JPH09141050A - 排煙脱硫プラントのガス吸収装置内部の洗浄方法および洗浄装置 - Google Patents

排煙脱硫プラントのガス吸収装置内部の洗浄方法および洗浄装置

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JPH09141050A
JPH09141050A JP7329698A JP32969895A JPH09141050A JP H09141050 A JPH09141050 A JP H09141050A JP 7329698 A JP7329698 A JP 7329698A JP 32969895 A JP32969895 A JP 32969895A JP H09141050 A JPH09141050 A JP H09141050A
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JP
Japan
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liquid
gas
solid
cleaning
absorption
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Pending
Application number
JP7329698A
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English (en)
Inventor
Yoshio Ogawa
芳雄 小川
Kazuya Kumagai
和也 熊谷
Noboru Takei
昇 武井
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Chiyoda Corp
Original Assignee
Chiyoda Chemical Engineering and Construction Co Ltd
Chiyoda Corp
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Publication date
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  • Treating Waste Gases (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置全体の水バランスを変更することなく固
体滞留部位を洗浄することができ、長期間にわたって安
定的な運転を行なうことができて信頼性が向上した排煙
脱硫プラントが得られる排煙脱硫プラントのガス吸収装
置内部の洗浄方法および洗浄装置を得る。 【解決手段】 排煙脱硫プラントのガス吸収装置21内
部の固体滞留部位を洗浄するに際して、液貯留部24内
の吸収液石膏スラリーを、固液分離手段61によって石
膏濃度が10wt%以下の清澄液とその他の濃縮液とに分
離し、上記清澄液によってガス吸収装置21内部の固体
滞留部位を洗浄して、洗浄後の液を再び上記吸収液中に
戻すとともに、これと並行して上記濃縮液を再び液貯留
部24内の吸収液中に戻すことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、排ガスと石灰石ス
ラリー吸収液とをガス吸収装置で接触させ、さらに吸収
液に空気を導入して排ガス中の亜硫酸ガスを石膏として
除去する排煙脱硫プラントのガス吸収装置内部の洗浄方
法および洗浄装置に関し、更に詳細には、従来のガス吸
収装置に比べてガス通過損失圧力の経時的な上昇がな
く、よって信頼性を向上させることが可能となるガス吸
収装置内部の洗浄方法および洗浄装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】排ガスから亜硫酸ガス等の有害物質を除
去するために、湿式ガス処理法が多用されている。ここ
で、上記湿式排ガス処理法とは、排ガスと吸収液とを気
液接触させ、排ガス中の有害物質、例えば排ガス中の亜
硫酸ガスを硫酸塩として固定化、除去する方法である。
この際に使用される吸収液は、亜硫酸ガスを硫酸塩とし
て固定する吸収剤、例えば石灰石を水に溶解及び/又は
懸濁させたものを含むスラリー状水溶液(以下、吸収液
と略称する。)である。
【0003】従来、湿式排煙脱硫法は、主として、図5
に示すような吸収塔型湿式排煙脱硫装置(排煙脱硫プラ
ント)により実施されてきた。この吸収塔型湿式排煙脱
硫装置は、スプレー式吸収塔(ガス吸収装置)2と、石
灰石スラリー槽3と、石膏脱水機4とを備えている。排
ガスは、吸収塔入口ダクト1から上記吸収塔2に導入さ
れる。一方、吸収塔2下部の液貯留部5に貯えられた吸
