JPH09148333A - 半導体装置とその製造方法 - Google Patents
半導体装置とその製造方法Info
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- JPH09148333A JPH09148333A JP8235091A JP23509196A JPH09148333A JP H09148333 A JPH09148333 A JP H09148333A JP 8235091 A JP8235091 A JP 8235091A JP 23509196 A JP23509196 A JP 23509196A JP H09148333 A JPH09148333 A JP H09148333A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 半導体装置とその製造方法に関し、転写工程
或いはめっき工程によってバンプを形成する際の位置合
わせ、バンプ高さのばらつき、ボイドやはんだボールの
発生、バンプの剥離、レジストをマスクとしためっきバ
ンプの不均一などの不具合を防止する。 【解決手段】 位置合わせについては、バンプ用原板1
上に設けられた複数の転写用バンプ11が基板2上に設け
られた複数の電極用メタライズ層21に転写されてなるバ
ンプ3を有する半導体装置において、前記転写用バンプ
11が、直径が、隣接する前記電極用メタライズ層21同士
の隙間よりも小さく、かつ、ピッチが、前記電極用メタ
ライズ層21のピッチよりも小さく形成されるように半導
体装置を構成する。
或いはめっき工程によってバンプを形成する際の位置合
わせ、バンプ高さのばらつき、ボイドやはんだボールの
発生、バンプの剥離、レジストをマスクとしためっきバ
ンプの不均一などの不具合を防止する。 【解決手段】 位置合わせについては、バンプ用原板1
上に設けられた複数の転写用バンプ11が基板2上に設け
られた複数の電極用メタライズ層21に転写されてなるバ
ンプ3を有する半導体装置において、前記転写用バンプ
11が、直径が、隣接する前記電極用メタライズ層21同士
の隙間よりも小さく、かつ、ピッチが、前記電極用メタ
ライズ層21のピッチよりも小さく形成されるように半導
体装置を構成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体チップと基板
を接続するバンプ、特にフリップチップ接続法によって
半導体チップを基板に搭載するためのバンプを有する半
導体装置とその製造方法に関する。
を接続するバンプ、特にフリップチップ接続法によって
半導体チップを基板に搭載するためのバンプを有する半
導体装置とその製造方法に関する。
【0002】電子機器に用いられる半導体素子や電子部
品などは、回路基板などに搭載して電気的に接続するた
めに、いろいろな形態の電極が設けられ、これらの電極
同士はいろいろな接続手段によって接続される。
品などは、回路基板などに搭載して電気的に接続するた
めに、いろいろな形態の電極が設けられ、これらの電極
同士はいろいろな接続手段によって接続される。
【0003】近年、配線長を短くして電子機器を高速に
動作させるために、ワイヤを用いないで突起状の電極
(以下、バンプと呼ぶ)同士を直接接合する手段が採ら
れるようになっており、その代表的な接合方法はフリッ
プチップ接合法である。バンプによる接合においては、
一括して多くの微細なバンプを形成する必要があり、微
細で高さの揃ったバンプを如何に効率よく信頼性よく形
成するかが課題となっている。
動作させるために、ワイヤを用いないで突起状の電極
(以下、バンプと呼ぶ)同士を直接接合する手段が採ら
れるようになっており、その代表的な接合方法はフリッ
プチップ接合法である。バンプによる接合においては、
一括して多くの微細なバンプを形成する必要があり、微
細で高さの揃ったバンプを如何に効率よく信頼性よく形
成するかが課題となっている。
【0004】
【従来の技術】図13は転写法によるバンプの形成方法の
模式的な工程図、図14は蒸着法で形成したバンプの高さ
の実測値、図15はバンプの中のボイド発生を説明する模
式図、図16は回り込み膜からはんだ塊の生成を説明する
模式図、図17は蒸着法によるバンプの剥離を説明する模
式図、図18は従来のバンプ用はんだの形成方法の模式的
な工程図、図19は従来例のバンプ用はんだの形成後の顕
微鏡写真である。
模式的な工程図、図14は蒸着法で形成したバンプの高さ
の実測値、図15はバンプの中のボイド発生を説明する模
式図、図16は回り込み膜からはんだ塊の生成を説明する
模式図、図17は蒸着法によるバンプの剥離を説明する模
式図、図18は従来のバンプ用はんだの形成方法の模式的
な工程図、図19は従来例のバンプ用はんだの形成後の顕
微鏡写真である。
【0005】図において、1はバンプ用原板、2は基
板、3はバンプ、4はフラックス、5はメタルマスク、
5aは第1マスク、5bは第2マスク、6は金属層、7は周
覆層、8は転写用バンプ、21は電極用メタライズ層、22
は絶縁膜、31ははんだ塊、51は重置体、91は半導体基
板、92は金属電極、93は絶縁膜、94は液状レジスト、95
はバンプ、96はドライフィルム、97は開口部、98は空
隙、99は凹凸面である。
板、3はバンプ、4はフラックス、5はメタルマスク、
5aは第1マスク、5bは第2マスク、6は金属層、7は周
覆層、8は転写用バンプ、21は電極用メタライズ層、22
は絶縁膜、31ははんだ塊、51は重置体、91は半導体基
板、92は金属電極、93は絶縁膜、94は液状レジスト、95
はバンプ、96はドライフィルム、97は開口部、98は空
隙、99は凹凸面である。
【0006】バンプを形成するにはいろいろな方法が提
案されているが、はんだバンプの場合には、メタルマス
クを用いて蒸着したり、マスクの開孔にはんだボールを
充てんして融着したり、はんだペーストを塗着したり、
めっきしたりする方法などがあるが、めっきは微細なバ
ンプを短時間の処理で形成できる利点を持つ。
案されているが、はんだバンプの場合には、メタルマス
クを用いて蒸着したり、マスクの開孔にはんだボールを
充てんして融着したり、はんだペーストを塗着したり、
めっきしたりする方法などがあるが、めっきは微細なバ
ンプを短時間の処理で形成できる利点を持つ。
【0007】さらに、バンプを設けようとする半導体チ
ップや半導体チップを搭載する回路基板を蒸着槽やめっ
き槽などの処理槽の中に導入せずに済ますために、予め
シリコンやガラスなどの原板上にバンプを設け、そのバ
ンプを半導体チップや回路基板に転写する転写法がよく
用いられる。
ップや半導体チップを搭載する回路基板を蒸着槽やめっ
き槽などの処理槽の中に導入せずに済ますために、予め
シリコンやガラスなどの原板上にバンプを設け、そのバ
ンプを半導体チップや回路基板に転写する転写法がよく
用いられる。
【0008】図13は転写法によるバンプの形成方法の模
式的な工程図である。転写法によって半導体素子などが
形成された基板2にバンプ3を形成するには、先ず転写
するためのいわゆる転写用バンプ11を予めシリコンやガ
ラスなどのバンプ用原板1の上に設ける。この転写用バ
ンプ11はいろいろな方法によって形成される。
式的な工程図である。転写法によって半導体素子などが
形成された基板2にバンプ3を形成するには、先ず転写
するためのいわゆる転写用バンプ11を予めシリコンやガ
ラスなどのバンプ用原板1の上に設ける。この転写用バ
ンプ11はいろいろな方法によって形成される。
【0009】図13の(A)は、バンプ用原板1を例えば
コバール製のメタルマスク5で被って蒸着する、いわゆ
るマスク蒸着法によって転写用バンプ11を形成する方法
の模式図である。図示してない蒸着源には例えばInは
んだを用い、メタルマスク5の所定の位置の開孔からバ
ンプ用原板1の表面にはんだを所定の厚みになるように
堆積させ、メタルマスク5を外せば転写用バンプ11が形
成できる。メタルマスク5を外す際,転写用バンプ11が
損傷しないように、メタルマスク5にははんだに濡れに
くい処理が施されている。
コバール製のメタルマスク5で被って蒸着する、いわゆ
るマスク蒸着法によって転写用バンプ11を形成する方法
の模式図である。図示してない蒸着源には例えばInは
んだを用い、メタルマスク5の所定の位置の開孔からバ
ンプ用原板1の表面にはんだを所定の厚みになるように
堆積させ、メタルマスク5を外せば転写用バンプ11が形
成できる。メタルマスク5を外す際,転写用バンプ11が
損傷しないように、メタルマスク5にははんだに濡れに
くい処理が施されている。
【0010】次いで、図13の(B)では、バンプ用原板
1にレジスト8を被着して所定の位置に開孔し、めっき
によってはんだを堆積させ、レジスト8を剥離して転写
用バンプ11とする。
1にレジスト8を被着して所定の位置に開孔し、めっき
によってはんだを堆積させ、レジスト8を剥離して転写
用バンプ11とする。
【0011】次いで、図13の(C)では、バンプ用原板
1をメタルマスク5で覆い、所定の位置の開孔にはんだ
ペースト9を充てんしてからメタルマスクを外して転写
用バンプ11を得る。
1をメタルマスク5で覆い、所定の位置の開孔にはんだ
ペースト9を充てんしてからメタルマスクを外して転写
用バンプ11を得る。
【0012】図13の(D)において、基板2には、予め
転写用バンプ11と位置合わせしてある所定の位置に電極
用メタライズ層21が設けられている。この電極用メタラ
イズ層21には、例えば、TiやCr、Pt、Ni、A
u、Cuなどを積層した薄膜層が用いられる。この場
合、TiやCrは基板2の密着性、PtやNiははんだ
の拡散防止、AuやCuははんだ濡れ性を良くするため
の膜である。
転写用バンプ11と位置合わせしてある所定の位置に電極
用メタライズ層21が設けられている。この電極用メタラ
イズ層21には、例えば、TiやCr、Pt、Ni、A
u、Cuなどを積層した薄膜層が用いられる。この場
合、TiやCrは基板2の密着性、PtやNiははんだ
の拡散防止、AuやCuははんだ濡れ性を良くするため
の膜である。
【0013】図13の(E)において、必要に応じて転写
用バンプ11にフラックス4を塗布し、電極用メタライズ
層21が形成された基板2の上に、転写用バンプ11が設け
られたバンプ用原板1を対向して重ね合わせ、電極用メ
タライズ層21に転写用バンプ11を当接させて加熱する。
そうすると、転写用バンプ11が溶けて電極用メタライズ
層21に転写される。
用バンプ11にフラックス4を塗布し、電極用メタライズ
層21が形成された基板2の上に、転写用バンプ11が設け
られたバンプ用原板1を対向して重ね合わせ、電極用メ
タライズ層21に転写用バンプ11を当接させて加熱する。
そうすると、転写用バンプ11が溶けて電極用メタライズ
層21に転写される。
【0014】図13(F)において、バンプ用原板1を基
板2から開離し、必要に応じてフラックス洗浄を行え
ば、基板2の上にバンプ3を形成することができる。ま
た、めっきによるバンプの形成では、レジストをマスク
として、半導体基板上の金属電極にはんだバンプを形成
する方法が良く用いられる。
板2から開離し、必要に応じてフラックス洗浄を行え
ば、基板2の上にバンプ3を形成することができる。ま
た、めっきによるバンプの形成では、レジストをマスク
として、半導体基板上の金属電極にはんだバンプを形成
する方法が良く用いられる。
【0015】図18はレジストをマスクとしたバンプ用め
っきの従来例の説明図で、模式的な工程図を示す。電解
めっきで用いるレジストには、大きく分けて2種類あ
る。一つは図18(A)に示す通常の液状レジスト94で、
パターニング後の膜厚が数〜十数μmであり、数μm程
度の微細なパターンが形成できる。もう一つは図18
(B)に示すドライフィルム96で、膜厚が数十μm以上
の比較的大きいパターンが形成できる。
っきの従来例の説明図で、模式的な工程図を示す。電解
めっきで用いるレジストには、大きく分けて2種類あ
る。一つは図18(A)に示す通常の液状レジスト94で、
パターニング後の膜厚が数〜十数μmであり、数μm程
度の微細なパターンが形成できる。もう一つは図18
(B)に示すドライフィルム96で、膜厚が数十μm以上
の比較的大きいパターンが形成できる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】上記のような転写法に
よるバンプの形成は、電極の導出本数が増大してバンプ
のサイズが小さくなり、あるいはバンプ同士のピッチが
細かくなるといろいろな厄介な課題が生じる。
よるバンプの形成は、電極の導出本数が増大してバンプ
のサイズが小さくなり、あるいはバンプ同士のピッチが
細かくなるといろいろな厄介な課題が生じる。
【0017】(1)課題:1(バンプ転写の際の位置合
わせ) バンプを転写によって形成するためには、電極用メタラ
イズ層と転写用バンプを対向するように位置合わせする
必要がある。ところが、例えば、直径が 200μmφで、
ピッチが 500μmといった細かいバンプ寸法になると、
この位置合わせが厄介であるため、手間隙掛けずにバン
プ転写の位置合わせができることが望まれている。
わせ) バンプを転写によって形成するためには、電極用メタラ
イズ層と転写用バンプを対向するように位置合わせする
必要がある。ところが、例えば、直径が 200μmφで、
ピッチが 500μmといった細かいバンプ寸法になると、
この位置合わせが厄介であるため、手間隙掛けずにバン
プ転写の位置合わせができることが望まれている。
【0018】(2)課題:2(バンプの高さのばらつ
き) フリップチップ接合を行う場合には、バンプの高さは一
様であることが望まれる。ところが、バンプの高さは、
図14に示した実測値から分かるようにばらつくことが避
けられず、ハッチ付き矢印に示した異常に高いバンプや
白抜き矢印で示した異常に低いバンプなどが形成されて
しまう。異常に高いバンプの場合には、数が少なけれ
ば、フリップチップ接合の際に加圧して潰せれば接合不
具合とはならない。しかし、異常に低いバンプの場合に
は、例えば数千個のバンプを加圧して潰さなければ低い
バンプとは接合できないので、実質的に接合不具合とみ
なされる。
き) フリップチップ接合を行う場合には、バンプの高さは一
様であることが望まれる。ところが、バンプの高さは、
図14に示した実測値から分かるようにばらつくことが避
けられず、ハッチ付き矢印に示した異常に高いバンプや
白抜き矢印で示した異常に低いバンプなどが形成されて
しまう。異常に高いバンプの場合には、数が少なけれ
ば、フリップチップ接合の際に加圧して潰せれば接合不
具合とはならない。しかし、異常に低いバンプの場合に
は、例えば数千個のバンプを加圧して潰さなければ低い
バンプとは接合できないので、実質的に接合不具合とみ
なされる。
【0019】このようなバンプの高さのばらつきは、転
写用バンプがマスク蒸着によって形成される場合には、
メタルマスクの開孔面積のばらつきに起因している。因
みに、メタルマスクはエッチングによって開孔されるた
め、開孔面積の精度は±20%程度である。一方、バンプ
の高さはバンプの体積によって決まる。従って、−20%
の開孔のマスク蒸着によって形成されたバンプの体積
は、(1−0.2)2 =0.64つまり平均的なバンプの64%と
なる。バンプの形状を球と仮定すると、0.641/3=0.8
6、つまりバンプの高さは平均的な高さの−14%とな
り、安定した接合ができない。
写用バンプがマスク蒸着によって形成される場合には、
メタルマスクの開孔面積のばらつきに起因している。因
みに、メタルマスクはエッチングによって開孔されるた
め、開孔面積の精度は±20%程度である。一方、バンプ
の高さはバンプの体積によって決まる。従って、−20%
の開孔のマスク蒸着によって形成されたバンプの体積
は、(1−0.2)2 =0.64つまり平均的なバンプの64%と
なる。バンプの形状を球と仮定すると、0.641/3=0.8
6、つまりバンプの高さは平均的な高さの−14%とな
り、安定した接合ができない。
【0020】(3)課題:3(バンプ中のボイドの発
生) バンプ転写法によって、半導体チップ特にLSIチップ
上にバンプを形成する際に、通常チップ上にはバンプを
設ける電極用メタライズ層以外の部位はポリイミドの絶
縁膜で覆われている。そのため、電極用メタライズ層の
部位が電極の回りよりも低くなっている。
生) バンプ転写法によって、半導体チップ特にLSIチップ
上にバンプを形成する際に、通常チップ上にはバンプを
設ける電極用メタライズ層以外の部位はポリイミドの絶
縁膜で覆われている。そのため、電極用メタライズ層の
部位が電極の回りよりも低くなっている。
【0021】図15(A)において、図示してないバンプ
用原板に設けた転写用バンプ11を基板2上の電極用メタ
