JPH09145409A - 光学式エンコーダ - Google Patents
光学式エンコーダInfo
- Publication number
- JPH09145409A JPH09145409A JP33274095A JP33274095A JPH09145409A JP H09145409 A JPH09145409 A JP H09145409A JP 33274095 A JP33274095 A JP 33274095A JP 33274095 A JP33274095 A JP 33274095A JP H09145409 A JPH09145409 A JP H09145409A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- area
- slit
- moving plate
- region
- light receiving
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 title claims abstract description 93
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 claims abstract description 25
- 238000005452 bending Methods 0.000 claims abstract description 3
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 claims description 28
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 13
- 230000001427 coherent effect Effects 0.000 description 5
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 4
- CNQCVBJFEGMYDW-UHFFFAOYSA-N lawrencium atom Chemical compound [Lr] CNQCVBJFEGMYDW-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 239000000463 material Substances 0.000 description 4
- 230000004075 alteration Effects 0.000 description 3
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 3
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 2
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 2
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000004907 flux Effects 0.000 description 1
- 238000005286 illumination Methods 0.000 description 1
- 230000010287 polarization Effects 0.000 description 1
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Optical Transform (AREA)
Abstract
光源光の利用効率を改善する。 【解決手段】 光学式エンコーダは第1領域A及び第2
領域Bを通過する移動板1と、移動板1の下面側に位置
する光源2及び受光素子3と、移動板1の上面側で第1
領域Aと第2領域Bの間に介在する投影手段4とを備え
ている。移動板1は第1領域A及び第2領域Bを結ぶ移
動方向に沿って一定のピッチで配列したスリット5を有
する。光源2は第1領域Aを通過するスリット5を照明
してスリット物像を形成する。投影手段4は第1領域A
に照し出されたスリット物像を反転したスリット実像に
等倍変換して第2領域Bに投影する。受光素子3は第2
領域Bを通過するスリット5をマスクとして反対方向に
移動するスリット実像を受光し、移動板1の変位を検出
する。投影手段4は一体化プリズム8からなり、第1領
域Aに対面するコリメータレンズ6と、第2領域Bに対
面する結像レンズ7と、両レンズ6,7の光路を折り曲
げて像回転を行なう少なくとも4枚のミラーMとを備え
ている。
Description
とスリットを有する移動板とからなる光学式エンコーダ
に関する。より詳しくは、光学的な手段を用いてエンコ
