JPH09139739A - Atm交換装置 - Google Patents

Atm交換装置

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JPH09139739A
JPH09139739A JP29503795A JP29503795A JPH09139739A JP H09139739 A JPH09139739 A JP H09139739A JP 29503795 A JP29503795 A JP 29503795A JP 29503795 A JP29503795 A JP 29503795A JP H09139739 A JPH09139739 A JP H09139739A
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裕 江▲崎▼
Yukihiro Doi
幸浩 土井
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康志 高木
Takaaki Azuma
孝明 東
Koji Suzuki
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Yozo Oguri
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明はATM交換装置に関し、自己ルーテ
ィングスイッチのポートを自由に選ぶことができ、しか
も自己ルーティングスイッチと交換機制御部間を1対の
接続アダプタで接続することができる拡張性の高いAT
M交換装置を提供することを目的としている。 【解決手段】 セル転送技術を用いる広帯域ISDN交
換機であって、加入者端末及び/又は中継回線と接続さ
れ通話路の制御を行なう通話路制御部と、該通話路制御
部と接続され交換機自身の制御を行なう交換機制御部よ
りなるATM交換装置において、前記通話路制御部と前
記交換機制御部間は接続アダプタを介して接続されると
共に、前記交換機制御部は、前記接続アダプタを介して
接続される接続アダプタ手段と、該接続アダプタ手段に
接続される、複数のセルを用いた信号処理手段とを含ん
で構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はATM交換装置に関
する。広帯域ISDNは、ATM(Asynchron
ous TransferMode:非同期転送モー
ド)方式により通信を行なう。この方式は、全ての情報
をセルと呼ばれる短いパケットに区切り、送りたい情報
量に応じて必要数のセルを送出することで、効率的で柔
軟性のあるネットワークを構築することができる。AT
Mネットワークでは、ユーザに関する情報も、ネットワ
ークが用いるOAM(監理情報)も全てセルを用いて伝
達している。また、交換機内部のCPU(中央制御装
置)と、自己ルーティングスイッチや回線インタフェー
ス等、内部の各処理機能との間をセルを用いて情報転送
する交換機もある。本発明はこの種の交換機に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】交換機は、大きく分けて通話路の処理を
行なう通話路制御部と、交換機自身の制御を行なう交換
機制御部から構成されている。ATM交換機において
は、通話路制御部には、回線インタフェース(IF)、
自己ルーティングスイッチ(SRSW)があり、ユーザ
情報がセルの形で転送される。自己ルーティングスイッ
チと回線インタフェースは、通常は別ユニット又は別架
となるため、互いを結ぶための接続機構(LUIF)が
存在する。
【0003】一方、交換機制御部は、記憶や判断を行な
う中央制御装置(CPU)や、通話路各部分とCPU間
を結ぶバス等の制御系と、加入者回線信号処理装置、交
換機間メッセージ転送装置、交換機内制御装置等、転送
情報を処理する信号処理系と、運用状況の監視・保守試
験を行なう保守運用系とにより構成される。
【0004】図6は従来システムの構成例を示すブロッ
ク図である。図において、10は通話路の制御を行なう
通話路制御部、20は交換機自身の制御を行なう交換機
制御部である。通話路制御部10において、11は加入
者端末と接続される加入者回線インタフェース、12は
中継回線と接続される中継回線インタフェースである。
これら加入者回線インタフェース11,中継回線インタ
フェース12は、回線を終端する回線対応部(個別部)
と、該回線対応部と接続される共通部から構成されてい
る。
【0005】13は自己ルーティング(方路決定)を行
なう自己ルーティングスイッチ(SRSW)である。該
自己ルーティングスイッチ13は、加入者回線インタフ
ェース11及び中継回線インタフェース12とそれぞれ
