JPH09133525A - 距離計測装置 - Google Patents
距離計測装置Info
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- Measurement Of Optical Distance (AREA)
Abstract
を行う。 【解決手段】左右一対の撮像装置1A,1Bより出力さ
れる自車両前方の画像信号は、A/D変換器2A,2B
を介して距離計算器3に入力される。距離計算器3は、
左右画像の輝度情報から相関計算を行い、同相関計算に
より求めた視差から対象物までの距離を計測する。ま
た、距離計算器3は、画面全体の視差分布を作成すると
共に、画像内の無限遠点を基準対象物とすると共に視差
がゼロ近傍となる点を視差の標準値(視差=0)とし
て、当該標準値近傍における視差分布の変化度合から視
差補正値(視差の偏差)を算出する。この視差補正値は
距離計測の補正値として用いられる。この場合、視差が
正の値から負の値に移行する領域で視差分布が急激に低
下する点を、その時の無限遠点に対応する視差とみなす
ようにしている。
Description
係り、詳しくは車両に搭載し、当該車両と障害物までの
距離を計測するための装置に関するものである。
置を用い、この撮像装置により得られた二つの画像から
同一対象物を対応させて当該対象物までの距離を計測す
る、いわゆる立体視法を利用した装置が提案されてい
る。かかる立体視法では、2つの異なる視点からの輝度
情報を用いて2つの輝度情報群の位置ずれ(視差)が求
められ、予め計測しておいた2視点間の距離、画角、輝
度情報数等より対象物までの距離が計測される。以下に
その詳細を説明する。
く距離計測装置の光学系の概略構成を示す平面図であ
る。図17(a)に示す物体Mは、計測される対象物で
ある。距離計測装置には、2つの視点を形成するために
対象物Mに対向して2つのレンズ11,12が設けら
れ、この2つのレンズ11,12の後ろにそれらの光軸
S1,S2がそれぞれ一致する撮像素子13,14が設
けられる。光軸S1,S2は互いに平行な位置関係にあ
る。撮像素子13,14は、例えば、CCD(Charge C
oupled Device )で構成される。
2と対象物Mとの距離、「f」はレンズ11,12の焦
点距離、「Z1」,「Z2」はそれぞれ対象物Mからレ
ンズ11,12を経て撮像素子13,14へ焦点を結ぶ
点と光軸S1,S2との距離、「P」は光軸S1,S2
間のピッチである。また、図17(b)は、図17
(a)の一方の撮像装置を移動させ、両者の光軸を重ね
た状態にしたものである。図17(b)に示すように、
三角形ABCと三角形ADEは互いに相似形になり、
(Z1+Z2)とPとの比は、fとDeとの比と同じに
なる。式にすると、 (Z1+Z2):P=f:De となり、これを変形すると、下記式が得られる。
fが既知であるため、(Z1+Z2)を求めれば、対象
物Mまでの距離Deが算出できることになる。ここで、
(Z1+Z2)を求めるには、左右の画像中の対象物の
輝度値を少しずつずらしながら比較し、最も一致するず
らし量を該当の値とする。即ち、このずらし量が(Z1
+Z2)に相当し、このずらし量(Z1+Z2)を視差
という。
「δ・K0 」に置き換えると、次式が得られる。 De=P・f/(δ・K0 ) ここで、「δ」は画素数で表される視差である。また、
「K0 」は撮像素子13,14の単位画素数当たりの長
さであり、これは予め判っている数値である。従って、
「δ」が判れば、画面上の視差が求められる。
測装置においては、例えば経時変化や温度等の環境要因
から前記図17の光軸S1,S2が初期の設定状態から
ずれ、距離の計測精度が低下してしまうという問題が生
じる。即ち、光軸S1,S2が平行に維持できない場
合、それは距離の計測誤差となる。従前の装置では、一
般的に光軸のずれを較正装置等を用いて機械的に修正す
るものもあるが、その修正は前記のような経時変化や環
境要因に十分に対応できるものではなく、かかる問題は
懸案事項となっていた。
