JPH0913390A - コンクリート基礎あるいは壁体の構築方法 - Google Patents
コンクリート基礎あるいは壁体の構築方法Info
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- JPH0913390A JPH0913390A JP16421695A JP16421695A JPH0913390A JP H0913390 A JPH0913390 A JP H0913390A JP 16421695 A JP16421695 A JP 16421695A JP 16421695 A JP16421695 A JP 16421695A JP H0913390 A JPH0913390 A JP H0913390A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】建築物の基礎あるいは壁面等を形成する場合
に、鉄筋工あるいは型枠大工等の異業種の熟練工がその
場にいなくても簡単に構築することが可能となるコンク
リート基礎あるいは壁体の構築方法を提供する。 【構成】発泡合成樹脂からなる一対の内型枠20aおよ
び外型枠20bと、これら一対の内型枠20aおよび外
型枠20bが外方に膨出するのを防止するセパレータ2
8と、予め鉄筋が縦横に連結された鉄筋材21と、内型
枠および外型枠が内方に倒れ込むのを防止するスペーサ
28とをそれぞれ別体に形成し、現場近くで組み込んで
一体化させる。
に、鉄筋工あるいは型枠大工等の異業種の熟練工がその
場にいなくても簡単に構築することが可能となるコンク
リート基礎あるいは壁体の構築方法を提供する。 【構成】発泡合成樹脂からなる一対の内型枠20aおよ
び外型枠20bと、これら一対の内型枠20aおよび外
型枠20bが外方に膨出するのを防止するセパレータ2
8と、予め鉄筋が縦横に連結された鉄筋材21と、内型
枠および外型枠が内方に倒れ込むのを防止するスペーサ
28とをそれぞれ別体に形成し、現場近くで組み込んで
一体化させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はコンクリート基礎あるい
は壁体の構築方法に関する。
は壁体の構築方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、一般木造建築物の基礎として
は、図7に示したように、ランマで突き固められた割り
ぐり石1の上に捨てコンクリート2を打設し、さらにフ
ーチング3用のコンクリートを打設し、さらにフーチン
グ3上に布基礎4を立設させ、この布基礎4に挿通され
たアンカーボルト5で土台6を固定するようにしたもの
が知られている。
は、図7に示したように、ランマで突き固められた割り
ぐり石1の上に捨てコンクリート2を打設し、さらにフ
ーチング3用のコンクリートを打設し、さらにフーチン
グ3上に布基礎4を立設させ、この布基礎4に挿通され
たアンカーボルト5で土台6を固定するようにしたもの
が知られている。
【0003】このような基礎を施工する場合、地域によ
っては、冬季時に大地が80〜100cm以上も凍結す
る場合がある。ところが、このように大地が凍結する
と、基礎が不均衡に持ち上げられ、建物の狂いや破損の
原因ともなる。そこで、住宅の基礎を施工する場合に
は、捨てコンクリート2の上面レベルを霜柱よりも低い
位置に配置しなければならない。したがって、寒冷地な
どでは、基礎の高さが温暖な地域に比べて高くなるのが
現状である。また、寒冷地などでは、基礎用型枠に断熱
材を取付けて、この断熱材により、基礎部分の断熱性を
向上させるようにしたものがある。
っては、冬季時に大地が80〜100cm以上も凍結す
る場合がある。ところが、このように大地が凍結する
と、基礎が不均衡に持ち上げられ、建物の狂いや破損の
原因ともなる。そこで、住宅の基礎を施工する場合に
は、捨てコンクリート2の上面レベルを霜柱よりも低い
位置に配置しなければならない。したがって、寒冷地な
どでは、基礎の高さが温暖な地域に比べて高くなるのが
現状である。また、寒冷地などでは、基礎用型枠に断熱
材を取付けて、この断熱材により、基礎部分の断熱性を
向上させるようにしたものがある。
【0004】一方、近年では、木材の有効利用が図られ
ている。そこで、今日では型枠自体をパネル状の合成樹
脂によって形成し、これにより、型枠自体に予め断熱性
能を具備させたものが盛んに使用されている。
ている。そこで、今日では型枠自体をパネル状の合成樹
脂によって形成し、これにより、型枠自体に予め断熱性
能を具備させたものが盛んに使用されている。