信号線1,2で接続されている。自己ルーティングスイ
ッチ13と加入者回線インタフェース11,中継回線イ
ンタフェース12とは、前述したように通常は別ユニッ
ト又は別架となるため、互いを結ぶための接続機構(L
UIF)が必要となる。そこで、加入者回線インタフェ
ース側及び中継回線インタフェース12側には接続アダ
プタ14が、自己ルーティングスイッチ13側には接続
アダプタ15が設けられており、接続アダプタ14と接
続アダプタ15間は、信号線1又は信号線2とで接続さ
れている。
【0006】一方、交換機制御部20において、21は
加入者情報の記憶や制御を行なう交換機プロセッサ(C
PU)、22は運用状況の監視、保守試験等を行なう保
守運用制御装置である。23〜25はセルを用いた信号
処理手段であり、23は交換機間メッセージ転送装置
(MET)、24は加入者端末との間で信号のやりとり
を行なう信号終端装置(SIG)、25は交換機内のメ
ッセージのやりとりを行なう交換機内側制御装置(AS
C)である。26は交換機プロセッサ21又は保守運用
制御装置22と、メッセージ転送装置23,信号終端装
置24及び交換機内制御装置25間を接続する制御バス
である。
【0007】6はメッセージ転送装置23内に設けられ
た接続アダプタ、7は信号終端装置24内に設けられた
接続アダプタ、8は交換機内制御装置25内に設けられ
た接続アダプタである。16〜18は自己ルーティング
スイッチ13内に設けられた接続アダプタである。メッ
セージ転送装置23と自己ルーティングスイッチ13間
は接続アダプタ6と16を介して信号線3により接続さ
れている。信号終端装置24と自己ルーティングスイッ
チ13間は接続アダプタ7と17を介して信号線4によ
り接続されている。また、交換機内制御装置25と自己
ルーティングスイッチ13間は接続アダプタ8と18を
介して信号線5により接続されている。27は、保守運
用制御装置22と接続されるコンソールである。
【0008】このように構成されたシステムにおいて、
加入者端末(図示せず)からの発呼信号は、加入者回線
インタフェース11で受信された後、他の加入者回線か
らの発呼信号と多重化され自己ルーティングスイッチ1
3に送られる。自己ルーティングスイッチ13は、自己
ルーティング機能により方路のスイッチを行なう。例え
ば、加入者端末からの発呼信号を中継回線インタフェー
ス12のいずれかにスイッチする。この時、発呼に伴う
加入者端末からの制御信号は、接続アダプタ16から信
号線3を介して接続アダプタ6を経てメッセージ転送装
置23に送られる。該メッセージ転送装置23は、加入
者端末からの制御信号(例えば何番の加入者端末に電話
したい)を受け取ると、信号終端装置24に通知する。
該信号終端装置24は、メッセージ転送装置23からの
信号を受けると、加入者端末との間で必要な信号のやり
とりを行なう。
【0009】一方、加入者端末からの発呼信号により、
相手方加入者端末との間にパスが張られ、通話が開始さ
れた時には、交換機プロセッサ21は課金の開始等の処
理を行ない、内部メモリに記憶する。交換機内制御装置
25は、必要に応じて他の交換機との間で制御信号のや
りとりを行なう。また、交換機の保守・点検を行なう必
要がある場合には、オペレータがコンソール27から試
験用コマンドを入力することにより、そのコマンドを保
守運用制御装置22が解読し、所定の保守・運用試験を
行なう。
【0010】このようなATM交換機における信号処理
系は、全てセルで情報が転送される。一般に、加入者回
線インタフェース11又は中継回線インタフェース12
から集まる情報を一括して処理した方が効率がよいた
め、信号処理系(前述の交換機制御部20)は、自己ル
ーティングスイッチ13の後に配置する形式がとられ
る。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従来、これら信号処理
系の各装置(例えば、前述のメッセージ転送装置23や
信号終端装置24等)は、それぞれ専用の接続アダプタ
(図6の6,16,7,17,8,18がこれに相当)
を通して自己ルーティングスイッチ13に接続されてい
る。このため、自己ルーティングスイッチ13の複数の
ポートを占有することになり、その分接続可能な回線イ
ンタフェース数が制限されてしまうという問題があっ
た。また、接続アダプタが対象となる信号処理装置に専
用となっているため、ある特定の自己ルーティングスイ
ッチ13のポートにしか接続できず、拡張性がないもの
となっていた。
【0012】本発明はこのような課題に鑑みてなされた
ものであって、自己ルーティングスイッチのポートを自
由に選ぶことができ、しかも自己ルーティングスイッチ
と交換機制御部間を1対の接続アダプタで接続すること
