JPH09133829A - 光ファイバ部品間接続面の面合せ機構およびこの機構を用いた光ファイバ部品の接続装置 - Google Patents

光ファイバ部品間接続面の面合せ機構およびこの機構を用いた光ファイバ部品の接続装置

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JPH09133829A
JPH09133829A JP28871695A JP28871695A JPH09133829A JP H09133829 A JPH09133829 A JP H09133829A JP 28871695 A JP28871695 A JP 28871695A JP 28871695 A JP28871695 A JP 28871695A JP H09133829 A JPH09133829 A JP H09133829A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光ファイバ部品の製作精度を必要以上にあげ
ることなく光ファイバ部品の端面同士を一致させて光接
続損失を低く抑えることのできる光ファイバ部品の面合
せ機構を提供する。 【解決手段】 他方の光ファイバ部品69をクランプす
る部品保持体107は、ノズル103,105から吹き
付けられる空気によりハウジング99の内部空間101
において宙に浮いており、光ファイバ部品端面が前記一
方の光ファイバ部品65の端面に押し付けられた場合に
自由に回転,揺動して面合せが行われる。ノズル10
3,105から吹き付けられる空気の働きにより前記他
方の光ファイバ部品69の端面を前記一方の光ファイバ
部品65の端面に押し付けることとなって面合せが行わ
れる。光ファイバ部品からクランパ109を介してハウ
ジング99に作用する押圧力を圧力センサ59Fが検出
することにより、自動で面合せを制御することができ
る。面合せを行った後は、ノズル105により部品保持
体107の移動を拘束して接続装置により接続を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は接続する光ファイ
バ部品の端面を合せる光ファイバ部品間接続面の面合せ
機構およびこの機構を用いた光ファイバ部品の接続装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、光通信に使用される光ファイ
バ部品や導波路部品等の接続においては、部品が接続装
置における旋回中心から離れた位置に取付けられるた
め、部品の端面同士を合せることが困難であった。
【0003】このため、接続することにより光接続損失
を低く抑えるためには、部品の製作精度を向上させるこ
とが要求されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
ように光ファイバ部品の製作精度をあげることは、コス
トの面で問題がある。また、接続装置における光ファイ
バ部品の装着部分を旋回中心に一致させることも構造的
に困難であり、現実には光接続損失が避けられない状態
である。
【0005】この発明の目的は、以上のような従来の技
術に着目してなされたものであり、光ファイバ部品の製
作精度を必要以上にあげることなく光ファイバ部品の端
面同士を的確に一致させて光接続損失を低く抑えること
のできる光ファイバ部品の面合せ機構およびこの機構を
用いた光ファイバ部品の接続装置を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1による発明の光ファイバ部品間接続面の
面合せ機構は、光ファイバ部品同士を接続する場合に前
記光ファイバ部品の端面同士を合せる光ファイバ部品間
接続面の面合せ機構であって、一方の光ファイバ部品を
固定する部品ホルダと、他方の光ファイバ部品をクラン
プするクランパを備えた部品保持体と、この部品保持体
を所定の隙間をもって内部空間に含むハウジングと、こ
のハウジングに設けられると共に空気を吹き付けること
により前記部品保持体を浮上させるノズルと、を備えて
なることを特徴とするものである。
【0007】従って、前記他方の光ファイバ部品をクラ
ンプする部品保持体は吹き付けられる空気によりハウジ
ング内部において宙に浮いており、光ファイバ部品端面
