JPH09143631A - 車両の軸部材 - Google Patents
車両の軸部材Info
- Publication number
- JPH09143631A JPH09143631A JP30082895A JP30082895A JPH09143631A JP H09143631 A JPH09143631 A JP H09143631A JP 30082895 A JP30082895 A JP 30082895A JP 30082895 A JP30082895 A JP 30082895A JP H09143631 A JPH09143631 A JP H09143631A
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- Japan
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- treatment
- shaft member
- pin
- surface hardening
- piston
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- Pending
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F05—INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
- F05C—INDEXING SCHEME RELATING TO MATERIALS, MATERIAL PROPERTIES OR MATERIAL CHARACTERISTICS FOR MACHINES, ENGINES OR PUMPS OTHER THAN NON-POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES
- F05C2201/00—Metals
- F05C2201/02—Light metals
- F05C2201/021—Aluminium
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F05—INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
- F05C—INDEXING SCHEME RELATING TO MATERIALS, MATERIAL PROPERTIES OR MATERIAL CHARACTERISTICS FOR MACHINES, ENGINES OR PUMPS OTHER THAN NON-POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES
- F05C2201/00—Metals
- F05C2201/04—Heavy metals
- F05C2201/0433—Iron group; Ferrous alloys, e.g. steel
- F05C2201/0448—Steel
Landscapes
- Shafts, Cranks, Connecting Bars, And Related Bearings (AREA)
- Solid-Phase Diffusion Into Metallic Material Surfaces (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】弾性率は高弾性率鋼を用いることで向上させた
状態で表面硬化処理するにより疲労強度及び耐摩耗性を
向上させ、硬性を保ちつつ、軽量なピンピストン等の車
両の軸部材を提供する。 【解決手段】車両の軸部材は、13〜16%Cr、1〜
3%Al、0.5%Y2O3を含む粒子微細分散高ヤング
率鋼に、表面硬化処理を施して形成している。
状態で表面硬化処理するにより疲労強度及び耐摩耗性を
向上させ、硬性を保ちつつ、軽量なピンピストン等の車
両の軸部材を提供する。 【解決手段】車両の軸部材は、13〜16%Cr、1〜
3%Al、0.5%Y2O3を含む粒子微細分散高ヤング
率鋼に、表面硬化処理を施して形成している。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、車両のピストン
ピン、クランクピン等に用いられる車両の軸部材に関す
るものである。
ピン、クランクピン等に用いられる車両の軸部材に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、一般的に用いられているピスト
ンピンは、SCM415等の合金肌焼き鋼に浸炭焼き入
れ処理を施して用いられている。特に、ピストンピン
は、エンジンの出力向上のために軽量化が図られ、例え
ばパイプを用い、しかも薄肉にすること等が行なわれ
