JPH091347A - 水中tig溶接装置 - Google Patents

水中tig溶接装置

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JPH091347A
JPH091347A JP14461695A JP14461695A JPH091347A JP H091347 A JPH091347 A JP H091347A JP 14461695 A JP14461695 A JP 14461695A JP 14461695 A JP14461695 A JP 14461695A JP H091347 A JPH091347 A JP H091347A
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JP
Japan
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dome
water
forming
welding
underwater
Prior art date
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Pending
Application number
JP14461695A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsura Owaki
桂 大脇
Suemi Hirata
末美 平田
Noboru Kiji
昇 木治
Kazuyuki Tsuchiya
和之 土屋
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IHI Corp
Original Assignee
Ishikawajima Harima Heavy Industries Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構成で自由に水中溶接を行い高品質の
溶接結果を得られるようにする。 【構成】 水中へ没入したTIG溶接トーチ本体30に
よって水中にあるワーク57を水中溶接する場合に、T
IG溶接トーチ本体30の外周に設けたドーム形成用ガ
ス噴射ノズル43から、ワーク57へ向けてドーム形成
用ガス42を噴射させると共に、ドーム形成用ガス噴射
ノズル43の外周に設けたドーム形成用水噴射ノズル4
6から、ワーク57へ向けてドーム形成用水49を噴射
させることにより、ワーク57の周囲の水が局所的に排
水されて、水の全く入らないドーム61が形成されるの
で、チャンバなどを使用しなくとも水中溶接を行わせる
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水中TIG溶接装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】水中に没しているワーク(被溶接材)を溶
接する場合、従来は、水中に没しているワークに対する
溶接箇所をチャンバで完全に囲い、チャンバ内の水を抜
くと共にチャンバ内をシールドガス雰囲気にした上で、
チャンバ内に溶接トーチを挿入し、溶接トーチを用いて
ワークを溶接させるようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ワーク
に対する溶接箇所をチャンバで完全に囲うようにした場
合、非常に大掛かりなチャンバが必要になると共に、チ
ャンバには汎用性がないため、ワークに応じてその都度
チャンバを製作しなければならず、不経済である。
【0004】しかも、チャンバを高精度で製作し且つ位
置決めしない限り、チャンバとワークとの間のシール性
を確保することができないため、チャンバ内部に水が侵
入して溶接品質が低下されるおそれがあった。
【0005】更に、チャンバ内に挿入された溶接トーチ
を動かすのは機構的にかなり複雑となるため、溶接箇所
に対し溶接トーチを自由な角度で接近させることが困難
であり(即ち、アクセス性が悪かった)、溶接姿勢など
に対する制限が多かった。
【0006】本発明は上述の実情に鑑み、簡単な構成で
自由に水中溶接を行い高品質の溶接結果を得られるよう
にした水中TIG溶接装置を提供することを目的として
いる。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、水中へ没入し
たTIG溶接トーチ本体によって水中にあるワークを水
中溶接するようにした水中TIG溶接装置において、T
IG溶接トーチ本体の外周に、ワークへ向けてドーム形
