JPH0913758A - シリンダー錠 - Google Patents
シリンダー錠Info
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- JPH0913758A JPH0913758A JP18866895A JP18866895A JPH0913758A JP H0913758 A JPH0913758 A JP H0913758A JP 18866895 A JP18866895 A JP 18866895A JP 18866895 A JP18866895 A JP 18866895A JP H0913758 A JPH0913758 A JP H0913758A
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- plug
- hole
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ピッキングなどによって不正に解錠されにく
く合鍵作りが困難なシリンダー錠を提供すること。 【構成】 前記プラグの鍵孔を中心孔と半径方向へ放射
状に延設された3本の枝孔で構成すると共に、前記各枝
孔に連通する複数のピン孔を、前記各枝孔ごとに列状に
前記シリンダー胴及び前記プラグに設け、前記シリンダ
ー胴とプラグの嵌合円周面にピン孔に連通する環状凹溝
を設け、上記ピンとドライバーピンとを係合溝と突条が
係合する係合部を形成すると共に、上記ピンには先端の
係合突起部に上記係合部の突条の方向と異なる角度に設
定したピンを設け、鍵の挿入方向に対して所定角度に切
削されている谷部側面によりピンの係合突起部を回動し
て、上記係合部の突条をピン孔から環状凹溝に嵌合する
ことによって、プラグのロック状態が解除されて回転し
解錠し得るようにした。
く合鍵作りが困難なシリンダー錠を提供すること。 【構成】 前記プラグの鍵孔を中心孔と半径方向へ放射
状に延設された3本の枝孔で構成すると共に、前記各枝
孔に連通する複数のピン孔を、前記各枝孔ごとに列状に
前記シリンダー胴及び前記プラグに設け、前記シリンダ
ー胴とプラグの嵌合円周面にピン孔に連通する環状凹溝
を設け、上記ピンとドライバーピンとを係合溝と突条が
係合する係合部を形成すると共に、上記ピンには先端の
係合突起部に上記係合部の突条の方向と異なる角度に設
定したピンを設け、鍵の挿入方向に対して所定角度に切
削されている谷部側面によりピンの係合突起部を回動し
て、上記係合部の突条をピン孔から環状凹溝に嵌合する
ことによって、プラグのロック状態が解除されて回転し
解錠し得るようにした。
Description
【0001】
【発明の属する技術】本発明は、例えば扉、金庫等の開
口部の施解錠として取付けられるシリンダー錠に関す
る。
口部の施解錠として取付けられるシリンダー錠に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のシリンダー錠は、シリンダー胴内
に嵌合したプラグの嵌合面をシャーラインとし、鍵の基
準面からのピッチに合わせて設定したピン孔と、それぞ
れのピン孔にピンとこれを鍵孔側に付勢するドライバー
ピンを嵌入し、鍵孔より挿入される鍵の鍵山の高さによ
りそれぞれのピン孔に嵌入されているピンをシャーライ
ンに一致させることにより、プラグが回転して施解錠で
きるように構成したものである。
に嵌合したプラグの嵌合面をシャーラインとし、鍵の基
準面からのピッチに合わせて設定したピン孔と、それぞ
れのピン孔にピンとこれを鍵孔側に付勢するドライバー
ピンを嵌入し、鍵孔より挿入される鍵の鍵山の高さによ
りそれぞれのピン孔に嵌入されているピンをシャーライ
ンに一致させることにより、プラグが回転して施解錠で
きるように構成したものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来技術のものは、ピン孔を鍵の基準面からのピッチに設
定され、ピン孔に嵌入されるピンの深さによって決定さ