【0005】ここで、例えばフーチング付きの断熱基礎
を構築する場合には、先ず、図8に示したように、パネ
ル状の合成樹脂などからなる一対の内型枠7および外型
枠8を捨てコンクリート2の上部に対向配置し、これら
の型枠7、8でコンクリートの打設空間を形成し、さら
にこの打設空間内にセパレータ9を適宜挿通し、これら
セパレータ9により対向する一対の型枠7、8間が外方
に拡がらないように、また内方に倒れないように規制し
ている。
を構築する場合には、先ず、図8に示したように、パネ
ル状の合成樹脂などからなる一対の内型枠7および外型
枠8を捨てコンクリート2の上部に対向配置し、これら
の型枠7、8でコンクリートの打設空間を形成し、さら
にこの打設空間内にセパレータ9を適宜挿通し、これら
セパレータ9により対向する一対の型枠7、8間が外方
に拡がらないように、また内方に倒れないように規制し
ている。
【0006】そして、この打設空間内には縦横に所定の
鉄筋10が配筋され、縦横のバタで周囲が位置決めされ
た後、コンクリートが打設されている。
鉄筋10が配筋され、縦横のバタで周囲が位置決めされ
た後、コンクリートが打設されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記したよ
うに例えば住宅の基礎を施工する場合、このような一連
の基礎工事は、鳶職によるものと、型枠大工および鉄筋
工などによるものとに分類され、いづれも熟練した作業
者の手が必要になっている。
うに例えば住宅の基礎を施工する場合、このような一連
の基礎工事は、鳶職によるものと、型枠大工および鉄筋
工などによるものとに分類され、いづれも熟練した作業
者の手が必要になっている。
【0008】すなわち、根切り、ランマによる突き固め
等の土木作業は鳶職によるもので、型枠工事および配筋
工事などは型枠大工、鉄筋工などの別々の熟練した作業
者の手によってなされている。しかも、これらは特別な
技術が必要であり、例えば鉄筋工が型枠大工の仕事を行
なったり、逆に型枠大工が鉄筋工の仕事を行なったりす
ることはできないのが通常である。
等の土木作業は鳶職によるもので、型枠工事および配筋
工事などは型枠大工、鉄筋工などの別々の熟練した作業
者の手によってなされている。しかも、これらは特別な
技術が必要であり、例えば鉄筋工が型枠大工の仕事を行
なったり、逆に型枠大工が鉄筋工の仕事を行なったりす
ることはできないのが通常である。
【0009】しかも、今日の建設業界では、型枠大工、
鉄筋工などのように特に熟練した作業者が年々少なくな
っているのが現状である。したがって、現場によって
は、これらの作業者の手が不足し、必要なときに専門職
の作業者が現場にいないことが間々ある。したがって、
代わりの作業者では作業を行なうことができないことか
ら工期が遅れてしまうなどの問題があった。
鉄筋工などのように特に熟練した作業者が年々少なくな
っているのが現状である。したがって、現場によって
は、これらの作業者の手が不足し、必要なときに専門職
の作業者が現場にいないことが間々ある。したがって、
代わりの作業者では作業を行なうことができないことか
ら工期が遅れてしまうなどの問題があった。
【0010】また、従来のコンクリート型枠を用いたコ
ンクリート基礎あるいは壁体の構築方法では、コンクリ
ート打設空間内に所定の鉄筋10を配筋する場合に、縦
横方向に多数の鉄筋10を配筋する必要があることか
ら、複数のセパレータ9が存在することによって配筋の
作業性が著しく低下していた。特に、寒冷地で布基礎部
分の高さが高い場合には、その作業は困難を極めてい
た。
ンクリート基礎あるいは壁体の構築方法では、コンクリ
ート打設空間内に所定の鉄筋10を配筋する場合に、縦
横方向に多数の鉄筋10を配筋する必要があることか
ら、複数のセパレータ9が存在することによって配筋の
作業性が著しく低下していた。特に、寒冷地で布基礎部
分の高さが高い場合には、その作業は困難を極めてい
た。
【0011】本発明は、上記実情に鑑み、建築物の基礎
あるいは壁面等を形成する場合に、鉄筋工あるいは型枠
大工等の異業種の熟練工がその場にいなくても簡単に構
築することが可能となるコンクリート基礎あるいは壁体
の構築方法を提供することを目的としている。
あるいは壁面等を形成する場合に、鉄筋工あるいは型枠
大工等の異業種の熟練工がその場にいなくても簡単に構
築することが可能となるコンクリート基礎あるいは壁体
の構築方法を提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係るコンクリート基礎あるいは壁体の構築方
法は、建築物の基礎あるいは壁面等を構築するために所
