JPH09139068A - 情報の記録・再生方法および情報記憶装置 - Google Patents

情報の記録・再生方法および情報記憶装置

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JPH09139068A
JPH09139068A JP7294003A JP29400395A JPH09139068A JP H09139068 A JPH09139068 A JP H09139068A JP 7294003 A JP7294003 A JP 7294003A JP 29400395 A JP29400395 A JP 29400395A JP H09139068 A JPH09139068 A JP H09139068A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 強磁性体層23a,23c を含み磁界の印加条件に
より両層の磁化方向が同じかまたは逆となり該磁化方向
に応じて第1または第2の抵抗値を示し、然も、磁気抵
抗曲線がヒステリシス特性を示す情報記録部23と、電流
が供給されそれにより前記磁界を形成する電極27と、を
具えた磁気メモリ素子20での情報記録・再生を、従来に
比べ低消費電力かつ高速で行なえる方法の提供。 【解決手段】 情報記録は、記憶させたい情報状態に応
じ、情報記録部の抵抗値を前記第1の抵抗値に固定する
磁界を形成し得る電流値あるいは前記第2の抵抗値に固
定する磁界を形成し得る電流値のいずれかを、前記電極
に供給することにより行う。情報再生は、前記固定され
る抵抗値を検出することにより行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、第1および第2
の強磁性体層を含み、磁界の印加条件によって抵抗値が
第1の抵抗値または第2の抵抗値となり、然も、磁気抵
抗曲線がヒステリシス特性を示す情報記録部と、電流が
供給されそれにより前記磁界を形成する電極と、を具え
た磁気メモリ素子における情報記録・再生方法とその実
施に好適な情報記憶装置とに関するものである。
【0002】
【従来の技術】巨大磁気抵抗(GMR: Giant Magneto
resistance)効果を利用した磁気メモリ素子の一例およ
びこの素子における情報の記録・再生方法が、例えば文
献I(シ゛ャハ゜ニース゛ シ゛ャーナル アフ゜ライト゛ フィシ゛ックス (Jpn.J.App
l.Phys.)Vol.34(1995)pp.L415-L417)に開示されてい
る。この素子は、基板と、この基板上に形成された情報
記録部と、該情報記録部上に形成された絶縁層と、該絶
縁層上に形成された磁界形成用電極と、情報記録部両端
に形成され該記録部の抵抗値検出用電極と、を具えたも
のであった。ここで情報記録部は、保磁力の異なる第1
および第2の強磁性体層(NiFeCoおよびCoPt)と非磁性
体層(Cu)とを[{CoPt/Cu/NiFeCo}/Cu]のごとく積
層した単位構造をさらに複数積層したGMR層で、構成
されている。また、この情報記録部の磁化曲線および磁
気抵抗曲線は、模式的にはそれぞれ、図15(A)およ
び(B)の様なものとなる。ただし、図15(A)にお
いて11は上記積層単位の要部を示し、また11a,1
1b,11cはこの順でいってNiFeCo層、Cu層、CoPt層
をそれぞれ示す。磁化曲線は2つの強磁性体層11a,
11cの保磁力差に起因してステップ状となっている。
また、ある磁界強度範囲(図15(A)のb及びd)に
おいて各強磁性体層11a,11cの磁化方向は逆向き
となり、このとき、情報記録部11の抵抗値は大きくな
る(図15(B)のb,d参照)。一方、上記磁界強度
範囲を越える磁界(図15(A)のa及びc)において
各強磁性層11a,11cの磁化方向は同じ向きとな
り、このとき、情報記録部の抵抗値は小さくなる。
【0003】また、この文献Iでは磁気メモリ素子への
情報の記録は、磁界形成用電極に大きな電流を流すこと
により漏洩磁界を発生させて行っている。具体的には、
記録させたい情報状態が「1」か「0」かに応じ、+H
または−Hの大きな磁界をGMR層に印加して、図15
(A)におけるaまたはcの磁化状態(すなわちGMR
層の抵抗値としては、状態「1」、状態「0」いずれも
低抵抗状態)を形成し記録を行っている(例えば文献Fi
g.4(a))。また、情報の再生は、磁界形成用電極に記録
時よりも小さなパルス状の電流を流すことによりGMR
層に−hから+hに変化するようなパルス状の磁界を印
加する(例えば文献Fig.4(b))。具体的には、図15
(A)のcの磁化状態(情報状態「0」)にある場合、
パルス状の電流を電極に流すことでGMR層に−hから
+hに変化するパルス磁界を印加する。するとGMR層
の磁化状態は−hにおいてc状態のままであり+hにお
いてd状態となるので、結局、GMR層の抵抗値は、低
抵抗状態c(図15(B))から高抵抗状態dに変化す
る。一方、図15(A)のaの磁化状態(情報状態
「1」)にある場合、情報再生のためのパルス状の電流
を電極に流すことでGMR層に−hから+hに変化する
パルス磁界を印加する。すると、GMR層の磁化状態は
−hにおいてb状態になり+hにおいて再びa状態に戻
るので、結局、GMR層の抵抗値は、高抵抗状態b(図
15(B))から低抵抗状態aに変化する。GMR層の
抵抗値をモニターしながら上記の様に電極にパルス状の
電流を流すと、このGMR層の抵抗値の変化パターン
は、GMR層の記録状態が「0」か「1」かによって上
記のごとく異なってくるので、この抵抗値の変化パター
ンの違いにより情報の再生が行われていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の情報記録・再生方法では、情報再生の際にも磁
界形成用電極にパルス状の再生電流を流す必要があるた
め、情報の記録・再生時の消費電流が多くなってしまう
という問題点があった。また、情報再生の際にパルス状
の再生電流を電極に流し、そしてこれに応答するGMR
層の抵抗値の変化パターンを検出する必要があるので、
情報の再生に要する時間がその分長くなってしまう(高
速動作が制約される)という問題点があった。そこで、
従来に比べ情報再生の際の消費電力の低減が図れ、か
つ、高速での情報再生動作が可能な情報の記録・再生方
法およびその実施に好適な情報記憶装置の実現が望まれ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】このため、この出願の第
一発明の情報の記録・再生方法によれば、第1および第
2の強磁性体層を含み、磁界の印加条件によって前記第
1および第2の強磁性体層の磁化方向が同じかまたは逆
となり、該磁化方向に応じて第1の抵抗値または第2の
抵抗値を示し、然も、磁気抵抗曲線がヒステリシス特性
を示す情報記録部と、電流が供給されそれにより前記磁
界を形成する電極と、を具えた磁気メモリ素子(以下、
「所定の磁気メモリ素子」と略称することもある。)へ
の情報記録および該素子からの情報再生を行なうに当た
り、情報記録は、記憶させたい情報状態に応じ、情報記
録部の抵抗値を前記第1の抵抗値に固定する磁界を形成
し得る電流値あるいは前記第2の抵抗値に固定する磁界
を形成し得る電流値のいずれかを、前記電極に供給する
ことにより行い、情報再生は、前記固定される抵抗値を
検出することにより行なうことを特徴とする。
【0006】なお、ここでいう第1の抵抗値は、第2の
抵抗値との違いが検出できるなら絶対値に限られるもの
ではなくある範囲内において記録時ごとに異なる値でも
良く、第2の抵抗値も同様に絶対値に限られるものでは
なくある範囲内において記録時ごとに異なる値でも良い
(以下の各発明において同じ。)。また、抵抗値を検出
してとは、抵抗値を他の物理量例えば電圧または電流と
して検出する場合でも良い。
【0007】この第一発明によれば、情報再生の際は、
磁界形成用の電極に再生電流を流す必要は無く、情報記
録部の抵抗値を検出するための電流のみで済む。そのた
