JPH09143443A - 粘着剤及び粘着捕獲具 - Google Patents

粘着剤及び粘着捕獲具

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JPH09143443A
JPH09143443A JP7304563A JP30456395A JPH09143443A JP H09143443 A JPH09143443 A JP H09143443A JP 7304563 A JP7304563 A JP 7304563A JP 30456395 A JP30456395 A JP 30456395A JP H09143443 A JPH09143443 A JP H09143443A
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JP
Japan
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weight
adhesive
pressure
sensitive adhesive
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Application number
JP7304563A
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English (en)
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Hisanori Takahashi
尚則 高橋
Hiroaki Sasaki
廣昭 佐々木
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Nitto Denko Corp
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Nitto Denko Corp
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Publication date
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    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 エラストマー、粘着付与剤および軟化剤
を主剤とする粘着捕獲具用粘着剤において、エラストマ
ーとして、天然ゴム及び/または合成天然ゴムとスチレ
ンゴムとのブレンド比8:2〜4:6のゴム成分100
重量部、重量平均分子量が100,000〜500,0
00、スチレン含量10〜30モル%、カップリング率
80%以下のA−B−A型スチレン−ジエン系ブロック
共重合体10〜30重量部と、及び重量平均分子量が2
0,000〜50,000の液状ポリイソプレンを少な
くとも10重量部含む軟化剤30〜70重量部とを必須
配合とする剥離性および捕獲性能保存性に優れた粘着
剤。 【効果】 本発明の粘着剤を用いた粘着捕獲具は、5〜
100分の保持時間、10g以上のプローブタックを有
し、剥離紙の剥離性が良好でしかも粘着面を長時間暴露
してもゴキブリなどの脚力の強い害生物類を強力に捕獲
することができるので、実用上の性能は、従来品に比べ
て格段に改良された。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はゴキブリ、ハエ、ダ
ニ、ネズミ等の害虫又は有害小動物(以下害生物類と略
記する)を粘着捕獲するための粘着剤と、それを適宜の
支持体に塗工してなる粘着捕獲具に関する。
【0002】
【従来の技術】フィルム、シート、器体状等、適宜の形
状の支持体面上に粘着剤層を設け、その粘着面が剥離紙
で被覆され、保護された、害生物類の粘着捕獲具は、各
種のものが知られている。
【0003】この種の粘着捕獲具の重要技術課題は、粘
着剤の性能であり、従来必要条件とされてきたものは、
糊のはみ出しがないこと、粘着面を保護する剥離紙が、
容易に剥離できること、強力な粘着捕獲性を持っている
ことであった。このような必要性を満足させるべく、こ
れまで、粘着剤の配合と物性を特定する発明が提示され
てきた。
【0004】例えば、特開昭52−154781号公報
(特公昭55−38100号公報)においては、熱可塑
性弾性体、粘着付与樹脂および軟化剤の特定範囲の配合
物で、かつ粘度および保持時間を特定範囲とする粘着剤
が提示されており、熱可塑性弾性体としては、天然ゴ