が前記一方の光ファイバ部品の端面に押し付けられた場
合に自由に回転,揺動して面合せが行われる。
【0008】請求項2による発明の光ファイバ部品間接
続面の面合せ機構は、請求項1記載の部品保持体が球体
であると共に、前記ハウジングの内部空間が前記部品保
持体よりもわずかに大きな球形であることを特徴とする
ものである。
【0009】従って、部品保持体はハウジングの内部空
間において摩擦抵抗がなく自由に回転および揺動が可能
となる。
【0010】請求項3による発明の光ファイバ部品間接
続面の面合せ機構は、請求項1記載のノズルが、前記部
品保持体を前方へ付勢するものを含むことを特徴とする
ものである。
【0011】従って、ノズルから吹き付けられる空気の
働きにより前記他方の光ファイバ部品の端面を前記一方
の光ファイバ部品の端面に押し付けることができ、面合
せが行われる。また、面合せ後は、部品保持体を内部空
間の前壁へ押し付けることによりその移動を拘束する。
【0012】請求項4による発明の光ファイバ部品間接
続面の面合せ機構は、請求項1記載のハウジングが、圧
力検出センサを備えてなることを特徴とするものであ
る。
【0013】従って、光ファイバ部品から部品保持体を
介してハウジングに作用する押圧力を圧力センサが検出
することにより、自動で面合せを制御することができ
る。
【0014】また、請求項5による発明の光ファイバ部
品の接続装置は、架台中央に設けられた光回路部品固定
用の固定回路ホルダと、この固定回路ホルダの一方の側
に設けられてX,Y,Z,C軸方向に移動・位置決め自
在の第一ステージと、前記固定回路ホルダの他方の側に
設けられてX,Y,Z,C軸方向に移動・位置決め自在
の第二ステージと、前記第一ステージの前記固定回路ホ
ルダ側に設けられて光ファイバ部品を保持する第一の面
合せ機構と、前記第二ステージの前記固定回路ホルダ側
に設けられて光ファイバ部品を保持する第二の面合せ機
構と、前記面合せされた接続面を接続する接続手段とを
有し、前記第一の面合せ機構および第二の面合せ機構
が、一方の光ファイバ部品を固定する部品ホルダと、他
方の光ファイバ部品をクランプするクランパを備えた部
品保持体と、この部品保持体を所定の隙間をもって内部
空間に含むハウジングと、このハウジングに設けられる
と共に空気を吹き付けることにより前記部品保持体を浮
上させるノズルと、を備えてなることを特徴とするもの
である。
【0015】従って、第一の面合せ機構により光ファイ
バ部品を保持した第一ステージおよび第二の面合せ機構
により光ファイバ部品を保持した第二ステージをX,
Y,Z,C軸方向に移動・位置決めし、光ファイバ部品
をクランプすると共に吹き付けられる空気によりハウジ
ング内部において宙に浮いている部品保持体が自由に回
転,揺動して面合せを行い、その後、調心・接続手段に
より接続を行う。
【0016】請求項6による発明の光ファイバ部品の接
続装置は、請求項5記載の部品保持体が球体であると共
に、前記ハウジングの内部空間が前記部品保持体よりも
わずかに大きな球形であることを特徴とするものであ
る。
【0017】従って、部品保持体はハウジングの内部空
間において摩擦抵抗がなく自由に回転および揺動が可能
となり、光ファイバの接続面の面合せが正確に行われる
ので、その後接続手段により確実な接続を行なうことが
できる。
【0018】請求項7による発明の光ファイバ部品の接
続装置は、請求項5記載のノズルが、前記部品保持体を
前方へ付勢するものを含むことを特徴とするものであ
る。
【0019】従って、ノズルから吹き付けられる空気の
働きにより前記他方の光ファイバ部品の端面を前記一方
の光ファイバ部品の端面に押し付けて面合せが行われ、
面合せ後は、部品保持体を内部空間の前壁へ押し付ける
ことによりその移動を拘束して、その後、調心・接続手
段により接続が行われる。
【0020】請求項8による発明の光ファイバ部品の接
続装置は、請求項5記載のハウジングが、圧力検出セン
サを備えてなることを特徴とするものである。
【0021】従って、光ファイバ部品から部品保持体を
介してハウジングに作用する押圧力を圧力センサが検出
することにより、自動で制御して面合せを行い、その
後、調心・接続手段により接続する。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態の例