ーダ出力の高分解能化を図る技術に関する。
を示す模式的な斜視図である。回転変位するディスクか
らなる移動板101には、その周方向に沿って所定のピ
ッチでスリット102が形成されている。移動板101
の一面側には光源となる発光素子103が固定配置され
ている。発光素子103と移動板101の間にはレンズ
104が介在しており、光源からの発散光を平行光に変
換する。なお、レンズ104は必ずしも必要なものでは
ない。移動板101の他面側には固定マスク105を介
して受光素子106が配置されている。
光学式エンコーダでは、発光素子103と受光素子10
6が対面配置し、両者の間に移動板101と固定マスク
105が介在している。発光素子103から放射した光
源光は回転変位するスリット102と固定マスク105
とにより断続的に透過/遮断され、受光素子106の受
光量が周期的に変化する。受光素子106はこの受光量
変化に応じて電気信号を出力し移動板101の変位を検
出している。この構成では、スリット102と固定マス
ク105の間隔を小さくし、光源光を平行ビームにしな
いと、高分解能なエンコーダ出力は実現できない。この
方式では、スリット102の配列ピッチを精々100μ
m程度にまで微細化するのが限界であった。
(可干渉光)の回折及び干渉を利用した光学式エンコー
ダが知られており、例えば特開昭62−200219号
公報に開示されている。このエンコーダは光源と、この
光源で得られる所定の方向に偏光した可干渉光束を分割
する偏光ビームスプリッタと、これにより分解された複
数の光束を移動可能な回折格子に向ける第1光学系と、
回折格子から出射する複数の回折光を重ね合わせる第2
光学系と、この重ね合わされた光束を受光する受光素子
とを有している。受光素子から出力される信号により回
折格子の移動状態を検出する。この光学式エンコーダは
回折格子を利用しており、そのスリットピッチは数μm
程度まで高分解能化できる。しかしながら、光源として
レーザが必要であり且つ構成光学部品の点数が増える
為、価格が高いという欠点がある。
たエンコーダも知られており、例えば特開昭57−10
4815号公報に開示されている。このエンコーダは等
しい角度ピッチの透明部/不透明部を円周上に配置した
スリットを有する移動板と、そのスリットを照明する光
源と、ラインセンサと、照明を受けたスリットを拡大投
影してラインセンサの画素ピッチと略等しくなる様に結
像する投影レンズと、ラインセンサの出力から移動板の
回転角を算出する処理回路とを備えている。拡大光学系
を利用する事によりスリットピッチを10μm程度まで
微細化可能である。しかしながら、このエンコーダは拡
大光学系を採用する為、光軸方向にサイズが大型化する
と共に、発光素子と受光素子の間隔が離間する。光学構
成が立体的となり大型化が避けられないと共に価格的に
も不利である。
術ではエンコーダ出力の高分解能化を図ろうとすると、
部品点数が増加したりサイズが大型化したり、形状的に
も無理が生じるという課題があった。かかる従来の技術
の課題を解決する為以下の手段を講じた。即ち、本発明
にかかる光学式エンコーダは基本的な構成として、第1
領域及び第2領域を通過する移動板と、該移動板の一面
側で第1領域に対面配置した光源と、該移動板の一面側
で第2領域に対面配置した受光素子と、該移動板の他面
側で第1領域と第2領域の間に介在する投影手段とを備
えている。前記移動板は第1領域及び第2領域を結ぶ移
動方向に沿って一定のピッチで配列したスリットを有す
る。前記光源は第1領域を通過するスリットを照明して
スリット物像を形成する。前記投影手段は第1領域に照
し出された該スリット物像を反転したスリット実像に等
倍変換して第2領域に投影する等倍反転光学系からな
る。この光学系は第1領域に対面するコリメータレンズ
と、第2領域に対面する結像レンズと、両レンズ間の光
路を折り曲げて像回転を行なう少なくとも4枚のミラー
とを含む。前記受光素子は第2領域を通過するスリット
をマスクとして反対方向に移動する該スリット実像を受
光し該移動板の変位を検出する。具体的には、前記投影
手段は、少なくとも4枚のミラーを構成する全反射面
と、該コリメータレンズが配された入射面と、該結像レ
ンズが配された出射面とを備えた一体化プリズムであ
る。
定のピッチで配列したスリットの列に沿って一対の平行
トラックを有している。一方のトラックに属するスリッ
トの部分は他方のトラックに属するスリットの部分に対
し1/8ピッチだけ空間位相が実効的にずれている。こ
れに応じて、前記受光素子は一対の平行トラックに対応
して一対の受光領域を備えており、該移動板の変位量に
加え変位方向の検出を可能にしている。他の態様によれ
ば、前記移動板は一定のピッチで配列したスリットの列
からなる主トラックに加え、第1領域と第2領域の距離
に対応した間隔で配置した一対の基準スリットパタンか