め、情報再生時の消費電流を従来に比べ少なく出来るか
ら、その分、情報の記録・再生での消費電力の低減が図
れる。また、情報再生に当たって、従来は磁界形成用の
電極にパルス状の再生電流を流してそれに応じて生じる
情報記録部での抵抗値の変化パターンを検出するという
一連の処理が必要であったのに対し、この発明では情報
記録部の抵抗値を単に検出するのみで済む。このため、
従来に比べ、情報の再生動作の高速化が図れる。
【0008】また、この出願の第二発明の情報の記録・
再生方法によれば、所定の磁気メモリ素子を2個用いて
情報の記憶単位を構成すると共に、前記記憶単位への情
報記録は、(i) 前記記憶単位における一方の磁気メモリ
素子の情報記録部の抵抗値を第1の抵抗値に固定する磁
界を形成し得る電流を該磁気メモリ素子の電極に供給
し、かつ、他方の磁気メモリ素子の情報記録部の抵抗値
を前記第2の抵抗値に固定する磁界を形成し得る電流を
該磁気メモリ素子の電極に供給するか、(ii)前記一方の
磁気メモリ素子の情報記録部の抵抗値を前記第2の抵抗
値に固定する磁界を形成し得る電流を該磁気メモリ素子
の電極に供給し、かつ、他方の磁気メモリ素子の情報記
録部の抵抗値を前記第1の抵抗値に固定する磁界を形成
し得る電流を該磁気メモリ素子の電極に供給するかのい
ずれかを、記録させたい情報状態に応じて実行すること
により行ない、前記記憶単位からの情報の再生は、前記
2個の磁気メモリ素子それぞれに固定される抵抗値の差
分を検出することにより行なうことを特徴とする。
【0009】この第二発明によれば、第一発明の作用・
効果が同様に得られると共に、以下の様な別の作用・効
果も得られる。
【0010】第一発明の場合は、記録された情報が
「0」なのか「1」なのかの判定は第1の抵抗値もしく
は第2の抵抗値の絶対値(ある範囲をもっていても良い
が)を知っていないと行なえない。しかし、このような
絶対値を用いる場合、絶対値の再現性の配慮が必要とな
り、問題となる場合もある。これに対し第二発明では、
1つの記憶単位を2個の所定の磁気メモリ素子で構成
し、かつ、これら所定の磁気メモリ素子それぞれの情報
記録部に固定される抵抗値の大小関係が記憶したい
「0」または「1」に応じて逆転するように、抵抗値を
固定し、そして、これら固定された抵抗値の差分をと
る。ここでこの差分は、記録された情報が「0」か
「1」かによって、プラスまたはマイナスの値を示すの
で、これらプラス/マイナスの情報により記録情報が
「0」なのか「1」なのかが判定できる。しかも、2個
の磁気メモリ素子が同様な設計のものであるなら両者が
示す抵抗値の両者間における再現性(相対的な再現性)
は高いと考えられるから、両者が示す抵抗値の差分の再
現性は高いといえ、したがって、より信頼性の高い情報
再現が可能になる。
【0011】また、この出願の第三発明によれば、所定
の磁気メモリ素子を2個用いて情報の記憶単位を構成す
ると共に、前記記憶単位への情報記録は、(i) 前記記憶
単位における一方の磁気メモリ素子の情報記録部の抵抗
値を第1の抵抗値に固定する磁界を形成し得る電流を該
磁気メモリ素子の電極に供給し、かつ、他方の磁気メモ
リ素子の情報記録部の抵抗値を前記第2の抵抗値に固定
する磁界を形成し得る電流を該磁気メモリ素子の電極に
供給するか、(ii)前記一方の磁気メモリ素子の情報記録
部の抵抗値を前記第2の抵抗値に固定する磁界を形成し
得る電流を該磁気メモリ素子の電極に供給し、かつ、他
方の磁気メモリ素子の情報記録部の抵抗値を前記第1の
抵抗値に固定する磁界を形成し得る電流を該磁気メモリ
素子の電極に供給するか、(iii) 前記2つの磁気メモリ
素子それぞれの情報記録部の抵抗値を同じ値に固定する
磁界を形成し得る電流をこれら磁気メモリ素子それぞれ
の電極に供給するかのいずれかを、記録させたい情報状
態に応じて実行することにより行ない、前記記憶単位か
らの情報の再生は、前記2個の磁気メモリ素子それぞれ
に固定される抵抗値の差分を検出することにより行なう
ことを特徴とする。なお、この第三発明において、抵抗
値を同じ値に固定するという上記(iii) の条件は、抵抗
値を全く同じ値に固定する場合はもちろんのこと、両者
がある許容値をもって同じ値になる場合も含む(以下の
装置発明において同じ)。
【0012】この第三発明によれば、第一発明および第
二発明の作用・効果が同様に得られると共に、以下の様
な別の作用・効果も得られる。すなわち、この第三発明
の場合は、2個の所定の磁気メモリ素子それぞれの情報
記録部に固定される抵抗値の大小関係として、一方が他
方より大きい場合と、一方が他方より小さい場合と、双
方が同じ場合の、3つの関係が設定できる。そして、こ
のように固定された抵抗値の差分としては、上記の抵抗
値の大小関係に対応して、プラス、マイナスおよび0
(差なし)の3つの結果が得られる。したがって、この
第三発明によれば、記録状態として3つの状態を情報記
録部に書き込めるから、記憶容量の大きな情報記録がで
きる。
【0013】また、この出願の第四発明によれば、所定
の磁気メモリ素子を2個用いて構成された情報の記憶単
位を少なくとも1個と、記録させたい情報に応じ該記憶
単位の2個の磁気メモリ素子それぞれの電極に上記の
(i) の条件または(ii)の条件で電流を供給して情報を記
録する情報記録手段と、所定の情報再生手段とを具え
る。このため、第二発明を容易に実施できる情報記憶装
置が得られる。
【0014】また、この出願の第五発明によれば、所定
の磁気メモリ素子を2個用いて構成された情報の記憶単
位を少なくとも1個と、記録させたい情報に応じ該記憶
単位の2個の磁気メモリ素子それぞれの電極に上記の
(i) の条件、(ii)の条件または(iii) の条件で電流を供
給して情報を記録する情報記録手段と、所定の情報再生
手段とを具える。このため、第三発明を容易に実施でき
る情報記憶装置が得られる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照してこの発明の
実施の形態について説明する。なお、説明に用いる各図
はこの発明を理解出来る程度に各構成成分の寸法、形状
および配置関係を概略的に示してある。また、各図にお
いて同様な構成成分については同一の番号を付して示し
てある。
【0016】1.所定の磁気メモリ素子の説明 はじめに、この出願の各発明で用いる所定の磁気メモリ
素子のいくつかの例について説明する。
【0017】1−1.スピンバルブタイプの磁気メモリ
素子 先ず、図1〜図3を参照して、所定の磁気メモリ素子の
1例として、保磁力が同じ第1および第2の強磁性体層
と反強磁体層とを含む磁気メモリ素子20(これを、以
下、「スピンバルブタイプの磁気メモリ素子」と称する
こともある。)の一例を説明する。ここで、図1(A)
はこの磁気メモリ素子20の全体図、図1(B)は該素
子20に備わる情報記録部23の要部の説明図である。
このスピンバルブタイプの磁気メモリ素子20は、基板
21と、該基板21上に設けられた情報記録部23と、
該情報記録部23上に設けられた絶縁層25と、該絶縁
層25上に設けられた磁界形成用電極27と、情報記録
部23の両端にそれぞれ設けられ該情報記録部23の抵
抗値検出用電極29とを具えた構造となっている。ここ
で情報記録部23は、スピンバルブ・タイプの巨大磁気
抵抗(GMR)層で構成してある。具体的には、第1の
強磁性体層23aと、非磁性体層23bと、第2の強磁
性体層23cと、反強磁性体層23dとをこの順番で積
層した積層単位23x(図1(B)参照)をさらに複数
層積層したGMR層で構成してある。ただし、積層単位
23xが1層の場合のスピンバルブ・タイプのGMR層
で情報記録部23を構成する場合があっても良い。
【0018】このスピンバルブタイプの磁気メモリ素子
20では、電極27に電流を流すことで磁界を発生させ
て、情報記録部に磁界(漏洩磁界)を印加できる。然
も、電極27に流す電流の向き(図1に矢印で示す。)
および大きさを変えることによって、情報記録部23に
印加する磁界の大きさおよび向きを変えることが出来
