JPH09133058A - タンク内設置式燃料ポンプ及びリザーバ - Google Patents

タンク内設置式燃料ポンプ及びリザーバ

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JPH09133058A
JPH09133058A JP8167966A JP16796696A JPH09133058A JP H09133058 A JPH09133058 A JP H09133058A JP 8167966 A JP8167966 A JP 8167966A JP 16796696 A JP16796696 A JP 16796696A JP H09133058 A JPH09133058 A JP H09133058A
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George H Bucci
エッチ・ブッチ ジョージ
Kirk D Fournier
ディ・フォーニャー カーク
A Gilmour Daniel
エー・ギルモア ダニエル
Wayne T Lipinski
ティー・リピンスキー ウェイン
David E Mroczka
イー・ムロツカ デイヴィド
Charles H Tuckey
エッチ・タッキイ チャールズ
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    • B01D35/0273Filtering elements with a horizontal or inclined rotation or symmetry axis submerged in tanks or reservoirs
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    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M37/00Apparatus or systems for feeding liquid fuel from storage containers to carburettors or fuel-injection apparatus; Arrangements for purifying liquid fuel specially adapted for, or arranged on, internal-combustion engines
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    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M37/00Apparatus or systems for feeding liquid fuel from storage containers to carburettors or fuel-injection apparatus; Arrangements for purifying liquid fuel specially adapted for, or arranged on, internal-combustion engines
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    • B60K15/00Arrangement in connection with fuel supply of combustion engines or other fuel consuming energy converters, e.g. fuel cells; Mounting or construction of fuel tanks
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 電動燃料ポンプとリザーバに関し、燃料タン
クのすべての液レベル条件で燃料を供給でき、蒸気抜き
装置が作動でき、適切な燃料量を維持できる装置を提供
する。 【解決手段】 燃料ポンプ14の入口16に燃料を送る
主フィルタ18を有し、主フィルタは燃料タンク12底
に隣接して収容し、垂直方向に配置したリザーバ筒26
と、同筒から主フィルタ内部を通ってポンプに至る燃料
の流れに対して、同筒下端に直接隣接して、下端とフィ
ルタ内部とを通じさせる出口部の流れ制御出口手段と、
燃料ポンプはリザーバ筒の外側に隣接して設け、その入
口はリザーバ筒の下端の高さにあり、ポンプの出口20
とリザーバ筒を連結して燃料の一部をリザーバ筒を通過
させるバイパス流路を備え、タンクからフィルタへの燃
料の供給が中断した時、リザーバ筒からの燃料が、流れ
制御手段とフィルタ内部を通って燃料ポンプに流れるよ
うに構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は自動車の燃料装置
に関し、より詳しくは、車両の主燃料タンクに設置され
た電動燃料ポンプとリザーバに関する。
【0002】
【従来の技術】従来は、タービン羽根式のポンプ容積式
歯車ロータポンプは燃料タンクに収容された燃料リザー
バ筒に配置され、自動車のエンジンに液体燃料を供給す
るために使用されてきた。ある好ましい容積式歯車ロー
タ式電動燃料ポンプが米国特許第4,697,995に
開示され、ある適切なタービン再生式燃料ポンプが米国
特許第5,257,916に開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この発明以前には、タ
ンク内のリザーバ筒に配設されたタービン式羽根車ポン
プは、温度条件の悪い場所または蒸気が発生する他の状
態で、十分に蒸気を逃がすことができず正常に運転でき
なかった。羽根車ポンプは、ポンプ入口と蒸気出口の差
圧が約2.5インチ水頭圧を越えないと、蒸気を排出で
きないことが判っている。
【0004】一方、容積式ポンプは、リザーバ筒が一杯
でありそしてリザーバ筒外側のタンク内燃料によってポ
ンプ入口にかかる重力圧が非常に低いような時に、例え
ば約6インチから10または12インチまでの水頭圧の
燃料重力差圧に抗して、蒸気をリザーブ筒に排出するこ
とができる。
【0005】それ故この発明の目的は、前述の問題を解
決するタンク内に置かれた燃料供給装置・方法・モジュ
ールを提供することであり、この発明により、すべての
燃料タンクのレベルで蓄えられた燃料を十分に供給でき
好ましい運転性能特徴を有するタービン羽根式燃料ポン
プに変えて、これまではリザーバ筒に収容された既成の
容積式ポンプを使用して、蒸気抜き装置が作動でき、適
切な選択できる燃料量を維持し、悪い状態の燃料タンク
レベルでポンプが涸渇するのを防ぐ。
【0006】更にこの発明の目的は、前述の特徴を持つ
燃料供給タンク内装置・方法そしてモジュールを提供す
ることで、それらにおいては、燃料ポンプは主燃料タン
クの燃料そしてリザーバ筒のリザーブ燃料から選択して
引くことができる。リザーバ筒のリザーブ燃料は、通常
の運転状態ではバイパス燃料戻りラインにより溢出しな
い状態に維持され、タンク内リザーバのあらゆる優位性
が、タービン羽根式燃料ポンプの全ての優位性と共に発
揮され、一方、ポンプ内に組み込まれた蒸気抜き装置の
自己蒸気抜き能力を促進し、燃料タンクに溢出して戻す
よりも、むしろ、二重に濾過されるバイパス燃料をポン
プ入り口に確実に戻す。
【0007】この発明の他の目的特徴および優位性は、
前述の特徴をもつ車両タンク内燃料供給モジュールを提
供することであり、燃料ポンプが車両燃料タンク内の燃
料内に直接設置され、その燃料タンク内には関連するタ
ンク内リザーバ筒が、主燃料タンクからの燃料の流れが
中断した時に、主燃料入口フィルタを通って、ポンプに
燃料を供給する。その中断の間に流れる燃料は二重に濾
過される。ポンプ入口への空気そして燃料蒸気の侵入
は、タンクから燃料の供給が中断している間禁止され
る。このリザーバ筒とポンプ組立体は、小型で丈夫で耐
久性があり、信頼性があり、比較的簡明な形で経済的に
製作組立ができ、使用寿命が長い。
【0008】前述のそしてその他の目的、特徴、優位性
は、この発明の好ましい実施例そして最適例の詳細な説
明、特許請求の範囲、添付図面(特別に注記されていな
ければ製図寸法で描かれている)から明かになる。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は、自動車のような車両の燃
料タンク12に装備される、この発明の第一実施例の燃
料ポンプモジュール組立体10を図示している、典型的
には、燃料が噴射される車両エンジンに、ガソリンのよ
うな液体炭化水素燃料を供給する。その組立体は電動燃
料ポンプ14を有し、そのポンプは、第一次または主燃
料フィルタ18に連結された入口16と、導管24を通
ってエンジンに供給される燃料圧力を調節するバイパス
圧力調整弁22に通じる出口20とを具備している。燃
料リザーブ筒26は、その上端でバイパス圧力調整弁2
2のバイパス燃料出口28に連結し、その下端でオリフ
ィス板30を通って主燃料フィルタ18の内部に通じて
いる。
【0010】電動燃料ポンプ14は電気モータ34で駆
動されるポンプ組立体32(図1)を有して、底入口キ
ャップ38と頂部出口キャップ40とを備えた円筒ハウ
ジング36に封入されている(図2も参照)。ポンプ組
立体32はタービン式ポンプであり、しかし、それに代
えて容積式ポンプでもよい。適切な容積式歯車ロータの
電動燃料ポンプが米国特許第4,697,995に開示
され、適切なタービン式再生燃料ポンプが米国特許第
5,257,916に開示されていて、これらは参考資
料とし、ここでは電動燃料ポンプ14を更に詳細には説
明しない。しかしながら、これらの特許は、組み込まれ
た蒸気抜き機構を有して、ポンプから蒸気を抜く事がで
き、自己汲み上げ始動でき、高温の燃料状態で加圧した
燃料ラインに対してポンピングが可能である。このよう
に、図1と図2の電動燃料ポンプ14内に、そのポンプ
組立体の回転ポンプ32が図示されていて、ポンピング
チャンバ33(破線で図示)と、このポンピングチャン
バ33から底入口キャップ38を通って燃料タンク12
の内部に直接通じる出口に至る蒸気抜き出口35(これ
も破線で図示)とを有している。蒸気抜き出口35は入
口16の少し上に配設され、入口16は主燃料フィルタ
18を通って直にタンクの内部に直接通じている。蒸気
抜き出口35は、米国特許第4,697,995に示さ
れた流路110、112に、米国特許第5,257,9
16の蒸気抜き孔72に対応して、機能は同様である
が、この発明の更なる特徴に従って改善されて、ポンプ
組立体14はこの発明に従って燃料リザーブ筒26と外
側で通じている。
【0011】通常の運転では、電動燃料ポンプ14は定
速度で運転され、運転中のエンジンの最大要求量よりも
多い燃料量をバイパス圧力調整弁22に供給する。バイ
パス圧力調整弁22は、その出口42を通ってエンジン
に供給される燃料をほぼ一定の圧力に維持し、バイパス
燃料出口28を通って過剰燃料を燃料リザーブ筒26の
保留燃料リザーバに、エンジンへのライン24を流れる
燃料とは逆に、可変流量で迂回または排出する。典型的
には、その燃料調整弁はダイヤフラムにより作動される
流量制御弁を有し、エンジンの燃料要求の変化に応じ
て、ほぼ一定の出力圧力を維持する。一般的には、その
調整弁は、50psigのようなほぼ一定の出力圧力を
維持し、毎時0から40ガロンのエンジンへの燃料流量
の全範囲に渡って、約1psiの圧力降下性能である。
好ましくは、燃料ポンプモジュール組立体10は、燃料
噴射器または燃料主給管の下流側から燃料タンクに戻る
ラインを有しない戻りの無い燃料装置内で使用される。
適切な戻りの無い燃料装置のためのバイパス圧力調整弁
22が米国特許第5,220,941号と5,398,
655号に開示され、それらの開示はここでは参考文献
に組入れ、バイパス圧力調整弁22はこれ以上詳細に説
明しない。
【0012】主燃料フィルタ18は袋体または外囲体5
0を有し、外囲体50はプラスチック材料ような可撓性
フィルタ材料シート52で形成され、細かいメッシュで
あり、その周縁54は熱融着されている。その袋体の内
部チャンバ56は出口58を通ってポンプの入口16に
通じ、その入口16は出口58に嵌入されて摩擦で当接
ばめされて保持されている。好ましくは、出口58はプ
ラスチック材料で作られ、シート52の上側壁64に熱
シール62により固定されシールされる周縁フランジ6
0を有している。好ましくは、弾力性のあるプラスチッ
ク材料から作られた、燃料を通過させるスペーサである
可撓性波形防撓板66が、外囲体50に収容され、フィ
ルタ部材52の可撓性底板68をポンプ組立体の重量で
潰されるのを防ぎ、また、上側壁64内の出口58を介
してポンプの吸入力により上向きに持ち上げられるのを
防ぎ、出口を通って入口16に流れる燃料の流れが制限
されるのを防ぐ。
【0013】図1に最も良く図示されているように、好
ましくは、防撓板66は主燃料フィルタ18より幅が狭
く、防撓板66の側端の周りで主燃料フィルタ18内の
自由な燃料の流れを可能にし、また好ましくは、必要に
応じ、孔あき部材から作られていて燃料が防撓板66を
