JPH09137777A - 往復動型圧縮機 - Google Patents

往復動型圧縮機

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Publication number
JPH09137777A
JPH09137777A JP7321217A JP32121795A JPH09137777A JP H09137777 A JPH09137777 A JP H09137777A JP 7321217 A JP7321217 A JP 7321217A JP 32121795 A JP32121795 A JP 32121795A JP H09137777 A JPH09137777 A JP H09137777A
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JP
Japan
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unload
cylinder
piston
suction
valve
Prior art date
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Pending
Application number
JP7321217A
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English (en)
Inventor
Gen Kano
玄 加納
Yasuhiro Yamamoto
泰洋 山本
Shingo Sekiya
真吾 関屋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Tokico Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アンロード機構のアンロードピストンを確実
に受承でき、耐久性や寿命を確実に向上でき、信頼性を
高めると共に、騒音を抑えるようにする。 【解決手段】 アンロード機構32を、シリンダヘッド
7に有底筒状をなして設けられ底部側に挿通穴33Aが
形成された取付部33と、取付部33と共にアンロード
シリンダを構成する蓋体34と、蓋体34のシリンダ部
34A内に上端側が摺動可能に挿嵌されたアンロードピ
ストン35と、アンロードピストン35の下端側に段付
のロッドとして一体形成にされたプッシュロッド40
と、前記蓋体34のシリンダ部34A内で該アンロード
ピストン35を駆動する駆動手段としてのエア室39と
から構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば空気圧縮機
として好適に用いられる往復動型圧縮機に関し、特に、
ロード運転とアンロード運転の制御を行うアンロード機
構を有した往復動型圧縮機に関する。
【0002】
【従来の技術】図6ないし図8に従来技術による往復動
型圧縮機として空気圧縮機を例に挙げて説明する。
【0003】図中、1は略円筒状に形成されたシリンダ
を示し、該シリンダ1の上端部1Aには後述の弁座板3
およびシリンダヘッド7がボルト等(図示せず)により
固着されている。
【0004】また、前記シリンダ1の上端部1Aには、
その内周側にストッパ部としての段部2が形成され、該
段部2は後述する吸込弁13の弁開度を規制する構成と
なっている。
【0005】3はシリンダ1の上端部1A上に設けられ
た弁座板を示し、該弁座板3は略矩形状の平板として形
成され、後述のピストン11との間でシリンダ1内に圧
縮室4を画成している。また、該弁座板3には圧縮室4
と連通するように、吸込穴5と吐出穴6とが形成され、
吸込穴5は図8に示すように、略長円形状または「8」
字形状の貫通穴として形成されている。そして、該吸込
穴5の中央部には径方向内側に突出した一対の受承部5
A,5Aが設けられ、該各受承部5Aは後述するアンロ
ードピストン21の最大ストロークを規制している。
【0006】7はシリンダ1上に弁座板3を介して搭載
