JPH09133217A - リップ型シール - Google Patents
リップ型シールInfo
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- JPH09133217A JPH09133217A JP7308543A JP30854395A JPH09133217A JP H09133217 A JPH09133217 A JP H09133217A JP 7308543 A JP7308543 A JP 7308543A JP 30854395 A JP30854395 A JP 30854395A JP H09133217 A JPH09133217 A JP H09133217A
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Landscapes
- Sealing With Elastic Sealing Lips (AREA)
- Sealing Of Bearings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 潤滑性の乏しい水等を密封対象とする軸封装
置として、メカニカルシールに代えて使用することので
きるリップ型シールを提供し、軸封装置の装着スペース
の縮小を図る。 【解決手段】 ハウジング1の内周に密嵌される金属ケ
ース11の内周に、密封対象側に臨むPTFE製リップ
部材12と、大気A側に臨むエラストマ製リップ部材1
3のそれぞれの外径部12b,13cが一体的に保持さ
れ、これらPTFE製リップ部材12とエラストマ製リ
ップ部材13との間にグリース14が充填されている。
置として、メカニカルシールに代えて使用することので
きるリップ型シールを提供し、軸封装置の装着スペース
の縮小を図る。 【解決手段】 ハウジング1の内周に密嵌される金属ケ
ース11の内周に、密封対象側に臨むPTFE製リップ
部材12と、大気A側に臨むエラストマ製リップ部材1
3のそれぞれの外径部12b,13cが一体的に保持さ
れ、これらPTFE製リップ部材12とエラストマ製リ
ップ部材13との間にグリース14が充填されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のターボ機
関へ冷却水を送給するウォーターポンプ等の軸封装置と
して用いられるリップ型シールに関する。
関へ冷却水を送給するウォーターポンプ等の軸封装置と
して用いられるリップ型シールに関する。
【0002】
【従来の技術】図4は、冷却水循環用のウォーターポン
プの一例を示すものである。このウォーターポンプは、
ハウジング1に、シャフト2が軸受3を介して挿通さ
れ、このシャフト2がプーリ4により駆動力を伝達され
てポンプ室7内のインペラ5を回転させ、冷却水Wを送
給するようになっている。シャフト2の軸周は、ポンプ
室7と軸受3側との間の位置でメカニカルシール6によ
り軸封されている。
プの一例を示すものである。このウォーターポンプは、
ハウジング1に、シャフト2が軸受3を介して挿通さ
れ、このシャフト2がプーリ4により駆動力を伝達され
てポンプ室7内のインペラ5を回転させ、冷却水Wを送
給するようになっている。シャフト2の軸周は、ポンプ
室7と軸受3側との間の位置でメカニカルシール6によ
り軸封されている。
【0003】冷却水Wが軸受3側へ流出するのを防止す
るための軸封装置として、従来、メカニカルシール6が
用いられている理由は、潤滑性の乏しい冷却水Wを密封
対象とするものであるため、例えばメカニカルシール6
に代えてオイルシール等のエラストマ製リップ型シール
を採用した場合、潤滑不足によるリップ部の面荒れや異
常摩耗等の不具合が早期に発生しやすく、軸封機能の著
しい低下を来すからである。これに対し、メカニカルシ
ール6は、摺動材として自己潤滑性の優れたカーボン製
の密封環を用いていることから、優れた軸封機能を長期
間維持することができる。
るための軸封装置として、従来、メカニカルシール6が
用いられている理由は、潤滑性の乏しい冷却水Wを密封
対象とするものであるため、例えばメカニカルシール6
に代えてオイルシール等のエラストマ製リップ型シール
を採用した場合、潤滑不足によるリップ部の面荒れや異
常摩耗等の不具合が早期に発生しやすく、軸封機能の著
しい低下を来すからである。これに対し、メカニカルシ
ール6は、摺動材として自己潤滑性の優れたカーボン製