る。
ンピンは、SCM415等の合金肌焼き鋼に浸炭焼き入
れ処理を施して用いられている。特に、ピストンピン
は、エンジンの出力向上のために軽量化が図られ、例え
ばパイプを用い、しかも薄肉にすること等が行なわれ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
ピストンピンは、強度と剛性を確保する必要性から充分
な軽量化が果たせず、エンジン回転数を上げ、高出力化
する上での障害となっている。即ち、ピストンピンの薄
肉化により軽量化を図ろうとすると剛性不足が生じ、ピ
ストンピンが作動によって撓みピストンのピン孔の内周
面及びピストンピンの異常摩耗、疲労破壊、さらにピス
トンのピン孔が形成されるピンボス破壊等の問題が生じ
る場合がある。
ピストンピンは、強度と剛性を確保する必要性から充分
な軽量化が果たせず、エンジン回転数を上げ、高出力化
する上での障害となっている。即ち、ピストンピンの薄
肉化により軽量化を図ろうとすると剛性不足が生じ、ピ
ストンピンが作動によって撓みピストンのピン孔の内周
面及びピストンピンの異常摩耗、疲労破壊、さらにピス
トンのピン孔が形成されるピンボス破壊等の問題が生じ
る場合がある。
【0004】従来の材料の場合、表面硬化処理により強
度は向上できるが、弾性率は変わらない。そのため、薄
肉化による軽量化を行なうと強度は保つことができても
剛性が足りずにピストンが破損してしまう。
度は向上できるが、弾性率は変わらない。そのため、薄
肉化による軽量化を行なうと強度は保つことができても
剛性が足りずにピストンが破損してしまう。
【0005】この発明は、かかる実情を背景にしてなさ
れたもので、弾性率は高弾性率鋼を用いることで向上さ
せた状態で表面硬化処理するにより疲労強度及び耐摩耗
性を向上させ、硬性を保ちつつ、軽量なピンピストン等
の車両の軸部材を提供することを目的としている。
れたもので、弾性率は高弾性率鋼を用いることで向上さ
せた状態で表面硬化処理するにより疲労強度及び耐摩耗
性を向上させ、硬性を保ちつつ、軽量なピンピストン等
の車両の軸部材を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決し、かつ
目的を達成するために、請求項1記載の発明の車両の軸
部材は、13〜16%Cr、1〜3%Al、0.5%Y
2O3を含む粒子微細分散高ヤング率鋼に、表面硬化処理
を施して形成したことを特徴としている。
目的を達成するために、請求項1記載の発明の車両の軸
部材は、13〜16%Cr、1〜3%Al、0.5%Y
2O3を含む粒子微細分散高ヤング率鋼に、表面硬化処理
を施して形成したことを特徴としている。
【0007】このように、車両の軸部材が、高ヤング率
鋼に、表面硬化処理を施して形成されており、ヤング率
を高くすることで弾性変形を低減し、さらに表面硬化処
理により耐摩耗性及び疲労強度を向上させることによ
り、強度と剛性を両立させた軽量な軸部材となり、作動
時の撓みを低減し、振動低減が可能で、かつ高精度作動
が可能になる。
鋼に、表面硬化処理を施して形成されており、ヤング率
を高くすることで弾性変形を低減し、さらに表面硬化処
理により耐摩耗性及び疲労強度を向上させることによ
り、強度と剛性を両立させた軽量な軸部材となり、作動
時の撓みを低減し、振動低減が可能で、かつ高精度作動
が可能になる。
【0008】請求項2記載の発明の車両の軸部材は、前
記表面硬化処理として、窒化処理または浸炭焼入れ処理
を用いたことを特徴としている。
記表面硬化処理として、窒化処理または浸炭焼入れ処理
を用いたことを特徴としている。
【0009】このように、表面硬化処理として、窒化処
理を用い、処理時間を長くすることで厚い硬化層を得る
ことができる。また、表面硬化処理として、浸炭焼入れ
処理を用いることで、表面硬さが高く、硬化深さを大き
くすることが可能で、内部の硬さも高くすることができ
る。
理を用い、処理時間を長くすることで厚い硬化層を得る
ことができる。また、表面硬化処理として、浸炭焼入れ
処理を用いることで、表面硬さが高く、硬化深さを大き
くすることが可能で、内部の硬さも高くすることができ
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、この発明の車両の軸部材の
実施例を添付図面に基づいて詳細に説明する。
実施例を添付図面に基づいて詳細に説明する。
【0011】まず、この発明の車両の軸部材が用いられ
るピストンピン及びクランクピンについて説明する。
るピストンピン及びクランクピンについて説明する。
【0012】図1はピストンとピストンピンの連結を示
す断面図である。ピストン1は、図示しないシリンダに
往復動可能に設けられ、ピストン1のピンボス1aには
ピン孔1bが形成されている。このピン孔1bにはピス
