛止を解放できる堅牢にして故障のない非電気的
な乖離方法を、簡易操作、および低廉かつ省力化などを
確保して人命救助(保安対策)の一環として市場に提供
する。 【構 成】本締錠の上方に付設され、掛止する鎖体つき
スライダーが遊嵌された係合部材と一体的に結合した保
安錠の基軸が予め直角回転しかできないようにし、該基
軸の小孔に挿入した摺動軸のラック部に係合するスプラ
イン(溝)つき鍵を室外の鍵孔より挿入して回し、摺動
軸先端の短軸が前記小孔より脱出させて基軸端のノブを
回し、前記係合部材を垂直にしてスライダーを降下離反
させるようにすると共に、係合部材に対する曲げモーメ
ントに抗するため、段差つきの補強具に該係合部材が潜
入するように試みたもので、鎖体の乖離が完了し鍵孔か
ら鍵を抜くと係合部材が水平に復帰し、鎖体を挿入して
掛止ができるようにした。
して掛止解放ができないとき、室外からキー(鍵)を操
作して掛止を解放できる堅牢にして故障のない非電気的
な乖離方法を、簡易操作、および低廉かつ省力化などを
確保して人命救助(保安対策)の一環として市場に提供
する。 【構 成】本締錠の上方に付設され、掛止する鎖体つき
スライダーが遊嵌された係合部材と一体的に結合した保
安錠の基軸が予め直角回転しかできないようにし、該基
軸の小孔に挿入した摺動軸のラック部に係合するスプラ
イン(溝)つき鍵を室外の鍵孔より挿入して回し、摺動
軸先端の短軸が前記小孔より脱出させて基軸端のノブを
回し、前記係合部材を垂直にしてスライダーを降下離反
させるようにすると共に、係合部材に対する曲げモーメ
ントに抗するため、段差つきの補強具に該係合部材が潜
入するように試みたもので、鎖体の乖離が完了し鍵孔か
ら鍵を抜くと係合部材が水平に復帰し、鎖体を挿入して
掛止ができるようにした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、本締錠(シリンダー錠
が多用)とは別の鎖付保安錠が掛止中の室内でパニック
が発生して救援が必要のとき、室外から扉や錠を壊すこ
となく、鍵操作によって鎖掛止を解消して容易に扉を開
放することができる鎖付保安錠の室外乖離方法に関する
ものである。
が多用)とは別の鎖付保安錠が掛止中の室内でパニック
が発生して救援が必要のとき、室外から扉や錠を壊すこ
となく、鍵操作によって鎖掛止を解消して容易に扉を開
放することができる鎖付保安錠の室外乖離方法に関する
ものである。
【0002】
【従来技 術】従来、鎖付保安錠は施錠時(鎖掛止)外
部からの不法侵入は阻止できるが、反面室内にパニック
(地震による負傷や窓外からの侵入者による拘束など)
が生じたときは、室外からの救援は、例え本締錠を開錠
しても鎖付保安錠の鎖掛止を切断するか、切断が無理の
ときは扉の一部を壊さなければ入室できないなど防災上
極めて憂慮すべき不備を有していた。
部からの不法侵入は阻止できるが、反面室内にパニック
(地震による負傷や窓外からの侵入者による拘束など)
が生じたときは、室外からの救援は、例え本締錠を開錠
しても鎖付保安錠の鎖掛止を切断するか、切断が無理の
ときは扉の一部を壊さなければ入室できないなど防災上
極めて憂慮すべき不備を有していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】室内で不測のパニック
が発生したため、折角の保安用として鎖(別称用心鎖と
いう)を掛止しているにもかかわらず、室外脱出や室外
からの救援活動が妨害される羽目になりかねない不備
(逆効果)を有しているため、室外から保安錠の鎖や扉
の一部を破壊又は切断しないで、単に鍵操作で容易に掛
止乖離ができる方法の早期実現が緊急課題となってい
る。
が発生したため、折角の保安用として鎖(別称用心鎖と
いう)を掛止しているにもかかわらず、室外脱出や室外
からの救援活動が妨害される羽目になりかねない不備
(逆効果)を有しているため、室外から保安錠の鎖や扉
の一部を破壊又は切断しないで、単に鍵操作で容易に掛
止乖離ができる方法の早期実現が緊急課題となってい
る。
【0004】
