JPH09144855A - 高速回転機用歯車装置 - Google Patents
高速回転機用歯車装置Info
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- JPH09144855A JPH09144855A JP7307421A JP30742195A JPH09144855A JP H09144855 A JPH09144855 A JP H09144855A JP 7307421 A JP7307421 A JP 7307421A JP 30742195 A JP30742195 A JP 30742195A JP H09144855 A JPH09144855 A JP H09144855A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gear
- casing
- shroud
- shaft
- cooling oil
- Prior art date
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- Withdrawn
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04D—NON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04D25/00—Pumping installations or systems
- F04D25/16—Combinations of two or more pumps ; Producing two or more separate gas flows
- F04D25/163—Combinations of two or more pumps ; Producing two or more separate gas flows driven by a common gearing arrangement
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04D—NON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04D29/00—Details, component parts, or accessories
- F04D29/06—Lubrication
- F04D29/063—Lubrication specially adapted for elastic fluid pumps
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- General Details Of Gearings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 歯車囲い板装置を簡単に組立・分解すること
ができ、かつ歯車攪拌損失の増大を抑制し得る高速回転
機用歯車装置を提供する。 【解決手段】 歯車ケーシング1内に取付ける歯車囲い
板装置10を、上部ケーシング2に外側から取付ける上
部囲い板11と、下部ケーシング3に外側からと上部合
わせ面部とから取付ける2分割構成とし、かつ回転軸の
軸受bgと歯車囲い板装置10との間に、上部囲い板1
1と下部囲い板12とで形成される軸貫通穴13の内径
と同等、若しくは大径の大径軸部を設ければ、歯車囲い
板装置10の着脱が簡単に行え、また軸受bgから噴出
する冷却油が大径軸部で遮られて、軸貫通穴13と回転
軸との間をとおって歯車囲い板装置10に侵入する冷却
油量が少なくなるので、歯車攪拌損失の増大を抑制する
ことができる。
ができ、かつ歯車攪拌損失の増大を抑制し得る高速回転
機用歯車装置を提供する。 【解決手段】 歯車ケーシング1内に取付ける歯車囲い
板装置10を、上部ケーシング2に外側から取付ける上
部囲い板11と、下部ケーシング3に外側からと上部合
わせ面部とから取付ける2分割構成とし、かつ回転軸の
軸受bgと歯車囲い板装置10との間に、上部囲い板1
1と下部囲い板12とで形成される軸貫通穴13の内径
と同等、若しくは大径の大径軸部を設ければ、歯車囲い
板装置10の着脱が簡単に行え、また軸受bgから噴出
する冷却油が大径軸部で遮られて、軸貫通穴13と回転
軸との間をとおって歯車囲い板装置10に侵入する冷却
油量が少なくなるので、歯車攪拌損失の増大を抑制する
ことができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に組立・分解を
容易ならしめるようにした上下分割型の歯車囲い装置を