ものであって、その目的とするところは、光軸のずれを
的確に修正し、高精度な距離計測を行うことができる距
離計測装置を提供することにある。
計測装置は、一定間隔を離して設けられ、対象物の画像
を得る一対の撮像手段と、各撮像手段の離間方向の視差
から対象物までの距離を求める距離計測手段とを備え
る。また、上記構成に加えて、基準対象物に対応する視
差の標準値を予め記憶しておき、前記基準対象物に対す
るその時々の視差と前記視差の標準値との偏差を算出す
る偏差算出手段と、前記偏差算手段により算出された偏
差を補正量として前記距離計測手段により求められる距
離を補正する距離補正手段とを併せ備える。
立体視法では、一対の撮像手段の光軸を予め平行に設定
しておき、この光軸に基づいて対象物までの距離計測を
行うが、経時変化や温度要因等により光軸が初期設定か
らずれると、距離の計測精度が低下する。そこで、本発
明では上述の如く、視差の標準値とその時々の視差(例
えば、所定時間毎に算出され、更新される誤差)との偏
差を算出する。この偏差は光軸のずれ量に相当する。か
かる場合、前記視差の偏差を補正値として距離計測値を
補正することにより、撮像手段の光軸のずれによる距離
計測誤差が解消でき、計測精度の低下が防止できる。
1に記載の発明において、視差分布演算手段は、前記撮
像手段により得られる画像の視差分布を求める。また、
偏差算出手段は、画像内の無限遠点を基準対象物とする
と共に視差がゼロ近傍となる点を視差の標準値として、
当該標準値近傍における視差分布の変化度合から前記視
差の偏差を算出する。この場合、例えば請求項3に記載
したように、視差が正の値から負の値に移行する領域で
視差分布が急激に低下する点を、その時の無限遠点に対
応する視差とみなすようにしてもよい。なお、本明細書
における無限遠点とは、車両走行時において一般的に最
も多く存在する視点であって、自車両の前方を走行する
車両や道路上の立体障害物等を除く視点に相当する。
点に対応する視差が最も多く存在し、撮像手段の相互の
光軸が平行に保たれていればこの無限遠点に対応する視
差はゼロとなる。また、理論的には、無限遠点に対応す
る視差(=ゼロ)よりも負側に視差が分布することはな
い。従って、視差がゼロ近傍の視差分布の変化度合から
光軸のずれ量に対応する視差の偏差を求めることがで
き、引いては撮像手段の光軸のずれを的確に補正して高
精度な距離計測を行うことができる。
3に記載の発明において、前記視差分布演算手段は、視
差がゼロとなる点を含む特定範囲を視差分布の演算範囲
としている。この場合、無限遠点に対応する領域でのみ
視差の偏差(補正値)が演算され、光軸のずれを解消す
るために要する演算負荷を大幅に軽減することができ
る。
1に記載の発明において、前記偏差算出手段は、画像内
における距離が既知の物体を基準対象物として、当該距
離が既知の物体に対応する視差の標準値と同物体に対応
するその時々の視差とから視差の偏差を算出する。この
場合、距離が既知の物体を基準として視差の偏差(補正
値)を求めることにより、上記各請求項と同様に光軸の
ずれを的確に補正し、高精度な距離計測を行うことがで
きる。
求項6に記載したように、距離が既知の物体を自車両の
一部とすれば、距離が既知の物体を簡便に設定すること
ができる。この場合、既知の距離が真の距離から狂うこ
とはない。また、請求項7に記載したように、偏差算出
手段は、前記距離が既知の物体に対応する視差の標準値
を含む特定範囲にて視差演算を行うことにより、演算負
荷を大幅に軽減することができる。
項1に記載の発明において、偏差算出手段の第1の手段
は、画像内の無限遠点を基準対象物とすると共に視差が
ゼロ近傍となる点を視差の標準値として、当該標準値近
傍における視差分布の変化度合から前記視差の偏差を算
出する。また、第2の手段は、画像内の距離が既知の物
体を基準対象物として、当該距離が既知の物体に対応す
る視差の標準値と同物体に対応するその時々の視差とか
ら視差の偏差を算出する。更新手段は、前記第1の手段
