JPH09134449A - 立体モデルのテクスチャマッピング方法 - Google Patents

立体モデルのテクスチャマッピング方法

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JPH09134449A
JPH09134449A JP31485695A JP31485695A JPH09134449A JP H09134449 A JPH09134449 A JP H09134449A JP 31485695 A JP31485695 A JP 31485695A JP 31485695 A JP31485695 A JP 31485695A JP H09134449 A JPH09134449 A JP H09134449A
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viewpoint
images
frame model
movement
real object
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JP31485695A
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English (en)
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Seikichi Takahashi
成吉 高橋
Yoshiteru Ooi
祥照 大井
Shinji Ozawa
慎治 小沢
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AINESU KK
Ines Corp
Original Assignee
AINESU KK
Ines Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 適切なテクスチャデータを複数の画像から自
動的に選択でき、鮮明でリアルな立体モデルを得ること
のできるテクスチャマッピング方法を提供する。 【解決手段】 実在物体を複数方向から撮影して視差の
異なる複数画像を得、視差と視点の移動位置から実在物
体の3Dフレームモデルを作成する(S1)。特徴点に
基づき3Dフレームモデルを3角形に分割する(S
2)。複数画像のテクスチャデータを3角形に分割する
(S3)。3Dフレームモデルを分割して得られた3角
形の法線ベクトルと、撮影光軸ベクトルとを対比し、両
者が平行に近いテクスチャデータを選択する(S6)。
選択されたテクスチャデータをマッピングする(S
7)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータ・グ
ラフィックスにおける立体モデルを作成する際に、実在
物体の表面テクスチャを鮮明にマッピングする方法に係
り、更に詳細には、複数の画像から適切なテクスチャデ
ータを自動的に選択し、より現実的なマッピング処理を
行う方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータ・グラフィックス技
術が急速に進歩しており、バーチャル・リアリティ映像
など現実には存在しないような環境や場面であっても、
リアルに映像化できるような技術が誕生している。かか
るコンピュータ・グラフィックス(以下、「CG」と略
す)においては、実在物体を3次元(以下、「次元」を
「D」と略す)表示する当たり、該物体の輪郭線を表示
したフレームモデル(立体フレームモデル)を構築し、
その後に該物体表面の模様や陰影等のテクスチャデータ
(2Dデータ)を付加するテクスチャマッピングの手法
が採られることが多い。従来、このテクスチャマッピン
グは、実在物体を撮影して得られる画像から目視にて適
切な画像を選択し、その画像によるテクスチャデータを
用いて行われていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のテクスチャマッピングにおいては、適当な画
像を多数の画像から目視により選択しなければならない
ため、作業に長時間を要し、且つ経験を有するという課
題があった。また、物体像が遮蔽物で隠されている場合
には、その部分のテクスチャデータが得られず、更に、
物体を撮影する際のカメラアングルの如何によっては不
鮮明なテクスチャデータしか得られないという課題があ
った。本発明は、このような従来技術の有する課題に鑑
みてなされたものであり、その目的とするところは、適
切なテクスチャデータを複数の画像から自動的に選択で
き、鮮明でリアルな立体モデルを得ることのできるテク
スチャマッピング方法を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記目的
