JPH09143706A - スパッタリングターゲット - Google Patents
スパッタリングターゲットInfo
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- JPH09143706A JPH09143706A JP29518095A JP29518095A JPH09143706A JP H09143706 A JPH09143706 A JP H09143706A JP 29518095 A JP29518095 A JP 29518095A JP 29518095 A JP29518095 A JP 29518095A JP H09143706 A JPH09143706 A JP H09143706A
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Landscapes
- Physical Vapour Deposition (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 欠陥の少ないスパッタ膜を安定的に形成し得
る反応性スパッタリング用ターゲットを提供する。 【解決手段】 ターゲットのスパッタ領域を薄膜形成材
料で、非スパッタ領域を絶縁性材料で構成し、両者の突
合せ面を傾斜面として密接性を向上させたもの。
る反応性スパッタリング用ターゲットを提供する。 【解決手段】 ターゲットのスパッタ領域を薄膜形成材
料で、非スパッタ領域を絶縁性材料で構成し、両者の突
合せ面を傾斜面として密接性を向上させたもの。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はDCマグネトロン型
反応性スパッタリング用のターゲットに関する。詳しく
は、異常放電を防止し、放電安定性に優れたDCマグネ
トロン型反応性スパッタを可能にするスパッタリングタ
ーゲットに関するものである。
反応性スパッタリング用のターゲットに関する。詳しく
は、異常放電を防止し、放電安定性に優れたDCマグネ
トロン型反応性スパッタを可能にするスパッタリングタ
ーゲットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、基板上に金属の酸化物や窒化
物等の薄膜をスパッタリングによって形成させる方法と
して、スパッタ成膜中にターゲット物質とスパッタガス
成分(反応性ガスという)とを化学反応させてそれらの
化合物薄膜を形成する反応性スパッタが広く用いられて
いる。本発明においては、上記反応性スパッタをDCマ
グネトロンスパッタ装置を用いて行う方法を、以下DC
マグネトロン型反応性スパッタと称する。
物等の薄膜をスパッタリングによって形成させる方法と
して、スパッタ成膜中にターゲット物質とスパッタガス
成分(反応性ガスという)とを化学反応させてそれらの
化合物薄膜を形成する反応性スパッタが広く用いられて
いる。本発明においては、上記反応性スパッタをDCマ
グネトロンスパッタ装置を用いて行う方法を、以下DC
マグネトロン型反応性スパッタと称する。
【0003】DCマグネトロン型反応性スパッタで基板
に金属化合物の薄膜を形成するとき、ターゲット上での
金属化合物のスパッタ速度とターゲット上での金属化合
物の形成速度の大小により、スパッタが優勢となる領域
(スパッタ領域)と、金属化合物の形成速度が優勢とな
る領域(非スパッタ領域)とがターゲット上に生じる。
非スパッタ領域では、ターゲット上に金属化合物の絶縁
性の薄膜が徐々に堆積し、スパッタを連続して行ってい
るとその膜の薄い脆弱部分が絶縁破壊を起こすようにな
り、スパークを発し、放電が不安定になる。また、堆積
した膜が絶縁破壊を起こすときに、破壊部分に過電流が
流れ、溶融物質の塊が飛散し基板側の成膜部に付着して
欠陥を生じる原因となることもある。
に金属化合物の薄膜を形成するとき、ターゲット上での
金属化合物のスパッタ速度とターゲット上での金属化合
物の形成速度の大小により、スパッタが優勢となる領域
(スパッタ領域)と、金属化合物の形成速度が優勢とな
る領域(非スパッタ領域)とがターゲット上に生じる。
非スパッタ領域では、ターゲット上に金属化合物の絶縁
性の薄膜が徐々に堆積し、スパッタを連続して行ってい
るとその膜の薄い脆弱部分が絶縁破壊を起こすようにな
り、スパークを発し、放電が不安定になる。また、堆積