されたシリンダヘッドを示し、該シリンダヘッド7には
弁座板3との間でシリンダヘッド7内に吸込室8と吐出
室9とを画成する隔壁7Aが形成されている。また、該
シリンダヘッド7には吸込ポート7Bと吐出ポート(図
示せず)とが形成され、吸込ポート7Bは吸込室8を介
して吸込穴5と連通し、吐出ポートは吐出室9を介して
吐出穴6と連通するようになっている。さらに、吸込室
8側には後述するアンロード機構19が取付けられる取
付部10が形成されている。
【0007】ここで、取付部10は吸込穴5の上側に位
置してシリンダヘッド7に有底筒状に設けられ、該取付
部10の底部側には前記吸込室8と連通するように吸込
穴5の上方に位置して挿通穴10Aが穿設されている。
【0008】11はシリンダ1内に摺動可能に挿嵌され
たピストンを示し、該ピストン11は連接棒12を介し
てクランク軸(図示せず)に連結され、このクランク軸
を電動モータ等の駆動源で回転させることにより、ピス
トン11はシリンダ1内をピストンリング11A,ライ
ダリング11Bを介して往復動する。そして、該ピスト
ン11は吸込行程で、吸込弁13を開弁させて吸込室8
側の空気を圧縮室4内へと吸込み、吐出行程(圧縮行
程)では吸込弁13を閉弁させ、後述の吐出弁16を開
弁させることにより、圧縮室4から吐出室9内に圧縮空
気を吐出させる。
【0009】13は吸込穴を開,閉すべく弁座板3の下
面側(圧縮室4側)に取付けられた吸込弁を示し、該吸
込弁13は基端側が短尺なボルト14等で前記弁座板3
の下面に固着され先端側が自由端となった弁板15から
なり、該弁板15はばね性を有する薄板によって形成さ
れている。そして、吸込弁13の弁板15はピストン1
1の往復動時に弁座板3の下面に離,着座し、吸込室8
を圧縮室4内に吸込穴5を介して連通,遮断させる。ま
た、吸込弁13の開弁時には弁板15の先端側がシリン
ダ1の段部2に当接することにより、吸込弁13はその
弁開度(リフト量)が規制される。
【0010】16は吐出穴6を開,閉すべく、吐出室9
内に位置して弁座板3の上面側に取付けられた吐出弁を
示し、該吐出弁16は基端側がボルト17等で弁座板3
に固着された長尺な弁板18からなり、該弁板18の先
端側は自由端となって吐出穴6の周囲まで延びている。
【0011】19は吸込穴5の上方に位置してシリンダ
ヘッド7の取付部10に取付けられたアンロード機構を
示し、該アンロード機構19は図7に示すように、後述
の蓋体20、アンロードピストン21およびプッシュロ
ッド25等から構成されている。
【0012】20は取付部10の上側開口部を施蓋すべ
く、取付部10に螺着された蓋体を示し、該蓋体20
は、取付部10と共にアンロードシリンダを形成する筒
状のシリンダ部20Aと、該シリンダ部20Aの上側に
形成された板状の蓋部20Bとからなり、該蓋部20B
の中心部にはエア導管(図示せず)を接続するための接
続穴20Cが設けられている。
【0013】21は前記取付部10内に配設されたアン
ロードピストンを示し、該アンロードピストン21は蓋
体20のシリンダ部20A内に摺動可能に挿嵌され、該
シリンダ部20A内で蓋部20Bとの間にエア室22を
画成している。また、アンロードピストン21の外周側
には環状凹部21Aが形成され、該環状凹部21A内に
は、シリンダ部20Aとアンロードピストン21との間
を気密にシールするOリング23が装着されている。
【0014】24はアンロードピストン21をエア室2
2側に向けて常時付勢した付勢ばねを示し、該付勢ばね
24はコイルスプリングによって形成され、プッシュロ
ッド25の周囲に配設されている。そして、付勢ばね2
4は上端側がアンロードピストン21に当接し、下端側
は取付部10内の底部側に当接している。
【0015】25は前記アンロードピストン21の一端
側(下端側)に一体形成されたプッシュロッドを示し、
該プッシュロッド25は段付のロッドとして形成され、
その先端(下端)側は取付部10の挿通穴10Aを介し
て吸込室8内へと突出している。そして、プッシュロッ
ド25の先端面は前記各受承部5Aと当接する当接面2
