JPH09143260A - 芳香族化合物含有ポリエーテルポリオールの製造方法 - Google Patents
芳香族化合物含有ポリエーテルポリオールの製造方法Info
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- JPH09143260A JPH09143260A JP8147315A JP14731596A JPH09143260A JP H09143260 A JPH09143260 A JP H09143260A JP 8147315 A JP8147315 A JP 8147315A JP 14731596 A JP14731596 A JP 14731596A JP H09143260 A JPH09143260 A JP H09143260A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 TDA異性体混合物、場合によりさらにコイ
ニシエータを含有するこの混合物を基礎とするポリエー
テルポリオールを経済的に有利に製造することができ、
しかも製造されたポリエーテルポリオールが、ポリウレ
タン硬質発泡体製造に使用されるのに有利な一連の特性
を具備している方法を提供すること。 【解決手段】 70℃から135℃の温度、0.1MP
aから1.0MPaの圧力において、H官能性出発物質
にアルキレンオキシドを付加することにより、芳香族化
合物含有ポリエーテルポリオールを製造する方法であっ
て、少なくとも95重量%のトルイレンジアミン2,3
−および3,4−異性体、0.5から4重量%のトルイ
レンジアミン2,4−および2,6−異性体ならびに
0.1から1.5重量%のトルイレンジアミン製造の際
の易揮発性成分を、全体で100重量%となるように含
有する少なくとも1種類の出発物質をアルコキシル化の
ために使用することを特徴とする方法。
ニシエータを含有するこの混合物を基礎とするポリエー
テルポリオールを経済的に有利に製造することができ、
しかも製造されたポリエーテルポリオールが、ポリウレ
タン硬質発泡体製造に使用されるのに有利な一連の特性
を具備している方法を提供すること。 【解決手段】 70℃から135℃の温度、0.1MP
aから1.0MPaの圧力において、H官能性出発物質
にアルキレンオキシドを付加することにより、芳香族化
合物含有ポリエーテルポリオールを製造する方法であっ
て、少なくとも95重量%のトルイレンジアミン2,3
−および3,4−異性体、0.5から4重量%のトルイ
レンジアミン2,4−および2,6−異性体ならびに
0.1から1.5重量%のトルイレンジアミン製造の際
の易揮発性成分を、全体で100重量%となるように含
有する少なくとも1種類の出発物質をアルコキシル化の
ために使用することを特徴とする方法。
Description
【0001】
【技術分野】本発明は、出発物質としてトルイレンジア
ミン(TDA)の異性体から成る特定の混合物が使用さ
れる。H−官能性出発物質にアルキレンオキシドを付加
することにより芳香族化合物含有ポリエーテルポリオー
ルの製造方法ならびにこの方法により製造されるポリエ
ーテルポリオールおよびこれをポリウレタン硬質発泡体
製造のためのポリオール混合物の組成分として使用する
方法に関する。
ミン(TDA)の異性体から成る特定の混合物が使用さ
れる。H−官能性出発物質にアルキレンオキシドを付加
することにより芳香族化合物含有ポリエーテルポリオー
ルの製造方法ならびにこの方法により製造されるポリエ
ーテルポリオールおよびこれをポリウレタン硬質発泡体
製造のためのポリオール混合物の組成分として使用する
方法に関する。
【0002】
【従来技術】H官能性物質のアルコキシル化によるポリ
エーテルオールの製造方法は久しく以前から公知であ
る。TDAの異性体、ことに2,4−および2,6−T
DA、2,3−および3,4−TDA(o−TDA)の
混合物およびさらに高分子量のジアミンとの混合物のよ
うな芳香族ジアミンの使用も同様に刊行物に記載されて
おり、公知である。
エーテルオールの製造方法は久しく以前から公知であ
る。TDAの異性体、ことに2,4−および2,6−T
DA、2,3−および3,4−TDA(o−TDA)の
混合物およびさらに高分子量のジアミンとの混合物のよ
うな芳香族ジアミンの使用も同様に刊行物に記載されて
おり、公知である。
【0003】英国特願公開972772号公報には、
2,4−および2,6−TDAならびにこれらの混合物
のアルコキシル化が記載されている。
2,4−および2,6−TDAならびにこれらの混合物
のアルコキシル化が記載されている。
【0004】ポリエーテルオールを製造するために出発
物質としてo−TDAを使用することも、西独特許20
17038号公報に記載されている。
物質としてo−TDAを使用することも、西独特許20
17038号公報に記載されている。
【0005】さらに、TDA異性体をプロポキシル化し
て、取扱いが極めて厄介な高粘稠性生成物が得られるこ
とも公知である。これと対称的に、TDA異性体のエト
キシル化により極めて粘度の低いポリエーテルポリオー
ルが得られるが、これはもっぱら1級OH基を含有する
ため、イソシアナートとの極めて高い反応速度をもたら
す。このために、通常の硬質発泡体に使用するには余り
に活性的であり過ぎる。
て、取扱いが極めて厄介な高粘稠性生成物が得られるこ
とも公知である。これと対称的に、TDA異性体のエト
キシル化により極めて粘度の低いポリエーテルポリオー
ルが得られるが、これはもっぱら1級OH基を含有する
ため、イソシアナートとの極めて高い反応速度をもたら
す。このために、通常の硬質発泡体に使用するには余り
に活性的であり過ぎる。
【0006】硬質発泡体を製造するために適当なポリエ