ム、イソプレンゴム、スチレンブタジエンゴム、その他
の合成ゴム、スチレン−ジエン系ブロック共重合体、そ
の他の熱可塑性エラストマーよりの一種以上が用いられ
ること、また、軟化剤としては、プロセスオイル、パラ
フィン等の炭化水素オイル、動植物油、ポリブテン、液
状ブチルゴムが用いられることが記述されている。ま
た、特開昭54−86623号公報(特公昭61−54
764号公報)においては、エラストマー成分として、
ブロック共重合体ゴム単独あるいは、これを少なくと
も、25重量%含む他のゴムとの混合物と、軟化点60
℃以下の粘着付与樹脂とを必須成分とし、かつ、特定範
囲の粘度と保持時間を有する粘着剤を提示している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記に例示したよう
に、従来の技術においては、粘着捕獲具用粘着剤として
の一応の必要条件を満たすことができたのであるが、商
品価値をより高めるためには、これだけでは充分とはい
えず、なお、研究を深める必要があった。即ち、必要で
充分な性能の粘着剤は、従来、追求してきた特性の他
に、粘着捕獲性能の長時間維持性(保存性)の優れたも
のでなければならないことである。本発明者等は、これ
を目的として、エラストマー配合と物性について、鋭
意、研究を進めた結果、糊はみ出しがなく、剥離し易
く、粘着捕獲性が良好であり、その上、さらにその良好
な粘着捕獲性能を長時間維持させる配合と物性を見出す
に至り、本発明を完成した。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、エラストマ
ー、粘着付与剤および軟化剤を主材とする粘着捕獲具用
粘着剤において、エラストマーとして、天然ゴム及び/
または合成天然ゴムとスチレンゴムとのブレンド比8:
2〜4:6のゴム成分100重量部(以下重量部は単に
部と略記する)、重量平均分子量が100,000〜5
00,000、スチレン含量10〜30モル%、カップ
リング率80%以下のA−B−A型スチレン−ジエン系
ブロック共重合体10〜30部と、及び重量平均分子量
が20,000〜50,000の液状ポリイソプレンを
少なくとも10部含む軟化剤30〜70部とを必須配合
とする剥離性および捕獲性能保存性に優れた粘着剤、お
よび、この粘着剤を支持体の一部又は全部に塗工し、該
粘着面に剥離紙を貼着してなる粘着捕獲具を提示する。
【0007】本発明にいう保持時間とは、支持体面に粘
着剤層を形成してなる試料片を幅10mmの短冊片状に
し、これをベークライト板の端部分に貼り付け面積を1
0×20mmにして指圧で貼り付け、その後20分間
(20℃、65±10%R.H.)放置し、さらに試料
体を垂直にして試料片の端部に100gの荷重(測定条
件:20℃、65±10%R.H.)を加えて、試料片
がベークライト板より脱落するまでの時間値を指称す
る。
【0008】本発明にいうプローブタックとは、直径
0.5mmのステンレス製針金に荷重を取り付けて3g
とし、これを糸で吊るせるようにし、この治具をテンシ
ロン試験機に取り付け、針金の先端部を10秒間タック
シートの粘着面に接触させ、その後、タックシートを3
00mm/分の速度で引き剥がし、その時の最大荷重を
指称する。
【0009】本発明に使用される天然ゴム(NR)、合
成天然ゴム(IR)は生ゴムに嚼解剤を使用して素練り
を行いムーニー粘度を10〜40ML1+4(100
℃)に調製したものを用いる。スチレンブタジエンゴム
(SBR)としては、結合スチレン含量が5〜40モル
%、ムーニー粘度が20〜100ML1+4(100
℃)のものを使用する。NR及び/またはIRとSBR
の混合の比率は8:2〜4:6とする。この比率の範囲
外では粘着捕獲性能が低下する。
【0010】さらに、本発明粘着剤の必須条件の1つ
は、糊はみ出しを防止するために特定のA−B−A型ス
チレン−ジエン系ブロック共重合体を特定量配合するこ
とにある。
【0011】このブロック共重合体としては、重合体ブ
ロックAがスチレン重合体、重合体ブロックBがブタジ
エン、イソプレン、またはこれらを水添した重合体で、
重量平均分子量が100,000〜500,000、ス
チレン含量が10〜30モル%のものが使用できる。重
量平均分子量が100,000未満では、剥離紙の剥離
性が悪くなると共に、糊はみ出し防止効果が少なくて好
ましくない。重量平均分子量が500,000を超える
と、糊はみ出し防止効果は良好であるが、粘着捕獲性が
低下して好ましくない。スチレン含量が10モル%未満
では、剥離紙の剥離性が悪くなると共に、糊はみ出し防