る。そしてこの素子20では、情報記録部23における
第1の強磁性体層23aおよび第2の強磁性体層23c
それぞれの磁化の方向は、該情報記録部23に印加され
る上記磁界の強度および向きに対して、以下に図2
(A)を用いて説明するように変化する。さらにこの素
子20では、印加磁界の強度および向きに対し情報記録
部23の抵抗値は以下に図2(B)を用いて説明するよ
うに変化する。ただし、説明に用いるこの図2では、反
強磁性体層23dは磁化方向が図2の左から右向きのも
のである例を示している。さらに、この図2では、第1
および第2の強磁性体層23a,23cそれぞれが初期
状態において左向きに磁化されている状態(図2の
(a)の状態)からの、印加磁界変化に対する磁化の変
化および抵抗値の変化の様子を示している。なお、第1
および第2の強磁性体層23a,23cを上記(a)の
状態に磁化するには、情報記録部23に対し磁界の向き
が図2の右から左である磁界であって反強磁性体層23
dに起因する磁界を打ち負かして第1および第2の強磁
性体層23a,23cを左向きに磁化し得るような初期
化磁界を予め印加することで行なえる。このような初期
化磁界は、外部磁界でも、電極27に大電流を流して形
成される磁界でも良い。
【0019】図2に示したように、図2中の(a)の状
態では、第1および第2の強磁性体層23a,23cの
磁化の方向は同じであり、このような場合、情報記録部
23は第1の抵抗値を示す(図2(B)の状態
(a))。次に、この(a)の状態にある情報記録部2
3に対し左向きの磁界すなわち磁界の向きが第1および
第2の強磁性体層23a,23cの現在の磁化の方向と
同じである磁界を印加した場合および強度がこれら層2
3a,23cの磁化方向を変え得る程には大きくない右
向きの磁界を印加した場合は、第1および第2の強磁性
体層23a,23cの磁化方向は変化しない(図2
(A)の状態(b)参照)。したがって、情報記録部2
3は第1の抵抗値を示したままである(図2(B)の状
態(b))。次に、情報記録部23に対し、第1および
第2の強磁性体層23a,23cのいずれか一方のみを
現在の磁化方向とは反対方向に磁化し得る程度の強度の
右向きの磁界を印加する。この場合は、反強磁性体層2
3dが右向きに磁化されているためこの層に接している
第2の強磁性体層23cの方が右方向に磁化され易くな
るから、そのためここでは強度H+Wの範囲の磁界によっ
て第2の強磁性体層23cの磁化方向が右方向に反転
し、この結果、第1及び第2の強磁性体層23a,23
cの磁化方向は逆になる(図2(A)の状態(c))。
第1及び第2の強磁性体層23a,23cの磁化方向が
逆向き状態の場合の情報記録部23は、第1の抵抗値よ
り大きな第2の抵抗値を示す(図2(B)の状態
(c))。次に、情報記録部23に対し、上記H+Wより
大きな右向きの磁界を印加する。すると、第1の強磁性
体層23aもこの磁界の影響を受けるようになるため、
この第1の強磁性体層23aも右向きに磁化され、その
結果、第1及び第2の強磁性体層23a,23cは今度
は磁化方向が右向き状態で同じ向きになる(図2(A)
の状態(d))。したがって、情報記録部23の抵抗値
は第1の抵抗値に戻る(図2(B)の状態(d))。共
に右向きに磁化された第1および第2の強磁性体層23
a,23cは、情報記録部23に対して右向きの磁界が
印加されたり強度が弱い左向きの磁界(後述の強度がH
-Wに至らない磁界)が印加された場合は、上記の(a)
−(b)の過程の場合と同じ理由で、磁化方向は変化せ
ず(図2の状態(e))、そのため、情報記録部の抵抗
値も第1の抵抗値のままとなる(図2(B)の状態
(e))。次に、情報記録部23に対し、左向きの磁界
であって第1および第2の強磁性体層23a,23cの
いずれか一方のみを現在の磁化方向とは反対方向に磁化
し得る程度の強度の磁界H-Wを印加する。この場合は、
反強磁性体23dの磁化方向に逆らうことになるので、
先のH+Wに比べ大きな強度の磁界H-Wが必要になる。す
なわち、H+Wの範囲が始まる磁界HA に比べH-Wの範囲
が始まる磁界HB の方が絶対値が大きい磁界になる(図
2(B)参照)。また、この磁界H-Wの印加においては
第1及び第2の強磁性体23a,23cのうちの、反強
磁性体層23dから遠い位置にある第1の強磁性体層2
3aの磁化方向が右から左に反転する(図2(A)の状
態(f))。この結果、第1及び第2の強磁性体層23
a,23cの磁化方向は逆向きになるので、情報記録部
23の抵抗値は第2の抵抗値に変化する(図2(B)の
状態(f))。次に、情報記録部23にさらに大きな左
向きの磁界を印加すると、第2の強磁性体層23cの磁
化方向も右から左に反転する。このため、第1及び第2
の強磁性体層23a,23cの磁化方向は同じ向きにな
るので、情報記録部23の抵抗値は第1の抵抗値に戻
る。
【0020】上述の説明から分かるように、上述のスピ
ンバルブタイプの磁気メモリ素子20では、電極27に
流す電流で形成される磁界の向きおよび大きさ次第で
(すなわち電極27に流す電流の大きさおよび向き次第
で)第1および第2の強磁性体層23a,23cの磁化
方向が同じかまたは逆となる。さらにその磁化方向に応
じて情報記録部23は第1の抵抗値または第2の抵抗値
を示し、かつ、磁化抵抗曲線はヒステリシス特性を示す
ものとなる。然も、印加磁界の向きが右向きの場合での
磁化抵抗曲線と、印加磁界の向きが左向きの場合での磁
化抵抗曲線とは異なる(H+w、H-Wが異なる)ものにな
る。
【0021】次に、上述のスピンバルブタイプの磁気メ
モリ素子20の具体的な構成例およびその特性を説明す
る。基板21をMgO基板で構成し、第1および第2の
強磁性体層23a,23cをCo層により構成し、非磁
性体層23bをCu層により構成し、反強磁性体層23
dをFe50Mn50合金層により構成し、絶縁層25をS
iO2 層により構成する。なお、これらCo層、Cu
層、FeMn合金層およびSiO2 層はスパッタ法によ
り形成する。また、各層の厚さは、例えば、Co層を6
0Å、Cu層を28Å、FeMn合金層を210Å、S
iO2 層を0.5μmとする。これらCo層、Cu層、
Co層およびFeMn合金層で構成される積層単位を1
層とするか複数層とするかは、設計に応じ決めれば良
い。このような構成としたスピンバルブタイプの磁気メ
モリ素子20の磁気抵抗特性を直流4端子法により測定
した結果は、例えば図3に示したようになる。すなわ
ち、図2を用いて説明したと同様、ヒステリシス特性を
もつ磁化抵抗曲線になる。これについていま少し説明す
る。
【0022】図3のグラフの横軸は磁界の強度(Oe)
を表し、縦軸は媒体の電気抵抗率の増加率を示してい
る。ただし、この増加率は、第1および第2の強磁性体
層23a,23cの磁化の方向が同じとなっているとき
の電気抵抗を基準としている。この具体例のスピンバル
ブタイプの磁気メモリ素子では、図2に示したH+Wに当
たる磁界強度は、約30〜約110Oeの範囲となり、
-Wに当たる磁界強度は約−100〜−200Oeの範
囲となることが、図3から分かる。さらに、第1の抵抗
値に対し第2の抵抗値は約5%増加することが、図3か
ら分かる。耐ノイズ性を考えると、H+WやH-Wは磁界0
からある程度離れた強度範囲にあることが好ましい。一
方、H+WやH-Wが磁界0からあまり離れた強度範囲であ
ると、消費電流の点で好ましくない。また、制御性の点
でH+WやH-Wはある程度の強度範囲も持つすなわちこれ
ら範囲が磁気抵抗曲線において矩形状の特性を示すのが
好ましい。これらの点から、この具体例のスピンバルブ
タイプの磁気メモリ素子は、この発明でいう所定の磁気
メモリ素子として好ましい。
【0023】なお、上記の具体例では、情報記録部23
をFeMn/Co/Cu/Co の積層構造を用いて構成した例を説明
したがこれに限るものではない。例えば、強磁性体層2
3a,23cの材料としては、Fe、Ni、Coまたは
これらの合金等を用いることができる。また、反強磁性
体層23dの材料としては、NiOやCoO等を用いる
ことができる。また、非磁性体層23bの材料として
