JPH09142018A - 感熱記録材料 - Google Patents
感熱記録材料Info
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- JPH09142018A JPH09142018A JP7299926A JP29992695A JPH09142018A JP H09142018 A JPH09142018 A JP H09142018A JP 7299926 A JP7299926 A JP 7299926A JP 29992695 A JP29992695 A JP 29992695A JP H09142018 A JPH09142018 A JP H09142018A
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- Japan
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 オフセット印刷適性に優れた感熱記録材料を
提供する。 【解決手段】 感熱記録層表面と水との初期接触角が6
0゜以上で、且つ接触角の変化速度が3゜/秒以下であ
る感熱記録材料。
提供する。 【解決手段】 感熱記録層表面と水との初期接触角が6
0゜以上で、且つ接触角の変化速度が3゜/秒以下であ
る感熱記録材料。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、感熱記録材料に関し、
特にオフセット印刷適性に優れた感熱記録材料に関する
ものである。
特にオフセット印刷適性に優れた感熱記録材料に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】感熱記録材料は、一般に、支持体上に電
子供与性の通常無色ないし淡色の染料前駆体と電子受容
性の顕色剤とを主成分とする感熱記録層を設けたもので
あり、熱ヘッド、熱ペン、レーザー光等で加熱すること
により、染料前駆体と顕色剤とが瞬時反応し記録画像が
得られるもので、特公昭43−4160号公報、同45
−14039号公報等に開示されている。このような感
熱記録材料は、比較的簡単な装置で記録が得られ、保守
が容易なこと、騒音の発生がないこと等の利点があり、
ファクシミリやコンピューターの端末機のみならず広範
囲で利用されている。特に、各種機器類用のチャート
紙、レジのレシート、CD/ATMの明細書、ハンディ
ターミナルによって発行されるガス、水道料金等の領収
書等として使用される感熱記録材料においては、感熱記
録層上にオフセット印刷を施す必要があるために、オフ
セット印刷適性に優れた感熱記録材料の要望が高まって
いる。
子供与性の通常無色ないし淡色の染料前駆体と電子受容
性の顕色剤とを主成分とする感熱記録層を設けたもので
あり、熱ヘッド、熱ペン、レーザー光等で加熱すること
により、染料前駆体と顕色剤とが瞬時反応し記録画像が
得られるもので、特公昭43−4160号公報、同45
−14039号公報等に開示されている。このような感
熱記録材料は、比較的簡単な装置で記録が得られ、保守
が容易なこと、騒音の発生がないこと等の利点があり、
ファクシミリやコンピューターの端末機のみならず広範
囲で利用されている。特に、各種機器類用のチャート
紙、レジのレシート、CD/ATMの明細書、ハンディ
ターミナルによって発行されるガス、水道料金等の領収
書等として使用される感熱記録材料においては、感熱記
録層上にオフセット印刷を施す必要があるために、オフ
セット印刷適性に優れた感熱記録材料の要望が高まって
いる。
【0003】ここで、オフセット印刷適性とは、感熱記
録層表面に印刷を行う場合のパイリングのことを指し、
パイリングとは、即ち感熱記録層がブランケットへ剥離
し徐々に堆積することにより、印刷画像部の欠けやかす
れ、印刷非画像部の地汚れ等が発生する問題であり、印
刷上、非常に厄介な障害となるものである。
録層表面に印刷を行う場合のパイリングのことを指し、
パイリングとは、即ち感熱記録層がブランケットへ剥離
し徐々に堆積することにより、印刷画像部の欠けやかす
れ、印刷非画像部の地汚れ等が発生する問題であり、印
刷上、非常に厄介な障害となるものである。
【0004】従来、感熱記録材料の印刷適性(パイリン
グ)を改良するための方法として、例えば、感熱記録層
のバインダー量の増加が提案されているが、発色感度の
低下等の悪化が生じていた。また、特開平1−1507
7号公報、同2−50844号公報、同5−28623
7号公報等には、感熱記録層中にポリビニルアルコール
や変性ポリビニルアルコールと炭酸ジルコルアンモニウ
ムを含有することにより、耐水性と同時に印刷適性を改
良する方法が提案されているが、この場合、決して耐水
性の改良が、印刷適性の改良と一致するものではなかっ
た。
グ)を改良するための方法として、例えば、感熱記録層
のバインダー量の増加が提案されているが、発色感度の
低下等の悪化が生じていた。また、特開平1−1507
7号公報、同2−50844号公報、同5−28623
7号公報等には、感熱記録層中にポリビニルアルコール
や変性ポリビニルアルコールと炭酸ジルコルアンモニウ
ムを含有することにより、耐水性と同時に印刷適性を改
良する方法が提案されているが、この場合、決して耐水
性の改良が、印刷適性の改良と一致するものではなかっ
た。
【0005】また、特開平4−14481号公報等に
は、感熱記録層上に保護層を設けた感熱記録材料の印刷
適性の改良が提案されている。しかしながら、保護層を
設けた場合、保護層皮膜が水で溶解することによって水
ブロッキングが発生しやすく、ハンディターミナル等の
用途では、保護層を設けた感熱記録材料は敬遠されてい
るのが現状である。
は、感熱記録層上に保護層を設けた感熱記録材料の印刷
適性の改良が提案されている。しかしながら、保護層を
設けた場合、保護層皮膜が水で溶解することによって水
ブロッキングが発生しやすく、ハンディターミナル等の
用途では、保護層を設けた感熱記録材料は敬遠されてい
るのが現状である。
【0006】ところで、オフセット印刷における湿し水
は、その供給量を調節することにより印刷条件の最適化
を行っている。しかし、印刷適性を有さない感熱記録材
料の場合には、例えば、湿し水供給量を多くすると、い
わゆる乳化インキとなってタックが下がり画像部のブラ
ンケットパイリングが抑制されるものの、非画像部には
過剰な水が感熱記録層表面に転写後浸透し、感熱記録層
の塗層強度が低下して非画像部のブランケットパイリン
グが発生しやすく、逆に、湿し水供給量を減らすと非画
像部のブランケットパイリングは改良されるものの、画
像部のブランケットパイリングが悪化しやすい。このよ
うに、湿し水の影響はオフセット印刷適性にとって非常
に重要であるが、特開平2−169291号公報には感
熱記録層表面と水との接触角を[TAPPI T−45
8 os−40]で60゜以上とすることにより、地肌
カブリや濡れた手で触れたときのベトツキを改良する方
法が提案されているが、オフセット印刷適性に対しての
改良効果は依然不十分である。
は、その供給量を調節することにより印刷条件の最適化
を行っている。しかし、印刷適性を有さない感熱記録材
料の場合には、例えば、湿し水供給量を多くすると、い
わゆる乳化インキとなってタックが下がり画像部のブラ
ンケットパイリングが抑制されるものの、非画像部には
過剰な水が感熱記録層表面に転写後浸透し、感熱記録層
の塗層強度が低下して非画像部のブランケットパイリン
グが発生しやすく、逆に、湿し水供給量を減らすと非画
像部のブランケットパイリングは改良されるものの、画
像部のブランケットパイリングが悪化しやすい。このよ
