JPH09141663A - 成形型の製造方法 - Google Patents
成形型の製造方法Info
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- JPH09141663A JPH09141663A JP7302647A JP30264795A JPH09141663A JP H09141663 A JPH09141663 A JP H09141663A JP 7302647 A JP7302647 A JP 7302647A JP 30264795 A JP30264795 A JP 30264795A JP H09141663 A JPH09141663 A JP H09141663A
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- JP
- Japan
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- resin
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- hardening
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 1つの金属金型から多種類のレンズシートが
得られ、製造コストの低下が可能な成形型の製造方法を
提供すること。 【解決手段】 金属金型の雌(凹)型に第1の熱硬化型
樹脂を注入し第1の温度で硬化させた後、離型して樹脂
製雄(凸)型を作製する工程と、上記雄(凸)型に第2
の硬化型樹脂またはセラミックスを注入し、第2の温度
で一次硬化させて一次硬化型(雌(凹)型)を作製する
工程と、上記雄(凸)型から第2の硬化型樹脂またはセ
ラミックスの一次硬化型を離型する工程と、上記第2の
硬化型樹脂またはセラミックスの一次硬化型を第3の温
度で二次硬化させる工程とを有し、上記第1、第2およ
び第3の温度が上記金属金型と異なる寸法の成形用樹脂
型またはセラミック型が得られるように選択されること
を特徴とする。
得られ、製造コストの低下が可能な成形型の製造方法を
提供すること。 【解決手段】 金属金型の雌(凹)型に第1の熱硬化型
樹脂を注入し第1の温度で硬化させた後、離型して樹脂
製雄(凸)型を作製する工程と、上記雄(凸)型に第2
の硬化型樹脂またはセラミックスを注入し、第2の温度
で一次硬化させて一次硬化型(雌(凹)型)を作製する
工程と、上記雄(凸)型から第2の硬化型樹脂またはセ
ラミックスの一次硬化型を離型する工程と、上記第2の
硬化型樹脂またはセラミックスの一次硬化型を第3の温
度で二次硬化させる工程とを有し、上記第1、第2およ
び第3の温度が上記金属金型と異なる寸法の成形用樹脂
型またはセラミック型が得られるように選択されること
を特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、ビデオプ
ロジェクションテレビジョン用スクリ−ンの製作やオ−
バ−ヘッドプロジェクタ−用フレネルレンズシ−トの作
製に用いられる成形型の製造方法に関する。
ロジェクションテレビジョン用スクリ−ンの製作やオ−
バ−ヘッドプロジェクタ−用フレネルレンズシ−トの作
製に用いられる成形型の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、フレネルレンズシ−トは、凸レ
ンズのレンズ厚さを薄くするためにレンズ面をレンズ厚
さ方向に対して垂直方向に微細に分割し、その分割レン
ズ面を直線に近似したものを分割方向に垂直な一平面上
に平行移動することにより設計される同一角度成分毎に
同心円状に配置された形状を有した薄肉の光学レンズで
ある。例えば、ビデオプロジェクションテレビジョン用
