JPH09137790A - 両方向ポンプ - Google Patents

両方向ポンプ

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JPH09137790A
JPH09137790A JP29554795A JP29554795A JPH09137790A JP H09137790 A JPH09137790 A JP H09137790A JP 29554795 A JP29554795 A JP 29554795A JP 29554795 A JP29554795 A JP 29554795A JP H09137790 A JPH09137790 A JP H09137790A
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JP
Japan
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impeller
outlet
outlets
pump case
pair
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Withdrawn
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JP29554795A
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English (en)
Inventor
Takeshi Kamiyama
毅 上山
Masato Nagai
将登 永井
Kunio Yoshimura
国男 吉村
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】動作が確実で流量も多く、構造が簡単な両方向
ポンプを提供する。 【解決手段】ポンプケース1に設けられた一対の流出口
1 ,52 の軸は略平行となっている。これら流出口5
1 ,52 の間のポンプケース1内には、一対の閉塞板4
1 ,422 を具備して略L形に形成された反転体40
が揺動自在に取着されている。この反転体40はインペ
ラ20の回動により生じる流体の移動によって揺動し、
流出口51 ,52 を閉塞板421 ,422 にて各別に開
閉自在に閉塞する。しかも、閉塞板421 ,422 は流
出口51 ,52 の軸方向に沿って流出口51 ,52 を開
閉するため、従来例のように流出口51 ,52 の周縁と
の間に摩擦力を生じない。また、反転体40は流出口5
1 ,52 の選択と同時に流路を形成している。よって、
反転体40の切換動作が確実に行われるとともに、流量
が減少することもないものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、流入口からポンプ
ケース内に流入させる流体をポンプケースに設けられた
一対の流出口の何れか一方のみから選択的に流出させる
両方向ポンプに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、流体の流れ方向を変えるには、2
方弁や3方弁等のバルブを用いるか、若しくは上記のよ
うな両方向ポンプを用いるのが一般的であった。図9〜
図11はこのような両方向ポンプの従来例を示してお
り、これらの両方向ポンプは、図示しない流入口から流
体が流入されるポンプケース50に一対の流出口51を
設けるとともに、モータ等によって正逆両方向に回動自
在なインペラ53がポンプケース50内に収納された共
通の基本構成を有している。
【0003】図9に示す従来例では、下端に流出口51
を有する一対の流出管52が互いの軸を略平行させてポ
ンプケース50に設けてあり、これら一対の流出管52
の各流出口51を各別に選択的に閉塞する弓形の閉塞体
54aを有する略扇形のフラッパ54がインペラ53の
回動軸53aの回りに回動自在に取着してある。以下、
この従来例の動作を図9を参照して簡単に説明する。但
し、以下の説明における左右上下等は何れも図9におけ
る方向や向き等を表している。まず、同図に示すように
インペラ53を時計回りに回動させた場合にはポンプケ
ース50内を移動する流体によってフラッパ54は同じ
く時計回りに回動し、このため、右側の流出口51がフ
ラッパ54の閉塞体54aによって閉塞され、ポンプケ
ース50内の流体は左側の流出口51のみから流出する
ことになる。反対に、インペラ53の回動向きを逆転さ
せて反時計回りに回動させた場合には、フラッパ54も
同じく反時計回りに反転回動して左側の流出口51を閉
塞すると同時に右側の流出口51を開放するから、ポン
プケース50内の流体は右側の流出口51のみから流出
することになる。すなわち、インペラ53の回動向きを
変えることで一対の流出口51のうちから一方を選択し
て流体を流出させることができるようになっている。
【0004】また、図10及び図11に示す従来例で
