JPH09134502A - 記録再生ヘッドおよび記録再生装置 - Google Patents
記録再生ヘッドおよび記録再生装置Info
- Publication number
- JPH09134502A JPH09134502A JP7289474A JP28947495A JPH09134502A JP H09134502 A JPH09134502 A JP H09134502A JP 7289474 A JP7289474 A JP 7289474A JP 28947495 A JP28947495 A JP 28947495A JP H09134502 A JPH09134502 A JP H09134502A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- recording
- probe
- reproducing head
- recording medium
- sliding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Supporting Of Heads In Record-Carrier Devices (AREA)
- Recording Or Reproducing By Magnetic Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 軟磁性プローブを用いて記録媒体を高速回転
させながら磁気記録を行う方法では、プローブの摩耗が
多かった。 【解決手段】 片持ち梁1の自由端に設けられたプロー
ブ2の付近に、記録媒体に接触摺動するための摺動部3
を設け、摺動面に耐摩耗膜4をコートすることにより、
プローブ2が直接記録媒体に接触しないので摩耗を防げ
る。
させながら磁気記録を行う方法では、プローブの摩耗が
多かった。 【解決手段】 片持ち梁1の自由端に設けられたプロー
ブ2の付近に、記録媒体に接触摺動するための摺動部3
を設け、摺動面に耐摩耗膜4をコートすることにより、
プローブ2が直接記録媒体に接触しないので摩耗を防げ
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は走査型プローブ顕微
鏡を応用した情報記録再生装置に関するものであり、よ
り詳しくは記録媒体を回転させながら、軟磁性材料から
なるプローブを用いてポイント磁気記録を行う記録再生
ヘッドと記録再生装置に関する。
鏡を応用した情報記録再生装置に関するものであり、よ
り詳しくは記録媒体を回転させながら、軟磁性材料から
なるプローブを用いてポイント磁気記録を行う記録再生
ヘッドと記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年はマルチメディア時代と言われ、画
像、動画などのデータを保存する大容量メモリの需要が
高まっている。これらの大容量メモリの代表としては光
ディスク、磁気ディスクがあげられる。例えば光ディス
クではトラックピッチ0.75μm、最短記録マーク長
0.4μmのデジタル・ビデオ・ディスクが実用化され
ようとしているし、磁気ディスクではトラックピッチは
数μmと大きいがビット長は0.4μm以下のものが実
用化されている。しかしこれより記録ビットを小さく
し、高密度化を図るには、光の回折限界、磁気ヘッドの
低浮上化などの克服すべき課題は多い。
像、動画などのデータを保存する大容量メモリの需要が
高まっている。これらの大容量メモリの代表としては光
ディスク、磁気ディスクがあげられる。例えば光ディス
クではトラックピッチ0.75μm、最短記録マーク長
0.4μmのデジタル・ビデオ・ディスクが実用化され
ようとしているし、磁気ディスクではトラックピッチは
数μmと大きいがビット長は0.4μm以下のものが実
用化されている。しかしこれより記録ビットを小さく
し、高密度化を図るには、光の回折限界、磁気ヘッドの
低浮上化などの克服すべき課題は多い。
【0003】これとは別に走査プローブ顕微鏡(SP
M)を用いた記録再生ヘッドが提案されている。走査プ
ローブ顕微鏡は先鋭化したプローブを用いてnmオーダー
以下の分解能を持つ顕微鏡で、これを記録に用いると1
00Gbits/in2以上の高密度記録が可能となる。
M)を用いた記録再生ヘッドが提案されている。走査プ
ローブ顕微鏡は先鋭化したプローブを用いてnmオーダー
以下の分解能を持つ顕微鏡で、これを記録に用いると1
00Gbits/in2以上の高密度記録が可能となる。
【0004】このSPMを用いた記録技術のひとつにポ
イント磁気記録がある。例えば電子情報学会論文誌 C
−II Vol.J75-C-II No.11 600頁ー610頁によれば、SiO2
からなる片持ち梁の先端に、先端曲率直径200nmの
パーマロイからなるプローブを設け、これを垂直磁気媒
体に接触させ、媒体の下に置かれた補助磁極でプローブ
先端を磁化し、磁化されたプローブによって媒体の磁化
反転を行うことによって情報を記録する。この方法で直
径0.3μm程度のビット径で記録が可能となってい
る。
イント磁気記録がある。例えば電子情報学会論文誌 C
−II Vol.J75-C-II No.11 600頁ー610頁によれば、SiO2
からなる片持ち梁の先端に、先端曲率直径200nmの
パーマロイからなるプローブを設け、これを垂直磁気媒
体に接触させ、媒体の下に置かれた補助磁極でプローブ
先端を磁化し、磁化されたプローブによって媒体の磁化
反転を行うことによって情報を記録する。この方法で直
径0.3μm程度のビット径で記録が可能となってい
る。
【0005】ところがこの記録を行うにあたって、記録
場所の移動は圧電体によりカンチレバーを記録媒体に対
して移動させている。圧電体の変位量はμmオーダーと
小さく、実際の記録ヘッドのような大きな面積にわたっ
て記録場所を移動させることができない。また圧電体で
は高速に移動させることができない。これを補うために
記録媒体をモーターによって回転させることによって記
録場所の移動を行う技術が特開平3ー209685号公
