JPH09145222A - 大型冷蔵装置 - Google Patents
大型冷蔵装置Info
- Publication number
- JPH09145222A JPH09145222A JP32836295A JP32836295A JPH09145222A JP H09145222 A JPH09145222 A JP H09145222A JP 32836295 A JP32836295 A JP 32836295A JP 32836295 A JP32836295 A JP 32836295A JP H09145222 A JPH09145222 A JP H09145222A
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- JP
- Japan
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- refrigerating
- ventilation duct
- floor
- cooling
- air
- Prior art date
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- Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
- Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】台車の走行が円滑にでき、床から塵埃を吸い込
んだ場合でも、冷却性能の低下、保存物品への影響を防
止し、フィルタの目詰まりによる影響を受けず、塵埃が
冷却機に付着した場合も、冷蔵機能を失わない大型冷蔵
装置を提供する。 【解決手段】すのこ床の上に台車の円滑な走行を可能に
する床多孔板を敷き、床多孔板とすのこ床を通って通気
ダクト内に吸引される空気に含まれる塵埃を捕捉する電
動送風機付き濾過装置を通気ダクト内に設けた。濾過装
置は、フィルタが通気ダクトの一部を遮蔽して自由流路
を残すように設置した。通気ダクトと冷却室の間に可動
エアダンパと除霜機能付きの複数個の冷却機を備えた。
冷蔵室の検出温度が物品の凍結点よりも高い高温度領域
においては複数個の冷却機を同時に運転し、凍結点に近
い低温度領域においては選択された冷却機を運転するよ
うにした。
んだ場合でも、冷却性能の低下、保存物品への影響を防
止し、フィルタの目詰まりによる影響を受けず、塵埃が
冷却機に付着した場合も、冷蔵機能を失わない大型冷蔵
装置を提供する。 【解決手段】すのこ床の上に台車の円滑な走行を可能に
する床多孔板を敷き、床多孔板とすのこ床を通って通気
ダクト内に吸引される空気に含まれる塵埃を捕捉する電
動送風機付き濾過装置を通気ダクト内に設けた。濾過装
置は、フィルタが通気ダクトの一部を遮蔽して自由流路
を残すように設置した。通気ダクトと冷却室の間に可動
エアダンパと除霜機能付きの複数個の冷却機を備えた。
冷蔵室の検出温度が物品の凍結点よりも高い高温度領域
においては複数個の冷却機を同時に運転し、凍結点に近
い低温度領域においては選択された冷却機を運転するよ
うにした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、台車により冷蔵対
象物品の搬入搬出ができる大型冷蔵装置に関する。
象物品の搬入搬出ができる大型冷蔵装置に関する。
【0002】
【従来の技術】青果物や鮮魚などの生鮮品を、鮮度品質
の高い水準で長期間保存する方法として、凍結点に近い
低温度領域で貯蔵する冷蔵装置が用いられている。この
ような冷蔵装置は、次の条件を満たすことが要求され
る。 冷気が庫内に均一に供給されること。 庫内への冷気吹出しにばらつきがあると、庫内温度にば
らつきが生じて、局部的に保存物品が凍結することもあ
るため、庫内温度を凍結点に近付けることが困難になる
からである。 冷気が庫内全域に行き渡ること。 冷気吹出し部の近くでは、冷気の風速が緩やかである
こと。 冷気吹出し部の近くで冷気の風速が速いと、保存物品の
表面が痛むからである。 庫内が低温により乾燥状態にならないこと。 乾燥状態になると、保存物品が水分蒸発により減量、変
質などを起こすからである。 保存物品から発生する老化促進物質の濃度が高くなら
ないこと。 エチレンなどの老化促進物質の濃度が高くなると、追塾
や老化が進み易いからである。
の高い水準で長期間保存する方法として、凍結点に近い
低温度領域で貯蔵する冷蔵装置が用いられている。この
ような冷蔵装置は、次の条件を満たすことが要求され
る。 冷気が庫内に均一に供給されること。 庫内への冷気吹出しにばらつきがあると、庫内温度にば
らつきが生じて、局部的に保存物品が凍結することもあ
るため、庫内温度を凍結点に近付けることが困難になる
からである。 冷気が庫内全域に行き渡ること。 冷気吹出し部の近くでは、冷気の風速が緩やかである
こと。 冷気吹出し部の近くで冷気の風速が速いと、保存物品の
表面が痛むからである。 庫内が低温により乾燥状態にならないこと。 乾燥状態になると、保存物品が水分蒸発により減量、変
質などを起こすからである。 保存物品から発生する老化促進物質の濃度が高くなら
ないこと。 エチレンなどの老化促進物質の濃度が高くなると、追塾
や老化が進み易いからである。
【0003】上記の各条件を満たす冷蔵装置として、物
品保存用の冷蔵室の空気を、冷蔵室のすのこ床から前記
冷蔵室の側面に区画形成された通気ダクトを吸い上げ、
前記通気ダクトと前記冷蔵室の上部に形成された冷却室
の間に設置された冷却機により冷却し、前記冷蔵室の天
井面に設けられ、前記冷却室と区画する多孔板の孔から
冷気を前記冷蔵室に吐出還流するようにし、かつ、冷却
室に加湿機を接続し、さらに、老化促進物質を吸着する
吸着材を備えた濾過器を設けた冷蔵装置が知られている
(特公平4−13994号公報)。
品保存用の冷蔵室の空気を、冷蔵室のすのこ床から前記
冷蔵室の側面に区画形成された通気ダクトを吸い上げ、
前記通気ダクトと前記冷蔵室の上部に形成された冷却室
の間に設置された冷却機により冷却し、前記冷蔵室の天
井面に設けられ、前記冷却室と区画する多孔板の孔から
冷気を前記冷蔵室に吐出還流するようにし、かつ、冷却
室に加湿機を接続し、さらに、老化促進物質を吸着する
吸着材を備えた濾過器を設けた冷蔵装置が知られている
(特公平4−13994号公報)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記冷蔵装
置を、その冷蔵室に台車を走行して、冷蔵対象物品の搬
入搬出を行うことができる大型冷蔵装置にする場合は、
上記従来の冷蔵装置における床は、木製のすのこ板を敷
いているだけであるため、この上に台車を乗上げて円滑
に走行することができず、激しい振動のために冷蔵対象
物品が損傷したり、落下したり、荷崩れを起こしたりし
て、損傷する問題がある。また、台車の進入進出の際
に、台車の振動によって、車輪に付着したごみや塵埃
(以下、代表的に塵埃という)がすのこ床に落下し、又
は、物品から塵埃が床に落下した後、それらの塵埃がす
のこ板の大きな隙間から、すのこ板の中に吸い込まれ、
通気ダクトを経て冷却機にまで到達することが避けられ
ない。
置を、その冷蔵室に台車を走行して、冷蔵対象物品の搬
入搬出を行うことができる大型冷蔵装置にする場合は、
上記従来の冷蔵装置における床は、木製のすのこ板を敷
いているだけであるため、この上に台車を乗上げて円滑
に走行することができず、激しい振動のために冷蔵対象
物品が損傷したり、落下したり、荷崩れを起こしたりし
て、損傷する問題がある。また、台車の進入進出の際
に、台車の振動によって、車輪に付着したごみや塵埃
(以下、代表的に塵埃という)がすのこ床に落下し、又
は、物品から塵埃が床に落下した後、それらの塵埃がす
のこ板の大きな隙間から、すのこ板の中に吸い込まれ、
通気ダクトを経て冷却機にまで到達することが避けられ
ない。
【0005】冷却機の熱交換部(冷却コイル)には結露
