JPH09141041A - 気液混合器 - Google Patents
気液混合器Info
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- JPH09141041A JPH09141041A JP7322189A JP32218995A JPH09141041A JP H09141041 A JPH09141041 A JP H09141041A JP 7322189 A JP7322189 A JP 7322189A JP 32218995 A JP32218995 A JP 32218995A JP H09141041 A JPH09141041 A JP H09141041A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 筒体内の全域で万遍なく気液混合接触を図
り、しかも、排煙の滞留時間を長くし、更に、吸収液の
排煙との接触表面積が減少するのを防いで、有害成分を
含有する排煙と霧状の吸収液との気液混合接触を充分に
図って、その反応効率を高めて有害成分の除去効率を高
める。 【解決手段】 上下方向に設置される筒体2の内部中央
の上部に液体を霧状に噴霧するノズル3を下向きに設
け、該ノズル3の下方の円筒状筒体の内部中央に螺旋状
の副翼4を上下方向に配置し、該螺旋状副翼4の周囲の
円周方向に間隔をあけて多孔板からなる複数の主翼5を
円周方向に対して同一方向に傾斜させ且つ内部中央方向
下向きに僅かに傾斜させて円筒状筒体2の内壁面に密着
させて配置し、円周方向に間隔を開けて配置された複数
の主翼5を上記螺旋状副翼4の上下範囲にわたってその
周囲に上下方向に千鳥状に複数段配置すると共に、上下
の各主翼5の円周方向の傾斜方向を各段交互に逆向きに
して設けた。
り、しかも、排煙の滞留時間を長くし、更に、吸収液の
排煙との接触表面積が減少するのを防いで、有害成分を
含有する排煙と霧状の吸収液との気液混合接触を充分に
図って、その反応効率を高めて有害成分の除去効率を高
める。 【解決手段】 上下方向に設置される筒体2の内部中央
の上部に液体を霧状に噴霧するノズル3を下向きに設
け、該ノズル3の下方の円筒状筒体の内部中央に螺旋状
の副翼4を上下方向に配置し、該螺旋状副翼4の周囲の
円周方向に間隔をあけて多孔板からなる複数の主翼5を
円周方向に対して同一方向に傾斜させ且つ内部中央方向
下向きに僅かに傾斜させて円筒状筒体2の内壁面に密着
させて配置し、円周方向に間隔を開けて配置された複数
の主翼5を上記螺旋状副翼4の上下範囲にわたってその
周囲に上下方向に千鳥状に複数段配置すると共に、上下
の各主翼5の円周方向の傾斜方向を各段交互に逆向きに
して設けた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、排煙中に含まれ
る例えば煤塵或いは二酸化イオウや窒素酸化物などの有
害成分を霧状の吸収液と気液混合接触させてその化学反
応などを利用して除去する技術に係り、特に、有害成分
を含有する排煙と霧状の吸収液との気液混合接触を充分
に図って、その反応効率を高めて有害成分の除去効率を
高める気液混合器に関するものである。
る例えば煤塵或いは二酸化イオウや窒素酸化物などの有
害成分を霧状の吸収液と気液混合接触させてその化学反
応などを利用して除去する技術に係り、特に、有害成分
を含有する排煙と霧状の吸収液との気液混合接触を充分
に図って、その反応効率を高めて有害成分の除去効率を
高める気液混合器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、排煙中に含まれる例えば煤塵或い
は二酸化イオウや窒素酸化物などの有害成分を除去する
手段として、排気ダクトの途中に取付けられ、有害成分
を霧状の吸収液と気液混合接触させてその化学反応など
を利用して除去する気液混合器が知られている。
は二酸化イオウや窒素酸化物などの有害成分を除去する
手段として、排気ダクトの途中に取付けられ、有害成分
を霧状の吸収液と気液混合接触させてその化学反応など
を利用して除去する気液混合器が知られている。
【0003】従来の気液混合器は、円筒状の混合器の内
部に螺旋状に翼が設けられ、又吸収液を霧状に噴霧する
ノズルが内部に設けられていて、螺旋状翼を利用して有
害成分を含む排煙と霧状の吸収液とを旋回させ、その旋