有すると共に、歯車攪拌動力損失や風動力損失の増大を
抑制ならしめるようにした高速回転機用歯車装置の技術
分野に属する。
容易ならしめるようにした上下分割型の歯車囲い装置を
有すると共に、歯車攪拌動力損失や風動力損失の増大を
抑制ならしめるようにした高速回転機用歯車装置の技術
分野に属する。
【0002】
【従来の技術】例えば、ターボ圧縮機のような高速回転
機は、互いに噛合する複数の歯車を有する歯車装置によ
り高速回転される。ところで、歯車装置の歯車列の動力
損失としては、歯車列内の互いに噛み合う歯車間の冷却
油(潤滑を兼ねている。)の攪拌による歯車攪拌動力損
失と歯車列の歯車の回転による風の発生に起因する風動
力損失とがある。歯車攪拌動力損失や風動力損失(歯車
速度の3乗に比例して増大するといわれている。)は歯
車の回転速度が高速になるにつれて次第に大きくなり、
無視できなくなる。従って、このような歯車装置の機械
効率の低下を防ぐためには、歯車攪拌動力損失及び風動
力損失の増大を抑制する必要がある。
機は、互いに噛合する複数の歯車を有する歯車装置によ
り高速回転される。ところで、歯車装置の歯車列の動力
損失としては、歯車列内の互いに噛み合う歯車間の冷却
油(潤滑を兼ねている。)の攪拌による歯車攪拌動力損
失と歯車列の歯車の回転による風の発生に起因する風動
力損失とがある。歯車攪拌動力損失や風動力損失(歯車
速度の3乗に比例して増大するといわれている。)は歯
車の回転速度が高速になるにつれて次第に大きくなり、
無視できなくなる。従って、このような歯車装置の機械
効率の低下を防ぐためには、歯車攪拌動力損失及び風動
力損失の増大を抑制する必要がある。
【0003】周知のとおり、冷却油量は、歯車を所定の
温度に冷却し得るに足りる量であれば良いのであるが、
歯車には通常歯車ケーシング底部のオイルパン部中の冷
却油及び歯車を回転支持する回転軸の軸受(通常、パッ
ド型ジャーナル軸受が使用されている。)から噴出する
軸受冷却後の冷却油がかかって必要以上の冷却油が付着
するので、歯車攪拌動力損失の抑制のために、歯車に付
着する冷却油量を抑制する手段が採用されている。な
お、冷却油量が多いと、遠心力により飛散する冷却油の
ミスト量が多くなり、結果的に風動力損失も増大する。
温度に冷却し得るに足りる量であれば良いのであるが、
歯車には通常歯車ケーシング底部のオイルパン部中の冷
却油及び歯車を回転支持する回転軸の軸受(通常、パッ
ド型ジャーナル軸受が使用されている。)から噴出する
軸受冷却後の冷却油がかかって必要以上の冷却油が付着
するので、歯車攪拌動力損失の抑制のために、歯車に付
着する冷却油量を抑制する手段が採用されている。な
お、冷却油量が多いと、遠心力により飛散する冷却油の
ミスト量が多くなり、結果的に風動力損失も増大する。
【0004】歯車に付着する冷却油量の抑制手段として
は、例えば特開平4−503558号公報に開示されて
いる。以下、この冷却油量の抑制手段を、歯車装置の部
分側面図の図9(a)と、歯車装置の部分断面構成説明
図の図9(b)とを参照しながら説明すると、符号1は
歯車ケーシングで、この歯車ケーシング51は回転軸5
2の長手方向に2分割し得るように構成されている。
は、例えば特開平4−503558号公報に開示されて
いる。以下、この冷却油量の抑制手段を、歯車装置の部
分側面図の図9(a)と、歯車装置の部分断面構成説明
図の図9(b)とを参照しながら説明すると、符号1は
歯車ケーシングで、この歯車ケーシング51は回転軸5
2の長手方向に2分割し得るように構成されている。
【0005】そして、回転軸52と一体形成されてなる
歯車53は、回転軸52が通る部分に、この回転軸52
の外径よりも大きな内径の軸貫通穴55a、56aを有
する囲い板55,56からなる囲い板システム54(歯
車囲い板装置)にて囲われている。従って、軸受Bgか
ら噴出する冷却油は囲い板システム54で遮られる。一
方、歯車装置の歯車等の点検・整備を行う場合には、歯
車ケーシング51を回転軸52の長手方向に分解するこ
とにより囲い板システム54を分解し、点検・整備終了
後は囲い板システム54をケーシングに組付けると共
に、歯車ケーシング51を組立てるようにしている。
歯車53は、回転軸52が通る部分に、この回転軸52
の外径よりも大きな内径の軸貫通穴55a、56aを有
する囲い板55,56からなる囲い板システム54(歯
車囲い板装置)にて囲われている。従って、軸受Bgか
ら噴出する冷却油は囲い板システム54で遮られる。一
方、歯車装置の歯車等の点検・整備を行う場合には、歯
車ケーシング51を回転軸52の長手方向に分解するこ
とにより囲い板システム54を分解し、点検・整備終了
後は囲い板システム54をケーシングに組付けると共