を図面に基づいて説明する。
【0023】図2および図3には,この発明に係る光フ
ァイバ部品間接続面の面合せ機構を適用する接続装置1
の全体が示されている。図2において、中空構造の架台
3の上には左側に調心用の第一ステージ5Fと右側に第
二ステージ5Sを有し、その間に固定回路ホルダ7が立
設されている。固定回路ホルダ7には光回路部品9が装
着されている。
【0024】ここで、第一ステージ5Fと第二ステージ
5Sは固定回路ホルダ7を挟んで互いに対向して設けら
れており、大部分の構成については共通しているので、
符号にF(第一ステージ)またはS(第二ステージ)を
付して区別することとして、共通する部分については第
一ステージ5Fについて説明することとする。
【0025】第一ステージ5Fにおいては、中空の支柱
11Fが架台3の上板13に吊り下げられた状態で内部
空間15に設けられており、前記支柱11Fの下端には
ベースプレート17Fが水平に設けられている。このベ
ースプレート17Fの下側にはY軸モータ19Fが回転
軸を上向きにして設けられており、この回転軸には前記
支柱11Fの内部で回転自在に設けられているY軸ボー
ルネジ21Fの下端部が連結されている。
【0026】また、前記ベースプレート17Fの上面に
は複数のバランスシリンダ23F,23Fが設けられて
おり、このバランスシリンダ23F,23Fの上側には
断面T字状のY軸ブロック25Fが設けられている。す
なわち、このY軸ブロック25Fは、厚い平板状のプレ
ート部27Fとこのプレート部27Fの中央部において
下方に伸びる棒状部分29Fからなり、この棒状部分2
9Fは前記支柱11の内部に上下動自在に挿嵌されてい
る。そして、その棒状部分29Fには前記Y軸ボールネ
ジ21Fが螺合するボールナット31Fが取付けられて
いる。
【0027】従って、Y軸モータ19Fを駆動させてY
軸ボールネジ21Fを回転駆動すると、Y軸ブロック2
5Fが上下動するが、このとき棒状部分29Fが支柱1
1内部に沿って上下動することおよびバランスシリンダ
23F,23Fの働きによりY軸ブロック25Fはプレ
ート部27Fを常に水平を保った状態で上下動および位
置決めすることができる。
【0028】Y軸ブロック25Fの上面にはガイドレー
ル33FがZ軸方向に設けられており、このガイドレー
ル33Fに沿ってZ軸方向へ往復動自在のZ軸プレート
35Fが設けられている。このZ軸プレート35Fには
図示しないZ軸ボールナットが取付けられている。
【0029】前記Y軸ブロック25Fの側端面には上向
きにブラケット37Fが取付けられており、このブラケ
ット37FにはZ軸モータ39Fが取付けられている。
Z軸モータ39Fの回転軸にはZ軸ボールネジ41Fが
設けられており、前述のZ軸ボールナットに螺合してい
る。
【0030】従って、Z軸モータ39Fを駆動させる
と、Z軸ボールネジ41Fが回転してZ軸プレート35
FをY軸ブロック25Fに対して相対的にZ軸方向に移
動位置決めすることができる。
【0031】Z軸プレート35Fの上面にはX軸方向に
ガイドレール43Fが設けられており、このガイドレー
ル43Fに沿ってX軸方向へ往復動自在のX軸ブロック
45Fが設けられている。このX軸ブロック45Fには
図示しないX軸ボールナットが取付けられている。
【0032】図3を参照するに、前記Z軸プレート35
Fの側端面から上向きにブラケット47Fが取付けられ
ており、このブラケット47FにはX軸モータ49Fが
取付けられている。X軸モータ49Fの回転軸にはX軸
ボールネジ51Fが設けられており、前述のX軸ボール
ナットに螺合している。
【0033】従って、X軸モータ49Fを駆動させる
と、X軸ボールネジ51Fが回転してX軸ブロック45
FをZ軸プレート35Fに対して相対的にX軸方向に移
動・位置決めすることができる。
【0034】再び図3に戻って、X軸ブロック45Fに
はX軸ブロック45FをZ軸方向に貫通する主軸53F
が取付けられており、この主軸53FをC軸回転(Z軸
回り)させるC軸モータ55Fが設けられている。この
主軸53Fの固定回路ホルダ7側先端部には、面合せ機
構57Fが取付けられている。一方、反対側の端部には
ロードセル59Fが取付けられている。
【0035】前記ロードセル59F,59Sはアンプ6