は、一対の流出管52が互いの軸をほぼ一致させてポン
プケース50に設けてあり、これら一対の流出管52の
軸に沿ってポンプケース50内を移動するフロート55
a,55bと、このフロート55a,55bの移動範囲
を規制する壁56とがポンプケース50内に設けてあ
る。なお、図10の場合には上記フロート55aが略球
形に形成してあり、図11の場合にはフロート55bは
両端に半球部を有する略円筒状に形成してあるが、それ
以外の構成は共通である。以下、この従来例の動作を図
10を参照して簡単に説明する。但し、以下の説明にお
ける左右上下等は何れも図10及び図11における方向
や向き等を表している。まず、図10に示すようにイン
ペラ53を時計回りに回動させた場合にはポンプケース
50内を移動する流体によってフロート55aは右方向
に移動して右側の流出口51を閉塞するため、ポンプケ
ース50内の流体は左側の流出口51のみから流出する
ことになる。反対に、インペラ53の回動向きを逆転さ
せて反時計回りに回動させた場合には、フロート55a
は左方向に移動して左側の流出口51を閉塞すると同時
に右側の流出口51が開放されるから、ポンプケース5
0内の流体は右側の流出口51のみから流出することに
なる。すなわち、この従来例においても、インペラ53
の回動向きを変えることで一対の流出口51のうちから
一方を選択して流体を流出させることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、図9に示し
た従来例では、流出口51のシール性能とフラッパ54
の作動性能とは相反することになる。すなわち、流出口
51のシール性能向上のために、流出口51とフラッパ
54の閉塞体54aとのギャップを小さくしたりあるい
は図12に示すように各流出口51にシール部材57を
取着すると、フラッパ54の閉塞体54aが流出口51
に対して摺動しながら流出口51を開閉する構成となっ
ているので、フラッパ54の閉塞体54aと流出口51
あるいはシール部材57との摺動に伴う摩擦力によって
フラッパ54の作動性能が低下してしまい、反対に作動
性能を向上させようとすればシール性能が低下するとい
うように両性能を同時に満足させることができないとい
う問題や、フラッパ54の摺動による閉塞体54a及び
シール部材57等の磨耗によってフラッパ54等の寿命
が短くなるという問題があった。
【0006】また、図10及び図11に示した従来例で
は、例えば、インペラ53を時計回りに回動させた場合
に、フロート55a,55bの移動経路における流体の
流れは右向きになるため、本来であれば右側の流出口5
1から流出させる方が抵抗が少なくて済むが、実際には
右側の流出口51はフロート55a,55bによって閉
塞されているから流体は図10及び図11の矢印で示す
ように右側に比べて抵抗の大きい左側の流出口51より
流出する。なお、インペラ53の回動向きを反対(半時
計回り)にした場合にも事情は同じであって、要はこの
従来例においては流体に対する抵抗の大きい方の流出口
51から流出させているために相対的に流出口51から
の流出量が減少するという問題があった。
【0007】本発明は上記問題に鑑みて為されたもので
あり、その目的とするところは、動作が確実で流量も多
く、構造が簡単な両方向ポンプを提供するにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、上記
目的を達成するために、流入口からポンプケース内に流
入させる流体をポンプケースに設けられた一対の流出口
の何れか一方のみから選択的に流出させる両方向ポンプ
であって、一対の流出口が互いの軸を並行させて並設さ
れたポンプケースと、このポンプケース内に回動自在に
収納されたインペラと、ポンプケース内の両流出口の間
に揺動自在に取着される反転体とを備え、この反転体
が、流出口の軸方向に略沿って流出口を各別に開閉自在
に閉塞する一対の閉塞板を具備するとともに、インペラ
の回動に応じて反転揺動され一方の流出口を一方の閉塞
板にて閉塞すると同時に他方の閉塞板にて他方の流出口
への流路を形成して成るものであり、インペラの回動向
きに応じて反転体が反転揺動して一対の流出口のうちの
一方のみから選択的に流出させることができ、しかも、
流出口を開閉自在に閉塞する反転体の閉塞板が流出口の
軸方向に略沿って開閉するため、閉塞板と流出口との間
に従来例のような摩擦力が生じることがなく、作動性能
とシール性能の両立が可能となるとともに磨耗による寿
命の低下も防止できる。また、互いに並行に並設された
流出口の間に反転体を取着しているため、反転体の閉塞
板により形成された流路内の抵抗が小さくなり、従来例
に比べて流出口からの流体の流量を増加させることがで
きる。
【0009】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、流出口の周縁及び各流出口の周縁に当接する各閉塞
板の表面の少なくとも一方にシール用の弾性体を設けて
