JPH09143318A - パイプのダイスカス発生を防止する方法 - Google Patents

パイプのダイスカス発生を防止する方法

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JPH09143318A
JPH09143318A JP7325163A JP32516395A JPH09143318A JP H09143318 A JPH09143318 A JP H09143318A JP 7325163 A JP7325163 A JP 7325163A JP 32516395 A JP32516395 A JP 32516395A JP H09143318 A JPH09143318 A JP H09143318A
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JP
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pipe
weight
olefin copolymer
die
linear low
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JP7325163A
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Katsuoki Kobayashi
勝興 小林
Koji Ishihara
康二 石原
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NUC Corp
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Nippon Unicar Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】直鎖状低密度エチレン−α−オレフィン共重合
体からパイプを製造する際のダイスカス発生の防止。 【解決手段】直鎖状低密度エチレン−α−オレフィン共
重合体をダイスより押出し、パイプを製造する際に、直
鎖状低密度エチレン−α−オレフィン共重合体100重
量部に対して、分子量20000〜200000のフッ
素系ポリマー0.0005〜0.01重量部、所望によ
り分子量5000〜100000のポリ(オキシアルキ
レン)ポリマー0.01重量部以下を配合することから
なるパイプのダイスカス発生防止方法。上記共重合体1
00重量部、フッ素系ポリマー0.0005〜0.01
重量部および所望によりポリ(オキシアルキレン)ポリ
マー0.01重量部以下からなるパイプ用エチレン系樹
脂組成物。該組成物から製造されるパイプ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、直鎖状低密度エチ
レン−α−オレフィン共重合体からなるパイプを製造す
る際に、ダイスカス発生を防止する方法に関するもので
ある。より詳しくは、本発明は、ダイスカスの発生を防
止し、パイプの外観およびパイプの内面に悪影響を及ぼ
さず、高品質の製品を与え得るパイプ用エチレン系樹脂
組成物、該組成物から成形したパイプおよびダイスカス
の発生防止方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、高圧法低密度ポリエチレン製のパ
イプは腐蝕しにくい上、軽量で敷設の作業性がよく、強
度、耐ストレスクラック性、可撓性等に優れるため、水
道用パイプとして広く使用されてきていた。ところが、
高圧法低密度ポリエチレン製のパイプを長期間使用して
いると、主として水道水の殺菌に使用する塩素の影響に
よりパイプ内壁に水泡が生じ、さらにはパイプの内面が
剥離してバルブを閉塞する等のトラブルを起こす場合が
あった。この問題を解決するため、塩素含有水に高い抵
抗性を示し、かつ、高圧法低密度ポリエチレンの優れた
性能と同等の性能を持つ直鎖状低密度エチレン−α−オ
レフィン共重合体が水道用パイプとして使用されてきて
いる。しかしながら、直鎖状低密度エチレン−α−オレ
フィン共重合体を押出機のダイスより押出し、パイプを
製造する際に、ダイス出口にガイスカスが発生し、これ
が押出されたパイプの表面に付着し、パイプの外観およ
びパイプの内面を悪化させたり、パイプが規格寸法から
外れたり、パイプの性能が悪くなったりする弊害があっ
た。上記のダイスカスの原因は上記共重合体を重合する
際に使用する触媒残渣の影響、上記共重合体中の低分子
量物質の影響、カーボンブラック、安定剤または酸化防
止剤等の添加剤の影響、または上記共重合体に吸着する
水分の影響等が考えられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、直鎖
状低密度エチレン−α−オレフィン共重合体からなるパ
イプを製造する際に、ダイスカスが発生すると、パイプ
の外観やパイプの内面が劣るようになり、また、高品質
のパイプが得られないので、ダイスカスの発生を防止す
る方法を提供することが本発明の課題である。また、本
発明は上記のようにダイスカスの発生を防止し得るパイ
プ用エチレン系樹脂組成物および該組成物から製造され
るパイプの提供をも課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者は、前述したダ
イスカスの原因とダイスへの付着性との関係に注目し、
各種の分散剤、滑剤、金属表面不活性剤、ゲル発生防止
剤等を配合してみたところ、特定の1種または2種の添
加剤を特定量配合した場合、ダイスカスの発生防止に優
れた効果を発揮することを見出し、さらに検討を重ね本
発明を完成させた。
【0005】すなわち、本発明は、直鎖状低密度エチレ
ン−α−オレフィン共重合体をダイスより押出し、パイ
プを製造する際に、直鎖状低密度エチレン−α−オレフ
ィン共重合体100重量部に対して、分子量20000
〜200000のフッ素系ポリマー0.0005〜0.