していることが多いため、吸上げられた塵埃が結露水に
吸着捕捉されて蓄積し、あるいは凍結して、冷却機の熱
交換率が著しく低下するという問題が生じる。さらに、
冷却機において捕捉されずに空気とともに冷蔵室まで搬
送された塵埃は、保存物品の表面汚損や、品質低下など
の悪さをするという問題がある。
していることが多いため、吸上げられた塵埃が結露水に
吸着捕捉されて蓄積し、あるいは凍結して、冷却機の熱
交換率が著しく低下するという問題が生じる。さらに、
冷却機において捕捉されずに空気とともに冷蔵室まで搬
送された塵埃は、保存物品の表面汚損や、品質低下など
の悪さをするという問題がある。
【0006】そして、冷却機の熱交換器が塵埃の集積又
は凍結により冷却性能が低下した場合、これを回復する
ためには、従来はその冷却機の冷却運転を停止する必要
があるため、冷蔵装置としての機能が完全に失われ、そ
の間、保存物品を他の冷蔵装置に移管しなければならな
いという繁雑さがある。
は凍結により冷却性能が低下した場合、これを回復する
ためには、従来はその冷却機の冷却運転を停止する必要
があるため、冷蔵装置としての機能が完全に失われ、そ
の間、保存物品を他の冷蔵装置に移管しなければならな
いという繁雑さがある。
【0007】本発明は、上記の点に鑑みてなされたもの
であり、冷蔵室への台車の進入進出が円滑にできるばか
りでなく、これに伴って床面に落下した塵埃の吸い込み
をできるだけ防止し、やむなく塵埃が吸い込まれた場合
でも、その塵埃による冷却性能の低下を可及的に軽減
し、かつ、保存物品への影響を防止することを第1の目
的とする。
であり、冷蔵室への台車の進入進出が円滑にできるばか
りでなく、これに伴って床面に落下した塵埃の吸い込み
をできるだけ防止し、やむなく塵埃が吸い込まれた場合
でも、その塵埃による冷却性能の低下を可及的に軽減
し、かつ、保存物品への影響を防止することを第1の目
的とする。
【0008】また、第2の目的は、塵埃の吸込みを防止
するために設置した濾過装置のフィルタに目詰まりが生
じた場合にもその影響を受けないようにすることにあ
る。第3の目的は、濾過装置を迂回した塵埃が冷却機に
付着した場合にも、所要の冷却能力を維持して、冷蔵装
置の機能を失わないようにすることにある。
するために設置した濾過装置のフィルタに目詰まりが生
じた場合にもその影響を受けないようにすることにあ
る。第3の目的は、濾過装置を迂回した塵埃が冷却機に
付着した場合にも、所要の冷却能力を維持して、冷蔵装
置の機能を失わないようにすることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の大型冷蔵装置
は、上記の第1の目的を達成するため、物品保存用の冷
蔵室の空気を、冷蔵室のすのこ床から前記冷蔵室の側面
に区画形成された通気ダクトを吸い上げ、前記通気ダク
トと前記冷蔵室の上部に形成された冷却室の間に設置さ
れた冷却機により冷却し、前記冷却室と前記冷蔵室を区
画する天井多孔板の孔から冷気を前記冷蔵室に吐出循環
するようにした冷蔵装置において、前記すのこ床の上面
に、前記冷蔵室への物品搬入搬出用台車の円滑な走行を
可能にする床多孔板を敷き、前記冷蔵室から床多孔板及
びすのこ床を通過して前記通気ダクト内に吸引される空
気に含まれる塵埃を捕捉するための送風機付き濾過装置
を前記通気ダクト内に設けたことを特徴としている。
は、上記の第1の目的を達成するため、物品保存用の冷
蔵室の空気を、冷蔵室のすのこ床から前記冷蔵室の側面
に区画形成された通気ダクトを吸い上げ、前記通気ダク
トと前記冷蔵室の上部に形成された冷却室の間に設置さ
れた冷却機により冷却し、前記冷却室と前記冷蔵室を区
画する天井多孔板の孔から冷気を前記冷蔵室に吐出循環
するようにした冷蔵装置において、前記すのこ床の上面
に、前記冷蔵室への物品搬入搬出用台車の円滑な走行を
可能にする床多孔板を敷き、前記冷蔵室から床多孔板及
びすのこ床を通過して前記通気ダクト内に吸引される空
気に含まれる塵埃を捕捉するための送風機付き濾過装置
を前記通気ダクト内に設けたことを特徴としている。
【0010】また、上記第2の目的を達成するため、濾
過装置は、そのフィルタが前記通気ダクトの横断面の一
部を遮蔽し、前記通気ダクトに自由流路を残すように設
置されていることを特徴としている。
過装置は、そのフィルタが前記通気ダクトの横断面の一
部を遮蔽し、前記通気ダクトに自由流路を残すように設
置されていることを特徴としている。
【0011】さらに、上記の第3の目的を達成するた
め、前記通気ダクトと前記冷却室との接続面を空気流に
直角な方向に複数の領域に分割し、各領域にダンパと除
霜機能付き冷却機を備えたことを特徴としている。この
場合に、冷蔵室の検出温度が冷蔵対象物品の凍結点より
も高温度領域においては、複数個の冷却機を同時に冷却
運転し、前記凍結点に近い低温度領域においては、選択
された少ない冷却機を冷却運転させる制御手段を備える
ことが望ましい。
め、前記通気ダクトと前記冷却室との接続面を空気流に
直角な方向に複数の領域に分割し、各領域にダンパと除
霜機能付き冷却機を備えたことを特徴としている。この
場合に、冷蔵室の検出温度が冷蔵対象物品の凍結点より
も高温度領域においては、複数個の冷却機を同時に冷却
運転し、前記凍結点に近い低温度領域においては、選択
された少ない冷却機を冷却運転させる制御手段を備える
ことが望ましい。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て、説明する。冷蔵室のすのこ床は、通常、軽量で洗
浄、交換の際に容易に取り外しが可能な木製すのこ板で
構成される。従って、すのこ板の上面に敷かれる床多孔
板は、この上を台車が円滑に進入進出でき、かつ、車輪
や冷蔵対象物品から落下する大きなごみがすのこ板の中
に吸い込まれないようにするため、有孔率の高く、孔径
が比較的小さなパンチングメタルなどの金属製薄肉多孔
板を用いることが望ましい。
て、説明する。冷蔵室のすのこ床は、通常、軽量で洗
浄、交換の際に容易に取り外しが可能な木製すのこ板で
構成される。従って、すのこ板の上面に敷かれる床多孔
板は、この上を台車が円滑に進入進出でき、かつ、車輪
や冷蔵対象物品から落下する大きなごみがすのこ板の中
に吸い込まれないようにするため、有孔率の高く、孔径
が比較的小さなパンチングメタルなどの金属製薄肉多孔
板を用いることが望ましい。
【0013】前記床多孔板及びすのこ板を通過した空気
とともに通気ダクト内に吸引される塵埃を捕捉するため
に通気ダクト内に設置される濾過装置は、フィルタより
も下流側に電動送風機を備えることが望ましい。これに
より、フィルタが目詰まりを生じない間は、通気ダクト
に吸い込まれた空気がフィルタを強制的に通過させら
れ、その間に塵埃がフィルタに捕捉される。
とともに通気ダクト内に吸引される塵埃を捕捉するため
に通気ダクト内に設置される濾過装置は、フィルタより
も下流側に電動送風機を備えることが望ましい。これに
より、フィルタが目詰まりを生じない間は、通気ダクト
に吸い込まれた空気がフィルタを強制的に通過させら
れ、その間に塵埃がフィルタに捕捉される。
【0014】濾過装置は、フィルタが通気ダクトの横断
面の一部を遮蔽し、前記通気ダクトに自由流路を残すよ
うに設置されることが望ましい。自由流路を残した場合
は、フィルタに目詰まりが生じた時にも、冷蔵室から通
気ダクト及び冷却室を経て再び冷蔵室に至る循環気流が
維持されるから、冷却機の送風機の過熱損傷が防止さ
れ、かつ冷蔵装置の基本的機能である冷蔵機能が失われ
ることがない。
面の一部を遮蔽し、前記通気ダクトに自由流路を残すよ
うに設置されることが望ましい。自由流路を残した場合
は、フィルタに目詰まりが生じた時にも、冷蔵室から通
気ダクト及び冷却室を経て再び冷蔵室に至る循環気流が
維持されるから、冷却機の送風機の過熱損傷が防止さ
れ、かつ冷蔵装置の基本的機能である冷蔵機能が失われ
ることがない。