うに、湿し水の影響はオフセット印刷適性にとって非常
に重要であるが、特開平2−169291号公報には感
熱記録層表面と水との接触角を[TAPPI T−45
8 os−40]で60゜以上とすることにより、地肌
カブリや濡れた手で触れたときのベトツキを改良する方
法が提案されているが、オフセット印刷適性に対しての
改良効果は依然不十分である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、感熱記録材
料に関し、特にオフセット印刷適性(パイリング)に優
れた感熱記録材料を提供しようとするものである。
料に関し、特にオフセット印刷適性(パイリング)に優
れた感熱記録材料を提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者は、オフセット
印刷適性、特にパイリングに優れた感熱記録材料を得る
方法について鋭意検討を重ねてきた。その結果、所望の
結果を得るためには、オフセット印刷に用いられる湿し
水が過度に感熱記録層中に浸み込まないようにすること
が重要であることを見出した。
印刷適性、特にパイリングに優れた感熱記録材料を得る
方法について鋭意検討を重ねてきた。その結果、所望の
結果を得るためには、オフセット印刷に用いられる湿し
水が過度に感熱記録層中に浸み込まないようにすること
が重要であることを見出した。
【0009】即ち、本発明の感熱記録材料は、通常無色
ないし淡色の染料前駆体および該染料前駆体と加熱時反
応して発色せしめる電子受容性化合物を含有する感熱記
録材料において、感熱記録層表面と水との初期接触角が
60゜以上で、且つ接触角の変化速度が3゜/秒以下で
あることを特徴とするものである。
ないし淡色の染料前駆体および該染料前駆体と加熱時反
応して発色せしめる電子受容性化合物を含有する感熱記
録材料において、感熱記録層表面と水との初期接触角が
60゜以上で、且つ接触角の変化速度が3゜/秒以下で
あることを特徴とするものである。
【0010】さらに、好ましくはフッ素樹脂を感熱記録
層中に含有することによって、初期接触角と接触角の変
化速度の2つの特定要件を容易に満たすことができる。
層中に含有することによって、初期接触角と接触角の変
化速度の2つの特定要件を容易に満たすことができる。
【0011】ここで、「接触角」とは、20℃、65%
RH雰囲気下で蒸留水滴を感熱記録層表面に滴下してで
きた接触角のことであり、「初期接触角」とは、水が感
熱記録層表面に滴下して1秒後に測定した接触角(゜)
をいう。また、「接触角の変化速度」とは、滴下1秒後
と滴下6秒後との接触角の差を、時間、即ち5秒で割っ
た値(゜/秒)をいい、接触角が経時で変化する程度を
示す。尚、本発明における接触角測定には、協和界面科
学製FACE自動接触角計CA−Z型を用いた。
RH雰囲気下で蒸留水滴を感熱記録層表面に滴下してで
きた接触角のことであり、「初期接触角」とは、水が感
熱記録層表面に滴下して1秒後に測定した接触角(゜)
をいう。また、「接触角の変化速度」とは、滴下1秒後
と滴下6秒後との接触角の差を、時間、即ち5秒で割っ
た値(゜/秒)をいい、接触角が経時で変化する程度を
示す。尚、本発明における接触角測定には、協和界面科
学製FACE自動接触角計CA−Z型を用いた。
【0012】また、紙等に対する水の浸透性を評価する
方法として、従来よりステキヒトサイズ度試験、コブサ
イズ度試験等が一般的に用いられているが、これらの試
験法と比べ、本発明における接触角測定は、感熱記録層
表面の水に対する濡れ性と同時に浸透性について正確に
捉えることが可能であり、実際にオフセット印刷時の湿
し水が感熱記録層表面に転移した際の挙動について知る
上では有効な指標となり得ることを見出した。
方法として、従来よりステキヒトサイズ度試験、コブサ
イズ度試験等が一般的に用いられているが、これらの試
験法と比べ、本発明における接触角測定は、感熱記録層
表面の水に対する濡れ性と同時に浸透性について正確に
捉えることが可能であり、実際にオフセット印刷時の湿
し水が感熱記録層表面に転移した際の挙動について知る
上では有効な指標となり得ることを見出した。
【0013】ところで、初期接触角が60゜未満になる
と、感熱記録層表面と水との親和力が増し、感熱記録層
表面の強度が低下するためにブランケットへ感熱記録層
がとられやすい状態となり、パイリングを発生しやす
い。さらに、初期接触角が60゜未満の場合、インキと
水との置換が阻害され、インキ付きが悪化して画像部の
濃度ムラや濃度低下が発生しやすくなるという欠点も有
してしまう。
と、感熱記録層表面と水との親和力が増し、感熱記録層
表面の強度が低下するためにブランケットへ感熱記録層
がとられやすい状態となり、パイリングを発生しやす
い。さらに、初期接触角が60゜未満の場合、インキと
水との置換が阻害され、インキ付きが悪化して画像部の
濃度ムラや濃度低下が発生しやすくなるという欠点も有
してしまう。
【0014】一方、接触角の変化速度が3゜/秒よりも
大きい場合、感熱記録層内部へ水が過度に浸透し、感熱
記録層表面ばかりではなく感熱記録層全体にわたって強
度が低下するためにパイリングが発生しやすくなる。
大きい場合、感熱記録層内部へ水が過度に浸透し、感熱
記録層表面ばかりではなく感熱記録層全体にわたって強
度が低下するためにパイリングが発生しやすくなる。
【0015】また、本発明における初期接触角と接触角
の変化速度の2つの特定要件の内、1つだけを満たして
も本発明の所望する優れた印刷適性は得られない。例え
ば、初期接触角が60゜以上であっても接触角の変化速
度が3゜/秒よりも大きいときには、多色オフセット印
刷を行う際、1胴目のパイリングは発生しなくとも、2
胴目以降でパイリングが発生する場合がある。これは、
湿ったブランケットと感熱記録層表面との接触が2回な
いしそれ以上連続して起きることにより、感熱記録層表
面が水に接触する時間が延び、2胴目以降で感熱記録層
の強度が低下しやすい状態となるためである。
の変化速度の2つの特定要件の内、1つだけを満たして
も本発明の所望する優れた印刷適性は得られない。例え
ば、初期接触角が60゜以上であっても接触角の変化速
度が3゜/秒よりも大きいときには、多色オフセット印
刷を行う際、1胴目のパイリングは発生しなくとも、2
胴目以降でパイリングが発生する場合がある。これは、
湿ったブランケットと感熱記録層表面との接触が2回な
いしそれ以上連続して起きることにより、感熱記録層表
面が水に接触する時間が延び、2胴目以降で感熱記録層
の強度が低下しやすい状態となるためである。
【0016】本発明における初期接触角と接触角の変化
速度を調節する方法としては、感熱記録層を構成する材
料の種類や配合比から調節すればよいが、特に、感熱記
録層の水に対する吸収性および親和性を自ずから高めな
いように顔料、バインダー、分散剤等の材料を適宜選択
することが重要である。また、撥水性を向上させるため
のワックス等の滑剤を添加することも有効である。
速度を調節する方法としては、感熱記録層を構成する材
料の種類や配合比から調節すればよいが、特に、感熱記
録層の水に対する吸収性および親和性を自ずから高めな
いように顔料、バインダー、分散剤等の材料を適宜選択
することが重要である。また、撥水性を向上させるため
のワックス等の滑剤を添加することも有効である。
【0017】本発明に用いられる顔料としては、ケイソ
ウ土、タルク、カオリン、焼成カオリン、炭酸カルシウ
ム、炭酸マグネシウム、酸化チタン、酸化亜鉛、非晶質
シリカ、非晶質ケイ酸カルシウム、非晶質ケイ酸アルミ
ニウム、水酸化アルミニウム、硫酸バリウム、硫酸亜
鉛、水性コロイダルシリカ、尿素−ホルマリン樹脂、メ