らなる副トラックを有している。これに応じて、前記受
光素子は主トラックと副トラックに夫々割り当てられた
受光領域を有し、該移動板の変位に加えその基準位置を
検出可能にしている。
る発光素子とは移動板に対して同一面側に配置されてい
る。受光素子と発光素子を光学的に接続する投影手段は
移動板の反対面側に配置されている。従って、極めてコ
ンパクトな光学式エンコーダの実装構造が可能になる。
投影手段は等倍反転光学系からなり、発光素子によって
照明されたスリット物像を反転したスリット実像に等倍
変換して受光素子側に投影する。受光素子はスリットを
マスクとして反対方向に移動するスリット実像を受光す
る事により、移動板の変位を検出する。移動板に形成さ
れたスリット自体をマスクとして用いる為、固定マスク
等を別部品として設ける必要がない。スリットそのもの
とスリット実像は互いに反対方向に移動する為、実効的
なスリットピッチが1/2となり、従来に比し2倍の分
解能が達成できる。特に、等倍反転光学系は第1領域に
対面するコリメータレンズと第2領域に対面する結像レ
ンズと両レンズ間の光路を折り曲げて像回転を行なう少
なくとも4枚のミラーとを含んでいる。本光学系は倍率
が1であると共に、例えばプリズムの4枚の全反射面を
組み合わせて光路を折り曲げ像反転を実現している。コ
リメータレンズとミラーを組み合わせた構成である為、
光源光の利用効率が高く高出力化が図れると共に、収差
が少ない為高精度化が可能である。
な実施形態を詳細に説明する。図1は本発明にかかる光
学式エンコーダの第1実施形態を示す模式的な斜視図で
ある。図示する様に、光学式エンコーダは移動板1とL
ED等の発光素子からなる光源2とフォトトランジスタ
アレイ等からなる受光素子3と投影手段4とを備えてい
る。本例では移動板1は回転変位するディスクからな
り、第1領域A及び第2領域Bを通過する様に組み込ま
れている。光源2は移動板1の下面側で第1領域Aに対
面配置している。受光素子3も移動板1の下面側で第2
領域Bに対面配置している。投影手段4は移動板1の上
面側で第1領域Aと第2領域Bの間に介在している。
ぶ移動方向(本例ではディスクの周方向)に沿って一定
のピッチPで配列したスリット5を有する。光源2は第
1領域Aを通過するスリット5を照明してスリット物像
を形成する。投影手段4は第1領域Aに写し出された該
スリット物像を反転したスリット実像に等倍変換して第
2領域Bに投影する。受光素子3は第2領域Bを通過す
るスリット5をマスクとして、反対方向に移動する該ス
リット実像を受光し、移動板1の回転変位を検出する。
上述した投影手段4は等倍反転光学系であり、第1領域
Aに対面するコリメータレンズ6と、第2領域Bに対面
する結像レンズ7と、両レンズ6,7の光路を折り曲げ
て像回転を行なう少なくとも4枚のミラーMとを含んで
いる。具体的には、投影手段4は一体化プリズム8から
なり、少なくとも4枚のミラーMを構成する全反射面
と、コリメータレンズ6が配された入射面と、結像レン
ズ7が配された出射面とを備えている。
側面形状を表わしている。図示する様に、光源2と受光
素子3は移動板1の同一面側に配され、投影手段4は移
動板1の反対側に配されている。これにより、光学式エ
ンコーダの実装構造をコンパクト化できる。前述した様
に、投影手段4は第1領域Aに対面するコリメータレン
ズ6と第2領域Bに対面する結像レンズ7とを含み、倍
率1の等倍反転光学系である。この投影手段4は一体化
プリズム8からなり、コリメータレンズ6及び結像レン
ズ7と共に光学プラスチック等で一体成形される。コリ
メータレンズ6は一体化プリズム8の入射面10に配さ
れ、結像レンズ7は同じく一体化プリズム8の出射面1
2に配されている。
ーダの動作を詳細に説明する。LED等の発光素子から
なる光源2は移動板1に形成されたスリット5を照射
し、第1領域Aにスリット物像9を写し出す。このスリ
ット物像9はコリメータレンズ6を介して一体化プリズ
ム8の全反射面からなる4枚のミラーMにより像回転を
受ける。この後結像レンズ7を介して第2領域B上にス
リット実像13が投影される。換言すると、コリメータ
レンズ6と結像レンズ7は一体化プリズム8を介して光
学的には同一の光軸14上にあり、両レンズ間に像回転
用のミラーが介在している。
ット物像9は、投影手段4を介して第2領域B上にスリ
ット実像13として投影される。受光素子3は、移動板
1に形成されたスリット5そのものをマスクとしてこの
スリット実像13を受光する。この時、スリット実像1
3はスリット物像9に対して等倍反転されている。従っ
て、スリット実像13は第2領域Bにおいてスリット5
そのものと裏向きに重なる。又、スリット実像13の移
動方向はスリット5そのものの移動方向に対し反対方向
となる。従って、受光素子3に入射する光量はスリット