ができる拡張性の高いATM交換装置を提供することを
目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理ブロ
ック図である。図6と同一のものは、同一の符号を付し
て示す。図において、10は通話路の制御を行なう通話
路制御部、20は交換機自身の制御を行なう交換機制御
部である。通話路制御部10において、11は加入者端
末と接続される加入者回線インタフェース、12は中継
回線と接続される中継回線インタフェースである。これ
ら加入者回線インタフェース11,中継回線インタフェ
ース12は、回線を終端する回線対応部(個別部)と、
該回線対応部と接続される共通部から構成されている。
【0014】13は自己ルーティング(方路決定)を行
なう自己ルーティングスイッチ(SRSW)である。該
自己ルーティングスイッチ13は、加入者回線インタフ
ェース11及び/又は中継回線インタフェース12とそ
れぞれ信号線1,2で接続されている。自己ルーティン
グスイッチ13と加入者回線インタフェース11,中継
回線インタフェース12とは、前述したように通常は別
ユニット又は別架となるため、互いを結ぶための接続機
構(LUIF)が必要となる。そこで、加入者回線イン
タフェース側及び中継回線インタフェース12側にはイ
ンタフェースとして機能する接続アダプタ14が、自己
ルーティングスイッチ13側にはインタフェースとして
機能する接続アダプタ15が設けられており、接続アダ
プタ14と接続アダプタ15間は、信号線1又は信号線
2とで接続されている。
【0015】一方、交換機制御部20において、21は
記憶や制御を行なう交換機プロセッサ(CPU)であ
る。42〜44はセルを用いた信号処理手段である。こ
れら信号処理手段42〜44は、それぞれ固有の信号処
理を行なう。図では、信号処理手段として42〜44の
3個を示しているが、信号処理手段の数はこれに限るも
のではなく、任意の数の信号処理手段を設けることがで
きる。26は交換機プロセッサ21と、複数の信号処理
手段42〜44間を接続する制御バスである。
【0016】30は自己ルーティングスイッチ13と接
続される接続アダプタ手段である。該接続アダプタ手段
30には自己ルーティングスイッチ13と接続するため
の接続アダプタ14aが設けられ、自己ルーティングス
イッチ13には、接続アダプタ手段30と接続するため
の接続アダプタ15aが設けられている。そして、接続
アダプタ14aと接続アダプタ15aは1本の信号線9
で接続されている。
【0017】上述の説明より明らかなように、接続アダ
プタ手段30と接続される自己ルーティングスイッチ1
3側に設けられた接続アダプタ15aの構成は、加入者
回線インタフェース11又は中継回線インタフェース1
2と接続される接続アダプタ15と同じである。即ち、
特別の構成の接続アダプタである必要はない。一方、接
続アダプタ手段30側に設けられた自己ルーティングス
イッチ13と接続するための接続アダプタ14aは、加
入者回線インタフェース11又は中継回線インタフェー
ス12側に設けられた接続アダプタ14と同じ構成であ
る。即ち、特別の構成の接続アダプタである必要はな
い。
【0018】40は接続アダプタ手段30内に設けられ
た信号処理手段42〜44と接続するための複数の接続
アダプタ、41は信号処理手段42〜信号処理手段44
に設けられた接続アダプタである。接続アダプタ手段3
0に設けられる複数の接続アダプタ40は同じ構成であ
り、各信号処理手段42〜44に設けられる接続アダプ
タ41の構成は同じである。そして、接続アダプタ手段
30と各信号処理手段42とは、接続アダプタ40,4
1を介して接続され、接続アダプタ手段30と信号処理
手段43とは接続アダプタ40,41を介して接続さ
れ、接続アダプタ手段30と信号処理手段44とは接続
アダプタ40,41を介して接続される。
【0019】このような発明の構成によれば、信号処理
系の各信号処理手段42〜44に接続されるVC(Vi
rtual Channel:仮想チャネル)の帯域
は、自己ルーティングスイッチ13のポートの最大帯域
に比べて十分に小さいため、接続アダプタ手段30に複
数の信号処理手段42〜44を接続し、情報を多重化す
ることで、自己ルーティングスイッチ13側のポートは
1つですむ。つまり、自己ルーティングスイッチ13と
交換機制御部20間を1対の接続アダプタで接続するこ
とができる。また、接続アダプタ手段30の自己ルーテ
ィングスイッチ13側のインタフェース条件を回線イン
タフェース11又は中継回線インタフェース12側のイ
ンタフェース条件と同じにすることにより、信号処理系
の自己ルーティングスイッチ13がのポートを自由に選
ぶことができ、拡張性の高い交換機を構成することがで
きる。
