JPH09144330A - 空隙埋設方法 - Google Patents
空隙埋設方法Info
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- JPH09144330A JPH09144330A JP7322305A JP32230595A JPH09144330A JP H09144330 A JPH09144330 A JP H09144330A JP 7322305 A JP7322305 A JP 7322305A JP 32230595 A JP32230595 A JP 32230595A JP H09144330 A JPH09144330 A JP H09144330A
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- filling
- filling resin
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- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 圧力注入機などを用いることなく、充填用樹
脂を空隙に注入して、空隙内面に水分が付着しているよ
うな場合にも、空隙を容易かつ確実に埋設することを可
能にする。 【解決手段】 発泡性ポリオール樹脂に対して、硬化剤
と、水とを添加、混合してなる発泡倍率が予め判明して
いる充填用樹脂7を、埋設すべき空隙と連通する樹脂注
入口6から注入して空隙5に充填した後、樹脂注入口6
に栓8を施して所定時間放置することにより、充填用樹
脂7を硬化させる。前記発泡性ポリオール樹脂に対する
水の添加量を0.01〜5.0重量%の範囲とする。ま
た、充填用樹脂に、独立発泡を生じさせ、均一に硬化さ
せるための触媒を添加する。
脂を空隙に注入して、空隙内面に水分が付着しているよ
うな場合にも、空隙を容易かつ確実に埋設することを可
能にする。 【解決手段】 発泡性ポリオール樹脂に対して、硬化剤
と、水とを添加、混合してなる発泡倍率が予め判明して
いる充填用樹脂7を、埋設すべき空隙と連通する樹脂注
入口6から注入して空隙5に充填した後、樹脂注入口6
に栓8を施して所定時間放置することにより、充填用樹
脂7を硬化させる。前記発泡性ポリオール樹脂に対する
水の添加量を0.01〜5.0重量%の範囲とする。ま
た、充填用樹脂に、独立発泡を生じさせ、均一に硬化さ
せるための触媒を添加する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空隙埋設方法に関
し、詳しくは、缶体と、缶体に施された内張材の間に生
じた空隙を埋設して補修する場合などに用いられる、樹
脂充填による空隙埋設方法に関する。
し、詳しくは、缶体と、缶体に施された内張材の間に生
じた空隙を埋設して補修する場合などに用いられる、樹
脂充填による空隙埋設方法に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】例え
ば、排煙脱硫装置の冷却塔は、耐熱性や耐食性を付与す
るために、カーボンスチール又はステンレス製の缶体
(冷却塔本体)の内側にゴムライニングを施し、その表
面にさらに内張材としてれんがを張り付け、れんが間の
隙間を目地材で埋めた構造を有している。
ば、排煙脱硫装置の冷却塔は、耐熱性や耐食性を付与す
るために、カーボンスチール又はステンレス製の缶体
(冷却塔本体)の内側にゴムライニングを施し、その表
面にさらに内張材としてれんがを張り付け、れんが間の
隙間を目地材で埋めた構造を有している。
【0003】しかし、このような耐熱性や耐食性を考慮
した構造を有する冷却塔であっても、長時間の使用によ
り、缶体とれんがの間に配設されたゴムライニングが、
熱などによって劣化し、缶体とれんがの間に空隙が形成
される場合がある。
した構造を有する冷却塔であっても、長時間の使用によ
り、缶体とれんがの間に配設されたゴムライニングが、
