JPH09141367A - 保護バー及びその製造法 - Google Patents
保護バー及びその製造法Info
- Publication number
- JPH09141367A JPH09141367A JP31965695A JP31965695A JPH09141367A JP H09141367 A JPH09141367 A JP H09141367A JP 31965695 A JP31965695 A JP 31965695A JP 31965695 A JP31965695 A JP 31965695A JP H09141367 A JPH09141367 A JP H09141367A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- curved portion
- hollow body
- door
- small
- portions
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Body Structure For Vehicles (AREA)
- Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 車両のドア内部に取り付けられる保護バーの
軽量化を容易に実現可能とする。 【解決手段】 保護バーの長手方向中間部分に成形され
た中空体2は、両側端部4、5が重ね合わされ、側端部
4の端縁が側端部5の湾曲表面に溶接されて、全体的に
略丸パイプ状をなし、中空体2の両端にそれぞれ一体成
形された取付けブラケットが車両のドアに固定されて、
両側端部4、5がドアのアウトパネル7内面に対向する
ように、保護バーがドア内部に配置されている。
軽量化を容易に実現可能とする。 【解決手段】 保護バーの長手方向中間部分に成形され
た中空体2は、両側端部4、5が重ね合わされ、側端部
4の端縁が側端部5の湾曲表面に溶接されて、全体的に
略丸パイプ状をなし、中空体2の両端にそれぞれ一体成
形された取付けブラケットが車両のドアに固定されて、
両側端部4、5がドアのアウトパネル7内面に対向する
ように、保護バーがドア内部に配置されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両のドア内部に
取り付けられ、車両の側方衝突に際し、ドアが車室内側
へ大きく変形することを抑制して、乗員を保護するため
の装置及びその製造法に関する。
取り付けられ、車両の側方衝突に際し、ドアが車室内側
へ大きく変形することを抑制して、乗員を保護するため
の装置及びその製造法に関する。
【0002】
【従来の技術】車両の側方衝突に際してドアが車室内側
へ大きく変形することを抑制するため、ドア内部に取り
付けられる保護バーとしては、特開平4−238726
号公報に記載されているように、鋼板のプレス加工によ
りパイプ状のビーム部と、その両端のブラケット部とを
一体成形し、ビーム部の継目を突き合わせ溶接すると共
に、ブラケット部にドアへの取付部が設けられたものが
従来から知られているが、この場合にはビーム部が単な
るパイプ状であるので、このビーム部に必要とされる曲
げ強度を確保するためには、素材鋼板の肉厚をそれだけ
大きくしなければならず、従って、実際には保護バーの
軽量化に制約を受けることは免れなかった。
へ大きく変形することを抑制するため、ドア内部に取り
付けられる保護バーとしては、特開平4−238726
号公報に記載されているように、鋼板のプレス加工によ
りパイプ状のビーム部と、その両端のブラケット部とを
一体成形し、ビーム部の継目を突き合わせ溶接すると共
に、ブラケット部にドアへの取付部が設けられたものが
従来から知られているが、この場合にはビーム部が単な
るパイプ状であるので、このビーム部に必要とされる曲
げ強度を確保するためには、素材鋼板の肉厚をそれだけ
大きくしなければならず、従って、実際には保護バーの
軽量化に制約を受けることは免れなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、車両
のドア内部に取り付けられる保護バーの軽量化を容易に