ライズ層21に位置合わせして衝合した際、転写用バンプ
11の周縁が絶縁膜41の乗っかり隙間42が生じる。また、
多少の位置ずれがあると転写用バンプ11が電極用メタラ
イズ層21と絶縁膜41とに跨がり、転写用バンプ11と電極
用メタライズ層21との間に隙間42が生じることもある。
この状態で加熱して転写を行うと、図15(B)に示した
ようにこの隙間42が中空のボイド43としてバンプ3の中
に残存することが間々起こる。
用原板に設けた転写用バンプ11を基板2上の電極用メタ
ライズ層21に位置合わせして衝合した際、転写用バンプ
11の周縁が絶縁膜41の乗っかり隙間42が生じる。また、
多少の位置ずれがあると転写用バンプ11が電極用メタラ
イズ層21と絶縁膜41とに跨がり、転写用バンプ11と電極
用メタライズ層21との間に隙間42が生じることもある。
この状態で加熱して転写を行うと、図15(B)に示した
ようにこの隙間42が中空のボイド43としてバンプ3の中
に残存することが間々起こる。
【0022】このボイド43は、マスク蒸着法で転写用バ
ンプを形成した場合には、密度が低いために、電極用メ
タライズ層21が凹んだ構成になっていない場合でも発生
することがある。そして、転写の際にフラックスが用い
られるので、フラックスが洗浄されずにボイドの中に残
ってしまい腐食の原因となる。
ンプを形成した場合には、密度が低いために、電極用メ
タライズ層21が凹んだ構成になっていない場合でも発生
することがある。そして、転写の際にフラックスが用い
られるので、フラックスが洗浄されずにボイドの中に残
ってしまい腐食の原因となる。
【0023】バンプの中にボイドが発生することを防ぐ
方法としては、バンプを真空中で溶融して脱ガスする方
法が知られている。しかし、例えばLSIに例をとる
と、電極上に形成されたバンプを溶融させると、バンプ
と電極との相互拡散によって配線が劣化したり、バンプ
の疲労寿命が短くなったりする。そのため、一旦形成し
たバンプをボイド除去のために溶融することは好ましく
ない。
方法としては、バンプを真空中で溶融して脱ガスする方
法が知られている。しかし、例えばLSIに例をとる
と、電極上に形成されたバンプを溶融させると、バンプ
と電極との相互拡散によって配線が劣化したり、バンプ
の疲労寿命が短くなったりする。そのため、一旦形成し
たバンプをボイド除去のために溶融することは好ましく
ない。
【0024】さらに、電極径 100μm、接合高さ80μm
のフリップチップ接合部において、40μmφのボイドが
内在するはんだ接合部は、−55°C〜 125°Cの熱サイ
クル試験において 500サイクルで破断したが、30μmφ
のボイドが内在するはんだ接合部では、 800サイクル以
上の疲労寿命であった。すなわち、電極径もしくは接合
高さの半分以上のボイドは、はんだ接合部の疲労寿命を
大幅に低下させる危惧がある。
のフリップチップ接合部において、40μmφのボイドが
内在するはんだ接合部は、−55°C〜 125°Cの熱サイ
クル試験において 500サイクルで破断したが、30μmφ
のボイドが内在するはんだ接合部では、 800サイクル以
上の疲労寿命であった。すなわち、電極径もしくは接合
高さの半分以上のボイドは、はんだ接合部の疲労寿命を
大幅に低下させる危惧がある。
【0025】(4)課題:4(はんだボールの発生) 転写用バンプを形成するバンプ用原板上にメタルマスク
を用いたマスク蒸着法で転写用バンプを形成する場合に
は、バンプ用原板に重ねたマスクとの隙間にはんだなど
のバンプ材料が回り込み、マスクの開孔以外の部分には
み出した膜が形成されることが間々起こる。
を用いたマスク蒸着法で転写用バンプを形成する場合に
は、バンプ用原板に重ねたマスクとの隙間にはんだなど
のバンプ材料が回り込み、マスクの開孔以外の部分には
み出した膜が形成されることが間々起こる。
【0026】図16(A)に示したように、転写用バンプ
11の領域以外に裾野が拡がるように回り込み膜32が形成
される。この回り込み膜32は、図16(B)示したように
加熱すると溶融して小さな球状のはんだ、いわゆるはん
だボール33となることが間々起こる。そのため、バンプ
転写の際に、基板と重ね合わせて加熱すると溶融してバ
ンプ3の隙間にはんだボールと呼ばれるはんだ塊31が点
在することになる。
11の領域以外に裾野が拡がるように回り込み膜32が形成
される。この回り込み膜32は、図16(B)示したように
加熱すると溶融して小さな球状のはんだ、いわゆるはん
だボール33となることが間々起こる。そのため、バンプ
転写の際に、基板と重ね合わせて加熱すると溶融してバ
ンプ3の隙間にはんだボールと呼ばれるはんだ塊31が点
在することになる。
【0027】このようなはんだボールの生成を防ぐに
は、回り込み膜そのものを除去する方法が提案されてお
り、例えば、特開昭63-261857 では、バンプ用原板上の
転写用バンプが形成される領域以外を感光性ポリイミド
膜で覆い、バンプ材料をマスク蒸着したあとポリイミド
膜を回り込み膜とともに溶解除去する方法が提案されて
いる。
は、回り込み膜そのものを除去する方法が提案されてお
り、例えば、特開昭63-261857 では、バンプ用原板上の
転写用バンプが形成される領域以外を感光性ポリイミド
膜で覆い、バンプ材料をマスク蒸着したあとポリイミド
膜を回り込み膜とともに溶解除去する方法が提案されて
いる。
【0028】ところが、この方法では、例えば、半導体
チップの表面の絶縁膜にポリイミドが用いられている場
合には適用できない。また、ポリイミドに代わってホト
レジスト膜を用いる方法もあるが、蒸着時や転写時の耐
熱性に難点がある。
チップの表面の絶縁膜にポリイミドが用いられている場
合には適用できない。また、ポリイミドに代わってホト
レジスト膜を用いる方法もあるが、蒸着時や転写時の耐
熱性に難点がある。
【0029】はんだボールは、バンプ間に点在して短絡
する原因ともなるので、転写したあとに形成されたはん
だボールを除去するとともに、転写用バンプを形成する
際にマスクの開孔から回り込んだ回り込み膜を転写工程
の前に除去する解決策も必要である。
する原因ともなるので、転写したあとに形成されたはん
だボールを除去するとともに、転写用バンプを形成する
際にマスクの開孔から回り込んだ回り込み膜を転写工程
の前に除去する解決策も必要である。
【0030】(5)課題:5(マスク蒸着法によるバン
プの剥離) ところで、メタルマスクを用いたマスク蒸着法によって
バンプを形成する際に、メタルマスクの開孔の側壁にバ
ンプ材料が付着し、マスクを剥離するとき、バンプや転
写用バンプも一緒に剥離してしまう不具合が間々起こ
る。
プの剥離) ところで、メタルマスクを用いたマスク蒸着法によって
バンプを形成する際に、メタルマスクの開孔の側壁にバ
ンプ材料が付着し、マスクを剥離するとき、バンプや転
写用バンプも一緒に剥離してしまう不具合が間々起こ
る。
【0031】この不具合を減少させるために、例えば、
特開昭63-261857 では、感光性ポリイミド層をバンプ形
成領域以外の部位に設け、バンプ材料を蒸着したあとポ
リイミド層を溶剤で溶解させる方法が提案されている。
しかし、この方法ではポリイミドを絶縁層として採用し
ている半導体チップなどには適用できない。
特開昭63-261857 では、感光性ポリイミド層をバンプ形
成領域以外の部位に設け、バンプ材料を蒸着したあとポ
リイミド層を溶剤で溶解させる方法が提案されている。
しかし、この方法ではポリイミドを絶縁層として採用し
ている半導体チップなどには適用できない。
【0032】また、特開平5-235003では、メタルマスク
の開孔の内壁をはんだに対して離型性のよい材質の被膜
で覆う方法が提案されている。しかし、この場合には、
開孔の側壁から隔離したバンプ材料がバンプの周囲に残
存し、隣接するバンプ間の短絡やはんだボールの原因と
なる。
の開孔の内壁をはんだに対して離型性のよい材質の被膜
で覆う方法が提案されている。しかし、この場合には、
開孔の側壁から隔離したバンプ材料がバンプの周囲に残
存し、隣接するバンプ間の短絡やはんだボールの原因と
なる。
【0033】さらに、メタルマスクの表裏で開孔径を異
ならせるつまり開孔を逆テーパにして開孔の側壁を蒸着
源から蔭になるようにし、はんだ材料が開孔の側壁に付
着しないようにする方法がある。図17(A)には、メタ
ルマスク5の開孔51の側壁52が逆テーパの理想的な形態
を示した。
ならせるつまり開孔を逆テーパにして開孔の側壁を蒸着
源から蔭になるようにし、はんだ材料が開孔の側壁に付
着しないようにする方法がある。図17(A)には、メタ
ルマスク5の開孔51の側壁52が逆テーパの理想的な形態
を示した。
【0034】ところで、メタルマスクの開孔は化学的な
エッチングによって製造され、しかも、メタルマスクの
厚みが数十μmあり、開孔51の直径に対して深さが大き
いため、オーバエッチングなしで精度よく穿孔すること
は難しい。因みにオーバエッチングすれば、図17(B)
に示したように、開孔51の側壁52は湾曲した形状とな
る。そして、開孔51の奥の側壁52の裾野にバンプ3や転
写用バンプ11の裾野が重なると、図17(C)に示したよ
うに、メタルマスク5を剥離する際に、形成されたバン
プ3も転写用バンプ11も剥離してしまう不具合が生じ
る。
エッチングによって製造され、しかも、メタルマスクの
厚みが数十μmあり、開孔51の直径に対して深さが大き
いため、オーバエッチングなしで精度よく穿孔すること
は難しい。因みにオーバエッチングすれば、図17(B)
に示したように、開孔51の側壁52は湾曲した形状とな
る。そして、開孔51の奥の側壁52の裾野にバンプ3や転
写用バンプ11の裾野が重なると、図17(C)に示したよ
うに、メタルマスク5を剥離する際に、形成されたバン
プ3も転写用バンプ11も剥離してしまう不具合が生じ
る。
【0035】また、めっきによりはんだバンプを形成す
る方法においては、ドライフィルムに比べて薄い液状レ
ジストをマスクに用いてめっきする場合に、図18(A)
に示すように、金属電極92上に、絶縁膜上にも拡がった
きのこ型のバンプ95a が形成され、めっき中にバンプ95
a のめっきされる表面積が増加し続ける。従って、一定
の電流密度でめっきすることは難しい。また、バンプ95
a 間のピッチが狭くなると、ショートし易くなる。ま
た、最終的なバンプ95a の高さのばらつきも大きくな
る。
る方法においては、ドライフィルムに比べて薄い液状レ
ジストをマスクに用いてめっきする場合に、図18(A)
に示すように、金属電極92上に、絶縁膜上にも拡がった
きのこ型のバンプ95a が形成され、めっき中にバンプ95
a のめっきされる表面積が増加し続ける。従って、一定
の電流密度でめっきすることは難しい。また、バンプ95
a 間のピッチが狭くなると、ショートし易くなる。ま
た、最終的なバンプ95a の高さのばらつきも大きくな
る。
【0036】しかし、電極径よりも大きい径でめっきさ
れるために、体積が大きなバンプを形成することができ
る。体積が大きいバンプ95は、溶融すると高いバンプ95
となる。一般的に、接合高さの高いフリップチップ接合
部は疲労寿命が長いことが知られているため、この点で
有利である。
れるために、体積が大きなバンプを形成することができ
る。体積が大きいバンプ95は、溶融すると高いバンプ95
となる。一般的に、接合高さの高いフリップチップ接合
部は疲労寿命が長いことが知られているため、この点で
有利である。
【0037】一方、液状レジストに比べて厚いドライフ
ィルムを用いてめっきする場合、図18(B)に示すよう
に、ストレート形状のバンプ95b が形成される。従っ
て、めっき中に、バンプ95b 表面にめっきされる表面積
が変化せず、電流密度の制御が容易である。また、最終
的なバンプ95b の高さのばらつきは比較的小さい。
ィルムを用いてめっきする場合、図18(B)に示すよう
に、ストレート形状のバンプ95b が形成される。従っ
て、めっき中に、バンプ95b 表面にめっきされる表面積
が変化せず、電流密度の制御が容易である。また、最終
的なバンプ95b の高さのばらつきは比較的小さい。
【0038】しかし、形成できるバンプ95b の体積は液
状レジスト94を用いて形成したバンプ95a と比較して制
限される。ただし、原理的にはドライフィルム96を用い
てきのこ型にバンプ95を形成し、体積の大きなバンプ95
を形成することも可能であるが、その後のドライフィル
ム96の剥離が困難となる。
状レジスト94を用いて形成したバンプ95a と比較して制
限される。ただし、原理的にはドライフィルム96を用い
てきのこ型にバンプ95を形成し、体積の大きなバンプ95
を形成することも可能であるが、その後のドライフィル
ム96の剥離が困難となる。
【0039】また、ただ単に大きな径ではんだをめっき
しても、図18(C)に示すように、ドライフィルム96の
開口部97の全面がめっきで埋まらないことがあり、開口
部97の側壁の一部に空隙98が出来たりして、図19の50
0倍に拡大した顕微鏡写真でバンプ用めっきのめっき後
の形状を示すように、めっきが均一に進まず、めっきさ
れたバンプ95の表面が不均一な凹凸面99となることがあ
る。
しても、図18(C)に示すように、ドライフィルム96の
開口部97の全面がめっきで埋まらないことがあり、開口
部97の側壁の一部に空隙98が出来たりして、図19の50
0倍に拡大した顕微鏡写真でバンプ用めっきのめっき後
の形状を示すように、めっきが均一に進まず、めっきさ
れたバンプ95の表面が不均一な凹凸面99となることがあ
る。
【0040】以上の問題点に鑑み、本発明は、位置合わ
せの煩雑さがない転写バンプを有する半導体装置、バン
プの高さが一様になる転写工程を含む半導体装置の製造
方法、バンプの中に発生するボイドを低減する転写工程
を含む半導体装置の製造方法、はんだボールの発生を抑
える転写工程を含む半導体装置の製造方法およびマスク
蒸着法で剥離のないバンプを得るメタルマスクを用いた
転写工程を含む半導体装置の製造方法と、それらの製造
方法によって形成された半導体装置を提供すること、更
に、液状レジストの欠点ならびにドライフィルムの欠点
を解決するバンプのめっき方法を提供することにある。
せの煩雑さがない転写バンプを有する半導体装置、バン
プの高さが一様になる転写工程を含む半導体装置の製造
方法、バンプの中に発生するボイドを低減する転写工程
を含む半導体装置の製造方法、はんだボールの発生を抑
える転写工程を含む半導体装置の製造方法およびマスク
蒸着法で剥離のないバンプを得るメタルマスクを用いた
転写工程を含む半導体装置の製造方法と、それらの製造
方法によって形成された半導体装置を提供すること、更
に、液状レジストの欠点ならびにドライフィルムの欠点
を解決するバンプのめっき方法を提供することにある。
【0041】
(1)上で述べた課題:1のバンプ転写の際の位置合わ
せについては、請求項1で述べたように、バンプ用原板
上に設けられた複数の転写用バンプが基板上に設けられ
た複数の電極用メタライズ層に転写されてなるバンプを
有する半導体装置において、前記転写用バンプが、直径
が隣接する前記電極用メタライズ層同士の隙間よりも小
さく、かつ、ピッチが前記電極用メタライズ層のピッチ
よりも小さく形成されている半導体装置によって解決さ
れる。
せについては、請求項1で述べたように、バンプ用原板
上に設けられた複数の転写用バンプが基板上に設けられ
た複数の電極用メタライズ層に転写されてなるバンプを
有する半導体装置において、前記転写用バンプが、直径
が隣接する前記電極用メタライズ層同士の隙間よりも小
さく、かつ、ピッチが前記電極用メタライズ層のピッチ
よりも小さく形成されている半導体装置によって解決さ
れる。
【0042】一方、こうした構成の半導体装置において
は、電極用メタライズ層に対面しないために転写されず
バンプになり損なった転写用バンプは、電極用メタライ
ズ層間に有害なはんだ塊として留まることが起こる。
は、電極用メタライズ層に対面しないために転写されず
バンプになり損なった転写用バンプは、電極用メタライ
ズ層間に有害なはんだ塊として留まることが起こる。
【0043】このはんだ塊は、請求項6で述べたよう
に、前記バンプ用原板上の転写用バンプを前記基板上の
電極用メタライズ層に移設する転写工程と、次いで、前
記基板上に形成されたバンプの間に生じて点在するはん
だ塊を転写工程で塗布したフラックスとともに洗浄する
除去工程とを含む半導体装置の製造方法によって解決さ
れる。
に、前記バンプ用原板上の転写用バンプを前記基板上の
電極用メタライズ層に移設する転写工程と、次いで、前
記基板上に形成されたバンプの間に生じて点在するはん
だ塊を転写工程で塗布したフラックスとともに洗浄する
除去工程とを含む半導体装置の製造方法によって解決さ
れる。