5Aとなり、該当接面25Aの中心部には軸方向に延び
る小径の凸部25Bが一体形成されている。
【0016】ここで、アンロード機構19は、外部の圧
気源(図示せず)から前記エア導管等を介してエア圧
(圧縮空気)をエア室22内に供給することにより、ア
ンロードピストン21を付勢ばね24に抗して下向きに
押動し、プッシュロッド25の当接面25Aが吸込穴5
の各受承部5Aに当接することにより、ストロークエン
ドとなってアンロードピストン21の変位が規制され
る。そして、このときにプッシュロッド25の凸部25
Bは吸込弁13の弁板15を段部2に向けて強制的に押
動し、該吸込弁13を開弁状態に保持することによっ
て、圧縮機のアンロード運転を続行させる。
【0017】また、前記エア圧の供給を停止したときに
は、アンロードピストン21が付勢ばね24によりエア
室22側に押戻され、プッシュロッド25の凸部25B
が上向きに押上げられ弁板15から離間することによ
り、吸込弁13の弁板15は弁座板3に対して離着座可
能となる。
【0018】26,27は、弁座板3の上,下面に装着
され、シリンダヘッド7とシリンダ1との間を気密にシ
ールするシール部材としてのガスケットをそれぞれ示し
ている。
【0019】このように構成される従来技術の空気圧縮
機では、ロード運転時には、電動モータ等の駆動源(図
示せず)でクランク軸を回転駆動し、シリンダ1内でピ
ストン11を往復動させると、例えばエアフィルタ(図
示せず)等を介して吸込ポート7Bから外部の空気が吸
込まれ、この空気は吸込弁13の開弁時に吸込室8から
吸込穴5を介して圧縮室4内へと吸込まれる。そして、
圧縮室4内の空気はピストン11により圧縮されつつ、
各吐出弁16の弁板18を上向きに押上げるようにして
開弁させ、各吐出穴6から吐出室9へと圧縮空気となっ
て吐出される。
【0020】この場合、シリンダ1内でピストン11が
往復動する吸込行程では吐出弁16が閉弁して吸込弁1
3が開弁し、吐出行程では吸込弁13が閉弁し、吐出弁
16が開弁するから、該吐出弁16の開,閉弁に応じて
圧縮空気は吐出室9内へと順次吐出され、吐出ポートに
エア導管等を介して接続されるエアタンク(いずれも図
示せず)内に貯留される。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来技術では、圧縮機のアンロード運転時にアンロード機
構19を作動させると、プッシュロッド25の当接面2
5Aが吸込穴5の受承部5A,5Aに当接することによ
り、アンロードピストン21のストロークエンド(最大
ストローク)を規制する構成としているから、下記のよ
うな問題が生じている。
【0022】即ち、弁座板3に穿設した吸込穴5は図8
に示す如く「8」字形状をなし、プッシュロッド25の
当接面25Aが吸込穴5の各受承部5Aに当接した状態
では、両者の接触面積が非常に小さくなっているから、
接触時の面圧が高くなって、プッシュロッド25の当接
面25A等が早期に摩耗する。また、このときに弁座板
3の各受承部5Aも同様に摩耗するから、各受承部5A
間の間隔が拡がってくると、最悪の場合にはプッシュロ
ッド25の先端側が吸込穴5内に嵌入して、抜け出せな
くなるという問題がある。
【0023】また、吸込穴5に受承部5A,5Aが突設
されているため、圧縮機の吸込行程時に該各受承部5A
は吸込抵抗となり、圧縮効率の低下等を招き、さらに、
プッシュロッド25の当接面25Aと受承部5A,5A
とが当接するときの騒音を遮断するのが難しいという問
題がある。
【0024】本発明は上述した従来技術の問題に鑑みな
されたもので、本発明はアンロードピストンの最大スト
ロークを確実に規制でき、プッシュロッドが摩耗する等
の問題を解消できる上に、耐久性や寿命を確実に向上で
き、騒音や吸込抵抗等を大幅に低減することができるよ
うにした往復動型圧縮機を提供することを目的としてい
る。
【0025】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために本発明は、シリンダと、該シリンダ内に往復動可
能に設けられたピストンと、前記シリンダ上に搭載さ