報で開示されている。ところがプローブが媒体に接触し
ているため、記録媒体が高速で回転するとプローブが摩
耗し、微小な記録ビットを形成できなくなるおそれがあ
った。
場所の移動は圧電体によりカンチレバーを記録媒体に対
して移動させている。圧電体の変位量はμmオーダーと
小さく、実際の記録ヘッドのような大きな面積にわたっ
て記録場所を移動させることができない。また圧電体で
は高速に移動させることができない。これを補うために
記録媒体をモーターによって回転させることによって記
録場所の移動を行う技術が特開平3ー209685号公
報で開示されている。ところがプローブが媒体に接触し
ているため、記録媒体が高速で回転するとプローブが摩
耗し、微小な記録ビットを形成できなくなるおそれがあ
った。
【0006】本発明はプローブと記録媒体の接触摺動に
よる摩耗を防止し、より再現性よく微少な記録ビットで
記録できる記録装置を提供することを目的とする。
よる摩耗を防止し、より再現性よく微少な記録ビットで
記録できる記録装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、磁性材料からなる記録媒体に軟磁性材料から
なるプローブを対向させて記録する記録再生ヘッドであ
って、片持ち梁と片持ち梁の自由端に軟磁性材料からな
るプローブと、記録媒体に接触摺動する摺動部を備えた
ことを特徴とする記録再生ヘッドで、接触摺動する摺動
部が設けられているため、プローブが直接記録媒体と接
触せず、高速摺動によるプローブの摩耗を防ぐことがで
き、また摺動部表面に耐摩耗膜をコートすることによっ
て、摩擦による摺動部の摩耗を防ぐことができる記録再
生ヘッドである。
するため、磁性材料からなる記録媒体に軟磁性材料から
なるプローブを対向させて記録する記録再生ヘッドであ
って、片持ち梁と片持ち梁の自由端に軟磁性材料からな
るプローブと、記録媒体に接触摺動する摺動部を備えた
ことを特徴とする記録再生ヘッドで、接触摺動する摺動
部が設けられているため、プローブが直接記録媒体と接
触せず、高速摺動によるプローブの摩耗を防ぐことがで
き、また摺動部表面に耐摩耗膜をコートすることによっ
て、摩擦による摺動部の摩耗を防ぐことができる記録再
生ヘッドである。
【0008】また上記記録再生ヘッドと、磁性材料から
なる記録媒体と、記録媒体を回転させる手段と、記録再
生ヘッドのプローブを磁化させる手段を備えた記録装置
である。
なる記録媒体と、記録媒体を回転させる手段と、記録再
生ヘッドのプローブを磁化させる手段を備えた記録装置
である。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明は、磁性材料からなる記録
媒体に軟磁性材料からなるプローブを対向させて記録す
る記録再生ヘッドであって、片持ち梁と片持ち梁の自由
端に軟磁性材料からなるプローブと、記録媒体に接触摺
動する摺動部を備えたことを特徴とする記録再生ヘッド
である。また上記記録再生ヘッドと、磁性材料からなる
記録媒体と、記録媒体を回転させる手段と、記録再生ヘ
ッドのプローブを磁化させる手段を備えた記録装置であ
る。
媒体に軟磁性材料からなるプローブを対向させて記録す
る記録再生ヘッドであって、片持ち梁と片持ち梁の自由
端に軟磁性材料からなるプローブと、記録媒体に接触摺
動する摺動部を備えたことを特徴とする記録再生ヘッド
である。また上記記録再生ヘッドと、磁性材料からなる
記録媒体と、記録媒体を回転させる手段と、記録再生ヘ
ッドのプローブを磁化させる手段を備えた記録装置であ
る。
【0010】上記構成においては、少なくとも摺動部の
摺動面に非磁性材料からなる耐摩耗膜を形成することが
好ましく、また非磁性材料からなる耐摩耗膜としてはダ
イヤモンドライクカーボン、窒化ほう素、窒化カーボン
薄膜のいずれかであることが好ましい。
摺動面に非磁性材料からなる耐摩耗膜を形成することが
好ましく、また非磁性材料からなる耐摩耗膜としてはダ
イヤモンドライクカーボン、窒化ほう素、窒化カーボン
薄膜のいずれかであることが好ましい。
【0011】さらには摺動部が軟磁性材料からなり、プ
ローブと磁気的に結合されリターンヨークとしてはたら
くことが好ましい。さらには摺動部とプローブを軟磁性
材料で一体形成することが好ましい。
ローブと磁気的に結合されリターンヨークとしてはたら
くことが好ましい。さらには摺動部とプローブを軟磁性
材料で一体形成することが好ましい。
【0012】本発明では、接触摺動する摺動部が設けら
れているため、プローブが直接記録媒体と接触せず、高
速摺動によるプローブの摩耗を防ぐことができる。また
摺動部表面に耐摩耗膜をコートすることによって、摩擦
による摺動部の摩耗を防ぐことができる。また摺動部を
軟磁性材料で作成すれば、プローブと磁気的に結合させ
ることによってリターンヨークとしての役割も兼用させ
ることができ、プローブから発生する磁束の広がりを防
ぎ、効率的な記録が可能である。
れているため、プローブが直接記録媒体と接触せず、高
速摺動によるプローブの摩耗を防ぐことができる。また
摺動部表面に耐摩耗膜をコートすることによって、摩擦
による摺動部の摩耗を防ぐことができる。また摺動部を
軟磁性材料で作成すれば、プローブと磁気的に結合させ
ることによってリターンヨークとしての役割も兼用させ
ることができ、プローブから発生する磁束の広がりを防
ぎ、効率的な記録が可能である。
【0013】(比較例)まず、従来の記録再生ヘッドを
用いて記録した例を示す。図8は従来のポイント磁気記
録に用いられていた記録再生ヘッドである。この記録再
生ヘッドの製法は「プロシーディング 1991 アイ
・イー・イー・イー マイクロ エレクトロ メカニカ
ル システムズ ワークショップ120頁〜124頁
(1991)[PROC. 1991 IEEE MICRO ELECTRO MECHANI
CAL SYSTEMS WORKSHOP,PP120-124,(1991)]」に開示され
ている。片持ち梁81の自由端近くに円錐状のパーマロ