【0044】つまり、例えば、半導体素子などの回路部
品が搭載されている基板上に設けられ、バンプ径が 100
μmφ、ピッチが 200μm、しかも個数が数十〜数千個
の電極用メタライズ層に、バンプ用原板上に設けた転写
用バンプを全て位置合わせした状態にして転写すること
は、バンプ用原板が透明であっても容易ではない。
品が搭載されている基板上に設けられ、バンプ径が 100
μmφ、ピッチが 200μm、しかも個数が数十〜数千個
の電極用メタライズ層に、バンプ用原板上に設けた転写
用バンプを全て位置合わせした状態にして転写すること
は、バンプ用原板が透明であっても容易ではない。
【0045】そこで、本発明では、例えば、バンプ用原
板に形成する転写用バンプのバンプ径を50μmφ、ピッ
チを 100μmとし、バンプ径もピッチも小さくしてい
る。そして、個々の転写用バンプと電極用メタライズ層
を位置合わせしなくてもよいようにしている。
板に形成する転写用バンプのバンプ径を50μmφ、ピッ
チを 100μmとし、バンプ径もピッチも小さくしてい
る。そして、個々の転写用バンプと電極用メタライズ層
を位置合わせしなくてもよいようにしている。
【0046】そうすると、位置合わせの状態によって
は、例えば、電極用メタライズ層に対して衝合する転写
用バンプの数が1個だったり4個だったりといった場合
が生ずる。しかし、転写用バンプのピッチは一定なので
衝合する数がばらばらになることはなく不具合はない。
また、電極用メタライズ層に対面しないために転写され
ずに残った転写用バンプが、はんだ塊として電極用メタ
ライズ層間に点在した場合には、フラックスとともに洗
浄して除去するようにしている。さらに、基板の電極用
メタライズ層以外の部分がバンプ材料に濡れない絶縁層
などで覆われているので、隣接するバンプ間が短絡する
こともない。
は、例えば、電極用メタライズ層に対して衝合する転写
用バンプの数が1個だったり4個だったりといった場合
が生ずる。しかし、転写用バンプのピッチは一定なので
衝合する数がばらばらになることはなく不具合はない。
また、電極用メタライズ層に対面しないために転写され
ずに残った転写用バンプが、はんだ塊として電極用メタ
ライズ層間に点在した場合には、フラックスとともに洗
浄して除去するようにしている。さらに、基板の電極用
メタライズ層以外の部分がバンプ材料に濡れない絶縁層
などで覆われているので、隣接するバンプ間が短絡する
こともない。
【0047】(2)次いで、課題:2のバンプの高さの
ばらつきについては、請求項7で述べたように、バンプ
用原板に重置されたメタルマスクの複数の開孔を通して
蒸着によって形成された転写用バンプを基板に移設する
転写工程を含む半導体装置の製造方法において、前記メ
タルマスクを検査し、所定の面積の20%以下の開孔面積
を含むメタルマスクを不具合として不使用にするととも
に、前記転写工程を複数回繰り返す半導体装置の製造方
法によって解決される。
ばらつきについては、請求項7で述べたように、バンプ
用原板に重置されたメタルマスクの複数の開孔を通して
蒸着によって形成された転写用バンプを基板に移設する
転写工程を含む半導体装置の製造方法において、前記メ
タルマスクを検査し、所定の面積の20%以下の開孔面積
を含むメタルマスクを不具合として不使用にするととも
に、前記転写工程を複数回繰り返す半導体装置の製造方
法によって解決される。
【0048】つまり、例えば、メタルマスクの開孔10,0
00個に1個の割合で -20%の開孔が混在しているとし、
所定の1/2 量の転写用バンプを2回転写してバンプを形
成するとする。1回目の転写で -20%の開孔で蒸着され
た転写用バンプを転写して形成されたバンプの体積は、
0.5×(1-0.2)2=0.32となる。2回目の転写をされたバ
ンプはさらに0.32の体積が加えられ、0.64の体積=0.64
の3乗根で0.86の高さとなり、高さ不良となる。
00個に1個の割合で -20%の開孔が混在しているとし、
所定の1/2 量の転写用バンプを2回転写してバンプを形
成するとする。1回目の転写で -20%の開孔で蒸着され
た転写用バンプを転写して形成されたバンプの体積は、
0.5×(1-0.2)2=0.32となる。2回目の転写をされたバ
ンプはさらに0.32の体積が加えられ、0.64の体積=0.64
の3乗根で0.86の高さとなり、高さ不良となる。
【0049】しかし、メタルマスクの -20%の開孔で蒸
着されて形成された転写用バンプが2回とも同じ基板上
に転写される確率は(1/10,000)2となり、皆無に近い。
つまり、1回目に -20%の開孔で形成された転写用バン
プが転写されても2回目で所定の開孔で形成された転写
用バンプが転写されて0.32+0.50=0.82の体積となれ
ば、高さは0.82の3乗根から0.94となり、不具合とはな
らない。
着されて形成された転写用バンプが2回とも同じ基板上
に転写される確率は(1/10,000)2となり、皆無に近い。
つまり、1回目に -20%の開孔で形成された転写用バン
プが転写されても2回目で所定の開孔で形成された転写
用バンプが転写されて0.32+0.50=0.82の体積となれ
ば、高さは0.82の3乗根から0.94となり、不具合とはな
らない。
【0050】こうして、端子数が 3,000個の半導体装置
を例にとると、高さ不良を起こす確率は、約30,000装置
に1個の割合となり、従来に比べて著しく低減する。さ
らに、所定の1/3 量の転写用バンプを3回転写したり、
所定の1/4 量の転写用バンプを4回転写したりすれば、
転写工程は増大するが、バンプの高さ不良の発生確率は
さらに低減させることができる。
を例にとると、高さ不良を起こす確率は、約30,000装置
に1個の割合となり、従来に比べて著しく低減する。さ
らに、所定の1/3 量の転写用バンプを3回転写したり、
所定の1/4 量の転写用バンプを4回転写したりすれば、
転写工程は増大するが、バンプの高さ不良の発生確率は
さらに低減させることができる。
【0051】高さが所定の値よりも高いバンプ場合に
は、フリップチップ接合を行う際に、先ず高いバンプが
対面する電極は衝合して潰される。ところが、図9で示
した測定例から分かるように、所定の高さを越えるバン
プの数はそれ程多くない。従って、高さが所定の値より
も高いバンプについては、考慮する必要がない。
は、フリップチップ接合を行う際に、先ず高いバンプが
対面する電極は衝合して潰される。ところが、図9で示
した測定例から分かるように、所定の高さを越えるバン
プの数はそれ程多くない。従って、高さが所定の値より
も高いバンプについては、考慮する必要がない。
【0052】メタルマスクの開孔径の検査は、目視によ
る外観検査などによって多大な工数を要したが、本発明
になる複数回の転写工程を行えば、−20%以下の開孔径
の有無を調べればよく、メタルマスクの検査工程を大幅
に低減することができる。
る外観検査などによって多大な工数を要したが、本発明
になる複数回の転写工程を行えば、−20%以下の開孔径
の有無を調べればよく、メタルマスクの検査工程を大幅
に低減することができる。
【0053】(3)次いで、課題:3のバンプ中のボイ
ドの発生については、請求項8で述べたように、基板上
に設けられた絶縁層に穿設された複数の電極用メタライ
ズ層にバンプ用原板上に設けられた転写用バンプを移設
する転写工程を含む半導体装置の製造方法において、前
記電極用メタライズ層と前記絶縁層とに跨がるように金
属層を設ける工程と、該金属層は前記転写用バンプに濡
れて拡散するものであり、前記転写工程に際しては、前
記転写用バンプを前記金属層に位置合わせする工程とを
含む半導体装置の製造方法によって解決される。
ドの発生については、請求項8で述べたように、基板上
に設けられた絶縁層に穿設された複数の電極用メタライ
ズ層にバンプ用原板上に設けられた転写用バンプを移設
する転写工程を含む半導体装置の製造方法において、前
記電極用メタライズ層と前記絶縁層とに跨がるように金
属層を設ける工程と、該金属層は前記転写用バンプに濡
れて拡散するものであり、前記転写工程に際しては、前
記転写用バンプを前記金属層に位置合わせする工程とを
含む半導体装置の製造方法によって解決される。
【0054】つまり、バンプの中にボイドが発生する原
因の一つは、回りよりも凹んでいる電極用メタライズ層
に転写用バンプが蓋をするように衝合した結果、空気が
閉じ込められてボイドとなる。
因の一つは、回りよりも凹んでいる電極用メタライズ層
に転写用バンプが蓋をするように衝合した結果、空気が
閉じ込められてボイドとなる。
【0055】そこで、本発明では、バンプを構成するは
んだによく濡れ、しかもそのはんだの中に拡散する金属
材料を用いた金属層を、バンプを形成する基板の電極用
メタライズ層に跨がるように設ける。そして、転写用バ
ンプをこの金属層に位置合わせして転写するようにして
いる。
んだによく濡れ、しかもそのはんだの中に拡散する金属
材料を用いた金属層を、バンプを形成する基板の電極用
メタライズ層に跨がるように設ける。そして、転写用バ
ンプをこの金属層に位置合わせして転写するようにして
いる。
【0056】そうすると、電極用メタライズ層と金属層
の上で溶解した転写用バンプは、金属層が転写用バンプ
の中に拡散していくと、金属層が消滅して転写用バンプ
は電極用メタライズ層に流下し、転写して形成されたバ
ンプの中にボイドが生じることを防ぐことができる。
の上で溶解した転写用バンプは、金属層が転写用バンプ
の中に拡散していくと、金属層が消滅して転写用バンプ
は電極用メタライズ層に流下し、転写して形成されたバ
ンプの中にボイドが生じることを防ぐことができる。
【0057】なお、電極用メタライズ層のはんだ濡れが
悪いために、オープンポアの形でボイドになる危惧があ
る場合には、(2)で述べた本発明になる複数回の転写
工程を併用すれば防ぐことができる。
悪いために、オープンポアの形でボイドになる危惧があ
る場合には、(2)で述べた本発明になる複数回の転写
工程を併用すれば防ぐことができる。
【0058】(4)次いで、課題:4のはんだボールの
発生については、請求項9、10または11で述べたよう
に、バンプ用原板上に蒸着工程によって形成された転写
用バンプを、基板上に設けられた電極用メタライズ層に
移設して該基板上にバンプを形成する転写工程を含む半
導体装置の製造方法において、前記転写用バンプ形成領
域の回りに該転写用バンプに不濡の周覆層を設ける工程
と、前記蒸着工程が終わったあと、加熱して前記転写用
バンプを融解してから前記周覆層を除去する工程とを含
む半導体装置の製造方法か、あるいは基板上に設けられ
た電極用メタライズ層にバンプ用原板上に設けられた転
写用バンプを移設して該基板上にバンプを形成する転写
工程を含む半導体装置の製造方法において、前記電極用
メタライズ層の回りに、該転写用バンプに不濡の周覆層
を設ける工程と、前記転写工程が終わったあと、前記周
覆層を除去する工程とを含む半導体装置の製造方法によ
って解決される。
発生については、請求項9、10または11で述べたよう
に、バンプ用原板上に蒸着工程によって形成された転写
用バンプを、基板上に設けられた電極用メタライズ層に
移設して該基板上にバンプを形成する転写工程を含む半
導体装置の製造方法において、前記転写用バンプ形成領
域の回りに該転写用バンプに不濡の周覆層を設ける工程
と、前記蒸着工程が終わったあと、加熱して前記転写用
バンプを融解してから前記周覆層を除去する工程とを含
む半導体装置の製造方法か、あるいは基板上に設けられ
た電極用メタライズ層にバンプ用原板上に設けられた転
写用バンプを移設して該基板上にバンプを形成する転写
工程を含む半導体装置の製造方法において、前記電極用
メタライズ層の回りに、該転写用バンプに不濡の周覆層
を設ける工程と、前記転写工程が終わったあと、前記周
覆層を除去する工程とを含む半導体装置の製造方法によ
って解決される。
【0059】こゝで、周覆層には、前記バンプと差別的
にエッチング除去可能な金属層、または溶剤によって溶
解除去可能な樹脂層を用いるようにしている。転写用バ
ンプがバンプ用原板にマスク蒸着法によって形成された
とき、バンプ用原板にメタルマスクの開孔から回り込ん
だはんだ材料は、転写用バンプを電極用メタライズ層に
転写する際、電極用メタライズ層以外の周囲にはんだボ
ールとして残存する。
にエッチング除去可能な金属層、または溶剤によって溶
解除去可能な樹脂層を用いるようにしている。転写用バ
ンプがバンプ用原板にマスク蒸着法によって形成された
とき、バンプ用原板にメタルマスクの開孔から回り込ん
だはんだ材料は、転写用バンプを電極用メタライズ層に
転写する際、電極用メタライズ層以外の周囲にはんだボ
ールとして残存する。
【0060】そこで、本発明では、先ず、バンプ用原板
上に転写用バンプが形成される領域の回りに予め転写用
バンプ材料に濡れない周覆層を設けてから蒸着し、回り
込み膜をこの周覆層上で受けるようにしている。蒸着が
終わった後、バンプ用原板を加熱して転写用バンプを融
解すると、回り込み膜は細かいはんだボールとなって周
覆層の上に発生する。そこで、この周覆層を金属製の周
覆層の場合にはバンプ材料と差別的にエッチング可能な
エッチング液によるエッチングによって、樹脂製の周覆
層の場合には溶剤を用いて、周覆層と回り込み膜から生
じたはんだボールを一緒に除去するようにしている。
上に転写用バンプが形成される領域の回りに予め転写用
バンプ材料に濡れない周覆層を設けてから蒸着し、回り
込み膜をこの周覆層上で受けるようにしている。蒸着が
終わった後、バンプ用原板を加熱して転写用バンプを融
解すると、回り込み膜は細かいはんだボールとなって周
覆層の上に発生する。そこで、この周覆層を金属製の周
覆層の場合にはバンプ材料と差別的にエッチング可能な
エッチング液によるエッチングによって、樹脂製の周覆
層の場合には溶剤を用いて、周覆層と回り込み膜から生
じたはんだボールを一緒に除去するようにしている。
【0061】あるいは、基板上の電極用メタライズ層の
回りにはんだ材料に濡れない材料からなる周覆層を設け
るようにしている。例えば、電極用メタライズ層の回り
が樹脂製の絶縁膜で覆われている場合には金属製の周覆
層を用い、絶縁膜が設けられていない場合には樹脂製の
周覆層も用いるようにしている。そして、転写用バンプ
を電極用メタライズ層に移設する転写工程の際に、発生
するはんだボールを周覆層上で受け、転写工程のあと、
周覆層をエッチングまたは溶解して、周覆層をはんだボ
ールと一緒に除去するようにしている。
回りにはんだ材料に濡れない材料からなる周覆層を設け
るようにしている。例えば、電極用メタライズ層の回り
が樹脂製の絶縁膜で覆われている場合には金属製の周覆
層を用い、絶縁膜が設けられていない場合には樹脂製の
周覆層も用いるようにしている。そして、転写用バンプ
を電極用メタライズ層に移設する転写工程の際に、発生
するはんだボールを周覆層上で受け、転写工程のあと、
周覆層をエッチングまたは溶解して、周覆層をはんだボ
ールと一緒に除去するようにしている。
【0062】こうすると、メタルマスクを用いて転写用
バンプを形成する際に転写用バンプの回りに形成される
回り込み膜に起因する不具合、つまり、転写工程のあと
に生じたはんだボールを除去することができる。その結
果、はんだボールに起因して起こる隣接するバンプ間の
短絡などの不具合を低減することができる。
バンプを形成する際に転写用バンプの回りに形成される
回り込み膜に起因する不具合、つまり、転写工程のあと
に生じたはんだボールを除去することができる。その結
果、はんだボールに起因して起こる隣接するバンプ間の
短絡などの不具合を低減することができる。
【0063】(5)課題:5のマスク蒸着法によるバン
プの剥離については、請求項12または14で述べたよう
に、基板上に重置されたメタルマスクの開孔を通して該
基板上に設けられた電極用メタライズ層にバンプが蒸着
される工程を含む半導体装置の製造方法において、該メ
タルマスクが、寸法の異なる開孔を有する複数の該メタ
ルマスクの重置体からなり、開孔が前記基板に向かって
拡開するように重置されている半導体装置の製造方法、
または、バンプ用原板に重置されたメタルマスクの開孔
を通して蒸着された転写用バンプが基板上の電極用メタ
ライズ層に移設される工程を含む半導体装置の製造方法
において、該メタルマスクが、寸法の異なる開孔を有す
る複数の該メタルマスクの重置体からなり、開孔が前記
バンプ用原板に向かって拡開するように重置されている
半導体装置の製造方法によって解決される。
プの剥離については、請求項12または14で述べたよう
に、基板上に重置されたメタルマスクの開孔を通して該
基板上に設けられた電極用メタライズ層にバンプが蒸着
される工程を含む半導体装置の製造方法において、該メ
タルマスクが、寸法の異なる開孔を有する複数の該メタ