熱などによって劣化し、缶体とれんがの間に空隙が形成
される場合がある。
【0004】このように、缶体と内張材の間に空隙が形
成されると、内張材であるれんがと目地材の間の隙間な
どから亜硫酸ガスなどの酸性物質が溶解した凝縮液が内
部に浸入して缶体を著しく腐食させたり、また、れんが
の剥落を招いたりするという問題点がある。
成されると、内張材であるれんがと目地材の間の隙間な
どから亜硫酸ガスなどの酸性物質が溶解した凝縮液が内
部に浸入して缶体を著しく腐食させたり、また、れんが
の剥落を招いたりするという問題点がある。
【0005】そこで、このような空隙を埋設、補修する
方法として、従来は、缶体に穴(樹脂注入口)を形成
し、圧力注入機を用いて、エポキシ樹脂やポリエステル
樹脂などを主剤とする補修用樹脂を注入し、空隙を埋設
することにより補修する方法が用いられている。
方法として、従来は、缶体に穴(樹脂注入口)を形成
し、圧力注入機を用いて、エポキシ樹脂やポリエステル
樹脂などを主剤とする補修用樹脂を注入し、空隙を埋設
することにより補修する方法が用いられている。
【0006】しかし、上記従来の方法では、圧力注入機
を用いて樹脂を注入しなければならず、補修に特別な設
備が必要で、作業効率が悪いという問題点がある。
を用いて樹脂を注入しなければならず、補修に特別な設
備が必要で、作業効率が悪いという問題点がある。
【0007】また、上記従来の方法では、空隙の内面に
水分が付着しているような場合、エポキシ樹脂やポリエ
ステル樹脂を主剤とする充填用樹脂を用いた場合、注入
される充填用樹脂が空隙の内面に確実に接着せず、良好
な補修を行うことが困難であるという問題点がある。
水分が付着しているような場合、エポキシ樹脂やポリエ
ステル樹脂を主剤とする充填用樹脂を用いた場合、注入
される充填用樹脂が空隙の内面に確実に接着せず、良好
な補修を行うことが困難であるという問題点がある。
【0008】本発明は、上記問題点を解決するものであ
り、圧力注入機などを用いることなく、充填用樹脂を空
隙に注入して、空隙内面に水分が付着しているような場
合にも充填用樹脂を空隙の内面に接着させ、空隙を確実
に埋設することが可能な、樹脂充填による空隙埋設方法
を提供することを目的とする。
り、圧力注入機などを用いることなく、充填用樹脂を空
隙に注入して、空隙内面に水分が付着しているような場
合にも充填用樹脂を空隙の内面に接着させ、空隙を確実
に埋設することが可能な、樹脂充填による空隙埋設方法
を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の空隙埋設方法は、発泡性ポリオール樹脂に
対して、硬化剤と、水とを添加、混合してなる発泡倍率
が予め判明している充填用樹脂を、埋設すべき空隙と連
通する樹脂注入口から注入して前記空隙に充填した後、
前記樹脂注入口に施栓して所定時間放置することによ
り、前記充填用樹脂を硬化させることを特徴としてい
る。
に、本発明の空隙埋設方法は、発泡性ポリオール樹脂に
対して、硬化剤と、水とを添加、混合してなる発泡倍率
が予め判明している充填用樹脂を、埋設すべき空隙と連
通する樹脂注入口から注入して前記空隙に充填した後、
前記樹脂注入口に施栓して所定時間放置することによ
り、前記充填用樹脂を硬化させることを特徴としてい
る。
【0010】また、前記発泡性ポリオール樹脂に対する
水の添加量を0.01〜5.0重量%の範囲としたこと
を特徴としている。
水の添加量を0.01〜5.0重量%の範囲としたこと
を特徴としている。
【0011】さらに、前記充填用樹脂には、ポリオール
樹脂に硬化剤を加えた後に均一な発泡を起こさせるため
の触媒が添加されていることを特徴としている。なお、
この触媒としては、例えば、アミン系界面活性剤などを
用いることが可能である。
樹脂に硬化剤を加えた後に均一な発泡を起こさせるため
の触媒が添加されていることを特徴としている。なお、
この触媒としては、例えば、アミン系界面活性剤などを
