JPH0914149A - インバータ駆動ポンプの制御システム - Google Patents

インバータ駆動ポンプの制御システム

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JPH0914149A
JPH0914149A JP7183416A JP18341695A JPH0914149A JP H0914149 A JPH0914149 A JP H0914149A JP 7183416 A JP7183416 A JP 7183416A JP 18341695 A JP18341695 A JP 18341695A JP H0914149 A JPH0914149 A JP H0914149A
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inverter
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Shiyoukin Tei
紹鈞 鄭
Shinji Osumi
慎司 大住
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高調波ノイズを発生するインバータ駆動ポン
プを電力線を介して商用電源の負荷として用いる場合で
も、高調波ノイズの商用電源側への漏出を抑えて商用電
源の質の低下を防止でき、且つ、商用電源側から電力線
への高調波ノイズの侵入も抑えて電力線搬送を確実に行
うことができるインバータ駆動ポンプの制御システムを
提供する。 【構成】 インバータ駆動ポンプ3と、インバータ駆動
ポンプ3の運転状態を電力線2に搬送信号として重畳し
送信する搬送信号結合手段4と、搬送信号結合手段4と
離隔した位置に配置され電力線2に結合して搬送信号を
受信する搬送信号結合手段5と、商用交流電源1と搬送
信号を受信する結合手段の間に配置され、インバータの
高調波成分と搬送信号の周波数成分とを減衰させるフィ
ルター手段6とを備え、搬送信号によってインバータ駆
動ポンプ3の運転状態を監視制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、商用交流電源(以下、
商用電源)に電力線を介して接続されたインバータによ
って駆動されるポンプやファン、送風機などの流体機械
(以下、これらを代表してポンプという)の制御システ
ムに係り、特に電力線搬送によって運転状態を遠隔監視
制御することができるインバータ駆動ポンプの制御シス
テムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】商用電源の周波数を電力損失が少なく所
望の周波数及び電圧に変換できるインバータは、誘導モ
ータなどを円滑に回転数制御可能なことから、ポンプや
ファン、コンプレッサなどの回転機械の省エネルギー運
転に広く利用されている。
【0003】しかるに、インバータやスイッチング電源
などのパワーエレクトロニクス機器の普及にともない、
これらのパワーエレクトロニクス機器が商用電源に対し
て与える高調波ノイズの影響が最近とみに注目されてい
る。商用電源から電源の供給を受けるコンピュータなど
の各種電子機器が、商用電源に含まれる高調波ノイズに
よって誤動作してしまうばかりでなく、受電用設備のリ
アクトルなどに過度な負担を与え、場合によっては火災
などを発生させる恐れもあるからである。
【0004】一方、電力線配電網に分散配置された各種
電力機器間の遠隔制御や自動検針、あるいは、ホームオ
ートメーションなどの遠隔制御システムとして、商用電
源に接続された電力線に各種機器から搬送信号を重畳し
て伝送し、遠隔した位置に配置された制御機器から制御
する電力線搬送制御技術が種々検討されている。
【0005】そして、係る電力線搬送制御においては、
搬送信号の周波数帯域の高周波ノイズが電力線側から商
用電源に漏出すること、あるいは、商用電源側から電力
線に混入するという問題があることが従来から知られて
いる。例えば、特開昭56−169944号公報によれ
ば、ブロッキングフィルタを電力線と各種パワーエレク
トロニクス機器の間に挿入し、ノイズを除去する技術が
開示されている。
【0006】また、上記のように高調波ノイズに伴うパ
ワーエレクトロニクス機器の誤動作や通信障害の発生が
重要視されるに従い、電力線搬送においても、高調波ノ
イズに対する各種の減衰対策が検討されている。例え
