JPH09143459A - 温水蓄熱材 - Google Patents
温水蓄熱材Info
- Publication number
- JPH09143459A JPH09143459A JP7326302A JP32630295A JPH09143459A JP H09143459 A JPH09143459 A JP H09143459A JP 7326302 A JP7326302 A JP 7326302A JP 32630295 A JP32630295 A JP 32630295A JP H09143459 A JPH09143459 A JP H09143459A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hot water
- heat storage
- storage material
- water heat
- resin
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 温水の蓄熱に優れ、温かい環境を長時間持続
することを提供する。 【解決手段】 多孔質岩石を59〜86重量%含有し残
りが熱硬化性樹脂である樹脂複合材料からなる、注水す
ることによって水のもつ熱を蓄える温水蓄熱材。
することを提供する。 【解決手段】 多孔質岩石を59〜86重量%含有し残
りが熱硬化性樹脂である樹脂複合材料からなる、注水す
ることによって水のもつ熱を蓄える温水蓄熱材。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、温水を注水されること
によって、水のもつ熱を蓄えることのできる複合材から
成る温水蓄熱材に関する。
によって、水のもつ熱を蓄えることのできる複合材から
成る温水蓄熱材に関する。
【0002】
【発明の目的】一般家庭において、水を比較的多く使用
する場所として浴室があるが、いわゆる浴室の洗い場は
水に濡れた後は冷たい。その理由として、一般に浴室は
水を使うため腐敗しにくい材料、即ちコンクリートであ
ったり、あるいはセラミックのタイルが使用されている
ためである。従って、この冷たさを緩和するために発泡
プラスチック板を敷いたり、木製すのこが敷かれたりし
ている。さらに公衆浴場やいわゆる温泉場と呼ばれると
ころの大浴場等は、絶えずお湯を流したり、大谷石を敷
き詰めたりしてこの冷たさを和らげようとしてきた。し
かし、これらの方法はあまり効果がないばかりでなく、
木製すのこの場合、足にとげが刺さったり、あるいは古
くなると滑るという危険を伴ったりしていた。従って、
本発明は温水等が注水されることによって、温水のもつ
熱を蓄熱し、温かい浴室の洗い場等を提供することを目
的とする。
する場所として浴室があるが、いわゆる浴室の洗い場は
水に濡れた後は冷たい。その理由として、一般に浴室は
水を使うため腐敗しにくい材料、即ちコンクリートであ
ったり、あるいはセラミックのタイルが使用されている
ためである。従って、この冷たさを緩和するために発泡
プラスチック板を敷いたり、木製すのこが敷かれたりし
ている。さらに公衆浴場やいわゆる温泉場と呼ばれると
ころの大浴場等は、絶えずお湯を流したり、大谷石を敷
き詰めたりしてこの冷たさを和らげようとしてきた。し
かし、これらの方法はあまり効果がないばかりでなく、
木製すのこの場合、足にとげが刺さったり、あるいは古
くなると滑るという危険を伴ったりしていた。従って、
本発明は温水等が注水されることによって、温水のもつ
熱を蓄熱し、温かい浴室の洗い場等を提供することを目
的とする。
【0003】
【発明の構成】本発明者らは、鋭意複合材料の研究を重
ねてきた結果、多孔質岩石の粉末あるいは細粒を樹脂と
混合した複合材を作製し、この複合材を使用して温水蓄
熱材を完成した。即ち本発明は多孔質岩石を59〜86
重量%含有し残りが熱硬化性樹脂である樹脂複合材から
成形された温水蓄熱材を提供するものである。
ねてきた結果、多孔質岩石の粉末あるいは細粒を樹脂と
混合した複合材を作製し、この複合材を使用して温水蓄
熱材を完成した。即ち本発明は多孔質岩石を59〜86
重量%含有し残りが熱硬化性樹脂である樹脂複合材から
成形された温水蓄熱材を提供するものである。
【0004】本発明に用いられる多孔質岩石としては、
主として東北地方やフォッサマグナといわれる中央構造
以北から産出するゼオライトが好ましい。一方、樹脂は
熱硬化性樹脂が用いられ、好ましくは不飽和ポリエステ
ル樹脂、エポキシ樹脂、ウレタン樹脂等が用いられる