を達成すべく鋭意研究を重ねた結果、3Dフレームモデ
ルの法線と撮影の際の光軸とを適切に制御することなど
により、上記目的が達成できることを見出し、本発明を
完成するに至った。即ち、本発明のテクスチャマッピン
グ方法は、実在物体のテクスチャデータを対応する3次
元フレームモデルにマッピングする方法であって、実在
物体を複数方向から撮影して複数の画像を得、得られた
複数の画像から、上記3次元フレームモデルの法線と上
記撮影の光軸とが平行に近い所望画像を選択し、この所
望画像によるテクスチャデータを上記3次元フレームモ
デルにマッピングすることを特徴とする。
【0005】
【作用】本発明のテクスチャマッピング法は、代表的に
は、以下の手順で行われる。 まず、実在物体をカメラ等の撮像装置により複数方
向から撮影して複数の物体画像を得る。 次いで、得られた複数の物体画像による視差と、上
記カメラ移動位置とを用いて、実在物体の3Dフレーム
モデルを作成する。 しかる後、上述の物体画像から得られる2Dテクス
チャデータを、3Dフレームモデルにマッピングするの
であるが、この際、3Dフレームモデルの法線と平行に
近い撮影光軸をもって撮影された物体画像によるテクス
チャデータを採用する。
【0006】上記手順の説明をすると、ステップにお
いて、カメラの移動前後の位置関係は、後述する手法に
よって既知であるか又は信頼性をもって推定される。従
って、ここで得られた物体画像とその画像に対応するカ
メラ位置(撮影の光軸)との関係は既知である。また、
ステップにおいては、ステップで得られた物体画像
における形状上の特徴点(具体的には、図形の頂点な
ど)の3D位置を、視差とカメラ移動位置との関係で復
元することにより、3Dフレームモデルを得る。このス
テップにより、3Dフレームモデルの特徴点の座標や法
線に関するデータと、複数の物体画像による2Dテクス
チャデータとの対応付けが明確になる。そして、ステッ
プにおいて、上記特徴点や法線のデータと2Dテクス
チャデータとの対応関係を利用しながら、3Dフレーム
モデルの法線と平行に近い撮影光軸を有する2Dテクス
チャデータを自動的に選定する。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施形態により詳
細に説明する。 (実施形態1)図1は、本発明のテクスチャマッピング
方法の一実施形態を示すフローチャートであり、このテ
クスチャマッピング法の概略を示すものである。このフ
ローチャートに従って、本発明を説明すると、まず、視
点を移動させながら実在物体を複数方向からカメラ等の
撮像装置で撮影し、視差の異なる複数画像を得る。この
際、実在物体の形状上の特徴点に着目し、視点移動前後
における特徴点の視差と視点の移動位置とを決定し、三
角測量の原理に基づき特徴点の3D位置を求める。そし
て、他の特徴点についてもこの処理を行い、特徴点間を
線分で結ぶことにより輪郭を形成し、実在物体の3Dフ
レームモデルを作成する(ステップS1)。
【0008】上述のステレオ法により、上記特徴点の3
D位置を求めるためには、上記視差と視点の移動位置と
が既知である必要があるが、例えば、実在物体を中心軸
として、視点と中心軸との角度(軸方向への角度)を一
定に制御し、視点をそのまま水平に一定の回転角度づつ
円運動させることにより、複数画像を撮影すれば、上記
視差と視点の移動関係を知ることができる。また、これ
とは逆に、実在物体をターンテーブル等に載置して回転
させ、位置を固定した視点から複数画像を得てもよい
(手法1)。
【0009】上述の手法1では、予め視点の移動位置を
定めたり、特別の装置を必要とするため、実在物体の寸
法が大きい場合などに制約が大きく、3Dフレームモデ
ルを作成するのが困難であったり、不可能である場合が
ある。このような場合には、以下に説明する手法を用い
ることにより、予め視点の移動関係を定めることなく簡
易に3Dフレームモデルを得ることができる。
【0010】(手法2)図2に、視点(カメラ)を移動
させて同一物体の視差の異なる2枚の画像を得る場合の
座標の移動関係を示す。同図において、移動前座標はX
−Y−Zで表され、移動後座標はX’−Y’−Z’で表
され、視点(カメラ位置)は各座標系の原点O及びO’
である。また、被写体の特徴点Iのうちi番目のものを
iで示し、これは移動前画像上の座標としてはi=(x
i,yi)、移動後画像上の座標としては、i=
(xi’,yi’)で表される。また、視点O−O’間の
移動(カメラ運動パラメータ)は、3次元並進ベクトル
H及び回転行列Rの合成により定義される。なお、回転
行列Rは、図示したようにX,Y,Z軸回りの回転角度
θX(パン角),θY(チルド角),θZ(ロール角)で
表される。
【0011】図2において、移動前座標の視点Oを通り
任意の特徴点iを指す単位ベクトルをmi、移動後座標