イ探針のプローブ82が設けられただけである。
用いて記録した例を示す。図8は従来のポイント磁気記
録に用いられていた記録再生ヘッドである。この記録再
生ヘッドの製法は「プロシーディング 1991 アイ
・イー・イー・イー マイクロ エレクトロ メカニカ
ル システムズ ワークショップ120頁〜124頁
(1991)[PROC. 1991 IEEE MICRO ELECTRO MECHANI
CAL SYSTEMS WORKSHOP,PP120-124,(1991)]」に開示され
ている。片持ち梁81の自由端近くに円錐状のパーマロ
イ探針のプローブ82が設けられただけである。
【0014】図2はポイント磁気記録装置の模式図であ
る。記録再生ヘッド21は支持アーム22の先端に取り
付けられ、支持アーム22は三次元アクチュエータ23
によって上下方向及び円盤状記録媒体24の半径方向に
移動される。円盤状記録媒体24はガラス基板25上に
形成された裏打ち層26、垂直磁気膜27からなる。円
盤状記録媒体24はエアースピンドル29によって回転
する。円盤状記録媒体24の下には補助磁極28が設置
され、補助磁極28に記録信号に応じた電流を流して磁
界を発生させる。発生した磁界は記録再生ヘッド21の
プローブの鋭利化した先端に集中、磁化させる。この磁
化されたプローブ先端から発生する磁束により垂直磁気
膜27の磁化を反転させることにより、記録信号を記録
する。
る。記録再生ヘッド21は支持アーム22の先端に取り
付けられ、支持アーム22は三次元アクチュエータ23
によって上下方向及び円盤状記録媒体24の半径方向に
移動される。円盤状記録媒体24はガラス基板25上に
形成された裏打ち層26、垂直磁気膜27からなる。円
盤状記録媒体24はエアースピンドル29によって回転
する。円盤状記録媒体24の下には補助磁極28が設置
され、補助磁極28に記録信号に応じた電流を流して磁
界を発生させる。発生した磁界は記録再生ヘッド21の
プローブの鋭利化した先端に集中、磁化させる。この磁
化されたプローブ先端から発生する磁束により垂直磁気
膜27の磁化を反転させることにより、記録信号を記録
する。
【0015】図8の記録再生ヘッドを図2のポイント磁
気記録装置に取り付け、円盤状記録媒体24に記録実験
を行った。プローブ82の円錐底面の直径は15μm、
高さは10μmで、先端曲率半径0.1μmであった。円
盤状記録媒体24は外径25mm、内径12.5mm
で、裏打ち層26は厚さ1μmのFeNi合金、垂直磁気膜
27には厚さ0.2μmのCoCrTa合金を用いた。補助磁
極28はセンダスト合金からなるコアに被覆導線を40
0ターン巻いたものを用いた。
気記録装置に取り付け、円盤状記録媒体24に記録実験
を行った。プローブ82の円錐底面の直径は15μm、
高さは10μmで、先端曲率半径0.1μmであった。円
盤状記録媒体24は外径25mm、内径12.5mm
で、裏打ち層26は厚さ1μmのFeNi合金、垂直磁気膜
27には厚さ0.2μmのCoCrTa合金を用いた。補助磁
極28はセンダスト合金からなるコアに被覆導線を40
0ターン巻いたものを用いた。
【0016】まず円盤状記録媒体24を回転させない状
態で、プローブ82を円盤状記録媒体24に接触させ、
補助磁極28に直流電流を流して記録し、その記録ビッ
トを図示しない走査形磁気力顕微鏡で観察した。補助磁
極28に流す電流を10〜100mAまで10mAステップ
で変化させたところ、100mA以下では安定に記録ビッ
トを形成することができなかった。
態で、プローブ82を円盤状記録媒体24に接触させ、
補助磁極28に直流電流を流して記録し、その記録ビッ
トを図示しない走査形磁気力顕微鏡で観察した。補助磁
極28に流す電流を10〜100mAまで10mAステップ
で変化させたところ、100mA以下では安定に記録ビッ
トを形成することができなかった。
【0017】次にプローブ82を円盤状記録媒体24の
中心から半径9mmの位置に固定して円盤状記録媒体24
に接触させ、円盤状記録媒体24を400rpmの回転
数で回転させながら、補助磁極28に振幅100mAp-p
で周波数300kHzの信号を印加した。なお片持ち梁
81の長手方向が円盤状記録媒体24の回転の接線方向
に一致するようにした。100時間後に記録再生ヘッド
を取り外し走査電子顕微鏡でその先端を観察したとこ
ろ、先端が摩耗し直径約5μmの円形に変形していた。
中心から半径9mmの位置に固定して円盤状記録媒体24
に接触させ、円盤状記録媒体24を400rpmの回転
数で回転させながら、補助磁極28に振幅100mAp-p
で周波数300kHzの信号を印加した。なお片持ち梁
81の長手方向が円盤状記録媒体24の回転の接線方向
に一致するようにした。100時間後に記録再生ヘッド
を取り外し走査電子顕微鏡でその先端を観察したとこ
ろ、先端が摩耗し直径約5μmの円形に変形していた。
【0018】(実施の形態1)以下本発明の第1の実施
の形態を説明する。図1は本発明の記録再生ヘッドの一
例を示す斜視図である。片持ち梁1の自由端近くに内部
が中空になった摺動部3が形成されており、記録媒体と
接触摺動する面には耐摩耗膜4がコートされている。ま
た摺動部3の中空部には先端を鋭利化したプローブ2が
設けられている。
の形態を説明する。図1は本発明の記録再生ヘッドの一
例を示す斜視図である。片持ち梁1の自由端近くに内部
が中空になった摺動部3が形成されており、記録媒体と
接触摺動する面には耐摩耗膜4がコートされている。ま
た摺動部3の中空部には先端を鋭利化したプローブ2が
設けられている。
【0019】図1の記録再生ヘッドの作製工程を図3を
用いて説明する。尚、図3(A)は上面図で、(B)は
その断面図である。
用いて説明する。尚、図3(A)は上面図で、(B)は
その断面図である。
【0020】(a)シリコン(100)面ウェハー31
の両面に窒化シリコン薄膜32を例えばLPCVD法に
より堆積する。膜厚は例えば1μm前後である。表面に
はさらに軟磁性薄膜33、例えばNiFe合金を例えば10μ