【発明の目的】上述の課題を解消するため、従来の鎖付
保安錠に補足する付加手段を至って簡単な構成によって
低廉化を計り、かつ簡易な操作方法で何人たりとも容易
に操作ができるように省力化したうえ、故障のない堅牢
な防災器具の一環として市場に提供することを主眼とす
る。
保安錠に補足する付加手段を至って簡単な構成によって
低廉化を計り、かつ簡易な操作方法で何人たりとも容易
に操作ができるように省力化したうえ、故障のない堅牢
な防災器具の一環として市場に提供することを主眼とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明における鎖付保安
錠の室外乖離方法は、室内で鎖付保安錠の係合部材の長
孔にスライダーを遊挿して掛止中、室外から鍵の挿入操
作によって前記係合部材を垂直に傾動して、該スライダ
ーを自重降下により離反させて回動扉が素手で開放でき
るようにしたものである。また、上記構成において、鍵
の離反により係合部材が水平方向に復帰時、該係合部材
の両端側が補強具の段差内に潜入して水平維持が保全さ
れてなる実施の態様を有する。
錠の室外乖離方法は、室内で鎖付保安錠の係合部材の長
孔にスライダーを遊挿して掛止中、室外から鍵の挿入操
作によって前記係合部材を垂直に傾動して、該スライダ
ーを自重降下により離反させて回動扉が素手で開放でき
るようにしたものである。また、上記構成において、鍵
の離反により係合部材が水平方向に復帰時、該係合部材
の両端側が補強具の段差内に潜入して水平維持が保全さ
れてなる実施の態様を有する。
【0006】
(パニック発生時)本締錠や本発明による鎖付保安錠の
合鍵所有者は、家族や管理人など信頼関係の密接な者で
あるから、両方の合鍵を携行することになる。 し
たがって、異常事態が発生し室内にいる者が危険に曝さ
れているとき、従来の救助方法では扉や鍵を壊し、鎖を
切断までしないと入室はできないが、本発明では室外で
本締錠の上方に露出した保安錠のノブの下方にある鍵孔
に多数の溝(スプライン)を形成した鍵を挿入して回す
と、摺動軸はそのラック部に鍵の溝が係合しているた
め、バネを圧縮して降下し、該摺動軸先端の短軸は、ノ
ブを止ピンによって止着した基軸の小孔より抜け出すた
め、素手でノブを握持して時計針(正)方向に回すと、
室内側で回動扉の外表面より突出している水平状態の係
合部材は垂直方向に傾動するが、かかる際基軸に植立し
た植込ピンが支台側の中空孔内に突出したストッパーに
当接するため、ノブはそれ以上回さず制止するが、確実
に係合部材を所期の目標である垂直状態にするため、第
5図示のとおり、係合部材の長孔に遊挿されていたスラ
イダーは鎖体と共に、その自重によって自然降下しなが
ら該長孔端に折曲された斜辺に当接し矢印方向に滑落す
るから、鎖体による掛止状態は完全に解除され、回動扉
は素手で開放される。したがって、鍵を操作する者は保
安錠のノブを回すことによって上述した如く鎖体および
スライダーによる掛止は消失するため、ノブを押せば回
動扉が円滑に開放することが手応えでも充分に察知でき
るものである。 そして摺動軸側の短軸はノブ側の
基軸の外表面にバネによる圧接を受けているものの、基
軸に捲回したキックバネの端部は折曲げられて基軸内に
固着され、かつ、他方の折曲げは支台の中空孔側に嵌入
固着されているため、ノブを逆回しかけると該キックバ
ネの復元作用により係合部材が水平方向になる元の位置
に接近するとき、摺動軸側先端の短軸がバネの復元作用
で基軸の小孔に突入するため該基軸は制止し、かつ係合
部材も鎖体やスライダーが無掛止の状態ではあるが、水
平方向に維持される。 (平 時)なお、係合部材が水平方向になってスライ
ダー及び鎖体が長孔に遊挿されて掛止態勢にあるとき、
回動扉を若干開放して室外の外来者と交談や物品の受け
渡しなどができる状態は、従来品と全く同じ方法である
が、扉は室外から強引に牽引されることもないとは言い
切れないので、係合部材を強固にするため第7図および
第8図に示す如く段差を形成した補強具に係合部材の両
端側を潜入させるように配設しておけば、係合部材は元