ば、高調波を記憶して受信信号から減算するもの(特公
平2−3337号公報)、受信側の入力部に設けたくし
型フィルターにより高調波成分を除去するもの(特開平
5−63614号公報)などが知られている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、係る従
来技術によれば、いずれも、外部の不特定の機器から発
生して重畳した高調波ノイズが商用電源側から電力線に
侵入し、種々雑多な周波数成分を持った高調波ノイズが
既に電力線に加わっている場合を想定し、しかも、電力
線搬送される信号を高調波ノイズの影響を受けずに受信
することにのみ着目している。そして、高調波を生じる
インバータ駆動ポンプが電力線の負荷として接続される
場合は想定しておらず、かかるインバータ駆動ポンプの
高調波がノイズとして商用電源に流出することに関して
は検討がされていない。
【0008】それゆえ、インバータ駆動ポンプを電力線
の負荷として用いる場合には、電力線から商用電源側に
インバータが発生する高調波ノイズが漏れ、広く公衆の
利用に供されるべき商用電源の質を低下させ、商用電源
に接続された電子機器の正常な動作に悪影響を与えてし
まうおそれがある。しかも、商用電源側から電力線に高
調波ノイズが侵入するので、電力線搬送によりインバー
タ駆動ポンプの運転状態監視や制御を行うことが困難に
なるという課題があった。
【0009】本発明は上述の事情に鑑み為されたもの
で、高調波ノイズを発生するインバータ駆動ポンプを電
力線を介して商用電源の負荷として用いる場合でも、高
調波ノイズの商用電源側への漏出を抑えて商用電源の質
の低下を防止でき、且つ、商用電源側から電力線への高
調波ノイズの侵入も抑えて電力線搬送を確実に行うこと
ができるインバータ駆動ポンプの制御システムを提供す
ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ために、本発明のインバータ駆動ポンプは、商用交流電
源に電力線を介して接続されたインバータ駆動ポンプ
と、該インバータ駆動ポンプの運転状態を前記電力線に
搬送信号として重畳して送信する搬送信号結合手段と、
前記搬送信号結合手段とは離隔した位置に配置され、前
記電力線に結合して前記搬送信号を受信する搬送信号結
合手段と、前記商用交流電源と前記搬送信号を受信する
結合手段の間に配置され、前記インバータの高調波成分
と搬送信号の周波数成分とを減衰させるフィルター手段
とを備え、前記搬送信号によって前記インバータ駆動ポ
ンプの運転状態を監視制御することを特徴とする。
【0011】又、本発明のインバータ駆動ポンプは、前
記搬送信号を受信する結合手段には、前記インバータ駆
動ポンプの運転監視制御装置が接続され、該運転監視制
御装置により前記インバータ駆動ポンプの運転状態の表
示又は運転制御が行なわれることを特徴とする。
【0012】又、本発明のインバータ駆動ポンプは、前
記電力線には電源の遮断手段を備え、前記搬送信号を受
信する結合手段に接続された搬送停止手段の遮断信号に
より電源を遮断することを特徴とする。
【0013】
【作用】前述した構成からなる本発明によれば、電力線
に接続されるインバータから生じる高調波成分は、電力
線により搬送される搬送信号の周波数成分とともに、電
力線と商用電源の間に設けられたフィルター手段により
著しく減衰されるので、電力線側から商用電源側に漏出
するノイズおよび商用電源側から電力線側に侵入するノ
イズを減らすことができる。従って、インバータ駆動の
ポンプの状態監視、或いは運転制御を電力線搬送を介し
て離隔した場所から安定に行うことができる。
【0014】又、前述したようにノイズが除去されてい
るので、インバータ駆動ポンプから離隔した位置に配置
された運転監視制御装置から安定に運転監視制御するこ
とができる。
【0015】又、結合手段に連結した電源遮断手段を設
けたことから、ノイズ量が増大して許容量を越えた時に
は電源遮断を行え、電源側及びインバータ駆動ポンプの
双方を保護することができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明に係わる実施例を図面を参照し
て説明する。なお、以下の実施例の説明では、同一要素
には同一符号を付し、その重複した説明を省略する。
【0017】図1は、本発明のインバータ駆動ポンプの
第一の実施例の構成を示すブロック図である。本実施例