により算出された偏差及び前記第2の手段により算出さ
れた偏差の少なくともいずれか一方を選択的に用いて視
差の偏差を更新する。
において、更新手段は、前記第1の手段により算出され
た偏差と前記第2の手段により算出された偏差とのう
ち、更新前の偏差に近い方の値で偏差を更新する。ま
た、請求項10に記載した発明において、更新手段は、
前記第1の手段により算出された偏差と前記第2の手段
により算出された偏差との中間値で偏差を更新する。
明では、2つの異なる手段にて算出された2つの偏差を
選択的に用いることで、より的確な補正値が求められ、
距離計測の精度を高めることができる。
10のいずれかに記載の発明において、偏差算出手段
は、前記基準対象物に対するその時々の視差と前記視差
の標準値との偏差を、補間計算を用いて画像の1画素未
満まで算出する。この場合、より精密な補正計算が可能
となる。
実施形態を図面に従って説明する。
ある。同図において、撮像手段としての撮像装置1A,
1Bは、前記図17で説明した左右一対のレンズ及び撮
像素子を有し、自車両前方の画像信号を出力する。同撮
像装置1A,1BにはA/D変換器2A,2Bが接続さ
れ、同A/D変換器2A,2Bは前記画像信号を例えば
256階調の輝度値に変換する。A/D変換器2A,2
Bには、例えばマイクロコンピュータを中心に構成され
る距離計算器3が接続されている。距離計算器3は、左
右画像の輝度情報から相関計算を行うと共に、同計算に
よる相関値の最小値から視差を検出する視差検出部4
と、視差検出部4により検出された視差から対象物まで
の距離を計算する距離計算部5と、対象物までの距離が
自車両にとって危険域にあるか否かを判断する判断部6
とを備える。また、判断部6には、計測された距離、又
は障害物に対する警告等を表示する距離又は警告表示器
7が接続されている。
ック毎に図示したが、実際には各ブロックの処理はマイ
クロコンピュータによる演算処理にて一括して実施され
る。本実施形態では、距離計算器3により距離計測手
段、偏差算出手段、距離補正手段、視差分布演算手段が
構成されている。
おいて左右いずれかの撮像装置にて得られた画像を示
す。かかる画像について言えば、前記距離計算器3は、
例えば縦8画素×横8画素で構成される小領域(図2の
B1)を、視差が発生する方向に1ずつずらして相関値
V(i)を算出する。
の並びを数列として扱い、それらを「am,n 」,「bm,
n 」として次式にて相関値V(i)を計算する。
「W」は領域の大きさ(この事例では8)である。本実
施形態では、右画像のデータを基準として、左画像のデ
ータを1画素ずつずらして、即ち「i」を1つずつ増や
して相関値V(i)を計算する。この相関値V(i)の
計算結果に従い、同相関値V(i)が最小値となる点の
ずらし量iが視差として求められる。同視差は、画面全
体で求められ、視差の分布はメモリ8に記憶されるよう
になっている。
ける光軸(図17のS1,S2)の平行度にずれが生じ
ると、前述の如く求められる視差に誤りが生じ、引いて
は距離の計測精度が悪化する。そこで、本実施形態で
は、(イ)屋外で得られる画像には無限遠点とみなされ
る物体が最も多いこと、(ロ)光軸が平行度が保たれて
いれば、無限遠点とみなすことができる視差が「0」に
なること、(ハ)同じく、光軸が平行度が保たれていれ
ば、理論的には視差が負になることがないため、負側の
視差分布が急激に減少すること、に着目し、光軸のずれ
による視差の補正量を算出して、当該補正量を用いて距
離計測する。
図3,図4を用いて説明する。図3は、距離計測及び障
害物判断処理を示す概略フローであり、本処理は距離計
算器3により所定時間毎(例えば、0.2秒毎)に実行
される。また、図4は、視差補正量の算出処理を示す概
略フローであり、本処理は距離計算器3により例えば1
時間毎に割り込みにて実行される。
ステップ101では、画面全体で視差の分布をとり、続
くステップ102では、視差分布を距離計算器3内のメ
モリ8に記憶する。
差補正を行うための視差補正値FAを読み込む。ここ
で、視差補正値FAは、図4に示す割り込み処理にて求