m程度スパッタ法などで堆積する。この後、軟磁性薄膜
33と窒化シリコン薄膜32を片持ち梁のパターンにド
ライエッチングする。裏面は片持ち梁が浮くように、窒
化シリコン薄膜32を窓状のパターンにドライエッチン
グする。
の両面に窒化シリコン薄膜32を例えばLPCVD法に
より堆積する。膜厚は例えば1μm前後である。表面に
はさらに軟磁性薄膜33、例えばNiFe合金を例えば10μ
m程度スパッタ法などで堆積する。この後、軟磁性薄膜
33と窒化シリコン薄膜32を片持ち梁のパターンにド
ライエッチングする。裏面は片持ち梁が浮くように、窒
化シリコン薄膜32を窓状のパターンにドライエッチン
グする。
【0021】(b)形成した片持ち梁のパターンの自由
端近くに、同心円状のレジストパターン34を形成す
る。
端近くに、同心円状のレジストパターン34を形成す
る。
【0022】(c)軟磁性薄膜33をウェットエッチン
グし、プローブと摺動部を形成する。
グし、プローブと摺動部を形成する。
【0023】(d)同心円状のレジストを剥離し、KO
H水溶液またはエチレンジアミンでシリコン(100)
面ウェハー31をウェットエッチングする。
H水溶液またはエチレンジアミンでシリコン(100)
面ウェハー31をウェットエッチングする。
【0024】この後、図示しないが、例えばCVD法で
非磁性の耐摩耗膜、例えばダイヤモンドライクカーボン
などの耐摩耗膜を全体にコートする。
非磁性の耐摩耗膜、例えばダイヤモンドライクカーボン
などの耐摩耗膜を全体にコートする。
【0025】軟磁性薄膜のウェットエッチングの工程を
図4を用いて、さらに詳細に説明する。尚、図4(A)
は上面図で、(B)はその断面図である。
図4を用いて、さらに詳細に説明する。尚、図4(A)
は上面図で、(B)はその断面図である。
【0026】(a)軟磁性薄膜41上には半径rの円形
のプローブ用レジストパターン43と内径d1、外径d
2のドーナツ状の摺動部用レジストパターン44が形成
されている。
のプローブ用レジストパターン43と内径d1、外径d
2のドーナツ状の摺動部用レジストパターン44が形成
されている。
【0027】(b)等方性のウェットエッチングによっ
て、摺動部用レジストパターン44とプローブ用レジス
トパターン43の間から下方に向かって軟磁性薄膜41
のエッチングが進む間に、レジストパターンの下の部分
にもサイドエッチングが進む。ここで摺動部用レジスト
パターン44の幅wに比べプローブ用レジストパターン
43の半径rが十分に小さければ、摺動部用レジストパ
ターン44下の軟磁性薄膜が周囲からのサイドエッチン
グで切断される前に、プローブ用レジストパターン43
下の軟磁性薄膜が周囲からのサイドエッチングで切断さ
れる。
て、摺動部用レジストパターン44とプローブ用レジス
トパターン43の間から下方に向かって軟磁性薄膜41
のエッチングが進む間に、レジストパターンの下の部分
にもサイドエッチングが進む。ここで摺動部用レジスト
パターン44の幅wに比べプローブ用レジストパターン
43の半径rが十分に小さければ、摺動部用レジストパ
ターン44下の軟磁性薄膜が周囲からのサイドエッチン
グで切断される前に、プローブ用レジストパターン43
下の軟磁性薄膜が周囲からのサイドエッチングで切断さ
れる。
【0028】エッチング条件を厳密に制御し、切断直後
にエッチングを停止すれば、先端曲率が微少なプローブ
45が形成される。また軟磁性薄膜41の厚さを十分大
きくし、窒化シリコン膜42が露出する前にエッチング
を停止すると、プローブ45と摺動部46が分離するこ
となく、一体形成される。
にエッチングを停止すれば、先端曲率が微少なプローブ
45が形成される。また軟磁性薄膜41の厚さを十分大
きくし、窒化シリコン膜42が露出する前にエッチング
を停止すると、プローブ45と摺動部46が分離するこ
となく、一体形成される。
【0029】本実施の形態の記録再生ヘッドと従来例の
記録再生ヘッドによる磁束路の比較を図5に示す。本実
施の形態の記録再生ヘッドの場合(A)はプローブ54
から発生する磁束56は垂直磁化層53を通り、面内に
磁化容易軸を持つ裏打ち層52を通り、再び垂直磁化層
53を通過し、摺動部55に吸収される。プローブ54
の近傍に摺動部55が存在するので磁路56の広がりを
抑えることができ、プローブ54下での磁束密度が大き
くなるため効率的に記録を行える。
記録再生ヘッドによる磁束路の比較を図5に示す。本実
施の形態の記録再生ヘッドの場合(A)はプローブ54
から発生する磁束56は垂直磁化層53を通り、面内に
磁化容易軸を持つ裏打ち層52を通り、再び垂直磁化層
53を通過し、摺動部55に吸収される。プローブ54
の近傍に摺動部55が存在するので磁路56の広がりを
抑えることができ、プローブ54下での磁束密度が大き
くなるため効率的に記録を行える。
【0030】従来例の記録再生ヘッドの場合(B)はプ
ローブ54から発生した磁束が、垂直磁化層53からプ
ローブに戻るときに広がってしまい磁路56が大きくな
ってしまい、効率的な記録が行えない。
ローブ54から発生した磁束が、垂直磁化層53からプ
ローブに戻るときに広がってしまい磁路56が大きくな
ってしまい、効率的な記録が行えない。
【0031】図1の記録再生ヘッドを図2の装置に取り
付け、比較例と同じように図2のポイント磁気記録装置
に取り付け円盤状記録媒体24を回転させて磁気記録を
行った。摺動部3の外径は20μm、内径は15μm、
高さは5μmで、プローブの先端曲率半径0.1μmで
あった。探針、摺動部の材料はNiFe合金とした。耐
摩耗膜4にはCVD法によりダイヤモンドライクカーボ
ン薄膜を形成した。円盤状記録媒体24及び補助磁極2
8は比較例と同じものを用い、回転数などの条件も比較
例と同じとした。
付け、比較例と同じように図2のポイント磁気記録装置
に取り付け円盤状記録媒体24を回転させて磁気記録を
行った。摺動部3の外径は20μm、内径は15μm、
高さは5μmで、プローブの先端曲率半径0.1μmで
あった。探針、摺動部の材料はNiFe合金とした。耐
