JPH09137904A - 蒸気発生装置を有するパワープラント - Google Patents
蒸気発生装置を有するパワープラントInfo
- Publication number
- JPH09137904A JPH09137904A JP7282125A JP28212595A JPH09137904A JP H09137904 A JPH09137904 A JP H09137904A JP 7282125 A JP7282125 A JP 7282125A JP 28212595 A JP28212595 A JP 28212595A JP H09137904 A JPH09137904 A JP H09137904A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- power plant
- superheater
- steam
- liquid
- passage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims abstract description 42
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 claims abstract description 41
- 238000001704 evaporation Methods 0.000 claims abstract description 5
- 230000008020 evaporation Effects 0.000 claims abstract description 5
- 238000001816 cooling Methods 0.000 claims abstract description 4
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Chemical compound O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 21
- 239000000446 fuel Substances 0.000 claims description 9
- 238000000926 separation method Methods 0.000 claims description 5
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 claims description 4
- 239000006200 vaporizer Substances 0.000 claims description 4
- 238000009833 condensation Methods 0.000 claims description 2
- 230000005494 condensation Effects 0.000 claims description 2
- 238000009834 vaporization Methods 0.000 claims description 2
- 230000008016 vaporization Effects 0.000 claims description 2
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 12
- 239000000463 material Substances 0.000 description 10
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 5
- 239000012071 phase Substances 0.000 description 4
- 230000008901 benefit Effects 0.000 description 2
- 238000005243 fluidization Methods 0.000 description 2
- OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N Carbon Chemical compound [C] OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000002745 absorbent Effects 0.000 description 1
- 239000002250 absorbent Substances 0.000 description 1
- 229910052799 carbon Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000000567 combustion gas Substances 0.000 description 1
- 230000006378 damage Effects 0.000 description 1
- 230000001419 dependent effect Effects 0.000 description 1
- 230000001627 detrimental effect Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 239000003344 environmental pollutant Substances 0.000 description 1
- 239000007791 liquid phase Substances 0.000 description 1
- 231100000719 pollutant Toxicity 0.000 description 1
- 238000010248 power generation Methods 0.000 description 1
- 230000002028 premature Effects 0.000 description 1
- 238000000746 purification Methods 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
- 230000009528 severe injury Effects 0.000 description 1
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Engine Equipment That Uses Special Cycles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 燃焼室内に発生する発熱量がプラントの通常
の運転状態から低下されたときに過熱装置を冷却するた
めに蒸気を過熱装置に供給する補助蒸気ボイラを配置し
て、過熱装置が容認できない温度に上昇することを阻止
する。 【解決手段】 パワープラントは燃焼室(1)と、液体
および蒸気の状態の媒体用通路内に蒸発装置(8)と過
熱装置(9)とを備える蒸気発生装置とを備え、蒸発装
置および過熱装置は燃焼室内に配置されかつ蒸発装置を