ラミン樹脂、シリコーン樹脂、ポリエチレン樹脂、ナイ
ロン樹脂、小麦でんぷん粒子等を適宜添加することがで
きるが、主たる顔料として吸油量120ml/100g
以下の炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、非晶質シリ
カ、非晶質ケイ酸カルシウム、非晶質ケイ酸アルミニウ
ム、水酸化アルミニウム等を使用することが好ましい。
また、吸油量が120ml/100gより大きい顔料を
発熱ヘッドへのカス付着防止やスティッキング性改良等
のために使用する場合には、吸油量が120ml/10
0gより大きい顔料の添加量を吸油量120ml/10
0g以下の顔料に対して20重量%以下として、感熱記
録層自体の吸水性をできるだけ高めない配合とすること
が好ましい。
ウ土、タルク、カオリン、焼成カオリン、炭酸カルシウ
ム、炭酸マグネシウム、酸化チタン、酸化亜鉛、非晶質
シリカ、非晶質ケイ酸カルシウム、非晶質ケイ酸アルミ
ニウム、水酸化アルミニウム、硫酸バリウム、硫酸亜
鉛、水性コロイダルシリカ、尿素−ホルマリン樹脂、メ
ラミン樹脂、シリコーン樹脂、ポリエチレン樹脂、ナイ
ロン樹脂、小麦でんぷん粒子等を適宜添加することがで
きるが、主たる顔料として吸油量120ml/100g
以下の炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、非晶質シリ
カ、非晶質ケイ酸カルシウム、非晶質ケイ酸アルミニウ
ム、水酸化アルミニウム等を使用することが好ましい。
また、吸油量が120ml/100gより大きい顔料を
発熱ヘッドへのカス付着防止やスティッキング性改良等
のために使用する場合には、吸油量が120ml/10
0gより大きい顔料の添加量を吸油量120ml/10
0g以下の顔料に対して20重量%以下として、感熱記
録層自体の吸水性をできるだけ高めない配合とすること
が好ましい。
【0018】本発明に用いられるバインダーとしては、
成膜性の優れたもの、吸湿性の低いもの、架橋剤等の併
用によって耐水性が向上するものを使用することが好ま
しい。例えば、デンプン類、ヒドロキシエチルセルロー
ス、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、
ゼラチン、カゼイン、ポリビニルアルコール、変性ポリ
ビニルアルコール、ポリアクリル酸ソーダ、アクリル酸
アミド/アクリル酸エステル共重合体、アクリル酸アミ
ド/アクリル酸エステル/メタクリル酸3元共重合体、
スチレン/無水マレイン酸共重合体のアルカリ塩、エチ
レン/無水マレイン酸共重合体のアルカリ塩等の水溶性
接着剤、ポリ酢酸ビニル、ポリウレタン、ポリアクリル
酸エステル、スチレン/ブタジエン共重合体、アクリロ
ニトリル/ブタジエン共重合体、アクリル酸メチル/ブ
タジエン共重合体、エチレン/酢酸ビニル共重合体等の
ラテックス等が挙げられる。また、バインダーとの併用
で用いる架橋剤としては、メラミン、エポキシ、ジメチ
ロールウレア、ポリアルデヒド、ジルコニウム塩等が挙
げられる。
成膜性の優れたもの、吸湿性の低いもの、架橋剤等の併
用によって耐水性が向上するものを使用することが好ま
しい。例えば、デンプン類、ヒドロキシエチルセルロー
ス、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、
ゼラチン、カゼイン、ポリビニルアルコール、変性ポリ
ビニルアルコール、ポリアクリル酸ソーダ、アクリル酸
アミド/アクリル酸エステル共重合体、アクリル酸アミ
ド/アクリル酸エステル/メタクリル酸3元共重合体、
スチレン/無水マレイン酸共重合体のアルカリ塩、エチ
レン/無水マレイン酸共重合体のアルカリ塩等の水溶性
接着剤、ポリ酢酸ビニル、ポリウレタン、ポリアクリル
酸エステル、スチレン/ブタジエン共重合体、アクリロ
ニトリル/ブタジエン共重合体、アクリル酸メチル/ブ
タジエン共重合体、エチレン/酢酸ビニル共重合体等の
ラテックス等が挙げられる。また、バインダーとの併用
で用いる架橋剤としては、メラミン、エポキシ、ジメチ
ロールウレア、ポリアルデヒド、ジルコニウム塩等が挙
げられる。
【0019】本発明に用いられる分散剤は、染料前駆体
や電子受容性化合物を水中で微細に粉砕処理する際や顔
料の分散時に添加されるものであり、使用する分散剤の
種類や量によって感熱記録層の水に対する親和性や浸透
性は変化し易い。例えば、ジ−2−エチルヘキシルスル
ホコハク酸塩、ドデシルベンゼンスルホン酸塩、アルキ
ルジフェニルエーテルジスルフォン酸塩、アルキルナフ
タレンスルフォン酸塩、ヘキサメタリン酸塩等といった
低分子型の界面活性剤よりも、デンプン類、ヒドロキシ
エチルセルロース、メチルセルロース、カルボキシメチ
ルセルロース、ポリビニルアルコール、変性ポリビニル
アルコール、スチレン−マレイン酸モノアルキルエステ
ル共重合体のアンモニウム塩等のポリカルボン酸塩等と
いった水溶性高分子の方が水に対する親和性を高めな
い、あるいは、アセチレンアルコール、アセチレングリ
コール、シリコーンオイルコンパウンド等の消泡効果を
目的とした分散助剤等は、過剰に添加すると水の浸透性
を増しやすい等といった傾向が見られ、分散剤の種類や
量は適宜選択して使用することが望まれる。
や電子受容性化合物を水中で微細に粉砕処理する際や顔
料の分散時に添加されるものであり、使用する分散剤の
種類や量によって感熱記録層の水に対する親和性や浸透
性は変化し易い。例えば、ジ−2−エチルヘキシルスル
ホコハク酸塩、ドデシルベンゼンスルホン酸塩、アルキ
ルジフェニルエーテルジスルフォン酸塩、アルキルナフ
タレンスルフォン酸塩、ヘキサメタリン酸塩等といった
低分子型の界面活性剤よりも、デンプン類、ヒドロキシ
エチルセルロース、メチルセルロース、カルボキシメチ
ルセルロース、ポリビニルアルコール、変性ポリビニル
アルコール、スチレン−マレイン酸モノアルキルエステ
ル共重合体のアンモニウム塩等のポリカルボン酸塩等と
いった水溶性高分子の方が水に対する親和性を高めな
い、あるいは、アセチレンアルコール、アセチレングリ
コール、シリコーンオイルコンパウンド等の消泡効果を
目的とした分散助剤等は、過剰に添加すると水の浸透性
を増しやすい等といった傾向が見られ、分散剤の種類や
量は適宜選択して使用することが望まれる。
【0020】さらに、本発明者は、フッ素樹脂を感熱記
録層に含有することによって、本発明における初期接触
角と接触角の変化速度の2つの特定要件を容易に満たす
ことを可能とし、より一層の優れた印刷適性が得られる
ことを見出した。これは、フッ素樹脂が感熱記録層の表
面自由エネルギーを極度に低下させ、水との接触を遮断
する効果、即ち感熱記録層表面の撥水性を向上させるた
めである。
録層に含有することによって、本発明における初期接触
角と接触角の変化速度の2つの特定要件を容易に満たす
ことを可能とし、より一層の優れた印刷適性が得られる
ことを見出した。これは、フッ素樹脂が感熱記録層の表
面自由エネルギーを極度に低下させ、水との接触を遮断
する効果、即ち感熱記録層表面の撥水性を向上させるた
めである。
【0021】本発明に用いられるフッ素樹脂としては、
従来公知のものの中から適宜選択して使用することがで
きる。例えば、炭素数3〜20個のパーフルオロアルキ
ル基を含むアクリル酸エステル誘導体またはメタクリル
酸エステル誘導体の単独重合体またはその共重合体が好
ましい。共重合成分としては、エチレン、酢酸ビニル、
塩化ビニル、フッ化ビニル、ハロゲン化ビニリデン、ア
クリロニトリル、メタクリロニトリル、スチレン、α−
メチルスチレン、p−メチルスチレン、アクリル酸とそ
のアルキルエステル、メタクリル酸とそのアルキルエス