した膜が絶縁破壊を起こすときに、破壊部分に過電流が
流れ、溶融物質の塊が飛散し基板側の成膜部に付着して
欠陥を生じる原因となることもある。
【0004】従って、ターゲットの非スパッタ領域上に
堆積した絶縁性の薄膜を定期的に除去してやる必要があ
り、そのためにはスパッタリングを中断して減圧を解除
しなければならず、極めて非効率的である。特にインラ
イン型のスパッタリング装置においては生産性低下の極
めて大きな原因となる。本出願人はこれらの問題点を解
決する方法として、先にターゲット(薄膜形成用材料)
の非スパッタ領域を絶縁性物質で予め覆っておく方法
(特開平3−100173号、特開平3−75367
号)やターゲットの非スパッタ領域を電気絶縁物質から
なるブロック状部材で置き換えて構成する方法(特開平
3−75366号)等により、異常放電が防止できるこ
とを提案した。
堆積した絶縁性の薄膜を定期的に除去してやる必要があ
り、そのためにはスパッタリングを中断して減圧を解除
しなければならず、極めて非効率的である。特にインラ
イン型のスパッタリング装置においては生産性低下の極
めて大きな原因となる。本出願人はこれらの問題点を解
決する方法として、先にターゲット(薄膜形成用材料)
の非スパッタ領域を絶縁性物質で予め覆っておく方法
(特開平3−100173号、特開平3−75367
号)やターゲットの非スパッタ領域を電気絶縁物質から
なるブロック状部材で置き換えて構成する方法(特開平
3−75366号)等により、異常放電が防止できるこ
とを提案した。
【0005】しかしながら、上記提案方法により、異常
放電の発生は大幅に減少したが、上記ターゲット(薄膜
形成用材料)と電気絶縁物質とのわずかな隙間領域で微
少ながら異常放電の発生が認められた。この異常放電
は、電気絶縁物質と薄膜形成用材料(実際上のターゲッ
ト部分)との境目のわずかの隙間の両側に絶縁性の薄膜
が堆積し始め、その隙間部分に微細なダスト状物が発生
し、このダストを媒体として異常放電が発生しているも
のと考えられる。
放電の発生は大幅に減少したが、上記ターゲット(薄膜
形成用材料)と電気絶縁物質とのわずかな隙間領域で微
少ながら異常放電の発生が認められた。この異常放電
は、電気絶縁物質と薄膜形成用材料(実際上のターゲッ
ト部分)との境目のわずかの隙間の両側に絶縁性の薄膜
が堆積し始め、その隙間部分に微細なダスト状物が発生
し、このダストを媒体として異常放電が発生しているも
のと考えられる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記のような
問題点に鑑み、DCマグネトロン型反応性スパッタで金
属化合物膜を形成するに際して、ターゲットの異常放電
をなくし、安定的にスパッタ膜を形成し、生産効率を向
上させることを目的とするものである。
問題点に鑑み、DCマグネトロン型反応性スパッタで金
属化合物膜を形成するに際して、ターゲットの異常放電
をなくし、安定的にスパッタ膜を形成し、生産効率を向
上させることを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者は上記の問題点
を解決すべく鋭意検討を重ねた結果、ターゲットを特定
の構造とすることにより、異常放電が防止され、欠陥の
著しく少ないスパッタ膜が得られることを見い出し、本
発明を完成した。本発明の要旨はDCマグネトロン型反
応性スパッタリングに用いるターゲットであって、ター
ゲットのスパッタ領域を薄膜形成用材料で構成し、ター
ゲットの非スパッタ領域を電気絶縁性材料で構成し、こ
の両者をバッキングプレートに取付けてなり、薄膜形成
用材料と電気絶縁性材料との突合せ面を、バッキングプ
レート面に対し傾斜した面としたことを特徴とするスパ
ッタリングターゲットに存する。
を解決すべく鋭意検討を重ねた結果、ターゲットを特定
の構造とすることにより、異常放電が防止され、欠陥の
著しく少ないスパッタ膜が得られることを見い出し、本
発明を完成した。本発明の要旨はDCマグネトロン型反
応性スパッタリングに用いるターゲットであって、ター
ゲットのスパッタ領域を薄膜形成用材料で構成し、ター
ゲットの非スパッタ領域を電気絶縁性材料で構成し、こ
の両者をバッキングプレートに取付けてなり、薄膜形成
用材料と電気絶縁性材料との突合せ面を、バッキングプ
レート面に対し傾斜した面としたことを特徴とするスパ
ッタリングターゲットに存する。