ーテルポリオールは、米国特許4209609号明細書
に記載されている。これによれば、1モルのTDAに約
4モルのエチレンオキシドが、次いでさらにプロピレン
オキシドが付加される。エチレンオキシド内部ブロック
の構造が粘度を低減させる。触媒はエトキシル化の後で
始めて使用するのが好ましい。しかしながら、この方法
では触媒としてKOHを使用するために粘度が過度に低
く、遊離o−TDA基の含有分が極めて多い(1から2
重量%)生成物は再現可能に製造され得ない。
ーテルポリオールは、米国特許4209609号明細書
に記載されている。これによれば、1モルのTDAに約
4モルのエチレンオキシドが、次いでさらにプロピレン
オキシドが付加される。エチレンオキシド内部ブロック
の構造が粘度を低減させる。触媒はエトキシル化の後で
始めて使用するのが好ましい。しかしながら、この方法
では触媒としてKOHを使用するために粘度が過度に低
く、遊離o−TDA基の含有分が極めて多い(1から2
重量%)生成物は再現可能に製造され得ない。
【0007】東独特願公開290201号公報には、ア
ミン含有塔頂生成物である出発物質を基礎とするポリエ
ーテルオールの製造方法が記載されている。これは10
から40重量%の2,3−TDA、20から50重量%
の3,4−TDA、30から60重量%の2,4−およ
び2,6−TDA、約1重量%のトルイジンから成る。
この異性体混合物のアルコキシル化は、コイニシエータ
および/または塔底生成物と共に、好ましくはニッケル
触媒を含有する塩基性触媒を使用して行われる。これは
高い2級アミノ基含有分をもたらす。
ミン含有塔頂生成物である出発物質を基礎とするポリエ
ーテルオールの製造方法が記載されている。これは10
から40重量%の2,3−TDA、20から50重量%
の3,4−TDA、30から60重量%の2,4−およ
び2,6−TDA、約1重量%のトルイジンから成る。
この異性体混合物のアルコキシル化は、コイニシエータ
および/または塔底生成物と共に、好ましくはニッケル
触媒を含有する塩基性触媒を使用して行われる。これは
高い2級アミノ基含有分をもたらす。
【0008】ヨーロッパ特願公開318784号公報
は、o−TDAを基礎とするポリエーテルオールの製造
方法を開示している。このポリエーテルオールの合成
は、特定のアミン系触媒を使用して行われるが、これに
より製造される生成物は発泡体における亀裂、中心部分
の着色のような前述した欠点を一切示さない。この製造
方法は、o−TDAを基礎とするOH数400から63
0のポリエーテルポリオールをもたらし、その5から2
0重量%はイソシアナートに大して反応性の2級アミノ
基を有し、遊離o−TDA含有分は0.2重量%以下で
ある。この製造方法によると、アミノ基の大部分はモノ
アルコキシル化されるに止まり、比較的多くの2級アミ
ノ基が残存する。これは明らかに低粘度の原因となる。
このようにして製造されるポリエーテルオールは、発泡
に際し高い初期活性を示し、その結果触媒使用量の減少
をもたらす。しかしかがら、このような発泡の際の触媒
減少は、用途に応じて硬さを劣化させる。これと共に、
2級アミノ基とイソシアナート基の急速は反応が生じ、
粘度が増大して、製品、ことに発泡体の流動特性を劣化
させる。ことに冷蔵庫内に使用されるような大型発泡体
は完全な充填がほとんどできなくなる。
は、o−TDAを基礎とするポリエーテルオールの製造
方法を開示している。このポリエーテルオールの合成
は、特定のアミン系触媒を使用して行われるが、これに
より製造される生成物は発泡体における亀裂、中心部分
の着色のような前述した欠点を一切示さない。この製造
方法は、o−TDAを基礎とするOH数400から63
0のポリエーテルポリオールをもたらし、その5から2
0重量%はイソシアナートに大して反応性の2級アミノ
基を有し、遊離o−TDA含有分は0.2重量%以下で
ある。この製造方法によると、アミノ基の大部分はモノ
アルコキシル化されるに止まり、比較的多くの2級アミ
ノ基が残存する。これは明らかに低粘度の原因となる。
このようにして製造されるポリエーテルオールは、発泡
に際し高い初期活性を示し、その結果触媒使用量の減少
をもたらす。しかしかがら、このような発泡の際の触媒
減少は、用途に応じて硬さを劣化させる。これと共に、
2級アミノ基とイソシアナート基の急速は反応が生じ、
粘度が増大して、製品、ことに発泡体の流動特性を劣化
させる。ことに冷蔵庫内に使用されるような大型発泡体
は完全な充填がほとんどできなくなる。
【0009】西独特願公開4232970号公報には、
塩基性触媒を使用して、TDAにアルキレンオキシドを
付加することによりポリエーテルオールを製造する方法
が開示されている。このTDAは、TDA全量に対して
50重量%以上の2,3−および3,4−TDA異性体
を含有し、エチレンオキシド分は全アルキレンオキシド
に対して5から12重量%を占める。さらにTDAの
2,3−および3,4−異性体含有分の増大と共に、ア
ルキレンオキシド中のエチレンオキシド含有分が増大す
ることも特許請求されている。さらに、アニリンおよび
/またはトルイジンとして、TDA異性体混合物中に
は、TDAに対して5重量%以下の芳香族モノアミンが
存在し得る。この異性体混合物のアルコキシル化は、触
媒を使用して、ヒドロキシル数が例えば410から43
5mgKOH/gの低粘度ポリエーテルポリオールをも
たらす。具体的には、実施例1において、ヒドロキシル
数435mgKOH/g、25℃で僅かに5100mP
asの粘度が示されている。この生成物は0.002重
量%の1級および2級アミノ基を有する。
塩基性触媒を使用して、TDAにアルキレンオキシドを
付加することによりポリエーテルオールを製造する方法
が開示されている。このTDAは、TDA全量に対して