れるものであるから、鍵の分析により容易に合鍵を作る
ことができる、また鍵孔よりピッキングを挿入してピン
の高さをシャーラインに合わせる簡単な操作で容易に解
錠することができる欠点がある。
来技術のものは、ピン孔を鍵の基準面からのピッチに設
定され、ピン孔に嵌入されるピンの深さによって決定さ
れるものであるから、鍵の分析により容易に合鍵を作る
ことができる、また鍵孔よりピッキングを挿入してピン
の高さをシャーラインに合わせる簡単な操作で容易に解
錠することができる欠点がある。
【0004】本発明は、これらの問題点を解決して、合
鍵作りが困難で、またピッキングによって容易に解錠さ
れず、鍵の組合せが格段に増加して複雑となり、より一
層の盗難を防止し得るシリンダー錠を提供することを目
的としている。
鍵作りが困難で、またピッキングによって容易に解錠さ
れず、鍵の組合せが格段に増加して複雑となり、より一
層の盗難を防止し得るシリンダー錠を提供することを目
的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明のシリンダー錠では、前記プラグの鍵孔を中
心孔と半径方向へ放射状に延設された3本の枝孔で構成
すると共に、前記各枝孔に連通する複数のピン孔を、前
記各枝孔ごとに列状に前記シリンダー胴及び前記プラグ
に設け、前記シリンダー胴とプラグの嵌合円周面にピン
孔に連通する環状凹溝を設け、上記ピンとドライバーピ
ンとを係合溝と突条が係合する係合部を形成すると共
に、上記ピンには先端の係合突起部に上記係合部の突条
の方向と異なる角度に設定したピンを設け、鍵の挿入方
向に対して所定角度に切削されている谷部側面によりピ
ンの係合突起部を回動して、上記係合部の突条をピン孔
から環状凹溝に嵌合することによって、プラグのロック
状態が解除されて回転し解錠し得るようにしたことを特
徴としている。
に、本発明のシリンダー錠では、前記プラグの鍵孔を中
心孔と半径方向へ放射状に延設された3本の枝孔で構成
すると共に、前記各枝孔に連通する複数のピン孔を、前
記各枝孔ごとに列状に前記シリンダー胴及び前記プラグ
に設け、前記シリンダー胴とプラグの嵌合円周面にピン
孔に連通する環状凹溝を設け、上記ピンとドライバーピ
ンとを係合溝と突条が係合する係合部を形成すると共
に、上記ピンには先端の係合突起部に上記係合部の突条
の方向と異なる角度に設定したピンを設け、鍵の挿入方
向に対して所定角度に切削されている谷部側面によりピ
ンの係合突起部を回動して、上記係合部の突条をピン孔
から環状凹溝に嵌合することによって、プラグのロック
状態が解除されて回転し解錠し得るようにしたことを特
徴としている。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態について説明する。図1は本発明の第1の実施
形態によるシリンダー錠1及び鍵40を示している。
施の形態について説明する。図1は本発明の第1の実施
形態によるシリンダー錠1及び鍵40を示している。
【0007】シリンダー錠1は、円筒状のシリンダー胴
10と、シリンダー胴10が嵌入される外筒15と、シ
リンダー胴10の嵌合孔11に回動自在に嵌合された円
柱状のプラグ20とを備えている。プラグ20の一端側
のフランジ21が嵌合孔11の内壁の環状段部11aに
回動自在に嵌合して、軸方向の移動が規制されている。
10と、シリンダー胴10が嵌入される外筒15と、シ
リンダー胴10の嵌合孔11に回動自在に嵌合された円
柱状のプラグ20とを備えている。プラグ20の一端側
のフランジ21が嵌合孔11の内壁の環状段部11aに
回動自在に嵌合して、軸方向の移動が規制されている。
【0008】プラグ20には、軸方向に貫通した鍵孔2
2が設けられているが、この鍵孔22は、図2に示すよ
うに、プラグ20の中心軸に一致した円形の中心孔22
aと、この中心孔22aから半径方向へ放射状に延設さ
れた3本の枝孔22b、22c、22dとで構成されて
いる。
2が設けられているが、この鍵孔22は、図2に示すよ
うに、プラグ20の中心軸に一致した円形の中心孔22