は、AgやCr等を用いることができる。例えば、これ
らの材料を組合せて構成される素子、例えば[NiO/Co/Cu
/Co]の積層構造または[FeMn/Fe/Cr/Fe] の積層構造を用
いて情報記録部23を構成した磁気メモリ素子もスピン
バルブタイプの磁気メモリ素子となり得る。
【0024】1−2.異保磁力タイプの磁気メモリ素子 次に、図4および図15を参照して、所定の磁気メモリ
素子の他の例として、保磁力が異なる第1および第2の
強磁性体層を含む磁気メモリ素子30(以下、「異保磁
力タイプの磁気メモリ素子30」と称することもあ
る。)の一例を説明する。文献Iに開示されている磁気
メモリ素子も、このタイプの素子に相当する。ここで、
図4(A)は異保磁力タイプの磁気メモリ素子30の全
体図、図4(B)は該素子30に備わる情報記録部33
の要部の説明図である。この異保磁力タイプの磁気メモ
リ素子30は、基板21と、該基板21上に設けられた
情報記録部33と、該情報記録部33上に設けられた絶
縁層25と、該絶縁層25上に設けられた磁界形成用電
極27と、情報記録部33の両端にそれぞれ設けられ該
情報記録部33の抵抗値検出用電極29と、を具えた構
造となっている。ここで情報記録部33は、第1の非磁
性体層33aと、第1の強磁性体層33bと、第2の非
磁性体層33cと、第1の強磁性体層33bとは保磁力
が異なる第2の強磁性体層33dとをこの順番で積層し
た積層単位33x(図4(B)参照)をさらに複数層積
層したGMR層で構成してある。ただし、積層単位33
xが1層の場合のGMR層で情報記録部33を構成する
場合があっても良い。
【0025】この異保磁力タイプの磁気メモリ素子30
の場合も、電極27に電流を流すことで磁界を発生させ
て、情報記録部33に磁界(漏洩磁界)を印加できる。
然も、電極27に流す電流の向きおよび大きさを変える
ことによって、情報記録部33に印加する磁界の大きさ
および向きを変えることが出来る。そして、磁界の向き
を変えることによって第1および第2の強磁性体層33
b,33dの磁化方向が同じかまたは逆となる。さらに
これら強磁性体層33b,33dの磁化方向が同じか逆
かに応じて情報記録部33は第1の抵抗値または第2の
抵抗値を示し、かつ、ヒステリシス特性をもつ磁気抵抗
曲線を示す。その磁気抵抗曲線を模式的に示した場合、
それは図15(B)のようになる。なお、異保磁力タイ
プの磁気メモリ素子30の場合は、スピンバルブタイプ
の磁気メモリ素子20が有していた反強磁性体層を有し
ていないので、印加磁界が右向きのときの磁気抵抗曲線
と印加磁界が左向のときの磁気抵抗曲線とが、磁界0を
中心に対称となる(図15(B)参照)。
【0026】この異保磁力タイプの磁気メモリ素子30
の具体的な構成例として、例えば、基板31をガラス基
板で構成し、第1および第2の非磁性体層33a,33
cをCu層により構成し、第1の強磁性体層33bをC
o層により構成し、第2の強磁性体層33dをNiFe
Co合金層により構成し、絶縁層25をSiO2 層によ
り構成した素子が挙げられる。或は、高保磁力を示す層
33の構成材料として、FeやCoPt等を用いても良
い。また、低保磁力を示す層の構成材料としてFeNや
FeSiAl等を用いても良い。また、非磁性体層の構
成材料としてAgやCr等を用いても良い。例えば、こ
れらの材料を組合せて構成される素子、例えば[{Fe/Ag/
FeN}/Ag]の人工格子または[{CoPt/Cr/FeSiAl}/Cr] の人
工格子を用いて情報記録部33を構成した磁気メモリ素
子も異保磁力タイプの磁気メモリ素子となり得る。
【0027】2.情報の記録・再生方法の説明 2−1.第一発明の実施の形態 2−1−1.第一発明の第1の実施の形態 まず、第一発明の情報の記録・再生方法であって、スピ
ンバルブタイプの磁気メモリ素子20に対しての情報の
記録・再生方法の実施の形態について、図1〜図3およ
び図5を参照して説明する。ただし、ここでの説明で
は、スピンバルブタイプの磁気メモリ素子20における
第1および第2の強磁性体層23a,23cが、初期化
において図2(A)における状態(d)のように磁化さ
れているものとして説明を行なう。
【0028】第一発明では、磁気メモリ素子20への情
報の記録は、記憶させたい情報状態に応じ、情報記録部
23の抵抗値を第1の抵抗値に固定する磁界を形成し得
る電流値あるいは第2の抵抗値に固定する磁界を形成し
得る電流値のいずれかを、磁界形成用電極27に供給す
ることにより行う。そこで、この実施の形態では、記憶
させたい情報状態が例えば「0」の場合は、図2を用い
て説明したH-Wの強度範囲の磁界が形成できる電流、こ
こでは図5に示した−Ha の磁界が形成出来る電流を磁
界形成用電極27に流し、その後、この電流の供給を停
止する。こうすると、−Ha の磁界が印加された後にこ
の磁界が0にされるので(図5中のルート(1))、こ
の磁気メモリ素子20の情報記録部23の抵抗値は抵抗
値Ra (高抵抗値)に固定され保持される。また、記憶
させたい情報状態が「1」の場合は、図2を用いて説明
したH+Wの強度範囲を越える磁界が形成できる電流、こ
こでは図5に示したHb の磁界が形成出来る電流を磁界
形成用電極27に流し、その後、この電流の供給を停止
する。こうすると、Hb の磁界が印加された後にこの磁
界が0にされるので(図5中のルート(2))、この磁
気メモリ素子20における情報記録部23の抵抗値は抵
抗値Rb (低抵抗値)に固定され保持される。もちろ
ん、情報状態「0」、「1」に対する電流の供給条件を
上述の逆としても良い。ここで、図5から、−Ha およ
びHb は、大きさが同じで磁界の向きが反対である磁界
としても良いことが分かる。すなわち、−Ha およびH
b を適正な値に選ぶと、磁界形成用の電極27に流す電
流の大きさは同じで向きを逆転させるのみで、「0」、
「1」の情報に対応する抵抗値Ra またはRb を情報記
録部23に保持させることが可能になることが分かる。
これについて上記の具体例の磁気メモリ素子(図3に示
した磁気抵抗特性を示した素子)の場合で考えれば、記
録磁界−Ha 、Hb を、−Ha については−120〜1
90Oeの範囲のある強度の磁界(例えば−150O
e)とし、Hb についてはこの−Haとは逆向きの磁界
(例えば150Oe)とすることで、磁界形成用の電極
27に流す電流の向きを逆転させるのみで記録ができ
る。
【0029】一方、情報の再生は、情報記録部23に固
定される抵抗値を抵抗値検出用電極29を介し測定する
ことで行なう。抵抗値の測定は、任意好適な手段例えば
検出用ICで行なえる。また、抵抗値の測定は、抵抗値
自体で行なっても良く、或は他のパラメータ例えば電圧
で行なっても良い。
【0030】2−1−2.第一発明の第2の実施の形態 次に、第一発明の情報の記録・再生方法であって、異保
磁力タイプの磁気メモリ素子30に対する情報の記録・
再生方法の実施の形態について図4および図6を参照し
て説明する。ただし、以下の説明では、異保磁力タイプ
の磁気メモリ素子30における第1および第2の強磁性
体層33b、33dが、初期化において図15(A)に
おける状態(a)のように磁化されている例で考える。
先ず、情報の記録に当たっては、磁界形成用電極27に
スピンバルブタイプの磁気メモリ素子20の場合と同様
にある所定の電流を供給しそして電流を停止するように
すれば良い。具体的には図6に示したように、磁界−H
a を形成し得る電流を供給後それを停止するか(図6中
のルート(1))、磁界Hb を形成し得る電流を供給後
それを停止するか(図6中のルート(2))を、記録さ
せたい情報が「0」か「1」かに応じ行なえば良い。な
ぜなら、この例の場合は、第1および第2の強磁性体層
33b、33dは初期化において共に右向きに磁化され
ているので、第1の強磁性体層33bの磁化方向を反転
させ得る程度の強度の左向き磁界である−Ha の磁界を
情報記録部33に印加すると情報記録部33の抵抗値は
b からRa に変化し、また、Ra をRb に戻すには、