用いることが可能である。
【0012】
【作用】隙間充填材(コーキング材)として、発泡性ポ
リオール樹脂に対して、硬化剤と、水とを添加、混合し
てなる発泡倍率が予め判明している充填用樹脂を用い、
これを埋設すべき空隙と連通する樹脂注入口から注入し
て空隙に充填した後、樹脂注入口に施栓し、所定時間放
置して充填用樹脂を硬化させることにより、圧力注入機
などを必要とすることなく、充填用樹脂を空隙内に確実
に満たすことが可能になる。すなわち、発泡性ポリオー
ル樹脂を主剤とする充填用樹脂を注入した後栓を施すこ
とにより、空隙内の圧力が充填用樹脂の発泡によって上
昇し、あたかも、圧力注入機を用いて注入したのと同様
の効果を得ることができる。
リオール樹脂に対して、硬化剤と、水とを添加、混合し
てなる発泡倍率が予め判明している充填用樹脂を用い、
これを埋設すべき空隙と連通する樹脂注入口から注入し
て空隙に充填した後、樹脂注入口に施栓し、所定時間放
置して充填用樹脂を硬化させることにより、圧力注入機
などを必要とすることなく、充填用樹脂を空隙内に確実
に満たすことが可能になる。すなわち、発泡性ポリオー
ル樹脂を主剤とする充填用樹脂を注入した後栓を施すこ
とにより、空隙内の圧力が充填用樹脂の発泡によって上
昇し、あたかも、圧力注入機を用いて注入したのと同様
の効果を得ることができる。
【0013】また、充填用樹脂が、鉄、れんが、コンク
リートなどに対して十分な接着性を有しており、空隙の
内面に水分が付着しているような場合にも空隙の内面に
確実に接着するため、気体や液体の漏れなどを確実に防
止することが可能になり、良好な補修を行うことができ
るようになる。
リートなどに対して十分な接着性を有しており、空隙の
内面に水分が付着しているような場合にも空隙の内面に
確実に接着するため、気体や液体の漏れなどを確実に防
止することが可能になり、良好な補修を行うことができ
るようになる。
【0014】また、本発明の方法においては、予め、充
填剤の各配合に対し、発泡倍率が判明している発泡性ポ
リオール樹脂を充填用樹脂の主剤として用いるようにし
ているので、任意の割合で発泡倍率を設定することが可
能になり、効率よく空隙を埋設することができる。
填剤の各配合に対し、発泡倍率が判明している発泡性ポ
リオール樹脂を充填用樹脂の主剤として用いるようにし
ているので、任意の割合で発泡倍率を設定することが可
能になり、効率よく空隙を埋設することができる。
【0015】また、硬化剤の添加量を調節することによ
り、樹脂の硬化時間を調整して、施工能率を向上させる
ことが可能になる。
り、樹脂の硬化時間を調整して、施工能率を向上させる
ことが可能になる。
【0016】また、本発明の空隙埋設方法においては、
水の添加量は、0.01〜5.0重量%の範囲とするこ
とが好ましいが、これは、水の添加量をこの範囲とする
ことにより、硬化剤を混合した後の発泡倍率を調整する
ことが可能になるとともに、実施工時間(施工用可使時
間)を約1分〜60分間と適当な時間に調整することが
可能になることによる。
水の添加量は、0.01〜5.0重量%の範囲とするこ
とが好ましいが、これは、水の添加量をこの範囲とする
ことにより、硬化剤を混合した後の発泡倍率を調整する
ことが可能になるとともに、実施工時間(施工用可使時
間)を約1分〜60分間と適当な時間に調整することが
可能になることによる。
【0017】また、本発明の空隙埋設方法においては、
充填用樹脂を調製する際に、微量の触媒を添加すること
により、ポリオール樹脂にイソシアネートなどの硬化剤
を混合した後、独立発泡体を生ぜしめながら均一に硬化
させることが可能になり、本発明をより実効あらしめる
ことが可能になる。
充填用樹脂を調製する際に、微量の触媒を添加すること
により、ポリオール樹脂にイソシアネートなどの硬化剤
を混合した後、独立発泡体を生ぜしめながら均一に硬化
させることが可能になり、本発明をより実効あらしめる
ことが可能になる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の空隙埋設方法の実