回中に排煙と吸収液との気液混合接触を行って、その化
学反応などによって排煙中の有害成分を除去する構造に
なっている。
部に螺旋状に翼が設けられ、又吸収液を霧状に噴霧する
ノズルが内部に設けられていて、螺旋状翼を利用して有
害成分を含む排煙と霧状の吸収液とを旋回させ、その旋
回中に排煙と吸収液との気液混合接触を行って、その化
学反応などによって排煙中の有害成分を除去する構造に
なっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
気液混合器においては、有害成分を含有する排煙が螺旋
状翼に沿って旋回しながら流下中に、排煙にはその旋回
によって遠心力が作用して、その遠心力によって排煙は
円筒状の混合器内の内壁面側に分散させられ、混合器内
の中央部側での排煙と霧状の吸収液との気液混合接触が
充分に図られず、その気液混合接触効率が低下する欠点
があった。
気液混合器においては、有害成分を含有する排煙が螺旋
状翼に沿って旋回しながら流下中に、排煙にはその旋回
によって遠心力が作用して、その遠心力によって排煙は
円筒状の混合器内の内壁面側に分散させられ、混合器内
の中央部側での排煙と霧状の吸収液との気液混合接触が
充分に図られず、その気液混合接触効率が低下する欠点
があった。
【0005】また、遠心力の作用によって円筒状の混合
器内の内壁面側に分散させられた排煙は、螺旋状翼に沿
って流下し、混合器内に余り長く滞留することなく外部
に排出されるため、吸収液との接触時間を長くとること
ができず、その気液混合接触効率を高めることができな
かった。
器内の内壁面側に分散させられた排煙は、螺旋状翼に沿
って流下し、混合器内に余り長く滞留することなく外部
に排出されるため、吸収液との接触時間を長くとること
ができず、その気液混合接触効率を高めることができな
かった。
【0006】更に、ノズルから噴霧された霧状の吸収液
は、螺旋状翼に沿って流下する間に逐次集積されて水滴
化が図られて、排煙との接触表面積が減少するため、そ
の反応効率が低下するという欠点があった。
は、螺旋状翼に沿って流下する間に逐次集積されて水滴
化が図られて、排煙との接触表面積が減少するため、そ
の反応効率が低下するという欠点があった。
【0007】更にまた、従来の気液混合器は上述のよう
な理由で排煙と吸収液との反応効率が悪く除去効率が低
いので、その効率を高めるために、気液混合器が大型に
なるという欠点もあった。
な理由で排煙と吸収液との反応効率が悪く除去効率が低
いので、その効率を高めるために、気液混合器が大型に
なるという欠点もあった。
【0008】この発明は、上記のような課題に鑑み、そ
の課題を解決すべく創案されたものであって、その目的
とするところは、筒体内の全域で万遍なく気液混合接触
を図り、しかも、排煙の滞留時間を長くし、更に、吸収
液の排煙との接触表面積が減少するのを防いで、有害成
分を含有する排煙と霧状の吸収液との気液混合接触を充
分に図って、その反応効率を高めて有害成分の除去効率
を高めることのできる気液混合器を提供することにあ
る。
の課題を解決すべく創案されたものであって、その目的
とするところは、筒体内の全域で万遍なく気液混合接触
を図り、しかも、排煙の滞留時間を長くし、更に、吸収
液の排煙との接触表面積が減少するのを防いで、有害成
分を含有する排煙と霧状の吸収液との気液混合接触を充
分に図って、その反応効率を高めて有害成分の除去効率
を高めることのできる気液混合器を提供することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
めに、この発明は、上下方向に設置される筒体の上端に
気体流入口を形成し、筒体の下端に気体排出口を形成
し、筒体の内部中央の上部に液体を霧状に噴霧するノズ
ルを下向きに設け、該ノズルの下方の円筒状筒体の内部
中央に螺旋状の副翼を上下方向に配置し、該螺旋状副翼
の周囲の円周方向に間隔をあけて多孔板からなる複数の
主翼を円周方向に対して同一方向に傾斜させ且つ内部中
央方向下向きに僅かに傾斜させて円筒状筒体の内壁面に
密着させて配置し、円周方向に間隔を開けて配置された
複数の主翼を上記螺旋状副翼の上下範囲にわたってその
周囲に上下方向に千鳥状に複数段配置すると共に、上下
の各主翼の円周方向の傾斜方向を各段交互に逆向きにし