摩耗膜4にはCVD法によりダイヤモンドライクカーボ
ン薄膜を形成した。円盤状記録媒体24及び補助磁極2
8は比較例と同じものを用い、回転数などの条件も比較
例と同じとした。
【0032】まず円盤状記録媒体24を回転させない状
態で、プローブ2を円盤状記録媒体24に接触させ、補
助磁極28に直流電流を流して記録し、その記録ビット
を図示しない走査形磁気力顕微鏡で観察した。補助磁極
28に流す電流を10〜100mAまで10mAステップで
変化させたところ、50mAでも安定に記録ビットを形成
することができた。
態で、プローブ2を円盤状記録媒体24に接触させ、補
助磁極28に直流電流を流して記録し、その記録ビット
を図示しない走査形磁気力顕微鏡で観察した。補助磁極
28に流す電流を10〜100mAまで10mAステップで
変化させたところ、50mAでも安定に記録ビットを形成
することができた。
【0033】次にプローブ2を円盤状記録媒体24の中
心から半径9mmの位置に固定し、円盤状記録媒体24を
400rpmの回転数で回転させながら、補助磁極28
に300kHzの信号を印加した。100時間後に記録
再生ヘッドを取り外し走査電子顕微鏡でその先端を観察
したが、プローブ2の先端曲率は約0.1μmと変わらず
摩耗はみられなかった。しかし摺動部内面とプローブ側
面に塵の付着が見られた。尚、摺動面に耐摩耗膜をコー
トしなかった場合はプローブ2の先端は約1μmの円形
となっており、比較例ほどではないが、摩耗しているの
が確認できた。また、摺動面とプローブ先端が同じ高さ
になっているのが確認された。また、耐摩耗膜4として
はダイヤモンドライクカーボンの他に窒化ほう素、窒化
カーボンを用いても同様な効果が得られた。
心から半径9mmの位置に固定し、円盤状記録媒体24を
400rpmの回転数で回転させながら、補助磁極28
に300kHzの信号を印加した。100時間後に記録
再生ヘッドを取り外し走査電子顕微鏡でその先端を観察
したが、プローブ2の先端曲率は約0.1μmと変わらず
摩耗はみられなかった。しかし摺動部内面とプローブ側
面に塵の付着が見られた。尚、摺動面に耐摩耗膜をコー
トしなかった場合はプローブ2の先端は約1μmの円形
となっており、比較例ほどではないが、摩耗しているの
が確認できた。また、摺動面とプローブ先端が同じ高さ
になっているのが確認された。また、耐摩耗膜4として
はダイヤモンドライクカーボンの他に窒化ほう素、窒化
カーボンを用いても同様な効果が得られた。
【0034】なお本実施の形態ではプローブの磁化に、
補助磁極からの磁界を媒体を通してプローブに印加した
が、例えば片持ち梁に薄膜コイルをプローブを取り巻く
ように形成し、薄膜コイルの磁界によってプローブを直
接磁化してもよい。この場合はプローブと薄膜コイルを
インダクティブ形の再生ヘッドとして兼用できる。
補助磁極からの磁界を媒体を通してプローブに印加した
が、例えば片持ち梁に薄膜コイルをプローブを取り巻く
ように形成し、薄膜コイルの磁界によってプローブを直
接磁化してもよい。この場合はプローブと薄膜コイルを
インダクティブ形の再生ヘッドとして兼用できる。
【0035】(実施の形態2)図6は本発明の記録再生
ヘッドの他の例を示す斜視図である。片持ち梁61の自
由端近くにピラミッド形状のプローブ62が形成されて
おり、プローブ62の両脇にはピラミッドの先端を切断
した形状の摺動部63が設置されている。プローブ62
の高さは摺動部63よりも低くしてある。摺動部63の
摺動面には耐摩耗膜64がコートされている。
ヘッドの他の例を示す斜視図である。片持ち梁61の自
由端近くにピラミッド形状のプローブ62が形成されて
おり、プローブ62の両脇にはピラミッドの先端を切断
した形状の摺動部63が設置されている。プローブ62
の高さは摺動部63よりも低くしてある。摺動部63の
摺動面には耐摩耗膜64がコートされている。
【0036】図6の記録再生ヘッドの作製工程を図7で
説明する。尚、図7(A)は上面図で、(B)はその断
面図である。
説明する。尚、図7(A)は上面図で、(B)はその断
面図である。
【0037】(a)シリコン(100)面ウェハー71
の表面にマスク材料72をコートし、一辺h1の正方形
の摺動部パターン73と、その間に一辺h2の正方形の
プローブパターン74をエッチングする。このときh1
>h2、(例えばh1=50μm、h2=30μm)とす
る。
の表面にマスク材料72をコートし、一辺h1の正方形
の摺動部パターン73と、その間に一辺h2の正方形の
プローブパターン74をエッチングする。このときh1
>h2、(例えばh1=50μm、h2=30μm)とす
る。
【0038】(b)KOH水溶液などを使ってシリコン
(100)面ウェハー71をウェットエッチングし、マ
スキング材料72を剥離する。KOH水溶液でシリコン
(100)面をエッチングすると、(111)面が選択
的にエッチングされ、摺動部パターン73およびプロー
ブパターン74を底面とするピラミッド形状のエッチピ
ット75が形成される。エッチピット75の形状は相似
形であり、h1>h2としたので、摺動部パターン73
のエッチピットの方が、プローブパターン74のそれよ
りも深くなる。
(100)面ウェハー71をウェットエッチングし、マ
スキング材料72を剥離する。KOH水溶液でシリコン
(100)面をエッチングすると、(111)面が選択
的にエッチングされ、摺動部パターン73およびプロー
ブパターン74を底面とするピラミッド形状のエッチピ
ット75が形成される。エッチピット75の形状は相似
形であり、h1>h2としたので、摺動部パターン73
のエッチピットの方が、プローブパターン74のそれよ
りも深くなる。
【0039】(c)エッチピットのできたシリコン(1
00)面ウェハー71の表面に窒化シリコン薄膜76を
例えばLPCVD法により形成し、片持ち梁のパターン
を形成する。膜厚は例えば1μm程度である。
00)面ウェハー71の表面に窒化シリコン薄膜76を
例えばLPCVD法により形成し、片持ち梁のパターン
を形成する。膜厚は例えば1μm程度である。