成用ガスを噴射可能なドーム形成用ガス噴射ノズルを設
けると共に、ドーム形成用ガス噴射ノズルの外周に、ワ
ークへ向けてドーム形成用水を噴射可能なドーム形成用
水噴射ノズルを設けたことを特徴とする水中TIG溶接
装置にかかるものである。
【0008】
【作用】水中へ没入したTIG溶接トーチ本体によって
水中にあるワークを水中溶接する場合に、TIG溶接ト
ーチ本体の外周に設けたドーム形成用ガス噴射ノズルか
ら、ワークへ向けてドーム形成用ガスを噴射させると共
に、ドーム形成用ガス噴射ノズルの外周に設けたドーム
形成用水噴射ノズルから、ワークへ向けてドーム形成用
水を噴射させることにより、ワークの周囲の水が局所的
に排水されて、水の全く入らないドームが形成されるの
で、チャンバなどを使用しなくとも水中溶接を行わせる
ことができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説
明する。
【0010】図1〜図6は本発明の一実施例を示すもの
であり、図1に示すように、水1を貯留された大型の金
属容器2の底部に対して貫通配置される配管3を、前記
金属容器2の底部へ隅肉溶接する場合を例示している。
【0011】この場合において、金属容器2の上部に門
型のクレーン63を設け、該クレーン63の走行ガーダ
ー64に取付けたウインチ65に吊下げロープ4の上端
部を巻取り、吊下げロープ4の下端部に取付けられた多
関節ロボット5を金属容器2内部の水1の中へ吊り降ろ
して、多関節ロボット5の先端に保持されたTIG溶接
トーチ6により水中溶接を行わせるようにしている。
【0012】尚、前記多関節ロボット5の下端部には、
配管3の上端部をクランプするようにした位置決め部材
7が回転駆動可能に取付けられている。
【0013】そして、本発明にかかる前記TIG溶接ト
ーチ6は、図2に示すような構造を備えている。
【0014】即ち、本体筒部8に本体軸部9を嵌合固定
することによって両者間に冷却水ジャケット10を有す
るトーチ本体ブロック11を形成し、前記本体軸部9に
冷却水ジャケット10と後端部との間を連通する冷却水
供給流路12及び冷却水排出流路(図示せず)を形成
し、冷却水供給流路12に冷却水供給管13を接続する
と共に、冷却水排出流路に冷却水排出管14(図4参
照)を接続して、図1に示すように、前記多関節ロボッ
ト5に取付けた水中ポンプなどの冷却水供給源15から
の冷却水16を給排し得るようにする。
【0015】又、前記本体軸部9の先端側に形成された
電極挿入孔17にタングステン電極などの溶接電極18
を挿入し、溶接電極18に先割れ形状の電極チャック1
9を外嵌して、本体軸部9の先端にチャック用ナット2
0を螺着することにより、電極チャック機構21を構成
し、チャック用ナット20の内側に形成されたテーパ面
22で電極チャック19を締め付けて、溶接電極18を
固定させ得るようにする。
【0016】更に、本体筒部8の内部に軸方向23へ延
びるシールドガス供給路24を多数形成し、本体筒部8
の先端側にシールドガスノズル25を螺着すると共に、
本体筒部8の後端側に形成された、前記シールドガス供
給路24と連通する環状のシールドガス供給室26にシ
ールドガス供給管27を接続して、図1に示すように、
前記金属容器2の外側に配置されたガスボンベなどのガ
ス供給源28からの不活性ガスなどのシールドガス29
を供給し得るようにする。
【0017】以上により、TIG溶接トーチ本体30が
構成されている。
【0018】一方、筒状のトーチケーシング31を設け
ると共に、トーチケーシング31の先端内周側に形成し
た段差部32に、多数のドーム形成用ガス噴出孔33を
有するドーム形成用ガス噴出板34を係止して、トーチ
ケーシング31の後端側からトーチケーシング31内部
に絶縁筒部材35を螺着することにより、トーチケーシ
ング31と絶縁筒部材35との間でドーム形成用ガス噴
出板34を挾持すると共に、絶縁筒部材35に、ドーム
形成用ガス噴出板34との間で均圧室36を形成する隔
壁部37を形成する。そして、図3に示すように、絶縁
筒部材35の隔壁部37に貫通孔38を形成して該貫通
孔38にドーム形成用ガス供給流路39を有する流路形
成部材40を螺着し、流路形成部材40におけるドーム
形成用ガス供給流路39の後端側にドーム形成用ガス供
給管41を接続して、前記ガス供給源28からの不活性
ガスなどのドーム形成用ガス42を供給し得るようにす
る。
【0019】尚、ガス供給源28は、それぞれ別個のも
のを使用しても良い。
【0020】又、トーチケーシング31の先端に、前記
ドーム形成用ガス42の噴射を案内するドーム形成用ガ