第1の強磁性体33bの磁化方向を元に戻し得る程度の
強度以上の右向き磁界であるHb の磁界を情報記録部3
3に印加すれば良いからである。一方、情報の再生は、
情報記録部33に固定された抵抗値を検出することで行
なえる。
【0031】2−2.第二発明の実施の形態 2−2−1.第二発明の第1の実施の形態 次に、第二発明の情報の記録・再生方法の第1の実施の
形態について図7を主に参照して説明する。ここで、図
7(A)はこの第二発明の実施に好適な情報記憶装置の
構成を模式的に示した図である。また、図7(B)は磁
気メモリ素子20a,20bそれぞれの電極27(図1
参照)に供給する電流の向きとこの電流により形成され
る磁界との関係を示した図である。なお、詳細は後述す
るが、図7(A)において41は記憶単位、43は情報
記録手段、45は情報再生手段をそれぞれ示す。さら
に、図7(A)において、45aはこの実施の形態での
情報再生手段45の一構成成分である第1の抵抗検出手
段、45bは同じく第2の抵抗検出手段、45cは抵抗
検出手段45a,45bの出力を比較するための比較手
段をそれぞれ示す。
【0032】第二発明では、所定の磁気メモリ素子を2
個用いて情報の記憶単位41を構成する。この図7の例
の場合は2個のスピンバルブタイプの磁気メモリ素子2
0a,20bを用いて記憶単位41を構成した例を示し
ている。またこの第二発明では、(i) 記憶単位41にお
ける一方の磁気メモリ素子20aの情報記録部の抵抗値
を第1の抵抗値に固定する磁界を形成し得る電流を該磁
気メモリ素子20aの電極27(図1参照)に供給し、
かつ、他方の磁気メモリ素子20bの情報記録部の抵抗
値を前記第2の抵抗値に固定する磁界を形成し得る電流
を該磁気メモリ素子20bの電極27に供給するか、(i
i)一方の磁気メモリ素子20aの情報記録部の抵抗値を
前記第2の抵抗値に固定する磁界を形成し得る電流を該
磁気メモリ素子20aの電極27に供給し、かつ、他方
の磁気メモリ素子の情報記録部の抵抗値を前記第1の抵
抗値に固定する磁界を形成し得る電流を該磁気メモリ素
子の電極27に供給するかのいずれかを、記録させたい
情報状態に応じて実行する。ここで、上記の(i),(ii)を
実現する電流の具体的な供給条件は、2個の磁気メモリ
素子20a,20bの情報記録部に対し情報を図2
(B)中のどのルートでの磁界印加条件で記録させる
か、および、2個の磁気メモリ素子20a,20bそれ
ぞれの第1および第2の強磁性体層の磁化方向を初期化
時にどのようにするかにより変更出来る。そこでここで
は、その一例として、磁界の印加条件を図5を用いて説
明したルート(1)およびルート(2)とする例を考え
る。その場合は2個の磁気メモリ素子20a,20bそ
れぞれの第1および第2の強磁性体層の磁化方向がすべ
て図2の状態(a)または状態(d)になるように、初
期化磁化をする。そして、両素子20a,20bの強磁
性体層すべてを図2の状態(d)になるように初期化磁
化をした場合において図7中の磁気メモリ素子20aに
図5のルート(2)で磁界Hb が印加され、かつ、磁気
メモリ素子20bに図5のルート(1)で磁界−Ha
印加されるように電流を各素子の電極27(図1参照)
に流すと、磁気メモリ素子20aは低抵抗値を示し、ま
た磁気メモリ素子20bは高抵抗値を示すようになる。
また電流の大きさは同じで向きを上記例とは逆にする
と、磁気メモリ素子20aは高抵抗値を示し、磁気メモ
リ素子20bは低抵抗値を示すようになる。なお、この
ような電流の供給停止はここでは情報記録手段43によ
り行なう。この情報記録手段は任意好適な回路で構成出
来る。2つの磁気メモリ素子20a,20bへの上記の
ような電流の供給・停止を、記憶させたい情報状態が
「0」か「1」かに応じ行なうことで、2つの磁気メモ
リ素子20a,20bには、抵抗値の大小関係が異なる
記録状態を形成出来る。
【0033】また、情報再生は次のように行なう。一方
の磁気メモリ素子20aが保持した抵抗値を第1の抵抗
検出手段45aにより検出し、他方の磁気メモリ素子2
0bが保持した抵抗値を第2の抵抗検出手段45bによ
り検出する。この検出結果を比較手段45cは比較し、
その比較結果を出力する。2つの磁気メモリ素子20
a,20bが保持する抵抗値の大小関係に応じ、比較手
段45cの出力はプラス若しくはマイナスとなるので、
記憶されていた情報が何であったかは、この比較手段4
5cの出力がマイナスかプラスかにより判断できる。な
お、第1および第2の抵抗検出手段45a,45bは例
えば抵抗検出用のICで構成出来、比較手段は公知の比
較回路により構成出来る。
【0034】2−2−2.第二発明の第2の実施の形態 図7に示した例の場合では記憶単位における2個の磁気
メモリ素子20a,20bそれぞれを情報記録手段43
と別々の信号線で接続する例を示した。このため図7の
例では記憶単位41に対し2組の信号線が必要であっ
た。しかしこれは特に記憶単位を多数具えた情報記憶装
置を構成する場合、信号線の数を増加させるので改善が
望まれる。以下、その対策例(第2の実施の形態)につ
いて説明する。図8はその説明に供する図であり、図7
に対応させて示した図である。この例の場合は、2つの
磁気メモリ素子20a,20bの磁界形成用電極に反対
向きに電流が流れるような接続関係でこれら電極を直列
に接続し、そして該直列に接続した電極と情報記録手段
43とを1組の信号線43aを介し接続している。この
構成では、ある電流値を信号線43aに流すと、2つの
磁気メモリ素子20a,20bにはそれぞれ逆向きに電
流が供給される。この結果、一方の磁気メモリ素子20
aに上記の−Ha の磁界を形成する場合は、他方の磁気
メモリ素子20bにHb の磁界を形成でき、また、一方
の磁気メモリ素子20aに上記のHb の磁界を形成する
場合は、他方の磁気メモリ素子20bに−Ha の磁界を
形成できるようになるので、信号線数を減らせるにもか
かわらず、第1の実施の形態と同様に情報記録が出来
る。なお、この第2の実施の形態の場合は、初期化磁化
のために信号線43aに大電流を流すと、2個の磁気メ
モリ素子間で強磁性体層の磁化の方向は逆向きとなって
しまう。よって、2個の磁気メモリ素子それぞれの強磁
性体層の磁化の方向を同じにする初期化磁化は外部磁界
により行なう。
【0035】2−2−3.第二発明の第3、第4の実施
の形態 図7および図8を用いて説明した第1、第2の実施に形
態において、2個のスピンバルブタイプの磁気メモリ素
子を異保磁力タイプの磁気メモリ素子30にそれぞれ代
えた場合も、上記の各実施の形態と同様な効果が得られ
る。
【0036】2−3.第三発明の実施の形態 2−3−1.第三発明の第1の実施の形態 次に、第三発明の情報の記録・再生方法の第1の実施の
形態について図9および図10を参照して説明する。こ
こで、図9(A)はこの第三発明の実施に好適な情報記
憶装置の構成を模式的に示した図である。また、図9
(B)は磁気メモリ素子20a,20bの電極27(図
1参照)に供給する電流の大きさおよび向きと、この電
流により形成される磁界との関係を示した図である。な
お、この図9(A)に示した各構成成分のうちの特に情
報記録手段51は、少なくとも3値の電流を発生できる
ものである点で第二発明における情報記録手段43と相
違する。また、図10は、用いたスピンバルブタイプの
磁気メモリ素子での磁気抵抗曲線と記録磁界との関係を
説明する図である。
【0037】第三発明では、所定の磁気メモリ素子を2
個用いて情報の記憶単位41を構成する。この図9の例
の場合は2個のスピンバルブタイプの磁気メモリ素子2
0a,20bを用いて記憶単位41を構成した例を示し
ている。またこの第三発明では、(i) 記憶単位41にお
ける一方の磁気メモリ素子20aの情報記録部の抵抗値
を第1の抵抗値に固定する磁界を形成し得る電流を該磁
気メモリ素子20aの電極(磁界形成用電極)に供給
し、かつ、他方の磁気メモリ素子20bの情報記録部の
抵抗値を前記第2の抵抗値に固定する磁界を形成し得る
電流を該磁気メモリ素子20bの電極に供給するか、(i