の視点O’を通り特徴点iを指す単位ベクトルをmi
とすると、mi及びmi’は、次式 mi=(xi,yi,f)t/(xi 2+yi 2+f21/2・・・ mi’=(xi’,yi’,f)t/(xi2+yi2+f21/2・・・ (式中のfは焦点距離を示す)で表される。よって、各
視点を通り特徴点iを指すベクトルは、それぞれPi
(=rii:riは視点Oから特徴点iまでの距離)及
びPi’(=ri’mi’:ri’は視点O’から特徴点
iまでの距離)で表されることになる。そして、上述の
ように、図2のような座標系では、特徴点iの3D位置
は、mi及びmi’により算出される視差と、並進ベクト
ルH及び回転行列Rの値とが明かになることにより復元
することができる。
【0012】次に、本手法の特徴をなすカメラ運動パラ
メータ推定のための指標について説明する。図3は、カ
メラ運動パラメータの推定値が真値と一致する場合を示
す説明図である。同図に示すように、推定したカメラ運
動パラメータが真値と一致する場合には、上述の単位ベ
クトルm及びm’から求めた視差と、推定した(仮決定
した)カメラ運動パラメータとにより算出(復元)され
る特徴点の3D位置Irは一致し、しかも単位ベクトル
m及びm’の延長線上に存在することが幾何学的に明か
である。これに対し、図4に示したように、カメラ運動
パラメータの推定値が真値と一致しない場合(偽値の場
合)には、上記視差と仮決定した運動パラメータにより
算出した特徴点の3D位置は、単位ベクトルm及びm’
の延長線上に存在するものの一致しない(図示したIr
及びIr’参照)。
【0013】本手法においては、上記特徴点の3D復元
値Ir及びIr’のズレに着目し、カメラ運動パラメー
タを、種々の特徴点I(図1参照)に応じて仮決定しな
がら変化させ、3D復元値Ir及びIr’の距離dが最
小値dminとなるようなカメラ運動パラメータを選定
することにした。このように選定してカメラ運動パラメ
ータは真値に近く、従って、得られたカメラ運動パラメ
ータ及び上記視差を用いて算出した特徴点の3D位置は
極めて精度が高くなる。
【0014】(手法3)図4において、特徴点の3D復
元値は単位ベクトルm及びm’の延長線上に存在するこ
とから、視点O又はO’を通り単位ベクトルm又はm’
を方向ベクトルとする直線g、g’を考える。仮置きし
たカメラ運動パラメータが真値の場合には、直線g、
g’が交わることになり、その交点が特徴点の3D位置
になる。従って、種々の特徴点Iに応じて、直線g、
g’の距離dが最小となるような(d=dminとなる
ような)カメラ運動パラメータを選定することにより、
推定するカメラ運動パラメータを真値に近づけることが
できる。
【0015】ここで、直線g、g’間の距離dは、次式 d=|H,m,Rm’|/{1−(m,Rm’)21/2・・・ (式中のHは視点の移動を表す3次元並進ベクトル、m
は移動前座標の視点を通り任意の特徴点を指す単位ベク
トル、Rは視点の移動を表す3次元回転行列、m’は移
動後座標の視点を通り上記特徴点を指す単位ベクトルを
示す。)で表される。また、この直線間の距離dを決定
する場合、n個の異なる特徴点におけるd値を算出し、
これの平均値を採用してもよい。考慮する特徴点の個数
としては、多ければ多いほどよいが、通常は3点あれば
十分である。
【0016】以上の手法2又は3を適用することによ
り、視点の移動関係を予め定めること無く3Dフレーム
モデルを得ることができるが、視点の移動に若干の制約
を付加して手法2又は3を行うことにより、得られる3
Dフレームモデルの精度を更に向上させることができ
る。即ち、カメラを移動させて複数画像を得るに際し、
実在物体の特徴点のうち、視点の光軸に最も近接する特
徴点(注視点)を、移動前の画像及び移動後の画像の中
心に位置させる注視点制約を付加することにより、カメ
ラ運動パラメータは並進ベクトルHのみ(空間座標の
X,Y,Zの3自由度)で表示できることになる。よっ
て、この場合には、元来、並進及び回転の6自由度を有
するカメラ運動パラメータの自由度が3自由度に削減さ
れ、上述したd値の探索をすることにより、カメラ運動
パラメータを迅速且つより精密に推定することが可能と
なる。
【0017】また、移動後座標を上記注視点を原点とす
る極座標(r,θ,φ)に変換することを付加すること
により、注視点制約による並進ベクトルHの3自由度で
表示していたカメラ運動パラメータをθ及びφの2自由
度にまで削減することができ、推定せんとするカメラ運
動パラメータの精度を更に向上させることができる。更
に、移動前の視点と移動後の視点とを同一平面上に位置
させることにより(φ=0とすることにより)、カメラ
運動パラメータをθのみの1自由度にまで削減すること
ができ、推定せんとするカメラ運動パラメータの精度を
より一層向上させることができる。なお、以上に説明し