ルマスクの重置体からなり、開孔が前記基板に向かって
拡開するように重置されている半導体装置の製造方法、
または、バンプ用原板に重置されたメタルマスクの開孔
を通して蒸着された転写用バンプが基板上の電極用メタ
ライズ層に移設される工程を含む半導体装置の製造方法
において、該メタルマスクが、寸法の異なる開孔を有す
る複数の該メタルマスクの重置体からなり、開孔が前記
バンプ用原板に向かって拡開するように重置されている
半導体装置の製造方法によって解決される。
【0064】メタルマスクの開孔を逆テーパ状に穿設す
れば、蒸着して転写用バンプを形成した後バンプ用原板
からマスクを剥離する際に、転写用バンプが一緒に剥離
してしまうことを防ぐことは分かっているが、開孔の側
壁にテーパを付けることは容易でない。
れば、蒸着して転写用バンプを形成した後バンプ用原板
からマスクを剥離する際に、転写用バンプが一緒に剥離
してしまうことを防ぐことは分かっているが、開孔の側
壁にテーパを付けることは容易でない。
【0065】そこで、本発明では、寸法の異なる開孔を
有する複数のメタルマスクを重ね合わせ、開孔の側壁を
階段状に拡開するようにしている。そして、開孔のバン
プ用原板に当接する側が大きくなるようにしている。
有する複数のメタルマスクを重ね合わせ、開孔の側壁を
階段状に拡開するようにしている。そして、開孔のバン
プ用原板に当接する側が大きくなるようにしている。
【0066】そうすると、メタルマスクの開孔の側壁が
拡大する方向に逃げているので、マスク蒸着して仮にバ
ンプ材料が回り込んでも開孔の側壁に付着することを防
ぐことができる。その結果、マスクをバンプを形成しよ
うとする基板やバンプ用原板から剥離する際に、形成さ
れたバンプや転写用バンプまでが一緒に剥離してしまう
ことが防げる。なお、こうしてマスクの開孔に沿って回
り込んだ回り込み膜は、はんだボール発生の原因となる
が、(4)で述べた本発明になる解決策によって、はん
だボールを除去することができる。
拡大する方向に逃げているので、マスク蒸着して仮にバ
ンプ材料が回り込んでも開孔の側壁に付着することを防
ぐことができる。その結果、マスクをバンプを形成しよ
うとする基板やバンプ用原板から剥離する際に、形成さ
れたバンプや転写用バンプまでが一緒に剥離してしまう
ことが防げる。なお、こうしてマスクの開孔に沿って回
り込んだ回り込み膜は、はんだボール発生の原因となる
が、(4)で述べた本発明になる解決策によって、はん
だボールを除去することができる。
【0067】次に、レジストをマスクとしためっきによ
るバンプの形成方法における課題を解決する手段を説明
する。図8は本発明のバンプ用はんだの形成方法の模式
的な工程図である。
るバンプの形成方法における課題を解決する手段を説明
する。図8は本発明のバンプ用はんだの形成方法の模式
的な工程図である。
【0068】図において、61は半導体基板、62は金属電
極、63は絶縁膜、64は金属膜または金属粒子、65はドラ
イフィルムまたは液状レジスト、66は開口部、67ははん
だ、68ははんだバンプである。
極、63は絶縁膜、64は金属膜または金属粒子、65はドラ
イフィルムまたは液状レジスト、66は開口部、67ははん
だ、68ははんだバンプである。
【0069】この課題を解決する手段としては、図8に
示すように、半導体基板61上に形成された金属電極62の
電極径よりも大きな径でドライフィルムまたは液状レジ
スト65をパターニングしてめっきする。ストレート形状
のはんだ67から形成するはんだバンプ68では、従来の液
状レジストの問題は生じない。しかも、めっきする径が
大きいために、短時間で所望の体積のはんだ67をめっき
することができる。また、大きな径でめっきした後には
んだ67を加熱して溶融すると、絶縁膜63とはんだ67は濡
れないため、はんだ67は絶縁膜63からはじかれて、金属
電極62上で一体化し、高さの高いはんだバンプ68を形成
することが可能となる。
示すように、半導体基板61上に形成された金属電極62の
電極径よりも大きな径でドライフィルムまたは液状レジ
スト65をパターニングしてめっきする。ストレート形状
のはんだ67から形成するはんだバンプ68では、従来の液
状レジストの問題は生じない。しかも、めっきする径が
大きいために、短時間で所望の体積のはんだ67をめっき
することができる。また、大きな径でめっきした後には
んだ67を加熱して溶融すると、絶縁膜63とはんだ67は濡
れないため、はんだ67は絶縁膜63からはじかれて、金属
電極62上で一体化し、高さの高いはんだバンプ68を形成
することが可能となる。
【0070】しかし、ただ単に大きな径ではんだをめっ
きしても、前述の図18(C)で説明したように、ドライ
フィルムまたは液状レジスト94の開口部97の全面がはん
だで埋まらないことがあり、はんだバンプ95の高さや形
状が不均一なものとなる。
きしても、前述の図18(C)で説明したように、ドライ
フィルムまたは液状レジスト94の開口部97の全面がはん
だで埋まらないことがあり、はんだバンプ95の高さや形
状が不均一なものとなる。
【0071】そのため、普通のスパッタ装置を用いて、
半導体基板61上の絶縁膜63の表面をあらかじめ逆スパッ
タすると、金属電極62の表面も当然逆スパッタされて絶
縁膜63上に金属膜や金属粒子64が堆積され、これが導電
膜或いは核となってめっきが進行し、はんだ67が横方向
に成長することが明らかとなった。
半導体基板61上の絶縁膜63の表面をあらかじめ逆スパッ
タすると、金属電極62の表面も当然逆スパッタされて絶
縁膜63上に金属膜や金属粒子64が堆積され、これが導電
膜或いは核となってめっきが進行し、はんだ67が横方向
に成長することが明らかとなった。
【0072】本発明は、この特徴を利用し、図8(A)
に示す絶縁膜63、同時に金属電極62の表面を逆スパッタ
すると、、図8(B)に示すように、絶縁膜63上に金属
膜または金属粒子が薄く堆積する。続いて、図8(C)
に示すように、ドライフィルム又は液状レジスト65を塗
布し、金属電極62より大きい範囲の開口部66をパターニ
ングすると、図8(D)に示すように、はんだめっきの
際にはんだ67は先ずドライフィルム65の開口部66の絶縁
膜63表面に一面に拡がる。そして、ドライフィルム65の
開口部66全体がはんだ67でめっきされていく。こうする
ことで、ドライフィルム65の開口部66全体をはんだ67で
均一に埋めることができ、ドライフィルム65除去後、そ
の後熱処理して図8(E)に示すような体積の大きなは
んだバンプ68を形成することができる。
に示す絶縁膜63、同時に金属電極62の表面を逆スパッタ
すると、、図8(B)に示すように、絶縁膜63上に金属
膜または金属粒子が薄く堆積する。続いて、図8(C)
に示すように、ドライフィルム又は液状レジスト65を塗
布し、金属電極62より大きい範囲の開口部66をパターニ
ングすると、図8(D)に示すように、はんだめっきの
際にはんだ67は先ずドライフィルム65の開口部66の絶縁
膜63表面に一面に拡がる。そして、ドライフィルム65の
開口部66全体がはんだ67でめっきされていく。こうする
ことで、ドライフィルム65の開口部66全体をはんだ67で
均一に埋めることができ、ドライフィルム65除去後、そ
の後熱処理して図8(E)に示すような体積の大きなは
んだバンプ68を形成することができる。
【0073】このように、本発明のレジストをマスクと
しためっきによるバンプ形成の目的は、図8(A)に示
すように、金属電極62が形成された半導体基板61上には
んだの融点に耐え得る絶縁膜63を該金属電極62上を除い
て被覆する工程と、次に、図8(B)に示すように、該
金属電極62を含む基板の表面を逆スパッタして、該絶縁
膜63上に金属膜または金属粒子64を堆積する工程と、次
に、図8(C)に示すように、該絶縁膜63上にドライフ
ィルムまたは液状レジスト65を被覆し、露光現像を行っ
て、該金属電極62を含み少なくとも該金属電極62より大
きい径の開口部66を形成する工程と、次に、図8(D)
に示すように、該開口部66内にはんだ67を被覆(めっ
き)する工程と、次に、図8(E)に示すように、該は
んだ67を加熱溶融して球状のはんだバンプ68を形成する
工程とを含むことにより達成される。
しためっきによるバンプ形成の目的は、図8(A)に示
すように、金属電極62が形成された半導体基板61上には
んだの融点に耐え得る絶縁膜63を該金属電極62上を除い
て被覆する工程と、次に、図8(B)に示すように、該
金属電極62を含む基板の表面を逆スパッタして、該絶縁
膜63上に金属膜または金属粒子64を堆積する工程と、次
に、図8(C)に示すように、該絶縁膜63上にドライフ
ィルムまたは液状レジスト65を被覆し、露光現像を行っ
て、該金属電極62を含み少なくとも該金属電極62より大
きい径の開口部66を形成する工程と、次に、図8(D)
に示すように、該開口部66内にはんだ67を被覆(めっ
き)する工程と、次に、図8(E)に示すように、該は
んだ67を加熱溶融して球状のはんだバンプ68を形成する
工程とを含むことにより達成される。
【0074】
【発明の実施の形態】図1は本発明の第1の実施例の説
明図、図2は本発明の第2の実施例の説明図、図3は本
発明の第3の実施例の説明図、図4は本発明の第4の実
施例の説明図、図5は本発明の第5の実施例の説明図、
図6は本発明の第6の実施例の説明図、図7は本発明の
第7の実施例の説明図、図9〜図10は本発明の第8の実
施例の工程順模式説明図、図11は本発明のバンプ用はん
だの形成後の顕微鏡写真、図12は本発明のバンプ用はん
だの溶融後のはんだバンプ完成後の顕微鏡写真である。
明図、図2は本発明の第2の実施例の説明図、図3は本
発明の第3の実施例の説明図、図4は本発明の第4の実
施例の説明図、図5は本発明の第5の実施例の説明図、
図6は本発明の第6の実施例の説明図、図7は本発明の
第7の実施例の説明図、図9〜図10は本発明の第8の実
施例の工程順模式説明図、図11は本発明のバンプ用はん
だの形成後の顕微鏡写真、図12は本発明のバンプ用はん
だの溶融後のはんだバンプ完成後の顕微鏡写真である。
【0075】図において、1はバンプ用原板、11は転写
用バンプ、2は基板、21は電極用メタライズ層、22は絶
縁膜、3はバンプ、31ははんだ塊、32は回り込み膜、4
はフラックス、5はメタルマスク、5aは第1マスク、5b
は第2マスク、51は重置体、6は金属層、7は周覆層、
71はSiウェーハ、72はTi膜、73はNi膜、74は金属
電極、75はポリイミド膜、76はスルーホール、77は金属
膜または金属粒子、78はドライフィルム、79は開口部、
80ははんだ、81ははんだバンプである。
用バンプ、2は基板、21は電極用メタライズ層、22は絶
縁膜、3はバンプ、31ははんだ塊、32は回り込み膜、4
はフラックス、5はメタルマスク、5aは第1マスク、5b
は第2マスク、51は重置体、6は金属層、7は周覆層、
71はSiウェーハ、72はTi膜、73はNi膜、74は金属
電極、75はポリイミド膜、76はスルーホール、77は金属
膜または金属粒子、78はドライフィルム、79は開口部、
80ははんだ、81ははんだバンプである。
【0076】第1の実施例:1(請求項1〜6関連) 図1(A)において、基板2には10mm□のSiチップ
からなり、Au/Niの厚さがそれぞれ 0.1/0.5 μm
で 200μmφの電極用メタライズ層21を 500μmピッチ
でマトリックス状に設け、その上にPb−63wt%Snは
んだを被着する。バンプ用原板1はガラス基板からな
り、そのバンプ用原板1上にPb−63wt%Snはんだを
図示してないメタルマスクを用いて蒸着し、直径50μm
φで高さが50μmの転写用バンプ11を形成する。
からなり、Au/Niの厚さがそれぞれ 0.1/0.5 μm
で 200μmφの電極用メタライズ層21を 500μmピッチ
でマトリックス状に設け、その上にPb−63wt%Snは
んだを被着する。バンプ用原板1はガラス基板からな
り、そのバンプ用原板1上にPb−63wt%Snはんだを
図示してないメタルマスクを用いて蒸着し、直径50μm
φで高さが50μmの転写用バンプ11を形成する。
【0077】図1(B)において、転写用バンプ11にフ
ラックス4を塗布して基板2に位置合わせせず無造作に
重ね合わせ、 220°Cに加熱した。図1(C)に電極用
メタライズ層21に衝合した転写用バンプ11は転写されて
基板2上にバンプ3が形成された。また、電極用メタラ
イズ層21に衝合しなかった転写用バンプ11は、バンプ3
の間隙にはんだ塊31として残る。このはんだ塊31は、バ
ンプ用原板1を基板2から離し、フラックス4を洗浄す
ると、図1(D)に示したように、はんだ塊31がフラッ
クス4とともに清浄され除去され、基板2の上に良好な
バンプ3が形成できた。
ラックス4を塗布して基板2に位置合わせせず無造作に
重ね合わせ、 220°Cに加熱した。図1(C)に電極用
メタライズ層21に衝合した転写用バンプ11は転写されて
基板2上にバンプ3が形成された。また、電極用メタラ
イズ層21に衝合しなかった転写用バンプ11は、バンプ3
の間隙にはんだ塊31として残る。このはんだ塊31は、バ
ンプ用原板1を基板2から離し、フラックス4を洗浄す
ると、図1(D)に示したように、はんだ塊31がフラッ
クス4とともに清浄され除去され、基板2の上に良好な
バンプ3が形成できた。
【0078】第1の実施例:2(請求項1〜6関連) 図1(A)において、基板2にはハイブリッドICに用
いるアルミナセラミック回路基板を用い、Au/Niの
厚さがそれぞれ 0.1/0.5 μmで 400μmφの電極用メ
タライズ層21を 800μmピッチでマトリックス状に設
け、その上にIn−48wt%Snはんだを被着する。ガラ
ス基板のバンプ用原板1上には、In−48wt%Snはん
だペーストを、スクリーン印刷によって、直径 100μm
φの転写用バンプ11を 200μmピッチで形成する。
いるアルミナセラミック回路基板を用い、Au/Niの
厚さがそれぞれ 0.1/0.5 μmで 400μmφの電極用メ
タライズ層21を 800μmピッチでマトリックス状に設
け、その上にIn−48wt%Snはんだを被着する。ガラ
ス基板のバンプ用原板1上には、In−48wt%Snはん
だペーストを、スクリーン印刷によって、直径 100μm
φの転写用バンプ11を 200μmピッチで形成する。
【0079】図1(B)において、転写用バンプ11にフ
ラックス4を塗布して基板2に位置合わせすることなく
重ね合わせし、 150°Cに加熱した。図1(C)におい
て、電極用メタライズ層21に衝合した転写用バンプ11は
転写されて基板2上にバンプ3が形成された。バンプ用
原板1を基板2から離し、フラックス4を洗浄すると、
図1(D)に示したようにバンプ3が形成された。
ラックス4を塗布して基板2に位置合わせすることなく
重ね合わせし、 150°Cに加熱した。図1(C)におい
て、電極用メタライズ層21に衝合した転写用バンプ11は
転写されて基板2上にバンプ3が形成された。バンプ用
原板1を基板2から離し、フラックス4を洗浄すると、
図1(D)に示したようにバンプ3が形成された。
【0080】第1の実施例:3(請求項1〜6関連) 図1(A)において、基板2にはハイブリッドICに用
いるアルミナセラミック回路基板を用い、Au/Niの
厚さがそれぞれ 0.1/0.5 μmで 200μmφの電極用メ
タライズ層21を 500μmピッチでマトリックス状に設
け、その上にInはんだを被着する。ポリイミドフィル
ムからなるバンプ用原板1上には、メタルマスク5を介
してInはんだを蒸着し、直径50μmφ、高さ50μmの
転写用バンプ11を 100μmピッチで形成する。
いるアルミナセラミック回路基板を用い、Au/Niの
厚さがそれぞれ 0.1/0.5 μmで 200μmφの電極用メ
タライズ層21を 500μmピッチでマトリックス状に設
け、その上にInはんだを被着する。ポリイミドフィル
ムからなるバンプ用原板1上には、メタルマスク5を介
してInはんだを蒸着し、直径50μmφ、高さ50μmの
転写用バンプ11を 100μmピッチで形成する。
【0081】図1(B)において、転写用バンプ11にフ
ラックス4を塗布して基板2に位置合わせすることなく
衝合し、 150°C、5Kgf で熱圧着した。そのあと、図
1(C)において、 220°Cに加熱したところ、電極用
メタライズ層21に衝合した転写用バンプ11が基板2上に
転写された。バンプ用原板1を基板2から離し、フラッ
クス4を洗浄すると、図1(D)に示したようにバンプ
3が形成された。
ラックス4を塗布して基板2に位置合わせすることなく
衝合し、 150°C、5Kgf で熱圧着した。そのあと、図