成るものであり、この弾性体によって流出口と閉塞板と
の隙間が埋められ、シール性能の向上が図れる。請求項
3の発明は、請求項1の発明において、少なくとも反射
体が具備する一対の閉塞板を弾性体にて形成して成るも
のであり、部品点数を増やすことなくシール性能の向上
が図れる。
【0010】請求項4の発明は、請求項1又は2又は3
の発明において、インペラの羽根をインペラの回動方向
に湾曲させて成るものであり、インペラの回動向きによ
って各流出口からの流量を異ならせることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して詳細に説明する。図1に示すように、ポンプケ
ース1にはモータ取付台30によって直流モータ31が
取り付けられており、後述する動力伝達手段32にて直
流モータ31の動力がポンプケース1内に回動自在に収
納されたインペラ20に伝達され、インペラ20が同図
(a)における時計回り及び反時計回りの何れにも回動
可能となっている。
【0012】ポンプケース1は開口端周縁に外鍔状のフ
ランジ2aを有する函形に形成されたボディ2と、ボデ
ィ2の開口を密閉するカバー10とで構成されている。
ボディ2の底面には外部から流体を流入させるための流
入口3が設けられ、この流入口3と連通する流入管4が
ボディ2の外側底面より突設されている。また、流入口
3の近傍にはインペラ20を軸支するためのシャフト
(回動軸)21が固定される固定台7が設けられ、この
固定台7にシャフト21の一端が挿入固定されている。
さらに、ボディ2の底面に隣合う側頂部2bには一対の
流出口51 ,52がその軸方向を略平行させて設けら
れ、且つ側頂部2bの外側面からは各流出口51 ,52
に連通する流出管61 ,62 が略平行に立設されてい
る。そして、ボディ2の固定台7に一端が挿入固定され
たシャフト21の他端にはインペラ20が取り付けら
れ、このシャフト21を軸にしてインペラ20が回動自
在となっている。また、ボディ2の開口面を密閉するカ
バー10は、ボディ2の内部に納装されたインペラ20
の形状に合わせて有底円筒状に形成された本体11と、
本体11の周囲を囲むように一体に形成された側壁部1
2と、側壁部12の周端に設けられた外鍔部13とで構
成され、側壁部12をボディ2内に進入させた状態で外
鍔部13をボディ2の開口周縁近傍に当接させて取り付
けられる。すなわち、このカバー10が隔壁となってポ
ンプケース1内の流体が直流モータ31側へ漏れ出すの
を防止している。
【0013】ポンプケース1内に納装されるインペラ2
0は、シャフト21が挿入固定される軸受部22aが略
中心に設けられた円柱状の胴部22と、この軸受部22
aの開口面側胴部22に軸受部22aを中心として放射
状に立設された平板形の羽根23とを備えている。羽根
23は同形状のものが4枚、互いに隣合う羽根23同士
が略90度の角度をおいて設けられている。また、イン
ペラ20の胴部22はカバー10の有底円筒状に形成さ
れた本体11内に収まるようになっている。さらに、イ
ンペラ20の胴部22内には動力伝達手段32を構成す
る磁石32aが本体11の側壁部12に対向させるよう
に埋設されている。なお、インペラ20の羽根23の枚
数は4枚に限定する主旨ではなく、3枚以下や5枚以上
であってもよいことは言うまでもない。
【0014】直流モータ31は函形に形成されたモータ
取付台30の底面にモータ軸31aを挿通した状態で固
定ねじ33により取付固定されている。また、モータ軸
31aの先端には円板状の基台34が取着されるととも
に、この基台34の周縁近傍に磁石32bが取着されて
おり、基台34に取着された磁石32bとインペラ20
の胴部22に埋設された磁石32aとで動力伝達手段3
2が構成されている。すなわち、両磁石32a,32b
が磁気結合されることで基台34とインペラ20とが一
体的に回動し、直流モータ31の動力をインペラ20に
伝達することができるのである。また、モータ取付台3
0の開口面側にはねじ孔30aが穿孔されており、ボデ
ィ2のフランジ2aに設けられたねじ挿通孔2cに挿通
させた取付ねじ35を上記ねじ孔30aに螺合させるこ
とでモータ取付台30がポンプケース1に固定される。
【0015】次に、本発明の要旨となる反転体40に関
する部分について説明する。本実施形態においては、円
筒形の軸受体41の外周面に一対の矩形平板状の閉塞板
421 ,422 を互いに略直交させるようにして一体に
形成することにより、軸受体41の軸方向から見て略L
形の反転体40を構成している。ここで、図1(a)に
示すように、両閉塞板421 ,422 の中心線42aの
交点が揺動軸43の中心点43aに一致するように反転
体40が形成されている。そして、反転体40の軸受体
41に挿通された揺動軸43を、側頂部2bの近傍であ
って両流出口51 ,52 の間に取着することにより、反
転体40を揺動軸43の回りに揺動自在としてポンプケ