【0008】以下、図面を用いて本発明のターゲットの
一例につき更に詳しく説明する。図1は本発明のターゲ
ットの一例を示す縦断面図、図2は本発明のターゲット
の平面図、図3は本発明のターゲットの側面図、図4は
本発明のターゲットの他の一例の縦断面図である。1は
ターゲット、2はスパッタ領域、3は非スパッタ領域、
4はバッキングプレート、5はボルト、6は取付孔、7
は電気絶縁テープ、8は合わせ部、9,9′は分割側部
ブロック、10は分割中央ブロックをそれぞれ示す。
一例につき更に詳しく説明する。図1は本発明のターゲ
ットの一例を示す縦断面図、図2は本発明のターゲット
の平面図、図3は本発明のターゲットの側面図、図4は
本発明のターゲットの他の一例の縦断面図である。1は
ターゲット、2はスパッタ領域、3は非スパッタ領域、
4はバッキングプレート、5はボルト、6は取付孔、7
は電気絶縁テープ、8は合わせ部、9,9′は分割側部
ブロック、10は分割中央ブロックをそれぞれ示す。
【0009】本発明が適用されるターゲット1としては
DCマグネトロン型スパッタでスパッタできるものなら
何でも良く、例えばAl、Ti、V、Cr、Mn、F
e、Co、Ni、Cu、Zn、Ge、Zr、Nb、M
o、Ru、Rh、Pd、Ag、Hf、Ta、W、Re、
Os、Ir、Pt、Au、Thなどの金属、C、Si、
Se、Te、Geなどの非金属、及びそれらの化合物が
挙げられる。また、反応性ガスとしては、上記ターゲッ
ト材と反応して化合物を形成するガスなら何でも良く、
例えばH2 、N2 、O2 、F,Cl2 、CH4 、C2 H
4 、CF4 、C2 F 4 等が挙げられる。
DCマグネトロン型スパッタでスパッタできるものなら
何でも良く、例えばAl、Ti、V、Cr、Mn、F
e、Co、Ni、Cu、Zn、Ge、Zr、Nb、M
o、Ru、Rh、Pd、Ag、Hf、Ta、W、Re、
Os、Ir、Pt、Au、Thなどの金属、C、Si、
Se、Te、Geなどの非金属、及びそれらの化合物が
挙げられる。また、反応性ガスとしては、上記ターゲッ
ト材と反応して化合物を形成するガスなら何でも良く、
例えばH2 、N2 、O2 、F,Cl2 、CH4 、C2 H
4 、CF4 、C2 F 4 等が挙げられる。
【0010】上記ターゲット1及び反応性ガスを用い
て、DCマグネトロン型反応性スパッタで化合物を形成
する場合、一般にはマグネットの磁場の垂直成分が大き
い部分はスパッタされないか、あるいはスパッタされに
くい(非スパッタ領域3)。これらの部分には、ターゲ
ット1と反応性ガスとの化合物が堆積し導電性が悪くな
り、前述したような絶縁破壊を起す原因となる。
て、DCマグネトロン型反応性スパッタで化合物を形成
する場合、一般にはマグネットの磁場の垂直成分が大き
い部分はスパッタされないか、あるいはスパッタされに
くい(非スパッタ領域3)。これらの部分には、ターゲ
ット1と反応性ガスとの化合物が堆積し導電性が悪くな
り、前述したような絶縁破壊を起す原因となる。
【0011】本発明のターゲット1は、上述した薄膜形
成用材料(ターゲット材料)と反応性ガスとの化合物の
堆積する非スパッタ領域3を予じめ電気絶縁性物質で構
成してある。用いられる電気絶縁性物質としては、ガラ
ス、陶板、セラミックス板等が代表的なものとして挙げ
られるが、電気的絶縁物質からなるものであれば、どの
ようなものでも使用可能である。
成用材料(ターゲット材料)と反応性ガスとの化合物の
堆積する非スパッタ領域3を予じめ電気絶縁性物質で構
成してある。用いられる電気絶縁性物質としては、ガラ
ス、陶板、セラミックス板等が代表的なものとして挙げ
られるが、電気的絶縁物質からなるものであれば、どの
ようなものでも使用可能である。
【0012】図示するように絶縁性物質からなるブロッ
ク状の部材は、スパッタ面と面一状態とするのがよく、
望ましくはスパッタ領域のターゲット材料(薄膜形成用
材料)と同程度の厚さとされ、ターゲット材料(スパッ
タ領域2)の周囲及び中央部分に設けられる。電気絶縁
性材料からなるブロック状の部材の形状はターゲットの
形状、電極の形状等によって異なるものとなることは勿
論である。電気絶縁性材料からなるブロック状の部材は
絶縁破壊を起こさない厚さがあればよいので例えば、表
面のみを50μ程度以上、好ましくは150μ以上、よ
り好ましくは300μ以上の厚さの電気絶縁性物質で覆
った部材を用いても良いが、取扱いの上から、ターゲッ