が、これ以外の樹脂であっても良く、さらに室温で粉末
状であるフェノール樹脂や尿素樹脂、メラミン樹脂であ
っても良い。多孔質岩石粉末と樹脂との混練物から所望
の温水蓄熱材を成形するが、成形法としては、圧縮成
形、トランスファー成形等が好ましく用いられるが、も
ちろんこれ以外の方法であっても良い。
主として東北地方やフォッサマグナといわれる中央構造
以北から産出するゼオライトが好ましい。一方、樹脂は
熱硬化性樹脂が用いられ、好ましくは不飽和ポリエステ
ル樹脂、エポキシ樹脂、ウレタン樹脂等が用いられる
が、これ以外の樹脂であっても良く、さらに室温で粉末
状であるフェノール樹脂や尿素樹脂、メラミン樹脂であ
っても良い。多孔質岩石粉末と樹脂との混練物から所望
の温水蓄熱材を成形するが、成形法としては、圧縮成
形、トランスファー成形等が好ましく用いられるが、も
ちろんこれ以外の方法であっても良い。
【0005】本発明の温水蓄熱材は、59〜86重量%
の多孔質岩石を含有し残りが樹脂成分である。多孔質岩
石の含有量が86重量%を越えると複合材の表面から多
孔質岩石が脱落しやすく、充分な強度を有する温水蓄熱
材が得られにくい。また、多孔質岩石が59重量%より
少ない場合には、複合材料中にお湯が浸透せず流れてし
まうため、温水蓄熱材としては好ましくない。多孔質岩
石、好ましくはゼオライトの含有量が適切に調合された
複合材には、一般的に樹脂に添加される熱安定剤、酸化
防止剤、紫外線吸収剤は当然含まれても良いし、また補
強のため各種の有機・無機の強化繊維やウィスカー等が
含まれても構わない。
の多孔質岩石を含有し残りが樹脂成分である。多孔質岩
石の含有量が86重量%を越えると複合材の表面から多
孔質岩石が脱落しやすく、充分な強度を有する温水蓄熱
材が得られにくい。また、多孔質岩石が59重量%より
少ない場合には、複合材料中にお湯が浸透せず流れてし
まうため、温水蓄熱材としては好ましくない。多孔質岩
石、好ましくはゼオライトの含有量が適切に調合された
複合材には、一般的に樹脂に添加される熱安定剤、酸化
防止剤、紫外線吸収剤は当然含まれても良いし、また補
強のため各種の有機・無機の強化繊維やウィスカー等が
含まれても構わない。
【0006】図1は、温水蓄熱材の蓄熱効果を試験する
ための試験装置の側面図である。試験すべき蓄熱材1を
木製のすのこ2上に置き、蓄熱材1の上に温水3を注い
だ後その表面温度を測定する。図2はその表面温度の変
化を時間軸にプロットしたものである。
ための試験装置の側面図である。試験すべき蓄熱材1を
木製のすのこ2上に置き、蓄熱材1の上に温水3を注い
だ後その表面温度を測定する。図2はその表面温度の変
化を時間軸にプロットしたものである。
【0007】
【実施例】以下の実施例により、本発明をさらに詳しく
説明する。
説明する。
【0008】実施例1 モルデナイト系ゼオライト(新東北化学工業(株)製)
ゼオライトNo.1424宮城県仙台市愛子産)590
gをポリプロピレン製ビーカーに採取し、エポキシ樹脂
(油化シェルエポキシ(株)製エピコート815)を3
28g加え、さらに硬化剤(油化シェルエポキシ(株)
製エピキュアU)を82g加えた後ステンレス製へらに
て5分間撹拌した。これを内のり20cm×10cm×
深さ5cmのポリアセタール容器に投入し、フタをかぶ
せて引張り試験機(東洋精機(株)製VC−10C型)
で約600kgの圧力を3分間加え続けた。この後、乾
燥機で100℃2時間加熱硬化し自然冷却後、型枠から
硬化したゼオライト/エポキシ樹脂複合材料を取り出し
た。この時のゼオライト含有量は59重量%であり、取
り出した複合材は20cm×10cm×厚さ1.4cm
であった。これを図−1のように木製すのこの上に置
き、43℃に調整した水道水2リットルを10秒以内に
まんべんなく注いだ。この表面温度を、速やかに赤外線
熱画像装置(日本アビオニクス(株)製TVS−100
型)にて時間ごとに測定したところ図−2のようになっ
た。このように本発明の温水蓄熱材は、温度を保持する
力が極めて強いことがわかる。
ゼオライトNo.1424宮城県仙台市愛子産)590
gをポリプロピレン製ビーカーに採取し、エポキシ樹脂
(油化シェルエポキシ(株)製エピコート815)を3
28g加え、さらに硬化剤(油化シェルエポキシ(株)
製エピキュアU)を82g加えた後ステンレス製へらに
て5分間撹拌した。これを内のり20cm×10cm×
深さ5cmのポリアセタール容器に投入し、フタをかぶ