aと、この中心孔22aから半径方向へ放射状に延設さ
れた3本の枝孔22b、22c、22dとで構成されて
いる。
【0009】この3本の枝孔22b、22c、22dは
それぞれ異なる角度間隔で設けることが望ましい。この
ようにすれば合鍵の作成が一層困難になる。
それぞれ異なる角度間隔で設けることが望ましい。この
ようにすれば合鍵の作成が一層困難になる。
【0010】また、この3本の枝孔22b、22c、2
2dのうちの少なくとも1本の幅(枝孔の長手方向に垂
直な方向の距離)を他の2本の幅と異なるように設定す
ることが望ましい。このようにすれば合鍵の作成が一層
困難になる。
2dのうちの少なくとも1本の幅(枝孔の長手方向に垂
直な方向の距離)を他の2本の幅と異なるように設定す
ることが望ましい。このようにすれば合鍵の作成が一層
困難になる。
【0011】この放射状の3本の枝孔22b、22c、
22dにそれぞれ対応した延長線状に位置するように、
プラグ20には軸方向の3列の複数(図1では3個)の
ピン孔23が間隔をあけて半径方向に穿設されて、枝孔
22b、22c、22dとそれぞれ連通し、同じくシリ
ンダー胴10にも、ある回転各部でプラグ20のピン孔
23と連通するように、3列の軸方向に複数(図1では
3個)の半径方向のピン孔13が間隔をあけて穿設され
ている。
22dにそれぞれ対応した延長線状に位置するように、
プラグ20には軸方向の3列の複数(図1では3個)の
ピン孔23が間隔をあけて半径方向に穿設されて、枝孔
22b、22c、22dとそれぞれ連通し、同じくシリ
ンダー胴10にも、ある回転各部でプラグ20のピン孔
23と連通するように、3列の軸方向に複数(図1では
3個)の半径方向のピン孔13が間隔をあけて穿設され
ている。
【0012】また、プラグ20の嵌合円周面20aにシ
ャーラインAが形成され、プラグ20の各ピン孔23の
位置において、嵌合円周面20aには円周方向に一周す
る環状凹溝24が設けられている。
ャーラインAが形成され、プラグ20の各ピン孔23の
位置において、嵌合円周面20aには円周方向に一周す
る環状凹溝24が設けられている。
【0013】図3に示すように、シリンダー胴10のピ
ン孔13とプラグ20のピン孔23とは合致させた状態
において、それぞれ、ピン30、ドライバーピン31、
スプリング32が挿入され、外筒15に当接したスプリ
ング32によってドライバーピン31は内方へ付勢され
ている。
ン孔13とプラグ20のピン孔23とは合致させた状態
において、それぞれ、ピン30、ドライバーピン31、
スプリング32が挿入され、外筒15に当接したスプリ
ング32によってドライバーピン31は内方へ付勢され
ている。
【0014】ピン30とドライバーピン31とは、その
当接部分にピン30側に係合溝30aが設けられ、これ
に係合し得るようにドライバーピン31には突条31a
が突設されて係合部が形成されている。
当接部分にピン30側に係合溝30aが設けられ、これ
に係合し得るようにドライバーピン31には突条31a
が突設されて係合部が形成されている。
【0015】また、ピン30は先端に鍵40の谷部と係
合するようにV字状に両側面がカットされた突条の係合
突起30bが形成されており、この係合突起30bの突
条方向は前記ドライバーピン31の突条31aの方向と
異なる方向の角度αに設定された回動ピン30Aと、突
条31aの方向と同一方向の係合突起30bをもった直
動ピン30Bとを適宜組合せて組立てられている。
合するようにV字状に両側面がカットされた突条の係合
突起30bが形成されており、この係合突起30bの突
条方向は前記ドライバーピン31の突条31aの方向と
異なる方向の角度αに設定された回動ピン30Aと、突
条31aの方向と同一方向の係合突起30bをもった直
動ピン30Bとを適宜組合せて組立てられている。
【0016】鍵40は前記プラグ20の鍵孔22に合致
した形状、即ち、中心部41aから半径方向に三叉状に
放射状に分岐し、且つ、各枝孔22b、22c、22d
の幅にそれぞれ合致する肉厚にされた鍵板部41bを備