実現可能とすることにある。
のドア内部に取り付けられる保護バーの軽量化を容易に
実現可能とすることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1所載
の本発明にかかる保護バーは、鋼板のプレス加工により
巻き成形され両側端部が相互に重ね合わされて溶着され
た中空体と、同中空体の両端にそれぞれ一体成形された
取付けブラケットとを有し、上記取付けブラケットが車
両のドアに固定されることにより、上記中空体の上記重
合部が上記ドアのアウタパネル内面に対向するように、
上記ドアの内部に配置されている。
の本発明にかかる保護バーは、鋼板のプレス加工により
巻き成形され両側端部が相互に重ね合わされて溶着され
た中空体と、同中空体の両端にそれぞれ一体成形された
取付けブラケットとを有し、上記取付けブラケットが車
両のドアに固定されることにより、上記中空体の上記重
合部が上記ドアのアウタパネル内面に対向するように、
上記ドアの内部に配置されている。
【0005】すなわち、鋼板のプレス加工により巻き成
形されて両側端部が相互に重ね合わされ、その重ね合わ
された両側端部が溶着されることにより中空体が成形さ
れて、その両端にそれぞれ一体成形された取付けブラケ
ットが車両のドアに固定されることにより、中空体の重
合部がドアのアウタパネル内面に対向するように、保護
バーがドア内部に配置されているので、中空体の部分的
な重合部により中空体の剛性を容易に高めることができ
ると共に、車両の側方衝突に際してドアのアウタパネル
が車室内側に変形したとき、中空体の重合部側によりこ
の変形が支持されるため、保護バーとしての強度を確実
に増大させることができる。
形されて両側端部が相互に重ね合わされ、その重ね合わ
された両側端部が溶着されることにより中空体が成形さ
れて、その両端にそれぞれ一体成形された取付けブラケ
ットが車両のドアに固定されることにより、中空体の重
合部がドアのアウタパネル内面に対向するように、保護
バーがドア内部に配置されているので、中空体の部分的
な重合部により中空体の剛性を容易に高めることができ
ると共に、車両の側方衝突に際してドアのアウタパネル
が車室内側に変形したとき、中空体の重合部側によりこ
の変形が支持されるため、保護バーとしての強度を確実
に増大させることができる。
【0006】なお、請求項1所載の本発明にかかる保護
バーにおいて、中空体をパイプ状とし、さらには、断面
略円環の丸パイプ状とすれば、保護バーにおける中空体
部分の強度を一層高めることができるものである。
バーにおいて、中空体をパイプ状とし、さらには、断面
略円環の丸パイプ状とすれば、保護バーにおける中空体
部分の強度を一層高めることができるものである。
【0007】また、請求項2所載の本発明にかかる保護
バー製造法は、帯板状素材における長手方向中間の両側
部にそれぞれ中央へ向かって逆方向に屈曲する湾曲部を
成形する第1工程と、上記帯板状素材の上記両湾曲部間
を押し込んで上記各湾曲部をそれぞれ上記中央側へ向か
い合わせに屈曲する大湾曲部及び小湾曲部に成形する第
2工程と、上記大湾曲部及び小湾曲部の各先端を近接さ
せて上記両先端が上記近接方向とほぼ垂直方向に小間隔
をおくように成形する第3工程と、上記大湾曲部の先端
を上記ほぼ垂直方向に押圧して上記小湾曲部の表面に重
ね合わせることにより中空体を成形する第4工程と、上
記大湾曲部の先端を上記小湾曲部の表面に溶接する第5
工程と、上記中空体の長手方向両端にそれぞれ取付けブ
ラケットを一体成形する工程とを有している。
バー製造法は、帯板状素材における長手方向中間の両側
部にそれぞれ中央へ向かって逆方向に屈曲する湾曲部を
成形する第1工程と、上記帯板状素材の上記両湾曲部間
を押し込んで上記各湾曲部をそれぞれ上記中央側へ向か
い合わせに屈曲する大湾曲部及び小湾曲部に成形する第
2工程と、上記大湾曲部及び小湾曲部の各先端を近接さ
せて上記両先端が上記近接方向とほぼ垂直方向に小間隔
をおくように成形する第3工程と、上記大湾曲部の先端
を上記ほぼ垂直方向に押圧して上記小湾曲部の表面に重
ね合わせることにより中空体を成形する第4工程と、上
