JPH091411A - 流体管の穿孔装置 - Google Patents

流体管の穿孔装置

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JPH091411A
JPH091411A JP17275795A JP17275795A JPH091411A JP H091411 A JPH091411 A JP H091411A JP 17275795 A JP17275795 A JP 17275795A JP 17275795 A JP17275795 A JP 17275795A JP H091411 A JPH091411 A JP H091411A
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Tsuyomichi Takamura
強道 高村
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 穿孔切断後の切断片を安定的に保持して引き
出すとともに、流体管の口径に応じて保持位置を調節可
能とする。 【構成】 流体管1の穿孔切断後に筒状カッター8を上
昇させると、案内杆10と係合している案内筒15、及
び案内筒15にブラケット17を介して取付けたサクシ
ョンリフター22が一体をなして上昇するので、切断片
1aを安定的に保持して引出すことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば水道本管、ガス
管等の流体管に分岐管を配管するに際し、水道本管等の
管壁に、この本管と分岐管とを連通させる通孔を管軸よ
り偏心させて穿設する際に用いる流体管の穿孔装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】この種の穿孔装置としては、例えば特公
平4−24164号公報に開示されているものがある。
この従来の装置を、図7を参照して簡単に説明する。
【0003】01は流体管02に、その外周面との間に
水密性が保持されるように取付けられた接続ケースで、
その周壁には、分岐管03取付用の分岐口部04が形成
されている。
【0004】05は、接続ケース01の上端に取付けら
れた作業ケース06に回転中心を流体管02の外周面の
外側方に偏倚させて取付けられた切断装置で、回転軸0
7に取付けられた円筒形のカッター08と、その中心に
下向きとして固定された支持軸09とを有している。
【0005】支持軸010は、接続ケース01の底部に
上向きとして着脱可能に固定された案内筒09内に回転
自在に嵌合され、下限位置まで挿入されると、抜け止め
リング011により抜け止めがなされるようになってい
る。
【0006】案内筒09における流体管02の外周面と
対向する側の周面には、流体管02の外周面の端部が挿
入しうる凹部012が形成されている。
【0007】上述した従来の装置において、カッター0
8により切断された流体管02の切断片02aは、接続
ケース01より案内筒09の結合を解除したのち、案内
筒09をカッター08とともに上方に引出すことによ
り、切断片02aの周面の下方部が、案内筒09に形成
した凹部012の下方の段部012aにより支持されて
上方に引き出される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の穿孔装置で
は、切断片02aを把持するものがないため、切断終了
直後に切断片02aが不安定となり、カッター08と凹
部012に挟まり抜き取りが困難となったり、またはカ
ッター08の回転により連れ回されて、カッター08と
干渉してこれを損傷させたりする恐れがある。
【0009】また、流体管02の外周端を常に案内筒0
9の凹部012内に位置させなければならないため、流
体管02の口径に応じて、凹部012の大きさ及び形状
の異なる案内筒09を複数用意しておく必要があり、部
品管理が煩雑であるとともに、不経済である。
【0010】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
で、切断後の切断片を安定的に保持して引出しうるよう
にするとともに、案内筒を交換することなく、流体管の
口径に応じて保持位置を調節可能とした流体管の穿孔装
置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の流体管の穿孔装置は、密封性を保持して流
体管の外周面に装着された分岐口部を有する接続ケース
の上端開口部内に、流体管の一側方に偏倚させた、軸線
回りに回転駆動される筒状カッターを昇降可能に挿入
し、該筒状カッターの中心に下向きとして設けた案内杆
を、前記接続ケース内の底部に着脱可能として立設した
案内筒に嵌挿して案内させつつ、筒状カッターを下降す
ることにより、流体管の管軸よりも外側の管壁を穿孔切