1(C)において、 220°Cに加熱したところ、電極用
メタライズ層21に衝合した転写用バンプ11が基板2上に
転写された。バンプ用原板1を基板2から離し、フラッ
クス4を洗浄すると、図1(D)に示したようにバンプ
3が形成された。
【0082】こゝでは、バンプ材料にPb−63wt%Sn
はんだやIn−48wt%Snはんだペーストなどを用いた
が、その外に、例えば、BiやGa、Ge、Sbを含む
はんだなども用いることができる。また、転写用バンプ
を形成するバンプ用原板や電極用メタライズ層にも種々
の変形が可能である。
はんだやIn−48wt%Snはんだペーストなどを用いた
が、その外に、例えば、BiやGa、Ge、Sbを含む
はんだなども用いることができる。また、転写用バンプ
を形成するバンプ用原板や電極用メタライズ層にも種々
の変形が可能である。
【0083】第2の実施例:1(請求項7、15、16、17
または18関連) 図2(A)において、開孔の直径が表面 130μmφ、裏
面 170μmφで側壁の角度が約 100°の図示してないメ
タルマスクを用いて、Siのバンプ用原板1の上にPb
−5wt%Snはんだを蒸着し、高さ30μmの転写用バン
プ11を形成したが、こゝでは、模式的に右端の転写用バ
ンプ11が他のバンプ3よりも高さが低くなっている。
または18関連) 図2(A)において、開孔の直径が表面 130μmφ、裏
面 170μmφで側壁の角度が約 100°の図示してないメ
タルマスクを用いて、Siのバンプ用原板1の上にPb
−5wt%Snはんだを蒸着し、高さ30μmの転写用バン
プ11を形成したが、こゝでは、模式的に右端の転写用バ
ンプ11が他のバンプ3よりも高さが低くなっている。
【0084】図2(B)において、この転写用バンプ11
にフラックス4を塗布して、Si素子が形成された基板
2の上のNiの電極用メタライズ層21に位置合わせし、
360°Cに加熱して転写したあと、図2(C)に示した
ように、バンプ用原板1を基板2から開離し、フラック
ス4を洗浄すると、基板2の上にバンプ3が形成され
た。
にフラックス4を塗布して、Si素子が形成された基板
2の上のNiの電極用メタライズ層21に位置合わせし、
360°Cに加熱して転写したあと、図2(C)に示した
ように、バンプ用原板1を基板2から開離し、フラック
ス4を洗浄すると、基板2の上にバンプ3が形成され
た。
【0085】さらに、図2(D)で、図2(A)と同様
にバンプ用原板1に転写用バンプ11を形成し、図2
(E)に示したように、転写用バンプ11にフラックス4
を塗布して基板2の一回目の転写で形成されたバンプ3
に位置合わせし、 350°Cに加熱して転写したあとフラ
ックス4を洗浄した。図2(F)に示したように、基板
2の上には2回転写したバンプ3が形成された。
にバンプ用原板1に転写用バンプ11を形成し、図2
(E)に示したように、転写用バンプ11にフラックス4
を塗布して基板2の一回目の転写で形成されたバンプ3
に位置合わせし、 350°Cに加熱して転写したあとフラ
ックス4を洗浄した。図2(F)に示したように、基板
2の上には2回転写したバンプ3が形成された。
【0086】こうして形成されたSi素子からなる基板
2の上の全てのバンプ3を高さを測定したところ、平均
のバンプ高さは84.3μm、最小の高さは79.2μm、最大
のバンプ高さは87.9μmであった。このSi素子とAl
N基板とをフラックスなしでフリップチップ接合し、C
PUモジュールを作製した。接合部の電気的な信頼性を
調べたところ不具合が皆無であった。
2の上の全てのバンプ3を高さを測定したところ、平均
のバンプ高さは84.3μm、最小の高さは79.2μm、最大
のバンプ高さは87.9μmであった。このSi素子とAl
N基板とをフラックスなしでフリップチップ接合し、C
PUモジュールを作製した。接合部の電気的な信頼性を
調べたところ不具合が皆無であった。
【0087】第2の実施例:2(請求項7、15、16、17
または18関連) 第2の実施例:1と同様の2回転写方式で、いろいろな
はんだを試料として用い、バンプ形成を行った。表1に
それぞれの試料の加熱条件を示す。
または18関連) 第2の実施例:1と同様の2回転写方式で、いろいろな
はんだを試料として用い、バンプ形成を行った。表1に
それぞれの試料の加熱条件を示す。
【0088】
【表1】
【0089】こうしてそれぞれの試料から形成されたバ
ンプの高さの測定結果を表2に示す。
ンプの高さの測定結果を表2に示す。
【0090】
【表2】
【0091】この表2から分かるように、2回転写によ
ってバンプの高さのばらつき、特に最小値が異常に小さ
くなる不具合が防止できる。その結果、それぞれのバン
プを転写したSi素子をAlN基板をフリップチップ接
合して、実施例:1と同様に信頼性を調べたところ接合
の不具合が皆無であった。
ってバンプの高さのばらつき、特に最小値が異常に小さ
くなる不具合が防止できる。その結果、それぞれのバン
プを転写したSi素子をAlN基板をフリップチップ接
合して、実施例:1と同様に信頼性を調べたところ接合
の不具合が皆無であった。
【0092】第2の実施例:3(請求項7、15、16、17
または18関連) 開孔の直径が表面 150μmφ、裏面 180μmφで側壁の
角度が約 100°、開孔の平均直径 150μmφ、最小直径
>125 μmφの図示してないメタルマスクを用いて、高
さ平均が85μm、最小高さが75μmのバンプを形成する
ために、次のような計算を行った。
または18関連) 開孔の直径が表面 150μmφ、裏面 180μmφで側壁の
角度が約 100°、開孔の平均直径 150μmφ、最小直径
>125 μmφの図示してないメタルマスクを用いて、高
さ平均が85μm、最小高さが75μmのバンプを形成する
ために、次のような計算を行った。
【0093】 75/85=0.88 (0.88)3=0.69 0.691/2 =0.82 このメタルマスクを用いて、ガラスのバンプ用原板上に
Pb−5wt%Snはんだを蒸着したあとメタルマスクを
剥がして 転写用バンプを形成した。転写用バンプにフ
ラックスを塗布したあと、Si素子上のNiの電極用メ
タライズ層と位置合わせし、 360°Cに加熱してPb−
5wt%Snはんだの転写用バンプをバンプ用原板からS
i素子の電極用メタライズ層上に転写した。この転写工
程を2回繰り返したあと、バンプ表面の酸化膜を除去す
るためにフラックスを塗布し、 350°Cに加熱し冷却し
たあとフラックスを除去した。
Pb−5wt%Snはんだを蒸着したあとメタルマスクを
剥がして 転写用バンプを形成した。転写用バンプにフ
ラックスを塗布したあと、Si素子上のNiの電極用メ
タライズ層と位置合わせし、 360°Cに加熱してPb−
5wt%Snはんだの転写用バンプをバンプ用原板からS
i素子の電極用メタライズ層上に転写した。この転写工
程を2回繰り返したあと、バンプ表面の酸化膜を除去す
るためにフラックスを塗布し、 350°Cに加熱し冷却し
たあとフラックスを除去した。
【0094】Si素子上の全バンプの高さを測定したと
ころ、平均のバンプ高さは84.9μm、最小のバンプ高さ
は78.3μm、最大のバンプ高さは90.1μmであった。S
i素子をAlN基板にフラックスなしでフリップチップ
接合し、CPUモジュールを作製した。接合部の電気的
な信頼性を調べたところ不具合が皆無であった。
ころ、平均のバンプ高さは84.9μm、最小のバンプ高さ
は78.3μm、最大のバンプ高さは90.1μmであった。S
i素子をAlN基板にフラックスなしでフリップチップ
接合し、CPUモジュールを作製した。接合部の電気的
な信頼性を調べたところ不具合が皆無であった。
【0095】第2の実施例では、2回の転写工程によっ
てバンプの高さのばらつき補正を例示したが、転写回数
は2回に限定されるものではなく、メタルマスクや転写
用バンプ、転写形成されるバンプなどの寸法条件、はん
だの種類などによって種々の変形が可能である。
てバンプの高さのばらつき補正を例示したが、転写回数
は2回に限定されるものではなく、メタルマスクや転写
用バンプ、転写形成されるバンプなどの寸法条件、はん
だの種類などによって種々の変形が可能である。
【0096】第3の実施例:1(請求項8、15、17また
は18関連) 図3(A)において、基板2には半導体素子が設けられ
たSi基板からなり、Niの電極用メタライズ層21が形
成されており、その電極用メタライズ層21の回りはポリ
イミドの絶縁膜22で覆われている。そして、電極用メタ
ライズ層21と絶縁膜22に跨がって 0.5μmの膜厚のAu
の金属層6が設けられている。
は18関連) 図3(A)において、基板2には半導体素子が設けられ
たSi基板からなり、Niの電極用メタライズ層21が形
成されており、その電極用メタライズ層21の回りはポリ
イミドの絶縁膜22で覆われている。そして、電極用メタ
ライズ層21と絶縁膜22に跨がって 0.5μmの膜厚のAu
の金属層6が設けられている。
【0097】転写用バンプ11は、図示してないSiのバ
ンプ用原板の上にメタルマスクを用いてPb−5wt%S
nはんだを蒸着して形成したものである。転写用バンプ
11にフラックス4を塗布したあと、図3(B)に示した
ように、金属層6の絶縁膜22側を狙って位置合わせし、
360°Cに加熱してPb−5wt%Snはんだ製の転写用
バンプ11を基板2の金属層6に転写した。転写用バンプ
11のPb−5wt%Snはんだの中には金属層6のAuが
拡散して消滅するとともに、Pb−5wt%Snはんだが
電極用メタライズ層21のNiにも濡れて矢印に示したよ
うに移動し、図3(C)に示したように基板2の上にP
b−5wt%Snはんだ製のバンプ3が形成された。
ンプ用原板の上にメタルマスクを用いてPb−5wt%S
nはんだを蒸着して形成したものである。転写用バンプ
11にフラックス4を塗布したあと、図3(B)に示した
ように、金属層6の絶縁膜22側を狙って位置合わせし、
360°Cに加熱してPb−5wt%Snはんだ製の転写用
バンプ11を基板2の金属層6に転写した。転写用バンプ
11のPb−5wt%Snはんだの中には金属層6のAuが
拡散して消滅するとともに、Pb−5wt%Snはんだが
電極用メタライズ層21のNiにも濡れて矢印に示したよ
うに移動し、図3(C)に示したように基板2の上にP
b−5wt%Snはんだ製のバンプ3が形成された。
【0098】こうして基板2の上に形成されたバンプ3
は、図示してないフラックスを洗浄したあと、透過X線
で観察したところ、バンプ3の中にボイドは認められな
かった。バンプ3を表面の酸化膜を除去するために再度
フラックスを塗布して 350°Cに加熱し、冷却してフラ
ックス洗浄した。このバンプ3が形成された基板2をA
lN基板とフラックスなしでフリップチップ接合し、C
PUモジュールとし、信頼性試験を行ったが不具合は皆
無であった。
は、図示してないフラックスを洗浄したあと、透過X線
で観察したところ、バンプ3の中にボイドは認められな
かった。バンプ3を表面の酸化膜を除去するために再度
フラックスを塗布して 350°Cに加熱し、冷却してフラ
ックス洗浄した。このバンプ3が形成された基板2をA
lN基板とフラックスなしでフリップチップ接合し、C
PUモジュールとし、信頼性試験を行ったが不具合は皆
無であった。
【0099】第3の実施例:2(請求項8、15、17また
は18関連) 第3の実施例:1と同様の転写方式で、いろいろなはん
だを試料として用い、バンプ形成を行った。それぞれの
試料の加熱条件は、第2の実施例:2の表1に示した条
件と同一である。
は18関連) 第3の実施例:1と同様の転写方式で、いろいろなはん
だを試料として用い、バンプ形成を行った。それぞれの
試料の加熱条件は、第2の実施例:2の表1に示した条
件と同一である。
【0100】それぞれの条件で形成されたバンプは、透
過X線で観察したところ、バンプの中にボイドは認めら
れなかった。また、それぞれのバンプが形成された基板
をAlN基板とフラックスなしでフリップチップ接合
し、CPUモジュールとし、腐食試験を行ったが不具合
は皆無であった。
過X線で観察したところ、バンプの中にボイドは認めら
れなかった。また、それぞれのバンプが形成された基板
をAlN基板とフラックスなしでフリップチップ接合
し、CPUモジュールとし、腐食試験を行ったが不具合
は皆無であった。
【0101】こゝでは、バンプ材料にPb−5wt%Sn
はんだやInはんだを用いたが、その外に、例えば、B
iやGa、Ge、Sbを含むはんだなども用いることが
できる。また、転写用バンプを形成するバンプ用原板に
は、Siの外にガラスやセラミック、あるいはポリイミ
ドのような耐熱性の高い樹脂膜なども用いることができ
る。さらに、バンプを形成する電極用メタライズ層に
は、バンプ材料の種類によって、Niの外にAuやT
i、Cu、Crなどの多層薄膜も用いることができる。
はんだやInはんだを用いたが、その外に、例えば、B
iやGa、Ge、Sbを含むはんだなども用いることが
できる。また、転写用バンプを形成するバンプ用原板に
は、Siの外にガラスやセラミック、あるいはポリイミ
ドのような耐熱性の高い樹脂膜なども用いることができ
る。さらに、バンプを形成する電極用メタライズ層に
は、バンプ材料の種類によって、Niの外にAuやT
i、Cu、Crなどの多層薄膜も用いることができる。
【0102】第4の実施例(請求項9、11、15、17また
は18関連) 図4(A)において、基板2は半導体素子が設けられた
Si基板からなり、電極用メタライズ層21はAu電極か
らなる。その電極用メタライズ層21の回りに、膜厚 0.1
μmのAlの周覆層7を蒸着によって設けた。開孔の直
径が表面 130μmφ、裏面 170μmφで側壁の角度が約
100°の図示してないメタルマスクを用いて、Siのバ
ンプ用原板1の上にPb−5wt%Snはんだを蒸着し、
高さ30μmの転写用バンプ11を形成した。ところが、こ
の転写用バンプ11の裾野には、一般には避けがたいバン
プ用原板1と図示してないメタルマスク5の隙間に入り
込んだ回り込み膜32が這い出していた。
は18関連) 図4(A)において、基板2は半導体素子が設けられた
Si基板からなり、電極用メタライズ層21はAu電極か
らなる。その電極用メタライズ層21の回りに、膜厚 0.1
μmのAlの周覆層7を蒸着によって設けた。開孔の直
径が表面 130μmφ、裏面 170μmφで側壁の角度が約
100°の図示してないメタルマスクを用いて、Siのバ
ンプ用原板1の上にPb−5wt%Snはんだを蒸着し、
高さ30μmの転写用バンプ11を形成した。ところが、こ
の転写用バンプ11の裾野には、一般には避けがたいバン
プ用原板1と図示してないメタルマスク5の隙間に入り
込んだ回り込み膜32が這い出していた。
【0103】図4(B)において、この転写用バンプ11
にフラックス4を塗布して、基板2の上のAuの電極用
メタライズ層21に位置合わせし、 360°Cに加熱して転
写したあとバンプ用原板1を開離しフラックス4を洗浄
すると、図4(C)に示したように、基板2の上にバン
プ3が形成された。それとともに、バンプ3の回りには
回り込み膜32が球状のはんだ塊31がいわゆるはんだボー
ルとして生成され点在していた。
にフラックス4を塗布して、基板2の上のAuの電極用
メタライズ層21に位置合わせし、 360°Cに加熱して転
写したあとバンプ用原板1を開離しフラックス4を洗浄
すると、図4(C)に示したように、基板2の上にバン
プ3が形成された。それとともに、バンプ3の回りには
回り込み膜32が球状のはんだ塊31がいわゆるはんだボー
ルとして生成され点在していた。
【0104】そこで、基板2を蒸留水:90ml、塩酸:15
ml、ふっ酸:10mlからなるエッチング溶液に浸漬し、A
lの周覆層7を溶解し除去したところ、図4(D)に示
したように、はんだ塊31も同時に除去でき、基板2の上
に良好なバンプ3を転写形成することができた。
ml、ふっ酸:10mlからなるエッチング溶液に浸漬し、A
lの周覆層7を溶解し除去したところ、図4(D)に示
したように、はんだ塊31も同時に除去でき、基板2の上
に良好なバンプ3を転写形成することができた。
【0105】こゝでは、バンプ材料にPb−5wt%Sn
はんだを用いたが、その外に、例えば、InやGa、G
e、Sbを含むはんだなども用いることができる。ま
た、転写用バンプを形成するバンプ用原板には、Siの
外にガラスやセラミック、あるいはポリイミドのような
耐熱性の高い樹脂膜なども用いることができる。さら
に、バンプを形成する電極用メタライズ層には、バンプ
材料の種類によって、Ni/TiとかCu/Crなどの
多層薄膜も用いることができる。さらに、メタルマスク
の開孔の大きさには、種々の変形が可能である。
はんだを用いたが、その外に、例えば、InやGa、G