たこのステップS1により、3Dモデリングデータ(特
徴点の3D位置データや法線データ)と、複数の物体画
像による2Dテクスチャデータ(物体の表面模様、色彩
及び陰影などの表面データ、特徴点の2D位置や撮影光
軸のデータ)との対応付けが可能になる。
【0018】図1のフローチャートの説明に戻ると、ス
テップS1で得られた3Dフレームモデルを、その特徴
点(頂点など)に基づき適当な図形に分割する(ステッ
プS2)。なお、3Dフレームモデルの遮蔽物が存在す
る場合には、その遮蔽物も適当な図形に分割する。代表
的に、実在物体が直方体1で、その3Dフレームモデル
を特徴点に基づき3角形に分割した例を図5(a)に示
す。なお、2は遮蔽物である。次に、複数の物体画像に
おける物体像を、3Dフレームモデルの分割態様と対応
させて適当な図形に分割する(ステップS3)。図5
(b)に、図5(a)に示した直方体1の画像10を三
角形で分割した例を示す。同図において、画像データ
(2Dデータ)はM個あり、これら画像データの視点は
それぞれ異なっている。また、20は、遮蔽物2の物体
像である。
【0019】次に、上述の画像データにおいて、物体像
10が遮蔽物で遮蔽されているか否かを判定し、遮蔽さ
れていない画像データを選定する(ステップS4)。こ
の際、物体像10が3角形で分割されている場合には、
図6に示すように、分割された3角形の一辺に遮蔽物の
3角形の一辺が交わるか否かで判定すればよい。次い
で、画像データの大小を判定し、大きい方の画像データ
を選定する(ステップS5)。物体像が3角形で分割さ
れている場合には、当該3角形同士の面積の大小で判定
すればよい(図7参照)。
【0020】次に、図8に示すように、3Dフレームモ
デル1を分割して得られた3角形の法線ベクトルと、任
意の画像データを撮影した光軸ベクトルとを対比し、両
者がほぼ平行に近いか又は一致する画像データ(図8
(a))を選定する(ステップS6)。なお、以上のス
テップS4〜S6を実行するに当たり、視点位置を(カ
メラ位置)何等の制約無く移動させることのできる上記
手法2又は3を適用して3Dフレームモデルを作成する
方が、上記手法1を適用するより有利であることは言う
までもない。
【0021】しかる後、上述のステップS4〜S6を介
して抽出された3角形画像データを、上述の3Dモデリ
ングデータと2Dテクスチャデータとの対応関係に基づ
いて3Dフレームモデルの3角形にマッピングする。そ
して、他の3角形についても上述のマッピング法を繰り
返して、本実施形態のテクスチャマッピングを完了す
る。なお、本実施形態においては、3Dフレームモデル
及び2Dテクスチャデータを3角形で分割したが、これ
に限定されるものではなく、他の図形で分割してもよ
い。但し、3Dフレームモデルを3角形に分割すれば、
その分割された部分は必ず平面を構成するので、法線ベ
クトルのデータを得ることなどが容易になるので有利で
ある。
【0022】(実施形態2)本実施形態は、3Dフレー
ムモデルの法線と、撮影光軸をほぼ平行にしてテクスチ
ャマッピングを行うものである。本実施形態のフローチ
ャートを図9に示す。なお、前提として、3Dフレーム
モデルのモデリングデータと、物体画像のテクスチャデ
ータとの対応付けは終了しているものとする。手順を説
明すると、まず、図5(b)示したように、画像データ
はM個あるものとし、遮蔽物との重なり面積の大小を判
定し、この面積が小さな画像データをP個選定する(ス
テップS11)。
【0023】次に、P個の画像データの中から、3Dフ
レームモデルの法線ベクトルと撮影光軸とが平行に平行
に近い順にS個の画像データを選定する(ステップS1
2)。なお、この際、「3Dフレームモデルの法線ベク
トル」とは、3Dフレームモデルを適当に分割して得ら
れる各図形の法線ベクトルを合成したものとする。しか
る後、物体像が大きな画像データを1つ選定し(ステッ
プS13)、この画像データをマッピングする(ステッ
プS14)。
【0024】(実施形態3及び4)実施形態3のフロー
チャートを図10に、実施形態4のフローチャートを図
11に示す。実施形態3は、3Dフレームモデルの表面
を多角形に分割するもので、実施形態4は、3角形に分
割するものであるが、説明は省略する。
【0025】
【実施例】以下、本発明を実施例により更に詳細に説明
する。図12は、コンビニエンスストアの模型を、視点
を移動しながら複数方向から撮影し、得られたデータを
基に3次元復元した3Dフレームモデルの所定アングル
における斜視図である。同図において、コンビニエンス
ストアのフレームモデル30は、頂点などの特徴点に基
づいて3角形パッチで分割されており、遮蔽物である木
のフレームモデル40も同様に3角形パッチで分割され
ている。
【0026】一方、図13(a)〜(c)は、上記模型