断するようにした流体管の穿孔装置において、前記案内
杆及び案内筒の少なくともいずれか一方に、穿孔後にお
いてそれら同士が互いに係合し合う係止手段を設けると
ともに、筒状カッターの回転移動軌跡の内方において流
体管の側端上部の外周面に固定される固定手段と案内筒
の上方適所とを繋ぐ連結手段を設けたことを特徴として
いる。
【0012】本発明の流体管の穿孔装置は、連結手段を
長さ調整可能な金具とし、固定手段が管軸と直交する側
方と上下方向とに移動可能に設けられていることが好ま
しい。
【0013】本発明の流体管の穿孔装置は、連結手段の
一部をワイヤーとし、固定手段が移動可能に設けられて
いることが好ましい。
【0014】本発明の流体管の穿孔装置は、接続ケース
内の底部に、案内筒と一体をなす受皿が設けられている
ことが好ましい。
【0015】本発明の流体管の穿孔装置は、受皿が接続
ケースに対して回転自在に設置されるとともに、連結手
段における支持部材が案内筒に対して回転自在になって
いることが好ましい。
【0016】
【作用】流体管の穿孔切断後に筒状カッターを上昇させ
ると、案内杆と係合している案内筒、及び案内筒に設け
た吸着手段が一体をなして上昇するので、穿孔後の切断
片を容易かつ安定的に引出すことができる。
【0017】また、吸着手段が切断後の切断片を保持し
ているので、切断片が切断直後において不安定となるの
が防止される。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図3に略示するように、本発明は、水道本管等の
流体管1の外周面に公知の接続ケース2を、水密性を保
持する密閉空間3が形成されるように、かつ側方に偏倚
させて装着したのち、流体管1の管壁に接続ケース2に
連設した分岐口部4に接続された分岐管5に通水させる
ための連通孔6を、管軸の側方に偏心させて穿設する際
に用いられる穿孔装置であり、以下に詳述するような構
成となっている。なお、接続ケース2は公知であり、ま
た本発明と直接関係しないので、その詳細な説明は省略
する。
【0019】図1において、流体管1の管軸中心より側
方に偏倚させて装着されている接続ケース2の上部開口
端には、それと同軸をなす作業筒7が、軸線を流体管1
の一側方に偏倚させ、かつ管軸と直交する上下方向を向
いて固定されている。作業筒7内の軸線上には、想像線
で示すように、下端に鋸歯状刃8aを備える筒状カッタ
ー8が、接続ケース2内に向って昇降しうるように収容
されており、筒状カッター8は、その中心軸線上の上端
部にフランジ結合された回転軸9を、作業筒7の上部に
取付けられた回転及び昇降装置(図示略)に連係するこ
とにより、回転させつつ昇降させることができる。筒状
カッター8の外径は、流体管1における管軸よりも外側
の管壁を切断しうる大きさとしてある。また29は作業
時に適宜開閉を行う開閉弁部である。
【0020】筒状カッター8内の中心には、案内杆10
が垂下固着され、その鋸歯状刃8aの下端より若干突出
する下端部に形成された上方が小径となったテーパ部1
0aには、円周方向の一部が切断されたC字形をなすと
ともに、下方が小径となった逆三角形断面の弾性係止リ
ング11が嵌着されている。
【0021】接続ケース2内の底部には、外径が筒状カ
ッター8の内径よりも若干小径をなす円板状の受皿12
が、その下面中央に固着した支持軸13を、接続ケース
2の底部の保持孔14内に遊嵌することにより、着脱可
能として載置されている。
【0022】受皿12の上面中央には、上記カッター8
の案内杆10が回転かつ挿脱可能として嵌合される案内
筒15の下端が、カッター8の回転中心と同軸をなして
固着され、案内筒15の下端と受皿12の上面との間に
は、案内杆10の下端部を収容しうる空間部16が形成
されている。
【0023】案内筒15の上端寄りには、切断片引き出
し用のブラケット17が、筒状カッター8の回転移動軌
跡よりも内方に位置して相対回転可能として外嵌され、
案内筒15の外周面に固着したリング状のストッパー1
8により下方へ移動するのが阻止されている。ブラケッ
ト17は、図2に示すように、流体管1の上方まで水平
に延出する1対の支持片17aを備え、それらの先端部
には、流体管1の管軸と直交する方向を向く長孔19が
形成されている。
【0024】各支持片17aの長孔19には、吊支ボル
ト20が長孔19内を上下及び側方に移動可能として上
下のナット21により固定され、その下端には、真空吸
引式の公知のサクションリフター22がピン23をもっ
て回動可能に取付けられ、これらブラケット17からピ
ン23までの部品で連結手段を構成している。サクショ
ンリフター22は、その下部の吸着面が流体管1の外周
面の側端寄りの上部に密着するようになっており、操作
レバー22aを下向きに倒すことにより流体管1に吸着
し、同じく引き上げることにより吸着が解除される。
【0025】次に、上記実施例の装置による穿孔要領に