定距離離間して配置される発泡合成樹脂からなる一対の
内型枠および外型枠と、これら一対の内型枠および外型
枠間に挿通され、これらの離間距離を一定に規定すると
ともに、コンクリートが打設された際にこれら一対の内
型枠および外型枠が外方に膨出するのを防止するセパレ
ータと、予め鉄筋が縦横に連結された鉄筋材と、発泡合
成樹脂からなる前記内型枠および前記外型枠の離間距離
を一定に規定するとともに、これら一対の内型枠および
外型枠が内方に倒れ込むのを防止するスペーサとを、そ
れぞれ別体に形成するとともに、これらを現場近くで組
み込んで一体化させた後、所定の現場に配置して前記一
対の外型枠および前記内型枠間にコンクリートを打設し
てコンクリート基礎あるいは壁体を構築するようにした
ことを特徴としている。
の本発明に係るコンクリート基礎あるいは壁体の構築方
法は、建築物の基礎あるいは壁面等を構築するために所
定距離離間して配置される発泡合成樹脂からなる一対の
内型枠および外型枠と、これら一対の内型枠および外型
枠間に挿通され、これらの離間距離を一定に規定すると
ともに、コンクリートが打設された際にこれら一対の内
型枠および外型枠が外方に膨出するのを防止するセパレ
ータと、予め鉄筋が縦横に連結された鉄筋材と、発泡合
成樹脂からなる前記内型枠および前記外型枠の離間距離
を一定に規定するとともに、これら一対の内型枠および
外型枠が内方に倒れ込むのを防止するスペーサとを、そ
れぞれ別体に形成するとともに、これらを現場近くで組
み込んで一体化させた後、所定の現場に配置して前記一
対の外型枠および前記内型枠間にコンクリートを打設し
てコンクリート基礎あるいは壁体を構築するようにした
ことを特徴としている。
【0013】
【作用】本発明に係るコンクリート基礎あるいは壁体の
構築方法によれば、発泡合成樹脂からなる一対の内型枠
および外型枠、セパレータ、鉄筋材およびスペーサが予
め別体で形成され、これらは現場に搬入された後、前段
取りの段階で一体に組み付けられる。したがって、この
ように予め現場に据える前に組み付けられた型枠を現場
に配置してコンクリートを打設すれば、型枠工および鉄
筋工などがいなくても、簡単にコンクリート基礎あるい
は壁体を構築していくことができる。
構築方法によれば、発泡合成樹脂からなる一対の内型枠
および外型枠、セパレータ、鉄筋材およびスペーサが予
め別体で形成され、これらは現場に搬入された後、前段
取りの段階で一体に組み付けられる。したがって、この
ように予め現場に据える前に組み付けられた型枠を現場
に配置してコンクリートを打設すれば、型枠工および鉄
筋工などがいなくても、簡単にコンクリート基礎あるい
は壁体を構築していくことができる。
【0014】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明の一実施例
について説明する。図1は、本発明の一実施例で使用さ
れた建築物のコンクリート型枠11を示したもので、特
に建築物の基礎に使用されるコンクリート型枠を示した
ものである。
について説明する。図1は、本発明の一実施例で使用さ
れた建築物のコンクリート型枠11を示したもので、特
に建築物の基礎に使用されるコンクリート型枠を示した
ものである。
【0015】本実施例では、建築物の基礎を形成するコ
ンクリート型枠11が、互いに対向して配置される一対
の内型枠20aおよび外型枠20bと、鉄筋材21と、
スペーサ28と、セパレータ40とからなっている。
ンクリート型枠11が、互いに対向して配置される一対
の内型枠20aおよび外型枠20bと、鉄筋材21と、
スペーサ28と、セパレータ40とからなっている。
【0016】これらの内型枠20aと外型枠20bと
は、図2に示すように同一形状を有しており、この内型
枠20aと外型枠20bとを相対向して並設することに
より、コンクリートを打設するための間隙が形成され
る。
は、図2に示すように同一形状を有しており、この内型
枠20aと外型枠20bとを相対向して並設することに
より、コンクリートを打設するための間隙が形成され
る。
【0017】内型枠20aおよび外型枠20bを成形す
る材料としては、例えばポリスチレン、ポリ塩化ビニ
ル、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリウレタン、エ
ポキシ樹脂およびフェノール樹脂等の発泡成形が可能な
樹脂を、例えば5〜80倍程度に発泡させながら所望の
形状に形成される。このような倍率で上記樹脂を発泡成
形することにより、この樹脂発泡体の中には優れた独立
気泡が形成され、優れた断熱性能を示すようになる。