通って流れることができる。使用状態では、主燃料フィ
ルタ18と入口16とは、燃料タンク12の底に密接し
て設置され、好ましくは、燃料フィルタの底板68は燃
料タンクの最低位置の底板70上に設置されている(タ
ンクの鍋部に収容されてもよい)。このために燃料ポン
プモジュール組立体10は、好ましくは、従来の適切な
伸縮式支持構造(図示せず)に、重力で偏位され、また
要すれば、コイルばねと加圧され出口ホースで偏位さ
せ、いわゆる底向き置き形式の燃料供給モジュールとし
て下側に、従来のタンク頂部のフランジ(図示せず)に
垂直に摺動するように支持されている。
【0014】好ましくは、燃料リザーブ筒26は管体8
0から形成され、好ましくは、アセタールのような燃料
と調和するプラスチック材料から形成されている。下端
に周縁フランジ82を有して、フィルタ材の上側壁64
を通って開口84上に設置されていて、熱シール86に
より取付られ密封されている。下側に設けられるオリフ
ィス板30はフランジと隣接するフィルタ壁に、熱シー
ル88によって固定されて密封されて、リザーバ筒80
の底を封じて、リザーバの底からはその板の校正された
オリフィス90を通ってだけ燃料が流れる。オリフィス
90の寸法は、筒体80が、ポンプの通常運転に間、バ
イパス圧力調整弁22のバイパス燃料出口28から燃料
が排出されて、ほぼ完全に満たされるよにになってい
る。その燃料ポンプの毎時約40ガロンまでの通常の運
転圧力状態のために、オリフィス90は一般的には、約
0.1から0.2インチの範囲の直径を有している。言
い換えれば、オリフィス90の流量調節断面は、ポンプ
出力と燃料デマンド変数とに関連し、燃料リザーブ筒2
6へのバイパス燃料入力と、オリフィス90を介してチ
ャンバ56を通って入口16に戻る燃料リザーバ筒の溢
出流とを均衡させ、燃料リザーブ筒26の開放頂部から
主タンク内に溢れでる燃料を、もしあっても、最小にし
て、リザーバ筒内の燃料ヘッド圧を最良にする。
【0015】好ましくは、燃料リザーブ筒26から供給
される燃料を更に濾過するために、二次フィルタ92
が、リザーバ筒80の底に配設され、オリフィス90上
に置かれている。好ましくは、二次フィルタ92は、主
フィルタ18がより細かいメッシュまたは孔を有し、一
般的には、約60ミクロンより大きくない平均孔寸法を
有する。好ましくは、二次フィルタは約30から40ミ
クロンの平均孔寸法であり、主フィルタは100ミクロ
ン以下の孔寸法で、好ましくは約60から70ミクロン
である。戻りの液体燃料内の空気またはガス蒸気が、オ
リフィス90を通る流れを止めたり制限したりしないこ
とを確実にするために、二次フィルタ92は、そのオリ
フィスの下ではなくその上に配設され、蒸気がリザーバ
筒内の逆流燃料を通って上方に、タンクの頭部空間に逃
げることができる。使用状態で、防撓板66は、フィル
タ部材の底板68がオリフィス90に押し付けられ潰れ
ることを確実に防ぎ、オリフィスを通りフィルタチャン
バ56を介して入口16に流れる燃料の逆流を止めない
ようにする。
【0016】リザーバ筒80の上端に隣接して、バイパ
ス圧力調整弁22のハウジング96の円筒部分94が、
内孔98を通ってリザーバ筒80の側壁に突出してい
る。周縁環状フランジ100は、その筒80と一体であ
りその内孔98を同軸に囲んだ接管102に押し付けら
れ締まりばめされている。好ましくは、Oリング104
は、ハウジング96とリザーバ筒80と間を密封する。
リザーバ筒80の上端106は燃料タンクの頭部空間に
開口し、もしリザーバ筒の頂部が密封されていれば生じ
るであろうバイパス燃料の流れによる圧力の上昇を防
ぎ、過剰のバイパス逆流燃料がリザーバ頂部から燃料タ
ンクに流れるのを許容する。頂部が開口したリザーバ筒
は、リザーバの燃料内の空気または蒸気を上昇させその
リザーバ内の燃料から分離し、上端106を通って燃料
タンクの頭部空間の蒸気ドームに流す。
【0017】使用状態では、燃料ポンプモジュール10
は燃料タンク内に設置され、リザーバ筒80は一般的に
は垂直に延びていて、主燃料フィルタ18は燃料タンク
の最下の底板70に直に隣接し、好ましくは。底向き設
置式モジュールとしてタンク底板70に設置されてい
る。燃料タンク内には、内部に形成され押し出し成形さ
れた鍋状容器が、タンクの最も低い位置に形成されてい
る(図3参照)。主燃料フィルタ18を有するモジュー
ル10は、横方向の寸法が比較的短いので、その鍋状容
器のの場合の狭い形状内に適合できる。通常の使用状態
では、燃料タンクは、ガソリンのような液体燃料で、主
燃料フィルタ18の上のレベルまで満たされていて、フ
ィルタと入口16とは完全に燃料内に没している。
【0018】電動燃料ポンプ14の通常運転状態では、
燃料タンク内の燃料が、主燃料フィルタ18を通ってポ
ンプの入口16に引かれ、ポンプの出口20からバイパ
ス圧力調整弁22の入口に排出され、それから出口42
を通ってほぼ一定の圧力で、例えば50psigであり
種々のエンジの燃料デマンドによる種々の流量で、燃料
をエンジンに送る。バイパス圧力調整弁22はその入口
に供給された燃料の一部を迂回させることにより、ほぼ
一定の出力圧力を維持し、その迂回した燃料をバイパス
出口44を通って燃料リザーブ筒26に排出する。ポン
プの通常運転では、前述のオリフィス90とリザーバ筒
の逆流燃料圧とのバランスにより、リザーバ筒80内の
燃料は、バイパス燃料出口28に通常は近ずくまで、ま
たはその上のレベルまで上昇する。通常の運転状態にお
いて、エンジンのアイドリングまたは低負荷延長運転中
では、燃料レベルはリザーバ筒80の頂部まで上昇し得
て、燃料がその筒の開口した上端106からタンクに溢
出する。ある通常状態では、リザーバに入る燃料の幾分
かは連続的に筒の底から二次フィルタ92とオリフィス
90を通って流れ、主燃料フィルタ18の内部チャンバ
56を通過し、タンクから主フィルタ18を通って引か
れる燃料と共に、入口16に再び入る。好ましくは、リ
ザーバ筒頂部のリザーバ燃料のレベルは、リザーバ筒か
ら溢出するレベル以下に維持され、既に主燃料フィルタ
18を通ることにより濾過されポンプ入口を通過したバ
イパス燃料が、できるだけ二次フィルタ92で再び濾過
された後ポンプ入口に戻るようにする。これは燃料タン
ク12から主燃料フィルタ18を通って引かれる燃料の
最大または平均流量を減少させ、これにより、主燃料フ
ィルタ18のタンク内混入物による詰まり量を減少す
る。それはまた二重に濾過かされてエンジンに送られる
燃料の量を最大にする。
【0019】タンク内の燃料レベルが十分に低くなった
ときの車両の通常運転の間、例えば角を回ったり、急な
坂の上り下り、またはそこでの停車中、タンクに残って
いる燃料が主フィルタ18から移動して、一時的にタン
クからフィルタを通りポンプの入口16を通って送られ
る燃料を中断(涸渇)させる。この燃料の中断の間、ポ
ンプはリザーバ筒26内のリザーブ燃料を受け取り、こ
のような悪い状態では、ポンプの吸引力によりオリフィ
ス90にかかる負圧の増加により、タンク燃料が主燃料
フィルタ18で使用できる時よりも大きいリザーブ流量
である。リザーブ燃料は、このように二次フィルタ92
とオリフィス90と主燃料フィルタ18のチャンバ56
とを通って燃料ポンプの入口16に流れ、それはポンプ
とエンジンの燃料要求を満足するのに十分な流量であ
り、そのような悪い状態での燃料の枯渇または中断を防
ぐ。一方、エンジンの要求を越える燃料は、連続的にバ
イパス圧力調整弁22からリザーバ筒80に戻り、その
逆流燃料により、そのような悪い状態の間、リザーブ燃
料の使用を延長する。
【0020】タンクからの涸渇による燃料の中断の間、
頂部外周壁64と底部外周壁68を形成するフィルタシ
ート材52の湿ったシートの毛管作用により、空気と燃
料蒸気が、フィルタ材を通ってフィルタ袋体または外囲
体50のチャンバ56内にそしてポンプ入口に流れるの
を防ぐ。もしタンク内の燃料の中断が十分長いと、燃料
リザーブ筒26内のリザーブ燃料は全部消費され、それ
からフィルタチャンバ56自体が、ポンプに供給される
燃料の追加のリザーバまたは燃料リザーバの役割をす
る。燃料が涸渇する時、防撓板66は、可撓性フィルタ
材52の上壁64と底板68とが内側に潰れて、フィル
タシート材が入口16を制限することまたは閉鎖するこ
とを防ぐ。また、確実にフィルタ材が、燃料の少量の残
りで湿潤され続けられ、空気と燃料蒸気が、ほぼ全量の
燃料が消費されるまで、入口16に入らない。防撓板
は、ほぼ完全に空になった燃料タンクが再び満たされエ
ンジンが再始動した時、主燃料フィルタ18の壁を通常
の運転状態に拡大させ、燃料ポンプの入口16が制限さ
れないことを確実にする。
【0021】以下の記載と図面から明かになるが、リザ
ーバ筒80は、通常は完全でないにしても、エンジンが
切られた時、リザーブ燃料でほぼ満たされている。その
ようなエンジンが切られた間のリザーブ燃料は、リザー
バ筒80からオリフィス90と主燃料フィルタ18を通
って流れ、燃料タンク12の燃料内に漏らして戻し、こ
の漏れは、オリフィス90に関連し、燃料タンクレベル
とリザーバ筒80内のリザーブ燃料レベルの間の重力ヘ
ッド差圧がある程度になるまで起こる。この重力による
差圧は、ポンプ組立体32がオリフィス90を通ってリ
ザーブ燃料を引く時のポンプの吸入により差圧に比較し
て小さいので、このエンジンが切られた時の漏れ流量
は、ポンプ吸引リザーブ流量よりずっと小さい。従っ
て、リザーブ燃料の供給は、ポンプ入口に燃料が涸渇し
ている間でも、ある延長時間の間、例えば急な坂で自動
車が燃料タンク12の低いレベルで停車しているような
時に、エンジンを再始動させるために使用されるように
維持される。
【0022】更に、エンジン(従ってポンプも)切ら
れ、タンクのレベルが低い時、リザーバ筒からの漏れが
おこり、リザーブ燃料が、オリフィス90からフィルタ
チャンバ56に、そしてフィルタ50の孔を通って主タ
ンクに逆に流れる。この停止期間の逆流は、主燃料フィ
ルタ18を洗い戻す作用が生じ、そのフィルタの外面に
着いている混入粒子を、全部ではないにしても多くを、
フィルタ面から離れさせて、タンク内に戻すか分散させ
る。これにより、使用寿命期間に関連する主燃料フィル
タ18の目詰まりを大幅に減少させる。
【0023】これもまた、以下の記載、図面から明かで
あるが、燃料ポンプモジュール組立体10は、前述の米
国特許5,257,916号に開示されているような、
タービン式回転羽根燃料ポンプへの使用が可能であり、
リザーブ燃料用のリザーバ筒に関連して、ポンプ組立体
32の蒸気抜き出口35の作動を不能にすることもな
い。前述したように、そのような作動の不能は、そのタ
ービンポンプがリザーバ筒内に設置されていれば生じ
る。蒸気抜き出口35の出口は、そのリザーバ筒内のリ
ザーブ燃料の重力圧が、燃料タンク12内の燃料の重力
圧をある一定量だけ、例えば2.5インチの水頭圧だ
け、越えるように意図される。しかしながらこの発明の
特徴に従って、蒸気抜き口の出口は、燃料タンク12の
内部に、リザーブ筒26の外側に直接通じている。蒸気
抜き出口35のタンクの燃料と通じる出口の高さは、一
般的には入口16の高さと同じであり、または互いに高
さがすこしずれており、その場合は、蒸気抜き出口35
の出口は、タンクへの入口16の開口より少し上にあ
る。タンクの主燃料にだけほぼ同じ高さに直接に面して
いて、蒸気抜き出口35の出口とポンプの入口間の差圧
はできるだけ小さくなっている。
【0024】更に、蒸気抜き出口35がタンクへのポン
プ入口16の開口とほぼ同じレベルにある場合、それら
の間の差圧は、ポンプがリザーバ筒内にある装置でリザ
ーブ燃料内に没しているポンプ32の場合に生じる差圧
に対して逆転している。もちろん、タンクのレベルが、
ポンプハウジング36の下部底入口キャップ38の下に
落ちるほど低くなると、蒸気抜き出口35は、燃料タン
ク内の周囲空気または蒸気に直接面している。タンクの
そのような低い燃料レベル状態において、フィルターチ
ャンバ18内に前述のように燃料が涸渇すると、そのチ
ャンバは、タンク内部への毛管作用シールとして機能し
て、燃料リザーブ筒26内のリザーブ燃料の差圧は、同
様にポンプの蒸気抜き作用に対して逆効果にならない。
【0025】以下の記載より、この発明に従って、米国
特許第5,257,916号に開示されたタービン羽根
式の再生式燃料ポンンプを適切な寸法のリザーバ筒内に
設置することにより、同様の好ましい蒸気抜き作用特性
が得られることがわかる。その場合、米国特許第4,7
47,388号(参考文献に組入れる)に開示されてい
るように、リザーバ筒内のポンプの蒸気抜き通路の出口
が、ポンプ入口の高さで、リザーバ筒内のリザーブ燃料
のヘッド圧と無関係に、リザーバ筒の外側にタンク内部
に直接連通していることが条件となる。これは、小さい
可撓性のプラスチック製の逃がし管(図示せず)を挿入
することにより達成され、その管は、一般的には蒸気抜
き出口35から水平に、一端を蒸気抜き出口35の出口
に通じ、他端はリザーバ筒の壁の適当な孔を通ってタン
ク内に通じており、その逃がし管の出口はポンプ入口と
ほぼ同じ高さにある。
【0026】しかしながら、図1と図2の第一実施例に