【0020】この場合において、前記通話路制御部10
は、加入者端末と接続される加入者回線インタフェース
11と、中継回線と接続される中継回線インタフェース
12と、これら加入者回線インタフェース11及び/又
は中継回線インタフェース12と接続される自己ルーテ
ィングスイッチ13とを含んで構成されることを特徴と
している。
【0021】この発明の構成によれば、加入者端末から
の情報又は中継回線からの情報を通話路制御部で必要な
他の方路に振り分けることが可能となる。また、前記接
続アダプタ手段30は、各信号処理手段42〜44に信
号経路を振り分ける機能を具備することを特徴としてい
る。
【0022】この発明の構成によれば、接続アダプタ手
段30と複数の信号処理手段42〜44とを接続するこ
とができるので、接続アダプタ手段30と自己ルーティ
ングスイッチ13間は1本の信号線9で接続するだけで
よいので、構成が簡単になる。
【0023】更に、ATM交換機内を流れるATMセル
に、前記信号処理手段42〜44を識別するための識別
子を組み込み、前記接続アダプタ手段30は、この識別
子に基づいて信号経路を振り分けるべき信号処理手段4
2〜44を認識することを特徴としている。
【0024】この発明の構成によれば、交換機制御部2
0内に設けられた信号処理手段の識別は識別子で行な
い、接続アダプタ手段30はこの識別子に基づいて信号
処理手段42〜44のいずれかを認識して接続するの
で、交換機制御部20と通話路制御部10間に複数の信
号線を設ける必要はなくなる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態例を詳細に説明する。図2は本発明の一実施の
形態例を示すブロック図である。図1,図6と同一のも
のは、同一の符号を付して示す。自己ルーティングスイ
ッチ13と加入者回線インタフェース11又は中継回線
インタフェース12間は、接続アダプタ14,15を介
してそれぞれ信号線1,2で接続される。該信号線1,
2としては、例えばケーブルが用いられる。信号処理系
の各装置(信号処理手段)と自己ルーティングスイッチ
13間には、接続アダプタ手段30が設けられ、自己ル
ーティングスイッチ13と、各信号処理手段とは接続ア
ダプタ手段30で接続される。自己ルーティングスイッ
チ13と接続アダプタ手段30間は、接続アダプタ14
a,15aを介して信号線9により接続される。信号線
9としては、例えばケーブルが用いられる。
【0026】なお、図のメッセージ転送装置23は図1
の信号処理手段42に対応し、信号終端装置24は図1
の信号処理手段43に対応し、交換機内制御装置25は
図1の信号処理手段44に対応している。
【0027】この発明の構成によれば、信号処理系の各
信号処理手段23〜25に接続されるVC(Virtu
al Channel:仮想チャネル)の帯域は、自己
ルーティングスイッチ13のポートの最大帯域に比べて
十分に小さいため、接続アダプタ手段30に複数の信号
処理手段23〜25を接続し、情報を多重化すること
で、自己ルーティングスイッチ13側のポートは1つで
すむ。つまり、自己ルーティングスイッチ13と交換機
制御部20間を1対の接続アダプタで接続することがで
きる。また、接続アダプタ手段30の自己ルーティング
スイッチ13側のインタフェース条件を回線インタフェ
ース11又は中継回線インタフェース12側のインタフ
ェース条件と同じにすることにより、信号処理系の自己
ルーティングスイッチ13がのポートを自由に選ぶこと
ができ、拡張性の高い交換機を構成することができる。
【0028】また、前記通話路制御部10は、加入者端
末と接続される加入者回線インタフェース11と、中継
回線と接続される中継回線インタフェース12と、これ
ら加入者回線インタフェース11及び/又は中継回線イ
ンタフェース12と接続される自己ルーティングスイッ
チ13とを含んで構成されることにより、加入者端末か
らの情報又は中継回線からの情報を通話路制御部で必要
な他の方路に振り分けることが可能となる。
【0029】このように構成された装置の動作を説明す
れば、以下の通りである。加入者端末(図示せず)から
の発呼信号は、加入者回線インタフェース11で受信さ
れた後、他の加入者回線からの発呼信号と多重化され自
己ルーティングスイッチ13に送られる。自己ルーティ
ングスイッチ13は、自己ルーティング機能により方路
のスイッチを行なう。例えば、加入者端末からの発呼信
号を中継回線インタフェース12のいずれかにスイッチ
する。この時、発呼に伴う加入者端末からの制御信号
は、接続アダプタ15aから信号線9を介して接続アダ
プタ14aから接続アダプタ手段30に入る。この時、
接続アダプタ手段30に入力する制御信号セルには、自
己ルーティングスイッチ13で識別子(CN)が特定の