スクリ−ンに用いられるフレネルレンズシ−トの場合、
投射レンズからの発散光を集光する機能を持ち、そのた
め光学的な条件を満足するように設計されたパタ−ンを
有するものを製造する必要がある。通常、フレネルレン
ズシ−トの製造方法としては、ホットプレス成形法、キ
ャスティング法、インジェクション法等がある。最近で
は、フォトポリマ−法(2P法)での製造も行われてい
る。これらの方法は、金属板に高精度のNC旋盤で、フ
レネルレンズ形状と逆型のV溝を切削し、その形状を正
確に転写することにより成形するものであり、金属金型
を用いて1個1個を成形することが一般的である。この
成形法では、フレネルレンズを量産するに当たり、切削
金型が多量に必要となるが、金型1つを切削するのに要
する時間が150〜200時間と長く、また、切削の歩
留まりの低さや型の寿命等を考慮すると、製造原価に占
める金型のコストが非常に大きくなる。
ンズのレンズ厚さを薄くするためにレンズ面をレンズ厚
さ方向に対して垂直方向に微細に分割し、その分割レン
ズ面を直線に近似したものを分割方向に垂直な一平面上
に平行移動することにより設計される同一角度成分毎に
同心円状に配置された形状を有した薄肉の光学レンズで
ある。例えば、ビデオプロジェクションテレビジョン用
スクリ−ンに用いられるフレネルレンズシ−トの場合、
投射レンズからの発散光を集光する機能を持ち、そのた
め光学的な条件を満足するように設計されたパタ−ンを
有するものを製造する必要がある。通常、フレネルレン
ズシ−トの製造方法としては、ホットプレス成形法、キ
ャスティング法、インジェクション法等がある。最近で
は、フォトポリマ−法(2P法)での製造も行われてい
る。これらの方法は、金属板に高精度のNC旋盤で、フ
レネルレンズ形状と逆型のV溝を切削し、その形状を正
確に転写することにより成形するものであり、金属金型
を用いて1個1個を成形することが一般的である。この
成形法では、フレネルレンズを量産するに当たり、切削
金型が多量に必要となるが、金型1つを切削するのに要
する時間が150〜200時間と長く、また、切削の歩
留まりの低さや型の寿命等を考慮すると、製造原価に占
める金型のコストが非常に大きくなる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これに対して、金属金
型から中間型を介して金型と同一寸法の成形用樹脂型を
作製する方法があり(特開平1−174418号公報参
照)、金属金型から複数の中間型を作製し、この中間型
を介して複数の成形樹脂型を作製するため成形品から見
た金属金型の平均寿命は向上する。しかし、一つの金属
金型で、一つの寸法のフレネルレンズシ−トしか得られ
ず、多種類のフレネルレンズシ−トを製造するためには
多種類の金属金型を作製する必要があるため、有効なコ
ストダウンには繋がらなかった。
型から中間型を介して金型と同一寸法の成形用樹脂型を
作製する方法があり(特開平1−174418号公報参
照)、金属金型から複数の中間型を作製し、この中間型
を介して複数の成形樹脂型を作製するため成形品から見
た金属金型の平均寿命は向上する。しかし、一つの金属
金型で、一つの寸法のフレネルレンズシ−トしか得られ
ず、多種類のフレネルレンズシ−トを製造するためには
多種類の金属金型を作製する必要があるため、有効なコ
ストダウンには繋がらなかった。
【0004】ところで、プロジェクションテレビジョン
の場合、レンチキュラ−レンズシ−トとフレネルレンズ
シ−トとのピッチの組み合わせにより、モアレの発生が
みられる。このモアレの発生理由については、理論的に
完全には解明されておらず、経験的にモアレが最小とな
るピッチの最良の組み合わせを選定せざるを得ない。か
かる金型を用いて作製した成形品で実際にレンチキュラ
ーレンズと組み合わせて使用した場合にモアレが多く発