施の形態を示してその特徴とするところを、さらに詳し
く説明する。
施の形態を示してその特徴とするところを、さらに詳し
く説明する。
【0019】なお、ここでは、排煙脱硫装置を構成する
冷却塔の缶体とその内張材であるれんがの間に施された
ゴムライニングに生じた損傷部分(空隙)を埋設、補修
する場合を例にとって説明する。
冷却塔の缶体とその内張材であるれんがの間に施された
ゴムライニングに生じた損傷部分(空隙)を埋設、補修
する場合を例にとって説明する。
【0020】この実施形態にかかる冷却塔は、カーボン
スチール又はステンレス製の缶体1の内面にゴムライニ
ング2を施し、さらにその上にれんが3を張り付けると
ともに、れんが3間の隙間を目地材4により埋めた構造
を有している。
スチール又はステンレス製の缶体1の内面にゴムライニ
ング2を施し、さらにその上にれんが3を張り付けると
ともに、れんが3間の隙間を目地材4により埋めた構造
を有している。
【0021】そして、内張材であるれんが3と缶体1と
の間には、部分的に空隙5が生じている。この空隙5
は、冷却塔内を通過する高温の燃焼排ガスから受ける熱
や、れんが3と目地材4の隙間から浸入する、亜硫酸ガ
スなどの酸性物質が溶解した凝縮液などにより、ゴムラ
イニング2が劣化、損傷して生じたものであり、そのま
ま放置すると、内張材であるれんが3と目地材4の隙間
などから亜硫酸ガスなどの酸性物質が溶解した凝縮液が
内部に浸入して缶体1を著しく腐食させたり、れんがの
剥落を招いたりするという問題点がある。以下、この空
隙5に樹脂を充填して補修する場合について説明する。
の間には、部分的に空隙5が生じている。この空隙5
は、冷却塔内を通過する高温の燃焼排ガスから受ける熱
や、れんが3と目地材4の隙間から浸入する、亜硫酸ガ
スなどの酸性物質が溶解した凝縮液などにより、ゴムラ
イニング2が劣化、損傷して生じたものであり、そのま
ま放置すると、内張材であるれんが3と目地材4の隙間
などから亜硫酸ガスなどの酸性物質が溶解した凝縮液が
内部に浸入して缶体1を著しく腐食させたり、れんがの
剥落を招いたりするという問題点がある。以下、この空
隙5に樹脂を充填して補修する場合について説明する。
【0022】[充填用樹脂の調製]充填用樹脂は、各薬
剤を下記の所定の割合で配合して混合することにより調
製した。 発泡性ポリオール樹脂(主剤) 武田薬品工業(株)製「ポリオールRF300(X)」 …………1000g なお、この発泡性ポリオール樹脂の発泡倍率(発泡前の
体積に対する発泡後の体積の割合)は、約10倍であ
る。 触媒(花王石鹸(株)製「カオーライザー」) ………… 2ml 水 ………… 5ml ステアリン酸カルシウム ………… 50g 硬化剤(ジイソシアネート) …………1000g
剤を下記の所定の割合で配合して混合することにより調
製した。 発泡性ポリオール樹脂(主剤) 武田薬品工業(株)製「ポリオールRF300(X)」 …………1000g なお、この発泡性ポリオール樹脂の発泡倍率(発泡前の
体積に対する発泡後の体積の割合)は、約10倍であ
る。 触媒(花王石鹸(株)製「カオーライザー」) ………… 2ml 水 ………… 5ml ステアリン酸カルシウム ………… 50g 硬化剤(ジイソシアネート) …………1000g
【0023】[樹脂の充填及び硬化]図1に示すよう
に、缶体1の所定の位置に、充填用樹脂7を充填するた
めの樹脂注入口6を形成し、この樹脂注入口6から、上
記の各薬剤を混合して調製した充填用樹脂7を注入する
(硬化剤を混合した後5分以内に注入する(充填用樹脂
7は、硬化剤の添加、混合後約5〜10分で発泡、硬化
する)。
に、缶体1の所定の位置に、充填用樹脂7を充填するた
めの樹脂注入口6を形成し、この樹脂注入口6から、上
記の各薬剤を混合して調製した充填用樹脂7を注入する
(硬化剤を混合した後5分以内に注入する(充填用樹脂
7は、硬化剤の添加、混合後約5〜10分で発泡、硬化