【0015】冷蔵室及び冷却室の外に設置された加湿機
の吸気管が冷蔵室内において開口され、加湿機の排気管
が冷却室の冷却機の吐出側近傍に開口されていることが
望ましい。冷却機の吐出側近傍に開口されていることに
より、冷却室内で冷気と高湿空気とが早期に均一に混和
するため、高湿冷気が天井多孔板の局部に集中して、保
存物品を凍結させることが防止される。
の吸気管が冷蔵室内において開口され、加湿機の排気管
が冷却室の冷却機の吐出側近傍に開口されていることが
望ましい。冷却機の吐出側近傍に開口されていることに
より、冷却室内で冷気と高湿空気とが早期に均一に混和
するため、高湿冷気が天井多孔板の局部に集中して、保
存物品を凍結させることが防止される。
【0016】通気ダクトと冷却室との接続面を空気流方
向に直角な面に沿って複数の領域に分割し、各領域にエ
アダンパと除霜機能付き冷却機を備えることが望まし
い。大型冷蔵装置においては、台車の出入りにより塵埃
が床から吸い込まれ、通気ダクトの濾過装置を迂回して
冷却機の冷却コイルに到達して付着し、凍結する結果、
冷却性能が低下することが考えられる。この場合は、そ
の冷却性能が低下した冷却機の冷却運転を止め、除霜運
転により解凍して冷却機能を復元させる必要がある。複
数個の冷却機を備えている場合は、一つの冷却機が除霜
運転をしている間、別の冷却機を冷却運転することによ
り、冷蔵機能を持続することができる大きな利点があ
る。
向に直角な面に沿って複数の領域に分割し、各領域にエ
アダンパと除霜機能付き冷却機を備えることが望まし
い。大型冷蔵装置においては、台車の出入りにより塵埃
が床から吸い込まれ、通気ダクトの濾過装置を迂回して
冷却機の冷却コイルに到達して付着し、凍結する結果、
冷却性能が低下することが考えられる。この場合は、そ
の冷却性能が低下した冷却機の冷却運転を止め、除霜運
転により解凍して冷却機能を復元させる必要がある。複
数個の冷却機を備えている場合は、一つの冷却機が除霜
運転をしている間、別の冷却機を冷却運転することによ
り、冷蔵機能を持続することができる大きな利点があ
る。
【0017】また、冷却機を複数個備え、冷蔵室の検出
温度が冷蔵対象物品の凍結点よりも高い高温度領域にお
いては、複数個の冷却機を同時運転し、前記凍結点に近
い低温度領域においては、選択された冷却機のみを冷却
運転させる制御手段を備えた場合は、扉の開閉や物品収
納直後などの熱負荷が多い時には、複数個の冷却機を同
時に冷却運転することにより、敏速に所定冷蔵温度を回
復して、長時間の温度上昇による物品の鮮度喪失、損傷
を防止することができるとともに、熱負荷が減少したと
きは、少ない冷却機の運転により電力を節約することが
できる。
温度が冷蔵対象物品の凍結点よりも高い高温度領域にお
いては、複数個の冷却機を同時運転し、前記凍結点に近
い低温度領域においては、選択された冷却機のみを冷却
運転させる制御手段を備えた場合は、扉の開閉や物品収
納直後などの熱負荷が多い時には、複数個の冷却機を同
時に冷却運転することにより、敏速に所定冷蔵温度を回
復して、長時間の温度上昇による物品の鮮度喪失、損傷
を防止することができるとともに、熱負荷が減少したと
きは、少ない冷却機の運転により電力を節約することが
できる。
【0018】
【実施例】続いて、図面に基づいて、本発明の実施例を
説明する。図1において、断熱壁で形成された冷蔵庫1
は、この冷蔵庫の出入り口2を開閉する扉3を閉める
と、パッキン4を介して密閉される冷蔵室5を有する。
冷蔵室5の底部には、上面と側面に開口し、かつ、内部
を貫通する間隙を有するすのこ板6が静置されて、通気
性を備えたすのこ床が形成されている。
説明する。図1において、断熱壁で形成された冷蔵庫1
は、この冷蔵庫の出入り口2を開閉する扉3を閉める
と、パッキン4を介して密閉される冷蔵室5を有する。
冷蔵室5の底部には、上面と側面に開口し、かつ、内部
を貫通する間隙を有するすのこ板6が静置されて、通気
性を備えたすのこ床が形成されている。
【0019】冷蔵室5の側面又は背面(この明細書では
代表的に側面という)には、冷蔵室の底部から上部まで
延長する仕切り板8により断熱壁との間に通気ダクト9
が形成され、その通気ダクトの下部は前記冷蔵室の底部
及びすのこ床6の間隙に連通し、通気ダクト9の上部
は、天井多孔板10により冷蔵室5と区画形成された冷
却室11に連通している。
代表的に側面という)には、冷蔵室の底部から上部まで
延長する仕切り板8により断熱壁との間に通気ダクト9
が形成され、その通気ダクトの下部は前記冷蔵室の底部
及びすのこ床6の間隙に連通し、通気ダクト9の上部
は、天井多孔板10により冷蔵室5と区画形成された冷
却室11に連通している。
【0020】通気ダクト9と冷却室11の間には、冷却
機12の電動送風機12a、冷却コイル12b及びエア
ダンパ12cが設置され、冷却コイル12bは冷媒管1
2dにより冷蔵庫外に設置された冷凍機12eに接続さ
れている。そして、冷却装置の吸込み側が通気ダクト9
に連通され、冷却装置の吐出側が冷却室11に連通さて
いる。
機12の電動送風機12a、冷却コイル12b及びエア
ダンパ12cが設置され、冷却コイル12bは冷媒管1
2dにより冷蔵庫外に設置された冷凍機12eに接続さ
れている。そして、冷却装置の吸込み側が通気ダクト9
に連通され、冷却装置の吐出側が冷却室11に連通さて
いる。
【0021】13は冷却室11の外に設けられた加湿機
であり、吸気管14の冷蔵室5内に設けてある吸入口1
4aから冷蔵室内の空気を吸い込み、加湿機13により
加湿混合した後、排気管15の冷却室11に設けた排出
口15aから高湿空気を冷却室11に排出するようにし
てある。
であり、吸気管14の冷蔵室5内に設けてある吸入口1
4aから冷蔵室内の空気を吸い込み、加湿機13により
加湿混合した後、排気管15の冷却室11に設けた排出
口15aから高湿空気を冷却室11に排出するようにし
てある。
【0022】冷却室11と冷蔵室5を区画する天井多孔
板10は、図2に示すように、冷却室11から冷蔵室5
に流れる高湿冷気の流速を小さくするため、冷蔵室の天
井面の全体に均一な分布で形成された多数の孔10aを
有している。
板10は、図2に示すように、冷却室11から冷蔵室5
に流れる高湿冷気の流速を小さくするため、冷蔵室の天
井面の全体に均一な分布で形成された多数の孔10aを
有している。
【0023】上記の構成は、既知の冷蔵装置と同一であ
り、冷蔵装置が使用されて冷却機12及び加湿機13が
稼働されると、冷却機12の電動送風機12aにより冷
蔵室5の底部の空気はすのこ床6を通って通気ダクト9
の底部から通気ダクト内を吸い上げられ、冷却コイル1
2cにより冷却され冷気となって、開放されているエア
ダンパ12cから冷却室11に吐出され、加湿機13の
排気管15から排出されている高湿空気を混合分散させ
て、天井多孔板10の多数の孔から天井全体に亘って冷
蔵室5内に均一に吹き出され降下して、冷蔵室内の保存
物品の間を流下し、それらの物品を凍結点に近い低温度
領域で冷蔵する。
り、冷蔵装置が使用されて冷却機12及び加湿機13が
稼働されると、冷却機12の電動送風機12aにより冷
蔵室5の底部の空気はすのこ床6を通って通気ダクト9
の底部から通気ダクト内を吸い上げられ、冷却コイル1
2cにより冷却され冷気となって、開放されているエア
ダンパ12cから冷却室11に吐出され、加湿機13の
排気管15から排出されている高湿空気を混合分散させ
て、天井多孔板10の多数の孔から天井全体に亘って冷
蔵室5内に均一に吹き出され降下して、冷蔵室内の保存
物品の間を流下し、それらの物品を凍結点に近い低温度
領域で冷蔵する。
【0024】本発明による大型冷蔵装置おいては、すの
こ板6の上面に、図3に良く示すように、床多孔板7が
載置されている。床多孔板7は、径が比較的小さい孔が
高い有孔率をもって均一に形成されたパンチングメタル
などの金属製薄肉多孔板であり、すのこ板6の上面に敷
かれた場合は、十分な強度を備えるに至る。従って、第
