JPH09147529A - 管理情報更新装置 - Google Patents

管理情報更新装置

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JPH09147529A
JPH09147529A JP32358095A JP32358095A JPH09147529A JP H09147529 A JPH09147529 A JP H09147529A JP 32358095 A JP32358095 A JP 32358095A JP 32358095 A JP32358095 A JP 32358095A JP H09147529 A JPH09147529 A JP H09147529A
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JP
Japan
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track
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division
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recorded
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Application number
JP32358095A
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English (en)
Inventor
Kazuhiko Sedo
一彦 瀬藤
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 指定のトラックについて所定時間ごとにトラ
ック分割を実行することのできるトラック分割モードを
備えて、再生時の使用性を向上させる。 【解決手段】 トラック分割モードに設定された場合に
は、ユーザにより指定された第Nトラックについて、設
定されたトラック分割時間mごとにトラック分割すべき
分割位置を設定して、この設定情報に基づいて指定され
たトラックの分割と、トラックナンバの更新が行われる
ように管理情報を書き換える制御を行なうことができる
制御手段を備えるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はトラック単位の音声デー
タの記録/再生動作を管理する管理情報を更新する、デ
ィスク状記録媒体に対する管理情報更新装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】ユーザーが音楽データ等を記録すること
のできるデータ書き換え可能なディスク状記録メディア
が知られており、このようなディスクメディアでは、既
に楽曲等のデータが記録されているエリアや未記録エリ
アを管理するデータ領域(ユーザーTOC,以下U−T
OCという)が設けられ、例えば記録、編集、消去等の
操作に応じてこの管理データも書き換えられるようにな
されている。
【0003】そして、例えば或る楽曲の録音を行なおう
とする際には、録音装置はU−TOCからディスク上の
未記録エリアを探し出し、ここに音声データを記録して
いくようになされている。また、再生装置においては再
生すべき楽曲(トラック)が記録されているエリアをU
−TOCから判別し、そのエリアにアクセスして再生動
作を行なうことができる。つまり各曲の頭だし再生も容
易である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ユーザーが
ミニディスクシステムにおいて音楽、音声等の録音を行
なう場合としては、マイクロフォンを接続して音声を入
力する場合、他のオーディオ機器等をライン接続してア
ナログ音声信号を入力する場合、さらに、コンパクトデ
ィスク(CD)プレーヤやDATプレーヤ等から再生デ
ジタル音声信号を直接入力して行なう場合等が考えられ
る。
【0005】ここで、CDから直接デジタル音声信号を
入力する場合を考えると、音声データの他にトラックナ
ンバー(楽曲番号)等のデータも入力されるため、録音
を行なっているミニディスク記録装置側においては、楽
曲(トラック)と楽曲の切れ目を知ることができ、これ
に応じて自動的に録音される音声データについてトラッ
クを分割していくことができる。例えば10曲入りのC
Dからのデジタルダビングを行なえば、ミニディスクに
おいても録音された音声データは自動的に10曲として
各曲毎に管理されるようにすることができる。
【0006】ところが、マイクロフォン入力による録音
やアナログライン接続による録音の場合は音声信号しか
供給されず、ミニディスク録音装置側では会話音声や楽
曲等の切れ目(即ちトラックナンバの変化点)は把握で
きない。従って、マイクロフォン入力で会議等を録音し
た場合、録音開始から録音終了までに記録された音声の
全てが1つのトラックとして把握されて録音されてしま
う。
【0007】頭出しアクセスとは、トラックの先頭位置
に対してアクセスして再生を行なう方式であるため、会
議等を録音したディスクを再生する場合で、例えば会議
内容の一部のみを再生したいような場合は操作が面倒な
ものとなるという問題がある。
【0008】つまり、ディスク上では録音した会議内容
の全てが1つのトラックであると管理されているためそ
の所望の一部(中間部分)を頭だしアクセスすることは
できず、このため高速サーチ再生を行ないながら所望の
部分を探していかなければならない。例えば30分の会
議を録音して、その後25分程度の時点での発言内容を
聞きたい場合など、25分間分の高速サーチを行なわな
ければならず、その再生操作は非常に不便である。
【0009】このような場合は、ユーザーは録音後にお
いて、1つのトラックを所定間隔で複数のトラックに分
ける編集操作(ディバイド操作)を行なってU−TOC
データを書き換え、録音されたデータが複数のトラック
として管理されるようにすれば再生時に便利となる。例
えば会議内容の録音データについて5分毎にトラックを
分割しておけば、25分以降の音声を聞きたい場合など
は第5トラック(即ち25分地点からの音声データ)を
頭だしして、その地点から必要な音声を高速サーチで探
すようにすれば、所望の音声の再生は容易となる。
【0010】ところが、録音後においてこのような編集
(ディバイド編集)を行なわなければならないことは、
その編集機能の理解と煩雑な編集操作を必要とし、必ず
しも操作が容易となったとはいえないという問題があ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような問題
点に鑑みて、既に記録媒体に記録されたトラックについ
て、所定時間ごとにトラックを分割することのできる編