01重量部を配合することを特徴とするパイプのダイス
カス発生を防止する方法に関する。
【0006】本発明はまた、直鎖状低密度エチレン−α
−オレフィン共重合体をダイスより押出し、パイプを製
造する際に、直鎖状低密度エチレン−α−オレフィン共
重合体100重量部に対して、分子量20000〜20
0000のフッ素系ポリマー0.0005〜0.01重
量部と分子量5000〜100000のポリ(オキシア
ルキレン)ポリマー0.01重量部以下を配合すること
を特徴とするパイプのダイスカス発生を防止する方法に
関する。
【0007】本発明はさらに、直鎖状低密度エチレン−
α−オレフィン共重合体100重量部と、分子量200
00〜200000のフッ素系ポリマー0.0005〜
0.01重量部とからなることを特徴とするパイプ用エ
チレン系樹脂組成物に関する。
【0008】また、本発明は、直鎖状低密度エチレン−
α−オレフィン共重合体100重量部と、分子量200
00〜200000のフッ素系ポリマー0.0005〜
0.01重量部と、分子量5000〜100000のポ
リ(オキシアルキレン)ポリマー0.01重量部以下と
からなることを特徴とするパイプ用エチレン系樹脂組成
物に関する。
【0009】さらに、本発明は、上記いずれかの本発明
のパイプ用エチレン系樹脂組成物を押出機から押出して
成形したことを特徴とするパイプに関する。
【0010】本発明において使用する直鎖状低密度エチ
レン−α−オレフィン共重合体とは、エチレンとα−オ
レフィン、例えば炭素原子数3ないし12のα−オレフ
ィンとの共重合体である。α−オレフィンの具体例とし
ては、プロピレン、ブテン−1、ヘキセン−1、4−メ
チルペンテン−1、オクテン−1、デセン−1、ドデセ
ン−1等を挙げることができる。当該エチレン−α−オ
レフィン共重合体の重合の際に用いられ得る触媒にはチ
ーグラー系触媒またはフィリップス系触媒等を挙げるこ
とができる。チーグラー系触媒は、チタン化合物やバナ
ジウム化合物等の遷移金属化合物からなる主触媒、有機
アルミニウム等の有機金属化合物からなる助触媒および
ケイ素、チタン、マグネシウム等の酸化物または塩化物
からなる触媒担体から構成されるものである。フィリッ
プス系触媒は、酸化クロムからなる主触媒とケイ素、ア
ルミニウム等の酸化物からなる触媒担体とから構成され
るものである。重合は、溶液重合法、懸濁重合法、スラ
リー重合法、気相重合法等の方法を使用することができ
る。重合の際の温度は0〜250℃、圧力は高圧(50
MPa以上)、中圧(10〜50MPa)または低圧
(常圧〜10MPa)である。
【0011】また、上記直鎖状低密度エチレン−α−オ
レフィン共重合体は以下の物性:メルトフローレート
0.1g〜5g/10分および密度0.91〜0.93
g/cm3 を有するものが好ましい。ここで、メルトフ
ローレートはJIS K7210に準拠して測定され、
0.1g/10分未満であると、押出機で押出する際に
押出負荷が大きすぎて成形が困難になるので好ましくな
く、また、5g/10分を越えると押出成形性が悪くな
り、機械的特性が劣るので好ましくない。また、密度は
JIS K7112に準拠して測定され、0.91g/
cm3 未満であると、得られる製品がべとつくので好ま
しくなく、0.93g/cm3 を越えると、柔軟性、伸
び、耐衝撃性等が劣るので好ましくない。
【0012】本発明において使用するフッ素系ポリマー
とは、四フッ化エチレン、三フッ化塩化エチレン、二フ
ッ化ビニリデン、一フッ化エチレン、六フッ化プロピレ
ン、含フッ素ビニルエーテル、エチレン、プロピレン、
パーフルオロプロピレン等から選択された2種類以上の
モノマーを共重合させて得られる共重合体である。
【0013】本発明におけるフッ素系ポリマーの例とし
ては、フッ化ビニリデン−ヘキサフルオロプロピレン共
重合体〔例えば3M社製のFluorel(商品名),
デュポン社製のVitonA(商品名),モンテエジソ
ン社製のTechnoflon(商品名),ダイキン社
製のDai−El(商品名)等〕、フッ化ビニリデン−
ヘキサフルオロプロピレン−テトラフルオロエチレン共
重合体〔例えばデュポン社製のVitonB(商品
名),ダイキン社製のDai−ElG−501(商品
名)等〕、テトラフルオロエチレン−プロピレン共重合