に、歯車ケーシング51を組立てるようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例に係る歯車
装置の囲い板システムは、歯車列の歯車攪拌動力損失の
低減に寄与することができるので有用である。しかしな
がら、平行型歯車装置であって、歯車ケーシングが上下
分割型である場合には、上記構成になる囲い板システム
の分解・組立ては困難であり、また囲い板システムを構
成する囲い板に設けられた回転軸が通る軸貫通穴と回転
軸との間の隙間に軸受から噴出する冷却油が侵入するの
で、必ずしも十分に冷却油量を抑制することができず、
歯車攪拌動力損失の低減効果が少ないという解決すべき
課題がある。
装置の囲い板システムは、歯車列の歯車攪拌動力損失の
低減に寄与することができるので有用である。しかしな
がら、平行型歯車装置であって、歯車ケーシングが上下
分割型である場合には、上記構成になる囲い板システム
の分解・組立ては困難であり、また囲い板システムを構
成する囲い板に設けられた回転軸が通る軸貫通穴と回転
軸との間の隙間に軸受から噴出する冷却油が侵入するの
で、必ずしも十分に冷却油量を抑制することができず、
歯車攪拌動力損失の低減効果が少ないという解決すべき
課題がある。
【0007】従って、本発明は、組立・分解が容易な歯
車囲い板装置を備えると共に、軸受から噴出する冷却油
をより効果的に遮ることを可能ならしめる上下分割型の
歯車ケーシングからなる高速回転機用歯車装置の提供を
目的とする。
車囲い板装置を備えると共に、軸受から噴出する冷却油
をより効果的に遮ることを可能ならしめる上下分割型の
歯車ケーシングからなる高速回転機用歯車装置の提供を
目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の請求項1に係る高速回転機用歯車装置が採
用した手段は、歯車ケーシングの下部ケーシングと上部
ケーシングとの合わせ部で、冷却油の供給により強制冷
却される軸受を介して複数の回転軸が支持され、これら
複数の回転軸により、互いに噛合する複数の歯車が歯車
ケーシング内に位置するように支持されると共に、これ
ら複数の歯車からなる歯車列が歯車囲い板装置で囲われ
てなる高速回転機歯車装置において、前記歯車囲い板装
置が、前記下部ケーシングの外側からと上側の合わせ面
部とで固着される下部囲い板と、前記上部ケーシングの
外側から固着される上部囲い板とからなり、かつこれら
回転軸の上・下部囲い板と軸受との間に、上・下部囲い
板で形成される軸貫通穴の内径より大径の大径軸部を設
けたことを特徴とする。
に、本発明の請求項1に係る高速回転機用歯車装置が採
用した手段は、歯車ケーシングの下部ケーシングと上部
ケーシングとの合わせ部で、冷却油の供給により強制冷
却される軸受を介して複数の回転軸が支持され、これら
複数の回転軸により、互いに噛合する複数の歯車が歯車
ケーシング内に位置するように支持されると共に、これ
ら複数の歯車からなる歯車列が歯車囲い板装置で囲われ
てなる高速回転機歯車装置において、前記歯車囲い板装
置が、前記下部ケーシングの外側からと上側の合わせ面
部とで固着される下部囲い板と、前記上部ケーシングの
外側から固着される上部囲い板とからなり、かつこれら
回転軸の上・下部囲い板と軸受との間に、上・下部囲い
板で形成される軸貫通穴の内径より大径の大径軸部を設
けたことを特徴とする。
【0009】また、本発明の請求項2に係る高速回転機
歯車装置が採用した手段は、請求項1に記載の高速回転
機用歯車装置において、前記上部囲い板に、複数の歯車
の外周部に対応する円曲面を有する上部歯車外周カバー
を固着し、かつ前記下部囲い板に、複数の歯車の外周部
に対応する円曲面を有すると共に、下方が開口する下部
歯車外周カバーを固着したことを特徴とする。
歯車装置が採用した手段は、請求項1に記載の高速回転
機用歯車装置において、前記上部囲い板に、複数の歯車
の外周部に対応する円曲面を有する上部歯車外周カバー
を固着し、かつ前記下部囲い板に、複数の歯車の外周部
に対応する円曲面を有すると共に、下方が開口する下部
歯車外周カバーを固着したことを特徴とする。
【0010】また、本発明の請求項3に係る高速回転機
用歯車装置が採用した手段は、請求項1又は2に記載の
高速回転機用歯車装置において、前記上・下部囲い板で
形成される軸貫通穴の部分に、これら軸貫通穴の内径よ
りも小径の軸穴を形成する上・下部小囲い板を固着した
ことを特徴とする。
用歯車装置が採用した手段は、請求項1又は2に記載の
高速回転機用歯車装置において、前記上・下部囲い板で
形成される軸貫通穴の部分に、これら軸貫通穴の内径よ