集機能を与えて、使用性を向上させることを目的とす
る。
【0012】このために、音声データと、1つの音声デ
ータ単位としてのトラック毎に音声データの記録又は再
生動作の管理を行なう管理情報が記録される記録媒体に
対する記録装置において、トラック分割モードを設定す
るモード操作手段と、トラック分割モードによりトラッ
ク分割すべきトラックを指定するトラック指定操作手段
と、モード操作手段によりトラック分割モードと設定さ
れた場合には、記録媒体に記録されているトラックのう
ち、トラック指定操作手段により指定されたトラックが
所定時間幅で複数のトラック分割されるように管理情報
を書き換える制御を行なうことができる制御手段を備え
るようにする。
【0013】また、トラック分割モードにおけるトラッ
ク分割の単位長となる所定時間を可変設定することがで
きるトラック長設定操作手段を設け、制御手段は、その
トラック長設定操作手段の操作に応じて所定時間を可変
設定できるようにする。
【0014】そして上記構成によれば、録音後にディス
クに記録されたトラックを、トラック分割モードにより
所定時間ごとにトラック単位で分割するという編集機能
が得られ、この編集後は、その分割位置ごとに頭だしア
クセスが可能となり、録音した音声の特定の部分のみを
聞きたい場合などは、そのサーチは非常に容易となる。
【0015】また、このように自動的に分割されていく
トラックについて1つのトラックの長さ(時間)を設定
変更できることで、ユーザーは録音された音声の内容等
に応じて、再生時のアクセスに適当と考えられるトラッ
クの長さを設定できる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図10を用いて本発
明の管理情報更新装置の実施の形態として、光磁気ディ
スクを記録媒体として用いた記録再生装置をあげ、次の
順序で説明する。 1.記録再生装置の構成 2.U−TOCセクター 3.トラック分割モード時における処理(トラック分割
時間固定の場合) 4.トラック分割モード時における処理(トラック分割
時間可変の場合) 5.トラック分割モード時における処理(トラックが複
数のパーツに別れている場合)
【0017】1.記録再生装置の構成 図1は実施の形態の記録再生装置の要部のブロック図を
示している。音声データが記録されている光磁気ディス
ク1は、スピンドルモータ2により回転駆動される。そ
して光磁気ディスク1に対しては記録/再生時に光学ヘ
ッド3によってレーザ光が照射される。
【0018】光学ヘッド3は、記録時には記録トラック
をキュリー温度まで加熱するための高レベルのレーザ出
力を行ない、また再生時には磁気カー効果により反射光
からデータを検出するための比較的低レベルのレーザ出
力を行なう。このため、光学ヘッド3にはレーザ出力手
段としてのレーザダイオード、偏光ビームスプリッタや
対物レンズ等からなる光学系、及び反射光を検出するた
めのディテクタが搭載されている。対物レンズ3aは2
軸機構4によってディスク半径方向及びディスクに接離
する方向に変位可能に保持されている。
【0019】また、ディスク1を挟んで光学ヘッド3と
対向する位置に磁気ヘッド6aが配置されている。磁気
ヘッド6aは供給されたデータによって変調された磁界
を光磁気ディスク1に印加する動作を行なう。光学ヘッ
ド3全体及び磁気ヘッド6aは、スレッド機構5により
ディスク半径方向に移動可能とされている。
【0020】再生動作によって、光学ヘッド3によりデ
ィスク1から検出された情報はRFアンプ7に供給され
る。RFアンプ7は供給された情報の演算処理により、
再生RF信号、トラッキングエラー信号TE、フォーカ
スエラー信号FE、グルーブ情報(光磁気ディスク1に
プリグルーブ(ウォブリンググルーブ)として記録され
ている絶対位置情報)GFM等を抽出する。抽出された
再生RF信号はエンコーダ/デコーダ部8に供給され
る。また、トラッキングエラー信号TE、フォーカスエ
ラー信号FEはサーボ回路9に供給され、グルーブ情報
GFMはアドレスデコーダ10に供給される。
【0021】サーボ回路9は供給されたトラッキングエ
ラー信号TE、フォーカスエラー信号FEや、マイクロ
コンピュータにより構成されるシステムコントローラ1
1からのトラックジャンプ指令、アクセス指令、スピン
ドルモータ2の回転速度検出情報等により各種サーボ駆
動信号を発生させ、2軸機構4及びスレッド機構5を制
御してフォーカス及びトラッキング制御を行ない、また
スピンドルモータ2を一定線速度(CLV)に制御す
る。
【0022】アドレスデコーダ10は供給されたグルー
ブ情報GFMをデコードしてアドレス情報を抽出する。
このアドレス情報はシステムコントローラ11に供給さ
れ、各種の制御動作に用いられる。また再生RF信号に
ついてはエンコーダ/デコーダ部8においてEFM復
調、CIRC等のデコード処理が行なわれるが、このと
きデータとして再生RF信号に含まれているアドレス、
サブコードなども抽出され、システムコントローラ11
に供給される。
【0023】エンコーダ/デコーダ部8でEFM復調、
CIRC等のデコード処理された音声データ(セクター
データ)は、メモリコントローラ12によって一旦バッ
ファメモリ13に書き込まれる。なお、光学ヘッド3に
よるディスク1からのデータの読み取り及び光学ヘッド
3からバッファメモリ13までの系における再生データ
の転送は1.41Mbit/secで、しかも通常は間欠的に行なわ
れる。
【0024】バッファメモリ13に書き込まれたデータ
は、再生データの転送が0.3Mbit/sec となるタイミング
で読み出され、エンコーダ/デコーダ部14に供給され
る。そして、音声圧縮処理に対するデコード処理等の再
生信号処理を施され、D/A変換器15によってアナロ
グ信号とされ、出力端子16から所定の増幅回路部へ供
給されて再生出力される。例えばL,Rアナログオーデ
ィオ信号として出力される。
【0025】光磁気ディスク1に対して記録動作が実行
される際には、入力端子17に供給された記録信号(ア
ナログオーディオ信号)は、A/D変換器18によって
デジタルデータとされた後、エンコーダ/デコーダ部1
4に供給され、音声圧縮エンコード処理を施される。エ
ンコーダ/デコーダ部14によって圧縮された記録デー
タはメモリコントローラ12によって一旦バッファメモ
リ13に書き込まれる。そしてバッファメモリ13内に
所定量以上のデータが蓄積された時点で所定のデータ単
位でデータが読み出されてエンコーダ/デコーダ部8に
送られる。そしてエンコーダ/デコーダ部8でCIRC
エンコード、EFM変調等のエンコード処理された後、
磁気ヘッド駆動回路6に供給される。
【0026】そして磁気ヘッド駆動回路6はエンコード
処理された記録データに応じて、磁気ヘッド6aに磁気
ヘッド駆動信号を供給する。つまり、光磁気ディスク1
に対して磁気ヘッド6aによるN又はSの磁界印加を実