る材料としては、例えばポリスチレン、ポリ塩化ビニ
ル、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリウレタン、エ
ポキシ樹脂およびフェノール樹脂等の発泡成形が可能な
樹脂を、例えば5〜80倍程度に発泡させながら所望の
形状に形成される。このような倍率で上記樹脂を発泡成
形することにより、この樹脂発泡体の中には優れた独立
気泡が形成され、優れた断熱性能を示すようになる。
【0018】このコンクリート型枠を形成する樹脂発泡
成形体の高さは、通常500〜2000mmであり、厚
さは通常15〜100mmの範囲内にあり、全体に均一
な厚さを有している。このような厚さを有する内型枠2
0a、外型枠20bは、優れた断熱性能を有するととも
に、自己保持性が高いためにコンクリートの打設による
内部圧力の増加によってもこれらの型枠が外方に膨らん
で変形することが少なくなる。
成形体の高さは、通常500〜2000mmであり、厚
さは通常15〜100mmの範囲内にあり、全体に均一
な厚さを有している。このような厚さを有する内型枠2
0a、外型枠20bは、優れた断熱性能を有するととも
に、自己保持性が高いためにコンクリートの打設による
内部圧力の増加によってもこれらの型枠が外方に膨らん
で変形することが少なくなる。
【0019】一方、鉄筋材21は、例えば図3に示した
ように、縦筋22と横筋23とからなり、これらの縦筋
22と横筋23とは、対向する一対の内型枠20a、外
型枠20b間に組込まれる以前に、溶接等により予め一
体に連結されている。
ように、縦筋22と横筋23とからなり、これらの縦筋
22と横筋23とは、対向する一対の内型枠20a、外
型枠20b間に組込まれる以前に、溶接等により予め一
体に連結されている。
【0020】また、これらの縦筋22および横筋23の
長さは、内型枠20aおよび外型枠20bの幅あるいは
高さより長く形成しておくとよい。長くする方向は一方
向のみあるいは両方向のいずれであっても良い。
長さは、内型枠20aおよび外型枠20bの幅あるいは
高さより長く形成しておくとよい。長くする方向は一方
向のみあるいは両方向のいずれであっても良い。
【0021】例えば、縦筋22の長さを内型枠20aお
よび外型枠20bの高さより上方向に長くしておけば、
この上部に、さらに壁体を延長していく場合に、突出し
た鉄筋部分に、上部に配置される鉄筋を連結していくこ
とができるので、鉄筋同士の連結が容易になる。また、
内型枠20aおよび外型枠20bの幅よりも横筋23の
両方向の長さを長くしておくこともできる。このよう
に、幅方向に鉄筋を長くしておけば、幅方向に内型枠2
0a、外型枠20bを突き合わせていくときに、鉄筋同
士がラップしあうので、これらの鉄筋を連結し易くな
る。
よび外型枠20bの高さより上方向に長くしておけば、
この上部に、さらに壁体を延長していく場合に、突出し
た鉄筋部分に、上部に配置される鉄筋を連結していくこ
とができるので、鉄筋同士の連結が容易になる。また、
内型枠20aおよび外型枠20bの幅よりも横筋23の
両方向の長さを長くしておくこともできる。このよう
に、幅方向に鉄筋を長くしておけば、幅方向に内型枠2
0a、外型枠20bを突き合わせていくときに、鉄筋同
士がラップしあうので、これらの鉄筋を連結し易くな
る。
【0022】なお、縦筋22および横筋23の長さを、
内型枠20aおよび外型枠20bの高さあるいは幅と略
同じ寸法に設定することもできる。この場合には、幅方
向あるいは高さ方向に型枠を組んでいくときに、両者間
に他の鉄筋材を差し渡して結束線等で連結すれば良い。
内型枠20aおよび外型枠20bの高さあるいは幅と略
同じ寸法に設定することもできる。この場合には、幅方
向あるいは高さ方向に型枠を組んでいくときに、両者間
に他の鉄筋材を差し渡して結束線等で連結すれば良い。
【0023】スペーサ28は、上記対向して配置される
一対の内型枠20aと外型枠20bとの離間距離を一定
に規定するとともに、これらの型枠20a、20bが内
方に倒れ込むのを防止する作用を有している。このよう
なスペーサ28は、適宜な強度を有することが好まし
く、鋼板あるいは合成樹脂から形成される。また、実施
例のスペーサ28は、図4に示したように、平坦な板状
部材24の両端部に位置決め片25、25を具備させた
もので、スペーサ28の中央部には、鉄筋材21を装着
するための大径部26が形成され、この大径部26には
スリット27が形成されている。また、このスペーサ2
8は、硬質合成樹脂により一体に形成されている。
一対の内型枠20aと外型枠20bとの離間距離を一定
に規定するとともに、これらの型枠20a、20bが内