れ、内部に吸込室と吐出室とが形成されたシリンダヘッ
ドと、該シリンダヘッドの吸込室を前記シリンダ内に対
して連通,遮断する吸込弁と、該吸込弁を強制開弁すべ
く前記シリンダヘッドに設けられたアンロード機構とか
らなる往復動型圧縮機に適用される。
【0026】そして、本発明が採用する構成の特徴は、
前記アンロード機構は、前記シリンダヘッドに有底筒状
をなして設けられ底部側に前記吸込室と連通する挿通穴
が形成されたアンロードシリンダと、該アンロードシリ
ンダ内に摺動可能に挿嵌されたアンロードピストンと、
該アンロードピストンに設けられ、先端側で前記吸込弁
を押動すべく前記アンロードシリンダの挿通穴を介して
前記吸込室内に突出したプッシュロッドと、前記アンロ
ードシリンダに設けられ、該アンロードシリンダ内で該
アンロードピストンを駆動する駆動手段とからなり、前
記アンロードピストンには前記アンロードシリンダの底
部側に当接することによって、アンロードピストンの最
大ストロークを規制する最大ストローク規制部を設けた
ことにある。
【0027】このように構成することにより、アンロー
ドシリンダの底部側でアンロードピストンの最大ストロ
ークを規制できるから、アンロードシリンダの底部側で
アンロードピストンに対する当接面積を大きくすること
ができ、接触面圧を下げることによってアンロードピス
トンの摩耗を防止できる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に従って詳細に説明する。なお、本発明の実施の形
態(以下、実施例という)では前述した従来技術と同一
の構成要素に同一の符号を付し、その説明を省略するも
のとする。
【0029】ここで、図1ないし図3は本発明の第1の
実施例を示している。
【0030】図中、31は弁座板3に穿設した吸込穴を
示し、該吸込穴31は従来技術で述べた吸込穴5とほぼ
同様に形成されているものの、図8に示した吸込穴5の
各受承部5A等が廃止され、該吸込穴31は例えば長円
形状または円形状をなして形成されている。
【0031】32は本実施例で用いるをアンロード機構
を示し、該アンロード機構32は従来技術で述べたアン
ロード機構19とほぼ同様に後述の取付部33、蓋体3
4、アンロードピストン35およびプッシュロッド40
から大略構成され、該アンロード機構32のアンロード
ピストン35等は、吸込穴31の上方に位置してシリン
ダヘッド7の取付部33内に取付けられる。
【0032】33はシリンダヘッド7に一体に設けられ
た取付部を示し、該取付部33は従来技術で述べた取付
部10とほぼ同様に有底筒状に形成され、その底部側に
は後述のプッシュロッド40が挿通される挿通穴33A
が形成されている。
【0033】34は取付部33の上側開口部を施蓋すべ
く、取付部33に螺着された蓋体を示し、該蓋体34
は、取付部33と共にアンロードシリンダを形成する筒
状のシリンダ部34Aと、該シリンダ部34Aの上側に
形成された板状の蓋部34Bとからなり、該蓋部34B
の中心部にはエア導管(図示せず)を接続するための接
続穴34Cが設けられている。
【0034】35は前記取付部33内に配設されたアン
ロードピストンを示し、該アンロードピストン35は、
シリンダ部34A内に摺動可能に挿嵌されたピストン部
36と、該ピストン部36の下端側(一端側)に小径の
連結部36Aを介して一体に形成された大径部37とか
ら構成され、該大径部37の上端側には径方向外向きに
突出する環状の鍔部37Aが一体形成されている。ま
た、アンロードピストン35のピストン部36外周側に
は環状凹部36Bが形成され、該環状凹部36B内に
は、シリンダ部34Aとピストン部36との間を気密に
シールするシール部材としてのOリング38が装着され
ている。
【0035】ここで、アンロードピストン35の大径部
37はシリンダ部34Aの内径よりも大きい外径をもっ
て段付円柱状に形成され、鍔部37Aは後述の付勢ばね
41に対するばね受となり、その上側面がシリンダ部3
4Aの下端側に当接可能となっている。また、大径部3