収液は、スラリーポンプ6により昇圧され、吸収塔2頂
部からスプレーされる。排ガスは、吸収塔2内でスプレ
ーされた吸収液と気液接触し、排ガス中の硫黄酸化物、
煤塵等の有害物質が除去される。ここで吸収液として
は、例えば、上述したように石灰石スラリーが使用され
る。この石灰石スラリーは、上記石灰石スラリー槽3内
で所定濃度に調整され、スラリー供給ポンプ7によって
吸収塔2に所定量供給される。
【0004】上記排ガス中の亜硫酸ガスは、吸収液に吸
収されて反応し、反応生成物として亜硫酸カルシウムに
転化する。この亜硫酸カルシウムは、排ガス中の余剰酸
素及び吸収塔2下部の液貯留部5の吸収液層に空気供給
管8から吹き込まれた空気中の酸素により酸化されて石
膏となる。このようにして生成した石膏と未反応の石灰
石を含むスラリーは、吸収塔液貯留部5からスラリーポ
ンプ6により抜き出され、その一部は吸収液として吸収
塔頂部からスプレーされ、残部はタンク9に導かれ、そ
の底部から濃厚なスラリーが移送ポンプ10により抜き
出されて上記脱水機4に送られ、そこで脱水され、粉末
石膏として回収される。他方、脱水後の濾液の一部は脱
水機排水槽11に一旦貯えられ、更に脱水機排水ポンプ
12により昇圧され、上記石灰石スラリー槽3の補給水
に再利用される。また、脱水後の濾液の残部は、排水と
して排水処理装置13に送水される。吸収塔2内で処理
された排ガスは、ミストエリミネータ14によって同伴
した吸収液ミストが除去された後、大気中に放出され
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】近年、環境保護の要求
が益々高まるとともに、排煙脱硫装置の信頼性が求めら
れてきており、1年間あるいは更に2年間を越える長期
間連続運転が可能な排煙脱硫装置が要求されてきてい
る。しかしながら、石灰石スラリーを吸収剤とする排煙
脱硫装置では、吸収剤たる石灰石、副生物たる石膏が固
体であるため、本質的に流動性に劣り、制御されない状
態でガス吸収装置の器壁、特にミストエリミネーター、
吸収ゾーン下流部および/または上流部、ポケット部な
どに滞留、堆積、あるいは固着することがあった(以
下、滞留、堆積、あるいは固着を滞留と総称する)。
【0006】このような固体滞留部位としては、吸収機
構の形式を問わず各種の排煙脱硫プラントにおいて、排
ガス下流側のミストエリミネーターが共通して該当する
箇所であり、また例えば、スプレー塔にあってはスプレ
ーヘッド下流部もその箇所であり、さらに充填物を介し
て排ガスを吸収液内に分散させる方式、いわゆるパッキ
ング充填方式の排ガス処理塔では、充填物の上部空間に
固形物が閉塞する箇所が該当する。さらに、後述するジ
ェットパブリング方式では、そのような箇所は限定され
るが、例えばガス分散空間の下部デッキ、ガス集合空間
の上部デッキのような水平な部位では固形物が堆積する
こともある。いずれにせよ、この種の排煙脱硫プラント
においては、亜硫酸ガスの除去に起因して生成される固
体物質が滞留する箇所が生じてしまうという共通の問題
点があり、そのような固体滞留部位の少ない排煙脱硫吸
収槽を実現することが望まれている。
【0007】このため、従来は、これらの固体滞留部位
に、液を適当な流量でかけること(スラリー化)によ
り、流動化すること、つまり洗浄することが行われてき
た。しかしながら、液として当該洗浄に十分な量の水を
用いると、排煙脱硫装置はプロセスによって定まる水バ
ランスで運転されているので、洗浄に要した分だけその
まま排水が増えるという問題点があった。そこで、上記
排煙脱硫装置の運転と並行して、上記石灰石スラリー槽
3に補給水を供給する図示されない補給水供給ラインか
らの補給水や、石膏スラリーの脱水によって得られた脱
水機排水槽11内の母液を脱水機排水ポンプ12の吐出
側枝配管を介して上記固体滞留部位に供給することによ
り、当該固体滞留部位の洗浄を行なうことも考えられる
が、上記補給水供給ラインからの補給水については、排
ガスを冷却するための冷却水用として用いられる他、図
5には詳細ラインとして示されていないが、空気供給管
8から供給される酸化用空気の増湿用、あるいは各種回
転機械のシール液用といった様々な用途があり、当該排
煙脱硫装置全体として一定の水バランスの上で運用され
ていることから、上述した固体滞留部位の洗浄用として
充分な量を確保することが難しいという問題点があっ
た。
【0008】他方、石膏スラリーの脱水によって得られ
た母液については、上記石灰石スラリー槽3に供給され
て石灰石粉をスラリー化する液等として使用する他、さ
らに次にような問題があった。すなわち、例えば排ガス
中のSO2 濃度が低い時には、吸収塔2の液貯留部5か