図示したように、燃料リザーブ筒26の外側に電動燃料
ポンプ14が好ましく設置されれば、そのような蒸気逃
がし管をタンクの内部に連結する必要がない。加えて、
燃料ポンプが、リザーバ筒の外側に直接タンクの内部に
設置されて、更に戻りのある燃料供給装置が使用されれ
た時、ポンプは、エンジンからリザーバ筒に戻る熱い燃
料に曝されず、燃料タンク内の燃料でむしろ冷やされ
る。従って、ポンプ構成体の低くなった温度のために、
ポンプチャンバ内の燃料の揮発蒸発を減じる傾向にあ
る。
【0027】第二実施例 図3から図33までは、この発明の第二実施例を図示し
ていて、タービン羽根式燃料ポンプの設置に関し、この
発明の特徴を利用していて、筒形リザーバの外側にしか
し近接して、組み込まれた前述の蒸気抜き装置33、蒸
気抜き出口35、底入口キャップ38を有している。ポ
ンプ32と蒸気抜き出口35は燃料タンクの燃料中に直
接設置されている。第二実施例では、燃料ポンプ、リザ
ーバ、リザーバ筒基部のモジュール組立体110が設け
られ、好ましくは、タンク向き設置形として吊されてい
て、寸法的には燃料タンク12の頂部24にある開口を
通して落しこんで設置し、燃料タンク12の鍋形基部の
底に置かれるものである。
【0028】モジュール組立体110はリザーバ筒12
0(特に図7から図10を参照)を有し、その上端は燃
料タンク12の内部の頭部空間または蒸気ドームに通じ
ている。リザーバ筒120は円形開口124を有し、そ
れは前述した第一実施例の組立体10のようにリザーバ
筒に搭載されるバイパス圧力調整弁22のハウジング9
6の円筒部分94を収容する。
【0029】モジュール組立体110は、更に基部組立
体130を有し(概括的には図3から図6に図示され、
詳細は図11から図18に図示されている)、一般的に
は円筒形であり、そのモジュールをタンク頂部壁24の
タンク搭載用の開口(図示せず)から挿入する時に、滑
らせることができる寸法である。基部組立体130は底
が開いていて、その外側の周縁には4個の等間隔に周方
向に脚132が設けられ、鍋形体または底板70に設置
される。基部組立体130は円盤状のフランジ体133
を有し、そこから上方向に一体的に特別に開いた蜘蛛の
脚状の取付用ボス部134が突出している。ボス部13
4は中央が隆起したリザーバ筒設置リング136を保持
し、そのリングは、相対する底出口144を形成するリ
ザーバ筒120の底壁142の下方に突出する頸部14
0を収容する内孔138を有している。基部組立体13
0は、リング136内にリザーバ筒頸部140を取り付
けることにより、リザーバ筒122の下端にスナップば
めされる。モジュール組立体110はタービン式燃料ポ
ンプ14を更に有している。リザーバ筒120は、特別
の形状をしていて(例えば背が高く径が小さい円筒)、
基部組立体130に対しては横方向にずれていて、リザ
ーバ筒120の片側に沿って入れ子関係に収容されるポ
ンプ14に対し、外側側面に入れ込むスペースを設け
る。組み込まれた電動燃料ポンプ14は、基部組立体1
30の外寸法を越えて突出することがなく、モジュール
組立体110は、電動燃料ポンプ14がモジュール組立
体110の部分として組み込まれた時も、タンクの頂部
壁の開口を通して取り付けられ得る。
【0030】リザーバ筒120に隣接するポンプ用リセ
ス内のフランジ体133の平板の壁146は、回転を止
めるゴムのパッキンシール(図示せず)を収容するフラ
ンジ形の頸部148を有する。基部組立体130は、リ
ザーバ筒120がスナップばめされ、ポンプの入口のボ
ス16は、パッキンを介してフランジ頸部148にプレ
スばめされ封じられて収容されて、それによりポンプ1
4がリザーバ筒120に予め組み付けられ、ポンプの下
端は基部組立体130上に設置される。フランジ体13
3の壁146には、上方向に突出していて水平方向に延
長され頂部が開口したドレン樋150が、図13から図
17に詳細に図示されたように形成されている。その樋
は、曲面のタンク壁152から開口した出口端に延びて
いる。その出口端はフランジ壁146内の円形孔156
の縁に通じている。電動燃料ポンプ14がフランジ体1
33上に設置された時に、その蒸気抜き出口孔35は樋
150の傾斜板158上に並んで、ポンプ32のポンプ
チャンバ33から排出口35を通って押し出される燃料
は、樋150に導かれ、その樋によってフランジ開口1
56に送られる。
【0031】図11と図12の分解斜視図に最も良く図
示され、図19から図33までに詳細が図示されている
ように、フランジ体133に加えて、基部組立体130
の残りの構成部材には、フィルタダイヤフラム160
と、フィルタダイヤフラム160の外周縁に被る熱溶着
されたリング状ダイヤフラム保持体162と、中央の校
正されたオリフィス166を有するばね用カップ164
と、カップ164の折り返したフランジ166内に入れ
込まれた上側コイルを有する圧縮コイルばね168と、
ばね保持材170と、リング状主フィルタ保持材172
と、主フィルタ支持材174と、円盤状主フィルタとが
ある。基部組立体130の前述の構成部材は、図19か
ら図33の詳細設計図に見られる幾何形状と構造であ
り、図11と図12の斜視図に見られるように互いに関
連した寸法になっている。それはまたフランジ体133
について、その積み重ね組立関係を図示している。基部
構成材は図5と図6にその最終組立体が図示されてい
る。
【0032】図11から図33に関連して図5について
説明すると、フランジ壁146内の貫通孔156を形成
する環状フランジ180(図15と図16も参照)有す
るフランジ体133が図示されている。ダイヤフラム保
持体162はその外縁に取り付けられたフィルタダイヤ
フラム160を有して環状フランジ180にプレスばめ
されており、フィルタダイヤフラム160は、頸状部1
40の下側にあるフレアー状の環状端182の直下で開
口156を覆っている。コイルばね保持部材170には
コイルばね168が組み付けられ、コイルばねの底部
は、コイルばね保持部材170の下方にへこんだ中央の
孔のないばね座182に着座している。ばねカップ16
4はコイルばね168のコイル頂部に置かれ、その周縁
フランジ169は下側に向いている。このコイル組立体
はプレスばめで、図5に示す位置に、ダイヤフラム保持
体162とクランプされて、上向きにフランジ180に
挿入される。
【0033】主フィルタ176は、フィルタ保持部材1
72の下側に、その外端で熱溶着または他の方法により
適切に接着される。フィルタ支持部材174は、車輪の
ような開口格子であり、二重になった輪と内側のリング
192、198を有し、図5と図6に見られるフィルタ
176の上面に、適切に中心を合わせ固定される。この
主フィルタ組立体は伸縮するプレスばめで、壁146の
外縁を囲む周縁フランジ輪またはスカート部材184に
よる環状嵌合座に収められている。主フィルタ176
と、関連の保持材172と、支持部材174とを組み立
てた状態が、図5と図6に図示されている。
【0034】そのように最終的に組立られ、モジュール
組立体110の基部組立体130は、使用状態で、鍋形
部112の底壁70上に置かれている(または従来のよ
うに、燃料タンクの底板上に同様に置かれている)。フ
ランジ壁146の下側であり主フィルタ176の上側の
空間は、主フィルタチャンバ186となっている。チャ
ンバ186は、ばね保持部材170の開口したスポーク
を通って、燃料ポンプ入口116と第二フィルタダイヤ
フラム160の下の空間とに通じている。鍋形部112
内の燃料からチャンバ186に至る主燃料流路は、スカ
ート状部材184の立ち上がり脚部132と上端との間
隙を通り、更に主フィルタ176を通り、チャンバ18
6に通じている。タンクそして鍋形部から主フィルタチ
ャンバ186に至る並行する第二の燃料流路は、基部組
立体130のボス部134の4個の蜘蛛脚188の間に
ある4個の広い開口から、フィルタダイヤフラム160
のフィルタ膜を通り、そしてフィルタ支持部材174の
輪のスポーク190の間を通る。更に、前述のように、
蒸気抜き出口35を介して、蒸気抜き口からのバイパス
燃料が、樋150により開口156に導かれ、フィルタ
ダイヤフラム160を通って下側に流れ、主フィルタチ
ャンバ186に至る。
【0035】主フィルタ176の上方向の動きは、外側
の枠192で7個の立ち上げる脚194の下側に当接す
るフィルタ支持部材174により制限され、即ち、ばね
保持部材170の座182に当接するフィルタ保持部材
170より内側よりのリング198により制限される。
【0036】モジュール組立体110の一つの置換例で
は、ばねカップ164には、中央の校正されたオリフィ
ス166が設けられ、そのオリフィスは、ダイヤフラム
160の円形の中央領域161と位置合わせされる。オ
リフィス166がある場合には、リザーバ筒120の燃
料リザーバ121からの燃料流路が開通し、下側の流れ
は、基部上の頸状出口144を通り、フィルタダイヤフ
ラム160の中央部を通り、それから下向きにオリフィ
ス166を通り、そしてばね168のコイルの間隙を通
ってフィルタチャンバ186に至る。
【0037】置換例として、ばねカップ164を、その
校正されたオリフィス166を除いて完全に開口を無く
すと、ばね168が、頸状端182により形成されたリ
ザーバ筒出口の環状弁座対して、フィルタダイヤフラム
160を偏位させた時に、出口144を完全に閉鎖密封
するこができる。この弁の完全に封じる作用は、また適
切なゴムシール材を成形し、そこにフィルタダイヤフラ
ム160のフィルタメッシュ部材を、この孔の無いゴム
材に埋め込んだものを使用しても可能である。フィルタ
ダイヤフラム160の中央部161は、ばねカップ16
4上の孔の無い弁閉鎖部材として機能する。ばねカップ
164の各形状は、コイルばねの端コイルにより、フィ
ルタダイヤフラム160材が、過度にすり減ることまた
は裂けることから防ぐように機能する。使用状態では、
燃料ポンプとリザーバ筒とのモジュール組立体110
は、燃料タンク12内に搭載され、一般的には垂直に設
置されたリザーバ筒120を有し、主フィルタ176が
鍋形部112のまたは燃料タンクの底板70に直接隣接
して配設されて、好ましくはその上に設置されている。
通常の使用状態では、燃料タンクはガソリンのような燃
料で少なくとも部分的に満たされていて、二次フィルタ
ダイヤフラム160と主フィルタ176の上のレベルま
で達していて、これらのフィルタとポンプ入口16は、
タンクの燃料内にまたは少なくとも鍋形部112の燃料
の中に完全に没している。
【0038】ポンプ組立体14の通常運転状態では、燃
料はタンク内の燃料から引かれ、フィルタ176または
フィルタ160を通って、主フィルタチャンバ186と
そこからポンプ入口16に至る。可変の燃料流がポンプ
出口42からライン24を通って、50psigの如き
ほぼ一定の圧力でエンジン主給管(図示せず)に排出さ
れる。また、バイパス圧力調整弁22は、エンジンの燃
料要求を越えた燃料を迂回させ戻して、ほぼ一定の出力
圧を維持する。その調整弁は、その過剰燃料を出口28
を通して、リザーバ筒120のリザーブチャンバ121
の上側の部分に排出する。ポンプの通常運転では、リザ
ーバ筒120内の燃料は、リザーバ筒120の開口した
上端122の近くまたは幾らか下のレベルまで上昇す
る。ある通常運転状態では、エンジンのアイドリングの
延長時または低負荷運転状態の場合に、燃料はリザーバ
筒120の頂部まで上昇し、リザーバ筒の上端122か
ら溢出し、鍋形部112の燃料内にまたは鍋形器上の燃
料面に流れる。
【0039】タンクの燃料レベルが低い状態では、ポン
プ入口16は、タンク内の残りの燃料が主フィルタ17
6および二次フィルタ160から引かれた場合、涸渇す
ることがある。それは、前述した車両が角を曲がった
り、または、タンクが傾いた状態の時等に起こる。フィ
ルタ160と主フィルタ176の両方のフィルタスクリ
ーン網材においても、燃料は涸渇するが、まだ燃料で湿
っている。この様な状態で、ポンプの吸引により主タン
クの空気がポンプの方向に引かれると、その空気はこれ
らのフィルタ材を通過しようとする。しかしながら、こ
れらの湿ったフィルタは、これらのフィルタ材の液体毛
管作用シールにより空気の通過を許さない。ポンプによ
り生じるフィルタダイヤフラム160の下のチャンバ1
86も圧力降下は、それ故、フィルタをダイヤフラムと
して作用させ、それを下方向に動かす。この動きはばね
168を圧縮し、その頸部シート182から下向きにフ
ィルタ部材160を下げて、比較的大口径の出口144
を通って、リザーバチャンバ121とフィルタ160の
上面の領域との間を連通させる。リザーブ燃料は、リザ
ーバ筒出口から下向きに、ダイヤフラム160を横向き
に通って、主フィルタチャンバ186に迅速に流れ、そ
れからポンプの入口に流れる。これによって、エンジン
への燃料の流れを維持し、力のバランスによりフィルタ
176とフィルタ160の毛管シール作用を壊すことが
ない。燃料タンクの燃料の使用が再び可能になり、主フ
ィルタ176がその燃料内に没すると、その毛管シール
作用は主フィルタ176で壊れ、それにより燃料を主フ
ィルタ176を通って、チャンバ186内のポンプ入口