められるものであり、同割り込み処理を説明する。即
ち、図4において、ステップ201では、前記視差分布
情報から視差のヒストグラムを作成し、続くステップ2
02では、同ヒストグラムから補正をすべき視差を求め
る。
具体的に説明する。なお、図5は、光軸のずれがない状
態でのヒストグラムを示し、図6は光軸のずれがある状
態でのヒストグラムを示す。つまり、光軸のずれがない
状態では、図5に示す如く点G(視差=0)での頻度が
最も多くなり、それよりも負側で急激が減少している。
この点Gは無限遠点の視差(視差の標準値)に相当す
る。また、光軸にずれが生じると、例えば図6に示す如
く視差のヒストグラムが総じて負側にずれる。この光軸
がずれた状態では、図6の点Hが無限遠点の視差に相当
する。これら点G,点Hの視差の偏差が「視差補正値F
A」となる。
出する場合には、次の手順に従う。即ち、図7に示すよ
うに、視差=0付近で頻度が最大を示した点Hの前後の
点I,Jでは、頻度はI<Jであるから、点Hと点Iと
を通る直線L1を引く。次に、垂線に対して直線L1と
対称で且つ点Jを通る直線L2を引き、これら直線L
1,L2の交点Kを求める。こうして求められた点Kが
補間による視差に相当し、点Kと前記点Gとの視差の偏
差が「視差補正値FA」となる。
後、図4のステップ203では、視差補正値FAを今回
値として更新し、本処理を終了する。また、図3の処理
に戻り、ステップ104では、撮像装置1A,1Bから
得られた差分画像に基づいて、自車両の前方における車
両や電柱等の立体物と路面標識等の平面の情報とを識別
し、そのうち立体物を障害物とみなして当該障害物まで
の距離を次式を用いて算出する。
あり、「K0 」は撮像素子の単位画素数当たりの長さで
ある。
と今回計測された距離との比較から障害物との相対速度
を算出し、続くステップ106では、自車両の車速を求
める。その後、ステップ107では、障害物までの距離
(車間距離)と相対速度と自車両の速度(自車速)とか
ら今現在の走行状態の危険度を判断し、続くステップ1
08では、前記判断された危険度から今現在が危険走行
であるか否かを判別する。この危険度の判断は、例えば
図8の関係に基づいて行われ、図8の警報領域にあれば
危険走行の旨が判別される。危険走行と判別された場
合、ステップ109では警報が発せられる。
内の無限遠点を基準対象物とすると共に視差がゼロ近傍
となる点を視差の標準値(視差=0)として、当該標準
値近傍における視差分布の変化度合から視差補正値FA
(視差の偏差)を算出するようにした(図4の処理)。
この場合、視差が正の値から負の値に移行する領域で視
差分布が急激に低下する点を、その時の無限遠点に対応
する視差とみなすようにした。
点に対応する視差が最も多く存在し、撮像手段の相互の
光軸が平行に保たれていればこの無限遠点に対応する視
差はゼロとなる。また、通常では、無限遠点に対応する
視差(=0)よりも負側に視差が分布することはない。
従って、視差がゼロ近傍の視差分布の変化度合から光軸
のずれ量に対応する視差補正値FAを求めることがで
き、引いては経時変化や温度等の環境要因による光軸の
ずれを的確に補正して高精度な距離計測を行うことがで
きる。
補間計算を用いて画像の1画素未満まで算出するように
した。その結果、より精密な補正計算が可能となる。な
お、本実施形態は、請求項1〜3,11に記載した発明
に相当する。
記載の発明を具体化した第2の実施形態について、図9
〜図15を用いて説明する。但し、本実施形態の構成等
において、上述した第1の実施形態と同等であるものに
ついてはその説明を省略する。そして、以下には、第1
の実施形態との相違点を中心に説明する。
あり、同図において、車室内天井部には撮像装置の光学
部21が設置されている。また、自車両のボンネット2
2の先端には、例えば車両メーカのシンボルマーク等の
形状からなるエンブレム23が取り付けられている。か
かる場合、前記光学部21とエンブレム23との距離
は、それぞれの位置を固定している限り一定である。