生すると、金属金型を作製し直さざるを得ないことが有
った。また、レンチキュラ−レンズシ−トの光学要素の
ピッチが変われば、フレネルレンズシ−トの変更を余儀
なくされることが多く、その都度、金属金型を切削する
必要が生じる。
の場合、レンチキュラ−レンズシ−トとフレネルレンズ
シ−トとのピッチの組み合わせにより、モアレの発生が
みられる。このモアレの発生理由については、理論的に
完全には解明されておらず、経験的にモアレが最小とな
るピッチの最良の組み合わせを選定せざるを得ない。か
かる金型を用いて作製した成形品で実際にレンチキュラ
ーレンズと組み合わせて使用した場合にモアレが多く発
生すると、金属金型を作製し直さざるを得ないことが有
った。また、レンチキュラ−レンズシ−トの光学要素の
ピッチが変われば、フレネルレンズシ−トの変更を余儀
なくされることが多く、その都度、金属金型を切削する
必要が生じる。
【0005】本発明は、上記の課題を解決するためにな
されたもので、1つの金属金型から多種類のレンズシ−
トが得られ、製造コストの低下が可能な成形型の製造方
法を提供することを目的とする。
されたもので、1つの金属金型から多種類のレンズシ−
トが得られ、製造コストの低下が可能な成形型の製造方
法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決する本
発明の成形型の製造方法は、金属金型の雌(凹)型に第
1の熱硬化型樹脂を注入し第1の温度で硬化させた後離
型して樹脂製雄(凸)型を作製する工程と、上記雄
(凸)型に第2の硬化型樹脂またはセラミックスを注入
し、第2の温度で一次硬化させて一次硬化型を作製する
工程と、上記雄(凸)型から第2の硬化型樹脂またはセ
ラミックスの一次硬化型を離型する工程と、上記第2の
硬化型樹脂またはセラミックスの一次硬化型を第3の温
度で二次硬化させる工程とを有し、上記第1、第2およ
び第3の温度が上記金属金型と異なる寸法の成形用樹脂
型またはセラミック型が得られるように選択されること
を特徴とする。すなわち、金型から転写する熱硬化型樹
脂の第1の温度とその雄(凸)型から転写する第2の硬
化型樹脂またはセラミックスの第2の温度および第3の
温度をそれぞれ選定し、目標とする寸法の成形用樹脂型
を作製する。これにより、一つの金属金型から作製でき
るフレネルレンズ等のピッチの選定幅が広くなり、モア
レ問題等に容易に対応することが可能となる。
発明の成形型の製造方法は、金属金型の雌(凹)型に第
1の熱硬化型樹脂を注入し第1の温度で硬化させた後離
型して樹脂製雄(凸)型を作製する工程と、上記雄
(凸)型に第2の硬化型樹脂またはセラミックスを注入
し、第2の温度で一次硬化させて一次硬化型を作製する
工程と、上記雄(凸)型から第2の硬化型樹脂またはセ
ラミックスの一次硬化型を離型する工程と、上記第2の
硬化型樹脂またはセラミックスの一次硬化型を第3の温
度で二次硬化させる工程とを有し、上記第1、第2およ
び第3の温度が上記金属金型と異なる寸法の成形用樹脂
型またはセラミック型が得られるように選択されること
を特徴とする。すなわち、金型から転写する熱硬化型樹
脂の第1の温度とその雄(凸)型から転写する第2の硬
化型樹脂またはセラミックスの第2の温度および第3の
温度をそれぞれ選定し、目標とする寸法の成形用樹脂型
を作製する。これにより、一つの金属金型から作製でき
るフレネルレンズ等のピッチの選定幅が広くなり、モア
レ問題等に容易に対応することが可能となる。
【0007】ここで、「異なる寸法」とは、例えば金属
金型の寸法に対する成形用樹脂型またはセラミックス型
の寸法の比が1.01ないし1.05の範囲または0.
80ないし0.99の範囲にあることをいう。
金型の寸法に対する成形用樹脂型またはセラミックス型
の寸法の比が1.01ないし1.05の範囲または0.