らの吸収液石膏スラリーの取り出し量が少なくなるた
め、おのずと石膏脱水機4において分離された母液の量
も少なくなり、この結果上記固体滞留部位を洗浄するた
めに充分な洗浄液の量を確保することが困難になるので
ある。
【0009】本発明は、上述した従来の各種排煙脱硫プ
ラントが有する課題を有効に解決すべくなされたもの
で、装置全体の水バランスを変更することなく固体滞留
部位を洗浄することができ、よって吸収液のドライアッ
プに起因する石膏の析出等によって経時的に脱硫可能な
排ガス量の低下を招くことがなく、長期間にわたって安
定的な運転を行なうことができて信頼性が向上した排煙
脱硫プラントが得られる排煙脱硫プラントのガス吸収装
置内部の洗浄方法および洗浄装置を提供することを目的
とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の本発明に係る排煙脱硫プラントの
ガス吸収装置内部の洗浄方法は、排ガスと循環供給され
るガス吸収装置内の液貯留部の石灰石スラリー吸収液と
を接触させ、さらに吸収液に空気を導入して上記排ガス
中の亜硫酸ガスを石膏スラリーとして除去するととも
に、上記液貯留部内に生成した上記石膏スラリーをスラ
リーポンプで抜き出し、石膏脱水機において固液分離し
て石膏として回収した後に、得られた母液を上記吸収液
として戻す排煙脱硫プラントの上記ガス吸収装置内部を
洗浄するに際して、上記液貯留部内の吸収液石膏スラリ
ーを、固液分離手段によって石膏濃度が10wt%以下の
清澄液とその他の濃縮液とに分離し、上記清澄液によっ
て上記ガス吸収装置内部の固体滞留部位を洗浄して、洗
浄後の液を再び上記吸収液中に戻すとともに、これと並
行して上記濃縮液を再び上記液貯留部内の吸収液中に戻
すことを特徴とするものである。なお、上記洗浄液とし
て、上記固液分離装置により石膏濃度が望ましくは3wt
%以下の清澄液とされた吸収液石膏スラリーを用いれ
ば、さらに好適である。
【0011】ここで、請求項2に記載の発明は、上記請
求項1に記載の固体滞留部位が、ミストエリミネーター
の上流部、中間部、または下流部であることを特徴とす
るものであり、さらに請求項3に記載の発明は、上記ガ
ス吸収装置が、ジェットバブリング式吸収反応槽である
ことを特徴とするものである。また、請求項4に記載の
発明は、上記請求項1に記載のガス吸収装置が、充填物
を介して排ガスを吸収液内に分散させるパッキング充填
方式の排ガス処理塔である場合に、上記固体滞留部位
が、ガス吸収ゾーンの上流部および下流部の少なくとも
一箇所であることを特徴とするものである。
【0012】次いで、請求項5に記載の本発明に係る排
煙脱硫プラントのガス吸収装置内部の洗浄装置は、排ガ
スと循環供給されるガス吸収装置内の液貯留部の石灰石
スラリー吸収液とを接触させ、さらに吸収液に空気を導
入して上記排ガス中の亜硫酸ガスを石膏スラリーとして
除去するとともに、上記液貯留部内に生成した上記石膏
スラリーをスラリーポンプで抜き出し、石膏脱水機にお
いて固液分離して石膏として回収した後に、得られた母
液を上記吸収液として戻す排煙脱硫プラントの上記ガス
吸収装置内部を洗浄するための装置であって、上記吸収
液石膏スラリーを石膏濃度が10wt%以下の清澄液と、
その他の濃縮液とに固液分離して上記清澄液を洗浄液供
給管を介して洗浄液として供給する固液分離装置と、こ
の固液分離装置の洗浄液供給管の先端部に設けられて上
記洗浄液をガス吸収装置内部の固体滞留部位に向けて噴
射させる洗浄手段とを有してなることを特徴とするもの
である。
【0013】また、請求項6に記載の発明は、上記請求
項5に記載の固液分離装置が、上記液貯留部内の吸収液
石膏スラリーを吸引するポンプと、このポンプによって
取り出された吸収液石膏スラリーを固液分離する液体サ
イクロンと、この液体サイクロンで分離された上記濃縮
液を上記ガス吸収装置の液貯留部内に戻す戻り管とを備
えてなることを特徴とするものであり、他方、請求項7
に記載の発明は、上記請求項5に記載の固液分離装置
が、上記液貯留部内の吸収液石膏スラリーを吸引するポ
ンプと、このポンプによって取り出された吸収液石膏ス
ラリーを固液分離するシックナと、このシックナで分離
された上記濃縮液を上記ガス吸収装置の液貯留部内に戻
す戻り管とを備えてなることを特徴とするものである。
さらに、請求項8に記載の発明は、上記請求項6または
7に記載のポンプが、上記スラリーポンプを兼用してい
ることを特徴とするものである。
【0014】また、請求項9に記載の発明は、上記請求
項5に記載の固液分離装置が、上記ガス吸収装置の液貯
留部側壁に一体的に配設されて重力により上記清澄液を
得る固液分離器と、この固液分離器で得られた上記清澄
液を上記洗浄装置に供給する移送ポンプとを備えてなる