体〔例えば旭硝子社製のAflas100,Aflas
150(共に商品名)等〕、フッ化ビニリデン−クロロ
トリフルオロエチレン共重合体〔例えば3M社製Kel
F−3700(商品名)等〕、フッ化ビニリデン−1−
ヒドロペンタフルオロプロピレン共重合体〔例えばモン
テエジソン社製のTechnoflon SL(商品
名)等〕、フッ化ビニリデン−1−ヒドロペンタフルオ
ロプロピレン−テトラフルオロエチレン共重合体〔例え
ばモンテエジソン社製のTechnoflon T(商
品名)等〕等が挙げられる。
【0014】フッ素系ポリマーの分子量は20000〜
200000の範囲である。20000未満では、ダイ
スカスが発生しやすく、200000を越えるものは、
直鎖状低密度エチレン−α−オレフィン共重合体との相
溶性が悪く、結果的にはダイスカスが発生しやすくな
り、好ましくない。
【0015】本発明において選択的に使用するポリ(オ
キシアルキレン)ポリマーとは、エチレンオキサイド、
プロピレンオキサイド、ブチレンオキサイド等の重合ユ
ニットを有するポリマーであり、末端基はアルキル基、
アルコキシ基、芳香族炭化水素基、水酸基、アシル基、
水素原子等から選択されたものであり、ポリエチレング
リコール、ポリエチレンオキサイド、ポリエチレングリ
コール脂肪酸エステル、ポリオキシアルキルアリルエー
テル、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキ
シエチレンアルキルフェニルエーテル、ポリオキシエチ
レンアルキルフェニルエーテル硫酸塩、ポリオキシエチ
レン高級脂肪酸アルコール、ポリオキシエチレン脂肪酸
アルコールエーテル、ポリオキシエチレン脂肪酸アミ
ド、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ポリオキシエ
チレンステアロールエーテル、ポリオキシエチレンソル
ビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビット
脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン第2級アルコール
エーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンブ
ロックコポリマー、ポリオキシエチレンラノリン誘導
体、ポリオキシメチレングリコール、ポリオキシメチレ
ン、ポリテトラメチレンエーテルグリコール、ポリプロ
ピレングリコール、ポリプロピレンオキサイド、ポリブ
チレングリコール、ポリブチレンオキサイド、ポリオキ
シエチレンポリオキシブチレンブロックコポリマー等が
挙げられる。
【0016】上記ポリ(オキシアルキレン)ポリマーの
分子量は5000〜100000の範囲であり、好まし
くは10000〜30000の範囲である。5000未
満であると熱安定性が悪く、パイプの表面にブリードし
やすいので好ましくなく、100000を越えると分散
性が悪く好ましくない。
【0017】本発明において、フッ素系ポリマーは直鎖
状低密度エチレン−α−オレフィン共重合体100重量
部に対して、0.0005〜0.01重量部配合する。
0.0005重量部未満であるとダイスカス防止効果が
なく、0.01重量部を越えるとパイプ内面にスジが発
生したり、光沢が出すぎたり、べとついたりするので好
ましくない。
【0018】本発明において、ポリ(オキシアルキレ
ン)ポリマーは直鎖状低密度エチレン−α−オレフィン
共重合体100重量部に対して、0.01重量部以下配
合する。0.01重量部を越えるとパイプ内面にスジが
発生したり、光沢が出すぎたり、べとついたりするので
好ましくない。
【0019】本発明においては、上記必須成分に加え
て、本発明の特性を損なわない範囲で、その使用目的に
応じて、各種添加剤や補助資材を配合することができ
る。各種添加剤や補助資材としては、安定剤、酸化防止
剤、紫外線吸収剤、光安定剤、帯電防止剤、架橋剤、滑
剤、加工性改良剤、充填剤、分散剤、中和剤、気泡防止
剤、着色剤、カーボンブラック等がある。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明において、フッ素系ポリマ
ーやポリ(オキシアルキレン)ポリマーは、通常通り、