トンピン2が挿入され、このピストンピン2はパイプ状
に形成されている。ピストンピン2には、コンロッド3
の小端部3aが回動可能に設けられている。コンロッド
3は、図示しない大端部をクランクピンに回動可能に設
けられ、ピストンの往復動をクランクピンを介してクラ
ンク軸に伝達して回転させる。
す断面図である。ピストン1は、図示しないシリンダに
往復動可能に設けられ、ピストン1のピンボス1aには
ピン孔1bが形成されている。このピン孔1bにはピス
トンピン2が挿入され、このピストンピン2はパイプ状
に形成されている。ピストンピン2には、コンロッド3
の小端部3aが回動可能に設けられている。コンロッド
3は、図示しない大端部をクランクピンに回動可能に設
けられ、ピストンの往復動をクランクピンを介してクラ
ンク軸に伝達して回転させる。
【0013】図2はクランク軸とコンロッドの連結を示
す断面図である。左右のクランク軸10,11のクラン
クウェブ10a,11aにピン孔10b,11bが形成
され、このピン孔10b,11bにクランクピン12を
挿着し、このクランクピン12で左右のクランク軸1
0,11が連結されている。この左右のクランク軸1
0,11は、軸受13,14を介して図示しないクラン
クケース20に回動可能に軸支されている。クランクピ
ン12には、コンロッド15の大端部15aがニードル
軸受16を介して回動可能に軸支されている。
す断面図である。左右のクランク軸10,11のクラン
クウェブ10a,11aにピン孔10b,11bが形成
され、このピン孔10b,11bにクランクピン12を
挿着し、このクランクピン12で左右のクランク軸1
0,11が連結されている。この左右のクランク軸1
0,11は、軸受13,14を介して図示しないクラン
クケース20に回動可能に軸支されている。クランクピ
ン12には、コンロッド15の大端部15aがニードル
軸受16を介して回動可能に軸支されている。
【0014】このようにピストンピン及びクランクピン
に用いられる車両の軸部材は、13〜16%Cr、1〜
3%Al、0.5%Y2O3を含む粒子微細分散高ヤング
率鋼に、表面硬化処理を施して形成している。
に用いられる車両の軸部材は、13〜16%Cr、1〜
3%Al、0.5%Y2O3を含む粒子微細分散高ヤング
率鋼に、表面硬化処理を施して形成している。
【0015】13〜16%Cr、1〜3%Al、0.5
%Y2O3を含む粒子微細分散高ヤング率鋼は、フェライ
ト系組成粉末にY2O3の分散粒子を分散させ、<111
>集合組織が形成される温度にて再結晶熱処理を行なう
ことにより、ヤング率290GPaが得られ、ヤング率
を高くすることで弾性変形を低減することができる。
%Y2O3を含む粒子微細分散高ヤング率鋼は、フェライ
ト系組成粉末にY2O3の分散粒子を分散させ、<111
>集合組織が形成される温度にて再結晶熱処理を行なう
ことにより、ヤング率290GPaが得られ、ヤング率
を高くすることで弾性変形を低減することができる。
【0016】この高ヤング率鋼の特性を、従来の鋼S4
5Cと比較し、その結果を表1に示す。
5Cと比較し、その結果を表1に示す。
【0017】
【表1】
【0018】そして、この車両の軸部材は、高ヤング率
鋼に表面硬化処理を施して形成され、この表面硬化処理
として、窒化処理または浸炭焼入れ処理を用いている。
窒化処理とは、鋼の表面から窒素原子を固溶させること
で表面近傍を硬くすることを目的とする処理である。そ
の強化機構は窒素原子が鉄原子の間に入り込むことによ
る固溶強化と、入り込んだ窒素原子が鋼中の合金元素、
例えばCr,Al,Vと化合物をつくり、微細に析出す
ることによる析出強化の2つが存在する。析出強化の方
が効果が大きい。
鋼に表面硬化処理を施して形成され、この表面硬化処理
として、窒化処理または浸炭焼入れ処理を用いている。
窒化処理とは、鋼の表面から窒素原子を固溶させること
で表面近傍を硬くすることを目的とする処理である。そ
の強化機構は窒素原子が鉄原子の間に入り込むことによ
る固溶強化と、入り込んだ窒素原子が鋼中の合金元素、
例えばCr,Al,Vと化合物をつくり、微細に析出す
ることによる析出強化の2つが存在する。析出強化の方
が効果が大きい。
【0019】今回の材料は、後者の機構に寄与する合金
元素が多量に含まれており、また拡散を阻害する炭素が
殆ど含まれていないため、窒化処理時に著しい硬度上昇
を得ることができる。
元素が多量に含まれており、また拡散を阻害する炭素が
殆ど含まれていないため、窒化処理時に著しい硬度上昇
を得ることができる。
【0020】窒化処理は処理時間を長くすることで、深
い硬化層が得られるが、硬化深さの点では浸炭焼き入れ
処理の方が短い時間で同等の深さが得られる。熱歪みは
窒化処理の方が浸炭焼き入れ処理よりも小さい。
い硬化層が得られるが、硬化深さの点では浸炭焼き入れ