e、Sbを含むはんだなども用いることができる。ま
た、転写用バンプを形成するバンプ用原板には、Siの
外にガラスやセラミック、あるいはポリイミドのような
耐熱性の高い樹脂膜なども用いることができる。さら
に、バンプを形成する電極用メタライズ層には、バンプ
材料の種類によって、Ni/TiとかCu/Crなどの
多層薄膜も用いることができる。さらに、メタルマスク
の開孔の大きさには、種々の変形が可能である。
【0106】バンプ形成材料に濡れない周覆層には、半
導体素子が設けられた基板2の上に、例えば、ポリイミ
ドなどの樹脂膜が絶縁膜として被着されている場合に
は、Alのような金属膜が有効である。しかし、ポリイ
ミドなどの樹脂膜が被着されていない場合に、例えば、
ポリイミドのような耐熱性があり、溶剤に溶解可能な樹
脂膜を用いることもできる。また、はんだ塊が微細な場
合には、硝酸と酢酸の混酸に浸漬して、転写形成された
バンプを温存させ、はんだ塊のみを溶解させて除去する
こともでき、種々の変形が可能である。
導体素子が設けられた基板2の上に、例えば、ポリイミ
ドなどの樹脂膜が絶縁膜として被着されている場合に
は、Alのような金属膜が有効である。しかし、ポリイ
ミドなどの樹脂膜が被着されていない場合に、例えば、
ポリイミドのような耐熱性があり、溶剤に溶解可能な樹
脂膜を用いることもできる。また、はんだ塊が微細な場
合には、硝酸と酢酸の混酸に浸漬して、転写形成された
バンプを温存させ、はんだ塊のみを溶解させて除去する
こともでき、種々の変形が可能である。
【0107】第5の実施例(請求項10、11、15、17また
は18) 図5(A)において、ガラスのバンプ用原板1の転写用
バンプ11の領域以外に膜厚 0.1μmのAlの周覆層7を
蒸着によって設けた。そして、開孔の直径が表面 130μ
mφ、裏面 170μmφで側壁の角度が約 100°のメタル
マスク5を用いて、ガラスのバンプ用原板1の上にPb
−5wt%Snはんだを蒸着し、高さ30μmの転写用バン
プ11を形成した。
は18) 図5(A)において、ガラスのバンプ用原板1の転写用
バンプ11の領域以外に膜厚 0.1μmのAlの周覆層7を
蒸着によって設けた。そして、開孔の直径が表面 130μ
mφ、裏面 170μmφで側壁の角度が約 100°のメタル
マスク5を用いて、ガラスのバンプ用原板1の上にPb
−5wt%Snはんだを蒸着し、高さ30μmの転写用バン
プ11を形成した。
【0108】この転写用バンプ11は、図5(B)に示し
たように、転写用バンプ11の裾野には、一般には避けが
たいバンプ用原板1とメタルマスク5との隙間に入り込
む回り込み膜32が這い出していた。
たように、転写用バンプ11の裾野には、一般には避けが
たいバンプ用原板1とメタルマスク5との隙間に入り込
む回り込み膜32が這い出していた。
【0109】次いで、転写用バンプ11が形成されたバン
プ用原板1を、N2-H2(4:1)雰囲気中で 320°Cが加熱
すると、図5(C)に示したように、回り込み膜32の一
部がはんだ塊31として、周覆層7の上に生成する。
プ用原板1を、N2-H2(4:1)雰囲気中で 320°Cが加熱
すると、図5(C)に示したように、回り込み膜32の一
部がはんだ塊31として、周覆層7の上に生成する。
【0110】そこで、バンプ用原板1を蒸留水:90ml、
塩酸:15ml、ふっ酸:10mlからなるエッチング溶液に浸
漬し、Alの周覆層7を溶解し除去したところ、図5
(D)に示したように、はんだ塊31も同時に除去でき、
バンプ用原板1の上に回り込み膜32のない転写用バンプ
11を形成することができた。
塩酸:15ml、ふっ酸:10mlからなるエッチング溶液に浸
漬し、Alの周覆層7を溶解し除去したところ、図5
(D)に示したように、はんだ塊31も同時に除去でき、
バンプ用原板1の上に回り込み膜32のない転写用バンプ
11を形成することができた。
【0111】バンプ形成材料に濡れない周覆層には、A
lのような金属膜の外に、例えば、ポリイミドのような
耐熱性があり、溶剤に溶解可能な樹脂膜を用いることも
できる。また、はんだ塊が微細な場合には、硝酸と酢酸
の混酸に浸漬して転写用バンプを温存させ、はんだ塊の
みを溶解して除去することもできる。さらに、バンプ材
料にPb−5wt%Snはんだを用いたが、その外に、例
えば、InやGa、Ge、Sbを含むはんだなども用い
ることができる。また、転写用バンプを形成するバンプ
用原板には、ガラスの外にSiやセラミック、あるいは
ポリイミドのような耐熱性の高い樹脂膜なども用いるこ
とができる。さらに、メタルマスクの開孔の大きさに
は、種々の変形が可能である。
lのような金属膜の外に、例えば、ポリイミドのような
耐熱性があり、溶剤に溶解可能な樹脂膜を用いることも
できる。また、はんだ塊が微細な場合には、硝酸と酢酸
の混酸に浸漬して転写用バンプを温存させ、はんだ塊の
みを溶解して除去することもできる。さらに、バンプ材
料にPb−5wt%Snはんだを用いたが、その外に、例
えば、InやGa、Ge、Sbを含むはんだなども用い
ることができる。また、転写用バンプを形成するバンプ
用原板には、ガラスの外にSiやセラミック、あるいは
ポリイミドのような耐熱性の高い樹脂膜なども用いるこ
とができる。さらに、メタルマスクの開孔の大きさに
は、種々の変形が可能である。
【0112】第6の実施例:1(請求項12、13、16また
は18関連) 図6において、メタルマスク5には、開孔の直径が 140
μm、厚さ50μmの42−アロイ製の第1マスク5aと、開
孔の直径が 170μm、厚さ50μmの42−アロイ製の第2
マスク5bを、それぞれの開孔の中心を合致させて重ね合
わせた重置体51を用いた。基板2には、 100μmφのA
u/Ni/Tiの電極用メタライズ層21を設けた回路基
板を用いた。図示してない蒸着装置の中で、第2マスク
5b、第1マスク5aの順に位置合わせした重置体51を、開
孔が基板2の電極用メタライズ層21に位置合わせされる
ように磁石を用いた蒸着用治具で固定した。
は18関連) 図6において、メタルマスク5には、開孔の直径が 140
μm、厚さ50μmの42−アロイ製の第1マスク5aと、開
孔の直径が 170μm、厚さ50μmの42−アロイ製の第2
マスク5bを、それぞれの開孔の中心を合致させて重ね合
わせた重置体51を用いた。基板2には、 100μmφのA
u/Ni/Tiの電極用メタライズ層21を設けた回路基
板を用いた。図示してない蒸着装置の中で、第2マスク
5b、第1マスク5aの順に位置合わせした重置体51を、開
孔が基板2の電極用メタライズ層21に位置合わせされる
ように磁石を用いた蒸着用治具で固定した。
【0113】Pb−5wt%Snはんだを厚さ30μm蒸着
し、重置体51を基板2から剥離し、バンプ3を形成し
た。その際、はんだ材料が重置体51の特に第2マスク5b
の側壁への付着が見られず、バンプ3の欠落が起こらな
かった。そのあと、バンプ3の表面の酸化膜を除去した
り、バンプ3の整形を行うために、バンプ3にフラック
スを塗布してPb−5wt%Snはんだの融点である 314
°Cより高い温度に加熱して溶融させ、冷却したあとフ
ラックスを洗浄して除去し、基板2の上に良好なバンプ
3を形成することができた。
し、重置体51を基板2から剥離し、バンプ3を形成し
た。その際、はんだ材料が重置体51の特に第2マスク5b
の側壁への付着が見られず、バンプ3の欠落が起こらな
かった。そのあと、バンプ3の表面の酸化膜を除去した
り、バンプ3の整形を行うために、バンプ3にフラック
スを塗布してPb−5wt%Snはんだの融点である 314
°Cより高い温度に加熱して溶融させ、冷却したあとフ
ラックスを洗浄して除去し、基板2の上に良好なバンプ
3を形成することができた。
【0114】こうして、Pb−5wt%Snはんだのバン
プ3が形成された基板2は、例えば、100 μmφのAu
/Ni/Tiのメタライズ電極を設けたSiチップ上に
フラックスを塗布し、バンプ3を形成した基板2の上に
位置合わせする。そして、N 2 ガス雰囲気のリフロー炉
内で 350°Cに加熱すれば、フリップチップ接合体を構
成することができる。
プ3が形成された基板2は、例えば、100 μmφのAu
/Ni/Tiのメタライズ電極を設けたSiチップ上に
フラックスを塗布し、バンプ3を形成した基板2の上に
位置合わせする。そして、N 2 ガス雰囲気のリフロー炉
内で 350°Cに加熱すれば、フリップチップ接合体を構
成することができる。
【0115】第6の実施例:2(請求項12、13、16また
は18関連) 図6において、開孔の直径が 140μm、厚さ50μmの42
−アロイ製の第1マスク5aと、開孔の直径が 170μm、
厚さ50μmの42−アロイ製の第2マスク5bを開孔の中心
を合致させて重ね合わせ、エポキシ系樹脂で貼着した重
置体51をメタルマスク5として用いる。基板2には、 1
00μmφのAu/Pt/Tiの電極用メタライズ層21を
設けたSiチップを用いた。図示してない蒸着装置の中
で、第2マスク5bが基板2に当接するように位置合わせ
した重置体51を図示してない磁石を用いた蒸着用治具で
固定した。
は18関連) 図6において、開孔の直径が 140μm、厚さ50μmの42
−アロイ製の第1マスク5aと、開孔の直径が 170μm、
厚さ50μmの42−アロイ製の第2マスク5bを開孔の中心
を合致させて重ね合わせ、エポキシ系樹脂で貼着した重
置体51をメタルマスク5として用いる。基板2には、 1
00μmφのAu/Pt/Tiの電極用メタライズ層21を
設けたSiチップを用いた。図示してない蒸着装置の中
で、第2マスク5bが基板2に当接するように位置合わせ
した重置体51を図示してない磁石を用いた蒸着用治具で
固定した。
【0116】Inはんだを厚さ30μm蒸着し、重置体51
を基板2から剥離し、バンプ3を形成した。その際、は
んだ材料が重置体51の特に第2マスク5bの側壁への付着
が見られず、バンプ3の欠落が起こらなかった。そのあ
と、バンプ3の表面の酸化膜を除去したり、バンプ3の
整形を行うために、バンプ3にフラックスを塗布してI
nはんだの融点より高い 215°Cに加熱して溶融させ
た。冷却したあと、フラックスを洗浄して除去し、基板
2の上に良好なInのバンプ3を形成することができ
た。
を基板2から剥離し、バンプ3を形成した。その際、は
んだ材料が重置体51の特に第2マスク5bの側壁への付着
が見られず、バンプ3の欠落が起こらなかった。そのあ
と、バンプ3の表面の酸化膜を除去したり、バンプ3の
整形を行うために、バンプ3にフラックスを塗布してI
nはんだの融点より高い 215°Cに加熱して溶融させ
た。冷却したあと、フラックスを洗浄して除去し、基板
2の上に良好なInのバンプ3を形成することができ
た。
【0117】こうして、Inはんだのバンプ3が形成さ
れた基板2は、例えば、100 μmφのAu/Pt/Ti
のメタライズ電極上に同様にしてInのバンプを設けた
回路基板とバンプ同士を位置合わせし、フラックスを用
いずに、 260°Cのフルオロカーボン蒸気中でVPS法
によってフリップチップ接合体を構成することができ
る。
れた基板2は、例えば、100 μmφのAu/Pt/Ti
のメタライズ電極上に同様にしてInのバンプを設けた
回路基板とバンプ同士を位置合わせし、フラックスを用
いずに、 260°Cのフルオロカーボン蒸気中でVPS法
によってフリップチップ接合体を構成することができ
る。
【0118】こゝでは、バンプ材料にPb−5wt%Sn
はんだやInはんだを用いたが、その外に、例えば、B
iやGa、Ge、Sbを含むはんだなども用いることが
できる。また、転写用バンプを形成するバンプ用原板に
は、Siやガラスの外にセラミックやポリイミドのよう
な耐熱性の高い樹脂膜なども用いることができる。さら
に、バンプを形成する電極用メタライズ層には、バンプ
材料の種類によって、Ni/TiとかCu/Crなどの
多層薄膜も用いることができる。さらに、メタルマスク
の開孔の大きさには、種々の変形が可能である。
はんだやInはんだを用いたが、その外に、例えば、B
iやGa、Ge、Sbを含むはんだなども用いることが
できる。また、転写用バンプを形成するバンプ用原板に
は、Siやガラスの外にセラミックやポリイミドのよう
な耐熱性の高い樹脂膜なども用いることができる。さら
に、バンプを形成する電極用メタライズ層には、バンプ
材料の種類によって、Ni/TiとかCu/Crなどの
多層薄膜も用いることができる。さらに、メタルマスク
の開孔の大きさには、種々の変形が可能である。
【0119】第7の実施例:1(請求項14、15、16、17
または18関連) 図7(A)において、メタルマスク5には、開孔の直径
が 140μm、厚さ50μmの42−アロイ製の第1マスク5a
と、開孔の直径が 170μm、厚さ50μmの42−アロイ製
の第2マスク5bを、それぞれの開孔の中心を合致させて
重ね合わせた重置体51を用いた。図示してない蒸着装置
の中で、第2マスク5b、第1マスク5aの順に位置合わせ
した重置体51を、Siからなるバンプ用原板1に図示し
てない磁石を用いた蒸着用治具で固定した。
または18関連) 図7(A)において、メタルマスク5には、開孔の直径
が 140μm、厚さ50μmの42−アロイ製の第1マスク5a
と、開孔の直径が 170μm、厚さ50μmの42−アロイ製
の第2マスク5bを、それぞれの開孔の中心を合致させて
重ね合わせた重置体51を用いた。図示してない蒸着装置
の中で、第2マスク5b、第1マスク5aの順に位置合わせ
した重置体51を、Siからなるバンプ用原板1に図示し
てない磁石を用いた蒸着用治具で固定した。
【0120】Pb−63%Snはんだを厚さ30μm蒸着
し、重置体51をバンプ用原板1から剥離し、転写用バン
プ11を形成した。その際、はんだ材料が重置体51の特に
第2マスク5bの側壁への付着が見られず、転写用バンプ
11の欠落もなく、良好な転写用バンプ11が得られた。
し、重置体51をバンプ用原板1から剥離し、転写用バン
プ11を形成した。その際、はんだ材料が重置体51の特に
第2マスク5bの側壁への付着が見られず、転写用バンプ
11の欠落もなく、良好な転写用バンプ11が得られた。
【0121】図7(B)において、転写用バンプ11を転
写する基板2には、半導体素子と 150μmφのNi/T
iの電極用メタライズ層21とを設けたSi基板を用い、
転写用バンプ11にフラックス4を塗布し、図7(C)に
示したように、電極用メタライズ層21との位置が合致す
るようにバンプ用原板1と基板2を重ね合わせ、図示し
てないN2 ガス雰囲気のリフロー炉内で 250°Cで加熱
して転写用バンプ11を電極用メタライズ層21の上に転写
を行った。そのあと、図7(D)に示したように、バン
プ用原板1を基板2から剥離し、基板2の上に形成され
たバンプ3の表面の酸化膜を除去したり、バンプ3の整
形を行うために、バンプ3にフラックスを塗布してPb
−63%Snはんだの融点より高い 250°Cに加熱して溶
融させた。冷却したあとフラックスを洗浄して除去し、
基板2の上に良好なバンプ3を形成することができた。
写する基板2には、半導体素子と 150μmφのNi/T
iの電極用メタライズ層21とを設けたSi基板を用い、
転写用バンプ11にフラックス4を塗布し、図7(C)に
示したように、電極用メタライズ層21との位置が合致す
るようにバンプ用原板1と基板2を重ね合わせ、図示し
てないN2 ガス雰囲気のリフロー炉内で 250°Cで加熱
して転写用バンプ11を電極用メタライズ層21の上に転写
を行った。そのあと、図7(D)に示したように、バン
プ用原板1を基板2から剥離し、基板2の上に形成され
たバンプ3の表面の酸化膜を除去したり、バンプ3の整
形を行うために、バンプ3にフラックスを塗布してPb
−63%Snはんだの融点より高い 250°Cに加熱して溶
融させた。冷却したあとフラックスを洗浄して除去し、
基板2の上に良好なバンプ3を形成することができた。
【0122】こうして、Pb−63%Snはんだのバンプ
3が形成された基板2は、例えば、100 μmφのNi/
Tiのメタライズ電極を設けた回路基板上に、バンプ3
とメタライズ電極を位置合わせさせ、フラックスを用い
てN2 ガス雰囲気のリフロー炉内で 250°Cに加熱して
接合すれば、フリップチップ接合体を構成することがで
きる。
3が形成された基板2は、例えば、100 μmφのNi/
Tiのメタライズ電極を設けた回路基板上に、バンプ3
とメタライズ電極を位置合わせさせ、フラックスを用い
てN2 ガス雰囲気のリフロー炉内で 250°Cに加熱して
接合すれば、フリップチップ接合体を構成することがで
きる。
【0123】第7の実施例:2(請求項14、15、16、17
または18関連) 図7(A)において、開孔の直径が 140μm、厚さ50μ