50重量%以上の2,3−および3,4−TDA異性体
を含有し、エチレンオキシド分は全アルキレンオキシド
に対して5から12重量%を占める。さらにTDAの
2,3−および3,4−異性体含有分の増大と共に、ア
ルキレンオキシド中のエチレンオキシド含有分が増大す
ることも特許請求されている。さらに、アニリンおよび
/またはトルイジンとして、TDA異性体混合物中に
は、TDAに対して5重量%以下の芳香族モノアミンが
存在し得る。この異性体混合物のアルコキシル化は、触
媒を使用して、ヒドロキシル数が例えば410から43
5mgKOH/gの低粘度ポリエーテルポリオールをも
たらす。具体的には、実施例1において、ヒドロキシル
数435mgKOH/g、25℃で僅かに5100mP
asの粘度が示されている。この生成物は0.002重
量%の1級および2級アミノ基を有する。
【0010】このようなヒドロキシル数435mgKO
H/gで5100mPasの低粘度は、TDA中に出発
物質として実質的に高いアニリンまたはトルイジン含有
分が存在するか、または1級、2級アミノ基含有分が同
様に実質的に高い場合に、反応を塩基性触媒を使用し苛
性カリ水溶液中でおこなうことにより達成され得る。所
望の低粘度の達成は、また上述ヨーロッパ特願公開31
8784号公報に関して述べたように出発材料混合物
の、ないしはポリオールにおける官能性の低減によって
も行われる。例えばアルキレンオキシドに対するエチレ
ンオキシドの含有分は、わずかに2.8重量%である。
しかしながら、このような量は435mgKOH/gの
ヒドロキシル数で粘度が5100mPasに低下すると
達成されない。しかしながら、1級および2級アミノ基
の含有量を高めると、遊離TDA基の含有量が増大する
おそれが高まる。
H/gで5100mPasの低粘度は、TDA中に出発
物質として実質的に高いアニリンまたはトルイジン含有
分が存在するか、または1級、2級アミノ基含有分が同
様に実質的に高い場合に、反応を塩基性触媒を使用し苛
性カリ水溶液中でおこなうことにより達成され得る。所
望の低粘度の達成は、また上述ヨーロッパ特願公開31
8784号公報に関して述べたように出発材料混合物
の、ないしはポリオールにおける官能性の低減によって
も行われる。例えばアルキレンオキシドに対するエチレ
ンオキシドの含有分は、わずかに2.8重量%である。
しかしながら、このような量は435mgKOH/gの
ヒドロキシル数で粘度が5100mPasに低下すると
達成されない。しかしながら、1級および2級アミノ基
の含有量を高めると、遊離TDA基の含有量が増大する
おそれが高まる。
【0011】米国特許5462290号明細書は、ビシ
ナルTDAを基礎とするポリエーテルポリオールの製造
を開示している。異性体混合物の組成は、約90重量%
の2,3−および3,4−TDAと、約10重量%の
2,4−および2,6−TDAとから成る。アルコキシ
ル化は、1から3モルのエチレンオキシドを125℃で
付加し、4から8モルのプロピレンオキシドを140℃
以上の温度でプロポキシル化することにより行われる。
しかしながら、ビシナルTDAのアルコキシル化を14
0℃以上の合成温度のような高温で行うと、暗色の、す
でに熱障害を受けたようなポリエーテルポリオールが得
られることが判明している。
ナルTDAを基礎とするポリエーテルポリオールの製造
を開示している。異性体混合物の組成は、約90重量%
の2,3−および3,4−TDAと、約10重量%の
2,4−および2,6−TDAとから成る。アルコキシ
ル化は、1から3モルのエチレンオキシドを125℃で
付加し、4から8モルのプロピレンオキシドを140℃
以上の温度でプロポキシル化することにより行われる。
しかしながら、ビシナルTDAのアルコキシル化を14
0℃以上の合成温度のような高温で行うと、暗色の、す
でに熱障害を受けたようなポリエーテルポリオールが得
られることが判明している。
【0012】しかしながら、絶えず変化する一連の要望
から、いよいよ明色のポリエーテルオールの提供が、さ
らに強く望まれている。高温で極めて迅速に合成するこ
とによりポリオキシル化は、その前のエトキシル化で生
成するOH基に対して優先的に行われ、その結果、多量
のNH基が残存することになる。この官能性低下によ
り、低粘度がもたらされる。しかしながら、多くの用途
のためには、少なくとも4の官能性が絶対的に必要であ
る。NH基の含有分が高まると、例えば冷蔵庫内に使用
される発泡体の流動挙動がネガチブになり、NH基とイ
ソシアナート基の反応により流動性が阻害され、隙間な
く発泡体で充填することが困難になる。
から、いよいよ明色のポリエーテルオールの提供が、さ
らに強く望まれている。高温で極めて迅速に合成するこ
とによりポリオキシル化は、その前のエトキシル化で生
成するOH基に対して優先的に行われ、その結果、多量
のNH基が残存することになる。この官能性低下によ
り、低粘度がもたらされる。しかしながら、多くの用途
のためには、少なくとも4の官能性が絶対的に必要であ
る。NH基の含有分が高まると、例えば冷蔵庫内に使用
される発泡体の流動挙動がネガチブになり、NH基とイ
ソシアナート基の反応により流動性が阻害され、隙間な
く発泡体で充填することが困難になる。
【0013】ビシナルTDAのプロポキシル化が、もっ
ぱら米国特許4391728号明細書に記載されてい
る。ここでも、上述した米国特許4562290号と同
様のTDA異性体混合物と、50から300の当量重量
および2から6の官能性を有するポリオキシアルキレン
ポリエーテルが使用されており、またプロポキシル化に
際して140℃以上の反応温度が採用されている。そし
て、米国特許4562290号に関して上述した欠陥を
示す。
ぱら米国特許4391728号明細書に記載されてい
