JPH09139672A - A/d変換器および情報再生装置 - Google Patents
A/d変換器および情報再生装置Info
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- JPH09139672A JPH09139672A JP31963895A JP31963895A JPH09139672A JP H09139672 A JPH09139672 A JP H09139672A JP 31963895 A JP31963895 A JP 31963895A JP 31963895 A JP31963895 A JP 31963895A JP H09139672 A JPH09139672 A JP H09139672A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 A/D変換の誤変換による影響を低減する。
【解決手段】 コンパレータ11〜17において抵抗分
圧回路で発生した基準電圧と入力信号とがレベル比較さ
れ、入力信号が基準電圧より大きければHレベル、小さ
ければLレベルが出力される。3個のラッチ21、22
の出力がL、24〜27の出力がHの場合に、ラッチ2
3の出力が不安定状態では、ANDゲート31〜36の
出力が全てLとなる場合がある。このときラッチ51〜
53の2を補数とする出力コードが(000)となる。
パーシャル・レスポンス系において再生データをA/D
変換する場合では、このように、中間値を出力すること
によって変換の影響を低減できる。
圧回路で発生した基準電圧と入力信号とがレベル比較さ
れ、入力信号が基準電圧より大きければHレベル、小さ
ければLレベルが出力される。3個のラッチ21、22
の出力がL、24〜27の出力がHの場合に、ラッチ2
3の出力が不安定状態では、ANDゲート31〜36の
出力が全てLとなる場合がある。このときラッチ51〜
53の2を補数とする出力コードが(000)となる。
パーシャル・レスポンス系において再生データをA/D
変換する場合では、このように、中間値を出力すること
によって変換の影響を低減できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、並列型A/D変
換器、並びにこのA/D変換器を使用して、磁気ディス
クや磁気テープ、光ディスク等の媒体に対してデータを
ディジタル的に記録/再生する情報再生装置に関する。
換器、並びにこのA/D変換器を使用して、磁気ディス
クや磁気テープ、光ディスク等の媒体に対してデータを
ディジタル的に記録/再生する情報再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の3ビットのビット幅を持つA/D
変換器の一般的な構成例を図1に示す。ここでは、簡単
のため少ないビット幅のものについての例を示している
が、ビット幅が増えても同様の構成である。一般に、n
ビットのビット幅を持つA/D変換器では、2n −1個
のコンパレータを使用する。図1の例では、入力信号が
7個のコンパレータ11、12、・・・、17の一方の
入力端子に供給される。コンパレータ11〜17の他方
の入力端子には、正負の基準電圧源Vref+およびVref-
間に挿入された抵抗直列回路により形成された互いに異
なる基準電圧が供給される。
変換器の一般的な構成例を図1に示す。ここでは、簡単
のため少ないビット幅のものについての例を示している
が、ビット幅が増えても同様の構成である。一般に、n
ビットのビット幅を持つA/D変換器では、2n −1個
のコンパレータを使用する。図1の例では、入力信号が
7個のコンパレータ11、12、・・・、17の一方の
入力端子に供給される。コンパレータ11〜17の他方
の入力端子には、正負の基準電圧源Vref+およびVref-
間に挿入された抵抗直列回路により形成された互いに異
なる基準電圧が供給される。
【0003】入力信号は、7個のコンパレータ11〜1
7によってそれぞれの基準電圧と比較され、入力信号が
基準電圧より大きければHレベルが、一方、小さければ
Lレベルが出力される。コンパレータ11〜17の出力
は、ラッチ21〜27によってそれぞれラッチされる。
ラッチ21〜27の出力がANDゲート31〜36に供
給される。ANDゲート31の一方の入力端子には、ラ
ッチ21の出力が反転されて供給され、その他方の入力
端子には、下側のANDゲート32の出力が供給され
る。他のANDゲート31も同様に、ラッチからの出力
を反転したものとその下側のラッチの出力とが供給され
る。従って、ANDゲート31〜36は、上側の入力が
Lかつ下側の入力がHのときのみHを出力する。例え
ば、上から3個のコンパレータ11〜13がL、残りの
4個14〜17がHを出力したとき、これらANDゲー
ト31〜36が上から順にLLHLLLを出力する。
7によってそれぞれの基準電圧と比較され、入力信号が
基準電圧より大きければHレベルが、一方、小さければ
Lレベルが出力される。コンパレータ11〜17の出力
は、ラッチ21〜27によってそれぞれラッチされる。
ラッチ21〜27の出力がANDゲート31〜36に供
給される。ANDゲート31の一方の入力端子には、ラ
ッチ21の出力が反転されて供給され、その他方の入力
端子には、下側のANDゲート32の出力が供給され
る。他のANDゲート31も同様に、ラッチからの出力
を反転したものとその下側のラッチの出力とが供給され
る。従って、ANDゲート31〜36は、上側の入力が
Lかつ下側の入力がHのときのみHを出力する。例え
ば、上から3個のコンパレータ11〜13がL、残りの
4個14〜17がHを出力したとき、これらANDゲー
ト31〜36が上から順にLLHLLLを出力する。
【0004】これらANDゲート31〜36からの出力
は、ワイアド−OR回路40によって3ビットにエンコ
ードされる。ワイアド−OR回路40において、○で示
した交点はワイアド−OR接続されている箇所を示し、
○のない交点は接続していない箇所を示している。ワイ
アド−OR回路40からのエンコード信号が出力線6
0、61、62を介してラッチ51、52、53により
それぞれラッチされて出力される。出力線62とラッチ
51の間には、インバータ42が挿入される。ここで
は、出力データとして2の補数表現による符号付きのコ
ードを出力するため、エンコード信号のMSB、すなわ
ち出力線62に出力されるビットを反転して出力してい
る。この場合は出力データd2、d1、d0として、入
力信号の電圧が小さいほうから順に(100、101、
110、111、000、001、010、011)と
なり、これらが順に(−4 −3 −2 −1 0 +
1 +2 +3)の値を表す。
は、ワイアド−OR回路40によって3ビットにエンコ