々基軸の短軸側に減摩板を介して止螺により螺着したも
のであるから、捩りモーメントに弱い欠点を充分カバー
できることになる。また、本締錠および本発明による鎖
付保安錠はともに非電気で作用させる方法であるから、
停電には無関係で常時使用に供することができる。
合鍵所有者は、家族や管理人など信頼関係の密接な者で
あるから、両方の合鍵を携行することになる。 し
たがって、異常事態が発生し室内にいる者が危険に曝さ
れているとき、従来の救助方法では扉や鍵を壊し、鎖を
切断までしないと入室はできないが、本発明では室外で
本締錠の上方に露出した保安錠のノブの下方にある鍵孔
に多数の溝(スプライン)を形成した鍵を挿入して回す
と、摺動軸はそのラック部に鍵の溝が係合しているた
め、バネを圧縮して降下し、該摺動軸先端の短軸は、ノ
ブを止ピンによって止着した基軸の小孔より抜け出すた
め、素手でノブを握持して時計針(正)方向に回すと、
室内側で回動扉の外表面より突出している水平状態の係
合部材は垂直方向に傾動するが、かかる際基軸に植立し
た植込ピンが支台側の中空孔内に突出したストッパーに
当接するため、ノブはそれ以上回さず制止するが、確実
に係合部材を所期の目標である垂直状態にするため、第
5図示のとおり、係合部材の長孔に遊挿されていたスラ
イダーは鎖体と共に、その自重によって自然降下しなが
ら該長孔端に折曲された斜辺に当接し矢印方向に滑落す
るから、鎖体による掛止状態は完全に解除され、回動扉
は素手で開放される。したがって、鍵を操作する者は保
安錠のノブを回すことによって上述した如く鎖体および
スライダーによる掛止は消失するため、ノブを押せば回
動扉が円滑に開放することが手応えでも充分に察知でき
るものである。 そして摺動軸側の短軸はノブ側の
基軸の外表面にバネによる圧接を受けているものの、基
軸に捲回したキックバネの端部は折曲げられて基軸内に
固着され、かつ、他方の折曲げは支台の中空孔側に嵌入
固着されているため、ノブを逆回しかけると該キックバ
ネの復元作用により係合部材が水平方向になる元の位置
に接近するとき、摺動軸側先端の短軸がバネの復元作用
で基軸の小孔に突入するため該基軸は制止し、かつ係合
部材も鎖体やスライダーが無掛止の状態ではあるが、水
平方向に維持される。 (平 時)なお、係合部材が水平方向になってスライ
ダー及び鎖体が長孔に遊挿されて掛止態勢にあるとき、
回動扉を若干開放して室外の外来者と交談や物品の受け
渡しなどができる状態は、従来品と全く同じ方法である
が、扉は室外から強引に牽引されることもないとは言い
切れないので、係合部材を強固にするため第7図および
第8図に示す如く段差を形成した補強具に係合部材の両
端側を潜入させるように配設しておけば、係合部材は元
々基軸の短軸側に減摩板を介して止螺により螺着したも
のであるから、捩りモーメントに弱い欠点を充分カバー
できることになる。また、本締錠および本発明による鎖
付保安錠はともに非電気で作用させる方法であるから、
停電には無関係で常時使用に供することができる。
【0007】
【実 施 例】第1図および第2図は、本発明の一実施
例を示す鎖付保安錠の室外乖離方法の全体概略図であ
る。図において、本締錠1は回動扉Dの一側に付設され
た周知のシリンダー錠である。 保安錠2は、本締
錠1の上方で室外からは鍵孔27が本締錠1の鍵孔と同
様視界に入り易い箇所に配設されている。この保安錠2
は室内側では、壁面や扉枠に固着された止着部2Bに繋
留された鎖体2Aの端部に係着されたスライダー2Cが
遊挿され回動扉Dを若干開放しても鎖体2Aが緊張し
て、それ以上の開放を拒む周知の鎖付用心錠と同じ作用
をするが、本発明では付加手段によって従来不可能とさ
れていた室外から該鎖体2Aと結合したスライダー2C
をともに乖離することに成功したものである。詳細に
は、保安錠2の一部で回動扉Dの室外側に埋設された短
形体の支台19には、上部に基軸3が軸支され、一側
(室外側)に削成された段軸4は支台19の前方に突出
してノブ17が止ピン18にて固着され、かつ、他側
(室内側)の短軸5は回動扉Dの室内側外表面に取付け