行させる。また、このときシステムコントローラ11は
光学ヘッドに対して、記録レベルのレーザ光を出力する
ように制御信号を供給する。バッファメモリ13を介す
ることで、連続的に入力される音声データについての記
録動作は間欠的に行なわれることになる。
【0027】操作部19には、ユーザー操作に供される
各種キーが設けられている。例えば録音キー、再生キ
ー、停止キー、AMSキー、早送りキー、早戻しキー等
が設けられ、その操作情報はシステムコントローラ11
に供給される。また、この実施の形態の記録再生装置で
は、編集機能として、記録済の音声データについてユー
ザが指定したトラックを更に複数トラックに分割を行う
ための操作も可能とされている。表示部20は例えば液
晶ディスプレイによって構成され、動作状態、トラック
ナンバ、時間情報等をシステムコントローラ11の制御
に基づいて表示する動作を行なう。
【0028】また、ディスク1に対して記録/再生動作
を行なう際には、ディスク1に記録されている管理情
報、即ちP−TOC(プリマスタードTOC)、U−T
OC(ユーザーTOC)を読み出す必要がある。システ
ムコントローラ11はこれらの管理情報に応じてディス
ク1上の記録すべきエリアのアドレスや、再生すべきエ
リアのアドレスを判別することとなる。この管理情報は
バッファメモリ13に保持される。このためバッファメ
モリ13は、上記した記録データ/再生データのバッフ
ァエリアと、これら管理情報を保持するエリアが分割設
定されている。そして、システムコントローラ11はこ
れらの管理情報を、ディスク1が装填された際に管理情
報の記録されたディスクの最内周側の再生動作を実行さ
せることによって読み出し、バッファメモリ13に記憶
しておき、以後そのディスク1に対する記録/再生動作
の際に参照できるようにしている。
【0029】また、U−TOCはデータの記録や消去に
応じて編集されて書き換えられるものであるが、システ
ムコントローラ11は記録/消去動作のたびにこの編集
処理をバッファメモリ13に記憶されたU−TOC情報
に対して行ない、その書換動作に応じて所定のタイミン
グでディスク1のU−TOCエリアについても書き換え
るようにしている。
【0030】2.U−TOCセクター ここで、ディスク1においてトラック(楽曲等)の記録
/再生動作などの管理を行なう管理情報として、U−T
OCセクターについて説明する。
【0031】なおTOC情報としてはU−TOCとP−
TOCが設けられているが、このP−TOCはディスク
1の最内周側のピットエリアに形成されるもので、読出
専用の情報である。そして、P−TOCによってディス
クの記録可能エリア(レコーダブルユーザーエリア)
や、リードアウトエリア、U−TOCエリアなどの位置
の管理等が行なわれる。なお、ミニディスクシステムで
は、全てのデータがピット形態で記録されている再生専
用の光ディスク(プリマスタードディスク)も使用でき
るが、プリマスタードディスクの場合は、P−TOCに
よってROM化されて記録されている楽曲の管理も行な
うことができるようにされ、U−TOCは形成されな
い。P−TOCについては詳細な説明を省略し、ここで
は記録可能な光磁気ディスクに設けられるU−TOCに
ついて説明する。
【0032】図2はU−TOCセクター0のフォーマッ
トを示すものである。なお、U−TOCセクターとして
はセクター0〜セクター7まで設けることができるが、
セクター1,セクター4は文字情報、セクター2は録音
日時を記録するエリアとされる。ここでは、ディスク1
の記録/再生動作に必ず必要となるU−TOCセクター
0についてのみ説明を行なうこととする。U−TOCセ
クター0は、主にユーザーが録音を行なった楽曲や新た
に楽曲が録音可能なフリーエリアについての管理情報が
記録されているデータ領域とされる。例えばディスク1
に或る楽曲の録音を行なおうとする際には、システムコ
ントローラ11は、U−TOCセクター0からディスク
上のフリーエリアを探し出し、ここに音声データを記録
していくことになる。また、再生時には再生すべき楽曲
が記録されているエリアをU−TOCセクター0から判
別し、そのエリアにアクセスして再生動作を行なう。
【0033】U−TOCセクター0のデータ領域(4バ
イト×588 の2352バイト)は、先頭位置にオール0
又はオール1の1バイトデータが並んで形成される同期
パターンが記録される。続いてクラスタアドレス(Clust
er H) (Cluster L) 及びセクターアドレス(Sector)とな
るアドレスや、モード情報(MODE)が4バイト付加され、
以上でヘッダとされる。
【0034】セクターとは、上述のように2352バイ
トのデータ単位であり、36セクターが1クラスタとな
る。同期パターンやアドレスについては、このU−TO
Cセクター0に限らず、P−TOCセクターや、実際に
音声データが記録されるデータセクターでも、そのセク
ター単位に記録されている。クラスタアドレスは、上位
アドレス(Cluster H) と下位アドレス(Cluster L)の2
バイトで記され、セクターアドレス(Sector)は1バイト
で記される。続いて所定バイト位置に、メーカーコー
ド、モデルコード、最初のトラックのトラックナンバ(F
irst TNO)、最後のトラックのトラックナンバ(Last T
NO)、セクター使用状況(Used sectors)、ディスクシリ
アルナンバ、ディスクID等のデータが記録される。
【0035】さらに、ユーザーが録音を行なって記録さ
れているトラック(楽曲等)の領域やフリーエリア等を
後述する管理テーブル部に対応させることによって識別
するため、対応テーブル指示データ部として各種のテー
ブルポインタ(P-DFA,P-EMPTY ,P-FRA ,P-TNO1〜P-TN
O255) が記録される領域が用意されている。
【0036】そしてテーブルポインタ(P-DFA〜P-TNO25
5) に対応させることになる管理テーブル部として(01h)
〜(FFh) までの255個のパーツテーブルが設けら
れ、それぞれのパーツテーブルには、或るパーツについ
て起点となるスタートアドレス、終端となるエンドアド
レス、そのパーツのモード情報(トラックモード)が記
録されている。さらに各パーツテーブルで示されるパー
ツが他のパーツへ続いて連結される場合があるため、そ
の連結されるパーツのスタートアドレス及びエンドアド
レスが記録されているパーツテーブルを示すリンク情報
が記録できるようにされている。なお本明細書において
『h』を付した数値はいわゆる16進表記のものであ
る。また、パーツとは1つのトラック内で時間的に連続
したデータが物理的に連続して記録されているトラック
部分のことをいう。
【0037】この種の記録再生装置では、1つの楽曲の
データを物理的に不連続に、即ち複数のパーツにわたっ
て記録されていてもパーツ間でアクセスしながら再生し
ていくことにより再生動作に支障はないため、ユーザー