する)。
【0024】そして、図2に示すように、空隙5が、充
填用樹脂7により満たされ、樹脂注入口6から充填用樹
脂7が溢れ出したときに、図3に示すように、樹脂注入
口6に栓(ゴム栓など)8を施し、所定時間放置するこ
とにより、充填用樹脂7を硬化させる。なお、充填用樹
脂7を注入した後栓8を施すことにより、空隙5内の圧
力が充填用樹脂7の発泡により上昇し、あたかも、圧力
注入機を用いて注入したのと同様の効果を得ることがで
きる。
填用樹脂7により満たされ、樹脂注入口6から充填用樹
脂7が溢れ出したときに、図3に示すように、樹脂注入
口6に栓(ゴム栓など)8を施し、所定時間放置するこ
とにより、充填用樹脂7を硬化させる。なお、充填用樹
脂7を注入した後栓8を施すことにより、空隙5内の圧
力が充填用樹脂7の発泡により上昇し、あたかも、圧力
注入機を用いて注入したのと同様の効果を得ることがで
きる。
【0025】これにより、缶体1とれんが3の間に生じ
た空隙5に充填用樹脂7が十分に行き渡り、空隙5が充
填用樹脂7により確実に埋設され、ゴムライニング2の
損傷部が補修される。
た空隙5に充填用樹脂7が十分に行き渡り、空隙5が充
填用樹脂7により確実に埋設され、ゴムライニング2の
損傷部が補修される。
【0026】上記実施形態の方法によれば、圧力注入機
などの注入用設備を特に用いることなく充填用樹脂7を
空隙5に充填することができるため、特別の設備を用い
たり、複雑な作業を必要としたりすることなく、効率よ
く空隙5を充填用樹脂7により埋設することができる。
などの注入用設備を特に用いることなく充填用樹脂7を
空隙5に充填することができるため、特別の設備を用い
たり、複雑な作業を必要としたりすることなく、効率よ
く空隙5を充填用樹脂7により埋設することができる。
【0027】また、上記実施形態の方法によれば、充填
用樹脂7の主剤として発泡性ポリオール樹脂を用いてい
るので、空隙5の内面に水分が付着しているような場合
にも、充填用樹脂7を空隙5の内面に接着、硬化させる
ことが可能になり、確実に空隙5内を埋設して、気体や
液体の漏れなどを確実に防止することができる。
用樹脂7の主剤として発泡性ポリオール樹脂を用いてい
るので、空隙5の内面に水分が付着しているような場合
にも、充填用樹脂7を空隙5の内面に接着、硬化させる
ことが可能になり、確実に空隙5内を埋設して、気体や
液体の漏れなどを確実に防止することができる。
【0028】また、配合により所定の発泡性を示す発泡
性ポリオール樹脂を充填用樹脂7の主剤として用いてい
るので、任意の割合で発泡倍率を設定することが可能に
なり、効率よく空隙5を埋設することができる。
性ポリオール樹脂を充填用樹脂7の主剤として用いてい
るので、任意の割合で発泡倍率を設定することが可能に
なり、効率よく空隙5を埋設することができる。
【0029】また、硬化剤の添加量を調節することによ
り、充填用樹脂7の硬化時間を調整して、施工能率を向
上させることができる。なお、上記の充填用樹脂7への
硬化剤の添加量は、充填用樹脂7の注入作業に必要な時
間を十分に確保することが可能で、かつ、注入後、速や
かに硬化するような硬化時間を実現することができるよ
うな添加量とすることが望ましい。なお、硬化剤の具体
的な添加量は、硬化剤の種類や主剤の種類との関係など
を考慮して定めることが望ましい。
り、充填用樹脂7の硬化時間を調整して、施工能率を向
上させることができる。なお、上記の充填用樹脂7への
硬化剤の添加量は、充填用樹脂7の注入作業に必要な時
間を十分に確保することが可能で、かつ、注入後、速や
かに硬化するような硬化時間を実現することができるよ
うな添加量とすることが望ましい。なお、硬化剤の具体
的な添加量は、硬化剤の種類や主剤の種類との関係など
を考慮して定めることが望ましい。
【0030】また、上記実施形態では、排煙脱硫装置の
冷却塔のゴムライニングの損傷部分を埋設する場合を例
にとって説明したが、本発明は、缶体と内張材の間の空