テル、アクリルアミド、メタクリルアミド、ジアセトン
アクリルアミド、メチロール化ジアセトンアクリルアミ
ド、N−メチロールアクリルアミド、ビニルアルキルエ
ーテル、ハロゲン化アルキルビニルエーテル、ビニルア
ルキルケトン、ブタジエン、イソプレン、クロロプレ
ン、グリシジルアクリレート、無水マレイン酸等といっ
たフルオロアルキル基を含まない化合物の一種または二
種以上を併用することができる。
従来公知のものの中から適宜選択して使用することがで
きる。例えば、炭素数3〜20個のパーフルオロアルキ
ル基を含むアクリル酸エステル誘導体またはメタクリル
酸エステル誘導体の単独重合体またはその共重合体が好
ましい。共重合成分としては、エチレン、酢酸ビニル、
塩化ビニル、フッ化ビニル、ハロゲン化ビニリデン、ア
クリロニトリル、メタクリロニトリル、スチレン、α−
メチルスチレン、p−メチルスチレン、アクリル酸とそ
のアルキルエステル、メタクリル酸とそのアルキルエス
テル、アクリルアミド、メタクリルアミド、ジアセトン
アクリルアミド、メチロール化ジアセトンアクリルアミ
ド、N−メチロールアクリルアミド、ビニルアルキルエ
ーテル、ハロゲン化アルキルビニルエーテル、ビニルア
ルキルケトン、ブタジエン、イソプレン、クロロプレ
ン、グリシジルアクリレート、無水マレイン酸等といっ
たフルオロアルキル基を含まない化合物の一種または二
種以上を併用することができる。
【0022】これらのフッ素樹脂の水性エマルションタ
イプの市販品としては、アサヒガード、AG−550
(いずれも旭硝子製の商品名)、スミフルオイル、EM
−201(いずれも住友化学工業製の商品名)、スコッ
チバン、FC−808(いずれも3M社製の商品名)、
F−60(大日本インキ製の商品名)、ポリフロン、ネ
オフロン、ダイフリーME413(いずれもダイキン工
業製の商品名)等を使用できる。
イプの市販品としては、アサヒガード、AG−550
(いずれも旭硝子製の商品名)、スミフルオイル、EM
−201(いずれも住友化学工業製の商品名)、スコッ
チバン、FC−808(いずれも3M社製の商品名)、
F−60(大日本インキ製の商品名)、ポリフロン、ネ
オフロン、ダイフリーME413(いずれもダイキン工
業製の商品名)等を使用できる。
【0023】また、本発明におけるフッ素樹脂として
は、炭素数3〜20個のパーフルオロアルキル基を含む
リン酸エステル類も好ましく、そのままあるいはアンモ
ニウム塩の形で使用することができる。市販されている
リン酸エステル類としては、アサヒガード、AG−53
0(いずれも旭硝子製の商品名)、スミレーズレジン、
FP−110(いずれも住友化学工業製の商品名)、Z
onyl、RP(いずれもdu Pont社製の商品
名)、Scotchban、FC−807(いずれも3
M社製の商品名)等を使用できる。
は、炭素数3〜20個のパーフルオロアルキル基を含む
リン酸エステル類も好ましく、そのままあるいはアンモ
ニウム塩の形で使用することができる。市販されている
リン酸エステル類としては、アサヒガード、AG−53
0(いずれも旭硝子製の商品名)、スミレーズレジン、
FP−110(いずれも住友化学工業製の商品名)、Z
onyl、RP(いずれもdu Pont社製の商品
名)、Scotchban、FC−807(いずれも3
M社製の商品名)等を使用できる。
【0024】フッ素樹脂の添加量は特に制限はないが、
通常、感熱記録層成分中の0.01〜10重量%の範囲
で添加され、好ましくは、0.05〜5重量%である。
フッ素樹脂の添加量が、0.01重量%より小さいと撥
水効果が不十分になることがあり、また、それが10重
量%よりも大きいと感熱記録層塗布液を支持体に塗布す
る際のハジキの発生、オフセット印刷時のインキ着肉性
の低下、発色感度の低下や画像部の保存性の低下をもた
らすことがある。
通常、感熱記録層成分中の0.01〜10重量%の範囲
で添加され、好ましくは、0.05〜5重量%である。
フッ素樹脂の添加量が、0.01重量%より小さいと撥
水効果が不十分になることがあり、また、それが10重
量%よりも大きいと感熱記録層塗布液を支持体に塗布す
る際のハジキの発生、オフセット印刷時のインキ着肉性
の低下、発色感度の低下や画像部の保存性の低下をもた
らすことがある。
【0025】本発明における感熱記録材料の構成に関し
ては従来のいかなるものでもよい。本発明の電子供与性
の通常無色ないし淡色の染料前駆体と電子受容性化合物
は、単独あるいは混合で、通常、水溶性バインダー中で
微細に粉砕処理を行い水系分散液とした後に、この分散
液を用い感熱記録層塗布液が調製される。塗布液には、
他に、増感剤、酸化防止剤、スティッキング防止剤等と
いった複数成分が必要に応じて添加される。
ては従来のいかなるものでもよい。本発明の電子供与性
の通常無色ないし淡色の染料前駆体と電子受容性化合物
は、単独あるいは混合で、通常、水溶性バインダー中で
微細に粉砕処理を行い水系分散液とした後に、この分散
液を用い感熱記録層塗布液が調製される。塗布液には、
他に、増感剤、酸化防止剤、スティッキング防止剤等と
いった複数成分が必要に応じて添加される。
【0026】本発明の感熱記録材料に用いられる染料前
駆体としては、一般に感圧記録紙や感熱記録紙に用いら
れているものであれば特に制限されない。
駆体としては、一般に感圧記録紙や感熱記録紙に用いら
れているものであれば特に制限されない。
【0027】具体的な例を挙げれば、次のとおりであ
る。 (1)トリアリールメタン系化合物:3,3−ビス(p
−ジメチルアミノフェニル)−6−ジメチルアミノフタ
リド(クリスタルバイオレットラクトン)、3,3−ビ
ス(p−ジメチルアミノフェニル)フタリド、3−(p
−ジメチルアミノフェニル)−3−(1,2−ジメチル
インドール−3−イル)フタリド、3−(p−ジメチル
アミノフェニル)−3−(2−メチルインドール−3−
イル)フタリド、3−(p−ジメチルアミノフェニル)
−3−(2−フェニルインドール−3−イル)フタリ
ド、3,3−ビス(1,2−ジメチルインドール−3−
イル)−5−ジメチルアミノフタリド、3,3−ビス
(1,2−ジメチルインドール−3−イル)−6−ジメ
チルアミノフタリド、3,3−ビス(9−エチルカルバ
ゾール−3−イル)−5−ジメチルアミノフタリド、
3,3−ビス(2−フェニルインドール−3−イル)−
5−ジメチルアミノフタリド、3−p−ジメチルアミノ
フェニル−3−(1−メチルピロール−2−イル)−6
−ジメチルアミノフタリド等、
る。 (1)トリアリールメタン系化合物:3,3−ビス(p
−ジメチルアミノフェニル)−6−ジメチルアミノフタ
リド(クリスタルバイオレットラクトン)、3,3−ビ
ス(p−ジメチルアミノフェニル)フタリド、3−(p
−ジメチルアミノフェニル)−3−(1,2−ジメチル
インドール−3−イル)フタリド、3−(p−ジメチル
アミノフェニル)−3−(2−メチルインドール−3−
イル)フタリド、3−(p−ジメチルアミノフェニル)
−3−(2−フェニルインドール−3−イル)フタリ
ド、3,3−ビス(1,2−ジメチルインドール−3−
イル)−5−ジメチルアミノフタリド、3,3−ビス
(1,2−ジメチルインドール−3−イル)−6−ジメ
チルアミノフタリド、3,3−ビス(9−エチルカルバ
ゾール−3−イル)−5−ジメチルアミノフタリド、
3,3−ビス(2−フェニルインドール−3−イル)−
5−ジメチルアミノフタリド、3−p−ジメチルアミノ
フェニル−3−(1−メチルピロール−2−イル)−6
−ジメチルアミノフタリド等、
【0028】(2)ジフェニルメタン系化合物:4,
4’−ビス(ジメチルアミノフェニル)ベンズヒドリル
ベンジルエーテル、N−クロロフェニルロイコオーラミ