一に、床面からの冷気の吸引が床面全域に亘って均一に
行われ、冷気の通過がどの位置においても均一なものと
なる。また、床面に所要の強度を備えたので、扉3を開
けた出入り口2から冷蔵対象物品搬入・搬出用の台車を
冷蔵室5の床に乗上げ走行して進入し、進出することが
できる。台車を進入したら、すぐに扉3を閉め、台車か
らの荷下ろし、積荷ができるので、熱負荷の上昇を最少
限に止めることができる。扉を開放したまま物品の搬入
・搬出をする従来の冷蔵装置に比し、冷凍機12eの熱
負荷が著しく少なくなり、運転コスト削減効果が得られ
る。
こ板6の上面に、図3に良く示すように、床多孔板7が
載置されている。床多孔板7は、径が比較的小さい孔が
高い有孔率をもって均一に形成されたパンチングメタル
などの金属製薄肉多孔板であり、すのこ板6の上面に敷
かれた場合は、十分な強度を備えるに至る。従って、第
一に、床面からの冷気の吸引が床面全域に亘って均一に
行われ、冷気の通過がどの位置においても均一なものと
なる。また、床面に所要の強度を備えたので、扉3を開
けた出入り口2から冷蔵対象物品搬入・搬出用の台車を
冷蔵室5の床に乗上げ走行して進入し、進出することが
できる。台車を進入したら、すぐに扉3を閉め、台車か
らの荷下ろし、積荷ができるので、熱負荷の上昇を最少
限に止めることができる。扉を開放したまま物品の搬入
・搬出をする従来の冷蔵装置に比し、冷凍機12eの熱
負荷が著しく少なくなり、運転コスト削減効果が得られ
る。
【0025】冷蔵室の床部より通気ダクトに吸い込まれ
る戻り空気は通気ダクトを通って冷却機用送風機12a
に吸引され、再び冷却機により冷却されて冷気となって
循環を繰り返すのであるが、台車の走行が可能な本発明
の大型冷蔵装置においては、台車による物品の搬入搬出
の際に、台車走行時の車輪の付着物や冷蔵対象物品の台
車に対する積み下ろしに伴って発生するごみなどが冷蔵
室の床面に落下することが少なくない。冷気は冷蔵室の
上から下まで保存物品の間を通り抜け、しかも床面を通
過してくるので、塵埃が混っている。これをそのまま戻
り空気として使用すると、冷却機12の熱交換部(冷却
コイル)表面に付着して、熱交換率を低下させる恐れが
ある。とくに、冷却機の冷却コイル12bは空気の流路
が狭隘であり、塵埃が付着蓄積した場合は、冷蔵装置の
生鮮品の長期保存能力に重大な影響を与える恐れがる。
また、冷却機で捕捉されない塵埃は、冷却室11を通過
し、冷蔵室の上部から分散排出されて、保存物品の表面
に付着して品質を低下させる恐れがある。さらに、冷却
コイルに塵埃が付着蓄積した場合は、除去に多くの手間
がかかる。
る戻り空気は通気ダクトを通って冷却機用送風機12a
に吸引され、再び冷却機により冷却されて冷気となって
循環を繰り返すのであるが、台車の走行が可能な本発明
の大型冷蔵装置においては、台車による物品の搬入搬出
の際に、台車走行時の車輪の付着物や冷蔵対象物品の台
車に対する積み下ろしに伴って発生するごみなどが冷蔵
室の床面に落下することが少なくない。冷気は冷蔵室の
上から下まで保存物品の間を通り抜け、しかも床面を通
過してくるので、塵埃が混っている。これをそのまま戻
り空気として使用すると、冷却機12の熱交換部(冷却
コイル)表面に付着して、熱交換率を低下させる恐れが
ある。とくに、冷却機の冷却コイル12bは空気の流路
が狭隘であり、塵埃が付着蓄積した場合は、冷蔵装置の
生鮮品の長期保存能力に重大な影響を与える恐れがる。
また、冷却機で捕捉されない塵埃は、冷却室11を通過
し、冷蔵室の上部から分散排出されて、保存物品の表面
に付着して品質を低下させる恐れがある。さらに、冷却
コイルに塵埃が付着蓄積した場合は、除去に多くの手間
がかかる。
【0026】この点に着目して、本発明による冷蔵装置
においては、通気ダクト9内に、濾過装置16が設置さ
れている。濾過装置は、フィルタ16aと電動送風機1
6bとで構成されている。電動送風機16bは、戻り空
気が濾過装置を通過する際に圧力が低下して、冷気の循
環が妨げられることがないように、設けてある。また、
送風機16b自体への塵埃付着率を低下させて、清掃の
頻度を少なくするため、フィルタ16aの下流側に設け
てある。
においては、通気ダクト9内に、濾過装置16が設置さ
れている。濾過装置は、フィルタ16aと電動送風機1
6bとで構成されている。電動送風機16bは、戻り空
気が濾過装置を通過する際に圧力が低下して、冷気の循
環が妨げられることがないように、設けてある。また、
送風機16b自体への塵埃付着率を低下させて、清掃の
頻度を少なくするため、フィルタ16aの下流側に設け
てある。
【0027】送風機16bは、濾過装置に至る戻り空気
流路の吸引機の役割も果たしており、冷蔵室5内の床面
からの空気回収をより円滑にする。また、冷蔵室5は、
通常の使用状態では密閉されているため、戻り空気のす
べてを常に濾過装置16で濾過させる必要はなく、三分
の一程度を濾過するようにすれば、循環による繰返し濾
過のために濾過効果は十分であることが、実験の結果、
判明している。
流路の吸引機の役割も果たしており、冷蔵室5内の床面
からの空気回収をより円滑にする。また、冷蔵室5は、
通常の使用状態では密閉されているため、戻り空気のす
べてを常に濾過装置16で濾過させる必要はなく、三分
の一程度を濾過するようにすれば、循環による繰返し濾
過のために濾過効果は十分であることが、実験の結果、
判明している。
【0028】また、濾過装置16は、空気流通抵抗が大
きいため、冷却機用送風機12bの吸引力のみに依存す
ると、戻り空気の大部分は濾過装置16を迂回してしま
うので、送風機16bにより戻り空気の大部分が濾過装
置16に至るように導いている。濾過装置16は、通気
ダクト9の水平断面の全部を遮蔽するように設置した場
合は、電動送風機16bがなくとも、冷却機の送風機1
2aにより冷蔵室の底部の空気が通気ダクト9を吸い上
げられる。しかし、何等かの理由により、フィルタ16
aに目詰まりを生じた場合は、冷却機の送風機12cに
対する抵抗が過大になり、過熱故障の原因になったり、
冷気の循環効率が低下するため、冷却不足を招いたり、
はなはなだしい場合には、通気ダクト上部が減圧状態と
なって、フィルタを変形させるたりする懸念がある。こ
れを防止するためには、フィルタ16aを定期的交換が
容易にできるように、仕切り板8に保守点検用窓8aを
設け、通常は扉8bで窓8aを閉鎖しておくことが良
い。
きいため、冷却機用送風機12bの吸引力のみに依存す
ると、戻り空気の大部分は濾過装置16を迂回してしま
うので、送風機16bにより戻り空気の大部分が濾過装
置16に至るように導いている。濾過装置16は、通気
ダクト9の水平断面の全部を遮蔽するように設置した場
合は、電動送風機16bがなくとも、冷却機の送風機1
2aにより冷蔵室の底部の空気が通気ダクト9を吸い上
げられる。しかし、何等かの理由により、フィルタ16
aに目詰まりを生じた場合は、冷却機の送風機12cに
対する抵抗が過大になり、過熱故障の原因になったり、
冷気の循環効率が低下するため、冷却不足を招いたり、
はなはなだしい場合には、通気ダクト上部が減圧状態と
なって、フィルタを変形させるたりする懸念がある。こ
れを防止するためには、フィルタ16aを定期的交換が
容易にできるように、仕切り板8に保守点検用窓8aを
設け、通常は扉8bで窓8aを閉鎖しておくことが良
い。
【0029】本発明の好ましい実施例では、フィルタ1
6aの目詰まりの影響を完全に防止するために、図4に
例示するように、濾過装置16は、通気ダクト9の水平
断面の一部、好ましくは、図4に示すように、断面の中
央部分を遮蔽するように設置されて、濾過装置の両側に
自由流路9Aが残されている。自由流路と濾過装置を併
設することにより、フィルタ16aが目詰まりを生じな
い通常の状態の間は、通気ダクトに吸い込まれた空気の
大部分は、濾過流路を通過するので、高い濾過効果が得
られ、冷却機12には清浄な戻り空気が送り込まれる。