が録音する楽曲等については、録音可能エリアの効率使
用等の目的から、複数パーツにわけて記録する場合もあ
る。
【0038】そのため、リンク情報が設けられ、例えば
各パーツテーブルに与えられたナンバ(01h) 〜(FFh) に
よって、連結すべきパーツテーブルを指定することによ
ってパーツテーブルが連結できるようになされている。
つまりU−TOCセクター0における管理テーブル部に
おいては、1つのパーツテーブルは1つのパーツを表現
しており、例えば3つのパーツが連結されて構成される
楽曲についてはリンク情報によって連結される3つのパ
ーツテーブルによって、そのパーツ位置の管理はなされ
る。なお、実際にはリンク情報は所定の演算処理により
U−TOCセクター0内のバイトポジションとされる数
値で示される。即ち、304+(リンク情報)×8(バ
イト目)としてパーツテーブルを指定する。
【0039】U−TOCセクター0の管理テーブル部に
おける(01h) 〜(FFh) までの各パーツテーブルは、対応
テーブル指示データ部におけるテーブルポインタ(P-DF
A,P-EMPTY ,P-FRA ,P-TNO1〜P-TNO255) によって、
以下のようにそのパーツの内容が示される。
【0040】テーブルポインタP-DFA は光磁気ディスク
1上の欠陥領域に付いて示しており、傷などによる欠陥
領域となるトラック部分(=パーツ)が示された1つの
パーツテーブル又は複数のパーツテーブル内の先頭のパ
ーツテーブルを指定している。つまり、欠陥パーツが存
在する場合はテーブルポインタP-DFA において(01h)〜
(FFh) のいづれかが記録されており、それに相当するパ
ーツテーブルには、欠陥パーツがスタート及びエンドア
ドレスによって示されている。また、他にも欠陥パーツ
が存在する場合は、そのパーツテーブルにおけるリンク
情報として他のパーツテーブルが指定され、そのパーツ
テーブルにも欠陥パーツが示されている。そして、さら
に他の欠陥パーツがない場合はリンク情報は例えば『(0
0h) 』とされ、以降リンクなしとされる。
【0041】テーブルポインタP-EMPTY は管理テーブル
部における1又は複数の未使用のパーツテーブルの先頭
のパーツテーブルを示すものであり、未使用のパーツテ
ーブルが存在する場合は、テーブルポインタP-EMPTY と
して、(01h) 〜(FFh) のうちのいづれかが記録される。
未使用のパーツテーブルが複数存在する場合は、テーブ
ルポインタP-EMPTY によって指定されたパーツテーブル
からリンク情報によって順次パーツテーブルが指定され
ていき、全ての未使用のパーツテーブルが管理テーブル
部上で連結される。
【0042】テーブルポインタP-FRA は光磁気ディスク
1上のデータの書込可能なフリーエリア(消去領域を含
む)について示しており、フリーエリアとなるトラック
部分(=パーツ)が示された1又は複数のパーツテーブ
ル内の先頭のパーツテーブルを指定している。つまり、
フリーエリアが存在する場合はテーブルポインタP-FRA
において(01h) 〜(FFh) のいづれかが記録されており、
それに相当するパーツテーブルには、フリーエリアであ
るパーツがスタート及びエンドアドレスによって示され
ている。また、このようなパーツが複数個有り、つまり
パーツテーブルが複数個有る場合はリンク情報により、
リンク情報が『(00h) 』となるパーツテーブルまで順次
指定されている。
【0043】図3にパーツテーブルにより、フリーエリ
アとなるパーツの管理状態を模式的に示す。これはパー
ツ(03h)(18h)(1Fh)(2Bh)(E3h) がフリーエリアとされて
いる時に、この状態が対応テーブル指示データP-FRA に
引き続きパーツテーブル(03h)(18h)(1Fh)(2Bh)(E3h) の
リンクによって表現されている状態を示している。なお
上記した欠陥領域や未使用パーツテーブルの管理形態も
これと同様となる。
【0044】ところで、全く楽曲等の音声データの記録
がなされておらず欠陥もない光磁気ディスクであれば、
テーブルポインタP-FRA によってパーツテーブル(01h)
が指定され、これによってディスクのレコーダブルユー
ザーエリアの全体がフリーエリアであることが示され
る。そして、この場合残る(02h) 〜(FFh) のパーツテー
ブルは使用されていないことになるため、上記したテー
ブルポインタP-EMPTY によってパーツテーブル(02h) が
指定され、また、パーツテーブル(02h) のリンク情報と
してパーツテーブル(03h) が指定され・・・・・・、というよ
うにパーツテーブル(FFh) まで連結される。この場合パ
ーツテーブル(FFh) のリンク情報は以降連結なしを示す
『(00h) 』とされる。なお、このときパーツテーブル(0
1h) については、スタートアドレスとしてはレコーダブ
ルユーザーエリアのスタートアドレスが記録され、また
エンドアドレスとしてはリードアウトスタートアドレス
の直前のアドレスが記録されることになる。
【0045】テーブルポインタP-TNO1〜P-TNO255は、光
磁気ディスク1にユーザーが記録を行なった楽曲などの
トラックについて示しており、例えばテーブルポインタ
P-TNO1では第1トラックのデータが記録された1又は複
数のパーツのうちの時間的に先頭となるパーツが示され
たパーツテーブルを指定している。例えば第1トラック
とされた楽曲がディスク上でトラックが分断されずに、
つまり1つのパーツで記録されている場合は、その第1
トラックの記録領域はテーブルポインタP-TNO1で示され
るパーツテーブルにおけるスタート及びエンドアドレス
として記録されている。
【0046】また、例えば第2トラックとされた楽曲が
ディスク上で複数のパーツに離散的に記録されている場
合は、その第2トラックの記録位置を示すため各パーツ
が時間的な順序に従って指定される。つまり、テーブル
ポインタP-TNO2に指定されたパーツテーブルから、さら
にリンク情報によって他のパーツテーブルが順次時間的
な順序に従って指定されて、リンク情報が『(00h) 』と
なるパーツテーブルまで連結される(上記、図3と同様
の形態)。このように例えば2曲目を構成するデータが
記録された全パーツが順次指定されて記録されているこ
とにより、このU−TOCセクター0のデータを用い
て、2曲目の再生時や、その2曲目の領域への上書き記
録を行なう際に、光学ヘッド3及び磁気ヘッド6をアク
セスさせ離散的なパーツから連続的な音楽情報を取り出
したり、記録エリアを効率使用した記録が可能になる。
【0047】以上のように、書換可能な光磁気ディスク
1については、ディスク上のエリア管理はP−TOCに
よってなされ、またレコーダブルユーザーエリアにおい
て記録された楽曲やフリーエリア等はU−TOCにより
行なわれる。
【0048】3.トラック分割モード時における処理
(トラック分割時間固定の場合) このような構成の記録再生装置では、光磁気ディスク1
に記録された音声データをトラック単位するようにされ
るが、本実施の形態においては光磁気ディスク1に記録
されている音声データのトラックについて、更に所定時
間単位ごとのトラックに分割するという編集処理を行う
ことが可能とされている。
【0049】図4は、上記のようなトラック分割を行う
ためのユーザの操作手順の一例を示すものとされる。例
えば、ユーザはトラック分割したいトラックが記録され
ているディスクを本実施の形態の記録再生装置に装填し
た状態として、図1にて説明した操作部19によりトラ
ック分割モードとなるようにキー操作を行う(図4
(a))。ところで、装填されているディスクには、ユ
ーザが分割指定しようとしているトラックに加えて、更
に複数のトラックが記録されていることは当然考えられ
る。そこで、次にユーザはディスクに記録されているト
ラックのうちからトラック分割を行いたいトラックのナ
ンバ(トラックナンバ)を指定するための操作を行う
(図4(b))。そして指定入力したトラックナンバに
間違いがないことを確認した後、エンター操作を行う
(図4(c))。機器側ではこのエンター操作を受け
て、この場合には、指定されたトラックについて予め機
器側で設定されている、固定された時間間隔ごとにトラ
ック分割するための処理を行うことになる(図4
(d))。
【0050】図5は、あるディスクに対してトラック分
割を行った場合の、ディスク上におけるトラックの管理
形態の変化例を示す図とされる。この場合には、ディス
クに少なくとも3以上のトラックが記録されている状態
から、第2トラックについてトラック分割を行った場合
が示され、また、ここでのトラック分割時間長は5分に
設定されている。また、この図に示す○マーク及び▲マ
ークは、各トラックのスタートアドレス、エンドアドレ
スを示す。なお、本明細書においては、以降トラックナ
ンバnに対応するトラックを第nトラックということに
する。例えばトラックナンバ5が付されたトラックは第
5トラックとなる。
【0051】図5(a)は、トラック分割処理前のトラ
ックの状態が示されている。この図においては、ディス
クに対して第1トラックM1 、第2トラックM2 、第3
トラックM3 ・・・・とトラックナンバに従って連続的
にトラック単位で音声データが記録されている。そし
て、図4にて説明した操作手順により、第2トラックM
2 (この場合の再生時間は28分とされている)につい
てトラック分割を実行したとすると、トラック分割後の
ディスクのトラック管理形態は図5(b)に示すように
更新される。
【0052】図5(b)によると、第2トラックM2 よ
りも前のトラックナンバが付された第1トラックM1 は
そのままとされる。そして、再生時間28分の第2トラ
ックM2 は、そのスタートアドレスTを起点として、5
分の時間間隔ごとにトラック分割されていき、この結
果、第2トラックM2 からはじまり,第3トラックM
3,第4トラックM4 ,第5トラックM5 ,第6トラッ
クM6 という、5分の再生時間長を有する5つのトラッ
クが形成されていく。ただし、この場合には、最後に5
分の再生時間長に満たない3分の再生時間の第7トラッ
クM7 を形成するようにされる。従って、この場合には
元の第2トラックM2 は、その再生時間軸に沿って、第
2トラックM2 〜第7トラックM7 の6つのトラックに
分割される。そして、これに伴ってトラック分割処理以
前の第3トラックM3 (図5(a)に示す)は、トラッ
クナンバ8が付されて図5(b)に示すように第8トラ
ックM8 に更新され、また、第8トラックM8 以後に更
にトラックが存在すれば、これらのトラックは順次トラ
ックナンバ9以降のトラックナンバが付されるように更
新されていくことになる。
【0053】図6は、上記図4及び図5により説明した
ように、固定設定されたトラック分割時間によりトラッ
ク分割を行う場合の処理動作を示すフローチャートとさ
れる。なお、この図に示す処理は、図4(d)に示すト
ラック分割実行時の動作である。このルーチンにおいて
は、システムコントローラ11は、先ずステップF101に
おいて図4(b)にて説明した操作によりユーザが指定
入力したトラックナンバ『N』を識別した後、ステップ
F102において変数cについて『c=0』を設定して、次
のステップF103でこの変数cについて『c=c+1』と
インクリメントを行って、ステップF104に進む。
【0054】ステップF104では、アドレスT+cA
(T:第Nトラックのスタートアドレス、A:トラック
分割時間に相当するアドレス量)を算出すると共に、こ
のアドレスデータT+cAをトラックナンバ『N+c』
のスタートアドレスとする。そして、次のステップF105
においては、アドレスT+cAの直前に位置するアドレ
スを、トラックナンバ『N+(c−1)』のエンドアド
レスとする。つまり、ステップF104及びステップF105の
処理によって、トラック分割位置を設定していくように
される。
【0055】例えば、上記ステップF104、F105の処理を
図5に対応させると、第Nトラックのスタートアドレス
Tは、第2トラックM2 のスタートアドレスとされ、ア
ドレス量Aは5分のトラック分割時間長に対応するだけ
の幅を有していることになる。そして、変数c=1の場
合であれば、ステップF104により図5(b)に示す第3
トラックM3 のスタートアドレスが得られ、ステップF1
05により図5(b)の第2トラックM2 のエンドアドレ
スが得られることになる。
【0056】次のステップF106においては、アドレスT
+cAとトラック分割前の第Nトラックのエンドアドレ
スTmaxとを比較して、 T+cA≦Tmax とされているか、つまりステップF104で求められたトラ
ックナンバ『N+c』のスタートアドレスが、分割指定
された第Nトラック内にあるかが判別される。ここで、
T+cA≦Tmaxであると判別されれば、システムコ
ントローラ11はステップF107に進んで、上記ステップ
F104、F105にて得られた各アドレスをTOC書換用デー
タとして、内部メモリに記憶する。この後は、ステップ
F106においてT+cA≦Tmaxではなくなると判別さ
れるまで、上述したステップF103〜F107に示す一連の処
理を繰り返すようにされる。
【0057】例えば、図5(b)の場合であればステッ
プF103〜F107の処理が2巡目以降繰り返されることで、
順次、[第4トラックM4 のスタートアドレス、第3ト
ラックM3 のエンドアドレス]、[第5トラックM5 の
スタートアドレス、第4トラックM4 のエンドアドレ
ス]、[第6トラックM6 のスタートアドレス、第5ト
ラックM5 のエンドアドレス]、[第7トラックM7 の
スタートアドレス、第6トラックM6 のエンドアドレ
ス]を求めてトラック分割位置を設定していき、これら
アドレスのデータをU−TOC書換用データとして、バ
ッファメモリ13に記憶する処理が行われる。
【0058】そして、上記のようにステップF103〜F107
によりトラック分割位置を設定していくと、最終的にス
テップF106においてT+cA≦Tmaxではないと判別
されることになるが、これは、先のステップF104で求め
られたアドレスT+cAが、元の第Nトラックのエンド
アドレスTmaxを越えたことを意味する。例えば、図
5(b)であれば、第7トラックM7 のスタートアドレ
スから5分の再生時間分に対応する位置のアドレスTo
vがT+cAとされて、 Tov(=T+cA)≦Tmax であることが判別されたことになる。
【0059】このような場合には、システムコントロー
ラ11はステップF108に進んで、これまで実行されたス
テップF103〜F107の処理により内部メモリに記憶してお
いたアドレスデータに基づいてバッファメモリ13上で
ディスクのU−TOC情報を書き換える処理を実行す
る。そしてステップF108の処理が完了するとトラック分
割モードを終了する。バッファメモリ13上で更新され
たU−TOC情報は、その後、所定タイミングでディス
ク1に記録される。
【0060】なお、変数c=1の条件の元でステップF1
08に処理が進んだ場合、即ち、ユーザが分割指定した元
の第Nトラックの再生時間が、トラック分割時間以内で
あったような場合には、U−TOCデータを書き換える
ことなくトラック分割モードを終了することになる。
【0061】このようにしてU−TOCデータが更新さ
れることにより、具体的に図5(a)→図5(b)に示
したように、指定されたトラックナンバのトラックが所
定時間間隔ごとにトラック分割され(なお、最後に所定
時間間隔に満たない再生時間が残れば、最後の分割トラ
ックとして形成される)、また、これら分割トラック及
び以降のトラックに対しては、順次トラックナンバNか
らインクリメントされたトラックナンバが与えられるこ
とになる。
【0062】4.トラック分割モード時における処理
(トラック分割時間可変の場合) 上述したトラック分割モードによるトラック分割は、予
め固定設定されたトラック分割時間に基づいて行われて
いたが、以下、他の実施の形態としてトラック分割時間
がユーザにより変更設定が可能とされた場合の構成につ
いて説明する。
【0063】図7は、トラック分割時間が変更設定可能
とされる場合の、トラック分割編集時のユーザの操作手
順を示している。先ず、ユーザーは機器をトラック分割
モードとするための操作を行ったのち、トラック分割し
たいトラックのトラックナンバを指定する(図7(a)
→図7(b))。そして次の操作手順として、ユーザは
所定の操作によってトラック分割時間長を可変設定する
(図7(c))。なお、トラック分割時間の設定方法は
具体的には示さないが、予め用意された複数種類のトラ
ック分割時間長候補の中から、ユーザが好ましいとされ
るトラック分割時間長を選択するように構成することも
可能とされ、また、例えばテンキーやアップ/ダウンキ
ー等の操作によって、例えば所定時間幅でユーザが任意
に設定可能なように構成することも可能とされる。そし
て、上記設定項目を確認したのちユーザがエンター操作
を行う(図7(d))ことで、機器側では指定のトラッ
クナンバのトラックについて、設定されたトラック分割
時間単位ごとにトラック分割する処理を実行することに
なる。
【0064】このように可変設定されたトラック分割時
間に基づいてトラック分割が実行されて更新されるディ
スクの記録内容は、特に図示しないが、図5にて説明し
た形態に準ずるものとされる。従って、図5を本実施の
形態に対応させると、例えば分割指定された第2トラッ
クM2 が、ユーザにより設定されたトラック分割時間ご
とに分割されていき、最後に、設定されたトラック分割
時間に満たない残りの再生時間分が生じた場合には、こ
れを分割トラックの最終トラックとする。また、分割さ
れたトラック及び以降のトラックに対しては、順次トラ
ックナンバ2以降のトラックナンバがインクリメントさ
れて与えられることになる。
【0065】図8のフローチャートは、トラック分割時
間が変更設定可能とされている場合のトラック分割処理
を示している。この場合、システムコントローラ11
は、先ずステップF201においてユーザが指定入力したト
ラックナンバ『N』を識別する。そして、この場合には
次のステップF202において、設定されたトラック分割時
間mをアドレス量Bに変換する演算を行う。この演算に
ついてはここでは詳しい説明は省略するが、トラック分
割時間mをミニディスクシステムの記録単位であるセク
ターあるいはクラスタの数に対応させ、このセクターあ
るいはクラスタ数に対応するアドレス量を得ることによ
り算出することが可能とされる。
【0066】そして、以降のステップF203〜F209に示す
処理は、先の実施の形態として図6に示したアドレス量
Aのデータをアドレス量Bに置き換え、ステップF208に
おいてステップF205、F206で得られたアドレスデータを
U−TOC書換え用データとして記憶する以外は、図6
にて説明したステップF102〜F108の処理と同様となるこ
とから説明を省略する。
【0067】5.トラック分割モード時における処理
(トラックが複数のパーツに別れている場合) ところで、本実施の形態の管理情報更新装置が適用され
る記録再生装置においては、図2及び図3により説明し
たように、1つのトラックが必ずしも連続したパーツに
記録されずに、例えば記録と消去が繰り返されることに
よって、ディスク上において離散的に複数のパーツに別
れて記録される場合もある。そこで以降、更に他の実施
の形態として、分割すべきトラックがディスク上におい
て離散的に複数のパーツに別れて記録されている場合に
も対応可能な構成について説明する。
【0068】図9は、ディスクに記録されたトラックの
管理形態例を示すものとされる。この図においては、各
トラック及び同一トラック内でのパーツ間のスタートア
ドレス及びエンドアドレスを○マーク及び●マークによ
り示している。この場合には、図9(a)に示される第
1トラックM1 〜第4トラックM4 のうち、第2トラッ
クがM2(1)、M2(2)の2つのパーツに離散してディスク
上に記録されている。この場合には、第2トラックのパ
ーツM2(1)は8分の再生時間とされ、パーツM2(2)は1
1分の再生時間とされて、第2トラック全体で19分の
再生時間となる。これら第2トラックの2つのパーツM
2(1)、M2(2)は、図9(a)に示すパーツM2(1)のエン
ドアドレスとパーツM2(2)のスタートアドレスが、図2
及び図3で説明したリンク情報により連結されること
で、連続的に再生可能とされる。そして、本実施の形態
においてこの第2トラックM2(1)、M2(2)についてトラ
ック分割を行った場合には、ディスク上でのトラックの
管理形態は図9(b)に示すようになる。