ードされる。ワイアド−OR回路40において、○で示
した交点はワイアド−OR接続されている箇所を示し、
○のない交点は接続していない箇所を示している。ワイ
アド−OR回路40からのエンコード信号が出力線6
0、61、62を介してラッチ51、52、53により
それぞれラッチされて出力される。出力線62とラッチ
51の間には、インバータ42が挿入される。ここで
は、出力データとして2の補数表現による符号付きのコ
ードを出力するため、エンコード信号のMSB、すなわ
ち出力線62に出力されるビットを反転して出力してい
る。この場合は出力データd2、d1、d0として、入
力信号の電圧が小さいほうから順に(100、101、
110、111、000、001、010、011)と
なり、これらが順に(−4 −3 −2 −1 0 +
1 +2 +3)の値を表す。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のA/D
変換器は、誤変換を起こす場合がある。サンプリング周
波数が高く、ラッチ21〜27がコンパレータ11〜1
7の出力をラッチするタイミングに余裕がないような場
合では、あるコンパレータの出力がLからHに変わる瞬
間にラッチされることが生じ、その結果、ラッチの出力
がしばらくの期間不安定な状態となり、HレベルとLレ
ベルの間のレベルを出力してしまうことがある。
変換器は、誤変換を起こす場合がある。サンプリング周
波数が高く、ラッチ21〜27がコンパレータ11〜1
7の出力をラッチするタイミングに余裕がないような場
合では、あるコンパレータの出力がLからHに変わる瞬
間にラッチされることが生じ、その結果、ラッチの出力
がしばらくの期間不安定な状態となり、HレベルとLレ
ベルの間のレベルを出力してしまうことがある。
【0006】例えば、ラッチ21〜22の出力がLとな
り、ラッチ24〜27の出力がHとなるような場合を想
定する。この場合では、残ったラッチ23の出力がLで
あれば、ANDゲート32がL、ANDゲート33がH
を出力する。一方、ラッチ23の出力がHであれば、A
NDゲート32がH、ANDゲート33がLを出力す
る。ところが、上述のように、ラッチ23の出力が不安
定状態のときは、ANDゲート32およびANDゲート
33が共にLを出力することがある。この場合、全ての
ANDゲート31〜36の出力がLとなり、ワイアド−
OR回路40によってエンコードされた結果(3ビッ
ト)が000となって最小値が出力され、ラッチ51、
52、53からの符号付きの値の出力は、100、すな
わち、−4の最小値が出力される。
り、ラッチ24〜27の出力がHとなるような場合を想
定する。この場合では、残ったラッチ23の出力がLで
あれば、ANDゲート32がL、ANDゲート33がH
を出力する。一方、ラッチ23の出力がHであれば、A
NDゲート32がH、ANDゲート33がLを出力す
る。ところが、上述のように、ラッチ23の出力が不安
定状態のときは、ANDゲート32およびANDゲート
33が共にLを出力することがある。この場合、全ての
ANDゲート31〜36の出力がLとなり、ワイアド−
OR回路40によってエンコードされた結果(3ビッ
ト)が000となって最小値が出力され、ラッチ51、
52、53からの符号付きの値の出力は、100、すな
わち、−4の最小値が出力される。
【0007】A/D変換器がこのように誤変換をした場
合、A/D変換器の出力を演算する信号処理回路の出力
に影響を及ぼす。例えば、パーシャルレスポンスクラス
IVと8/10MSN(Matched Spectral Null) 符号を組
み合わせた系において、再生信号がA/D変換器に供給
され、A/D変換器の出力が等化器を介してビタビデコ
ーダに供給される。このような信号処理回路において、
上述したようなA/D変換器の誤変換が100ビットに
1度起こったときのビタビ復号器の出力エラーレート
は、図2の実線に示すようになる。図2の縦軸が出力エ
ラーレートberであり、横軸がS/Nである。le-7は
10-7を表し、le+00 は100 (=1)を表す。
合、A/D変換器の出力を演算する信号処理回路の出力
に影響を及ぼす。例えば、パーシャルレスポンスクラス
IVと8/10MSN(Matched Spectral Null) 符号を組
み合わせた系において、再生信号がA/D変換器に供給
され、A/D変換器の出力が等化器を介してビタビデコ
ーダに供給される。このような信号処理回路において、
上述したようなA/D変換器の誤変換が100ビットに
1度起こったときのビタビ復号器の出力エラーレート
は、図2の実線に示すようになる。図2の縦軸が出力エ
ラーレートberであり、横軸がS/Nである。le-7は
10-7を表し、le+00 は100 (=1)を表す。
【0008】A/D変換器が誤変換をしない場合は、図
2の破線で示すようにS/Nがよくなるにつれてビット
エラーレートが良くなっていくが、A/D変換器が誤変
換をする場合は、同図の実線で示すように、再生信号の
S/Nがよい領域では、ビットエラーレートは約10-2
程度であり、A/D変換器の誤変換が必ずビットエラー
となって出力されている。誤変換の影響を少なくするた
め、従来から種々の工夫がなされているが、これらは、
エラーの大きさを可能な限り押さえようとするもので、
そのために回路規模が大きくなる問題があった。
2の破線で示すようにS/Nがよくなるにつれてビット
エラーレートが良くなっていくが、A/D変換器が誤変
換をする場合は、同図の実線で示すように、再生信号の
S/Nがよい領域では、ビットエラーレートは約10-2
程度であり、A/D変換器の誤変換が必ずビットエラー
となって出力されている。誤変換の影響を少なくするた
め、従来から種々の工夫がなされているが、これらは、
エラーの大きさを可能な限り押さえようとするもので、
そのために回路規模が大きくなる問題があった。
【0009】従って、この発明の目的は、殆ど追加回路
なしに、誤変換の影響を低減することができるA/D変
換器、並びに誤変換の影響が低減された情報再生装置を
提供することにある。
なしに、誤変換の影響を低減することができるA/D変
換器、並びに誤変換の影響が低減された情報再生装置を
提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明は、コンパレー
タの出力をエンコードする回路を工夫することにより、
誤変換発生時に、A/D変換器の出力レンジの中間付近
の値が出力されるような構成とする。また、A/D変換
器が誤変換をした場合にこれを検出する手段を備える。
例えば3ビットのA/D変換器の場合、出力レンジが1
00 101 110 111 000 001 010 011の順
に大きくなるものとすると、例えば誤変換発生時に00