【0040】(d)ガラス基板77を窒化シリコン薄膜
76に陽極接合する。ただし片持ち梁部分に接触する場
所は陽極接合を防ぐためクロム薄膜79を蒸着する。そ
の膜厚は例えば100nm程度である。クロム薄膜79の
エッジ部分にはダイシングソーなどで溝78をあらかじ
め形成する。
76に陽極接合する。ただし片持ち梁部分に接触する場
所は陽極接合を防ぐためクロム薄膜79を蒸着する。そ
の膜厚は例えば100nm程度である。クロム薄膜79の
エッジ部分にはダイシングソーなどで溝78をあらかじ
め形成する。
【0041】(e)陽極接合が終了した後、ダイシング
ソーなどでガラス基板77の溝78のある面と反対の面
から切れ込みを入れ、溝78を完全に切断し、ガラス基
板77のうち片持ち梁支持部分710以外を除去する。
ソーなどでガラス基板77の溝78のある面と反対の面
から切れ込みを入れ、溝78を完全に切断し、ガラス基
板77のうち片持ち梁支持部分710以外を除去する。
【0042】(f)KOH水溶液などを使って下地のシ
リコン(100)面ウェハー71を除去する。
リコン(100)面ウェハー71を除去する。
【0043】この後、図示しないが、炭化シリコンなど
により、摺動部の先端のみを研磨する。プローブ及び摺
動部に軟磁性材料の薄膜をコートし、その上から非磁性
の耐摩耗膜を摺動部にコートする。耐摩耗膜が非磁性材
料であればプローブの表面が耐摩耗膜で覆われていて
も、記録のためのプローブから発生する磁束は問題なく
耐摩耗膜を通過する。
により、摺動部の先端のみを研磨する。プローブ及び摺
動部に軟磁性材料の薄膜をコートし、その上から非磁性
の耐摩耗膜を摺動部にコートする。耐摩耗膜が非磁性材
料であればプローブの表面が耐摩耗膜で覆われていて
も、記録のためのプローブから発生する磁束は問題なく
耐摩耗膜を通過する。
【0044】本実施の形態が第1の実施の形態と異なる
点は、摺動部がプローブを囲まないため、塵がプローブ
周辺に溜らないという効果があることである。第1の実
施の形態は、プローブがドーナツ状の摺動部によって完
全に囲まれているため、摺動部が記録媒体と接触するこ
とによってプローブ周辺が閉空間になってしまう。従っ
てこの閉空間に塵などが入った場合は塵が逃げることが
できない。ところが本実施の形態では閉空間が形成され
ないのでこのようなことはない。
点は、摺動部がプローブを囲まないため、塵がプローブ
周辺に溜らないという効果があることである。第1の実
施の形態は、プローブがドーナツ状の摺動部によって完
全に囲まれているため、摺動部が記録媒体と接触するこ
とによってプローブ周辺が閉空間になってしまう。従っ
てこの閉空間に塵などが入った場合は塵が逃げることが
できない。ところが本実施の形態では閉空間が形成され
ないのでこのようなことはない。
【0045】さらに本実施の形態ではプローブと2つの
摺動部が、片持ち梁の長手方向と直交する方向にインラ
イン配列しているため、片持ち梁のたわみが変化した場
合にもプローブと記録媒体間の間隙の変動が少ないとい
う効果がある。
摺動部が、片持ち梁の長手方向と直交する方向にインラ
イン配列しているため、片持ち梁のたわみが変化した場
合にもプローブと記録媒体間の間隙の変動が少ないとい
う効果がある。
【0046】図6の記録再生ヘッドを図2の装置に取り
付け、第1の実施の形態と同じように図2のポイント磁
気記録装置に取り付け円盤状記録媒体24を回転させて
磁気記録を行った。
付け、第1の実施の形態と同じように図2のポイント磁
気記録装置に取り付け円盤状記録媒体24を回転させて
磁気記録を行った。
【0047】摺動部63の摺動面は一辺20μm、高さ
は約25μmで、プローブ62の底面の一辺は30μ
m、先端曲率半径は0.1μmであった。円盤状記録媒体
24は第1の実施の形態と同じものを用いた。プロー
ブ、摺動部を被覆する軟磁性材料はNiFe合金とし
た。耐摩耗膜64にはCVD法によりダイヤモンドライ
クカーボン薄膜を形成した。円盤状記録媒体24及び補
助磁極28は第1の実施の形態と同じものを用い、回転
数などの条件も第1の実施の形態と同じとした。
は約25μmで、プローブ62の底面の一辺は30μ
m、先端曲率半径は0.1μmであった。円盤状記録媒体
24は第1の実施の形態と同じものを用いた。プロー
ブ、摺動部を被覆する軟磁性材料はNiFe合金とし
た。耐摩耗膜64にはCVD法によりダイヤモンドライ
クカーボン薄膜を形成した。円盤状記録媒体24及び補
助磁極28は第1の実施の形態と同じものを用い、回転
数などの条件も第1の実施の形態と同じとした。
【0048】まず円盤状記録媒体24を回転させない状
態で、プローブ62を円盤状記録媒体24に接触させ、
補助磁極28に直流電流を流して記録し、その記録ビッ
トを図示しない走査形磁気力顕微鏡で観察した。補助磁
極28に流す電流を10〜100mAまで10mAステップ
で変化させたところ、70mAでも安定に記録ビットを形
成できていた。
態で、プローブ62を円盤状記録媒体24に接触させ、
補助磁極28に直流電流を流して記録し、その記録ビッ
トを図示しない走査形磁気力顕微鏡で観察した。補助磁
極28に流す電流を10〜100mAまで10mAステップ
で変化させたところ、70mAでも安定に記録ビットを形
成できていた。
【0049】次にプローブ62を円盤状記録媒体24の
中心から半径9mmの位置に固定し、摺動部63の摺動面
を円盤状記録媒体24に接触させ、円盤状記録媒体24
を400rpmの回転数で回転させながら、補助磁極2
8に300kHzの信号を印加した。100時間後に記
録再生ヘッドを取り外し走査電子顕微鏡でその先端を観
察したが、プローブ62の先端曲率は約0.1μmと変わ
らず摩耗はみられなかった。なお、摺動面に耐摩耗膜を
コートしなかった場合はプローブ62の先端は約1μm
の円形となっており、第1の実施の形態ほどではないが
摩耗しているのが確認できた。また摺動面とプローブ先
端が同じ高さになっているのが確認された。
中心から半径9mmの位置に固定し、摺動部63の摺動面