隙に限られるものではなく、種々の工業設備や建築物な
どに生じた空隙を埋設する場合などに広く適用すること
が可能である。
冷却塔のゴムライニングの損傷部分を埋設する場合を例
にとって説明したが、本発明は、缶体と内張材の間の空
隙に限られるものではなく、種々の工業設備や建築物な
どに生じた空隙を埋設する場合などに広く適用すること
が可能である。
【0031】なお、本発明は、さらにその他の点におい
ても、上記実施形態に限定されるものではなく、発泡性
ポリオール樹脂の種類、充填用樹脂の充填方法、充填後
の放置時間、水の添加量などに関し、発明の要旨の範囲
内において、種々の応用、変形を加えることができる。
ても、上記実施形態に限定されるものではなく、発泡性
ポリオール樹脂の種類、充填用樹脂の充填方法、充填後
の放置時間、水の添加量などに関し、発明の要旨の範囲
内において、種々の応用、変形を加えることができる。
【0032】
【発明の効果】上述のように、本発明の空隙埋設方法
は、発泡性ポリオール樹脂に対して、硬化剤と、水とを
添加、混合してなる発泡倍率が予め判明している充填用
樹脂を、埋設すべき空隙と連通する樹脂注入口から注入
して空隙に充填した後、樹脂注入口に施栓して所定時間
放置することにより、充填用樹脂を硬化させるようにし
ているので、圧力注入機などを必要とすることなく、充
填用樹脂を空隙内に確実に満たすことが可能になるとと
もに、充填用樹脂が、鉄、れんが、コンクリートなどに
対して十分な接着性を有しており、空隙の内面に水分が
付着しているような場合にも空隙の内面に確実に接着す
るため、気体や液体の漏れなどを確実に防止することが
可能になり、良好な補修を行うことができる。
は、発泡性ポリオール樹脂に対して、硬化剤と、水とを
添加、混合してなる発泡倍率が予め判明している充填用
樹脂を、埋設すべき空隙と連通する樹脂注入口から注入
して空隙に充填した後、樹脂注入口に施栓して所定時間
放置することにより、充填用樹脂を硬化させるようにし
ているので、圧力注入機などを必要とすることなく、充
填用樹脂を空隙内に確実に満たすことが可能になるとと
もに、充填用樹脂が、鉄、れんが、コンクリートなどに
対して十分な接着性を有しており、空隙の内面に水分が
付着しているような場合にも空隙の内面に確実に接着す
るため、気体や液体の漏れなどを確実に防止することが
可能になり、良好な補修を行うことができる。
【0033】また、本発明の方法においては、予め、配
合により発泡倍率が判明している発泡性ポリオール樹脂
を充填用樹脂の主剤として用いているため、任意の割合
で発泡倍率を設定することが可能になり、効率よく空隙
を埋設することができる。
合により発泡倍率が判明している発泡性ポリオール樹脂
を充填用樹脂の主剤として用いているため、任意の割合
で発泡倍率を設定することが可能になり、効率よく空隙
を埋設することができる。
【0034】また、水の添加量を、0.01〜5.0重
量%の範囲とすることにより、硬化剤を混合した後の発
泡倍率を調整することが可能になるとともに、実施工時
間(施工用可使時間)を約1分〜60分間と適当な時間
に調整することが可能になり、本発明をより実効あらし
めることができる。
量%の範囲とすることにより、硬化剤を混合した後の発
泡倍率を調整することが可能になるとともに、実施工時
間(施工用可使時間)を約1分〜60分間と適当な時間
に調整することが可能になり、本発明をより実効あらし
めることができる。
【0035】また、充填用樹脂に均一な独立発泡を起こ
させるための触媒を添加することにより、空隙埋設部に
適当な量の樹脂硬化物を充填し、かつ、適当な内圧を生
ぜしめることにより、被充填物との良好な接着性を持た
せることが可能になり、本発明をさらに実効あらしめる
ことができる。
させるための触媒を添加することにより、空隙埋設部に
適当な量の樹脂硬化物を充填し、かつ、適当な内圧を生
ぜしめることにより、被充填物との良好な接着性を持た
せることが可能になり、本発明をさらに実効あらしめる