1を介してパーソナルコンピュータ63に接続されてい
る。また、前記第一ステージ5Fの面合せ機構57Fに
は入力側光ファイバ部品65が装着され、その先端部に
はLD光源67が接続されている。
【0036】一方、第二ステージ5Sの面合せ機構57
Sには出力側光ファイバ部品69が装着されており、そ
の先端部には光エネルギーを電圧に変換するO/E変換
器71が接続されている。さらに、第二ステージ5Sの
主軸53Sにはイメージファイバ73が取付けられてお
り、前記O/E変換器71に接続されている。このイメ
ージファイバ73は光回路部品9の出力側の数に応じて
分岐されたものである。
【0037】一方、図3を参照するに、前記第一ステー
ジ5Fと第二ステージ5Sの間の架台3の上面後ろ側部
分(図2中上側)には、W軸移動機構75が設けられて
いる。このW軸移動機構75はW軸方向へ延びる本体フ
レーム77を有している。この本体フレーム77の図中
左側にはW軸モータ79が設けられており、このW軸モ
ータ79の回転軸にはW軸ボールネジ81が取付けられ
ている。
【0038】W軸移動機構75の本体フレーム77に
は、前記W軸ボールネジ81に螺合する図示しないW軸
ボールナットを有するスライダ83がW軸方向へ往復動
自在に設けられている。
【0039】従って、W軸モータ79を駆動してW軸ボ
ールネジ81を回転させることによりスライダ83を本
体フレーム77に沿ってW軸方向へ移動・位置決めする
ことができる。
【0040】前記スライダ83には左右のブラケット8
5L,85Rが設けられており、図中左側のブラケット
85Lにはロータリアクチュエータ87Lが設けられて
いる。このロータリアクチュエータ87Lにはアーム部
材89が上方へ回動自在に設けられており、前記アーム
部材89の先端にはUV接着剤を塗布するためのディス
ペンサノズル91が設けられている。
【0041】従って、UV接着剤を塗布する場合には下
ろし、必要でない場合にはロータリアクチュエータ87
Lを作動させて前記ディスペンサノズル91を上方へ退
避できるようになっている。ここでは、上方へ約60°
回動可能となっている。
【0042】前記スライダ83に設けられている右側の
ブラケット85Rにはロータリアクチュエータ87Rが
設けられている。このロータリアクチュエータ87Rに
はアームブロック93が上方へ回動自在に設けられてい
る。
【0043】このアームブロック93には、前記ディス
ペンサノズル91によりUV接着剤を塗布する位置の割
り出しを確認するためのCCDカメラ95,95および
UV接着剤を乾燥・固着させるために接続部に紫外線を
照射するUV照射ライトヘッド97,97が設けられて
いる。このUV照射ライトヘッド97,97は、光回路
部品9の前後の接続部を同時に照射するように間隔を調
整できるようになっている。
【0044】従って、UV接着剤を塗布する場合および
UV接着剤を乾燥させる場合にはアームブロック93を
下ろし、必要でない場合にはロータリアクチュエータ8
7Rを作動させてアームブロック93を上昇させて、前
記CCDカメラ95,95およびUV照射ライトヘッド
97を退避できるようになっている。ここでは、上方へ
90°回動可能となっている。
【0045】次に、図1(A)に基づいて、この発明に
係る光ファイバ部品の面合せ機構57Fを説明する。
【0046】図1(A)において左右に半割りされたハ
ウジング99,99の内部には球形の空間101が形成
されている。左右のハウジング99,99には、図示し
ない空気源に接続されて前記空間101に向かって空気
を吹き出す複数の前側ノズル103および後側ノズル1
05が設けられている。また、ハウジング99,99は
図1(B),(C)に示されているように、ロードセル
59Fに接触しており、ハウジング99,99を介して
主軸57Fに作用する押圧力が検出できるようになって
いる。
【0047】前記空間101の内部には、空間101の
内壁と例えば5μm程度の隙間を確保できる大きさの球
体107が設けられている。この球体107の前記固定
回路ホルダ7側面には、入力側光ファイバ部品65をク
ランプするクランパ109が設けられている。また、前
記球体107のクランパ109と反対側面にはバランサ
111が設けられている。
【0048】従って、複数のノズル103,105から