ース1に取り付けてある。すなわち、反転体40はポン
プケース1内を移動する流体からの圧力を閉塞板4
1 ,422 に受けることで揺動軸43の回りに揺動す
るのである。このとき、反転体40の揺動範囲は反転体
40の各閉塞板421 ,422 がそれぞれ流出口51
2 に当接するまでの範囲に規制されることになり、各
閉塞板421 ,422 が当接することによって各々の流
出口51 ,52 が各別に閉塞されるのである。
【0016】次に、図2を参照して本実施形態における
流出口51 ,52 の切換動作について説明する。まず、
同図(a)は直流モータ31が停止している状態を示し
ており、ポンプケース1内の流体はほとんど移動してい
ないために反転体40はほぼ中間位置で静止している。
そこから、直流モータ31を駆動してインペラ20を同
図(b)に示すように時計回りに回動させると、ポンプ
ケース1内の流体は同図(b)の矢印で示すように左か
ら右へと移動するため、反転体40の両閉塞板421
422 には反時計回りに揺動するような力がはたらいて
反転体40が揺動され、最終的には右側の閉塞板422
が右側の流出口52 の周縁に当接してこの流出口5 2
閉塞することになる。このとき、他方(左側)の閉塞板
421 は揺動軸43とインペラ20との間に位置するこ
とになり、流入口3から流入したポンプケース1内の流
体を左側の流出口51 の方へ導く流路を形成している。
なお、図3に示すように、流路を形成する左側の閉塞板
421 には左向きの力F1 がはたらき、且つ流出口52
を閉塞する閉塞板422 にも流出口52 へ当接する向き
の力F 2 がはたらいていることから、これらの力によっ
て流出口52 の周縁と閉塞板422 との密着度が増し、
シール性が確保されているのである。
【0017】一方、直流モータ31を逆転駆動してイン
ペラ20を反時計回りに反転回動させると、ポンプケー
ス1内の流体の移動向きが右から左へ反転するので、図
4に示すようにそれまで流路を形成していた閉塞板42
1 に左向きの力F3 がはたらき、反転体40が時計回り
に反転揺動することになる。その結果、図2(c)に示
すように、今度は左側の流出口51 の周縁に左側の閉塞
板421 が当接して流出口51 を閉塞するとともに、他
の閉塞板422 にてもう一方の流出口52 への流路が形
成されることになる。
【0018】上述のように、反転体40はインペラ20
の回動向きに応じて反転揺動することで閉塞板421
422 によって各流出口51 ,52 を閉塞するから、イ
ンペラ20の回動向きを変えることで一対の流出口
1 ,52 のうちの何れか一方を選択し、その流出口5
1 ,52 のみから流体を流出させることができるのであ
る。しかも、本実施形態によれば、各閉塞板421 ,4
2 は揺動軸43の回りに回動しながら各々流出口
1 ,52 に開閉するものであり、言い換えれば、閉塞
板421 ,422 は流出口51 ,52 の軸方向に略沿っ
て流出口51 ,52 の周縁に当接するのであるから、流
出口51 ,52 の周縁に摺接する従来例のフラッパ54
とは異なり、閉塞板421 ,422 と流出口51 ,52
との間には摩擦力は生じない。したがって、反転体40
の作動性能と閉塞板421 ,422 のシール性能とは互
いに何ら影響し合うことがなく、作動性能とシール性能
との両立が図れる。しかも、流出口51 ,52 を閉塞し
ていない方の閉塞板421 ,422により形成される流
路は、インペラ20の回動向きに応じて生じる流体の移
動方向に対して抵抗が少なくなっているため、流出口5
1 ,52 から流出する流体の流量が減少することがな
く、従来例に比較して流量を増やすことができる。
【0019】ところで、閉塞板421 ,422 のシール
性能を向上させるため、図5に示すように閉塞板4
1 ,422 に弾性体44を取着してもよい。この弾性
体44は閉塞板421 ,422 に設けられた開口部に嵌
合されて取り付けられている。すなわち、閉塞板4
1 ,422 が流出口51 ,52 を閉塞する際に流出口
1 ,52 の周縁に弾性体44が当接し、流体から受け
る力によって弾性体44が流出口51 ,52 に押しつけ
られるため、閉塞板421 ,422 のシール性能を向上
させることができるのである。なお、弾性体44は、図
6に示すように流出口5 1 ,52 の周縁に当接する側を
外方へ膨出させるようにしてもよく、この場合にはさら
にシール性能を向上させることができる。あるいは、閉
塞板421 ,42 2 を弾性体にて形成するようにしても
よい。また、閉塞板421 ,422 に弾性体44を取着
する代わりに、流出口51 ,52 の周縁部にリング状の
弾性体45を取着するようにしても同様にシール性能の
向上を図ることができる。
【0020】また、本実施形態ではインペラ20の羽根
23は平板形としたが、図8に示すようにそれぞれが同
一向きに湾曲する弧状の羽根23’を用いてもよい。こ
の場合には、図8(b)に示すようにインペラ20を時