のインバータ駆動ポンプの制御システムは、商用交流電
源1に接続された電力線2と、電力線2に負荷として接
続されたインバータ駆動ポンプ3とを備え、インバータ
駆動ポンプ3には、商用電源電圧及び周波数を任意の電
圧及び周波数に変換するインバータ31とインバータ3
1により駆動される誘導電動機等のモータを備えたポン
プ32が含まれている。そして、インバータ駆動ポンプ
3には、電力線2に結合する搬送信号結合手段4が接続
されている。
【0018】さらに、電源1と電力線2の間には、電力
線2に結合する搬送信号を受信する結合手段5が設けら
れ、受信手段5と電源1の間にはフィルター手段6が接
続されている。搬送信号結合手段5で受信された搬送信
号は、運転監視制御装置52に入力され、復調されてポ
ンプ32の各種の運転状態を示す信号が取出される。ま
た、監視制御装置側から結合手段5を介してポンプ32
の運転を制御する搬送信号を送信して、結合手段4によ
りこれを受信してポンプ32の起動・停止又は運転速度
等を制御することもできる。
【0019】なお、フィルター手段6には、通常のL型
などのLCフィルター回路が適用可能である。また、イ
ンバータ駆動ポンプ3、搬送信号結合手段4、受信手段
5は、商用電源1に電気的に接続されており、電源が供
給されている。
【0020】以上のように構成されるインバータ駆動ポ
ンプにおいて、電源1の商用交流電力はフィルター手段
6経由で電力線2に供給される。このとき、商用電源1
に高調波ノイズや搬送信号の周波数成分が含まれるとき
は、フィルター手段6によりこれらのノイズ成分が減衰
され、電力線2には、高調波ノイズや搬送信号に対する
ノイズが低減された商用交流電力が供給される。電力線
2経由でインバータ31に供給された商用交流電力はイ
ンバータ31により所望の周波数/電圧の交流電力に変
換され、内蔵したモータによりポンプ32を駆動する。
【0021】そして、インバータ駆動ポンプ3の運転状
態は搬送信号結合手段4により電力線2に搬送信号とし
て結合重畳され、搬送信号は電力線2経由で結合手段5
により電力線2から分離検出される。このとき、インバ
ータ31から高調波が発生すると、高調波は搬送信号と
ともに電力線2経由でフィルター手段6に至る。しかる
に、フィルター手段6は、商用交流周波数の高調波成分
と搬送信号の周波数成分の対して減衰特性を有してお
り、これらの高調波成分と搬送波の周波数成分は減衰さ
れて電源1側への漏出は著しく低減される。
【0022】図2は、本発明の第二の実施例の構成を示
す要部構成図であり、前述した結合手段5には、前記搬
送信号を受けて前記商用電源の高調波成分が予め設定し
た許容限度を越える場合には電力線2からの搬送信号の
受信を実質的に停止する搬送停止手段51が備えられ、
搬送停止手段51にはポンプ運転状態監視制御装置52
と表示手段53が接続されている。そして、上記高調波
成分が許容限度を越えな場合には、ポンプ運転状態監視
制御装置52から搬送信号の復調情報Voutが外部に
供給され、例えば表示手段53により正常運転状態であ
る旨の表示が行われる。なお、上記第二の実施例の構成
で、電力線2に重畳する高調波成分の許容限度値に対す
る判別手段は、通常のしきい値回路や弁別回路を用いて
構成できるものである。
【0023】図3は、本発明の第三の実施例の構成を示
す要部構成図であり、前記第二の実施例の構成と異なる
点は、搬送停止手段51に接続して電源の遮断手段7が
備えられていることである。この実施例の構成によれ
ば、上記高調波成分が許容限度を越える場合には、搬送
停止手段51からの遮断信号を受けて遮断手段7が電源
1と電力線2との接続を遮断し、インバータ駆動ポンプ
3の運転を停止して過大な高調波ノイズが電力線2側か
ら電源1へ漏出して電源1に悪影響を与えることを防止
する。同様に、電源1側から電力線2へ許容限度以上の
高調波ノイズが侵入する場合にも、電力線2に対する過
度なノイズの侵入を遮断してインバータ駆動ポンプ3の
誤動作やポンプの運転状態の監視制御が混乱することを
防止するように動作する。
【0024】特に、水中ポンプや屋上冷却塔などでは、
インバータ駆動ポンプが電源から遠く離れて配置されて
いるので、電源から離隔したインバータ駆動ポンプを電
力線搬送により運転監視あるいは制御する場合には、高
調波ノイズによる誤動作が思わぬ事故につながるので、
安全対策上からも、この発明は極めて有用である。