処理の方が短い時間で同等の深さが得られる。熱歪みは
窒化処理の方が浸炭焼き入れ処理よりも小さい。
【0021】この実施例での窒化処理は、NH3雰囲気
中で約570±10℃に、50〜100時間程度に保つ
ことによりNを、高ヤング率鋼に拡散浸透させてオイル
焼入れをする。このように、表面硬化処理として、窒化
処理を用いることで、厚い硬化層を得ることができる。
この高ヤング率鋼は、Cr、Al等の窒化物生成元素を
多量に含み、窒素の拡散を阻害するCを殆ど含んでいな
いため、窒化後の特性として優れた表面硬さを示す。
中で約570±10℃に、50〜100時間程度に保つ
ことによりNを、高ヤング率鋼に拡散浸透させてオイル
焼入れをする。このように、表面硬化処理として、窒化
処理を用いることで、厚い硬化層を得ることができる。
この高ヤング率鋼は、Cr、Al等の窒化物生成元素を
多量に含み、窒素の拡散を阻害するCを殆ど含んでいな
いため、窒化後の特性として優れた表面硬さを示す。
【0022】また、浸炭焼入れ処理は、Cpを0.85
%、CO2を0.25%を含む雰囲気中で、例えば90
0℃に1時間25分程度に保ち、高ヤング率鋼の表面か
ら所定の深さまでCを拡散浸透させてからオイル焼入れ
を行ない、この焼入れ後、190℃に1時間程度に保
ち、空気冷却を行ない焼戻しをする。このように、表面
硬化処理として、浸炭焼き入れ処理を用いることで、表
面硬さが高く、硬化深さを大きくすることが可能で、内
部の硬さも高くすることができる。
%、CO2を0.25%を含む雰囲気中で、例えば90
0℃に1時間25分程度に保ち、高ヤング率鋼の表面か
ら所定の深さまでCを拡散浸透させてからオイル焼入れ
を行ない、この焼入れ後、190℃に1時間程度に保
ち、空気冷却を行ない焼戻しをする。このように、表面
硬化処理として、浸炭焼き入れ処理を用いることで、表
面硬さが高く、硬化深さを大きくすることが可能で、内
部の硬さも高くすることができる。
【0023】このように、車両の軸部材が、高ヤング率
鋼に、表面硬化処理を施して形成されており、ヤング率
を高くすることで弾性変形を低減し、さらに表面硬化処
理により耐摩耗性に優れ、強度と剛性を両立させた軽量
な軸部材となり、作動時の撓みを低減し、振動低減が可
能で、かつ高精度作動が可能になる。
鋼に、表面硬化処理を施して形成されており、ヤング率
を高くすることで弾性変形を低減し、さらに表面硬化処
理により耐摩耗性に優れ、強度と剛性を両立させた軽量
な軸部材となり、作動時の撓みを低減し、振動低減が可
能で、かつ高精度作動が可能になる。
【0024】従って、図1に示すピストンピン2を高ヤ
ング率鋼に、表面硬化処理を施して形成すると、強度と
剛性を両立させた軽量なピストンピン2になり、エンジ
ン回転数を上げ、高出力化することができる。また、ピ
ストンピン2の薄肉化により軽量化しても、ピストンピ
ン2の強度と剛性が確保され、ピストン1のピン孔1b
の内周面及びピストンピン2の異常摩耗、疲労破壊、さ
らにピストン1のピン孔1bが形成されるピンボス1a
の破壊等が防止される。
ング率鋼に、表面硬化処理を施して形成すると、強度と
剛性を両立させた軽量なピストンピン2になり、エンジ
ン回転数を上げ、高出力化することができる。また、ピ
ストンピン2の薄肉化により軽量化しても、ピストンピ
ン2の強度と剛性が確保され、ピストン1のピン孔1b
の内周面及びピストンピン2の異常摩耗、疲労破壊、さ
らにピストン1のピン孔1bが形成されるピンボス1a
の破壊等が防止される。
【0025】同様に、図2に示すクランクピン12を高
ヤング率鋼に、表面硬化処理を施して形成すると、強度
と剛性を両立させた軽量なクランクピン12になり、エ
ンジン回転数を上げ、高出力化することができる。ま
た、クランクピン12の薄肉化により軽量化しても、ク
ランクピン12の強度と剛性が確保され、クランク軸1
0,11のピン孔10b,11bの内周面及びピストン
ピン12の異常摩耗、疲労破壊、さらにクランクピン1
2のピン孔10b,11bが形成されるクランクウェブ
10a,11aの破壊等が防止される。
ヤング率鋼に、表面硬化処理を施して形成すると、強度
と剛性を両立させた軽量なクランクピン12になり、エ
ンジン回転数を上げ、高出力化することができる。ま
た、クランクピン12の薄肉化により軽量化しても、ク
ランクピン12の強度と剛性が確保され、クランク軸1
0,11のピン孔10b,11bの内周面及びピストン
ピン12の異常摩耗、疲労破壊、さらにクランクピン1
2のピン孔10b,11bが形成されるクランクウェブ
10a,11aの破壊等が防止される。
【0026】なお、この発明の車両の軸部材は、前記し
たピストンピン及びクランクピンに限定されることな
く、クランク軸、カム軸、ドライブ軸等の種々の軸部材
に適用することができる。