7の下側面は、図2に示すようにプッシュロッド40の
基端側周囲に環状に形成された最大ストローク規制部と
しての当接面37Bとなり、該当接面37Bが取付部3
3内の底面33Bに当接することによってアンロードピ
ストン35の最大ストローク(ストロークエンド)を規
制している。
【0036】39は蓋体34のシリンダ部34A内に位
置して蓋部34Bとピストン部36との間に画成された
エア室を示し、該エア室39はアンロードピストン35
の駆動手段を構成し、蓋体34の接続穴34C側からエ
ア圧が供給されることにより、アンロードピストン35
を後述の付勢ばね41に抗して図3に示す如く下向きに
押動する。
【0037】40は前記大径部37の一端側(下端側)
に一体形成されたプッシュロッドを示し、該プッシュロ
ッド40は段付のロッドとして形成され、その先端(下
端)側は取付部33の挿通穴33Aを介して吸込室8内
へと突出している。そして、プッシュロッド40の先端
面の中心部には軸方向に延びる小径の凸部40Aが一体
形成されている。
【0038】41はアンロードピストン35をエア室3
9側に向けて常時付勢した付勢ばねを示し、該付勢ばね
41はコイルスプリングによって形成され、大径部37
の周囲に配設されている。そして、付勢ばね41は上端
側が大径部37の鍔部37Aに当接し、下端側は取付部
33内の底面33Bに当接している。
【0039】ここで、アンロード機構32は、外部の圧
気源(図示せず)から前記エア導管等を介してエア圧
(圧縮空気)をエア室39内に供給することにより、ア
ンロードピストン35を付勢ばね41に抗して下向きに
押動し、アンロードピストン35の当接面37Bが取付
部33内の底面33Bに当接することにより、ストロー
クエンドとなってアンロードピストン35の変位が規制
される。そして、このときにプッシュロッド40の凸部
40Aは吸込弁13の弁板15を段部2に向けて強制的
に押動し、該吸込弁13を開弁状態に保持することによ
って、圧縮機のアンロード運転を続行させる。
【0040】また、前記エア圧の供給を停止したときに
は、アンロードピストン35が付勢ばね41によりエア
室39側に押戻され、プッシュロッド40の凸部40A
が上向きに押上げられ弁板15から離間することによ
り、吸込弁13の弁板15は弁座板3に対して離着座可
能となる。
【0041】本実施例による空気圧縮機は上述の如き構
成をするもので、その基本的圧縮動作等については従来
技術によるものと格別差異はない。
【0042】然るに、本実施例によれば、前記アンロー
ド機構32を、前記シリンダヘッド7に有底筒状をなし
て設けられ底部側に挿通穴33Aが形成された取付部3
3と、該取付部33と共にアンロードシリンダを構成す
る蓋体34と、該蓋体34のシリンダ部34A内に上端
側が摺動可能に挿嵌されたアンロードピストン35と、
該アンロードピストン35の下端側に段付のロッドとし
て一体形成にされたプッシュロッド40と、前記蓋体3
4のシリンダ部34A内で該アンロードピストン35を
駆動する駆動手段としてのエア室39とから構成してい
る。
【0043】そして、アンロードピストン35をピスト
ン部36と大径部37とから構成し、該大径部37の外
径寸法を蓋体34のシリンダ部34A内径よりも大きく
すると共に、大径部37の下側面には取付部33の底面
33Bに当接する環状の当接面37Bとすることによ
り、アンロードピストン35の最大ストロークを規制す
る構成としている。
【0044】この結果、圧縮機のアンロード運転時にア
ンロード機構32を作動させ、アンロードピストン35
のストロークエンド(最大ストローク位置)でアンロー
ドピストン35の当接面37Bが取付部33の底面33
Bに当接したときには、両者の接触面積を大きくするこ
とができ、接触時の面圧を効果的に低減できる。
【0045】従って、本実施例によれば、プッシュロッ
ド40の先端側が従来技術の如く摩耗することはなくな
り、アンロードピストン35の摩耗も防止できると共
に、アンロード機構32全体の耐久性や寿命を延ばすこ
とができ、当該圧縮機の信頼性を向上できる。
【0046】また、従来技術のものに比較して吸込穴3