【0025】尚、この発明の思想は、他の各種の変形実
施例に展開させることが可能である。例えば、前記フィ
ルター手段6と前記遮断手段7、あるいは、前記受信手
段5と遮断手段7を実質的に一体に構成することによ
り、小型化と保守点検の容易化を図ることもできる。
【0026】上記搬送信号結合手段は受信または送信の
みを行なうものであっても、受信および送信をかねおこ
なうものであってもよい。
【0027】尚、上述した実施例はインバータ駆動のポ
ンプの例について説明したが、ポンプのみならずファ
ン、コンプレッサ、又は送風機等の各種インバータ駆動
の流体機械に広く本発明の趣旨が適用できるのは勿論の
ことである。
【0028】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明のインバ
ータ駆動ポンプによれば、商用交流電源の高調波成分と
搬送信号の周波数成分を減衰させるフィルター手段が商
用交流電源と電力線の間に設けられているので、ポンプ
を駆動するインバータから生じた高調波は、電力線側か
ら商用交流電源側に漏れ出る前に減衰され、商用交流電
源への高調波ノイズの流出を抑えることができる。しか
も、同時に商用交流電源側から電力線への高調波ノイズ
の侵入も抑えることができる。その結果、商用交流電源
の質を低下させることを防止すると共に、電力線搬送に
よる離隔した場所に配置されたインバータ駆動ポンプの
運転状態監視と制御を確実に行うことができるという優
れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のインバータ駆動ポンプの第一の実施例
の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第二の実施例の構成を示す要部構成図
である。
【図3】本発明の第三の実施例の構成を示す要部構成図
である。
【符号の説明】
1 商用交流電源 2 電力線 3 インバータ駆動ポンプ 4,5 搬送信号結合手段 6 フィルター手段 31 インバータ 32 ポンプ 52 運転監視制御装置
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04Q 9/00 311 H04Q 9/00 311S

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商用交流電源に電力線を介して接続され
    たインバータ駆動ポンプと、 該インバータ駆動ポンプの運転状態を前記電力線に搬送
    信号として重畳して送信する搬送信号結合手段と、 前記搬送信号結合手段とは離隔した位置に配置され、前
    記電力線に結合して前記搬送信号を受信する搬送信号結
    合手段と、 前記商用交流電源と前記搬送信号を受信する結合手段の
    間に配置され、前記インバータの高調波成分と搬送信号
    の周波数成分とを減衰させるフィルター手段とを備え、 前記搬送信号によって前記インバータ駆動ポンプの運転
    状態を監視制御することを特徴とするインバータ駆動ポ
    ンプの制御システム。
  2. 【請求項2】 前記搬送信号を受信する結合手段には、
    前記インバータ駆動ポンプの運転監視制御装置が接続さ
    れ、該運転監視制御装置により前記インバータ駆動ポン
    プの運転状態の表示又は運転制御が行なわれることを特
    徴とする請求項1記載のインバータ駆動ポンプの制御シ
    ステム。
  3. 【請求項3】 前記電力線には電源の遮断手段を備え、
    前記搬送信号を受信する結合手段に接続された搬送停止
    手段の遮断信号により電源を遮断することを特徴とする
    請求項1記載のインバータ駆動ポンプの制御システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2378483A (en) * 2001-06-25 2003-02-12 Schlumberger Holdings A submersible pumping system
EP1895642A3 (de) * 1999-11-26 2012-04-11 SEW-EURODRIVE GmbH & Co. KG Deckel für einen Motoranschlusskasten
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