空間101へ空気を吹き出すことにより球体107は5
μm程度の隙間を保って浮上しているが、バランサ11
1の働きによりバランスした姿勢を保持している。ま
た、空気により浮上しているのでC軸方向の回転および
入力側光ファイバ部品65の上下方向の揺動は極めて小
さな力により可能となっている。なお、球体107は、
図示しない回り止めにより、揺動可能範囲を±2.5度
程度に制限されている。
【0049】次に、前述の接続装置1を用いて図4に示
されるように、入力側光ファイバ部品65,光回路部品
9としての1×8分岐導波路,出力側光ファイバ部品6
9の光軸合わせの動作について説明する。
【0050】まず、導波路等の光回路部品9を固定回路
ホルダ7にセットして、第二ステージ5S側に取付けら
れたイメージファイバ73をX,Y,Zの各軸移動によ
り光回路部品9の図中右側(出力側)近辺に移動させ
る。
【0051】続いて、第一ステージ5Fの先端に、LD
光源67から光が送られてくる入力側光ファイバ部品6
5(1または2入力)を、X,Y,Zの各軸移動により
光回路部品9の左側に移動させて面合せを行う。
【0052】すなわち、ノズル103,105から空気
を吹き出して、入力側光ファイバ部品65をクランプし
た球体107を浮上させた状態(図1(A))で第一ス
テージ5Fを光回路部品9側へ移動させる(図1
(B))。この状態では球体107に摩擦力が作用しな
いためC軸方向の回転および上下左右方向の揺動が容易
であり、入力側光ファイバ部品65の端面を光回路部品
9の端面に押し付けると、球体107は両端面が一致す
る方向へ容易に回転移動する。これを、ロードセル59
Fにより検出される押圧力を例えば50g程度に制御して
自動で行い、光ファイバ部品間に作用する押圧力を小さ
く抑える。
【0053】端面が一致すると、球体107の前側ノズ
ル103を止め、後側ノズル105のみ作動させる。こ
れにより球体107がハウジング101に押し付けられ
て摩擦力により移動が制限されるので、面合せ状態を保
持することができる(図1(C))。
【0054】このようにして面合せ機構57Fにより面
合せを行った後、Z軸移動により所定の隙間を開けて粗
調心を行う。ここで、粗調心の条件は、検索範囲200 μ
m四方,送りピッチは3〜5μm,隙間は100 μmを標
準とする。
【0055】粗調心は、LD光源67から入力側光ファ
イバ部品65に光を送り、この光が光回路部品9を通し
てイメージファイバ73に入射する光量を、光エネルギ
ーを電圧に変換するO/E変換器71を介してパーソナ
ルコンーピュータ63に入力し、所望のレベルの光量に
なるまで各軸を自動的に制御して行う。
【0056】以上の手順で第一ステージ5F側の粗調心
が完了すると、第二ステージ5S側の先端に、O/E変
換器71につながった出力側光ファイバ部品69と、イ
メージファイバ73をY軸モータ19Sを作動させてY
軸移動により入換える。
【0057】光回路部品9と入力側光ファイバ部品65
の面合せと同様にして、出力側光ファイバ部品69と光
回路部品9の面合せを行い、その後所定の隙間を開けて
粗調心を行う。
【0058】粗調心が完了すると、さらに精度を高める
ために、微調心を行う。この微調心の条件は、検索範囲
30〜40μm四方,送りピッチは0.1 μm,隙間は10μm
を標準とする。
【0059】第一ステージ5Fおよび第二ステージ5S
について微調心が完了すると、続いて接続を行う。
【0060】以下に、接続の手順について説明する。
【0061】まず、W軸移動機構75を制御してディス
ペンサノズル91を入力側光ファイバ部品65と光回路
部品9との隙間、または光回路部品9と出力側光ファイ
バ部品69との隙間に合わせて、ディスペンサノズル9
1の中に入ったUV接着剤を前記隙間に落とす。このと
き、CCDカメラ95,95により映し出された画像を
見て確認することができる。
【0062】接着剤を塗布した後、W軸移動機構75を
制御してスライダ83に搭載されているUV照射ライト
ヘッド97,97を接続面に位置決めした後、紫外線を
照射して接着剤を乾燥させて固着させる。
【0063】以上のようにして接続を行うが、光回路部
品9を変えた場合には長さおよび幅が変化するので、こ
れに合わせてW軸上でCCDカメラ95のストロークと
UV照射ライトヘッド97,97の間隔およびストロー