ことを特徴とするものである。そして、請求項10に記
載の発明は、上記請求項5〜9のいずれかに記載のガス
吸収装置が、ジェットバブリング式吸収反応槽であるこ
とを特徴とするものである。
【0015】請求項1に記載の本発明に係る洗浄方法お
よび請求項5に記載の洗浄装置によれば、液貯留部内で
生成される吸収液石膏スラリーを固液分離して得られた
清澄液をガス吸収塔およびその関連機器の固体滞留部位
へかけてその洗浄作用により、固体滞留部位をなくして
しまうことにより、ガス通過損失圧力の経時的な上昇を
防止して、排煙脱硫装置の長期安定運転性を確保するこ
とができ、よって信頼性が向上した排煙脱硫プラントを
得ることが可能となる。この際に、上記洗浄液として固
液分離装置により石膏濃度が10wt%以下、望ましくは
3wt%以下の清澄液とされた吸収液石膏スラリーを供給
しているので、上記固体滞留部位の洗浄によって当該部
位にエロージョン対策を別途考慮する必要がない。加え
て、上記固液分離装置により、洗浄液として液貯留部内
で生成される吸収液石膏スラリーを供給しており、かつ
固体滞留部位を洗浄した後の液は、ガス吸収塔内の液貯
留部の吸収液中に送られるため、結局上記洗浄液はガス
供給塔内でリサイクルされることになり、よって装置全
体の水バランスに影響を与えることがない。
【0016】ここで、前記固体滞留部位としては、請求
項2に記載の本発明の好適な実施態様のように、吸収ゾ
ーン後段のミストエリミネーターが、各種の排煙脱硫プ
ラントにおいて共通する最も固体が付着、堆積、あるい
は固着しやすい部位である。特にスプレー方式の吸収塔
では微細なミストが固形物を伴ってこの部位で分離する
ので、固形物の滞留が避けられない。従って、この部位
に本発明の方法を適用することによって固形物が滞留し
なくなり、排煙のガス圧力損失が上昇することが防止さ
れる。なお、上記ミストエリミネータの上流側に液をか
けるのが好適であり、ミストエリミネーターが二段に設
置される場合はその間にスプレー手段を用いて一様に洗
浄することも効果がある。その下流にも時として用いて
よいが、全体の効果を考えて最適な洗浄液の分配を行う
ことが好ましい。
【0017】またこの際に、上記洗浄液には固形物が少
ないことが望ましく、この点では請求項3または10に
記載の発明のように、上記ガス吸収装置としてジェット
バブリング式吸収反応槽に適用した場合には、得られた
石膏の粒度が大きく、よって固液分離装置において分離
された後の液は極めて清澄であるので好ましい。加え
て、上記液貯留部内の吸収液石膏スラリーから分離され
た清澄液によって固体滞留部位を洗浄したのち、再びこ
れを液貯留部内に戻しているので、当該液貯留部におけ
る吸収液面に変動を与えるといった不都合もない。
【0018】さらに、ミストエリミネーターと異なる固
体滞留部位としては、例えば請求項4に記載の発明のよ
うにパッキング充填方式の排ガス処理塔にあっては、ガ
ス吸収ゾーンの上流部および下流部であり、よってこれ
らの少なくとも一箇所に本発明に係る洗浄方法を適用す
ることによって固形物が滞留しなくなり、排煙のガス圧
力損失が上昇することが防止される。さらにまた、上述
した以外の固体滞留部位としては、スプレー塔の液分配
ヘッダー、充填塔の液分配板、またはジェットバブリン
グ式吸収反応槽にあっては、上部および/または下部デ
ッキ、および一般的には吸収塔内のガス相の構成部位で
水平な位置にある箇所が挙られ、また垂直もしくは傾斜
している箇所であっても、固形物が何らかの理由で滞留
し易い箇所は、本発明における洗浄の対象箇所である。
【0019】ここで、請求項6に記載の発明によれば、
上記固液分離装置として上述した清澄液の分離性能に優
れる液体サイクロンを用いているので、石膏濃度が10
wt%以下、さらに好ましくは3wt%以下の清澄液を容易
に得て、上記洗浄液として供給することが可能となる。
また、上記液体サイクロンによって分離された濃縮液
は、戻り管を介して再びガス吸収装置内の吸収液中に戻
されるため、上記吸収液のリサイクルを乱すことがな
い。さらには、請求項7に記載の発明のように、上記液
体サイクロンに代えてシックナを用いても良い。これら
の場合に、請求項8に記載の発明によれば、上記ガス吸
収装置から取り出した吸収液石膏スラリーを液体サイク
ロンまたはシックナへ送るポンプが、上記吸収液石膏ス
ラリーを石膏脱水機に送るスラリーポンプを兼用してい
るので、別途ポンプを必要とせず経済的である。
【0020】ところで、上記請求項7に記載の発明のよ
うに、液体サイクロンに代えて、シックナーのような固
液分離器を採用することは可能であるが、かかる固液分
離器を別途用いた場合には、当該固液分離器の他に、清
澄液を貯留しておくための中間タンクが別途必要とな