を円盤状記録媒体24に接触させ、円盤状記録媒体24
を400rpmの回転数で回転させながら、補助磁極2
8に300kHzの信号を印加した。100時間後に記
録再生ヘッドを取り外し走査電子顕微鏡でその先端を観
察したが、プローブ62の先端曲率は約0.1μmと変わ
らず摩耗はみられなかった。なお、摺動面に耐摩耗膜を
コートしなかった場合はプローブ62の先端は約1μm
の円形となっており、第1の実施の形態ほどではないが
摩耗しているのが確認できた。また摺動面とプローブ先
端が同じ高さになっているのが確認された。
【0050】なお本実施の形態ではプローブの磁化に、
補助磁極からの磁界を媒体を通してプローブに印加した
が、例えば片持ち梁に薄膜コイルをプローブを取り巻く
ように形成し、薄膜コイルの磁界によってプローブを直
接磁化してもよい。この場合はプローブと薄膜コイルを
インダクティブ形の再生ヘッドとして兼用できる。
補助磁極からの磁界を媒体を通してプローブに印加した
が、例えば片持ち梁に薄膜コイルをプローブを取り巻く
ように形成し、薄膜コイルの磁界によってプローブを直
接磁化してもよい。この場合はプローブと薄膜コイルを
インダクティブ形の再生ヘッドとして兼用できる。
【0051】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、記録再生
ヘッドが摺動部で接触摺動するため、プローブが直接記
録媒体に接触することなく摩耗が防げる。また、摺動部
の摺動面に潤滑層を形成しているため接触摺動による摩
擦を低減でき、片持ち梁のねじれや摺動面の摩耗を低減
できる。さらに、摺動部とプローブを軟磁性材料により
一体化形成することによって、より小さな記録電流で記
録を行うことができる。
ヘッドが摺動部で接触摺動するため、プローブが直接記
録媒体に接触することなく摩耗が防げる。また、摺動部
の摺動面に潤滑層を形成しているため接触摺動による摩
擦を低減でき、片持ち梁のねじれや摺動面の摩耗を低減
できる。さらに、摺動部とプローブを軟磁性材料により
一体化形成することによって、より小さな記録電流で記
録を行うことができる。
【図1】本発明の記録再生ヘッドの第1の実施の形態の
斜視図
斜視図
【図2】本発明の記録装置の模式図
【図3】(A),(B)は本発明の記録再生ヘッドの第1の実
施の形態の作製工程を示す図
施の形態の作製工程を示す図
【図4】(A),(B)は第1の実施の形態の作製工程の詳細
を示す図
を示す図
【図5】(A),(B)は本発明の記録再生ヘッド(A)と従来例
の記録再生ヘッド(B)の磁路を比較した図
の記録再生ヘッド(B)の磁路を比較した図
【図6】本発明の記録再生ヘッドの第2の実施の形態の
斜視図
斜視図
【図7】(A),(B)は本発明の記録再生ヘッドの第2の実
施の形態の作製工程を示す図
施の形態の作製工程を示す図
【図8】従来の記録再生ヘッドの斜視図
1 片持ち梁 2 プローブ 3 摺動部 4 耐摩耗膜 21 記録再生ヘッド 22 支持アーム 23 三次元アクチュエータ 24 円盤状記録媒体 25 ガラス基板 26 裏打ち層 27 垂直磁気膜 28 補助磁極 31 シリコン(100)面ウェハー 32 窒化シリコン薄膜 33 軟磁性薄膜 34 同心円状レジストパターン 35 プローブ 36 摺動部 41 軟磁性薄膜 42 窒化シリコン薄膜 43 プローブ用レジストパターン 44 摺動部用レジストパターン 45 プローブ 46 摺動部 51 ガラス基板 52 裏打ち層 53 垂直磁気層 54 プローブ 55 摺動部 56 磁路 61 片持ち梁 62 プローブ 63 摺動部 64 耐摩耗膜 71 シリコン(100)面ウェハー 72 マスキング材料 73 摺動部パターン 74 プローブパターン 75 エッチピット 76 シリコン窒化膜 77 ガラス基板 78 溝 79 クロム薄膜 710 片持ち梁支持部分
フロントページの続き (72)発明者 村田 明夫 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内
Claims (7)
- 【請求項1】磁性材料からなる記録媒体に軟磁性材料か
らなるプローブを対向させて記録する記録再生ヘッドで
あって、片持ち梁と前記片持ち梁の自由端に前記軟磁性
材料からなるプローブと、前記記録媒体に接触摺動する
摺動部を備えたことを特徴とする記録再生ヘッド。 - 【請求項2】少なくとも摺動部の摺動面に非磁性材料か
らなる耐摩耗膜を形成したことを特徴とする請求項1記
載の記録再生ヘッド。 - 【請求項3】耐摩耗膜がダイヤモンドライクカーボン薄
膜、窒化ほう素薄膜、窒化カーボン薄膜のいずれかであ
ることを特徴とする請求項2記載の記録再生ヘッド。 - 【請求項4】摺動部が軟磁性材料からなり、プローブと
磁気的に結合されリターンヨークとしてはたらくことを
特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の記録再生
ヘッド。 - 【請求項5】摺動部とプローブを軟磁性材料で一体形成
したことを特徴とする請求項4記載の記録再生ヘッド。 - 【請求項6】プローブと2つの摺動部が、片持ち梁の長
手方向と直交する方向に前記2つの摺動部が前記プロー
ブを挟むようにインライン配列してなる請求項1から5
のいずれかに記載の記録再生ヘッド。 - 【請求項7】磁性材料からなる記録媒体と、前記記録媒
体を回転させる手段と、請求項1から6のいずれかに記
載の記録再生ヘッドと、前記記録再生ヘッドのプローブ
を磁化させる手段を備えたことを特徴とする記録再生装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7289474A JPH09134502A (ja) | 1995-11-08 | 1995-11-08 | 記録再生ヘッドおよび記録再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7289474A JPH09134502A (ja) | 1995-11-08 | 1995-11-08 | 記録再生ヘッドおよび記録再生装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09134502A true JPH09134502A (ja) | 1997-05-20 |