一方の撮像装置の映像を示す。図10の映像において、
画面の中央下部には自車両のボンネット22とエンブレ
ム23とが写っており、エンブレム23の周りには所定
アドレスで区画された領域(以下、ウインドウWzとい
う)が設定されている。このウインドウWz内のエンブ
レム23に対する視差は、左右画面の映像の互いのずら
し量に対しての相関値に基づいて算出される。
図11,図12を用いて説明する。図11は、距離計測
及び障害物判断処理を示す概略フローであり、本処理は
距離計算器3により所定時間毎(例えば、0.2秒毎)
に実行される。また、図12は、視差補正量の算出処理
を示す概略フローであり、本処理は距離計算器3により
例えばイグニションキーのオン操作時の割り込みにて実
行される。
ずステップ301では、画面全体で視差の分布をとり、
続くステップ302では、全体の視差分布から自車両前
方における障害物を抽出する。即ち、撮像装置1A,1
Bから得られた差分画像に基づいて、自車両の前方にお
ける車両や電柱等の立体物と路面標識等の平面の情報と
を識別し、そのうち立体物を障害物として抽出する。
による視差補正を行うための視差補正値FBを読み込む
と共に、当該視差補正値FBを用いて次式から障害物ま
での距離Deを算出する。
在するエンブレム23を基準対象物として、同対象物に
対応する視差の偏差にて求められる。以下、視差補正値
FBについて、同補正値FBを算出するための割り込み
処理(図12のフロー)、及び同補正値FBをより具体
的に示すグラフ(図13〜15)を用いて説明する。
の相関値V(i)を示すグラフであり、図14は光軸の
ずれがある状態での相関値V(i)を示すグラフであ
る。なお、図13,14は、左右いずれかの画像を2画
素ずつずらして相関値V(i)を求めた場合のグラフに
相当する。つまり、光軸のずれがない状態では、図13
に示す如く点M(i=96)で相関値V(i)が最小に
なり、この点Mの視差が視差の標準値に相当する。これ
に対して、光軸にずれが生じると、図14に示す如く相
関値V(i)が最小となる視差が点M(i=96)から
点N(i=94)へとずれる。このとき、点Mと点Nと
の視差のずれ量が2画素単位の「視差補正値FB」とな
る。
の手順に従う。即ち、図15に示すように、点Nの前後
の点O,Pでは、その頻度はO>Pであるから、点Nと
点Oとを通る直線L3を引く。次に、垂線に対して直線
L3と対称で且つ点Pを通る直線L4を引き、これら直
線L3,L4の交点Qの視差を補間値(i≒94.7)
とする。こうして算出された点Qと前記点Mとの視差の
ずれ量が2画素未満の単位での「視差補正値FB」とな
る。
プ401では、前記画面上の特定の領域(図10のウイ
ンドウWz)について当該領域内のエンブレム23に対
応する視差の標準値(図13の点M)を読み込む。ステ
ップ402では、特定の領域について当該領域内のエン
ブレム23に対応する視差(図15の点Q)を補間計算
により求める。そして、ステップ403では、補間によ
り求めた視差と視差の標準値との偏差を視差補正値FB
の今回値として更新し、本処理を終了する。
4では、前回計測された距離と今回計測された距離との
比較から障害物との相対速度を算出する。また、ステッ
プ305では、自車両の車速を求める。その後、ステッ
プ306では、障害物までの距離(車間距離)と相対速
度と自車両の速度(自車速)とから危険度を求める。こ
の危険度の判定には、例えば前記図8の関係が用いられ
る。続くステップ307では、危険走行であるか否かを
判別する。危険走行と判別された場合、ステップ308
では警報が発せられる。
内における距離が既知の物体(エンブレム23)を基準
対象物として、当該エンブレム23に対応する視差の標
準値と同エンブレム23に対応する視差とから視差の偏
差を算出し、同偏差を視差補正値FBとした(図12の
処理)。この場合、上記第1の実施形態と同様に、光軸
のずれを的確に補正することができ、引いては高精度な
距離計測を行うことができる。
るエンブレム23を基準対象物(距離が既知の物体)と