る。ここでも、上述した米国特許4562290号と同
様のTDA異性体混合物と、50から300の当量重量
および2から6の官能性を有するポリオキシアルキレン
ポリエーテルが使用されており、またプロポキシル化に
際して140℃以上の反応温度が採用されている。そし
て、米国特許4562290号に関して上述した欠陥を
示す。
【0014】
【解決されるべき課題】そこで、本発明により解決され
るべきこの分野の技術的課題は、TDA異性体混合物、
場合によりさらにコイニシエータを含有するこの混合物
を基礎とするポリエーテルポリオールを経済的に有利に
製造することができ、しかも製造されたポリエーテルポ
リオールが、ポリウレタン硬質発泡体製造に使用される
のに有利な一連の特性を具備している方法を提供するこ
とである。
るべきこの分野の技術的課題は、TDA異性体混合物、
場合によりさらにコイニシエータを含有するこの混合物
を基礎とするポリエーテルポリオールを経済的に有利に
製造することができ、しかも製造されたポリエーテルポ
リオールが、ポリウレタン硬質発泡体製造に使用される
のに有利な一連の特性を具備している方法を提供するこ
とである。
【0015】
【課題解決手段】しかるに上述の課題は、H官能性出発
物質にアルキレンオキシドを付加することにより、芳香
族化合物含有ポリエーテルポリオールを製造する方法で
あって、少なくとも95重量%のトルイレンジアミン
2,3−および3,4−異性体、0.5から4重量%の
トルイレンジアミン2,4−および2,6−異性体なら
びに0.1から1.5重量%のトルイレンジアミン製造
の際の易揮発性成分を、全体で100重量%となるよう
に含有する少なくとも1種類の出発物質をアルコキシル
化のために使用することを特徴とする方法により解決さ
れることが本発明者らにより見出された。
物質にアルキレンオキシドを付加することにより、芳香
族化合物含有ポリエーテルポリオールを製造する方法で
あって、少なくとも95重量%のトルイレンジアミン
2,3−および3,4−異性体、0.5から4重量%の
トルイレンジアミン2,4−および2,6−異性体なら
びに0.1から1.5重量%のトルイレンジアミン製造
の際の易揮発性成分を、全体で100重量%となるよう
に含有する少なくとも1種類の出発物質をアルコキシル
化のために使用することを特徴とする方法により解決さ
れることが本発明者らにより見出された。
【0016】従って本発明の対象は、70℃から135
℃の温度、0.1MPaから1.0MPaの圧力におい
て、H官能性出発物質にアルキレンオキシドを付加する
ことにより、芳香族化合物含有ポリエーテルポリオール
を製造する方法であって、少なくとも95重量%のトル
イレンジアミン2,3−および3,4−異性体、0.5
から4重量%のトルイレンジアミン2,4−および2,
6−異性体ならびに0.1から1.5重量%のトルイレ
ンジアミン製造の際の易揮発性成分を、全体で100重
量%となるように含有する少なくとも1種類の出発物質
をアルコキシル化のために使用することを特徴とする方
法である。
℃の温度、0.1MPaから1.0MPaの圧力におい
て、H官能性出発物質にアルキレンオキシドを付加する
ことにより、芳香族化合物含有ポリエーテルポリオール
を製造する方法であって、少なくとも95重量%のトル
イレンジアミン2,3−および3,4−異性体、0.5
から4重量%のトルイレンジアミン2,4−および2,
6−異性体ならびに0.1から1.5重量%のトルイレ
ンジアミン製造の際の易揮発性成分を、全体で100重
量%となるように含有する少なくとも1種類の出発物質
をアルコキシル化のために使用することを特徴とする方
法である。
【0017】本発明は、さらに上記方法により製造され
た芳香族化合物含有ポリエーテルポリオールならびにこ
れをポリウレタン硬質発泡体を製造するためのポリオー
ル混合物中に含まれる組成分として使用することにも及
ぶ。
た芳香族化合物含有ポリエーテルポリオールならびにこ
れをポリウレタン硬質発泡体を製造するためのポリオー
ル混合物中に含まれる組成分として使用することにも及
ぶ。
【0018】本発明によるポリエーテルポリオール製造
のための出発材料混合物は、少なくとも95重量%の
2,3−および3,4−TDA異性体、0.5から4重
量%の2,4−および2,6−TDA異性体ならびに
0.1から1.5重量%のTDA製造の際の易揮発性成
分を含有する。ただし、これらの合計が100重量%と
なるような量割合とする。
のための出発材料混合物は、少なくとも95重量%の
2,3−および3,4−TDA異性体、0.5から4重
量%の2,4−および2,6−TDA異性体ならびに
0.1から1.5重量%のTDA製造の際の易揮発性成
分を含有する。ただし、これらの合計が100重量%と
なるような量割合とする。
【0019】このTDA製造の際の易揮発性成分は、ト
ルイジンおよびアニリンを含有するのが好ましい。
ルイジンおよびアニリンを含有するのが好ましい。
【0020】本発明による組成のTDAは、ことに工業
的に一般に使用されるトルイレンジイソシアナート80
/20を製造するための出発物質である、80%の2,
4−TDAと20%の2,6−TDAから成るTDAを
製造する場合の副生成物として得られ、全TDA中の
2,4−および2,6−TDA含有分が少なく、大量の
2,3−および3,4−異性体の存在により、秀れた粘
度特性および流動特性をもたらすポリエーテルオールの
構造的特徴を誘起する。
的に一般に使用されるトルイレンジイソシアナート80
/20を製造するための出発物質である、80%の2,
4−TDAと20%の2,6−TDAから成るTDAを
製造する場合の副生成物として得られ、全TDA中の
2,4−および2,6−TDA含有分が少なく、大量の
2,3−および3,4−異性体の存在により、秀れた粘