えている。
した形状、即ち、中心部41aから半径方向に三叉状に
放射状に分岐し、且つ、各枝孔22b、22c、22d
の幅にそれぞれ合致する肉厚にされた鍵板部41bを備
えている。
【0017】各鍵板部41bは山型部42間に山切りさ
れた直型谷部43と斜型谷部44とが適宜組合されてい
る。
れた直型谷部43と斜型谷部44とが適宜組合されてい
る。
【0018】直型谷部43は山切りされた両側面が鍵4
0の挿入方向と直角に削設されており、斜型谷部44は
その山切りされた側面44aが鍵40の挿入方向と所定
の角度αに形成されている。この角度αは前記ドライバ
ーピン31の突条31aの方向と異なる方向の角度αに
相当するように設定されている。
0の挿入方向と直角に削設されており、斜型谷部44は
その山切りされた側面44aが鍵40の挿入方向と所定
の角度αに形成されている。この角度αは前記ドライバ
ーピン31の突条31aの方向と異なる方向の角度αに
相当するように設定されている。
【0019】このように構成されているので、プラグ2
0の3本の枝孔22b、22c、22dの角度、幅に合
致する正規の鍵40の場合にのみ、鍵孔22への挿入が
可能で、それ以外の場合には、挿入できない。
0の3本の枝孔22b、22c、22dの角度、幅に合
致する正規の鍵40の場合にのみ、鍵孔22への挿入が
可能で、それ以外の場合には、挿入できない。
【0020】さらに、シリンダー錠1に組み込まれてい
る回動ピン30Aと直動ピン30Bとの組合せが、鍵4
0に形成されている直型谷部43と斜型谷部44との組
合せが一致する場合には、鍵40をシリンダー錠1のプ
ラグ20の鍵孔22に挿入すると、直型谷部43は直動
ピン30Bが挿入しているピン孔23に位置するので、
直動ピン30Bはスプリング32に押圧されてその先端
の係合突起30bが直型谷部43に嵌入する(図4参
照)。この直動ピン30Bは先端の係合突起30bとド
ライバーピン31の突条31aの突条方向とが同一方向
であるので、該突条31aは鍵40の解錠による回動操
作でプラグ20のピン孔23より環状凹溝24に係合可
能状態となると共に、直動ピン30Bとドライバーピン
31との係合部はプラグ20の嵌合外周面20bに位置
してシャーラインAを形成する。
る回動ピン30Aと直動ピン30Bとの組合せが、鍵4
0に形成されている直型谷部43と斜型谷部44との組
合せが一致する場合には、鍵40をシリンダー錠1のプ
ラグ20の鍵孔22に挿入すると、直型谷部43は直動
ピン30Bが挿入しているピン孔23に位置するので、
直動ピン30Bはスプリング32に押圧されてその先端
の係合突起30bが直型谷部43に嵌入する(図4参
照)。この直動ピン30Bは先端の係合突起30bとド
ライバーピン31の突条31aの突条方向とが同一方向
であるので、該突条31aは鍵40の解錠による回動操
作でプラグ20のピン孔23より環状凹溝24に係合可
能状態となると共に、直動ピン30Bとドライバーピン
31との係合部はプラグ20の嵌合外周面20bに位置
してシャーラインAを形成する。
【0021】一方、斜型谷部44は回動ピン30Aが挿
入しているピン孔23に位置するため、回動ピン30A
はスプリング32によって先端の係合突起30bが斜型
谷部44に嵌入しようとする。しかし、斜型谷部44は
その山切りされた側面44aが鍵40の挿入方向と所定
の角度αに形成されているので、スプリング32に押圧
された回動ピン30Aの係合突起30bは該斜型谷部4
4の傾斜側面44aに沿って強制的に角度α回転しつつ
降下して斜型谷部44に嵌入する(図5参照)。これに
よってドライバーピン31の突条31aはその方向が角
度α回転してプラグ20のピン孔23より環状凹溝24
に係合可能状態になると共に、回動ピン30Aとドライ
バーピン31との係合部はプラグ20の嵌合外周面20
aに位置してシャーラインAを形成する。
入しているピン孔23に位置するため、回動ピン30A
はスプリング32によって先端の係合突起30bが斜型
谷部44に嵌入しようとする。しかし、斜型谷部44は