ことができる。
【図1】本発明の一実施形態にかかる方法により埋設す
べき空隙が生じた排煙脱硫装置の冷却塔の要部を示す断
面図である。
べき空隙が生じた排煙脱硫装置の冷却塔の要部を示す断
面図である。
【図2】本発明の一実施形態にかかる方法により空隙に
充填用樹脂を注入した状態を示す断面図である。
充填用樹脂を注入した状態を示す断面図である。
【図3】本発明の一実施形態にかかる方法により空隙に
充填用樹脂を注入した後、樹脂注入口に栓を施した状態
を示す断面図である。
充填用樹脂を注入した後、樹脂注入口に栓を施した状態
を示す断面図である。
1 缶体 2 ゴムライニング 3 れんが 4 目地材 5 空隙 6 樹脂注入口 7 充填用樹脂 8 栓
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // B29K 29:00 105:04
Claims (3)
- 【請求項1】 発泡性ポリオール樹脂に対して、硬化剤
と、水とを添加、混合してなる発泡倍率が予め判明して
いる充填用樹脂を、埋設すべき空隙と連通する樹脂注入
口から注入して前記空隙に充填した後、 前記樹脂注入口に施栓して所定時間放置することによ
り、前記充填用樹脂を硬化させることを特徴とする空隙
埋設方法。 - 【請求項2】 前記発泡性ポリオール樹脂に対する水の
添加量を0.01〜5.0重量%の範囲としたことを特
徴とする請求項1記載の空隙埋設方法。 - 【請求項3】 前記充填用樹脂には、ポリオール樹脂に
硬化剤を加えた後に均一に発泡させるための触媒が添加
されていることを特徴とする請求項1又は2記載の空隙
埋設方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7322305A JPH09144330A (ja) | 1995-11-15 | 1995-11-15 | 空隙埋設方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7322305A JPH09144330A (ja) | 1995-11-15 | 1995-11-15 | 空隙埋設方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09144330A true JPH09144330A (ja) | 1997-06-03 |
Family
ID=18142151
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7322305A Pending JPH09144330A (ja) | 1995-11-15 | 1995-11-15 | 空隙埋設方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09144330A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100380203B1 (ko) * | 2000-03-22 | 2003-04-16 | 최춘식 | 조적조 누수벽체의 보수 공법 |
| JP2010275722A (ja) * | 2009-05-27 | 2010-12-09 | Hitachi Zosen Corp | 破壊方法 |
-
1995
- 1995-11-15 JP JP7322305A patent/JPH09144330A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100380203B1 (ko) * | 2000-03-22 | 2003-04-16 | 최춘식 | 조적조 누수벽체의 보수 공법 |
| JP2010275722A (ja) * | 2009-05-27 | 2010-12-09 | Hitachi Zosen Corp | 破壊方法 |
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