度特性および流動特性をもたらすポリエーテルオールの
構造的特徴を誘起する。
【0021】出発材料混合物には、さらに通常、Hー官
能性の、一般にアルコール系および/またはアミン系の
コスタータ、例えばエチレングリコールおよび/または
プロピレングリコールのようなグリコール類、その同族
体、トリオール、例えばグリセリンおよび/または低級
脂肪族アミンを添加し得る。
能性の、一般にアルコール系および/またはアミン系の
コスタータ、例えばエチレングリコールおよび/または
プロピレングリコールのようなグリコール類、その同族
体、トリオール、例えばグリセリンおよび/または低級
脂肪族アミンを添加し得る。
【0022】ポリエーテルポリオールの製造は、それ自
体公知の塩基性触媒によるアルキレンオキシド付加反応
法により行われる。
体公知の塩基性触媒によるアルキレンオキシド付加反応
法により行われる。
【0023】このアルキレンオキシド付加のためには、
エチレンオキシド、プロピレンオキシド、ブチレンオキ
シドのような低級アルキレンオキシドが、ことに製造さ
れるポリエーテルポリオールの低粘度が望ましい場合に
は、エチレンオキシド、プロピレンオキシドが使用され
る。
エチレンオキシド、プロピレンオキシド、ブチレンオキ
シドのような低級アルキレンオキシドが、ことに製造さ
れるポリエーテルポリオールの低粘度が望ましい場合に
は、エチレンオキシド、プロピレンオキシドが使用され
る。
【0024】本発明による芳香族化合物含有ポリエーテ
ルポリオールの製造方法では、第1相アルコキシル化
が、TDAのエチレンオキシドに対するモル割合を1:
2.5から1:4、好ましくは1:2.6から1:3に
保持して、1級ヒドロキシ基含有を著しく少なくするよ
うにして行われる無触媒エトキシル化である、これに次
いで僅少の触媒を使用し、KOH含有量を0.03から
0.15重量%とするプロポキシル化が行われる。
ルポリオールの製造方法では、第1相アルコキシル化
が、TDAのエチレンオキシドに対するモル割合を1:
2.5から1:4、好ましくは1:2.6から1:3に
保持して、1級ヒドロキシ基含有を著しく少なくするよ
うにして行われる無触媒エトキシル化である、これに次
いで僅少の触媒を使用し、KOH含有量を0.03から
0.15重量%とするプロポキシル化が行われる。
【0025】塩基性触媒としては、アルカリ金属および
/またはアルカリ土類金属の水酸化物および/または炭
酸塩、ことに水酸化カリウムが、全反応混合物に対して
0.03から0.3重量%の量で使用される。
/またはアルカリ土類金属の水酸化物および/または炭
酸塩、ことに水酸化カリウムが、全反応混合物に対して
0.03から0.3重量%の量で使用される。
【0026】本発明により製造されるポリエーテルオー
ルのヒドロキシル数は、この方法による場合、340−
420mgKOH/gである。このようにして得られる
合成物は、上記ヒドロキシル数で、25℃における粘度
が5000から20000mPas、官能性3.95か
ら4である。
ルのヒドロキシル数は、この方法による場合、340−
420mgKOH/gである。このようにして得られる
合成物は、上記ヒドロキシル数で、25℃における粘度
が5000から20000mPas、官能性3.95か
ら4である。
【0027】発泡反応のために必須的な1級ヒドロキシ
ル基含有分は10%以下、原則として5%程度、2級ア
ミノ基含有分は0.05%以下であり、1級アミノ基は
検出できない。
ル基含有分は10%以下、原則として5%程度、2級ア
ミノ基含有分は0.05%以下であり、1級アミノ基は
検出できない。
【0028】本発明によるTDA異性体混合物組成で、
平均モル重量500から700g/モル、ことに540
から570g/モルのポリエーテルオールは、ことに冷
蔵庫に使用される発泡体のためのポリオール組成分とし
てことに適当である。
平均モル重量500から700g/モル、ことに540
から570g/モルのポリエーテルオールは、ことに冷
蔵庫に使用される発泡体のためのポリオール組成分とし
てことに適当である。
【0029】本発明によるTDA異性体混合物を基礎と
するポリエーテルオールの特別の利点は、極めて低い2
級アミノ基含有分であって、このため硬質発泡体用途に
望まれる3.95から4の官能性が達成される。
するポリエーテルオールの特別の利点は、極めて低い2
級アミノ基含有分であって、このため硬質発泡体用途に
望まれる3.95から4の官能性が達成される。
【0030】本発明による組成のTD異性体混合物は、
アルコキシル化によりポリエーテルオールとする際に、
ポリエーテルポリオールのシアナート基含有化合物に対
する反応性を低レベルに抑制する。出発物質の2,3−
および3,4−異性体含有分が増大するに従って、この
反応性はますます低減することが認められる。そこで本
発明の組成に該当するように出発物質中のTDAの2,
3−および3,4−異性体含有分を極めて多くすること
により、ポリエーテルオールの反応性を低レベルに維持
し得る。これにより発泡体中の触媒による影響の可能性
が高められ、同時に充分に低い粘度が達成され、さらに
取扱いを容易ならしめ得る。
アルコキシル化によりポリエーテルオールとする際に、
ポリエーテルポリオールのシアナート基含有化合物に対
する反応性を低レベルに抑制する。出発物質の2,3−
および3,4−異性体含有分が増大するに従って、この
反応性はますます低減することが認められる。そこで本
発明の組成に該当するように出発物質中のTDAの2,
3−および3,4−異性体含有分を極めて多くすること
により、ポリエーテルオールの反応性を低レベルに維持
し得る。これにより発泡体中の触媒による影響の可能性
が高められ、同時に充分に低い粘度が達成され、さらに
取扱いを容易ならしめ得る。