方に倒れ込むのを防止する作用を有している。このよう
なスペーサ28は、適宜な強度を有することが好まし
く、鋼板あるいは合成樹脂から形成される。また、実施
例のスペーサ28は、図4に示したように、平坦な板状
部材24の両端部に位置決め片25、25を具備させた
もので、スペーサ28の中央部には、鉄筋材21を装着
するための大径部26が形成され、この大径部26には
スリット27が形成されている。また、このスペーサ2
8は、硬質合成樹脂により一体に形成されている。
【0024】セパレータ40は、対向する一対の内型枠
20aと外型枠20bとの離間距離を一定に規定し、一
対の内型枠20aと外型枠20bとの間に貫通して挿通
される。そして、これら一対の内型枠20aと外型枠2
0bとの離間距離を一定に規定するとともに、コンクリ
ートが打設された際に、型枠20a、20bが外方に膨
出するのを防止する機能を有している。
20aと外型枠20bとの離間距離を一定に規定し、一
対の内型枠20aと外型枠20bとの間に貫通して挿通
される。そして、これら一対の内型枠20aと外型枠2
0bとの離間距離を一定に規定するとともに、コンクリ
ートが打設された際に、型枠20a、20bが外方に膨
出するのを防止する機能を有している。
【0025】このような機能を有すれば、セパレータは
如何なる構成からなるものであっても良く、例えば図5
に示したように、丸棒41の両側にコーン42、フォー
ムタイ43をそれぞれ配置し、フォームタイ43の両端
部に丸パイプ用リブ座金44およびナット45を取付け
るもので構成することができる。
如何なる構成からなるものであっても良く、例えば図5
に示したように、丸棒41の両側にコーン42、フォー
ムタイ43をそれぞれ配置し、フォームタイ43の両端
部に丸パイプ用リブ座金44およびナット45を取付け
るもので構成することができる。
【0026】このような一対の内型枠20aおよび外型
枠20bと鉄筋材21とスペーサ28とセパレータ40
とは、予め所定の工場において形成され、これらは必要
に応じた数だけ用意され、一括して各現場に出荷される
ことになる。
枠20bと鉄筋材21とスペーサ28とセパレータ40
とは、予め所定の工場において形成され、これらは必要
に応じた数だけ用意され、一括して各現場に出荷される
ことになる。
【0027】以下に、このような各構成要素が一括して
現場に出荷されるコンクリート型枠11の使用方法につ
いて説明する。先ず、現場に搬送された鉄筋材21に
は、複数のスペーサ28が取付けられる。このスペーサ
28を鉄筋材21に取付けるには、スペーサ28のスリ
ット27を縦筋22に押し当てて、このスペーサ28を
軽く押し込めば良い。
現場に出荷されるコンクリート型枠11の使用方法につ
いて説明する。先ず、現場に搬送された鉄筋材21に
は、複数のスペーサ28が取付けられる。このスペーサ
28を鉄筋材21に取付けるには、スペーサ28のスリ
ット27を縦筋22に押し当てて、このスペーサ28を
軽く押し込めば良い。
【0028】また、スペーサ28の取付け片25には、
予め接着剤を塗布しておくと良い。上記のように鉄筋材
21にスペーサ28を取付けたら、その鉄筋材21の両
側に内型枠20aおよび外型枠20bを配置し、これら
内型枠20aおよび外型枠20bを取付け片25、25
に接着させれば、スペーサ28を具備した鉄筋材21が
内型枠20a、外型枠20b間に取付けられる。
予め接着剤を塗布しておくと良い。上記のように鉄筋材
21にスペーサ28を取付けたら、その鉄筋材21の両
側に内型枠20aおよび外型枠20bを配置し、これら
内型枠20aおよび外型枠20bを取付け片25、25
に接着させれば、スペーサ28を具備した鉄筋材21が
内型枠20a、外型枠20b間に取付けられる。
【0029】次いで、一対の内型枠20aおよび外型枠
20bには、セパレータ40を構成する丸棒41がコー
ン42とともに装着される。丸棒41を内型枠20a、
外型枠20bに挿通するための孔は、予め設けておいて
も良いし、また現場で設けても良い。
20bには、セパレータ40を構成する丸棒41がコー
ン42とともに装着される。丸棒41を内型枠20a、
外型枠20bに挿通するための孔は、予め設けておいて
も良いし、また現場で設けても良い。
【0030】こうして丸棒41がコーン42とともに挿
通されたら、型枠20a、20bの外方から丸棒41の
両端部にフォームタイ43、43を螺合させておく(図
1参照)。
通されたら、型枠20a、20bの外方から丸棒41の
両端部にフォームタイ43、43を螺合させておく(図
1参照)。