の密封環を用いていることから、優れた軸封機能を長期
間維持することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、メカニ
カルシール6は、互いに軸方向に並んで配置されたハウ
ジング1側の静止密封環6aとインペラ5側の回転密封
環6bとを、コイルスプリング6cの軸方向の付勢力に
よって互いに摺接させる構造であるため、軸方向の装着
スペースがリップ型シールに比較して大きく、ウォータ
ーポンプの小型化に対する要求を満足できない問題があ
る。したがって、本発明の技術的課題とするところは、
潤滑性の乏しい水等を密封対象とする軸封装置として、
メカニカルシールに代えて使用することのできるリップ
型シールを提供し、軸封装置の装着スペースの縮小を図
ることにある。
カルシール6は、互いに軸方向に並んで配置されたハウ
ジング1側の静止密封環6aとインペラ5側の回転密封
環6bとを、コイルスプリング6cの軸方向の付勢力に
よって互いに摺接させる構造であるため、軸方向の装着
スペースがリップ型シールに比較して大きく、ウォータ
ーポンプの小型化に対する要求を満足できない問題があ
る。したがって、本発明の技術的課題とするところは、
潤滑性の乏しい水等を密封対象とする軸封装置として、
メカニカルシールに代えて使用することのできるリップ
型シールを提供し、軸封装置の装着スペースの縮小を図
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述した技術的課題を有
効に解決するための手段として、本発明に係るリップ型
シールは、ハウジングの内周に密嵌される環状の金属ケ
ースの内周に、密封対象側に臨むPTFE製リップ部材
と、大気側に臨むゴム状弾性材製リップ部材のそれぞれ
の外径部が一体的に保持され、これらPTFE製リップ
部材とエラストマ製リップ部材との間に潤滑剤が充填さ
れたものである。
効に解決するための手段として、本発明に係るリップ型
シールは、ハウジングの内周に密嵌される環状の金属ケ
ースの内周に、密封対象側に臨むPTFE製リップ部材
と、大気側に臨むゴム状弾性材製リップ部材のそれぞれ
の外径部が一体的に保持され、これらPTFE製リップ
部材とエラストマ製リップ部材との間に潤滑剤が充填さ
れたものである。
【0006】PTFEは、テフロンとの商品名で知られ
るフッ化エチレン重合体であり、自己潤滑性の優れた材
料であるため、このPTFEからなるリップ部材は、密
封対象が水等の潤滑性の乏しい流体であっても、優れた
摺動耐久性を発揮する。また、エラストマ製リップ部材
は、前記PTFE製リップ部材とシャフトとの摺動部に
大気側からの外部ダストが侵入するのを防止するもので
ある。PTFE製リップ部材とエラストマ製リップ部材
との間に充填された潤滑剤は、大気側に臨むエラストマ
製リップ部材とシャフトとの摺動部がドライ摺動となる
のを防止するものであると共に、PTFE製リップ部材
の背後を埋めていることによって、密封対象流体に対す
るシーラントとしての機能も発揮する。
るフッ化エチレン重合体であり、自己潤滑性の優れた材
料であるため、このPTFEからなるリップ部材は、密
封対象が水等の潤滑性の乏しい流体であっても、優れた
摺動耐久性を発揮する。また、エラストマ製リップ部材
は、前記PTFE製リップ部材とシャフトとの摺動部に
大気側からの外部ダストが侵入するのを防止するもので
ある。PTFE製リップ部材とエラストマ製リップ部材
との間に充填された潤滑剤は、大気側に臨むエラストマ
製リップ部材とシャフトとの摺動部がドライ摺動となる
のを防止するものであると共に、PTFE製リップ部材
の背後を埋めていることによって、密封対象流体に対す
るシーラントとしての機能も発揮する。
【0007】また、本発明において好ましくは、金属環
により補強されたエラストマ製リップ部材の外周部がP
TFE製リップ部材側へ円筒状に延在され、その先端部
が前記PTFE製リップ部材の外周部背面に圧接され
る。この場合、エラストマ製リップ部材外周部の円筒状
に延在された部分は、金属ケース及びPTFE製リップ
部材との間を密封するガスケットとしての機能のほか、
エラストマ製リップ部材とPTFE製リップ部材との間
に潤滑剤を十分に充填可能な空間を形成するためのスペ
ーサとしての機能を奏する。
により補強されたエラストマ製リップ部材の外周部がP
TFE製リップ部材側へ円筒状に延在され、その先端部