に送るのが許容される。この流入により、二次フィルタ
ダイヤフラム160の下向きに働く差圧を減じられる。
また、ダイヤフラム160がタンク内燃料に再び没する
と、フィルタ160の毛管シール作用もまた壊れる。こ
れにより、ばね168はフィルタ160を上向きに押し
て、リザーバ筒出口シート182の近くの元の位置に戻
す。ダイヤフラム160上にゴムシール161がある場
合は、それはばね168によって座182上に再閉鎖さ
れ、リザーバ121からポンプ入口16に至るリザーブ
燃料の流れを止める。
【0040】シール161がフィルタ160上に無い場
合は、座182を横切って押し付けられた網フィルタ材
により、リザーバ筒出口144は閉じられるが、しかし
密封されない。こうして、リザーブ燃料の管理された連
続的な流れが、リザーバ121から透過する領域161
の中央部分を通って、ばねカップのオリフィス166を
通り、コイルばね168の間隙を通って主フィルタチャ
バ186に至る。このように、タンクの燃料レベルがリ
ザーバ筒の頂部より下にある時、ポンプはリザーバとタ
ンクから逆の割合で燃料を吸引し、リザーバ筒の燃料の
リザーブ圧を圧力均衡させて維持する。
【0041】図1と図2の第一実施例では、カップオリ
フィス166は校正され(例えば、0.40mmの径
に)、前述の圧力均衡を生じさせ、リザーバ筒120内
のリザーブ燃料の最良圧を維持し、燃料供給装置に通常
運転状態で、リザーバ筒からの燃料溢出を最小にする。
これは、ポンプ入口で主タンクからの燃料が涸渇した時
に、ポンプが吸引する十分な量のリザーブバイパス燃料
を確実にし、枯渇していない通常ポンプ運転状態では、
二重にフィルタを通したバイパス燃料の戻りを最良にす
る。 更に、装置が切られ、車両のエンジンが切られた
時、そしてリザーバ筒120内の燃料レベルが、タンク
内の燃料のレベルより上にあることによる重力差圧があ
る場合は何時も、リザーブ燃料は、リザーバ121から
フィルタ160とオリフィス166とを通って主フィル
タチャンバ186に、それから主フィルタ176と二次
フィルタ160を通って主タンクに漏れる。これらのフ
ィルタを通るリザーブ燃料の流れは、二次フィルタ16
0と主フィルタ176の逆洗効果を生じ、これらのフィ
ルタの外面に絡まったタンク混入粒子を洗い流す効果が
ある。この装置の使用寿命期間に渡って、これらのフィ
ルタが詰まりきる割合を大きく減少する。
【0042】フィルタダイヤフラム160が、リザーバ
筒弁座182との嵌合用の前述のゴム製シール部材によ
り、または孔の無いばねカップ164(オリフィス16
6を非設置)により、その中央部161が孔が無い場合
は、装置が切られた時、底出口144を通るリザーバ燃
料の重力差圧による流れは、ばね168がフィルタダイ
ヤフラム弁構造を閉じて、完全ではないとしてもほぼ阻
止される。この場合は、装置を始動するために使用され
るリザーブ燃料の量は、燃料タンクのレベルが低い状態
でも、装置の中断期間を大幅に延長し確保できる。
【0043】更に、どの形式のリザーバ筒閉鎖モードで
も(即ち、出口144そしてオリフィス166を通る燃
料の流れに対し、常時開いたまたはそうでないリザーバ
筒の場合に)、主フィルタチャンバ186とフィルタダ
イヤフラム160の間に作用するポンプによる液差圧
が、ダイヤフラム160を下向きに引き、それを出口弁
座182から離すように作用するときは何時も(主フィ
ルタ176と二次フィルタ160で主燃料タンクの燃料
が枯渇している時のように)、出口144からダイヤフ
ラム160の上面上の増加した流れは(それは、オリフ
ィス166を通るものよりはるかに多い流量であり得
る)、図6の矢印で示したように、フィルタダイヤフラ
ム160の上外面に噴水作用を生じる。この効果はフィ
ルタ160の協力する幾何形状により助長される。即
ち、ばね168により中央が隆起しており、そこから下
向きにへこみ、ダイヤフラム保持体162のフィルター
の縁まで円錐状になっている。燃料のこの下向きの流れ
は、出口144の所で中央領域161の径方向外側に、
フィルタ160の外面に沿って最初は流れ、径方向に円
状の流れを広げる傾向にある。そして、差圧によってフ
ィルタ160を通ってチャンバ186内に吸引される。
従って、噴水状の流れはフィルタ160の外面の混入物
による目詰まりを、特に中央の領域161のすぐ近くの
環状領域で、洗い流す傾向にある。それ故、二次フィル
タ160は、主フィルタ176よりも長い間、混入物に
より目詰まりしない。これは噴水状の洗浄効果と、二次
フィルタ160が主フィルタ176よりも高い位置に配
設され、即ち、基部組立体130の下側ではなく頂部に
設けられているからである。この装置の作用効果は、フ
ェールセーフの特徴を助長する。それは主フィルタ17
6を通って、主フィルタチャンバ186とそれからポン
プ入口16に至る流れと並行して、主タンクの燃料から
二次フィルタ160を通る補助の燃料内部通路を提供す
るからである。それ故、主フィルタ176がタンクの混
入物でひどく目詰まりしている時でも、この燃料供給装
置は、延長してタンク内の主燃料から二次フィルタ16
0だけを通って燃料を吸引して、運転することができ
る。
【0044】この発明のこの第二実施例の装置では、実
験に基づく設計において、タンク内の燃料とリザーバ筒
内の燃料の液差圧で生じる力に対する、ばね168の上
方向偏位力と、ポンプの吸引により生ずる力とのバラン
スを変えることが可能であり、カップオリフィス166
を通る流れに加えて、ずっと大きい流量で、フィルタ1
60を通ってチャンバ186に流れるリザーブ燃料を、
補助的に可変にリザーバ筒から溢出することができる。
このような筒形リザーバ121からの燃料の流れは、非
涸渇状態では、フィルタ176とフィルタ160を通っ
てタンクから引かれる燃料と並行に均衡して、同時に流
れ得る。
【0045】注目すべきことであるが、フィルタダイヤ
フラム160の弁構造は、リザーバ筒出口144から主
チャンバ186内に流れ出る方向に開くように配置さ
れ、同様に、燃料タンクの燃料がフィルタダイヤフラム
160を通ってチャンバ186に流れる方向に配置さ
れ、涸渇そして非涸渇状態でも、ポンプ入口16の方に
燃料が流れる。ポンプを運転すると、どちらの状態で
も、リザーバ筒出口144を開く傾向にあるが、どの状
態かによりまたはどの位の間使用するかにより効果は変
わる。このように、固定した校正したオリフィス166
により、流量はダイヤフラム160の可変の下方向の動
きにより、流量が変化・調整・増幅される。このよう
に、オリフィス161とばね168は協働するように設
計され、リザーバ筒のバイパス燃料圧の均衡状態をより
良くして、それらは装置の作用と性能のパラメータと調
和して、非涸渇状態での通常運転の間、燃料ポンプの入
口にバイパス燃料を最良に戻すことができる。
【0046】実際に、オリフィス166が省略され、ば
ねカップ164が孔が無く、または孔の無いゴムシール
がフィルタダイヤフラム160の中央領域161に設置
された場合でさえ、リザーバ筒からの溢出を最小にし、
ポンプへのリザーバ筒のバイパス燃料の戻りを最良にす
る、リザーバ筒圧レベルのバランスは、コイルばね16
8を設計選択することにより得られる。この様に、ばね
168は、フィルタダイヤフラム160を非常に軽く上
方向に偏位させる力を生じるように、即ち、弁の前後の
開口用差圧がリザーバ筒の液圧と主タンクの圧力の重力
差圧のみにより生じる時、装置の停止により出口144
が閉鎖され封じられるに必要な力に選択され得る。主タ
ンクが空の時は、リザーバ筒120内の燃料は多くても
4から8インチだけである。車両のエンジンが運転され
この燃料供給装置が作動しているとき、入口16でのポ
ンプの吸引力に対応して、ダイヤフラム160に働く増
加した差圧は、その重力による差圧に加えられ、ばね1
68は、そのような状態で下向きに弁が屈曲して開くよ
うに設計され得る。
【0047】フィルタダイヤフラム160とその中央部
領域161の上にまたはそれらに対応して、非通過性の
弁部材が用いられても、フィルタの洗浄効果を得ること
ができる。系統が停止した時、ばね168を選択し、主
タンクが空かまたは非常に低いレベルの状態では何時
も、リザーバ121から、例えば満杯から半分まで、バ
イパス燃料を漏らすようにする。この逆洗効果は車両と
燃料供給装置の使用寿命の間に非常にしばしば起こるこ
とではないかもしれないが、希に起こる事態に対応で
き、その燃料供給装置の使用寿命を延ばすことができ
る。更に、フィルタの目詰まりが悪化するのは、タンク
の燃料レベルが非常に低状態の時であることは確実であ
る。それは、タンク内の主燃料が減少すると、燃料タン
ク内の混入物の量は一定であるので、フィルタへの混入
物の流入が集中増加するからである。またこのために、
主燃料タンクレベルの降下に比例して、ポンプを通る燃
料を二重にフィルタを通すことを最良に利用することは
有益であり、燃料噴射器の詰まりまたは下流の燃料ライ
ンフィルタの目詰まりを防ぐ。
【0048】この発明のその第二実施例は作動が実用的
であり、前述の米国特許第4,747,388号の装置
に見られるように、主タンクが涸渇状態にある状態でエ
ンジンに燃料を流し続けるのが必要とされる時にだけ、
リザーブ燃料が筒リザーバ121から引かれるからであ
る。モジュール120は、このように多量のリザーブ燃
料を供給でき、タンクが空の状態、または燃料タンクの
液面レベルが低くそして車両が傾いて止まった時に車両
を再始動させる際に、車両を延長して確実に運転するこ
とができる。一方、装置が停止した時に、前述のフィル
タ逆洗機能が働いて、リザーバ筒120が逆洗の流れで
リザーブ容量は減少するが、両方の有益な効果をより少
ない程度ではあるが、得ることが可能である。また、ポ
ンプ140をリザーバ筒120の外側に、タンクの主燃
料内に設置することは、ポンプの冷却を促進し、筒リザ
ーバ内で起り得る高温の燃料からポンプを隔離する。
【0049】また、この発明の前述の特徴のもう一つに
従って、その第二実施例は、蒸気抜き装置を組み込んだ
タービン羽根式のポンプを使用し、意図したように改善
した方法で運転でき、しかも関連する筒形リザーバから
必要に応じて選択的に、多量のリザーブ燃料の供給とい
う便宜性を実現できる。蒸気抜き通路35の出口はポン
プ入口162より少しだけ高い位置にあり、リザーバ筒
120のリザーバチャンバ121の底部の横方向に隣接
して位置している。加えて、蒸気抜き孔35を通った少
なくとも一度フィルタを通ったポンプチャンバ33内の
燃料は、樋150とフィルタダイヤフラム160を通っ
て主フィルタチャンバ186に戻される。それ故、この
二段のフィルタを通した付加的バイパス燃料が、ポンプ
入口に戻され、タンク燃料内にただ返して燃料を劣化さ
せることを防ぐ。このバイパス燃料の使用の管理は、タ
ンクレベルが低い状態またはポンプが涸渇した状態の車
両の運転状態で、特に有益である。
【0050】スポーク付きばね保持ディスク170と、
フィルタダイヤフラム弁160と、ばね168とは、ポ
ンプ14へのリザーブ燃料の流れを開閉するための、簡
明な経済的な弁作動機構を提供する。弁160の一つの
操作モードでは、ポンプ14から要求がなければ、リザ
ーブ燃料はタンクに戻されない。一方、リザーバ筒12
0内の燃料のヘッド圧は弁160を弁座から離す方向に
働くので、経済的なばね226の最小のコイルばね偏位
力に抗して、ダイヤフラム弁160にオリフィス流れを
増加およびまたはフィルタの逆洗を生じさせる。
【0051】加えて、ポンプの蒸気抜き通路をリザーバ
筒の外に配置したので、ポンプが停止した時、ポンプを
通ってリザーブ燃料が逆流して漏れることをなくし、そ
れにより、そうでなければ、ポンプ蒸気抜き通路を通っ
て、リザーバ筒から漏れ下がるのを防ぐために必要とさ
れるポンプ入口の逆止弁またはフート弁を備えたリザー
バ筒容器を使用しなくて済む。
【0052】基部基部組立体130は、その多数の構成
部材を平坦・円形の形状にしたので、図11から図33
に設計的寸法で開示しているように、アセタール(フィ
ルタ160とフィルタ176のフィルタスクリーン部材
を除いて)のような適切な適燃料プラスチック材から、
射出成形により簡明に経済的に成形できる。好ましく
は、フィルタスクリーン部材は、主フィルタ176につ
いては70ミクロンのメッシュの四角目織り6−ナイロ
ン製で、第二フィルタダイヤフラム160については6
2ミクロンのメッシュで四角目織り6−ナイロン製であ
る。構成部材であるフィルタダイヤフラム160と保持
体162とばね168とばね保持部材170とを、上方
向に基部フランジ133内に積み上げて配列し、同様
に、主フィルタ構成部材保持部材172と基部フランジ
184と主フィルタ176とを基部フランジ184内に
重ねて挿入することは、部品と組立コストとサービスコ
ストとにおいて経済的である。ポンプとリザーバ筒構成
部材を基部組立体130にスナップ嵌ばめする組立方式
は製作コストの減少に寄与する。
【0053】第三実施例 図34から図39迄は、この発明の第三実施例のポンプ
とリザーバ筒と基部との組立体300を図示していて、
モジュール組立体100と同じポンプ14とバイパス圧
力調整弁組立体22と基部組立体130とを使用してい