て設けた手段よりなる。
めに、この発明は、上下方向に設置される筒体の上端に
気体流入口を形成し、筒体の下端に気体排出口を形成
し、筒体の内部中央の上部に液体を霧状に噴霧するノズ
ルを下向きに設け、該ノズルの下方の円筒状筒体の内部
中央に螺旋状の副翼を上下方向に配置し、該螺旋状副翼
の周囲の円周方向に間隔をあけて多孔板からなる複数の
主翼を円周方向に対して同一方向に傾斜させ且つ内部中
央方向下向きに僅かに傾斜させて円筒状筒体の内壁面に
密着させて配置し、円周方向に間隔を開けて配置された
複数の主翼を上記螺旋状副翼の上下範囲にわたってその
周囲に上下方向に千鳥状に複数段配置すると共に、上下
の各主翼の円周方向の傾斜方向を各段交互に逆向きにし
て設けた手段よりなる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面に記載の発明の実施の
形態に基づいて、この発明をより具体的に説明する。こ
こで、図1は気液混合器の要部斜視図、図2は気液混合
器の要部平面図、図3は気液混合器の要部側面図、図4
は気液混合器の配置図である。
形態に基づいて、この発明をより具体的に説明する。こ
こで、図1は気液混合器の要部斜視図、図2は気液混合
器の要部平面図、図3は気液混合器の要部側面図、図4
は気液混合器の配置図である。
【0011】図において、気液混合器1は排煙中に含ま
れる例えば煤塵或いは二酸化イオウや窒素酸化物などの
有害成分を霧状の吸収液と気液混合接触させて、その化
学反応などを起こさせる機器で、煙突aに通じる排気ダ
クトbの途中に設けられており、この気液混合器1で有
害成分が除去されて無害化された排煙は煙突aから大気
中に放出される。
れる例えば煤塵或いは二酸化イオウや窒素酸化物などの
有害成分を霧状の吸収液と気液混合接触させて、その化
学反応などを起こさせる機器で、煙突aに通じる排気ダ
クトbの途中に設けられており、この気液混合器1で有
害成分が除去されて無害化された排煙は煙突aから大気
中に放出される。
【0012】気液混合器1は排気ダクトbの途中に上下
方向に設置されており、気液混合器1は、上下方向に設
置された内部が中空な筒体2、該筒体2内に内装され吸
収液を霧状に噴霧するノズル3、内部中央に螺旋状に配
置された副翼4、副翼4の周囲に複数段配置された主翼
5などから構成されている。
方向に設置されており、気液混合器1は、上下方向に設
置された内部が中空な筒体2、該筒体2内に内装され吸
収液を霧状に噴霧するノズル3、内部中央に螺旋状に配
置された副翼4、副翼4の周囲に複数段配置された主翼
5などから構成されている。
【0013】気液混合器1の筒体2は排気ダクトbの途
中に上下方向に設置され、副翼4及び主翼5が配置され
る中間部分は少なくとも円筒体になっている。中間部分
以外の上下両端側は円筒形の形状でもよく、或いは角形
の形状でもよい。
中に上下方向に設置され、副翼4及び主翼5が配置され
る中間部分は少なくとも円筒体になっている。中間部分
以外の上下両端側は円筒形の形状でもよく、或いは角形
の形状でもよい。
【0014】筒体2の上端には有害成分を含有する気体
としての排煙が流入する気体流入口2aが形成されてお
り、又筒体2の下端には有害成分が除去された気体とし
ての排煙を排出する気体排出口2bが形成されている。
これらの気体流入口2a及び気体排出口2bは排気ダク
トbの途中に各々接続されている。
としての排煙が流入する気体流入口2aが形成されてお
り、又筒体2の下端には有害成分が除去された気体とし
ての排煙を排出する気体排出口2bが形成されている。
これらの気体流入口2a及び気体排出口2bは排気ダク
トbの途中に各々接続されている。
【0015】筒体2の内部中央の上部には液体の吸収液
を霧状に噴霧するノズル3が下向きに設けられている。
即ち、ノズル3は筒体2の上部側面から内部中央に延設
され、その先端側は下向きに折曲されている。ノズル3
から霧状に噴霧される吸収液は、筒体2の内部の全域に
均等に噴霧できるように調整されている。
を霧状に噴霧するノズル3が下向きに設けられている。
即ち、ノズル3は筒体2の上部側面から内部中央に延設
され、その先端側は下向きに折曲されている。ノズル3
から霧状に噴霧される吸収液は、筒体2の内部の全域に
均等に噴霧できるように調整されている。
【0016】ノズル3の基端側は図示しない吸収液を貯