通過する液体を蒸発させかつ蒸発から得られた蒸気を過
熱するために燃焼生成物と熱交換する表面を有する。蒸
気発生装置は蒸発装置内で蒸発しなかった液体を該通路
から分離するための分離装置(12)を備え、前記パワ
ープラントは始動時に該通路内の液体を過熱する蒸気を
発生する補助蒸気ボイラ(15)を備える。該補助蒸気
ボイラは燃焼室内の発熱量が低下されたときに過熱装置
に冷却用蒸気を供給する。
の運転状態から低下されたときに過熱装置を冷却するた
めに蒸気を過熱装置に供給する補助蒸気ボイラを配置し
て、過熱装置が容認できない温度に上昇することを阻止
する。 【解決手段】 パワープラントは燃焼室(1)と、液体
および蒸気の状態の媒体用通路内に蒸発装置(8)と過
熱装置(9)とを備える蒸気発生装置とを備え、蒸発装
置および過熱装置は燃焼室内に配置されかつ蒸発装置を
通過する液体を蒸発させかつ蒸発から得られた蒸気を過
熱するために燃焼生成物と熱交換する表面を有する。蒸
気発生装置は蒸発装置内で蒸発しなかった液体を該通路
から分離するための分離装置(12)を備え、前記パワ
ープラントは始動時に該通路内の液体を過熱する蒸気を
発生する補助蒸気ボイラ(15)を備える。該補助蒸気
ボイラは燃焼室内の発熱量が低下されたときに過熱装置
に冷却用蒸気を供給する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は内部で燃料を燃焼さ
せるための燃焼室と、液体および水蒸気の状態の媒体の
通路内におけるパワープラントの下流側に蒸発装置およ
び過熱装置を備えている蒸気発生装置とを備えているパ
ワープラントにして、蒸発装置および過熱装置は前記燃
焼室内に配置され、かつ蒸発装置を通過する液体を蒸発
させ、かつ該蒸発から得られた水蒸気を過熱するために
前記燃焼の生成物と熱交換を行うための表面を有し、前
記蒸気発生装置はまた前記蒸発装置内で蒸発しなかった
液体を前記通路から分離するために前記蒸発装置と前記
過熱装置との間の前記通路内に配置された分離装置を備
え、前記パワープラントはまた該パワープラントを始動
するときに前記通路内の前記液体を加熱するための蒸気
を発生するようになっている補助蒸気ボイラを備えてい
るパワープラントに関する。
せるための燃焼室と、液体および水蒸気の状態の媒体の
通路内におけるパワープラントの下流側に蒸発装置およ
び過熱装置を備えている蒸気発生装置とを備えているパ
ワープラントにして、蒸発装置および過熱装置は前記燃
焼室内に配置され、かつ蒸発装置を通過する液体を蒸発
させ、かつ該蒸発から得られた水蒸気を過熱するために
前記燃焼の生成物と熱交換を行うための表面を有し、前
記蒸気発生装置はまた前記蒸発装置内で蒸発しなかった
液体を前記通路から分離するために前記蒸発装置と前記
過熱装置との間の前記通路内に配置された分離装置を備
え、前記パワープラントはまた該パワープラントを始動
するときに前記通路内の前記液体を加熱するための蒸気
を発生するようになっている補助蒸気ボイラを備えてい
るパワープラントに関する。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】「パワー
プラント」の定義は非常に広く解釈されるべきであり、
発電用プラントのみでなく、また熱エネルギを発生する
ためのすべての型式のプラントを含む、種々の燃料を燃
焼させるためのほとんどあらゆる型式のパワープラント
を含む。「前記燃焼の生成物との熱交換」の定義はこの
ような生成物と前記表面との間の直接の熱交換のみなら
ず、また前記燃焼により発生した熱を前記燃焼室内の異
なる媒体を介して前記表面に伝達することをも包含して
おり、前記媒体とは流動床が燃焼室に存在するときの床
材料のようなものである。
プラント」の定義は非常に広く解釈されるべきであり、
発電用プラントのみでなく、また熱エネルギを発生する
ためのすべての型式のプラントを含む、種々の燃料を燃
焼させるためのほとんどあらゆる型式のパワープラント
を含む。「前記燃焼の生成物との熱交換」の定義はこの
ような生成物と前記表面との間の直接の熱交換のみなら
ず、また前記燃焼により発生した熱を前記燃焼室内の異
なる媒体を介して前記表面に伝達することをも包含して
おり、前記媒体とは流動床が燃焼室に存在するときの床
材料のようなものである。
【0003】非限定的な一例として、本発明を粒子燃料
を燃焼するための床を有するパワープラントについて以
下に説明し、そしてさらに正確には、流動床、例えば、
PFBC(加圧流動床燃焼)プラントを有するパワープ
ラントについて説明する。その理由は本発明により解決
されるべき問題が特にこのようなプラントにあてはまる
からである。
を燃焼するための床を有するパワープラントについて以
下に説明し、そしてさらに正確には、流動床、例えば、
PFBC(加圧流動床燃焼)プラントを有するパワープ
ラントについて説明する。その理由は本発明により解決
されるべき問題が特にこのようなプラントにあてはまる
からである。
【0004】このようなプラントにおいては、主として
水である前記媒体が前記蒸発装置に達するときに一つの
相、すなわち、液体であることが重要である。蒸発装置
内では、液体は前記燃焼の生成物、この例では燃焼室内
の床、との熱交換により蒸発せしめられる。また、水滴
が過熱装置内で「銃弾」様に変わり、過熱装置に苛酷な
損傷をひき起こし、その結果、前記蒸発装置内で蒸発し
なかった液体が過熱装置に流入する前に前記通路から該
液体を分離するために分離装置が配置されているが、必
要不可欠なのは液体の媒体が過熱装置に到達しないこと
である。しかしながら、過熱装置は床との熱交換におい
て容認可能な温度を維持するために常に十分な量の蒸気
を必要とする。前記燃焼室内で発生した熱電力がパワー
プラントの通常の運転状態から低下した時、これはパワ
ープラントが部分的にまたは完全に休止され、その結果
として問題が発生するか、またはパワープラントの補修
工事が必要であること、PFBCプラントにおいては主
としてガスタービンのトリップ(一時停止)を意味して
おり、次のような問題が発生する。すなわち、蒸発装置
および過熱装置が依然として前記燃焼の生成物、すなわ
ち、高温の床と接触しているが、しかし床がもはやそれ
ほど高温でなく、従って、前記通路内の媒体の発熱量が
低下し、蒸発装置が小量の蒸気のみを製造し、そして分
離装置に達する媒体の大部分が媒体の流れから液体とし
て分離され、その結果、非常に小量の蒸気が過熱装置に
達する。大部分が管である過熱装置は依然として前記の
比較的に高温の床により少なくとも部分的に包囲され、
そしてこのようにして過熱装置に有害でありかつ前記過
熱装置の材料、通常、1組の管の早期疲労をひき起こす
ことがある温度まで過熱される。その理由は過熱装置を
冷却するために過熱装置内に十分な量の蒸気が流れてい
ないからである。
水である前記媒体が前記蒸発装置に達するときに一つの
相、すなわち、液体であることが重要である。蒸発装置
内では、液体は前記燃焼の生成物、この例では燃焼室内
の床、との熱交換により蒸発せしめられる。また、水滴
が過熱装置内で「銃弾」様に変わり、過熱装置に苛酷な