る。しかるに、請求項9に記載の発明においては、上記
固液分離装置として、ガス吸収装置の液貯留部側壁に一
体的に配設された固液分離器を用いているので、液貯留
部内の吸収液石膏スラリーは、この固液分離器において
重力により石膏粒子が分離されて清澄液とされ、直接移
送ポンプによって洗浄液供給管に供給される。この結
果、上述したような中間タンクを必要とせずに経済的で
あるとともに、保守管理が容易となる。
【0021】
【実施の形態1】図1は、本発明に係る排煙脱硫プラン
トのガス吸収装置内部の洗浄装置を、図5に示した吸収
塔型湿式排煙脱硫プラントに適用した第1の実施形態を
示すもので、図5に示したものと同一構成部分について
は、同一符号を付してその説明を省略する。図1におい
て、この吸収塔型湿式排煙脱硫プラントには、吸収塔
(ガス吸収装置)2内で生成した石膏と未反応の石灰石
を含むスラリーからなる吸収液石膏スラリーを、清澄液
とその他の濃縮液とに固液分離し、得られた上記清澄液
を洗浄液供給管15を介して洗浄液として上記ミストエ
リミネータ14に供給する固液分離装置16と、この固
液分離装置16の洗浄液供給管15の先端部に設けられ
て上記洗浄液を上記ミストエリミネータ14に向けて噴
射させる図示されないスプレーノズル(洗浄手段)とを
備えた洗浄装置が設けられている。
【0022】ここで、上記固液分離装置16は、上記液
貯留部5内の吸収液石膏スラリーを吸引するスラリーポ
ンプ(ポンプ)6と、このスラリーポンプ6によって取
り出された吸収液石膏スラリーを上記タンク9へ移送す
るライン9aに枝配管された管路17と、この管路17
の先端に配設されて上記吸収液石膏スラリーを固液分離
する液体サイクロン18と、この液体サイクロン18の
底部から上記吸収塔(ガス吸収装置)2の液貯留部5内
へと導かれた戻り管19とから構成されており、スラリ
ーポンプ6から連続的にまたは間欠的に管路17を介し
て液体サイクロン18に移送された吸収液石膏スラリー
が、この液体サイクロン18において、石膏濃度が10
wt%以下、好ましくは3wt%の清澄液とその他の濃縮液
とに分離されるとともに、上記濃縮液がそのまま上記戻
り管19から吸収塔2に戻されるようになっている。
【0023】これにより、上記排煙脱硫プラントにあっ
ては、当該排煙脱硫装置の運転と並行して、間欠的にあ
るいは連続的に、洗浄液供給管15から供給される洗浄
液によってミストエリミネータ14に堆積または析出し
た石膏や塵灰等の固形物を溶解・洗浄することができる
ため、上記石膏の固形物等によって経時的に脱硫可能な
排ガス量の低下を招くおそれがなく、よって長期間にわ
たって安定的な運転を行なうことができる。しかも、上
記洗浄液として液貯留部5内で生成される吸収液石膏ス
ラリーから分離した清澄液を供給しており、かつ上記ミ
ストエリミネータ14を洗浄した液は再び液貯留部5の
吸収液中に戻されるため、結局上記洗浄液は吸収塔2内
でリサイクルされることになり、よって装置全体の水バ
ランスに影響を与えることがない。加えて、液体サイク
ロン18によって、洗浄液として石膏濃度が10wt%以
下、さらに好ましくは3wt%以下とされた清澄液を用い
ているので、上記ミストエリミネータ14に別途石膏粒
子に起因するエロージョン対策を講ずる必要がない。
【0024】
【実施の形態2】図2は、本発明に係る排煙脱硫プラン
トのガス吸収装置内部の洗浄装置を、排煙脱硫プラント
のジェットバブリング式吸収反応槽に適用した第2の実
施形態を示すものであり、当該プラントにおける反応槽
以外の構成については、図1および図5に示したものと
概ね同様であるために、同一構成部分については同一符
号を付して説明を簡略化する。図2において、この反応
槽(ガス吸収装置)21内は、隔壁となる円板状の下部
デッキ22および上部デッキ23により、石灰石(Ca
CO3)を溶解または懸濁した水溶液からなる吸収液を
一定の液面高さに貯留する液貯留部24と、上下部デッ
キ22、23間にあって排ガスの入口ダクト25が接続
された入口プレナム26と、上部デッキ23上方にあっ
て排ガスの出口ダクト27と連通する出口プレナム28
とに画成されている。上記下部デッキ22には、多数の
開口部が穿設されており、各開口部には、スパージャー
パイプ29…が垂設されている。ここで、各スパージャ
ーパイプ29は、その下端開口部が初期吸収液面より下
方に位置する長さ寸法に設定されており、上記吸収液中
にある下部外周壁には、排ガスの噴出孔が穿設されてい
る。他方、上記下部デッキ22と上部デッキ23との間
には、上記液貯留部24の吸収液面上の空間を出口プレ
ナム28側に連通させるガスライザー30…が配設さ
れ、さらに上記出口ダクト27内には、ミストエリミネ