直鎖状低密度エチレン−α−オレフィン共重合体に配合
され、ニーダー、バンバリーミキサー、コンティニュア
スミキサーまたは押出機等で均一に混合・混練し、造粒
する等して、パイプ用エチレン系樹脂組成物が製造さ
れ、該組成物はパイプ押出機に供給され得る。
【0021】本発明において、本発明のパイプ用エチレ
ン系樹脂組成物をパイプに成形する方法としては、該組
成物を150〜230℃の温度で押出機からダイスを通
して押出し、サイジングを行った後、冷却水槽で冷却
し、引取機を通して切断または巻取る方法が挙げられ
る。パイプは単層パイプまたは2層パイプとすることが
できる。押出機としては単軸スクリュー押出機等が挙げ
られる。ダイスはストレートヘッドダイス、クロスヘッ
ドダイス、オフセットダイス等いずれのタイプのものも
利用できる。サイジング方法は、サイジングプレート
法、アウトサイドマンドレル法、サイジングボックス
法、インサイドマンドレル法等のいずれの方法も利用で
きる。
【0022】
【実施例】次に実施例に基づいて本発明をさらに詳細に
説明するが、本発明の要旨を逸脱しない限り、本発明は
これらの実施例に限定されるものではない。
【0023】実施例1 直鎖状低密度エチレン−ブテン−1共重合体(密度0.
92g/cm3 ,メルトフローレート0.7g/10
分,日本ユニカー社製,ユニポール法で製造)100重
量部に、分子量70000のフッ素系ポリマー(デュポ
ン社製,商品名:Viton A)0.0009重量部
と、分子量20000のポリエチレングリコール(日本
油脂社製,商品名:ニッサンポリエチレングリコール♯
20000)0.0021重量部を配合し、バンバリー
ミキサーで温度150℃、10分間混練してから造粒し
て得たペレットを用いて、以下のようにパイプを押出成
形し、評価を行った。
【0024】上記ペレットを、65mm、L/D=25
の単軸スクリュー押出機を用いて温度170℃で溶融
し、吐出量65kg/時間、呼び径20mm(外径2
9.2mm)、ギャップ8.3mmのストレート形スパ
イラルダイスより押出し、外径サイジングにより口径を
制御し、冷却し、4m/分の引取り速度で引取り、外径
27mm、肉厚4mmのパイプに加工した。ダイスカス
の発生は、操業開始後50時間経過しても認められず、
パイプの外観およびパイプの内面ともに良好であった。
【0025】実施例2 実施例1において、フッ素系ポリマーの配合量を0.0
05重量部とし、ポリエチレングリコールを配合しなか
った以外は、実施例1と同様な実験を行ったところ、ダ
イスカスの発生は、操業開始後75時間経過しても認め
られず、パイプの外観およびパイプの内面ともに良好で
あった。
【0026】実施例3 実施例1において、フッ素系ポリマーの配合量を0.0
01重量部とし、ポリエチレングリコールを配合しなか
った以外は、実施例1と同様な実験を行ったところ、ダ
イスカスは、操業開始50時間後に少量発生したが、パ
イプの外観およびパイプの内面に悪影響を及ぼす程のも
のではなかった。
【0027】比較例1 実施例1において、フッ素系ポリマーの配合量を0.0
003重量部に減らした以外は、実施例1と同様な実験
を行ったところ、操業開始後数時間でダイスカスが発生
し、その後、ダイスカスは大量に増加し、パイプの外観
およびパイプの内面の両方に悪影響を与えた。
【0028】比較例2 実施例1において、フッ素系ポリマーの配合量を0.0
15重量部とし、ポリエチレングリコールの配合量を
0.015重量部とした以外は、実施例1と同様な実験
を行ったところ、操業開始後数時間でパイプ内面にスジ
が発生し、パイプの光沢が出すぎてしまい、しかもパイ
プ表面にべたつきが生じた。
【0029】比較例3 実施例1において、フッ素系ポリマーを分子量1000
0のものに代えた以外は、実施例1と同様な実験を行っ
たところ、操業開始後数時間でダイスカスが発生し、そ
の後、ダイスカスは大量に増加し、パイプの外観および
パイプの内面の両方に悪影響を与えた。
【0030】比較例4 実施例1において、フッ素系ポリマーを分子量2500
00のものに代えた以外は、実施例1と同様な実験を行
ったところ、操業開始後数時間でダイスカスが発生し、
その後、ダイスカスは大量に増加し、パイプの外観およ
びパイプの内面の両方に悪影響を与えた。