ス噴射ノズル43を取付ける。
【0021】更に、ドーム形成用ガス噴射ノズル43を
内側ノズル部材44と外側ノズル部材45の嵌め合いに
よって構成し、内側ノズル部材44と外側ノズル部材4
5との間に環状のドーム形成用水噴射ノズル46を形成
し、ドーム形成用水噴射ノズル46の後端側にドーム形
成用水供給管47を接続して、前記多関節ロボット5に
取付けた水中ポンプなどのドーム形成用水供給源48か
らの、水圧よりも高い圧力のドーム形成用水49を噴射
し得るようにする。
【0022】尚、図1では、図面の都合上、冷却水供給
源15とドーム形成用水供給源48は、同一のものとし
て描かれているが、別個に設けるようにしても良い。
【0023】又、前記絶縁筒部材35の隔壁部37及び
ドーム形成用ガス噴出板34に、ワイヤ送給孔50を形
成して、ワイヤ送給孔50にワイヤガイド51,52を
挿通支持し、ワイヤガイド51,52の後端側に、図1
に示すように、水1上に設置された防水チャンバ53か
ら導かれたワイヤコンジット54(金属線を巻いて形成
したフレキシブルチューブの外側をテフロンで被覆した
もの)を接続して、前記防水チャンバ53内に収容され
たワイヤ送給装置55から送給される溶接用ワイヤ56
を、前記ワイヤコンジット54及びワイヤガイド51,
52に通してワイヤガイド51,52の先端からワーク
57の溶接部58へ向けて案内させるようにする。
【0024】尚、図中、59は前記シールドガス供給管
27におけるガス供給源28の側に備えられた電磁弁、
60は前記ドーム形成用ガス供給管41におけるガス供
給源28の側に備えられた電磁弁、61はドーム形成用
ガス噴射ノズル43と溶接部58との間に形成されるド
ーム形成用ガス42のドーム、62はワイヤガイド押え
である。
【0025】次に、本発明の作動について説明する。
【0026】先ず、溶接に先立ち、図示しない接触セン
サなどを用いて、配管3に対する隅肉溶接部などの溶接
部58の位置や形状を測定し、得られた位置データなど
を図示しない溶接制御装置に入力しておく。上記位置デ
ータなどは、例えば、図1における多関節ロボット5の
先端にTIG溶接トーチ6の代りに接触センサを取付け
て、多関節ロボット5を動かしつつ測定させるようにし
ても良い。
【0027】こうして位置などが測定されたら、図1に
示すクレーン63のウインチ65を巻上げることによ
り、多関節ロボット5ごと接触センサを金属容器2から
水1の外へ引き上げて、多関節ロボット5の先端から接
触センサを取外し、接触センサの代りにTIG溶接トー
チ6を取付けた上で、多関節ロボット5ごとTIG溶接
トーチ6を水1中へ没入して、多関節ロボット5の下端
部に取付けられた位置決め部材7で配管3の上端部をク
ランプさせることにより、図1の状態に戻すようにす
る。
【0028】次に、前記多関節ロボット5に取付けた水
中ポンプなどのドーム形成用水供給源48を駆動し、ド
ーム形成用水供給管47、ドーム形成用水噴射ノズル4
6を介して、配管3と金属容器2との隅肉溶接部などの
溶接部58へ向けて水圧より高い圧力のドーム形成用水
49を噴射させる。同時に、電磁弁60を開けてガス供
給源28からのドーム形成用ガス42を、ドーム形成用
ガス供給管41、流路形成部材40のドーム形成用ガス
供給流路39、均圧室36、ドーム形成用ガス噴出孔3
3、ドーム形成用ガス噴射ノズル43を介してドーム形
成用水49の内側へ噴射させる。
【0029】すると、前記ドーム形成用水49とドーム
形成用ガス42によって、溶接部58が局所的に強制排
水されて、溶接部58に水1の全くないドーム形成用ガ
ス42によるドーム61が形成される。これにより、特
別なチャンバなどを用いる必要をなくすことができる。
【0030】尚、ドーム形成用水49の噴射量は、水深
によっても異なるが、後述するシールドガス29のおよ
そ4倍から5倍以上の量とする。又、ドーム形成用ガス
42の噴射量は、同様に、シールドガス29のおよそ1
0倍から15倍以上の量とする。
【0031】こうしてドーム61が形成されたら、溶接
電極18と溶接部58との間にアークを発生させて、水
中溶接を開始させる。
【0032】この際、ガス供給源28からシールドガス
供給管27、シールドガス供給路24、シールドガスノ
ズル25を介してドーム61内の溶接部58へシールド
ガス29を噴射させることにより、溶接部58の酸化を
防止させるようにする。
【0033】且つ、ワイヤ送給装置55からの溶接用ワ
イヤ56を、TIG溶接トーチ6のワイヤガイド51,
52を介してドーム61内の溶接部58へ送給させるこ
とにより、必要な肉盛量を確保させるようにする。
【0034】こうして水中溶接が開始されたら、図示し
ない溶接制御装置により、予め測定しておいた配管3に
対する隅肉溶接部の位置などのデータに基づき、多関節
ロボット5を操作させて、TIG溶接トーチ6を動かす
ことにより、前記隅肉溶接部を全周にわたって水中溶接
させて行く。
【0035】以上述べたように、本発明によれば、シー
ルドガス29とは別に、ドーム形成用水49やドーム形
成用ガス42を溶接部58に直接噴射させることによ
り、水1を局所的に強制排水させて、溶接部58の回り
に水1の全くないドーム61を形成することができるの
で、チャンバなどを用いることなく、簡単に品質の高い
水中溶接を行わせることが可能となる。
【0036】又、ドーム形成用水49とドーム形成用ガ
ス42の圧力及び量を調整することによって、水深20
0mから300m以上もの深さにある溶接部58に対し
ても水中溶接を行わせることができる。
【0037】尚、本発明の水中TIG溶接装置は、上述
の実施例にのみ限定されるものではなく、水中TIG溶
接装置の構成は図示の例以外にも種々の構成を採用し得
ること、その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲内にお
いて種々変更を加え得ることは勿論である。
【0038】
【発明の効果】上記した本発明によれば、簡単な構成で
自由に水中溶接を行い高品質の溶接結果を得ることがで
きるという優れた効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す全体概略側面図であ
る。
【図2】図1のTIG溶接トーチの側方断面図である。
【図3】TIG溶接トーチを図2とは異なる位相から見
た部分拡大側方断面図であって、図4をIII方向から
見た図である。
【図4】図2のIV−IV矢視図である。
【図5】図2のV−V矢視図である。
【図6】図2のVI−VI矢視図である。
【符号の説明】
1 水 30 TIG溶接トーチ本体 42 ドーム形成用ガス 43 ドーム形成用ガス噴射ノズル 46 ドーム形成用水噴射ノズル 49 ドーム形成用水 57 ワーク 61 ドーム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 土屋 和之 神奈川県横浜市磯子区新中原町1番地 石 川島播磨重工業株式会社技術研究所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水中へ没入したTIG溶接トーチ本体に
    よって水中にあるワークを水中溶接するようにした水中
    TIG溶接装置において、TIG溶接トーチ本体の外周
    に、ワークへ向けてドーム形成用ガスを噴射可能なドー
    ム形成用ガス噴射ノズルを設けると共に、ドーム形成用
    ガス噴射ノズルの外周に、ワークへ向けてドーム形成用
    水を噴射可能なドーム形成用水噴射ノズルを設けたこと
    を特徴とする水中TIG溶接装置。
JP14461695A 1995-06-12 1995-06-12 水中tig溶接装置 Pending JPH091347A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14461695A JPH091347A (ja) 1995-06-12 1995-06-12 水中tig溶接装置

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JP14461695A JPH091347A (ja) 1995-06-12 1995-06-12 水中tig溶接装置

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JPH091347A true JPH091347A (ja) 1997-01-07

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ID=15366183

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JP14461695A Pending JPH091347A (ja) 1995-06-12 1995-06-12 水中tig溶接装置

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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