Family
ID=17743748
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7289474A Pending JPH09134502A (ja) | 1995-11-08 | 1995-11-08 | 記録再生ヘッドおよび記録再生装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09134502A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100455270B1 (ko) * | 1997-10-16 | 2005-05-13 | 삼성전자주식회사 | 고밀도데이터저장매체의기록재생을위한팁칩및그구동방법 |
| JP2008172252A (ja) * | 2000-12-01 | 2008-07-24 | Hewlett Packard Co <Hp> | Afm型のデータ記憶装置 |
| JP2009134853A (ja) * | 2007-11-29 | 2009-06-18 | Samsung Electronics Co Ltd | 電界記録再生ヘッド、それを採用した電界記録再生装置及び電界記録再生ヘッドの製造方法 |
-
1995
- 1995-11-08 JP JP7289474A patent/JPH09134502A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100455270B1 (ko) * | 1997-10-16 | 2005-05-13 | 삼성전자주식회사 | 고밀도데이터저장매체의기록재생을위한팁칩및그구동방법 |
| JP2008172252A (ja) * | 2000-12-01 | 2008-07-24 | Hewlett Packard Co <Hp> | Afm型のデータ記憶装置 |
| JP2009134853A (ja) * | 2007-11-29 | 2009-06-18 | Samsung Electronics Co Ltd | 電界記録再生ヘッド、それを採用した電界記録再生装置及び電界記録再生ヘッドの製造方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US7023658B1 (en) | Submicron track-width pole-tips for electromagnetic transducers | |
| US7841067B2 (en) | Method for manufacturing a trailing shield structure for a perpendicular magnetic write head | |
| JP2721794B2 (ja) | 改良したヘッドアセンブリを有する接触記録型ディスクファイル | |
| JPH07111772B2 (ja) | 磁気デイスク記録装置 | |
| JP2005293822A (ja) | テーパ状トレーリングエッジ構造およびシールドを備えた垂直記録ヘッドの製造方法 | |
| JP3361740B2 (ja) | マスター情報磁気記録装置及び磁気記録媒体の製造方法 | |
| KR20010007524A (ko) | 기록 및 재생 헤드와, 이것을 합체시킨 기록 및 재생 장치 | |
| US6877213B2 (en) | Feature size reduction in thin film magnetic head using low temperature deposition coating of photolithographically-defined trenches | |
| JP3597664B2 (ja) | 磁気ヘッドの製造方法 | |
| JPH06349004A (ja) | 光磁気記録用磁気書き込みヘッド | |
| KR100581487B1 (ko) | 함몰부, 융기된 형상, 또는 함몰부와 융기된 형상을 포함하는 저장 디스크 | |
| JP2000306227A (ja) | 磁気記録媒体 | |
| EP1363286B1 (en) | Head slider and method of producing the same | |
| US6972928B2 (en) | Isotropic deposition for trench narrowing of features to be created by reactive ion etch processing | |
| JPH09134502A (ja) | 記録再生ヘッドおよび記録再生装置 | |
| US7929249B2 (en) | Spring loaded head for reduced fly height and tracking control | |
| JPH11328662A (ja) | 磁気記録媒体及び磁気記録装置 | |
| JPH11296849A (ja) | マスター情報担体 | |
| US5835312A (en) | Magnetic head for use with a recording medium | |
| JP3126507B2 (ja) | 磁気記録再生装置 | |
| JP3363852B2 (ja) | 磁気記録媒体の製造方法 | |
| JP2001035111A (ja) | ヘッドスライダ | |
| KR100370064B1 (ko) | 광 픽업 장치의 슬라이더 헤드 및 그 제조방법 | |
| JPH1049850A (ja) | 磁気ディスク記録装置 | |
| JPS6151616A (ja) | 磁気ヘツド浮動体 |