ついて説明する。まず、受皿12及びこれと一体をなす
案内筒15を支持軸13を保持孔14に遊嵌することに
より、接続ケース2内にセットした後、穿孔しようとす
る流体管1に接続ケース2を装着する。
【0026】次いで、案内筒15のストッパー18上に
サクションリフター22を予め取付けておいたブラケッ
ト17を回転自在に遊嵌し、各サクションリフター22
を切断しようとする流体管1の側端上部外周面に吸着さ
せる。
【0027】次いで、接続ケース2の上端開口部に筒状
カッター8が収容された作業筒7を取付け、その上端に
カッター8の回転及び昇降装置を取付ける。
【0028】次いで、図1に示すように、想像線の位置
にある筒状カッター8を回転させながら、徐々に下降さ
せ、案内杆10を案内筒15に嵌合させて案内させつ
つ、流体管1の側端部の管壁を切断し、その後図1の実
線で示すように案内杆10の下端部に装着した弾性係止
リング11が、受皿12上部の空間部16内に突出して
拡径するまで、さらに筒状カッター8を若干下降させ
る。
【0029】切断後において筒状カッター8を上昇させ
ると、図4に示すように、案内杆10の下端部の係止リ
ング11が案内筒15の下端に当接して係止されること
により、受皿12及び案内筒15、ストッパー18上に
載置されたブラケット17はカッター8と共に上昇し、
サクションリフター22に吸着されている切断片1aが
上方に引き出される。
【0030】最後に、開閉弁部29の弁を閉塞して水の
流出を防止するとともに、作業筒7をカッター8やその
駆動装置と共に取外す。このため流体管1に穿設された
連通孔6と分岐口部4とが連通し、流体を分岐管5側に
分流させることができる。
【0031】以上説明したように、上記実施例において
は、流体管1における切断部がサクションリフター22
等の固定手段により保持されているため、切断片1aが
切断終了直後に不安定となって、カッター8の回転によ
り連れ回されて大きな異音を発したり、カッター8を干
渉してこれを損傷させたりするのが防止される。
【0032】また、サクションリフター22は、長孔1
9により上下及び側方への位置が調節可能であり、かつ
ピン23を中心として回動可能であるため、流体管1の
大きさに対応して保持位置を変えることができ、口径が
大きく変化しない限りブラケット17やこれを支持して
いる案内筒15等の寸法を変更する必要はない。しかも
切断位置を変更するに際し、カッター8の径に対応して
保持位置を適宜に調節することができる。
【0033】切断中の切粉の大半は、受皿12上に落下
して外部に排出し得るのでそれを除去する手間が省け
る。
【0034】図5、図6には本発明の別の実施例が示さ
れており、前述の第1実施例と相違する点は、ストッパ
ー18上のブラケット27に係止リング24が設けられ
ており、さらにサクションリフター22も係止リング2
8が設けられている点、そしてワイヤー25の両端に係
脱リング26が設けられている点であり、これらブラケ
ット27から係止リング28までで連結手段を構成して
いる。
【0035】このような構造であると、作業者はブラケ
ット27の係止リング24と、サクションリフター22
の係止リング28とを係脱リング26により簡単に連
結、解除できるとともに、種々の口径もしくは種々の断
面形状の流体管1にサクションリフター22をセットで
き、また切断終了後に重力により、切断片1aが筒状カ
ッター8の中心方向、すなわち案内筒15方向に引き寄
せられるため、切断片19が筒状カッター8の内側に衝
突する危険が減少する。
【0036】本発明は、上記実施例に限定されるもので
はない。
【0037】例えば、実施例では真空吸引式のサクショ
ンリフター22を用いているが、取外し可能なマグネッ
トを用いることもできる。またワイヤー25の先端を流
体管1の切断部分に直接溶着し、これを固定手段として
もよく、さらに小ビス等を用いて固定手段にすることも
できる。
【0038】案内杆10が案内筒15に嵌挿される際、
案内杆10の回転により案内筒15も回転することも考
えられるが、このような際には、ブラケット17と案内
筒15との接触面にボールベアリング等を介設してもよ
い。
【0039】
【発明の効果】本発明によれば、次のような効果を得る
ことができる。
【0040】(a)切断片は吸着手段により保持されて
いるので、従来のように切断直後にカッターの回転によ
り連れ回されたり、カッターと干渉してこれを損傷させ
たりする恐れはない。また、切断片を安定的に保持して
引出すことができる。
【0041】(b)請求項2のようにすると、流体管の
径や穿孔位置に応じて保持位置を適宜に調整することが
できる。
【0042】(c)請求項3のようにすると、種々の口
径、断面形状の流体管に固定手段を固定できる。
【0043】(d)請求項4のようにすると、切断時の
切粉は受皿に落下し、これを外部に取り出して排除しう
るので、接続ケース内を清掃する手間が省ける。