記大湾曲部の先端を上記小湾曲部の表面に溶接する第5
工程と、上記中空体の長手方向両端にそれぞれ取付けブ
ラケットを一体成形する工程とを有している。
【0008】すなわち、帯板状素材における長手方向中
間の両側部にそれぞれ中央側ヘ向かい合わせに屈曲する
大湾曲部及び小湾曲部を成形し、それらの先端を近接さ
せて両先端がその近接方向とほぼ垂直方向に小間隔をお
くように成形した後、大湾曲部の先端を上記ほぼ垂直方
向に押圧して小湾曲部の表面に重ね合わせるようにして
いるので、大湾曲部の先端と小湾曲部の端部とがそれぞ
れ湾曲した状態で確実に重ね合わされ、従って、成形さ
れた中空体の剛性強度を容易に高めさせることができ
る。
間の両側部にそれぞれ中央側ヘ向かい合わせに屈曲する
大湾曲部及び小湾曲部を成形し、それらの先端を近接さ
せて両先端がその近接方向とほぼ垂直方向に小間隔をお
くように成形した後、大湾曲部の先端を上記ほぼ垂直方
向に押圧して小湾曲部の表面に重ね合わせるようにして
いるので、大湾曲部の先端と小湾曲部の端部とがそれぞ
れ湾曲した状態で確実に重ね合わされ、従って、成形さ
れた中空体の剛性強度を容易に高めさせることができ
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面に示す本発明の実施形
態例について説明する。図1及び図2において、鋼板製
保護バー1は、帯板状素材の長手方向中間部分が後記の
プレス加工により巻き成形された中空体2と、その両端
にそれぞれ一体成形された取付けブラケット3とから構
成されている。
態例について説明する。図1及び図2において、鋼板製
保護バー1は、帯板状素材の長手方向中間部分が後記の
プレス加工により巻き成形された中空体2と、その両端
にそれぞれ一体成形された取付けブラケット3とから構
成されている。
【0010】中空体2は上記中間部分の両側端部4、5
が相互に重ね合わされて、アーク溶接やスポット溶接等
で固着される結果、全体的に略丸パイプ状をなし、保護
バー1が車両の前後方向に延びるようにドア6の内部に
配置されて、各取付けブラケット3がそれぞれ車両のド
ア6に固定されることにより、重ね合わされた両側端部
4、5がドア6のアウタパネル7内面に対向している。
が相互に重ね合わされて、アーク溶接やスポット溶接等
で固着される結果、全体的に略丸パイプ状をなし、保護
バー1が車両の前後方向に延びるようにドア6の内部に
配置されて、各取付けブラケット3がそれぞれ車両のド
ア6に固定されることにより、重ね合わされた両側端部
4、5がドア6のアウタパネル7内面に対向している。
【0011】次に、保護バー1の製造法について説明す
る。図3において、帯状の鋼板素材をその長手方向が紙
面に直角となるように配置して、2点鎖線で示す鋼板素
材の中間部分10がダイ11上に位置決めされ、ダイ1
1の中心部分から上方へ延びる押し上げパッド12の先
端が2点鎖線のように中間部分10の下面に当接した状
態で、パンチ13が中間部分10を下方へ加圧すると、
中間部分10が下方へ押し込まれるに従って押し上げパ
ッド12が弾力的に下降し、ダイ11及びパンチ13の
左右屈曲面に挟まれた中間部分10の両側部は、それぞ
れ中央へ向かって逆方向に屈曲する湾曲部14が成形さ
れる。
る。図3において、帯状の鋼板素材をその長手方向が紙
面に直角となるように配置して、2点鎖線で示す鋼板素
材の中間部分10がダイ11上に位置決めされ、ダイ1
1の中心部分から上方へ延びる押し上げパッド12の先
端が2点鎖線のように中間部分10の下面に当接した状
態で、パンチ13が中間部分10を下方へ加圧すると、
中間部分10が下方へ押し込まれるに従って押し上げパ
ッド12が弾力的に下降し、ダイ11及びパンチ13の
左右屈曲面に挟まれた中間部分10の両側部は、それぞ
れ中央へ向かって逆方向に屈曲する湾曲部14が成形さ
れる。
【0012】その後、図4に示されているように、ダイ
15の中心部分からダイ15の上方にまで延びる2点鎖
線の押し上げパッド16の先端に、湾曲部14が成形さ
れた中間部分10が位置決めされ、中間部分10の両湾
曲部14間に上方からパンチ17が押し込まれると、中