i)一方の磁気メモリ素子20aの情報記録部の抵抗値を
前記第2の抵抗値に固定する磁界を形成し得る電流を該
磁気メモリ素子20aの電極に供給し、かつ、他方の磁
気メモリ素子の情報記録部の抵抗値を前記第1の抵抗値
に固定する磁界を形成し得る電流を該磁気メモリ素子の
電極に供給するか、(iii) 2つの磁気メモリ素子20
a,20bそれぞれの情報記録部の抵抗値を同じ値に固
定する磁界を形成し得る電流をこれら磁気メモリ素子2
0a,20bそれぞれの電極に供給するかのいずれか
を、記録させたい情報状態に応じて実行する。ここで、
上記の(i),(ii),(iii)を実現する電流の具体的な供給条
件は、2個の磁気メモリ素子20a,20bの情報記録
部に対し情報を図2(B)中のどのルートでの磁界印加
条件で記録させるか、および、2個の磁気メモリ素子2
0a,20bそれぞれの第1および第2の強磁性体層の
磁化方向を初期化時にどのようにするかにより変更出来
る。そこでここでは、その一例として、磁界の印加条件
を図10に示したルート(a)、ルート(b)、ルート
(c)、ルート(a)’、ルート(b)’およびルート
(c)’とする例を考える。その場合は2個の磁気メモ
リ素子20a,20bのうちの一方の素子の第1および
第2の強磁性体層の磁化方向が図2の状態(a)になる
ように、かつ、他方の素子の第1および第2の強磁性体
層の磁化方向が図2の状態(d)になるように初期化磁
化をする。そして、例えば、図9中の磁気メモリ素子2
0aの第1および第2の強磁性体層の磁化方向が図2の
状態(a)になるように、かつ、素子20bの第1およ
び第2の強磁性体層の磁化方向が図2の状態(d)にな
るように初期化磁化をした場合において図9中の磁気メ
モリ素子20aに図10のルート(a)で磁界Ha が印
加され、かつ、磁気メモリ素子20bに図10のルート
(a)’で磁界−Ha ’が印加されるように電流を各素
子の電極27(図1参照)に流すと、磁気メモリ素子2
0aは高抵抗値を示し、磁気メモリ素子20bは低抵抗
値を示すようになる。また、メモリ素子20aに図10
のルート(b)で磁界Hb が印加され、かつ、磁気メモ
リ素子20bに図10のルート(b)’で磁界−Hb
が印加されるように電流を各素子の電極27(図1参
照)に流すと、磁気メモリ素子20aは低抵抗値を示
し、磁気メモリ素子20bは高抵抗値を示すようにな
る。また、メモリ素子20aに図10のルート(c)で
磁界Hc が印加され、かつ、磁気メモリ素子20bに図
10のルート(c)’で磁界−Hc ’が印加されるよう
に電流を各素子の電極27(図1参照)に流すと、磁気
メモリ素子20aおよび磁気メモリ素子20bはいずれ
も低抵抗値を示すようになる。したがって、この第三発
明では、記憶単位41に、3種類の抵抗値の組み合わ
せ、すなわち、素子20a,20bが示す抵抗値の大小
関係が20a>20b、20a<20b、20a=20
bという3種類の組み合わせを、記録出来る。このた
め、この第三発明では3値の情報を記憶単位任意に記録
出来るので、より多くの情報量の記録が可能になる。な
お、この場合は、Ha と−Ha ’とは絶対値が同じでか
つ逆向きの磁界とでき、Hb と−Hb ’とは絶対値が同
じでかつ逆向きの磁界とでき、Hc と−Hc ’とは絶対
値が同じでかつ逆向きの磁界とできることが、図10か
ら分かる。なぜなら、スピンバルブタイプの磁気抵抗素
子の磁気抵抗曲線が右向き磁界と左向き磁界とで異なる
からである。
【0038】また、情報再生は次のように行なう。一方
の磁気メモリ素子20aが保持した抵抗値を第1の抵抗
検出手段45aにより検出し、他方の磁気メモリ素子2
0aが保持した抵抗値を第2の抵抗検出手段45bによ
り検出する。この検出結果を比較手段45cは比較し、
その比較結果を出力する。2つの磁気メモリ素子20a
が保持する抵抗値の大小関係に応じ、比較手段45cの
出力はプラス、マイナス若しくは0(差なし)となるの
で、記憶されていた情報が何であったかは、比較手段4
5cの出力がマイナスかプラスかゼロかにより判断でき
る。
【0039】2−3−2.第三発明の第2の実施の形態 図9に示した例の場合では記憶単位における2個の磁気
メモリ素子20a,20bそれぞれを情報記録手段51
と別々の信号線で接続する例を示した。このため図9の
例では記憶単位41に対し2組の信号線が必要であっ
た。しかしこれは特に記憶単位を多数具えた情報記憶装
置を構成する場合、信号線の数を増加させるので改善が
望まれる。そこで、この第三発明において第二発明の第
2の実施の形態において説明したように、2つの磁気メ
モリ素子20a,20bの磁界形成用電極に反対向きに
電流が流れるような接続関係でこれら電極を直列に接続
し、そして該直列に接続した電極と情報記録手段とを1
組の信号線を介し接続し、信号線数の低減を図るのが良
い。
【0040】2−3−3.第三発明の第3の実施の形態 上記第三発明の第1及び第2の実施の形態の構成におい
て、2個のスピンバルブタイプの磁気メモリ素子を異保
磁力タイプの磁気メモリ素子30にそれぞれ代えた場合
も、上記の各実施の形態と同様な効果が得られる。ただ
し、この場合は以下に説明する点に留意する必要があ
る。
【0041】異保磁力タイプの磁気メモリ素子30の場
合、スピンバルブタイプの磁気メモリ素子20が有して
いた反強磁性体層を有していないので、印加磁界が右向
きのときの磁気抵抗曲線と印加磁界が左向のときの磁気
抵抗曲線とが、磁界0を中心に対称となることは既に説
明した(図15(B)参照)。したがって、異保磁力タ
イプの磁気メモリ素子30を2個用いて構成された記憶
単位にスピンバルブタイプの磁気メモリ素子のときと同
じ記録磁界すなわち図10の記録磁界(Ha =|−H
a ’|、Hb =|−Hb ’|、Hc =|−Hc ’|)を
印加すると、所望の記録が行なえない。そこで、この場
合は図11に示したように、Ha ≠|−Ha ’|、Hb
≠|−Hb ’|、Hc ≠|−Hc ’|であってそれぞれ
適正な大きさの記録磁界Ha 、Hb 、Hc 、−Ha ’、
−Hb ’、−Hc ’が、ルート(a)、ルート(b)、
ルート(c)、ルート(a)’、ルート(b)’、ルー
ト(c)’のうちの対応するルートで形成されるよう
に、記憶単位41における2個の異保磁力タイプの磁気
メモリ素子の磁界形成用電極に、所定の電流をそれぞれ
供給する。ただし、選択の仕方によっては、例えば強磁
界についてはHc =|−Hc ’|とできる。ここで、H
a ≠|−Ha ’等とする必要から、記憶単位41におけ
る2個の異保磁力タイプの磁気メモリ素子に供給する電
流の大きさは、両素子で異なったものとする必要があ
る。そして、記憶単位41における2個の異保磁力タイ
プの磁気メモリ素子に異なる電流を流す場合、図7のよ
うに両素子に別々の信号線で電流を供給するなら問題は
ないが、図8(A)のような接続関係で両素子に1本の
信号線で電流を供給する場合は工夫が必要に3る。この
ため、例えば図12に示したように、2個の磁気メモリ
素子30a,30bのうちの一方の素子の磁界形成用電
極27(図4参照)に並列に抵抗手段61を接続する。
このように抵抗手段61を接続したので、磁気メモリ素
子30bに流れる電流は磁気メモリ素子30aに流れる
電流に比べ小さくなるので、2個の磁気メモリ素子に上
記のHa ≠|−Ha ’|等の条件を満たした電流を1本
の信号線により供給出来る。
【0042】3.大容量の情報記憶装置の構成例 上述の第一発明の実施の形態では1個の所定の磁気メモ
リ素子を用いた例を、また、上述の第二発明及び第三発
明の実施の形態では1個の記憶単位を用いた例をそれぞ
れ説明した。しかし、この出願の各発明は大容量の情報
記憶装置を構成する場合にも適用でき、むしろそのよう
な適用が有用である。そこで、以下に、その具体的な構
成例を説明する。図13はその説明に供する図であり、
大容量の記憶装置の一部要部を示した図である。具体的
には、行方向に並置された記録電流線a1 〜a3 および
列方向に並置された記録電流供給線b1 〜b3 で構成さ
れた記録電流供給線群と、行方向に並置された抵抗値検