たピストンピン及びクランクピンに限定されることな
く、クランク軸、カム軸、ドライブ軸等の種々の軸部材
に適用することができる。
【0027】
【発明の効果】前記したように、請求項1記載の発明
は、13〜16%Cr、1〜3%Al、0.5%Y2O3
を含む粒子微細分散高ヤング率鋼に、表面硬化処理を施
して形成したから、ヤング率を高くすることで弾性変形
を低減し、さらに表面硬化処理により耐摩耗性に優れ、
強度と剛性を両立させた軽量な軸部材となり、作動時の
撓みを低減し、振動低減が可能で、かつ高精度作動が可
能である。
は、13〜16%Cr、1〜3%Al、0.5%Y2O3
を含む粒子微細分散高ヤング率鋼に、表面硬化処理を施
して形成したから、ヤング率を高くすることで弾性変形
を低減し、さらに表面硬化処理により耐摩耗性に優れ、
強度と剛性を両立させた軽量な軸部材となり、作動時の
撓みを低減し、振動低減が可能で、かつ高精度作動が可
能である。
【0028】請求項2記載の発明は、表面硬化処理とし
て、窒化処理を用い、処理時間を長くすることで厚い硬
化層を得ることができる。また、表面硬化処理として、
浸炭焼入れ処理を用いることで、表面硬さが高く、硬化
深さを大きくすることが可能で、内部の硬さも高くする
ことができる。
て、窒化処理を用い、処理時間を長くすることで厚い硬
化層を得ることができる。また、表面硬化処理として、
浸炭焼入れ処理を用いることで、表面硬さが高く、硬化
深さを大きくすることが可能で、内部の硬さも高くする
ことができる。
【図1】ピストンとピストンピンの連結を示す断面図で
ある。
ある。
【図2】クランク軸とコンロッドの連結を示す断面図で
ある。
ある。
1 ピストン 1a ピンボス 1b ピン孔 2 ピストンピン 3 コンロッド 3a 小端部 10,11 クランク軸 10a,11a クランクウェブ 10b,11b ピン孔 12 クランクピン 15 コンロッド 15a 大端部
Claims (2)
- 【請求項1】13〜16%Cr、1〜3%Al、0.5
%Y2O3を含む粒子微細分散高ヤング率鋼に、表面硬化
処理を施して形成したことを特徴とする車両の軸部材。 - 【請求項2】前記表面硬化処理として、窒化処理または
浸炭焼入れ処理を用いたことを特徴とする請求項1記載
の車両の軸部材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30082895A JPH09143631A (ja) | 1995-11-20 | 1995-11-20 | 車両の軸部材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30082895A JPH09143631A (ja) | 1995-11-20 | 1995-11-20 | 車両の軸部材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09143631A true JPH09143631A (ja) | 1997-06-03 |
Family
ID=17889602
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30082895A Pending JPH09143631A (ja) | 1995-11-20 | 1995-11-20 | 車両の軸部材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09143631A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003105505A (ja) * | 2001-09-28 | 2003-04-09 | Kobe Steel Ltd | 高疲労強度・高剛性鋼およびその製造方法 |
| JP2006144928A (ja) * | 2004-11-19 | 2006-06-08 | Yamaha Motor Co Ltd | コンロッド、エンジン、自動車両およびコンロッドの製造方法 |
-
1995
- 1995-11-20 JP JP30082895A patent/JPH09143631A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003105505A (ja) * | 2001-09-28 | 2003-04-09 | Kobe Steel Ltd | 高疲労強度・高剛性鋼およびその製造方法 |
| JP2006144928A (ja) * | 2004-11-19 | 2006-06-08 | Yamaha Motor Co Ltd | コンロッド、エンジン、自動車両およびコンロッドの製造方法 |
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