また、万一、フィルタに目詰まりが生じた場合でも、戻
り空気はフィルタ16aを迂回し、冷却機用送風機12
bにより自由流路9Aを通って吸い上げられるので、冷
却機の送風機12aの抵抗増加もなく、円滑な空気流が
持続され、冷蔵装置の最も基本的な機能である冷蔵能力
が維持される。
6aの目詰まりの影響を完全に防止するために、図4に
例示するように、濾過装置16は、通気ダクト9の水平
断面の一部、好ましくは、図4に示すように、断面の中
央部分を遮蔽するように設置されて、濾過装置の両側に
自由流路9Aが残されている。自由流路と濾過装置を併
設することにより、フィルタ16aが目詰まりを生じな
い通常の状態の間は、通気ダクトに吸い込まれた空気の
大部分は、濾過流路を通過するので、高い濾過効果が得
られ、冷却機12には清浄な戻り空気が送り込まれる。
また、万一、フィルタに目詰まりが生じた場合でも、戻
り空気はフィルタ16aを迂回し、冷却機用送風機12
bにより自由流路9Aを通って吸い上げられるので、冷
却機の送風機12aの抵抗増加もなく、円滑な空気流が
持続され、冷蔵装置の最も基本的な機能である冷蔵能力
が維持される。
【0030】本発明の好ましい実施例では、さらに、濾
過装置16の中に、保存物品より発生する老化促進物
質、例えば青果物におけるエチレンガスを吸着除去する
物質、例えば活性炭粒子の収容、及び脱臭剤の付加がで
きるようになっている。老化促進物質吸着剤により、青
果物のいわゆる追熟が抑制され、脱臭剤により、保存物
品から発生する臭気の除去も、併せて行うことができ
る。前述したように、本発明においては、冷気は冷蔵室
の天井から床面の全面積に亘って通過するので、当然す
べての物品の間を通過することとなり、その結果、物品
より発生する老化促進物質や臭気も、冷気とともに、通
気ダクトに移送されるため、通気ダクトに設けた濾過装
置において、吸着剤による吸着及び脱臭剤による脱臭を
行うから、老化促進物質及び臭気の除去方法として、極
めて高い効率が得られる。このように、上記の実施例
は、塵埃の除去を行うとともに、保存物品の追熟の有効
な抑制や脱臭も併せて行うことを可能にしている。な
お、加湿機13において使用する水の中に制菌剤あるい
は殺菌剤を溶解させることにより、細菌学的にも清浄な
冷気環境による冷蔵が可能になる。
過装置16の中に、保存物品より発生する老化促進物
質、例えば青果物におけるエチレンガスを吸着除去する
物質、例えば活性炭粒子の収容、及び脱臭剤の付加がで
きるようになっている。老化促進物質吸着剤により、青
果物のいわゆる追熟が抑制され、脱臭剤により、保存物
品から発生する臭気の除去も、併せて行うことができ
る。前述したように、本発明においては、冷気は冷蔵室
の天井から床面の全面積に亘って通過するので、当然す
べての物品の間を通過することとなり、その結果、物品
より発生する老化促進物質や臭気も、冷気とともに、通
気ダクトに移送されるため、通気ダクトに設けた濾過装
置において、吸着剤による吸着及び脱臭剤による脱臭を
行うから、老化促進物質及び臭気の除去方法として、極
めて高い効率が得られる。このように、上記の実施例
は、塵埃の除去を行うとともに、保存物品の追熟の有効
な抑制や脱臭も併せて行うことを可能にしている。な
お、加湿機13において使用する水の中に制菌剤あるい
は殺菌剤を溶解させることにより、細菌学的にも清浄な
冷気環境による冷蔵が可能になる。
【0031】以上のように、本発明によれば、従来の冷
蔵装置では得られなかった、均一な塵埃の少ない、緩や
かな流れによる、均一に温度湿度分布を有し、老化促進
物質や臭気の除去ができる大型冷蔵装置が得られる。
蔵装置では得られなかった、均一な塵埃の少ない、緩や
かな流れによる、均一に温度湿度分布を有し、老化促進
物質や臭気の除去ができる大型冷蔵装置が得られる。
【0032】さらに、本発明の他の好ましい実施例にお
いては、冷却機12が図4に例示するように、空気流に
直角な方向に複数個の冷却機12A,12Bが設置され
ている。図5に示すように、すべての冷却機12A,1
2Bは一つの制御器17に接続してある。制御器17に
は、冷蔵室5内に設けた庫内温度検出部18と、冷蔵庫
の外に設置された第1庫内温度設定器19及び第2庫内
温度設定器20とが接続してある。庫内温度検出部18
は、冷蔵室内の実冷蔵温度Xを検出するものであり、第
1庫内温度設定器19は、冷蔵室内温度の上昇により保
存物品の品質が急速に低下する高温度、例えば、10〜
15°Cの範囲の所定高温度Yを設定するものであり、
また、第2庫内温度設定器20は、冷蔵室内の目標冷蔵
温度Z、すなわち、冷蔵対象物品の凍結点に近い低温度
領域の所定値、例えば、−2°Cを設定するものであ
る。
いては、冷却機12が図4に例示するように、空気流に
直角な方向に複数個の冷却機12A,12Bが設置され
ている。図5に示すように、すべての冷却機12A,1
2Bは一つの制御器17に接続してある。制御器17に
は、冷蔵室5内に設けた庫内温度検出部18と、冷蔵庫
の外に設置された第1庫内温度設定器19及び第2庫内
温度設定器20とが接続してある。庫内温度検出部18
は、冷蔵室内の実冷蔵温度Xを検出するものであり、第
1庫内温度設定器19は、冷蔵室内温度の上昇により保
存物品の品質が急速に低下する高温度、例えば、10〜
15°Cの範囲の所定高温度Yを設定するものであり、
また、第2庫内温度設定器20は、冷蔵室内の目標冷蔵
温度Z、すなわち、冷蔵対象物品の凍結点に近い低温度
領域の所定値、例えば、−2°Cを設定するものであ
る。
【0033】制御器17には、また、各冷却機12A,
12Bを冷却運転(C)・除霜運転(H)、停止のいず
れかの状態に設定する個別のスイッチSW1,SW2か
らなる切替えスイッチ21が接続されている。
12Bを冷却運転(C)・除霜運転(H)、停止のいず
れかの状態に設定する個別のスイッチSW1,SW2か
らなる切替えスイッチ21が接続されている。
【0034】制御器17は、判定手段17aと選択手段
17bと制御手段17cとを有する。判定手段17a
は、庫内温度検出部18からの検出温度X、第1庫内温
度設定器19からの所定高温度Y及び第2庫内温度設定
器20からの目標冷蔵温度Zとを取込み、これらが条
件、X≧Y、Y>X>Zを満足するか否かを判定する。
そして、X≧Zの条件が満たされる場合は、第1判定信
号s1を選択手段17bに出力する。また、Y>X>Z
の条件が満たされる場合は、第2判定信号s2を選択手
段17bに出力する。
17bと制御手段17cとを有する。判定手段17a
は、庫内温度検出部18からの検出温度X、第1庫内温
度設定器19からの所定高温度Y及び第2庫内温度設定
器20からの目標冷蔵温度Zとを取込み、これらが条
件、X≧Y、Y>X>Zを満足するか否かを判定する。
そして、X≧Zの条件が満たされる場合は、第1判定信
号s1を選択手段17bに出力する。また、Y>X>Z
の条件が満たされる場合は、第2判定信号s2を選択手
段17bに出力する。
【0035】選択手段17bは、第1判定信号s1と第
2判定信号s2のいずれを入力したかにより、冷却運転
をするべき冷却機を第1冷却機12Aと第2冷却機12
Bの一方又は双方を選択する指定信号を制御手段17c
に出力する。すなわち、庫内温度が高温度領域Yよりも
高い場合は、第1判定信号s1に基づいて、双方の冷却
機12A,12Bを冷却運転させるべく選択し、庫内温
度Xが高温度領域Yよりも低く、低温度領域Zよりも高
い場合は、第2判定信号s2に基づいて、冷却機12A
又は12Bのいずれか一方を冷却運転するように選択す
る。勿論、両方の冷却機を冷却運転する場合は、切り替
えスイッチの両スイッチSW1,SW2が、冷却運転側
に指定されている必要がある。そして、制御手段17c
は、上記各温度検出器18、第1,第2庫内温度設定器
19,20の検出温度X、各設定温度Y,Z及び選択手
段17bからの指定信号に基づいて、冷却機12Aと1
2Bの一方又は双方を冷却運転し、又は、切り替えスイ