0を出力するようにする。これは符号付きの値として±
0である。
タの出力をエンコードする回路を工夫することにより、
誤変換発生時に、A/D変換器の出力レンジの中間付近
の値が出力されるような構成とする。また、A/D変換
器が誤変換をした場合にこれを検出する手段を備える。
例えば3ビットのA/D変換器の場合、出力レンジが1
00 101 110 111 000 001 010 011の順
に大きくなるものとすると、例えば誤変換発生時に00
0を出力するようにする。これは符号付きの値として±
0である。
【0011】パーシャルレスポンスクラスIVにMSN符
号を組合せ、これをビタビ復号する系において、この発
明によるA/D変換器を使用した場合のビットエラーレ
ートは、従来例でのA/D変換器を使う場合のビットエ
ラーレートである10-2より数桁以上改善されており、
このような手段によって、A/D変換器の誤変換が生じ
た場合でも、ビットエラーレートを改善することが可能
となる。
号を組合せ、これをビタビ復号する系において、この発
明によるA/D変換器を使用した場合のビットエラーレ
ートは、従来例でのA/D変換器を使う場合のビットエ
ラーレートである10-2より数桁以上改善されており、
このような手段によって、A/D変換器の誤変換が生じ
た場合でも、ビットエラーレートを改善することが可能
となる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施例につい
て説明する。この一実施例によれば、図3に示すよう
に、出力エラーレートを改善することができる。図3中
の実線は、図2の場合と同様に、パーシャルレスポンス
クラスIVにMSN符号を組合せ、これをビタビ復号する
系において、A/D変換器の誤変換が100ビットに1
度起こったときのビタビ復号器の出力エラーレートを示
す。この図3から分かるように、再生信号のS/Nがよ
い領域では、A/D変換器が誤変換をしない場合に比べ
るとエラーレートは若干悪くなっているものの、この発
明によるA/D変換器を用いる場合のビットエラーレー
トは、従来例でのA/D変換器を使う場合のビットエラ
ーレートである10-2と比較して、数桁以上改善され
る。このように、A/D変換器の誤変換が生じた場合で
も、ビットエラーレートを改善することが可能となる。
て説明する。この一実施例によれば、図3に示すよう
に、出力エラーレートを改善することができる。図3中
の実線は、図2の場合と同様に、パーシャルレスポンス
クラスIVにMSN符号を組合せ、これをビタビ復号する
系において、A/D変換器の誤変換が100ビットに1
度起こったときのビタビ復号器の出力エラーレートを示
す。この図3から分かるように、再生信号のS/Nがよ
い領域では、A/D変換器が誤変換をしない場合に比べ
るとエラーレートは若干悪くなっているものの、この発
明によるA/D変換器を用いる場合のビットエラーレー
トは、従来例でのA/D変換器を使う場合のビットエラ
ーレートである10-2と比較して、数桁以上改善され
る。このように、A/D変換器の誤変換が生じた場合で
も、ビットエラーレートを改善することが可能となる。
【0013】図4は、この発明によるA/D変換器の第
1の実施例の構成を示すブロック図である。入力信号が
7個のコンパレータ11、12、・・・、17の一方の
入力端子に供給される。コンパレータ11〜17の他方
の入力端子には、正負の基準電圧源Vref+およびVref-
間に挿入された抵抗直列回路により形成された互いに異
なる基準電圧が供給される。
1の実施例の構成を示すブロック図である。入力信号が
7個のコンパレータ11、12、・・・、17の一方の
入力端子に供給される。コンパレータ11〜17の他方
の入力端子には、正負の基準電圧源Vref+およびVref-
間に挿入された抵抗直列回路により形成された互いに異
なる基準電圧が供給される。
【0014】入力信号は、7個のコンパレータ11〜1
7によってそれぞれの基準電圧と比較され、入力信号が
基準電圧より大きければHレベルが、一方、小さければ
Lレベルが出力される。コンパレータ11〜17の出力
は、ラッチ21〜27によってそれぞれラッチされる。
ラッチ21〜27の出力がANDゲート31〜36に供
給される。ANDゲート31の一方の入力端子には、ラ
ッチ21の出力が反転されて供給され、その他方の入力
端子には、下側のANDゲート32の出力が供給され
る。他のANDゲート31も同様に、ラッチからの出力
を反転したものとその下側のラッチの出力とが供給され
る。従って、ANDゲート31〜36は、上側の入力が
Lかつ下側の入力がHのときのみHを出力する。例え
ば、上から3個のコンパレータ11〜13がL、残りの
4個14〜17がHを出力したとき、これらANDゲー
ト31〜36が上から順にLLHLLLを出力する。
7によってそれぞれの基準電圧と比較され、入力信号が
基準電圧より大きければHレベルが、一方、小さければ
Lレベルが出力される。コンパレータ11〜17の出力
は、ラッチ21〜27によってそれぞれラッチされる。
ラッチ21〜27の出力がANDゲート31〜36に供
給される。ANDゲート31の一方の入力端子には、ラ
ッチ21の出力が反転されて供給され、その他方の入力
端子には、下側のANDゲート32の出力が供給され
る。他のANDゲート31も同様に、ラッチからの出力
を反転したものとその下側のラッチの出力とが供給され
る。従って、ANDゲート31〜36は、上側の入力が
Lかつ下側の入力がHのときのみHを出力する。例え
ば、上から3個のコンパレータ11〜13がL、残りの
4個14〜17がHを出力したとき、これらANDゲー
ト31〜36が上から順にLLHLLLを出力する。
【0015】これらANDゲート31〜36からの出力
とインバータ37により反転されたラッチ27の出力が
ワイアド−OR回路41に供給され、ワイアド−OR回
路41によって3ビットにエンコードされる。ワイアド
−OR回路41において、○で示した交点はワイアド−
OR接続されている箇所を示し、○のない交点は接続し
ていない箇所を示している。ワイアド−OR回路41か
らのエンコード信号が出力線60、61、62を介して
ラッチ51、52、53によりそれぞれラッチされて出
力される。ここでは、出力データとして符号付きの2の
補数表現による出力を発生している。この場合は出力デ
ータd2、d1、d0として、入力信号の電圧が小さい
ほうから順に(100、101、110、111、00
0、001、010、011)となり、これらが順に
(−4 −3 −2 −1 0 +1 +2 +3)の
値を表す。
とインバータ37により反転されたラッチ27の出力が
ワイアド−OR回路41に供給され、ワイアド−OR回
路41によって3ビットにエンコードされる。ワイアド
