JPH09139049A - テープカセット - Google Patents
テープカセットInfo
- Publication number
- JPH09139049A JPH09139049A JP29695595A JP29695595A JPH09139049A JP H09139049 A JPH09139049 A JP H09139049A JP 29695595 A JP29695595 A JP 29695595A JP 29695595 A JP29695595 A JP 29695595A JP H09139049 A JPH09139049 A JP H09139049A
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- JP
- Japan
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- tape
- insert
- cassette
- lower half
- reel
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- Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 テープ駆動機構等から伝達される振動等の影
響に対してもテープ状記録媒体が安定した状態で走行さ
れて情報信号の記録、再生特性が高精度に保持され、ま
たカセット本体の機械的強度が保持されて、外部から加
えられた圧力等による破断や隙間の発生を防止する。 【解決手段】 カセット本体2は、合成樹脂製の下ハー
フ本体4Aと金属板のインサートプレート6とからなる
下ハーフ4と上ハーフ3とが組み合わせて構成され、所
定の重量を持つ。上記インサートプレート6と下ハーフ
本体4Aは、インサート成形時に、インサートプレート
6の基部40の外周縁に一体に突設されたインサートシ
ロ46に合成樹脂材料が充填されることにより一体化さ
れる。
響に対してもテープ状記録媒体が安定した状態で走行さ
れて情報信号の記録、再生特性が高精度に保持され、ま
たカセット本体の機械的強度が保持されて、外部から加
えられた圧力等による破断や隙間の発生を防止する。 【解決手段】 カセット本体2は、合成樹脂製の下ハー
フ本体4Aと金属板のインサートプレート6とからなる
下ハーフ4と上ハーフ3とが組み合わせて構成され、所
定の重量を持つ。上記インサートプレート6と下ハーフ
本体4Aは、インサート成形時に、インサートプレート
6の基部40の外周縁に一体に突設されたインサートシ
ロ46に合成樹脂材料が充填されることにより一体化さ
れる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内部に磁気テープ
等のテープ状記録媒体が収納され、ビデオテープレコー
ダ等に使用されるテープカセットに関する。
等のテープ状記録媒体が収納され、ビデオテープレコー
ダ等に使用されるテープカセットに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、ビデオテープレコーダに使用さ
れる8mmビデオテープカセット100(以下、単にテ
ープカセットという。)は、図15乃至図17に示すよ
うに、上ハーフ102と下ハーフ103とを組み合わせ
て前面部が開放されたカセット本体101が構成されて
いる。また、カセット本体101には、開放された前面
部によって構成されるローディング空間部105を開閉
するリッド104が回動自在に組み付けられている。
れる8mmビデオテープカセット100(以下、単にテ
ープカセットという。)は、図15乃至図17に示すよ
うに、上ハーフ102と下ハーフ103とを組み合わせ
て前面部が開放されたカセット本体101が構成されて
いる。また、カセット本体101には、開放された前面
部によって構成されるローディング空間部105を開閉
するリッド104が回動自在に組み付けられている。
【0003】テープカセット100は、カセット本体1
01の内部に8mm幅の磁気テープ107を巻回した一
対のテープリール106(106A、106B)が回転
自在に収納されている。なお、本明細書においては、複
数の同一部材によって構成される部材についてはこのよ
うに表記するものとし、全体を説明する場合はテープリ
ール106と表記し、特に個々について説明する場合の
みテープリール106A或いはテープリール106Bと
区分して表記する。
01の内部に8mm幅の磁気テープ107を巻回した一
対のテープリール106(106A、106B)が回転
自在に収納されている。なお、本明細書においては、複
数の同一部材によって構成される部材についてはこのよ
うに表記するものとし、全体を説明する場合はテープリ
ール106と表記し、特に個々について説明する場合の
みテープリール106A或いはテープリール106Bと
区分して表記する。
【0004】磁気テープ107は、一方のテープリール
106Aから引き出され、図示しないテープガイド機構
によってローディング空間部105に沿って導かれて他
方のテープリール106Bに巻き取られる。テープカセ
ット100は、テープリール106に対する磁気テープ
107の巻回状態を、上ハーフ102に設けたリール窓
108によって外方から視認可能としている。
106Aから引き出され、図示しないテープガイド機構
によってローディング空間部105に沿って導かれて他
方のテープリール106Bに巻き取られる。テープカセ
ット100は、テープリール106に対する磁気テープ
107の巻回状態を、上ハーフ102に設けたリール窓
108によって外方から視認可能としている。
【0005】下ハーフ103には、図17に示すよう
に、収納されたテープリール106のハブをそれぞれ外
方へと臨ませるリール軸受穴109(109A、109
B)が設けられている。また、下ハーフ103には、こ
れらリール軸受穴109の中央部に位置して背面側にリ
ールロックガイド部110が設けられるとともに前面側
に終端検出部111が設けられている。さらに、下ハー
フ103には、背面側の両コーナ部に位置して仕様検出
部112(112A、112B)がそれぞれ設けられて
いる。これら仕様検出部112は、例えば磁気テープ1
07の種類、長さ或いは記録密度等のテープ仕様に対応
して所定位置に開口される複数の検出穴によって構成さ
れる。
に、収納されたテープリール106のハブをそれぞれ外
方へと臨ませるリール軸受穴109(109A、109
B)が設けられている。また、下ハーフ103には、こ
れらリール軸受穴109の中央部に位置して背面側にリ
ールロックガイド部110が設けられるとともに前面側
に終端検出部111が設けられている。さらに、下ハー
フ103には、背面側の両コーナ部に位置して仕様検出
部112(112A、112B)がそれぞれ設けられて
いる。これら仕様検出部112は、例えば磁気テープ1
07の種類、長さ或いは記録密度等のテープ仕様に対応
して所定位置に開口される複数の検出穴によって構成さ
れる。
【0006】リールロックガイド部110は、詳細を省
略するが、下ハーフ103に設けられたリールロックガ
イド溝と、このリールロックガイド溝に対応して下ハー
フ103の内部に前後方向に移動自在に収納されたリー
ルロック部材と、このリールロック部材と一体若しくは
回動自在に組み付けられた一対のリールロックレバー
と、リールロックスプリング等の部材によって構成され
ている。リールロックガイド部110は、未使用時に、
リールロックレバーの先端がテープリール106のフラ
ンジ部の外周縁に形成した外周歯と相対噛合することに
よって、テープリール106を係止してその遊転を防止
する。
略するが、下ハーフ103に設けられたリールロックガ
イド溝と、このリールロックガイド溝に対応して下ハー
フ103の内部に前後方向に移動自在に収納されたリー
ルロック部材と、このリールロック部材と一体若しくは
回動自在に組み付けられた一対のリールロックレバー
と、リールロックスプリング等の部材によって構成され
ている。リールロックガイド部110は、未使用時に、
リールロックレバーの先端がテープリール106のフラ
ンジ部の外周縁に形成した外周歯と相対噛合することに
よって、テープリール106を係止してその遊転を防止
する。
【0007】以上のように構成されたテープカセット1
00は、カセット本体101の底面部及び両側面部とを
基準面としてビデオテープレコーダに装填されると、リ
ールロックガイド溝から進入するリールロック解除部材
によってリールロック部材がリールロックスプリングの
弾性力に抗して移動動作される。テープリール106
は、これによってリールロックレバーによる係止状態が
解除されて回転自在な状態となる。
00は、カセット本体101の底面部及び両側面部とを
基準面としてビデオテープレコーダに装填されると、リ
ールロックガイド溝から進入するリールロック解除部材
によってリールロック部材がリールロックスプリングの
弾性力に抗して移動動作される。テープリール106
は、これによってリールロックレバーによる係止状態が
解除されて回転自在な状態となる。
【0008】また、テープカセット100は、ビデオテ
ープレコーダ側のリッド開放機構によってリッド104
が回動動作されてローディング空間部105が開放され
る。テープカセット100は、上述したリールロック解
除状態で、ローディング空間部105から進入するビデ
オテープレコーダ側のローディング機構によって磁気テ
ープ107が引き出されて所定のテープ走行路を構成す
るローディング動作が行われる。
ープレコーダ側のリッド開放機構によってリッド104
が回動動作されてローディング空間部105が開放され
る。テープカセット100は、上述したリールロック解
除状態で、ローディング空間部105から進入するビデ
オテープレコーダ側のローディング機構によって磁気テ
ープ107が引き出されて所定のテープ走行路を構成す
るローディング動作が行われる。
【0009】さらに、テープカセット100は、リール
軸受穴109からビデオテープレコーダ側のリール駆動
軸120がそれぞれ進入してテープリール106のハブ
穴とそれぞれ相対係合する。テープカセット100は、
記録、再生等の操作によってリール駆動軸120が回転
動作することにより、テープリール106が回転されて
磁気テープ107の繰出し動作或いは巻取り動作が行わ
れる。テープカセット100は、ビデオテープレコーダ
に装填されると、下ハーフ103のコーナ部に設けた仕
様検出部112が、検出機構によって検出される。
軸受穴109からビデオテープレコーダ側のリール駆動
軸120がそれぞれ進入してテープリール106のハブ