損傷をひき起こし、その結果、前記蒸発装置内で蒸発し
なかった液体が過熱装置に流入する前に前記通路から該
液体を分離するために分離装置が配置されているが、必
要不可欠なのは液体の媒体が過熱装置に到達しないこと
である。しかしながら、過熱装置は床との熱交換におい
て容認可能な温度を維持するために常に十分な量の蒸気
を必要とする。前記燃焼室内で発生した熱電力がパワー
プラントの通常の運転状態から低下した時、これはパワ
ープラントが部分的にまたは完全に休止され、その結果
として問題が発生するか、またはパワープラントの補修
工事が必要であること、PFBCプラントにおいては主
としてガスタービンのトリップ(一時停止)を意味して
おり、次のような問題が発生する。すなわち、蒸発装置
および過熱装置が依然として前記燃焼の生成物、すなわ
ち、高温の床と接触しているが、しかし床がもはやそれ
ほど高温でなく、従って、前記通路内の媒体の発熱量が
低下し、蒸発装置が小量の蒸気のみを製造し、そして分
離装置に達する媒体の大部分が媒体の流れから液体とし
て分離され、その結果、非常に小量の蒸気が過熱装置に
達する。大部分が管である過熱装置は依然として前記の
比較的に高温の床により少なくとも部分的に包囲され、
そしてこのようにして過熱装置に有害でありかつ前記過
熱装置の材料、通常、1組の管の早期疲労をひき起こす
ことがある温度まで過熱される。その理由は過熱装置を
冷却するために過熱装置内に十分な量の蒸気が流れてい
ないからである。
【0005】この問題はこのようなパワープラントに付
加的な非常用蒸気ボイラを設け、かつ前記燃焼室内に発
生する熱電力がプラントの通常の運転状態から低下した
ときに過熱装置を冷却するために前記過熱装置に蒸気を
供給するようにこの非常用蒸気ボイラを配置することに
より解決することができる。従って、このような非常用
蒸気ボイラは、例えば、PFBCプラントのガスタービ
ンがトリップしたときに、作動し、そして過熱装置の温
度が受け入れがたいレベルまで上昇することを阻止する
ために蒸気を過熱装置の中に供給する。しかしながら、
この問題のこの解決方法はむしろ高価であり、そのため
にこの問題を別の方法で解決する要求がある。
加的な非常用蒸気ボイラを設け、かつ前記燃焼室内に発
生する熱電力がプラントの通常の運転状態から低下した
ときに過熱装置を冷却するために前記過熱装置に蒸気を
供給するようにこの非常用蒸気ボイラを配置することに
より解決することができる。従って、このような非常用
蒸気ボイラは、例えば、PFBCプラントのガスタービ
ンがトリップしたときに、作動し、そして過熱装置の温
度が受け入れがたいレベルまで上昇することを阻止する
ために蒸気を過熱装置の中に供給する。しかしながら、
この問題のこの解決方法はむしろ高価であり、そのため
にこの問題を別の方法で解決する要求がある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は上記問題
を満足な態様で解決するこのような特徴を有する序文で
定義したパワープラントを提供することにある。
を満足な態様で解決するこのような特徴を有する序文で
定義したパワープラントを提供することにある。
【0007】この目的は、本発明によれば、前記燃焼室
内に発生する熱電力がプラントの通常の運転状態から低
下したときに非常用蒸気ボイラとして作動するととも
に、前記過熱装置を冷却するために蒸気を前記過熱装置
に供給する補助蒸気ボイラを配置することにより達成さ
れる。
内に発生する熱電力がプラントの通常の運転状態から低
下したときに非常用蒸気ボイラとして作動するととも
に、前記過熱装置を冷却するために蒸気を前記過熱装置
に供給する補助蒸気ボイラを配置することにより達成さ
れる。
【0008】ともかくそこに存在し、かつパワープラン
トの始動を可能にするために存在しなければならず、か
つプラントの前記熱電力が低下したときに非常用蒸気ボ
イラとして作動するとともに、蒸気を前記過熱装置に供
給する補助蒸気ボイラを配置することにより、低廉なコ
ストで効率的に問題が解決される。補助蒸気ボイラおよ
び非常用蒸気ボイラを同時に運転することが要望される
ことはなく、従って、これらの二つの型式のボイラが果
たさなければならない役割のために同一の蒸気ボイラを
使用することが非常に良い解決方法であることが判明し
た。
トの始動を可能にするために存在しなければならず、か
つプラントの前記熱電力が低下したときに非常用蒸気ボ
イラとして作動するとともに、蒸気を前記過熱装置に供
給する補助蒸気ボイラを配置することにより、低廉なコ
ストで効率的に問題が解決される。補助蒸気ボイラおよ
び非常用蒸気ボイラを同時に運転することが要望される
ことはなく、従って、これらの二つの型式のボイラが果
たさなければならない役割のために同一の蒸気ボイラを
使用することが非常に良い解決方法であることが判明し
た。
【0009】本発明の好ましい実施例によれば、前記ボ
イラは非常用蒸気ボイラとして運転されるときに20バ
ールを超える圧力を有する蒸気を前記過熱装置に供給す
るようになっている。分離装置に近い前記通路内の圧力
はPFBCプラントの通常の運転において200バール
程度に保持することができ、そして非常用蒸気ボイラに
より発生された蒸気の圧力が高ければ高い程、非常用蒸
気が過熱装置にさらに迅速に供給することができる。そ
の理由は前記通路内の問題の位置における圧力が非常用
蒸気の圧力のレベル以下に低下する前にこの動作を行う
ことができないからである。このために、耐用年数を延
長しようとする過熱装置に作用する応力が小さくなり、
かつ過熱装置を冷却するために過熱装置内に過小量の蒸
気の存在によるいかなる問題をもひき起こすことなく前
記媒体の単一相(液体)を得るために十分に高い圧力を
蒸発装置の入口に供給することができることが保証され
る。前記圧力が少なくとも30バールであることが好ま
しく、そして前記圧力が少なくとも40バールであるこ
とが最も好ましく、これは緊急の場合に蒸気が一層迅速
に過熱装置に供給されることを意味する。
イラは非常用蒸気ボイラとして運転されるときに20バ
ールを超える圧力を有する蒸気を前記過熱装置に供給す
るようになっている。分離装置に近い前記通路内の圧力
はPFBCプラントの通常の運転において200バール
程度に保持することができ、そして非常用蒸気ボイラに
より発生された蒸気の圧力が高ければ高い程、非常用蒸
気が過熱装置にさらに迅速に供給することができる。そ
の理由は前記通路内の問題の位置における圧力が非常用
蒸気の圧力のレベル以下に低下する前にこの動作を行う
ことができないからである。このために、耐用年数を延
長しようとする過熱装置に作用する応力が小さくなり、
かつ過熱装置を冷却するために過熱装置内に過小量の蒸
気の存在によるいかなる問題をもひき起こすことなく前
記媒体の単一相(液体)を得るために十分に高い圧力を
蒸発装置の入口に供給することができることが保証され
る。前記圧力が少なくとも30バールであることが好ま
しく、そして前記圧力が少なくとも40バールであるこ
とが最も好ましく、これは緊急の場合に蒸気が一層迅速
に過熱装置に供給されることを意味する。
【0010】本発明の好ましい実施例によれば、前記ボ
イラは補助蒸気ボイラとして運転されるときに前記通路
内の前記液体を加熱するために20バールを超える圧力
を有する蒸気を発生するようになっている。この蒸気圧
力は従来使用されてきた補助蒸気ボイラの蒸気圧力より
も高く、かつこれが非常に有利であることが判明した。
このために、パワープラントが部分的に休止されたとき
に、パワープラントの蒸気発生装置内により高い圧力を
維持することが可能になり、それによりこのようなパワ
ープラントが通常の運転状態でない運転の毎時間、高額
の費用を要することがあるので、経費削減につながるパ
ワープラントの始動に必要な時間がかなり短縮される。
前記ボイラは、勿論、非常用蒸気ボイラの場合と同様
に、補助蒸気ボイラとして作動されるときに同じ蒸気圧
力を発生することができる。
イラは補助蒸気ボイラとして運転されるときに前記通路
内の前記液体を加熱するために20バールを超える圧力
を有する蒸気を発生するようになっている。この蒸気圧
力は従来使用されてきた補助蒸気ボイラの蒸気圧力より
も高く、かつこれが非常に有利であることが判明した。
このために、パワープラントが部分的に休止されたとき
に、パワープラントの蒸気発生装置内により高い圧力を
維持することが可能になり、それによりこのようなパワ
ープラントが通常の運転状態でない運転の毎時間、高額
の費用を要することがあるので、経費削減につながるパ
ワープラントの始動に必要な時間がかなり短縮される。
前記ボイラは、勿論、非常用蒸気ボイラの場合と同様
に、補助蒸気ボイラとして作動されるときに同じ蒸気圧
力を発生することができる。
【0011】本発明の別の一つの好ましい実施例によれ
ば、前記分離装置は該分離装置内で分離された液体から
の熱を前記通路内を流れる液体に伝達するために前記蒸
発装置の上流側の前記通路内の前記液体との熱交換を行
うようになった装置と接続されている。このようにし
て、まだ蒸発していない蒸発装置内の前記液体により受
け入れられた熱を液体の流れに戻すことができ、かつこ
の実施例は高い圧力を有する蒸気を発生するようになっ
た補助蒸気ボイラに関する実施例と組み合わされた場合
に特に有利である。その理由は補助蒸気ボイラがこの方
法によりパワープラントの始動時に分離装置内に高い圧
力を保証することができ、これは分離装置内により高い
温度が得られかつ前記熱交換装置内により多量の熱エネ
ルギを回収することができることを意味し、それにより
パワープラントがより迅速に始動可能になる。その結
果、この始動期間がより短くなる結果、周囲の大気中に
排出される汚染物の量が少なくなる。過熱装置内の補助
蒸気の圧力がより高いために、蒸発装置内の液体(水)
の平均温度がかなりより高くなる。その理由はこの補助
蒸気の圧力がより高いことが蒸気の飽和温度がより高く
なることを意味し、かつ分離器内で排出される液体がこ
の飽和温度を有し、かつ前記通路内の液体を過熱するた
めに前記熱交換装置に導かれ、その結果、前記蒸発装置
および装置のその他の部分、例えば、燃焼室の壁部を前
記飽和温度に近い温度まで加熱することができる。この
ようにして、パワープラント内のガス通路を加熱するた
めの時間もまたかなり短縮される。従って、始動運転の
ために必要な時間をこのようにして短縮することができ
る。
ば、前記分離装置は該分離装置内で分離された液体から
の熱を前記通路内を流れる液体に伝達するために前記蒸
発装置の上流側の前記通路内の前記液体との熱交換を行
うようになった装置と接続されている。このようにし
て、まだ蒸発していない蒸発装置内の前記液体により受
け入れられた熱を液体の流れに戻すことができ、かつこ
の実施例は高い圧力を有する蒸気を発生するようになっ
た補助蒸気ボイラに関する実施例と組み合わされた場合
に特に有利である。その理由は補助蒸気ボイラがこの方
法によりパワープラントの始動時に分離装置内に高い圧
力を保証することができ、これは分離装置内により高い
温度が得られかつ前記熱交換装置内により多量の熱エネ
ルギを回収することができることを意味し、それにより
パワープラントがより迅速に始動可能になる。その結
果、この始動期間がより短くなる結果、周囲の大気中に
排出される汚染物の量が少なくなる。過熱装置内の補助
蒸気の圧力がより高いために、蒸発装置内の液体(水)
の平均温度がかなりより高くなる。その理由はこの補助
蒸気の圧力がより高いことが蒸気の飽和温度がより高く
なることを意味し、かつ分離器内で排出される液体がこ
の飽和温度を有し、かつ前記通路内の液体を過熱するた
めに前記熱交換装置に導かれ、その結果、前記蒸発装置
および装置のその他の部分、例えば、燃焼室の壁部を前
記飽和温度に近い温度まで加熱することができる。この
ようにして、パワープラント内のガス通路を加熱するた
めの時間もまたかなり短縮される。従って、始動運転の
ために必要な時間をこのようにして短縮することができ
る。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明のその他の利点ならびに好
ましい特徴は以下の説明およびその他の従属請求項から
明らかになるであろう。添付図面を参照して、以下に一
例として引用した本発明の好ましい実施例の明細な説明
を記載する。
ましい特徴は以下の説明およびその他の従属請求項から
明らかになるであろう。添付図面を参照して、以下に一
例として引用した本発明の好ましい実施例の明細な説明
を記載する。
【0013】既に述べたように、本発明はともかくPF
BC(加圧流動床燃焼)パワープラントに使用するため
に限定されるものではないが、本発明を発明の問題の理
解を容易にしかつ解決方法を例示するために加圧流動床
燃焼パワープラントについて図1および図2を参照して
説明する。
BC(加圧流動床燃焼)パワープラントに使用するため
に限定されるものではないが、本発明を発明の問題の理
解を容易にしかつ解決方法を例示するために加圧流動床
燃焼パワープラントについて図1および図2を参照して
説明する。
【0014】PFBCパワープラントの一般的な構造
は、例えば、本出願人のスウェーデン特許出願第950
1097−1号明細書に記載され、かつこのようなパワ
ープラントはガスおよび蒸気サイクルを備えている。さ
て、ここではこのようなプラントの記述を発明上の問題
が起きる前記蒸気サイクルの一部分に限定する。このパ
ワープラントは加圧容器2内に収容された燃焼室1を備
えている。燃焼室1は104 m3 程度の容積を有するこ
とができ、かつ例えば、約16バールに加圧することが
できる。燃焼室1を加圧し、かつ燃焼室1内の流動床4
を流動化するための圧縮空気3が容器2に供給される。
圧縮空気3は燃焼室1内に収容された流動床4を流動化
するために燃焼室1の底部に略図で示した流動化ノズル
5を通じて燃焼室1に供給される。流動床4は床材料、
例えば、顆粒状の吸収剤および粒子燃料、すなわち、微
粉砕固体粒子の燃料、好ましくは流動床に供給された流
動化空気内で燃焼せしめられる粉砕炭素により構成され
ている。流動床4からの高温燃焼ガスはガス通路内の導
管7を通じて、電気エネルギを発生するための図示して
いない浄化装置およびガスタービンに導かれる。
は、例えば、本出願人のスウェーデン特許出願第950
1097−1号明細書に記載され、かつこのようなパワ
ープラントはガスおよび蒸気サイクルを備えている。さ
て、ここではこのようなプラントの記述を発明上の問題
が起きる前記蒸気サイクルの一部分に限定する。このパ
ワープラントは加圧容器2内に収容された燃焼室1を備
えている。燃焼室1は104 m3 程度の容積を有するこ
とができ、かつ例えば、約16バールに加圧することが
できる。燃焼室1を加圧し、かつ燃焼室1内の流動床4
を流動化するための圧縮空気3が容器2に供給される。
圧縮空気3は燃焼室1内に収容された流動床4を流動化
するために燃焼室1の底部に略図で示した流動化ノズル
5を通じて燃焼室1に供給される。流動床4は床材料、
例えば、顆粒状の吸収剤および粒子燃料、すなわち、微
粉砕固体粒子の燃料、好ましくは流動床に供給された流
動化空気内で燃焼せしめられる粉砕炭素により構成され
ている。流動床4からの高温燃焼ガスはガス通路内の導
管7を通じて、電気エネルギを発生するための図示して
いない浄化装置およびガスタービンに導かれる。
【0015】また、このパワープラントは、この場合に
は通路に媒体として液体および蒸気の状態の水を有しそ
の内部での燃料の燃焼から得られる高温の床材料との熱
交換を通じて熱を吸収する前記流動床4の中に浸漬され
かつ前記流動床4により包囲された1組の管8および9
を有する蒸気発生装置を備えている。管の巻数は実際に
は図1に示した巻数よりもはるかに多いが、この図はこ
のようなパワープラントの機能を説明するためにのみ使
用されている。前記媒体の通路内に送られた水は先ず符
号10で示した位置において流動床に流入し、そして蒸
発装置または蒸発器8を構成する1組の管内を流動床を
通して移動する。水はこのようにして床材料との熱交換
により加熱され、そしてもしも水が蒸発装置8内の圧力
に比して十分に高い温度まで加熱されれば、蒸発する。
媒体の流れは符号11で示した位置で燃焼室1を去り、
そして分離装置12に達する。分離装置12において、
前記媒体の流れに含まれた水は、後程、フラッシュボッ
クス13内での膨脹により大気中に蒸発させるために、
蒸気から分離される。水から分離された蒸気は分離装置
12から燃焼室1に戻され、符号24で示した位置にお
いて燃焼室1に流入し、そしてそこを通って過熱装置ま
たは過熱器9内に導かれる。過熱装置9は、主として、
次の工程において蒸気を高温の床材料との熱交換により
過熱するために連続(直列)的に接続された2組の管に
より構成されている。床材料は一般的に約800℃の温
度を有し、そして蒸気は第1過熱器内で約390℃まで
過熱することができ、そして第2過熱器内で約540℃
まで加熱することができる。この約540℃は蒸気が電
気エネルギを生成するために図示していない蒸気タービ
ンに導かれるために位置25において過熱装置9を去る
ときの温度である。
は通路に媒体として液体および蒸気の状態の水を有しそ
の内部での燃料の燃焼から得られる高温の床材料との熱
交換を通じて熱を吸収する前記流動床4の中に浸漬され
かつ前記流動床4により包囲された1組の管8および9
を有する蒸気発生装置を備えている。管の巻数は実際に
は図1に示した巻数よりもはるかに多いが、この図はこ
のようなパワープラントの機能を説明するためにのみ使
用されている。前記媒体の通路内に送られた水は先ず符
号10で示した位置において流動床に流入し、そして蒸
発装置または蒸発器8を構成する1組の管内を流動床を
通して移動する。水はこのようにして床材料との熱交換
により加熱され、そしてもしも水が蒸発装置8内の圧力
に比して十分に高い温度まで加熱されれば、蒸発する。
媒体の流れは符号11で示した位置で燃焼室1を去り、
そして分離装置12に達する。分離装置12において、
前記媒体の流れに含まれた水は、後程、フラッシュボッ
クス13内での膨脹により大気中に蒸発させるために、
蒸気から分離される。水から分離された蒸気は分離装置
12から燃焼室1に戻され、符号24で示した位置にお
いて燃焼室1に流入し、そしてそこを通って過熱装置ま
たは過熱器9内に導かれる。過熱装置9は、主として、
次の工程において蒸気を高温の床材料との熱交換により
過熱するために連続(直列)的に接続された2組の管に
より構成されている。床材料は一般的に約800℃の温
度を有し、そして蒸気は第1過熱器内で約390℃まで
過熱することができ、そして第2過熱器内で約540℃
まで加熱することができる。この約540℃は蒸気が電
気エネルギを生成するために図示していない蒸気タービ
ンに導かれるために位置25において過熱装置9を去る
ときの温度である。
【0016】蒸発装置8に達する媒体がこのような高い
圧力を有しているので、媒体が蒸発装置に単一の液相状
態で達することが不可欠である。また、同時に、過熱装
置に可能な限り多量の蒸気が供給され、従って、分離装
置で分離される液体が可能な限り少ないことが望まし
い。パワープラントの通常の運転の間に、これらの二つ
の基準を満足させることはなんら問題がない。しかしな
がら、例えば、パワープラントにおけるなんらかの問題
のためにガスタービンがトリップしているときに、パワ
ープラントにより発生する熱電力がパワープラントの通
常の運転状態の発熱量から低下したときに一つの問題が
発生する。このようなトリップにおいては、流動床4が
スランプ(急激に低下)され、すなわち、流動床4の流
動化が停止し、そして流動床4の熱電力が通常の運転状
態における熱電力のほぼ65%まで低下される。これは
蒸発管および過熱管の一部分が前記流動床よりも上方に
配置されているが、これらの管のその他の部分が前記流
動床内に配置され、流動床が依然として高温を有し、か
つ前記流動床内に依然として浸漬された蒸発管および過
熱管内を循環する媒体に伝達される相当な熱エネルギを
有していることを意味する。しかしながら、床材料への
熱入力が低いために、水の僅かな部分または水を全く含
まない気相状態が蒸発装置8内で蒸発せしめられ、その
結果、小量の蒸気のみが過熱管に流入し、その結果、過
熱管が図2に例示されているような何らかの特殊な作用
がなされない限りは、有害な温度まで過熱されることに
なる。
圧力を有しているので、媒体が蒸発装置に単一の液相状
態で達することが不可欠である。また、同時に、過熱装
置に可能な限り多量の蒸気が供給され、従って、分離装
置で分離される液体が可能な限り少ないことが望まし
い。パワープラントの通常の運転の間に、これらの二つ
の基準を満足させることはなんら問題がない。しかしな
がら、例えば、パワープラントにおけるなんらかの問題
のためにガスタービンがトリップしているときに、パワ
ープラントにより発生する熱電力がパワープラントの通
常の運転状態の発熱量から低下したときに一つの問題が
発生する。このようなトリップにおいては、流動床4が
スランプ(急激に低下)され、すなわち、流動床4の流
動化が停止し、そして流動床4の熱電力が通常の運転状
態における熱電力のほぼ65%まで低下される。これは
蒸発管および過熱管の一部分が前記流動床よりも上方に
配置されているが、これらの管のその他の部分が前記流