−OR回路41において、○で示した交点はワイアド−
OR接続されている箇所を示し、○のない交点は接続し
ていない箇所を示している。ワイアド−OR回路41か
らのエンコード信号が出力線60、61、62を介して
ラッチ51、52、53によりそれぞれラッチされて出
力される。ここでは、出力データとして符号付きの2の
補数表現による出力を発生している。この場合は出力デ
ータd2、d1、d0として、入力信号の電圧が小さい
ほうから順に(100、101、110、111、00
0、001、010、011)となり、これらが順に
(−4 −3 −2 −1 0 +1 +2 +3)の
値を表す。
【0016】図1に示す従来のA/D変換器の構成と比
較すると分かるように、この発明の一実施例は、ラッチ
27の出力をインバータ37を介してワイアド−OR回
路41に供給する点、ワイアド−OR回路41の論理が
変更されている点、並びに出力線62にインバータ42
が接続されてない点が従来の構成と相違している。
較すると分かるように、この発明の一実施例は、ラッチ
27の出力をインバータ37を介してワイアド−OR回
路41に供給する点、ワイアド−OR回路41の論理が
変更されている点、並びに出力線62にインバータ42
が接続されてない点が従来の構成と相違している。
【0017】ここで、A/D変換器が誤変換をおこした
場合を考える。すなわち、あるコンパレータの出力がL
からHに変わる瞬間にラッチされたとすると、ラッチの
出力はしばらくの期間不安定な状態となり、Hレベルと
Lレベルの間のレベルを出力する。例えば、ラッチ21
〜22の出力がLとなり、ラッチ24〜27の出力がH
となるような場合を想定する。この場合では、正常動作
時には、残ったラッチ23の出力がLであれば、AND
ゲート32がL、ANDゲート33がHを出力する。一
方、ラッチ23の出力がHであれば、ANDゲート32
がH、ANDゲート33がLを出力する。ところが、上
述のように、ラッチ23の出力が不安定状態のときは、
ANDゲート32およびANDゲート33が共にLを出
力することがある。この場合、全てのANDゲート31
〜36の出力がLとなる。
場合を考える。すなわち、あるコンパレータの出力がL
からHに変わる瞬間にラッチされたとすると、ラッチの
出力はしばらくの期間不安定な状態となり、Hレベルと
Lレベルの間のレベルを出力する。例えば、ラッチ21
〜22の出力がLとなり、ラッチ24〜27の出力がH
となるような場合を想定する。この場合では、正常動作
時には、残ったラッチ23の出力がLであれば、AND
ゲート32がL、ANDゲート33がHを出力する。一
方、ラッチ23の出力がHであれば、ANDゲート32
がH、ANDゲート33がLを出力する。ところが、上
述のように、ラッチ23の出力が不安定状態のときは、
ANDゲート32およびANDゲート33が共にLを出
力することがある。この場合、全てのANDゲート31
〜36の出力がLとなる。
【0018】このような場合でも、この発明の第1の実
施例は、上述したように、ラッチ27の出力をインバー
タ37およびワイアド−OR回路41を介してラッチ5
1に供給するので、ワイアド−OR回路41の出力が0
00となり、符号付き2の補数として0を出力する。こ
の0の値は、符号付きのコードの中間値である。このよ
うに、図4に示すこの発明の第1の実施例によれば、A
/D変換器が誤変換をした際、出力値として出力レンジ
の中間付近の値を出力するため、誤変換の影響を小さく
することが可能となる。
施例は、上述したように、ラッチ27の出力をインバー
タ37およびワイアド−OR回路41を介してラッチ5
1に供給するので、ワイアド−OR回路41の出力が0
00となり、符号付き2の補数として0を出力する。こ
の0の値は、符号付きのコードの中間値である。このよ
うに、図4に示すこの発明の第1の実施例によれば、A
/D変換器が誤変換をした際、出力値として出力レンジ
の中間付近の値を出力するため、誤変換の影響を小さく
することが可能となる。
【0019】図5は、この発明の第2の実施例を示す。
上述した第1の実施例は、A/D変換器が誤変換した際
に、出力信号として自動的に0の値を出力するものであ
った。それに対し、第2の実施例は、A/D変換器が誤
変換した際にこれを検出し、誤変換が検出されたときに
はあらかじめ決められた固定値を出力するようにしたも
のである。
上述した第1の実施例は、A/D変換器が誤変換した際
に、出力信号として自動的に0の値を出力するものであ
った。それに対し、第2の実施例は、A/D変換器が誤
変換した際にこれを検出し、誤変換が検出されたときに
はあらかじめ決められた固定値を出力するようにしたも
のである。
【0020】図5に示す第2の実施例は、第1の実施例
と同様に、ラッチ27の出力に対してインバータ37を
接続する。全てのANDゲート31〜36の出力とイン
バータ37の出力をワイアド−ORしてこのOR出力線
63をインバータ39を介してラッチ50に供給する。
ワイアド−OR回路41の他の出力線60、61、62
は、図1に示す従来のA/D変換器と同様にラッチ5
1、52、53に対して接続されており、ラッチ51の
入力側にインバータ42が設けられている。
と同様に、ラッチ27の出力に対してインバータ37を
接続する。全てのANDゲート31〜36の出力とイン
バータ37の出力をワイアド−ORしてこのOR出力線
63をインバータ39を介してラッチ50に供給する。
ワイアド−OR回路41の他の出力線60、61、62
は、図1に示す従来のA/D変換器と同様にラッチ5
1、52、53に対して接続されており、ラッチ51の
入力側にインバータ42が設けられている。
【0021】ラッチ50の出力がエラー検出信号eとな
る。ラッチ51〜53の出力は、選択回路54に入力さ
れる。選択回路54では、エラー検出信号eが`0' のと
きラッチ51〜53の出力が選択され、エラー検出信号
eが`1' のとき固定値s2〜s0が選択される。選択回
路54の出力がA/D変換器からの出力信号d2〜d0
として出力される。なお、エラー検出信号eをA/D変
換器から誤変換を示す信号として出力してもよい。
る。ラッチ51〜53の出力は、選択回路54に入力さ
れる。選択回路54では、エラー検出信号eが`0' のと
きラッチ51〜53の出力が選択され、エラー検出信号
eが`1' のとき固定値s2〜s0が選択される。選択回
路54の出力がA/D変換器からの出力信号d2〜d0
として出力される。なお、エラー検出信号eをA/D変
換器から誤変換を示す信号として出力してもよい。
【0022】図5の構成において、A/D変換器が誤変
換をおこした場合を考える。すなわち、あるコンパレー
タの出力がLからHに変わる瞬間にラッチされたとする
と、ラッチの出力はしばらくの期間不安定な状態とな