【0044】(e)請求項5のようにすると、切断時に
おけるカッターの回転力が連結手段に伝わらず、連結手
段の破損を未然に防ぐことができる。
【0045】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における切断終了時の状態を
示す要部の縦断正面図である。
【図2】同じく図1におけるII−II線に沿う要部の
拡大横断平面図である。
【図3】同じく切断片引出し時を示す要部の縦断正面図
である。
【図4】接続ケース取付部の概略横断平面図である。
【図5】本発明の第2実施例における縦断正面図であ
る。
【図6】同じく図5におけるIII−III線に沿う要
部の拡大横断面図である。
【図7】従来例を示す用部の縦断正面図である。
【符号の説明】
1 流体管 1a 切断片 2 接続ケース 3 密閉空間 4 分岐口部 5 分岐管 6 連通孔 7 作業筒 8 筒状カッター 8a 鋸歯状刃 9 回転軸 10 案内杆 10a テーパ部 11 弾性係止リング(係止手段) 12 受皿 13 支持軸 14 保持孔 15 案内筒 16 空間部 17 ブラケット(支持部材) 17a 支持片 18 ストッパー 19 長孔 20 吊支ボルト 21 調整ナット 22 サクションリフター(固定手段) 22a 操作レバー 23 ピン 24 係止リング 25 ワイヤー 26 係脱リング 27 ブラケット(支持部材) 28 係止リング 29 開閉弁部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 密封性を保持して流体管の外周面に装着
    された分岐口部を有する接続ケースの上端開口部内に、
    流体管の一側方に偏倚させた、軸線回りに回転駆動され
    る筒状カッターを昇降可能に挿入し、該筒状カッターの
    中心に下向きとして設けた案内杆を、前記接続ケース内
    の底部に着脱可能として立設した案内筒に嵌挿して案内
    させつつ、筒状カッターを下降することにより、流体管
    の管軸よりも外側の管壁を穿孔切断するようにした流体
    管の穿孔装置において、 前記案内杆及び案内筒の少なくともいずれか一方に、穿
    孔後においてそれら同士が互いに係合し合う係止手段を
    設けるとともに、筒状カッターの回転移動軌跡の内方に
    おいて流体管の側端上部の外周面に固定される固定手段
    と案内筒の上方適所とを繋ぐ連結手段を設けたことを特
    徴とする流体管の穿孔装置。
  2. 【請求項2】 連結手段を長さ調整可能な金具とし、固
    定手段が管軸と直交する側方と上下方向とに移動可能に
    設けられている請求項1に記載の流体管の穿孔装置。
  3. 【請求項3】 連結手段の一部をワイヤーとし、固定手
    段が移動可能に設けられている請求項1に記載の流体管
    の穿孔装置。
  4. 【請求項4】 接続ケース内の底部に、案内筒と一体を
    なす受皿が設けられている請求項1ないし3のいずれか
    に記載の流体管の穿孔装置。
  5. 【請求項5】 受皿が接続ケースに対して回転自在に設
    置されるとともに、連結手段における支持部材が案内筒
    に対して回転自在になっている請求項4に記載の流体管
    の穿孔装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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ES2255357A1 (es) * 2003-08-07 2006-06-16 Francisco J. Villar Cloquell Derivacion para redes de distribucion de fluidos en carga en tuberias de material plastico.

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ES2255357A1 (es) * 2003-08-07 2006-06-16 Francisco J. Villar Cloquell Derivacion para redes de distribucion de fluidos en carga en tuberias de material plastico.
ES2255357B1 (es) * 2003-08-07 2007-09-16 Francisco J. Villar Cloquell Derivacion para redes de distribucion de fluidos en carga en tuberias de material plastico.

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