【0031】TDAのエトキシル化は、ほぼ100から
130℃で、ポリオキシル化は、少量の触媒の存在下に
約110から135℃で、0.1から1.0MPaの圧
力下に行われ得る。
130℃で、ポリオキシル化は、少量の触媒の存在下に
約110から135℃で、0.1から1.0MPaの圧
力下に行われ得る。
【0032】アルコキシル化は、慣用の後反応で行わ
れ、完全な転化をもたらす。このようにして得られる粗
ポリエーテルポリオールは、蒸留により、好ましくは減
圧下の蒸留により、未転化アルキレンオキシドおよび易
揮発性化合物を分離し、脱水し、酸により中和し、濾過
により触媒を分離して精製され得る。中和のためには、
1価および/または多価の有機および/または無機の
酸、例えば燐酸、塩酸、硫酸、CO2 が、さらにまた酸
性塩、イオン交換体、希土類が使用される。
れ、完全な転化をもたらす。このようにして得られる粗
ポリエーテルポリオールは、蒸留により、好ましくは減
圧下の蒸留により、未転化アルキレンオキシドおよび易
揮発性化合物を分離し、脱水し、酸により中和し、濾過
により触媒を分離して精製され得る。中和のためには、
1価および/または多価の有機および/または無機の
酸、例えば燐酸、塩酸、硫酸、CO2 が、さらにまた酸
性塩、イオン交換体、希土類が使用される。
【0033】遊離TDA含有分は最大限180ppmに
達する。
達する。
【0034】このようにして得られるポリエーテルオー
ルは、ポリウレタン樹脂、ことにポリウレタン硬質発泡
体製造のための出発材料として使用され得る。ポリエー
テルオールは、イソシアナートおよび/またはイソシア
ナート基含有化合物および場合によりさらに他のポリオ
ールと、触媒、発泡剤のような助剤、添加剤の存在下に
反応せしめられ、発泡せしめられる。
ルは、ポリウレタン樹脂、ことにポリウレタン硬質発泡
体製造のための出発材料として使用され得る。ポリエー
テルオールは、イソシアナートおよび/またはイソシア
ナート基含有化合物および場合によりさらに他のポリオ
ールと、触媒、発泡剤のような助剤、添加剤の存在下に
反応せしめられ、発泡せしめられる。
【0035】イソシアナート構成分としては、トルイレ
ンジイソシアナート、ジフェニルメタンジイソシアナー
ト、ポリフェニルポリメチレンポリイソシアナートのよ
うな慣用のイソシアナートが使用されるが、イソシアナ
ート基含有プレポリマーあるいはイソシアヌラートもし
くはウレトジオン基含有イソシアナートも使用され得
る。ポリウレタン硬質発泡体製造のためには、ポリフェ
ニルポリメチレンポリイソシアナートを使用するのが好
ましい。
ンジイソシアナート、ジフェニルメタンジイソシアナー
ト、ポリフェニルポリメチレンポリイソシアナートのよ
うな慣用のイソシアナートが使用されるが、イソシアナ
ート基含有プレポリマーあるいはイソシアヌラートもし
くはウレトジオン基含有イソシアナートも使用され得
る。ポリウレタン硬質発泡体製造のためには、ポリフェ
ニルポリメチレンポリイソシアナートを使用するのが好
ましい。
【0036】発泡剤としては、慣用の易揮発性、充分に
不活性の有機化合物、例えばn−ペンタン、n−ヘキサ
ン、シクロペンタン、シクロヘキサンのような炭化水素
および/または完全にもしくは部分的にハロゲン化され
た、ことに塩素化かつ/もしくは弗素化された炭化水
素、例えばフルオロトリクロロメタン、ジフルオロジク
ロロメタンが使用される。触媒としては、慣用のアミン
系触媒、例えばジメチルシクロヘキシルアミンが有利に
使用され得る。
不活性の有機化合物、例えばn−ペンタン、n−ヘキサ
ン、シクロペンタン、シクロヘキサンのような炭化水素
および/または完全にもしくは部分的にハロゲン化され
た、ことに塩素化かつ/もしくは弗素化された炭化水
素、例えばフルオロトリクロロメタン、ジフルオロジク
ロロメタンが使用される。触媒としては、慣用のアミン
系触媒、例えばジメチルシクロヘキシルアミンが有利に
使用され得る。
【0037】このようにして製造される発泡体は、こと
に発泡剤としてペンタン、シクロペンタンを使用した場
合、低いラムダ値、秀れたフローレイトないし流動挙
動、規則正しい気胞構造、秀れた二次的硬化、長い耐用
寿命および良好な使用特性を示す。処理により亀裂のな
い発泡体をもたらす。これは、ことに冷蔵庫に使用され
るサンドイッチ状発泡体に有利な諸特性を示す。
に発泡剤としてペンタン、シクロペンタンを使用した場
合、低いラムダ値、秀れたフローレイトないし流動挙
動、規則正しい気胞構造、秀れた二次的硬化、長い耐用
寿命および良好な使用特性を示す。処理により亀裂のな
い発泡体をもたらす。これは、ことに冷蔵庫に使用され
るサンドイッチ状発泡体に有利な諸特性を示す。
【0038】本発明によるTDA異性体混合物を基礎と
するポリエーテルオールの製造方法を以下の実施例によ
り詳述する。
するポリエーテルオールの製造方法を以下の実施例によ
り詳述する。
【0039】
【実施例】実施例1 攪拌器、計量給送装置、加熱冷却装置、圧力計測装置を
具備する1リットル内容積のオートクレーブに、96.
4重量%の2,3−および3,4−TDA、3.45重
量%の2,4−および2,6−TDA、0.15重量%
の易揮発性成分から成るTDA122gを窒素と共に装
填し、95−110℃の温度、5.0から1.0バール
に降下させた圧力下に、110gのエチレンオキシド
(約2.5モル)と反応させ、さらに110℃で1.5
時間後反応させた。次いで328gのプロピレンオキシ
ドを100−120℃、6.0から1.0バールに降下
させた圧力下に給送した。115℃で2.5時間後反応
させた。アルカリ性ポリエーテルオールを水で加水分解
させ、燐酸で中和し、次いで真空蒸留、濾過処理した。
具備する1リットル内容積のオートクレーブに、96.