が前記PTFE製リップ部材の外周部背面に圧接され
る。この場合、エラストマ製リップ部材外周部の円筒状
に延在された部分は、金属ケース及びPTFE製リップ
部材との間を密封するガスケットとしての機能のほか、
エラストマ製リップ部材とPTFE製リップ部材との間
に潤滑剤を十分に充填可能な空間を形成するためのスペ
ーサとしての機能を奏する。
【0008】
【発明の実施の形態】図1に、本発明に係るリップ型シ
ールの好ましい一実施形態が示される。この図におい
て、参照符号1は機関冷却水Wを循環供給するウォータ
ーポンプのハウジング、2はこのハウジング1の内周の
軸孔に挿通されポンプ室7側のインペラを回転させるシ
ャフトである。
ールの好ましい一実施形態が示される。この図におい
て、参照符号1は機関冷却水Wを循環供給するウォータ
ーポンプのハウジング、2はこのハウジング1の内周の
軸孔に挿通されポンプ室7側のインペラを回転させるシ
ャフトである。
【0009】リップ型シール10は、シャフト2をポン
プ室7と図中左側にある軸受側との間で軸封するもので
あって、ハウジング1の軸孔内周面に段付き形成された
取付部1aに密嵌固定される環状の金属ケース11と、
この金属ケース11の内周にあってシャフト2の外周面
に摺接する内周のリップ部12aが密封対象であるポン
プ室7側へ湾曲して延びるPTFE製リップ部材12
と、前記金属ケース11の内周にあって大気A側(ポン
プ室7と反対側)に臨んで配置され内周にシャフト2の
外周面に摺接するリップ部13a,13bがPTFE製
リップ部材12側及び大気A側へ分岐して形成されたエ
ラストマ製リップ部材13とを備える。PTFE製リッ
プ部材12とエラストマ製リップ部材13との間には、
潤滑剤としてグリース14が充填されている。
プ室7と図中左側にある軸受側との間で軸封するもので
あって、ハウジング1の軸孔内周面に段付き形成された
取付部1aに密嵌固定される環状の金属ケース11と、
この金属ケース11の内周にあってシャフト2の外周面
に摺接する内周のリップ部12aが密封対象であるポン
プ室7側へ湾曲して延びるPTFE製リップ部材12
と、前記金属ケース11の内周にあって大気A側(ポン
プ室7と反対側)に臨んで配置され内周にシャフト2の
外周面に摺接するリップ部13a,13bがPTFE製
リップ部材12側及び大気A側へ分岐して形成されたエ
ラストマ製リップ部材13とを備える。PTFE製リッ
プ部材12とエラストマ製リップ部材13との間には、
潤滑剤としてグリース14が充填されている。
【0010】金属ケース11は、その軸方向両端部11
a,11bが内径側へ屈曲されており、これによって、
PTFE製リップ部材12の外周部12bとエラストマ
製リップ部材13の外周部13cとを、軸方向両側から
挟み込んだ状態で一体的に保持している。金属環13d
によって補強されたエラストマ製リップ部材13の外周
部13cは、PTFE製リップ部材12側へ円筒状に延
在された断面略L字形を呈し、その先端部は、PTFE
製リップ部材12の外周部12bの背面に圧接されてい
る。
a,11bが内径側へ屈曲されており、これによって、
PTFE製リップ部材12の外周部12bとエラストマ
製リップ部材13の外周部13cとを、軸方向両側から
挟み込んだ状態で一体的に保持している。金属環13d
によって補強されたエラストマ製リップ部材13の外周
部13cは、PTFE製リップ部材12側へ円筒状に延
在された断面略L字形を呈し、その先端部は、PTFE
製リップ部材12の外周部12bの背面に圧接されてい
る。
【0011】グリース14は、適度な粘性を有するた
め、ポンプ室7あるいは大気A側へ容易に流出すること
がなく、PTFE製リップ部材12のリップ部12a及
びエラストマ製リップ部材13のリップ部13a,13
bと、シャフト2との摺動部に介入して潤滑膜を形成す
る。また、このグリース14自体が、冷却水Wの漏れを
有効に防止するシーラントとしての機能を有する。した
がって、潤滑性の乏しい機関冷却水Wを密封対象として
いるにも拘らず、潤滑不足による前記リップ部12a,
13a,13bの面荒れや異常摩耗等が生じにくく、長
期間優れた密封性能が期待できる。また、このリップ型
シール10は軸方向に対して薄肉である二枚のリップ部
材12,13を配列したものであるから、図4に示すメ
カニカルシール6に比較して装着スペースが軸方向に短
縮される。
め、ポンプ室7あるいは大気A側へ容易に流出すること