ン、N−2,4,5−トリクロロフェニルロイコオーラ
ミン等、
4’−ビス(ジメチルアミノフェニル)ベンズヒドリル
ベンジルエーテル、N−クロロフェニルロイコオーラミ
ン、N−2,4,5−トリクロロフェニルロイコオーラ
ミン等、
【0029】(3)キサンテン系化合物:ローダミンB
アニリノラクタム、ローダミンB−p−クロロアニリノ
ラクタム、3−ジエチルアミノ−7−ジベンジルアミノ
フルオラン、3−ジエチルアミノ−7−オクチルアミノ
フルオラン、3−ジエチルアミノ−7−フェニルフルオ
ラン、3−ジエチルアミノ−7−クロロフルオラン、3
−ジエチルアミノ−6−クロロ−7−メチルフルオラ
ン、3−ジエチルアミノ−7−(3,4−ジクロロアニ
リノ)フルオラン、3−ジエチルアミノ−7−(2−ク
ロロアニリノ)フルオラン、3−ジエチルアミノ−6−
メチル−7−アニリノフルオラン、3−ジブチルアミノ
−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−ジペンチ
ルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−
(N−エチル−N−トリル)アミノ−6−メチル−7−
アニリノフルオラン、3−ピペリジノ−6−メチル−7
−アニリノフルオラン、3−(N−エチル−N−トリ
ル)アミノ−6−メチル−7−フェネチルフルオラン、
3−ジエチルアミノ−7−(4−ニトロアニリノ)フル
オラン、3−ジブチルアミノ−6−メチル−7−アニリ
ノフルオラン、3−(N−メチル−N−プロピル)アミ
ノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−(N−
エチル−N−イソアミル)アミノ−6−メチル−7−ア
ニリノフルオラン、3−(N−メチル−N−シクロヘキ
シル)アミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン、
3−(N−エチル−N−テトラヒドロフルフリル)アミ
ノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン等、
アニリノラクタム、ローダミンB−p−クロロアニリノ
ラクタム、3−ジエチルアミノ−7−ジベンジルアミノ
フルオラン、3−ジエチルアミノ−7−オクチルアミノ
フルオラン、3−ジエチルアミノ−7−フェニルフルオ
ラン、3−ジエチルアミノ−7−クロロフルオラン、3
−ジエチルアミノ−6−クロロ−7−メチルフルオラ
ン、3−ジエチルアミノ−7−(3,4−ジクロロアニ
リノ)フルオラン、3−ジエチルアミノ−7−(2−ク
ロロアニリノ)フルオラン、3−ジエチルアミノ−6−
メチル−7−アニリノフルオラン、3−ジブチルアミノ
−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−ジペンチ
ルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−
(N−エチル−N−トリル)アミノ−6−メチル−7−
アニリノフルオラン、3−ピペリジノ−6−メチル−7
−アニリノフルオラン、3−(N−エチル−N−トリ
ル)アミノ−6−メチル−7−フェネチルフルオラン、
3−ジエチルアミノ−7−(4−ニトロアニリノ)フル
オラン、3−ジブチルアミノ−6−メチル−7−アニリ
ノフルオラン、3−(N−メチル−N−プロピル)アミ
ノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−(N−
エチル−N−イソアミル)アミノ−6−メチル−7−ア
ニリノフルオラン、3−(N−メチル−N−シクロヘキ
シル)アミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン、
3−(N−エチル−N−テトラヒドロフルフリル)アミ
ノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン等、
【0030】(4)チアジン系化合物:ベンゾイルロイ
コメチレンブルー、p−ニトロベンゾイルロイコメチレ
ンブルー等、
コメチレンブルー、p−ニトロベンゾイルロイコメチレ
ンブルー等、
【0031】(5)スピロ系化合物:3−メチルスピロ
ジナフトピラン、3−エチルスピロジナフトピラン、
3,3’−ジクロロスピロジナフトピラン、3−ベンジ
ルスピロジナフトピラン、3−メチルナフト−(3−メ
トキシベンゾ)スピロピラン、3−プロピルスピロベン
ゾピラン等、を挙げることができ、これらは単独もしく
は2つ以上混合して使うことができる。
ジナフトピラン、3−エチルスピロジナフトピラン、
3,3’−ジクロロスピロジナフトピラン、3−ベンジ
ルスピロジナフトピラン、3−メチルナフト−(3−メ
トキシベンゾ)スピロピラン、3−プロピルスピロベン
ゾピラン等、を挙げることができ、これらは単独もしく
は2つ以上混合して使うことができる。
【0032】本発明に使用される電子受容性化合物とし
ては、一般に感熱記録材料に使用されているものであれ
ば、特に制限はなく、例えば、4−フェニルフェノー
ル、4−t−ブチルフェノール、4−ヒドロキシアセト
フェノン、2,2’−ジヒドロキシジフェニル、2,
2’−メチレンビス(4−クロロフェノール)、2,
2’−メチレンビス(4−メチル−6−t−ブチルフェ
ノール)、4,4’−エチレンビス(2−メチルフェノ
ール)、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)シク
ロヘキサン、2,2−ビス(4’−ヒドロキシフェニ
ル)プロパン、4,4’−シクロヘキシリデンビス(2
−イソプロピルフェノール)、4,4’−ジヒドロキシ
ジフェニルスルホン、2,4’−ジヒドロキシジフェニ
ルスルホン、4−ヒドロキシ安息香酸ベンジル、4−ヒ
ドロキシフタル酸ジメチル、ビス(4−ヒドロキシフェ
ニル)酢酸エステル類、没食子酸アルキルエステル類、
ノボラック型フェノール樹脂等のフェノール性化合物、
フタル酸モノアニリドパラエトキシ安息香酸、パラベン
ジロキシ安息香酸、3−5−ジ−t−ブチルサリチル
酸、3−5−ジ−α−メチルベンジルサリチル酸、3−
メチル−5−t−ブチルサリチル酸、、4−n−オクチ
ルオキシカルボニルアミノサリチル酸、4−n−デシル
オキシカルボニルアミノサリチル酸等の芳香族カルボン
酸、およびこれらフェノール性化合物と亜鉛、カルシウ
ム、バリウム、ニッケル、マンガン、コバルト、アルミ
ニウム等の多価金属塩等を適宜添加することができる。
ては、一般に感熱記録材料に使用されているものであれ
ば、特に制限はなく、例えば、4−フェニルフェノー
ル、4−t−ブチルフェノール、4−ヒドロキシアセト
フェノン、2,2’−ジヒドロキシジフェニル、2,
2’−メチレンビス(4−クロロフェノール)、2,
2’−メチレンビス(4−メチル−6−t−ブチルフェ
ノール)、4,4’−エチレンビス(2−メチルフェノ
ール)、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)シク
ロヘキサン、2,2−ビス(4’−ヒドロキシフェニ
ル)プロパン、4,4’−シクロヘキシリデンビス(2
−イソプロピルフェノール)、4,4’−ジヒドロキシ
ジフェニルスルホン、2,4’−ジヒドロキシジフェニ
ルスルホン、4−ヒドロキシ安息香酸ベンジル、4−ヒ
ドロキシフタル酸ジメチル、ビス(4−ヒドロキシフェ
ニル)酢酸エステル類、没食子酸アルキルエステル類、
ノボラック型フェノール樹脂等のフェノール性化合物、
フタル酸モノアニリドパラエトキシ安息香酸、パラベン
ジロキシ安息香酸、3−5−ジ−t−ブチルサリチル