る。しかし、このモジュール組立体300は、図34か
ら図39に形状が図示された変更した構造のリザーバ3
02を、使用している。リザーバ筒302は概括的に
は、図35、図38、図39に最も良く図示されている
ように、水平断面でD型となっている。リザーバ筒30
2の底壁304は、頸状出口140を有し、その出口は
蜘蛛型の基部ボス部134の据え付用頸部136に、ス
ナップばめされている(図34)。リザーバ筒302の
鉛直に延びる側壁の主要部分は、円筒形をした上部壁部
分306と下部壁部分308からなり、それらは水平の
棚部分310により一体に連結されている。上部壁部分
306の外形はフランジ体133の径と同じであり、リ
ザーバ筒302の最大幅はモジュール組立体300の幅
を越えないようになっている。リザーバ筒302は、そ
の側面壁の形状が、ポンプ14用にへこんでいて、ポン
プはリザーバ筒302に対してそのリセスに設置され
る。このために、リザーバ筒302は二つの上側の弦形
壁312、314を有し、それらは棚壁部分316、3
18でそれぞれ対応する下側の弦形壁320、322に
結合されている。上側の弦形壁312、314は、一般
的にはポンプ14の軸と平行に平坦である。
【0054】ポンプ14に隣接するリザーバ筒の側壁用
のリセスは、ポンプ14に面して凹曲面のポケット状の
壁324、326によって形成され、それらは、T形断
面の壁部328によって結合される(図35、図38、
図39)。
【0055】ポンプ14は壁部分324、326の間の
空間にはめ込まれ、モジュール組立体110と同様な方
法で同様な位置に、基部組立体130に設置される。し
かし、バイパス調整弁122のフランジ100は、図3
5に最も良く図示されているように、対応するT形壁3
28のT形断面の空洞に、下向きに滑入してはめられ
る。この滑り挿入によるT形ロック嵌合は、調整弁のフ
ランジ100とリザーバ筒壁のT形断面328の間の、
ポンプとリザーバ筒の上側の連結支持状態を生じる。こ
れらをスナップ留めして基部組立体130に設置するこ
とは、下側のモジュールとの嵌合支持状態を生じる。T
形断面328は、上側に開いた切り欠330を有し、圧
力調整ハウジング96の円筒部分94を収容する。調整
弁出口28はこのように、リザーバ筒302の最上部に
突出し、上壁断面306の対面する面から離れていて、
リザーバ筒出口144と延長方向に並んでいる。
【0056】この様に、リザーバ筒302は基部組立体
130の上部空間を最大限に利用し、それによりモジュ
ール組立体300のバイパスリザーブ燃料容量を増加さ
せている。例えば、基部フランジ体133が5インチの
外径を有し、リザーバ筒302が基部組立体130に関
連して図34から図39の形状で作られている時、その
リザーバ筒は約700から750ミリリットルのリザー
ブ容量を持つことができる。一方、リザーバ筒120が
図3から図6に図示するように構成され、図7から図1
0の形状に作られているときは、基部フランジ体133
は同じ径であるが、約300ミリリットルの容量を有す
る。それ故、リザーバ筒302がリザーバ筒120より
も材料と工作コストの面で、幾分コストが係るけれど
も、リザーブ容量が多量に増加することは、比較的小さ
い外径のモジュールが要求され、比較的小さいタンク開
口内に取り付けられる場合の、多くの用途で利益とコス
トの比が経済的である。加えて、モジュール組立体11
0の前述の特徴と便宜性は、モジュール組立体300に
於いてもまた得られる。
【0057】第四実施例 図40、図41、図42はこの発明の第四実施例を図示
していて、それはタービン羽根式燃料ポンプの搭載に関
しこの発明の特徴をまた利用していて、筒形リザーバの
外側にしかし近接して組み込んだ蒸気抜き装置を有し、
ポンプとその蒸気抜き出口はタンク内の主燃料内に直接
設置される。この第四実施例では、燃料ポンプとリザー
バ筒とのモジュール410は底向き設置形で落し込み形
であり、タンク12の頂部壁24の開口412を通して
設置される。モジュール410は一般的には円筒形のフ
ランジカバー体414を有し、そのカバー体はモジュー
ル410に対する搭載の座として使用される。カバー4
14は、周縁フランジ416を有し、タンクの頂部壁2
4上に置かれ適切に着脱可能に封じて固定され、その上
端で頂部壁418で閉じられている。
【0058】モジュール410はリザーバ筒420を有
し、その開口した上端部422上で、カバー414の内
部頭部空間に、また一方、タンク12の頭部空間または
蒸気ドームに通じている。リザーバ筒420はスロット
424を有し、カバー414の案内フィンガー部材42
8の傾斜爪426を受け入れる、それにより、カバー4
14を有するリザーバ筒420を周方向に位置ずけ、一
方、リザーバ筒420の底置き動作の間、頭部414に
対して上下方向の伸縮移動を許容する。
【0059】モジュール410は更に基部組立体430
を有し、その組立体は一般的には円筒形であり、その径
方向の形状は、そのモジュールをタンクの頂部壁24の
開口412にから挿入・滑入できるものである。基部4
30は底が開口していて、タンクの底壁70上に着差す
る開口縁材または脚432を有する。基部430は隔壁
または中間壁433を有し、そこから特別の形状をした
据え付け用ボス434が一体的に上向きに突出してい
る。基部434は内部肩部438上にキャップ部材43
6を保持し、第二フィルタ材438のシートが、キャッ
プ436と肩部438の間に捕捉されていて、キャップ
436の上向きに突出する頸部442により形成され
た、リザーバ筒出口開口440を覆っている。基部43
0はリザーバ筒の外殻420の下端にスナップばめされ
組み立てられる。
【0060】モジュール410はまたタービン式燃料ポ
ンプ450を具備する。リザーバ筒420は特別な形状
であり、収容するポンプ450の外部側部はめ込み空間
を有し、ポンプ450が組立時に、基部430の外寸法
を越えて突出しないように、リザーバ筒420の片側に
添うようにポンプはめ込みまれる。ポンプ450がモジ
ュール410の一部として予め組み立てられる場合に、
これによりモジュール410をタンク頂部開口412以
内にすることができる。
【0061】リザーバ筒420は、例えば、へこんだ平
坦な部分454と外側にへこんだ曲面部分456とを有
し(図41)、減少した断面積の下側のリザーバ部分4
52が形成され、中段の棚458(図42)の下に延び
ている。へこんだ壁部分454は、従来形の燃料レベル
を検出する発信ユニット458(図42)を設置する組
み込み用の空間を形成する。発信ユニット458は従来
のレベルを検知するフロート460を有し、そのフロー
トは従来の方法でそのユニット458に枢動する腕部材
462に取り付けられている。腕部材462は揺動で
き、タンクの開口412を通ってそれを挿入するとき
に、フロート460はモジュール410の下に落とされ
る。リザーバ部分452の下端は底壁464を有し、そ
の底壁は端キャップ436に着座し、キャップ頸部44
0を受け入れる中央頸部466を有する。ボス434は
スロット468、470を有し、それらは外殻部分45
2の爪472と474を受け入れ、リザーバ筒420の
底端がボス434に摺動するようにスナップばめされ
る。
【0062】リザーバ筒420のポンプ用リセス領域に
ある基部壁434は、フランジ付き開口479が形成さ
れ、回転を止めるゴムパッキンシール480を受け入れ
る。基部430がリザーバ筒420にスナップばめされ
る時に、ポンプ入口のボス482は、パッキン480も
またプレスばめされて封じられ、基部430上にポンプ
の下端を位置づける(ポンプ450がカバー414に前
もって組み付けられた後)。
【0063】ポンプ450はその上端から上向きに延び
るポンプ出口延長管484を有し、その延長管には、そ
の上端488で開口する減径管の頭部材486が取り付
けられている(図42)。カバー414は下向きに延び
る円筒上のボス490を有し、そのボスはU形カップ状
のシール部材492を保持し、そのシール部材は、ボス
490の下端にプレスばめされた保持カップ部材494
によって、そのボスの下端で保持される。圧縮コイルば
ね496が頭部材486に外装され、その両端が、保持
部材494と、出口管484と頭部材486の結合部に
形成された肩部498とに当接する。ばね496は、伸
縮するリザーバ筒外殻420を、カバー414に対して
下向きの、タンクの底方向に押しつける力を生じる。そ
して、その押しつけ力は、そのリザーバ筒をタンクの底
に偏位させ保持させる。
【0064】基部構造430内のキャップ436と仕切
433との間の空間は、組立てた時に、弁チャンバ50
0を形成し、そのチャンバは開口440を介してリザー
バ筒420の下側リザーバチャンバ502に通じる。仕
切433の下側で底壁70のの上側の空間は、ポンプ入
口482に通じるダイヤフラムフィルタ流チャンバ50
4を形成する。従来形のプラスチックの網フィルタ膜5
06は、その周縁で、枠432の内面で固定され、チャ
ンバ504の底を覆っている。
【0065】孔の開いた補強用ディスク508が、フィ
ルタ506の中央の殆どの領域を覆い、しかし、フィル
タの主領域を通って燃料を通過させる。ディスク508
は、好ましくは、開口したスポーク付きの車輪の形であ
り、そのハブ510は、スポーク512で円形の輪51
4に連結されている。筒形リザーバの出口弁520はチ
ャンバ500内に配設され、弁部材である枠を有し、そ
の枠は底壁434から上向きに突出する環状の弁座52
2に着座する。弁520は弁棒524を有し、その弁棒
はディスクのハブ510上に当接して嵌合し、その弁と
ディスクは一体に、フィルタ506の上下撓みに対応し
て動く。通常作動状態で、タンク内の燃料が少なくとも
モジュール410の下端にあるときは、円錐状のコイル
ばね526は、壁434の下側の肩座とハブ510の上
面との間に捕捉され、ディスク508と従ってフィルタ
506とをタンク壁70に対して下向きに、押しつけて
偏位させる。
【0066】図41と図42に最も良く図示されている
ように、カバー414は3個の統合した流体流用の連結
金具を有し、それらの金具は、タンクの外でその上面か
ら上向きにそして横向きに延びていて、戻り付き燃料供
給装置に適用される。タンクの逃がし金具540は、従
来の既成の止め弁(図示せず)を有し、カバー414の
内部の頭部空間を通って、タンクの上記ドームから外部
への通気を行う。燃料ポンプの出口金具542は、その
内側の端で、カバーのボス490の内側に通じ、車両用
エンジン548の燃料主給管546に至る適切な燃料ラ
インホース544の入口端に結合する継手を有している
(図40)。燃料戻り用金具550は、バイパス燃料戻
りラインホース552をモジュール410の頭部空間に
連結する。従来のバイパス用圧力調整弁554が、燃料
供給ライン544とバイパスライン552間に、主給管
456の下流側に、好ましくは、エンジン548の吸気
マニホールド556に搭載される。調整弁554は、前
述のバイパス圧力調整弁22のように作動し、燃料主給
管546に送られる燃料圧を調整し、そしてライン55
2を通って燃料を迂回させ、モジュール410のリザー
バ筒420に戻す。ポンプ組立体450の電動モータ用
のそして燃料レベルセンサ458用の適切な電気コネク
タ(図示せず)が、タンクのフランジカバー組立体41
0に設置される。
【0067】燃料ポンプ組立体450は、ポンプ組立体
14のように、タービン羽根式回転ポンプを有し、その
ポンプは、ポンピングチャンバ33と逃がし口通路35
とを備えていて(図42に破線で図示している)、ポン
プ組立体14について前述したように作動する。
【0068】使用状態では、燃料ポンプと筒のモジュー
ル410は、リザーバ筒420と共に燃料タンク12
に、一般的には垂直に設置され、主燃料フィルタ506
は燃料タンクの底壁70に近接して配置され、好ましく
は、底の上の置かれる。燃料タンクは通常の使用状態で
は、少なくとも部分的に、ガソリンのような液体燃料で
満たされていて、フィルタ506の上のレベルまであ
り、フィルタとポンプ入口482は完全にタンクの燃料
内に没している。
【0069】第一実施例にあるように、ポンプ450の
通常運転状態では、燃料はタンク内の燃料からフィルタ
506を通ってポンプ入口482に引かれ、ポンプ出口
の延長管からボス490のシールした空所に排出され
る。それから、金具542とライン544を通ってほぼ
一定の圧力で、例えば50psigの圧力で、燃料主給
管546に送られる。また、調整弁554はほぼ一定の
出力圧力を維持する。エンジン548に過剰に供給され
た燃料の一部を迂回させ戻すことによって、その調整弁
は、そのバイパス過剰燃料をその出口を通りライン55
2と金具550とを介して、リザーバ筒420の上側リ
ザーバチャンバ503に排出する。ポンプの通常運転状
態では、リザーバ筒内の燃料はリザーバ筒420の開口
上端422の近くに、または幾らか下まで上昇する。あ
る通常運転状態では、例えば、エンジンのアイドリング
の延長期間または低負荷で運転している時には、燃料は
リザーバ筒420の上端422まで上昇し、リザーバ筒
部分452とカバー414との間の広い空間を下向きに