間部分10の下降に伴って押し上げパッド16が弾力的
に下降し、両湾曲部14の外側面がダイ15の角部で中
央側へ押圧される結果、各湾曲部14はそれぞれ中央側
へ向かい合わせに屈曲する大湾曲部18及び小湾曲部1
9に成形される。
15の中心部分からダイ15の上方にまで延びる2点鎖
線の押し上げパッド16の先端に、湾曲部14が成形さ
れた中間部分10が位置決めされ、中間部分10の両湾
曲部14間に上方からパンチ17が押し込まれると、中
間部分10の下降に伴って押し上げパッド16が弾力的
に下降し、両湾曲部14の外側面がダイ15の角部で中
央側へ押圧される結果、各湾曲部14はそれぞれ中央側
へ向かい合わせに屈曲する大湾曲部18及び小湾曲部1
9に成形される。
【0013】さらに、図5に示されているように、大湾
曲部18及び小湾曲部19が成形された中間部分10が
下型ダイ20上に位置決めされ、段付きパンチ21によ
り上方から加圧されると、大湾曲部18及び小湾曲部1
9の各先端が近接して、両先端がそれらの近接方向とほ
ぼ垂直方向に小間隔をおいた形状に成形される。
曲部18及び小湾曲部19が成形された中間部分10が
下型ダイ20上に位置決めされ、段付きパンチ21によ
り上方から加圧されると、大湾曲部18及び小湾曲部1
9の各先端が近接して、両先端がそれらの近接方向とほ
ぼ垂直方向に小間隔をおいた形状に成形される。
【0014】それから、図6に示されているように、上
記中間部分10が下型ダイ22上に位置決めされ、上型
パンチ23により上方から加圧されると、大湾曲部18
の端部である側端部4が小湾曲部19の端部である側端
部5の湾曲表面上に重ね合わされ、その後、前記のよう
に両側端部4、5がアーク溶接やスポット溶接等で固着
されて、中間部分10が全体的に略丸パイプ状に成形さ
れる。
記中間部分10が下型ダイ22上に位置決めされ、上型
パンチ23により上方から加圧されると、大湾曲部18
の端部である側端部4が小湾曲部19の端部である側端
部5の湾曲表面上に重ね合わされ、その後、前記のよう
に両側端部4、5がアーク溶接やスポット溶接等で固着
されて、中間部分10が全体的に略丸パイプ状に成形さ
れる。
【0015】なお、上記成形加工の前もしくは後、ある
いは、上記成形加工の途中において、中間部分10の両
端に接続する鋼板素材から取付けブラケット3が中間部
分10と適宜一体成形され、中間部分10全体の前記略
丸パイプ状成形とにより、鋼板製保護バー1が構成され
るものである。
いは、上記成形加工の途中において、中間部分10の両
端に接続する鋼板素材から取付けブラケット3が中間部
分10と適宜一体成形され、中間部分10全体の前記略
丸パイプ状成形とにより、鋼板製保護バー1が構成され
るものである。
【0016】上記成形加工の場合、大湾曲部18及び小
湾曲部19が成形された中間部分10が、図5のよう
に、下型ダイ20上で段付きパンチ21により上方から
加圧されることにより、大湾曲部18及び小湾曲部19
の各先端が近接して、両先端がそれらの近接方向とほぼ
垂直方向に小間隔をおいた形状に成形されるので、図6
のように、上記中間部分10が下型ダイ22上で上型パ
ンチ23により上方から加圧されれば、大湾曲部18の
側端部4が小湾曲部19の側端部5表面上へ確実に、か
つ、精度良く重ね合わせることができ、従って、側端部
4の端縁を側端部5の表面上へ溶接する作業も容易とな
るので、精度の高い保護バー1を比較的容易に製造する
ことができる。
湾曲部19が成形された中間部分10が、図5のよう
に、下型ダイ20上で段付きパンチ21により上方から
加圧されることにより、大湾曲部18及び小湾曲部19
の各先端が近接して、両先端がそれらの近接方向とほぼ
垂直方向に小間隔をおいた形状に成形されるので、図6
のように、上記中間部分10が下型ダイ22上で上型パ
ンチ23により上方から加圧されれば、大湾曲部18の
側端部4が小湾曲部19の側端部5表面上へ確実に、か
つ、精度良く重ね合わせることができ、従って、側端部
4の端縁を側端部5の表面上へ溶接する作業も容易とな
るので、精度の高い保護バー1を比較的容易に製造する
ことができる。
【0017】ドア6の内部に保護バー1が配置された車