クを適宜変える。
【0064】以上の結果から、入力側光ファイバ部品6
5または出力側光ファイバ部品69を保持した球体10
7が、摩擦抵抗なく容易に回転・揺動するので、容易に
接続面の面合せをすることができる。
【0065】これにより、従来のように部品9,65,
69の製作精度を必要以上に上げることなく、接続損失
の低い接続が可能になる。
【0066】また、光ファイバ部品間に作用する押圧力
をロードセル59により管理しながら面合せを行なうの
で、光ファイバ部品の損傷を防止できる。
【0067】なお、この発明は前述の実施の形態に限定
されることなく、適宜な変更を行なうことにより、その
他の態様で実施し得るものである。
【0068】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よる光ファイバ部品間接続面の面合せ機構では、他方の
光ファイバ部品をクランプする部品保持体が吹き付けら
れる空気によりハウジング内部において宙に浮いている
ので、光ファイバ部品端面が一方の光ファイバ部品の端
面に押し付けられた場合に、部品保持体は端面同士が一
致する方向に自由に回転,揺動することができる。これ
により、自動で光ファイバ部品の端面合せが容易に行わ
れる。また、光ファイバ部品の製作精度を必要以上に上
げることなく、確実に面合せを行なうことができる。
【0069】請求項2による光ファイバ部品間接続面の
面合せ機構では、請求項1記載の部品保持体が球体であ
ると共に、前記ハウジングの内部空間が前記部品保持体
よりもわずかに大きな球形であるので、部品保持体はハ
ウジングの内部空間において自由に回転および揺動が可
能となる。
【0070】請求項3による光ファイバ部品間接続面の
面合せ機構では、請求項1記載のノズルが前記部品保持
体を前方へ付勢するものを含むので、ノズルから吹き付
けられる空気の働きにより前記他方の光ファイバ部品の
端面を前記一方の光ファイバ部品の端面に押し付けられ
る。また、面合せ後は部品保持体を前方へ付勢して内部
空間の前壁に押し付けて、面合せ状態を保持することが
できる。
【0071】請求項4による光ファイバ部品間接続面の
面合せ機構では、請求項1記載のハウジングが、圧力検
出センサを備えているので、光ファイバ部品から部品保
持体を介してハウジングに作用する押圧力を圧力センサ
が検出することにより、光ファイバ部品間に作用する押
圧力を制御することができる。
【0072】請求項5による発明の光ファイバ部品の接
続装置では、第一の面合せ機構により光ファイバ部品を
保持した第一ステージおよび第二の面合せ機構により光
ファイバ部品を保持した第二ステージをX,Y,Z,C
軸方向に移動・位置決めして、光ファイバ部品をクラン
プすると共に吹き付けられる空気によりハウジング内部
において宙に浮いている部品保持体が自由に回転,揺動
して面合せを行い、その後接続手段により接続を行うの
で、確実に面合せが行われ、接続損失の低い接続を行う
ことができる。
【0073】請求項6による発明の光ファイバ部品の接
続装置では、請求項5記載の部品保持体がハウジングの
内部空間において摩擦抵抗がなく自由に回転および揺動
が可能であり、光ファイバの接続面の面合せが正確に行
われるので、その後接続手段により確実な接続を行なう
ことができる。
【0074】請求項7による発明の光ファイバ部品の接
続装置では、請求項5記載のノズルから吹き付けられる
空気の働きにより前記他方の光ファイバ部品の端面を前
記一方の光ファイバ部品の端面に押し付けて面合せが行
われ、面合せ後は部品保持体を内部空間の前壁へ押し付
けることによりその移動を拘束してその後接続手段によ
り接続が行われるので、正確に面合せされた状態で高精
度の接続をすることができる。
【0075】請求項8による発明の光ファイバ部品の接
続装置では、請求項5記載のハウジングに設けられた圧
力検出センサが、光ファイバ部品から部品保持体を介し
てハウジングに作用する押圧力を検出して押圧力を管理
しながら面合せを行うので、光ファイバ部品に無理な力
を作用させることなく接続することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る光ファイバ部品間接続面の面合
せ機構を示す説明図である。