1の形状を単純化して、穴径を大きくすることも可能と
なるから、当該圧縮機の吸込行程における吸込抵抗を低
減でき、圧縮効率を高めることができる。さらに、アン
ロードピストン35のストロークを規制する当接面37
B等をシリンダヘッド7の取付部33内に収納する構成
であるから、ロード運転とアンロード運転を繰返すとき
等に発生するアンロードピストン35からの騒音を、取
付部33等によって効果的に遮音でき、騒音を確実に低
減することができる。
【0047】次に、図4は本発明の第2の実施例を示
し、本実施例では前記第1の実施例と同一の構成要素に
同一の符号を付し、その説明を省略するものとする。し
かし、本実施例の特徴は、取付部33の底面33Bに環
状の座金51を交換可能に設けたことにある。
【0048】ここで、取付部33の底面33Bに配置し
た座金51は圧縮機のアンロード運転時にアンロードピ
ストン35の当接面37Bが当接することにより、該ア
ンロードピストン35のストロークエンド(最大ストロ
ーク)を規制する構成となっている。
【0049】かくして、このように構成される本実施例
でも、前記第1の実施例とほぼ同様の作用効果を得るこ
とができるが、特に本実施例では、圧縮機のアンロード
運転時にアンロードピストン35の当接面37Bが座金
51に当接することにより、アンロードピストン35の
最大ストロークを規制するから、アンロードピストン3
5の当接面37Bおよび取付部33の底面33Bの摩耗
を確実に防止し、装置の信頼性、耐久性を向上させると
共に、座金51を交換することによって長期に亘る運転
を補償することができる。
【0050】次に、図5は本発明の第3の実施例を示
し、本実施例では前記第1の実施例と同一の構成要素に
同一の符号を付し、その説明を省略するものとする。し
かし、本実施例の特徴は、アンロードピストン35上側
の中心部から大径部37の下端側に亘って有底筒状の中
空穴61を穿設したことにある。
【0051】かくして、このように構成される本実施例
でも、前記第1の実施例とほぼ同様の作用効果を得るこ
とができるが、特に本実施例では、アンロードピストン
35に中空穴61を設けたから、アンロードピストン3
5全体を軽量化することができ、アンロード運転の開始
時にアンロードピストン35の当接面37Bが取付部3
3の底面33Bに当接するときの衝撃を軽減することが
できると共に、当接面37Bおよび底面33Bの摩耗を
防止し、装置の寿命を延ばすことができる。
【0052】なお、前記各実施例では、アンロードピス
トン35を駆動する駆動手段として、エア室39にエア
圧を供給する構成とした場合を例に挙げて説明したが、
本発明はこれに限らず、例えばエア(空気)以外の高圧
ガスを供給してもよく、また、アンロードピストン35
の駆動手段としては電磁アクチュエータ等を採用しても
よい。
【0053】また、前記各実施例では、往復動型圧縮機
として空気圧縮機を例に挙げて説明したが、本発明はこ
れに限らず、例えば空気以外の気体を圧縮する圧縮機ま
たは真空ポンプ等にも広く適用できる。
【0054】
【発明の効果】以上詳述した如く、本発明によれば、前
記アンロード機構は、前記シリンダヘッドに有底筒状を
なして設けられ底部側に前記吸込室と連通する挿通穴が
形成されたアンロードシリンダと、該アンロードシリン
ダ内に摺動可能に挿嵌されたアンロードピストンと、該
アンロードピストンに設けられ、先端側で前記吸込弁を
押動すべく前記アンロードシリンダの挿通穴を介して前
記吸込室内に突出したプッシュロッドと、前記アンロー
ドシリンダに設けられ、該アンロードシリンダ内で該ア
ンロードピストンを駆動する駆動手段とからなり、前記
アンロードピストンには前記アンロードシリンダの底部
側に当接することによって、アンロードピストンの最大
ストロークを規制する最大ストローク規制部を設けたか
ら、アンロード運転時にアンロードピストンの最大スト
ロークを規制する最大ストローク規制部とアンロードシ
リンダの底部側との接触面積を大きくすることができ、
接触面圧を低減させてアンロードピストンの摩耗を防止