出線A1 〜A3 および列方向に並置された抵抗値検出線
1 〜B3 で構成された抵抗値検出線群と、行列それぞ
れの記録電流供給線の交差点近傍でかつ行列それぞれの
抵抗値検出線の交差点近傍にそれぞれ配置された磁気メ
モリ素子2011〜2023とで構成された回路部分を示し
た図である。記録電流線群は例えばデコーダを介し例え
ば情報記録手段43に接続する。また、抵抗値検出線群
は例えばデコーダを介し例えば情報再生手段45に接続
する。もちろん、記録電流供給線および抵抗値検出線を
3本ずつとしたのは説明の簡単化のためであり、これら
線の本数は情報記憶装置の記憶容量によって任意とでき
る。なお、記録電流供給線am を磁気メモリ素子20mn
の磁界形成用電極27の一端に接続してあり、記録電流
供給線bn を磁気メモリ素子20mnの磁界形成用電極2
7の他端に接続してある。ここで、m,nは正の整数で
あり、図示例の場合では1〜3である(以下、同様)。
また、抵抗値検出線Am を磁気メモリ素子20mnの情報
記録部23の一端に接続してあり、抵抗値検出線Bn
磁気メモリ素子20mnの情報記録部23の他端に接続し
てある。
【0043】この図13に示した情報記憶装置における
情報記録動作は、行方向、列方向それぞれから1本ずつ
の記録電流供給線を選択しそれらを介して記録電流を磁
気メモリ素子に流すことで、行なえる。例えば、磁気メ
モリ素子2011に情報の記録を行なう場合には、記録電
流供給線a1 およびb1 を選択してこれらを介し記録電
流を流す。このとき、記録電流供給線a1 をプラスとし
記録電流供給線b1 をマイナスとするか、または、記録
電流供給線a1 をマイナスとし記録電流供給線b1 をプ
ラスとすることで、磁気メモリ素子2011の電極27周
囲に2種類の異なる磁界(例えば上述の−Ha やHb
を発生させることが可能になり、従って、磁気メモリ素
子2011に高低2種類の抵抗の何れかを記憶させること
が可能になる。
【0044】一方、情報再生動作、たとえば磁気メモリ
素子(1,1)に記録された情報の再生動作は、抵抗値
検出線A1 および抵抗値検出線B1 を介して素子2011
の情報記録部23に一定電流を流すことで、該素子20
11に記録された抵抗値が高抵抗化値か低抵抗値かを電圧
値の大きさの違いとして検出することで行なう。この電
圧値は、検出線に接続された例えば検出用ICにより読
み取る。また、検出線に一定電圧を印加し、該素子
(1,1)に記録された抵抗値が高抵抗化値か低抵抗値
かを電流値の違いとして検出しても良い。
【0045】その他の磁気メモリ素子20mnについての
情報記録および情報再生も上記の素子2011と同様に行
なえるので、任意の位置の磁気メモリ素子についての情
報記録および情報再生が行なえる。また、磁気メモリ素
子20mnを異保磁力タイプの磁気メモリ素子にそれぞれ
代えた場合も上記の例同様に大容量の情報記憶装置を構
成出来る。
【0046】また、上記の情報記憶装置の構成におい
て、磁気メモリ素子20mnの代わりに、2個のスピンバ
ルブタイプの磁気メモリ素子20a,20bであってそ
れぞれに具わる磁界形成用電極に逆向きに電流が流れる
様な接続関係でこれら電極を直列接続してある素子20
a,20bで構成された記憶単位41mnを配置した構成
の大容量情報記憶装置を構成しても良い。図14はその
構成例を示した図である。記憶単位41を用いる場合
は、情報再生の際に2個の磁気メモリ素子20a,20
bそれぞれの情報記録部に保持された抵抗値を検出する
必要があるので、そのために抵抗値検出線C1 〜C3
追加し、これらと抵抗値検出線A1 〜A3 およびB1
3 とで抵抗検出線群を構成する。
【0047】上述においては、この出願の各発明の実施
の形態について説明したが、これら発明は上記の実施の
形態に限られない。例えば、実施の形態では磁界形成用
電極27に流す電流の向きを、2つの抵抗検出用電極2
9を結ぶ線と直交する向きとしたが、該線と平行な方向
としても良い。また、実施の形態で説明した記録磁界条
件は一例であり他の磁界印加ルートで記録をする場合が
あっても良い。
【0048】
【発明の効果】上述した説明から明らかなようにこの出
願の各発明によれば、所定の磁気抵抗特性を有する磁気
メモリ素子への情報記録および該素子からの情報再生を
行なうに当たり、情報記録は、記憶させたい情報状態に
応じ、情報記録部の抵抗値を前記第1の抵抗値に固定す
る磁界を形成し得る電流値あるいは前記第2の抵抗値に
固定する磁界を形成し得る電流値のいずれかを、前記電
極に供給することにより行い、情報再生は、前記固定さ
れる抵抗値を検出することにより行なう。このため、情
報再生の際は、磁界形成用の電極に再生電流を流す必要
は無く情報記録部の抵抗値を検出するための電流のみで
済む。また、情報再生に当たって、従来は磁界形成用の
電極にパルス状の再生電流を流してそれに応じて生じる
情報記録部での抵抗値の変化パターンを検出するという
一連の処理が必要であったのに対し、この発明では情報
記録部の抵抗値を単に検出するのみで済む。そのため、
従来に比べ、情報再生時の消費電流を低減出来、かつ、
情報の再生動作の高速化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】スピンバルブタイプの磁気メモリ素子の説明図
(その1)である。
【図2】スピンバルブタイプの磁気メモリ素子の説明図
(その2)である。
【図3】スピンバルブタイプの磁気メモリ素子の説明図
(その3)である。
【図4】異保磁力タイプの磁気メモリ素子の説明図であ
る。
【図5】第一発明の情報記録・再生方法の実施の形態の
説明図(その1)である。
【図6】第一発明の情報記録・再生方法の実施の形態の
説明図(その2)である。
【図7】第二発明の実施の形態の説明図(その1)であ
る。
【図8】第二発明の実施の形態の説明図(その2)であ
る。
【図9】第三発明の実施の形態の説明図(その1)であ
る。
【図10】第三発明の実施の形態の説明図(その2)で
ある。
【図11】第三発明の実施の形態の説明図(その3)で
ある。
【図12】第三発明の実施の形態の説明図(その4)で
ある。
【図13】大容量の情報記憶装置の説明図(その1)で
ある。
【図14】大容量の情報記憶装置の説明図(その2)で
ある。
【図15】従来技術および課題の説明図である。
【符号の説明】
20:スピンバルブタイプの磁気メモリ素子 21:基板 23:情報記録部 23a:第1の強磁性体層 23b:非磁性体層 23c:第2の強磁性体層 23d:反磁性体層 25:絶縁層 27:磁界形成用電極 29:抵抗値検出用電極 30:異保磁力タイプの磁気メモリ素子 31:基板 33:情報記録部 33a:非磁性体層 33b:第1の強磁性体層 33c:非磁性体層 33d:第2の強磁性体層(第1の層33b とは保磁力が
異なる層)

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1および第2の強磁性体層を含み、磁
    界の印加条件によって前記第1および第2の強磁性体層
    の磁化方向が同じかまたは逆となり、該磁化方向に応じ
    て第1の抵抗値または第2の抵抗値を示し、然も、磁気
    抵抗曲線がヒステリシス特性を示す情報記録部と、電流
    が供給されそれにより前記磁界を形成する電極と、を具
    えた磁気メモリ素子への情報記録および該素子からの情
    報再生を行なうに当たり、 情報記録は、記憶させたい情報状態に応じ、情報記録部
    の抵抗値を前記第1の抵抗値に固定する磁界を形成し得
    る電流あるいは前記第2の抵抗値に固定する磁界を形成
    し得る電流のいずれかを、前記電極に供給することによ
    り行い、 情報再生は、前記固定される抵抗値を検出することによ
    り行なうことを特徴とする情報の記録・再生方法。
  2. 【請求項2】 第1および第2の強磁性体層を含み、磁
    界の印加条件によって前記第1および第2の強磁性体層
    の磁化方向が同じかまたは逆となり、該磁化方向に応じ