ッチ21の各スイッチSW1,SW2が除霜運転を指定
された場合には、当該冷却機の除霜運転を行う。
2判定信号s2のいずれを入力したかにより、冷却運転
をするべき冷却機を第1冷却機12Aと第2冷却機12
Bの一方又は双方を選択する指定信号を制御手段17c
に出力する。すなわち、庫内温度が高温度領域Yよりも
高い場合は、第1判定信号s1に基づいて、双方の冷却
機12A,12Bを冷却運転させるべく選択し、庫内温
度Xが高温度領域Yよりも低く、低温度領域Zよりも高
い場合は、第2判定信号s2に基づいて、冷却機12A
又は12Bのいずれか一方を冷却運転するように選択す
る。勿論、両方の冷却機を冷却運転する場合は、切り替
えスイッチの両スイッチSW1,SW2が、冷却運転側
に指定されている必要がある。そして、制御手段17c
は、上記各温度検出器18、第1,第2庫内温度設定器
19,20の検出温度X、各設定温度Y,Z及び選択手
段17bからの指定信号に基づいて、冷却機12Aと1
2Bの一方又は双方を冷却運転し、又は、切り替えスイ
ッチ21の各スイッチSW1,SW2が除霜運転を指定
された場合には、当該冷却機の除霜運転を行う。
【0036】制御器17はコンピュータで実現可能であ
る。図5は、上記切り替えスイッチ21、判定手段17
a、選択手段17b及び制御手段17cの相互関係及び
選択手段の機能を概念的に示す。なお、図面の簡明化の
ため省略されているが、切り替えスイッチ21の各冷却
機12A,12Bの除霜運転を指定する端子は、制御器
17の制御手段17cに接続されている。
る。図5は、上記切り替えスイッチ21、判定手段17
a、選択手段17b及び制御手段17cの相互関係及び
選択手段の機能を概念的に示す。なお、図面の簡明化の
ため省略されているが、切り替えスイッチ21の各冷却
機12A,12Bの除霜運転を指定する端子は、制御器
17の制御手段17cに接続されている。
【0037】図5の選択手段17cは、選択機能を電子
回路で実現する場合の回路構成の一例を示すに過ぎな
い。コンピュータのソフトウェアにより同様の機能を実
現することも可能である。すなわち、両スイッチSW
1,SW2が冷却運転を指定されている場合は、判定手
段17aが第1判定信号s1を出力したときは、アンド
ゲート&1,&2及びオアゲートOR1,OR2を介し
て、制御手段に両冷却機122A,12Bに対する選択
信号を出力する。また、同じく、両スイッチSW1,S
W2が冷却運転を指定されている状態下で、第2判定信
号s2を出力したときは、アンドゲート&4,&6及び
オアゲートOR1を介して、予め定めた一方の冷却機1
2Aが選択される。アンドゲート&6の出力をオアゲー
トOR2に入力すれば、他方の冷却機12Bを選択する
ことができる。
回路で実現する場合の回路構成の一例を示すに過ぎな
い。コンピュータのソフトウェアにより同様の機能を実
現することも可能である。すなわち、両スイッチSW
1,SW2が冷却運転を指定されている場合は、判定手
段17aが第1判定信号s1を出力したときは、アンド
ゲート&1,&2及びオアゲートOR1,OR2を介し
て、制御手段に両冷却機122A,12Bに対する選択
信号を出力する。また、同じく、両スイッチSW1,S
W2が冷却運転を指定されている状態下で、第2判定信
号s2を出力したときは、アンドゲート&4,&6及び
オアゲートOR1を介して、予め定めた一方の冷却機1
2Aが選択される。アンドゲート&6の出力をオアゲー
トOR2に入力すれば、他方の冷却機12Bを選択する
ことができる。
【0038】また、切り替えスイッチ21の一方のスイ
ッチが除霜運転又は運転停止を指定されている状態で、
第1判定信号s1が出力されたときは、切り替えスイッ
チ21において冷却運転を指定されている冷却機のみが
選択される。同じく、一方のスイッチが除霜運転又は運
転停止を指定されている状態で、第2判定信号s2が出
力された場合は、アンドゲート&3,&7及びオアゲー
トOR1を介して、又は、アンドゲート&5,&8及び
オアゲートOR2を介して、冷却運転を指定されている
冷却機12A又は12Bが選択される。
ッチが除霜運転又は運転停止を指定されている状態で、
第1判定信号s1が出力されたときは、切り替えスイッ
チ21において冷却運転を指定されている冷却機のみが
選択される。同じく、一方のスイッチが除霜運転又は運
転停止を指定されている状態で、第2判定信号s2が出
力された場合は、アンドゲート&3,&7及びオアゲー
トOR1を介して、又は、アンドゲート&5,&8及び
オアゲートOR2を介して、冷却運転を指定されている
冷却機12A又は12Bが選択される。
【0039】こうして、両冷却機12A,12Bが正常
に冷却運転を行うことが可能であって、切り替えスイッ
チ21が双方運転モード(スイッチSW1,SW2がと
もに冷却運転指定)を指定されている状態の元で、冷蔵
室5内の検出温度が所定高温度(例えば、10°C)以
上である場合は、冷却機12A,12Bが同時に冷却運
転される。
に冷却運転を行うことが可能であって、切り替えスイッ
チ21が双方運転モード(スイッチSW1,SW2がと
もに冷却運転指定)を指定されている状態の元で、冷蔵
室5内の検出温度が所定高温度(例えば、10°C)以
上である場合は、冷却機12A,12Bが同時に冷却運
転される。
【0040】従って、扉3を開放しての台車の冷蔵室へ
の進入、又は冷蔵室からの進出、あるいは、冷蔵対象物
品の収納直後など、冷蔵室内温度が所定高温度領域まで
上昇した時は、すべての冷却機が同時に冷却運転され
て、扉を閉めた後の冷蔵室内温度が速やかに所定低温度
領域を回復することができるから、温度上昇による保存
物品の品質低下を最小限に止めることができる。
の進入、又は冷蔵室からの進出、あるいは、冷蔵対象物
品の収納直後など、冷蔵室内温度が所定高温度領域まで
上昇した時は、すべての冷却機が同時に冷却運転され
て、扉を閉めた後の冷蔵室内温度が速やかに所定低温度
領域を回復することができるから、温度上昇による保存
物品の品質低下を最小限に止めることができる。
【0041】そして、冷蔵室内の実冷蔵温度Xが所定高
温度Yまで低下した時は、判定手段17aからの第2判
定信号s2に基づいて、選択手段17bが冷却機12A
又は12Bのいずれか一方のみを選択するので、その後
は、実冷蔵温度Xが目標冷蔵温度Zになるまで、ゆっく
りと時間を掛けて冷却される。従って、急速な冷却によ
る保存物品の痛みや凍結等の品質悪化が防止される。ま
た、運転される冷却機の台数減少により電力が節約され
る。
温度Yまで低下した時は、判定手段17aからの第2判
定信号s2に基づいて、選択手段17bが冷却機12A
又は12Bのいずれか一方のみを選択するので、その後
は、実冷蔵温度Xが目標冷蔵温度Zになるまで、ゆっく
りと時間を掛けて冷却される。従って、急速な冷却によ
る保存物品の痛みや凍結等の品質悪化が防止される。ま
た、運転される冷却機の台数減少により電力が節約され
る。
【0042】なお、冷却機の除霜方法は、除霜運転中に
発生する熱が冷却室11に流れないようにするため、ヒ
ーターによるものではなく、いわゆるホットガス方式を
用い、除霜側の冷却機用送風機12bを停止させ、その
冷却機の可動エアダンパ12cを閉じるようになってい
る。これにより、除霜熱の分散を最小に押え、冷却室1
1内の温度変化を極小にすることができる。
発生する熱が冷却室11に流れないようにするため、ヒ
ーターによるものではなく、いわゆるホットガス方式を
用い、除霜側の冷却機用送風機12bを停止させ、その
冷却機の可動エアダンパ12cを閉じるようになってい
る。これにより、除霜熱の分散を最小に押え、冷却室1
1内の温度変化を極小にすることができる。
【0043】送風機12aにより冷却コイル12cを通
過されて冷却された空気は、エアダンパ12cから冷却
室11に噴出される。この場合、本発明の好ましい実施
例では、冷却機12が冷却室11の一端に寄せて配備さ
れ、かつ、排気管15の排出口15aを冷却室のエアダ