ータ31が配設されている。
【0025】そして、この排煙脱硫プラントにおいて
も、反応槽(ガス吸収装置)21内で生成した石膏と未
反応の石灰石を含むスラリーからなる吸収液石膏スラリ
ーを、固液分離し、得られた上記清澄液を洗浄液供給管
60を介して洗浄液として固体滞留部位である上記ミス
トエリミネータ31に供給する固液分離装置61と、こ
の固液分離装置61の洗浄液供給管60の先端部に設け
られて上記洗浄液を上記ミストエリミネータ31に向け
て噴射させる図示されないスプレーノズル(洗浄手段)
とを備えた洗浄装置が設けられている。この洗浄液供給
装置61は、図2に示すように、上記液貯留部24内の
吸収液石膏スラリーを吸引する前述したスラリーポンプ
(ポンプ)6と、このスラリーポンプ6によって取り出
された吸収液石膏スラリーをタンク9を介して石膏脱水
機4へ送る吐出管9aに枝配管された排出管62と、こ
の排出管62の先端部が接続されて上記吸収液石膏スラ
リーを固液分離する液体サイクロン63と、この液体サ
イクロン63で分離された濃縮液を上記反応槽21の液
貯留部24内に戻す戻り管64とから構成されたもので
ある。
【0026】なお、上記排煙脱硫プラントにおいては、
要すれば上記洗浄液を上記反応槽21の上下部デッキ2
2、23上に向けて噴射させることにより、当該上下部
デッキ22、23上を洗浄するようにしてもよい。上記
構成からなる反応槽21を用いた排煙脱硫プラントによ
って、例えばボイラーの排ガス中に含まれる亜硫酸ガス
(SO2)等を除去するには、予め排ガスを上記反応槽
21の前段に設けられた冷却器において、吸収液の一部
を循環水として用いた冷却水により増湿冷却したうえ
で、入口ダクト25から入口プレナム26に送気する。
すると、当該排ガスは、各スパージャーパイプ29の下
端噴出孔から水平方向に噴出し、吸収液と激しく混合し
て液相連続のジェットバブリング層を形成する。そし
て、このジェットバブリング層において高効率な気液接
触が行われ、SO2が吸収される。このようにして、脱
硫された排ガスは、ガスライザー30を介して出口プレ
ナム28に集められ、出口ダクト27からミストエリミ
ネータを31介して外部に排出される。
【0027】また、これと並行して、SO2を酸化・中
和することによって、吸収液中には石膏が生成し、これ
が結晶成長して粗大粒子化することにより吸収液石膏ス
ラリーとなる。そして、上記吸収液石膏スラリーを、ス
ラリーポンプ6より反応槽21の液貯留部24から抜き
出して排出管62から液体サイクロン63に送る。する
と、吸収液石膏スラリーは、上記液体サイクロン63に
おいて固液分離され、石膏濃度が3wt%以下の清澄液
と、その他の濃縮液とに分離され、当該濃縮液は、戻り
管64から再び反応槽21内の液貯留部24に戻され
る。他方、上記清澄液は、洗浄液供給管60に送られ、
スプレーノズルから噴射されることにより、上記ミスト
エリミネータ31に堆積した石膏分が洗浄される。そし
て、洗浄後の液は、再び反応槽21の液貯留部24内の
吸収液中に戻される。
【0028】したがって、上記排煙脱硫装置によって
も、当該排煙脱硫装置の運転と並行して、ミストエリミ
ネータ31における固体滞留部位を溶解・洗浄すること
ができるため、上記石膏の固形物等によって経時的に脱
硫可能な排ガス量の低下を招くおそれがなく、よって長
期間にわたって安定的な運転を行なうことができるとと
もに、洗浄した液は再び液貯留部24内の吸収液中に戻
されるため、結局上記洗浄液は反応槽24内でリサイク
ルされることになり、よって装置全体の水バランスに影
響を与えることがない。この際に、特に上記ジェットバ
ブリング式吸収反応槽21にあっては、得られた石膏の
粒度が大きく、脱水後の濾液または母液は極めて清澄で
あるので、図1に示したものよりも優れた洗浄効果を得
ることができる。加えて、上記液貯留部24内の吸収液
石膏スラリーから分離された清澄液によってミストエリ
ミネータ31を洗浄したのち、再びこれを液貯留部24
内に戻しているので、当該液貯留部24における吸収液
面に変動を与えるといった不都合もない。
【0029】
【実施の形態3】図3は、本発明に係る排煙脱硫プラン
トのガス吸収装置内部の洗浄装置の第3の実施形態を示
すもので、図2に示したものと同一構成部分について
は、同一符号を付してその説明を省略する。図3におい
て、この例の排煙脱プラントにおいては、上記固液分離
装置61に代えて、固液分離装置70を用いた洗浄装置
が設けられている。この固液分離装置70は、上記反応
槽21の液貯留部24側壁に一体的に配設されたシック
ナ(固液分離器)71と、このシックナ71の清澄液タ
ンク71a内に蓄えられた清澄液を移送する移送ポンプ
72と、この移送ポンプ72の吐出側から上記ミストエ