【0031】上記のようにして一対の内型枠20a、外
型枠20bに、鉄筋材21、スペーサ28、セパレータ
40を組み付けることにより、1つの型枠ユニットが構
成される。
型枠20bに、鉄筋材21、スペーサ28、セパレータ
40を組み付けることにより、1つの型枠ユニットが構
成される。
【0032】こうして、現場近くで組み付けられたコン
クリート型枠11は、例えば捨てコンクリートの上に順
番に並べて配列される。そして、隣接する連結部間には
さらに鉄筋が差し渡され、結束線などで連結すれば、隣
接するコンクリート型枠同士が一体化される。
クリート型枠11は、例えば捨てコンクリートの上に順
番に並べて配列される。そして、隣接する連結部間には
さらに鉄筋が差し渡され、結束線などで連結すれば、隣
接するコンクリート型枠同士が一体化される。
【0033】そして、上述した両端のフォームタイ4
3、43に、それぞれ丸パイプ用座金44、44を取付
けし、さらに縦横のバタを配列し、最後にフォームタイ
43、43の端部にナット45を螺合させることによ
り、コンクリートを打設するための準備が全て完了す
る。
3、43に、それぞれ丸パイプ用座金44、44を取付
けし、さらに縦横のバタを配列し、最後にフォームタイ
43、43の端部にナット45を螺合させることによ
り、コンクリートを打設するための準備が全て完了す
る。
【0034】ここで、従来ならば、足場の良くない現場
で打設された捨てコンクリートの上に、型枠大工が一対
の内型枠20aおよび外型枠20bを立て起こすととも
に、鉄筋工がこの型枠間に縦横に鉄筋を配筋していた。
そして、型枠工がセパレータ40を型枠間に挿通させる
ことによりコンクリートの打設幅が規定されていた。
で打設された捨てコンクリートの上に、型枠大工が一対
の内型枠20aおよび外型枠20bを立て起こすととも
に、鉄筋工がこの型枠間に縦横に鉄筋を配筋していた。
そして、型枠工がセパレータ40を型枠間に挿通させる
ことによりコンクリートの打設幅が規定されていた。
【0035】本実施例によれば、これら一対の型枠を立
て起こしたり、狭い空間内に鉄筋を配筋したりセパレー
タを挿通したりする多業者による一連の作業を略省略化
することができる。また、現場近くで組立てるので、足
場の悪い設置場所での作業を極力少なくすることがで
き、効率的である。また、使用しなかった材料があって
も、他の場所に持ち運んで使用することができ、その持
ち運びも便利である。
て起こしたり、狭い空間内に鉄筋を配筋したりセパレー
タを挿通したりする多業者による一連の作業を略省略化
することができる。また、現場近くで組立てるので、足
場の悪い設置場所での作業を極力少なくすることがで
き、効率的である。また、使用しなかった材料があって
も、他の場所に持ち運んで使用することができ、その持
ち運びも便利である。
【0036】このように、本実施例によれば、足場の良
い場所で作業を行なうことができるばかりか、ある一つ
の業者が組み立てを行なうことができるので、工事費が
安くなるばかりか、作業効率が一段と向上される。ま
た、簡単な作業でコンクリート壁等を構築していくこと
ができるので、熟練した作業者が現場にいない場合でも
作業を進めていくことができる。
い場所で作業を行なうことができるばかりか、ある一つ
の業者が組み立てを行なうことができるので、工事費が
安くなるばかりか、作業効率が一段と向上される。ま
た、簡単な作業でコンクリート壁等を構築していくこと
ができるので、熟練した作業者が現場にいない場合でも
作業を進めていくことができる。
【0037】また、凍結深度の深い寒冷地であっても、
予め背の高い型枠20a、および型枠20bを用意する
ことにより、簡単に基礎断熱を形成していくことができ
る。さらに、木材の使用削減にも寄与することができ
る。
予め背の高い型枠20a、および型枠20bを用意する
ことにより、簡単に基礎断熱を形成していくことができ
る。さらに、木材の使用削減にも寄与することができ
る。
【0038】以上、本発明の一実施例を説明したが、本
発明は上記実施例に何ら限定されない。例えば、上記実
施例では、建築物の基礎を形成する場合のコンクリート
型枠について説明したが、本発明は、例えば、基礎の上
に形成される建物の壁面等にも無論適用することができ
る。
発明は上記実施例に何ら限定されない。例えば、上記実
施例では、建築物の基礎を形成する場合のコンクリート
型枠について説明したが、本発明は、例えば、基礎の上
に形成される建物の壁面等にも無論適用することができ
る。
【0039】また、上記実施例では、鉄筋材21として
縦横の鉄筋が互いに溶接等で連結された鉄筋材21を使