計回りに回動させたときの流出口51 ,52 から流出す
る流量が比較的に少なくなり、同図(c)に示すように
インペラ20を反時計回りに回動させたときの流出口5
1 ,52 から流出する流量は比較的に大きくなる。した
がって、直流モータ31の駆動力が一定(直流モータ3
1に印加される電圧あるいは電流が一定)であっても、
インペラ20の回動向きを変えることで流出口51 ,5
2 の切り換えと同時に流出する流体の流量も切り換える
ことができるようになる。
【0021】上述のように、本発明によれば、従来の両
方向ポンプに比較して流量を減少させることなく作動性
能とシール性能とを同時に向上させることができ、しか
も、構造が簡単で安価な両方向ポンプを提供することが
可能となる。
【0022】
【発明の効果】請求項1の発明は、流入口からポンプケ
ース内に流入させる流体をポンプケースに設けられた一
対の流出口の何れか一方のみから選択的に流出させる両
方向ポンプであって、一対の流出口が互いの軸を並行さ
せて並設されたポンプケースと、このポンプケース内に
回動自在に収納されたインペラと、ポンプケース内の両
流出口の間に揺動自在に取着される反転体とを備え、こ
の反転体が、流出口の軸方向に略沿って流出口を各別に
開閉自在に閉塞する一対の閉塞板を具備するとともに、
インペラの回動に応じて反転揺動され一方の流出口を一
方の閉塞板にて閉塞すると同時に他方の閉塞板にて他方
の流出口への流路を形成して成るので、インペラの回動
向きに応じて反転体が反転揺動して一対の流出口のうち
の一方のみから選択的に流出させることができ、しか
も、流出口を開閉自在に閉塞する反転体の閉塞板が流出
口の軸方向に略沿って開閉するため、閉塞板と流出口と
の間に従来例のような摩擦力が生じることがなく、作動
性能とシール性能の両立が可能となるとともに磨耗によ
る寿命の低下も防止できるという効果がある。また、互
いに並行に並設された流出口の間に反転体を取着してい
るため、反転体の閉塞板により形成された流路内の抵抗
が小さくなり、従来例に比べて流出口からの流体の流量
を増加させることができるという効果がある。
【0023】請求項2の発明は、流出口の周縁及び各流
出口の周縁に当接する各閉塞板の表面の少なくとも一方
にシール用の弾性体を設けて成るので、この弾性体によ
って流出口と閉塞板との隙間が埋められ、シール性能の
向上が図れるという効果がある。請求項3の発明は、少
なくとも反射体が具備する一対の閉塞板を弾性体にて形
成して成るので、部品点数を増やすことなくシール性能
の向上が図れるという効果がある。
【0024】請求項4の発明は、インペラの羽根をイン
ペラの回動方向に湾曲させて成るので、インペラの回動
向きによって各流出口からの流量を異ならせることがで
き、インペラの回動向きを変えることで流出口の切り換
えと流量の切り換えとを同時に行うことができるという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態を示し、(a)は一部破断した正面
図、(b)は一部破断した側面図、(c)は上面図であ
る。
【図2】(a)〜(c)は同上の動作を説明するための
断面図である。
【図3】同上の動作を説明するための断面図である。
【図4】同上の動作を説明するための断面図である。
【図5】同上の反転体の別の構成を示す要部断面図であ
る。
【図6】同上の反転体のさらに別の構成を示す要部断面
図である。
【図7】同上の反転体のさらにまた別の構成を示す要部
断面図である。
【図8】(a)〜(c)は同上におけるインペラの羽根
を別構成とした場合の動作説明のための断面図である。
【図9】従来例を示す断面図である。
【図10】他の従来例を示す断面図である。
【図11】別の従来例を示す断面図である。
【図12】さらに別の従来例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 ポンプケース 3 流入口 51 ,52 流出口 20 インペラ 40 反転体 421 ,422 閉塞体
【手続補正書】
【提出日】平成8年7月8日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、上記
目的を達成するために、流入口からポンプケース内に流
入させる流体をポンプケースに設けられた一対の流出口
の何れか一方のみから選択的に流出させる両方向ポンプ
であって、一対の流出口が並設されたポンプケースと、
このポンプケース内に回動自在に収納されたインペラ
と、ポンプケース内の両流出口の間に揺動自在に取着さ
れる反転体とを備え、この反転体が、流出口の軸方向に
略沿って流出口を各別に開閉自在に閉塞する一対の閉塞
板を具備するとともに、インペラの回動に応じて反転揺
動され一方の流出口を一方の閉塞板にて閉塞すると同時
に他方の閉塞板にて他方の流出口への流路を形成して成
るものであり、インペラの回動向きに応じて反転体が反