た円板10に軸支され、かつ、その端に形成した角軸6
に嵌挿された減摩板9を介して緊密に別の係合部材7側
の底板7Dが嵌入され止螺8により強固に止着されるた
め、前記ノブ17を回動するときは係合部材7は前記減
摩板9により円板10外面を円滑に摺動して基軸と共に
連動する。また、基軸3に巻回されたキックバネ14の
一端側折曲げ15は支台19の中空孔16の底面に嵌着
され、かつ他端側の折曲げ15も基軸3に嵌着されてい
るため、ノブ17を回転すると基軸3に植設した植込ピ
ン12が、別の支台19側から中空孔16内に突出する
よう付設されたストッパー13に阻止され1/4回転
(90度)以上は回すことができないようになってい
る。そして、支台19の下方から基軸3に向って穿孔さ
れた深孔20には、摺動軸22がバネ25を介して摺動
自在に挿入され、止螺26により下降離脱が阻止されて
いる。該摺動軸22にはラック部23が刻設され、その
先端側には細径の短軸24が形成されており、基軸3の
小孔21に挿脱自在に挿入されている。さらに、支台1
9の表面から前記深孔20に対し直角方向に穿孔された
鍵孔27が設けられ、該鍵孔27に、別の多数の溝29
(スプライン)を形成した鍵30を挿入して回すと、前
記深孔20内の摺動軸22におけるラック部23に、溝
29が円滑に嵌入するため摺動軸22はバネ25を圧縮
しながら降下するため、該摺動軸22の短軸24と基軸
3の係合は解除されるので、別のノブ17を直角回転す
ると基軸3の植込ピン12がストッパー13に当接した
とき、すなわち、第5図示の如く係合部材7は垂直とな
ってスライダー2Cは長孔7Aから自然降下して端部の
斜辺7Cに当接し、その傾斜に沿って係合部材7の挿入
孔7Bより矢印方向に離反するから鎖体2Aとスライダ
ー2Cは回動扉Dの周辺壁側(又は枠側)に固設された
止着部2Bに吊下し、完全に保安錠2としての掛止機能
は消失するため、回動扉Dは自由に開放できることにな
る。斯かる状態のとき、摺動軸22の短軸24はバネの
復元により基軸3の外表面を圧接しているから、該基軸
3がキックバネ14の復元により直角に逆回りすると、
再び基軸3側の小孔21に挿入すると共に、係合部材7
を水平にするから、吊下中のスライダー2Cを掴持して
係合部材の挿入孔7Bから嵌入し長孔7Aの側端に向け
て横滑りさせ、再度の掛止を完了させることができる。
第7図および第8図示は、請求項(2)の鎖付保安錠の
室外乖離方法であって、保安錠2における係合部材7が
水平状態すなわちスライダー2Cが長孔7Aに遊嵌され
て掛止状態にあるとき、回動扉Dが室外から強く牽引さ
れると鎖体2Aは緊張する反面係合部材7側にも不測の
トルクが生じるため、該係合部材7の両端側が潜入でき
る段差のある補強具40を夫々固設して、係合部材7の
回転に支障なきよう配設しておけば、止螺8によって基
軸3の角軸6に螺着された係合部材7は外力による捩り
モーメントに充分耐えられるため保安上確実に堅牢化が
達成できることになる。
例を示す鎖付保安錠の室外乖離方法の全体概略図であ
る。図において、本締錠1は回動扉Dの一側に付設され
た周知のシリンダー錠である。 保安錠2は、本締
錠1の上方で室外からは鍵孔27が本締錠1の鍵孔と同
様視界に入り易い箇所に配設されている。この保安錠2
は室内側では、壁面や扉枠に固着された止着部2Bに繋
留された鎖体2Aの端部に係着されたスライダー2Cが
遊挿され回動扉Dを若干開放しても鎖体2Aが緊張し
て、それ以上の開放を拒む周知の鎖付用心錠と同じ作用
をするが、本発明では付加手段によって従来不可能とさ
れていた室外から該鎖体2Aと結合したスライダー2C
をともに乖離することに成功したものである。詳細に
は、保安錠2の一部で回動扉Dの室外側に埋設された短
形体の支台19には、上部に基軸3が軸支され、一側
(室外側)に削成された段軸4は支台19の前方に突出
してノブ17が止ピン18にて固着され、かつ、他側
(室内側)の短軸5は回動扉Dの室内側外表面に取付け
た円板10に軸支され、かつ、その端に形成した角軸6
に嵌挿された減摩板9を介して緊密に別の係合部材7側