がなく、PTFE製リップ部材12のリップ部12a及
びエラストマ製リップ部材13のリップ部13a,13
bと、シャフト2との摺動部に介入して潤滑膜を形成す
る。また、このグリース14自体が、冷却水Wの漏れを
有効に防止するシーラントとしての機能を有する。した
がって、潤滑性の乏しい機関冷却水Wを密封対象として
いるにも拘らず、潤滑不足による前記リップ部12a,
13a,13bの面荒れや異常摩耗等が生じにくく、長
期間優れた密封性能が期待できる。また、このリップ型
シール10は軸方向に対して薄肉である二枚のリップ部
材12,13を配列したものであるから、図4に示すメ
カニカルシール6に比較して装着スペースが軸方向に短
縮される。
【0012】シャフト2を介してポンプ室7内の図示さ
れていないインペラが回転すると、ポンプ室7のうちの
インペラの内周近傍すなわちリップ型シール10の近傍
は比較的低圧となるから、ポンプ室7に臨むPTFE製
リップ部材12は密封対象の冷却水Wの圧力による大き
な負荷を受けることはないが、PTFE製リップ部材1
2自体の復元力によりリップ部12aがシャフト2の外
周面にベタ当たりするのを防止するために、図2に他の
実施形態を示すように、PTFE製リップ部材12の背
面を金属製バックアップリング15でバックアップする
構成とすることも好ましい。また、ハウジング1の軸孔
内周面と金属ケース1の密嵌部には、必要に応じてOリ
ング等のガスケット手段を介在させる。
れていないインペラが回転すると、ポンプ室7のうちの
インペラの内周近傍すなわちリップ型シール10の近傍
は比較的低圧となるから、ポンプ室7に臨むPTFE製
リップ部材12は密封対象の冷却水Wの圧力による大き
な負荷を受けることはないが、PTFE製リップ部材1
2自体の復元力によりリップ部12aがシャフト2の外
周面にベタ当たりするのを防止するために、図2に他の
実施形態を示すように、PTFE製リップ部材12の背
面を金属製バックアップリング15でバックアップする
構成とすることも好ましい。また、ハウジング1の軸孔
内周面と金属ケース1の密嵌部には、必要に応じてOリ
ング等のガスケット手段を介在させる。
【0013】
【実施例】図3は、本発明によるリップ型シール10
と、単一のエラストマ製リップ部材からなる比較例の密
封性能試験を、下記の条件で実施した結果を示すもの
で、横軸に運転時間、縦軸に累積漏れ量をとってある。 試験条件 シャフト回転数;6500rpm 圧力;2kg/cm2 温度;100℃ 密封対象流体;水
と、単一のエラストマ製リップ部材からなる比較例の密
封性能試験を、下記の条件で実施した結果を示すもの
で、横軸に運転時間、縦軸に累積漏れ量をとってある。 試験条件 シャフト回転数;6500rpm 圧力;2kg/cm2 温度;100℃ 密封対象流体;水
【0014】上記試験結果から明らかなように、比較例
はエラストマ製リップ部材からなるため、初期において
は優れた密封特性を発揮するが、密封対象が潤滑性の乏
しい水であることによる潤滑不足が発生して早期に摩耗
し、運転時間が100時間を超えると漏洩量の著しい増
大が見られる。これに対し、本発明のリップ型シールの
場合は、グリースによって摺動部の潤滑性が向上するの
で、良好な密封性能が長期間維持されることが確認され
た。
はエラストマ製リップ部材からなるため、初期において
は優れた密封特性を発揮するが、密封対象が潤滑性の乏
しい水であることによる潤滑不足が発生して早期に摩耗
し、運転時間が100時間を超えると漏洩量の著しい増
大が見られる。これに対し、本発明のリップ型シールの
場合は、グリースによって摺動部の潤滑性が向上するの
で、良好な密封性能が長期間維持されることが確認され
た。
【0015】
【発明の効果】本発明のリップ型シールは、潤滑性の乏
しい水等を密封対象とした場合でも、密封摺動部が潤滑
不足となるのを防止して優れた軸封機能を長期間維持す
ることができるので、潤滑性の乏しい水等を密封対象と
するメカニカルシールに代えて使用することにより、軸
封装置の装着スペースを縮小してポンプ等の機器の小型
化が実現できる。
しい水等を密封対象とした場合でも、密封摺動部が潤滑
不足となるのを防止して優れた軸封機能を長期間維持す
ることができるので、潤滑性の乏しい水等を密封対象と
するメカニカルシールに代えて使用することにより、軸
封装置の装着スペースを縮小してポンプ等の機器の小型
化が実現できる。
【図1】本発明に係るリップ型シールの好ましい一実施