流れ、タンク内の主燃料内に流れ込む。
【0070】タンクの燃料レベルが低い状態では、前述
の車両が角を曲がる場合そしてまたはタンクが厳しく傾
いた状態の間、タンク内の残りの燃料が主フィルタ50
6から流れ去ると、ポンプ入口482は枯渇する。フィ
ルタスクリーンダイヤフラム506は、同様に燃料が枯
渇するがまだ燃料で濡れている。この状態で、ポンプの
吸引力により主タンク内のポンプ入口の方に引かれる
と、空気がそのフィルタ部材を通過しようとする。しか
し、湿ったフィルタは、その濡れたフィルタ部材の液体
の毛管シールにより、空気の通過を阻止する。ポンプに
よって生じるフィルタ506上の圧力降下は、フィルタ
をそれを上向きに動かすダイヤフラムとして作動させ
る。この動きはばね526を圧縮し、弁520を弁座5
22から持ち上げて、弁チャンバ500とフィルタチャ
ンバ504の間を連通させる。リザーブ燃料は、それか
らリザーバ筒から下向きに、チャンバ504を通って横
向きにポンプ入口482まで流れ、エンジンへの燃料の
流れを維持する。タンク内の主燃料が再び使用可能にな
り、フィルタダイヤフラム506が没すると、その毛管
シール作用は壊れ、ばね526にフィルタダイヤフラム
506をタンクの底壁70に隣接する元の位置に押し戻
させ、また弁520に弁座522を再び閉じさせ、リザ
ーブ燃料液圧によりリザーブ燃料がポンプ入口に流れる
のを停止し、ポンプが要求しないときにフィルタ506
を通ってリザーバからリザーブ燃料が失われタンクに至
るのを防止する。
【0071】それ故、この発明の第4実施例では、前述
の米国特許第4,747,388号の装置のように、主
タンクのポンプが枯渇状態で、エンジンが燃料を必要と
している時にだけ、リザーブ燃料は筒形リザーバから引
かれる。モジュール410は、また多量のリザーブ燃
料、例えば1リットルの容量を有し、タンクが空の状態
で車両の運転を延長させることができ、燃料タンクが低
レベルで傾いて停車したときにも、車両を再始動するこ
とができる。ポンプ450とセンサ458を収容するた
めに側壁をへこませる事に依って、リザーバ筒420の
体積容量が少なくなるけれども、リザーバ筒の外側にポ
ンプ450を搭載することは、リザーバ筒内にポンプを
搭載する場合のポンプの排除部分を無くするので、ほぼ
このリザーバ筒容量の損出を回復する。また、ポンプ4
50をタンクの主燃料内に直接置くことは、ポンプの冷
却を促進し、筒形リザーバ内の高温の燃料状態からポン
プを隔離する。
【0072】また、この発明の前述の主たる特徴の一つ
に従って、第四実施例は、タービン羽根式の回転ポンプ
に使用でき、そのポンプは組み込まれた蒸気逃がし装置
を有し、その装置は意図したようにそして促進されて作
動可能であり、しかも依然として、筒形リザーバから必
要に応じて選択され得る多量のリザーブ燃料供給の優位
性を有する。蒸気逃がし口通路35の出口は、ポンプ入
口482の僅か上の高さにあり、また、リザーバ筒42
0のリザーバチャンバ502の底領域に横方向に隣接し
ている。更に、ポンプの蒸気逃がし通路をリザーバ筒の
外に位置させることは、ポンプが停止したときに、ポン
プを通るリザーバ燃料の逆の漏れを無くし、これによ
り、リザーバ筒からのポンプ蒸気逃がし通路を通る漏れ
を防ぎ、そうでない場合に要求される、ポンプ入口の逆
止弁またはフート弁形式のリザーバ筒容器の構造を不必
要にする。
【0073】スポークのあるディスク508と、弁52
0と、ばね526とは、ポンプ450へのリザーブ燃料
の流れを開閉する弁駆動機構を、簡明に経済的にする。
弁520の作動により、ポンプ450により必要とされ
ない時は、リザーブ燃料がタンク内への移行により失わ
れることがない。リザーバ筒420の燃料ヘッド圧は、
弁520を閉鎖する方向に働くので、ばね526は最小
の押しつけでよい軽いコイルばねであり、安価である。
【0074】第五実施例 図43から図49までは、この発明の第五実施例の燃料
ポンプとリザーバ筒とのモジュール組立体600を図示
していて、それは戻りのない燃料供給装置に使用されて
いる。モジュール600は、適切なタンクフランジカバ
ー組立体602と、その組立体は前述のカバー414と
同様の構造であり、リザーバ筒604と、基部組立体6
06と、タービン羽根式電動燃料ポンプ組立体608
と、それはリザーバ筒604の外に基部の上に搭載さ
れ、ポンプ組立体608の出口に搭載された従来のバイ
パス圧力調整弁と、リザーバ筒604内に設けられたフ
ロートボール式逆止弁とフィルタ籠組立体612とを有
する。リザーバ筒604は、前述のように、カバー60
2にタンクの底に向かってはめ込まれる。圧力調整弁6
10の出口管614は、カバー602のボス状収容部6
16に摺動・封じるように挿入され、カバー414と場
合と同様に、基部617(図48)の可撓性のチューブ
は、ポンプ出口をカバー602内の連結金物に連結する
のに使用してもよい。バイパス用圧力調整弁610は、
バイパス燃料をポンプ組立体608からリザーバ筒60
4のリザーバチャンバ620に排出するように方向ずけ
るバイパス出口618を有し、これは第一実施例のバイ
パス圧力調整弁22の作動と同様である。
【0075】リザーバ筒604は、リザーバ筒420と
同様に、へこんだ側壁622を有し、モジュール600
の全外幅以内に、そこにポンプ組立体608をはめ込ん
で搭載する。ポンプ組立体608の上端キャップ40
は、適切なシール用パッキン624(図48参照)を介
して設置され、ポンプの上側にある出口625がリザー
バ筒リセスの棚板627上にリザーバ筒の堰壁629の
内部に突出している。下端キャップ38のポンプ入口金
具626は、その基部組立体がリザーバ筒604の底に
設置された時に、プレスばめで封じられて、基部組立体
606のにパッキン部材628内に挿入される。前述の
ように、ポンプ組立体608は回転ポンプ630を有
し、ポンピングチャンバ632と関連する逃がし口通路
634とを備え、それらは図43に仮想線で図示されて
いる。
【0076】第五実施例モジュール600の特徴の一つ
に従って、基部組立体606はリザーバ筒604とポン
プ組立体608とにプレスばめされる。基部606は射
出成形されたプラスチックの部品から経済的に量産でき
るように設計されていて、基部430の代わりにモジュ
ール410に使用されても、好ましい構造である。基部
606は、円形で孔の無い上壁640を有し、上向きに
突出する弁座642を有し、その弁座は、リザーバ筒6
04の底壁648内に一体的に形成された環状のボス6
46の環状枠644内に、嵌入しプレスばめされてい
る。Oリング650はボス642を囲み、枠644とボ
ス642の肩部652の間に捕捉されている。ポペット
式弁654が、弁520と同様に、ボス642弁座65
8上で下向きに閉じる弁体として機能するフランジ65
6を有する。弁654はボス642の中央内孔662内
に嵌入する弁棒660を有する。コイルばね664が、
ボス642の保持用の突起666上に上端が外装し、弁
棒660を囲み、弁棒660の拡大した円錐の頭部66
8の肩部にその下端が設置される。弁棒660の上端
は、弁棒とコイルばねが本体640に組み付けられた後
で、弁654の頭部670に取り付けられる。基部組立
体606はまた、図45にそれ自体が図示しされてい
て、図46と図47にその部分拡大図が図示さている主
フィルタ体680を有している。フィルタ体680は円
形のプラスチックの網フィルタスクリーンシート682
を有し、前述の主フィルタ506、50のフィルタシー
トの材料と網寸法とで構成されている。好ましくは、フ
ィルタスクリーン682の外側の周縁部分684は、プ
ラスチックの射出成形で、環状のプラスチック取付用リ
ング686内に埋め込まれて成形される。取付用リング
686は径方向内側に向いた下向きに傾斜した一体のリ
ップ688を有し、そのリップはシート682の環状の
部分を覆って、リング686のそのプラスチク材まで延
びている。リップ688の円錐の角度A(図46)は、
好ましくは約30度である。車輪形の円盤状保持部材6
90は、保持部材508と同様に、フィルタスクリーン
682の主領域に中心が合わされ、それを覆っている。
ディスク690はハブのボス692を有して、そのボス
は、その中心から上方向に突出し、弁棒660の下端部
668と協働する用に当接して組み立てられる。8個の
ディスクのスポーク694の各々は、ハブ692から放
射状に、ディスク690の環状の枠696に一体に連結
されている(図45)。好ましくは、フィルタスクリー
ン682の材料は、30ミクロンのメッシュの四角目織
6/12−ナイロン製であり、取付用リング686の材
料は、ディスク690と同様に、6/12−ナイロンで
ある。ディスク690は、下側に突出する脚突起696
を有し、各脚696はスクリーン682に挿入され、デ
ィスク690がフィルタスクリーン682に熱溶着また
はプラスチックで溶着される。
【0077】本体640の下側は、幾らかへこんだ構造
であって、ポンプ入口626の方向に上向きに傾斜して
いて、環状の溝700(図44)を有し、その溝に取付
用リング680がプレスばめされて収容される。好まし
くは、係合用のプラスチックの溶着突起702、704
がリング686上に各々設けられ、溝700の上面は、
本体640にリング686を軸方向に重ねて嵌合させ、
超音波溶接で溶接される。
【0078】基部組立体606はまた、プラスチックを
射出成形した保護リング706を有し、燃料タンクの底
壁70に配置された時に、そのリングはフィルタスクリ
ーン682を覆い、モジュール600を固定支持してい
る。保護リング706は環状のすのこ形状で、周縁にL
形フランジ708を有し、本体640の周囲にプレスば
めされ取り付けられている(図43)。保護リング70
6は下側に傾斜したスポークまたはリブ710の列を有
し、それらは、角度Aを補完する角度で、フランジ部7
08から径方向内側に延びていて、その内側の端で一体
の平らな環状円盤部712と合体する。環状円盤部71
2は、ディスク690の外縁を下側から径方向に覆い、
脚696の径方向外側に間隔をおいて、径方向内側の端
714で止まっている。
【0079】基部606をリザーバ筒604とポンプ組
立体608に組み付ける時、基部はボス部642でリザ
ーバ筒の突起646にプレスばめされ保持され、そして
ポンプ入口626にパッキン628でプレスばめされ
る。図48と49に最も良く図示されているように、モ
ジュール600のフィルタと逆止弁組立体612は、好
ましくは、第二の円筒形のフィルタスクリーン720を
有し、フロート式逆止弁ボール722がリブ付きのケー
ジ724内に収容され、そのケージは上側が閉じられ、
円筒で開いている底726を有し、その底は取付用ボス
部646の上端にプレスばめされ、そのボス部は、弁6
54の上流に位置し、弁座板728を間に捕捉してい
る。
【0080】第五実施例のモジュール600の作用は、
モジュール410とほぼ同様であるが、相違する点は、
バイパス用圧力調整弁610がリザーバ筒604の内部
に設置され、筒形リザーバ620へ直接排出するもので
あり、これは第一実施例のモジュール10の圧力調整弁
22の作動と同様である。リザーバ弁654は、必要に
応じてダイヤフラムフィルタ682と関連の補強ディス
ク690とにより駆動され、前述のモジュール110の
ダイヤフラム506、ディスク508、弁520の場合
と同様である。
【0081】しかし、リザーバチャンバ620の内部に
逆止弁組立体612を付加したので、リザーバの燃料レ
ベルが落ちて、フロート弁ボール722がその弁座72
8に係合したときに、燃料そしてまたは空気がポンプ6
08によりリザーバ620から更に引くことができな
い。従って、フィルタダイヤフラム682が弁654を
持ち上げて開くような状態に於いても、ポンプ608は
ポンプ内に空気を吸引することができないようになって
いる。もしそうでないと、リザーバ620が完全に空に
なるからである。
【0082】例えば、車両が「ガス欠」でどうしもなく
なったら、即ち、主燃料タンク12とリザーバ筒604
の両方が空になるまで走って、それから少量の燃料がタ
ンクの注入されたとしても(1ガロン予備ガソリン缶か
ら)、また、フィルタスクリーン682が部分的にタン
クのごみやくずにより目詰まりしたとしても、ポンプ組
立体608の再始動時に、フィルタ682は上側に引か
れ、リザーバ弁654を十分に開く。
【0083】そのような状態で、もし、リザーバの逆止
弁722がポンプとリザーバ筒チャンバ620の間を閉
じるために存在しないと、ポンプはリザーバ筒から空気
を引き、始動して主タンクから液体燃料のポンピングを
開始することができない。
【0084】
【発明の効果】リザーバ筒のリザーブ燃料は、通常の運
転状態ではバイパス燃料戻りラインにより溢出しない状
態に維持され、タンク内リザーバのあらゆる優位性が、
タービン羽根式燃料ポンプの全ての優位性と共に発揮さ
れ、一方、ポンプ内に組み込まれた蒸気抜き装置の自己
蒸気抜き能力を促進する。更に、そのリザーバ筒が、主
燃料タンクからの燃料の流れが中断した時に、主燃料入
口フィルタを通って、ポンプに燃料を供給する。その中
断の間に流れる燃料は二重に濾過され、ポンプ入口への
空気そして燃料蒸気の侵入は、タンクから燃料の供給が