したため、同対象物を簡便に設定することができる。併
せて、エンブレム23に対応する真の視差(真の距離)
を容易に設定できる。
を囲むようにウインドウWzを設定し、同ウインドウW
zに対応する特定領域について視差演算を行うようにし
たため、補正値算出のための演算負荷を大幅に軽減する
ことができる。
記載の発明を具体化した第3の実施形態について説明す
る。但し、本実施形態の構成等において、上述した第
1,第2の実施形態と同等であるものについてはその説
明を省略する。そして、以下には、第1,第2の実施形
態との相違点を中心に説明する。
び障害物判断処理を示す概略フローであり、本処理は距
離計算器3により所定時間毎(例えば、0.2秒毎)に
実行される。
ずステップ501では、画面全体で視差の分布をとり、
続くステップ502では、視差分布を距離計算器3内の
メモリ8に記憶する。また、ステップ503では、無限
遠点の視差分布から求められる視差補正値FAを読み込
む。この視差補正値FAは、前記第1の実施形態におけ
る図4の割り込み処理で求められる値に相当する。
対応する視差の偏差から求められる視差補正値FBを読
み込む。この視差補正値FBは、前記第2の実施形態に
おける図12の割り込み処理で求められる値に相当す
る。
FA,FBのうちいずれの値が補正値として妥当な値で
あるかを選択する。この場合、いずれが妥当であるかの
判断は、補正値の前回値との差に応じて行い、前回値と
の差が少ない方の値、即ち前回値に近い方の値を今回と
して更新する。つまり、前回値との差が大きい値は、誤
り値として扱われる。
A,1Bから得られた差分画像に基づいて、自車両の前
方における車両や電柱等の立体物と路面標識等の平面の
情報とを識別し、そのうち立体物を障害物とみなして当
該障害物までの距離を算出する。以後、ステップ507
〜511では、障害物との相対速度、自車両の速度及び
障害物との距離から危険度を判定する。なお、同処理
は、前記図3のステップ105〜109,前記図11の
ステップ304〜308と同等の処理のため、説明を省
略する。
内の無限遠点に対応する視差分布から視差補正値FAを
求めると共に、距離が既知のエンブレム23に対応する
視差の偏差から視差補正値FBを算出し、両補正値F
A,FBのうち妥当と判断される方の補正値を用いて距
離補正を行うようにした。より具体的には、補正値の前
回値に近い方の値を用いるようにした。上記構成によれ
ば、2つの補正値を選択的に用いることで、より的確な
補正値が求められ、距離計測の精度を高めることができ
る。
態にて具体化することができる。 (1)前記第1の実施形態では、画面全体の視差分布を
とるように演算処理を行ったが、同視差分布の演算範囲
を視差がゼロとなる点を含む特定範囲に限定してもよ
い。この場合、無限遠点に対応する領域でのみ視差の偏
差(補正値)が演算されることになり、光軸のずれを解
消するために要する演算負荷が大幅に軽減できる。本実
施形態は、請求項4に記載の発明に相当する。特に、視
差分布をとるための特定範囲を画面上半分にすれば、同
特定範囲内には遠くに位置する物体が多く存在すること
になり(前方車両や標識等が除かれる)、無限遠点の判
別が容易且つ確実になる。
補正値FA,FBから妥当な値を選択する処理を以下の
ように変更してもよい。例えば視差補正値FA,FBの
中間値をその時の補正値として更新し、当該更新された
補正値により距離を補正する。本実施形態は、請求項1
0に記載の発明に相当する。
対速度と自車両の速度とから今現在の走行状態の危険度
を判断したが、これを車間距離と自車両の速度とから判
断するように変更してもよい。
離が既知の物体(基準対象物)を自車両のエンブレム2
3としたがこれを変更してもよい。例えば、自車両のボ
ンネット上の模様や見切り線等に変更してもよい。ま
た、基準対象物を2つ以上設定し、それらを選択的に用
いることで補正精度の向上を図るようにしてもよい。
をマイクロコンピュータにて構成し、視差分布や距離の
計測をソフト処理にて実現したが、これを電気回路等の
ハードにて構成してもよい。