4重量%の2,3−および3,4−TDA、3.45重
量%の2,4−および2,6−TDA、0.15重量%
の易揮発性成分から成るTDA122gを窒素と共に装
填し、95−110℃の温度、5.0から1.0バール
に降下させた圧力下に、110gのエチレンオキシド
(約2.5モル)と反応させ、さらに110℃で1.5
時間後反応させた。次いで328gのプロピレンオキシ
ドを100−120℃、6.0から1.0バールに降下
させた圧力下に給送した。115℃で2.5時間後反応
させた。アルカリ性ポリエーテルオールを水で加水分解
させ、燐酸で中和し、次いで真空蒸留、濾過処理した。
【0040】得られたポリエーテルオールは下記の特徴
的数値を示した。
的数値を示した。
【0041】 ヒドロキシル数 386mgKOH/g 25℃における粘度 5750mPas 1級OH基含有分 5重量% 2級アミノ基含有分 0.02重量%
【0042】対比例1 実施例1のオートグレーブに、88.2重量%の2,3
−および3,4−TDA、11.51重量%の2,4−
および2,6−TDA、0.29重量%の易揮発性成分
から成るTDA122gを装填し、125℃、5.0か
ら1.0バールに降下させた圧力下に、110gのエチ
レンオキシドと反応させ、110℃で後反応させた。次
いで窒素を圧力給送し、反応混合物に1gの苛性カリ水
溶液(48%濃度)を添加し、均質化した。次いで14
5−150℃、6.0から1.0バールに降下させた圧
力下にプロピレンオキシドを給送し、115℃で2.5
時間後反応させた。得られたアルカリ性ポリエーテルオ
ールを水で加水分解させ、燐酸で中性化した。次いで真
空蒸留、濾過処理した。得られたポリエーテルオールは
以下の特徴的数値を示した。
−および3,4−TDA、11.51重量%の2,4−
および2,6−TDA、0.29重量%の易揮発性成分
から成るTDA122gを装填し、125℃、5.0か
ら1.0バールに降下させた圧力下に、110gのエチ
レンオキシドと反応させ、110℃で後反応させた。次
いで窒素を圧力給送し、反応混合物に1gの苛性カリ水
溶液(48%濃度)を添加し、均質化した。次いで14
5−150℃、6.0から1.0バールに降下させた圧
力下にプロピレンオキシドを給送し、115℃で2.5
時間後反応させた。得られたアルカリ性ポリエーテルオ
ールを水で加水分解させ、燐酸で中性化した。次いで真
空蒸留、濾過処理した。得られたポリエーテルオールは
以下の特徴的数値を示した。
【0043】 ヒドロキシル数 382mgKOH/g 25℃における粘度 4920mPas 1級OH基含有分 7重量% 2級アミノ基含有分 0.19重量% この生成物は実施例1の場合に比べて褐色に着色されて
いた。
いた。
【0044】実施例2 実施例1と同じオートクレーブに、97.6重量%の
2,3−および3,4−TDA、2.29重量%の2,
4−および2,6−TDA、0.11重量%の易揮発性
成分から成るTDA150gを窒素と共に装填し、10
0−115℃、6.0から2.0バール降下させた圧力
下に、150gのエチレンオキシドと反応させ、110
℃で1.5時間後反応を行わせた。次いで窒素を排出
し、反応混合物に0.8gの苛性カリを添加し、均質化
させた。次いで105から120℃、5.0から1.0
バールに降下させた圧力下に、390gのプロピレンオ
キシドを添加し、115℃で3.5時間後反応させた。
精製後のポリエーテルオールは以下の特徴的数値を示し
た。
2,3−および3,4−TDA、2.29重量%の2,
4−および2,6−TDA、0.11重量%の易揮発性
成分から成るTDA150gを窒素と共に装填し、10
0−115℃、6.0から2.0バール降下させた圧力
下に、150gのエチレンオキシドと反応させ、110
℃で1.5時間後反応を行わせた。次いで窒素を排出
し、反応混合物に0.8gの苛性カリを添加し、均質化
させた。次いで105から120℃、5.0から1.0
バールに降下させた圧力下に、390gのプロピレンオ
キシドを添加し、115℃で3.5時間後反応させた。
精製後のポリエーテルオールは以下の特徴的数値を示し
た。
【0045】 ヒドロキシル数 417mgKOH/g 25℃における粘度 16440mPas 1級OH基含有分 6.5重量% 2級アミノ基含有分 0.011重量%
【0046】対比例2 実施例1と同じオートクレーブに、67.9重量%の
2,3−および3,4−TDA、31.26重量%の
2,4−および2,6−TDA、0.84重量%の易揮
発性成分から成るTDA150gを、2gの苛性カリと
共に計量給送し、均質化させた。約120℃で、150
gのエチレンオキシドおよび390gのプロピレンオキ
シドと相次いで添加した。115℃で3.5時間後反応
させた。このポリエーテルオールは、精製後以下の特徴
的数値を示した。
2,3−および3,4−TDA、31.26重量%の
2,4−および2,6−TDA、0.84重量%の易揮
発性成分から成るTDA150gを、2gの苛性カリと
共に計量給送し、均質化させた。約120℃で、150
gのエチレンオキシドおよび390gのプロピレンオキ
シドと相次いで添加した。115℃で3.5時間後反応
させた。このポリエーテルオールは、精製後以下の特徴
的数値を示した。
【0047】 ヒドロキシル数 403mgKOH/g 25℃における粘度 13120mPas 1級OH基含有分 12.4重量% 2級アミノ基含有分 0.24重量%
【0048】実施例3aおよび3b 実施例1のオートクレーブに、97.1重量%の2,3
−および3,4−TDA(実施例3a)ないし95.7
重量%(実施例3b)の同じ異性体混合物を含有するT
DA122gを窒素と共に装填し、95−115℃、
6.0から1.0バールに降下させた圧力下に、176
gのエチレンオキシド(約4モル)と反応させ、110
℃において1.5時間後反応させた。次いで窒素を排出
し、反応混合物に1gの苛性カリを添加し、均質化し
た。次いで100から120℃、6.0から1.0バー
ルに降下させた圧力下に、262gのプロピレンオキシ
ドと反応させ、110℃において2.5時間後反応させ
た。得られたポリエーテルオールは、精製後下表1の特