用しているが、このように縦筋22と横筋23とが固定
された鉄筋材21ではなく、例えば図6に示した鉄筋材
30のように、折り畳み自在に組まれた鉄筋材を使用す
ることもできる。この折り畳み自在に構成された鉄筋材
30は、例えば水平方向に所定間隔おきに配置される鉄
筋グループAと、縦方向に所定間隔おきに配置される鉄
筋グループBとからなっており、これらの各グループ間
で予め鉄筋材が連結されている。そして、これらの各グ
ループA、B間は、バネ材を備えたバンド31で連結さ
れている。
縦横の鉄筋が互いに溶接等で連結された鉄筋材21を使
用しているが、このように縦筋22と横筋23とが固定
された鉄筋材21ではなく、例えば図6に示した鉄筋材
30のように、折り畳み自在に組まれた鉄筋材を使用す
ることもできる。この折り畳み自在に構成された鉄筋材
30は、例えば水平方向に所定間隔おきに配置される鉄
筋グループAと、縦方向に所定間隔おきに配置される鉄
筋グループBとからなっており、これらの各グループ間
で予め鉄筋材が連結されている。そして、これらの各グ
ループA、B間は、バネ材を備えたバンド31で連結さ
れている。
【0040】このように形成された鉄筋材30では、例
えば、鉄筋グループBを矢印C方向に倒せば、この鉄筋
グループBを鉄筋グループAに重ね合わすことが可能に
なる。
えば、鉄筋グループBを矢印C方向に倒せば、この鉄筋
グループBを鉄筋グループAに重ね合わすことが可能に
なる。
【0041】したがって、このような折り畳み自在の鉄
筋材30を用いることにより、縦横の鉄筋を1本づつ連
結する必要がなくなるとともに、鉄筋材30を持ち運ぶ
ときにコンパクトな状態で持ち運ぶことができる。
筋材30を用いることにより、縦横の鉄筋を1本づつ連
結する必要がなくなるとともに、鉄筋材30を持ち運ぶ
ときにコンパクトな状態で持ち運ぶことができる。
【0042】また、上記実施例では、スペーサ28を鉄
筋材21に着脱自在に取付けるようにしているが、接着
剤などで固着させても良い。
筋材21に着脱自在に取付けるようにしているが、接着
剤などで固着させても良い。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るコン
クリート基礎あるいは壁体の構築方法によれば、現場近
くで内型枠および外型枠内にセパレータ、鉄筋材、スペ
ーサとが組込まれる。したがって、このようなコンクリ
ート型枠を現場近くで組み立てて、現場の所定位置に配
置していけば、例えば足場の悪い現場での作業が簡単に
なる。また、特に狭い場所での配筋作業や、型枠工事を
少なくすることができる。また、熟練した工事者が現場
にいない場合であっても、簡単に施工していくことが可
能なため、工期の短縮化にも寄与し、コスト的にも安価
になる。
クリート基礎あるいは壁体の構築方法によれば、現場近
くで内型枠および外型枠内にセパレータ、鉄筋材、スペ
ーサとが組込まれる。したがって、このようなコンクリ
ート型枠を現場近くで組み立てて、現場の所定位置に配
置していけば、例えば足場の悪い現場での作業が簡単に
なる。また、特に狭い場所での配筋作業や、型枠工事を
少なくすることができる。また、熟練した工事者が現場
にいない場合であっても、簡単に施工していくことが可
能なため、工期の短縮化にも寄与し、コスト的にも安価
になる。
【図1】図1は本発明の一実施例によるコンクリート壁
体の構築方法で採用されたコンクリート型枠の斜視図で
ある。
体の構築方法で採用されたコンクリート型枠の斜視図で
ある。
【図2】図2は同実施例により採用されたコンクリート
型枠の構成要素である発泡合成樹脂からなる内型枠と外
型枠の斜視図である。
型枠の構成要素である発泡合成樹脂からなる内型枠と外
型枠の斜視図である。
【図3】図3は同実施例で採用された鉄筋材の斜視図で
ある。
ある。
【図4】図4は同実施例で採用されたスペーサの斜視図
である。
である。
【図5】図5は同実施例で採用されたセパレータの分解
組立て図である。
組立て図である。
【図6】図6は同実施例で採用された鉄筋材の変形例を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図7】図7は従来の建築物の基礎を示す斜視図であ
る。
る。
【図8】図8は従来の建築物の基礎を構築するときの断
面図である。
面図である。
20a 内型枠 20b 外型枠 21、30 鉄筋材 28 スペーサ 40 セパレータ
Claims (1)
- 【請求項1】建築物の基礎あるいは壁面等を構築するた
めに所定距離離間して配置される発泡合成樹脂からなる
一対の内型枠および外型枠と、 これら一対の内型枠および外型枠間に挿通され、これら