の底板7Dが嵌入され止螺8により強固に止着されるた
め、前記ノブ17を回動するときは係合部材7は前記減
摩板9により円板10外面を円滑に摺動して基軸と共に
連動する。また、基軸3に巻回されたキックバネ14の
一端側折曲げ15は支台19の中空孔16の底面に嵌着
され、かつ他端側の折曲げ15も基軸3に嵌着されてい
るため、ノブ17を回転すると基軸3に植設した植込ピ
ン12が、別の支台19側から中空孔16内に突出する
よう付設されたストッパー13に阻止され1/4回転
(90度)以上は回すことができないようになってい
る。そして、支台19の下方から基軸3に向って穿孔さ
れた深孔20には、摺動軸22がバネ25を介して摺動
自在に挿入され、止螺26により下降離脱が阻止されて
いる。該摺動軸22にはラック部23が刻設され、その
先端側には細径の短軸24が形成されており、基軸3の
小孔21に挿脱自在に挿入されている。さらに、支台1
9の表面から前記深孔20に対し直角方向に穿孔された
鍵孔27が設けられ、該鍵孔27に、別の多数の溝29
(スプライン)を形成した鍵30を挿入して回すと、前
記深孔20内の摺動軸22におけるラック部23に、溝
29が円滑に嵌入するため摺動軸22はバネ25を圧縮
しながら降下するため、該摺動軸22の短軸24と基軸
3の係合は解除されるので、別のノブ17を直角回転す
ると基軸3の植込ピン12がストッパー13に当接した
とき、すなわち、第5図示の如く係合部材7は垂直とな
ってスライダー2Cは長孔7Aから自然降下して端部の
斜辺7Cに当接し、その傾斜に沿って係合部材7の挿入
孔7Bより矢印方向に離反するから鎖体2Aとスライダ
ー2Cは回動扉Dの周辺壁側(又は枠側)に固設された
止着部2Bに吊下し、完全に保安錠2としての掛止機能
は消失するため、回動扉Dは自由に開放できることにな
る。斯かる状態のとき、摺動軸22の短軸24はバネの
復元により基軸3の外表面を圧接しているから、該基軸
3がキックバネ14の復元により直角に逆回りすると、
再び基軸3側の小孔21に挿入すると共に、係合部材7
を水平にするから、吊下中のスライダー2Cを掴持して
係合部材の挿入孔7Bから嵌入し長孔7Aの側端に向け
て横滑りさせ、再度の掛止を完了させることができる。
第7図および第8図示は、請求項(2)の鎖付保安錠の
室外乖離方法であって、保安錠2における係合部材7が
水平状態すなわちスライダー2Cが長孔7Aに遊嵌され
て掛止状態にあるとき、回動扉Dが室外から強く牽引さ
れると鎖体2Aは緊張する反面係合部材7側にも不測の
トルクが生じるため、該係合部材7の両端側が潜入でき
る段差のある補強具40を夫々固設して、係合部材7の
回転に支障なきよう配設しておけば、止螺8によって基
軸3の角軸6に螺着された係合部材7は外力による捩り
モーメントに充分耐えられるため保安上確実に堅牢化が
達成できることになる。
【0008】
【発明の効果】本発明によれば、平時は従来の慣習と同
じ方法で簡易に使用できるうえ、室内で異常事態が発生
し掛止した鎖の解放が不能になったとき、室外から鍵操
作により保安錠のノブを直角回転して鎖掛止を解放する
ことができる2段階機能を、至って簡単な構成を有した
保安錠でもって実現させたもので、防災面で優れた諸効
果(堅牢性、省力化、確実に作動する安定した機能、低
廉化など)が、非電気的手段とともに達成できる。
じ方法で簡易に使用できるうえ、室内で異常事態が発生
し掛止した鎖の解放が不能になったとき、室外から鍵操
作により保安錠のノブを直角回転して鎖掛止を解放する
ことができる2段階機能を、至って簡単な構成を有した
保安錠でもって実現させたもので、防災面で優れた諸効
果(堅牢性、省力化、確実に作動する安定した機能、低
廉化など)が、非電気的手段とともに達成できる。
【図 1】室外側における概略の配設正面図。
【図 2】図1の室内側における概略の正面図。
【図 3】保安錠の中央拡大中央裁断図。
【図 4】鍵の斜視図。
【図 5】鍵操作により係合部材が垂直時の一部欠切断
面図。
面図。
【図 6】要部係合部材の拡大正面図。