止効果が少なくて好ましくない。スチレン含量が50モ
ル%を超えると、糊はみ出し防止効果は良好であるが、
粘着捕獲性が低下して好ましくない。
【0012】また、カップリング率80%以下のものが
好ましく、カップリング率が80%を超えるものでは粘
着捕獲性が低下するので好ましくない。かかるブロック
共重合体ゴムとしては、シエル化学社からクレイトン、
カリフレックスの商品名で、あるいは旭化成工業(株)
社からタフプレンの商品名で市販されているものが好適
である。後者ラジアルテレブロック共重合体はポリブタ
ジエンブロックとポリスチレンブロックの比が80/2
0〜60/40で平均分子量が、300×103〜15
0×103であり、かかるラジアルテレブロック共重合
体ゴムとしては旭化成工業(株)社よりソルプレンの商
品名で市販されているものが好適である。
【0013】ブロック共重合体の配合部数としては、ゴ
ム成分100部に対して10〜30部が好適である。1
0部に満たないと、剥離紙の剥離性が悪くなると共に、
糊はみ出しが生じて加工性が悪くなる。30部を超える
と粘着捕獲性が低下するので好ましくない。
【0014】粘着付与剤としては、ポリテルペン系、ロ
ジン系、脂肪族炭化水素系、石油系樹脂が好適に使用さ
れる。配合部数としてはゴム成分100部に対して50
〜150部、さらに望ましくは70〜120部が好適で
ある。
【0015】軟化剤としては、重量平均分子量が20,
000〜50,000の液状ポリイソプレンをゴム成分
100部に対して10部以上配合することが、本発明の
必須条件の1つである。液状イソプレンゴムの重量平均
分子量が20,000未満では、剥離紙の剥離性が悪く
なると共に、糊はみ出ししやすくなり好ましくない。液
状イソプレンゴムの重量平均分子量が50,000を超
えると、軟化剤としての効果が小さくなって、粘着捕獲
性が低下して好ましくない。
【0016】液状イソプレンゴムが10部未満の場合に
は粘着面を長時間暴露した場合の粘着捕獲性が低下する
ので好ましくない。その他の軟化剤としてはポリブテ
ン、流動パラフィン、鉱油などを併用することができ
る。トータルの軟化剤の部数としては、ゴム成分100
部に対して30〜70部が好ましい。70部を超えると
粘着剤が柔らかくなり過ぎて、剥離紙の剥離性が悪くな
ると共に、糊はみ出しが生じて加工性が悪くなる。
【0017】この他に、本発明の粘着剤には、必要に応
じてナタネ油、大豆油、落花生油などの植物油、鯨油、
鱈油などの動物油、魚、肉などの動物性粉末、穀物、野
菜などの植物性粉末、チーズ、バターなどの加工食品、
糖蜜、砂糖などの糖類、フェロモンなどの誘引性物質な
どが、害生物類の誘引および/または餌蝕剤として少量
添加され、その他香料、軟化剤、老化防止剤、酸化防止
剤、紫外線吸収剤などの公知の配合剤が添加される。
【0018】以上の粘着剤を塗工する基材としては、ボ
ール紙、耐水ボード、厚手の上質紙やプラスチックシー
ト、プラスチックフィルム、不織布など適宜の材質、形
状、構造のものを、目的に応じて使用することができ
る。上記粘着剤の基材への塗工厚みとしては100〜4
00μm、より望ましくは150〜300μmが好適で
ある。これ以下では害生物類の捕獲性が好ましくなく、
これ以上では経済性や加工性の点で好ましくない。
【0019】前記粘着剤はカレンダー、押出しあるいは
溶融塗工などの手段をもちいて基材上に形成される。該
粘着剤は基材上(台紙、容器内面部)に縞状、波形状あ
るいは斑点状などの基材面の一部を被覆した形状か、あ
るいは全面を被覆した状態に形成される。剥離紙として
は、紙またはプラスチックフィルムなどの片面または両
面に剥離処理したものが使用できるが、紙基材にポリエ
チレンをラミネートし、その上にシリコーン系剥離剤を
塗布したもの等を使用することができる。
【0020】粘着剤を適宜の基材に塗布した害生物類を
捕獲するための粘着シートは、保持時間が5〜100
分、プローブタック10g以上が好ましい。保持時間が
5分に満たない場合は、剥離紙の剥離性が悪く、糊はみ
出しにより加工性が悪くなり好ましくない。また、保持
時間100分を超えたり、プローブタックが10gに満
たない場合には害生物類の捕獲性が低下して好ましくな
い。従って、上記粘着剤はこれらの物性値を満足するよ
うに配合および混練り条件の調整を行う必要があるが、
これらの調整は、慣用手段で行うことができる。
【0021】
【実施例】次に本発明の内容を、実施例ならびに比較例
を掲示し、さらに詳細に説明するが、本発明の技術範囲