【図2】この発明に係る面合せ装置を用いた光ファイバ
部品の接続装置を示す側面図である。
【図3】図2中III 方向から見た平面図である。
【図4】入力側光ファイバ部品、光回路部品、出力側光
ファイバ部品の接続を示す説明図である。
【符号の説明】
3 架台 5F 第一ステージ 5S 第二ステージ 7 固定回路ホルダ(部品ホルダ) 57F,57S 面合せ機構 59F,59S ロードセル(圧力検出センサ) 65 光ファイバ部品(一方の光ファイバ部品) 69 光ファイバ部品(他方の光ファイバ部品) 99 ハウジング 101 内部空間 103 前側ノズル(ノズル) 105 後側ノズル(ノズル) 107 球体(部品保持体) 109 クランパ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤原 茂 静岡県沼津市大岡2068の3 東芝機械株式 会社沼津事業所内 (72)発明者 深沢 強 静岡県沼津市大岡2068の3 東芝機械株式 会社沼津事業所内 (72)発明者 塙 文明 東京都新宿区西新宿3丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ファイバ部品同士を接続する場合に前
    記光ファイバ部品の端面同士を合せる光ファイバ部品間
    接続面の面合せ機構であって、一方の光ファイバ部品を
    固定する部品ホルダと、他方の光ファイバ部品をクラン
    プするクランパを備えた部品保持体と、この部品保持体
    を所定の隙間をもって内部空間に含むハウジングと、こ
    のハウジングに設けられると共に空気を吹き付けること
    により前記部品保持体を浮上させるノズルと、を備えて
    なることを特徴とする光ファイバ部品間接続面の面合せ
    機構。
  2. 【請求項2】 前記部品保持体が球体であると共に、前
    記ハウジングの内部空間が前記部品保持体よりもわずか
    に大きな球形であることを特徴とする請求項1記載の光
    ファイバ部品間接続面の面合せ機構。
  3. 【請求項3】 前記ノズルが、前記部品保持体を前方へ
    付勢するものを含むことを特徴とする請求項1記載の光
    ファイバ部品間接続面の面合せ機構。
  4. 【請求項4】 前記ハウジングが、圧力検出センサを備
    えてなることを特徴とする請求項1記載の光ファイバ部
    品間接続面の面合せ機構。
  5. 【請求項5】 架台中央に設けられた光回路部品固定用
    の固定回路ホルダと、この固定回路ホルダの一方の側に
    設けられてX,Y,Z,C軸方向に移動・位置決め自在
    の第一ステージと、前記固定回路ホルダの他方の側に設
    けられてX,Y,Z,C軸方向に移動・位置決め自在の
    第二ステージと、前記第一ステージの前記固定回路ホル
    ダ側に設けられて光ファイバ部品を保持する第一の面合
    せ機構と、前記第二ステージの前記固定回路ホルダ側に
    設けられて光ファイバ部品を保持する第二の面合せ機構
    と、前記面合せされた接続面を接続する接続手段とを有
    し、前記第一の面合せ機構および第二の面合せ機構が、
    一方の光ファイバ部品を固定する部品ホルダと、他方の
    光ファイバ部品をクランプするクランパを備えた部品保
    持体と、この部品保持体を所定の隙間をもって内部空間
    に含むハウジングと、このハウジングに設けられると共
    に空気を吹き付けることにより前記部品保持体を浮上さ
    せるノズルと、を備えてなることを特徴とする光ファイ
    バ部品の接続装置。
  6. 【請求項6】 前記部品保持体が球体であると共に、前
    記ハウジングの内部空間が前記部品保持体よりもわずか
    に大きな球形であることを特徴とする請求項5記載の光
    ファイバ部品の接続装置。
  7. 【請求項7】 前記ノズルが、前記部品保持体を前方へ
    付勢するものを含むことを特徴とする請求項5記載の光
    ファイバ部品の接続装置。
  8. 【請求項8】 前記ハウジングが、圧力検出センサを備
    えてなることを特徴とする請求項5記載の光ファイバ部
    品の接続装置。
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