徴的数値を示した。
−および3,4−TDA(実施例3a)ないし95.7
重量%(実施例3b)の同じ異性体混合物を含有するT
DA122gを窒素と共に装填し、95−115℃、
6.0から1.0バールに降下させた圧力下に、176
gのエチレンオキシド(約4モル)と反応させ、110
℃において1.5時間後反応させた。次いで窒素を排出
し、反応混合物に1gの苛性カリを添加し、均質化し
た。次いで100から120℃、6.0から1.0バー
ルに降下させた圧力下に、262gのプロピレンオキシ
ドと反応させ、110℃において2.5時間後反応させ
た。得られたポリエーテルオールは、精製後下表1の特
徴的数値を示した。
【0049】対比例3aおよび3b 88.2重量%(対比例3a)ないし67.9重量%
(対比例3b)の2,3−および3,4−TDA異性体
を含有するTDAとの反応を実施例3aおよび3bと同
様に行った。これにより得られたポリエーテルオール
は、精製後、下表1の特徴的数値を示した。
(対比例3b)の2,3−および3,4−TDA異性体
を含有するTDAとの反応を実施例3aおよび3bと同
様に行った。これにより得られたポリエーテルオール
は、精製後、下表1の特徴的数値を示した。
【0050】
【表1】 対比し得る反応性精製物を得るためには、2,3−異性
体/3,4−異性体含有分が増大する程、アミン系触媒
量を増大させねばならない。
体/3,4−異性体含有分が増大する程、アミン系触媒
量を増大させねばならない。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ユルゲン、ヴィンクラー ドイツ、01987、シュヴァルツハイデ、ル ーランダー、シュトラーセ、17ベー (72)発明者 ベルント、ギュテス ドイツ、03238、ザルガスト、ゼンフテン ベルガー、シュトラーセ、22 (72)発明者 カール−ハインツ、シュタインヒェン ドイツ、01987、シュヴァルツハイデ、フ ルール、26
Claims (7)
- 【請求項1】 70℃から135℃の温度、0.1MP
aから1.0MPaの圧力において、H官能性出発物質
にアルキレンオキシドを付加することにより、芳香族化
合物含有ポリエーテルポリオールを製造する方法であっ
て、少なくとも95重量%のトルイレンジアミン2,3
−および3,4−異性体、0.5から4重量%のトルイ
レンジアミン2,4−および2,6−異性体ならびに
0.1から1.5重量%のトルイレンジアミン製造の際
の易揮発性成分を、全体で100重量%となるように含
有する少なくとも1種類の出発物質をアルコキシル化の
ために使用することを特徴とする方法。 - 【請求項2】 アルコキシル化の第1相が、トルイレン
ジアミンのエチレンオキシドに対するモル割合が1:
2.5から1:4の範囲で、触媒の不使用下に行われる
エトキシル化反応であることを特徴とする請求項(1)
の方法。 - 【請求項3】 アルコキシル化の第2相が、0.03か
ら0.15重量%の水酸化カリウムの存在下に行われ、
500から700g/モルのモル重量がもたらされるこ
とを特徴とする請求項(1)または(2)の方法。 - 【請求項4】 70℃から135℃の温度、0.1MP
aから1.0MPaの圧力において、H官能性出発物質
にアルキレンオキシドを付加することにより製造され得
る芳香族化合物含有ポリエーテルポリオールであって、
少なくとも95重量%のトルイレンジアミン2,3−お
よび3,4−異性体、0.5から4重量%のトルイレン
ジアミン2,4−および2,6−異性体ならびに0.1
から1.5重量%のトルイレンジアミン製造の際の易揮
発性成分を、全体で100重量%となるように含有する
少なくとも1種類の出発物質をアルコキシル化のために
使用して得られることを特徴とするポリエーテルポリオ
ール。 - 【請求項5】 塩基性芳香族ポリエーテルポリオール
が、0.05重量%より少ない非3級結合窒素含有分を
有することを特徴とする、請求項(4)のポリエーテル
ポリオール。 - 【請求項6】 塩基性芳香族ポリエーテルポリオール
が、2から10重量%の1級ヒドロキシル基を有するこ
とを特徴とする、請求項(4)または(5)のポリエー
テルポリオール。 - 【請求項7】 請求項(4)から(6)のいずれかの芳
香族化合物含有ポリエーテルポリオールを、ポリウレタ
ン硬質発泡体製造のためのポリオール混合物の組成分と
して使用する方法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE19521058.1 | 1995-06-09 | ||
| DE19521058A DE19521058A1 (de) | 1995-06-09 | 1995-06-09 | Verfahren zur Herstellung von Aromaten enthaltenden Polyetherpolyolen |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09143260A true JPH09143260A (ja) | 1997-06-03 |
Family
ID=7764004
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8147315A Pending JPH09143260A (ja) | 1995-06-09 | 1996-06-10 | 芳香族化合物含有ポリエーテルポリオールの製造方法 |
Country Status (9)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5895824A (ja) |
| EP (1) | EP0747411B1 (ja) |
| JP (1) | JPH09143260A (ja) |
| KR (1) | KR970001399A (ja) |
| CN (1) | CN1074000C (ja) |
| AT (1) | ATE239046T1 (ja) |
| CA (1) | CA2178576A1 (ja) |
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