JPH0913514A - 床エキスパンションジョイント - Google Patents

床エキスパンションジョイント

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JPH0913514A
JPH0913514A JP18474495A JP18474495A JPH0913514A JP H0913514 A JPH0913514 A JP H0913514A JP 18474495 A JP18474495 A JP 18474495A JP 18474495 A JP18474495 A JP 18474495A JP H0913514 A JPH0913514 A JP H0913514A
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Yoshizo Tsuchida
義三 土田
Kouichi Doinai
耕一 土井内
Masaru Sekikawa
優 関川
Tomohiko Takaoka
智彦 高岡
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Sato Kogyo Co Ltd
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Sato Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、スラブのあるゆる動きに対して追従
することができる床エキスパンションジョイントを提供
することを目的とする。 【構成】本発明は、一定の間隔をおいて対向するスラブ
の間隙を覆う状態で配置される表面プレートの両端部に
は傾斜面が設けられて、全体として逆台形となってお
り、該表面プレートの両側の傾斜面は、スラブの端部上
面に固定されている端部部材の傾斜面にそれぞれ対向し
ており、また、該表面プレートには下方向に伸びるボル
トが設けられており、該ボルトには上面がスラブの下面
に接触して滑り面となっている規制プレートが配置され
ており、更に、この規制プレートと前記ボルトの端部と
の間にはスプリングが配置されて前記表面プレートを下
方に付勢しており、対向するスラブの変位を、前記表面
プレートと前記端部部材との間の傾斜面部が変位するこ
とで吸収することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、隣接する建造物の躯体
(床)を接続する床エキスパンションジョイントに関
し、特に、重量のあるフォークリフトや台車が頻繁に通
過する工場などの床に設置するのに適した床エキスパン
ションジョイントに関する。
【0002】
【従来の技術】図4は、現在利用されている床エキスパ
ンションジョイントの1例を示すものである。隣接する
建造物のスラブコンクリート1A・1Bは所定の間隙を
設けて配置され、その向かい合う上縁部にはアンカー2
に固定されたアングル(L字型鋼)3が配置され、空隙
の上部には、一方側だけがサラビス4によりアングル3
に固定される表面プレート5が配置されている。表面プ
レート5の解放側端部とスラブ1Bの上面立ち上がり端
部との間には15mm程度のクリアランス6が設けられ
ており、スラブ1A・1Bの間隙の伸縮(スラブの変
位)を吸収する構造となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】工場などの床では、車
輪が小径で合成樹脂製であるフォークリフトや台車が1
トン近くの荷を積載して頻繁に通過するが、このような
状況下では、床面に配置されている床エキスパンション
ジョイントは壊れ易く頻繁に補修が必要となるばかりで
なく、下記の如きいろいろな不具合が生じている。
【0004】A:15mm程度のクリアランスを取って
いるため、小径のフォークリフトのタイヤが通過する際
に大きな衝撃がフォークリフトに生じる。 B:床エキスパンションジョイントのビスに緩みが生
じ、表面プレートのずれや振動或いは跳ね返りが大きく
なって、最終的には床エキスパンションジョイントの破
損に発展する虞がある。 C:取り付け精度や、その後の躯体の動きにより両方の
スラブに段差が生じ表面プレート自体が傾き、フォーク
リフト通過時の衝撃の原因となる。 D:後付けのため、後埋めのモルタル部分に浮きが生
じ、アンカーとアングルの熔接が切れてしまう虞があ
る。
【0005】上記の問題を解決するため、a.シーリン
グする・ゴム等を充填する、b、熔接して固定する、
c、角を削る、d、取り付けるアンカーの数を増やし、
浮きの生じにくい樹脂モルタルで埋める、等々の補修が
行われるが、根本的な解決とはならず、同様の補修が何
回も繰り返されるのが現状である。
【0006】