動床内に配置され、流動床が依然として高温を有し、か
つ前記流動床内に依然として浸漬された蒸発管および過
熱管内を循環する媒体に伝達される相当な熱エネルギを
有していることを意味する。しかしながら、床材料への
熱入力が低いために、水の僅かな部分または水を全く含
まない気相状態が蒸発装置8内で蒸発せしめられ、その
結果、小量の蒸気のみが過熱管に流入し、その結果、過
熱管が図2に例示されているような何らかの特殊な作用
がなされない限りは、有害な温度まで過熱されることに
なる。
【0017】図2は20バールを超える高い圧力、好ま
しくは少なくとも30バール、そして最も好ましくは少
なくとも40バールを有する蒸気を発生するために構成
されかつ、例えば、ディーゼルまたは油により駆動し得
る補助蒸気ボイラ15をパワープラントが有しているこ
とを示す。この補助蒸気ボイラ15はパワープラントの
始動のために使用されるようになっており、従って、こ
の補助蒸気ボイラ15は通常の運転時には使用されな
い。この補助蒸気ボイラにより発生した蒸気は該蒸気が
蒸発装置8に達する前に給水を予熱するために給水タン
ク16および(または)予熱器に導かれるように意図さ
れている。また、この補助蒸気ボイラ15は蒸気タービ
ン、過熱装置9および燃焼室の壁部を予熱するために使
用され、かつこの可能性は異なる弁17、18および1
9により示してある。このような補助蒸気ボイラ15の
存在はパワープラントを始動させるための一つの条件で
ある。補助蒸気ボイラ15により発生された蒸気によ
り、ガス通路内の壁部上の凝縮を回避するよう燃焼が燃
焼室内で始動し得る以前にある温度を有していなければ
ならないガス通路を始動時に過熱装置により加熱するこ
とが可能になる。
しくは少なくとも30バール、そして最も好ましくは少
なくとも40バールを有する蒸気を発生するために構成
されかつ、例えば、ディーゼルまたは油により駆動し得
る補助蒸気ボイラ15をパワープラントが有しているこ
とを示す。この補助蒸気ボイラ15はパワープラントの
始動のために使用されるようになっており、従って、こ
の補助蒸気ボイラ15は通常の運転時には使用されな
い。この補助蒸気ボイラにより発生した蒸気は該蒸気が
蒸発装置8に達する前に給水を予熱するために給水タン
ク16および(または)予熱器に導かれるように意図さ
れている。また、この補助蒸気ボイラ15は蒸気タービ
ン、過熱装置9および燃焼室の壁部を予熱するために使
用され、かつこの可能性は異なる弁17、18および1
9により示してある。このような補助蒸気ボイラ15の
存在はパワープラントを始動させるための一つの条件で
ある。補助蒸気ボイラ15により発生された蒸気によ
り、ガス通路内の壁部上の凝縮を回避するよう燃焼が燃
焼室内で始動し得る以前にある温度を有していなければ
ならないガス通路を始動時に過熱装置により加熱するこ
とが可能になる。
【0018】また、補助蒸気ボイラ15は、例えば、ガ
スタービンがトリップしたときに、前記燃焼室1内で発
生した熱電力がパワープラントの通常の運転状態から低
下したときに非常用蒸気ボイラとして作動するように配
置されている。この場合には、前記補助蒸気ボイラ15
が作動し、かつ高い圧力を有する蒸気が蒸発装置と過熱
装置との間、この場合には、分離装置と過熱装置との間
の位置23における弁18を通して過熱装置9に供給さ
れる。とはいえ、流動床材料から発生した熱が蒸発装置
8に伝達された結果として、過熱装置9内の圧力が前記
非常用蒸気ボイラの圧力よりも低いレベルまで低下する
や否や、この位置を蒸発装置と分離装置との間に配置す
ることが可能であろう。これは前記過熱管の材料の損傷
および応力を回避するために過熱装置を冷却し、かつ該
過熱装置を容認可能な温度に保持するために過熱装置が
十分な量の蒸気を受け入れることを意味する。非常用蒸
気ボイラからの蒸気圧力が高ければ高いほど、パワープ
ラントに発生した熱電力が通常の運転状態から低下した
後に、該非常用蒸気ボイラが蒸気を過熱装置により早く
供給することができ、従って過熱装置に作用する応力が
より小さくなる。それゆえに、高い圧力を有する蒸気を
発生することができる補助蒸気ボイラ15を備えること
は非常に有利である。また、同時に、ポンプ20により
得られたこのような高い圧力を有する水を蒸発装置8に
供給することが可能であり、従って、水が蒸発装置8に
単一の位相で達することが保証される。その理由はたと
え蒸気が蒸発装置8内に発生しておらず、かつ流れのす
べてが分離装置内で分離されていても、過熱装置9内に
はその冷却のための十分な量の蒸気が存在しているから
である。
スタービンがトリップしたときに、前記燃焼室1内で発
生した熱電力がパワープラントの通常の運転状態から低
下したときに非常用蒸気ボイラとして作動するように配
置されている。この場合には、前記補助蒸気ボイラ15
が作動し、かつ高い圧力を有する蒸気が蒸発装置と過熱
装置との間、この場合には、分離装置と過熱装置との間
の位置23における弁18を通して過熱装置9に供給さ
れる。とはいえ、流動床材料から発生した熱が蒸発装置
8に伝達された結果として、過熱装置9内の圧力が前記
非常用蒸気ボイラの圧力よりも低いレベルまで低下する
や否や、この位置を蒸発装置と分離装置との間に配置す
ることが可能であろう。これは前記過熱管の材料の損傷
および応力を回避するために過熱装置を冷却し、かつ該
過熱装置を容認可能な温度に保持するために過熱装置が
十分な量の蒸気を受け入れることを意味する。非常用蒸
気ボイラからの蒸気圧力が高ければ高いほど、パワープ
ラントに発生した熱電力が通常の運転状態から低下した
後に、該非常用蒸気ボイラが蒸気を過熱装置により早く
供給することができ、従って過熱装置に作用する応力が
より小さくなる。それゆえに、高い圧力を有する蒸気を
発生することができる補助蒸気ボイラ15を備えること
は非常に有利である。また、同時に、ポンプ20により
得られたこのような高い圧力を有する水を蒸発装置8に
供給することが可能であり、従って、水が蒸発装置8に
単一の位相で達することが保証される。その理由はたと
え蒸気が蒸発装置8内に発生しておらず、かつ流れのす
べてが分離装置内で分離されていても、過熱装置9内に
はその冷却のための十分な量の蒸気が存在しているから
である。
【0019】前記補助蒸気ボイラ15の高い圧力の蒸気
を製造する能力は非常用蒸気ボイラとしてのボイラの良
好な機能のために非常に重要であり、そしてまた、前記
補助蒸気ボイラ15をパワープラントの始動時に非常用
蒸気ボイラとして運転するときに、この高い圧力の蒸気
を製造する能力により利益を得ることが可能であろう。
このようにして、高い蒸気圧力が内部が高温になる分離
装置12内に得ることができ、その結果、より多くの熱
エネルギが始動熱交換器21の蒸気発生装置内を循環す
る媒体により回収される。水は分離装置12から始動熱
交換器21を通って、前記通路内を流れて蒸発管8に至
る水と熱交換するためのフラッシュボックス13に導か
れる。システム内のこのより高い温度は始動シーケンス
のために必要な時間を短縮する。また、ポンプ20から
の給水を前記熱交換器21のまわりに導くことを可能に
するバイパス弁22が設けられており、これが所望され
れば、パワープラントの通常の運転においても使用し得
る。
を製造する能力は非常用蒸気ボイラとしてのボイラの良
好な機能のために非常に重要であり、そしてまた、前記
補助蒸気ボイラ15をパワープラントの始動時に非常用
蒸気ボイラとして運転するときに、この高い圧力の蒸気
を製造する能力により利益を得ることが可能であろう。
このようにして、高い蒸気圧力が内部が高温になる分離
装置12内に得ることができ、その結果、より多くの熱
エネルギが始動熱交換器21の蒸気発生装置内を循環す
る媒体により回収される。水は分離装置12から始動熱
交換器21を通って、前記通路内を流れて蒸発管8に至
る水と熱交換するためのフラッシュボックス13に導か
れる。システム内のこのより高い温度は始動シーケンス
のために必要な時間を短縮する。また、ポンプ20から
の給水を前記熱交換器21のまわりに導くことを可能に
するバイパス弁22が設けられており、これが所望され
れば、パワープラントの通常の運転においても使用し得
る。
【0020】本発明は、勿論、上記の好ましい実施例に
限定されるものではないが、当業者には、本発明の変型
のいくつかの可能性が本発明の基本的な概念から逸脱す
ることなく明らかになろう。
限定されるものではないが、当業者には、本発明の変型
のいくつかの可能性が本発明の基本的な概念から逸脱す
ることなく明らかになろう。
【0021】結合された補助および非常用蒸気ボイラ
は、例えば、図示した位置以外のその他の位置における
蒸気発生装置の部分と連結することができ、かつこの装
置が実際には簡素化した図面に示されていない多数の構
成部分を有していることが強調される。
は、例えば、図示した位置以外のその他の位置における
蒸気発生装置の部分と連結することができ、かつこの装
置が実際には簡素化した図面に示されていない多数の構
成部分を有していることが強調される。
【0022】独立請求項に記載の「前記蒸発装置内で蒸
発していない液体を前記通路から分離する」という文章
の定義は広く解釈すべきであり、かつ液体が分離装置を
通過せずかつ過熱装置に到達しないが、しかし蒸発装置
から発生した液体の蒸発部分から生ずる液体の一部分を
分離装置に達する以前に現実に前記通路から分離するこ
とができ、または蒸気に変換することができることを意
味している。
発していない液体を前記通路から分離する」という文章
の定義は広く解釈すべきであり、かつ液体が分離装置を
通過せずかつ過熱装置に到達しないが、しかし蒸発装置
から発生した液体の蒸発部分から生ずる液体の一部分を
分離装置に達する以前に現実に前記通路から分離するこ
とができ、または蒸気に変換することができることを意
味している。
【図1】本発明を適用することができる結合ガスおよび
スチームサイクルを有するPFBCパワープラントの一
部分を部分的に断面で示した略図。
スチームサイクルを有するPFBCパワープラントの一
部分を部分的に断面で示した略図。
【図2】図1に示したパワープラントに適用された本発
明のための重要な特徴を例示した略図で示したブロック
線図。
明のための重要な特徴を例示した略図で示したブロック
線図。
1 燃焼室 2 加圧容器 3 圧縮空気 4 流動床 5 流動化ノズル 8 蒸発装置 9 過熱装置 12 分離装置 13 フラッシュボックス 15 補助蒸気ボイラ 16 給水タンク 17 弁 18 弁 19 弁 20 ポンプ 21 始動熱交換器(熱交換装置) 22 バイパス弁
Claims (16)
- 【請求項1】 内部で燃料を燃焼させるための燃焼室
(1)と、液体および水蒸気の状態の媒体の通路内にパ
ワープラントの下流側に蒸発装置(8)および過熱装置
(9)を備えている蒸気発生装置とを備えているパワー
プラントにして、前記蒸発装置(8)および過熱装置
(9)は前記燃焼室(1)内に配置されかつ該蒸発装置
を通過する液体を蒸発させ、かつ前記蒸発から得られた
蒸気を過熱するために前記燃焼の生成物と熱交換を行う
ための表面を有し、前記蒸気発生装置はまた前記蒸発装
置内で蒸発しなかった液体を前記通路から分離するため
に前記蒸発装置と前記過熱装置との間の前記通路内に配
置された分離装置(12)を備え、前記パワープラント
はまた該パワープラントを始動するときに前記通路内の
前記液体を加熱するための蒸気を発生するようになった
補助蒸気ボイラ(15)を備えているパワープラントに
おいて、前記補助蒸気ボイラが前記燃焼室内に発生した
熱電力がパワープラントの通常の運転状態から低下した
ときに非常用蒸気ボイラとして作動するとともに、前記
過熱装置(9)を冷却するために該過熱装置に蒸気を供
給するために配置されていることを特徴とするパワープ
ラント。 - 【請求項2】 請求項1に記載のパワープラントにし
て、前記補助蒸気ボイラ(15)が非常用蒸気ボイラと
して作動するときに20バールを超える圧力を有する蒸
気を前記過熱装置(9)に供給するようにされているこ
とを特徴とするパワープラント。 - 【請求項3】 請求項2に記載のパワープラントにし
て、前記圧力が少なくとも30バールであることを特徴
とするパワープラント。 - 【請求項4】 請求項2に記載のパワープラントにし
て、前記圧力が少なくとも40バールであることを特徴
とするパワープラント。 - 【請求項5】 請求項1から請求項4までのいずれか一
項に記載のパワープラントにして、前記補助蒸気ボイラ
(15)が補助蒸気ボイラとして作動するときに前記通
路内の前記液体を加熱するために20バールを超える圧
力を有する蒸気を発生するようにされていることを特徴
とするパワープラント。 - 【請求項6】 請求項5に記載のパワープラントにし
て、前記補助蒸気ボイラから発生される蒸気の圧力が少
なくとも30バールであることを特徴とするパワープラ
ント。 - 【請求項7】 請求項5に記載のパワープラントにし
て、前記補助蒸気ボイラから発生される蒸気の圧力が少
なくとも40バールであることを特徴とするパワープラ
ント。 - 【請求項8】 請求項1から請求項7までのいずれか一
項に記載のパワープラントにして、前記補助蒸気ボイラ
(15)が非常用蒸気ボイラとして作動するときに前記
過熱装置(9)の上流側および前記蒸発装置(8)の下
流側の位置(23)において前記通路に蒸気を供給する
ようにされていることを特徴とするパワープラント。 - 【請求項9】 請求項8に記載のパワープラントにし
て、前記位置(23)が前記分離装置(12)の下流側
に配置されていることを特徴とするパワープラント。 - 【請求項10】 請求項1から請求項9までのいずれか
一項に記載のパワープラントにして、前記分離装置(1
2)が該分離装置(12)内で分離された液体からの熱
を前記蒸発装置(8)の上流側の通路内を流れる液体に
伝達するために前記通路内の前記液体との熱交換を行う
ようにされている熱交換装置(21)に接続されている
ことを特徴とするパワープラント。 - 【請求項11】 請求項10に記載のパワープラントに
して、前記熱交換装置(21)がまたさらに前記分離装
置(12)内で水蒸気の凝縮から生じる液体からの熱を
前記蒸発装置(8)の上流側の前記通路内を流れる液体