中断している間、禁止される。リザーバ筒とポンプ組立
体は、小型で丈夫で耐久性があり、信頼性があり、比較
的簡明な形で経済的に製作組立ができ、使用寿命が長
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例の、自動車車両の燃料タンク
内に設置された燃料供給筒形リザーバとポンプ組立体の
第一実施例の斜視図である。
【図2】図1の一部破断断面を有するポンプリザーバ筒
組立体の部分拡大側面図である。
【図3】この発明の燃料供給筒形リザーバとポンプモジ
ュール組立体の第二実施例を簡明にした破断図である。
【図4】第二実施例の燃料ポンプリザーバ筒の上面図で
ある。
【図5】図3と図4の破断拡大側面図であり、中央断面
部を含み、リザーバ筒の底の出口フィルタを有する閉鎖
状態のダイヤフラム式調整弁も図示している。
【図6】図5と同様の図であり、その弁が開位置にあ
る。
【図7】図3から図6に図示されたリザーバ筒の側面図
である。
【図8】図7の線8−8に沿った断面図である。
【図9】図7に示したリザーバ筒の底面図である。
【図10】円10により囲んだ図8の部分の破断拡大断
面図である。
【図11】図3から図10のモジュール組立体の基部組
立体の分解斜視図である。
【図12】図11に示した基部組立体の他の分解斜視図
であり、しかし異なる角度からみたものである。
【図13】拡大寸法の図3から図12の基部組立体のフ
ランジ体の側面図である。
【図14】そのフランジ体の上面図である。
【図15】図14の線15−15に沿った断面図であ
る。
【図16】図14の線16−16に沿った断面図であ
る。
【図17】図14の線17−17に沿った断面図であ
る。
【図18】図14のフランジ体の底面図である。
【図19】基部のフィルタダイヤフラム体の平面図であ
る。
【図20】図19の線20−20に沿った断面図であ
る。
【図21】基部組立体のダイヤフラム保持体の平面図で
あり、図19と20の関連するフィルタダイヤフラムよ
りいくらか大きい寸法で図示されている。
【図22】図21のダイヤフラム保持体の側面図であ
る。
【図23】その基部組立体のフィルタダイヤフラム用の
コイルばねカップ体の斜視図であり、そのカップ体は中
央の校正されたオリフィスの置換部材である。
【図24】図23に図示したコイルばねカップ体を上か
ら見た平面図である。
【図25】図24の線25−25に沿った断面図であ
る。
【図26】その基部組立体のコイルばね保持体の平面図
である。
【図27】図26の線27−27に沿った断面図であ
る。
【図28】基部組立体の主フィルタ保持体の平面図であ
る。
【図29】図28の側面図である。
【図30】基部組立体のフィルタ支持体の平面図であ
る。
【図31】図30の側面図である。
【図32】その基部組立体の主フィルタ体の平面図であ
る。
【図33】32の線33−33に沿った断面図である。
【図34】この発明の第三実施例の燃料ポンプとリザー
バ筒とのモジュール組立体を簡明にした一部立面図であ
り、一部中央断面図であり、第二実施例の燃料ポンプと
基部組立体とを使用している。
【図35】図34の組立体の上面図であり、大きく拡大
し、基部の一部を破断して示している。
【図36】図34の組立体のリザーバ筒の側面図であ
る。
【図37】図36の線37−37に沿った断面図であ
る。
【図38】図34から図37のリザーバ筒の上面図であ
る。
【図39】図38の底面図である。
【図40】この発明の第四実施例の燃料供給モジュール
と関連する車両エンジンとを簡明に図解した破断図であ
る。
【図41】この発明の第四実施例の燃料ポンプリザーバ
筒モジュールの上面図である。
【図42】図40と図41の燃料ポンプとリザーバ筒と
の組立体の、一部は図41の線42−42に添った中央
断面を示す、拡大側面断面図である。
【図43】この発明の第五実施例の燃料ポンプとリザー
バ筒との中央破断断面図であり、幾らか簡明にしたもの
である。
【図44】図43の円7に囲まれた部分の、大きく拡大
した破断断面図である。
【図45】図43と図44のモジュールに使われるダイ
ヤフラムフィルタ体の斜視図である。
【図46】図45の線46−46に沿った中央破断断面
図であり、大きく拡大したものである。
【図47】図46の円10に囲まれた部分の中央破断断
面図であり、大きく拡大したものである。
【図48】図43の右側部分の中央破断断面図であり、
より詳細を示すものである。
【図49】図48の一部拡大図である。
【符号の説明】
10 モジュール組立体 12 燃料タンク 14 電動燃料ポンプ 18 主フィルタ 22 調整弁 26 リザーバ筒 30 オリフィス板 32 ポンプ組立体 34 電動モータ 35 蒸気抜き出口 52 シート 56 内部チャンバ 66 波形防撓板 90 オリフィス 92 フィルタ 110 モジュール組立体 120 リザーバ筒 130 基部組立体 133 フランジ体 160 二次フィルタ 166 オリフィス 168 ばね 176 主フィルタ 186 フィルタチャンバ 300 モジュール組立体 302 リザーバ筒 410 モジュール 420 リザーバ筒 430 基部組立体 450 ポンプ組立体 460 フロート 500 弁チャンバ 506 フィルタ 526 ばね 554 圧力調整弁 600 モジュール組立体 604 リザーバ筒 606 基部 608 ポンプ組立体 610 圧力調整弁 664 ばね 680 主フィルタ体 682 フィルタ 720 フィルタスクリーン 722 逆止弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号 08/643634 (32)優先日 1996年5月6日 (33)優先権主張国 米国(US) (72)発明者 カーク ディ・フォーニャー アメリカ合衆国 ミシガン 48732、エセ ックスヴィル、ウェスト ボートン ロー ド 947 (72)発明者 ダニエル エー・ギルモア アメリカ合衆国 コネチカット 06107、 ウェスト ハートフォード、クリフトン アヴェニュ 56 (72)発明者 ウェイン ティー・リピンスキー アメリカ合衆国 ミシガン 48732、エセ ックスヴィル、ウォード ストリート 21 (72)発明者 デイヴィド イー・ムロツカ アメリカ合衆国 コネチカット 06416、 クロムウェル、ウェスト ストリート 49 (72)発明者 チャールズ エッチ・タッキイ アメリカ合衆国 ミシガン 48726、カス シティ シュウェグラー ロード 4681

Claims (37)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タンク内に設置する燃料ポンプとリザー
    バ筒とのモジュール組立体であって、 入口と出口を有し燃料タンク内に設置する構造の電動燃
    料ポンプと、 内部主フィルタチャンバから該ポンプの該入口に燃料を
    送るための、該ポンプの該入口と連結する出口を有する
    該フィルタチャンバに燃料が流れる得る複数の孔を備え
    た主フィルタと、該主フィルタは該燃料タンクの底に直
    接隣接して収容されるように構成され配置されていて、 タンク内に一般的には垂直方向に配置され閉じた下端を
    有する燃料リザーバ筒と、 該リザーバ筒から該フィルタチャンバの内部を通って該
    ポンプの該入口に至る燃料の流れに対して、該下端に直
    接隣接して、該下端と該フィルタチャンバとを通じさせ
    るための出口部の流れ制御手段とを具備し、 該ポンプは、該モジュール組立体内に該リザーバ筒の外
    側に隣接して配設され、ポンプ軸は一般的には垂直方向
    であり、該ポンプの該入口は該リザーバ筒の下端の高さ
    にあり、該ポンプの出口と該リザーバ筒の内部を連通し
    て燃料の一部を該ポンプの該出口から該リザーバ筒に通
    過させるバイパス流路を有し、 それにより、該燃料タンクから該主フィルタへの燃料の
    供給が一時的に中断した時に、該リザーバ筒からの燃料
    が、該流れ制御手段と該フィルタチャンバとその出口と
    を通って該燃料ポンプの該入口に流れるように構成した
    ことを特徴とするモジュール組立体。
  2. 【請求項2】 前記流れ制御手段が制限オリフィスを有
    する請求項1記載のモジュール組立体。
  3. 【請求項3】 約60ミクロン以下の平均孔寸法であっ
    て、前記リザーバ筒から前記オリフィスを通って流れる
    燃料を濾過するために前記オリフィスの上側に設けられ
    た二次フィルタを有する請求項2記載のモジュール組立
    体。
  4. 【請求項4】 前記主フィルタが約100ミクロン以下
    の平均孔寸法である請求項1記載のモジュール組立体。
  5. 【請求項5】 前記オリフィスが約5mm(約0.2イ
    ンチ)以下の径である請求項2記載のモジュール組立
    体。
  6. 【請求項6】 前記主フィルタがプラスチックのフィル
    タシート材からなる外囲体からなって、一般的には垂直
    方向に相対する一対の壁を有し、前記オリフィスが該一
    対の壁の一つを通って該外囲体の内部に通じ、該外囲体
    内の該一対の壁の間に収容される、該一対の壁のもう一
    方の壁を前記オリフィスと前記主フィルタとを離間させ
    る撓板を設けた請求項2記載のモジュール組立体。
  7. 【請求項7】 前記リザーバ筒が前記主フィルタの前記
    一対の壁の一つに取り付けられた請求項6記載のモジュ
    ール組立体。
  8. 【請求項8】 前記ポンプが運転中に、前記バイパス流
    路を通って前記リザーバ筒に流れる燃料量を変化させ制
    御することによって、前記ポンプの出口から前記燃料タ
    ンクの外側に供給される燃料の圧力を調節し制御してエ
    ンジンに送るための、前記バイパス流路に設けられた圧
    力調整弁を具備した請求項1記載のモジュール組立体。
  9. 【請求項9】 前記モジュール組立体は、その下端が前
    記燃料タンクの底で鍋状の容器の横方向に狭い境柵内に
    取り付けられる構造であり、前記リザーバ筒はその長手
    方向に比較的小さい径の延長管を有し、該管の長手方向
    の軸が一般的には燃料タンク内で垂直であり、前記圧力
    調整弁は少なくとも部分的に該管の側壁を貫通して該管
    内に延びていて、前記主フィルタは、その長手、幅方向
    が該管と前記ポンプの軸に垂直な面内にある延長した外
    囲体を有し、前記ポンプと該外囲体とのモジュールの高
    さ方向の厚さは前記モジュール組立体全体の高さと全幅
    寸法に比較して小さく構成された請求項8記載のモジュ
    ール組立体。
  10. 【請求項10】 前記ポンプは、ポンプの回転するポン
    ピングチャンバ内で駆動する回転羽根車を有するタービ
    ン羽根式ポンプからなり、周方向の一部に設けられた蒸
    気抜き通路を形成する手段を有し、該手段は、入口で該
    ポンピングチャンバに開口し、出口で前記ポンプの外部
    に開口して該ポンピングチャンバ内の蒸気を該蒸気抜き
    通路を介して前記燃料タンクの外に直接押し出すことが
    できる、請求項1記載のモジュール組立体。
  11. 【請求項11】 前記ポンプは前記モジュール組立体内
    に前記リザーバ筒の外側に設置され前記燃料タンク内に
    直接置かれた回転ポンプを有し、前記ポンプは内部に蒸
    気を抜く機構を有し、該機構は、入口が該回転ポンプの
    ポンピングチャンバに通じ、出口が前記燃料タンクの外
    に直接通じるよに構成された、請求項1記載のモジュー
    ル組立体。
  12. 【請求項12】 前記流れ制御手段が前記リザーバ筒の
    底に隣接し前記フィルタチャンバを通って前記ポンプの
    入口に燃料を入れるように作動する弁と、前記主フィル
    タの外面に液体燃料が無いときに該弁を開く手段とを有
    する請求項1記載のモジュール組立体。
  13. 【請求項13】 前記弁を開く手段が、前記主フィルタ
    を有し、そのフィルタの孔はタンク内にある液体燃料の
    毛管作用により閉じるように構成されて、前記主フィル
    タの外面から前記フィルタチャンバ内の空気または水が
    通過するのを阻止する請求項12記載のモジュール組立
    体。
  14. 【請求項14】 前記リザーバ筒は、前記リザーバ筒の
    底の上側に仕切壁が設られ、該仕切り壁は開口を有し、
    その開口は、前記弁と協働する弁座を有し、前記リザー
    バ筒の底と前記フィルタチャンバの間を開閉する、請求
    項13記載のモジュール組立体。
  15. 【請求項15】 前記弁は前記仕切壁の下側の空間で可
    動する弁開閉部材を有し、前記弁は前記リザーバ内のリ
    ザーブ燃料のヘッド圧により前記弁座に押しつけられる
    構成の、請求項14記載のモジュール組立体。
  16. 【請求項16】 前記モジュール組立体は、前記フィル
    タチャンバ内に配設され前記弁を前記弁座に閉位置に偏
    位させる、前記主フィルタからなるダイヤフラムに作動
    的に連結したばね手段を有し、該ダイヤフラムの上方向