酸、3−5−ジ−α−メチルベンジルサリチル酸、3−
メチル−5−t−ブチルサリチル酸、、4−n−オクチ
ルオキシカルボニルアミノサリチル酸、4−n−デシル
オキシカルボニルアミノサリチル酸等の芳香族カルボン
酸、およびこれらフェノール性化合物と亜鉛、カルシウ
ム、バリウム、ニッケル、マンガン、コバルト、アルミ
ニウム等の多価金属塩等を適宜添加することができる。
【0033】本発明の感熱記録材料を良好な熱応答性が
得られるものとするためには、増感剤が添加される。増
感剤としては、例えば、ステアリン酸アミド、N−ヒド
ロキシメチルステアリン酸アミド、ベヘン酸アミド、N
−ヒドロキシメチルベヘン酸アミド、N−ステアリルス
テアリン酸アミド、エチレンビスステアリン酸アミド等
の脂肪酸アミド類、N−ステアリル尿素等の尿素誘導
体、2−ベンジルオキシナフタレン等のナフトール誘導
体、m−ターフェニル、4−ベンジルビフェニル、4−
アリルオキシビフェニル等のビフェニル誘導体、2,
2’−ビス(4−メトキシフェノキシ)ジエチルエーテ
ル、ビス(4−メトキシフェニル)エーテル等のポリエ
ーテル化合物、アジピン酸ジフェニル、蓚酸ジベンジ
ル、蓚酸ジ(4−クロルベンジル)エステル、テレフタ
ル酸ジメチル、テレフタル酸ジベンジル等のカルボン酸
エステル類、ベンゼンスルホン酸フェニルエステル等の
スルホン酸エステル類、ビス(4−アリルオキシフェニ
ル)スルホン等のジフェニルスルホン類、4−アセチル
アセトフェノン等のジケトン類、アセト酢酸アニリド
類、脂肪酸アニリド類、1,2−ビス(3,4−ジメチ
ルフェニル)エタン等の熱可融性物質が本発明の所望の
効果を阻害しない範囲で用いることができ、これらの化
合物は単独あるいは2種以上併用しても良い。
得られるものとするためには、増感剤が添加される。増
感剤としては、例えば、ステアリン酸アミド、N−ヒド
ロキシメチルステアリン酸アミド、ベヘン酸アミド、N
−ヒドロキシメチルベヘン酸アミド、N−ステアリルス
テアリン酸アミド、エチレンビスステアリン酸アミド等
の脂肪酸アミド類、N−ステアリル尿素等の尿素誘導
体、2−ベンジルオキシナフタレン等のナフトール誘導
体、m−ターフェニル、4−ベンジルビフェニル、4−
アリルオキシビフェニル等のビフェニル誘導体、2,
2’−ビス(4−メトキシフェノキシ)ジエチルエーテ
ル、ビス(4−メトキシフェニル)エーテル等のポリエ
ーテル化合物、アジピン酸ジフェニル、蓚酸ジベンジ
ル、蓚酸ジ(4−クロルベンジル)エステル、テレフタ
ル酸ジメチル、テレフタル酸ジベンジル等のカルボン酸
エステル類、ベンゼンスルホン酸フェニルエステル等の
スルホン酸エステル類、ビス(4−アリルオキシフェニ
ル)スルホン等のジフェニルスルホン類、4−アセチル
アセトフェノン等のジケトン類、アセト酢酸アニリド
類、脂肪酸アニリド類、1,2−ビス(3,4−ジメチ
ルフェニル)エタン等の熱可融性物質が本発明の所望の
効果を阻害しない範囲で用いることができ、これらの化
合物は単独あるいは2種以上併用しても良い。
【0034】その他に、ヘッド摩耗防止、スティッキン
グ防止等の目的で、ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸カ
ルシウム等の高級脂肪酸金属塩、ステアリン酸アミド、
メチロールステアリン酸アミド、オレイン酸アミド等の
高級脂肪酸アミド、パラフィン、酸化パラフィン、ポリ
エチレン、酸化ポリエチレン、カスターワックス等のワ
ックス類といった滑剤が添加できる。また、ベンゾフェ
ノン系、ベンゾトリアゾール系等の紫外線吸収剤、蛍光
染料等が必要に応じて添加できる。
グ防止等の目的で、ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸カ
ルシウム等の高級脂肪酸金属塩、ステアリン酸アミド、
メチロールステアリン酸アミド、オレイン酸アミド等の
高級脂肪酸アミド、パラフィン、酸化パラフィン、ポリ
エチレン、酸化ポリエチレン、カスターワックス等のワ
ックス類といった滑剤が添加できる。また、ベンゾフェ
ノン系、ベンゾトリアゾール系等の紫外線吸収剤、蛍光
染料等が必要に応じて添加できる。
【0035】本発明に使用される支持体としては、紙が
主として用いられるが、不織布、プラスチックフィル
ム、合成紙、金属箔等あるいはこれらを組み合わせた複
合シートを任意に用いることができる。また、感熱記録
層と支持体との間に単層あるいは複数層の顔料あるいは
樹脂からなるアンダーコート層を設けることができる。
さらに、表面平滑性を改良するためにマシンカレンダ
ー、スーパーカレンダー、グロスカレンダー、ブラッシ
ング等の装置を利用することができる等感熱記録材料製
造に於ける種々の公知技術を用いることができる。
主として用いられるが、不織布、プラスチックフィル
ム、合成紙、金属箔等あるいはこれらを組み合わせた複
合シートを任意に用いることができる。また、感熱記録
層と支持体との間に単層あるいは複数層の顔料あるいは
樹脂からなるアンダーコート層を設けることができる。
さらに、表面平滑性を改良するためにマシンカレンダ
ー、スーパーカレンダー、グロスカレンダー、ブラッシ
ング等の装置を利用することができる等感熱記録材料製
造に於ける種々の公知技術を用いることができる。
【0036】感熱記録層の塗抹量は、通常、染料前駆体
塗抹量で0.1〜1.0g/m2が適当である。0.1g
/m2よりも少量である場合には十分な発色特性が得られ
ず、また、1.0g/m2よりも量が多くても発色感度の
向上は見られず、経済的に不利である。
塗抹量で0.1〜1.0g/m2が適当である。0.1g
/m2よりも少量である場合には十分な発色特性が得られ
ず、また、1.0g/m2よりも量が多くても発色感度の
向上は見られず、経済的に不利である。
【0037】
【作用】本発明は、通常無色ないし淡色の染料前駆体と
加熱時反応して該染料前駆体を発色せしめる電子受容性
化合物とを含有する感熱記録材料において、感熱記録層
表面と水との初期接触角が60゜以上で、且つ接触角の
変化速度が3゜/秒以下であることを特徴とするもので
ある。従来の感熱記録材料は、オフセット印刷時のパイ
リング、即ち感熱記録層がブランケットへ剥離し徐々に
堆積することにより、印刷画像部の欠けやかすれ、印刷
非画像部の地汚れ等が発生しやすい欠点を有していた
が、これを感熱記録層表面と水との初期接触角が60゜
以上で、且つ接触角の変化速度が3゜/秒以下とするこ
とによって解決できた。
加熱時反応して該染料前駆体を発色せしめる電子受容性
化合物とを含有する感熱記録材料において、感熱記録層
表面と水との初期接触角が60゜以上で、且つ接触角の
変化速度が3゜/秒以下であることを特徴とするもので
ある。従来の感熱記録材料は、オフセット印刷時のパイ
リング、即ち感熱記録層がブランケットへ剥離し徐々に
堆積することにより、印刷画像部の欠けやかすれ、印刷
非画像部の地汚れ等が発生しやすい欠点を有していた
が、これを感熱記録層表面と水との初期接触角が60゜
以上で、且つ接触角の変化速度が3゜/秒以下とするこ
とによって解決できた。
【0038】この理由は、初期接触角および接触角の変
化速度を上記の特定要件とすることによって、湿し水の
過度な感熱記録層表面への濡れや感熱記録層中への浸透
を抑制し表面強度が保持され、パイリングのない優れた
オフセット印刷適性を得られるようにするものである。
さらに、フッ素樹脂を感熱記録層に含有することによっ
て、初期接触角と接触角の変化速度の2つの特定要件を
容易に満たすことを可能とし、より一層の優れたオフセ
ット印刷適性を得られるようにするものである。
化速度を上記の特定要件とすることによって、湿し水の