に伝達するために前記通路内の前記液体との熱交換を行
うようにされていることを特徴とするパワープラント。 - 【請求項12】 請求項1から請求項11までのいずれ
か一項に記載のパワープラントにして、前記補助蒸気ボ
イラ(15)が補助蒸気ボイラとして作動するときに蒸
気を前記通路に供給することにより前記液体を加熱する
ようにされていることを特徴とするパワープラント。 - 【請求項13】 請求項1から請求項12までのいずれ
か一項に記載のパワープラントにして、前記燃料が前記
燃焼室(1)内の流動床(4)内に配置され、かつ前記
蒸発装置(8)および前記過熱装置(9)が前記流動床
(4)と熱交換を行うために該流動床内に浸漬されてい
ることを特徴とするパワープラント。 - 【請求項14】 請求項13に記載のパワープラントに
して、前記燃焼室内に発生された熱電力が前記通常の運
転状態から低下したときに前記流動床内に依然として浸
漬された前記過熱装置(9)の少なくとも一部分を残す
一方で、前記流動床をスランプさせる装置によって特徴
づけられるパワープラント。 - 【請求項15】 請求項1から請求項14までのいずれ
か一項に記載のパワープラントにして、該パワープラン
トが粒子燃料を燃焼させるためのPFBC(加圧流動床
燃焼)プラントであることを特徴とするパワープラン
ト。 - 【請求項16】 請求項15に記載のパワープラントに
して、該パワープラントがいわゆるガスタービントリッ
プによる前記熱電力の低減を行うように配置されている
ことを特徴とするパワープラント。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7282125A JPH09137904A (ja) | 1995-10-30 | 1995-10-30 | 蒸気発生装置を有するパワープラント |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7282125A JPH09137904A (ja) | 1995-10-30 | 1995-10-30 | 蒸気発生装置を有するパワープラント |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09137904A true JPH09137904A (ja) | 1997-05-27 |
Family
ID=17648452
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7282125A Pending JPH09137904A (ja) | 1995-10-30 | 1995-10-30 | 蒸気発生装置を有するパワープラント |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09137904A (ja) |
-
1995
- 1995-10-30 JP JP7282125A patent/JPH09137904A/ja active Pending
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| TWI309704B (en) | Method to start a continuous steam generator and said continuous steam generator for performing said method | |
| JP4540719B2 (ja) | 廃熱ボイラ | |
| RU2516068C2 (ru) | Газотурбинная установка, утилизационный парогенератор и способ эксплуатации утилизационного парогенератора | |
| RU2502880C2 (ru) | Органический цикл ренкина прямого нагрева | |
| EP2375012B1 (en) | Boiler apparatus | |
| RU2539943C2 (ru) | Способ удаления увлеченного газа в системе генерирования мощности с комбинированным циклом | |
| RU2009333C1 (ru) | Комбинированная парогазовая энергетическая установка и способ ее эксплуатации | |
| DK153769B (da) | Fremgangsmaade og apparat til at regulere damptemperaturen til turbiner | |
| KR20100047813A (ko) | 고체연료와 폐열로부터 가스 터빈을 이용한 발전 공정 및 이 공정을 수행하기 위한 장비 | |
| RU2188357C2 (ru) | Прямоточный парогенератор и способ пуска в действие прямоточного парогенератора | |
| JPH09170705A (ja) | 組み合わされたガス−蒸気ー発電設備の水−蒸気回路のクリーニング法 | |
| JP2744137B2 (ja) | 超臨界値蒸気の加圧循環流動床ボイラー | |
| CN102326025A (zh) | 用于太阳能热电站的供水脱气器 | |
| US7316105B2 (en) | Steam power plant | |
| KR100250365B1 (ko) | 중질유에멀션연료연소장치 | |
| EP2871336B1 (en) | Method for managing a shut down of a boiler | |
| JPH08210151A (ja) | パワープラント | |
| JPH09137904A (ja) | 蒸気発生装置を有するパワープラント | |
| JP2021177107A (ja) | 石炭火力発電システム | |
| EP1009951B1 (fr) | Procede de conduite d'une chaudiere a circulation forcee et chaudiere pour sa mise en oeuvre | |
| US20230349545A1 (en) | Steam Generator | |
| KR20060069852A (ko) | 증기 발전기 | |
| JP5766527B2 (ja) | 貫流ボイラの制御方法及び装置 | |
| JPH0783006A (ja) | 複合ごみ発電プラントの排熱回収装置 | |
| JP3702060B2 (ja) | 重質油エマルジョン燃料燃焼装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050214 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050812 |