位置に付加される。
【0030】図3はこの時の装置内セルのフォーマット
例を示す図である。1個のATMセルは、54オクテッ
ト(オクテットは8ビットの意味で、図のbit0〜b
it7で構成される)構成である。“0”オクテットに
おいて、“ACT”はACT系(現用系)セル識別子で
ある。例えば、このビットに“1”が立っていた時に
は、そのセルはACT系セルであり、“0”が立ってい
た時にはSBY系(予備系)であることが分かる。
“I”は制御情報セル識別子である。例えば、このビッ
トに“1”が立っていた時には、そのセルは交換機内部
で通用するセルであることを示し、“0”が立っていた
時には外から入ってきたセルであることを示す。“SR
SW”は入ってきたセルをどこに振り分けるかを示す自
己ルーティングスイッチの方路情報である。
【0031】“1”オクテットにおいて、“Res”は
予約ビット、“T”は試験セル識別子、“S”は強制挿
入セル識別子、“P”は優先クラス表示、“C”は輻輳
制御セル識別子である。次の“CN”は本発明を特徴づ
ける多重識別子である。この多重識別子CNは、“1”
オクテットから“2”オクテットにかけて設けられてい
る。即ち、多重識別子CNは、D0〜D7までの8ビッ
トで構成されており、て都合256個の信号処理手段
(信号処理装置)を識別することができる。なお、通常
のATMセルの場合、この部分にはVPI(バーチャル
・パス識別子)が入る。
【0032】“2”オクテットにおいて、CNの次の
“VPI”はバーチャル・パス識別子であり、“3”オ
クテットの“VPI”と合わせてATMセルの行先情報
を示している。“3”オクテットにおいて、次の“VC
I”はバーチャル・チャネル識別子であり、“4”オク
テット,“5”オクテットの“VCI”と合わせてAT
Mセルの行先情報を示している。“VCI”はD0〜D
15までの16ビット構成となっている。“5”オクテ
ットにおいて、次の“PTI”はペイロードタイプ識別
子であり、ATMセルがデータであるか制御信号である
かを識別する。例えばPTIが“000”の時にはユー
ザデータ、“100”の時には制御信号である。“CL
P”はセル・ロス・プライオリティであり、このセルが
重要でない時には廃棄してもかまわないことを示す
“1”が入る。“6”オクテット〜“53”オクテット
まではデータを示すペイロード(Payload)であ
る。
【0033】接続アダプタ手段30は、このような構成
のATMセルを受け取ると、多重識別子CNを解読し
て、どの信号処理手段に振り分けるかを決める。そし
て、例えばメッセージ転送装置23に振り分ける。該メ
ッセージ転送装置23は、加入者端末からの制御信号
(例えば何番の加入者端末に電話したい)を受け取る
と、信号終端装置24に制御バス26を介して通知す
る。該信号終端装置24は、メッセージ転送装置23か
らの信号を制御バス26を介して受けると、加入者端末
との間で必要な信号のやりとりを行なう。
【0034】一方、加入者端末からの発呼信号により、
相手方加入者端末との間にパスが張られ、通話が開始さ
れた時には、交換機プロセッサ21は課金の開始等の処
理を行ない、内部メモリに記憶する。交換機内制御装置
25は、必要に応じて他の交換機との間で制御信号のや
りとりを行なう。この場合に、信号処理手段から送出さ
れるセルは、接続アダプタ手段30で入力方路のタグ情
報(識別符号)を付加されて多重化される。また、交換
機の保守・点検を行なう必要がある場合には、オペレー
タがコンソール27から試験用コマンドを入力すること
により、そのコマンドを保守運用制御装置22が解読
し、所定の保守・運用試験を行なう。
【0035】図4は接続アダプタ手段30の構成例を示
すブロック図である。図2と同一のものは、同一の符号
を付して示す。信号線9を介して入ってくるセルは、接
続アダプタ14を介して識別子抽出部50に入る。該識
別子抽出部50は、図3に示すフォーマットのATMセ
ルから多重識別子CNを読み出し、識別子判読部51に
送る。該識別子判読部51は、多重識別子CNを解読し
て振り分け部52に通知する。該振り分け部52は多重
識別子CNから判読された信号処理手段に当該セルを送
出する。例えば、識別子判読部51で判読された多重識
別子CNが“01”であり、メッセージ転送装置23の
識別番号が“01”であったものとすると、振り分け部
52は、接続アダプタ40を介してメッセージ転送装置
23に当該セルを送出することになる。
【0036】逆に、信号処理手段から接続アダプタ手段
30に制御信号を送出する時には、信号処理手段からの
セルを受け取った振り分け部52が入力方路のタグ情報
(識別符号)を付加して多重化し、識別子判読部51と
識別子抽出部50をスルーで抜けて、接続アダプタ14