穴とそれぞれ相対係合する。テープカセット100は、
記録、再生等の操作によってリール駆動軸120が回転
動作することにより、テープリール106が回転されて
磁気テープ107の繰出し動作或いは巻取り動作が行わ
れる。テープカセット100は、ビデオテープレコーダ
に装填されると、下ハーフ103のコーナ部に設けた仕
様検出部112が、検出機構によって検出される。
【0010】一般に、テープカセット100は、上ハー
フ102及び下ハーフ103がそれぞれ合成樹脂材料に
よって成形されている。したがって、特に8mmビデオ
テープカセットのように小型のテープカセットにおいて
は、ビデオテープレコーダに装填されてテープ駆動操作
が行われると、テープ駆動機構の動作によって全体が振
動して磁気テープ107の走行動作が不安定となってし
まう。かかる現象は、高密度に記録された情報信号の記
録、再生特性を劣化させる。このように、テープカセッ
ト100は、ビデオテープレコーダのテープ駆動機構側
からの影響を受けないために所定の重量を有して構成さ
れる必要がある。
フ102及び下ハーフ103がそれぞれ合成樹脂材料に
よって成形されている。したがって、特に8mmビデオ
テープカセットのように小型のテープカセットにおいて
は、ビデオテープレコーダに装填されてテープ駆動操作
が行われると、テープ駆動機構の動作によって全体が振
動して磁気テープ107の走行動作が不安定となってし
まう。かかる現象は、高密度に記録された情報信号の記
録、再生特性を劣化させる。このように、テープカセッ
ト100は、ビデオテープレコーダのテープ駆動機構側
からの影響を受けないために所定の重量を有して構成さ
れる必要がある。
【0011】かかる問題点を解決するため、実公昭63
−38460号「テープカセット」公報に開示されるよ
うに、リール軸受穴を形成して下ハーフに露出されたフ
レーム状の金属部材に、予めモールド成形された合成樹
脂製部材を接着剤で固定してカセット本体を構成したテ
ープカセットが提案されている。また、下ハーフの底面
部に金属板をインサート成形し、金属部材と合成樹脂材
とを組み合わせたカセット本体を構成したテープカセッ
トが提案されている。これらテープカセットは、ねじり
や曲げに対する全体の機械的剛性が保持されるととも
に、カセット本体の一部が金属材料によって形成される
ことにより、全体の重量が大ならしめられるため、テー
プ駆動機構の振動等の影響を受けずに磁気テープが安定
した状態で走行されるといった特徴を有している。
−38460号「テープカセット」公報に開示されるよ
うに、リール軸受穴を形成して下ハーフに露出されたフ
レーム状の金属部材に、予めモールド成形された合成樹
脂製部材を接着剤で固定してカセット本体を構成したテ
ープカセットが提案されている。また、下ハーフの底面
部に金属板をインサート成形し、金属部材と合成樹脂材
とを組み合わせたカセット本体を構成したテープカセッ
トが提案されている。これらテープカセットは、ねじり
や曲げに対する全体の機械的剛性が保持されるととも
に、カセット本体の一部が金属材料によって形成される
ことにより、全体の重量が大ならしめられるため、テー
プ駆動機構の振動等の影響を受けずに磁気テープが安定
した状態で走行されるといった特徴を有している。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た先願テープカセットにおいては、金属部材と合成樹脂
製部材とが接着剤で接着固定されることから組立工程が
面倒でかつ工数も多くなってコストアップとなるばかり
でなく、接着剤の処理が面倒であるといった製造上の問
題点がある。また、テープカセットは、基準面が金属部
材側に構成されていることから、ビデオテープレコーダ
に装填される際に、このビデオテープレコーダ側のカセ
ット装填部やリールロック解除部材、リッド開放機構或
いは検出機構等の構成各部材が磨耗されるといった問題
を生じさせる。
た先願テープカセットにおいては、金属部材と合成樹脂
製部材とが接着剤で接着固定されることから組立工程が
面倒でかつ工数も多くなってコストアップとなるばかり
でなく、接着剤の処理が面倒であるといった製造上の問
題点がある。また、テープカセットは、基準面が金属部
材側に構成されていることから、ビデオテープレコーダ
に装填される際に、このビデオテープレコーダ側のカセ
ット装填部やリールロック解除部材、リッド開放機構或
いは検出機構等の構成各部材が磨耗されるといった問題
を生じさせる。
【0013】かかる問題点を解決するため、金属部材と
合成樹脂製部材とを組み合わせたカセット本体の基本的
な構成を採用し、具体的には下ハーフの外形部分を合成
樹脂製とするとともに、その底面部にアルミ等の金属板
をインサート成形したテープカセットの開発を行った。
このテープカセットは、所定の重量を有することからテ
ープ駆動機構の振動等の影響を受けずに磁気テープが安
定した状態で走行されるとともに、位置決め部や摺動部
等が合成樹脂製部材で形成されることからビデオテープ
レコーダ側の各係合部材等を磨耗させたりして大きな影
響を与えないといった特徴を有している。
合成樹脂製部材とを組み合わせたカセット本体の基本的
な構成を採用し、具体的には下ハーフの外形部分を合成
樹脂製とするとともに、その底面部にアルミ等の金属板
をインサート成形したテープカセットの開発を行った。
このテープカセットは、所定の重量を有することからテ
ープ駆動機構の振動等の影響を受けずに磁気テープが安
定した状態で走行されるとともに、位置決め部や摺動部
等が合成樹脂製部材で形成されることからビデオテープ
レコーダ側の各係合部材等を磨耗させたりして大きな影
響を与えないといった特徴を有している。
【0014】ところで、合成樹脂と金属板とは、一般に
その熱収縮率の差が極めて大きい。また、金属板をイン
サート成形した成形品においては、一般に金属板と合成
樹脂とが互いに垂直端面で突き合わされた接合部を構成
している。
その熱収縮率の差が極めて大きい。また、金属板をイン
サート成形した成形品においては、一般に金属板と合成
樹脂とが互いに垂直端面で突き合わされた接合部を構成
している。
【0015】したがって、上述して改良されたテープカ
セットにおいては、成形後の合成樹脂部の大きな熱収縮
によって、この合成樹脂部と金属板との接合強度が劣化
したり、隙間が発生してしまうといった問題点が生じる
ことがあった。この現象は、カセット本体が引っ張り、
曲げ或いはせん断等に対する機会的強度が大きく劣化さ
れ、小さな圧力を加えられた場合にも接合部から破断さ
れるといった虞があった。
セットにおいては、成形後の合成樹脂部の大きな熱収縮
によって、この合成樹脂部と金属板との接合強度が劣化
したり、隙間が発生してしまうといった問題点が生じる
ことがあった。この現象は、カセット本体が引っ張り、
曲げ或いはせん断等に対する機会的強度が大きく劣化さ
れ、小さな圧力を加えられた場合にも接合部から破断さ
れるといった虞があった。
【0016】したがって、本発明は、所定の重量を有す
ることによって、テープ駆動機構等から伝達される振動
等の影響に対してもテープ状記録媒体が安定した状態で
走行されて情報信号の記録、再生特性が高精度に保持さ
れ、またカセット本体の機械的強度が保持されたテープ
カセットを提供することを目的に提案されたものであ
る。
ることによって、テープ駆動機構等から伝達される振動
等の影響に対してもテープ状記録媒体が安定した状態で
走行されて情報信号の記録、再生特性が高精度に保持さ
れ、またカセット本体の機械的強度が保持されたテープ
カセットを提供することを目的に提案されたものであ
る。
【0017】
【課題を解決するための手段】この目的を達成した本発
明に係るテープカセットは、上下一対のハーフを組み合
わせて構成したカセット本体の内部に一対のテープリー
ルを回転自在に収納するとともに、これらテープリール
間にテープ状記録媒体が掛け合わされる。上記テープリ
ールを支持する下ハーフは、合成樹脂製のフレーム部
と、上記フレーム部の底面部の一部を構成するようにし
て、インサート成形により一体化されて組み合わせられ
る金属板とから構成される。上記金属板は、上記フレー
ム部との接合部とされる外周縁にインサートシロが一体
に突設され、インサート成形時にこのインサートシロが
合成樹脂材料で充填されることにより、フレーム部に一
体化される。
明に係るテープカセットは、上下一対のハーフを組み合
わせて構成したカセット本体の内部に一対のテープリー
ルを回転自在に収納するとともに、これらテープリール
間にテープ状記録媒体が掛け合わされる。上記テープリ
ールを支持する下ハーフは、合成樹脂製のフレーム部
と、上記フレーム部の底面部の一部を構成するようにし
て、インサート成形により一体化されて組み合わせられ
る金属板とから構成される。上記金属板は、上記フレー
ム部との接合部とされる外周縁にインサートシロが一体
に突設され、インサート成形時にこのインサートシロが
合成樹脂材料で充填されることにより、フレーム部に一
体化される。
【0018】以上のように構成された本発明に係るテー
プカセットによれば、合成樹脂製のフレーム部と金属板
とからなる下ハーフによってカセット本体を構成するこ
とから、曲げやねじれに対する機械的強度が保持される
とともに全体重量が大きくなって記録及び/又は再生装
置のテープ駆動機構に生ずる振動等によって振動するこ
とも無く、テープ状記録媒体が安定した状態で走行さ
れ、情報信号の記録或いは再生が高精度に行われる。
プカセットによれば、合成樹脂製のフレーム部と金属板
とからなる下ハーフによってカセット本体を構成するこ
とから、曲げやねじれに対する機械的強度が保持される
とともに全体重量が大きくなって記録及び/又は再生装
置のテープ駆動機構に生ずる振動等によって振動するこ
とも無く、テープ状記録媒体が安定した状態で走行さ
れ、情報信号の記録或いは再生が高精度に行われる。
【0019】また、上記金属板とフレーム部とは、金属
板の外周縁に一体に突設されたインサートシロに合成樹
脂材料が充填されることににより、インサート成形後の
それぞれの熱収縮率の違いに係わらずに、接合部の機会
的強度が保持されて、外部から加えられた圧力等による
破断や隙間の発生が防止される。
板の外周縁に一体に突設されたインサートシロに合成樹
脂材料が充填されることににより、インサート成形後の
それぞれの熱収縮率の違いに係わらずに、接合部の機会
的強度が保持されて、外部から加えられた圧力等による
破断や隙間の発生が防止される。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の具体的な実施の形
態について図面を参照して詳細に説明する。本発明に係