【0069】この図9(b)においては、5分のトラッ
ク分割時間により第2トラックをトラック分割した例が
示されている。なお、本実施の形態のトラック分割時間
については、予め機器側で固定設定される場合と、ユー
ザにより可変設定される場合の何れも適用することが可
能である。この場合、図9(a)に示された第2トラッ
クは、図9(b)に示すように再生時間軸に従って、5
分のトラック分割時間ごとに第2トラックM2 、第3ト
ラックM3(1)−M3(2)、第4トラックM4 に分割され、
更に最後の残りの4分間の領域が第5トラックM5 とし
て形成されて、結果的に4つのトラックに分割される。
この際、トラック分割により新たに形成された第3トラ
ックは図のように、3分の再生時間のパーツM3(1)と2
分の再生時間のパーツM3(2)により形成されて、計5分
間の再生時間を得る。また、図9(a)に示す、トラッ
ク分割前の状態での第2トラックより後ろの第3トラッ
クM3 及び第4トラックM4 は、上記第2トラックが第
2〜第5トラックに分割して形成されたことによりトラ
ックナンバが繰り上げられ、図9(b)に示すように、
それぞれ第6トラックM6 、第7トラックM7 として管
理される。
【0070】図10は、上記のようにディスク上に複数
のパーツに別れて離散的に音声データが記録されている
トラックのトラック分割を可能とした、システムコント
ローラ11の処理動作を示すフローチャートとされる。
なお、この場合には、トラック分割時間が予め固定設定
されている構成の下での処理動作が示されているものと
される。従って、ユーザーによるトラック分割のための
操作は図4に準ずるものとされ、この図10の処理はユ
ーザーのエンター操作後の動作となる。
【0071】このルーチンにおいては、先ず、ステップ
F301においてユーザが指定したトラックナンバ『N』を
識別し、次のステップF302においては、一旦、指定され
た第Nトラックのスタートアドレスを『T』と定義す
る。例えば図9(b)の場合であれば、最初に第2トラ
ックM2 のスタートアドレスをTとすることになる。
【0072】次に、システムコントローラは、ステップ
F303に進んで変数cについてc=0を設定した後、ステ
ップF304で変数c=c+1とインクリメントして、ステ
ップF305に進む。
【0073】ステップF305においては、トラック分割時
間に対応するアドレス量をAとして、T+Aにより得ら
れるアドレスと、現在時点でアドレスTをスタートアド
レスとするパーツ(現パーツということにする)のエン
ドアドレスTPEについて、 T+A≧TPE となっているか否かについて判別を行う。
【0074】上記ステップF305においてT+A≧TPE
はないと判別されて、アドレスT+Aが現パーツ内にあ
ると判別された場合には、ステップF306に進んで、上記
アドレスT+AをトラックナンバN+cのスタートアド
レスに設定してこれをアドレスデータD1 とし、次のス
テップF307で上記アドレスT+Aの直前のアドレスをト
ラックナンバN+(c−1)のエンドアドレスに設定し
て、これをアドレスデータD2 とする。このようにして
得られるアドレスデータD1及びD 2により、トラックナ
ンバN+cとN+(c−1)間のトラックの分割位置が
設定されることになる。次に、システムコントローラ1
1はステップF308に進んで、上記ステップF306及びF307
で得られたアドレスデータD1 及びD2 をU−TOC書
き換え用データとして内部メモリに記憶した後、ステッ
プF309でこれまでのアドレスT+Aについて、新たにア
ドレスTと定義してステップF304に戻るようにされる。
【0075】本実施の形態では上述してきたステップF3
01〜F309の一連の処理動作が行われることによって、同
一パーツ内におけるトラック分割処理に対応することに
なる。従って、上記ステップF301〜F310の処理動作は、
先の実施の形態の処理として示した図6におけるステッ
プF101〜F107の処理動作により実行されるトラック分割
処理と実質的に同様であることから、上記ステップF301
〜F310の処理により、先の各実施の形態のように1つの
パーツにより形成されているトラックを分割する処理に
対応することができる。
【0076】また、ステップF305においてT+A≧TPE
であると判別され、アドレスT+Aが現パーツを越えて
いる、又は現パーツのエンドアドレスTPEと一致してい
ると判別された場合には、先ず、ステップF310に進ん
で、この現パーツのエンドアドレスTPEが分割指定され
た元の第NトラックのエンドアドレスTmaxと一致
(TPE=Tmax)しているかどうかが判別される。こ
のステップF310でTPE=Tmaxであると判別された場
合には、これ以上指定された第Nトラックについて分割
可能な領域が無いとして、ステップF320に進む。そし
て、これまでの段階でステップF308もしくは後述するF3
15の処理においてバッファRAM13に記憶されたU−
TOC書き換えデータに基づいて、U−TOCの書き換
えを行い、トラック分割モードを終了する。
【0077】これに対して、ステップF310でTPE=Tm
axでないと判別された場合には、リンク情報により現
パーツの次に連結されているパーツ(以降、次パーツと
いうことにする)にトラック分割位置を設定できる可能
性があるとして、ステップF311に進んで、次パーツ以降
にトラック分割位置を求めていく処理が行われる。
【0078】ステップF311においては、アドレスT+A
と、現パーツのエンドアドレスTPEについて、 (T+A)−TPE=X という演算を行って、余剰のアドレス量Xを算出する。
この余剰のアドレス量Xは、例えば図9(b)の場合で
あれば、アドレスTが第3トラックのパーツM3(1)のス
タートアドレスとされているときの、第6トラックM6
のパーツのスタートアドレスから2分の再生時間分経過
した位置の△マークにより示すアドレスまでのアドレス
量が対応する。
【0079】そして、次のステップF312においては、次
パーツのスタートアドレスをTNS、同じく次パーツのエ
ンドアドレスをTNEとして、 TNS+X≧TNE とされているかどうか、つまり新たなトラック分割位置
としてアドレスTNS+Xを想定し、このアドレスTNS
Xが次パーツ内に存在するかどうかについて判別する。
そして、ここでアドレスTNS+Xが次パーツ内に存在す
ると判別された場合には、ステップF313に進んで、上記
アドレスTNS+XをトラックナンバN+cのスタートア
ドレスに設定して、これをデータD3 とし、次のステッ
プF314においてアドレスTNS+Xの直前のアドレスをト
ラックナンバN+(c−1 )のスタートアドレスに設定
してこれをデータD4 として、トラック分割位置を特定
する。そして、次にステップF315に進んで、上記アドレ
スデータD3、D4 をU−TOC書き換え用データとして