留するタンクに接続されていて、このタンクから必要な
吸収液が図示しないポンプなどの圧送手段によってノズ
ル3側に圧送供給されて、該ノズル3から筒体2の内部
に霧状に噴霧される構造になっている。
留するタンクに接続されていて、このタンクから必要な
吸収液が図示しないポンプなどの圧送手段によってノズ
ル3側に圧送供給されて、該ノズル3から筒体2の内部
に霧状に噴霧される構造になっている。
【0017】上記ノズル3の下方の円筒体になっている
筒体2の内部中央には、副翼4が上下方向に螺旋状に配
置されている。この発明の実施の形態においては、中心
に上下方向に心棒4aが設けられ、その心棒4aの周囲
に螺旋状に副翼4が配置されている。
筒体2の内部中央には、副翼4が上下方向に螺旋状に配
置されている。この発明の実施の形態においては、中心
に上下方向に心棒4aが設けられ、その心棒4aの周囲
に螺旋状に副翼4が配置されている。
【0018】従来のこの種の気液混合器にもその内部に
螺旋状翼が上下方向に配置されているが、この発明に係
る螺旋状の副翼4が従来の螺旋状翼と異なるのは副翼4
を上からみたときその翼の長さが短い。これに対して従
来の螺旋状翼はその先端側が円筒体の内周壁面まで延び
ていて、円筒体の内部の半径方向の全域まで形成されて
いる。この螺旋状の副翼4とその周囲に配置された主翼
5の筒体2の半径方向に対する突出幅は例えば1:3程
度になっている。
螺旋状翼が上下方向に配置されているが、この発明に係
る螺旋状の副翼4が従来の螺旋状翼と異なるのは副翼4
を上からみたときその翼の長さが短い。これに対して従
来の螺旋状翼はその先端側が円筒体の内周壁面まで延び
ていて、円筒体の内部の半径方向の全域まで形成されて
いる。この螺旋状の副翼4とその周囲に配置された主翼
5の筒体2の半径方向に対する突出幅は例えば1:3程
度になっている。
【0019】螺旋状の副翼4は、従来の螺旋状翼と同様
な機能、つまり、筒体2内に流入させた排煙を螺旋状を
利用して流下中に旋回させて、霧状の吸収液との気液混
合接触を高める働きを有する。副翼4の螺旋は少なくと
も1回つまり360度以上になっている。螺旋状の副翼
4は、この実施の形態では複数の翼片を螺旋状に繋いで
形成されているが、連続したものを使用してもよい。ま
た、副翼4には多孔板を使用してもよい。
な機能、つまり、筒体2内に流入させた排煙を螺旋状を
利用して流下中に旋回させて、霧状の吸収液との気液混
合接触を高める働きを有する。副翼4の螺旋は少なくと
も1回つまり360度以上になっている。螺旋状の副翼
4は、この実施の形態では複数の翼片を螺旋状に繋いで
形成されているが、連続したものを使用してもよい。ま
た、副翼4には多孔板を使用してもよい。
【0020】上記螺旋状の副翼4の周囲には円筒状の筒
体2のその円周方向に間隔をあけて複数の主翼5が円筒
状の筒体2の内周壁面に密着させて配置されている。上
記螺旋状の副翼4の周囲に配置された各主翼5は、螺旋
状の副翼4に沿って流下して旋回する排煙には遠心力が
作用してその周囲に分散させられるが、その周囲に分散
させられる排煙を乱流の状態にする機能を果たして、筒
体2の内部での気液混合接触を高める働きを有してい
る。
体2のその円周方向に間隔をあけて複数の主翼5が円筒
状の筒体2の内周壁面に密着させて配置されている。上
記螺旋状の副翼4の周囲に配置された各主翼5は、螺旋
状の副翼4に沿って流下して旋回する排煙には遠心力が
作用してその周囲に分散させられるが、その周囲に分散
させられる排煙を乱流の状態にする機能を果たして、筒
体2の内部での気液混合接触を高める働きを有してい
る。
【0021】各主翼5には多孔板が使用されており、主
翼5の表面には多数の小さな孔5aが形成されている。
孔5aは霧状の吸収液が主翼5の表面に沿って流下する
ときにその流れを妨げ、流下中に霧状の吸収液が集積し
て水滴化するのを防ぐ機能を果たす。孔5aの面積は主
翼5の表面積の例えば40%〜60%が好ましい。
翼5の表面には多数の小さな孔5aが形成されている。
孔5aは霧状の吸収液が主翼5の表面に沿って流下する
ときにその流れを妨げ、流下中に霧状の吸収液が集積し
て水滴化するのを防ぐ機能を果たす。孔5aの面積は主
翼5の表面積の例えば40%〜60%が好ましい。
【0022】円筒状の筒体2のその円周方向に間隔をあ