実像13に対しスリット5自身がマスクとなる為、移動
板1の回転変位に伴なって周期的に増減する。しかも、
スリット5のピッチPの半分でスリット5自身とスリッ
ト実像13が相対的に反対方向に動く為、結局スリット
ピッチの2倍の分解能のエンコーダ出力が得られる。
転機能を模式的に表わしたものである。前述した様に、
コリメータレンズ6と結像レンズ7は一体化プリズム8
により連結されている。この一体化プリズム8は全反射
面からなる4枚のミラーM1〜M4を備えており、両レ
ンズ6,7の光路を折り曲げて像回転を行なう。この結
果、例えば、移動板1上に写し出された仮想の物像91
は反転された実像95として移動板1上に写し出され
る。なお、本例ではコリメータレンズ6と結像レンズ7
は移動板1の周方向に沿って90°だけ隔てられてい
る。コリメータレンズ6直下の第1領域に写し出された
物像91は90°回転すると共に裏向きになって結像レ
ンズ7直下の第2領域に投影され、物像91を移動方向
に沿ってひっくり返した実像95が得られる。ここで
は、理解を容易にする為光学系に対しxyz座標を定義
している。図から明らかな様に、物像91と実像95は
y−z面に関し互いに対称となる。この点につき、以下
説明する。先ず、図3に示した光学系の光軸14は、コ
リメータレンズ6の中心を通り、第1ミラーM1上の点
m1で折り曲げられ、第2ミラーM2及び第3ミラーM
3の境界上の点m23で折り曲げられ、さらに第4ミラ
ーM4上の点m4で折り曲げられ、結像レンズ7の中心
を通る。今、仮にレンズの結像を無視すると、物像91
は光軸14に沿って順次、像92,像93の様に回転せ
られた後像94の様に投影される。実際には像94はレ
ンズ6,7で結像される為、最終的に得られる実像95
は像94と光軸に関して点対称になる。この結果、物像
91と実像95はy−z面に関し対称となる。
り、y軸方向から見た場合を表わしている。即ち、移動
板1の径方向外側から内側に向って一体化プリズム8を
観察した場合である。ここでは理解を容易にする為光軸
14上の一点から発した4本の光線L1〜L4の光路を
示している。L1はコリメータレンズ6を通過した後第
1ミラーM1のポイントで反射され、第3ミラーM3
のポイントで反射され、第4ミラーM4のポイント
で反射され、結像レンズ7側に到る。以下同様に、光線
L2,L3,L4についても各ミラーM1,M3,M4
の反射ポイントを,,で示してその光路を表わし
ている。図から明らかな様に、各光線L1〜L4は4枚
のミラーM1〜M4で折り曲げられた後、結像レンズ7
により光軸14上の一点に収束している。即ち、本一体
化プリズム8は投影手段としての結像光学系を構成して
いる。
別の光路図であり、z軸から見た場合を表わしている。
換言すると、移動板1の回転軸に沿って底から一体化プ
リズム8を観察した場合である。図4と対応させて、各
光線L1〜L4の各ミラーMに対する反射ポイントを
〜で表わしている。
代えて台形プリズムを利用した等倍反転光学系の構造が
先に出願人から提案されており、特願平6−34027
3号に開示されている。この構造を参考例として図6に
示す。この参考例では対物レンズ6aと結像レンズ7b
は台形プリズム80により連結されている。第1全反射
面M1及び第2全反射面M2は45°の傾斜角を有して
いる。この光学構成では対物レンズ6aの光軸14aが
2回の全反射で結像レンズ7bの光軸14bと重なる。
この光学系は中間の焦平面11を対称面とする対称構造
を有している。この結果、第1領域Aに写し出された物
像Rは2回の結像を繰り返した後裏向きになって第2領
域Bに投影され、物像Rを移動方向に沿ってひっくり返
した実像が得られる。
何光学図である。前述した様にこの参考例では、全光路
長の間に2回結像を行なう為、対物レンズ6aや結像レ
ンズ7bのパワーを大きくしなければならない。その結
果レンズの曲率半径を小さくしなければならず、収差が
大きくなり有効径も小さくなるので実像が暗くなってし
まう。又、全反射面への光線が集束しているので入射角
の小さい部分が発生し、全反射させるには台形プリズム
80の光学材料を高屈折率にしなければならない。例え
ば、特殊で高価なガラス材料を用いる必要が生じる。こ
れらの欠点を回避する為には、移動板1と対物レンズ6
aとの距離を大きくしてパワーを弱めれば良い。しかし
ながらこうすると対物レンズ6aに入射する光束の立体
角が小さくなり、やはり実像が暗くなってしまうという
悪循環が発生する。
めたコリメータレンズ6を用いた場合の幾何光学図であ
る。入射側にコリメータレンズ6を用いると、台形プリ
ズム80内では略平行光になっている為、図7に比べて
入射角の小さい部分が発生しにくい。しかしながら、こ
のままでは像反転が行なわれない。そこで本発明によれ
ば、プリズム内に全反射面を追加して光路を折り曲げ像