【図 7】係合部材が補強具に潜入した状態の拡大正面
図。
図。
【図 8】図7の拡大上面図。
1 本締錠 2 保安錠 2A 鎖体 2B 止着部 2C スライダー 3 基 軸 4 段 軸 5 短 軸 6 角 軸 7 係合部材 7A 長孔 7B 挿入孔 7C 斜辺 7D 底板 8 止螺 9 減摩板 10 円 板 12 植込ピン 13 ストッパー 14 キックバネ 15 折曲げ 16 中空孔 17 ノ ブ 18 止ピン 19 支台 20 深孔 21 小孔 22 摺動軸 23 ラック部 24 短 軸 25 バ ネ 26 止 螺 27 鍵 孔 29 溝 30 鍵 35 皿螺子 40 補強具 D 回動扉
Claims (2)
- 【請求項 1】室内で鎖付保安錠の係合部材の長孔にス
ライダーを遊挿して掛止中、室外から鍵の挿入操作によ
って前記係合部材を垂直に傾動して、該スライダーを自
重降下により離反させて回動扉が素手で開放できるよう
にしたことを特徴とする鎖付保安錠の室外乖離方法。 - 【請求項 2】鍵の離反により係合部材が水平方向に復
帰時、該係合部材の両端側が補強具の段差内に潜入して
水平維持が保全されることを特徴とする特許請求の範囲
第1項記載の鎖付保安錠の室外乖離方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7324983A JP3041762B2 (ja) | 1995-11-07 | 1995-11-07 | 鎖付保安錠の室外乖離方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7324983A JP3041762B2 (ja) | 1995-11-07 | 1995-11-07 | 鎖付保安錠の室外乖離方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09132978A true JPH09132978A (ja) | 1997-05-20 |
| JP3041762B2 JP3041762B2 (ja) | 2000-05-15 |
Family
ID=18171824
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7324983A Expired - Fee Related JP3041762B2 (ja) | 1995-11-07 | 1995-11-07 | 鎖付保安錠の室外乖離方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3041762B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013167052A (ja) * | 2012-02-14 | 2013-08-29 | Bunka Shutter Co Ltd | 引戸のドアガード機構 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS50118297U (ja) * | 1974-03-15 | 1975-09-26 |
-
1995
- 1995-11-07 JP JP7324983A patent/JP3041762B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS50118297U (ja) * | 1974-03-15 | 1975-09-26 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013167052A (ja) * | 2012-02-14 | 2013-08-29 | Bunka Shutter Co Ltd | 引戸のドアガード機構 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3041762B2 (ja) | 2000-05-15 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |