JPH09133370A - 熱供給システム - Google Patents
熱供給システムInfo
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- JPH09133370A JPH09133370A JP7311577A JP31157795A JPH09133370A JP H09133370 A JPH09133370 A JP H09133370A JP 7311577 A JP7311577 A JP 7311577A JP 31157795 A JP31157795 A JP 31157795A JP H09133370 A JPH09133370 A JP H09133370A
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- Japan
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- load
- heat
- heat exchanger
- supply system
- conduit
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P80/00—Climate change mitigation technologies for sector-wide applications
- Y02P80/10—Efficient use of energy, e.g. using compressed air or pressurized fluid as energy carrier
Landscapes
- Steam Or Hot-Water Central Heating Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】負荷部材の使用開始時に、即座に加熱された熱
媒体を供給することができる熱供給システムを提供す
る。 【解決手段】熱交換器1と、この熱交換器1により加熱
された熱媒体を負荷部材Lに送給するための往管路2
と、負荷部材Lにより熱消費された熱媒体を熱交換器1
に返送ための復管路3と、往管路2と復管路3との間に
接続され、負荷部材Lが設けられた負荷管路6とを備え
た熱供給システムであって、負荷管路6よりも下流側の
往管路2と復管路3との間に、流量調整部材8を有する
バイパス管路7を接続する。
媒体を供給することができる熱供給システムを提供す
る。 【解決手段】熱交換器1と、この熱交換器1により加熱
された熱媒体を負荷部材Lに送給するための往管路2
と、負荷部材Lにより熱消費された熱媒体を熱交換器1
に返送ための復管路3と、往管路2と復管路3との間に
接続され、負荷部材Lが設けられた負荷管路6とを備え
た熱供給システムであって、負荷管路6よりも下流側の
往管路2と復管路3との間に、流量調整部材8を有する
バイパス管路7を接続する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、戸建住宅、マン
ション等の集合住宅、ホテル、一般ビルディング、工場
等多数の居住室を有する建築物に適用される熱供給シス
テムに関する。
ション等の集合住宅、ホテル、一般ビルディング、工場
等多数の居住室を有する建築物に適用される熱供給シス
テムに関する。
【0002】
【従来の技術】上記のような建築物においては、近年、
熱交換器で加熱された加熱水を循環させ、給湯器、暖房
器、乾燥器等の負荷部材に熱を供給するセントラル熱供
給システムが採用されている。図8は、従来の熱供給シ
ステムを示す配管系統図である。熱交換器101は熱交
換コイル105を有し、往管路102と復管路103の
各端部は熱交換コイル105を介して連結されている。
復管路103には循環ポンプ104が設けられている。
往管路102と復管路103との間には、複数の負荷管
路106が並列に接続されている。各負荷管路106に
は負荷部材L1、L2…Ln-1、Lnが設けられている。
熱交換器で加熱された加熱水を循環させ、給湯器、暖房
器、乾燥器等の負荷部材に熱を供給するセントラル熱供
給システムが採用されている。図8は、従来の熱供給シ
ステムを示す配管系統図である。熱交換器101は熱交
換コイル105を有し、往管路102と復管路103の
各端部は熱交換コイル105を介して連結されている。
復管路103には循環ポンプ104が設けられている。
往管路102と復管路103との間には、複数の負荷管
路106が並列に接続されている。各負荷管路106に
は負荷部材L1、L2…Ln-1、Lnが設けられている。
【0003】このような熱供給システムにおいて、その
運転中はポンプ104は常時作動している。また、各負
荷部材Lにはその使用時にのみ開かれる弁(図示せず)
が設けられている。したがって、負荷部材Lのうち1つ
でも使用していれば、熱交換器101で加熱された加熱
水は往管路102を経てその負荷部材Lに送給され、負
荷部材で熱消費された加熱水は復管路103を経て熱交
換器101に返送される。すなわち、往管路102、負
荷管路106及び復管路103により循環管路が構成さ
れ、加熱水はこの循環管路を循環することになる。
運転中はポンプ104は常時作動している。また、各負
荷部材Lにはその使用時にのみ開かれる弁(図示せず)
が設けられている。したがって、負荷部材Lのうち1つ
でも使用していれば、熱交換器101で加熱された加熱
水は往管路102を経てその負荷部材Lに送給され、負
荷部材で熱消費された加熱水は復管路103を経て熱交
換器101に返送される。すなわち、往管路102、負
荷管路106及び復管路103により循環管路が構成さ
れ、加熱水はこの循環管路を循環することになる。
【0004】一方、負荷部材Lのいずれもが不使用であ
ると、それらの弁が閉じているため、循環ポンプ104
は空転するだけであり、加熱水の循環は生じない。この
ため、循環管路内の加熱水は熱が放熱されて冷水(いわ
ゆる死水)となり、負荷部材Lの使用開始時に即座に所
要温度の加熱水を得ることができず、負荷部材の使用に
供することができない。このことは、例えば、熱交換器
101側の負荷部材L1を使用中であっても、それより
も下流側の負荷部材L2…Ln-1、Lnの使用開始に際し
て、同様に生じる。
ると、それらの弁が閉じているため、循環ポンプ104
は空転するだけであり、加熱水の循環は生じない。この
ため、循環管路内の加熱水は熱が放熱されて冷水(いわ
ゆる死水)となり、負荷部材Lの使用開始時に即座に所
要温度の加熱水を得ることができず、負荷部材の使用に
供することができない。このことは、例えば、熱交換器
101側の負荷部材L1を使用中であっても、それより
も下流側の負荷部材L2…Ln-1、Lnの使用開始に際し
て、同様に生じる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この発明は上記のよう
な技術的背景に基づいてなされたものであって、次の目
的を達成するものである。
な技術的背景に基づいてなされたものであって、次の目
的を達成するものである。
【0006】この発明の目的は、負荷部材の使用開始時
に、即座に加熱された熱媒体を供給することができる熱
供給システムを提供することにある。
に、即座に加熱された熱媒体を供給することができる熱
供給システムを提供することにある。
【0007】この発明の他の目的は、負荷部材の用途等
に応じて、効率のよい熱供給ができる熱供給システムを
提供することにある。
に応じて、効率のよい熱供給ができる熱供給システムを
提供することにある。
【0008】この発明のさらに他の目的は、負荷部材の
不使用時に循環管路内の熱媒体の温度低下を抑制するこ
とができる熱供給システムを提供することにある。
不使用時に循環管路内の熱媒体の温度低下を抑制するこ
とができる熱供給システムを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は上記課題を達
成するために、次のような手段を採る。
成するために、次のような手段を採る。
【0010】すなわちこの発明は、熱交換器と、この熱
交換器により加熱された熱媒体を負荷部材に送給するた
めの往管路と、前記負荷部材により熱消費された熱媒体
を前記熱交換器に返送ための復管路と、前記往管路と前
記復管路との間に接続され、前記負荷部材が設けられた
負荷管路とを備えた熱供給システムであって、前記負荷
管路よりも下流側の前記往管路と前記復管路との間に、
流量調整部材を有するバイパス管路を接続したことを特
徴とする熱供給システムにある。
交換器により加熱された熱媒体を負荷部材に送給するた
めの往管路と、前記負荷部材により熱消費された熱媒体
を前記熱交換器に返送ための復管路と、前記往管路と前
記復管路との間に接続され、前記負荷部材が設けられた
負荷管路とを備えた熱供給システムであって、前記負荷
管路よりも下流側の前記往管路と前記復管路との間に、
流量調整部材を有するバイパス管路を接続したことを特
徴とする熱供給システムにある。
【0011】またこの発明は、熱交換器と、この熱交換
器により加熱された熱媒体を負荷部材に送給するための
往管路と、前記負荷部材により熱消費された熱媒体を前
記熱交換器に返送ための復管路と、前記往管路と前記復
管路との間に並列に接続され、前記負荷部材が設けられ
た複数の負荷管路とを備えた給湯システムであって、所
要の前記負荷管路間であって前記前記往管路と前記復管
路との間に、流量調整部材を有するバイパス管路を接続
したことを特徴とする熱供給システムにある。
器により加熱された熱媒体を負荷部材に送給するための
往管路と、前記負荷部材により熱消費された熱媒体を前
記熱交換器に返送ための復管路と、前記往管路と前記復
管路との間に並列に接続され、前記負荷部材が設けられ
た複数の負荷管路とを備えた給湯システムであって、所
要の前記負荷管路間であって前記前記往管路と前記復管
路との間に、流量調整部材を有するバイパス管路を接続
したことを特徴とする熱供給システムにある。
【0012】さらにこの発明は、前記熱交換器には、逆
U字形の燃焼ガス通路が形成されていることを特徴とす
る熱供給システムにある。
U字形の燃焼ガス通路が形成されていることを特徴とす
る熱供給システムにある。
【0013】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を図面を用
いて以下に説明する。図1はこの発明の熱供給システム
を示す配管系統図である。熱交換器1と、往管路2及び
ポンプ4が設けられた復管路3との関係は従来と同様で
ある。すなわち、往管路2及び復管路3の各端部は、熱
交換器1において熱交換コイル5を介して接続されてい
る。また往管路2と復管路3との間には、複数の負荷管
路6が並列に接続され、各負荷管路6には使用時にのみ
開かれる弁(図示せず)を有する負荷部材L1、L2…L
n-1、Lnが設けられている。
いて以下に説明する。図1はこの発明の熱供給システム
を示す配管系統図である。熱交換器1と、往管路2及び
ポンプ4が設けられた復管路3との関係は従来と同様で
ある。すなわち、往管路2及び復管路3の各端部は、熱
交換器1において熱交換コイル5を介して接続されてい
る。また往管路2と復管路3との間には、複数の負荷管
路6が並列に接続され、各負荷管路6には使用時にのみ
開かれる弁(図示せず)を有する負荷部材L1、L2…L
n-1、Lnが設けられている。
【0014】ここで、図示の熱供給システムが、例えば
1つの居住室に適用される場合、各負荷部材Lは、給湯
器、暖房器、乾燥器等の個別の負荷器具を意味する。ま
た、図示の熱供給システムが、例えばマンション等の集
合住宅、一般ビルディング等の全体に適用される場合、
各負荷部材Lは各居住室の全体の負荷器具を意味する。
1つの居住室に適用される場合、各負荷部材Lは、給湯
器、暖房器、乾燥器等の個別の負荷器具を意味する。ま
た、図示の熱供給システムが、例えばマンション等の集
合住宅、一般ビルディング等の全体に適用される場合、
各負荷部材Lは各居住室の全体の負荷器具を意味する。
【0015】この発明によれば、往管路2と復管路3と
の間にバイパス管路7が接続されている。具体的には、
バイパス管路7は負荷部材Lnが設けられた最端末の負
荷管路6の下流側に設けられている。そして、このバイ
パス管路7には流量調整部材である流量調整弁8が設け
られている。流量調整部材としては、固定形あるいは可
変形の絞り弁、オリフィスを用いることもできる。
の間にバイパス管路7が接続されている。具体的には、
バイパス管路7は負荷部材Lnが設けられた最端末の負
荷管路6の下流側に設けられている。そして、このバイ
パス管路7には流量調整部材である流量調整弁8が設け
られている。流量調整部材としては、固定形あるいは可
変形の絞り弁、オリフィスを用いることもできる。
【0016】上記熱供給システムにおいて、その運転中
に循環ポンプ4は従来と同様、常時作動している。一
方、バイパス管路7の流量調整弁8は微小流量を確保す
る程度に適宜開度だけ開けられている。その結果、熱交
換器1で加熱された加熱水は、負荷部材Lの使用如何に
かかわらず、往管路2、バイパス管路7及び復管路3を
常時循環して流れる。したがって、仮に負荷部材Lのす
べてが不使用であっても、その使用開始時に即座に所要
の負荷部材Lに加熱水を供給することができる。
に循環ポンプ4は従来と同様、常時作動している。一
方、バイパス管路7の流量調整弁8は微小流量を確保す
る程度に適宜開度だけ開けられている。その結果、熱交
換器1で加熱された加熱水は、負荷部材Lの使用如何に
かかわらず、往管路2、バイパス管路7及び復管路3を
常時循環して流れる。したがって、仮に負荷部材Lのす
べてが不使用であっても、その使用開始時に即座に所要
の負荷部材Lに加熱水を供給することができる。
【0017】図1に示す実施の形態では複数の負荷部材
Lが設けられているが、負荷部材が1つのみであって
も、バイパス管路7を設けることにより同様の利点が得
られる。
Lが設けられているが、負荷部材が1つのみであって
も、バイパス管路7を設けることにより同様の利点が得
られる。
【0018】図2はこの発明の別の実施の形態を示す配
管系統図である。この実施の形態は、複数の負荷管路6
及びバイパス管路7が設けられている点で、図1に示し
たものと同様であるが、さらに負荷管路6間にもバイパ
ス管路9、10が設けられ、これらのバイパス管路9、
10は往管路2と復管路3との間に接続されている。バ
イパス管路9、10には、流量調整弁11、12がそれ
ぞれ設けられている。
管系統図である。この実施の形態は、複数の負荷管路6
及びバイパス管路7が設けられている点で、図1に示し
たものと同様であるが、さらに負荷管路6間にもバイパ
ス管路9、10が設けられ、これらのバイパス管路9、
10は往管路2と復管路3との間に接続されている。バ
イパス管路9、10には、流量調整弁11、12がそれ
ぞれ設けられている。
【0019】バイパス管路9、10は、負荷部材Lの用
途に応じて所要の負荷管路6、6間に設置される。すな
わち、図示の熱供給システムが、例えば1つの居住室に
適用されるものとし、バイパス管路10よりも下流側の
負荷部材…Ln-1、Lnが暖房器であるとした場合、負荷
部材…Ln-1、Lnは季節によっては使用しない。この場
合、バイパス管路7のみを介して加熱水を循環させる
と、循環経路が必要以上に長くなり、それだけ放熱量が
大きくなる。
途に応じて所要の負荷管路6、6間に設置される。すな
わち、図示の熱供給システムが、例えば1つの居住室に
適用されるものとし、バイパス管路10よりも下流側の
負荷部材…Ln-1、Lnが暖房器であるとした場合、負荷
部材…Ln-1、Lnは季節によっては使用しない。この場
合、バイパス管路7のみを介して加熱水を循環させる
と、循環経路が必要以上に長くなり、それだけ放熱量が
大きくなる。
【0020】それゆえ、図2に示すシステムでは、例え
ばバイパス管路10よりも下流側の負荷部材…Ln-1、
Lnを長期間使用しない場合、バイパス管路7の流量調
整弁8を閉じ、バイパス管路10の流量調整弁12を開
ける。これにより、加熱水は往管路2、バイパス管路1
0及び復管路3を循環して流れることになり、放熱量を
抑制し、効率のよい熱供給ができる。この場合、バイパ
ス管路9の流量調整弁11は、開閉いずれであってもよ
い。同様にして、負荷部材L1のみを使用し、それ以外
の負荷部材L2、L3…Ln-1、Lnを長期間使用しない場
合は、バイパス管路9の流量調整弁11のみを開き、他
の弁8、12を閉じる。
ばバイパス管路10よりも下流側の負荷部材…Ln-1、
Lnを長期間使用しない場合、バイパス管路7の流量調
整弁8を閉じ、バイパス管路10の流量調整弁12を開
ける。これにより、加熱水は往管路2、バイパス管路1
0及び復管路3を循環して流れることになり、放熱量を
抑制し、効率のよい熱供給ができる。この場合、バイパ
ス管路9の流量調整弁11は、開閉いずれであってもよ
い。同様にして、負荷部材L1のみを使用し、それ以外
の負荷部材L2、L3…Ln-1、Lnを長期間使用しない場
合は、バイパス管路9の流量調整弁11のみを開き、他
の弁8、12を閉じる。
【0021】上記の説明から理解されるように、負荷管
路6、6間のバイパス管路は、負荷部材Lの用途に応じ
て設置される。したがって、図2に示す形態は例示にす
ぎず、バイパス管路の本数、設置位置に関しては種々の
形態を採り得る。
路6、6間のバイパス管路は、負荷部材Lの用途に応じ
て設置される。したがって、図2に示す形態は例示にす
ぎず、バイパス管路の本数、設置位置に関しては種々の
形態を採り得る。
【0022】図3は熱交換器1の詳細を示す断面図であ
り、図1、2に示した熱供給システムにおいては、この
ような熱交換器を使用すると好適である。熱交換器1は
加熱缶21を有し、この加熱缶21内には往管路2及び
復管路3内の水と熱交換させるための水が収容されてい
る。補給水タンク22は、加熱缶21に水を補給するた
めのものである。
り、図1、2に示した熱供給システムにおいては、この
ような熱交換器を使用すると好適である。熱交換器1は
加熱缶21を有し、この加熱缶21内には往管路2及び
復管路3内の水と熱交換させるための水が収容されてい
る。補給水タンク22は、加熱缶21に水を補給するた
めのものである。
【0023】加熱缶21の内部には加熱室23が設置さ
れている。加熱室23は燃焼ガスの上昇部24、反転部
25及び下降部26を有し、全体に逆U字形の燃焼ガス
通路を形成している。上昇部24の下部には加熱器27
の給炎口28が開口し、下降部26の下部には排気管2
9が連結されている。温度センサ30は加熱器27の作
動を制御し、加熱缶21内の水の温度を所定温度に保つ
ためのものである。
れている。加熱室23は燃焼ガスの上昇部24、反転部
25及び下降部26を有し、全体に逆U字形の燃焼ガス
通路を形成している。上昇部24の下部には加熱器27
の給炎口28が開口し、下降部26の下部には排気管2
9が連結されている。温度センサ30は加熱器27の作
動を制御し、加熱缶21内の水の温度を所定温度に保つ
ためのものである。
【0024】加熱器27が作動すると、加熱室23内に
発生した燃焼ガスは上昇部24内を上昇し、反転部25
で反転した後、下降部26を下降し、排気管29から外
部に排出される。このような燃焼ガスの流れを呈する加
熱室23の形状は、いわゆる昇降流動法を適用したもの
である。
発生した燃焼ガスは上昇部24内を上昇し、反転部25
で反転した後、下降部26を下降し、排気管29から外
部に排出される。このような燃焼ガスの流れを呈する加
熱室23の形状は、いわゆる昇降流動法を適用したもの
である。
【0025】ここで、昇降流動法について図4を参照し
て説明する。加熱器が作動して燃焼ガスが発生すると、
上昇部24と、これと同じ高さHの下降部26とを有す
る燃焼ガス通路においては、発熱点をU,中間点をM、
排気点をDとした場合、外気の状態とは無関係に次の式
(1)、(2)に示される内部通気力Pchが生ずること
が知られている。
て説明する。加熱器が作動して燃焼ガスが発生すると、
上昇部24と、これと同じ高さHの下降部26とを有す
る燃焼ガス通路においては、発熱点をU,中間点をM、
排気点をDとした場合、外気の状態とは無関係に次の式
(1)、(2)に示される内部通気力Pchが生ずること
が知られている。
【0026】 Pch=(γd−γu)・H ……(1) Pch=PH/R(1/Td−1/Tu) ……(2) ここで、γd:下降部における燃焼ガス比重量 γu:上昇部における燃焼ガス比重量 H:中間点Mの発熱点Uからの高さ P:燃焼ガス圧力 R:燃焼ガス定数 Td:下降部における燃焼ガス温度 Tu:上昇部における燃焼ガス温度 そして、熱交換器1の作動時すなわち加熱器27の作動
時においては、常にTu>Tdとなっていることから、
(1/Td−1/Tu)>0となって、燃焼ガスは発熱点
U→中間点M→排気点Dの方向に流れる。一方、熱交換
器1の作動停止中は、Tu=Td=周囲の貯留水温度、の
関係にあり、したがって内部通気力Pch=0となって、
燃焼ガス通路内の燃焼ガスの流れが停止してここに滞留
し、外部からの冷気の侵入を防止して保温作用をするこ
とになる。
時においては、常にTu>Tdとなっていることから、
(1/Td−1/Tu)>0となって、燃焼ガスは発熱点
U→中間点M→排気点Dの方向に流れる。一方、熱交換
器1の作動停止中は、Tu=Td=周囲の貯留水温度、の
関係にあり、したがって内部通気力Pch=0となって、
燃焼ガス通路内の燃焼ガスの流れが停止してここに滞留
し、外部からの冷気の侵入を防止して保温作用をするこ
とになる。
【0027】したがって、図3に示す熱交換器1を図1
あるいは図2の熱供給システムに組み込むと、全ての負
荷部材Lの不使用時(この時、加熱器27の作動は停止
している)すなわち無負荷運転時にも循環水が熱交換器
1において加熱ないし保温され、その温度低下を抑制す
ることができる。これにより、いわゆる無負荷効率が向
上する。
あるいは図2の熱供給システムに組み込むと、全ての負
荷部材Lの不使用時(この時、加熱器27の作動は停止
している)すなわち無負荷運転時にも循環水が熱交換器
1において加熱ないし保温され、その温度低下を抑制す
ることができる。これにより、いわゆる無負荷効率が向
上する。
【0028】図5、図6には熱交換器1の別の実施の形
態が示されている。この例は熱交換器が設置される建築
物の構造上、加熱室23の下降部26の下端を上昇部2
4のそれよりも下方に配置したものである。したがっ
て、図7に示すように発熱点Uより排気点Dがhだけ下
方にあることから、各点U、M、Dの圧力をPu、Pm、
Pdとすると、 Pd=Pm+γd・H+γd・h ……(3) PU=Pm+γu・H ……(4) となる。ここで、Pdは大気に開放されていることか
ら、Pd=Po(大気圧)であり、式(3)は、 Pm=Po−γd・H−γd・h ……(5) と表わせる。これを式(4)に代入すると、 Pu=Po−γd・H−γd・h+γu・H ……(6) となる。
態が示されている。この例は熱交換器が設置される建築
物の構造上、加熱室23の下降部26の下端を上昇部2
4のそれよりも下方に配置したものである。したがっ
て、図7に示すように発熱点Uより排気点Dがhだけ下
方にあることから、各点U、M、Dの圧力をPu、Pm、
Pdとすると、 Pd=Pm+γd・H+γd・h ……(3) PU=Pm+γu・H ……(4) となる。ここで、Pdは大気に開放されていることか
ら、Pd=Po(大気圧)であり、式(3)は、 Pm=Po−γd・H−γd・h ……(5) と表わせる。これを式(4)に代入すると、 Pu=Po−γd・H−γd・h+γu・H ……(6) となる。
【0029】ここで、熱交換器の作動停止中はγd=γu
であるから、式(6)は、 Pu=Po−γd・h ……(7) となる。すなわち、Pu−Po=−γd・h<0となっ
て、常にPu<Poの関係が生じ、理論上は燃焼ガス通路
内の燃焼ガスはこの通路に滞留することなく、排気点D
→中間点M→加熱点Uの方向に流れてしまう。このた
め、外気の侵入が防止されず、加熱缶内の温水の熱を外
部に放熱するという現象が生ずる。
であるから、式(6)は、 Pu=Po−γd・h ……(7) となる。すなわち、Pu−Po=−γd・h<0となっ
て、常にPu<Poの関係が生じ、理論上は燃焼ガス通路
内の燃焼ガスはこの通路に滞留することなく、排気点D
→中間点M→加熱点Uの方向に流れてしまう。このた
め、外気の侵入が防止されず、加熱缶内の温水の熱を外
部に放熱するという現象が生ずる。
【0030】しかしながら、図5、図6に示す例では給
炎口28に加熱器27が設置され、燃焼ガスの前記のよ
うな流れを封止するので、燃焼ガスはその通路内に滞留
し、外気の侵入が防止され保温作用がなされるので、加
熱缶21内の温水の熱を放熱することがない。図6に示
す例では、下降部26が加熱缶21の外部に配置されて
いるが、この下降部26は断熱材30で被覆されてい
る。
炎口28に加熱器27が設置され、燃焼ガスの前記のよ
うな流れを封止するので、燃焼ガスはその通路内に滞留
し、外気の侵入が防止され保温作用がなされるので、加
熱缶21内の温水の熱を放熱することがない。図6に示
す例では、下降部26が加熱缶21の外部に配置されて
いるが、この下降部26は断熱材30で被覆されてい
る。
【0031】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、負荷部
材の使用開始時に、即座に加熱された熱媒体を供給する
ことができる。また、負荷部材の用途等に応じて、効率
のよい熱供給ができる。さらに、負荷部材の不使用時に
循環管路内の熱媒体の温度低下を抑制することができ、
いわゆる無負荷効率を向上させることができる。
材の使用開始時に、即座に加熱された熱媒体を供給する
ことができる。また、負荷部材の用途等に応じて、効率
のよい熱供給ができる。さらに、負荷部材の不使用時に
循環管路内の熱媒体の温度低下を抑制することができ、
いわゆる無負荷効率を向上させることができる。
【図1】図1はこの発明による熱供給システムの実施の
形態を示す配管系統図である。
形態を示す配管系統図である。
【図2】図2は別の実施の形態を示す配管系統図であ
る。
る。
【図3】図3はこの発明の熱供給システムに組込まれる
熱交換器を示す断面図である。
熱交換器を示す断面図である。
【図4】図4は燃焼ガスの流動状態を説明するための図
である。
である。
【図5】図5は熱交換器の別の実施の形態を示す断面図
である。
である。
【図6】図6は熱交換器のさらに別の実施の形態を示す