その山切りされた側面44aが鍵40の挿入方向と所定
の角度αに形成されているので、スプリング32に押圧
された回動ピン30Aの係合突起30bは該斜型谷部4
4の傾斜側面44aに沿って強制的に角度α回転しつつ
降下して斜型谷部44に嵌入する(図5参照)。これに
よってドライバーピン31の突条31aはその方向が角
度α回転してプラグ20のピン孔23より環状凹溝24
に係合可能状態になると共に、回動ピン30Aとドライ
バーピン31との係合部はプラグ20の嵌合外周面20
aに位置してシャーラインAを形成する。
【0022】このようにしてプラグ20の各ピン孔23
のドライバーピン31の突条31aはそれぞれ環状凹溝
24と係合可能状態に位置してシャーラインAが形成さ
れるので、鍵40は回転し解錠することができる。
のドライバーピン31の突条31aはそれぞれ環状凹溝
24と係合可能状態に位置してシャーラインAが形成さ
れるので、鍵40は回転し解錠することができる。
【0023】また、鍵40に形成されている直型谷部4
3と斜型谷部44との組合せが、シリンダー錠1に組込
まれている回動ピン30Aと直動ピン30Bとの組合せ
と一致しない不正な鍵の場合には、各ピン30が正規の
長さでシャーラインAを形成できるものであっても、例
えば、回動ピン30Aに鍵40の直型谷部43が嵌入す
ると、回動ピン30A先端の係合突起30bはドライバ
ーピン31の突条31aの方向とは異なる方向の角度α
に相当するように設定されているので、突条31aは環
状凹溝24方向に向かず係合不可能状態となる。また、
直動ピン30Bに斜型谷部44が嵌入しようとすると、
直動ピン30Bの係合突起30bは該斜型谷部44の傾
斜側面44aに沿って強制的に角度α回転しつつ降下し
て斜型谷部44に嵌入するため、直動ピン30Bと係合
しているドライバーピン31の突条31aは環状凹溝2
4方向に向かず係合不可能状態となる。
3と斜型谷部44との組合せが、シリンダー錠1に組込
まれている回動ピン30Aと直動ピン30Bとの組合せ
と一致しない不正な鍵の場合には、各ピン30が正規の
長さでシャーラインAを形成できるものであっても、例
えば、回動ピン30Aに鍵40の直型谷部43が嵌入す
ると、回動ピン30A先端の係合突起30bはドライバ
ーピン31の突条31aの方向とは異なる方向の角度α
に相当するように設定されているので、突条31aは環
状凹溝24方向に向かず係合不可能状態となる。また、
直動ピン30Bに斜型谷部44が嵌入しようとすると、
直動ピン30Bの係合突起30bは該斜型谷部44の傾
斜側面44aに沿って強制的に角度α回転しつつ降下し
て斜型谷部44に嵌入するため、直動ピン30Bと係合
しているドライバーピン31の突条31aは環状凹溝2
4方向に向かず係合不可能状態となる。
【0024】従って、各ピン30がシャーラインAを形
成できるものであっても、不正に作られた鍵は回転でき
ず解錠できないため、未然に盗難を防止し得る。
成できるものであっても、不正に作られた鍵は回転でき
ず解錠できないため、未然に盗難を防止し得る。
【0025】図6及び図7はこの発明の第2の実施形態
を示すものであって、この実施形態では前記第1実施形
態のようにプラグ20の嵌合外周面20aに環状凹溝2
4を設ける代わりに、シリンダー胴10の嵌合内周面1
0aに環状凹溝24′を設け、ピン30に突条30cを
突設し、ドライバーピン31に係合溝31cを形成した
ものであって、作用効果は上記第1の実施形態と同様で
ある。
を示すものであって、この実施形態では前記第1実施形
態のようにプラグ20の嵌合外周面20aに環状凹溝2
4を設ける代わりに、シリンダー胴10の嵌合内周面1
0aに環状凹溝24′を設け、ピン30に突条30cを
突設し、ドライバーピン31に係合溝31cを形成した
ものであって、作用効果は上記第1の実施形態と同様で
ある。
【0026】なお、両実施形態において、回動ピン30
Aと直動ピン30Bとを組合せる代わりに回動ピン30
Aのみで構成してもよい。
Aと直動ピン30Bとを組合せる代わりに回動ピン30