を複数方向から撮影して得られた2D画像データをイラ
スト化したものの例を示すものであり、2D3角形パッ
チ31a、31b及び31cは、上記3D3角形パッチ
31に対応し、2D3角形パッチ32a、32b及び3
2cは、3D3角形パッチ32に対応する。即ち、上述
のフレームモデル30及び40は、上述の手法3を適用
して作成されたもので、各特徴点の3D位置や3角形パ
ッチの頂点の3D位置は既知であり、また、図13に示
した2D画像データとの関係では、3D3角形パッチと
2D3角形パッチとの対応付けは終了している。
【0027】以上のような前提の下、実施形態4のテク
スチャマッピング法を適用すると、図12の3角形パッ
チ31については、面積が大きく法線ベクトルと撮影光
軸とが平行に近い2D3角形パッチ31cが選択され、
3角形パッチ32については、遮蔽物(木)により表面
テクスチャが隠されていない2D3角形パッチ32bが
選択される。このようにして選択した2D3角形パッチ
をマッピングして得られた3Dモデルをイラスト化した
ものを図14に示す。これに対して、2D3角形パッチ
31a及び32aを採用してマッピングすることにより
得られた3Dモデルをイラスト化したものを図15に示
す。図14と図15とを比較すれば明らかなように、図
15では木が壁に張り付いてしまっているが、図14で
は木が除去されており、また、領域31dの部分も図1
5の場合より鮮明に表示される。
【0028】以上、本発明を実施形態及び実施例により
詳細に説明したが、本発明はこれらに限定されるもので
はなく、本発明の要旨の範囲内において種々の変形が可
能である。例えば、3Dフレームモデルを作成するに当
たって適用する上述の手法1〜3は本発明の必須構成要
件ではなく、他の手法を適用することが可能である。即
ち、3Dフレームモデルの特徴点の3D位置や法線ベク
トルと、2Dテクスチャデータの対応付けができていれ
ば、これら手法の適用を必要としない。また、本発明の
マッピング方法をCTスキャンやX線分析などから得ら
れる画像データに適用すれば、内蔵などが鮮明に表現さ
れた3D画像を得ることができ、これを利用して手術の
シミュレーションなどを行うことができるようになるの
で、例えば、腫瘍などの治療に貢献するところが大であ
る。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
3Dフレームモデルの法線と撮影の際の光軸とを適切に
制御等することとしたため、適切なテクスチャデータを
複数の画像から自動的に選択でき、鮮明でリアルな立体
モデルを得ることのできるテクスチャマッピング方法を
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のテクスチャマッピング方法の一実施形
態を示すフローチャートである。
【図2】視点を移動させて同一物体の視差の異なる複数
画像を得る場合の座標の移動関係を示す説明図である。
【図3】カメラ運動パラメータの推定値が真値と一致す
る場合を示す説明図である。
【図4】カメラ運動パラメータの推定値が真値と一致し
ない場合を示す説明図である。
【図5】3Dフレームモデル及び2Dテクスチャデータ
を3角形で分割した例を示す説明図である。
【図6】遮蔽物の有無により画像データを選択する方法
を示す説明図である。
【図7】面積の大小により画像データを選択する方法を
示す説明図である。
【図8】3Dモデルの3角形の法線ベクトルと撮影光軸
ベクトルとにより画像データを選択する方法を示す説明
図である。
【図9】本発明のテクスチャマッピング方法の他の実施
形態を示すフローチャートである。
【図10】本発明のテクスチャマッピング方法の他の実
施形態を示すフローチャートである。
【図11】本発明のテクスチャマッピング方法の更に他
の実施形態を示すフローチャートである。
【図12】コンビニエンスストア模型の3Dフレームモ
デルの所定アングルにおける斜視図である。
【図13】コンビニエンスストア模型を複数方向から撮
影して得られた2D画像データの例を示す説明図であ
る。
【図14】実施形態4を適用して得られた3D画像を示
す説明図である。
【図15】他の方法を適用して得られた3D画像を示す
説明図である。
【符号の説明】
1・・・物体、2・・・遮蔽物、10・・・物体像、20・・・遮蔽
物像、30・・・コンビニエンスストア模型の3Dフレー
ムモデル、40・・・木の3Dフレームモデル、O、O’・
・・視点、m、m’・・・単位ベクトル、H・・・並進ベクト
ル、I・・・特徴点、E・・・注視点

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 実在物体のテクスチャデータを対応する
    3Dフレームモデルにマッピングする方法であって、 実在物体を複数方向から撮影して複数の画像を得、 得られた複数の画像から、上記3Dフレームモデルの法