けて配置された複数の各主翼5は、円筒状の筒体2の円
周方向に対して同一方向に傾斜させて形成されている。
つまり、同一の円周方向内にある複数の各主翼5の全て
は例えば時計回り方向に斜め上向きになっている。この
傾斜は排煙の乱流を生起させるためであり、後述するよ
うに上下の各主翼5は上下でその傾斜方向は異なるよう
に配置されている。
けて配置された複数の各主翼5は、円筒状の筒体2の円
周方向に対して同一方向に傾斜させて形成されている。
つまり、同一の円周方向内にある複数の各主翼5の全て
は例えば時計回り方向に斜め上向きになっている。この
傾斜は排煙の乱流を生起させるためであり、後述するよ
うに上下の各主翼5は上下でその傾斜方向は異なるよう
に配置されている。
【0023】また円周方向に傾斜する各主翼5は、筒体
2の内部中央方向下向きに僅かに傾斜させて形成されて
いる。これは、遠心力によって筒体2の内周壁面側に分
散された霧状の吸収液を中央側に流下させて、霧状の吸
収液が筒体2の内周壁面に沿って流下中に集積して水滴
化するのを防ぐためである。各主翼5の傾斜角度は水平
に対して例えば20度程度が好ましい。
2の内部中央方向下向きに僅かに傾斜させて形成されて
いる。これは、遠心力によって筒体2の内周壁面側に分
散された霧状の吸収液を中央側に流下させて、霧状の吸
収液が筒体2の内周壁面に沿って流下中に集積して水滴
化するのを防ぐためである。各主翼5の傾斜角度は水平
に対して例えば20度程度が好ましい。
【0024】円筒状の筒体2の円周方向に間隔をあけて
配置された複数の主翼5は、螺旋状の副翼4の上下方向
の範囲にわたって筒体2の上下方向に複数段配置されて
いる。この実施の形態では上下方向に4段配置されてい
る。また、上側の各主翼5の間隔をあけた部分の下側に
下段の主翼5が配置されていて、間隔をあけた部分は上
下で交互に主翼5が配置されていて、つまり各主翼5は
上下方向に千鳥状に配置されている。
配置された複数の主翼5は、螺旋状の副翼4の上下方向
の範囲にわたって筒体2の上下方向に複数段配置されて
いる。この実施の形態では上下方向に4段配置されてい
る。また、上側の各主翼5の間隔をあけた部分の下側に
下段の主翼5が配置されていて、間隔をあけた部分は上
下で交互に主翼5が配置されていて、つまり各主翼5は
上下方向に千鳥状に配置されている。
【0025】また、上下に配置された各主翼5は、上下
で各主翼5の円周方向の傾斜方向を交互に逆向きになっ
ている。つまり、例えば上側の各主翼5が時計回り方向
に斜め上向きに傾斜している場合には、下側の各主翼5
は反時計回り方向に斜め上向きに傾斜して設けられてい
る。このように、上下で各主翼5の傾斜方向が異なるこ
とによって、排煙を乱流状態にする働きを有している。
で各主翼5の円周方向の傾斜方向を交互に逆向きになっ
ている。つまり、例えば上側の各主翼5が時計回り方向
に斜め上向きに傾斜している場合には、下側の各主翼5
は反時計回り方向に斜め上向きに傾斜して設けられてい
る。このように、上下で各主翼5の傾斜方向が異なるこ
とによって、排煙を乱流状態にする働きを有している。
【0026】次に、上記発明の実施の形態の構成に基づ
く作用について以下説明する。有害成分を含有した排煙
は排気ダクトbを通って、気液混合器1の筒体2の上端
の気体流入口2aから筒体2の内部に流入する。また、
これに合わせて、筒体2の内部中央に下向きに設けられ
たノズル3からは、排煙中に含まれる有害成分を化学反
応などによって除去する吸収液が霧状に噴霧される。
く作用について以下説明する。有害成分を含有した排煙
は排気ダクトbを通って、気液混合器1の筒体2の上端
の気体流入口2aから筒体2の内部に流入する。また、
これに合わせて、筒体2の内部中央に下向きに設けられ
たノズル3からは、排煙中に含まれる有害成分を化学反
応などによって除去する吸収液が霧状に噴霧される。
【0027】筒体2の内部に流入した有害成分を含有し
た排煙は下方の気体排出口2bに向かって流下する。流
下の途中で有害成分を含有した排煙は、筒体2の中間部
の内部中央に配置された螺旋状の副翼4に沿って旋回し
ながら流下するが、この流下中に旋回する有害成分を含
有した排煙にはその旋回によって遠心力が作用して、そ
の周囲に分散させられる。
た排煙は下方の気体排出口2bに向かって流下する。流
下の途中で有害成分を含有した排煙は、筒体2の中間部