せて引張り試験機(東洋精機(株)製VC−10C型)
で約600kgの圧力を3分間加え続けた。この後、乾
燥機で100℃2時間加熱硬化し自然冷却後、型枠から
硬化したゼオライト/エポキシ樹脂複合材料を取り出し
た。この時のゼオライト含有量は59重量%であり、取
り出した複合材は20cm×10cm×厚さ1.4cm
であった。これを図−1のように木製すのこの上に置
き、43℃に調整した水道水2リットルを10秒以内に
まんべんなく注いだ。この表面温度を、速やかに赤外線
熱画像装置(日本アビオニクス(株)製TVS−100
型)にて時間ごとに測定したところ図−2のようになっ
た。このように本発明の温水蓄熱材は、温度を保持する
力が極めて強いことがわかる。
【0009】実施例2 実施例1と同様にしてゼオライトの含有量を86重量%
になるように調合した。結果を図−2に併せて記載す
る。
になるように調合した。結果を図−2に併せて記載す
る。
【0010】比較例1 ゼオライトを58重量%にした以外は全く実施例1と同
様に行った。この結果、複合材料の中にお湯は浸透しな
いでお湯は流れてしまい、温水蓄熱材としては好ましく
ない。
様に行った。この結果、複合材料の中にお湯は浸透しな
いでお湯は流れてしまい、温水蓄熱材としては好ましく
ない。
【0011】比較例2 ゼオライトを87重量%にした以外は実施例1と全く同
様に行ったが、成形品がくずれてしまい、試験片に用い
ることができなかった。従って、温水蓄熱材としては用
いることができなかった。
様に行ったが、成形品がくずれてしまい、試験片に用い
ることができなかった。従って、温水蓄熱材としては用
いることができなかった。
【0012】比較例3〜5 実施例1の中でゼオライト/樹脂複合材料の試験片をレ
ンガ(比較例3)、タイル(比較例4)、木片(比較例
5)に代えた以外は実施例1と全く同様に行った。結果
を図−2に併せて記載する。
ンガ(比較例3)、タイル(比較例4)、木片(比較例
5)に代えた以外は実施例1と全く同様に行った。結果
を図−2に併せて記載する。
【0013】このように、本発明の温水蓄熱材以外の材
料はすべて、速やかに冷却してしまい、保温蓄熱効果は
なかった。
料はすべて、速やかに冷却してしまい、保温蓄熱効果は
なかった。
【0014】
【発明の効果】このように本発明の温水蓄熱材は、お湯
の蓄熱に優れ、温かい環境を長期間持続することが出来
る。
の蓄熱に優れ、温かい環境を長期間持続することが出来
る。
【図1】温水蓄熱材の蓄熱効果を試験するための試験装
置の側面図である。
置の側面図である。
【図2】蓄熱材に温水を含ませた後の蓄熱材表面の温度
変化を示すグラフである。
変化を示すグラフである。
1 蓄熱材試験片 2 すのこ 3 温水
Claims (2)
- 【請求項1】 多孔質岩石を59〜86重量%含有し残
りが熱硬化性樹脂である樹脂複合材料からなる、注水す
ることによって水のもつ熱を蓄える温水蓄熱材。 - 【請求項2】 多孔質岩石がゼオライトである請求項1
記載の温水蓄熱材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7326302A JPH09143459A (ja) | 1995-11-22 | 1995-11-22 | 温水蓄熱材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7326302A JPH09143459A (ja) | 1995-11-22 | 1995-11-22 | 温水蓄熱材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09143459A true JPH09143459A (ja) | 1997-06-03 |
Family
ID=18186254
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7326302A Pending JPH09143459A (ja) | 1995-11-22 | 1995-11-22 | 温水蓄熱材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09143459A (ja) |
-
1995
- 1995-11-22 JP JP7326302A patent/JPH09143459A/ja active Pending
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