80ないし0.99の範囲にあることをいう。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明はビデオプロジェクション
テレビジョン用スクリ−ンやその他のフレネルレンズシ
−トの作製に好適に用いられる成形型の製造方法であ
る。特に、凹のフレネルレンズ形状を有する金属型に、
熱硬化タイプで柔軟性を有する第1の樹脂(例えば、付
加重合タイプのシリコ−ン樹脂が好ましい。)を注型
し、その樹脂を好適な温度条件で硬化し中間型を作製す
るのが好ましい。その凸のフレネルレンズ形状を有する
中間型に、成形後に剛直性を有する第2の樹脂またはセ
ラミックス(例えば、注型用エポキシ樹脂やメラミン樹
脂が好ましい。)を注型し、凹のフレネルレンズ形状を
有する成型用樹脂型を作製する。本発明における樹脂製
(凸)型および成形用樹脂型またはセラミックス型を構
成する材料の一例とその硬化収縮率、線膨脹係数および
硬化温度として選択可能な温度範囲を表1に示す。な
お、表1には、金属金型用材料として一般に用いられる
7/3真鍮の線膨脹係数を合わせて記載する。
テレビジョン用スクリ−ンやその他のフレネルレンズシ
−トの作製に好適に用いられる成形型の製造方法であ
る。特に、凹のフレネルレンズ形状を有する金属型に、
熱硬化タイプで柔軟性を有する第1の樹脂(例えば、付
加重合タイプのシリコ−ン樹脂が好ましい。)を注型
し、その樹脂を好適な温度条件で硬化し中間型を作製す
るのが好ましい。その凸のフレネルレンズ形状を有する
中間型に、成形後に剛直性を有する第2の樹脂またはセ
ラミックス(例えば、注型用エポキシ樹脂やメラミン樹
脂が好ましい。)を注型し、凹のフレネルレンズ形状を
有する成型用樹脂型を作製する。本発明における樹脂製
(凸)型および成形用樹脂型またはセラミックス型を構
成する材料の一例とその硬化収縮率、線膨脹係数および
硬化温度として選択可能な温度範囲を表1に示す。な
お、表1には、金属金型用材料として一般に用いられる
7/3真鍮の線膨脹係数を合わせて記載する。
【0009】
【表1】
【0010】ここで、元の金属型の寸法に対して成形樹
脂型の長さL'は、下記の式で示される。 L'=L{1+(T1-T0)K1}(1-A){1+(T2-T1)K2}(1-B'(T2)){1+(T0-T2)K3}(1-B"(T3)) L': 常温での成形樹脂型の長さ L : 常温での金属金型の長さ T0: 常温25℃ T1: 中間型の硬化温度 T2: 成形樹脂型の一次硬化温度 K1: 金属金型の線膨張係数 K2: 中間型の線膨張係数 A : 中間型のT1℃からの成形 収縮率 B'(T2): 成形用樹脂型のT2℃からの成形収縮率 B"(T3): 成形用樹脂型のT3℃からの成形収縮率 K3: 成形用樹脂型の線膨張係数 この式により、元の金属型の寸法に対しての変化率を予
め算出して第1の樹脂および第2の樹脂の硬化条件を選
定することで寸法変化率が5%から−20%までの範囲
内で目標寸法の成型用樹脂型を製造することが可能とな
る。
脂型の長さL'は、下記の式で示される。 L'=L{1+(T1-T0)K1}(1-A){1+(T2-T1)K2}(1-B'(T2)){1+(T0-T2)K3}(1-B"(T3)) L': 常温での成形樹脂型の長さ L : 常温での金属金型の長さ T0: 常温25℃ T1: 中間型の硬化温度 T2: 成形樹脂型の一次硬化温度 K1: 金属金型の線膨張係数 K2: 中間型の線膨張係数 A : 中間型のT1℃からの成形 収縮率 B'(T2): 成形用樹脂型のT2℃からの成形収縮率 B"(T3): 成形用樹脂型のT3℃からの成形収縮率 K3: 成形用樹脂型の線膨張係数 この式により、元の金属型の寸法に対しての変化率を予
め算出して第1の樹脂および第2の樹脂の硬化条件を選
定することで寸法変化率が5%から−20%までの範囲
内で目標寸法の成型用樹脂型を製造することが可能とな
る。
【0011】
実施例1 以下、図表を参考にして本発明の一実施例を説明する。
なお、以下の実施例は、本発明をフレネルレンズシ−ト
の製造に適用した場合である。まず、フレネルレンズシ
−トの雌(凹)型のフレネルレンズ形状を有する7/3