反転を行なっている。この様にすれば明るい実像が得ら
れる為高出力なエンコーダが実現可能である。又、比較
的低屈折率の光学材料を用いる事ができる為、プリズム
をガラスより安価な樹脂成形品とする事ができる。
第2実施形態を示す模式図である。基本的な構成は図3
に示した第1実施形態と同様であり、対応する部分には
対応する参照番号を付して理解を容易にしている。異な
る点は、移動板1が回転変位ではなく直線変位を行なう
事である。図示する様に、移動板1は第1領域A及び第
2領域Bを直線的に通過する。光源2は移動板1の一面
側で第1領域Aに対面配置している。受光素子3は同じ
く移動板1の一面側で第2領域Bに対面配置している。
一体化プリズム8は移動板1の他面側で第1領域Aと第
2領域Bの間に介在する。移動板1は第1領域A及び第
2領域Bを結ぶ直線移動方向に沿って、一定のピッチで
配列したスリット5を有している。本例でも一体化プリ
ズム8は4枚のミラーM1〜M4を構成する全反射面
と、コリメータレンズ6が配された入射面と、結像レン
ズ7が配された出射面とを備えている。この一体化プリ
ズム8はスリット物像をy−z面に関し対称な関係でス
リット実像に変換している。この目的で、第1ミラーM
1と第4ミラーM4の間に一対の第2ミラーM2及び第
3ミラーM3を備えている。この第2ミラーM2及び第
3ミラーM3は山形に配列されて側方に突出している。
光路図であり、y軸方向から見た場合である。即ち、第
2ミラーM2及び第3ミラーM3側から観察した場合の
光路を表わしている。図から理解される様に、4本の光
線L1〜L4のうち、L3及びL4が一対のミラーM
2,M3で反射を受け光路が変換された後結像レンズ7
側に到る。この結果、コリメータレンズ6側の物像はy
−z面に対称に結像レンズ7側の実像になる。なお、図
11は同じく図9に示した一体化プリズム8の光路図で
あり、z軸方向から観察した場合を表わしている。図か
ら理解される様に、光線L3,L4がミラーM2,M3
で反射を受けている。
加えて変位方向を検出したい場合が多い。この時には、
互いに位相が90°ずれた一対のエンコーダ出力が必要
になる。両出力の相対的な位相関係に従って変位方向が
検出できる。図12は変位方向の検出を可能にしたスリ
ット構造及び受光素子構造の例を二通り示している。
(A)の例では、移動板1は一定のピッチPで配列した
スリット5の列に沿って一対の平行トラック21,22
を有している。径方向外側のトラック21に属するスリ
ット5の部分は、内側のトラック22に属するスリット
5の部分に対し1/8ピッチだけ空間位相がずれてい
る。従って、外側のトラック21でスリット5自身とス
リット実像13が重なった状態にある時、内側のトラッ
ク22ではスリット5自身とスリット実像13が1/4
ピッチ分だけシフトしている。これに対応して、受光素
子3は外側の受光領域23と内側の受光領域24とを備
えている。これにより、受光素子3は位相が互いに90
°ずれた一対の電気信号を出力する事になり、移動板1
の変位方向が検出できる。
し、スリット5が若干傾斜した状態で形成されており、
内側のトラックに属するスリット5の部分が、外側のト
ラックに属するスリット5の部分に対し、1/8ピッチ
だけ空間位相が実効的にずれる様にしている。この結
果、外側のトラックでスリット5自身とスリット実像1
3が一致した状態にある時、内側のトラックではスリッ
ト5自身とスリット実像13とが実効的に1/4ピッチ
だけシフトする事になる。
び変位方向に加えて、その基準位置を検出したい場合が
多い。図13は基準位置検出を可能にしたスリット構成
を表わしている。図示する様に、移動板1は一定のピッ
チで配列したスリット5の列からなる主トラックに加
え、第1領域Aと第2領域Bの距離に対応した間隔で配
置した一対の基準スリットパタン25a,25bからな
る副トラックを有している。これに対応して、受光素子
は主トラックと副トラックに夫々割り当てられた受光領
域を有し、移動板1の変位に加えその基準位置を検出す
る。具体的には、一対の基準スリットパタン25a,2
5bは各々単スリットからなり、主トラック側のスリッ
ト5の列に対し内側に配置されている。両スリットパタ
ン25a,25bの角度間隔θは、第1領域A及び第2
領域B間の角度間隔と等しい。今移動板1が時計方向に
回転変位していると、一方の基準スリットパタン25a
が第2領域Bに到達した時、他方のスリットパタン25
bが第1領域Aに達し、その実像が第2領域Bに投影さ
れる。従って、受光素子は基準スリットパタン25bの
実像が基準スリットパタン25a自身に重なった時、移
動板1の基準位置を表わす検出信号を出力する事にな
る。
光素子と光源が移動板の一面側に配置し、両者を光学的
に連結する投影手段が移動板の他面側に配置されてい