の離間距離を一定に規定するとともに、コンクリートが
打設された際にこれら一対の内型枠および外型枠が外方
に膨出するのを防止するセパレータと、 予め鉄筋が縦横に連結された鉄筋材と、 発泡合成樹脂からなる前記内型枠および前記外型枠の離
間距離を一定に規定するとともに、これら一対の内型枠
および外型枠が内方に倒れ込むのを防止するスペーサと
を、それぞれ別体に形成するとともに、これらを現場近
くで組み込んで一体化させた後、所定の現場に配置して
前記一対の外型枠および前記内型枠間にコンクリートを
打設してコンクリート基礎あるいは壁体を構築するよう
にしたことを特徴とするコンクリート基礎あるいは壁体
の構築方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16421695A JPH0913390A (ja) | 1995-06-29 | 1995-06-29 | コンクリート基礎あるいは壁体の構築方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16421695A JPH0913390A (ja) | 1995-06-29 | 1995-06-29 | コンクリート基礎あるいは壁体の構築方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0913390A true JPH0913390A (ja) | 1997-01-14 |
Family
ID=15788880
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16421695A Pending JPH0913390A (ja) | 1995-06-29 | 1995-06-29 | コンクリート基礎あるいは壁体の構築方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0913390A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2450401A (en) * | 2007-06-18 | 2008-12-24 | Abbey Pynford Holdings Plc | Support for casting foundations |
| KR101521556B1 (ko) * | 2013-10-02 | 2015-05-19 | (주)천마엔지니어링 | 벽체부재를 이용한 지중벽체의 시공방법 |
| KR101521558B1 (ko) * | 2013-10-02 | 2015-05-19 | (주)천마엔지니어링 | 그라우트 또는 슬라임의 관내 유입을 방지하는 벽체부재를 이용한 지중벽체 시공방법 |
| KR101521557B1 (ko) * | 2013-10-02 | 2015-06-16 | (주)천마엔지니어링 | 차수성 및 방수성이 우수한 벽체부재를 이용한 지중벽체 시공방법 |
-
1995
- 1995-06-29 JP JP16421695A patent/JPH0913390A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2450401A (en) * | 2007-06-18 | 2008-12-24 | Abbey Pynford Holdings Plc | Support for casting foundations |
| GB2450401B (en) * | 2007-06-18 | 2011-11-09 | Abbey Pynford Holdings Plc | System for supporting concrete or other settable material |
| KR101521556B1 (ko) * | 2013-10-02 | 2015-05-19 | (주)천마엔지니어링 | 벽체부재를 이용한 지중벽체의 시공방법 |
| KR101521558B1 (ko) * | 2013-10-02 | 2015-05-19 | (주)천마엔지니어링 | 그라우트 또는 슬라임의 관내 유입을 방지하는 벽체부재를 이용한 지중벽체 시공방법 |
| KR101521557B1 (ko) * | 2013-10-02 | 2015-06-16 | (주)천마엔지니어링 | 차수성 및 방수성이 우수한 벽체부재를 이용한 지중벽체 시공방법 |
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