真鍮の板からなる金属金型を、高精度のNC旋盤により
一定温度T℃下で切削し、この金型を用いて、寸法安定
性、離型性、転写性の優れた付加重合タイプのシリコ−
ン樹脂からなり、雄(凸)型のフレネルレンズ形状を有
する樹脂型(中間型)をT1℃の温度条件で硬化させ
る。ここで、シリコ−ン樹脂を注型後、金属型との接触
面に気泡の発生が無いように真空脱泡を行い、その反対
面は、金属型との接触面を概ね水平となるように平滑性
のあるプレ−トを配置すると良い。
なお、以下の実施例は、本発明をフレネルレンズシ−ト
の製造に適用した場合である。まず、フレネルレンズシ
−トの雌(凹)型のフレネルレンズ形状を有する7/3
真鍮の板からなる金属金型を、高精度のNC旋盤により
一定温度T℃下で切削し、この金型を用いて、寸法安定
性、離型性、転写性の優れた付加重合タイプのシリコ−
ン樹脂からなり、雄(凸)型のフレネルレンズ形状を有
する樹脂型(中間型)をT1℃の温度条件で硬化させ
る。ここで、シリコ−ン樹脂を注型後、金属型との接触
面に気泡の発生が無いように真空脱泡を行い、その反対
面は、金属型との接触面を概ね水平となるように平滑性
のあるプレ−トを配置すると良い。
【0012】重合温度T1℃は、10〜50℃の温度範囲で
硬化触媒、重合遅延剤等の使用により選定可能である。
完全に硬化させた後、切削金型からシリコ−ン樹脂型を
脱型して雄(凸)型のフレネルレンズ形状を有する樹脂
型(中間型)とする。この型に第2の樹脂として例え
ば、エポキシ樹脂をT2℃の温度条件で注入し一次硬化
させる、この時シリコ−ン樹脂型もT2℃に温調してお
く必要がある。また、エポキシ樹脂を注入後、加熱下
で、十分に真空脱気し、硬化後にレンズ面等に泡の発生
が無いようにする。その後、シリコ−ン樹脂型を離型
し、エポキシ樹脂の型のみをT3℃の温度条件で二次硬
化させる。この時の成形樹脂型等のピッチ長さY´の式
に基づく値およびその一例は、表2および表3に記載
するものである。
硬化触媒、重合遅延剤等の使用により選定可能である。
完全に硬化させた後、切削金型からシリコ−ン樹脂型を
脱型して雄(凸)型のフレネルレンズ形状を有する樹脂
型(中間型)とする。この型に第2の樹脂として例え
ば、エポキシ樹脂をT2℃の温度条件で注入し一次硬化
させる、この時シリコ−ン樹脂型もT2℃に温調してお
く必要がある。また、エポキシ樹脂を注入後、加熱下
で、十分に真空脱気し、硬化後にレンズ面等に泡の発生
が無いようにする。その後、シリコ−ン樹脂型を離型
し、エポキシ樹脂の型のみをT3℃の温度条件で二次硬
化させる。この時の成形樹脂型等のピッチ長さY´の式
に基づく値およびその一例は、表2および表3に記載
するものである。
【0013】
【表2】
【表3】
【0014】このようにして得られたフレネルレンズシ
−トと、数種類のピッチのレンチキュラ−レンズシ−ト
とを組み合わせてモアレの発生状況をチェックした結果
を表4に示す。
−トと、数種類のピッチのレンチキュラ−レンズシ−ト
とを組み合わせてモアレの発生状況をチェックした結果
を表4に示す。
【0015】
【表4】
【0016】表2、表3および表4より、同一金型か
ら、エポキシ樹脂型のフレネルレンズのピッチ(PF )
寸法で約2%の差のある成形樹脂型が作製でき、表4の
○印の範囲のレンチキュラーレンズシートに対応可能と
なるため、1種類の寸法の金型から上記のピッチのスク
リ−ンに対応したフレネルレンズが製造できることが分
かる。
ら、エポキシ樹脂型のフレネルレンズのピッチ(PF )
寸法で約2%の差のある成形樹脂型が作製でき、表4の
○印の範囲のレンチキュラーレンズシートに対応可能と
なるため、1種類の寸法の金型から上記のピッチのスク
リ−ンに対応したフレネルレンズが製造できることが分
かる。
【0017】すなわち、硬化条件の取り方だけで有効な
寸法差が得られ、光学系が相似であれば、一金型から2
種類以上の有効な寸法差があるフレネルレンズシ−トを
製造できることとなり、金型の経費の軽減を実現でき
る。
寸法差が得られ、光学系が相似であれば、一金型から2
種類以上の有効な寸法差があるフレネルレンズシ−トを
製造できることとなり、金型の経費の軽減を実現でき