内部メモリに記憶した後、次のステップF316でこれまで
のアドレスTNS+Xを、新たにアドレスTと定義して、
ステップF304に戻るようにされる。
【0080】また、ステップF312においてTNS+X≧T
NEであると判別され、アドレスTNS+Xが次パーツのエ
ンドアドレスTNEを越える、あるいはアドレスTNS+X
が次パーツのエンドアドレスTNEと一致するとされた場
合には、以降のステップF317〜F319の処理に進んで、更
に次のパーツにトラックの分割位置を求めるようにされ
る。
【0081】ステップF317ではTNE=Tmaxとされて
いるか、つまり、パーツのエンドアドレスTNEが分割指
定された第NトラックのエンドアドレスTmaxと一致
しているか否かについて判別を行い、ここで、TNE=T
maxであると判別された場合には、ステップF320に進
んで、これまでに記憶されてきたU−TOC書き換え用
データに基づいて、U−TOCの書き換えを実行して、
トラック分割モードを終了する。これに対して、TNE
Tmaxではないと判別された場合には、ステップF318
に進んで (TNS+X)−TNE=X を算出して、新たに余剰のアドレス量Xを求めるように
される。そして、ステップF319において、これまでのア
ドレスTNSを新たにアドレスTと設定して、ステップF3
12に戻るようにされる。
【0082】以上、図10に示す処理によって、複数の
パーツにより離散的に記録されているトラックについて
も、トラック分割を実行することが可能となる。なお、
図10に示す処理動作を、トラック分割時間長が設定変
更可能な場合に対応させるには、例えばステップF302の
次にユーザが設定したトラック分割時間をアドレス量に
換算し、以降は、このトラック分割時間似対応するアド
レス量を『A』として処理することで実現することがで
きる。
【0083】また、本発明はこれまで説明してきた上記
各実施の形態に限定されるものではなく各種変形が可能
とされ、例えば、トラック分割モードに関するキーは、
本発明の管理情報更新装置を備えた記録再生装置などに
対する赤外線等によるリモートコントローラや、接続さ
れるヘッドフォンやマイクロフォンに設けられるリモコ
ン操作部において設けられても良い。更に、トラック分
割のための処理は、図6、図7、図10の例に限定され
るものではなく、各種考えられることはいうまでもな
い。
【0084】また実施の形態としては、本発明の管理情
報更新装置を記録再生装置とに適用した例について説明
したが、記録又は再生専用装置であっても本発明を適用
でき、また、いわゆるミニディスクシステムに限らず各
種ディスク記録/再生装置、テープ記録/再生装置等に
おいて適用できる。
【0085】
【発明の効果】以上説明したように本発明のでは、記録
媒体にトラック単位で記録された音声データについて、
指定のトラックについて所定時間ごとに自動的にトラッ
クが分割されて管理可能な編集機能が与えられるため、
例えばユーザがトラック分割位置を指定しながら逐一ト
ラックの分割編集を行うディバイド編集などを行なわな
くとも、各トラックのアクセスで所望の部分の音声の再
生が容易でしかも迅速にでき、その操作性は著しく向上
するという効果がある。また、トラック分割される時間
間隔をユーザーが各種設定できるようにすることで、録
音内容に応じて最も好適な自動トラック分割が可能とな
るという効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の記録再生装置の要部のブロック図であ
る。
【図2】ディスクにおけるU−TOCセクターの説明図
である。
【図3】ディスクにおけるU−TOCセクターのリンク
構造の説明図である。
【図4】実施の形態においてトラック分割モードに関す
るユーザ操作(トラック分割時間固定時)を示す説明図
である。
【図5】実施の形態においてトラック分割処理によるト
ラック管理状態を示す説明図である。
【図6】実施の形態のトラック分割処理のフローチャー
トである。
【図7】他の実施の形態においてトラック分割モードに
関するユーザ操作(トラック分割時間可変時)を示す説
明図である。
【図8】他の実施の形態のトラック分割処理のフローチ
ャートである。
【図9】他の実施の形態においてトラック分割処理によ
るトラック管理状態を示す説明図である。
【図10】更に他の実施の形態におけるトラック分割処
理のフローチャートである。
【符号の説明】
1 ディスク 3 光学ヘッド 8 エンコーダ/デコーダ部 11 システムコントローラ 12 メモリコントローラ 13 バッファメモリ 14 エンコーダ/デコーダ部 15 D/A変換器 18 A/D変換器 19 キー操作部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音声データと、1つの音声データ単位と
    してのトラック毎に音声データの記録又は再生動作の管
    理を行なう管理情報が記録される記録媒体に対する記録
    装置において、 トラック分割モードを設定するモード操作手段と、 トラック分割モードにおいてトラック分割処理すべきト
    ラックを指定するトラック指定操作手段と、 上記モード操作手段によりトラック分割モードと設定さ
    れた場合には、記録媒体に記録されているトラックのう
    ち、上記トラック指定操作手段により指定されたトラッ
    クが所定時間幅で複数のトラックに分割されるように前
    記管理情報を書き換える制御を行なうことができる制御
    手段を備えたことを特徴とする管理情報更新装置。
  2. 【請求項2】 前記トラック分割モードにおけるトラッ
    ク分割の単位長となる所定時間を可変設定することがで
    きるトラック長設定操作手段を設け、 前記制御手段は、そのトラック長設定操作手段の操作に
    応じて前記所定時間を設定することを特徴とする請求項
    1に記載の管理情報更新装置。
JP32358095A 1995-11-20 1995-11-20 管理情報更新装置 Withdrawn JPH09147529A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002049032A1 (fr) * 2000-12-14 2002-06-20 Tdk Corporation Appareil d'enregistrement/reproduction numerique

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2002049032A1 (fr) * 2000-12-14 2002-06-20 Tdk Corporation Appareil d'enregistrement/reproduction numerique

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