【発明の目的】本発明は上記に鑑みて行われたものであ
って、クリアランスができるだけ小さく、動きの激しい
表面プレートの固定にビスを利用せず、スラブのあるゆ
る動きに対して追従することができる、床エキスパンシ
ョンジョイントを明らかにすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、 1.一定の間隔をおいて対向するスラブコンクリートの
間隙を覆う状態で配置される表面プレートの両端部には
傾斜面が設けられて、全体として逆台形となっており、
該表面プレートの両側の傾斜面は、スラブコンクリート
の端部上面に固定されている端部部材の傾斜面にそれぞ
れ対向しており、また、該表面プレートには下方向に伸
びるボルトが設けられており、該ボルトには上面がスラ
ブコンクリートの下面に接触して滑り面となっている規
制プレートが配置されており、更に、この規制プレート
と前記ボルトの端部との間にはスプリングが配置されて
前記表面プレートを下方に付勢しており、対向するスラ
ブコンクリートの変位を、前記表面プレートと前記端部
部材との間の傾斜面部が変位することで吸収することを
特徴とする床エキスパンションジョイント、
【0008】2.対向するスラブコンクリートのそれぞ
れには上下に貫通する透孔が端部近くに設けられてお
り、この透孔のそれぞれに規制プレート及びスプリング
を有するボルトが配置される構成であることを特徴とす
る前記1に記載の床エキスパンションジョイント、によ
り達成される。
【0009】
【発明の具体的構成】次に、添付の図面に従って本発明
を更に詳細に説明する。図1は、本発明に係る床エキス
パンションジョイントの1実施例を示すものであり、隣
接するスラブコンクリート10・11の間隙に配置され
るものである。スラブコンクリート10・11の上縁部
には受け金具としてのアングル12・12(L字型鋼)
が配置される。このアングル12・12は後付けでな
く、コンクリート打設の際に用意されているものである
ことが好ましい。このアングル12・12の上面端部に
は、片側に角度αが45度±5度程度の傾斜面(テーパ
ー)が用意されている端部部材13・13が配置され
る。角度αが小さ過ぎるとプレート端部が鋭角となり危
険となり、また大き過ぎると、スライド時、抵抗が大き
くなり、両スラブ間の変位への追従性が悪くなる。この
端部部材13・13は、例えば六角穴付き皿ボルトなど
によりスラブコンクリート10・11に固定される。ま
た、このガイド部材13・13の上面は、スラブコンク
リート10・11の上面と等しくなるよう設定される。
【0010】上記した端部部材13・13の中間には、
両側部に角度βが45度±5度程度の傾斜面(テーパ
ー)が用意されている表面プレート14が配置され、ガ
イド部材13・13の傾斜面とこの表面プレート14の
傾斜面とが対応している。
【0011】表面プレート14の端部と端部部材13と
の間のクリアランスは2mm程度であればよい。この
点、従来のジョイントにおけるクリアランスが15mm
程度であるので、フォークリフトなどが通行する際に生
じる衝撃に大きな差がある。
【0012】表面プレート14には一定の間隔で、ボル
ト15が配置される。このボルト15にはスラブコンク
リート10・11の下面に接触する規制プレート16と
スプリング17が備えられており、表面プレート14を
下方に付勢している。
【0013】図1に示す如く、表面プレート14に半球
状の穴を穿ち、頭を半球状としたボルト15を配置する
ことで、表面プレート14とボルト15の馴染みを良好
にできる。
【0014】表面プレート14の材質としては、鋼板や
ステンレス鋼板などが好ましいが、フォークリフトの荷
重に耐えるものであれば、合成樹脂やグラスファイバー
などであってもよい。
【0015】スプリング17の強さは200kg程度に
設定したが、スプリング17を押えているナットを調整
することで強度の調整を行うことが可能である。
【0016】防火区画の処理が要求される場合、処理方
法としていろいろな対応が考えられるが、例えば、図1
に仮想線で示す如く、スラブコンクリート10・11の
間に防火帯18を設置したり、またスラブ下に突出す
る、規制プレート・ボルト・スプリング部分全体を耐火
性を有するカバーで覆ったりする方法が考えられる。
【0017】図2は、本発明の他の実施例を示すもので
ある。この実施例は、表面プレート14を付勢するボル
ト15・規制表面プレート16・スプリング17の構成
が、スラブコンクリート10・11間の空隙部にではな
く、各スラブコンクリート10・11の端部近くに開け
られた透孔部にそれぞれ設けられている点に特徴があ
る。
【0018】尚、規制プレート16の部分に仮想線で示
されている止め具は、仮止め用であって、ボルト15が