ンパ12cにできるだけ接近した位置に設けて、高湿空
気を冷却室11に排出するようにして、高湿空気と噴出
冷気との混合位置から天井多孔板10の孔に至までの距
離をできるだけ長くしてある。加湿機13の排出口が冷
気の流速が最も大きいエアダンパの至近で開口されてい
るため、高湿空気と噴出された冷気は混和し易いが、排
出口15aから下流側に離れた空気は、天井多孔板10
の存在により滞留状態となるため、一層均一に混和され
るという利点が得られる。
過されて冷却された空気は、エアダンパ12cから冷却
室11に噴出される。この場合、本発明の好ましい実施
例では、冷却機12が冷却室11の一端に寄せて配備さ
れ、かつ、排気管15の排出口15aを冷却室のエアダ
ンパ12cにできるだけ接近した位置に設けて、高湿空
気を冷却室11に排出するようにして、高湿空気と噴出
冷気との混合位置から天井多孔板10の孔に至までの距
離をできるだけ長くしてある。加湿機13の排出口が冷
気の流速が最も大きいエアダンパの至近で開口されてい
るため、高湿空気と噴出された冷気は混和し易いが、排
出口15aから下流側に離れた空気は、天井多孔板10
の存在により滞留状態となるため、一層均一に混和され
るという利点が得られる。
【0044】従来の冷蔵装置においては、エアダンパか
ら吐出された冷気の冷却室での滞留時間が極めて短いた
め、冷蔵室の天井近くでは吐出冷気が特定の位置を直撃
するので、冷気吐出口付近に高湿空気の排出口を設ける
と、混和が十分に行われず、直撃部分に高湿冷気が当た
り、局部的に過湿状態となるため、この位置に排出口を
設けることができなかったり、上部の方に冷蔵対象物品
を置けないという不便さがあった。しかし、本発明の上
記好ましい実施例においては、十分な滞留時間が得れる
ため、均一に混和された冷気が天井多孔板から天井全体
に亘って均一に冷蔵室に供給されるので、上記のような
局部的過湿状態にならないから、高い位置にも冷蔵物品
を置くことができ、高い保存効率が得られる。また、床
多孔板の全体に亘って形成された孔から吸引されるた
め、天井全体から均一に吹き出された冷気は、冷蔵室内
を床に向かって流下するので、保存物品は冷蔵室のどの
位置においても、最適の温度湿度条件に保たれ、長期間
に亘って高い品質で保存される。
ら吐出された冷気の冷却室での滞留時間が極めて短いた
め、冷蔵室の天井近くでは吐出冷気が特定の位置を直撃
するので、冷気吐出口付近に高湿空気の排出口を設ける
と、混和が十分に行われず、直撃部分に高湿冷気が当た
り、局部的に過湿状態となるため、この位置に排出口を
設けることができなかったり、上部の方に冷蔵対象物品
を置けないという不便さがあった。しかし、本発明の上
記好ましい実施例においては、十分な滞留時間が得れる
ため、均一に混和された冷気が天井多孔板から天井全体
に亘って均一に冷蔵室に供給されるので、上記のような
局部的過湿状態にならないから、高い位置にも冷蔵物品
を置くことができ、高い保存効率が得られる。また、床
多孔板の全体に亘って形成された孔から吸引されるた
め、天井全体から均一に吹き出された冷気は、冷蔵室内
を床に向かって流下するので、保存物品は冷蔵室のどの
位置においても、最適の温度湿度条件に保たれ、長期間
に亘って高い品質で保存される。
【0045】
【発明の効果】上述のように、本発明においては、冷蔵
室のすのこ床の上面に、冷蔵室への物品搬入搬出用台車
の円滑な走行を可能にする床多孔板を敷いたので、台車
を冷蔵室内に円滑に走行して、扉を閉めた状態でその台
車からの冷蔵対象物品の積み卸しができるから、庫内温
度の急激な上昇による物品の品質低下を防止することが
できる。また、台車又は積載した物品からのごみや塵埃
の落下も少ない。
室のすのこ床の上面に、冷蔵室への物品搬入搬出用台車
の円滑な走行を可能にする床多孔板を敷いたので、台車
を冷蔵室内に円滑に走行して、扉を閉めた状態でその台
車からの冷蔵対象物品の積み卸しができるから、庫内温
度の急激な上昇による物品の品質低下を防止することが
できる。また、台車又は積載した物品からのごみや塵埃
の落下も少ない。
【0046】また、通気ダクト内に電動送風機付き濾過
装置を設けたので、台車の進入進出に伴って冷蔵室の床
面に落下した塵埃が、冷蔵室から冷気とともに床多孔板
及びすのこ床を通過して前記通気ダクト内に吸引される
ことがあっても、電動送風機付き濾過装置により捕捉さ
れるため、塵埃が冷却機に付着して、あるいはさらに凍
結して、冷却性能が低下されることが有効に防止され
る。従って、安心して台車による物品の搬入搬出を行う
ことができる。そして、濾過装置のフィルタを通気ダク
トの水平断面の一部を遮閉し、自由流路を残すように設
けた場合は、フィルタが目詰りを生じた時にも、冷蔵室
から通気ダクト及び冷却室を経て冷蔵室に至る循環気流
が確保されるので、冷蔵装置の冷蔵機能が失われる事態
になることがない。
装置を設けたので、台車の進入進出に伴って冷蔵室の床
面に落下した塵埃が、冷蔵室から冷気とともに床多孔板
及びすのこ床を通過して前記通気ダクト内に吸引される
ことがあっても、電動送風機付き濾過装置により捕捉さ
れるため、塵埃が冷却機に付着して、あるいはさらに凍
結して、冷却性能が低下されることが有効に防止され
る。従って、安心して台車による物品の搬入搬出を行う
ことができる。そして、濾過装置のフィルタを通気ダク
トの水平断面の一部を遮閉し、自由流路を残すように設
けた場合は、フィルタが目詰りを生じた時にも、冷蔵室
から通気ダクト及び冷却室を経て冷蔵室に至る循環気流
が確保されるので、冷蔵装置の冷蔵機能が失われる事態
になることがない。
【0047】また、通気ダクトと冷却室との接続面を空
気流方向に直角な方向に複数の領域に分割し、各領域に
可動エアダンパと除霜機能付き冷却機を備えた場合は、
上記通気ダクトの自由流路を経て濾過装置を迂回した塵
埃が冷却機に付着したために、その冷却機が除霜運転さ
れる際にも、残りの冷却機を冷却運転することにより、
冷気の循環及び冷却を継続することができるため、保存
物品を他の冷蔵装置に移動する必要がない。従って、冷
却性能低下に伴う保存物品の寿命短縮をもたらさない。
気流方向に直角な方向に複数の領域に分割し、各領域に
可動エアダンパと除霜機能付き冷却機を備えた場合は、
上記通気ダクトの自由流路を経て濾過装置を迂回した塵
埃が冷却機に付着したために、その冷却機が除霜運転さ
れる際にも、残りの冷却機を冷却運転することにより、
冷気の循環及び冷却を継続することができるため、保存
物品を他の冷蔵装置に移動する必要がない。従って、冷
却性能低下に伴う保存物品の寿命短縮をもたらさない。
【0048】さらに、冷蔵室の検出温度が冷蔵対象物品
の凍結点よりも高い高温度領域においては複数個の冷却
機を同時に運転し、凍結点に近い低温度領域においては
選択された少ない冷却機を運転させる制御手段を備えた
場合は、熱負荷が多い時には敏速に低温度領域を回復す
るので、温度上昇に伴う保存物品の品質低下を最少限に
止どめることができるとともに、熱負荷が少なくなった
ときは、電力を節約することができる。
の凍結点よりも高い高温度領域においては複数個の冷却
機を同時に運転し、凍結点に近い低温度領域においては
選択された少ない冷却機を運転させる制御手段を備えた
場合は、熱負荷が多い時には敏速に低温度領域を回復す
るので、温度上昇に伴う保存物品の品質低下を最少限に
止どめることができるとともに、熱負荷が少なくなった
ときは、電力を節約することができる。
【図1】本発明の実施例の構成を示す縦断面図である。
【図2】天井多孔板の平面図である。
【図3】すのこ板及び底多孔板の斜視図である。
【図4】図1の通気ダクトにおける縦断面図である。
【図5】冷却機が複数個設けてある本発明の他の実施例
における制御系統を説明する概念図である。
における制御系統を説明する概念図である。