る実施の形態として図1乃至図10に示したビデオテー
プレコーダ用8mmビデオテープカセット1(テープカ
セット1)は、図1に示すように、合成樹脂製の上ハー
フ3と後述するインサートプレート6をインサート成形
して一体化した合成樹脂製の下ハーフ4とを組み合わせ
てカセット本体2が構成され、このカセット本体2の前
面部にリッド構体5が回動自在に組み合わされる。
態について図面を参照して詳細に説明する。本発明に係
る実施の形態として図1乃至図10に示したビデオテー
プレコーダ用8mmビデオテープカセット1(テープカ
セット1)は、図1に示すように、合成樹脂製の上ハー
フ3と後述するインサートプレート6をインサート成形
して一体化した合成樹脂製の下ハーフ4とを組み合わせ
てカセット本体2が構成され、このカセット本体2の前
面部にリッド構体5が回動自在に組み合わされる。
【0021】カセット本体2には、その内部に8mm幅
の磁気テープ8が巻回された一対のテープリール7(7
A、7B)がそれぞれ回転自在に収納されている。磁気
テープ8は、一方のテープリール7Aから引き出され、
後述するテープガイド機構によってローディング空間部
Hに沿って導かれて他方のテープリール7Bに巻き取ら
れる。この磁気テープ8の状態は、上ハーフ3に設けた
リール窓12によって外方から視認される。
の磁気テープ8が巻回された一対のテープリール7(7
A、7B)がそれぞれ回転自在に収納されている。磁気
テープ8は、一方のテープリール7Aから引き出され、
後述するテープガイド機構によってローディング空間部
Hに沿って導かれて他方のテープリール7Bに巻き取ら
れる。この磁気テープ8の状態は、上ハーフ3に設けた
リール窓12によって外方から視認される。
【0022】上ハーフ3は、合成樹脂材料、例えばポリ
カーボネート樹脂とABS樹脂とを材料として、横長矩
形の主面壁10と、前方部13を除く外周部に一体に立
ち上がり形成された外周壁11とからなる略浅皿状を呈
して成形されている。主面壁10には、上述したリール
窓12が設けられている。このリール窓12は、ポリカ
ーボネート樹脂によって透明部として構成されており、
テープリール7に対する磁気テープ8の巻回状態が視認
されるとともに、カセット本体2の内部への埃等の進入
を阻止する。
カーボネート樹脂とABS樹脂とを材料として、横長矩
形の主面壁10と、前方部13を除く外周部に一体に立
ち上がり形成された外周壁11とからなる略浅皿状を呈
して成形されている。主面壁10には、上述したリール
窓12が設けられている。このリール窓12は、ポリカ
ーボネート樹脂によって透明部として構成されており、
テープリール7に対する磁気テープ8の巻回状態が視認
されるとともに、カセット本体2の内部への埃等の進入
を阻止する。
【0023】上ハーフ3には、主面壁10の内面に、そ
の開放前面部13の内方に位置してガイド壁14が一体
に突設されている。ガイド壁14は、中央部から両側に
向かって湾曲する円弧状壁からなり、テープリール7の
外周部を保持するリールガイド壁を構成する。なお、上
ハーフ3には、図示しないが主面壁10の内面に下ハー
フ4とを止めねじ9によって一体に結合するためのスタ
ッドが複数箇所に設けられている。
の開放前面部13の内方に位置してガイド壁14が一体
に突設されている。ガイド壁14は、中央部から両側に
向かって湾曲する円弧状壁からなり、テープリール7の
外周部を保持するリールガイド壁を構成する。なお、上
ハーフ3には、図示しないが主面壁10の内面に下ハー
フ4とを止めねじ9によって一体に結合するためのスタ
ッドが複数箇所に設けられている。
【0024】下ハーフ4は、合成樹脂製の下ハーフ本体
4Aと、この下ハーフ本体4Aに対して一体化された金
属製のインサートプレート6とから構成されている。下
ハーフ本体4Aも、例えばABS樹脂を材料として、横
長矩形の底面壁15と、前方部17を除く外周部に一体
に立ち上がり形成された外周壁16とからなる略浅皿状
を呈して成形されている。下ハーフ本体4Aは、その底
面壁15に、後述するようにビデオテープレコーダに対
する装填基準部を構成する部位である中央部の前方部と
後方部及び背面側のコーナ部とを残して大きく開口され
た底面開口部49が設けられ、この底面開口部49を充
填するようににして後述するインサートプレート6がイ
ンサート成形により一体化されている。
4Aと、この下ハーフ本体4Aに対して一体化された金
属製のインサートプレート6とから構成されている。下
ハーフ本体4Aも、例えばABS樹脂を材料として、横
長矩形の底面壁15と、前方部17を除く外周部に一体
に立ち上がり形成された外周壁16とからなる略浅皿状
を呈して成形されている。下ハーフ本体4Aは、その底
面壁15に、後述するようにビデオテープレコーダに対
する装填基準部を構成する部位である中央部の前方部と
後方部及び背面側のコーナ部とを残して大きく開口され
た底面開口部49が設けられ、この底面開口部49を充
填するようににして後述するインサートプレート6がイ
ンサート成形により一体化されている。
【0025】下ハーフ本体4Aには、図5に示すよう
に、底面壁15の内面に、その開放前面部17の内方に
位置してガイド壁18が一体に突設されている。ガイド
壁18は、中央部から両側に向かって湾曲する円弧状壁
からなり、上述した上ハーフ3のガイド壁14と協動し
てテープリール7の外周部を保持するリールガイド壁の
一部を構成する。
に、底面壁15の内面に、その開放前面部17の内方に
位置してガイド壁18が一体に突設されている。ガイド
壁18は、中央部から両側に向かって湾曲する円弧状壁
からなり、上述した上ハーフ3のガイド壁14と協動し
てテープリール7の外周部を保持するリールガイド壁の
一部を構成する。
【0026】下ハーフ本体4Aは、図5に示すように、
背面側の両コーナ部、後述するリールロック部21及び
終端検出部23を囲む立上り壁とがそれぞれ円弧状に形
成されており、これら立上り壁と上述したガイド壁18
とによって囲まれる領域がテープリール7を回転自在に
収納するテープリール回転領域Rを構成している。上述
した底面開口部49は、このテープリール回転領域R内
に形成されている。
背面側の両コーナ部、後述するリールロック部21及び
終端検出部23を囲む立上り壁とがそれぞれ円弧状に形
成されており、これら立上り壁と上述したガイド壁18
とによって囲まれる領域がテープリール7を回転自在に
収納するテープリール回転領域Rを構成している。上述
した底面開口部49は、このテープリール回転領域R内
に形成されている。
【0027】下ハーフ本体4Aには、底面壁15に上ハ
ーフ3側のスタッドに対応位置して複数のスタッドが形
成されている。したがって、上ハーフ3と下ハーフ4
は、後述する各部材を組み付けた後、互いに外周壁1
1、16が突き合わされ、下ハーフ4の底面側からねじ
込まれた止めねじ9によって一体に結合されて、図2及
び図3に示すように、カセット本体2を構成する。カセ
ット本体2は、図4に示すように前面部側に、上ハーフ
3の開放前面部13と下ハーフ4の開放前面部17が協
動してローディング空間部Hが構成される。
ーフ3側のスタッドに対応位置して複数のスタッドが形
成されている。したがって、上ハーフ3と下ハーフ4
は、後述する各部材を組み付けた後、互いに外周壁1
1、16が突き合わされ、下ハーフ4の底面側からねじ
込まれた止めねじ9によって一体に結合されて、図2及
び図3に示すように、カセット本体2を構成する。カセ
ット本体2は、図4に示すように前面部側に、上ハーフ
3の開放前面部13と下ハーフ4の開放前面部17が協
動してローディング空間部Hが構成される。
【0028】下ハーフ本体4Aには、図5及び図6に示
すように、前面開放部17を挟んだ両側部分が前方へと
張出形成されるとともにこれら部位に相対向するテープ
ガイド部19(19A、19B)が突設されている。こ
れらテープガイド部19は、外側面が円弧状に形成され
ており、後述するようにテープリール7から引き出され
た磁気テープ8が掛け合わされる。また、テープガイド
部19には、やや内側の内面にリッドガイド溝20(2
0A、20B)がそれぞれ形成されている。リッドガイ
ド溝20は、後述するようにリッド構体5を構成するフ
ロントリッド25を回動自在かつ上下方向に移動自在に
支持する。
すように、前面開放部17を挟んだ両側部分が前方へと
張出形成されるとともにこれら部位に相対向するテープ
ガイド部19(19A、19B)が突設されている。こ
れらテープガイド部19は、外側面が円弧状に形成され
ており、後述するようにテープリール7から引き出され
た磁気テープ8が掛け合わされる。また、テープガイド
部19には、やや内側の内面にリッドガイド溝20(2
0A、20B)がそれぞれ形成されている。リッドガイ
ド溝20は、後述するようにリッド構体5を構成するフ
ロントリッド25を回動自在かつ上下方向に移動自在に
支持する。
【0029】下ハーフ本体4Aには、図5及び図6に示
すように、底面壁15の背面側の中央領域に位置して、
リールロック部21が一体に形成されている。リールロ
ック部21は、互いに平行に対峙する前後方向の一対の
ガイド壁からなり、リールロック部材37と、このリー
ルロック部材37を前方側へ付勢するリールスプリング
38とが収納される。このリールロック部21には、底
面壁15を貫通するリールロックガイド溝22が設けら
れている。このリールロックガイド溝22には、テープ
カセット1がビデオテープレコーダに装填されると、ビ
デオテープレコーダ側のリールロック解除部材が進入す
る。換言すれば、リールロック部21は、テープカセッ
ト1がビデオテープレコーダに装填される際の装填基準
部の一部を構成する。
すように、底面壁15の背面側の中央領域に位置して、
リールロック部21が一体に形成されている。リールロ
ック部21は、互いに平行に対峙する前後方向の一対の
ガイド壁からなり、リールロック部材37と、このリー
ルロック部材37を前方側へ付勢するリールスプリング
38とが収納される。このリールロック部21には、底
面壁15を貫通するリールロックガイド溝22が設けら
れている。このリールロックガイド溝22には、テープ
カセット1がビデオテープレコーダに装填されると、ビ
デオテープレコーダ側のリールロック解除部材が進入す
る。換言すれば、リールロック部21は、テープカセッ
ト1がビデオテープレコーダに装填される際の装填基準
部の一部を構成する。
【0030】下ハーフ本体4Aには、図5及び図6に示
すように、リールロックガイド部21に対応する底面壁
15の前面側に位置した中央領域に、終端検出部23が
一体に形成されている。この終端検出部23は、底面壁
15を貫通する光源進入穴と、この光源進入穴の周囲に
形成された筒状突部とから構成されている。終端検出部
23には、テープカセット1がビデオテープレコーダに
装填されると、ビデオテープレコーダ側の終端検出機構
を構成する光源が光源進入穴からカセット本体2の内部
へと進入する。このように、終端検出部23も、テープ
カセット1がビデオテープレコーダに装填される際の装
填基準部の一部を構成する。
すように、リールロックガイド部21に対応する底面壁
15の前面側に位置した中央領域に、終端検出部23が
一体に形成されている。この終端検出部23は、底面壁
15を貫通する光源進入穴と、この光源進入穴の周囲に
形成された筒状突部とから構成されている。終端検出部
23には、テープカセット1がビデオテープレコーダに
装填されると、ビデオテープレコーダ側の終端検出機構
を構成する光源が光源進入穴からカセット本体2の内部
へと進入する。このように、終端検出部23も、テープ
カセット1がビデオテープレコーダに装填される際の装
填基準部の一部を構成する。
【0031】なお、光源から出射される光は、筒状突部
の両側からガイド壁18の内面に沿って側方へと導か
れ、後述するように外周壁16とテープガイド19との
間を走行する磁気テープ8の走行路を横断して外方へ露
光し、終端検出機構を構成する受光素子によって検出さ
れる。
の両側からガイド壁18の内面に沿って側方へと導か
れ、後述するように外周壁16とテープガイド19との
間を走行する磁気テープ8の走行路を横断して外方へ露
光し、終端検出機構を構成する受光素子によって検出さ
れる。
【0032】下ハーフ本体4Aには、図5及び図6に示
すように、背面側の両コーナ部に位置してそれぞれ仕様
検出部24(24A、24B)が設けられている。これ
ら仕様検出部24は、例えば磁気テープ8の種類、長さ
或いは記録密度等の仕様に基づいて開口される複数の検
出穴によって構成される。これら検出穴は、詳細を省略
するがパターン化された位置に環状の薄肉部を介して形
成され、この薄肉部を破断することによって下ハーフ本
体4Aに開設される。
すように、背面側の両コーナ部に位置してそれぞれ仕様
検出部24(24A、24B)が設けられている。これ
ら仕様検出部24は、例えば磁気テープ8の種類、長さ
或いは記録密度等の仕様に基づいて開口される複数の検
出穴によって構成される。これら検出穴は、詳細を省略
するがパターン化された位置に環状の薄肉部を介して形
成され、この薄肉部を破断することによって下ハーフ本
体4Aに開設される。
【0033】仕様検出部24は、テープカセット1がビ
デオテープレコーダに装填されると、ビデオテープレコ
ーダ側の仕様検出機構を構成する検出部材が検出穴の有
無を検出することによって、所定の仕様検出が行われ
る。したがって、仕様検出部24も、テープカセット1
がビデオテープレコーダに装填される際の装填基準部の
一部を構成する。
デオテープレコーダに装填されると、ビデオテープレコ
ーダ側の仕様検出機構を構成する検出部材が検出穴の有
無を検出することによって、所定の仕様検出が行われ
る。したがって、仕様検出部24も、テープカセット1
がビデオテープレコーダに装填される際の装填基準部の
一部を構成する。
【0034】また、下ハーフ本体4Aの一方のコーナ部
には、図6に示すように、記憶部48が配設されてい
る。この記憶部48は、詳細を省略するが、記憶素子
と、入出力端子と、この入出力端子等によって構成さ
れ、例えばテープカセット1の使用状況や制御情報等が
記憶素子に記録される。また、入出力端子は、下ハーフ
本体4Aの背面外周壁に臨んで配設されている。記憶部
48は、テープカセット1がビデオテープレコーダに装
填されると、入出力端子に情報記録再生機構のコネクタ
が接続される。テープカセット1は、情報記録再生機構
によって記憶素子に記録された情報が再生され或いは所
定の情報が記録される。
には、図6に示すように、記憶部48が配設されてい
る。この記憶部48は、詳細を省略するが、記憶素子
と、入出力端子と、この入出力端子等によって構成さ
れ、例えばテープカセット1の使用状況や制御情報等が
記憶素子に記録される。また、入出力端子は、下ハーフ
本体4Aの背面外周壁に臨んで配設されている。記憶部
48は、テープカセット1がビデオテープレコーダに装
填されると、入出力端子に情報記録再生機構のコネクタ
が接続される。テープカセット1は、情報記録再生機構
によって記憶素子に記録された情報が再生され或いは所
定の情報が記録される。
【0035】さらに、下ハーフ本体4Aの他方コーナ部
には、図5に示すように、誤記録防止部材39が配設さ
れている。この誤記録防止部材39は、コーナ部に形成
された誤記録検出穴を開閉する2位置に切換え操作され
る。テープカセット1は、誤記録防止部材39が誤記録
検出穴を閉塞した第1の位置に設定操作された場合、こ
の誤記録防止部材39によってビデオテープレコーダ側
の誤記録検出機構の検出部材が誤記録検出穴へ進入する
ことを阻止し、磁気テープ8に対する情報信号の記録動
作を可能とする。
には、図5に示すように、誤記録防止部材39が配設さ
れている。この誤記録防止部材39は、コーナ部に形成
された誤記録検出穴を開閉する2位置に切換え操作され
る。テープカセット1は、誤記録防止部材39が誤記録
検出穴を閉塞した第1の位置に設定操作された場合、こ
の誤記録防止部材39によってビデオテープレコーダ側
の誤記録検出機構の検出部材が誤記録検出穴へ進入する
ことを阻止し、磁気テープ8に対する情報信号の記録動
作を可能とする。
【0036】また、テープカセット1は、誤記録防止部
材39が誤記録検出穴を開放した第2の位置に設定操作
された場合、ビデオテープレコーダ側の誤記録検出機構
の検出部材が誤記録検出穴へと進入することにより、磁
気テープ8に対する情報信号の記録動作を不能とする。
このように、誤記録防止穴も、テープカセット1がビデ
オテープレコーダ1に装填される際の、装填基準部の一
部を構成する。
材39が誤記録検出穴を開放した第2の位置に設定操作
された場合、ビデオテープレコーダ側の誤記録検出機構
の検出部材が誤記録検出穴へと進入することにより、磁
気テープ8に対する情報信号の記録動作を不能とする。
このように、誤記録防止穴も、テープカセット1がビデ
オテープレコーダ1に装填される際の、装填基準部の一
部を構成する。
【0037】リッド構体5は、図1に示すように、フロ
ントリッド25と、バックリッド28と、リッドスプリ
ング29及びリッドカム30の各部材によって構成され
ている。フロントリッド25は、カセット本体2の前面
部に構成されたローディング空間部Hを閉塞するに足る
外形寸法を有する主面部26と、カセット本体2の側面
部に設けられた軸穴に係合された支軸を有する側面部2
7A、27Bとからなる略横向きコ字状を呈して形成さ
れている。
ントリッド25と、バックリッド28と、リッドスプリ
ング29及びリッドカム30の各部材によって構成され
ている。フロントリッド25は、カセット本体2の前面
部に構成されたローディング空間部Hを閉塞するに足る
外形寸法を有する主面部26と、カセット本体2の側面
部に設けられた軸穴に係合された支軸を有する側面部2
7A、27Bとからなる略横向きコ字状を呈して形成さ
れている。
【0038】また、フロントリッド25は、主面部26
がテープガイド19の前方側に位置されて側面部27を
カセット本体2に回動自在に支持される。さらに、フロ
ントリッド25は、支軸に装着されたトーションスプリ
ングからなるリッドスプリング29の弾性力によって、
カセット本体2のローディング空間部を閉塞する方向に
付勢されている。
がテープガイド19の前方側に位置されて側面部27を
カセット本体2に回動自在に支持される。さらに、フロ
ントリッド25は、支軸に装着されたトーションスプリ
ングからなるリッドスプリング29の弾性力によって、
カセット本体2のローディング空間部を閉塞する方向に
付勢されている。
【0039】バックリッド28は、カセット本体2の開
放された前面部と上ハーフ3の開放前面部13とを閉塞
するに足る外形を有する断面略コ字状に形成されてお
り、フロントリッド25の主面部26の内側に位置して
このフロントリッド25に回動自在に支持されている。
また、バックリッド28は、両側縁部に、リッドガイド
20に相対係合されるカム凸部が一体に突設されてい
る。バックリッド28は、フロントリッド25の主面部
26に対して後述するように磁気テープ8を延在させる
対向空間を構成するようにして、やや間隔を以って対向
位置してカセット本体2に組み付けられている。
放された前面部と上ハーフ3の開放前面部13とを閉塞
するに足る外形を有する断面略コ字状に形成されてお
り、フロントリッド25の主面部26の内側に位置して
このフロントリッド25に回動自在に支持されている。
また、バックリッド28は、両側縁部に、リッドガイド
20に相対係合されるカム凸部が一体に突設されてい
る。バックリッド28は、フロントリッド25の主面部
26に対して後述するように磁気テープ8を延在させる
対向空間を構成するようにして、やや間隔を以って対向
位置してカセット本体2に組み付けられている。
【0040】リッドカム30は、下ハーフ4の外周壁に
一体に形成したカム取付け部に回動自在に組み付けられ
ており、詳細を省略するが一端部がフロントリッド25
の一方側面部27Aの先端内面に形成したカム部と相対
係合されるとともに、他端部が下ハーフ本体4Aに開設
したリッド開放溝に臨ませられている。
一体に形成したカム取付け部に回動自在に組み付けられ
ており、詳細を省略するが一端部がフロントリッド25
の一方側面部27Aの先端内面に形成したカム部と相対
係合されるとともに、他端部が下ハーフ本体4Aに開設
したリッド開放溝に臨ませられている。
【0041】以上のように構成されたリッド構体5は、
図2乃至図4に示すように、通常リッドスプリング29
の弾性力によってカセット本体2の前面部を閉塞してい
る。リッド構体5は、ビデオテープレコーダに装填され
ると、リッド開放溝に進入するビデオテープレコーダ側
のリッド開放部材によってリッドカム30が回動動作さ
れる。
図2乃至図4に示すように、通常リッドスプリング29
の弾性力によってカセット本体2の前面部を閉塞してい
る。リッド構体5は、ビデオテープレコーダに装填され
ると、リッド開放溝に進入するビデオテープレコーダ側
のリッド開放部材によってリッドカム30が回動動作さ
れる。
【0042】リッド構体5は、このリッドカム30の動
作によって、フロントリッド25がリッドスプリング2
9の弾性力に抗して回動されてカセット本体2の前面部
を開放する。また、リッド構体5は、このフロントリッ
ド25の動作によって、バックリッド28がリッドガイ
ド20に沿って一体的に回動動作される。テープカセッ
ト1は、このようにしてリッド構体5が回動動作するこ
とによって、カセット本体2の前面部に構成されたロー
ディング空間部Hが開放される。
作によって、フロントリッド25がリッドスプリング2
9の弾性力に抗して回動されてカセット本体2の前面部
を開放する。また、リッド構体5は、このフロントリッ
ド25の動作によって、バックリッド28がリッドガイ
ド20に沿って一体的に回動動作される。テープカセッ
ト1は、このようにしてリッド構体5が回動動作するこ
とによって、カセット本体2の前面部に構成されたロー
ディング空間部Hが開放される。
【0043】左右一対のテープリール7は、図1に示す
ように、上ハーフ3の内面に取り付けた一対のリールス
プリング31(31A、31B)によってそれぞれ下ハ
ーフ4側へと押し付けられる。テープリール7は、これ
らリールスプリング31によってカセット本体2の内部
において上下方向の遊動が防止されている。
ように、上ハーフ3の内面に取り付けた一対のリールス
プリング31(31A、31B)によってそれぞれ下ハ
ーフ4側へと押し付けられる。テープリール7は、これ
らリールスプリング31によってカセット本体2の内部
において上下方向の遊動が防止されている。
【0044】テープリール7は、それぞれ外周部に磁気
テープ8が巻回される筒状のハブ32(32A、32
B)と、このハブ32に磁気テープ8の一端部を固定す
るためのクランパ33(33A、33B)と、ハブ32
と一体に形成された下フランジ34(34A、34B)
と、この下フランジ34に対向してハブ32に組み合わ
される上フランジ35(35A、35B)とから構成さ
れている。
テープ8が巻回される筒状のハブ32(32A、32
B)と、このハブ32に磁気テープ8の一端部を固定す
るためのクランパ33(33A、33B)と、ハブ32
と一体に形成された下フランジ34(34A、34B)
と、この下フランジ34に対向してハブ32に組み合わ
される上フランジ35(35A、35B)とから構成さ
れている。
【0045】ハブ32には、ビデオテープレコーダ側の
リール駆動軸が嵌合する図示しないハブ穴が設けられて
おり、後述するインサートプレート6に設けたリール軸
受穴41にそれぞれ臨ませられる。また、ハブ32に
は、外周部の一部にクランパ33が係合される係合溝が
設けられており、このクランパ33によって磁気テープ
8の先端部に接合したクランピングテープ36が挟み込
まれて固定される。
リール駆動軸が嵌合する図示しないハブ穴が設けられて
おり、後述するインサートプレート6に設けたリール軸
受穴41にそれぞれ臨ませられる。また、ハブ32に
は、外周部の一部にクランパ33が係合される係合溝が
設けられており、このクランパ33によって磁気テープ
8の先端部に接合したクランピングテープ36が挟み込
まれて固定される。
【0046】下フランジ34には、外周部に外周歯が全
周に亘って形成されている。テープリール7は、通常上
述したリールロック部21に収納されると共に、リール
ロックスプリング38の弾性力によりロックレバーが下
フランジ34の外周歯に係合するリールロック部材37
によって、回転方向の遊動が阻止されている。テープリ
ール7は、テープカセット1がビデオテープレコーダに
装填されると、上述したようにリールロックガイド溝2
2から進入するリールロック解除部材によってリールロ
ックスプリング38の弾性力に抗して、リールロック部
材37が移動動作されることにより、係止状態が解除さ
れて回転自在な状態となる。
周に亘って形成されている。テープリール7は、通常上
述したリールロック部21に収納されると共に、リール
ロックスプリング38の弾性力によりロックレバーが下
フランジ34の外周歯に係合するリールロック部材37
によって、回転方向の遊動が阻止されている。テープリ
ール7は、テープカセット1がビデオテープレコーダに
装填されると、上述したようにリールロックガイド溝2
2から進入するリールロック解除部材によってリールロ
ックスプリング38の弾性力に抗して、リールロック部
材37が移動動作されることにより、係止状態が解除さ
れて回転自在な状態となる。
【0047】クランピングテープ36は、透明テープに
よって構成されており、上述した終端検出部23に進入
したビデオテープレコーダ側の光源から出射された光を
透過させる。勿論、磁気テープ8は、記録層が形成され
ていることによって不透明に構成されていることから、
終端検出機構の光源から出射された光を遮断する。した
がって、テープカセット1は、クランピングテープ36
を透過してカセット本体2の側面から漏出する光の有無
により、終端の検出が行われる。
よって構成されており、上述した終端検出部23に進入
したビデオテープレコーダ側の光源から出射された光を
透過させる。勿論、磁気テープ8は、記録層が形成され
ていることによって不透明に構成されていることから、
終端検出機構の光源から出射された光を遮断する。した
がって、テープカセット1は、クランピングテープ36
を透過してカセット本体2の側面から漏出する光の有無
により、終端の検出が行われる。
【0048】磁気テープ8は、一方のテープリール7A
の外周部から前方へと向かって引き出され、一方のテー
プガイド19Aに掛け合わされてテープローディング空
間部H側へと折り返される。磁気テープ8は、このテー
プローディング空間部Hを横断して他方のテープガイド
19Bに掛け合わされて内側へと折り返されて他方のテ
ープリール7Bの外周部に巻き取られる。磁気テープ8
は、テープローディング空間部Hを横断する際に、リッ
ド構体5のフロントリッド25とバックリッド28との
間に構成された空間部に延在されることにより、汚損或
いは破損が防止されている。
の外周部から前方へと向かって引き出され、一方のテー
プガイド19Aに掛け合わされてテープローディング空
間部H側へと折り返される。磁気テープ8は、このテー
プローディング空間部Hを横断して他方のテープガイド
19Bに掛け合わされて内側へと折り返されて他方のテ
ープリール7Bの外周部に巻き取られる。磁気テープ8
は、テープローディング空間部Hを横断する際に、リッ
ド構体5のフロントリッド25とバックリッド28との
間に構成された空間部に延在されることにより、汚損或
いは破損が防止されている。
【0049】磁気テープ8は、テープカセット1がビデ
オテープレコーダに装填されると、上述したようにリッ
ド構体5が回動動作してテープローディング空間部Hが
開放されることから、カセット本体2の前方部において
外方へと露呈された状態となる。磁気テープ8は、この
状態で、テープローディング空間部Hに進入するテープ
ローディング部材によってロック状態が解除されたテー
プリール7から引き出され、所定のローディングが行わ
れる。
オテープレコーダに装填されると、上述したようにリッ
ド構体5が回動動作してテープローディング空間部Hが
開放されることから、カセット本体2の前方部において
外方へと露呈された状態となる。磁気テープ8は、この
状態で、テープローディング空間部Hに進入するテープ
ローディング部材によってロック状態が解除されたテー
プリール7から引き出され、所定のローディングが行わ
れる。
【0050】インサートプレート6は、テープカセット
1に対して、所定の重量を付与するとともにねじりや曲
げに対する機械的剛性を保持させる作用を奏し、例えば
アルミ板やアルミ合金板を材料として打抜き形成され
る。インサートプレート6は、図9に示すように、基部
40が長手方向の寸法を下ハーフ本体4Aの長手方向の
寸法とほぼ等しくかつ幅寸法がテープリール回転領域R
の直径よりもやや小とされた横長矩形を基本形として形
成されている。
1に対して、所定の重量を付与するとともにねじりや曲
げに対する機械的剛性を保持させる作用を奏し、例えば
アルミ板やアルミ合金板を材料として打抜き形成され
る。インサートプレート6は、図9に示すように、基部
40が長手方向の寸法を下ハーフ本体4Aの長手方向の
寸法とほぼ等しくかつ幅寸法がテープリール回転領域R
の直径よりもやや小とされた横長矩形を基本形として形
成されている。
【0051】このインサートプレート6には、基部40
に長手方向に離間してリール軸受穴41(41A、41
B)がそれぞれ開設されている。これらリール軸受穴4
1は、上述したようにカセット本体2の内部に収納され
たテープリール7のハブ穴を外方へと臨ませる。したが
って、これらリール軸受穴41には、テープカセット1
がビデオテープレコーダに装填されると、ハブ穴に嵌合
してテープリール7を回転駆動させるテープ駆動軸が進
入する。
に長手方向に離間してリール軸受穴41(41A、41
B)がそれぞれ開設されている。これらリール軸受穴4
1は、上述したようにカセット本体2の内部に収納され
たテープリール7のハブ穴を外方へと臨ませる。したが
って、これらリール軸受穴41には、テープカセット1
がビデオテープレコーダに装填されると、ハブ穴に嵌合
してテープリール7を回転駆動させるテープ駆動軸が進
入する。
【0052】インサートプレート6には、リール軸受穴
41間に位置して基部40の幅方向の両端側からリール
ロック逃げ部42と終端検出逃げ部43とがそれぞれ切
欠き形成されている。また、インサートプレート6に
は、基部40の一方側の両コーナ部に位置して仕様検出
逃げ部44(44A、44B)がそれぞれ切欠き形成さ
れている。さらに、インサートプレート6には、基部4
0の長手方向の両端部にそれぞれ凸縁部45(45A、
45B)が一体に突出形成されるとともに、これら凸縁
部45を除く外周縁のほぼ全域にインサートシロ46が
一体に突出形成されている。
41間に位置して基部40の幅方向の両端側からリール
ロック逃げ部42と終端検出逃げ部43とがそれぞれ切
欠き形成されている。また、インサートプレート6に
は、基部40の一方側の両コーナ部に位置して仕様検出
逃げ部44(44A、44B)がそれぞれ切欠き形成さ
れている。さらに、インサートプレート6には、基部4
0の長手方向の両端部にそれぞれ凸縁部45(45A、
45B)が一体に突出形成されるとともに、これら凸縁
部45を除く外周縁のほぼ全域にインサートシロ46が
一体に突出形成されている。
【0053】凸縁部45は、インサートプレート6が底
面開口部49にインサート成形された状態において、図
3に示すように、外側縁が下ハーフ本体4Aの外周壁1
1と同一面を構成する。また、インサートシロ46は、
図8乃至図10に示すように、その厚み寸法Aが基部4
0の厚み寸法Lよりもやや小とされることによって、基
部40の外周縁に段差を形成して一体に突出形成されて