両が側方衝突し、図7に示されているように、ドア6の
アウタパネル7が車室内方へ変形して保護バー1の外側
面をほぼ水平方向へ押圧すると、その衝撃により保護バ
ー1の中空体2がやや偏平に変形しながら、保護バー1
がその長手方向とほぼ垂直の車室内方へ曲げられようと
するが、保護バー1の中間部分である中空体2が側端部
4、5の部分で2重構造となった略丸パイプ状をなし、
かつ、2重構造となった側端部4、5の部分でアウタパ
ネル7からの衝撃が支持されるため、保護バー1の曲げ
強度は比較的大きく、従って、保護バー1に必要とされ
る強度を容易に確保できるため、保護バー1全体の肉厚
を比較的小さくして、保護バー1の効果的な軽量化を図
ることができる。
両が側方衝突し、図7に示されているように、ドア6の
アウタパネル7が車室内方へ変形して保護バー1の外側
面をほぼ水平方向へ押圧すると、その衝撃により保護バ
ー1の中空体2がやや偏平に変形しながら、保護バー1
がその長手方向とほぼ垂直の車室内方へ曲げられようと
するが、保護バー1の中間部分である中空体2が側端部
4、5の部分で2重構造となった略丸パイプ状をなし、
かつ、2重構造となった側端部4、5の部分でアウタパ
ネル7からの衝撃が支持されるため、保護バー1の曲げ
強度は比較的大きく、従って、保護バー1に必要とされ
る強度を容易に確保できるため、保護バー1全体の肉厚
を比較的小さくして、保護バー1の効果的な軽量化を図
ることができる。
【0018】また、保護バー1が図7のように変形する
に際しては、アウタパネル7からの衝撃により先ず保護
バー1の側端部4が偏平となるように変形し、その変形
作用に押圧されて側端部5も偏平となるように変形する
ので、このとき、両側端部4、5間には強い押圧力が作
用して、大きな摩擦力が生じるため、保護バー1の偏平
化に伴う溶接部分の剥離作用が抑制される副次的効果が
あり、従って、上記溶接部分の強度をとくに高める必要
はなくなり、場合によっては、保護バー1の中空体2全
長にわたって溶着することなく、適宜断続的に前記溶接
を省略しても、保護バー1の偏平化時に要求される溶接
強度を十分に得ることができて、一層の工数削減及び軽
量化推進が可能となる。
に際しては、アウタパネル7からの衝撃により先ず保護
バー1の側端部4が偏平となるように変形し、その変形
作用に押圧されて側端部5も偏平となるように変形する
ので、このとき、両側端部4、5間には強い押圧力が作
用して、大きな摩擦力が生じるため、保護バー1の偏平
化に伴う溶接部分の剥離作用が抑制される副次的効果が
あり、従って、上記溶接部分の強度をとくに高める必要
はなくなり、場合によっては、保護バー1の中空体2全
長にわたって溶着することなく、適宜断続的に前記溶接
を省略しても、保護バー1の偏平化時に要求される溶接
強度を十分に得ることができて、一層の工数削減及び軽
量化推進が可能となる。
【0019】
【発明の効果】請求項1所載の本発明にかかる保護バー
では、中間部分の中空体が部分的に2重構造となり、か
つ、その2重構造部分でドアのアウタパネルからの衝撃
を支持するように構成されているため、保護バーとして
の強度が大きくなり、従って、保護バーの肉厚を小さく
することにより、その軽量化を容易に実現することがで
きる。
では、中間部分の中空体が部分的に2重構造となり、か
つ、その2重構造部分でドアのアウタパネルからの衝撃
を支持するように構成されているため、保護バーとして
の強度が大きくなり、従って、保護バーの肉厚を小さく
することにより、その軽量化を容易に実現することがで
きる。
【0020】また、請求項2所載の本発明にかかる保護
バー製造法では、帯板状素材における長手方向中間の両
側部にそれぞれ中央側ヘ向かい合わせに成形された大湾
曲部及び小湾曲部の先端を近接させ、両先端がその近接
方向とほぼ垂直方向に小間隔をおくように成形した後、
大湾曲部の先端を上記ほぼ垂直方向に押圧して小湾曲部
の表面に重ね合わせるようにしているので、大湾曲部の
先端と小湾曲部の端部とがそれぞれ湾曲した状態で確実
に、かつ、精度良く重ね合わされることができ、従っ
て、大湾曲部先端と小湾曲部表面との溶接が容易となる
と共に、精度の高い保護バーを比較的簡単に製造するこ