る。
【0018】なお、上記の例では、プロジェクションテ
レビジョン用のフレネルレンズシ−トの成形型の製造に
ついて述べたが、それ以外にもレンチキュラ−レンズシ
−ト用や、OHP用フレネルレンズ等にも使用できる。
また、透過型、反射型スクリ−ンに限らず受光用フレネ
ルレンズやその他の成形品の成形型としても適用可能で
ある。
レビジョン用のフレネルレンズシ−トの成形型の製造に
ついて述べたが、それ以外にもレンチキュラ−レンズシ
−ト用や、OHP用フレネルレンズ等にも使用できる。
また、透過型、反射型スクリ−ンに限らず受光用フレネ
ルレンズやその他の成形品の成形型としても適用可能で
ある。
【0019】実施例2 セラミック型の例として、ポリシラザン(東燃株式会社
製)を用いた例を挙げる。実施例1と同様にフレネルレ
ンズシ−トの雌(凹)型のフレネルレンズ形状を有する
7/3真鍮の板からなる金属金型を、高精度のNC旋盤
により一定温度T℃の下で切削し、この金型を用いて、
付加重合タイプのシリコ−ン樹脂からなり、雄(凸)型
のフレネルレンズ形状を有する樹脂型(中間型)を作製
し、その表面に、フッ素系離型剤を塗布し、乾燥させ
る。乾燥窒素雰囲気中でその樹脂型にポリシラザンの20
%キシレン溶液をスプレ−塗装し、乾燥、塗装を数回繰
り返し塗装膜厚を約1〜3μmに均一化し、その後T3
℃にて焼成するポリシラザン膜形成操作を5回以上繰り
返し、雌(凹)型のフレネルレンズ形状を有するセラミ
ックス型を作製する。その後、裏打ち材としてエポキシ
樹脂をセラミックス型の裏面から注形してT2℃で硬化
させる。その工程の後に、シリコ−ン樹脂を離形して、
エポキシ樹脂裏打ちセラミックス型をT3℃に昇温し成
型用セラミック型とする。この時の成形用セラミック型
等のピッチ長さY´の式に基づく値およびその一例
は、表5および表6に記載するものである。
製)を用いた例を挙げる。実施例1と同様にフレネルレ
ンズシ−トの雌(凹)型のフレネルレンズ形状を有する
7/3真鍮の板からなる金属金型を、高精度のNC旋盤
により一定温度T℃の下で切削し、この金型を用いて、
付加重合タイプのシリコ−ン樹脂からなり、雄(凸)型
のフレネルレンズ形状を有する樹脂型(中間型)を作製
し、その表面に、フッ素系離型剤を塗布し、乾燥させ
る。乾燥窒素雰囲気中でその樹脂型にポリシラザンの20
%キシレン溶液をスプレ−塗装し、乾燥、塗装を数回繰
り返し塗装膜厚を約1〜3μmに均一化し、その後T3
℃にて焼成するポリシラザン膜形成操作を5回以上繰り
返し、雌(凹)型のフレネルレンズ形状を有するセラミ
ックス型を作製する。その後、裏打ち材としてエポキシ
樹脂をセラミックス型の裏面から注形してT2℃で硬化
させる。その工程の後に、シリコ−ン樹脂を離形して、
エポキシ樹脂裏打ちセラミックス型をT3℃に昇温し成
型用セラミック型とする。この時の成形用セラミック型
等のピッチ長さY´の式に基づく値およびその一例
は、表5および表6に記載するものである。
【0020】
【表5】
【表6】
【0021】このようにして得られたフレネルレンズシ
ートと、数種類のピッチのレンチキュラーレンズシート
とを組み合わせてモアレの発生状況をチェックした結果
を表7に示す。
ートと、数種類のピッチのレンチキュラーレンズシート
とを組み合わせてモアレの発生状況をチェックした結果
を表7に示す。
【0022】
【表7】
【0023】表7より、100μmピッチの金属金型か
ら複数の種類のセラミックス型が作製でき、○印の範囲
のレンチキュラーレンズシートには対応可能となること
が分かる。
ら複数の種類のセラミックス型が作製でき、○印の範囲
のレンチキュラーレンズシートには対応可能となること
が分かる。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、一つの金属金型からの
寸法の異なる複数の成形用の樹脂型を製造できる。これ
により、複数種類の製品に対応可能となり、金属金型の
切削回数を大幅に減らすことができる。したがって、プ
ロジェクションテレビジョンでは、レンチキュラ−レン
ズとフレネルレンズとの光学要素のピッチの組み合わせ