いる。また、インサートシロ46は、基部40に対し
て、その厚み方向の中心線から上下対称な形状によって
突出形成されている。したがって、インサートシロ46
は、インサートプレート6が下ハーフ4Aにインサート
成形された状態において、上下部分に材料樹脂が均一に
充填される。
面開口部49にインサート成形された状態において、図
3に示すように、外側縁が下ハーフ本体4Aの外周壁1
1と同一面を構成する。また、インサートシロ46は、
図8乃至図10に示すように、その厚み寸法Aが基部4
0の厚み寸法Lよりもやや小とされることによって、基
部40の外周縁に段差を形成して一体に突出形成されて
いる。また、インサートシロ46は、基部40に対し
て、その厚み方向の中心線から上下対称な形状によって
突出形成されている。したがって、インサートシロ46
は、インサートプレート6が下ハーフ4Aにインサート
成形された状態において、上下部分に材料樹脂が均一に
充填される。
【0054】以上のように構成されたインサートプレー
ト6は、下ハーフ本体4Aの成形工程に際して、その底
面開口部49に対応する成形金型のキャビティ中に設置
されて材料樹脂の射出充填が行われることにより、下ハ
ーフ本体4Aにインサート成形されて全体として下ハー
フ4を構成する。インサートプレート6は、図8に示す
ように、インサートシロ46の上下面に材料樹脂が充填
されることにより、このインサートシロ46が底面開口
部49の開口縁部にほぞ継ぎ手の作用を奏して一体化さ
れることから、下ハーフ本体4Aに対して強固に一体化
される。また、インサートシロ46は、下ハーフ本体4
Aがインサートプレート6に対して熱収縮率を大きく異
にしているが、底面開口部49の開口縁部との間に隙間
を生じさせることは無い。さらに、インサートプレート
6は、外周縁一体に突設されたインサートシロ46が厚
み方向の中心線に対して上下対称とされており、その上
下面に材料樹脂を均一な状態で充填される。したがっ
て、インサートプレート6には、下ハーフ本体4Aの成
形歪みや外部からの圧力が均一に作用し、全体として底
面開口部49の開口縁部における機械的強度の均一化が
図られる。
ト6は、下ハーフ本体4Aの成形工程に際して、その底
面開口部49に対応する成形金型のキャビティ中に設置
されて材料樹脂の射出充填が行われることにより、下ハ
ーフ本体4Aにインサート成形されて全体として下ハー
フ4を構成する。インサートプレート6は、図8に示す
ように、インサートシロ46の上下面に材料樹脂が充填
されることにより、このインサートシロ46が底面開口
部49の開口縁部にほぞ継ぎ手の作用を奏して一体化さ
れることから、下ハーフ本体4Aに対して強固に一体化
される。また、インサートシロ46は、下ハーフ本体4
Aがインサートプレート6に対して熱収縮率を大きく異
にしているが、底面開口部49の開口縁部との間に隙間
を生じさせることは無い。さらに、インサートプレート
6は、外周縁一体に突設されたインサートシロ46が厚
み方向の中心線に対して上下対称とされており、その上
下面に材料樹脂を均一な状態で充填される。したがっ
て、インサートプレート6には、下ハーフ本体4Aの成
形歪みや外部からの圧力が均一に作用し、全体として底
面開口部49の開口縁部における機械的強度の均一化が
図られる。
【0055】インサートプレート6は、図4及び図5に
示すように、下ハーフ本体4Aの各部に対してそれぞれ
各逃げ部が対応位置されて一体化される。すなわち、リ
ールロック逃げ部42はリールロック部21に対応位置
され、終端検出逃げ部43は終端検出部23に対応位置
され、仕様検出逃げ部44は仕様検出部24に対応位置
される。また、凸縁部45は、下ハーフ本体4Aの外周
壁16に喰い込んだ状態となる。
示すように、下ハーフ本体4Aの各部に対してそれぞれ
各逃げ部が対応位置されて一体化される。すなわち、リ
ールロック逃げ部42はリールロック部21に対応位置
され、終端検出逃げ部43は終端検出部23に対応位置
され、仕様検出逃げ部44は仕様検出部24に対応位置
される。また、凸縁部45は、下ハーフ本体4Aの外周
壁16に喰い込んだ状態となる。
【0056】下ハーフ本体4Aは、底面壁15の厚み寸
法が、底面開口部49の開口縁部においてインサートプ
レート6の厚み寸法Lとほぼ等しくされているが、テー
プリール回転領域Rの図7においてクロス線で示したそ
の他の部分については、図8に示すようにその厚み寸法
Mがやや小とされた薄肉領域として構成されている。な
お、下ハーフ本体4Aは、前方部のテープガイド19の
部分については、その厚み寸法Nがインサートプレート
6の厚み寸法Lとほぼ等しくされていることにより、機
械的強度が保持されている。
法が、底面開口部49の開口縁部においてインサートプ
レート6の厚み寸法Lとほぼ等しくされているが、テー
プリール回転領域Rの図7においてクロス線で示したそ
の他の部分については、図8に示すようにその厚み寸法
Mがやや小とされた薄肉領域として構成されている。な
お、下ハーフ本体4Aは、前方部のテープガイド19の
部分については、その厚み寸法Nがインサートプレート
6の厚み寸法Lとほぼ等しくされていることにより、機
械的強度が保持されている。
【0057】下ハーフ4は、金属製のインサートプレー
ト6と合成樹脂製の下ハーフ本体4Aとの熱収縮率の大
きな違いにより、下ハーフ本体4Aの熱収縮力がインサ
ートプレート6に大きく作用する。しかしながら、下ハ
ーフ4は、上述したように下ハーフ本体4Aの底面開口
部49の開口縁部を薄肉とした構成により、下ハーフ本
体4Aの熱収縮力の影響が小ならしめられてこのインサ
ートプレート6の変形が防止され、寸法精度が保持され
る。また、下ハーフ4は、上述したインサートプレート
6の凸縁部45が下ハーフ本体4Aの外周壁11まで延
在されていることにより、機械的強度が保持される。
ト6と合成樹脂製の下ハーフ本体4Aとの熱収縮率の大
きな違いにより、下ハーフ本体4Aの熱収縮力がインサ
ートプレート6に大きく作用する。しかしながら、下ハ
ーフ4は、上述したように下ハーフ本体4Aの底面開口
部49の開口縁部を薄肉とした構成により、下ハーフ本
体4Aの熱収縮力の影響が小ならしめられてこのインサ
ートプレート6の変形が防止され、寸法精度が保持され
る。また、下ハーフ4は、上述したインサートプレート
6の凸縁部45が下ハーフ本体4Aの外周壁11まで延
在されていることにより、機械的強度が保持される。
【0058】以上のように構成されたテープカセット1
は、カセット本体2の外周部と底面部とを基準面として
ビデオテープレコーダに装填されると、ビデオテープレ
コーダ側のリッド開放部材によってリッド構体5が回動
動作されて前面部のローディング空間部Hが開放され
る。テープカセット1は、リールロックガイド溝14か
ら進入するリールロック解除部材によってリールロック
部材37がリールロックスプリング38の弾性力に抗し
て移動され、テープリール7のロック状態が解除され
る。テープカセット1は、ローディング空間部Hから進
入するビデオテープレコーダ側のローディング機構によ
って磁気テープ8が引き出されて所定のテープ走行路を
構成するローディング動作が行われる。
は、カセット本体2の外周部と底面部とを基準面として
ビデオテープレコーダに装填されると、ビデオテープレ
コーダ側のリッド開放部材によってリッド構体5が回動
動作されて前面部のローディング空間部Hが開放され
る。テープカセット1は、リールロックガイド溝14か
ら進入するリールロック解除部材によってリールロック
部材37がリールロックスプリング38の弾性力に抗し
て移動され、テープリール7のロック状態が解除され
る。テープカセット1は、ローディング空間部Hから進
入するビデオテープレコーダ側のローディング機構によ
って磁気テープ8が引き出されて所定のテープ走行路を
構成するローディング動作が行われる。
【0059】テープカセット1は、リール軸受穴41リ
ール駆動軸が進入してテープリール7のリール軸穴とそ
れぞれ相対係合する。テープカセット1は、記録、再生
等のテープ駆動操作によってリール駆動軸が回転動作す
ることによってテープリール7が回転され、磁気テープ
8の繰出し、巻取りが行われる。また、テープカセット
1は、仕様検出部21の検出穴が検出機構によって検出
され、記憶部48に記録された情報が読み出される。
ール駆動軸が進入してテープリール7のリール軸穴とそ
れぞれ相対係合する。テープカセット1は、記録、再生
等のテープ駆動操作によってリール駆動軸が回転動作す
ることによってテープリール7が回転され、磁気テープ
8の繰出し、巻取りが行われる。また、テープカセット
1は、仕様検出部21の検出穴が検出機構によって検出
され、記憶部48に記録された情報が読み出される。
【0060】テープカセット1は、カセット本体2を構
成する下ハーフ4が、合成樹脂製の下ハーフ本体4A
と、その底面壁15に一体にインサート成形された金属
製のインサートプレート6とによって構成されている。
したがって、テープカセット1は、曲げやねじりに対す
る機械的強度の向上が図られるとともに全体の重量が大
とされ、テープリールを駆動するテープ駆動機構の振動
等が加えられても振動して磁気テープ8の走行動作に影
響を与えることは無く、情報信号の高精度の記録再生が
行われる。
成する下ハーフ4が、合成樹脂製の下ハーフ本体4A
と、その底面壁15に一体にインサート成形された金属
製のインサートプレート6とによって構成されている。
したがって、テープカセット1は、曲げやねじりに対す
る機械的強度の向上が図られるとともに全体の重量が大
とされ、テープリールを駆動するテープ駆動機構の振動
等が加えられても振動して磁気テープ8の走行動作に影
響を与えることは無く、情報信号の高精度の記録再生が
行われる。
【0061】また、テープカセット1は、リールロック
部材37等の移動部材の配設部、ビデオテープレコーダ
側のリールロック解除部材や仕様検出部材等の係合部、
或いはビデオテープレコーダに対する装填基準面等の各
部が合成樹脂製の下ハーフ本体4A側に形成されてい
る。したがって、テープカセット1は、ビデオテープレ
コーダ側の各部材を磨耗させることは無く、正確に位置
決めされた状態で装填されて所定の動作が行われ、誤動
作を生じることが無い。
部材37等の移動部材の配設部、ビデオテープレコーダ
側のリールロック解除部材や仕様検出部材等の係合部、
或いはビデオテープレコーダに対する装填基準面等の各
部が合成樹脂製の下ハーフ本体4A側に形成されてい
る。したがって、テープカセット1は、ビデオテープレ
コーダ側の各部材を磨耗させることは無く、正確に位置
決めされた状態で装填されて所定の動作が行われ、誤動
作を生じることが無い。