転揺動して一対の流出口のうちの一方のみから選択的に
流出させることができ、しかも、流出口を開閉自在に閉
塞する反転体の閉塞板が流出口の軸方向に略沿って開閉
するため、閉塞板と流出口との間に従来例のような摩擦
力が生じることがなく、作動性能とシール性能の両立が
可能となるとともに磨耗による寿命の低下も防止でき
る。また、並設された流出口の間に反転体を取着してい
るため、反転体の閉塞板により形成された流路内の抵抗
が小さくなり、従来例に比べて流出口からの流体の流量
を増加させることができる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】
【発明の効果】請求項1の発明は、流入口からポンプケ
ース内に流入させる流体をポンプケースに設けられた一
対の流出口の何れか一方のみから選択的に流出させる両
方向ポンプであって、一対の流出口が並設されたポンプ
ケースと、このポンプケース内に回動自在に収納された
インペラと、ポンプケース内の両流出口の間に揺動自在
に取着される反転体とを備え、この反転体が、流出口の
軸方向に略沿って流出口を各別に開閉自在に閉塞する一
対の閉塞板を具備するとともに、インペラの回動に応じ
て反転揺動され一方の流出口を一方の閉塞板にて閉塞す
ると同時に他方の閉塞板にて他方の流出口への流路を形
成して成るので、インペラの回動向きに応じて反転体が
反転揺動して一対の流出口のうちの一方のみから選択的
に流出させることができ、しかも、流出口を開閉自在に
閉塞する反転体の閉塞板が流出口の軸方向に略沿って開
閉するため、閉塞板と流出口との間に従来例のような摩
擦力が生じることがなく、作動性能とシール性能の両立
が可能となるとともに磨耗による寿命の低下も防止でき
るという効果がある。また、並設された流出口の間に反
転体を取着しているため、反転体の閉塞板により形成さ
れた流路内の抵抗が小さくなり、従来例に比べて流出口
からの流体の流量を増加させることができるという効果
がある。
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】
【手続補正6】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図11
【補正方法】変更
【補正内容】
【図11】

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流入口からポンプケース内に流入させる
    流体をポンプケースに設けられた一対の流出口の何れか
    一方のみから選択的に流出させる両方向ポンプであっ
    て、一対の流出口が互いの軸を並行させて並設されたポ
    ンプケースと、このポンプケース内に回動自在に収納さ
    れたインペラと、ポンプケース内の両流出口の間に揺動
    自在に取着される反転体とを備え、この反転体が、流出
    口の軸方向に略沿って流出口を各別に開閉自在に閉塞す
    る一対の閉塞板を具備するとともに、インペラの回動に
    応じて反転揺動され一方の流出口を一方の閉塞板にて閉
    塞すると同時に他方の閉塞板にて他方の流出口への流路
    を形成して成ることを特徴とする両方向ポンプ。
  2. 【請求項2】 流出口の周縁及び各流出口の周縁に当接
    する各閉塞板の表面の少なくとも一方にシール用の弾性
    体を設けて成ることを特徴とする請求項1記載の両方向
    ポンプ。
  3. 【請求項3】 少なくとも反射体が具備する一対の閉塞
    板を弾性体にて形成して成ることを特徴とする請求項1
    記載の両方向ポンプ。
  4. 【請求項4】 インペラの羽根をインペラの回動方向に
    湾曲させて成ることを特徴とする請求項1又は2又は3
    記載の両方向ポンプ。
JP29554795A 1995-11-14 1995-11-14 両方向ポンプ Withdrawn JPH09137790A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103562062A (zh) * 2011-05-26 2014-02-05 容器科技有限公司 具有外部马达的双向泵
KR101655412B1 (ko) * 2015-05-29 2016-09-09 인천대학교 산학협력단 양방향 펌프

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103562062A (zh) * 2011-05-26 2014-02-05 容器科技有限公司 具有外部马达的双向泵
CN103562062B (zh) * 2011-05-26 2016-03-02 容器科技有限公司 具有外部马达的双向泵
KR101655412B1 (ko) * 2015-05-29 2016-09-09 인천대학교 산학협력단 양방향 펌프

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