りも小径の軸穴を形成する上・下部小囲い板を固着した
ことを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態1に係
る高速回転機用歯車装置を、その歯車列の囲い板配設状
態説明図の図1と、図1のA−A線断面図の図2と、図
1のB−B線断面図の図3と、図1のC−C線断面図の
図4と、図1のD−D線断面図の図5と、図1のE−E
線断面図の図6とを参照しながら説明する。但し、歯車
ケーシングの回転軸の長手方向の内側のそれぞれに配設
される囲い板の構成は同一であるから、一方側だけの説
明に止める。
る高速回転機用歯車装置を、その歯車列の囲い板配設状
態説明図の図1と、図1のA−A線断面図の図2と、図
1のB−B線断面図の図3と、図1のC−C線断面図の
図4と、図1のD−D線断面図の図5と、図1のE−E
線断面図の図6とを参照しながら説明する。但し、歯車
ケーシングの回転軸の長手方向の内側のそれぞれに配設
される囲い板の構成は同一であるから、一方側だけの説
明に止める。
【0012】先ず、図1に基づいて、高速回転機用歯車
装置(以下、歯車装置という。)の概要を説明すると、
歯車装置の歯車ケーシング1は、下部ケーシング3と、
これに載置されて組立てられる上部ケーシング2とから
なり、その水平な合わせ面部に、回転軸心が同一平面上
になるように3本の後述する回転軸4,5,6がそれぞ
れ軸受を介して支持され、これら左右の回転軸4,6
(何れも従動軸で、軸端には例えばターボ圧縮機が連結
される。)には小歯車7,9が、また中央の回転軸5
(駆動軸)にはこれら小歯車7,9に噛合する大歯車8
が支持されている。また、この歯車装置の歯車ケーシン
グ1の内側には、下部囲い板12と上部囲い板11とか
らなる歯車囲い板装置10が取付けられている。下部囲
い板12は下部ケーシング3に、また上部囲い板11は
上部ケーシング2にそれぞれ後述する取付け手段により
着脱自在に取付けられている。
装置(以下、歯車装置という。)の概要を説明すると、
歯車装置の歯車ケーシング1は、下部ケーシング3と、
これに載置されて組立てられる上部ケーシング2とから
なり、その水平な合わせ面部に、回転軸心が同一平面上
になるように3本の後述する回転軸4,5,6がそれぞ
れ軸受を介して支持され、これら左右の回転軸4,6
(何れも従動軸で、軸端には例えばターボ圧縮機が連結
される。)には小歯車7,9が、また中央の回転軸5
(駆動軸)にはこれら小歯車7,9に噛合する大歯車8
が支持されている。また、この歯車装置の歯車ケーシン
グ1の内側には、下部囲い板12と上部囲い板11とか
らなる歯車囲い板装置10が取付けられている。下部囲
い板12は下部ケーシング3に、また上部囲い板11は
上部ケーシング2にそれぞれ後述する取付け手段により
着脱自在に取付けられている。
【0013】より詳しくは、下部囲い板12は、図2乃
至図4に示すように、下部ケーシング3の外側から取付
けられた六角穴付ボルトB1 が、下部囲い板12に突設
されたねじブロック12aの雌ねじに螺着され、かつ下
部囲い板12の上端側面に突設され、下部ケーシング3
の上部内側角部に設けられた切欠き3aに嵌こまれる穴
付ブロック12bの錐穴に通される皿小ねじB2 が切欠
き3aの底面に螺刻されてなる雌ねじに螺着されること
により下部ケーシング3に取付けられている。また、上
部囲い板11は、図3に示すように、上部囲い板11に
螺刻されてなる雌ねじに、上部ケーシング2の外側から
取付けられた六角穴付ボルトB1 が螺着されることによ
り上部ケーシング2に取付けられている。
至図4に示すように、下部ケーシング3の外側から取付
けられた六角穴付ボルトB1 が、下部囲い板12に突設
されたねじブロック12aの雌ねじに螺着され、かつ下
部囲い板12の上端側面に突設され、下部ケーシング3
の上部内側角部に設けられた切欠き3aに嵌こまれる穴
付ブロック12bの錐穴に通される皿小ねじB2 が切欠
き3aの底面に螺刻されてなる雌ねじに螺着されること
により下部ケーシング3に取付けられている。また、上
部囲い板11は、図3に示すように、上部囲い板11に
螺刻されてなる雌ねじに、上部ケーシング2の外側から
取付けられた六角穴付ボルトB1 が螺着されることによ
り上部ケーシング2に取付けられている。
【0014】従って、上部ケーシング2を下部ケーシン
グ3の上に合わせると、上部囲い板11の下端面と下部
囲い板12の上端面とが僅かな隙間を持って相対し、あ
たかも1枚の囲い板であるかのような状態になり、そし
て上・下部囲い板11,12の合わせ部には3本の回転
軸4,5,6のそれぞれが通る3つの軸貫通穴13が形
成される。
グ3の上に合わせると、上部囲い板11の下端面と下部
囲い板12の上端面とが僅かな隙間を持って相対し、あ
たかも1枚の囲い板であるかのような状態になり、そし
て上・下部囲い板11,12の合わせ部には3本の回転
軸4,5,6のそれぞれが通る3つの軸貫通穴13が形
成される。
【0015】次に、回転軸4,5,6の形状を図2,図
5,図6を参照しながら説明する。即ち、図2は図1に
おける左側の回転軸4の形状を、図5は中央の回転軸5
の形状を、図6は右側の回転軸6の形状をそれぞれ示し
ているが、これら回転軸4,5,6の何れにも、歯車囲
い板装置10と、軸受Bgとの間に、外径が軸貫通穴1
3の内径と同等、若しくは大径の鍔状の大径軸部4a,
5a,6aが設けられている。これら大径軸部4a,5
a,6aは、各軸受Bgから回転軸に沿って噴出する冷
却油を遮ると共に、遮った冷却油をその外縁部分から外
方に飛散させる働きをするものである。
5,図6を参照しながら説明する。即ち、図2は図1に
おける左側の回転軸4の形状を、図5は中央の回転軸5
の形状を、図6は右側の回転軸6の形状をそれぞれ示し
ているが、これら回転軸4,5,6の何れにも、歯車囲
い板装置10と、軸受Bgとの間に、外径が軸貫通穴1
3の内径と同等、若しくは大径の鍔状の大径軸部4a,
5a,6aが設けられている。これら大径軸部4a,5
a,6aは、各軸受Bgから回転軸に沿って噴出する冷
却油を遮ると共に、遮った冷却油をその外縁部分から外
方に飛散させる働きをするものである。
【0016】以下、上記実施の形態1に係る歯車装置の
作用態様を説明すると、上部ケーシング2を下部ケーシ
ング3から取外すだけで、歯車囲い板装置10は上部囲
い板11と下部囲い板12とに別れ、各歯車7,8,9
が露出するので簡単に点検、整備を行うことができる。
また、下部囲い板12は下部ケーシング3の外側と、上
部合わせ面部とから取付けられ、また上部囲い板11は
上部ケーシング2の外側から取付けられてなる構成であ
るから、上・下部囲い板11,12を極めて簡単に着脱
することができる。
作用態様を説明すると、上部ケーシング2を下部ケーシ
ング3から取外すだけで、歯車囲い板装置10は上部囲
い板11と下部囲い板12とに別れ、各歯車7,8,9
が露出するので簡単に点検、整備を行うことができる。
また、下部囲い板12は下部ケーシング3の外側と、上
部合わせ面部とから取付けられ、また上部囲い板11は
上部ケーシング2の外側から取付けられてなる構成であ
るから、上・下部囲い板11,12を極めて簡単に着脱
することができる。
【0017】そして、歯車攪拌動力損失については、各
回転軸4,5,6のそれぞれには、大径軸部4a,5
a,6aが設けられていて、各軸受Bgから回転軸に沿
って噴出する冷却油を遮ると共に、遮った冷却油をその
外縁部分から外方に飛散させるので、従来のように、軸
貫通穴と回転軸との間から冷却油が侵入せず、大歯車に
付着する冷却油は、歯車ケーシング1の底部のオイルパ
ン部中の冷却油だけであるから、歯車攪拌動力損失の増
大が抑制される。さらに、風動力損失については、軸受
Bgから噴出した冷却油は、上記のとおり、大径軸部4
a,5a,6aの外縁部分から外方に飛散するが、冷却
油のミストが歯車囲い板装置10の内側に侵入しにくい
ので、風動力損失の増大もそれなりに抑制される。
回転軸4,5,6のそれぞれには、大径軸部4a,5
a,6aが設けられていて、各軸受Bgから回転軸に沿
って噴出する冷却油を遮ると共に、遮った冷却油をその
外縁部分から外方に飛散させるので、従来のように、軸
貫通穴と回転軸との間から冷却油が侵入せず、大歯車に
付着する冷却油は、歯車ケーシング1の底部のオイルパ
ン部中の冷却油だけであるから、歯車攪拌動力損失の増
大が抑制される。さらに、風動力損失については、軸受
Bgから噴出した冷却油は、上記のとおり、大径軸部4
a,5a,6aの外縁部分から外方に飛散するが、冷却
油のミストが歯車囲い板装置10の内側に侵入しにくい
ので、風動力損失の増大もそれなりに抑制される。
【0018】次に、本発明の実施の形態2に係る歯車装
置を、歯車囲い板装置の構成説明図の図7を参照しなが
ら、上記実施の形態1と相違する点についてだけ以下に
説明すると、上部ケーシング2に外側から取付けられる
一対の上部囲い板11の間に、大歯車の上半分を囲む大
円形部分と、左右の小歯車の4半分を囲む小円部分とを
有する形状に成形されてなる上部歯車外周カバー14が
介装されることにより一体的に構成されている。また、
下部ケーシング3に外側からと上部の合わせ面部側とか
ら取付けられる一対の下部囲い板12の間に、下側に開
口15aが形成され、大歯車の1部分を囲む大円形部分
と、小歯車の4半分を囲む小円部分とを有する形状に成
形されてなる一対の下部歯車外周カバー15,15が介
装されることにより一体的に構成されている。
置を、歯車囲い板装置の構成説明図の図7を参照しなが
ら、上記実施の形態1と相違する点についてだけ以下に
説明すると、上部ケーシング2に外側から取付けられる
一対の上部囲い板11の間に、大歯車の上半分を囲む大
円形部分と、左右の小歯車の4半分を囲む小円部分とを
有する形状に成形されてなる上部歯車外周カバー14が
介装されることにより一体的に構成されている。また、
下部ケーシング3に外側からと上部の合わせ面部側とか
ら取付けられる一対の下部囲い板12の間に、下側に開
口15aが形成され、大歯車の1部分を囲む大円形部分
と、小歯車の4半分を囲む小円部分とを有する形状に成
形されてなる一対の下部歯車外周カバー15,15が介
装されることにより一体的に構成されている。
【0019】従って、上部ケーシング2を下部ケーシン
グ3から取外すだけで、歯車囲い板装置10は上部歯車
外周カバー14を有する上部囲い板11と、下部歯車外
周カバー15,15を有する下部囲い板12とに別れ、
各歯車が露出し、上・下部囲い板11,12を極めて簡
単に着脱することができ、また軸受から噴出する冷却油
の軸貫通穴と回転軸との間への侵入が防止されるので、
本実施の形態は上記実施の形態1と同効である。なお、
大歯車に付着した冷却油は、大歯車の高速回転に伴う遠
心力によって飛散するが、上部歯車外周カバー14と下
部歯車外周カバー15,15とを伝って流下し、開口1
5aから滴下する。
グ3から取外すだけで、歯車囲い板装置10は上部歯車
外周カバー14を有する上部囲い板11と、下部歯車外
周カバー15,15を有する下部囲い板12とに別れ、
各歯車が露出し、上・下部囲い板11,12を極めて簡
単に着脱することができ、また軸受から噴出する冷却油
の軸貫通穴と回転軸との間への侵入が防止されるので、
本実施の形態は上記実施の形態1と同効である。なお、
大歯車に付着した冷却油は、大歯車の高速回転に伴う遠
心力によって飛散するが、上部歯車外周カバー14と下
部歯車外周カバー15,15とを伝って流下し、開口1
5aから滴下する。
【0020】次に、本発明の実施の形態3に係る歯車装
置を、歯車囲い板装置の断面構成説明図の図8を参照し
ながら、上記実施の形態1又は2と相違する点について
だけ以下に説明すると、上・下部囲い板11,12で形
成される軸貫通穴13の部分に、これら軸貫通穴11の
内径よりも小径の軸穴18を形成する上・下部小囲い板
16,17を固着してなる構成にしたものである。
置を、歯車囲い板装置の断面構成説明図の図8を参照し
ながら、上記実施の形態1又は2と相違する点について
だけ以下に説明すると、上・下部囲い板11,12で形
成される軸貫通穴13の部分に、これら軸貫通穴11の
内径よりも小径の軸穴18を形成する上・下部小囲い板
16,17を固着してなる構成にしたものである。
【0021】従って、回転軸と上・下部小囲い板16,
17で形成される軸穴18との隙間が上記実施の形態に
比較してより狭められていて、歯車囲い板装置10内へ
の冷却油の侵入がさらに少なくなるので、上記実施の形
態1又は2に比較して歯車攪拌動力損失と風動力損失と
の増大阻止により効果を発揮することができる。
17で形成される軸穴18との隙間が上記実施の形態に
比較してより狭められていて、歯車囲い板装置10内へ
の冷却油の侵入がさらに少なくなるので、上記実施の形
態1又は2に比較して歯車攪拌動力損失と風動力損失と
の増大阻止により効果を発揮することができる。
【0022】なお、以上の実施の形態では、全て歯車装
置が平行型歯車装置である場合を説明したが、回転軸に
大径軸部を設けて軸受から噴出する冷却油を遮るという
技術的思想は、従来例に係る歯車装置の回転軸に対して
は勿論のこと、各種形式のこの種の歯車装置の回転軸に
対しても適用することができる。
置が平行型歯車装置である場合を説明したが、回転軸に
大径軸部を設けて軸受から噴出する冷却油を遮るという
技術的思想は、従来例に係る歯車装置の回転軸に対して
は勿論のこと、各種形式のこの種の歯車装置の回転軸に
対しても適用することができる。
【0023】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の請求項1乃
至3に係る歯車装置によれば、平行形歯車装置である
が、歯車囲い板装置の上部囲い板は上部ケーシングの外
側から取付けられ、また下部囲い板は下部ケーシングの
外側と上部合わせ面部側から取付けられる構成のため、
上部ケーシングの取外しだけで歯車が露出すると共に、
歯車囲い板装置の分解・組立が容易に行えるので、歯車
装置の点検・整備作業の容易化効果があり、さらに回転
軸に設けた大径軸部の存在により、軸受から噴射する冷
却油の歯車囲い板装置内への侵入が阻止され、歯車攪拌
動力損失や風動力損失の増大が抑制されるので、歯車装
置の機械損失の低減に多大な効果がある。
至3に係る歯車装置によれば、平行形歯車装置である
が、歯車囲い板装置の上部囲い板は上部ケーシングの外
側から取付けられ、また下部囲い板は下部ケーシングの
外側と上部合わせ面部側から取付けられる構成のため、
上部ケーシングの取外しだけで歯車が露出すると共に、
歯車囲い板装置の分解・組立が容易に行えるので、歯車
装置の点検・整備作業の容易化効果があり、さらに回転
軸に設けた大径軸部の存在により、軸受から噴射する冷
却油の歯車囲い板装置内への侵入が阻止され、歯車攪拌
動力損失や風動力損失の増大が抑制されるので、歯車装
置の機械損失の低減に多大な効果がある。
【図1】本発明の実施の形態1に係る歯車装置の囲い板
配設状態説明図である。
配設状態説明図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】図1のB−B線断面図である。
【図4】図1のC−C線断面図である。
【図5】図1のD−D線断面図である。
【図6】図1のE−E線断面図である。
【図7】本発明の実施の形態2に係る歯車装置の歯車囲
い板装置の構成説明図である。
い板装置の構成説明図である。
【図8】本発明の実施の形態3に係る歯車装置の歯車囲
い板装置の断面構成説明図である。
い板装置の断面構成説明図である。
【図9】従来例に係り、図9(a)は歯車装置の部分側
面図であり、図9(b)は歯車装置の部分断面構成説明
図ある。
面図であり、図9(b)は歯車装置の部分断面構成説明
図ある。
1…歯車ケーシング,2…上部ケーシング,3…下部ケ
ーシング,3a…切欠き,4…回転軸,4a…大径軸
部,5…回転軸,5a…大径軸部,6…回転軸,6a…
大径軸部,7…小歯車,8…大歯車,9…小歯車,10
…歯車囲い板装置,11…上部囲い板,12…下部囲い
板,12a…ねじブロック,12b…穴付ブロック,1
3…軸貫通穴,14…上部歯車外周カバー,15…下部
歯車外周カバー,15a…開口,16…上部小囲い板,
17…下部小囲い板,18…軸穴。
ーシング,3a…切欠き,4…回転軸,4a…大径軸
部,5…回転軸,5a…大径軸部,6…回転軸,6a…
大径軸部,7…小歯車,8…大歯車,9…小歯車,10
…歯車囲い板装置,11…上部囲い板,12…下部囲い
板,12a…ねじブロック,12b…穴付ブロック,1
3…軸貫通穴,14…上部歯車外周カバー,15…下部
歯車外周カバー,15a…開口,16…上部小囲い板,
17…下部小囲い板,18…軸穴。
Claims (3)
- 【請求項1】 歯車ケーシングの下部ケーシングと上部
ケーシングとの合わせ部で、冷却油の供給により強制冷
却される軸受を介して複数の回転軸が支持され、これら
複数の回転軸により、互いに噛合する複数の歯車が歯車
ケーシング内に位置するように支持されると共に、これ
ら複数の歯車からなる歯車列が歯車囲い板装置で囲われ
てなる高速回転機用歯車装置において、前記歯車囲い板
装置が、前記下部ケーシングの外側からと上側の合わせ
面部とで固着される下部囲い板と、前記上部ケーシング
の外側から固着される上部囲い板とからなり、かつこれ
ら回転軸の上・下部囲い板と軸受との間に、上・下部囲
い板で形成される軸貫通穴の内径より大径の大径軸部を
設けたことを特徴とする高速回転機用歯車装置。 - 【請求項2】 前記上部囲い板に、複数の歯車の外周部
に対応する円曲面を有する上部歯車外周カバーを固着
し、かつ前記下部囲い板に、複数の歯車の外周部に対応
する円曲面を有すると共に、下方が開口する下部歯車外
周カバーを固着したことを特徴とする請求項1に記載の
高速回転機歯車装置。 - 【請求項3】 前記上・下部囲い板で形成される軸貫通
穴の部分に、これら軸貫通穴の内径よりも小径の軸穴を
形成する上・下部小囲い板を固着したことを特徴とする
請求項1又は2に記載の高速回転機型歯車装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7307421A JPH09144855A (ja) | 1995-11-27 | 1995-11-27 | 高速回転機用歯車装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7307421A JPH09144855A (ja) | 1995-11-27 | 1995-11-27 | 高速回転機用歯車装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09144855A true JPH09144855A (ja) | 1997-06-03 |