【0062】さらに、テープカセット1は、下ハーフ本
体4Aの底面壁15を薄肉としたことによって、樹脂部
の熱収縮力が大幅に逓減されてインサートプレート6に
そり等の変形が生じることが防止される。また、テープ
カセット1は、インサートプレート6が下ハーフ本体4
Aに対して、インサートシロ46を介して底面壁15の
底面開口部49の開口縁部に強固に一体化されるととも
に、外周壁16に延在される凸縁部45によって下ハー
フ本体4Aの機械的強度の向上が図られていることか
ら、下ハーフ4の機械的強度が保持される。
体4Aの底面壁15を薄肉としたことによって、樹脂部
の熱収縮力が大幅に逓減されてインサートプレート6に
そり等の変形が生じることが防止される。また、テープ
カセット1は、インサートプレート6が下ハーフ本体4
Aに対して、インサートシロ46を介して底面壁15の
底面開口部49の開口縁部に強固に一体化されるととも
に、外周壁16に延在される凸縁部45によって下ハー
フ本体4Aの機械的強度の向上が図られていることか
ら、下ハーフ4の機械的強度が保持される。
【0063】また、下ハーフ本体4Aとインサートプレ
ート6とは、インサートシロ46を介して接合されるこ
とにより、それぞれの熱収縮率の違いから接合部におい
て隙間が発生したり、外部から加えられる圧力によって
この接合部で破断が生じるといったことが防止され、引
張り、曲げ、せん断等に対する機械的強度の向上が図ら
れる。さらに、インサートシロ46は、インサート成形
後に、下ハーフ本体4Aの底面開口部49の開口縁部と
インサートプレート6との外周縁との間に隙間を生じさ
せないことから、テープカセット1の外観を保持し、ま
た塵等が内部に侵入して磁気テープに付着するといった
不都合の発生を確実に防止する。
ート6とは、インサートシロ46を介して接合されるこ
とにより、それぞれの熱収縮率の違いから接合部におい
て隙間が発生したり、外部から加えられる圧力によって
この接合部で破断が生じるといったことが防止され、引
張り、曲げ、せん断等に対する機械的強度の向上が図ら
れる。さらに、インサートシロ46は、インサート成形
後に、下ハーフ本体4Aの底面開口部49の開口縁部と
インサートプレート6との外周縁との間に隙間を生じさ
せないことから、テープカセット1の外観を保持し、ま
た塵等が内部に侵入して磁気テープに付着するといった
不都合の発生を確実に防止する。
【0064】本発明は、上述した8mmビデオテープカ
セット1に限定されるものでなく、標準のビデオテープ
カセットやその他のテープカセットにも適用される。さ
らに、テープカセット1は、カセット本体2を共通とす
るとともに磁気テープ8に代えてクリーニングテープを
内蔵したクリーニングテープカセットにも適用される。
さらにまた、本発明は、ビデオテープレコーダ用のテー
プカセットに限定されるものでは無く、オーディオ機器
用のテープカセット等の各種機器に用いられるテープカ
セットにも適用される。
セット1に限定されるものでなく、標準のビデオテープ
カセットやその他のテープカセットにも適用される。さ
らに、テープカセット1は、カセット本体2を共通とす
るとともに磁気テープ8に代えてクリーニングテープを
内蔵したクリーニングテープカセットにも適用される。
さらにまた、本発明は、ビデオテープレコーダ用のテー
プカセットに限定されるものでは無く、オーディオ機器
用のテープカセット等の各種機器に用いられるテープカ
セットにも適用される。
【0065】上述したテープカセット1においては、イ
ンサートプレート6の外周縁に一体に突設されたインサ
ートシロ46が断面矩形に形成されたが、係る形状に限
定されるものではなく、図11乃至図14に示した形状
のインサートシロ51、53、55、59のように展開
される。なお、以下の説明において、テープカセット1
と同一符号を付した部材は、同一若しくは同等の部材で
あり、以下その説明を省略して図示する。
ンサートプレート6の外周縁に一体に突設されたインサ
ートシロ46が断面矩形に形成されたが、係る形状に限
定されるものではなく、図11乃至図14に示した形状
のインサートシロ51、53、55、59のように展開
される。なお、以下の説明において、テープカセット1
と同一符号を付した部材は、同一若しくは同等の部材で
あり、以下その説明を省略して図示する。
【0066】図11に示したインサートプレート50
は、外周縁に、基端部の厚み寸法B1に対して先端部の
厚み寸法B2が次第に小とされることによって断面形状
が台形を呈して形成されたインサートシロ51が一体に
突出形成されて構成されている。勿論、インサートシロ
51は、基端部の厚み寸法B1がインサートプレート5
0の基部40の厚み寸法Lに対して小とされるととも
に、この基部40の厚み方向の中心線に対して上下の形
状が対称とされて構成されている。なお、インサートプ
レート50は、比較的単純な形状のインサートシロ51
を有することから、プレス加工等によって簡単に形成さ
れる。
は、外周縁に、基端部の厚み寸法B1に対して先端部の
厚み寸法B2が次第に小とされることによって断面形状
が台形を呈して形成されたインサートシロ51が一体に
突出形成されて構成されている。勿論、インサートシロ
51は、基端部の厚み寸法B1がインサートプレート5
0の基部40の厚み寸法Lに対して小とされるととも
に、この基部40の厚み方向の中心線に対して上下の形
状が対称とされて構成されている。なお、インサートプ
レート50は、比較的単純な形状のインサートシロ51
を有することから、プレス加工等によって簡単に形成さ
れる。
【0067】以上のように構成されたインサートシロ5
1を有するインサートプレート50は、上述した第1の
実施の形態として示したインサートプレート6と同様
に、合成樹脂性のカセット本体4Aに対して、その底面
開口部49の開口縁部にインサートシロ51が楔作用を
呈して強固に一体化される。
1を有するインサートプレート50は、上述した第1の
実施の形態として示したインサートプレート6と同様
に、合成樹脂性のカセット本体4Aに対して、その底面
開口部49の開口縁部にインサートシロ51が楔作用を
呈して強固に一体化される。
【0068】図12に示したインサートプレート52
は、外周縁に基端部の厚み寸法C1に対して、先端部の
厚み寸法C2が次第に大とされることによって、断面形
状が逆台形を呈して形成されたインサートシロ53が一
体に突出形成されて構成されている。勿論、インサート
シロ53は、先端部の厚み寸法C2がインサートプレー
ト50の基部40の厚み寸法Lに対して小とされると共
に、この基部40の厚み方向の中心線に対して上下の形
状が対称とされて構成されている。
は、外周縁に基端部の厚み寸法C1に対して、先端部の
厚み寸法C2が次第に大とされることによって、断面形
状が逆台形を呈して形成されたインサートシロ53が一
体に突出形成されて構成されている。勿論、インサート
シロ53は、先端部の厚み寸法C2がインサートプレー
ト50の基部40の厚み寸法Lに対して小とされると共
に、この基部40の厚み方向の中心線に対して上下の形
状が対称とされて構成されている。
【0069】以上のように構成されたインサートシロ5
3を有するインサートプレート52は、上述した第1の
実施の形態として示したインサートプレート6と同様
に、合成樹脂性のカセット本体4Aに対して、その底面
開口部49の開口縁部にインサートシロ53が楔作用を
呈して強固に一体化される。また、このインサートシロ
53は、逆台形を有することから、上述したインサート
プレート6のインサートシロ46よりもカセット本体4
Aの収縮方向に対してより効果的な楔作用を呈し、カセ
ット本体4Aに対してインサートプレート52をより強
固に一体化する。
3を有するインサートプレート52は、上述した第1の
実施の形態として示したインサートプレート6と同様
に、合成樹脂性のカセット本体4Aに対して、その底面
開口部49の開口縁部にインサートシロ53が楔作用を
呈して強固に一体化される。また、このインサートシロ
53は、逆台形を有することから、上述したインサート
プレート6のインサートシロ46よりもカセット本体4
Aの収縮方向に対してより効果的な楔作用を呈し、カセ
ット本体4Aに対してインサートプレート52をより強
固に一体化する。
【0070】図13に示したインサートプレート54
は、外周縁に一体に突出形成されたインサートシロ55
が、基部40の外周縁から一体に突出された連結部56
と、この連結部56の先端部に一体に形成された係止部
57とから構成されている。係止部57は、その厚み寸
法D2が連結部56の厚み寸法D1に対してやや大とさ
れており、全体として断面形状が略T字形を呈してい
る。勿論、インサートシロ55は、係止部57の厚み寸
法D2がインサートプレート54の基部40の厚み寸法
Lに対して小とされると共に、この基部40の厚み方向
に対して上下対称とされて構成されている。
は、外周縁に一体に突出形成されたインサートシロ55
が、基部40の外周縁から一体に突出された連結部56
と、この連結部56の先端部に一体に形成された係止部
57とから構成されている。係止部57は、その厚み寸
法D2が連結部56の厚み寸法D1に対してやや大とさ
れており、全体として断面形状が略T字形を呈してい
る。勿論、インサートシロ55は、係止部57の厚み寸
法D2がインサートプレート54の基部40の厚み寸法
Lに対して小とされると共に、この基部40の厚み方向
に対して上下対称とされて構成されている。
【0071】以上のように構成されたインサートシロ5
5を有するインサートプレート54は、上述した第1の
実施の形態として示したインサートプレート6と同様
に、合成樹脂性のカセット本体4Aに対して、その底面
開口部49の開口縁部にインサートシロ55が楔作用を
呈して強固に一体化される。また、このインサートシロ
55は、厚み方向に張り出された係止部57を先端部に
形成したことにより、この係止部57が上述したインサ
ートプレート53のインサートシロ52よりもカセット
本体4Aの収縮方向に対してよりさらに効果的な楔作用
を呈し、カセット本体4Aに対してインサートプレート
54をより強固に一体化する。
5を有するインサートプレート54は、上述した第1の
実施の形態として示したインサートプレート6と同様
に、合成樹脂性のカセット本体4Aに対して、その底面
開口部49の開口縁部にインサートシロ55が楔作用を
呈して強固に一体化される。また、このインサートシロ
55は、厚み方向に張り出された係止部57を先端部に
形成したことにより、この係止部57が上述したインサ
ートプレート53のインサートシロ52よりもカセット
本体4Aの収縮方向に対してよりさらに効果的な楔作用