    の動きは、液体燃料による湿潤による前記毛管作用と前
    記主フィルタの外側にある空気およびまたは水とにより
    閉じられた時に、前記フィルタチャンバの内部にかかる
    ポンプ吸引力に応じて、該ばね手段による偏位を押し戻
    し、前記弁を開けて前記リザーバ筒の底から前記フィル
    タチャンバを通って前記ポンプ入口に燃料を入れる、請
    求項15記載のモジュール組立体。
  17. 【請求項17】 前記流れ制御手段は、前記フィルタチ
    ャンバ内に配設された、前記主フィルタの内面に横たわ
    る、前記ポンプ組立体に対して前記主フィルタ上に中心
    を合わさた、孔のある環状の剛性のあるディスクを有
    し、前記弁がポペット式弁体と該ディスクの中央ハブに
    連結された弁棒とを有し、該ディスクを介して前記弁に
    前記主フィルタの動きを伝達するための前記ばね手段が
    前記仕切壁と該ディスクのハブの間に配設され、前記ば
    ね手段が該弁棒を囲むコイルばねを有する、請求項16
    記載のモジュール組立体。
  18. 【請求項18】 前記ポンプがタービン式回転羽根ポン
    プを有する請求項1記載のモジュール組立体。
  19. 【請求項19】 前記ポンプがタービン式回転羽根ポン
    プを有する請求項11記載のモジュール組立体。
  20. 【請求項20】 前記主フィルタは、前記ディスクを径
    方向に覆って越えて延びる外縁部を備えた円形のフィル
    タシート材と、該シート材が取り付けられる、前記ディ
    スクを径方向外側に離れて囲む外縁を有するフィルタ取
    付用リングと、前記リザーバ筒の仕切壁と前記弁座とを
    構成し前記ポンプ入口が嵌入搭載される開口を有する基
    板とを具備し、該基板は前記リザーバ筒と前記ポンプと
    の下端壁を横方向に囲み、前記弁座を形成する上方向に
    延びるボス部を有し、該ボス部は前記弁と前記弁座によ
    り制御されるその弁座を通る流路を備え、前記リザーバ
    筒の下端壁は上向きに突出するボスを有し、該下端壁の
    該ボスは該基板のボス部を収容する開口を有し、該基板
    は前記フィルタ取付用リングを収容するための環状の溝
    を有し、その下に前記フィルタシート材と前記ディスク
    とを吊るして、該基板と前記フィルタシート材との間に
    前記フィルタチャンバを形成した、請求項17記載のモ
    ジュール組立体。
  21. 【請求項21】 前記流れ制御手段は前記燃料タンク内
    の燃料の液位とそれを越える前記リザーバ筒内のバイパ
    スリザーブ燃料液位とのヘッド差圧により直接変化して
    流量を可変にするように構成配置され、前記燃料ポンプ
    の運転中に、タンクの燃料液位が前記リザーバ筒内のリ
    ザーブ燃料液位より下に降下したときはいつも、バイパ
    スリザーブ燃料が前記ポンプ入口に戻ることができ、前
    記リザーバ筒内のリザーブ燃料ヘッド圧を最良にし、前
    記ポンプ入口にバイパス燃料を戻し、一方、タンクへの
    リザーム燃料の溢出を最小にする請求項1記載のモジュ
    ール組立体。
  22. 【請求項22】 前記リザーバ筒は底出口開口を有し、
    前記流れ制御手段は二次フィルタダイアフラムと該二次
    フィルタダイヤフラムと関連して作動する弁手段とを有
    し、該二次フィルタダイアフラムは、前記リザーバから
    前記底出口を通って前記フィルタチャンバに流れる燃料
    を濾過するために、前記フィルタチャンバに面して前記
    リザーバ筒底出口を下から覆い、該弁手段は、ばねによ
    り前記リザーバ筒底出口の方向に上側に偏位され、前記
    タンクと前記フィルタチャンバ間に生じる前記ダヤフラ
    ムフィルタ上に下向きに作用する変化する差圧に応じ
    て、前記リザーバ筒底出口から前記フィルタチャンバに
    流れるバイパスリザーブ燃料流を開閉する位置に動く、
    請求項21記載のモジュール組立体。
  23. 【請求項23】 前記モジュール組立体は基礎支持体を
    有し、該基礎支持体は設置用フランジを有し、該フラン
    ジの上側に鉛直に前記燃料ポンプと前記リザーバ筒は設
    置され、該基礎支持体の底側は開いていて、前記主フィ
    ルタはプラスチックのフィルタ材シートを有し、該シー
    トは前記フランジのその開口した底と離れていてそれら
    の間に前記フィルタチャンバをタンク内の燃料に晒され
    るように形成し、前記主フィルタの上側に収容され前記
    主フィルタを前記ポンプ入口から間隔を設ける防撓板を
    具備した、請求項1記載のモジュール組立体。
  24. 【請求項24】 二次フィルタが前記主フィルタの上に
    間隔を設けて前記基礎フランジに取り付けられてその間
    に前記フィルタチャンバの一部を形成し、該二次フィル
    タはまた前記燃料タンクの燃料に晒されている請求項2
    3記載のモジュール組立体。
  25. 【請求項25】 前記二次フィルタは可動ダイヤフラム
    を有し、前記基礎フランジはまた孔のある支持台を有
    し、該支持台は前記二次フィルタ上に配置され前記リザ
    ーバ筒を支持し、前記リザーバ筒底出口は、該支持台を
    通って前記弁手段と通じていて、前記二次フィルタの該
    ダイヤフラムと係合して閉鎖状態になる固定弁座を形成
    した請求項24記載のモジュール組立体。
  26. 【請求項26】 前記リザーバ筒は、その上端が前記燃
    料タンクに開口し、その下端が前記主フィルタの取り付
    けられた組立基礎部材に取り付けられ、該組立基礎部材
    は前記リザーバ筒の下端と連通しそして下側に前記主フ
    ィルタを保持し、前記流れ制御手段は前記組立基礎部材
    に設けられ前記主フィルタの内部に開口する制限オリフ
    ィスを有し、前記フィルタチャンバ内に前記主フィルタ
    が潰れるのを防ぐために、前記主フィルタはスペイサー
    である防撓板手段を有する、請求項1記載のモジュール
    組立体。
  27. 【請求項27】 前記流れ制御手段が、前記リザーバ筒
    の底出口を制御し前記フィルタチャンバを通って前記ポ
    ンプ入口に燃料を入れるように作動する弁と、前記第一
    フィルタの外に液体燃料が無いのに応答して該弁を開け
    る手段とを有する請求項1記載のモジュール組立体。
  28. 【請求項28】 二次フィルタがダイヤフラムとして作
    用し前記弁を開ける手段として機能するように構成され
    て配置され、前記主フィルタそして二次フィルタの孔は
    タンク内にある液体燃料の毛管作用により閉じて、前記
    フィルタの外面から空気または水が前記主フィルタに入
    るのを防ぐように構成された請求項27記載のモジュー
    ル組立体。
  29. 【請求項29】 前記弁は弁座と該弁座の下側の空間で
    動く開閉部材とを有し、前記弁は前記リザーバ筒内のリ
    ザーブ燃料の重力圧により、該弁座から離れる方向に変
    位する請求項27記載のモジュール組立体。
  30. 【請求項30】 前記モジュール組立体は、前記フィル
    タチャンバに配設されたばね手段を有し、該ばね手段は
    前記弁座に対して前記弁を閉位置に変位させるために前
    記二次フィルタに連結して作動し、液体燃料の湿潤によ
    る毛管作用と前記二次フィルタの外側の空気または水の
    存在とにより、前記フィルタチャンバの内部に加わるポ
    ンプ吸引力に応じて、前記ばね手段の偏位に打ち勝って
    前記弁を開き前記リザーバ筒の底から前記フィルタチャ
    ンバを通って前記ポンプ入口に燃料が入るように前記二
    次フィルタが下方向の動く、請求項29記載のモジュー
    ル組立体。
  31. 【請求項31】 前記流れ制御手段は、前記二次フィル
    タの内側の面の下に心合わせされ前記フィルタチャンバ
    に固定して配設された環状の孔のある剛性のあるばね保
    持ディスクを有し、前記弁は前記二次フィルタの撓みに
    応じて動く、前記二次フィルタの中央領域を有し、前記
    ばね手段は前記二次フィルタの該中央領域と前記ディス
    クの中央ハブとの間に配設され前記弁を前記弁座の方向
    に押し付けるように変位させるコイルばねを有する、請
    求項30記載のモジュール組立体。
  32. 【請求項32】 前記主フィルタは更に円形のフィルタ
    材シートを有し、該フィルタ材シートは外側周縁部と該
    外側周縁部を固定する主フィルタ保持リングとを備え、
    前記モジュール組立体は前記ポンプ入口が配設される貫
    通孔があるフランジを備えた基部組立体を有し、該基部
    組立体の該フランジは前記リザーバ筒の底壁と前記ポン
    プとを横方向に囲み上方向に突出する孔のあるリザーバ
    筒設置用ボスを前記弁座の下に有し、該フランジはまた
    前記弁と前記弁座に通じる流路を有し、前記リザーバ筒
    の底壁の頸部は前記リザーバ筒の下端から下方向に突出
    し前記基部フランジ設置用ボスに収容されて前記基部フ
    ランジを前記リザーバ筒に連結し、前記基部フランジは
    環状の周縁壁を有し該周縁壁は前記主フィルタ保持材を
    収容し設置して前記主フィルタシートをその下に吊して
    それらの間に前記フィルタチャンバを形成する、請求項
    30記載のモジュール組立体。
  33. 【請求項33】 前記モジュール組立体は前記リザーバ
    筒から前記ポンプ入口へのリザーブ燃料の流れ制御手段
    を有し、該流れ制御手段は前記燃料タンク内の燃料液位
    とそれを越える前記リザーバ筒内のバイパスリザーブ燃
    料液位とのヘッド差圧により直接的に流量を変化させ、
    前記燃料ポンプの運転中に、タンクの燃料液位が前記リ
    ザーバ筒内のリザーブ燃料液位より下に降下したときは
    いつも、バイパスリザーブ燃料が前記ポンプ入口に戻
    り、前記リザーバ筒内のリザーブ燃料ヘッド圧を最良に
    して前記ポンプ入口にバイパス燃料を戻し、一方タンク
    へのリザーブ燃料の溢出を最小にする、請求項1記載の
    モジュール組立体。
  34. 【請求項34】 リザーブ燃料の前記流れ制御手段は二
    次フィルタダイアフラムと、該二次フィルタダイアフラ
    ムは前記タンクと前記フィルタチャンバに連通し前記リ
    ザーバ筒底出口を下から覆い前記リザーバ筒から前記フ
    ィルタチャンバに流れる燃料を濾過し、該二次フィルタ
    ダイヤフラムと関連して作動し前記リザーバ筒底出口の
    方向に上向きに屈して偏位される弁とを具備し、前記タ
    ンクと前記フィルタチャンバ間に生じる該二次フィルタ
    ダヤフラム上に下向きに作用する変化する差圧に応じ
    て、前記リザーバ筒底出口から前記フィルタチャンバに
    流れるバイパスリザーブ燃料流を開閉する位置に動く、
    請求項33記載のモジュール組立体。
  35. 【請求項35】 前記ポンプが運転中に、前記バイパス
    流路を通って前記リザーバ筒に流れる燃料量を変化させ
    制御することによって、前記ポンプの出口から前記燃料
    タンクの外側に供給される燃料の圧力を調節し制御して
    エンジンに送るための、前記バイパス流路に設けられた
    圧力調整弁を具備した請求項33記載のモジュール組立
    体。
  36. 【請求項36】 前記弁を開く手段が前記フィルタチャ
    ンバそして前記燃料タンク内の燃料に通じる二次フィル
    タを有し、該二次フィルタがダイヤフラムとして作動し
    そのフィルタの孔はタンク内にある液体燃料の毛管作用
    により閉じて前記主及び二次フィルタの外から前記フィ
    ルタチャンバ内に空気または水が通過するのを阻止し前
    記弁を開くように機能する請求項27記載のモジュール
    組立体。
  37. 【請求項37】 前記モジュール組立体は前記フィルタ
    チャンバに配設されたばねを有し、該ばねは前記弁を前
    記リザーバ筒からのリザーブ燃料の流れを閉じるように
    偏位させるために前記二次フィルタの前記ダイヤフラム
    に連結して作動し、前記二次フィルタの前記ダヤフラム
    の動きに弾力的に屈し、液体燃料の湿潤による毛管作用
    と前記二次フィルタの前記ダイヤフラムの外側のタンク
    側に空気そしてまたは水の存在により、前記フィルタチ
    ャンバの内部に加わるポンプ吸引力に応じて、前記ばね
    の偏位に打ち勝って前記弁を開き前記リザーバ筒から前
    記フィルタチャンバを通って前記ポンプ入口に燃料が入
    る、請求項36記載のモジュール組立体。
JP8167966A 1995-06-30 1996-06-27 タンク内設置式燃料ポンプ及びリザーバ Withdrawn JPH09133058A (ja)

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