【0031】比較例5 実施例1において、ポリエチレングリコールを分子量3
000のものに代えた以外は、実施例1と同様な実験を
行ったところ、操業開始後数時間でダイスカスが発生
し、その後、ダイスカスは大量に増加し、パイプの外観
およびパイプの内面の両方に悪影響を与えた。
【0032】比較例6 実施例1において、ポリエチレングリコールを分子量1
50000のものに代えた以外は、実施例1と同様な実
験を行ったところ、操業開始後数時間でダイスカスが発
生し、その後、ダイスカスは大量に増加し、パイプの外
観およびパイプの内面の両方に悪影響を与えた。
【0033】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明にお
いては、ダイスカスの発生しやすい直鎖状低密度エチレ
ン−α−オレフィン共重合体からなるパイプの製造にお
いて、特定のフッ素系ポリマーを特定量配合するか、ま
たは特定のフッ素系ポリマーと特定のポリ(オキシアル
キレン)ポリマーをそれぞれ特定量配合することによ
り、パイプ成形加工時において、ダイスカスの発生を著
しく抑制でき、パイプの外観およびパイプの内面を良好
に保持し、優れた品質のパイプの製造を長時間連続して
行うことができ、コストダウンを図ることができるとい
う効果を奏する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08L 71:02) B29K 23:00 B29L 23:00

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直鎖状低密度エチレン−α−オレフィン
    共重合体をダイスより押出し、パイプを製造する際に、
    直鎖状低密度エチレン−α−オレフィン共重合体100
    重量部に対して、分子量20000〜200000のフ
    ッ素系ポリマー0.0005〜0.01重量部を配合す
    ることを特徴とするパイプのダイスカス発生を防止する
    方法。
  2. 【請求項2】 直鎖状低密度エチレン−α−オレフィン
    共重合体をダイスより押出し、パイプを製造する際に、
    直鎖状低密度エチレン−α−オレフィン共重合体100
    重量部に対して、分子量20000〜200000のフ
    ッ素系ポリマー0.0005〜0.01重量部と分子量
    5000〜100000のポリ(オキシアルキレン)ポ
    リマー0.01重量部以下を配合することを特徴とする
    パイプのダイスカス発生を防止する方法。
  3. 【請求項3】 直鎖状低密度エチレン−α−オレフィン
    共重合体100重量部と、分子量20000〜2000
    00のフッ素系ポリマー0.0005〜0.01重量部
    とからなることを特徴とするパイプ用エチレン系樹脂組
    成物。
  4. 【請求項4】 直鎖状低密度エチレン−α−オレフィン
    共重合体100重量部と、分子量20000〜2000
    00のフッ素系ポリマー0.0005〜0.01重量部
    と、分子量5000〜100000のポリ(オキシアル
    キレン)ポリマー0.01重量部以下とからなることを
    特徴とするパイプ用エチレン系樹脂組成物。
  5. 【請求項5】 請求項3または4記載のパイプ用エチレ
    ン系樹脂組成物を押出機から押出して成形したことを特
    徴とするパイプ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007510003A (ja) * 2003-08-20 2007-04-19 デュポン パフォーマンス エラストマーズ エルエルシー メタロセン触媒型線状低密度ポリエチレンポリマーのための加工助剤
US8728370B2 (en) 2005-05-13 2014-05-20 Basell Polyolefin Gmbh Polyolefinic molding composition having improved resistance to thermooxidative degradation and its use for the production of pipes
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