Aのみで構成してもよい。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、前記プラ
グの鍵孔を中心孔と半径方向へ放射状に延設された3本
の枝孔で構成すると共に、前記各枝孔に連通する複数の
ピン孔を、前記各枝孔ごとに列状に前記シリンダー胴及
び前記プラグに設け、前記シリンダー胴とプラグの嵌合
円周面にピン孔に連通する環状凹溝を設け、上記ピンと
ドライバーピンとを係合溝と突条が係合する係合部を形
成すると共に、上記ピンには先端の係合突起部に上記係
合部の突条の方向と異なる角度に設定したピンを設け、
鍵の挿入方向に対して所定角度に切削されている谷部側
面によりピンの係合突起部を回動して、上記係合部の突
条をピン孔から環状凹溝に嵌合することによって、プラ
グのロック状態が解除されて回転し解錠し得るようにし
たので、鍵孔が放射状の3本の枝孔で構成されているた
め、合鍵作りが困難であり、また、各ピンが正規の長さ
でシャーラインを形成できるシリンダー錠であっても、
回動ピンの係合部の突条はピン孔から環状凹溝に嵌合す
ることができずプラグのロック状態は解除されないの
で、確実に施錠状態を保持することができ、従来のシリ
ンダー錠のように簡単に錠前を解読されて分析され、合
鍵が作られたり、またピッキングによって容易に解錠さ
れるようなことがなく、合鍵作りが不可能となり極めて
安全に施錠できる。その上、3本の枝孔に応じた3列の
ピンによって鍵の組合せが格段に増加して複雑となり、
より一層、未然に盗難を防止し得る等の優れた効果を有
するものである。
グの鍵孔を中心孔と半径方向へ放射状に延設された3本
の枝孔で構成すると共に、前記各枝孔に連通する複数の
ピン孔を、前記各枝孔ごとに列状に前記シリンダー胴及
び前記プラグに設け、前記シリンダー胴とプラグの嵌合
円周面にピン孔に連通する環状凹溝を設け、上記ピンと
ドライバーピンとを係合溝と突条が係合する係合部を形
成すると共に、上記ピンには先端の係合突起部に上記係
合部の突条の方向と異なる角度に設定したピンを設け、
鍵の挿入方向に対して所定角度に切削されている谷部側
面によりピンの係合突起部を回動して、上記係合部の突
条をピン孔から環状凹溝に嵌合することによって、プラ
グのロック状態が解除されて回転し解錠し得るようにし
たので、鍵孔が放射状の3本の枝孔で構成されているた
め、合鍵作りが困難であり、また、各ピンが正規の長さ
でシャーラインを形成できるシリンダー錠であっても、
回動ピンの係合部の突条はピン孔から環状凹溝に嵌合す
ることができずプラグのロック状態は解除されないの
で、確実に施錠状態を保持することができ、従来のシリ
ンダー錠のように簡単に錠前を解読されて分析され、合
鍵が作られたり、またピッキングによって容易に解錠さ
れるようなことがなく、合鍵作りが不可能となり極めて
安全に施錠できる。その上、3本の枝孔に応じた3列の
ピンによって鍵の組合せが格段に増加して複雑となり、
より一層、未然に盗難を防止し得る等の優れた効果を有
するものである。
【0028】また、3本の枝孔をそれぞれ異なる角度間
隔で設ければ、一層合鍵作りが難しくなり、また、3本
の枝孔の幅を少なくとも1本が異なるようにすれば、一
層合鍵作りが難しくなる。
隔で設ければ、一層合鍵作りが難しくなり、また、3本
の枝孔の幅を少なくとも1本が異なるようにすれば、一
層合鍵作りが難しくなる。
【図1】本発明の第1の実施形態を示す分解斜視図
【図2】同じくプラグの鍵孔の形状を示す左側面図
【図3】同じく縦断側面図
【図4】同じくピンとドライバーピンと鍵の谷部との関
係で係合前の展開説明図
係で係合前の展開説明図
【図5】同じくドライバーピンとプラグと鍵の谷部との
関係で係合後の展開説明図
関係で係合後の展開説明図
【図6】本発明の第2の実施形態を示す一部切欠いた分
解斜視図
解斜視図
【図7】同じく縦断側面図