できると共に、プッシュロッドが吸込穴内に嵌入する等
の不具合を防ぐことができ、装置の信頼性、耐久性を高
めて、寿命を延ばすことができる。
【0055】また、例えば吸込穴等を大きくできるか
ら、吸込抵抗を低減することができ、圧縮効率を高める
ことができる。そして、アンロードピストンの最大スト
ローク規制部がアンロードシリンダの底部側に当接する
ことによりアンロードピストンの最大ストロークを規制
するから、ロード運転とアンロード運転を繰返すとき等
のアンロードピストンからの騒音をアンロードシリンダ
によって遮断することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例による空気圧縮機のアン
ロード機構等を示す縦断面図である。
【図2】アンロードピストンの当接面およびプッシュロ
ッドを拡大して示す図1中の矢示II−II方向断面図であ
る。
【図3】アンロード機構を作動させた状態を示す図1と
ほぼ同様の縦断面図である。
【図4】本発明の第2の実施例による空気圧縮機のアン
ロード機構等を示す縦断面図である。
【図5】本発明の第3の実施例による空気圧縮機のアン
ロード機構等を示す縦断面図である。
【図6】従来技術による空気圧縮機を示す縦断面図であ
る。
【図7】図6中のアンロード機構等を拡大して示す縦断
面図である。
【図8】図7中の矢示VIII−VIII方向断面図である。
【符号の説明】
1 シリンダ 7 シリンダヘッド 8 吸込室 9 吐出室 11 ピストン 13 吸込弁 31 吸込穴 32 アンロード機構 33 取付部(アンロードシリンダ) 33A 挿通穴 33B 底面 34 蓋体 34A シリンダ部 35 アンロードピストン 36 ピストン部 37 大径部 37B 当接面(最大ストローク規制部) 39 エア室(駆動手段) 40 プッシュロッド 41 付勢ばね 51 座金 61 中空穴

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリンダと、該シリンダ内に往復動可能
    に設けられたピストンと、前記シリンダ上に搭載され、
    内部に吸込室と吐出室とが形成されたシリンダヘッド
    と、該シリンダヘッドの吸込室を前記シリンダ内に対し
    て連通,遮断する吸込弁と、該吸込弁を強制開弁すべく
    前記シリンダヘッドに設けられたアンロード機構とから
    なる往復動型圧縮機において、前記アンロード機構は、
    前記シリンダヘッドに有底筒状をなして設けられ底部側
    に前記吸込室と連通する挿通穴が形成されたアンロード
    シリンダと、該アンロードシリンダ内に摺動可能に挿嵌
    されたアンロードピストンと、該アンロードピストンに
    設けられ、先端側で前記吸込弁を押動すべく前記アンロ
    ードシリンダの挿通穴を介して前記吸込室内に突出した
    プッシュロッドと、前記アンロードシリンダに設けら
    れ、該アンロードシリンダ内で該アンロードピストンを
    駆動する駆動手段とからなり、前記アンロードピストン
    には前記アンロードシリンダの底部側に当接することに
    より、アンロードピストンの最大ストロークを規制する
    最大ストローク規制部を設けたことを特徴とする往復動
    型圧縮機。
JP7321217A 1995-11-15 1995-11-15 往復動型圧縮機 Pending JPH09137777A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003106259A (ja) * 2001-09-28 2003-04-09 Tokico Ltd 往復動型圧縮機
JP2008064115A (ja) * 1997-09-24 2008-03-21 Hitachi Ltd 往復動型圧縮機
CN101799009A (zh) * 2010-04-14 2010-08-11 天津凯德实业有限公司 气动压缩机卸载阀

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