リミネータ31に導かれた洗浄液供給管73とからなる
ものである。ここで、上記シックナ71の内部には、吸
収液石膏スラリーの固液分離を行なうための、天井部か
ら下方の吸収液面下まで垂下する隔板74と、底面側か
ら吸収液面近傍まで立設された隔板75とが交互に配設
されている。
【0030】上記構成からなる排煙脱硫プラントにおい
ては、移送ポンプ72によってシックナ71の清澄液タ
ンク71a内に蓄えらた清澄液を、洗浄液供給管73を
介してその先端のスプレーノズルに送ることにより、上
記ミストエリミネータ31における固液滞留部位が洗浄
される。他方、シックナ71の清澄液タンク71a内の
清澄液が移送ポンプ72によって吸引されるに連れて、
新たな吸収液石膏スラリーが上記シックナ71内に供給
され、上記隔板74を経るに連れて重力により固液分離
され、さらに上記清澄液タンク71a内に清澄液が蓄え
られて行く。これと並行して、シックナ71で分離され
た石膏粒子成分は、そのまま液貯留部24の吸収液中に
戻されて行く。
【0031】したがって、この例に排煙脱硫装置にあっ
ても、上記第2の実施形態におけるものと同様の作用効
果を得ることができるとともに、さらに上記固液分離装
置70として、反応槽21の液貯留部24側壁に一体的
に配設されたシックナ71を用いているので、液貯留部
24内の吸収液石膏スラリーをこのシックナ71におい
て重力により固液分離し、得られた清澄液を直接移送ポ
ンプ72によって洗浄すべき固体滞留部位に供給するこ
とができ、よって別途清澄液を蓄えるための中間タンク
等を必要とせずに経済的であるとともに、保守管理が容
易となるといった効果が得られる。
【0032】なお、図3に示したシックナ71に代え
て、例えば図4に示すように、内部に固液を分離するた
めの複数の傾斜板80…が互いに平行に配設されたシッ
クナ(固液分離器)81を設け、このシックナ81の清
澄液タンク81a内に蓄えられた清澄液を移送ポンプ7
2によって洗浄水として供給するようにしてもよい。ま
た、上記実施形態の説明においては、本発明に係る排煙
脱硫プラントのガス吸収装置内部の洗浄装置を、吸収塔
型湿式排煙脱硫プラントおよびジェットパブリング方式
の反応槽を用いた排煙脱硫プラントに適用した場合につ
いて説明したが、これに限るものではなく、充填物を介
して排ガスを吸収液内に分散させるパッキング充填方式
の排ガス処理塔を用いた排煙脱硫プラントにおける上記
排ガス吸収塔のガス吸収ゾーンの上流部および下流部の
少なくとも一箇所の洗浄に適用しても同様の作用効果を
得ることが可能である。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る排煙
脱硫プラントのガス吸収装置内部の洗浄方法および洗浄
装置によれば、排煙脱硫プラントの所要の水バランスを
損うことなく、従来のガス吸収装置に比べてガス通過損
失圧力の経時的な上昇がなく、信頼性が向上したガス吸
収装置を得ることができる。特に、請求項3または7に
記載の発明のように、ジェットバブリング式気液接触機
構を用いて排煙を処理するプラントに適用した場合に
は、生成される石膏の粒度が大きいので、清澄な母液を
得ることができ、よってこれを洗浄液として用いること
によって優れた洗浄効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る洗浄装置の第1の実施形態を示す
概略系統図である。
【図2】本発明に係る洗浄装置の第2の実施形態を示す
概略系統図である。
【図3】本発明に係る洗浄装置の第3の実施形態を示す
概略系統図である。
【図4】図3の固液分離装置の変形例を示す要部の概略
構成図である。
【図5】従来のスプレー塔型湿式排煙脱硫プラントの概
略系統図である。
【符号の説明】
2 吸収塔(ガス吸収装置) 4 石膏脱水機 5、24 液貯留部 6 スラリーポンプ 8 空気供給管 14、31 ミストエリミネータ 15、60、73 洗浄液供給管 16、61、70 固液分離装置(固液分離手段) 18、63 液体サイクロン 19、64 戻り管 21 ジェットバブリング式吸収反応槽(ガス吸収装
置) 71、81 シックナ(固液分離器) 72 移送ポンプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B01D 53/34 ZAB B01D 47/00 Z B04C 9/00 53/34 ZAB // B01D 47/00 125E

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 排ガスと循環供給されるガス吸収装置内
    の液貯留部の石灰石スラリー吸収液とを接触させ、さら