1 シリンダー錠 10 シリンダー胴 11 嵌合孔 13 ピン孔 20 プラグ 20a 嵌合外周面 22 鍵孔 22a 中心孔 22b、22c、22d 枝孔 23 ピン孔 24 環状凹溝 30 ピン 30a 係合溝 30b 係合突起 30A 回動ピン 30B 直動ピン 31 ドライバーピン 31a 突条 32 スプリング 40 鍵 43 直型谷部 44 斜型谷部
フロントページの続き (72)発明者 瀬川 司 東京都青梅市新町2220番地 有限会社ベス ト青梅内
Claims (3)
- 【請求項1】シリンダー胴にプラグを回転可能に嵌合
し、各ピン孔にピンとドライバーピンを嵌入し、プラグ
に挿入した鍵の各谷部によりそれぞれピンをシャーライ
ンに一致させて解錠するシリンダー錠において、 前記プラグの鍵孔を中心孔と半径方向へ放射状に延設さ
れた3本の枝孔で構成すると共に、前記各枝孔に連通す
る複数のピン孔を、前記各枝孔ごとに列状に前記シリン
ダー胴及び前記プラグに設け、 前記シリンダー胴とプラグの嵌合円周面にピン孔に連通
する環状凹溝を設け、上記ピンとドライバーピンとを係
合溝と突条が係合する係合部を形成すると共に、上記ピ
ンには先端の係合突起部に上記係合部の突条の方向と異
なる角度に設定したピンを設け、鍵の挿入方向に対して
所定角度に切削されている谷部側面によりピンの係合突
起部を回動して、上記係合部の突条をピン孔から環状凹
溝に嵌合することによって、プラグのロック状態が解除
されて回転し解錠し得るようにしたことを特徴とするシ
リンダー錠。 - 【請求項2】前記3本の枝孔がそれぞれ異なる角度間隔
で放射状に延設されたことを特徴とする請求項1記載の
シリンダー錠。 - 【請求項3】前記3本の枝孔のうち少なくとも1本の枝
孔の幅が他の枝孔の幅と異なることを特徴とする請求項
1記載のシリンダー錠。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18866895A JPH0913758A (ja) | 1995-06-30 | 1995-06-30 | シリンダー錠 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18866895A JPH0913758A (ja) | 1995-06-30 | 1995-06-30 | シリンダー錠 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0913758A true JPH0913758A (ja) | 1997-01-14 |
Family
ID=16227769
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18866895A Pending JPH0913758A (ja) | 1995-06-30 | 1995-06-30 | シリンダー錠 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0913758A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100819387B1 (ko) * | 2006-10-13 | 2008-04-04 | 한영찬 | 안전 로크 키 실린더 |
| CN110911874A (zh) * | 2019-11-27 | 2020-03-24 | 泰兴市宇航电子有限公司 | 一种可加密传输数据的军用电连接器 |
-
1995
- 1995-06-30 JP JP18866895A patent/JPH0913758A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100819387B1 (ko) * | 2006-10-13 | 2008-04-04 | 한영찬 | 안전 로크 키 실린더 |
| CN110911874A (zh) * | 2019-11-27 | 2020-03-24 | 泰兴市宇航电子有限公司 | 一种可加密传输数据的军用电连接器 |
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