から信号線9に送出する。
【0037】このように、本発明によれば、交換機制御
部20内に設けられた信号処理手段の識別は識別子で行
ない、接続アダプタ手段30はこの識別子に基づいて信
号処理手段23〜25のいずれかを認識して接続するの
で、交換機制御部20と通話路制御部10間に複数の信
号線を設ける必要はなくなる。
【0038】更に、本発明の接続アダプタ手段30に各
信号処理手段23〜25に信号経路を振り分ける機能を
具備することにより、接続アダプタ手段30と複数の信
号処理手段23〜25とを接続することができるので、
接続アダプタ手段30と自己ルーティングスイッチ13
間は1本の信号線9で接続するだけでよいので、構成が
簡単になる。
【0039】図5は本発明によるATM交換機内の情報
の流れを示す図である。この例は、加入者回線インタフ
ェース11に接続される加入者端末60との情報転送の
場合を示している。バーチャルチャネル(VC)には、
ユーザバーチャルチャネルL1と、信号バーチャルチャ
ネルL2と、監理バーチャルチャネルL3がある。ユー
ザVCL1は、ユーザ情報を転送する複数のチャネルで
ある。信号VCL2は制御信号を転送するチャネルであ
り、監理VCL3は監理情報を転送するチャネルであ
る。
【0040】ユーザVCL1は、自己ルーティングスイ
ッチ13を経由して中継回線又は自交換機収容の他の加
入者端末60に接続される。自己ルーティングスイッチ
13に入る前に、加入者回線インタフェース11又は中
継回線インタフェース12付属のヘッダ変換機能によ
り、ATMセルには自己ルーティングスイッチ13の方
路が書き込まれる。ユーザVCL1は、この書き込まれ
た方路により、自己ルーティングスイッチ13で方路の
切り換えが行われる。
【0041】信号VCL2は、自己ルーティングスイッ
チ13を経由して信号処理手段23〜25に接続され
る。監理VCL3は、信号VCL2と同様に、自己ルー
ティングスイッチ13を経由してメッセージ転送装置2
3に接続される。これらのバーチャルチャネルも、自己
ルーティングスイッチ13に入る前に、加入者インタフ
ェース11又は中継回線インタフェース12のヘッダ変
換機能により、セルに自己ルーティングスイッチ13方
路と接続アダプタ手段30方路が書き込まれる。接続ア
ダプタ手段30では、前述したように、セルに書き込ま
れた多重識別子(方路情報)を用いて各信号処理手段へ
の方路振り分けを行なう。
【0042】前述の実施例では、情報処理手段として、
メッセージ転送装置23,信号終端装置24及び交換機
内制御装置25の3種類を示したが、本発明はこれに限
るものではなく、任意の数の情報処理手段を設けること
ができる。例えば、前述した多重識別子CNが8ビット
の場合には、256個の信号処理手段を接続することが
できる。
【0043】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、セル転送技術を用いる広帯域ISDN交換機で
あって、加入者端末及び/又は中継回線と接続され通話
路の制御を行なう通話路制御部と、該通話路制御部と接
続され交換機自身の制御を行なう交換機制御部よりなる
ATM交換装置において、前記通話路制御部と前記交換
機制御部間は接続アダプタを介して接続されると共に、
前記交換機制御部は、前記接続アダプタを介して接続さ
れる接続アダプタ手段と、該接続アダプタ手段に接続さ
れる、複数の信号処理手段とを含んで構成されることに
より、自己ルーティングスイッチのポートを自由に選ぶ
ことができ、しかも自己ルーティングスイッチと交換機
制御部間を1対の接続アダプタで接続することができる
拡張性の高いATM交換装置を提供することができる。
【0044】この場合において、前記通話路制御部は、
加入者端末と接続される加入者回線インタフェースと、
中継回線と接続される中継回線インタフェースと、これ
ら加入者回線インタフェース及び/又は中継回線インタ
フェースと接続される自己ルーティングスイッチとを含
んで構成されることにより、加入者端末からの情報又は
中継回線からの情報を通話路制御部で必要な他の方路に
振り分けることが可能となる。
【0045】また、前記接続アダプタ手段は、各信号処
理手段に信号経路を振り分ける機能を具備することによ
り、接続アダプタ手段と複数の信号処理手段とを接続す
ることができるので、接続アダプタ手段と自己ルーティ
ングスイッチ間は1本の信号線9で接続するだけでよ
く、構成が簡単になる。
【0046】更に、ATM交換機内を流れるATMセル
に、前記信号処理手段を識別するための識別子を組み込
み、前記接続アダプタ手段は、この識別子に基づいて信
号経路を振り分けるべき信号処理手段を認識することに
より、交換機制御部内に設けられた信号処理手段の識別