はこれに限定されるものではない。 実施例1〜4 表1に記載の配合の粘着剤をニーダーにして作製し、こ
れをボール紙(350g/m2)に250μmの厚みに
押出機により塗工し、剥離紙を積層して評価用のサンプ
ルを作製した。いずれのサンプルも糊はみ出しは、みら
れなかった。剥離紙の剥離性は良好であった。
【0022】比較例1〜8 表1に記載の配合により実施例1〜4と同様にして供試
粘着剤を調製し、評価用サンプルを作製した。実施例1
〜4及び比較例1〜8の粘着剤物性及び粘着捕獲具とし
ての性能をまとめて表1に示した。
【0023】
【表1】 注: NR:ムーニー粘度ML1+4(100℃)25に調整 SBR:結合スチレン含量24モル%、ムーニー粘度M
L1+4(100℃)55に調整(日本合成ゴム社製、
SBR−SL−552) SIS・A:スチレン含量16モル%、カップリング率
45%、重量平均分子量30万(日本合成ゴム社製、J
SR−SIS−5500) SIS・B:スチレン含量15モル%、カップリング率
83%、重量平均分子量21万(シエル化学社製、クレ
イトンD1107) 石油系樹脂:軟化点100℃(日本ゼオン社製、クイン
トンA100) 液状ポリイソプレン:重量平均分子量3万(クラレ社
製、クラプレンLIR−30) ポリブテン:重量平均分子量1350(日本石油社製、
ポリブテンHV−300)
【0024】[ゴキブリ捕獲性]箱の中央に評価用サン
プルを剥離紙をはがした状態で実験区画内に設置し、黒
ゴキブリを12頭放す。一定時間後に黒ゴキブリが粘着
トラップに何匹捕まったかで捕獲率を求める。 ○…捕獲率90〜100% ○〜△…捕獲率70〜90% △…捕獲率50〜70% ×…捕獲率50%以下
【0025】[剥離紙の剥離性]35℃エアオーブン中
に評価用サンプルを放置し、その剥離紙を剥離して下記
判定基準に基づいて判定を行う。 ○…剥がし易い ○〜△…やや剥がし易い △…剥がし難い ×…全く剥がせない
【0026】[糊面暴露後のゴキブリ捕獲性]粘着トラ
ップの剥離紙をはがして室内に1週間放置した後ゴキブ
リ捕獲性を評価し、下記判定基準に基づいて判定を行
う。 ○…放置前と差がない ○〜△…放置前とほとんど差がない △…放置前よりわずかに捕獲率低下した ×…放置前より明らかに捕獲率 低下した
【0027】[総合評価] ◎ 秀 ○ 優 △ 実用上若干問題あり × 実用上かなり問題あり 表1の結果より明らかなように、本発明の粘着剤を使用
した粘着捕獲具は、害生物類に対して優れた粘着性を有
すると共に、剥離紙の剥離性が良好で、しかも糊面を長
時間暴露しても害生物類の捕獲性が低下し難い結果を得
た。
【0028】
【発明の効果】叙上のごとく、本発明の粘着剤を用いた
粘着捕獲具は、5〜100分の保持時間、10g以上の
プローブタックを有し、剥離紙の剥離性が良好でしかも
粘着面を長時間暴露してもゴキブリなどの脚力の強い害
生物類を強力に捕獲することができるので、実用上の性
能は、従来品に比べて格段に改良された。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C09J 121/00 JDW C09J 121/00 JDW 153/02 JDJ 153/02 JDJ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エラストマー、粘着付与剤および軟化剤
    を主剤とする粘着捕獲具用粘着剤において、エラストマ
    ーとして、天然ゴム及び/または合成天然ゴムとスチレ
    ンゴムとのブレンド比8:2〜4:6のゴム成分100
    重量部、重量平均分子量が100,000〜500,0
    00、スチレン含量10〜30モル%、カップリング率
    80%以下のA−B−A型スチレン−ジエン系ブロック
    共重合体10〜30重量部と、及び重量平均分子量が2
    0,000〜50,000の液状ポリイソプレンを少な
    くとも10重量部含む軟化剤30〜70重量部とを必須
    配合とする剥離性および捕獲性能保存性に優れた粘着
    剤。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の粘着剤を支持体の一部
    又は全部に塗工し、該粘着面に剥離紙を貼着してなる粘
    着捕獲具。
JP7304563A 1995-11-22 1995-11-22 粘着剤及び粘着捕獲具 Pending JPH09143443A (ja)

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