画像の2次元領域について行ったが、1次元領域で行う
ように変更してもよい。
を示すブロック図。
断処理の概略を示すフローチャート。
ト。
トグラム。
トグラム。
トグラム。
めに用いるマップ。
示す図。
撮像装置の映像を示す図。
判断処理の概略を示すフローチャート。
ート。
係を示すグラフ。
係を示すグラフ。
判断処理の概略を示すフローチャート。
成を示す図。
手段,偏差算出手段(第1の手段,第2の手段,更新手
段),距離補正手段,視差分布演算手段としての距離計
算器。
Claims (11)
- 【請求項1】一定間隔を離して設けられ、対象物の画像
を得る一対の撮像手段と、各撮像手段の離間方向の視差
から対象物までの距離を求める距離計測手段とを備える
距離計測装置において、 基準対象物に対応する視差の標準値を予め記憶してお
き、前記基準対象物に対するその時々の視差と前記視差
の標準値との偏差を算出する偏差算出手段と、 前記偏差算手段により算出された偏差を補正量として前
記距離計測手段により求められる距離を補正する距離補
正手段とを備えることを特徴とする距離計測装置。 - 【請求項2】前記撮像手段により得られる画像の視差分
布を求める視差分布演算手段を備え、 前記偏差算出手段は、画像内の無限遠点を基準対象物と
すると共に視差がゼロ近傍となる点を視差の標準値とし
て、当該標準値近傍における視差分布の変化度合から前
記視差の偏差を算出する請求項1に記載の距離計測装
置。 - 【請求項3】請求項2に記載の距離計測装置において、 前記偏差算出手段は、視差が正の値から負の値に移行す
る領域で視差分布が急激に低下する点をその時の無限遠
点に対応する視差とみなす距離計測装置。 - 【請求項4】請求項2又は3に記載の距離計測装置にお
いて、 前記視差分布演算手段は、視差がゼロとなる点を含む特
定範囲を視差分布の演算範囲とする距離計測装置。 - 【請求項5】前記偏差算出手段は、画像内における距離
が既知の物体を基準対象物として、当該距離が既知の物
体に対応する視差の標準値と同物体に対応するその時々
の視差とから視差の偏差を算出する請求項1に記載の距
離計測装置。 - 【請求項6】請求項5に記載の距離計測装置において、 前記距離が既知の物体は、前記撮像手段が取り付けられ
た自車両の一部である距離計測装置。 - 【請求項7】請求項5又は6に記載の距離計測装置にお
いて、 前記偏差算出手段は、前記距離が既知の物体に対応する
視差の標準値を含む特定範囲にて視差演算を行う距離計
測装置。 - 【請求項8】前記撮像手段により得られる画像の視差分
布を求める視差分布演算手段を備え、 前記偏差算出手段は、 画像内の無限遠点を基準対象物とすると共に視差がゼロ
近傍となる点を視差の標準値として、当該標準値近傍に
おける視差分布の変化度合から前記視差の偏差を算出す
る第1の手段と、 画像内の距離が既知の物体を基準対象物として、当該距
離が既知の物体に対応する視差の標準値と同物体に対応
するその時々の視差とから視差の偏差を算出する第2の
手段と、 前記第1の手段により算出された偏差及び前記第2の手
段により算出された偏差の少なくともいずれか一方を選
択的に用いて視差の偏差を更新する更新手段とを備える
請求項1に記載の距離計測装置。 - 【請求項9】請求項8に記載の距離計測装置において、 前記更新手段は、前記第1の手段により算出された偏差
と前記第2の手段により算出された偏差とのうち、更新
前の偏差に近い方の値で偏差を更新する距離計測装置。 - 【請求項10】請求項8に記載の距離計測装置におい
て、 前記更新手段は、前記第1の手段により算出された偏差
と前記第2の手段により算出された偏差との中間値で偏
差を更新する距離計測装置。 - 【請求項11】前記偏差算出手段は、前記基準対象物に
対するその時々の視差と前記視差の標準値との偏差を、
補間計算を用いて画像の1画素未満まで算出する請求項
1〜10のいずれかに記載の距離計測装置。
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