過度な感熱記録層表面への濡れや感熱記録層中への浸透
を抑制し表面強度が保持され、パイリングのない優れた
オフセット印刷適性を得られるようにするものである。
さらに、フッ素樹脂を感熱記録層に含有することによっ
て、初期接触角と接触角の変化速度の2つの特定要件を
容易に満たすことを可能とし、より一層の優れたオフセ
ット印刷適性を得られるようにするものである。
【0039】
【実施例】次に、本発明を実施例により、さらに詳細に
説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
なお以下に示す部および%はいずれも重量基準である。
説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
なお以下に示す部および%はいずれも重量基準である。
【0040】実施例1 <感熱記録層塗布液の作製>下記の(A)と(B)の混
合液を、各々ダイノミル(WEB社製サンドミル)で体
積平均粒径2μm以下となるように粉砕し、各分散液を
調製した。また、(C)の混合液をホモミキサーで5分
間攪拌し、顔料分散液を得た。
合液を、各々ダイノミル(WEB社製サンドミル)で体
積平均粒径2μm以下となるように粉砕し、各分散液を
調製した。また、(C)の混合液をホモミキサーで5分
間攪拌し、顔料分散液を得た。
【0041】 (A)染料分散液 3−ジブチルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン 30部 2.5%ポリビニルアルコール水溶液 70部
【0042】 (B)電子受容性化合物分散液 4−n−オクチルオキシカルボニルアミノサリチル酸亜鉛 40部 2.5%ポリビニルアルコール水溶液 60部 2.5%スチレンマレイン酸モノエステル共重合体のアンモニウム塩水溶液 60部
【0043】 (C)顔料分散液 吸油量80ml/100gの炭酸カルシウム(白石中央研究所製:カルライトS A) 50部 2.5%ポリビニルアルコール水溶液 200部
【0044】次に、(A)、(B)、(C)の各分散液
の他に下記のものを混合、攪拌して感熱記録層塗布液を
調製した。 (A)染料分散液 100部 (B)電子受容性化合物分散液 160部 (C)顔料分散液 250部 40%ステアリン酸亜鉛水分散液 25部 40%メチロールステアリン酸アミド水分散液 25部 10%ポリビニルアルコール水溶液 200部 10%ジメチロールウレア水溶液 10部 水 125部
の他に下記のものを混合、攪拌して感熱記録層塗布液を
調製した。 (A)染料分散液 100部 (B)電子受容性化合物分散液 160部 (C)顔料分散液 250部 40%ステアリン酸亜鉛水分散液 25部 40%メチロールステアリン酸アミド水分散液 25部 10%ポリビニルアルコール水溶液 200部 10%ジメチロールウレア水溶液 10部 水 125部
【0045】<感熱塗工用紙の作製>下記の配合により
なる塗布液を、坪量40g/m2の原紙に固形分塗布量と
して9g/m2になるように塗布、乾燥し、感熱塗工用紙
を作製した。 焼成カオリン 100部 50%スチレンブタジエン系ラテックス水分散液 24部 水 200部
なる塗布液を、坪量40g/m2の原紙に固形分塗布量と
して9g/m2になるように塗布、乾燥し、感熱塗工用紙
を作製した。 焼成カオリン 100部 50%スチレンブタジエン系ラテックス水分散液 24部 水 200部
【0046】<感熱記録材料の作製>調製して得られた
感熱記録層塗布液を、感熱塗工用紙面上に、固形分塗布
量を5g/m2となるように塗布し、乾燥して感熱記録層
を形成した後、感熱記録層表面のベック平滑度が400
〜500秒になるようにスーパーカレンダー処理を行
い、感熱記録材料を作製した。
感熱記録層塗布液を、感熱塗工用紙面上に、固形分塗布
量を5g/m2となるように塗布し、乾燥して感熱記録層
を形成した後、感熱記録層表面のベック平滑度が400
〜500秒になるようにスーパーカレンダー処理を行
い、感熱記録材料を作製した。
【0047】実施例2 実施例1における(C)顔料分散液の炭酸カルシウム5
0部の代わりに、炭酸カルシウム45部、および吸油量
135ml/100gの非晶質ケイ酸カルシウム5部
(水沢化学製:P−832)を用いた以外は、実施例1
と同様にして感熱記録材料を作製した。
0部の代わりに、炭酸カルシウム45部、および吸油量
135ml/100gの非晶質ケイ酸カルシウム5部
(水沢化学製:P−832)を用いた以外は、実施例1
と同様にして感熱記録材料を作製した。
【0048】実施例3 実施例1における(B)電子受容性化合物分散液の2.
5%スチレンマレイン酸モノエステル共重合体のアンモ
ニウム塩水溶液60部の代わりに、2.5%スチレンマ
レイン酸モノエステル共重合体のアンモニウム塩水溶液
58部、およびアセチレングリコール(日信化学工業
製:サーフィノール104E)2部を用いた以外は、実
施例1と同様にして感熱記録材料を作製した。
5%スチレンマレイン酸モノエステル共重合体のアンモ
ニウム塩水溶液60部の代わりに、2.5%スチレンマ
レイン酸モノエステル共重合体のアンモニウム塩水溶液
58部、およびアセチレングリコール(日信化学工業
製:サーフィノール104E)2部を用いた以外は、実
施例1と同様にして感熱記録材料を作製した。
【0049】実施例4 実施例1における10%ジメチロールウレア水溶液10
部の代わりに10%炭酸ジルコルアンモニウム10部を
用いた以外は、実施例1と同様にして感熱記録材料を作
製した。
部の代わりに10%炭酸ジルコルアンモニウム10部を
用いた以外は、実施例1と同様にして感熱記録材料を作
製した。
【0050】実施例5 実施例1における感熱記録層塗布液に、20%パラフィ
ンワックス分散液25部を追加した以外は、実施例1と
同様にして感熱記録材料を作製した。
ンワックス分散液25部を追加した以外は、実施例1と
同様にして感熱記録材料を作製した。
【0051】実施例6 実施例1における感熱記録層塗布液に、18%フッ素樹
脂エマルション10部(住友化学製:スミフルオイルE
M201)を追加した以外は、実施例1と同様にして感
熱記録材料を作製した。
脂エマルション10部(住友化学製:スミフルオイルE
M201)を追加した以外は、実施例1と同様にして感
熱記録材料を作製した。
【0052】実施例7 実施例1における感熱記録層塗布液に、18%フッ素樹
脂水溶液10部(旭硝子製:アサヒガードAG530)
を追加した以外は、実施例1と同様にして感熱記録材料
を作製した。
脂水溶液10部(旭硝子製:アサヒガードAG530)
を追加した以外は、実施例1と同様にして感熱記録材料
を作製した。
【0053】比較例1 実施例1における(C)顔料分散液の炭酸カルシウム5
0部の代わりに、非晶質ケイ酸カルシウム50部を用い
た以外は、実施例1と同様にして感熱記録材料を作製し
た。
0部の代わりに、非晶質ケイ酸カルシウム50部を用い
た以外は、実施例1と同様にして感熱記録材料を作製し
た。
【0054】比較例2 実施例1における(B)電子受容性化合物分散液の2.
5%スチレンマレイン酸モノエステル共重合体のアンモ
ニウム塩水溶液60部の代わりに、2.5%ジ−2−エ
チルヘキシルスルホコハク酸ナトリウム水溶液60部を
用いた以外は、実施例1と同様にして感熱記録材料を作
製した。
5%スチレンマレイン酸モノエステル共重合体のアンモ
ニウム塩水溶液60部の代わりに、2.5%ジ−2−エ
チルヘキシルスルホコハク酸ナトリウム水溶液60部を
用いた以外は、実施例1と同様にして感熱記録材料を作
製した。
【0055】比較例3 実施例1における(B)電子受容性化合物分散液の2.
5%スチレンマレイン酸モノエステル共重合体のアンモ
ニウム塩水溶液60部の代わりに、2.5%スチレンマ
レイン酸モノエステル共重合体のアンモニウム塩水溶液
50部、およびアセチレングリコール10部を用いた以
外は、実施例1と同様にして感熱記録材料を作製した。
5%スチレンマレイン酸モノエステル共重合体のアンモ
ニウム塩水溶液60部の代わりに、2.5%スチレンマ
レイン酸モノエステル共重合体のアンモニウム塩水溶液
50部、およびアセチレングリコール10部を用いた以
外は、実施例1と同様にして感熱記録材料を作製した。
【0056】比較例4 実施例1における40%ステアリン酸亜鉛水分散液の部
数を25部から5部、および40%メチロールステアリ
ン酸アミド水分散液の部数を25部から5部に変更した
以外は、実施例1と同様にして感熱記録材料を作製し
た。
数を25部から5部、および40%メチロールステアリ
ン酸アミド水分散液の部数を25部から5部に変更した
以外は、実施例1と同様にして感熱記録材料を作製し
た。
【0057】比較例5 実施例1における10%ポリビニルアルコール水溶液2
00部の代わりに、10%ポリアクリルアミド水溶液2
00部を用いた以外は、実施例1と同様にして感熱記録
材料を作製した。
00部の代わりに、10%ポリアクリルアミド水溶液2
00部を用いた以外は、実施例1と同様にして感熱記録
材料を作製した。
【0058】以上の実施例1〜7および比較例1〜5で
作製した感熱記録材料を、下記の試験に供し、その結果
を表1に示す。
作製した感熱記録材料を、下記の試験に供し、その結果
を表1に示す。
【0059】<初期接触角および接触角の変化速度の測
定>20℃、65%RH雰囲気下で、協和界面科学製F
ACE自動接触角計CA−Z型を用いて測定を行った。
蒸留水滴を感熱記録層表面に滴下して1秒後および6秒
後の接触角を測定し、滴下1秒後の接触角を初期接触角
とし、また、滴下1秒後と滴下6秒後との接触角の差を
時間(5秒)で割った値を接触角の変化速度(゜/秒)
とした。
定>20℃、65%RH雰囲気下で、協和界面科学製F
ACE自動接触角計CA−Z型を用いて測定を行った。
蒸留水滴を感熱記録層表面に滴下して1秒後および6秒
後の接触角を測定し、滴下1秒後の接触角を初期接触角
とし、また、滴下1秒後と滴下6秒後との接触角の差を
時間(5秒)で割った値を接触角の変化速度(゜/秒)
とした。
【0060】<オフセット印刷適性>明製作所製RI試
験機にてオフセット印刷適性を評価した。インキにトラ
ンスG藍ノーマル(大日本インキ化学工業製)を0.4
cc用いて、水ロールを通した後に印刷を行い、感熱記
録層の剥離状態を目視で評価した。目視による剥離状態
の評価は、以下の指標によった。 ◎:感熱記録層の剥離は殆どない。 ○:感熱記録層の剥離が僅かにあるが、実用上問題な
い。 △:感熱記録層の剥離がやや多く、実用上問題がある。 ×:感熱記録層の剥離が非常に多く、実用不可である。
験機にてオフセット印刷適性を評価した。インキにトラ
ンスG藍ノーマル(大日本インキ化学工業製)を0.4
cc用いて、水ロールを通した後に印刷を行い、感熱記
録層の剥離状態を目視で評価した。目視による剥離状態
の評価は、以下の指標によった。 ◎:感熱記録層の剥離は殆どない。 ○:感熱記録層の剥離が僅かにあるが、実用上問題な
い。 △:感熱記録層の剥離がやや多く、実用上問題がある。 ×:感熱記録層の剥離が非常に多く、実用不可である。
【0061】
【表1】
【0062】表1で明確なように、実施例1〜7の感熱
記録材料は、印刷適性に優れていることを示し、一方、
比較例1〜5の感熱記録材料は、印刷適性の低いことを
示している。
記録材料は、印刷適性に優れていることを示し、一方、
比較例1〜5の感熱記録材料は、印刷適性の低いことを
示している。
【0063】
【発明の効果】実施例から明らかなように、感熱記録層
表面と水との初期接触角が60゜以上で、且つ接触角の
変化速度を3゜/秒以下とすることにより、オフセット
印刷適性に優れた感熱記録材料が得られる。さらに、フ
ッ素樹脂を感熱記録層に含有することで、より一層のオ
フセット印刷適性に優れた感熱記録材料が得られる。
表面と水との初期接触角が60゜以上で、且つ接触角の
変化速度を3゜/秒以下とすることにより、オフセット
印刷適性に優れた感熱記録材料が得られる。さらに、フ
ッ素樹脂を感熱記録層に含有することで、より一層のオ
フセット印刷適性に優れた感熱記録材料が得られる。
Claims (2)
- 【請求項1】 通常無色ないし淡色の染料前駆体および
該染料前駆体と加熱時反応して発色せしめる電子受容性
化合物を含有する感熱記録材料において、感熱記録層表
面と水との初期接触角が60゜以上で、且つ接触角の変
化速度が3゜/秒以下であることを特徴とする感熱記録
材料。 - 【請求項2】 感熱記録層中に、フッ素樹脂を含有する
ことを特徴とする請求項1記載の感熱記録材料。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7299926A JPH09142018A (ja) | 1995-11-17 | 1995-11-17 | 感熱記録材料 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7299926A JPH09142018A (ja) | 1995-11-17 | 1995-11-17 | 感熱記録材料 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09142018A true JPH09142018A (ja) | 1997-06-03 |
Family
ID=17878605
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7299926A Pending JPH09142018A (ja) | 1995-11-17 | 1995-11-17 | 感熱記録材料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09142018A (ja) |
Cited By (15)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002098673A1 (fr) * | 2001-06-01 | 2002-12-12 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Materiau d'enregistrement thermosensible |
| WO2003053710A1 (en) * | 2001-12-20 | 2003-07-03 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Heat-sensitive recording material |
| WO2003057496A1 (en) * | 2001-12-20 | 2003-07-17 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Heat-sensitive recording material |
| WO2003059639A1 (en) * | 2001-12-20 | 2003-07-24 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Heat-sensitive recording material |
| WO2003082594A1 (fr) * | 2002-03-28 | 2003-10-09 | Mitsubishi Paper Mills Limited | Materiau de thermogravure destine a l'impression offset |
| US7160840B2 (en) | 2001-06-28 | 2007-01-09 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Thermal recording material |
| WO2009028118A1 (ja) | 2007-08-29 | 2009-03-05 | Nippon Paper Industries Co., Ltd. | 感熱記録体 |
| JP2011207011A (ja) * | 2010-03-29 | 2011-10-20 | Mitsubishi Paper Mills Ltd | 可逆性感熱記録材料 |
| US8247347B2 (en) | 2007-03-29 | 2012-08-21 | Nippon Paper Industries Co., Ltd. | Thermosensitive recording medium |
| US8283284B2 (en) | 2007-05-10 | 2012-10-09 | Nippon Paper Industries Co., Ltd. | Thermosensitive recording medium |
| US8492308B2 (en) | 2007-08-21 | 2013-07-23 | Nippon Paper Industries Co., Ltd. | Thermosensitive recording medium |
| US8609582B2 (en) | 2009-03-24 | 2013-12-17 | Nippon Paper Industries Co., Ltd. | Thermosensitive recording medium |
| US8673812B2 (en) | 2009-06-05 | 2014-03-18 | Nippon Paper Industries Co., Ltd. | Thermosensitive recording medium |
| US8871678B2 (en) | 2010-03-15 | 2014-10-28 | Nippon Paper Industries Co., Ltd. | Thermosensitive recording medium |
| CN112284979A (zh) * | 2020-09-22 | 2021-01-29 | 上海梭伦信息科技有限公司 | 一种微滴边际动态接触角的测量方法 |
-
1995
- 1995-11-17 JP JP7299926A patent/JPH09142018A/ja active Pending
Cited By (18)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7135431B2 (en) | 2001-06-01 | 2006-11-14 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Thermosensitive recording material |
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| WO2003059639A1 (en) * | 2001-12-20 | 2003-07-24 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Heat-sensitive recording material |
| US7098168B2 (en) | 2001-12-20 | 2006-08-29 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Heat-sensitive recording material |
| WO2003082594A1 (fr) * | 2002-03-28 | 2003-10-09 | Mitsubishi Paper Mills Limited | Materiau de thermogravure destine a l'impression offset |
| US8247347B2 (en) | 2007-03-29 | 2012-08-21 | Nippon Paper Industries Co., Ltd. | Thermosensitive recording medium |
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| US8492308B2 (en) | 2007-08-21 | 2013-07-23 | Nippon Paper Industries Co., Ltd. | Thermosensitive recording medium |
| WO2009028118A1 (ja) | 2007-08-29 | 2009-03-05 | Nippon Paper Industries Co., Ltd. | 感熱記録体 |
| US8466085B2 (en) | 2007-08-29 | 2013-06-18 | Nippon Paper Industries Co., Ltd. | Thermosensitive recording medium |
| US8609582B2 (en) | 2009-03-24 | 2013-12-17 | Nippon Paper Industries Co., Ltd. | Thermosensitive recording medium |
| US8673812B2 (en) | 2009-06-05 | 2014-03-18 | Nippon Paper Industries Co., Ltd. | Thermosensitive recording medium |
| US8871678B2 (en) | 2010-03-15 | 2014-10-28 | Nippon Paper Industries Co., Ltd. | Thermosensitive recording medium |
| JP2011207011A (ja) * | 2010-03-29 | 2011-10-20 | Mitsubishi Paper Mills Ltd | 可逆性感熱記録材料 |
| CN112284979A (zh) * | 2020-09-22 | 2021-01-29 | 上海梭伦信息科技有限公司 | 一种微滴边际动态接触角的测量方法 |
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