トの厚さと同程度の厚さのものが好ましく用いられる。
ク状の部材は、スパッタ面と面一状態とするのがよく、
望ましくはスパッタ領域のターゲット材料(薄膜形成用
材料)と同程度の厚さとされ、ターゲット材料(スパッ
タ領域2)の周囲及び中央部分に設けられる。電気絶縁
性材料からなるブロック状の部材の形状はターゲットの
形状、電極の形状等によって異なるものとなることは勿
論である。電気絶縁性材料からなるブロック状の部材は
絶縁破壊を起こさない厚さがあればよいので例えば、表
面のみを50μ程度以上、好ましくは150μ以上、よ
り好ましくは300μ以上の厚さの電気絶縁性物質で覆
った部材を用いても良いが、取扱いの上から、ターゲッ
トの厚さと同程度の厚さのものが好ましく用いられる。
【0013】本発明においては上記した薄膜形成用材料
によってターゲットのスパッタ領域2を形成し、絶縁性
材料からなるブロック状の部材によって非スパッタ領域
3を構成する。この両者の端面での密着性を改善するた
めにターゲット材料の端面とブロック状の部材の突合せ
面を傾斜面とし両者がぴったりと接触した状態で突合さ
る構造としたものである。スパッタ領域の薄膜形成用材
料の断面形状をバッキングプレートへの取付面を下辺と
して台形とした場合のバッキングプレート表面と傾斜面
が形成する傾斜角(図1のθ)は通常70°以下、望ま
しくは20〜60°、さらに望ましくは30〜50°の
範囲内が好適である。該傾斜角θがあまり大きすぎると
該端面での密着性が低下して異常放電の防止効果が低下
する。
によってターゲットのスパッタ領域2を形成し、絶縁性
材料からなるブロック状の部材によって非スパッタ領域
3を構成する。この両者の端面での密着性を改善するた
めにターゲット材料の端面とブロック状の部材の突合せ
面を傾斜面とし両者がぴったりと接触した状態で突合さ
る構造としたものである。スパッタ領域の薄膜形成用材
料の断面形状をバッキングプレートへの取付面を下辺と
して台形とした場合のバッキングプレート表面と傾斜面
が形成する傾斜角(図1のθ)は通常70°以下、望ま
しくは20〜60°、さらに望ましくは30〜50°の
範囲内が好適である。該傾斜角θがあまり大きすぎると
該端面での密着性が低下して異常放電の防止効果が低下
する。
【0014】また、薄膜形成用材料の断面形状を逆台形
とすることも可能であるが、この場合の傾斜角(図4の
θ)は120〜160°程度が好適な範囲である。この
逆台形断面とした場合は、薄膜形成用材料の使用量が少
なくできる点で好ましいが、鋭角となる部分がバッキン
グプレートから離れた位置となるため、角部が欠け易く
なり、取扱いには注意を要する。
とすることも可能であるが、この場合の傾斜角(図4の
θ)は120〜160°程度が好適な範囲である。この
逆台形断面とした場合は、薄膜形成用材料の使用量が少
なくできる点で好ましいが、鋭角となる部分がバッキン
グプレートから離れた位置となるため、角部が欠け易く
なり、取扱いには注意を要する。
【0015】このブロック状部材は上記した所定の形状
とされ、接着剤や螺子等、通常は螺子でバッキングプレ
ートに取り付けることが行われる。この場合の接着剤や
螺子も絶縁性物質、例えばアルミナペースト等からなる
接着剤やセラミックからなる螺子等が好適に用いられ
る。図1に示すように、非スパッタ領域3に位置するブ
ロック状の部材は、ボルト5等で取付けられるが、この
際ブロック状の部材に設けられる取付孔6をボルト5の
軸部よりも大径として、固定位置の微調整を可能として
おくことによりターゲット材料の傾斜面とブロック状の
部材の傾斜面とを良好に密接させることができる。ボル
ト5の上部を電気絶縁テープ等で覆えば、導電材料から
なるボルト5を使用することもできる。
とされ、接着剤や螺子等、通常は螺子でバッキングプレ
ートに取り付けることが行われる。この場合の接着剤や
螺子も絶縁性物質、例えばアルミナペースト等からなる
接着剤やセラミックからなる螺子等が好適に用いられ
る。図1に示すように、非スパッタ領域3に位置するブ
ロック状の部材は、ボルト5等で取付けられるが、この
際ブロック状の部材に設けられる取付孔6をボルト5の
軸部よりも大径として、固定位置の微調整を可能として
おくことによりターゲット材料の傾斜面とブロック状の
部材の傾斜面とを良好に密接させることができる。ボル
ト5の上部を電気絶縁テープ等で覆えば、導電材料から