    に吸収液に空気を導入して上記排ガス中の亜硫酸ガスを
    石膏スラリーとして除去するとともに、上記液貯留部内
    に生成した上記石膏スラリーをスラリーポンプで抜き出
    し、石膏脱水機において固液分離して石膏として回収し
    た後に、得られた母液を上記吸収液として戻す排煙脱硫
    プラントの上記ガス吸収装置内部を洗浄する方法であっ
    て、 上記液貯留部内の吸収液石膏スラリーを、固液分離手段
    によって石膏濃度が10wt%以下の清澄液とその他の濃
    縮液とに分離し、上記清澄液によって上記ガス吸収装置
    内部の固体滞留部位を洗浄して、洗浄後の液を再び上記
    吸収液中に戻すとともに、これと並行して上記濃縮液を
    再び上記液貯留部内の吸収液中に戻すことを特徴とする
    排煙脱硫プラントのガス吸収装置内部の洗浄方法。
  2. 【請求項2】 上記固体滞留部位が、ミストエリミネー
    ターの上流部、中間部、または下流部であることを特徴
    とする請求項1に記載の排煙脱硫プラントのガス吸収装
    置内部の洗浄方法。
  3. 【請求項3】 上記ガス吸収装置は、ジェットバブリン
    グ式吸収反応槽であることを特徴とする請求項1または
    2に記載の排煙脱硫プラントのガス吸収装置内部の洗浄
    方法。
  4. 【請求項4】 上記ガス吸収装置は、充填物を介して排
    ガスを吸収液内に分散させるパッキング充填方式の排ガ
    ス処理塔であり、かつ上記固体滞留部位が、ガス吸収ゾ
    ーンの上流部および下流部の少なくとも一箇所であるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の排煙脱硫プラントのガ
    ス吸収装置内部の洗浄方法。
  5. 【請求項5】 排ガスと循環供給されるガス吸収装置内
    の液貯留部の石灰石スラリー吸収液とを接触させ、さら
    に吸収液に空気を導入して上記排ガス中の亜硫酸ガスを
    石膏スラリーとして除去するとともに、上記液貯留部内
    に生成した上記石膏スラリーをスラリーポンプで抜き出
    し、石膏脱水機において固液分離して石膏として回収し
    た後に、得られた母液を上記吸収液として戻す排煙脱硫
    プラントの上記ガス吸収装置内部を洗浄するための装置
    であって、 上記吸収液石膏スラリーを石膏濃度が10wt%以下の清
    澄液と、その他の濃縮液とに固液分離して上記清澄液を
    洗浄液供給管を介して洗浄液として供給する固液分離装
    置と、この固液分離装置の洗浄液供給管の先端部に設け
    られて上記洗浄液を上記ガス吸収装置内部の固体滞留部
    位に向けて噴射させる洗浄手段とを有してなることを特
    徴とする排煙脱硫プラントのガス吸収装置内部の洗浄装
    置。
  6. 【請求項6】 上記固液分離装置は、上記液貯留部内の
    吸収液石膏スラリーを吸引するポンプと、このポンプに
    よって取り出された吸収液石膏スラリーを固液分離する
    液体サイクロンと、この液体サイクロンで分離された上
    記濃縮液を上記ガス吸収装置の液貯留部内に戻す戻り管
    とを備えてなることを特徴とする請求項5に記載の排煙
    脱硫プラントのガス吸収装置内部の排煙脱硫装置。
  7. 【請求項7】 上記固液分離装置は、上記液貯留部内の
    吸収液石膏スラリーを吸引するポンプと、このポンプに
    よって取り出された吸収液石膏スラリーを固液分離する
    シックナと、このシックナで分離された上記濃縮液を上
    記ガス吸収装置の液貯留部内に戻す戻り管とを備えてな
    ることを特徴とする請求項5に記載の排煙脱硫プラント
    のガス吸収装置内部の排煙脱硫装置。
  8. 【請求項8】 上記ポンプは、上記スラリーポンプを兼
    用していることを特徴とする請求項6または7に記載の
    排煙脱硫プラントのガス吸収装置内部の排煙脱硫装置。
  9. 【請求項9】 上記固液分離装置は、上記ガス吸収装置
    の液貯留部側壁に一体的に配設されて重力により上記清
    澄液を得る固液分離器と、この固液分離器で得られた上
    記清澄液を上記洗浄装置に供給する移送ポンプとを備え
    てなることを特徴とする請求項5に記載の排煙脱硫プラ
    ントのガス吸収装置内部の排煙脱硫装置。
  10. 【請求項10】 上記ガス吸収装置は、ジェットバブリ
    ング式吸収反応槽であることを特徴とする請求項5ない
    し9のいずれかに記載の排煙脱硫プラントのガス吸収装
    置内部の洗浄装置。
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