mの42−アロイ製の第1マスク5aと、開孔の直径が 170
μm、厚さ50μmの42−アロイ製の第2マスク5bを開孔
の中心を合致させて重ね合わせ、エポキシ系樹脂で貼着
した重置体51をメタルマスク5として用いる。図示して
ない蒸着装置の中で、第2マスク5bがガラス製のバンプ
用原板1に当接するように位置合わせした重置体51を図
示してない磁石を用いた蒸着用治具で固定した。
または18関連) 図7(A)において、開孔の直径が 140μm、厚さ50μ
mの42−アロイ製の第1マスク5aと、開孔の直径が 170
μm、厚さ50μmの42−アロイ製の第2マスク5bを開孔
の中心を合致させて重ね合わせ、エポキシ系樹脂で貼着
した重置体51をメタルマスク5として用いる。図示して
ない蒸着装置の中で、第2マスク5bがガラス製のバンプ
用原板1に当接するように位置合わせした重置体51を図
示してない磁石を用いた蒸着用治具で固定した。
【0124】Inはんだを厚さ30μm蒸着し、重置体51
をバンプ用原板1から剥離し、転写用バンプ11を形成し
た。その際、はんだ材料が重置体51の特に第2マスク5b
の側壁への付着が見られず、転写用バンプ11の欠落もな
く、良好な転写用バンプ11が得られた。
をバンプ用原板1から剥離し、転写用バンプ11を形成し
た。その際、はんだ材料が重置体51の特に第2マスク5b
の側壁への付着が見られず、転写用バンプ11の欠落もな
く、良好な転写用バンプ11が得られた。
【0125】図7(B)において、転写用バンプ11の転
写は、半導体素子と 150μmφのCu/Crの電極用メ
タライズ層21とが設けられたSiからなる基板2と、図
示してない 100μmφのCu/Crの電極用メタライズ
層21が設けられたセラミック製の回路基板とにそれぞれ
行った。すなわち、転写用バンプ11にフラックス4を塗
布したあと、図7(C)に示したように、電極用メタラ
イズ層21との位置が合致するようにバンプ用原板1と基
板2を重ね合わせ、図示してないN2 ガス雰囲気のリフ
ロー炉内で 215°Cで加熱して転写用バンプ11を電極用
メタライズ層21の上に転写した。図示してないが、回路
基板にも同じ条件で転写した。
写は、半導体素子と 150μmφのCu/Crの電極用メ
タライズ層21とが設けられたSiからなる基板2と、図
示してない 100μmφのCu/Crの電極用メタライズ
層21が設けられたセラミック製の回路基板とにそれぞれ
行った。すなわち、転写用バンプ11にフラックス4を塗
布したあと、図7(C)に示したように、電極用メタラ
イズ層21との位置が合致するようにバンプ用原板1と基
板2を重ね合わせ、図示してないN2 ガス雰囲気のリフ
ロー炉内で 215°Cで加熱して転写用バンプ11を電極用
メタライズ層21の上に転写した。図示してないが、回路
基板にも同じ条件で転写した。
【0126】そのあと、図7(D)に示したように、バ
ンプ用原板1を基板2から剥離し、基板2の上に形成さ
れたバンプ3の表面の酸化膜を除去したり、バンプ3の
整形を行うために、バンプ3にフラックスを塗布してI
nはんだの融点より高い 215°Cに加熱して溶融させ
た。冷却したあとフラックスを洗浄して除去し、基板2
の上に良好なバンプ3を形成することができた。図示し
てない回路基板も同様の条件で処理し、良好なバンプ3
を形成することができた。
ンプ用原板1を基板2から剥離し、基板2の上に形成さ
れたバンプ3の表面の酸化膜を除去したり、バンプ3の
整形を行うために、バンプ3にフラックスを塗布してI
nはんだの融点より高い 215°Cに加熱して溶融させ
た。冷却したあとフラックスを洗浄して除去し、基板2
の上に良好なバンプ3を形成することができた。図示し
てない回路基板も同様の条件で処理し、良好なバンプ3
を形成することができた。
【0127】こうして、バンプ3が形成された基板2と
回路基板とは、例えば、それぞれのバンプ3を位置合わ
せして重ね合わせ、フラックスを用いずに、 260°Cの
フルオロカーボン蒸気中でVPS法によってフリップチ
ップ接合体を構成することができる。
回路基板とは、例えば、それぞれのバンプ3を位置合わ
せして重ね合わせ、フラックスを用いずに、 260°Cの
フルオロカーボン蒸気中でVPS法によってフリップチ
ップ接合体を構成することができる。
【0128】こゝでは、バンプ材料にPb−5wt%Sn
はんだやInはんだを用いたが、その外に、例えば、B
iやGa、Ge、Sbを含むはんだなども用いることが
できる。また、転写用バンプを形成するバンプ用原板に
は、Siやガラスの外にセラミックやポリイミドのよう
な耐熱性の高い樹脂膜なども用いることができる。さら
に、バンプを形成する電極用メタライズ層には、バンプ
材料の種類によって、Ni/TiとかCu/Crなどの
多層薄膜も用いることができる。さらに、メタルマスク
の開孔の大きさには、種々の変形が可能である。
はんだやInはんだを用いたが、その外に、例えば、B
iやGa、Ge、Sbを含むはんだなども用いることが
できる。また、転写用バンプを形成するバンプ用原板に
は、Siやガラスの外にセラミックやポリイミドのよう
な耐熱性の高い樹脂膜なども用いることができる。さら
に、バンプを形成する電極用メタライズ層には、バンプ
材料の種類によって、Ni/TiとかCu/Crなどの
多層薄膜も用いることができる。さらに、メタルマスク
の開孔の大きさには、種々の変形が可能である。
【0129】次に、レジストをマスクとしためっきによ
るバンプ形成方法についての本発明の第8の実施例につ
いて説明する。先ず、比較のために従来の方法について
説明する。
るバンプ形成方法についての本発明の第8の実施例につ
いて説明する。先ず、比較のために従来の方法について
説明する。
【0130】図9(B)に示すように、4インチのシリ
コン(Si)ウェーハ71上にめっき用の金属電極74(1
00μmφ)を形成する。この金属電極74は図9(A)
に示すように、スパッタ法によりチタン(Ti)膜72を
1,000Å、ニッケル(Ni)膜73を5,000Åの
厚さに積層する。そして、図9(D)に示すように、金
属電極74となる部分以外を3μmの厚さのポリイミド膜
75で覆って、絶縁膜を形成する。この上に、図10(F)
に示すように、50μmの厚さのドライフィルム78をラ
ミネートし、図10(G)に示すように、250μmピッ
チで金属電極74の径より大きく130μmφにめっき用
の開口部79をパターニングする。
コン(Si)ウェーハ71上にめっき用の金属電極74(1
00μmφ)を形成する。この金属電極74は図9(A)
に示すように、スパッタ法によりチタン(Ti)膜72を
1,000Å、ニッケル(Ni)膜73を5,000Åの
厚さに積層する。そして、図9(D)に示すように、金
属電極74となる部分以外を3μmの厚さのポリイミド膜
75で覆って、絶縁膜を形成する。この上に、図10(F)
に示すように、50μmの厚さのドライフィルム78をラ
ミネートし、図10(G)に示すように、250μmピッ
チで金属電極74の径より大きく130μmφにめっき用
の開口部79をパターニングする。
【0131】次に、Ni膜をめっきの導電膜に利用し
て、鉛(Pb)−錫(Sn)(5%)はんだめっき液を
用いて、厚さ35μmに電解めっきを行い、図10(H)
に示すようにはんだ80を開口部79内にめっきする。
て、鉛(Pb)−錫(Sn)(5%)はんだめっき液を
用いて、厚さ35μmに電解めっきを行い、図10(H)
に示すようにはんだ80を開口部79内にめっきする。
【0132】はんだ80のめっき後、ドライフィルム78を
剥離し、金属電極74上に形成されたはんだ80のバンプを
観察する。すると、図18(C)及び図19に顕微鏡写真で
示すように、130μmφのバンプ95が形成されていた
が、一部周縁はめっきがつかずドライフィルム96の開口
部97で埋まっていないところが観察された。またバンプ
95の表面も高さが不均一となり、凹凸面99が見られた。
剥離し、金属電極74上に形成されたはんだ80のバンプを
観察する。すると、図18(C)及び図19に顕微鏡写真で
示すように、130μmφのバンプ95が形成されていた
が、一部周縁はめっきがつかずドライフィルム96の開口
部97で埋まっていないところが観察された。またバンプ
95の表面も高さが不均一となり、凹凸面99が見られた。
【0133】次に、本発明の第8の実施例を図9、図10
の工程順模式断面図により説明する。図9(A)に示す
ように、4インチのSiウェーハ71上にめっき用の金属
電極74を形成するため、スパッタ法によりTi膜72を
1,000Å、Ni膜73を5,000Åの厚さに積層
し、図9(B)に示すようにフォトリソグラフィにより
パターニングして、100μmφの金属電極74を形成す
る。
の工程順模式断面図により説明する。図9(A)に示す
ように、4インチのSiウェーハ71上にめっき用の金属
電極74を形成するため、スパッタ法によりTi膜72を
1,000Å、Ni膜73を5,000Åの厚さに積層
し、図9(B)に示すようにフォトリソグラフィにより
パターニングして、100μmφの金属電極74を形成す
る。
【0134】そして、図9(C)に示すようにバンプ形
成に用いるはんだの融点に耐え得る絶縁膜としてポリイ
ミド膜75を3μmの厚さに被覆し、フォトリソグラフィ
により、金属電極74にバンプを形成するため、図9
(D)に示すようにスルーホール76を開口する。
成に用いるはんだの融点に耐え得る絶縁膜としてポリイ
ミド膜75を3μmの厚さに被覆し、フォトリソグラフィ
により、金属電極74にバンプを形成するため、図9
(D)に示すようにスルーホール76を開口する。
【0135】この後、本発明の方法により、ポリイミド
膜75の表面を逆スパッタする。逆スパッタは一般のスパ
ッタ装置を用い、逆スパッタ時にはNi等のターゲット
の前に遮蔽板を設け、ターゲットに対向するウェーハチ
ャックにSiウェーハ71をセットし、アルゴン(Ar)
ガスを導入して、出力1kw、真空度1×10-1PaでS
iウェーハ71表面の金属電極74をAr粒子で叩く。
膜75の表面を逆スパッタする。逆スパッタは一般のスパ
ッタ装置を用い、逆スパッタ時にはNi等のターゲット
の前に遮蔽板を設け、ターゲットに対向するウェーハチ
ャックにSiウェーハ71をセットし、アルゴン(Ar)
ガスを導入して、出力1kw、真空度1×10-1PaでS
iウェーハ71表面の金属電極74をAr粒子で叩く。
【0136】すると、図9(E)に示すように、当然金
属電極74のNi膜73の表面が逆スパッタされて、周縁の
ポリイミド膜75上全体に金属膜または金属粒子77が堆積
される。
属電極74のNi膜73の表面が逆スパッタされて、周縁の
ポリイミド膜75上全体に金属膜または金属粒子77が堆積
される。
【0137】続いて、図10(F)に示すように、ポリイ
ミド膜75で被覆されたSiウェーハ71上全体に50μm
の厚さのドライフィルム78をラミネートし、図10(G)
に示すように250μmピッチで130φμmのめっき
用レジストパターンを開口して開口部79とする。次に、
Pb−Sn(5%)はんだめっき液を用いて、電解めっ
きを行い、はんだ80を開口部79内に形成する。
ミド膜75で被覆されたSiウェーハ71上全体に50μm
の厚さのドライフィルム78をラミネートし、図10(G)
に示すように250μmピッチで130φμmのめっき
用レジストパターンを開口して開口部79とする。次に、
Pb−Sn(5%)はんだめっき液を用いて、電解めっ
きを行い、はんだ80を開口部79内に形成する。
【0138】はんだ80のめっき後、ドライフィルム78を
剥離し、金属電極74上に形成されたバンプ用のはんだ80
を観察すると、図11に顕微鏡写真で示すように、良好な
130φμmのはんだバンプ81が形成されていた。
剥離し、金属電極74上に形成されたバンプ用のはんだ80
を観察すると、図11に顕微鏡写真で示すように、良好な
130φμmのはんだバンプ81が形成されていた。
【0139】次に、このはんだ80のバンプを350℃で
1分程加熱してはんだ80を溶融すると、図10(I)なら
びに図12に顕微鏡写真で示すように、めっき後にはバン
プ高さが約35μmで径が130μmのはんだ80が、加
熱溶融後には約70μmの球形のはんだバンプ81に形成
された。この時、はんだ80下面の薄い金属膜または金属
粒子77ははんだバンプ81に溶解・吸収されてしまう。
1分程加熱してはんだ80を溶融すると、図10(I)なら
びに図12に顕微鏡写真で示すように、めっき後にはバン
プ高さが約35μmで径が130μmのはんだ80が、加
熱溶融後には約70μmの球形のはんだバンプ81に形成
された。この時、はんだ80下面の薄い金属膜または金属
粒子77ははんだバンプ81に溶解・吸収されてしまう。
【0140】本発明の実施例では50μmの厚さのドラ
イフィルム78を用いたが、ドライフィルム78の厚さは2
0μm位まで可能であり、その場合にはバンプ高さが約
15μmで加熱溶融後には約30μmの球形のはんだバ
ンプ81が形成され、はんだバンプ81のピッチも100μ
m位まで可能となる。
イフィルム78を用いたが、ドライフィルム78の厚さは2
0μm位まで可能であり、その場合にはバンプ高さが約
15μmで加熱溶融後には約30μmの球形のはんだバ
ンプ81が形成され、はんだバンプ81のピッチも100μ
m位まで可能となる。
【0141】また、更に微細なはんだバンプ81を必要と
する場合には、例えば電極径が10μmφ程度の微細パ
ターンであれば、液状レジストを用いて、フリップチッ
プボンディングが可能な大きさの20μm以下のはんだ
バンプ81を同じような方法で得ることができる。
する場合には、例えば電極径が10μmφ程度の微細パ
ターンであれば、液状レジストを用いて、フリップチッ
プボンディングが可能な大きさの20μm以下のはんだ
バンプ81を同じような方法で得ることができる。
【0142】また、はんだ材料は、本発明の実施例に限
定されるものではなく、Sn系や銀(Ag)系、アンチ
モン(Sb)系、インジウム(In)系、ビスマス(B
i)系などのすべてのはんだ材料で実施可能であること
は言うまでもない。
定されるものではなく、Sn系や銀(Ag)系、アンチ
モン(Sb)系、インジウム(In)系、ビスマス(B
i)系などのすべてのはんだ材料で実施可能であること
は言うまでもない。
【0143】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
転写法によるバンプの形成において、課題:1の微細な
バンプ転写の際の位置合わせについては、請求項1〜5
で述べたように、基板上に設けられた複数の電極用メタ
ライズ層に転写するためのバンプ用原板上に設けられた
複数の転写用バンプの直径が、隣接する前記電極用メタ
ライズ層同士の隙間よりも小さく、かつ、ピッチが前記
電極用メタライズ層のピッチよりも小さく形成されてい
ることにより、位置合わせの必要がなくなる効果があ
る。また、この際、バンプ間に点在するはんだ塊は、請
求項6で述べたように、転写工程で塗布したフラックス
とともに洗浄して除去出来る。
転写法によるバンプの形成において、課題:1の微細な
バンプ転写の際の位置合わせについては、請求項1〜5
で述べたように、基板上に設けられた複数の電極用メタ
ライズ層に転写するためのバンプ用原板上に設けられた
複数の転写用バンプの直径が、隣接する前記電極用メタ
ライズ層同士の隙間よりも小さく、かつ、ピッチが前記
電極用メタライズ層のピッチよりも小さく形成されてい
ることにより、位置合わせの必要がなくなる効果があ
る。また、この際、バンプ間に点在するはんだ塊は、請
求項6で述べたように、転写工程で塗布したフラックス
とともに洗浄して除去出来る。
【0144】次に、課題:2のバンプの高さのばらつき
については、請求項7で述べたように、バンプ用原板に
重置されたメタルマスクの複数の開孔を通して蒸着によ
って形成された転写用バンプのばらつきは、前記メタル
マスクを検査し、所定の面積の20%以下の開孔面積を含
むメタルマスクを不具合として不使用にするとともに、
前記転写工程を複数回繰り返すことでバンプの高さが図
14に示したような不均一がなくなる。
については、請求項7で述べたように、バンプ用原板に
重置されたメタルマスクの複数の開孔を通して蒸着によ
って形成された転写用バンプのばらつきは、前記メタル
マスクを検査し、所定の面積の20%以下の開孔面積を含
むメタルマスクを不具合として不使用にするとともに、
前記転写工程を複数回繰り返すことでバンプの高さが図
14に示したような不均一がなくなる。
【0145】次に、課題:3のバンプ中のボイドの発生
については、請求項8で述べたように、電極用メタライ
ズ層と絶縁層とに跨がるように金属層を設け、この金属
層に転写用バンプを位置合わせして転写し、金属層を転