    線と上記撮影の光軸とが平行に近い所望画像を選択し、 この所望画像によるテクスチャデータを上記3Dフレー
    ムモデルにマッピングする、ことを特徴とするテクスチ
    ャマッピング方法。
  2. 【請求項2】 実在物体のテクスチャデータを対応する
    3Dフレームモデルにマッピングする方法であって、 視点を移動させながら実在物体を撮影して複数の画像を
    得、この視点の移動位置と、得られた複数画像による視
    差とから、上記3Dフレームモデルを作成し、 次いで、上記複数画像から、上記3Dフレームモデルの
    法線と上記撮影の光軸とが平行に近い所望画像を選択
    し、 この所望画像によるテクスチャデータを上記3Dフレー
    ムモデルにマッピングする、ことを特徴とするテクスチ
    ャマッピング方法。
  3. 【請求項3】 上記3Dフレームモデルの表面を複数の
    図形に分割し、分割された各図形の法線と上記光軸とが
    平行に近い画像を所望画像として選択することを特徴と
    する請求項1〜3のいずれか1つの項に記載のテクスチ
    ャマッピング方法。
  4. 【請求項4】 上記分割された各図形が3角形であるこ
    とを特徴とする請求項3記載のテクスチャマッピング方
    法。
  5. 【請求項5】 上記複数画像において該物体像の一部が
    遮蔽されている場合、上記各図形同士が重ならない画像
    を所望画像として選択することを特徴とする請求項3又
    は4記載のテクスチャマッピング方法。
  6. 【請求項6】 上記複数の画像から所望画像を選択する
    に当たり、撮影距離が最短の画像を所望画像として選択
    することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つの項
    に記載のテクスチャマッピング方法。
  7. 【請求項7】 上記実在物体を中心軸として上記視点を
    既知回転角度毎に円運動させながら撮影することによ
    り、上記複数画像を得ることを特徴とする請求項1〜6
    のいずれか1つの項に記載のテクスチャマッピング方
    法。
  8. 【請求項8】 視点を移動させながら実在物体を撮影し
    て複数画像を得る際、移動前座標の視点を通り上記実在
    物体における形状上の特徴点を指すベクトルmと、移動
    後座標の視点を通り上記特徴点を指す単位ベクトルm’
    とにより上記特徴点の視差を算出し、(a)上記視差
    と、仮決定した3次元並進ベクトルH及び回転行列Rと
    から上記特徴点の移動前座標における3D位置と、移動
    後座標における3D位置を算出し、得られた3D位置間
    の距離dを算出し、(b)並進ベクトルHと回転行列R
    の値を変化させて(a)の処理を繰り返し、上記距離d
    の最小値dmimを求め、(c)このdminから、視
    点の移動を表す並進ベクトルHと回転行列Rを決定し、 上記視差と(a)〜(c)により決定された並進ベクト
    ルHと回転行列Rとを用いて、上記3Dフレームモデル
    を作成する、ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか
    1つの項に記載のテクスチャマッピング方法。
  9. 【請求項9】 視点を移動させながら実在物体を撮影し
    て複数画像を得る際、次式 d=|H,m,Rm’|/{1−(m,Rm’)21/2 (式中のHは視点の移動を表す3次元並進ベクトル、m
    は移動前座標の視点を通り任意の特徴点を指す単位ベク
    トル、Rは視点の移動を表す3次元回転行列、m’は移
    動後座標の視点を通り上記特徴点を指す単位ベクトルを
    示す)で表される、移動前座標における視点を通り上記
    単位ベクトルmを方向ベクトルとする直線gと、移動後
    座標における視点を通り上記単位ベクトルm’を方向ベ
    クトルとする直線g’との距離dが最小値(dmin)
    となるH及びRを選定し、 選定した3次元並進ベクトルH及び回転行列Rと上記単
    位ベクトルm及びm’とを用いて、上記3Dフレームモ
    デルを作成する、ことを特徴とする請求項1〜6のいず
    れか1つの項に記載のテクスチャマッピング方法。
  10. 【請求項10】 実在物体のテクスチャデータを対応す
    る3Dフレームモデルにマッピングするのに用いられる
    情報媒体であって、 請求項1〜9のいずれか1つの項に記載の方法を行うコ
    ンピュータへの命令を記録した情報媒体。
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