断面図である。
断面図である。
【図7】図7は燃焼ガスの流動状態を説明するための図
である。
である。
【図8】図8は従来の熱供給システムの一例を示す図で
ある。
ある。
1…熱交換器 2…往管路 3…復管路 4…循環ポンプ 6…負荷管路 7、9、10…バイパス管路 L…負荷部材 23…加熱室 24…上昇部 25…反転部 26…下降部
Claims (3)
- 【請求項1】熱交換器と、この熱交換器により加熱され
た熱媒体を負荷部材に送給するための往管路と、前記負
荷部材により熱消費された熱媒体を前記熱交換器に返送
ための復管路と、前記往管路と前記復管路との間に接続
され、前記負荷部材が設けられた負荷管路とを備えた熱
供給システムであって、 前記負荷管路よりも下流側の前記往管路と前記復管路と
の間に、流量調整部材を有するバイパス管路を接続した
ことを特徴とする熱供給システム。 - 【請求項2】熱交換器と、この熱交換器により加熱され
た熱媒体を負荷部材に送給するための往管路と、前記負
荷部材により熱消費された熱媒体を前記熱交換器に返送
ための復管路と、前記往管路と前記復管路との間に並列
に接続され、前記負荷部材が設けられた複数の負荷管路
とを備えた給湯システムであって、 所要の前記負荷管路間であって前記前記往管路と前記復
管路との間に、流量調整部材を有するバイパス管路を接
続したことを特徴とする熱供給システム。 - 【請求項3】前記熱交換器には、逆U字形の燃焼ガス通
路が形成されていることを特徴とする請求項1又は2記
載の熱供給システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7311577A JP2997638B2 (ja) | 1995-11-06 | 1995-11-06 | 熱供給システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7311577A JP2997638B2 (ja) | 1995-11-06 | 1995-11-06 | 熱供給システム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09133370A true JPH09133370A (ja) | 1997-05-20 |
| JP2997638B2 JP2997638B2 (ja) | 2000-01-11 |
Family
ID=18018915
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7311577A Expired - Fee Related JP2997638B2 (ja) | 1995-11-06 | 1995-11-06 | 熱供給システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2997638B2 (ja) |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4727649U (ja) * | 1971-04-20 | 1972-11-29 | ||
| JPS4941952A (ja) * | 1972-03-17 | 1974-04-19 | ||
| JPH074677A (ja) * | 1992-12-01 | 1995-01-10 | Noboru Maruyama | 給湯装置 |
-
1995
- 1995-11-06 JP JP7311577A patent/JP2997638B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4727649U (ja) * | 1971-04-20 | 1972-11-29 | ||
| JPS4941952A (ja) * | 1972-03-17 | 1974-04-19 | ||
| JPH074677A (ja) * | 1992-12-01 | 1995-01-10 | Noboru Maruyama | 給湯装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2997638B2 (ja) | 2000-01-11 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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