を呈し、カセット本体4Aに対してインサートプレート
54をより強固に一体化する。
【0072】図14に示したインサートプレート58
は、外周縁に一体に突出形成されたインサートシロ59
が、基部40の外周縁に一体に突出形成された連結部6
0と、この連結部60の先端部に一体に形成された係止
部61とから構成されている。係止部61は、断面形状
が円形を呈しており、その直径寸法E2が連結部60の
厚み寸法E1よりもやや大とされることにより、連結部
60の先端部に上下方向に張出形成されている。勿論、
インサートシロ59は、係止部61の直径寸法E2が、
インサートプレート58の基部40の厚み寸法Lに対し
て小とされると共に、この基部40の厚み方向に対して
上下対称とされて構成されている。
は、外周縁に一体に突出形成されたインサートシロ59
が、基部40の外周縁に一体に突出形成された連結部6
0と、この連結部60の先端部に一体に形成された係止
部61とから構成されている。係止部61は、断面形状
が円形を呈しており、その直径寸法E2が連結部60の
厚み寸法E1よりもやや大とされることにより、連結部
60の先端部に上下方向に張出形成されている。勿論、
インサートシロ59は、係止部61の直径寸法E2が、
インサートプレート58の基部40の厚み寸法Lに対し
て小とされると共に、この基部40の厚み方向に対して
上下対称とされて構成されている。
【0073】以上のように構成されたインサートシロ5
9を有するインサートプレート58は、上述したインサ
ートプレート54と同様に、係止部61が厚み方向に対
して上下に張り出して形成されていることから、合成樹
脂性のカセット本体4Aに対して、その底面開口部49
の開口縁部にインサートシロ59が楔作用を呈して強固
に一体化される。また、インサートシロ59は、断面形
状がコーナー部を有しない円形を呈することから、外周
縁に樹脂材料が均一な状態で充填され、歪みによるクラ
ック等の発生が防止される。
9を有するインサートプレート58は、上述したインサ
ートプレート54と同様に、係止部61が厚み方向に対
して上下に張り出して形成されていることから、合成樹
脂性のカセット本体4Aに対して、その底面開口部49
の開口縁部にインサートシロ59が楔作用を呈して強固
に一体化される。また、インサートシロ59は、断面形
状がコーナー部を有しない円形を呈することから、外周
縁に樹脂材料が均一な状態で充填され、歪みによるクラ
ック等の発生が防止される。
【0074】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明に係
るテープカセットによれば、カセット本体を構成する下
ハーフが、下ハーフ本体部と、インサート成形により一
体化した金属板とにより構成されることによって、曲げ
やねじり等に対する機械的強度の向上が図られ、かつ全
体の重量が大とされることによって、テープ駆動機構等
の振動の影響を受けることなくテープ状記録媒体を安定
した状態で走行させ、情報信号の高精度な記録、再生が
行われる。
るテープカセットによれば、カセット本体を構成する下
ハーフが、下ハーフ本体部と、インサート成形により一
体化した金属板とにより構成されることによって、曲げ
やねじり等に対する機械的強度の向上が図られ、かつ全
体の重量が大とされることによって、テープ駆動機構等
の振動の影響を受けることなくテープ状記録媒体を安定
した状態で走行させ、情報信号の高精度な記録、再生が
行われる。
【0075】また、テープカセットは、下ハーフを構成
する下ハーフ本体部と金属板とが、下ハーフ本体の底面
開口部に対して金属板が外周縁に設けたインサートシロ
を介してインサート成形により一体化されることから、
引張り、曲げ、せん断等に対する十分な機械的強度を有
して、より強固に接合固定される。また、それぞれの熱
収縮率の違いから接合部において隙間が発生したり、外
部から加えられる圧力によって破断するといった不都合
を生じることはない。また、上記カセットテープは、接
合部に隙間が生じることがあっても、インサートシロに
よってこれが閉塞された状態となり、内部に塵等が侵入
したり、外観などが損なわれるといった不都合の発生が
防止される。
する下ハーフ本体部と金属板とが、下ハーフ本体の底面
開口部に対して金属板が外周縁に設けたインサートシロ
を介してインサート成形により一体化されることから、
引張り、曲げ、せん断等に対する十分な機械的強度を有
して、より強固に接合固定される。また、それぞれの熱
収縮率の違いから接合部において隙間が発生したり、外
部から加えられる圧力によって破断するといった不都合
を生じることはない。また、上記カセットテープは、接
合部に隙間が生じることがあっても、インサートシロに
よってこれが閉塞された状態となり、内部に塵等が侵入
したり、外観などが損なわれるといった不都合の発生が
防止される。
【図1】本発明を適用した8mmビデオテープカセット
を示す分解斜視図である。
を示す分解斜視図である。
【図2】同8mmビデオテープカセットの平面図であ
る。
る。
【図3】同8mmビデオテープカセットの側面図であ
る。
る。
【図4】同8mmビデオテープカセットの底面図であ
る。
る。
【図5】同8mmビデオテープカセットのカセット本体
を構成する下ハーフの平面図である。
を構成する下ハーフの平面図である。
【図6】同下ハーフの底面図である。
【図7】同下ハーフの底面壁に構成される薄肉領域を説
明する平面図である。
明する平面図である。
【図8】同下ハーフの要部縦断面図である。
【図9】同下ハーフ本体にインサート成形されて下ハー
フを構成するインサートプレートの平面図である。
フを構成するインサートプレートの平面図である。
【図10】同下ハーフの要部縦断面図である。
【図11】他の下ハーフの要部縦断面図である。
【図12】他の下ハーフの要部縦断面図である。
【図13】他の下ハーフの要部縦断面図である。
【図14】他の下ハーフの要部縦断面図である。
【図15】従来の8mmビデオテープカセットの平面図
である。
である。
【図16】同8mmビデオテープカセットの側面図であ
る。
る。
【図17】同8mmビデオテープカセットの底面図であ
る。
る。
1 8mmビデオテープカセット(テープカセット) 2 カセット本体 3 上ハーフ 4 下ハーフ 4A 下ハーフ本体(合成樹脂製フレーム部) 6 インサートプレート(金属板) 7 テープリール 8 磁気テープ(テープ状記録媒体) 15 下ハーフ本体の底面壁 16 同外周壁 17 同前面開放部 21 同リールロック部 23 同終端検出部 24 同仕様検出部 37 リールロック部材 39 誤記録防止部材 40 インサートプレートの基部 41 インサートプレートに形成されたリール軸受穴 45 同凸縁部 46 同インサートシロ 47 下ハーフ本体の薄肉領域 49 同底面開口部 H ローディング空間部 R テープリール回転領域
Claims (2)
- 【請求項1】 上下一対のハーフを組み合わせて構成し
たカセット本体の内部に一対のテープリールを回転自在
に収納し、これらテープリール間にテープ状記録媒体を
掛け合わせたテープカセットにおいて、 上記テープリールを支持する下ハーフは、合成樹脂製の
フレーム部と、上記フレーム部の底面部の一部を構成す
るようにして、インサート成形により一体化されて組み
合わせられる金属板とから構成され、 上記金属板には、上記フレーム部との接合部とされる外
周縁にインサートシロが一体に突設され、インサート成
形時にこのインサートシロが合成樹脂材料で充填される
ことにより、フレーム部と一体化されることを特徴とす
るテープカセット。 - 【請求項2】 上記金属板の外周縁に一体に突設された
上記インサートシロは、その形状が厚み方向の中心線に
対して上下対称であることを特徴とする請求項1に記載
のテープカセット。
Priority Applications (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29695595A JPH09139049A (ja) | 1995-11-15 | 1995-11-15 | テープカセット |
| US08/736,606 US5774312A (en) | 1995-10-31 | 1996-10-25 | Tape cassette |
| KR1019960050223A KR970063207A (ko) | 1995-10-31 | 1996-10-30 | 테이프카세트 및 테이프카세트반부를 성형하는 금속주형장치 |
| DE69622962T DE69622962D1 (de) | 1995-10-31 | 1996-10-31 | Bandkassette und Metallgussvorrichtung zum Giessen von Bandkassettenhälften |
| EP96402317A EP0772197B1 (en) | 1995-10-31 | 1996-10-31 | Tape cassette and metal mold device for molding tape cassette halves |
| US09/042,043 US6043962A (en) | 1995-10-31 | 1998-03-13 | Tape cassette and metal mold device for molding tape cassette halves |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29695595A JPH09139049A (ja) | 1995-11-15 | 1995-11-15 | テープカセット |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09139049A true JPH09139049A (ja) | 1997-05-27 |
Family
ID=17840354
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29695595A Withdrawn JPH09139049A (ja) | 1995-10-31 | 1995-11-15 | テープカセット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09139049A (ja) |
-
1995
- 1995-11-15 JP JP29695595A patent/JPH09139049A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20030204 |