とができるようになる。
バー製造法では、帯板状素材における長手方向中間の両
側部にそれぞれ中央側ヘ向かい合わせに成形された大湾
曲部及び小湾曲部の先端を近接させ、両先端がその近接
方向とほぼ垂直方向に小間隔をおくように成形した後、
大湾曲部の先端を上記ほぼ垂直方向に押圧して小湾曲部
の表面に重ね合わせるようにしているので、大湾曲部の
先端と小湾曲部の端部とがそれぞれ湾曲した状態で確実
に、かつ、精度良く重ね合わされることができ、従っ
て、大湾曲部先端と小湾曲部表面との溶接が容易となる
と共に、精度の高い保護バーを比較的簡単に製造するこ
とができるようになる。
【図1】本発明の実施形態例における概略斜視図。
【図2】図1のII−II縦断面拡大図。
【図3】上記実施形態例の製造工程説明図。
【図4】上記実施形態例の製造工程説明図。
【図5】上記実施形態例の製造工程説明図。
【図6】上記実施形態例の製造工程説明図。
【図7】上記実施形態例の作用説明図。
1 保護バー 2 中空体 3 取付けブラケット 4 側端部 5 側端部 6 ドア 7 アウタパネル 10 中間部分 11 ダイ 13 パンチ 15 ダイ 17 パンチ 20 下型ダイ 21 段付きパンチ 22 下型ダイ 23 上型パンチ
フロントページの続き (72)発明者 亀尾 始 岡山県総社市久代1785番地2 享栄工業株 式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】 鋼板のプレス加工により巻き成形され両
側端部が相互に重ね合わされて溶着された中空体と、同
中空体の両端にそれぞれ一体成形された取付けブラケッ
トとを有し、上記取付けブラケットが車両のドアに固定
されることにより、上記中空体の上記重合部が上記ドア
のアウタパネル内面に対向するように、上記ドアの内部
に配置された保護バー。 - 【請求項2】 帯板状素材における長手方向中間の両側
部にそれぞれ中央へ向かって逆方向に屈曲する湾曲部を
成形する第1工程と、上記帯板状素材の上記両湾曲部間
を押し込んで上記各湾曲部をそれぞれ上記中央側へ向か
い合わせに屈曲する大湾曲部及び小湾曲部に成形する第
2工程と、上記大湾曲部及び小湾曲部の各先端を近接さ
せて上記両先端が上記近接方向とほぼ垂直方向に小間隔
をおくように成形する第3工程と、上記大湾曲部の先端
を上記ほぼ垂直方向に押圧して上記小湾曲部の表面に重
ね合わせることにより中空体を成形する第4工程と、上
記大湾曲部の先端を上記小湾曲部の表面に溶接する第5
工程と、上記中空体の長手方向両端にそれぞれ取付けブ
ラケットを一体成形する工程とを有する保護バー製造
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31965695A JPH09141367A (ja) | 1995-11-14 | 1995-11-14 | 保護バー及びその製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31965695A JPH09141367A (ja) | 1995-11-14 | 1995-11-14 | 保護バー及びその製造法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09141367A true JPH09141367A (ja) | 1997-06-03 |
Family
ID=18112741
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31965695A Withdrawn JPH09141367A (ja) | 1995-11-14 | 1995-11-14 | 保護バー及びその製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09141367A (ja) |
-
1995
- 1995-11-14 JP JP31965695A patent/JPH09141367A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20030204 |