る。投影手段は光源によって写し出されたスリット物像
を反転したスリット実像に等倍変換して受光素子に投影
する。受光素子はスリット自身をマスクとして反対方向
に移動するスリット実像を受光し移動板の変位を検出し
ている。かかる構成によれば、光源を構成する発光素子
や受光素子を移動板に対し同一面上に配置できる為、こ
れらの素子を搭載する回路基板が1枚で済む。又、スリ
ット自身がそのままマスクとなる為、追加の固定マスク
は不必要である。さらに、スリット1ピッチ分の移動で
2個のエンコーダパルス出力が得られる為、従来に比し
分解能が2倍になる。又、照明光として可干渉なコヒー
レント光を使う必要がなくコンパクトで部品点数も少な
く、価格的に有利な高分解能光学式エンコーダが実現で
きる。特に、投影手段は等倍反転光学系からなり、コリ
メータレンズと結像レンズと両レンズ間の光路を折り曲
げて像回転を行なう少なくとも4枚のミラーとで構成さ
れている。例えば、この投影手段は一体化プリズムから
なり、少なくとも4枚のミラーを構成する全反射面とコ
リメータレンズが配された入射面と結像レンズが配され
た出射面とを備えている。この構成はコリメータレンズ
を用いている為、光源光の利用効率が改善でき高出力の
エンコーダが得られる。又、この等倍反転光学系は収差
が少ない為高精度なエンコーダが得られる。さらに、プ
リズムの光学材料は低屈折率でも十分であり、ガラスよ
り安価な樹脂成形品を一体化プリズムに用いる事ができ
る。
態を示す斜視図である。
明図である。
ムの光路図である。
図である。
態を示す斜視図である。
体化プリズムの光路図である。
例を示す模式的な平面図である。
例を示す模式的な平面図である。
である。
Claims (4)
- 【請求項1】 第1領域及び第2領域を通過する移動板
と、該移動板の一面側で第1領域に対面配置した光源
と、該移動板の一面側で第2領域に対面配置した受光素
子と、該移動板の他面側で第1領域と第2領域の間に介
在する投影手段とを備えた光学式エンコーダであって、 前記移動板は第1領域及び第2領域を結ぶ移動方向に沿
って一定のピッチで配列したスリットを有し、 前記光源は第1領域を通過するスリットを照明してスリ
ット物像を形成し、 前記投影手段は第1領域に照し出された該スリット物像
を反転したスリット実像に等倍変換して第2領域に投影
する等倍反転光学系からなり、第1領域に対面するコリ
メータレンズと、第2領域に対面する結像レンズと、両
レンズ間の光路を折り曲げて像回転を行なう少なくとも
4枚のミラーとを含み、 前記受光素子は第2領域を通過するスリットをマスクと
して反対方向に移動する該スリット実像を受光し該移動
板の変位を検出する事を特徴とする光学式エンコーダ。 - 【請求項2】 前記投影手段は、少なくとも4枚のミラ
ーを構成する全反射面と、該コリメータレンズが配され
た入射面と、該結像レンズが配された出射面とを備えた
一体化プリズムである事を特徴とする請求項1記載の光
学式エンコーダ。 - 【請求項3】 前記移動板は一定のピッチで配列したス
リットの列に沿って一対の平行トラックを有し一方のト
ラックに属するスリットの部分は他方のトラックに属す
るスリットの部分に対し1/8ピッチだけ空間位相が実
効的にずれていると共に、前記受光素子は一対の平行ト
ラックに対応して一対の受光領域を備えており該移動板
の変位量に加え変位方向の検出を行なう事を特徴とする
請求項1記載の光学式エンコーダ。 - 【請求項4】 前記移動板は一定のピッチで配列したス
リットの列からなる主トラックに加え第1領域と第2領
域の距離に対応した間隔で配置した一対の基準スリット
パタンからなる副トラックを有し、前記受光素子は主ト
ラックと副トラックに夫々割り当てられた受光領域を有
し該移動板の変位に加えその基準位置を検出する事を特
徴とする請求項1記載の光学式エンコーダ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33274095A JP3593403B2 (ja) | 1995-11-27 | 1995-11-27 | 光学式エンコーダ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33274095A JP3593403B2 (ja) | 1995-11-27 | 1995-11-27 | 光学式エンコーダ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09145409A true JPH09145409A (ja) | 1997-06-06 |
| JP3593403B2 JP3593403B2 (ja) | 2004-11-24 |
Family
ID=18258333