なるボルト5を使用することもできる。
【0016】図2、図3に示すようにターゲット材料の
外周を取り巻くように設けられるブロック状の部材は、
図示するように複数個に分割しておけば傾斜面同志の密
接は容易である。但し、ブロック状部材同志の合わせ部
8に空隙が生じるが、微少の空隙なので大きな問題には
ならない。なお、バッキングプレート4の表面がブロッ
ク状の部材の隙間から露出するのは好ましくないので、
合せ部8は図2に示すような重ね合せ構造とするのが好
ましい。
外周を取り巻くように設けられるブロック状の部材は、
図示するように複数個に分割しておけば傾斜面同志の密
接は容易である。但し、ブロック状部材同志の合わせ部
8に空隙が生じるが、微少の空隙なので大きな問題には
ならない。なお、バッキングプレート4の表面がブロッ
ク状の部材の隙間から露出するのは好ましくないので、
合せ部8は図2に示すような重ね合せ構造とするのが好
ましい。
【0017】更に、図4に示すようなスパッタ領域2の
ターゲット材料を逆台形の形状とした場合は、中央部の
非スパッタ領域を構成するブロック状の部材が、後工程
では挿入できなくなるが、図4に示すように側部ブロッ
ク9,9′と中央ブロック10に分割し、順番に挿入す
るような構成とすることも可能である。このように、本
発明のターゲットは、スパッタ時に絶縁破壊を起こす堆
積物が絶縁性物質からなるブロック状の部材の上に堆積
するため絶縁破壊を起こすことがない。且つターゲット
端面とブロック状部材5の端面との密着性が良好なため
両者の接触部での異常放電の発生が防止できる。
ターゲット材料を逆台形の形状とした場合は、中央部の
非スパッタ領域を構成するブロック状の部材が、後工程
では挿入できなくなるが、図4に示すように側部ブロッ
ク9,9′と中央ブロック10に分割し、順番に挿入す
るような構成とすることも可能である。このように、本
発明のターゲットは、スパッタ時に絶縁破壊を起こす堆
積物が絶縁性物質からなるブロック状の部材の上に堆積
するため絶縁破壊を起こすことがない。且つターゲット
端面とブロック状部材5の端面との密着性が良好なため
両者の接触部での異常放電の発生が防止できる。
【0018】
【実施例】以下に実施例をもって本発明を更に詳細に説
明するが、本発明はその要旨を越えない限り以下の実施
例に限定されるものではない。 実施例1 SiターゲットをN2 /Ar雰囲気5×10-3Torr
中、2W/cm2 でスパッタを行った。ターゲットは図
1に示すようにその非スパッタ領域を絶縁性物質石英リ
ングからなるブロック状部材で構成したもの(ターゲッ
トの端面の傾斜角θが50°)を用いて行ない、得られ
たSiN膜のバイトエラレート(BER)は1×10-5
であり、従来のものより1/7に減少した。
明するが、本発明はその要旨を越えない限り以下の実施
例に限定されるものではない。 実施例1 SiターゲットをN2 /Ar雰囲気5×10-3Torr
中、2W/cm2 でスパッタを行った。ターゲットは図
1に示すようにその非スパッタ領域を絶縁性物質石英リ
ングからなるブロック状部材で構成したもの(ターゲッ
トの端面の傾斜角θが50°)を用いて行ない、得られ
たSiN膜のバイトエラレート(BER)は1×10-5
であり、従来のものより1/7に減少した。
【0019】
【発明の効果】本発明のDCマグネトロン型反応性スパ
ッタ用ターゲットによれば、欠陥の著しく少ないスパッ
タ膜を安定的に得ることができ、生産効率の向上に大き
な効果がある。
ッタ用ターゲットによれば、欠陥の著しく少ないスパッ
タ膜を安定的に得ることができ、生産効率の向上に大き
な効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のターゲットの一例を示す縦断面図
【図2】本発明のターゲットの平面図
【図3】本発明のターゲットの側面図
【図4】本発明のターゲットの他の一例の縦断面図
1 ターゲット 2 スパッタ領域 3 非スパッタ領域 4 バッキングプレート 5 ボルト 6 取付孔
Claims (4)
- 【請求項1】 DCマグネトロン型反応性スパッタリン
グに用いるターゲットであって、ターゲットのスパッタ
領域を薄膜形成用材料で構成し、ターゲットの非スパッ
タ領域を電気絶縁性材料で構成し、この両者をバッキン
グプレートに取付けてなり、薄膜形成用材料と電気絶縁
性材料との突合せ面を、バッキングプレート面に対し傾