り、HレベルとLレベルの間のレベルを出力する。例え
ば、ラッチ21〜22の出力がLとなり、ラッチ24〜
27の出力がHとなるような場合を想定する。この場合
では、正常動作時には、残ったラッチ23の出力がLで
あれば、ANDゲート32がL、ANDゲート33がH
を出力する。一方、ラッチ23の出力がHであれば、A
NDゲート32がH、ANDゲート33がLを出力す
る。このようにA/D変換器が正常動作をしているとき
は、OR出力線63がHとなり、インバータ43によっ
て、エラー検出信号eが`0' となり、選択回路はラッチ
51〜53の結果を選択する。従って、出力信号d2〜
d0としては、正常な値である000または001が出
力される。
換をおこした場合を考える。すなわち、あるコンパレー
タの出力がLからHに変わる瞬間にラッチされたとする
と、ラッチの出力はしばらくの期間不安定な状態とな
り、HレベルとLレベルの間のレベルを出力する。例え
ば、ラッチ21〜22の出力がLとなり、ラッチ24〜
27の出力がHとなるような場合を想定する。この場合
では、正常動作時には、残ったラッチ23の出力がLで
あれば、ANDゲート32がL、ANDゲート33がH
を出力する。一方、ラッチ23の出力がHであれば、A
NDゲート32がH、ANDゲート33がLを出力す
る。このようにA/D変換器が正常動作をしているとき
は、OR出力線63がHとなり、インバータ43によっ
て、エラー検出信号eが`0' となり、選択回路はラッチ
51〜53の結果を選択する。従って、出力信号d2〜
d0としては、正常な値である000または001が出
力される。
【0023】ところが、上述のように、ラッチ23の出
力が不安定状態のときは、ANDゲート32およびAN
Dゲート33が共にLを出力することがある。この場
合、全てのANDゲート31〜36の出力およびインバ
ータ37の出力がLとなる。このようにA/D変換器が
誤変換をしたとき、インバータ43により反転された信
号がラッチ50によりラッチされるので、エラー検出信
号eが`1' となり、選択回路は固定値s2〜s0を選択
する。その結果、出力信号d2〜d0からは固定値s2
〜s0が出力される。
力が不安定状態のときは、ANDゲート32およびAN
Dゲート33が共にLを出力することがある。この場
合、全てのANDゲート31〜36の出力およびインバ
ータ37の出力がLとなる。このようにA/D変換器が
誤変換をしたとき、インバータ43により反転された信
号がラッチ50によりラッチされるので、エラー検出信
号eが`1' となり、選択回路は固定値s2〜s0を選択
する。その結果、出力信号d2〜d0からは固定値s2
〜s0が出力される。
【0024】以上説明したように、この発明の第2の実
施例によれば、A/D変換器が誤変換をした際、出力値
として固定値s2〜s0を出力する。固定値s2〜s0
には、たとえば出力レンジの中間付近の値である0や−
1などの値をセットしておくことにより、出力レンジの
中間付近の値を出力するようにでき、その結果誤変換の
影響を小さくすることが可能となる。
施例によれば、A/D変換器が誤変換をした際、出力値
として固定値s2〜s0を出力する。固定値s2〜s0
には、たとえば出力レンジの中間付近の値である0や−
1などの値をセットしておくことにより、出力レンジの
中間付近の値を出力するようにでき、その結果誤変換の
影響を小さくすることが可能となる。
【0025】図5に示す第2の実施例と同様のエラー検
出信号eは、図6に示す構成によって形成するようにし
ても良い。この第3の実施例では、ワイアド−OR回路
41に、ANDゲート34、35、36およびインバー
タ37の出力信号をワイアド−OR接続した出力信号線
63を備えており、信号線63と信号線62からの出力
が共に`0' のときのみANDゲート44が`1' を出力す
る。このANDゲート44の出力がラッチ50に供給さ
れ、ラッチ50からエラー検出信号eとして出力され
る。
出信号eは、図6に示す構成によって形成するようにし
ても良い。この第3の実施例では、ワイアド−OR回路
41に、ANDゲート34、35、36およびインバー
タ37の出力信号をワイアド−OR接続した出力信号線
63を備えており、信号線63と信号線62からの出力
が共に`0' のときのみANDゲート44が`1' を出力す
る。このANDゲート44の出力がラッチ50に供給さ
れ、ラッチ50からエラー検出信号eとして出力され
る。
【0026】図6に示す構成では、ANDゲート44を
必要とするものの、ワイアド−OR回路41の負荷が、
各出力信号線60〜63に対して平均化される(すなわ
ち、どの出力信号線に対しても、ワイアド−OR接続ポ
イント○の数は4である)ので、遅延時間が同等とな
り、動作が安定化される利点がある。
必要とするものの、ワイアド−OR回路41の負荷が、
各出力信号線60〜63に対して平均化される(すなわ
ち、どの出力信号線に対しても、ワイアド−OR接続ポ
イント○の数は4である)ので、遅延時間が同等とな
り、動作が安定化される利点がある。
【0027】この発明によるA/D変換器の適用例につ
いて説明する。磁気記録装置においては、変調符号とし
てパーシャルレスポンスクラスIVPR(1,0,−1)
またはパーシャルレスポンスクラスIPR(1,1)拡
張パーシャルレスポンスクラスIVPR(1,1,−1,
−1)、などが用いられる場合がある。図7は、その記
録再生の系のうち、クラスIVに関する構成を示してい
る。同図において、信号はチャンネル符号化器111に
よって変調され、記録される。記録された信号は、磁気
記録再生系112を通るため微分され、ノイズが加わっ
た信号として再生される。113は、1−Dで表される
記録/再生チャンネル、114は、記録/再生の過程で
発生するノイズの重畳を示す加算器である。
いて説明する。磁気記録装置においては、変調符号とし
てパーシャルレスポンスクラスIVPR(1,0,−1)
またはパーシャルレスポンスクラスIPR(1,1)拡
張パーシャルレスポンスクラスIVPR(1,1,−1,
−1)、などが用いられる場合がある。図7は、その記
録再生の系のうち、クラスIVに関する構成を示してい
る。同図において、信号はチャンネル符号化器111に
よって変調され、記録される。記録された信号は、磁気
記録再生系112を通るため微分され、ノイズが加わっ
た信号として再生される。113は、1−Dで表される
記録/再生チャンネル、114は、記録/再生の過程で
発生するノイズの重畳を示す加算器である。
【0028】再生信号は、A/D変換器(図示せず)に
よってディジタル信号に変換される。ディジタル信号に
変換された信号は、等化器115によってパーシャルレ
スポンスクラスIVに等化され、ビタビデコーダ116に
よって復号される。復号された信号は、チャンネル復号
器117によって元のデータに変換され、出力される。
よってディジタル信号に変換される。ディジタル信号に
変換された信号は、等化器115によってパーシャルレ
スポンスクラスIVに等化され、ビタビデコーダ116に
よって復号される。復号された信号は、チャンネル復号
器117によって元のデータに変換され、出力される。
【0029】パーシャルレスポンスクラスIVすなわちP
R(1,0,−1)のシステム多項式はG(D)=1−
D2 、PR(1,−1)のシステム多項式はG(D)=
1−Dであるから、PR(1,0,−1)は独立なふた
つのPR(1,−1)がタイムスロット上で交互に入れ
子になっているとみなせる。従って、磁気記録系では、
図8に示すように、パーシャルレスポンスの系101
は、二つのPR(1,−1)の系102および103に
分けることができる。そして、入力系列を入力スイッチ
ャ104により偶数系列および奇数系列に分け、偶数系
列を系102に供給し、奇数系列を系103に供給し、
それぞれの系列を独立に処理した後で出力スイッチャ1
05により合成するようにしても良い。このように、P
R(1,−1)の系に各種変調符号を組み合わせたもの
を取り扱うことが多い。
R(1,0,−1)のシステム多項式はG(D)=1−
D2 、PR(1,−1)のシステム多項式はG(D)=
1−Dであるから、PR(1,0,−1)は独立なふた
つのPR(1,−1)がタイムスロット上で交互に入れ
子になっているとみなせる。従って、磁気記録系では、
図8に示すように、パーシャルレスポンスの系101
は、二つのPR(1,−1)の系102および103に
分けることができる。そして、入力系列を入力スイッチ
ャ104により偶数系列および奇数系列に分け、偶数系
列を系102に供給し、奇数系列を系103に供給し、
それぞれの系列を独立に処理した後で出力スイッチャ1
05により合成するようにしても良い。このように、P
R(1,−1)の系に各種変調符号を組み合わせたもの
を取り扱うことが多い。
【0030】復号法としては、最尤復号が知られてい
る。これは、着目した点の前後のサンプル点の値も使っ
て一つの系列としてもっとも確からしい系列を推定して
いくという方法で、ビタビ復号法などがよく用いられ
る。また、パーシャルレスポンスに符号間の最小ユーク
リッド距離を大きくとることができるMSN符号を組み
合わせ、これをビタビ復号することによって検出能力を
高めるようにした手法も提案されている。
る。これは、着目した点の前後のサンプル点の値も使っ
て一つの系列としてもっとも確からしい系列を推定して
いくという方法で、ビタビ復号法などがよく用いられ
る。また、パーシャルレスポンスに符号間の最小ユーク
リッド距離を大きくとることができるMSN符号を組み
合わせ、これをビタビ復号することによって検出能力を
高めるようにした手法も提案されている。
【0031】図9は、この発明によるA/D変換器を用
いたデータ記録再生装置の一実施例の構成を示すブロッ
ク図である。記録するデータは、ハードディスクコント
ローラから出力され、チャンネル符号化器128によっ
てMSN符号に変調され、記録アンプ127を通して記
録媒体129(例えば消去可能な光ディスク)に記録さ
れる。チャンネル符号化の方式には、例えば8ビットの
情報語をランレングスを制限するように、10ビットの
符号語へ変換する8/10変換である。
いたデータ記録再生装置の一実施例の構成を示すブロッ
ク図である。記録するデータは、ハードディスクコント
ローラから出力され、チャンネル符号化器128によっ
てMSN符号に変調され、記録アンプ127を通して記
録媒体129(例えば消去可能な光ディスク)に記録さ
れる。チャンネル符号化の方式には、例えば8ビットの
情報語をランレングスを制限するように、10ビットの
符号語へ変換する8/10変換である。
【0032】記録媒体129から再生された信号は、再
生アンプ121を経てA/D変換器122によりディジ
タル信号に変換され、等化器123によってパーシャル
レスポンスクラスIVの特性に等化される。等化された信
号からPLL126によってクロックが再生される。ま
た、等化された信号はビタビデコーダ124によってデ
コードされ、チャンネル復号器125によって復号され
た後、ハードディスクコントローラを経由してホストコ
ンピュータに送られる。チャンネル復号器125は、チ
ャンネル符号化器128とは、逆に10ビットの符号語
を8ビットの情報語へ変換する。
生アンプ121を経てA/D変換器122によりディジ
タル信号に変換され、等化器123によってパーシャル
レスポンスクラスIVの特性に等化される。等化された信
号からPLL126によってクロックが再生される。ま
た、等化された信号はビタビデコーダ124によってデ
コードされ、チャンネル復号器125によって復号され
た後、ハードディスクコントローラを経由してホストコ
ンピュータに送られる。チャンネル復号器125は、チ
ャンネル符号化器128とは、逆に10ビットの符号語
を8ビットの情報語へ変換する。
【0033】図10は、ビタビデコーダ124の一例の
詳細な構成を示す。A/D変換器122によってサンプ
リングされた再生信号71は、1ビットおきにスイッチ
ャ74によってデインターリーブされて、それぞれ偶数
番目系列を処理する回路72、奇数番目系列を処理する
回路73に入力される。偶数番目系列/奇数番目系列を
処理する回路の構成は互いに同じものであり、図10
は、偶数番目系列を処理する回路72の詳細を示してい
る。
詳細な構成を示す。A/D変換器122によってサンプ
リングされた再生信号71は、1ビットおきにスイッチ
ャ74によってデインターリーブされて、それぞれ偶数
番目系列を処理する回路72、奇数番目系列を処理する
回路73に入力される。偶数番目系列/奇数番目系列を
処理する回路の構成は互いに同じものであり、図10
は、偶数番目系列を処理する回路72の詳細を示してい
る。
【0034】ここで、各系列用のビタビデコーダが追跡
するトレリスは、図11に示すようなものである。すな
わち、内部に状態を6個もち、連続する2サンプルの値
を一まとめとして処理を行なう。図11において、各状
態の左側に示されている記号は、ビタビデコーダの検出
結果/デコーダ入力を2ビット単位で示したものであ
る。例えば、01/−11とあるのは、ビタビデコーダ
に入力された値が−1,1の2ビットのとき、検出結果
は01の2ビットとなる、ということを表している。
するトレリスは、図11に示すようなものである。すな
わち、内部に状態を6個もち、連続する2サンプルの値
を一まとめとして処理を行なう。図11において、各状
態の左側に示されている記号は、ビタビデコーダの検出
結果/デコーダ入力を2ビット単位で示したものであ
る。例えば、01/−11とあるのは、ビタビデコーダ
に入力された値が−1,1の2ビットのとき、検出結果
は01の2ビットとなる、ということを表している。
【0035】これらの連続する2サンプルの値をz1 、
z2 、振幅基準レベルをRとすると、ブランチメトリッ
ク演算回路75では、次の表の式に従ってbm-10 〜b
m10が計算される。
z2 、振幅基準レベルをRとすると、ブランチメトリッ
ク演算回路75では、次の表の式に従ってbm-10 〜b
m10が計算される。
【0036】bm-10 =R−2z1 bm-11 =−2z1 +2z2 bm0-1 =R−2z2 bm00 =2R bm01 =R+2z2 bm1-1 =2z1 −2z2 bm10 =R+2z1
【0037】最尤パスメトリック選択回路76では、次
の式に示す規則に従って最尤パスが選択され、パスメト
リックがラッチ77によってラッチされる。
の式に示す規則に従って最尤パスが選択され、パスメト
リックがラッチ77によってラッチされる。
【0038】pm´1 =max{pm1 +bm-11 , pm2 +bm01} pm´2 =max{pm1 +bm0-1 , pm2 +bm1-1 , pm3 +bm
-10 , pm4 +bm00} pm´3 =max{pm1 +bm00 , pm2 +bm10 , pm3 +bm
-11 , pm4 +bm01} pm´4 =max{pm3 +bm0-1 , pm4 +bm1-1 , pm5 +bm
-10 , pm6 +bm00} pm´5 =max{pm3 +bm00 , pm4 +bm10 , pm5 +bm
-11 , pm6 +bm01} pm´6 =max{pm5 +bm0-1 , pm6 +bm1-1 }
-10 , pm4 +bm00} pm´3 =max{pm1 +bm00 , pm2 +bm10 , pm3 +bm
-11 , pm4 +bm01} pm´4 =max{pm3 +bm0-1 , pm4 +bm1-1 , pm5 +bm
-10 , pm6 +bm00} pm´5 =max{pm3 +bm00 , pm4 +bm10 , pm5 +bm
-11 , pm6 +bm01} pm´6 =max{pm5 +bm0-1 , pm6 +bm1-1 }
【0039】ただし、ある時刻での状態1でのパスメト
リックの値をpm1 、デコーダ入力がv1 v2 の時のブ
ランチメトリックをbmv1v2とし、それによって計算さ
れる新たなパスメトリックの値をpm′1 としている。
リックの値をpm1 、デコーダ入力がv1 v2 の時のブ
ランチメトリックをbmv1v2とし、それによって計算さ
れる新たなパスメトリックの値をpm′1 としている。
【0040】A/D変換器のサンプリングビット幅が6
ビットとすると、振幅基準レベルRは符号なしのため5
ビットでよいが、これらbmを計算する加算器は、7ビ
ットのものを使用している。パスメトリックを記憶・更
新するレジスタとしては、オーバーフローしないため
に、例えば10ビット程度用い、上述のpm´1 〜pm´6
を計算する加算器や比較器には、10ビットのものを使
用している。これらのビット幅は一例であり、A/D変
換器のサンプリングビット幅が変われば、内部演算に必
要なこれらpmやbmのビット幅もそれに従って増減さ
れる。
ビットとすると、振幅基準レベルRは符号なしのため5
ビットでよいが、これらbmを計算する加算器は、7ビ
ットのものを使用している。パスメトリックを記憶・更
新するレジスタとしては、オーバーフローしないため
に、例えば10ビット程度用い、上述のpm´1 〜pm´6
を計算する加算器や比較器には、10ビットのものを使
用している。これらのビット幅は一例であり、A/D変
換器のサンプリングビット幅が変われば、内部演算に必
要なこれらpmやbmのビット幅もそれに従って増減さ
れる。
【0041】最尤パスを選択した結果はパスメモリ78
に供給され、パスメモリ78ではその情報から生き残り
パスを一つにしぼる処理がなされる。パスメモリ78か
らの検出結果が合成回路79に供給され、合成回路79
によって、偶数番目系列と奇数番目系列を合成して最終
的な復号結果81を出力する。合成回路81によって偶
数番目の処理回路72の出力と奇数番目の処理回路73
の出力とを合成するために、奇数/偶数切替え回路80
の出力が合成回路79に対して供給される。
に供給され、パスメモリ78ではその情報から生き残り
パスを一つにしぼる処理がなされる。パスメモリ78か
らの検出結果が合成回路79に供給され、合成回路79
によって、偶数番目系列と奇数番目系列を合成して最終
的な復号結果81を出力する。合成回路81によって偶
数番目の処理回路72の出力と奇数番目の処理回路73
の出力とを合成するために、奇数/偶数切替え回路80
の出力が合成回路79に対して供給される。
【0042】上述のビタビデコーダの例では、PR
(1,0,−1)を二つの独立なPR(1,−1)とみ
なして処理する例について述べたが、もちろんPR
(1,−1)やPR(1,1)などを対象とした回路に
ついても同様に、この発明を適用することができる。
(1,0,−1)を二つの独立なPR(1,−1)とみ
なして処理する例について述べたが、もちろんPR
(1,−1)やPR(1,1)などを対象とした回路に
ついても同様に、この発明を適用することができる。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、A/D変換器が誤変換をした際、出力値として出力
レンジの中間付近の値を出力するため、誤変換の影響を
小さくすることが可能となる。すなわち、パーシャルレ
スポンスクラスIVにMSN符号を組合せ、これをビタビ
復号する系において、A/D変換器が誤変換をした際、
出力値として出力レンジの中間付近の値を出力するよう
にした装置では、A/D変換器の誤変換が100ビット
に1度起こったときのビタビ復号器の出力エラーレート
は、上述した図3に示すようになる。再生信号のS/N
がよい領域では、ビットエラーレートは従来例でのA/
D変換器を使う場合のビットエラーレートである10-2
より数桁以上改善されており、このような手段によっ
て、A/D変換器の誤変換が生じた場合でも、ビットエ
ラーレートを改善することが可能となる。従って、記録
再生装置全体の信頼性を向上させることができるように
なる。
ば、A/D変換器が誤変換をした際、出力値として出力
レンジの中間付近の値を出力するため、誤変換の影響を
小さくすることが可能となる。すなわち、パーシャルレ
スポンスクラスIVにMSN符号を組合せ、これをビタビ
復号する系において、A/D変換器が誤変換をした際、
出力値として出力レンジの中間付近の値を出力するよう
にした装置では、A/D変換器の誤変換が100ビット
に1度起こったときのビタビ復号器の出力エラーレート
は、上述した図3に示すようになる。再生信号のS/N
がよい領域では、ビットエラーレートは従来例でのA/
D変換器を使う場合のビットエラーレートである10-2
より数桁以上改善されており、このような手段によっ
て、A/D変換器の誤変換が生じた場合でも、ビットエ
ラーレートを改善することが可能となる。従って、記録
再生装置全体の信頼性を向上させることができるように
なる。
【図1】一般的な並列型A/D変換器の構成を示すブロ
ック図である。
ック図である。
【図2】パーシャルレスポンス(1,−1)とMSN符
号を組み合わせた系において、A/D変換器が誤変換し
たときのビットエラーレートを示す略線図である。
号を組み合わせた系において、A/D変換器が誤変換し
たときのビットエラーレートを示す略線図である。
【図3】パーシャルレスポンス(1,−1)とMSN符
号を組み合わせた系において、この発明によるA/D変
換器を用いたとき、A/D変換器が誤変換したときのビ
ットエラーレートを示す略線図である。
号を組み合わせた系において、この発明によるA/D変
換器を用いたとき、A/D変換器が誤変換したときのビ
ットエラーレートを示す略線図である。
【図4】この発明の第1の実施例の構成を示すブロック
図である。
図である。
【図5】この発明の第2の実施例の構成を示すブロック
図である。
図である。
【図6】この発明の第3の実施例の構成を示すブロック
図である。
図である。
【図7】パーシャルレスポンスの記録再生系の構成を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図8】パーシャルレスポンス(1,0,−1)とパー
シャルレスポンス(1,−1)の関係を説明する図であ
る。
シャルレスポンス(1,−1)の関係を説明する図であ
る。
【図9】この発明が適用されたデータ記憶装置の構成を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図10】記録再生系におけるビタビデコーダの構成を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図11】パーシャルレスポンス(1,−1)とMSN
符号を組み合わせた系でのトレリスダイアグラムの例を
示す略線図である。
符号を組み合わせた系でのトレリスダイアグラムの例を
示す略線図である。
11〜17 コンパレータ 40、41 ワイアド−OR回路 50 エラー検出信号を発生するラッチ 54 選択回路
Claims (6)
- 【請求項1】 アナログ信号をディジタル信号に変換
し、これを2の補数形式の符号付きの値として出力する
A/D変換器において、 上記A/D変換器が誤変換をした場合に、0付近の値を
出力するようになされた手段を備えることを特徴とする
A/D変換器。 - 【請求項2】 請求項1に記載のA/D変換器におい
て、 上記アナログ信号をディジタル信号に変換する手段が誤
変換をしたことを検出する手段と、 誤変換を検出した際に上記アナログ信号をディジタル信
号に変換する手段があるあらかじめ決められた値を出力
するようになされた手段とをさらに有することを特徴と
するA/D変換器。 - 【請求項3】 請求項2に記載のA/D変換器におい
て、 あらかじめ決められた値として、出力できる値の中間付
近の値を出力するようになされたことを特徴とするA/
D変換器。 - 【請求項4】 パーシャルレスポンス方式を利用してデ
ータを再生する情報再生装置において、 再生データをA/D変換器によりディジタルデータへ変
換し、上記ディジタルデータを最尤復号することによっ
て、再生データを出力するようになし、 上記A/D変換器は、誤変換をした場合に、0付近の値
を出力するようになされたことを特徴とする情報再生装
置。 - 【請求項5】 チャネル符号としてとりうる符号同士の
最小距離がある値以上になるように変調された符号化/
復号化器と再生信号を最尤復号法によって復号する復号
化器とを備えることを特徴とする請求項4に記載の情報
再生装置。 - 【請求項6】 上記チャネル符号として、8ビットの情
報語を10ビットの符号語に変換することによって構成
されるチャネル符号を生成する符号化/復号化器を備え
ることを特徴とする請求項5に記載の情報再生装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31963895A JPH09139672A (ja) | 1995-11-14 | 1995-11-14 | A/d変換器および情報再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31963895A JPH09139672A (ja) | 1995-11-14 | 1995-11-14 | A/d変換器および情報再生装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09139672A true JPH09139672A (ja) | 1997-05-27 |
Family
ID=18112536
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31963895A Pending JPH09139672A (ja) | 1995-11-14 | 1995-11-14 | A/d変換器および情報再生装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09139672A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2009157111A1 (ja) * | 2008-06-24 | 2009-12-30 | パナソニック株式会社 | アナログ/デジタル変換回路、光ディスク再生装置、受信装置 |
-
1995
- 1995-11-14 JP JP31963895A patent/JPH09139672A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2009157111A1 (ja) * | 2008-06-24 | 2009-12-30 | パナソニック株式会社 | アナログ/デジタル変換回路、光ディスク再生装置、受信装置 |
| US7898451B2 (en) | 2008-06-24 | 2011-03-01 | Panasonic Corporation | Analog-to-digital converter, optical disk reproduction device, and receiver device |
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