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33274095A Expired - Fee Related JP3593403B2 (ja) | 1995-11-27 | 1995-11-27 | 光学式エンコーダ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3593403B2 (ja) |
-
1995
- 1995-11-27 JP JP33274095A patent/JP3593403B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3593403B2 (ja) | 2004-11-24 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| KR100205208B1 (ko) | 변위정보 검출장치 | |
| CN100510646C (zh) | 利用反射圆柱形表面的编码器 | |
| JP2862417B2 (ja) | 変位測定装置及び方法 | |
| US10634523B2 (en) | Optical rotation angle measuring system | |
| US5026985A (en) | Method and apparatus for detecting a reference position of a rotating scale with two sensors | |
| JP2013504068A (ja) | 回転角センサで目盛トラック偏心を光学式に補正する装置および方法 | |
| KR100274131B1 (ko) | 변위정보검출장치 | |
| KR100509322B1 (ko) | 변위정보검출장치 | |
| JPH03215813A (ja) | 角度検出装置 | |
| JP3500214B2 (ja) | 光学式エンコーダ | |
| JP3593403B2 (ja) | 光学式エンコーダ | |
| JPH08233608A (ja) | 光学式エンコーダ | |
| JPH05256666A (ja) | ロータリーエンコーダー | |
| EP0486050B1 (en) | Method and apparatus for measuring displacement | |
| JPH0843135A (ja) | 光回折光学結像素子を有するエンコーダ | |
| JP3684281B2 (ja) | 光学式エンコーダ | |
| JPH09113315A (ja) | 光学式エンコーダ | |
| JP2541947B2 (ja) | 絶対位置検出装置 | |
| JP4323579B2 (ja) | 変位情報検出装置 | |
| JP3679604B2 (ja) | 変位情報検出装置 | |
| JP2726296B2 (ja) | 結像素子及び画像読み取り装置 | |
| JPH1123321A (ja) | 光学スケール及びそれを用いた変位情報測定装置 | |
| JPH04130221A (ja) | ロータリーエンコーダ及びこれを用いた装置 | |
| JP4136059B2 (ja) | 変位情報検出装置 | |
| JPH10122906A (ja) | 光学式エンコーダ |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040226 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040309 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20040810 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20040830 |
|
| R150 | Certificate of patent (=grant) or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100903 Year of fee payment: 6 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110903 Year of fee payment: 7 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120903 Year of fee payment: 8 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130903 Year of fee payment: 9 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |