JPH09145985A - レンズ鏡筒 - Google Patents
レンズ鏡筒Info
- Publication number
- JPH09145985A JPH09145985A JP7302696A JP30269695A JPH09145985A JP H09145985 A JPH09145985 A JP H09145985A JP 7302696 A JP7302696 A JP 7302696A JP 30269695 A JP30269695 A JP 30269695A JP H09145985 A JPH09145985 A JP H09145985A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- power transmission
- power
- optical axis
- transmission member
- ring
- Prior art date
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- Pending
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Landscapes
- Focusing (AREA)
- Lens Barrels (AREA)
- Automatic Focus Adjustment (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 MF、AFいずれのモードにおいても操作性
がよく、かつ保持トルク、駆動力等が小さいモータによ
っても円滑に動作するレンズ鏡筒を提供する。 【解決手段】 フォーカス回転筒(4)と、自動合焦用
動力源からの動力をフォーカス回転筒へ直接伝達するA
F動力伝達部材(7)と、MF環からの動力を伝達する
MF動力伝達部材(3)と、MF動力伝達部材及び固定
筒とともに差動機構を構成し、MF動力伝達部材から動
力の伝達を受けて、フォーカス回転筒に回転駆動力を与
える動力中継部材(9)と、手動合焦動作と自動合焦動
作とを切り換える切換部材(5、6)とを備え、切換部
材は、手動合焦動作へ切り換えられたときは、AF動力
伝達部材とフォーカス回転筒を切り離し、自動合焦動作
へ切り換えられたときは、MF動力伝達部材を付勢する
ことにより、MF動力伝達部材と動力中継部材を切り離
す。
がよく、かつ保持トルク、駆動力等が小さいモータによ
っても円滑に動作するレンズ鏡筒を提供する。 【解決手段】 フォーカス回転筒(4)と、自動合焦用
動力源からの動力をフォーカス回転筒へ直接伝達するA
F動力伝達部材(7)と、MF環からの動力を伝達する
MF動力伝達部材(3)と、MF動力伝達部材及び固定
筒とともに差動機構を構成し、MF動力伝達部材から動
力の伝達を受けて、フォーカス回転筒に回転駆動力を与
える動力中継部材(9)と、手動合焦動作と自動合焦動
作とを切り換える切換部材(5、6)とを備え、切換部
材は、手動合焦動作へ切り換えられたときは、AF動力
伝達部材とフォーカス回転筒を切り離し、自動合焦動作
へ切り換えられたときは、MF動力伝達部材を付勢する
ことにより、MF動力伝達部材と動力中継部材を切り離
す。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、手動合焦動作及び
自動合焦動作の切換が可能なレンズ鏡筒に関するもので
ある。
自動合焦動作の切換が可能なレンズ鏡筒に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】図4は、従来のレンズ鏡筒であって、手
動合焦(以下「MF」という)モードにあるレンズ鏡筒
の断面図であり、図5は、自動合焦(以下「AF」とい
う)モードにあるレンズ鏡筒の断面図である。また、図
7は、従来のレンズ鏡筒で用いられる回転筒の光軸に垂
直な断面図である。以下、これらの図面を用いて、従来
のレンズ鏡筒の構成について説明する。図4に示すレン
ズ鏡筒は、固定筒101により保持される2つの固定レ
ンズ群L101、L103と、それらレンズ群の間に配
置され、光軸方向に移動可能な合焦用レンズ群L102
とを備えている。
動合焦(以下「MF」という)モードにあるレンズ鏡筒
の断面図であり、図5は、自動合焦(以下「AF」とい
う)モードにあるレンズ鏡筒の断面図である。また、図
7は、従来のレンズ鏡筒で用いられる回転筒の光軸に垂
直な断面図である。以下、これらの図面を用いて、従来
のレンズ鏡筒の構成について説明する。図4に示すレン
ズ鏡筒は、固定筒101により保持される2つの固定レ
ンズ群L101、L103と、それらレンズ群の間に配
置され、光軸方向に移動可能な合焦用レンズ群L102
とを備えている。
【0003】レンズ保持筒112は、その内周側におい
て合焦用レンズ群L102を保持する部材であり、固定
筒101の小径部内周面に光軸方向の移動が可能な状態
で嵌合している。また、レンズ保持筒112は、先端部
外周面にカムピン111を備えている。カムピン111
は、固定筒101の小径部に設けられた光軸に平行な直
進溝101bを貫通して、その先端部を回転筒102に
設けられたカム溝102dに挿入している。
て合焦用レンズ群L102を保持する部材であり、固定
筒101の小径部内周面に光軸方向の移動が可能な状態
で嵌合している。また、レンズ保持筒112は、先端部
外周面にカムピン111を備えている。カムピン111
は、固定筒101の小径部に設けられた光軸に平行な直
進溝101bを貫通して、その先端部を回転筒102に
設けられたカム溝102dに挿入している。
【0004】回転筒102は、固定筒101の小径部外
周面に光軸中心の回転が可能に設置されている円筒状部
材であり、また、回転筒102に設けられているカム溝
102dは、カムピン111を介して合焦用レンズ群L
102の光軸方向位置を規定する溝部である。また、回
転筒102は、外周部に環状突起部102aを有し、さ
らにその環状突起部102aは、図7に示すように外周
面において円周方向へ等間隔に設けられた複数の切欠部
102bを備えている。回転ギヤ軸107は、自動合焦
用動力源(不図示)の駆動力を回転筒102へ伝達する
部材である。回転ギヤ軸107は、先端部107aを固
定筒101の穴部101aに支持されることにより、そ
の回転軸が光軸と平行となるように設置されている。ま
た、回転ギヤ軸107は、前端部にギヤ部107bを有
し、ギヤ部107bは、回転筒102の後端部内周面に
設けられた内歯歯車102cと噛み合うことが可能とな
っている。
周面に光軸中心の回転が可能に設置されている円筒状部
材であり、また、回転筒102に設けられているカム溝
102dは、カムピン111を介して合焦用レンズ群L
102の光軸方向位置を規定する溝部である。また、回
転筒102は、外周部に環状突起部102aを有し、さ
らにその環状突起部102aは、図7に示すように外周
面において円周方向へ等間隔に設けられた複数の切欠部
102bを備えている。回転ギヤ軸107は、自動合焦
用動力源(不図示)の駆動力を回転筒102へ伝達する
部材である。回転ギヤ軸107は、先端部107aを固
定筒101の穴部101aに支持されることにより、そ
の回転軸が光軸と平行となるように設置されている。ま
た、回転ギヤ軸107は、前端部にギヤ部107bを有
し、ギヤ部107bは、回転筒102の後端部内周面に
設けられた内歯歯車102cと噛み合うことが可能とな
っている。
【0005】MF環104は、MF操作時に外部より回
転操作する円筒状部材であり、固定筒101の外周側に
おいて光軸中心の回転が可能に設置されている。MF環
104は、後端部内周面に板バネ部材116を備えてお
り、この板バネ部材116を回転筒102の切欠部10
2bと係合させることにより、MF環104と回転筒1
02は、回転方向に一体となる。A−M切換リング10
5は、レンズ鏡筒のAF動作とMF動作の切り換えを行
うときに、外部操作により回転させる部材である。A−
M切換リング105は、内周面にカム溝105aを有す
る環状部材であり、固定筒101の外周面において光軸
中心に回転可能な状態で備えられている。
転操作する円筒状部材であり、固定筒101の外周側に
おいて光軸中心の回転が可能に設置されている。MF環
104は、後端部内周面に板バネ部材116を備えてお
り、この板バネ部材116を回転筒102の切欠部10
2bと係合させることにより、MF環104と回転筒1
02は、回転方向に一体となる。A−M切換リング10
5は、レンズ鏡筒のAF動作とMF動作の切り換えを行
うときに、外部操作により回転させる部材である。A−
M切換リング105は、内周面にカム溝105aを有す
る環状部材であり、固定筒101の外周面において光軸
中心に回転可能な状態で備えられている。
【0006】移動部材106は、その先端部において板
バネ部材116を押し上げることにより、前述の板バネ
部材116と切欠部102bとの係合を解除するための
部材であり、固定筒101の大径部内周面に、光軸方向
へ前後移動可能に設置されている。また、移動部材10
6は、その外周面にカムピン117を備え、後部にA−
M切換部材115を備えている。カムピン117は、固
定筒101の大径部に設けられている光軸に平行な直進
溝101cを貫通して、その先端部をカム溝105aに
挿入している。従って、カムピン117は、A−M切換
リング105が回転運動を行うと、カム溝105aの形
状に沿って光軸方向に前後移動し、その結果、移動部材
106もカムピン117と一体となって移動する。
バネ部材116を押し上げることにより、前述の板バネ
部材116と切欠部102bとの係合を解除するための
部材であり、固定筒101の大径部内周面に、光軸方向
へ前後移動可能に設置されている。また、移動部材10
6は、その外周面にカムピン117を備え、後部にA−
M切換部材115を備えている。カムピン117は、固
定筒101の大径部に設けられている光軸に平行な直進
溝101cを貫通して、その先端部をカム溝105aに
挿入している。従って、カムピン117は、A−M切換
リング105が回転運動を行うと、カム溝105aの形
状に沿って光軸方向に前後移動し、その結果、移動部材
106もカムピン117と一体となって移動する。
【0007】A−M切換部材115は、移動部材106
の後部に設置されている板状部材である。A−M切換部
材115は、移動部材106より光軸後方へ延びた後
に、回転ギヤ軸107の方向へ折れ曲がり、その先端部
を回転ギヤ軸107に設けられた周溝107cに挿入し
ている。これにより、移動部材106と回転ギヤ軸10
7は、A−M切換部材115を介して光軸方向に一体と
なっている。図6は、A−M切換部材115と移動部材
106との結合部を示す拡大図である。図に示されるよ
うに、A−M切換部材115は、バネ部材118を介し
て移動部材106に設置されている。バネ部材118
は、ねじりバネであり、ねじ部材119によってA−M
切換部材115に固定されるとともに、その足部を移動
部材106上に設けてある穴部106a挿入させてい
る。
の後部に設置されている板状部材である。A−M切換部
材115は、移動部材106より光軸後方へ延びた後
に、回転ギヤ軸107の方向へ折れ曲がり、その先端部
を回転ギヤ軸107に設けられた周溝107cに挿入し
ている。これにより、移動部材106と回転ギヤ軸10
7は、A−M切換部材115を介して光軸方向に一体と
なっている。図6は、A−M切換部材115と移動部材
106との結合部を示す拡大図である。図に示されるよ
うに、A−M切換部材115は、バネ部材118を介し
て移動部材106に設置されている。バネ部材118
は、ねじりバネであり、ねじ部材119によってA−M
切換部材115に固定されるとともに、その足部を移動
部材106上に設けてある穴部106a挿入させてい
る。
【0008】次に、従来のレンズ鏡筒の動作について説
明する。はじめに、レンズ鏡筒をMFモードに切り換え
るときの動作について図4を用いて説明する。従来のレ
ンズ鏡筒では、A−M切換リング105を回転操作し、
MFポジションに合わせることにより、レンズ鏡筒をM
Fモードに切り換える。。このときに、カムピン117
は、A−M切換リング105の回転運動にともない、カ
ム溝105aに沿って光軸後方へ移動する。このカムピ
ン117の運動は、移動部材106及びA−M切換部材
115を介して回転ギヤ軸107に伝達され、回転ギヤ
軸107も光軸後方へ移動する。その結果、ギヤ部10
7bと内歯歯車102cとは、相互の噛み合いを解除
し、回転ギヤ軸107の回転運動は、回転筒102に伝
達されない状態となる。
明する。はじめに、レンズ鏡筒をMFモードに切り換え
るときの動作について図4を用いて説明する。従来のレ
ンズ鏡筒では、A−M切換リング105を回転操作し、
MFポジションに合わせることにより、レンズ鏡筒をM
Fモードに切り換える。。このときに、カムピン117
は、A−M切換リング105の回転運動にともない、カ
ム溝105aに沿って光軸後方へ移動する。このカムピ
ン117の運動は、移動部材106及びA−M切換部材
115を介して回転ギヤ軸107に伝達され、回転ギヤ
軸107も光軸後方へ移動する。その結果、ギヤ部10
7bと内歯歯車102cとは、相互の噛み合いを解除
し、回転ギヤ軸107の回転運動は、回転筒102に伝
達されない状態となる。
【0009】一方、板バネ部材116は、移動部材10
6が光軸後方へ移動するために、移動部材106の先端
部から力の作用を受けなくなり、環状突起部102aの
切欠部102bのいずれかに落ち込む。この結果、MF
環104と回転筒102とは、板バネ部材116を介し
て回転方向に一体となる。また、MFモードにあるレン
ズ鏡筒のフォーカシングを行う場合は、外部操作により
MF環104を回転させることにより行う。MF環10
4の回転運動は、板バネ部材116を介して回転筒10
2へ伝達される。ここで、回転筒102は、内歯歯車1
02cとギヤ部107bとは噛み合っていないことか
ら、回転ギヤ軸107から静止トルク等の影響を受ける
ことがなく、円滑に回転する。さらに、回転筒102の
回転運動は、カムピン111、カム溝102d等で構成
されるカム機構により光軸方向の直進運動に変換され、
レンズ保持筒112へ伝達される。この結果、レンズ保
持筒112及び合焦用レンズ群L102は、光軸方向に
前後移動し、光学系(L1〜L3)の合焦状態が調整さ
れる。
6が光軸後方へ移動するために、移動部材106の先端
部から力の作用を受けなくなり、環状突起部102aの
切欠部102bのいずれかに落ち込む。この結果、MF
環104と回転筒102とは、板バネ部材116を介し
て回転方向に一体となる。また、MFモードにあるレン
ズ鏡筒のフォーカシングを行う場合は、外部操作により
MF環104を回転させることにより行う。MF環10
4の回転運動は、板バネ部材116を介して回転筒10
2へ伝達される。ここで、回転筒102は、内歯歯車1
02cとギヤ部107bとは噛み合っていないことか
ら、回転ギヤ軸107から静止トルク等の影響を受ける
ことがなく、円滑に回転する。さらに、回転筒102の
回転運動は、カムピン111、カム溝102d等で構成
されるカム機構により光軸方向の直進運動に変換され、
レンズ保持筒112へ伝達される。この結果、レンズ保
持筒112及び合焦用レンズ群L102は、光軸方向に
前後移動し、光学系(L1〜L3)の合焦状態が調整さ
れる。
【0010】次に、レンズ鏡筒をAFモードに切り換え
る場合のレンズ鏡筒の動作について図5を用いて説明す
る。レンズ鏡筒をAFモードで使用する場合は、A−M
切換リング105を回転させ、AFポジションに設定す
る。これにより、カムピン117は、A−M切換リング
105の回転運動にともない、光軸前方へ移動する。さ
らに、カムピン117の運動は、移動部材106及びA
−M切換部材115を介して回転ギヤ軸107に伝達さ
れ、回転ギヤ軸107も光軸前方へ移動する。その結
果、ギヤ部107bは、内歯歯車102cの内周側へ配
置され、ギヤ部107bと内歯歯車102cとが噛み合
う。
る場合のレンズ鏡筒の動作について図5を用いて説明す
る。レンズ鏡筒をAFモードで使用する場合は、A−M
切換リング105を回転させ、AFポジションに設定す
る。これにより、カムピン117は、A−M切換リング
105の回転運動にともない、光軸前方へ移動する。さ
らに、カムピン117の運動は、移動部材106及びA
−M切換部材115を介して回転ギヤ軸107に伝達さ
れ、回転ギヤ軸107も光軸前方へ移動する。その結
果、ギヤ部107bは、内歯歯車102cの内周側へ配
置され、ギヤ部107bと内歯歯車102cとが噛み合
う。
【0011】一方、移動部材106は、カムピン117
と一体となって光軸前方へ移動するために、板バネ部材
116は、移動部材106の先端部によってMF環10
4の内周面側へ持ち上げられる。すなわち、板バネ部材
116は、環状突起部102aの切欠部102bより脱
出し、MF環104と回転筒102とは、互いに回転方
向に独立して運動できる状態となる。AFモードにある
レンズ鏡筒のフォーカシングを行う場合は、例えば、カ
メラボディ側にあるAF動作用のスイッチを投入して、
不図示の自動合焦用動力源から回転ギヤ軸107に動力
を与える。これにより、回転ギヤ軸107は、回転し、
その回転運動は、ギヤ部107b及び内歯歯車102c
を介して回転筒102へ伝達される。さらに、回転筒1
02の回転運動は、MF動作時と同様の経路を経て合焦
用レンズ群L2へ伝達され、フォーカシングが達成され
る。
と一体となって光軸前方へ移動するために、板バネ部材
116は、移動部材106の先端部によってMF環10
4の内周面側へ持ち上げられる。すなわち、板バネ部材
116は、環状突起部102aの切欠部102bより脱
出し、MF環104と回転筒102とは、互いに回転方
向に独立して運動できる状態となる。AFモードにある
レンズ鏡筒のフォーカシングを行う場合は、例えば、カ
メラボディ側にあるAF動作用のスイッチを投入して、
不図示の自動合焦用動力源から回転ギヤ軸107に動力
を与える。これにより、回転ギヤ軸107は、回転し、
その回転運動は、ギヤ部107b及び内歯歯車102c
を介して回転筒102へ伝達される。さらに、回転筒1
02の回転運動は、MF動作時と同様の経路を経て合焦
用レンズ群L2へ伝達され、フォーカシングが達成され
る。
【0012】図8は、従来のレンズ鏡筒であって、図4
等とは異なるレンズ鏡筒の断面図である。図8に示すレ
ンズ鏡筒は、MF環又は回転ギヤ軸より回転筒へ動力を
伝達する部分において、いわゆる差動機構を設けている
点で図4等に示したレンズ鏡筒と異なるものである。そ
こで、図8では、図4等において示したものと同様な機
能を果たす部分に同一の符号を付すこととし、以下にお
いて、重複する説明を省略し、図4と異なる構成につい
てのみ説明する。
等とは異なるレンズ鏡筒の断面図である。図8に示すレ
ンズ鏡筒は、MF環又は回転ギヤ軸より回転筒へ動力を
伝達する部分において、いわゆる差動機構を設けている
点で図4等に示したレンズ鏡筒と異なるものである。そ
こで、図8では、図4等において示したものと同様な機
能を果たす部分に同一の符号を付すこととし、以下にお
いて、重複する説明を省略し、図4と異なる構成につい
てのみ説明する。
【0013】ローラ109は、MF環104又は回転ギ
ヤ軸107の動力を回転筒102へ伝達するための部材
である。ローラ109は、回転筒102の外周面に周方
向へ等間隔で3つ設置されており、その側面をAFギヤ
筒114及びMF連結環103によって挟まれている。
ここで、ローラ109、AFギヤ筒114及びMF連結
環103は、いわゆる差動機構を構成している。
ヤ軸107の動力を回転筒102へ伝達するための部材
である。ローラ109は、回転筒102の外周面に周方
向へ等間隔で3つ設置されており、その側面をAFギヤ
筒114及びMF連結環103によって挟まれている。
ここで、ローラ109、AFギヤ筒114及びMF連結
環103は、いわゆる差動機構を構成している。
【0014】AFギヤ筒114は、回転ギヤ軸107の
回転運動をローラ109へ伝達するための円筒状部材で
あり、その端部をローラ109の側面と摩擦接触させる
状態で固定筒101の小径部外周側に設置されている。
AFギヤ筒114は、内周面に周方向に一周する周溝1
14bを有し、周溝114bは、固定筒101の小径部
外周面に設置されているピン113を嵌合させている。
これにより、AFギヤ筒114は、ピン113によって
光軸方向の運動を禁止され、光軸を中心とした回転運動
のみを行うことが可能となっている。また、AFギヤ筒
114は、後端部内周面に内歯歯車114aを備えてお
り、内歯歯車114aは、回転ギヤ軸107のギヤ部1
07bと噛み合っている。これにより、回転ギヤ軸10
7の回転運動は、AFギヤ筒114に確実に伝達する。
回転運動をローラ109へ伝達するための円筒状部材で
あり、その端部をローラ109の側面と摩擦接触させる
状態で固定筒101の小径部外周側に設置されている。
AFギヤ筒114は、内周面に周方向に一周する周溝1
14bを有し、周溝114bは、固定筒101の小径部
外周面に設置されているピン113を嵌合させている。
これにより、AFギヤ筒114は、ピン113によって
光軸方向の運動を禁止され、光軸を中心とした回転運動
のみを行うことが可能となっている。また、AFギヤ筒
114は、後端部内周面に内歯歯車114aを備えてお
り、内歯歯車114aは、回転ギヤ軸107のギヤ部1
07bと噛み合っている。これにより、回転ギヤ軸10
7の回転運動は、AFギヤ筒114に確実に伝達する。
【0015】MF連結環103は、MF環104の回転
運動をローラ109へ伝達するための環状部材であり、
MF環104の内周面に、光軸方向へ移動可能に設置さ
れている。付勢部材108は、一端を固定筒101に、
他端をMF連結環103に設置し、光軸後方の付勢力を
MF連結環103に与えるバネ等の弾性部材である。こ
のように、付勢部材108がMF連結環103を光軸後
方へ付勢することにより、MF連結環103とローラ1
09、及び、AFギヤ筒114とローラ109とは、互
いに確実に接触し、その接触面において滑りが発生する
ことがない。また、MF連結環103は、その外周面に
ピン110と備え、さらに、ピン110は、その先端部
をMF環104の内周面に設けてある光軸に平行な直進
溝104aに挿入している。これにより、MF環104
は、MF連結環103と光軸方向に一体となっている。
運動をローラ109へ伝達するための環状部材であり、
MF環104の内周面に、光軸方向へ移動可能に設置さ
れている。付勢部材108は、一端を固定筒101に、
他端をMF連結環103に設置し、光軸後方の付勢力を
MF連結環103に与えるバネ等の弾性部材である。こ
のように、付勢部材108がMF連結環103を光軸後
方へ付勢することにより、MF連結環103とローラ1
09、及び、AFギヤ筒114とローラ109とは、互
いに確実に接触し、その接触面において滑りが発生する
ことがない。また、MF連結環103は、その外周面に
ピン110と備え、さらに、ピン110は、その先端部
をMF環104の内周面に設けてある光軸に平行な直進
溝104aに挿入している。これにより、MF環104
は、MF連結環103と光軸方向に一体となっている。
【0016】次に、図8に示すレンズ鏡筒がMF動作を
行う場合について説明する。MF環104を外部から回
転操作すると、その回転運動は、ピン110を介してM
F連結環103へ伝達され、MF連結環103は、MF
環104と一体となって回転運動する。このときに、A
Fギヤ筒114は、不図示の自動合焦用動力源の保持ト
ルク、又は、自動合焦用動力源からAFギヤ筒114ま
でのAF動力伝達系の摩擦力によって実質的に固定され
た状態となっている。従って、ローラ109は、その側
面においてMF連結環103から回転運動の伝達を受け
ると、ローラー軸を中心に自転しながら、AFギヤ筒1
14の端面に沿って光軸中心に回転(公転)する。この
結果、回転筒102は、MF環104の回転角度の1/
2の回転角度を回転し、合焦用レンズ群L102が光軸
方向に移動する。
行う場合について説明する。MF環104を外部から回
転操作すると、その回転運動は、ピン110を介してM
F連結環103へ伝達され、MF連結環103は、MF
環104と一体となって回転運動する。このときに、A
Fギヤ筒114は、不図示の自動合焦用動力源の保持ト
ルク、又は、自動合焦用動力源からAFギヤ筒114ま
でのAF動力伝達系の摩擦力によって実質的に固定され
た状態となっている。従って、ローラ109は、その側
面においてMF連結環103から回転運動の伝達を受け
ると、ローラー軸を中心に自転しながら、AFギヤ筒1
14の端面に沿って光軸中心に回転(公転)する。この
結果、回転筒102は、MF環104の回転角度の1/
2の回転角度を回転し、合焦用レンズ群L102が光軸
方向に移動する。
【0017】次に、図8のレンズ鏡筒がAF動作を行う
場合について説明する。AF動作時には、回転ギヤ軸1
07は、不図示の動力源から動力の伝達をうけて回転運
動を行う。回転ギヤ軸107の回転運動は、ギヤ部10
7b及び周溝114bを介してAFギヤ筒114へ伝達
され、AFギヤ筒114が回転運動を行う。一方、MF
環104は、周囲部材との間で発生する摩擦力のため、
回転方向へ実質的に固定された状態となっており、この
ために、MF環104と回転方向に一体となっているM
F連結環103も回転しない。従って、ローラ109
は、今度は、AFギヤ筒114より動力を得て自転し、
MF連結環103の端面に沿って公転する。この結果、
回転筒102は、AFギヤ筒114の回転角度の1/2
の回転角度で回転し、合焦用レンズ群L102が光軸方
向に駆動される。
場合について説明する。AF動作時には、回転ギヤ軸1
07は、不図示の動力源から動力の伝達をうけて回転運
動を行う。回転ギヤ軸107の回転運動は、ギヤ部10
7b及び周溝114bを介してAFギヤ筒114へ伝達
され、AFギヤ筒114が回転運動を行う。一方、MF
環104は、周囲部材との間で発生する摩擦力のため、
回転方向へ実質的に固定された状態となっており、この
ために、MF環104と回転方向に一体となっているM
F連結環103も回転しない。従って、ローラ109
は、今度は、AFギヤ筒114より動力を得て自転し、
MF連結環103の端面に沿って公転する。この結果、
回転筒102は、AFギヤ筒114の回転角度の1/2
の回転角度で回転し、合焦用レンズ群L102が光軸方
向に駆動される。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述した従来
のレンズ鏡筒は、以下のような問題を有していた。ま
ず、図4に示したレンズ鏡筒では、MFモード時にMF
環と回転筒とが回転方向に一体となり、AFモード時
は、回転ギヤ軸が直接回転筒を駆動する構成となってい
る。このために、AF動作の高速性を重視して、光学系
及び回転筒から合焦用レンズ保持筒までの動力伝達機構
の設計がなされたレンズ鏡筒では、MF環の単位回転角
に対する合焦用レンズ群の光軸方向移動量が大きくな
り、精密なMF操作を行うことが困難となる。逆に、M
F操作性を重視してレンズ鏡筒を設計した場合には、フ
ォーカシング時の回転筒の回転角が増大するために、A
Fモード時の合焦速度が低下する。従って、図4等に示
したレンズ鏡筒では、MF操作性及びAF操作性がとも
に良好なレンズ鏡筒を実現することが困難であるという
問題があった。
のレンズ鏡筒は、以下のような問題を有していた。ま
ず、図4に示したレンズ鏡筒では、MFモード時にMF
環と回転筒とが回転方向に一体となり、AFモード時
は、回転ギヤ軸が直接回転筒を駆動する構成となってい
る。このために、AF動作の高速性を重視して、光学系
及び回転筒から合焦用レンズ保持筒までの動力伝達機構
の設計がなされたレンズ鏡筒では、MF環の単位回転角
に対する合焦用レンズ群の光軸方向移動量が大きくな
り、精密なMF操作を行うことが困難となる。逆に、M
F操作性を重視してレンズ鏡筒を設計した場合には、フ
ォーカシング時の回転筒の回転角が増大するために、A
Fモード時の合焦速度が低下する。従って、図4等に示
したレンズ鏡筒では、MF操作性及びAF操作性がとも
に良好なレンズ鏡筒を実現することが困難であるという
問題があった。
【0019】次に、図8に示した従来のレンズ鏡筒で
は、MFモード時にAFギヤ筒を実質的に固定する必要
があるために、保持トルクが十分に大きいモータを自動
合焦用駆動源として用いるか、AF動力伝達系に十分大
きな摩擦力を発生させるかしなければならない。一方、
コストダウンの要請等から、自動合焦用動力源として
は、安価で小型なDCモータ等を利用することが望まれ
ている。しかし、DCモータ等は、一般に保持トルクが
小さく、それのみでは、上記AFギヤ筒の固定を行うこ
とは困難である。一方、AF動力伝達系で発生する摩擦
力をある程度以上大きくした場合には、DCモータ等が
発生できる駆動力は比較的小さいことから、円滑で高速
なAF動作を実現することが困難となる。このために、
図8に示した従来のレンズ鏡筒では、DCモータ等の安
価で小型のモータを使用することが困難であるという問
題があった。そこで、本発明の課題は、上記問題を解決
して、MF、AFいずれのモードにおいても操作性がよ
く、かつ、保持トルク、駆動力等が小さいモータによっ
ても円滑に動作するレンズ鏡筒を提供することである。
は、MFモード時にAFギヤ筒を実質的に固定する必要
があるために、保持トルクが十分に大きいモータを自動
合焦用駆動源として用いるか、AF動力伝達系に十分大
きな摩擦力を発生させるかしなければならない。一方、
コストダウンの要請等から、自動合焦用動力源として
は、安価で小型なDCモータ等を利用することが望まれ
ている。しかし、DCモータ等は、一般に保持トルクが
小さく、それのみでは、上記AFギヤ筒の固定を行うこ
とは困難である。一方、AF動力伝達系で発生する摩擦
力をある程度以上大きくした場合には、DCモータ等が
発生できる駆動力は比較的小さいことから、円滑で高速
なAF動作を実現することが困難となる。このために、
図8に示した従来のレンズ鏡筒では、DCモータ等の安
価で小型のモータを使用することが困難であるという問
題があった。そこで、本発明の課題は、上記問題を解決
して、MF、AFいずれのモードにおいても操作性がよ
く、かつ、保持トルク、駆動力等が小さいモータによっ
ても円滑に動作するレンズ鏡筒を提供することである。
【0020】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、請求項1に係る発明は、合焦用光学系の光軸方向位
置を規定する光軸中心に回転可能なフォーカス回転筒
(4)と、自動合焦用動力源からの動力をフォーカス回
転筒へ直接伝達するAF動力伝達部材(7)と、MF環
からの動力を伝達するMF動力伝達部材(3)と、MF
動力伝達部材及び固定筒とともに差動機構を構成し、M
F動力伝達部材から動力の伝達を受けて、フォーカス回
転筒に回転駆動力を与える動力中継部材(9)と、手動
合焦動作と自動合焦動作とを切り換える切換部材(5、
6)とを備え、切換部材は、手動合焦動作へ切り換えら
れたときは、AF動力伝達部材とフォーカス回転筒を切
り離し、自動合焦動作へ切り換えられたときは、MF動
力伝達部材を付勢することにより、MF動力伝達部材と
動力中継部材を切り離すことを特徴としている。
に、請求項1に係る発明は、合焦用光学系の光軸方向位
置を規定する光軸中心に回転可能なフォーカス回転筒
(4)と、自動合焦用動力源からの動力をフォーカス回
転筒へ直接伝達するAF動力伝達部材(7)と、MF環
からの動力を伝達するMF動力伝達部材(3)と、MF
動力伝達部材及び固定筒とともに差動機構を構成し、M
F動力伝達部材から動力の伝達を受けて、フォーカス回
転筒に回転駆動力を与える動力中継部材(9)と、手動
合焦動作と自動合焦動作とを切り換える切換部材(5、
6)とを備え、切換部材は、手動合焦動作へ切り換えら
れたときは、AF動力伝達部材とフォーカス回転筒を切
り離し、自動合焦動作へ切り換えられたときは、MF動
力伝達部材を付勢することにより、MF動力伝達部材と
動力中継部材を切り離すことを特徴としている。
【0021】請求項2に係る発明は、請求項1に記載の
レンズ鏡筒において、MF動力伝達部材は、マニュアル
フォーカス環と光軸方向に相対移動可能であり、切換部
材は、MF動力伝達部材を光軸方向に付勢することによ
り、MF動力伝達部材と動力中継部材を切り離すことを
特徴とする。
レンズ鏡筒において、MF動力伝達部材は、マニュアル
フォーカス環と光軸方向に相対移動可能であり、切換部
材は、MF動力伝達部材を光軸方向に付勢することによ
り、MF動力伝達部材と動力中継部材を切り離すことを
特徴とする。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図面等を参照して、本発明
に係る実施形態について詳しく説明する。図1及び図2
は、本発明に係る実施形態であるレンズ鏡筒の断面図で
あり、特に、図1は、レンズ鏡筒が、AFモードである
ときの断面図、図2は、MFモードであるときの断面図
である。
に係る実施形態について詳しく説明する。図1及び図2
は、本発明に係る実施形態であるレンズ鏡筒の断面図で
あり、特に、図1は、レンズ鏡筒が、AFモードである
ときの断面図、図2は、MFモードであるときの断面図
である。
【0023】本実施形態は、固定筒1により保持される
2つの固定レンズ群L1及びL3と、それらレンズ群の
間に位置し、光軸方向に移動可能な合焦用レンズ群L2
とを備えている。レンズ保持筒12は、その内周側にお
いて合焦用レンズ群L2を保持する部材であり、固定筒
1の小径部内周面に、光軸方向へ移動可能に嵌合してい
る。また、回転筒2は、固定筒1の小径部外周面におい
て光軸中心の回転が可能に設置されている円筒状部材で
ある。回転筒2は、合焦用レンズ群L2の光軸方向位置
を規定するカム溝2dを備えている。
2つの固定レンズ群L1及びL3と、それらレンズ群の
間に位置し、光軸方向に移動可能な合焦用レンズ群L2
とを備えている。レンズ保持筒12は、その内周側にお
いて合焦用レンズ群L2を保持する部材であり、固定筒
1の小径部内周面に、光軸方向へ移動可能に嵌合してい
る。また、回転筒2は、固定筒1の小径部外周面におい
て光軸中心の回転が可能に設置されている円筒状部材で
ある。回転筒2は、合焦用レンズ群L2の光軸方向位置
を規定するカム溝2dを備えている。
【0024】カムピン11は、レンズ保持筒12の先端
部外周面に設置されており、固定筒1の小径部に設けら
れた光軸に平行な直進溝1bを貫通して、その先端部を
カム溝2dに挿入している。従って、カムピン11は、
回転筒2の回転運動に従い、カム溝2dの形状に沿って
光軸方向に移動し、レンズ保持筒12を駆動する。ロー
ラ9は、後述するMF連結環3からの動力を回転筒2へ
伝達するための部材であり、回転筒2の外周面に周方向
へ等間隔となるよう3つ設置されている。ローラ9は、
MF連結環3及び固定筒1のローラ支持部1bによって
その光軸前後側の側面を挟まれており、これにより、ロ
ーラ9、MF連結環3及びローラ支持部1bは、いわゆ
る差動機構を構成している。なお、ローラ支持部1b
は、固定筒1の大径部より内周面側へ延びる固定筒1の
一部位であり、その光軸前方面をローラ9の側面に摩擦
接触させている。
部外周面に設置されており、固定筒1の小径部に設けら
れた光軸に平行な直進溝1bを貫通して、その先端部を
カム溝2dに挿入している。従って、カムピン11は、
回転筒2の回転運動に従い、カム溝2dの形状に沿って
光軸方向に移動し、レンズ保持筒12を駆動する。ロー
ラ9は、後述するMF連結環3からの動力を回転筒2へ
伝達するための部材であり、回転筒2の外周面に周方向
へ等間隔となるよう3つ設置されている。ローラ9は、
MF連結環3及び固定筒1のローラ支持部1bによって
その光軸前後側の側面を挟まれており、これにより、ロ
ーラ9、MF連結環3及びローラ支持部1bは、いわゆ
る差動機構を構成している。なお、ローラ支持部1b
は、固定筒1の大径部より内周面側へ延びる固定筒1の
一部位であり、その光軸前方面をローラ9の側面に摩擦
接触させている。
【0025】回転ギヤ軸7は、DCモータ等の自動合焦
用動力源(不図示)からの動力を伝達する部材である。
回転ギヤ軸7は、先端部7aを固定筒1の穴部1aに支
持されることにより、その回転軸が光軸と平行となるよ
うに設置されている。また、回転ギヤ軸7は、前部にギ
ヤ部7bを有し、ギヤ部7bは、回転筒2の後端部内周
面に設けられている内歯歯車2cと噛み合うことが可能
となっている。
用動力源(不図示)からの動力を伝達する部材である。
回転ギヤ軸7は、先端部7aを固定筒1の穴部1aに支
持されることにより、その回転軸が光軸と平行となるよ
うに設置されている。また、回転ギヤ軸7は、前部にギ
ヤ部7bを有し、ギヤ部7bは、回転筒2の後端部内周
面に設けられている内歯歯車2cと噛み合うことが可能
となっている。
【0026】MF環4は、MF操作時に外部より回転操
作される円筒状部材であり、固定筒1の外周側に光軸中
心の回転が可能に設置されている。また、MF連結環3
は、MF環4の内周面において、光軸方向へ移動可能に
設置されている部材である。MF連結環3は、その外周
面にピン10を備え、ピン10は、その先端部を直進溝
4aに挿入している。ここで、直進溝4aは、MF環4
の内周面に設けてある光軸に平行な溝部である。従っ
て、MF環4とMF連結環3とは、回転方向に一体とな
っている。また、MF連結環3は、その後端面をローラ
9の側面に摩擦接触させている。よって、MF連結環3
が回転運動を行うと、ローラ9はローラ軸中心に回転
(自転)する。付勢部材8は、一端を固定筒1に、他端
をMF連結環3に設置し、MF連結環3に光軸後方への
付勢力を与えるバネ等の弾性部材である。このように、
付勢部材8がMF連結環3を光軸後方へ付勢しているた
めに、MF連結環3とローラ9とは、互いに確実に接触
し、その接触面において滑りが発生することがない。
作される円筒状部材であり、固定筒1の外周側に光軸中
心の回転が可能に設置されている。また、MF連結環3
は、MF環4の内周面において、光軸方向へ移動可能に
設置されている部材である。MF連結環3は、その外周
面にピン10を備え、ピン10は、その先端部を直進溝
4aに挿入している。ここで、直進溝4aは、MF環4
の内周面に設けてある光軸に平行な溝部である。従っ
て、MF環4とMF連結環3とは、回転方向に一体とな
っている。また、MF連結環3は、その後端面をローラ
9の側面に摩擦接触させている。よって、MF連結環3
が回転運動を行うと、ローラ9はローラ軸中心に回転
(自転)する。付勢部材8は、一端を固定筒1に、他端
をMF連結環3に設置し、MF連結環3に光軸後方への
付勢力を与えるバネ等の弾性部材である。このように、
付勢部材8がMF連結環3を光軸後方へ付勢しているた
めに、MF連結環3とローラ9とは、互いに確実に接触
し、その接触面において滑りが発生することがない。
【0027】図3は、図1のA−M切換部材5を含む一
部分を拡大して示す拡大断面図である。A−M切換部材
5は、AFモードとMFモードとの切換を行うときに、
外部操作により光軸前後へスライドさせる部材である。
A−M切換部材5は、突起部5aと、突起部5aからそ
れぞれ光軸前後へ延びる延長部5b及び5cとを有す
る。突起部5aは、固定筒1に光軸平行に設けられた縦
孔部1eに内周面側より挿入されており、これにより、
A−M切換部材5は、その運動方向を光軸方向に制限さ
れている。
部分を拡大して示す拡大断面図である。A−M切換部材
5は、AFモードとMFモードとの切換を行うときに、
外部操作により光軸前後へスライドさせる部材である。
A−M切換部材5は、突起部5aと、突起部5aからそ
れぞれ光軸前後へ延びる延長部5b及び5cとを有す
る。突起部5aは、固定筒1に光軸平行に設けられた縦
孔部1eに内周面側より挿入されており、これにより、
A−M切換部材5は、その運動方向を光軸方向に制限さ
れている。
【0028】また、延長部5cは、後部に回転ギヤ軸7
へ延びる支持部5dを備え、支持部5dは、その先端部
を回転ギヤ軸7に設けられた周溝7cに挿入している。
これにより、A−M切換部材5と回転ギヤ軸7は、光軸
方向に一体となっている。さらに、延長部5cの後部に
は、板バネ等の弾性体からなり、1の突起部を有するロ
ック部材6が設置されている。ロック部材6は、2つの
溝部1c及び1dのいずれかにその突起部を落ち込ませ
ることにより、A−M切換部材5の光軸方向位置を固定
する。ここで、溝部1c及び1dは、固定筒1の大径部
内周面に、光軸方向へ並ぶように設けられた溝部であ
る。
へ延びる支持部5dを備え、支持部5dは、その先端部
を回転ギヤ軸7に設けられた周溝7cに挿入している。
これにより、A−M切換部材5と回転ギヤ軸7は、光軸
方向に一体となっている。さらに、延長部5cの後部に
は、板バネ等の弾性体からなり、1の突起部を有するロ
ック部材6が設置されている。ロック部材6は、2つの
溝部1c及び1dのいずれかにその突起部を落ち込ませ
ることにより、A−M切換部材5の光軸方向位置を固定
する。ここで、溝部1c及び1dは、固定筒1の大径部
内周面に、光軸方向へ並ぶように設けられた溝部であ
る。
【0029】A−M切換部材5は、ロック部材6の突起
部が溝部1cに落ち込んでいるときには、光軸前方に固
定される。これにより、回転ギヤ軸7は、光軸前方に配
置され、ギヤ部7bと内歯歯車2cとは噛み合う。同時
に、延長部5bは、MF連結環3の後面を付勢する。こ
の結果、MF連結環3は光軸前方へ移動し、MF連結環
3とローラ9とは接触しなくなる。また、A−M切換部
材5は、ロック部材6の突起部が溝部1dに落ち込んで
いるときには、光軸後方の位置に固定される。このとき
に、回転ギヤ軸7は、光軸後方に配置され、ギヤ部7b
と内歯歯車2cとはその噛み合いを解除する。一方、延
長部5bは、MF連結環3を付勢せず、MF連結環3
は、付勢部材8の付勢力を受けてその後端面をローラ9
に接触させる。
部が溝部1cに落ち込んでいるときには、光軸前方に固
定される。これにより、回転ギヤ軸7は、光軸前方に配
置され、ギヤ部7bと内歯歯車2cとは噛み合う。同時
に、延長部5bは、MF連結環3の後面を付勢する。こ
の結果、MF連結環3は光軸前方へ移動し、MF連結環
3とローラ9とは接触しなくなる。また、A−M切換部
材5は、ロック部材6の突起部が溝部1dに落ち込んで
いるときには、光軸後方の位置に固定される。このとき
に、回転ギヤ軸7は、光軸後方に配置され、ギヤ部7b
と内歯歯車2cとはその噛み合いを解除する。一方、延
長部5bは、MF連結環3を付勢せず、MF連結環3
は、付勢部材8の付勢力を受けてその後端面をローラ9
に接触させる。
【0030】次に、本実施形態のAFモード時における
フォーカシング動作について、図1を用いて説明する。
AFモードでは、A−M切換部材5は、手動操作により
光軸前方に配置されるために、ロック部材6の突起部は
溝部1cへ落ち込んでいる。また、MF連結環3は、延
長部5bに付勢されて光軸前方へ移動しており、このた
めに、MF連結環3とローラ9とは非接触状態にある。
一方、回転ギヤ軸7は、A−M切換部材5と一体となっ
て光軸前方へ移動するために、回転ギヤ軸7のギヤ部7
bと回転筒2の内歯歯車2cは噛み合い、回転ギヤ軸7
の動力が回転筒2へ伝達可能な状態となっている。
フォーカシング動作について、図1を用いて説明する。
AFモードでは、A−M切換部材5は、手動操作により
光軸前方に配置されるために、ロック部材6の突起部は
溝部1cへ落ち込んでいる。また、MF連結環3は、延
長部5bに付勢されて光軸前方へ移動しており、このた
めに、MF連結環3とローラ9とは非接触状態にある。
一方、回転ギヤ軸7は、A−M切換部材5と一体となっ
て光軸前方へ移動するために、回転ギヤ軸7のギヤ部7
bと回転筒2の内歯歯車2cは噛み合い、回転ギヤ軸7
の動力が回転筒2へ伝達可能な状態となっている。
【0031】カメラボディ側にあるAF用のスイッチ
(不図示)を投入すると、自動合焦用動力源(不図示)
は、回転ギヤ軸7に動力を与え、これを回転させる。回
転ギヤ軸7の回転運動は、ギヤ部7b及び内歯歯車2c
を介して回転筒2へ伝達され、回転筒2が回転する。同
時に、ローラ9は、回転筒2と一体となって光軸周りに
回転(公転)する。ここで、MF連結環3とローラ9と
は非接触状態にあるために、MF連結環3又はMF環4
において生じる回転方向の摩擦力等は、ローラ9に伝達
しない。従って、回転筒2は、小さな駆動力により円滑
かつ迅速なAF動作を行う。回転筒2の回転運動は、カ
ムピン11、カム溝2d等で構成されるカム機構により
光軸方向の直進運動に変換され、レンズ保持筒12へ伝
達される。この結果、レンズ保持筒12及び合焦用レン
ズ群L2は、光軸方向に前後移動し、光学系のフォーカ
シングが達成される。
(不図示)を投入すると、自動合焦用動力源(不図示)
は、回転ギヤ軸7に動力を与え、これを回転させる。回
転ギヤ軸7の回転運動は、ギヤ部7b及び内歯歯車2c
を介して回転筒2へ伝達され、回転筒2が回転する。同
時に、ローラ9は、回転筒2と一体となって光軸周りに
回転(公転)する。ここで、MF連結環3とローラ9と
は非接触状態にあるために、MF連結環3又はMF環4
において生じる回転方向の摩擦力等は、ローラ9に伝達
しない。従って、回転筒2は、小さな駆動力により円滑
かつ迅速なAF動作を行う。回転筒2の回転運動は、カ
ムピン11、カム溝2d等で構成されるカム機構により
光軸方向の直進運動に変換され、レンズ保持筒12へ伝
達される。この結果、レンズ保持筒12及び合焦用レン
ズ群L2は、光軸方向に前後移動し、光学系のフォーカ
シングが達成される。
【0032】次に、本実施形態のMFモード時における
フォーカシング動作について、図2を用いて説明する。
本実施形態がMFモードである場合には、A−M切換部
材5は光軸後方に位置し、ロック部材6の突起部は溝部
1dに落ち込んでいる。また、延長部5bは、A−M切
換部材5の移動に伴って光軸後方に下がるために、MF
連結環3は、付勢部材8のみによって光軸後方へ付勢さ
れ、ローラ9と接触する。従って、MF環4の回転運動
は、MF連結環3、ローラ9を介して回転筒2へ伝達さ
れる。一方、回転ギヤ軸7は、A−M切換部材5と一体
となって光軸後方へ移動するために、回転ギヤ軸7のギ
ヤ部7bは、回転筒2の内歯歯車2cと噛み合う状態か
ら脱出し、回転ギヤ軸7と回転筒2とは、相互に独立し
て運動できる状態となっている。従って、回転筒2に
は、AF動力伝達系からの負荷が加わることがなく、M
F環4は、小さな回転トルクにより円滑に操作される。
フォーカシング動作について、図2を用いて説明する。
本実施形態がMFモードである場合には、A−M切換部
材5は光軸後方に位置し、ロック部材6の突起部は溝部
1dに落ち込んでいる。また、延長部5bは、A−M切
換部材5の移動に伴って光軸後方に下がるために、MF
連結環3は、付勢部材8のみによって光軸後方へ付勢さ
れ、ローラ9と接触する。従って、MF環4の回転運動
は、MF連結環3、ローラ9を介して回転筒2へ伝達さ
れる。一方、回転ギヤ軸7は、A−M切換部材5と一体
となって光軸後方へ移動するために、回転ギヤ軸7のギ
ヤ部7bは、回転筒2の内歯歯車2cと噛み合う状態か
ら脱出し、回転ギヤ軸7と回転筒2とは、相互に独立し
て運動できる状態となっている。従って、回転筒2に
は、AF動力伝達系からの負荷が加わることがなく、M
F環4は、小さな回転トルクにより円滑に操作される。
【0033】外部操作によりMF環4を回転させると、
MF環4の回転運動は、ピン10を介してMF連結環3
へ伝達され、MF連結環3は、MF環4と一体となって
回転する。MF連結環3の回転運動は、さらにローラ9
へ伝達され、ローラ9は、そのローラー軸を中心に回転
(自転)する。同時にローラ9は、ローラ支持部1b端
面に沿って転がり、光軸中心に回転(公転)する。ここ
で、ローラ9、MF連結環3及びローラ支持部1bは、
いわゆる差動機構を構成することから、ローラ9は、M
F連結環3の回転角度の1/2の角度で公転する。この
後、ローラ9の公転運動は、回転筒2へ伝達され、さら
にAFモードにおいて説明したのと同じ動作により合焦
用レンズ群L2まで伝達され、これにより、フォーカシ
ングが達成される。
MF環4の回転運動は、ピン10を介してMF連結環3
へ伝達され、MF連結環3は、MF環4と一体となって
回転する。MF連結環3の回転運動は、さらにローラ9
へ伝達され、ローラ9は、そのローラー軸を中心に回転
(自転)する。同時にローラ9は、ローラ支持部1b端
面に沿って転がり、光軸中心に回転(公転)する。ここ
で、ローラ9、MF連結環3及びローラ支持部1bは、
いわゆる差動機構を構成することから、ローラ9は、M
F連結環3の回転角度の1/2の角度で公転する。この
後、ローラ9の公転運動は、回転筒2へ伝達され、さら
にAFモードにおいて説明したのと同じ動作により合焦
用レンズ群L2まで伝達され、これにより、フォーカシ
ングが達成される。
【0034】以上説明したように、本実施形態では、A
−M切換部材5を光軸前後方向にスライドさせることに
より、容易にAFモードとMFモードの切換を行うこと
を可能としている。ここで、MFモードに切換を行った
場合には、A−M切換部材5は、MF連結環3を付勢し
ないことにより、MF連結環3とローラ9との接触を許
容する。これにより、MF連結環3、ローラ9及びロー
ラ支持部1bは、差動機構を構成し、MF環4の回転運
動は、この差動機構を介して、その回転角を拡大されな
がら回転筒2へ伝達される。この結果、本実施形態で
は、MFモード時に精密なフォーカシングを容易に行う
ことが可能となっている。
−M切換部材5を光軸前後方向にスライドさせることに
より、容易にAFモードとMFモードの切換を行うこと
を可能としている。ここで、MFモードに切換を行った
場合には、A−M切換部材5は、MF連結環3を付勢し
ないことにより、MF連結環3とローラ9との接触を許
容する。これにより、MF連結環3、ローラ9及びロー
ラ支持部1bは、差動機構を構成し、MF環4の回転運
動は、この差動機構を介して、その回転角を拡大されな
がら回転筒2へ伝達される。この結果、本実施形態で
は、MFモード時に精密なフォーカシングを容易に行う
ことが可能となっている。
【0035】また、上記差動機構は、回転ギヤ軸7等の
AF動力伝達系をその構成に含まない。すなわち、本実
施形態は、差動機構を動作させるために、AF動力伝達
系の摩擦力を増大させる、又は自動合焦用動力源に保持
トルクが大きなモータを使用する等の必要がない。この
結果、本実施形態は、自動合焦用動力源として、保持ト
ルク、駆動力が小さいDCモータ等を使用しても、AF
/MF両モードにおいて円滑に動作することが可能であ
る。さらに、AFモード時に切換を行った場合には、A
−M切換部材5は、ギヤ部7bと内歯歯車2cを噛み合
わさせることにより、自動合焦用動力源からの動力を上
記差動機構を介さず直接回転筒2へ伝達させる。従っ
て、本実施形態では、MFモード時の良好な操作性を確
保しつつ、AF動作の高速性を実現することを可能とし
ている。
AF動力伝達系をその構成に含まない。すなわち、本実
施形態は、差動機構を動作させるために、AF動力伝達
系の摩擦力を増大させる、又は自動合焦用動力源に保持
トルクが大きなモータを使用する等の必要がない。この
結果、本実施形態は、自動合焦用動力源として、保持ト
ルク、駆動力が小さいDCモータ等を使用しても、AF
/MF両モードにおいて円滑に動作することが可能であ
る。さらに、AFモード時に切換を行った場合には、A
−M切換部材5は、ギヤ部7bと内歯歯車2cを噛み合
わさせることにより、自動合焦用動力源からの動力を上
記差動機構を介さず直接回転筒2へ伝達させる。従っ
て、本実施形態では、MFモード時の良好な操作性を確
保しつつ、AF動作の高速性を実現することを可能とし
ている。
【0036】(その他の実施形態)なお、本発明は、上
記実施形態に限定されるものではない。上記実施形態
は、例示であり、本発明の特許請求の範囲に記載された
技術的思想と実質的に同一な構成を有し、同様な作用効
果を奏するものは、いかなるものであっても本発明の技
術的範囲に包含される。 1)例えば、上記実施形態では、A−M切換部材5がM
F環4と摩擦接触することにより、MF連結環3を回転
方向に固定しているが、これは、A−M切換部材5が直
接MF連結環3と摩擦接触して、MF連結環3の回転運
動を禁止することであってもよい。 2)また、上記実施形態では、A−M切換部材5とAF
ギヤ筒14、及び、A−M切換部材5とMF環4とが摩
擦接触する場合について説明しているが、これは、A−
M切換部材5がAFギヤ筒14又はMF環4を回転方向
に確実に固定できればよく、したがって、例えばそれぞ
れの接触面にギヤを設け、それを噛み合わせることであ
ってもよい。
記実施形態に限定されるものではない。上記実施形態
は、例示であり、本発明の特許請求の範囲に記載された
技術的思想と実質的に同一な構成を有し、同様な作用効
果を奏するものは、いかなるものであっても本発明の技
術的範囲に包含される。 1)例えば、上記実施形態では、A−M切換部材5がM
F環4と摩擦接触することにより、MF連結環3を回転
方向に固定しているが、これは、A−M切換部材5が直
接MF連結環3と摩擦接触して、MF連結環3の回転運
動を禁止することであってもよい。 2)また、上記実施形態では、A−M切換部材5とAF