表面プレート14を下方に付勢するよう組み立てられた
後では取り除かれる。即ち、この止め具が取り除かれた
段階では、スラブコンクリート10・11の下面と規制
プレート16の上面とが滑り面となる。
【0019】表面プレート14の両端には45度±5度
程度の傾斜面(テーパー)が形成されており、その端部
に対応して端部部材13にも45度±5度程度の傾斜面
(テーパー)が用意されているおり、表面プレート14
はスプリング17により下方に付勢されているので、図
3に示すように、スラブコンクリート10・11の様々
な変位に追従することができる。従って、表面プレート
14の端部と端部部材13との間のクリアランスを0m
mに設定することも可能であるが、施工誤差の吸収、温
度によるスラブコンクリートの伸縮を考慮して2mm程
度のクリアランスを設けている。
【0020】表面プレート14と、アングル12・端部
部材13との滑りをよりよくするために、表面プレート
14とアングル12・端部部材13の間に抵抗を減らす
滑り材(例えば、テフロンシート)を設置したり、ロー
ラーを設置することもできる。これにより、スラブ間の
変位への追従性が増し、きしみ音の低減の効果がある。
【0021】
【発明の効果】本発明に係る床エキスパンションジョイ
ントによれば、対向するスラブコンクリートの変位を、
表面プレートと端部部材との間の傾斜面部が変位するこ
とで吸収することができるので、従来のジョイントの如
く、表面プレートの端部に大きなクリアランスを取る必
要がなく、特に、フォークリフトなどが頻繁に通行する
工場の床に利用するのに最適であり、頭記した課題が解
決される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す断面図
【図2】他の実施例を示す断面図
【図3】本発明の作用の説明図
【図4】従来例を示す断面図
【符号の説明】
1A スラブコンクリート 1B スラブコンクリート 2 アンカー 3 アングル(L字型鋼) 4 サラビス 5 表面プレート 6 クリアランス 10 スラブコンクリート 11 スラブコンクリート 12 アングル 13 端部部材 14 表面プレート 15 ボルト 16 規制プレート 17 スプリング 18 防水帯
フロントページの続き (72)発明者 高岡 智彦 東京都千代田区岩本町1−2 佐藤工業株 式会社関東支店内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一定の間隔をおいて対向するスラブコンク
    リートの間隙を覆う状態で配置される表面プレートの両
    端部には傾斜面が設けられて、全体として逆台形となっ
    ており、該表面プレートの両側の傾斜面は、スラブコン
    クリートの端部上面に固定されている端部部材の傾斜面
    にそれぞれ対向しており、また、該表面プレートには下
    方向に伸びるボルトが設けられており、該ボルトには上
    面がスラブコンクリートの下面に接触して滑り面となっ
    ている規制プレートが配置されており、更に、この規制
    プレートと前記ボルトの端部との間にはスプリングが配
    置されて前記表面プレートを下方に付勢しており、対向
    するスラブコンクリートの変位を、前記表面プレートと
    前記端部部材との間の傾斜面部が変位することで吸収す
    ることを特徴とする床エキスパンションジョイント。
  2. 【請求項2】対向するスラブコンクリートのそれぞれに
    は上下に貫通する透孔が端部近くに設けられており、こ
    の透孔のそれぞれに規制プレート及びスプリングを有す
    るボルトが配置される構成であることを特徴とする請求
    項1に記載の床エキスパンションジョイント。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20200084311A (ko) * 2020-06-16 2020-07-10 김상환 물류창고용 신축 줄눈
US11598084B2 (en) * 2019-09-20 2023-03-07 Connect-Ez, Llc Metal shear connector structure for adjacent concrete panels

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US11598084B2 (en) * 2019-09-20 2023-03-07 Connect-Ez, Llc Metal shear connector structure for adjacent concrete panels
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