の内部中央に配置された螺旋状の副翼4に沿って旋回し
ながら流下するが、この流下中に旋回する有害成分を含
有した排煙にはその旋回によって遠心力が作用して、そ
の周囲に分散させられる。
【0028】螺旋状の副翼4の周囲には複数の主翼5が
円周方向にしかも上下方向に複数段配置されているた
め、遠心力によって周囲に分散させられた有害成分を含
有した排煙は、周囲の各主翼5によってその流れは乱さ
れる。
円周方向にしかも上下方向に複数段配置されているた
め、遠心力によって周囲に分散させられた有害成分を含
有した排煙は、周囲の各主翼5によってその流れは乱さ
れる。
【0029】即ち、上下に配置された各主翼5は円周方
向に傾斜しており、しかも上下でその傾斜方向が異なる
ため、遠心力によって周囲に分散させられた有害成分を
含有した排煙は、上下でその流れが異なることになって
乱流状態になって、筒体2の内部に滞留する時間が長く
なり、その結果、ノズル3から霧状に噴霧される吸収液
との気液混合接触時間が長くなって、ノズル3から霧状
に噴霧される吸収液との化学反応などが十分に行われる
ことなり、その化学反応などによって、排煙中に含まれ
る有害成分は取り除かれて、その除去効率が高まる。
向に傾斜しており、しかも上下でその傾斜方向が異なる
ため、遠心力によって周囲に分散させられた有害成分を
含有した排煙は、上下でその流れが異なることになって
乱流状態になって、筒体2の内部に滞留する時間が長く
なり、その結果、ノズル3から霧状に噴霧される吸収液
との気液混合接触時間が長くなって、ノズル3から霧状
に噴霧される吸収液との化学反応などが十分に行われる
ことなり、その化学反応などによって、排煙中に含まれ
る有害成分は取り除かれて、その除去効率が高まる。
【0030】そして、主翼5及び副翼4を流下中に、ノ
ズル3から霧状に噴霧される吸収液との化学反応などに
よって、有害成分が除去されて無害化された排煙は、筒
体2の下端の気体排出口2bから排出され、排気ダクト
bを流れて煙突aから大気中に放出される。また、化学
反応などによって排煙中から有害成分を除去した吸収液
も筒体2の下端から排出される。
ズル3から霧状に噴霧される吸収液との化学反応などに
よって、有害成分が除去されて無害化された排煙は、筒
体2の下端の気体排出口2bから排出され、排気ダクト
bを流れて煙突aから大気中に放出される。また、化学
反応などによって排煙中から有害成分を除去した吸収液
も筒体2の下端から排出される。
【0031】なお、この発明は上記発明の実施の形態に
限定されるものではなく、この発明の精神を逸脱しない
範囲で種々の改変をなし得ることは勿論である。例え
ば、上記発明の実施の形態においては、主翼5は上下に
4段配置されている場合で説明したが、2段、3段又は
5段以上配置してもよい。
限定されるものではなく、この発明の精神を逸脱しない
範囲で種々の改変をなし得ることは勿論である。例え
ば、上記発明の実施の形態においては、主翼5は上下に
4段配置されている場合で説明したが、2段、3段又は
5段以上配置してもよい。
【0032】
【発明の効果】以上の記載より明らかなように、この発
明に係る気液混合器によれば、筒体内部の中央部側及び
内周壁面側の全域で万遍なく、有害成分を含有する排煙
と霧状の吸収液との気液混合接触を図ることができ、し
かも、螺旋状副翼の周囲に設けた主翼の働きによって、
排煙の滞留時間を長くして吸収液との気液混合接触時間
を長くすることができるので、排煙と霧状の吸収液との
気液混合接触効率を高めることができ、これにより、排
煙に含まれる有害成分の除去効率を高めることができ
る。更に、多孔板からなる主翼によって霧状の吸収液の
水滴化を可能な限り防いで、吸収液の排煙との接触表面
積が減少するのを防ぐことができ、これにより、吸収液
と排煙との反応効率が低下するのを防ぐことができる。
そして、上述のように排煙に含まれる有害成分の除去効
率を高めることができるので、気液混合器の小型化を図
ることも可能となる等、極めて新規的有益なる効果を奏
するものである。
明に係る気液混合器によれば、筒体内部の中央部側及び
内周壁面側の全域で万遍なく、有害成分を含有する排煙
と霧状の吸収液との気液混合接触を図ることができ、し
かも、螺旋状副翼の周囲に設けた主翼の働きによって、
排煙の滞留時間を長くして吸収液との気液混合接触時間
を長くすることができるので、排煙と霧状の吸収液との
気液混合接触効率を高めることができ、これにより、排
煙に含まれる有害成分の除去効率を高めることができ
る。更に、多孔板からなる主翼によって霧状の吸収液の
水滴化を可能な限り防いで、吸収液の排煙との接触表面
積が減少するのを防ぐことができ、これにより、吸収液
と排煙との反応効率が低下するのを防ぐことができる。
そして、上述のように排煙に含まれる有害成分の除去効
率を高めることができるので、気液混合器の小型化を図
ることも可能となる等、極めて新規的有益なる効果を奏
するものである。
【図1】この発明の実施の形態を示す気液混合器の要部
斜視図である。
斜視図である。
【図2】この発明の実施の形態を示す気液混合器の要部
平面図である。
平面図である。
【図3】この発明の実施の形態を示す気液混合器の要部
側面図である。
側面図である。
【図4】この発明の実施の形態を示す気液混合器の配置
図である。
図である。
1 気液混合器 2 筒体 2a 気体流入口 2b 気体排出口 3 ノズル 4 副翼 4a 心棒 5 主翼 5a 孔 a 煙突 b 排気ダクト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B01F 5/00 B01D 53/34 130Z B01J 10/00 103 (72)発明者 小倉 理一 長崎県北松浦郡小佐々町黒石免字小島339 −41株式会社ジャパンアクアテック内 (72)発明者 音成 直樹 長崎県北松浦郡小佐々町黒石免字小島339 −41株式会社ジャパンアクアテック内
Claims (1)
- 【請求項1】 上下方向に設置される筒体の上端に気体
流入口を形成し、筒体の下端に気体排出口を形成し、筒
体の内部中央の上部に液体を霧状に噴霧するノズルを下
向きに設け、該ノズルの下方の円筒状筒体の内部中央に
螺旋状の副翼を上下方向に配置し、該螺旋状副翼の周囲
の円周方向に間隔をあけて多孔板からなる複数の主翼を
円周方向に対して同一方向に傾斜させ且つ内部中央方向
下向きに僅かに傾斜させて円筒状筒体の内壁面に密着さ
せて配置し、円周方向に間隔を開けて配置された複数の
主翼を上記螺旋状副翼の上下範囲にわたってその周囲に
上下方向に千鳥状に複数段配置すると共に、上下の各主
翼の円周方向の傾斜方向を各段交互に逆向きにして設け
たことを特徴とする気液混合器。
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|---|---|---|---|
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|---|---|
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ID=18140944
Family Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP07322189A Expired - Fee Related JP3088648B2 (ja) | 1995-11-15 | 1995-11-15 | 気液混合器 |
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|---|---|
| JP (1) | JP3088648B2 (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100477433B1 (ko) * | 2002-10-08 | 2005-03-23 | 두산중공업 주식회사 | 배기가스 덕트의 암모니아 혼합장치 |
| KR100779618B1 (ko) * | 2006-12-22 | 2007-11-28 | 재단법인 포항산업과학연구원 | 2단 보르텍스 튜브를 이용한 이산화탄소 흡수제거 장치 및그 방법 |
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-
1995
- 1995-11-15 JP JP07322189A patent/JP3088648B2/ja not_active Expired - Fee Related
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