ギヤ筒14、及び、A−M切換部材5とMF環4とが摩
擦接触する場合について説明しているが、これは、A−
M切換部材5がAFギヤ筒14又はMF環4を回転方向
に確実に固定できればよく、したがって、例えばそれぞ
れの接触面にギヤを設け、それを噛み合わせることであ
ってもよい。
【0037】
【発明の効果】以上詳しく説明したように、本発明によ
れば、手動合焦動作へ切り換えられたときは、MF環に
より、MF動力伝達部材、動力中継部材及び固定筒から
構成される差動機構を介してフォーカス回転筒を駆動
し、自動合焦動作へ切り換えられたときは、AF動力伝
達部材によって直接フォーカス回転筒を駆動することと
したので、手動合焦動作時の操作性が良好で、かつ、高
速な自動合焦動作を行うレンズ鏡筒を提供することが可
能となった。また、上記差動機構は、自動合焦用動力源
からAF動力伝達部材までのAF動力伝達系をその構成
に含まないことから、自動合焦用動力源として、保持ト
ルク、駆動力が小さい駆動源を使用しても円滑に動作す
るレンズ鏡筒を提供することが可能となった。
れば、手動合焦動作へ切り換えられたときは、MF環に
より、MF動力伝達部材、動力中継部材及び固定筒から
構成される差動機構を介してフォーカス回転筒を駆動
し、自動合焦動作へ切り換えられたときは、AF動力伝
達部材によって直接フォーカス回転筒を駆動することと
したので、手動合焦動作時の操作性が良好で、かつ、高
速な自動合焦動作を行うレンズ鏡筒を提供することが可
能となった。また、上記差動機構は、自動合焦用動力源
からAF動力伝達部材までのAF動力伝達系をその構成
に含まないことから、自動合焦用動力源として、保持ト
ルク、駆動力が小さい駆動源を使用しても円滑に動作す
るレンズ鏡筒を提供することが可能となった。
【図1】本発明に係る実施形態のレンズ鏡筒であって、
MFモードであるものの断面図である。
MFモードであるものの断面図である。
【図2】本発明に係る実施形態のレンズ鏡筒であって、
AFモードであるものの断面図である。
AFモードであるものの断面図である。
【図3】図1に示すレンズ鏡筒の一部分を拡大した拡大
断面図である。
断面図である。
【図4】従来のレンズ鏡筒であって、MFモードにある
レンズ鏡筒の断面図である。
レンズ鏡筒の断面図である。
【図5】従来のレンズ鏡筒であって、AFモードにある
レンズ鏡筒の断面図である。
レンズ鏡筒の断面図である。
【図6】図4又は図5に示す従来のレンズ鏡筒における
A−M切換部材と移動部材との結合部を示す拡大図であ
る。
A−M切換部材と移動部材との結合部を示す拡大図であ
る。
【図7】図4に示した、従来のレンズ鏡筒で用いられる
回転筒の光軸に垂直な断面図である。
回転筒の光軸に垂直な断面図である。
【図8】従来のレンズ鏡筒であって、図4に示すのと異
なるものの断面図である。
なるものの断面図である。
1 固定筒 2 回転
筒 3 MF連結環 4 MF
環 5 A−M切換部材 6 ロッ
ク部材 7 回転ギヤ軸 8 付勢
部材 9 ローラ 12 レ
ンズ保持筒
筒 3 MF連結環 4 MF
環 5 A−M切換部材 6 ロッ
ク部材 7 回転ギヤ軸 8 付勢
部材 9 ローラ 12 レ
ンズ保持筒
Claims (2)
- 【請求項1】 合焦用光学系の光軸方向位置を規定する
光軸中心に回転可能なフォーカス回転筒と、 自動合焦用動力源からの動力を前記フォーカス回転筒へ
直接伝達するAF動力伝達部材と、 MF環からの動力を伝達するMF動力伝達部材と、 前記MF動力伝達部材及び固定筒とともに差動機構を構
成し、前記MF動力伝達部材から動力の伝達を受けて、
前記フォーカス回転筒に回転駆動力を与える動力中継部
材と、 手動合焦動作と自動合焦動作とを切り換える切換部材
と、 を備え、 前記切換部材は、 手動合焦動作へ切り換えられたときは、前記AF動力伝
達部材と前記フォーカス回転筒を切り離し、 自動合焦動作へ切り換えられたときは、前記MF動力伝
達部材を付勢することにより、前記MF動力伝達部材と
前記動力中継部材を切り離す、 ことを特徴とするレンズ鏡筒。 - 【請求項2】 請求項1に記載のレンズ鏡筒において、 前記MF動力伝達部材は、前記マニュアルフォーカス環
と光軸方向に相対移動可能であり、 前記切換部材は、前記MF動力伝達部材を光軸方向に付
勢することにより、前記MF動力伝達部材と前記動力中
継部材を切り離す、 ことを特徴とするレンズ鏡筒。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7302696A JPH09145985A (ja) | 1995-11-21 | 1995-11-21 | レンズ鏡筒 |
| US08/754,088 US5701209A (en) | 1995-11-21 | 1996-11-20 | Lens barrel having a manually focusing ring |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7302696A JPH09145985A (ja) | 1995-11-21 | 1995-11-21 | レンズ鏡筒 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09145985A true JPH09145985A (ja) | 1997-06-06 |
Family
ID=17912099
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7302696A Pending JPH09145985A (ja) | 1995-11-21 | 1995-11-21 | レンズ鏡筒 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09145985A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002051239A (ja) * | 2000-07-31 | 2002-02-15 | Fuji Photo Film Co Ltd | 電子カメラ |
| JP2018136438A (ja) * | 2017-02-22 | 2018-08-30 | 株式会社リコー | レンズ鏡筒及び撮像装置 |
| JP2018151500A (ja) * | 2017-03-13 | 2018-09-27 | 株式会社リコー | レンズ鏡筒及び撮像装置 |
| JP2022174289A (ja) * | 2018-08-20 | 2022-11-22 | 株式会社ニコン | レンズ鏡筒及び撮像装置 |
-
1995
- 1995-11-21 JP JP7302696A patent/JPH09145985A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002051239A (ja) * | 2000-07-31 | 2002-02-15 | Fuji Photo Film Co Ltd | 電子カメラ |
| JP2018136438A (ja) * | 2017-02-22 | 2018-08-30 | 株式会社リコー | レンズ鏡筒及び撮像装置 |
| JP2018151500A (ja) * | 2017-03-13 | 2018-09-27 | 株式会社リコー | レンズ鏡筒及び撮像装置 |
| JP2022174289A (ja) * | 2018-08-20 | 2022-11-22 | 株式会社ニコン | レンズ鏡筒及び撮像装置 |
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