は識別子で行ない、接続アダプタ手段はこの識別子に基
づいて信号処理手段のいずれかを認識して接続するの
で、交換機制御部と通話路制御部間に複数の信号線を設
ける必要はなくなる。
【0047】このように、本発明によれば、信号処理手
段に接続される接続アダプタ手段により情報を多重化
し、通話路制御部と交換機制御部間は1個の自己ルーテ
ィングスイッチポートのみで接続することができるの
で、収容できる回線インタフェースの数を増やすことが
できる。また、接続アダプタ手段の自己ルーティングス
イッチ側のインタフェース条件を、加入者回線インタフ
ェース−自己ルーティングスイッチ間のインタフェース
条件と同じにすることで、信号処理手段の自己ルーティ
ングスイッチポートを自由に選ぶことができ、拡張性の
高いATM交換装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理ブロック図である。
【図2】本発明の一実施の形態例を示すブロック図であ
る。
【図3】装置内セルのフォーマット例を示す図である。
【図4】接続アダプタ手段の構成例を示すブロック図で
ある。
【図5】本発明によるATM交換機内の情報の流れを示
す図である。
【図6】従来システムの構成例を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 信号線 2 信号線 9 信号線 10 通話路制御部 11 加入者回線インタフェース 12 中継回線インタフェース 14 接続アダプタ 15 接続アダプタ 20 交換機制御部 21 交換機プロセッサ 26 制御バス 30 接続アダプタ手段 40 接続アダプタ 41 接続アダプタ 42 信号処理手段 43 信号処理手段 44 信号処理手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 000004237 日本電気株式会社 東京都港区芝五丁目7番1号 (71)出願人 000005108 株式会社日立製作所 東京都千代田区神田駿河台四丁目6番地 (72)発明者 江▲崎▼ 裕 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 土井 幸浩 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 (72)発明者 高木 康志 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 (72)発明者 東 孝明 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電気 工業株式会社内 (72)発明者 鈴木 晃二 東京都港区芝五丁目7番1号 日本電気株 式会社内 (72)発明者 小栗 洋三 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町216番地 株 式会社日立製作所情報通信事業部内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セル転送技術を用いる広帯域ISDN交
    換機であって、加入者端末及び/又は中継回線と接続さ
    れ通話路の制御を行なう通話路制御部と、該通話路制御
    部と接続され交換機自身の制御を行なう交換機制御部よ
    りなるATM交換装置において、 前記通話路制御部と前記交換機制御部間は接続アダプタ
    を介して接続されると共に、 前記交換機制御部は、前記接続アダプタを介して接続さ
    れる接続アダプタ手段と、該接続アダプタ手段に接続さ
    れる、複数の信号処理手段とを含んで構成されることを
    特徴とするATM交換装置。
  2. 【請求項2】 前記通話路制御部は、 加入者端末と接続される加入者回線インタフェースと、 中継回線と接続される中継回線インタフェースと、 これら加入者回線インタフェース及び/又は中継回線イ
    ンタフェースと接続される自己ルーティングスイッチと
    を含んで構成されることを特徴とする請求項1記載のA
    TM交換装置。
  3. 【請求項3】 前記接続アダプタ手段は、各信号処理送
    手段に信号経路を振り分ける機能を具備することを特徴
    とする請求項1記載のATM交換装置。
  4. 【請求項4】 ATM交換機内を流れるATMセルに、
    前記信号処理手段を識別するための識別子を組み込み、
    前記接続アダプタ手段は、この識別子に基づいて信号経
    路を振り分けるべき信号処理手段を認識することを特徴
    とする請求項3記載のATM交換装置。
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