形態を、その軸心を通る平面で切断して示す半断面図で
ある。
形態を、その軸心を通る平面で切断して示す半断面図で
ある。
【図2】本発明に係るリップ型シールの好ましい他の実
施形態を、その軸心を通る平面で切断して示す半断面図
である。
施形態を、その軸心を通る平面で切断して示す半断面図
である。
【図3】密封性能試験結果を示す説明図である。
【図4】軸封装置としてメカニカルシールを装着したウ
ォーターポンプを、その軸心を通る平面で切断して示す
断面図である。
ォーターポンプを、その軸心を通る平面で切断して示す
断面図である。
1 ハウジング 2 シャフト 10 リップ型シール 11 金属ケース 12 PTFE製リップ部材 13 エラストマ製リップ部材 14 グリース(潤滑剤)
Claims (2)
- 【請求項1】 ハウジングの内周に密嵌される環状の金
属ケースの内周に、密封対象側に臨むPTFE製リップ
部材と、大気側に臨むエラストマ製リップ部材のそれぞ
れの外径部が一体的に保持され、これらPTFE製リッ
プ部材とエラストマ製リップ部材との間に潤滑剤が充填
されたことを特徴とするリップ型シール。 - 【請求項2】 請求項1の記載において、 金属環により補強されたエラストマ製リップ部材の外周
部がPTFE製リップ部材側へ円筒状に延在され、その
先端部が前記PTFE製リップ部材の外周部背面に圧接
していることを特徴とするリップ型シール。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7308543A JPH09133217A (ja) | 1995-11-02 | 1995-11-02 | リップ型シール |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7308543A JPH09133217A (ja) | 1995-11-02 | 1995-11-02 | リップ型シール |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09133217A true JPH09133217A (ja) | 1997-05-20 |
Family
ID=17982300
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7308543A Withdrawn JPH09133217A (ja) | 1995-11-02 | 1995-11-02 | リップ型シール |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09133217A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001317636A (ja) * | 2000-05-02 | 2001-11-16 | Toyota Industries Corp | リップ型シール |
| JP2002310095A (ja) * | 2001-04-11 | 2002-10-23 | Arai Pump Mfg Co Ltd | ウォ−タポンプ用シ−ル装置 |
| JP2008180342A (ja) * | 2007-01-26 | 2008-08-07 | Nok Corp | ウォーターポンプ用密封装置 |
| JP2011085211A (ja) * | 2009-10-16 | 2011-04-28 | Tsubaki Emerson Co | 直線作動機 |
| KR20160027092A (ko) * | 2013-06-29 | 2016-03-09 | 니덱 게페엠 게엠베하 | 레이디얼 샤프트 시일 |
| US20160083565A1 (en) * | 2013-05-13 | 2016-03-24 | Eagle Industry Co., Ltd. | Ptfe resin composition |
| CN114555986A (zh) * | 2019-10-08 | 2022-05-27 | 尼得科Gpm有限公司 | 防水汽泄漏的简洁式密封结构 |
-
1995
- 1995-11-02 JP JP7308543A patent/JPH09133217A/ja not_active Withdrawn
Cited By (9)
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