1 冷蔵庫 2 出入り口 3 扉 5 冷蔵室 6 すのこ床 7 底多孔板 9 通気ダクト 10 天井多孔板 11 冷却室 12 冷却機 12a 送風機 12b 冷却コイル 12c 可動エアダンパ 13 加湿機 14 吸気管 15 排気管 16 濾過装置 16a フィルタ 16b 電動送風機 17 制御器 17a 比較手段 17b 選択手段 17c 制御手段 18 庫内温度検出器 19 第1庫内温度設定器 20 第2庫内温度設定器 21 切り替えスイッチ
Claims (4)
- 【請求項1】物品保存用の冷蔵室の空気を、冷蔵室のす
のこ床から前記冷蔵室の側面に区画形成された通気ダク
トを吸い上げ、前記通気ダクトと前記冷蔵室の上部に形
成された冷却室の間に設置された冷却機により冷却し、
前記冷却室と前記冷蔵室を区画する天井多孔板の孔から
冷気を前記冷蔵室に吐出還流するようにした冷蔵装置に
おいて、 前記すのこ床の上面に、前記冷蔵室への物品搬入搬出用
台車の円滑な走行を可能にする床多孔板を敷き、 前記冷蔵室から前記床多孔板及びすのこ床を通過して前
記通気ダクト内に吸引される空気に含まれるごみや塵埃
を捕捉するための電動送風機付き濾過装置を前記通気ダ
クト内に設けたこと、 を特徴とする大型冷蔵装置。 - 【請求項2】請求項1記載の大型冷蔵装置において、 前記濾過装置は、そのフィルタが前記通気ダクトの横断
面の一部を遮蔽し、前記通気ダクトに自由流路を残すよ
うに設置されていることを特徴とする大型冷蔵装置。 - 【請求項3】請求項1又は2記載の大型冷蔵装置におい
て、 前記通気ダクトと前記冷却室との接続面を空気流方向に
直角な方向に複数の領域に分割し、各領域に可動エアダ
ンパと除霜機能付き冷却機を備えたことを特徴とする大
型冷蔵装置。 - 【請求項4】請求項3記載の大型冷蔵装置において、 冷蔵室の検出温度が冷蔵対象物品の凍結点よりも高い高
温度領域においては、複数個の冷却機を同時に運転し、
前記凍結点に近い低温度領域においては、選択された少
ない冷却機を運転させる制御手段を備えたことを特徴と
する大型冷蔵装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32836295A JPH09145222A (ja) | 1995-11-22 | 1995-11-22 | 大型冷蔵装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32836295A JPH09145222A (ja) | 1995-11-22 | 1995-11-22 | 大型冷蔵装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09145222A true JPH09145222A (ja) | 1997-06-06 |
Family
ID=18209406
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32836295A Pending JPH09145222A (ja) | 1995-11-22 | 1995-11-22 | 大型冷蔵装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09145222A (ja) |
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018036015A (ja) * | 2016-09-01 | 2018-03-08 | 株式会社日章冷凍 | 車両用冷凍装置およびその運転制御方法 |
| CN110487013A (zh) * | 2019-07-01 | 2019-11-22 | 灏云(张家港)智能设备有限公司 | 一种冷库冷风循环方式 |
| CN110671867A (zh) * | 2019-09-26 | 2020-01-10 | 齐宽宽 | 一种具有缓冲功能的制冷效果好的冷库 |
| CN110701843A (zh) * | 2019-11-14 | 2020-01-17 | 中国科学院理化技术研究所 | 一种流态冰保鲜冰箱 |
| CN110873503A (zh) * | 2019-11-29 | 2020-03-10 | 天津栋良蔬菜种植有限公司 | 一种水果保鲜冷库结构及其使用方法 |
| JP2020159619A (ja) * | 2019-03-26 | 2020-10-01 | 三機工業株式会社 | 冷蔵施設 |
| CN113007946A (zh) * | 2019-12-18 | 2021-06-22 | 青岛海尔智能技术研发有限公司 | 风冷冰箱 |
| CN113324365A (zh) * | 2020-02-28 | 2021-08-31 | 松下知识产权经营株式会社 | 冰箱 |
| CN113324366A (zh) * | 2020-02-28 | 2021-08-31 | 松下知识产权经营株式会社 | 冰箱 |
| JP2023550770A (ja) * | 2020-11-25 | 2023-12-05 | オートストアー テクノロジー アーエス | 自動化されたグリッドベースの保管および回収システムにおける温度制御のシステムおよび方法 |
| CN118929804A (zh) * | 2024-08-23 | 2024-11-12 | 佛山市天禄智能装备科技有限公司 | 一种锂电池加工用回转窑 |
| JP7854560B1 (ja) * | 2025-12-03 | 2026-05-01 | Coldcore株式会社 | 収容庫 |
-
1995
- 1995-11-22 JP JP32836295A patent/JPH09145222A/ja active Pending
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018036015A (ja) * | 2016-09-01 | 2018-03-08 | 株式会社日章冷凍 | 車両用冷凍装置およびその運転制御方法 |
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| CN110487013A (zh) * | 2019-07-01 | 2019-11-22 | 灏云(张家港)智能设备有限公司 | 一种冷库冷风循环方式 |
| CN110671867A (zh) * | 2019-09-26 | 2020-01-10 | 齐宽宽 | 一种具有缓冲功能的制冷效果好的冷库 |
| CN110701843A (zh) * | 2019-11-14 | 2020-01-17 | 中国科学院理化技术研究所 | 一种流态冰保鲜冰箱 |
| CN110873503A (zh) * | 2019-11-29 | 2020-03-10 | 天津栋良蔬菜种植有限公司 | 一种水果保鲜冷库结构及其使用方法 |
| CN113007946A (zh) * | 2019-12-18 | 2021-06-22 | 青岛海尔智能技术研发有限公司 | 风冷冰箱 |
| CN113324365A (zh) * | 2020-02-28 | 2021-08-31 | 松下知识产权经营株式会社 | 冰箱 |
| CN113324366A (zh) * | 2020-02-28 | 2021-08-31 | 松下知识产权经营株式会社 | 冰箱 |
| JP2023550770A (ja) * | 2020-11-25 | 2023-12-05 | オートストアー テクノロジー アーエス | 自動化されたグリッドベースの保管および回収システムにおける温度制御のシステムおよび方法 |
| CN118929804A (zh) * | 2024-08-23 | 2024-11-12 | 佛山市天禄智能装备科技有限公司 | 一种锂电池加工用回转窑 |
| JP7854560B1 (ja) * | 2025-12-03 | 2026-05-01 | Coldcore株式会社 | 収容庫 |
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