Family
ID=17968863
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7307421A Withdrawn JPH09144855A (ja) | 1995-11-27 | 1995-11-27 | 高速回転機用歯車装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09144855A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2015033438A1 (ja) * | 2013-09-06 | 2015-03-12 | 三菱重工コンプレッサ株式会社 | 回転機械 |
| EP3045686A1 (de) * | 2015-01-14 | 2016-07-20 | Siemens Aktiengesellschaft | Anordnung zur befestigung eines spiralgehäuses an ein getriebegehäuse und getriebeverdichter mit einer solchen anordnung |
| WO2022050312A1 (ja) * | 2020-09-01 | 2022-03-10 | いすゞ自動車株式会社 | 潤滑油細粒化防止装置 |
| WO2023011894A1 (de) | 2021-08-03 | 2023-02-09 | Voith Patent Gmbh | Stirnradgetriebe |
-
1995
- 1995-11-27 JP JP7307421A patent/JPH09144855A/ja not_active Withdrawn
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2015033438A1 (ja) * | 2013-09-06 | 2015-03-12 | 三菱重工コンプレッサ株式会社 | 回転機械 |
| CN105264234A (zh) * | 2013-09-06 | 2016-01-20 | 三菱重工压缩机有限公司 | 旋转机械 |
| US20160123332A1 (en) * | 2013-09-06 | 2016-05-05 | Mitsubishi Heavy Industries Compressor Corporation | Rotary machine |
| EP2990661A4 (en) * | 2013-09-06 | 2016-05-11 | Mitsubishi Heavy Ind Compressor Corp | ROTATION MACHINE |
| JPWO2015033438A1 (ja) * | 2013-09-06 | 2017-03-02 | 三菱重工コンプレッサ株式会社 | 回転機械 |
| CN105264234B (zh) * | 2013-09-06 | 2017-09-19 | 三菱重工压缩机有限公司 | 旋转机械 |
| US10145378B2 (en) | 2013-09-06 | 2018-12-04 | Mitsubishi Heavy Industries Compressor Corporation | Rotary machine |
| EP3045686A1 (de) * | 2015-01-14 | 2016-07-20 | Siemens Aktiengesellschaft | Anordnung zur befestigung eines spiralgehäuses an ein getriebegehäuse und getriebeverdichter mit einer solchen anordnung |
| WO2022050312A1 (ja) * | 2020-09-01 | 2022-03-10 | いすゞ自動車株式会社 | 潤滑油細粒化防止装置 |
| WO2023011894A1 (de) | 2021-08-03 | 2023-02-09 | Voith Patent Gmbh | Stirnradgetriebe |
| DE102021120100A1 (de) | 2021-08-03 | 2023-02-09 | Voith Patent Gmbh | Stirnradgetriebe |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20030204 |