写バンプの中に拡散させることで、ボイドの発生を防止
出来る。
については、請求項8で述べたように、電極用メタライ
ズ層と絶縁層とに跨がるように金属層を設け、この金属
層に転写用バンプを位置合わせして転写し、金属層を転
写バンプの中に拡散させることで、ボイドの発生を防止
出来る。
【0146】また、課題:4のはんだボールの発生につ
いては、請求項9、10または11で述べたように、転写用
バンプ形成領域の回りに、転写用バンプに不濡の周覆層
を設け、蒸着工程が終わったあと加熱して転写用バンプ
を融解してから周覆層を除去することで、あるいは電極
用メタライズ層の回りに、転写用バンプに不濡の周覆層
を設け、転写工程が終わったあと、周覆層を除去するこ
とで解決される。この周覆層には、バンプと差別的にエ
ッチング除去可能な金属層、または溶剤によって溶解除
去可能な樹脂層が効果的に用いられる。
いては、請求項9、10または11で述べたように、転写用
バンプ形成領域の回りに、転写用バンプに不濡の周覆層
を設け、蒸着工程が終わったあと加熱して転写用バンプ
を融解してから周覆層を除去することで、あるいは電極
用メタライズ層の回りに、転写用バンプに不濡の周覆層
を設け、転写工程が終わったあと、周覆層を除去するこ
とで解決される。この周覆層には、バンプと差別的にエ
ッチング除去可能な金属層、または溶剤によって溶解除
去可能な樹脂層が効果的に用いられる。
【0147】更に、課題:5のマスク蒸着法によるバン
プの剥離については、請求項12または14で述べたよう
に、寸法の異なる開孔を有する複数のメタルマスクを重
ね合わせ、開孔の側壁を階段状に拡開するようにしてい
る。そして、開孔のバンプ用原板に当接する側が大きく
なるようにする。このように、メタルマスクの開孔の側
壁が拡大する方向に逃げているので、マスク蒸着して仮
にバンプ材料が回り込んでも開孔の側壁に付着すること
を防ぐことができ、その結果、マスクをバンプを形成し
ようとする基板やバンプ用原板から剥離する際に、形成
されたバンプや転写用バンプまでが一緒に剥離してしま
うことが防げる。
プの剥離については、請求項12または14で述べたよう
に、寸法の異なる開孔を有する複数のメタルマスクを重
ね合わせ、開孔の側壁を階段状に拡開するようにしてい
る。そして、開孔のバンプ用原板に当接する側が大きく
なるようにする。このように、メタルマスクの開孔の側
壁が拡大する方向に逃げているので、マスク蒸着して仮
にバンプ材料が回り込んでも開孔の側壁に付着すること
を防ぐことができ、その結果、マスクをバンプを形成し
ようとする基板やバンプ用原板から剥離する際に、形成
されたバンプや転写用バンプまでが一緒に剥離してしま
うことが防げる。
【0148】一方、レジストをマスクとしためっきによ
るバンプの形成方法における大きいバンプを形成する課
題については、請求項19〜23で述べたように、逆スパッ
タにより電極金属の薄膜または金属粒子を電極金属を取
り囲む絶縁膜の上へも形成することにより、めっき用の
導電膜が形成でき、電解めっきによる電極上の微細且つ
高密度のバンプを精度良く形成することが可能となっ
た。
るバンプの形成方法における大きいバンプを形成する課
題については、請求項19〜23で述べたように、逆スパッ
タにより電極金属の薄膜または金属粒子を電極金属を取
り囲む絶縁膜の上へも形成することにより、めっき用の
導電膜が形成でき、電解めっきによる電極上の微細且つ
高密度のバンプを精度良く形成することが可能となっ
た。
【0149】その結果、本発明は、特にフリップチップ
接合を製造工程に含む半導体装置の製造工程の歩留り向
上や原価低減に対して、寄与するところが大である。
接合を製造工程に含む半導体装置の製造工程の歩留り向
上や原価低減に対して、寄与するところが大である。
【図1】 本発明の第1の実施例の説明図
【図2】 本発明の第2の実施例の説明図
【図3】 本発明の第3の実施例の説明図
【図4】 本発明の第4の実施例の説明図
【図5】 本発明の第5の実施例の説明図
【図6】 本発明の第6の実施例の説明図
【図7】 本発明の第7の実施例の説明図
【図8】 本発明のバンプ用はんだの形成方法の模式的
な工程図
な工程図
【図9】 本発明の第8の実施例の工程順模式説明図
(その1)
(その1)
【図10】 本発明の第8の実施例の工程順模式説明図
(その2)
(その2)
【図11】 本発明のバンプ用はんだの形成後の顕微鏡
写真
写真
【図12】 本発明のバンプ用はんだの溶融後のはんだ
バンプ完成顕微鏡写真
バンプ完成顕微鏡写真
【図13】 転写法によるバンプの形成方法の模式的な
工程図
工程図
【図14】 蒸着法で形成したバンプの高さの実測値
【図15】 バンプの中のボイド発生を説明する模式図
【図16】 回り込み膜からはんだ塊の生成を説明する
模式図
模式図
【図17】 蒸着法によるバンプの剥離を説明する模式
図
図
【図18】 従来のバンプ用はんだの形成方法の模式的
な工程図
な工程図
【図19】 従来例のバンプ用はんだの形成後の顕微鏡
写真
写真
1 バンプ用原板 2 基板 3 バンプ 4 フラックス 5 メタルマスク 5a 第1マスク 5b 第2マスク 6 金属層 7 周覆層 11 転写用バンプ 21 電極用メタライズ層 22 絶縁膜 31 はんだ塊 51 重置体 61 半導体基板 62 金属電極 63 絶縁膜 64 金属膜または金属粒子 65 ドライフィルムまたは液状レジスト 66 開口部 67 はんだ 68 はんだバンプ 71 Siウェーハ 72 Ti膜 73 Ni膜 74 金属電極 75 ポリイミド膜 76 スルーホール 77 金属膜または金属粒子 78 ドライフィルム 79 開口部 80 はんだ 81 はんだバンプ
Claims (23)
- 【請求項1】 バンプ用原板上に設けられた複数の転写
用バンプが基板上に設けられた複数の電極用メタライズ
層に転写されてなるバンプを有する半導体装置におい
て、 前記転写用バンプが、直径が、隣接する前記電極用メタ
ライズ層同士の隙間よりも小さく、かつ、ピッチが、前
記電極用メタライズ層のピッチよりも小さく形成されて
いるものであることを特徴とする半導体装置。 - 【請求項2】 前記バンプ用原板が、ガラス、シリコ
ン、セラミックまたはプラスチックからなる請求項1記
載の半導体装置。 - 【請求項3】 前記基板が、電極用メタライズ層以外の
表面が前記転写用バンプに不濡の絶縁材料で覆われてい
る請求項1記載の半導体装置。 - 【請求項4】 前記転写用バンプが、Pb、Sn、I
n、Bi、Ga、GeまたはSbの少なくとも一つを含
むはんだからなる請求項1記載の半導体装置。 - 【請求項5】 請求項1記載の半導体装置を製造する半
導体装置の製造方法であって、 前記バンプ用原板上の転写用バンプを前記基板上の電極
用メタライズ層に移設する転写工程を含むことを特徴と
する半導体装置の製造方法。 - 【請求項6】 前記転写工程のあと、前記基板上に形成
されたバンプの間に生じて点在するはんだ塊を転写工程
で塗布したフラックスとともに洗浄する除去工程を含む
請求項5記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項7】 バンプ用原板に重置されたメタルマスク
の複数の開孔を通して蒸着によって形成された転写用バ
ンプを基板に移設する転写工程を含む半導体装置の製造
方法において、 前記メタルマスクを検査し、所定の面積の20%以下の開
孔面積を含むメタルマスクを不具合として不使用にする
とともに、前記転写工程を複数回繰り返すことを特徴と
する半導体装置の製造方法。 - 【請求項8】 基板上に設けられた絶縁層に穿設された
複数の電極用メタライズ層にバンプ用原板上に設けられ
た転写用バンプを移設する転写工程を含む半導体装置の
製造方法において、 前記電極用メタライズ層と前記絶縁層とに跨がるように
金属層を設ける工程と、該金属層は前記転写用バンプに
濡れて拡散するものであり、 前記転写工程に際しては、前記転写用バンプを前記金属
層に位置合わせする工程とを含むことを特徴とする半導
体装置の製造方法。 - 【請求項9】 バンプ用原板上に蒸着工程によって形成
された転写用バンプを、基板上に設けられた電極用メタ
ライズ層に移設して該基板上にバンプを形成する転写工
程を含む半導体装置の製造方法において、 前記転写用バンプ形成領域の回りに該転写用バンプに不
濡の周覆層を設ける工程と、 前記蒸着工程が終わったあと、加熱して前記転写用バン
プを融解してから前記周覆層を除去する工程とを含むこ
とを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項10】 基板上に設けられた電極用メタライズ
層にバンプ用原板上に設けられた転写用バンプを移設し
て該基板上にバンプを形成する転写工程を含む半導体装
置の製造方法において、 前記電極用メタライズ層の回りに、該転写用バンプに不
濡の周覆層を設ける工程と、 前記転写工程が終わったあと、前記周覆層を除去する工
程とを含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項11】 前記周覆層が、前記バンプと差別的に
エッチング除去可能な金属層、または溶剤によって溶解
除去可能な樹脂層からなる請求項9または10記載の半導
体装置の製造方法。 - 【請求項12】 基板上に重置されたメタルマスクの開
孔を通して該基板上に設けられた電極用メタライズ層に
バンプが蒸着される工程を含む半導体装置の製造方法に
おいて、 前記メタルマスクが、寸法の異なる開孔を有する複数の
メタルマスクの重置体からなり、開孔が前記基板に向か
って拡開するように重置されていることを特徴とする半
導体装置の製造方法。 - 【請求項13】 前記転写用バンプが、Pb、Sn、I
n、Bi、Ga、GeまたはSbの少なくとも一つを含
むはんだからなる請求項12記載の半導体装置の製造方
法。 - 【請求項14】 バンプ用原板に重置されたメタルマス
クの開孔を通して蒸着された転写用バンプが基板上の電
極用メタライズ層に移設される転写工程を含む半導体装
置の製造方法において、 前記メタルマスクが、寸法の異なる開孔を有する複数の
メタルマスクの重置体からなり、開孔が前記バンプ用原
板に向かって拡開するように重置されていることを特徴
とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項15】 前記バンプ用原板が、ガラス、シリコ
ン、セラミックまたはプラスチックの少なくとも一つか
らなる請求項7、8、9、10または14記載の半導体装置
の製造方法。 - 【請求項16】 前記基板が、電極用メタライズ層以外
の表面が前記転写用バンプに不濡の絶縁材料で覆われて
いる請求項7、12または14記載の半導体装置の製造方
法。 - 【請求項17】 前記転写用バンプが、Pb、Sn、I
n、Bi、Ga、GeまたはSbの少なくとも一つを含
むはんだからなる請求項7、8、9、10または14記載の
半導体装置の製造方法。 - 【請求項18】 請求項7、8、9、10、12または14記
載の半導体装置の製造方法によって形成されることを特
徴とする半導体装置。 - 【請求項19】 金属電極が形成された半導体基板上に
レジストをマスクとしてめっきにより形成されたはんだ
パンプを有する半導体装置の製造方法において、 金属電極が形成された半導体基板上にはんだの融点に耐
える絶縁膜を該金属電極上を除いて被覆する工程と、 次に、該絶縁膜上にめっき用のレジストを被覆し、該金
属電極を含み少なくとも該金属電極より大きい径の開口
部を形成する工程と、 次に、該開口部内にはんだをめっきする工程と、 次に、該はんだを加熱溶融して球状のはんだバンプを形
成する工程とを含むことを特徴とする半導体装置の製造
方法。 - 【請求項20】 前記金属電極が形成された半導体基板
上にはんだの融点に耐える絶縁膜を該金属電極上を除い
て被覆した後、該金属電極の表面を逆スパッタして、該
絶縁膜上に金属膜または金属粒子を堆積する工程を含む
請求項19記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項21】 前記絶縁膜が、ポリイミド膜である請
求項19または20記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項22】 前記めっき用絶縁膜としてポリイミド
膜を用いることを特徴とする請求項19または20記載の半
導体装置の製造方法。 - 【請求項23】 前記はんだが、Pb、Sn、Ag、S
b、In、Biのうち少なくとも一つの成分を含む請求
項19または20記載の半導体装置の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23509196A JP3267167B2 (ja) | 1995-09-20 | 1996-09-05 | 半導体装置とその製造方法 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7-242116 | 1995-09-20 | ||
| JP24211695 | 1995-09-20 | ||
| JP23509196A JP3267167B2 (ja) | 1995-09-20 | 1996-09-05 | 半導体装置とその製造方法 |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09148333A true JPH09148333A (ja) | 1997-06-06 |
| JP3267167B2 JP3267167B2 (ja) | 2002-03-18 |
Family
ID=26531947
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23509196A Expired - Fee Related JP3267167B2 (ja) | 1995-09-20 | 1996-09-05 | 半導体装置とその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3267167B2 (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1100123A1 (en) * | 1999-11-09 | 2001-05-16 | Corning Incorporated | Dip formation of flip-chip solder bumps |
| JP2002033346A (ja) * | 2000-07-18 | 2002-01-31 | Showa Denko Kk | ハンダバンプ電極の形成に用いるハンダペースト |
| US6483195B1 (en) * | 1999-03-16 | 2002-11-19 | Sumitomo Bakelite Company Limited | Transfer bump street, semiconductor flip chip and method of producing same |
| US7452797B2 (en) | 2003-04-15 | 2008-11-18 | Harima Chemicals, Inc. | Solder deposition method and solder bump forming method |
| JP2008301260A (ja) * | 2007-05-31 | 2008-12-11 | Kyocera Kinseki Corp | 圧電発振器の製造方法 |
| JP2010123833A (ja) * | 2008-11-21 | 2010-06-03 | Sanyo Electric Co Ltd | 半導体装置の製造方法 |
| JP2010161322A (ja) * | 2009-01-10 | 2010-07-22 | Enrei Yu | 半導体部材のメタルバンプと密封を形成する方法 |
| JP2013214704A (ja) * | 2012-03-06 | 2013-10-17 | Mitsubishi Materials Corp | はんだバンプの製造方法 |
| CN112563129A (zh) * | 2020-12-11 | 2021-03-26 | 苏州工业园区纳米产业技术研究院有限公司 | 具有高台阶结构的硅片的金属剥离工艺 |
-
1996
- 1996-09-05 JP JP23509196A patent/JP3267167B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3267167B2 (ja) | 2002-03-18 |
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