により問題となるモアレの目立たない組み合わせを選定
する必要があるが、その最適化の微調整が容易に可能と
なる。以上の結果として金属金型作製費用の大幅な削減
に繋がるものである。
寸法の異なる複数の成形用の樹脂型を製造できる。これ
により、複数種類の製品に対応可能となり、金属金型の
切削回数を大幅に減らすことができる。したがって、プ
ロジェクションテレビジョンでは、レンチキュラ−レン
ズとフレネルレンズとの光学要素のピッチの組み合わせ
により問題となるモアレの目立たない組み合わせを選定
する必要があるが、その最適化の微調整が容易に可能と
なる。以上の結果として金属金型作製費用の大幅な削減
に繋がるものである。
Claims (2)
- 【請求項1】 金属金型の雌(凹)型に第1の熱硬化型
樹脂を注入し第1の温度で硬化させた後、離型して樹脂
製雄(凸)型を作製する工程と、上記雄(凸)型に第2
の硬化型樹脂またはセラミックスを注入し、第2の温度
で一次硬化させて一次硬化型(雌(凹)型)を作製する
工程と、上記雄(凸)型から第2の硬化型樹脂またはセ
ラミックスの一次硬化型を離型する工程と、上記第2の
硬化型樹脂またはセラミックスの一次硬化型を第3の温
度で二次硬化させる工程とを有し、上記第1、第2およ
び第3の温度が上記金属金型と異なる寸法の成形用樹脂
型またはセラミック型が得られるように選択されること
を特徴とする成形型の製造方法。 - 【請求項2】 金属金型の寸法に対する成形用樹脂型ま
たはセラミックス型の寸法の比が1.01ないし1.0
5の範囲または0.80ないし0.99の範囲にあるこ
とを特徴とする請求項1記載の成形型の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7302647A JPH09141663A (ja) | 1995-11-21 | 1995-11-21 | 成形型の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7302647A JPH09141663A (ja) | 1995-11-21 | 1995-11-21 | 成形型の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09141663A true JPH09141663A (ja) | 1997-06-03 |
Family
ID=17911507
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7302647A Pending JPH09141663A (ja) | 1995-11-21 | 1995-11-21 | 成形型の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09141663A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007268726A (ja) * | 2006-03-30 | 2007-10-18 | Toray Ind Inc | ラバー成形型の製造方法及びそのラバー成形型を用いたラバー成形方法 |
| JP2012071515A (ja) * | 2010-09-29 | 2012-04-12 | Towa Corp | 成形型の製造方法、成形型、樹脂成形品の製造方法及び樹脂成形品 |
-
1995
- 1995-11-21 JP JP7302647A patent/JPH09141663A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007268726A (ja) * | 2006-03-30 | 2007-10-18 | Toray Ind Inc | ラバー成形型の製造方法及びそのラバー成形型を用いたラバー成形方法 |
| JP2012071515A (ja) * | 2010-09-29 | 2012-04-12 | Towa Corp | 成形型の製造方法、成形型、樹脂成形品の製造方法及び樹脂成形品 |
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