斜した面としたことを特徴とするスパッタリングターゲ
ット。 - 【請求項2】 スパッタ領域の薄膜形成用材料の断面形
状をバッキングプレートへの取付け面を下辺として台形
とした場合のバッキングプレート表面と傾斜面とのなす
角度を70°以下としたことを特徴とする請求項1に記
載のスパッタリングターゲット。 - 【請求項3】 バッキングプレート表面と傾斜面とのな
す角度を20〜60°としたことを特徴とする請求項2
に記載のスパッタリングターゲット。 - 【請求項4】 スパッタ領域の薄膜形成用材料の断面形
状をバッキングプレートへの取付け面を下辺として逆台
形とした場合のバッキングプレート表面と傾斜面とのな
す角度を120〜160°としたことを特徴とする請求
項1に記載のスパッタリングターゲット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29518095A JPH09143706A (ja) | 1995-11-14 | 1995-11-14 | スパッタリングターゲット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29518095A JPH09143706A (ja) | 1995-11-14 | 1995-11-14 | スパッタリングターゲット |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09143706A true JPH09143706A (ja) | 1997-06-03 |
Family
ID=17817261
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29518095A Pending JPH09143706A (ja) | 1995-11-14 | 1995-11-14 | スパッタリングターゲット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09143706A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002016665A1 (fr) * | 2000-08-25 | 2002-02-28 | Nikko Materials Company, Limited | Cible de pulverisation produisant peu de particules |
| DE19958857B4 (de) * | 1999-06-16 | 2014-09-25 | Applied Materials Gmbh & Co. Kg | Sputterkathode |
| JP2016524049A (ja) * | 2013-07-09 | 2016-08-12 | エリコン サーフェス ソリューションズ アーゲー、 トリュープバッハ | 電気絶縁層の反応スパッタ堆積用のターゲット |
-
1995
- 1995-11-14 JP JP29518095A patent/JPH09143706A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE19958857B4 (de) * | 1999-06-16 | 2014-09-25 | Applied Materials Gmbh & Co. Kg | Sputterkathode |
| WO2002016665A1 (fr) * | 2000-08-25 | 2002-02-28 | Nikko Materials Company, Limited | Cible de pulverisation produisant peu de particules |
| US6875325B2 (en) | 2000-08-25 | 2005-04-05 | Nikko Materials Company Limited | Sputtering target producing few particles |
| JP2016524049A (ja) * | 2013-07-09 | 2016-08-12 | エリコン サーフェス ソリューションズ アーゲー、 トリュープバッハ | 電気絶縁層の反応スパッタ堆積用のターゲット |
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