    て第1の抵抗値または第2の抵抗値を示し、然も、磁気
    抵抗曲線がヒステリシス特性を示す情報記録部と、電流
    が供給されそれにより前記磁界を形成する電極と、を具
    えた磁気メモリ素子への情報記録および該素子からの情
    報再生を行なうに当たり、 前記磁気メモリ素子を2個用いて情報の記憶単位を構成
    すると共に、 前記記憶単位への情報記録は、 (i)前記記憶単位における一方の磁気メモリ素子の情報
    記録部の抵抗値を第1の抵抗値に固定する磁界を形成し
    得る電流を該磁気メモリ素子の電極に供給し、かつ、他
    方の磁気メモリ素子の情報記録部の抵抗値を前記第2の
    抵抗値に固定する磁界を形成し得る電流を該磁気メモリ
    素子の電極に供給するか、 (ii)前記一方の磁気メモリ素子の情報記録部の抵抗値を
    前記第2の抵抗値に固定する磁界を形成し得る電流を該
    磁気メモリ素子の電極に供給し、かつ、他方の磁気メモ
    リ素子の情報記録部の抵抗値を前記第1の抵抗値に固定
    する磁界を形成し得る電流を該磁気メモリ素子の電極に
    供給するかのいずれかを、記録させたい情報状態に応じ
    て実行することにより行ない、 前記記憶単位からの情報の再生は、前記2個の磁気メモ
    リ素子それぞれに固定される抵抗値の差分を検出するこ
    とにより行なうことを特徴とする情報の記録・再生方
    法。
  3. 【請求項3】 第1および第2の強磁性体層を含み、磁
    界の印加条件によって前記第1および第2の強磁性体層
    の磁化方向が同じかまたは逆となり、該磁化方向に応じ
    て第1の抵抗値または第2の抵抗値を示し、然も、磁気
    抵抗曲線がヒステリシス特性を示す情報記録部と、電流
    が供給されそれにより前記磁界を形成する電極と、を具
    えた磁気メモリ素子への情報記録および該素子からの情
    報再生を行なうに当たり、 前記磁気メモリ素子を2個用いて情報の記憶単位を構成
    すると共に、 前記記憶単位への情報記録は、 (i) 前記記憶単位における一方の磁気メモリ素子の情報
    記録部の抵抗値を第1の抵抗値に固定する磁界を形成し
    得る電流を該磁気メモリ素子の電極に供給し、かつ、他
    方の磁気メモリ素子の情報記録部の抵抗値を前記第2の
    抵抗値に固定する磁界を形成し得る電流を該磁気メモリ
    素子の電極に供給するか、 (ii)前記一方の磁気メモリ素子の情報記録部の抵抗値を
    前記第2の抵抗値に固定する磁界を形成し得る電流を該
    磁気メモリ素子の電極に供給し、かつ、他方の磁気メモ
    リ素子の情報記録部の抵抗値を前記第1の抵抗値に固定
    する磁界を形成し得る電流を該磁気メモリ素子の電極に
    供給するか、 (iii) 前記2つの磁気メモリ素子それぞれの情報記録部
    の抵抗値を同じ値に固定する磁界を形成し得る電流をこ
    れら磁気メモリ素子それぞれの電極に供給するかのいず
    れかを、記録させたい情報状態に応じて実行することに
    より行ない、 前記記憶単位からの情報の再生は、前記2個の磁気メモ
    リ素子それぞれに固定される抵抗値の差分を検出するこ
    とにより行なうことを特徴とする情報の記録・再生方
    法。
  4. 【請求項4】 請求項2または3に記載の情報の記録・
    再生方法において、 前記記憶単位における2個の磁気メモリ素子の各電極に
    反対向きに電流が流れるような接続関係でこれら電極を
    直列に接続し、 該直列接続した電極に1組の信号線で電流を供給するこ
    とにより前記情報記録を行なうことを特徴とする情報の
    記録・再生方法。
  5. 【請求項5】 第1および第2の強磁性体層を含み、磁
    界の印加条件によって前記第1および第2の強磁性体層
    の磁化方向が同じかまたは逆となり、該磁化方向に応じ
    て第1の抵抗値または第2の抵抗値を示し、然も、磁気
    抵抗曲線がヒステリシス特性を示す情報記録部と、電流
    が供給されそれにより前記磁界を形成する電極と、を具
    えた磁気メモリ素子を2個用いて構成された情報の記憶
    単位を少なくとも1個と、 (i) 前記記憶単位における一方の磁気メモリ素子の情報
    記録部の抵抗値を第1の抵抗値に固定する磁界を形成し
    得る電流を該磁気メモリ素子の電極に供給し、かつ、他
    方の磁気メモリ素子の情報記録部の抵抗値を前記第2の
    抵抗値に固定する磁界を形成し得る電流を該磁気メモリ
    素子の電極に供給するか、(ii)前記一方の磁気メモリ素
    子の情報記録部の抵抗値を前記第2の抵抗値に固定する
    磁界を形成し得る電流を該磁気メモリ素子の電極に供給
    し、かつ、他方の磁気メモリ素子の情報記録部の抵抗値
    を前記第1の抵抗値に固定する磁界を形成し得る電流を
    該磁気メモリ素子の電極に供給するかのいずれかを、記
    憶させたい情報状態に応じ行なって前記記憶単位に情報
    を記録する情報記録手段と、 前記記憶単位における2個の磁気メモリ素子それぞれに
    固定される抵抗値を検出しそれらの差分に基づいて情報
    を再生する情報再生手段とを具えたことを特徴とする情
    報記憶装置。
  6. 【請求項6】 第1および第2の強磁性体層を含み、磁
    界の印加条件によって前記第1および第2の強磁性体層
    の磁化方向が同じかまたは逆となり、該磁化方向に応じ
    て第1の抵抗値または第2の抵抗値を示し、然も、磁気
    抵抗曲線がヒステリシス特性を示す情報記録部と、電流
    が供給されそれにより前記磁界を形成する電極と、を具
    えた磁気メモリ素子を2個用いて構成された情報の記憶
    単位を少なくとも1個と、 (i) 前記記憶単位における一方の磁気メモリ素子の情報
    記録部の抵抗値を第1の抵抗値に固定する磁界を形成し
    得る電流を該磁気メモリ素子の電極に供給し、かつ、他
    方の磁気メモリ素子の情報記録部の抵抗値を前記第2の
    抵抗値に固定する磁界を形成し得る電流を該磁気メモリ
    素子の電極に供給するか、(ii)前記一方の磁気メモリ素
    子の情報記録部の抵抗値を前記第2の抵抗値に固定する
    磁界を形成し得る電流を該磁気メモリ素子の電極に供給
    し、かつ、他方の磁気メモリ素子の情報記録部の抵抗値
    を前記第1の抵抗値に固定する磁界を形成し得る電流を
    該磁気メモリ素子の電極に供給するか、(iii) 前記2つ
    の磁気メモリ素子それぞれの情報記録部の抵抗値を同じ
    値に固定する磁界を形成し得る電流をこれら磁気メモリ
    素子それぞれの電極に供給するかのいずれかを、記憶し
    たい情報状態に応じ行って前記記憶単位に情報を記録す
    る情報記録手段と、 前記記憶単位における2個の磁気メモリ素子それぞれに
    固定される抵抗値を検出しそれらの差分に基づいて情報
    を再生する情報再生手段とを具えたことを特徴とする情
    報記憶装置。
  7. 【請求項7】 請求項5又は6に記載の情報記憶装置に
    おいて、 前記記憶単位における2個の磁気メモリ素子の各電極に
    反対向きに電流が流れるような接続関係でこれら電極を
    直列に接続してあり、 前記情報記録手段から前記記憶単位への前記電流供給用
    信号線を1組としてあることを特徴とする情報記憶装
    置。
  8. 【請求項8】 行列状態で配置された記録電流供給線群
    と、 行列状態で配置された抵抗値検出線群と、 行列それぞれの記録電流供給線の交差点近傍でかつ行列
    それぞれの抵抗値検出線の交差点近傍にそれぞれ配置さ
    れた請求項6〜7のいずれか1項に記載の磁気メモリ素
    子または記憶単位とを具えたことを特徴とする情報記憶
    装置。
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